JPH025100B2 - - Google Patents

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JPH025100B2
JPH025100B2 JP58502380A JP50238083A JPH025100B2 JP H025100 B2 JPH025100 B2 JP H025100B2 JP 58502380 A JP58502380 A JP 58502380A JP 50238083 A JP50238083 A JP 50238083A JP H025100 B2 JPH025100 B2 JP H025100B2
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JP
Japan
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chamber
arc
gas
electric arc
pcbs
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JP58502380A
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JPS59500950A (ja
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Kurisutei Daburyu Beru
Chaaruzu Eichi Taitasu
Jon Kei Uitoru
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EREKUTORO PETORORIAMU Inc
Original Assignee
EREKUTORO PETORORIAMU Inc
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Publication date
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Description

請求の範囲 1 DC電弧を利用して有害な材料を分解する装
置であつて、 溶融たまりを入れる溜めを含む気密室; 有害な材料を溶融たまり内の生成物と当該気密
室内の気体性生成物に初期分解するため有害な材
料を当該気密室と溶融たまり内に導入する入口手
段; 有害な材料の分解を促進するのに充分な電流レ
ベルを有するDC電弧を当該気密室内に維持する
電極手段であつて、該手段は中空内部を有する長
い管状電極と溶融たまりの表面の上方の所定の距
離に維持された第1端部を有し、当該電極からの
電弧が電極の第1端部から所定の距離に亘つて溶
融たまり迄延びるように維持されていること; 全体的に電弧に対して直角に延びる磁束線を有
する磁場を発生させるように気密室内に電極と接
触しないように設定された磁気手段からなり電弧
を所定の割合にて電極の第1端部の表面の周りに
移動させる手段;及び 気体性生物を排気手段を介して除去する前に分
解を生ぜしめるため電弧の近くを通過させるべく
DC電弧に近接して当該気密室内にあつて気体を
前記気密室から除去するための排気手段から成
る、 有害材料の分解装置。
2 電極の第1端部の表面の周りの電弧の運動割
合が磁場の強さと向きにより制御される請求の範
囲第1項に記載の装置。
3 磁気手段が電極の第1端部に隣り合つて電極
を包囲する鉄部材を有し、かくして、電弧の電流
が該鉄部材と相互作用して全体的に電弧に対して
直角に延びる磁束線を有する磁場を発生させるよ
うになつている請求の範囲第1項に記載の装置。
4 電極手段が中空管状であつて、磁気手段が電
極の第1端部に隣り合つて電極の中空内部に設け
た第2の鉄部材を有し、かくして、電弧の電流が
前記両鉄部材と相互作用して全体的に電弧に対し
て直角に延びる磁束線を有する磁場を発生させる
ようになつている請求の範囲第2項に記載の装
置。
5 磁気手段が気密室内で少なくとも気密室内の
溜めの一部分の下側で全体的に電極の第1端部の
下方に配置され、かくして、磁気手段が全体的に
電弧に対して直角に延びる磁速線を有する磁場を
発生させるようになつている請求の範囲第1項に
記載の装置。
6 DC電弧を利用して有害な材料を分解する装
置であつて、 溶融たまりを入れる溜めを含む気密室; 有害な材料を溶融たまり内の生成物と当該気密
室内の気体性生成物に初期分解するため有害な材
料を当該気密室と溶融たまり内に導入する入口手
段; 有害な材料の分解を促進するのに充分な電流レ
ベルを有するDC電弧を当該気密室内に維持する
電極手段; 気体性生成物を排気手段を介して除去する前に
分解を生ぜしめるため電弧の近くを通過させるべ
くDC電弧に近接して当該気密室内にあつて気体
を前記気密室から除去するための排気手段;及び 材料を溶融たまりから受入れる容器を含み所定
の深さに溶融たまりを維持する手段;溶融材料を
溶融たまりから容器に通過させるため溶融たまり
と容器の間を連通させる導管手段;溶融たまりか
ら容器への溶融材料の流れを閉塞し当該気密室を
その気密状態に維持するため導管手段を密閉する
手段を有して成り、容器が当該気密室の外側に配
置され導管手段が当該気密室の壁を貫通して延び
ている、 有害材料の分解装置。
7 導管手段が当該気密室内からの気体が容器内
に流入するのを阻止するトラツプ手段を含む請求
の範囲第6項に記載の装置。
8 容器が気密室の傍に配置され、導管手段が気
密室の側壁を貫通して延びている請求の範囲第6
項記載の装置。
9 容器が気密室の下側に配置され、導管手段が
気密室の底から所定の距離上方に延びて溶融溜ま
りの中に至つている請求の範囲第6項に記載の装
置。
10 DC電弧を利用して有害な材料を分解する
装置であつて、 溶融たまりを入れる溜めを含む気密室; 有害な材料を溶融たまり内の生成物と当該気密
室内の気体性生成物に初期分解するため有害な材
料を当該気密室と溶融たまり内に導入する入口手
段を備え、入口手段が当該気密室の外部からのア
クセスのため閉鎖可能な入口ポートと当該気密室
の内部との連通を行う閉鎖可能な出口ポートを有
する多密封通路を有し、当該通路が更に通路を入
口ポートに隣り合う第1室と出口ポートに隣り合
う第2室に分割する閉鎖可能な仕切り手段を入口
ポートと出口ポートの間に含み、密閉通路が、有
害な材料が仕切手段の閉じられた状態で第1室内
に導入され、有害な材料が入口ポートと出口ポー
トの閉じられた状態で仕切り手段を通つて第1室
から第2室へ通過し有害な材料が第2室から気密
室へ仕切り手段の閉じられた状態で出口ポートを
通つて通過するように作動すること; 有害な材料の分解を促進するのに充分な電流レ
ベルを有するDC電弧を当該気密室内に維持する
電極手段;及び 気体性生成物を排気手段を介して除去する前に
分解を生ぜしめるため電弧の近くを通過させるべ
くDC電弧に近接して当該気密室内にあつて気体
を前記気密室から除去するための排気手段から成
る、 有害材料の分解装置。
11 容器から有害な材料を解放するため有害な
材料を内部に有する容器を穿刺する第2室内の手
段を含む請求の範囲第10項に記載の装置。
12 液状の有害な材料を第2室から除去し液状
の有害な材料を制御された割合で当該気密室内に
導入するため第2室と当該気密室の間の連通を行
う導管手段を含む請求の範囲第11項記載の装
置。
13 第2室から当該気密室への液状の有害な材
料の流れを制御する弁手段を導管手段が含む請求
の範囲第12項記載の装置。
14 有害な材料を第2室から当該気密室内に移
動させるスクリユー・コンベヤー手段を含む請求
の範囲第13項に記載の装置。
15 DC電弧を利用して有害な材料を分解する
装置であつて、 溶融たまりを入れる溜めを含む気密室; 有害な材料を溶融たまり内の生成物と当該気密
室内の気体性生成物に初期分解するため有害な材
料を当該気密室と溶融たまり内に導入する入口手
段を備え、入口手段が当該気密室の外側からアク
セスして閉鎖可能な入口ポートと当該気密室の内
側に連通する閉鎖可能な出口ポート及び内部に有
害な材料を有する容器を穿刺する通路内の穿刺手
段を含むようにしたこと; 有害な材料の分解を促進するのに充分な電流レ
ベルを有するDC電弧を当該気密室内に維持する
電極手段;及び 気体性生成物を排気手段を介して除去する前に
分解を生ぜしめるため電弧の近くを通過させるべ
くDC電弧に近接して当該気密室内にあつて気体
を前記気密室から除去するための排気手段から成
る、 有害材料の分解装置。
16 有害材料を通路から除去し液状の有害材料
を当該気密室内に導入するため密閉可能な通路と
当該気密の間を連通する導管手段を含み、前記導
管手段が通路から当該気密室内への液状有害材料
の流れを制御し且つ制限する弁手段を含む請求の
範囲第15項に記載の装置。
17 有害材料を前記通路を介して気密室内に移
動させるため前記通路内に配設されたスクリユ
ー・コンベヤー手段を有する請求の範囲第15項
に記載の装置。
発明の経緯 本発明は一般にポリクロロビフエニル(PCB)
といつた有害(hazardous)材料の分解装置に関
するもので、更に詳細にはシールド・アーク炉の
DC電弧を使用してPCBと他のこうした有害な材
料の熱分解を行なう装置に関するものである。
先行技術の説明 ポリクロロビフエニル材料(PCB)は大部分
その火炎阻止特性、高温安定性、生退化に対する
不活性及び優れた誘導特性のために過去、変圧器
及びコンデンサーといつた電気機器に広範囲に使
用されていた。この材料の同じ特性のために採鉱
機器、油圧システム及び電熱システムでの他の使
用も促進された。
1960年代にはPCBが著しく有害であることが
発見され、PCBの環境の汚染の衝撃が本格的に
問題とされた。PCBはネズミを使つて発癌性の
あることが判明し、極めて安定であることから
PCBの製造、処理及び販売についての厳しい法
的規制が行なわれている。現存するPCB及び
PCB含有材料の格納と廃棄も環境保護局といつ
た政府機関が実施する規制と同様規制の対象にな
つている。PCBを誘電流体及び熱伝達媒体とし
て有用にするその優れた化学的安定性のため
PCBは破壊が極めて困難となつている。
PCBの廃棄処分として以前4種類の基本的な
技術即ち埋めたて;化学的破壊;生物学的破壊及
び焼却/熱分解が開発された。
PCBの分解に使用される最も単純で低コスト
の技術は埋めたてによる技術である。然し乍ら、
現時点ではPCBの受入れと廃棄処分のため環境
保護局及び他の政府機関から所定の認可を得てい
る埋めたて場は比較的少数しかない。国民の関心
が高まり、規制体制が現存する現時点においては
PCBの廃棄処分のため新たに多数の埋めたて現
場が認可される見込みはない。その上、現在の政
府の規制によれば埋めたて現場ではPCBに汚染
された固体材料の廃棄処分のみが許可され(液体
のPCBは焼却処分しなければならない)そのた
め液体のPCBは全て事前に排出させ、洗浄し貯
蔵することが必要である。そのため埋めたて現場
を利用してPCBを廃棄処分することはPCBの廃
棄問題に対する発展性のある最終的な解決方法と
ならないことは明らかである。
実験室段階では少量のPCBの分解にあたり各
種の化学的処理方法が成功裡に使用されたと報告
されている。こうした技術の一つはPCBをアル
カリ性2−プロパノール溶液で処理し、引続きそ
の得られた材料を所定の期間紫外線にさらす方法
である。こうした化学的処理の他の技術はPCB
の芳香族環系から電子を段階的に除去し、引続き
加水分解、ソルボリシス(solvolysis)、酸化結
合及びアセトニトリル内の高アノード電位差を利
用する二量化を行なう。
前述した化学的処理方法は他の化学的処理方法
と同様のPCBの分解で或る程度の成功を納めて
いるが、これらの技術は極めて少量のPCBに関
連して採用されているに過ぎない。これらの化学
的処理方法は大量のPCBの分解に関連して採用
するにはやつかいである上、著しく高価となる。
その上、一部の化学的処理方法では有害な副産物
が発生し、その発生に対し更に特別の処理や分解
が必要となる。
PCBは一般に生物学的又は酵素の攻撃に対し
て著しく抵抗があると考えられているが、最近の
研究の結果一部のPCBはバクテリアや地中菌の
一部の種により劣化することが判明している。こ
うした1つの技術にはPCBを酸化によつてクロ
ロ安息香酸に劣化させるためアクロマザクター
(二種)擬似単細胞生物sp、アシネトロバクテル
(acinetrobacter)sp種y42+33、及びアシネトバ
クテルsp種P6の使用が含まれる。米国特許
3779866号に説明された他の技術ではPCBを全体
的に破壊するためクラツドスポリウム・クラツド
スポリサイド(cladosporium cladosporicides)、
キヤンデイデリポライテイス
(candidelipolytice)、ノカルジア・グロベローラ
(nocardia globerola)、ノカルジア・ルブラ
(nocardia rubra)及び/又はサツカロミセス属
ビール酵母(saccharomyces cerevisiae)種が
採用してある。
又、前述した及び他の生成学的技術は限定され
た量におけるPCBの破壊に或る程度の成功を納
めているが、これらの生物学的技術は妥当なコス
トで環境的に健全な様式で大量のPCBを廃棄処
分する解決方法は与えていない。
PCBの焼却に関連してPCBは高い熱的安定性
を有し、一般に全体の破壊には1600℃程度の燃焼
温度を要することが知られている。慣用的な燃焼
技術の異なる態様を利用してPCBの焼却を行な
う方法若しくはシステムの開発が先行技術で多数
試みられて来ているが、先行技術の方法と処理は
主として所要の1600℃という温度を維持すること
が著しく困難であるため成功していない。所定の
温度を維持することが出来ないため、一般に
PCBの破壊が不完全となり、ヘキサクロロベン
ゼン又はポリ塩素化ジベンゾフランといつた更に
有害な副成物を発生させることになる。その上先
行技術のの焼却/熱分解方法は主としてこうした
方法が固体についての使用が困難であることから
液体のPCBの分解に使用されていた。更に、先
行技術の方法は収集して各種の不純物を除去する
ため洗浄しなければならない大量の気体を発生さ
せていた。
本発明は先行技術の多数の分解方法に関する各
種の問題を克服するため開発された。更に詳細に
は本発明は温度を1600℃以上に相当高く維持し、
結合を破壊する紫外線と他のふく射を提供する高
電流のDC電弧を含む全体的に密閉されたシステ
ムを利用するPCB及び他の有害な材料を破壊す
る装置から成つている。DC電弧を使用すること
によつて元のPCBは比較的有害でない気体性成
分に分解され、排気ガス中に危険な中間薬品が残
らないことが確実にされる。本発明のシステムは
固体と液体の両方のPCBを効果的に分解するこ
とが出来、密閉されたシステム内に酸素若しくは
他の大気性気体が存在しないことから排気ガス用
の大規模浄化機器の必要性が効果的に消減され
る。
発明の要約 簡単に述べると、本発明は直流電流(DC)電
弧を利用して有害な材料を分解する装置に関する
ものである。気密性室は有害な材料を受入れるよ
うになつており、当該室には溶融たまりを入れる
溜めが含まれている。有害な材料を室と溶融たま
り内に導入し、当該有害な材料を溶融たまり内の
生成物と当該室内に残置している気体性生成物に
初期分解するため入口手段が設けてある。室内に
DC電弧を維持する電極手段が設けてあり当該電
弧の電流レベルは有害な材料の分解を促進するの
に充分な値になつている。気体を室から除去する
ため電弧に近接した位置で室内に排気手段が設け
てある。室内に流入された気体は排気手段を介し
て除去される前に分解を受けるよう電弧の近くを
通過する。
【図面の簡単な説明】
前掲の要約と本発明の好適実施態様及び多数の
代替的な実施態様に関する以下の詳細な説明につ
いては添附図面を参照して読むことにより更に良
く理解されよう。
第1図は、本発明による有害な材料の分解に使
用される装置の好適実施態様を部分的に断面で示
した模式的立面図。
第2図は、第1図の装置の代替実施態様を部分
的に断面で示した模式的立面図。
第3図は、第2図の装置の一部分を改変した状
態を示す模式的部分断面図。
第4図は、第2図の装置の異なる改変例を示す
模式的部分断面図。
第5図は、第1図又は第2図の装置に関連して
採用された圧力逃しシステムの模式図。
好適実施態様と代替的実施態様の説明 第1図を参照すると、当該図にはポリクロロビ
フエニル(PCB)、PCB汚染液体と固体等といつ
た液体、固定若しくは気体性有害材料又はそれら
の組合せをD.C.電弧を採用した熱分解により無害
の気体に分解する全体的に10で示された装置即
ち熱分解炉の模式図が示されている。PCB及び
PCB汚染液体と固体が最初に(溶融たまり内に
おける如き)高温にさらされて気体性生成物への
初期分解を促進する2段階の処理に当該PCB及
びPCB汚染液体と固体をさらし、次に当該気体
性生成物を高電流、高温度のD.C.電弧にさらすこ
とにより発生する気体性生成物がCO,CO2
H2、CH4、HClを含むことが判明した。
熱分解炉10は本実施態様においては鋼又は導
電性の他の同様の材料で作制される外側閉止殻体
14及び任意の適当な導電性炉ライニング材料例
えば黒鉛等で作制された内側耐火ライニング16
を有する全体的に円筒形のハウジング12を含
む。熱分解炉10内で行なわれる分解処理では温
度が高く、圧力が高いため外側閉止殻体14と内
側耐火ライニング16の双方若しくは一方は大気
圧の5倍の内部圧力に耐えることが出来なければ
ならず、例えば(水の如き)冷却流体を外側閉止
殻体14と内側耐火ライニング16の双方若しく
は一方の内部若しくはそれに隣接して埋設出来る
(図示せざる)流体通路を介して循環させること
によるといつた任意の慣用的な方法で冷却するこ
とが出来る。
熱分解炉10内で分解すべききPCB及び他の
材料の有害な性状のため熱分解炉10は分解が行
なわれる完全な気密室18を維持するよう注意深
く作製することが重要である。気密室18を気密
状態に維持するため必要な個所には(図示せざ
る)適当なシールが採用される。この様にして未
反応又は部分的に分解した有害な気体の大気内へ
の漏洩を回避することが出来る。その他、気密室
においては熱分解炉10内での酸素の存在を避け
て還元雰囲気を生ぜしめ熱分解炉10に使用され
る(酸素の存在で燃焼により迅速に劣化する黒鉛
の如き)慣用的でないライニング材料の使用が可
能となる。
熱分解炉10の下方部分は気密室18内の環状
溜め(Sump)20を形成している。環状溜め2
0は溶融状態において良好な導電体をなす金属、
塩又は他の任意の適当な材料から成る溶融たまり
(molten bath)22を内部に維持している。溶
融たまり22は熱分解炉10内に導入される
PCB及び他の有害な材料を溶融たまり22の上
方の気密室18内へ遊離される気体性生成物への
初期分解若しくは揮発を促進するよう作用する。
その他、溶融たまり22は熱分解炉内に導入され
て溶融たまり内にとどまる他の有機材料又は無機
材料を溶融若しくは分解する作用がある。こうし
た有機又は無機材料は例えばPCBを含ませるた
め採用された金属、プラスチツク又は繊維素包装
材料を含むことが出来る。こうした容器材料は
PCBとの事前接触が原因で有害とも考えられる
ので当該材料を破壊することが必要であると考え
られる。
以後更に詳細に説明する如く、溶融たまり22
の温度は分解されている特定の有害な材料の揮発
温度に相当するレベルに維持される。例えば、
PCBが分解されている際溶融たまりの温度レベ
ルは1500℃の値になつており、この値は先行技術
におけるPCBの完全な分解温度以下であるが、
本発明のシステムでは分解処理を著しく助ける電
弧が使用されているので更に低い温度が可能であ
る。
熱分解炉10には有害な材料をハウジング12
の外側から気密室18内に充分若しくは導入する
全体的に24で表わされた入口手段が含まれてい
る。入口手段24はハウジング12の周縁部の周
わりの各種の位置に位置付けられた複数個の個ゝ
の充填ポートを含む。充填ポートをハウジング1
2の周縁部の周わりに位置付けることによつて
PCB又は他の有害な材料は溶融たまり22の異
なる域内に(多分、連続的に)浸漬することが出
来、かくして単一の充填ポートのみが採用してあ
る場合に起こる溶融たまり22の過剰な局部冷却
を阻止することが出来る。充填ポートは全体的に
気密システムを維持し乍らPCB又は他の有害な
材料を気密室18内に導入出来なければならな
い。この様にして熱分解炉10はバツチ処理(1
回に有害な材料を1回充填する)又は連続処理
(有害な材料を連続的に追加する)の能力を有し
ている。
本実施態様においては2つの異なる形式の充填
ポート26及び28が図示してあり、これについ
ては後で幾分詳細に説明する。熱分解炉10は充
填ポート26及び28の各形式を1個以上含ませ
ることが出来、又は充填ポート又は複数個のポー
トの1つの形式を含むことが出来る。充填ポート
26及び28は各ゝ2段階のエア・ロツク装置を
含むが、充填ポートの形式の2つの例を有害な材
料を気密室18内に導入する目的で採用可能であ
る。従つて、本発明は開示された充填ポートの特
定の形式又はその組合せに制限されず、任意の有
毒又は他の有害な気体の漏出を阻止するよう気密
室18を気密状態に効果的に維持する一方、有害
な材料の熱分解炉10内への導入を可能にする入
口手段の他の適当な形式又はその組合せを採用可
能であることを理解すべきである。
充填ポート26は例えば29で表わされたコン
デンサーを熱分解炉10内に導入するのに特に適
している。図示の形式のコンデンサー29は
(時ゝ加圧状態下で)液体PCBを誘電要素として
封入するセラミツク、繊維素プラスチツク金属と
他の全体的にシールされた金属外側容器を含む。
容器内にあるPCBと容器自体に含まれるPCBは
有害な材料として処分されなければならない。充
填ポート26は第1端部即ち外部端部に入口ポー
ト32を有し、第2端部即ち内側端部に出口ポー
ト34を有する密閉された(気密の)全体的に管
状の通路30を含む。シールされた通路30は更
に入口ポート32に隣接する第1外側室38と出
口ポート34に隣接する第2内側室40に分割す
るため入口ポート32と出口ポート34のほぼ中
間に位置付けられた閉鎖可能な仕切り手段36を
含む。各入口ポート32と出口ポート34及び仕
切り手段36は相互に独立して開閉し且つ閉じた
際密閉シールを提供するようになつているので充
填ポート26は気密室18の気密状態を維持し続
けている間に熱分解炉10内への材料の連続的充
填即ち導入を行なうことが出来る。
入口手段26の作動にあたつて入口ポート32
と出口ポート34及び仕切り手段36は最初は図
示の如く閉じてある。次に、入口ポート32が開
かれ、コンデンサー29又は分解若しくは破壊す
べき他の固体若しくは液体の有害な材料が図示の
如く第1外側室38内に入れられ、又は導入され
る。次に、入口ポート32が閉じられ、第1外側
室38が(任意の公知の適当な装置を採用して)
排気されて気密室18内への酸素の導入を防止す
る。しかる後、仕切り手段36が開かれコンデン
サー29が第1外側室38から第2内側室40へ
通過する。第1図に示された実施態様においては
管状の通路30はコンデンサー29が第1外側室
38から仕切り手段36を通つて第2内側室40
へ簡単に摺動若しくは下方へ転動するよう僅かに
下方に傾斜している。代替的に(図示せざる)押
し棒又は(図示せざる)押し棒又は(図示せざ
る)コンベアー・ベルトの如き任意の他の適当な
装置を採用してコンデンサー29を第1外側室3
8から第2内側室40へ移動させることが出来
る。
コンデンサー29を第2内側室40内に一旦位
置付けると再び仕切り手段36が閉じられ、第1
外側室38が排気されて再び入口ポート32が開
かれる際の有害な気体の(大気への)漏出を阻止
する。次に、出口ポート34が開かれ、コンデン
サー29は第2内側室40から下方へ傾斜する通
路30に沿つて溶融たまり22内へ到る。以前説
明した如く、コンデンサー29を第2内側室40
から溶融たまり22内へ移動させる他の適当な装
置を採用することが出来る。
或る場合にはコンデンサー全体を前述の如く溶
融たまり22内に直接挿入することが望ましい
が、他の場合にはこれは勤められる方法ではな
い。一部のコンデンサーの寸法や構造及び特に高
圧密封コンデンサーの場合コンデンサー全体を直
接溶融たまり22内に浸漬するとコンデンサー内
に圧力が発生することになり、究極的には暴発的
即ち制御されない爆発となり、これが熱分解炉に
損傷を生ぜしめる危険がある。この爆発の危険性
を柔らげる目的で第2内側室40は過剰圧力の形
成を阻止すべくコンデンサー29の穿刺とつぶし
の双方若しくは一方を行なう第1図に示された適
当な手段42、例えば多足型「鉄製穴あけ具」を
含むことが出来る。その他、この様にしてコンデ
ンサー29を穿刺又はつぶすことによりコンデン
サー29内の液状PCBはコンデンサーの容器か
ら排出出来る。
第2内側室40の下端部には図示の気密室の内
側と連通する導管手段即ちドレン管44への開口
部が含まれている。ドレン管44は液状PCBを
穿刺した又はつぶしたコンデンサー29から受け
取り、液状PCBを溶融たまり22内へ流すこと
が出来る。液状PCBは溶融たまり22内へ流入
する前に(図示せざる)熱分解炉10からの廃熱
を利用して予備加熱することが出来る。溶融たま
り22内への液状PCBの流入を制限し且つ制御
する目的でドレン管44内には任意の適当な公知
の制御弁で提供可能な弁手段46を設けることが
出来る。その他、PCBと溶融たまりの間の更に
近密な接触を提供し且つ溶融たまりの局部的な冷
却を避けるため液状PCBを加圧し、噴霧化し、
(図示せざる方式で)溶融たまり22の表面に噴
霧させることが出来る。
以上簡単に説明した如く、充填ポート26の各
第1外側室38と第2内側室40も気密室18若
しくは大気からいずれか一方の室に流入しうる如
何なる気体をも除去する(図示せざる)適当な排
気システムを含む。第1外側室38と第2内側室
40から排気された気体は存在するかも知れない
如何なる有害な気体も処理すべく(図示せざる)
任意の適当な手段によつて気密室18へ再循還さ
れることが好ましい。こうした排気システムは任
意の適当な公知の形式にすることが出来るので本
発明の完全な理解に対し詳細に説明する必要はな
い。
充填ポート28は入口ポート50、出口ポート
52を有する全体的に管状の密閉(気密)通路4
8及び当該通路48を第1外側室56と第2内側
室58に分割する仕切り手段54を含むので充填
ポート26と類似している。第1外側室56と第
2内側室58の両方は充填ポート26に関連して
説明した目的のため(図示せざる)排気システム
を含む。然し乍ら、充填ポート26とは異なり、
充填ポート28の第2内側室58は慣用的なモー
ター駆動型スクリユー・コンベアー即ちオーガー
60を含む。スクリユー・コンベアー60は第2
内側室58内に受入れられたPCBとPCB容器を
出口ポート52へ移送し、前述した理由のためそ
のコンデンサー又は容器を穿刺若しくはつぶす、 入口手段28の第2内側室58は液状PCBを
第2内側室58内の(図示せざる)穿刺されたコ
ンデンサーから溶融たまり22へ移送する導管手
段即ちドレン管62も含んでいる。然し乍ら、前
述したドレン管44の配列とは異なつてドレン管
62は溶融たまり22の表面の下側の当該溶融た
まり内に直接開口している。溶融たまり内への液
状PCBの流量を制御すると共に液状PCBを『泡
立たせ』て直接溶融たまり22内に入れる充分な
圧力を提供するため適当なポンプ64が採用して
ある。
以前説明した如く、高温度の溶融たまり22内
にPCBを浸漬させるとPCBは溶融たまり22の
上方にある気密室18にとどまる気体に分解され
ることになる。この気体が溶融たまり22の高温
の上面に接触するようになると化学的結合が更に
破壊される。溶融たまり22内に浸漬される(即
ち弁手段46とポンプ64を使用することによ
り)PCBの量を制御することにより引続き気密
室18内に解放される気体の量、従つて気密室1
8内の気体の圧力を制御することが出来る。ハウ
ジング12は大気への気体の制御されない漏洩が
ない状態で気密室18内の大気の5倍に相当する
気体圧力に充分耐え得る程強固にすべきである。
熱分解炉10には気密室18に直流(DC)の
電弧を維持する全体的に66で表わされた電極手
段も含まれている。電極手段66は炉の蓋70に
移動自在に設置された長い管状電極68を含む。
管状電極68はアーク・チツプ82から溶融たま
り22迄延びる(全体的に72で示す如き)所望
の電弧を形成して維持する目的で溶融たまり22
に対し相対的に垂直に移動される。管状電極68
の垂直運動のため任意の適当な装置を採用するこ
とが出来る。例えば当該電極にラツク74を固定
することが出来、電極のラツク74をいずれか一
方の垂直方向に移動させるため当該ラツクに係合
する適当な対のモーター駆動型ピニオン76を採
用することが出来る。
熱分解炉10は気密室18から気体を除去する
ため全体的に78で示された排気手段が含まれて
いる。本実施態様においては排気手段78の炉の
蓋70を通つて大気に延在する適当な排気導管8
0と連通する管状電極68の中空内部を含む。然
し乍ら気密室18から気体を除去するためには
(管状電極68の中空内側以外の)任意の他の適
当な排気手段を採用可能であることを理解すべで
きある。排気手段78に対する唯一の要件はその
入口を管状電極68のアーク・チツプ82に隣接
して位置付け、そのため気密室18内の気体全て
が熱分解炉10から排出される前に電弧72附近
を通過するか又は電弧72を貫通しなければなら
ない点である。
熱分解炉10から除去された排気ガスは試験と
分析のため(図示せざる)適当な容器内で受け取
られ貯蔵可能である。分析された気体が現在の規
制又は基準に適合する程正常であることが判明し
た場合には当該気体は直接大気中に排出出来る。
分析された気体が品質上認可されないことが判明
した場合には当該気体は更に(図示せざる)バブ
ル・タンク又は(図示せざる)スクラバーの如き
適当な装置によつて処理されることになる。(図
示せざる)流出ガス・アフターバーナーも採用可
能である。熱分解炉からの排気ガスが依然有毒又
は他の有害な材料を含んでいる場合には当該気体
は(図示せざる)任意の適当な装置によつて気密
室18内に再循還されて戻され電弧に対し相対的
に処理を受けさせる。熱分解炉からの排気ガスの
温度を下げ、更に回収された熱エネルギーを取り
戻し又は再循還させるため(図示せざる)適当な
熱交換装置を設けることが出来る。
管状電極68のアーク・チツプ82と溶融たま
り22の間で気密室18内に実質的に連続した
DC電弧を提供するため熱分解炉の外側閉止殻体
14は(図示せざる)地面に接続され、当該電極
は(図示せざる)適当な低電圧、ソリツド・ステ
ートDC電源に接続されている。DC電源は管状電
極68が外側閉止殻体14に対し相対的に負とな
るような極性にされることが好ましい。導電性の
内側耐火ライニング16と導電性の溶融たまり2
2も第1電位差に維持される。従つて、管状電極
68の負の端子を構成し、溶融たまり22はDC
負荷回路の正の端子を構成する。図示の如く、回
路が励起される際電弧72が存在する所定の距離
の電弧間隙を2つの端子の間に提供するため当該
2つの端子(管状電極68と溶融たまり22)が
動作時に隔置される。処理されている有害な材料
の所望の分解を行なうため要求される実質的に一
定の所定の電弧レベルを維持するよう(図示せざ
る)電流調整器を設けることが出来る。電弧電圧
を比較のため及び電弧長さの制御のため所定の基
準電圧と比較する(図示せざる)電弧電圧検出機
器も採用可能である。電弧電圧の急激な上昇に起
因する電弧の消滅、吸熱化学反応若しくはPCB
分解中に発生する移動ガス圧力に起因する電弧の
急激な冷却を防止するため(図示せざる)DCチ
ヨーク・コイルもDC電弧電流路と直列に接続す
ることが出来る。
電弧72は溜め内の材料を最初に溶融させ、し
かる後当該該材料を溶融状態に維持する1次熱を
提供する。電弧72は又、PCBの結合を破壊す
ることを助ける例えば紫外線ふく射といつたふく
射源としても作用する。その他、(10000℃以上
の)極めて高い電弧温度のため電弧を通つて又は
電弧附近を通つて排気手段78に向かう気体及び
依然分解されていない材料は前述した全体的に無
害の気体性成分に完全に分解されることが保証さ
れる。
更に、気密室18から気体が完全な分解を目的
に電弧に対し最大に露呈されることを確実にする
目的で熱分解炉10には電弧72を管状電極68
のアーク・チツプ82の表面の周わりの所定の径
路で迅速且つ均一に移動させる全体的に84で表
わされた手段も含まれている。電弧72をアー
ク・チツプ82の周わりで迅速に回転させると熱
が溶融たまり22に更に均一に分布され、内側耐
火ライニング16を保護する傾向のある気密室1
8内の処理も行なう。回転する電弧は又、電弧が
溶融たまり22を打撃する箇所で溶融たまり材料
に圧力を加え、この圧力は電弧の高温度と相俟つ
て当該材料を沸謄させ溶融たまり材料内に鋸歯状
部を形成させる。アーク・チツプ82の周わりの
電弧の回転は早いので当該鋸歯状部は再充填され
ず、高温度の沸謄する材料は当該鋸歯状部の近く
で吹き出される。電弧の近くを通る気体は分解を
助ける目的で当該熱及び過熱されたたまり材料と
接触する。
本実施態様においては電弧を管状電極68のア
ーク・チツプ82の表面の周わりに移動させる手
段はアーク・チツプ82の下側でハウジング12
内に位置付けられた環状電磁石コイル86の形態
になつた磁気手段を含む。電磁石コイル86は全
体的に電弧72に対し直角に延びる(図示せざ
る)磁束を有する磁場を発生させるため(図示せ
ざる)適当なDC電圧源に接続されている。この
様にして電弧72をアーク・チツプ82の表面の
周わりに移動させるため公知の磁気流体力学の諸
原理が採用される。アーク・チツプ82の周わり
の電弧の移動割合は電磁石コイル86の位置と電
磁石コイル86により発生する磁場の強さと向き
を制御することにより制御される。当該磁場は溶
融たまり材料と分解中の有害な材料の更に完全な
混合を行なうため溶融たまり22の撹拌も行な
う。この様にして溶融たまり22の上面は新たに
導入された有害な材料を受入れてそれと反応する
状態に維持される。
有害な材料と当該材料と組合つている各種の無
機(金属性)容器が熱分解炉10に加えられる際
溶融たまり22のレベルは上昇する傾向がある。
気密室の寸法、電弧の長さ及びこうしたた他の因
子に適応する所定の深さに溶融たまり22を維持
する目的から有害な材料の分解を更に続行してい
る間に溶融たまり22から当該材料の一部を除去
する手段を提供する必要がある。本発明の実施態
様においては溶融たまりを所望の深さに維持する
手段は炉のハウジング12の中心の下方に位置付
けられた全体的に円筒状の容器88を含む。溶融
たまりの所定の深さを達成するため環状せき90
が設けてある。溶融たまりの深さが環状せき90
の高さを越えるといつでも溶融材料が環状せき9
0を越えて流れ、導管手段又はドレン管92を通
つて円筒状の容器88内へ流入する。導管手段9
2と円筒状の容器88には気密室18を気密状態
に維持する目的で(図示せざる)適当な密封手段
が備えてある。
円筒状の容器88は炉のハウジング12に除去
自在に取り付けてある。この様にして環状せき9
0を越えて溶融たまり22から流れる材料は円筒
状の容器が充填される迄円筒状の容器88内に集
められる。次に、円筒状容器は炉のハウジング1
2かから除去することが出来その内部に集められ
たた材料は慣用的な様式で適当に空にされ廃棄処
分の双方若しくは一方が行なわれる。空にするた
め円筒状の容器88が除去される期間中に気密室
18が気密状態にとどまることを確実にする目的
で適当な密封手段94が提供され、導管手段92
を閉鎖する。円筒状の容器88内に蓄積している
任意の気体を除去するため(図示せざる)適当な
排気システムも設けることが出来る。円筒状の容
器88から除去される気体は気密室18内へ再循
還して戻される。導管手段92を最初に密封手段
94で密閉し、次に円筒状の容器88内に蓄積し
た気体を取り除くため排気システムを採用するこ
とにより容器88は熱分解炉10の連続作動に影
響を与えずに空にする目的で除去可能となる。空
になつた容器が一度置換されると密封手段94が
再び開かれ、溶融材料が再び導管手段92を通つ
て流れ、容器88内に集められる。
代替的に余分な材料は(96として想像線で示
された)標準的なタツプ即ちドレンによつて溶融
たまり22から除去することが出来る。然し乍
ら、こうしたタツプ即ちドレン96を利用するた
め最初に熱分解炉10の通常の作動を停止させる
ことが好ましい。タツプ94を通つて除去される
材料は任意の慣用的な様式で適当に廃棄処分する
ことが出来る。前述した実施態様の改変例として
気密室18からの気体は導管手段92を介して円
筒状の容器88内へ廃棄され(81に想像線で示
されている)別の廃気導管から排気される。この
様にして気体は更に処理を受けるため容器88内
の材料と反応出来る。
ここで第2図を参照すると、当該図には実質的
に第1図の熱分解炉10と同じ有害な材料を分解
する装置即ち炉110が示されている。第2図の
説明に関連して同じ番号は同じ構成要素のためそ
れに100を加えて使用される。第2図を参照する
と、炉110は気密で全体的に円筒状の室118
を定める全体的に円筒状のハウジング112を含
む。室118内には金属、塩又は任意の他の適当
な導電性材料の溶融たまり122が備えてある。
全体的に管状の電極168は炉のカバー170に
同様に移動自在に取り付けてある。第1図に示し
た炉の場合と同様、管状の電極168の中心は排
気手段178を含み、当該排気手段は更に気体を
室118から炉110の外側へ除去可能とする排
気手段180を含んでいる。炉110は更に第1
図に関連して図解し且つ説明したのと同じ様式で
有害な材料を室118内に導入する(第2図に図
示せざる)適当な入口手段を含む。
第1図の熱分解炉10と第2図の炉110の主
たる相違点は余分な材料が溶融たまりから除去さ
れる様式にある。第2図に示す如く、全体的に円
筒状の容器188は炉のハウジング112の片側
に隣接して設けてある。炉のハウジング112の
隣接する側壁は溶融たまり122内の材料の深さ
のレベルを達成するためせき190を形成する開
口部を含む。せき190のレベルを越えて上昇す
る材料は全て導管手段192を通つて容器188
内へ流入する。容器188は導管手段192から
除去することが出来、容器188と導管手段19
2には室118の気密一体性を守る(図示せざ
る)適当な密封手段が備えてある。容器188が
除去されて空にされる際導管手段192を閉じて
密封する適当な密封手段194が備えてある。容
器188を空にする前、容器内に蓄積する気体を
全て排気させるため適当なポンプ200とその対
応する逆止弁202から成る適当な排気システム
198が備えてある。図示の如く、容器188か
ら除去された気体は更に処理を受けるため室11
8内に再循環されて戻される。
第1図の熱分解炉10と第2図の炉110の間
に別の相違点は管状電極168のアーク・チツプ
182の周わりでの電弧172の回転を生ぜしめ
るため採用してある環状電磁石コイル186の位
置にある。図示の如く電磁石コイル166は電極
168の下方のハウジング112の外側に位置付
けてある。外部の電磁石コイル186によつて発
生された磁場とハウジング112が干渉しないこ
とを確実にするためハウジングの下方部分は図示
の如く非磁性材料で作成されている。第1図の実
施態様の場合と同様、磁場から出る磁束線は電弧
172に対して直角であり、かくして電弧をアー
ク・チツプ182の表面の周わりに回転させる。
第3図は、第2図の炉を僅かに改変させたもの
であり、ここでは同じ番号が第2図に表われたも
のと同じ様式で使用されるが、その番号に(′)
が追加してある。第3図において、材料を溶融た
まり122′から除去する導管手段192′は溶融
たまりの表面の下方に位置付けられている。導管
手段192′は更に室118′内に含まれている気
体が容器188′に流入するのを効果的に阻止す
る標準的な鉛管工用P−トラツプ手段104′、
炉の作動を何ら中断させずに容器188′を空に
することを容易にするため密封手段194′も設
けてある。
第4図は、電弧472をアーク電極チツプ48
2の周わりに移動させる異なつた手段が採用して
ある第2図の炉の異なる改変例を示す。第4図を
参照すると、同じ番号が第1図と同じ様に使用さ
れているが、当該番号には400が追加してある。
第4図においては、第2図の実施態様に関連して
行なわれた如く電磁石コイルを採用する代わりに
全体的に円筒状の第1の鉄部材406がアーク電
極チツプ482に隣り合う管状電極468の中空
内部に位置付けてある。同様にして管状の鉄部材
407がアーク電極チツプ482に隣り合う管状
電極468を包囲する。鉄部材406と407の
両方は(図示せざる〕水の如き伝熱流体を使用す
る(図示せざる)適当な公知の冷却システムを採
用して冷却することが出来る。鉄部材406と4
07は全体的に電弧472に対して直角に延びる
(図示せざる)磁力線を有する磁場を発生するた
めアーク電流と相互作用する。この様にして電弧
は第1図の装置に関連して詳細に説明したのと同
じ様式でアーク電極チツプ482の表面の周わり
を回転する。
ここで第5図を参照すると、当該図には第1図
にて示した形式の熱分解炉10又は前述した代替
炉の諸実施態様のいずれかに関連して採用出来る
全体的に500で表わされた圧力逃しシステムが
模式的に表わしてある。圧力逃しシステムは熱分
解炉10に近接して位置付けられた密閉(気密)
容器又はサージ・タンク502を含む。熱分解炉
10と密閉された容器502の間には適当な第1
導管手段504が延在し、その両方の内部の間の
連通状態を提供する。必要があれば熱分解炉10
内の圧力を解放することを制御し且つ解放するた
め第1導管手段504内に圧力逃し弁506が位
置付けられる。前述した如く、熱分解炉10は当
該炉から何んら気体を漏洩させずに大気圧の5倍
の内部気圧に耐え得るよう作成すべきである。圧
力逃し弁506は大気圧の5倍のレベルを僅かに
下回わる予め設定された圧力点で炉の圧力を解放
するよう設計すべきである。
圧力逃し弁506の予め設定された圧力点が超
過すると熱分解炉10からの余分な気体が容器5
02内に流入し、かくして炉内の圧力を低くす
る。炉内圧力が許容レベル迄減少した際更に処理
を行なうため密閉容器502から気体を熱分解炉
10へ戻すため第2導管手段508と適当なポン
プ510が備えてある。
前掲の説明と添附図面から本発明は制御上効率
的で比較的簡単な上、作動上極めて効果的な
PCBと他の有害な材料の分解を行なう装置を提
供していることが理解出来る。本発明の広範な発
明の概念から逸脱することなく前掲の諸実施態様
に対し変更若しくは改変をなし得ることは当技術
の熟知者によつて認められよう。従つて、本発明
は前述した特定の実施態様に限定されず以下の請
求の範囲に述べた本発明の範囲と技術思想内に含
まれる全ての変更と改変を対象とするものである
ことが理解されよう。
JP58502380A 1982-06-03 1983-06-01 有害材料の分解装置 Granted JPS59500950A (ja)

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