JPH0251955B2 - - Google Patents
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- JPH0251955B2 JPH0251955B2 JP20586684A JP20586684A JPH0251955B2 JP H0251955 B2 JPH0251955 B2 JP H0251955B2 JP 20586684 A JP20586684 A JP 20586684A JP 20586684 A JP20586684 A JP 20586684A JP H0251955 B2 JPH0251955 B2 JP H0251955B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ammonium
- stripper
- ammonium water
- surplus
- water
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/58—Treatment of water, waste water, or sewage by removing specified dissolved compounds
- C02F1/586—Treatment of water, waste water, or sewage by removing specified dissolved compounds by removing ammoniacal nitrogen
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Coke Industry (AREA)
- Industrial Gases (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、コークス炉ガス精製時に発生する余
剰安水の処理方法に関するものである。 従来の技術 コークス工場には、コークス炉のドライメーン
とタールデカンターを循環する70〜80℃の、アン
モニア、硫化水素、シアン化水素、二酸化炭素な
どの有害成分を含む熱安水が存在し、余剰安水は
常圧蒸留法または減圧蒸留法により処理されてい
る。 従来、特開昭54−107904号公報に示すように、
循環熱安水の保有する熱量を余剰安水のアンモニ
アストリツピングの熱源として利用する方法は既
に知られている。また特公昭58−58389号公報に
示されるように、コークス炉ガス液を多重効用蒸
留塔に供給して処理する方法が知られている。 従来の常圧蒸留法は第2図に示すように、50℃
程度の余剰安水を熱交換器1によつて加熱した
後、常圧安水ストリツパー2に導き、スチームを
ストリツパー2の塔底に直接吹き込むか、または
スチームによつてストリツパー2のボトム液をリ
ボイラー3にて間接的に加熱し、常圧でアンモニ
アなどを分離し、アンモニアなどが除去された処
理安水として活性汚泥設備などの次工程へ排出す
る方法である。この場合、常圧下ではストリツパ
ー2の温度は平均約100℃、またはそれ以上の温
度になるのが普通であり、ストリツパー2全体の
温度は高くなる。ストリツパー2内に吹き込まれ
たスチームは、塔頂において原液を沸点まで加熱
するための加熱スチームとしての役割と、さらに
塔頂より留出するアンモニアなどに同伴されるキ
ヤリヤースチームとしての役割を果たす。ストリ
ツパー2の塔頂から留出するアンモニア含有蒸気
は、コンデンサー4によつて90℃程度まで凝縮冷
却され、アンモニアが濃縮される。この濃縮され
たアンモニア含有蒸気は硫安設備などのアンモニ
ア回収工程へ送られる。またスチームでストリツ
パー2のボトム液を間接加熱する場合は、ストリ
ツパー2のボトム液中の水分が蒸発し、蒸発した
スチームは上記の直接吹込みの場合と同様の役割
を果たす。廃水量は塔内で蒸発した水分量だけ少
なくなるが、必要なスチーム量は両者とも大差は
ない。 また従来の減圧蒸留法の一例として、熱安水の
廃熱を利用する方法を説明する。第3図に示すよ
うに、70〜80℃の熱安水をリボイラー3の熱源と
して利用するため、減圧安水ストリツパー5の平
均操作温度を60℃程度としている。したがつてス
トリツパー5の塔頂から留出する蒸気温度は60℃
以下となり、コンデンサー4内で蒸気はさらに冷
却される。なお熱安水の廃熱が充分でない場合
は、ストリツパー5に補助スチームを供給する。
6は真空ポンプである。 発明が解決しようとする問題点 第2図に示す従来の常圧蒸留法においては、余
剰安水1m3当り150〜200Kgのスチームを必要とし
きわめて非経済的である。 また第3図に示す従来の減圧蒸留法において
は、還流操作を行つているので、減圧安水ストリ
ツパー5内のアンモニア負荷が増大し、熱安水の
熱量だけではアンモニアや酸性ガスを充分除去で
きない。したがつて補助スチームの消費量が増大
し省エネルギー効果が半減する。一例として後記
の第2表に示す性状の余剰安水70t/Hを処理し
た結果を示す。減圧安水ストリツパー5にテラレ
ツト充てん物を多段に充てんし、循環熱安水の熱
量だけで処理したところ、処理安水中のフリーア
ンモニア濃度は約200ppmとなつた。次工程の活
性汚泥設備へ悪影響を与えないように、フリーア
ンモニアを50ppm程度までストリツピングするた
めには、補助スチームが約10t/H必要となり、
第2図に示す常圧蒸留法と大差ないことがわかつ
た。この時の減圧安水ストリツパー5の操作条件
は塔底で150mmHg abs.で60℃前後であつた。 また余剰安水中のナフタリンや油分が還流液ラ
インに蓄積し、還流液ラインの閉塞の原因とな
る。減圧安水ストリツパー5内で蒸発するナフタ
リンや油分がコンデンサー4で冷却されて凝縮
し、これらの成分が塔頂とコンデンサー4間を循
環する。この結果、還流液中の油分は30vol%ま
で達したこともあつた。還流液中の油分の蒸留試
験結果は第1表に示す通りであつた。
剰安水の処理方法に関するものである。 従来の技術 コークス工場には、コークス炉のドライメーン
とタールデカンターを循環する70〜80℃の、アン
モニア、硫化水素、シアン化水素、二酸化炭素な
どの有害成分を含む熱安水が存在し、余剰安水は
常圧蒸留法または減圧蒸留法により処理されてい
る。 従来、特開昭54−107904号公報に示すように、
循環熱安水の保有する熱量を余剰安水のアンモニ
アストリツピングの熱源として利用する方法は既
に知られている。また特公昭58−58389号公報に
示されるように、コークス炉ガス液を多重効用蒸
留塔に供給して処理する方法が知られている。 従来の常圧蒸留法は第2図に示すように、50℃
程度の余剰安水を熱交換器1によつて加熱した
後、常圧安水ストリツパー2に導き、スチームを
ストリツパー2の塔底に直接吹き込むか、または
スチームによつてストリツパー2のボトム液をリ
ボイラー3にて間接的に加熱し、常圧でアンモニ
アなどを分離し、アンモニアなどが除去された処
理安水として活性汚泥設備などの次工程へ排出す
る方法である。この場合、常圧下ではストリツパ
ー2の温度は平均約100℃、またはそれ以上の温
度になるのが普通であり、ストリツパー2全体の
温度は高くなる。ストリツパー2内に吹き込まれ
たスチームは、塔頂において原液を沸点まで加熱
するための加熱スチームとしての役割と、さらに
塔頂より留出するアンモニアなどに同伴されるキ
ヤリヤースチームとしての役割を果たす。ストリ
ツパー2の塔頂から留出するアンモニア含有蒸気
は、コンデンサー4によつて90℃程度まで凝縮冷
却され、アンモニアが濃縮される。この濃縮され
たアンモニア含有蒸気は硫安設備などのアンモニ
ア回収工程へ送られる。またスチームでストリツ
パー2のボトム液を間接加熱する場合は、ストリ
ツパー2のボトム液中の水分が蒸発し、蒸発した
スチームは上記の直接吹込みの場合と同様の役割
を果たす。廃水量は塔内で蒸発した水分量だけ少
なくなるが、必要なスチーム量は両者とも大差は
ない。 また従来の減圧蒸留法の一例として、熱安水の
廃熱を利用する方法を説明する。第3図に示すよ
うに、70〜80℃の熱安水をリボイラー3の熱源と
して利用するため、減圧安水ストリツパー5の平
均操作温度を60℃程度としている。したがつてス
トリツパー5の塔頂から留出する蒸気温度は60℃
以下となり、コンデンサー4内で蒸気はさらに冷
却される。なお熱安水の廃熱が充分でない場合
は、ストリツパー5に補助スチームを供給する。
6は真空ポンプである。 発明が解決しようとする問題点 第2図に示す従来の常圧蒸留法においては、余
剰安水1m3当り150〜200Kgのスチームを必要とし
きわめて非経済的である。 また第3図に示す従来の減圧蒸留法において
は、還流操作を行つているので、減圧安水ストリ
ツパー5内のアンモニア負荷が増大し、熱安水の
熱量だけではアンモニアや酸性ガスを充分除去で
きない。したがつて補助スチームの消費量が増大
し省エネルギー効果が半減する。一例として後記
の第2表に示す性状の余剰安水70t/Hを処理し
た結果を示す。減圧安水ストリツパー5にテラレ
ツト充てん物を多段に充てんし、循環熱安水の熱
量だけで処理したところ、処理安水中のフリーア
ンモニア濃度は約200ppmとなつた。次工程の活
性汚泥設備へ悪影響を与えないように、フリーア
ンモニアを50ppm程度までストリツピングするた
めには、補助スチームが約10t/H必要となり、
第2図に示す常圧蒸留法と大差ないことがわかつ
た。この時の減圧安水ストリツパー5の操作条件
は塔底で150mmHg abs.で60℃前後であつた。 また余剰安水中のナフタリンや油分が還流液ラ
インに蓄積し、還流液ラインの閉塞の原因とな
る。減圧安水ストリツパー5内で蒸発するナフタ
リンや油分がコンデンサー4で冷却されて凝縮
し、これらの成分が塔頂とコンデンサー4間を循
環する。この結果、還流液中の油分は30vol%ま
で達したこともあつた。還流液中の油分の蒸留試
験結果は第1表に示す通りであつた。
【表】
さらに大量のアンモニア含有蒸気を真空ポンプ
6で常圧まで加圧する必要があるため、真空ポン
プ6が大型となり、きわめて広い設置スペースが
必要となる。またドライ方式の真空ポンプを使用
する必要があるので、型式が往復動式などに限定
され、液封式などの真空ポンプに比べてメインテ
ナンスコストが増大する。 なお多重効用蒸留法の場合は、従来の常圧蒸留
法に比べてスチーム消費量を削減できるが、省エ
ネルギー効果の割に設備が複雑となり設備費が嵩
むという問題点を有している。 本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、コ
ークス炉ガス精製時に発生する余剰安水の一次処
理方法(安水ストリツピング法)において、省エ
ネルギーを図ることができる方法を提供すること
を目的とするものである。 問題点を解決するための手段および作用 本発明の余剰安水の処理方法は、第1図におけ
る番号を用いて説明すれば、コークス炉ガス精製
時に発生する余剰安水を減圧安水ストリツパー7
に導入し、循環熱安水の保有する熱量を利用して
減圧下でストリツピングして余剰安水中のアンモ
ニア、酸性ガスを除去し、ついで減圧安水ストリ
ツパー7の塔頂蒸気を全量または大部分凝縮させ
た後、該凝縮液を常圧安水ストリツパー8に導入
し、常圧下でスチームを利用してストリツピング
して凝縮液中のアンモニア、酸性ガスを除去する
ことを特徴としている。常圧安水ストリツパー8
におけるスチームの利用方法は、スチームを直
接、ストリツパーに導入する場合と、リボイラー
を用いる場合とがある。またフラツシユドラムと
スチームエゼクターからなるサーモコンプレツサ
ーを設置してスチームを節約することも可能であ
る。 また余剰安水にCa(OH)2、NaOHなどのアル
カリを加えて反応させ、沈殿物を除去した後、減
圧安水ストリツパー7に導入したり、フイルター
処理、気体浮上処理、軽油などの有機溶剤での洗
浄または凝集沈殿処理により余剰安水中の油分を
除去した後、減圧安水ストリツパー7に導入する
こともある。また減圧安水ストリツパー7とし
て、テラレツト充てん物などの低圧損型の充てん
物を多段に充てんしたものを使用するのが望まし
い。 実施例 以下、本発明の実施例を第1図に基づいて説明
する。コークス工場のタールデカンターから排出
された70t/Hの余剰安水をテラレツト充てん物
を多段に充てんした減圧安水ストリツパー7へ供
給した。この時の余剰安水の温度は約60℃で、そ
の組成は第2表に示す通りであつた。
6で常圧まで加圧する必要があるため、真空ポン
プ6が大型となり、きわめて広い設置スペースが
必要となる。またドライ方式の真空ポンプを使用
する必要があるので、型式が往復動式などに限定
され、液封式などの真空ポンプに比べてメインテ
ナンスコストが増大する。 なお多重効用蒸留法の場合は、従来の常圧蒸留
法に比べてスチーム消費量を削減できるが、省エ
ネルギー効果の割に設備が複雑となり設備費が嵩
むという問題点を有している。 本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、コ
ークス炉ガス精製時に発生する余剰安水の一次処
理方法(安水ストリツピング法)において、省エ
ネルギーを図ることができる方法を提供すること
を目的とするものである。 問題点を解決するための手段および作用 本発明の余剰安水の処理方法は、第1図におけ
る番号を用いて説明すれば、コークス炉ガス精製
時に発生する余剰安水を減圧安水ストリツパー7
に導入し、循環熱安水の保有する熱量を利用して
減圧下でストリツピングして余剰安水中のアンモ
ニア、酸性ガスを除去し、ついで減圧安水ストリ
ツパー7の塔頂蒸気を全量または大部分凝縮させ
た後、該凝縮液を常圧安水ストリツパー8に導入
し、常圧下でスチームを利用してストリツピング
して凝縮液中のアンモニア、酸性ガスを除去する
ことを特徴としている。常圧安水ストリツパー8
におけるスチームの利用方法は、スチームを直
接、ストリツパーに導入する場合と、リボイラー
を用いる場合とがある。またフラツシユドラムと
スチームエゼクターからなるサーモコンプレツサ
ーを設置してスチームを節約することも可能であ
る。 また余剰安水にCa(OH)2、NaOHなどのアル
カリを加えて反応させ、沈殿物を除去した後、減
圧安水ストリツパー7に導入したり、フイルター
処理、気体浮上処理、軽油などの有機溶剤での洗
浄または凝集沈殿処理により余剰安水中の油分を
除去した後、減圧安水ストリツパー7に導入する
こともある。また減圧安水ストリツパー7とし
て、テラレツト充てん物などの低圧損型の充てん
物を多段に充てんしたものを使用するのが望まし
い。 実施例 以下、本発明の実施例を第1図に基づいて説明
する。コークス工場のタールデカンターから排出
された70t/Hの余剰安水をテラレツト充てん物
を多段に充てんした減圧安水ストリツパー7へ供
給した。この時の余剰安水の温度は約60℃で、そ
の組成は第2表に示す通りであつた。
【表】
リボイラー9にて循環熱安水から回収された熱
量だけを熱源として、余剰安水中のNH3や酸性
ガス(CO2、H2S、HCNなど)が除去されたス
トリツパー7の塔頂から留出した。減圧安水スト
リツパー7の塔頂蒸気はコンデンサー10にて全
凝縮された。真空ポンプ11により、減圧安水ス
トリツパー7の塔底液と70〜80℃の循環熱安水と
の熱交換が可能となるように、減圧安水ストリツ
パー7の真空度を150mmHg abs.程度に維持した。
この時の減圧安水ストリツパー7の塔底温度は約
60℃であつた。コンデンサー10にて全凝縮され
た13〜14t/Hの凝縮液は一旦、コンデンセート
タンク12に貯留された後、熱交換器13で常圧
安水ストリツパーボトム液により加熱されて常圧
安水ストリツパー8へ供給され、凝縮液中の
NH3や酸性ガスは導入されたスチームによつて
ストリツピングされ塔頂から留出し、コンデンサ
ー14で冷却されてNH3や酸性ガス成分が濃縮
された。この時のスチーム消費量は2.8t/Hであ
つた。濃縮されたアンモニア含有蒸気は、コーク
ス炉ガス本管などに導入されてアンモニアや酸性
ガス成分が回収され、フリーNH3濃度が50ppm
程度まで低下した減圧安水ストリツパーボトム液
は、常圧安水ストリツパーボトム液と合流し、ク
ーラー15で冷却された後、活性汚泥設備などの
次工程へ排出された。なお本実施例は、減圧安水
ストリツピングの熱源として、循環熱安水の廃熱
のみを利用する場合であるが、循環熱安水の廃熱
のみでは不足する場合は、減圧安水ストリツパー
7に直接、補助スチームを吹き込む。また常圧安
水ストリツパー8にスチームを吹き込む代りに、
リボイラーを設けスチームを熱源とする場合もあ
る。 つぎに第2図に示す従来の常圧蒸留法で処理さ
れた安水と、本発明の方法で処理された安水につ
いて、活性汚泥へ与える影響を試験した。試験方
法として、同一活性汚泥の酸素消費速度を測定
し、比較した。結果は第3表の如くであつた。
量だけを熱源として、余剰安水中のNH3や酸性
ガス(CO2、H2S、HCNなど)が除去されたス
トリツパー7の塔頂から留出した。減圧安水スト
リツパー7の塔頂蒸気はコンデンサー10にて全
凝縮された。真空ポンプ11により、減圧安水ス
トリツパー7の塔底液と70〜80℃の循環熱安水と
の熱交換が可能となるように、減圧安水ストリツ
パー7の真空度を150mmHg abs.程度に維持した。
この時の減圧安水ストリツパー7の塔底温度は約
60℃であつた。コンデンサー10にて全凝縮され
た13〜14t/Hの凝縮液は一旦、コンデンセート
タンク12に貯留された後、熱交換器13で常圧
安水ストリツパーボトム液により加熱されて常圧
安水ストリツパー8へ供給され、凝縮液中の
NH3や酸性ガスは導入されたスチームによつて
ストリツピングされ塔頂から留出し、コンデンサ
ー14で冷却されてNH3や酸性ガス成分が濃縮
された。この時のスチーム消費量は2.8t/Hであ
つた。濃縮されたアンモニア含有蒸気は、コーク
ス炉ガス本管などに導入されてアンモニアや酸性
ガス成分が回収され、フリーNH3濃度が50ppm
程度まで低下した減圧安水ストリツパーボトム液
は、常圧安水ストリツパーボトム液と合流し、ク
ーラー15で冷却された後、活性汚泥設備などの
次工程へ排出された。なお本実施例は、減圧安水
ストリツピングの熱源として、循環熱安水の廃熱
のみを利用する場合であるが、循環熱安水の廃熱
のみでは不足する場合は、減圧安水ストリツパー
7に直接、補助スチームを吹き込む。また常圧安
水ストリツパー8にスチームを吹き込む代りに、
リボイラーを設けスチームを熱源とする場合もあ
る。 つぎに第2図に示す従来の常圧蒸留法で処理さ
れた安水と、本発明の方法で処理された安水につ
いて、活性汚泥へ与える影響を試験した。試験方
法として、同一活性汚泥の酸素消費速度を測定
し、比較した。結果は第3表の如くであつた。
【表】
第3表から明らかなように、本発明の方法で処
理した安水の方が酸素消費速度が大きく、活性汚
泥で与える影響が改善されていることがわかる。 また第2図に示す従来の常圧蒸留法と、本発明
の方法の塔頂部の腐食環境を比較する試験を行つ
た。結果は第4表の如くであつた。
理した安水の方が酸素消費速度が大きく、活性汚
泥で与える影響が改善されていることがわかる。 また第2図に示す従来の常圧蒸留法と、本発明
の方法の塔頂部の腐食環境を比較する試験を行つ
た。結果は第4表の如くであつた。
【表】
【表】
発明の効果
本発明は上記のように構成されているので、つ
ぎのような効果を有している。 (1) 余剰安水を循環熱安水の保有する熱量と少量
のスチームを使用して、次工程の活性汚泥設備
へ悪影響を与えないまで処理することができ
る。スチーム消費量を余剰安水1m3当り、40Kg
程度まで低減することができる。 (2) 従来の常圧蒸留還流方法(第2図)で処理さ
れた安水と比較すると、本発明の方法で処理さ
れた安水は、活性汚泥へ与える影響が改善され
る。 (3) 真空ポンプは減圧安水ストリツパーを所定の
真空度に維持するための容量でよく、かなり小
型となり、さらにメインテナンスの容易な液封
式真空ポンプが使用できる。 (4) 減圧安水ストリツパーの操作温度は60℃前後
であり、従来の常圧蒸留法における運転温度
100〜110℃に比べて低く、また塔頂蒸気の凝縮
液は減圧安水ストリツパーへ還流として戻さな
いので、腐食性成分が濃縮されない(第4表参
照)。このため減圧安水ストリツパーは高価な
材料を使用する必要がなく、また温度が高いの
で高価な材料を使用する必要のある常圧安水ス
トリツパーを小型にすることができる。
ぎのような効果を有している。 (1) 余剰安水を循環熱安水の保有する熱量と少量
のスチームを使用して、次工程の活性汚泥設備
へ悪影響を与えないまで処理することができ
る。スチーム消費量を余剰安水1m3当り、40Kg
程度まで低減することができる。 (2) 従来の常圧蒸留還流方法(第2図)で処理さ
れた安水と比較すると、本発明の方法で処理さ
れた安水は、活性汚泥へ与える影響が改善され
る。 (3) 真空ポンプは減圧安水ストリツパーを所定の
真空度に維持するための容量でよく、かなり小
型となり、さらにメインテナンスの容易な液封
式真空ポンプが使用できる。 (4) 減圧安水ストリツパーの操作温度は60℃前後
であり、従来の常圧蒸留法における運転温度
100〜110℃に比べて低く、また塔頂蒸気の凝縮
液は減圧安水ストリツパーへ還流として戻さな
いので、腐食性成分が濃縮されない(第4表参
照)。このため減圧安水ストリツパーは高価な
材料を使用する必要がなく、また温度が高いの
で高価な材料を使用する必要のある常圧安水ス
トリツパーを小型にすることができる。
第1図は本発明の余剰安水の処理方法の一例を
示すフローシート、第2図は従来の常圧蒸留法を
示すフローシート、第3図は従来の減圧蒸留法を
示すフローシートである。 1…熱交換器、2…常圧安水ストリツパー、3
…リボイラー、4…コンデンサー、5…減圧安水
ストリツパー、6…真空ポンプ、7…減圧安水ス
トリツパー、8…常圧安水ストリツパー、9…リ
ボイラー、10…コンデンサー、11…真空ポン
プ、12…コンデンセートタンク、13…熱交換
器、14…コンデンサー、15…クーラー。
示すフローシート、第2図は従来の常圧蒸留法を
示すフローシート、第3図は従来の減圧蒸留法を
示すフローシートである。 1…熱交換器、2…常圧安水ストリツパー、3
…リボイラー、4…コンデンサー、5…減圧安水
ストリツパー、6…真空ポンプ、7…減圧安水ス
トリツパー、8…常圧安水ストリツパー、9…リ
ボイラー、10…コンデンサー、11…真空ポン
プ、12…コンデンセートタンク、13…熱交換
器、14…コンデンサー、15…クーラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コークス炉ガス精製時に発生する余剰安水を
減圧安水ストリツパーに導入し、循環熱安水の保
有する熱量を利用して減圧下でストリツピングし
て余剰安水中のアンモニア、酸性ガスを除去し、
ついで減圧安水ストリツパーの塔頂蒸気を凝縮さ
せた後、該凝縮液を常圧安水ストリツパーに導入
し、常圧下でスチームを利用してストリツピング
して凝縮液中のアンモニア、酸性ガスを除去する
ことを特徴とする余剰安水の処理方法。 2 余剰安水にアルカリを加えて反応させ沈殿物
を除去した後、減圧安水ストリツパーに導入する
特許請求の範囲第1項記載の余剰安水の処理方
法。 3 フイルター処理、気体浮上処理、有機溶剤で
の洗浄または凝集沈殿処理により余剰安水中の油
分を除去した後、減圧安水ストリツパーに導入す
る特許請求の範囲第1項記載の余剰安水の処理方
法。 4 減圧安水ストリツパーとして低圧損型の充て
ん物を多段に充てんしたものを使用する特許請求
の範囲第1項記載の余剰安水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20586684A JPS6183290A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 余剰安水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20586684A JPS6183290A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 余剰安水の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6183290A JPS6183290A (ja) | 1986-04-26 |
| JPH0251955B2 true JPH0251955B2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=16514014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20586684A Granted JPS6183290A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 余剰安水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6183290A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4964283B2 (ja) * | 2009-10-09 | 2012-06-27 | 川崎エンジニアリング株式会社 | 余剰安水の処理方法および処理設備 |
| CN109250854A (zh) * | 2018-08-16 | 2019-01-22 | 内蒙古万众炜业科技环保股份公司 | 兰炭废水的处理方法 |
-
1984
- 1984-10-01 JP JP20586684A patent/JPS6183290A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6183290A (ja) | 1986-04-26 |
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