JPH0250927B2 - - Google Patents

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JPH0250927B2
JPH0250927B2 JP56196414A JP19641481A JPH0250927B2 JP H0250927 B2 JPH0250927 B2 JP H0250927B2 JP 56196414 A JP56196414 A JP 56196414A JP 19641481 A JP19641481 A JP 19641481A JP H0250927 B2 JPH0250927 B2 JP H0250927B2
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JP
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catalyst
premixer
solution
reaction zone
weight
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JP56196414A
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JPS57121006A (en
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Rusaa Sakusuton Ronarudo
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
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Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS57121006A publication Critical patent/JPS57121006A/ja
Publication of JPH0250927B2 publication Critical patent/JPH0250927B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/12Hydrolysis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はポリ酢酸ビニルのアルコール分解、特
に触媒とポリ酢酸ビニルを迅速且つ均一に混合
し、次いで狭い分布をもつた滞留時間を有する反
応器中でアルコール分解を行なう方法に関する。 最近では部分的にアルコール分解されたポリビ
ニルアルコール(PAPVA)は「板注形
(slabcasting)」法によつて製造された来た。こ
の方法では、触媒、例えば水酸化ナトリウムを供
給用のポリ酢酸ビニルのメタノール溶液と混合
し、この粘稠な供給流を動いているベルト上で層
の形にする。反応時間はベルトの速度によりコン
トロールされる。ベルトに沿つてある与えられた
断面積においてすべての重合体分子は実質的に同
一の時間の間のベルト上に滞在するから、注形用
のベルトは「ふさがれた流れ」の反応環境をつく
り、これによりアルコールへの変化の程度に狭い
分布を与える。液層は大気中に開いているから、
反応時間は溶液混合物沸点以下に保たなければな
らない。これは約50℃以下であることを意味す
る。その結果反応速度は比較的遅くなる。このよ
うに反応速度が遅いことはベルトの大きさに対す
る機械的な制約と組合わされて一ライン当りの容
量に制限を与える。工業的な板注形ラインの容量
は15〜20×106ポンド/年の程度であると報告さ
れている。 ベルト注形のアルコール分解ラインに対する供
給原料の重合体の固体含量は約35%に制限されて
いると報告されている。このように固体含量が低
いために、未反応のメチルアルコールと副成物の
酢酸メチルとを回収する装置に重い負荷を課すこ
とになる。供給溶液の濃度に関するこの制約は過
熱を避ける必要があるために生じ、従つて混合工
程中に局所的な反応が起ることを避ける必要があ
るために生じる。従来法の触媒予備混合装置に特
有な高速廻転速度及び高剪断速度と、板注形法に
特有な低い反応温度とが組合わされて、処理し得
るポリ酢酸ビニル供給液液の粘度に制約を課して
いる。同様に、供給溶液を紡績してうすいフイル
ム又は液滴にし、触媒溶液と迅速且つ緊密な接触
を行なわせるようにする機能を果す従来法の予備
混合器は、またポリ酢酸ビニル溶液の粘度が比較
的低いことを必要とする。 供給溶液の粘度に課せられる他の制限は、分子
量の高い重合体分子を低い供給溶液濃度で反応さ
せなければならないということである。 米国特許第2642419号においては、ポリ酢酸ビ
ニル溶液と水酸化ナトリウムのアルコール性溶液
とを十分に混合し、この混合物をコンベア・ベル
トのような動いている表面上で部分的に反応さ
せ、得られたゲルを微少化し、この微少化したゲ
ルをさらに反応させることが記載されている。ポ
リ酢酸ビニル溶液の濃度は24〜30%である。混合
は攪拌溶液中で行なわれる。 米国特許第2643994号にはポリビニルエステル
のアルカリ性アルコール分解の連続法が記載され
ている。この方法では重合体溶液を迅速且つ緊密
に触媒溶液と混合区域(記載なし)中で混合し、
次いでこの混合物をさらに混合することなく均一
な温度をもつた反応区域中に、例えば動いている
ベルトにより移送し、最後に生成物を微少化し、
不活性溶液中で稀酸溶液で触媒を中和する。反応
温度での粘度1〜80ポイズ(100〜8000m・Pa・
s)の重合体溶液が好適である。反応時間は32〜
200分であり、変化率として100〜56モル%が得ら
れる。変化率以外の生成物に関する議論は記載さ
れておらず、使用された混合装置も記載されてい
ない。混合装置中の混合時間は約2分である。重
合体溶液の濃度は重合体の分子量に依存して55〜
20%である。反応温度は20℃である。 特許第38456/64号(公告番号第21848/68号)
においては、互いに噛合つた自己払拭性二重シヤ
フト鹸化装置中で行なわれる鹸化反応が記載され
ている。この混合及び混合作用は偏心的に取付け
られたデイスクにより与えられる。ポリ酢酸ビニ
ルの供給濃度はメタノール中10〜25%である。 特願第20609/54号(公告番号第9370/56号)
には触媒とポリ酢酸ビニルとを混合し、次いで得
られた混合物を連続二重スクリユー鹸化機中に供
給し反応させることが記載されている。 特願第15773/58号(公告番号第13141/60号)
には2個の平行な攪拌機のシヤフトが攪拌用の羽
根に取付けられている連続鹸化装置が記載されて
いる。攪拌機は自己払拭性ではない。調節板を用
いて未反応の重合体が通り抜ける量を減少させ
る。90〜99モル%の変化率が得られると述べられ
ている。 特願第38457/64号(公告番号第22448/67号)
は連続鹸化器として互いに噛合つた自己払拭性の
二重スクリユー装置が記載されている。この発明
の目的はポリ酢酸ビニルのアルコール分解中材料
が反応器の一部に粘着することを防ぐことであ
る。操作条件、又は生成物の性質に関しては述べ
られていない。 特願第1259/49号(公告番号第4045/51号)に
はポリビニルアルコールの連続製造装置が記載さ
れている。この装置ではポリ酢酸ビニル(10〜20
%)とアルカリ(13%)とのアルコール性溶液を
高速混合機(1500〜7000rpm、それ以外の記憶は
ない)中で混合し、次いでスクリユー・コンベア
型の鹸化器に供給する。この中での反応時間は約
5分である。変化率をコントロールするための記
載はない。 特願第19187号/65号にはポリ酢酸ビニルの連
続加水分解装置としてレンズ型のロータ要素に取
付けられた少くとも2個の平行なシヤフトを有す
る反応溶器が記載されている。このロータは自己
払拭性の輪郭を有している。実施例において供給
溶液は40%のポリ酢酸ビニルを含み、反応温度は
35℃、滞留時間は40分、変化率は98モル%であ
る。 米国特許第3386981号には粘稠な又は粘稠でな
い液体を迅速に混合する方法、特にポリビニルア
ルコールの製造に適用される方法が記載されてい
る。粘稠な流体を円筒形の流動フイルムにし、非
粘稠性の流体は細かい噴霧として該フイルムの内
面に注ぐ。鹸化混合物は回転デイスクにより分散
して液滴にし、スラリ中で反応を完結する。供給
溶液のポリビニルアルコール濃度は20%、反応時
間は2分と記載されている。この方法により一層
完全な鹸化が行なわれると述べられている。 米国特許第3471131号においては、迅速に混合
するための同心円筒形の回転装置が記載されてい
る。一例として40%のポリ酢酸ビニル−メタノー
ル溶液と2.5%のナトリウムメチレート溶液との
混合が示されている。生成物の性質には記載がな
い。 米国特許第3300460号には非常に短時間非常に
高い剪断条件下においてポリ酢酸ビニルと触媒と
を混合し、次に鹸化により高い機械的強度と溶解
性とを有する微細な粒状ポリビニルアルコールの
高温水溶液を得る。ポリ酢酸ビニル溶液の濃度は
5〜30%であり、温度は8〜22℃上昇することが
典型的な例である。混合装置は米国特許第
2687877号記載のものである。 米国特許第3072624号にはポリビニルアルコー
ルに対する高度の変化率を得るための連続鹸化方
法が記載されている。高速回転装置中でポリ酢酸
ビニルと触媒の溶液を混合し、両方の成分の薄い
層を一緒にする。濃度15〜30%の重合体溶液が好
適である。反応温度は25〜60℃であり混合時間は
0.1分であることが実施例に示されている。混合
機の後の鹸化器は一具体化例として互いに噛合つ
た二重スクリユー・コンベヤである。鹸化器から
の流出流は固体の塊であり、これを粉砕し、過
し乾燥する。反応時間3〜21分で99.2〜99.5%の
変化率が得られる。この特許においては連続法に
より均一な品質のポリビニルアルコールを得るた
めには、非常に短かい時間で十分均一な混合を行
なうために連続混合装置が必要であり、次にこの
混合物を直ちに鹸化器に移しこれにより混合と鹸
化とを続行しながら非常に粘稠な材料を効果的に
取扱うことができなければならない。しかしいか
に変化率をコントロールするか、又は組成の狭い
分布を得るためにいかにこの方法を操作するかに
ついての記載はない。 本発明によれば、(1)混合区域においてポリ酢酸
ビニルの均質共重合体又は共重合体のメタノール
溶液と塩基性触媒のメタノール溶液を迅速に予備
混合してこれらの溶液の均一な混合物をつくり、
(2)該混合物を該混合区域から反応区域へと送り、
(3)所望のアルコール分解の程度が得られるように
該反応区域中の温度及び滞留時間を維持しつつ該
混合物を該反応区域中を通過させ、(4)得られた反
応生成物を反応区域から連続的に取出し、(5)得ら
れた固体生成物をそれに対して不活性な非溶剤で
ある酸性化した液体で処理することによつて、該
固体生成物中の塩基性触媒を迅速且つ均一に中和
することから成るポリ酢酸ビニルの均質及び共重
合体を部分的にアルコール分解する連続的方法で
あつて、静止混合機中で触媒溶液と重合体溶液を
予備混合すること、及び反応区域を与えるために
互いに噛合つた自己払拭性の二重ロータ混合機
(intermeshing,self−wiping,twin−rotor
mixer)又は混合押出機を使用すること、及び供
給温度、予備混合機中の剪断速度、及び触媒供給
溶液中の触媒濃度を調節して、比 kCi(102)/γp (但し、式中、kは秒-1単位のアルコール分解反
応速度、Ciは重量%単位の触媒供給溶液濃度、γ〓p
は秒-1単位の予備混合機中の剪断速度である) が約0.5〜約1.4になるようにすることにより、高
温水不溶部分の最大値が約1.1重量%である部分
的にアルコール分解されたポリビニルアルコール
を作ることを特徴とする前記の方法が提供され
る。 本発明の新規方法はポリ酢酸ビニルをコントロ
ールして部分的にポリビニルアルコールに変化さ
せることにより、均一な組成をもつ部分的にアル
コール分解したポリビニルアルコール
(PAPVA)の製造法に関する。互いに噛合つた
自己払拭性の二重スクリユー混合押出機を反応器
として使用することにより連続操作を行なつた。
この種の混合装置はプラスチツクス工業には普通
に用いられるものであるが、これを用いることに
より反応混合物がスクリユー及びバレルの表面に
くつついてつまることが防がれる。第二の必要な
特徴はこの一般的な型の装置により滞留時間の分
布が狭くなることである。それは滞留時間は反応
混合物のある与えられた要素において得られる反
応の程度に直接影響を与えるからである。 こゝで使用される化学反応は塩基を触媒とした
アルコール分解反応である。触媒はナトリウムメ
チレートのメタノール溶液である。反応器の単位
容積当りの高い生産性は高温を用いることにより
得られる。 変化率は次の三つの主変数、即ち温度、反応時
間(反応器中の滞在時間)及び触媒の濃度により
決定される。実際には時間と温度とを固定し、触
媒の濃度を調節し酢酸エステルからアルコールへ
の所望の変化率を得ることが便利である。工程の
操作は重合体の分子量又は反応器の供給流中のポ
リ酢酸ビニルの濃度によつて影響を受けない。 湿つてボロボロになつた押出物を酢酸を含む溶
媒流と迅速に混合しスラリ化することにより反応
を停止する。酸でアルカリ性の触媒を分解し、そ
れ以上の反応を効果的に停止させることができ
る。この混合工程は小さい攪拌タンク中で行なう
ことができる。 本発明方法の顕著な特徴は次の通りである。 (1) 触媒溶液とポリ酢酸ビニル−メタノール溶液
との混合が非常に迅速且つ均一に行なわれる。
この工程中反応は比較的僅かしか行なわれない
ことが重要である。 (2) 注意深くコントロールされた時間の間滞在時
間の分布が狭い反応器中で反応を行なう。 工程(1)及び(2)は生成物内での組成の分布(酢
酸ビニル−ビニルアルコール)の分布を狭くす
るのに必要である。非常に多くのビニルアルコ
ールを含む分子は冷水(約25℃)中に溶解しな
いが、アルコール含量が少なすぎると高温の水
(約80℃)に不溶な部分が生じる。広い温度に
亘り完全な溶解度が得られることは、特に重合
体の乳化物に対する保護コロイド又は安定剤と
して用いる場合には、PAPVAの重要な使用特
性となる。 (3) 材料が所望の変化率に達する否や、反応混合
物全体について迅速及び均一に反応の停止が行
なわれる。これが行なわれないと、反応が行き
すぎて、冷水に不溶な部分が得られる。 本発明方法は、下記の(1)及び(2)を併用して行な
うことが好ましい。 (1) 「静止した(static)」又は「運動性のない」
混合機を用い触媒及び重合体溶液の予備混合を
行なう。 (2) 互いに噛合つた(intermeshing)自己払拭
性の(self−wiping)の二重ロータ混合機
(twin−rotor mixer)又は混合押出機中で反
応を行ない、組成がコントロールされ且つ組成
の均一性が良好な部分的にアルコール分解され
たポリビニルアルコールを得る。 本発明方法においては、高圧及び高温を使用で
きる混合機又は混合押出機中で行なう。その結果
現存の板注形法に比べライン生産性が改善され
る。 工業的に重要なポリビニルアルコールは20℃に
おける4%水溶液の粘度(ヘツプラー
(Hoeppler)の落下ボール法により測定)が約5
〜約40mPa・sである。本発明方法によればこ
の範囲の材料を得ることができる。 本発明に用いられる触媒は塩基性の触媒、例え
ばアルカリ金属のメチレート又は水酸化物、特に
ナトリウムのメチレート又は水酸化物である。他
の触媒、例えばリチウム又はカリウムのメチレー
ト又は水酸化物も使用できる。 固体のポリ酢酸ビニルの均質重合体又は共重合
体を固体分含量約35〜約55%のメタノール溶液と
して反応器に供給する。濃度は約48%が好まし
い。4%溶液の粘度で約22m・Pa・sのPAPVA
を与える固体分約35〜約55%の濃度のポリ酢酸ビ
ニル供給溶液のそれに対応する粘度(完全に加水
分解されたそれから誘導されたFHPVAでは約
30m・Pa・sに相等)は50℃で約50〜約
2700Pa・s、40℃で約70〜約3500Pa・sになる。
本発明方法はこの範囲の粘度の供給溶液に適して
いる。しかしこれよりも粘度の低い溶液も取扱う
こともできる。 ポリ酢酸ビニル均質重合体は最も普通に使用さ
れる原料である。この均質重合体を部分的にアル
コール分解すると酢酸ビニルとビニルアルコール
との共重合体が得られる。次のような単量体組成
をもつポリ酢酸ビニル共重合体も原料として使用
できる。 単量体 共重合体中の近似的な最大重量% メチルメタクリレート 8 メチルアクリレート 20 アクリル酸及びメタクリル酸 10 マレイン酸のモノ及びジエステル(メチル、エ
チル、ブチル) 5 ジメチルアミノエチルビニルエーテル 20 炭素数2〜18のα−オレフイン、例えば1−デ
カン 5 オクタデカン 1 ビニルアルコールへの最終的な変化率は88モル
%である。この組成のものが実際的な最終用途に
最も広く用いられることがわかつた。90モル%以
上の変化率も容易に得ることができる。しかし80
モル%以下では押出機から出てくる粗製物は粘着
性になり、触媒を迅速に中和するために溶媒に分
散させることが困難になる。変化率は典型的には
鹸化数(SAP NO.)によつて表わされる。この
方法で表わすと、本発明方法によりSAP NO.が
約37(変化率97モル%)ないし約196(約82モル%)
の範囲が容易に得られ、本発明の目的に対しこの
組成範囲が部分的にアルコール分解されたPVA
としてとられる。 アルカリ性の触媒、例えばナトリウムメチレー
トをメタノール溶液としてポリ酢酸ビニル供給流
に注入する。この溶液の濃度は約4〜約25、好ま
しくは約5〜約15重量%である。約5〜約10重量
%が最も好適である。何故なら濃度が10%以上の
ものに比べ予備混合機中での表皮膜の生成速度が
遅く、良好な均一性の生成物をつくることができ
るからである。 水はナトリウムメチレートと反応して水酸化ナ
トリウムを生じるが、これは触媒としての効果が
少ない。経済的な理由により、また生成物の潜在
的な灰分含量を最小にするために、アルカリ金属
のメチレートを触媒に用いる場合には供給流の水
分含量はできるだけ低くしなければならない。好
ましくは水分含量は1000ppm以下、最も好ましく
500ppm以下にしなければならない。 予備混合機への入口温度は約30゜〜約65℃、好
ましくは約40〜約60℃である。予備混合機を横切
つて過度の圧力低下を起すことなく混合工程中反
応速度を遅く保つためには約40゜〜約45゜の温度範
囲が最も好適である。 混合押出機(反応器)中の温度は約45〜約75
℃、好ましくは約50〜約70℃である。約55〜約65
℃の温度が最も好適である。45℃以下では反応速
度が非常に遅く、経済的には不満足な触媒の濃度
又は反応器の大きさを用いなければならない。 一般に静止した予備混合機中の滞在時間は約
0.04〜約0.6分、好ましくは約0.067〜約0.43分で
ある。最も好適な滞在時間は約0.1〜約0.3分であ
る。トーピード(torpedo)型の混合機では使用
される滞留時間は約0.8〜約0.9分である。 一般に二重ロータ反応器中の滞在時間は約0.5
〜約4分、好ましくは約0.86〜約3分である。最
も好適な滞在時間は約1.0〜約1.5分である。 触媒溶液とポリ酢酸ビニルとを混合する好適な
予備混合装置は所謂「静止した混合機」又は「運
動のない混合機」である。これによつてエネルギ
ーが低くて比較的迅速な混合が得られ(従つて温
度上昇が少ない)、混合工程中局所的な過度の反
応が起る機会が少なくなる。 静止した混合機の中で好適な設計は「ロス
(Ross)」のISGである(米国ニユーヨーク州ホー
ポージ(Haupange)のチヤールス・ロス・アン
ド・サン(Charles Ross and Son)社製、イン
ターフエーシヤル・サーフイス・ゼネレータ
(Interfacial Surface Generator)の頭字語(米
国特許第3483678号)。この型のものは自由容積が
小さく、未成熟な反応の時間を最小にすることが
できる。単位自由容積当りに得られる混合はこの
設計に対し比較的大である。米国特許第3785620
号記載の「コツチ(Koch)」SMV混合機は第一
段の予備混合機として用いられ、重合体流中に触
媒流を放射的に分布させる。「コツチ」のSMVの
形状は大きな高粘度の流体流中で低容積の低粘度
の添加剤を微少化し分布させるのに有効である。 好適な設計は1〜5個の「コツチ」混合要素の
後に14〜20個の「ロス」のISGの要素が備えられ
ている。ISG要素は「コツチ」要素の直径の2倍
である。これにより単位長さ当り略々等しい自由
容積が得られる。 ISGにより得られる「混合の程度」は流体が混
合要素中を通る際次々に起る分割比と再結合によ
り生じる「層の数」によつて特徴付けることがで
きる。 L=N(4)E 但し L=層の数 N=最初の入力流の数(評価のため2とと
られる) E=ISGの要素の数。 本発明においては、14〜20個のISG要素を並べ
ると一般に満足すべき製品が得られる。これは層
の生成の計算値が夫々5.4×108〜2.2×1012に対応
する。 米国特許第3006029号記載の「混合トーピード」
装置もウエルナー・アンド・ブライデラ−
(Werner and Pfleiderer)社及びベーカー・パ
ーキンス(Baker−Perkins)社製の互いに噛合
つた二重スクリユー混合押出機と同様に使用する
ことができる。しかしこのようなモーターで駆動
される機械は高価であり、温度上昇が大きい。 本発明の反応器を構成する互いに噛合つた同時
回転式自己払拭性の二重スクリユー混合機及び押
出機はプラスチツクスの配合、押出及び不揮発化
に用いられる。この種の軽負荷の機械は食品製造
業及び化学工業によりベースト及びタフを連続的
に混合するのに用いられている。 この種の機械は西独シユトツツガルト
(Stuttgart)のウエルナー・アンド・ブライデラ
ー社、米国のベーカー・パーキンス社、並びにレ
ツドコ・テレダイン(Readco−Teledyne)社に
より製造されている。PAPVAの製造には長さ直
径の比(L:D)が大きいことが好ましい。何故
ならこの形状によつて筒形に似た反応器がつくら
れ、滞留時間の分布が狭くなるからのである。 本発明の実施例においては、L:Dの比が28〜
29の機械を用いた。2枚羽根又は3枚羽根のスク
リユーを用いる。スクリユー(又は攪拌機)はい
わゆる「ニータ・ブロツク(kneader block)」
の27〜72%(長さ)から成り、これにより移動ス
クリユー部分よりも良好な割合が与えられる。ニ
ーデイング・ブロツクの中で長さの50%以上をも
つスクリユー又はローターが好適な設計である。
ニーデイングの部分として長さの僅かに13%しか
ないスクリユーは固体のポリビニルアルコールの
塊を微少化し、酸性化した溶媒中に押出物を迅速
に分散させることはできない。 「自己払拭性の形状」をもつたスクリユーに二
つの形状がある。即ち3枚羽根及び2枚羽根の設
計である。この中で2枚羽根の型が好適である。
何故なら2枚羽根の方が自由容積が大きく、ある
与えられた生産速度に必要な機械の大きさ(直
径)を小さくすることができるからである。しか
しどちらの型もアルコール分解反応に対し十分技
術的に適している。 第A及びB表に典型的なスクリユーの配列を示
す。 押出反応器スクリユーは若干の移送能力を有す
るから、押出機は原理的にはある与えられた供給
速度におけるrpmの設定に依存して多少とも「充
填度」をもつて操作される。ウエルナー・アン
ド・プライデラー社出版の情報〔ポリマー・プロ
セツシング・ニユーズ(Polymer Processing
News)11、#2、1980年春)によれば充填度に
より滞留時間の分布が広がる原因になる。勿論こ
のことは製品の均一性の原因となる。この効果に
対しては若干の実験的証明もある。また部分的に
しか充填しないで運転するとすべての有効容積を
使用しないから、触媒の価格を上昇させることに
なる。スクリユーは質的に充填し、この効果を避
けなければならない。
【表】
【表】
【表】 本発明により得られる部分的にアルコール分解
されたポリビニルアルコールは良好な均一性を有
している。即ち高温水に不溶な部分(HWI)及
び、冷水に不溶な部分(CWI)が少ない。便宜
上HWIの部分は不均一性の原理的な目安として
用いられる。またもしHWIの部分が満足すべき
ものであれば、同じ製品のCWI部分も一般的に
満足すべきものである。本発明方法により得られ
た製品のHWI部分は1.1重量%、好ましくは0.6重
量%を超えてはならない。 このような均一性のある組成的に一定の製品を
得るためには予備混合工程中二つの速度過程の間
である比率を保つ必要がある。 即ち 重合体溶液と触媒溶液の間の界面に沿つた反応速度/二
つの溶液の混合速度の比 この比は次式で決定できる。 kCi/γp=(アルコール分解反応速度(秒-1))×(触
媒溶液の濃度(重量%))/(予備混合器中の剪断速度
、(秒-1)) 剪断速度は流速、及び「ロス」ISGの混合要素
の4個の孔の直径から計算することができる。 γ〓p=4(Q/4)/πR3 但しQは静止混合機中を流れる液の全流量。 cm3/秒単位 Rは孔の直径、cm単位。 即ち供給温度、予備混合機中の剪断速度、及び
供給溶液の触媒濃度はKCi(102)/γpが約0.5〜約1.4 になるように調節しなければならない。原理的に
は製品の均一性の見地からすれば、kCi(102)/γpの 下限には好適値はない。しかし非常に低い値を得
る上で実用的な制約が存在する。(1)供給温度を低
下させると供給溶液の粘度が増加し、従つて予備
混合機中の圧力低下が増加する。また反応速度が
低下し、このことは触媒の消費量が増加するか又
は生産速度が減少する。(2)予備混合機中の剪断速
度を増加させるためには圧力低下の増加を克服す
る必要がある。このことは高負荷の高価なポンプ
を必要とする。(3)供給溶液中の触媒濃度を減少す
ることは未反応のメタノールが大過剰で反応器の
流出流中に存在することを意味する。このことに
よりこの成分を回収する費用が加えられる。また
実験的には触媒溶液を10%以下に稀釈しても
HWIを検出し得る程低下させない。これらの要
因に基き、比kCi(102)/γpの好適範囲は約0.9〜約 1.1である。 下記実施例により本発明を例示する。特記しな
い限りすべての割合は重量になる。 実施例 1 ポリ酢酸ビニルは45.4%のメタノール溶液とし
て得た。この溶液はまた0.096%の水を含んでい
る。分子量は十分にアルコール分解した重合体が
粘度13m・Pa・sの4%溶液を与えるような値
である。この重合体溶液を加圧した鋼製のドラム
からギヤ・ポンプに供給し、これによつて次の工
程の計量を行なう。ギアポンプから溶液は順次次
の装置を通る。 (1) 熱交換器、ここで溶液は約69℃の高温の水で
45℃に加熱される。 (2) 8個の混合要素と400mlの自由容積を有する
直径1.5インチの「ケニツクス(Kenics)」静止
混合機。この混合機は触媒溶液と接触する前に
溶液を熱的に均一化する役目をする。 (3) 静止混合要素の次の配置から成る予備混合
機。 (a) 1.5インチの「コツチ」SMV型CY要素。 (b) 18個の2インチの「ロス」ISG要素。 (4) 三通路プラグ型分岐バルブ。 (5) スクリユ−長2133mm、自由容積約2000mlの直
径53mmのZSK−53型「ウエルナー・アンド・
プライデラー」混合押出機(押出反応器)。
130rpmで運転。 重合体溶液は1418g/分の割合で供給される。
ナトリウムメチレートの10%溶液を97ml/分の割
合で予備混合機の中心線付近で注入し、重合体溶
液に関し触媒の濃度を0.57%にする。押出機のバ
レル部分温度(区域1〜4)を高温水を循還させ
て54゜、58゜、56゜及び55℃に保つ。区域5は水道水
により28℃に冷却し押出された生成物から溶液が
過度に噴出することを防ぐ。 反応生成物は湿つたボロボロになつた塊りであ
る。これは通常の8−0転移部分を通し機械から
出て、次に直径1.5インチの短いパイプを通り、
8の攪拌タンクの中に落され、ここで烈しく攪
拌されて酸性溶媒流中に懸濁される(1.6の酢
酸/190の溶媒、溶媒の組成は次の通り。約78
%の酢酸メチル、20%のメタノール、2%の水)。
この停止溶液を約2/分で供給する。 得られたスラリを過し、フイルター・ケーク
をメタノールで洗滌し、窒素を流しながら65℃で
真空炉中で乾燥する。乾燥した製品は白色の脆い
粒状物である。SAP NO.は112;高温水に不溶
な部分(HWI)は0.04%、冷水に不溶な部分
(CWI)は0.28%である。 HWIの決定法は次の通り。 1 5.00gの試料(C、正確に秤量)を400mlの
水に、パイレツクスの水浴を取付けた磁気攪拌
式の高温板上で溶解する。 2 発泡防止剤「タージトール(Tergitol)」15
−a−3を1−2滴を加える。これは未溶解の
粒子が泡の中にトラツプされ、高温水と適当に
接触しなくなるために必要である。 3 溶液を80℃に加熱し、30分間80℃に保つ。
(水銀温度計による温度)。不溶物質をボロボロ
になつた塊として沈澱し、これは温度計の上に
集まる傾向がある。 4 タールを塗つたゲルマン・アクロポール
(Gelman Acroper)過膜(又は同等物)を
取付けた「ゲルマン」社の47mm磁気式真空過
ルツボで過し、±0.001gまで秤量する(A)。 5 温度計、ジヤー又は過ルツボの側壁につい
たすべての固体分をすべて回収し(ゴム付きの
棒と洗滌水を用いる)、過膜上に置く。 6 過ルツボから膜と固体分とを取除く。加熱
ランプの下ですべての水が除去されるまで過
膜と固体分とを乾燥する。 7 乾燥した過膜+固体分を±0.001gまで秤
量をする(B)。 8 次式でHWIを計算する。 %HWI=(B−A)100C CWIの決定法は次の通りである。 衝撃ミル、例えばアルパイン(Alpine)ピ
ン・ミルの中で試料を研磨し、細かい粉末にす
る。使用する過器は「ゲルマン」の47mmの加
圧、過器又は同等物である。 過膜:「ヴアーサボール(Versapor)」AA、
1.0μm。 1 5000g(G)の試料を約700mlの水に溶解し、室
温(25℃)で一晩攪拌する。粉末を攪拌した水
を注ぎ、塊ができるのを防ぐ。 2 水溶液の正味の重さ(s)を決定し、20.00
〜50.00gのアリコツトの部分(P)を秤量す
る。 3 タールを塗つた過膜を用い20.00〜50.00g
の部分を過する(0.1mgまで)(M0)。 4 膜を加熱ランプ下又は真空中で乾燥する。 5 膜を秤量し(M1)不溶相の重を得る。 6 CWI=(M1−M0)(s)(100)/(P)(G) 実施例 2 ポリ酢酸ビニルは46.1%のメタノール溶液とし
て得た。この溶液には0.101%の水を含んでいる。
4%の溶液の粘度の推定値はやはり13mPa・s
であつた。装置及び方法は一般的には実施例1と
実質的に同じである。 重合溶液を57℃に加熱し、1415g/分の割合で
押出反応器に供給する。ナトリウム・メチレート
の10%メタノール溶液を113cc/分の割合で予備
混合機の入口で注入し重合体溶液に関し0.666%
の濃度にする。押出機のバレル部分の温度は58゜、
57゜、61゜、60゜及び31℃である。滞留時間は予備混
合機中が0.25分、押出反応器中が1.19分であつ
た。回収した後、生成物のSAP NO、は116、高
温水不溶分は0.76%であつた。従つてポリビニル
アルコールへの変化率は略し実施例1と同じであ
つたが、反応しないHWI部分が多いことでわか
るように、不均一性は悪くなつている。変つた主
な部分は供給温度が高いことである。 対照例 1 ポリ酢酸ビニルは略々44%のメタノール溶液と
して得た。分子量は十分にアルコール分解された
重合体の4%溶液の粘度が約30mPa・sになる
ような値である。重合体溶液をタンクに入れ、こ
れを窒素で加圧する。このタンクから溶液がギ
ア・ポンプに流入し、ここで次の工程へ計量さ
れ、次の装置を順次通る。 (1) 8個の混合要素を有し自由容積400mlの直径
1.5インチの「ケニツクス」静止混合機。 (2) 14個の混合要素を有し、自由容積2400mlの直
径4インンチの「ロス」ISG静止混合機。 (3) スクリユー長が3020mm、自由容積約10.756
ml、直径90mmのZSK−90型「ウエルナ−・ア
ンド・プライデラー」混合押出機。スクリユー
は150rpmで運転。供給液は周囲温度で反応器
に入る。 上記(1)及び(2)により予備混合機が構成される。
触媒溶液(ナトリウムメチレートの17.5%メタノ
ール溶液)を280ml/分の割合で(1)の入口におい
て注入する。重合体溶液を5750g/分の割合で供
給し、重合体溶液に対する触媒の濃度を0.76%に
する。一緒にされた予備混合機中の滞在時間は
0.42分、押出反応器中では1.6分である。 12個のZSK−90のバレル部分の中10個を高温
水により2個宛組にして順次58゜、58゜、64゜、62゜
及び51℃の温度に設定する。最後の2個のバレル
は32℃の水道水で冷却する。 反応生成物は8−0の移動部から外に出て2イ
ンチの短いパイプを通る。湿つたボロボロになつ
た塊の温度は45℃である。次に攪拌された15ガロ
ンのタンクに落ち、酸性化された(2.4の酸
酸/191.4の溶媒)溶媒(78%の酢酸メチル、
20%のメタノール、2%の水)の5100ml/分の流
れの中に懸濁させる。 回収後生成物のSAP NO.は114であつた。
OWI部分は2.53%、HWI部分は2.34%であつた。 上記3個の実験において変化率は同様であつた
が、組成の均一性は、HWIとして測定した「低
変化部分」で証明されるように、著しく異なつて
いた。この変化の原因を理解しようと試みた結
果、SAP、NO、を一定にしこれらのデータ及び
他のデータを基にし、予備混合機中で起る2個の
速度過程の間にある比率を保つ必要とすることが
わかつた。 即ち 重合体溶液と触媒溶液の間の界面に沿つた反応速度/二
つの溶液の混合速度の比 この比は次式で決定できる。 kCi/γp=(アルコール分解反応速度(秒-1))×(触
媒溶液の濃度(重量%))/(予備混合器中の剪断速度
、(秒-1)) 剪断速度は流速、及び「ロス」ISGの混合要素
の4個の孔の直径から計算することができる。 γ〓p=4(Q/4)/πR3 但しQは静止混合機中を流れる液の全流量。 cm3/秒単位 Rは孔の直径、cm単位。 この実験によりこの比の臨界値が定義され、こ
の限界値以上では生成物の組成の不均一性が許容
できないものとなる。この不均一性はCWI及び
HWI部の増加により明白となる。 実施例3〜12及び対照例2〜8 第1表にはいくつかの組の実験データが集めら
れている。各組の中で重合体の組成(ビニルアル
コールの%)は略々等しく、HWIの差以外の原
因に帰することができる。 所望の組成範囲、即ちSAP、NO、125〜145
(約89〜87モル%のビニルアルコール)の生成物
に対する約1.1%のHWIの値は乳化安定剤として
の許容できる特性の上限と考えることができる。
「静止予備混合機」を用いてこれを達成するため
には、供給温度、予備混合機中の剪断速度及び触
媒の供給溶液の濃度を互いに調節し、kCi
(102)/γ〓pの比が1.4を超えないようにしなけれ
ばならない。 kCi(102)/γ〓pの所望の低い値を保つことは、
一般に次のことを意味する。 (1) Ciは10%である。しかしCiを5%に設定し
た実験の生成物はCiを10%に接定した生成物に
比べHWIが著しく低い。 (2) 供給温度は48℃ (3) 予備結合器の剪断速度100秒-1
【表】
【表】 明らかに低HWIに対する第4の要求は次の通
り。 (4) 触媒予備混合機中の混合の程度は層の生成数
がL=2(4)14=5.37×108より少なくなく、好ま
しくは L=2(4)20=2.2×1012 に等しい。 供給温度の効果を示す他の例を下記に示す。 実施例 13 ポリ酢酸ビニルは44.8%のメタノール溶液とし
て得た。分子量は完全にアルコール分解した重合
体4%溶液の粘度が約30mPa・sになるような
値である。この重合体溶液を加圧した鋼製のドラ
ムからギア・ポンプへ供給し、これによつて次の
工程に計量する。ギア・ポンプから溶液は順次次
の装置を通る。 (1) 69℃の高温水で溶液を約46℃に加熱する熱交
換器。 (2) 8個の混合要素を有する自由容積400ml、直
径1.5インチの「ケニツクス」静止混合機。こ
の混合機は触媒溶液と接触する前に溶液を熱的
に均一化する役目をする。 (3) 順次静止混合要素の配列から成る予備混合
機。 (a) 1インチ型のCY「コツチ」SMV要素1個。 (b) 1インチ型のDY「コツチ」SMV要素1
個。 (c) 1インチ型のCY「コツチ」SMV要素2個。 (d) 2インチの「ロス」ISG要素14個。 (4) 三通路のプラグ型分岐バルブ。 (5) スクリユー長が2133mm、自由容積約2000ml、
直径53mmのZSK−53「ウエルナー・アンド・プ
ライデラー」混合押出機(押出反応器)。これ
は130rpmで運転。 触媒溶液(ナトリウムメチレートの10%メタノ
ール溶液)を113ml/分の割合で予備混合機の入
口で注入する。重合体溶液は1418g/分の割合で
供給し、重合体溶液に関し触媒の濃度が0.664%
になるようにする。滞留時間は予備混合機中が
0.193分、押出反応器中が1.19分である。 押出反応器の5個のバレル部分の4個を高温水
で(順次)55゜、55゜、61゜及び60℃の温度に加熱す
る。最後のバレル部分は36℃の水道水で冷却し、
押出生成物から過剰の溶媒が蒸発するのを防止す
る。 反応した生成物は1.5インチのパイプの短い部
分を通り機械から湿つたボロボロになつた塊とし
て出る。これは8の攪拌タンクの中に落され、
ここで酸性化された溶媒(1.6酢酸/190の溶
媒;溶媒の概略組成は78%酢酸メチル、20%のメ
タノール、2%の水)の流れの中に懸濁させる。
この「停止溶液」を約2/分の速度で供給す
る。 得られたスラリを過し、フイルター・ケーク
をメタノールで洗滌し、65℃の真空炉中で乾燥す
る。乾燥した生成物は白色の脆い粒状物であり、
SAP NO.は123である。80℃の水に不溶な部分
は0.18%であり、冷水に不溶な部分は少なすぎて
測定できない。kCi(102)/γ〓pは0.971であつた。 実施例 14 実施例13記載の実験に続き、次のような変更を
行ない操作を行なつた。 (a) 供給温度は約58℃に上昇させる。 (b) 供給速度を1554g/分に増加させ、触媒流は
変更しなかつた。これにより触媒の濃度を
0.606%に減少した。これにより実施例13と同
じ変化率が保たれた。 これらの実験条件下において生成物のSAP
NO.は124、HWI部分は0.66%となつた。即ち一
定の変化率において供給温度を高くするとHWI
部が著しく増加する。kCi(102)/γ〓pの値は1.378
であつた。 対照例 9 ポリ酢酸ビニルは46%メタノール溶液を得た。
分子量は完全にアルコール分解された重合体の4
%溶液の濃度が13mPa・sになるような値であ
る。装置と方法は一般的に実施例2と同じである
が、予備混合機は1.5インチの「コツチ」型CY要
素、及び2インチの「ロス」ISG要素を直列に配
置したものから成つている。 重合体溶液を58℃に加熱し、1484g/分の速度
で供給する。ナトリウムメチレートの15%溶液を
予備混合機の入口において74cc/分の割合で供給
し、重合体溶液に関し触媒の濃度を0.664%にす
る。押出機のバレル部分の温度は54゜、54゜、55゜、
55゜及び30℃であつた。滞留時間は予備混合機中
が0.244分、押出反応器中が1.16分であつた。 反応生成物を酸性溶媒中でスラリ化し、実施例
2と同様に回収した。SAP NO.は152、HWI部
分は1.82%であつた。kCi(102)/γ〓pの値は1.56で
ある。 実施例 15 対照例9の実験を続け、供給温度を44℃に低下
させた。供給速度を1427g/分に低下させ、触媒
濃度を0.691%にした。押機のバレル温度は57゜、
56゜、61゜、60゜及び29℃であつた。 得られた生成物のSAP NO.は151であり、
HWI部分は0.98%であつた。従つてこの場合も
組成物の均一性に対する高供給温度の悪影響が示
されている。(対照例9対実施例15)。この実験の
kCi(102)/γ〓pの値は1.11であつた。 実施例 16 本実施例はモーター駆動のトーピード型の予備
混合機を使用する例を示す。触媒を予備混合機と
押出機とに分割し、60%が押出機の方に行くよう
にする。これは小規模(28mmの押出機)の場合に
は容易であるが、大規模の場合には大部分の触媒
を予備混合機に加えることが好ましい。勿論工程
コントロールの立場からすれば、すべての触媒を
予備混合機に加えることが好ましい。好ましくは
少くとも80%の触媒が予備混合機に入るようにす
る。 酢酸ビニルと6%のメチルメタクリレートとの
共重合体を約45%のメタノール溶液として得た。
分子量は完全にアルコール分解した重合体の4%
溶液の粘度が約25mPa・sになるような値であ
る。この溶液を重力により窒素で保護したドラム
からモイノ(Moyno)ポンプに供給し、これに
よつて次の工程へ計算を行なう。次いで順次次の
装置を通す。 (1) 伝熱表面0.20m2のシエル及び管型熱交換器。
この装置の中で重合体溶液は66℃の水で60℃に
加熱される。 (2) 米国特許第3006029号記載のトーピード型混
合機が取付けられた直径1.25インチの単一スク
リユー押出混合機。このトーピード型混合機の
次の寸法をもつている。 直 径 1.21インチ 長 さ 12.9インチ フライトの数 8 フライトのリード 6.59インチ、R.H. 王冠の所のフライトの厚さ 0.063インチ チヤネルの深さ 0.25インチ 中断チヤネルはスクリユーに沿つて2.13イン
チの所で始まつている。これは0.375インチの
直径の「ボール・ノーズ(bollnose)」カツタ
ーで深さ0.25インチまで切断されている。リー
ドは右手系で2.0インチである。この装置の自
由容積は130mlで、スクリユー速度600rpmで運
転される。 (3) 長さ733mm、自由容積200ml、直径28mmの
ZSK−28「ウエルナー・アンド・プライデラ
ー」混合押出機。このスクリユー・アセンプリ
ーのニーデイング・ブロツクの割合は軸長で
44.3%である。 (4) 押出器の出口からペースト状の反応生成物は
1の攪拌された釜の中に落され、これに120
ml/分の割合で溶媒混合物(約78%の酢酸メチ
ル、20%のメタノール、2%の水)と、3.0
ml/分の割合で酢酸の6%メタノール溶液を加
える。 触媒溶液(ナトリウムメチレートの10%メタノ
ール溶液)を2.6ml/分の割合で(2)の入口で注入
し、4.0ml/分の割合で(3)の入口で注入する。重
合体溶液は120g/分の割合で供給し、重合体溶
液に対する触媒の濃度を予備混器中で0.181%、
押出反応器中で0.459%にする。滞留時間は予備
混合機中で0.91分、押出機中で1.35分である。 高温水を循還させ予備混合機を58℃に加熱し、
押出機のバレルを63℃に加熱する。 中和された生成スラリを過し、フイルター・
ケークをメタノールで洗滌し、65℃で真空炉中に
おいて乾燥する。乾燥した生成物のSAP NO・
は124、HWI部分は0.5〜0.8%(繰返し決定)、
CWI部分は0.69%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1)混合区域においてポリ酢酸ビニルの均質共
    重合体又は共重合体のメタノール溶液と塩基性触
    媒のメタノール溶液を迅速に予備混合してこれら
    の溶液の均一な混合物をつくり、(2)該混合物を該
    混合区域から反応区域へと送り、(3)所望のアルコ
    ール分解の程度が得られるように該反応区域中の
    温度及び滞留時間を維持しつつ該混合物を該反応
    区域中を通過させ、(4)得られた反応生成物を反応
    区域から連続的に取出し、(5)得られた固体生成物
    をそれに対して不活性な非溶剤である酸性化した
    液体で処理することによつて、該固体生成物中の
    塩基性触媒を迅速且つ均一に中和することから成
    るポリ酢酸ビニルの均質及び共重合体を部分的に
    アルコール分解する連続的方法であつて、静止混
    合機中で触媒溶液と重合体溶液を予備混合するこ
    と及び反応区域を与えるために互いに噛合つた自
    己払拭性の二重ロータ混合機又は混合押出機を使
    用することの両者を併せ実施すること、並びに供
    給温度、予備混合機中の剪断速度、及び触媒供給
    溶液中の触媒濃度を調節して、比 kCi(102)/γp (但し、式中、kは秒-1単位のアルコール分解反
    応速度、Ciは重量%単位の触媒供給溶液濃度、γ〓p
    は秒-1単位の予備混合機中の剪断速度である) が約0.5〜約1.4になるようにすることにより、高
    温水不溶部分の最大値が約1.1重量%である部分
    的にアルコール分解されたポリビニルアルコール
    を作ることを特徴とする前記の方法。 2 ポリ酢酸ビニルの均質重合体又は共重合体を
    約82〜約97モル%でアルコール分解し、この際ポ
    リ酢酸ビニル共重合体中のコモノマーは、アクリ
    ル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタク
    リル酸メチル、マレイン酸のモノ−及びジエステ
    ル、ジメチルアミノエチルビニルエーテル、及び
    炭素数2〜18のα−オレフインから成る群から撰
    ばれ:反応区域に供給されるポリ酢酸ビニルの均
    質重合体又は共重合体のメタノール溶液の濃度は
    約35〜約55重量%であり:触媒の少くとも60重量
    %を予備混合機に加え、最大40重量%の触媒を直
    接反応区域に加える特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 触媒供給溶液の濃度は約4〜約25重量%であ
    り;予備混合機の入口温度は約30〜約65℃であ
    り、予備混合機中の滞在時間は約0.04〜約0.6分
    であり;反応区域の温度は約45゜〜約75℃であ
    り;反応区域中での滞在時間は約0.5〜約4分で
    ある特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 供給温度、予備混合機中の剪断速度、及び触
    媒供給溶液中の触媒濃度は、kCi(102)/γpが約0.9〜 約1.1になるように調節される特許請求の範囲第
    3項記載の方法。 5 ポリ酢酸ビニルの均質重合体及び共重合体を
    約85〜約90モル%アルコール分解し、ポリ酢酸ビ
    ニル共重合体中のコモノマーはアクリル酸、メタ
    クリル酸、アクリル酸メチル、及びメタクリル酸
    メチルから成る群から撰ばれ、触媒の少くとも80
    重量%を予備混合機に加え、最大20重量%の触媒
    を直接反応区域に加える特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 6 該塩基性触媒はナトリウムメチレート、水酸
    化ナトリウム、リチウムメチレート、水酸化リチ
    ウム、カリウムメチレート、及び水酸化カリウム
    から成る群から撰ばれる特許請求の範囲第5項記
    載の方法。 7 該塩基性触媒はナトリウム・メチレート、リ
    チウムメチレート及びカリウムメチレートから成
    る群から撰ばれる特許請求の範囲第6項記載の方
    法。 8 触媒供給溶液の濃度は約5〜約15重量%;予
    備混合液への供給流の含水量は約100ppm以下;
    予備混合機の入口温度は約40〜約60℃;予備混合
    機中の滞在時間は約0.067〜約0.43分;反応区域
    の温度は約50゜〜70℃、反応区域の滞在時間は約
    0.85〜約3分である特許請求の範囲第7項記載の
    方法。 9 該塩基性触媒はナトリウムメチレートであ
    り;予備混合機への供給流の含水量は約500ppm
    以下である特許請求の範囲第8項記載の方法。 10 ポリビニルアルコールの高温水に不溶な部
    分の最大値は約0.6重量%である特許請求の範囲
    第9項記載の方法。 11 ポリ酢酸ビニルの均質重合体又は共重合体
    を約88モル%までアルコール分解し、実質的にす
    べての触媒を予備混合機に加える特許請求の範囲
    第10項記載の方法。 12 触媒供給溶液の濃度は約7〜約10重量%で
    あり、予備混合機の入口温度は約40〜約45℃であ
    り;予備混合機の滞在時間は約0.1〜約0.3分であ
    り;反応区域の温度は約55゜〜約65℃であり;反
    応区域の滞在時間は約1.0〜約1.5分である特許請
    求の範囲第11項記載の方法。 13 反応区域に供給されるポリ酢酸ビニルの均
    質重合体又は共重合体のメタノール溶液の濃度は
    約48重量%である特許請求の範囲第12項記載の
    方法。
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