JPH0252735A - 金属蒸着フィルム - Google Patents

金属蒸着フィルム

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JPH0252735A
JPH0252735A JP20266388A JP20266388A JPH0252735A JP H0252735 A JPH0252735 A JP H0252735A JP 20266388 A JP20266388 A JP 20266388A JP 20266388 A JP20266388 A JP 20266388A JP H0252735 A JPH0252735 A JP H0252735A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属蒸着フィルムに関する。更に詳しくは、蒸
着膜の接着性および蒸着面の印刷性・ラミネート適性に
優れ、かつ、耐ブロッキング性・スリップ性の優れた金
属蒸着フィルムに関するものである。
(従来の技術) プラスチックフィルムまたはシート等に金属蒸着し、装
飾性・ガスバリヤ−性および光線遮断性等を付与し、食
品包装用・建築材料等に用いる事が広く行なわれている
特に、アルミニウム蒸着フィルムが包装用途を中心に広
範囲に使用されているが、従来から市販のポリプロピレ
ン系樹脂からなるフィルムに金属蒸着したものは、ベー
スフィルムと蒸着膜の接着力が弱く、また、7MM金属
がアルミニウムの場合は蒸着面の印刷性・他種フィルム
との接着性が著しく低下する等問題点が多く用途開拓上
の大きな障害となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者は、これら従来品の問題点の原因究明とその対
策について検討し、通常ポリプロピレンフィルムに添加
されているステアリング酸カルシウム、オレイン酸アミ
ド・エルカ酸アミド等の高級脂肪酸誘導体がそれら問題
点の主原因であることを見出した。しかし、これら高級
脂肪!il!誘導体を含有しないフィルムはスリップ性
・耐ブロッキング性が著しく劣り、特に厚みの薄いフィ
ルムの場合は、フィルム加工や蒸着加工その他後加工の
各工程で°“しわ(皺)″がきわめて発生しやすく、か
つ、パ巻きこぶ”が発生したりして巻き癖の無い均一/
:c巻姿のフィルムを得る事は困難であった。
また、この高級脂肪酸誘導体は経時的にブリードアウト
し蒸着膜の接着性を著しく低下させる原因となっており
、ボリア0ピレン系金属蒸着フィルムの用途開拓の大き
な障害となっていた。
本発明の目的はこれら従来法の問題点を解消し、蒸@膜
の接着性・加工性に優れ、巻姿の良好な金属蒸着フィル
ム、特に、蒸着面の印刷性・ラミネート適性に優れたア
ルミニウム蒸着フィルムを提供することである。
(課題を解決するための手段〕 本発明者らは前記課題を解決するため鋭意研究を行った
結果、特定の構成を有する(A)(B)二つの表面層を
有する積層体の一方の面に金属蒸着する事によって解決
し・得ることを見い出し本発明に到達した。
すなわち本発明は、下記(A)層及び(B) Rを表面
層として含有する2層以上の積層フィルムの(A)層上
に金属蒸着させてなる金属蒸着フィルム(A)層:結晶
性ポリプロピレン系樹脂100…量部に対し、不飽和カ
ルボン酸またはその誘導体から選ばれた少なくとも1@
をグラフト重合させたグラフト化ポリエチレンを0.3
〜30重M部を配合した組成物からなる層。
(B)層:(A)層に用いた結晶性ポリプロピレン系樹
脂より5℃以上低い結晶融点を有する結晶性ポリプロピ
レン系共重合体 100!1部に対し、密度が0.94以上の高密度ポリ
エチレン1〜10重量部を配合した組成物からなる層。
に関するものである。
以下、その構成について更に詳述する。
本発明の(A)層に用いる結晶性ポリプロピレン系樹脂
は、プロピレンの単独又はプロピレンを主成分とするエ
チレン又は炭素数4以上のα−オレフィンとの共重合体
であり、たとえば結晶性ボリア0ピレン、結晶性エチレ
ン・プロピレンランダム共重合体、結晶性プロピレン・
ブテン−1共用合体、結晶性プロピレン・エチレン・ブ
テン−1三元共重合体等が挙げられる。これらは、たと
えば、チーグラー・ナツタ系等の公知のα−オレフィン
の立体規則性触媒を用いて、スラリー法、溶液法及び気
相重合法等の公知の方法で中独重合、または共重合させ
る事によって得ることが出来る。
これらの重合体及び共重合体は広く公知のものであるが
、本発明の(A)層では、結晶性ポリプロピレン、プロ
ピレン成分を80重量%以上含有する結晶融点が145
℃以上の結晶性プロピレン系ランダム共重合体またはそ
れらの混合物が望ましい。このうち結晶融点が150℃
以上の物が特に望ましい。
また、本発明の(A)層に用いるグラフト化ポリエチレ
ンは、不飽和カルボン酸、たとえばアクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸あるいはそれら上記酸の無水物等を
公知の種々の方法で低密度ないし高密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレン等のエチレンを主成分とする
公知の重合体にグラフト重合する事によって得る事が出
来る。不飽和カルボン酸をグラフトする方法は公知の種
々の方法、たとえばエチレン系重合体と不飽和カルボン
酸またはその無水物をベンゼンなどの有機溶媒に溶かし
た後、窒素雰囲気下で有機過酸化物(たとえばジ−t−
ブチルパーオキサイド)を加え、撹拌下で加熱反応せし
め、反応後冷却、洗浄、j濾過、〜燥して得る方法また
は押出機内で溶MU合せしへ方法等によ・て得ることが
出来る。このうら不飽和カルボン酸としては無水マレイ
ン酸を、ポリエチレンとしては、エチレン含有Mが80
重椿%以上、密度0.93以上のものを用いて有機過酸
化物の存在下、加熱反応(または溶融混合)する方法が
望ましい。
ポリエチレンへのグラフトモノマーのグラフト率は、通
常0.1〜20重量%であり、好ましくは0.2〜10
重伍%が良い。また、グラフト化ポリエチレンの添加量
は、結晶性ポリプロピレン系樹脂100重M部に対して
0.3〜30重間部であり、蒸着膜の接着性及び蒸着面
の高輝度(光沢)を両立させるためには、グラフト化ポ
リエチレン単独、またはグラフト化ポリエチレンと未グ
ラフト化ポリエチレンとを混合し、無水マレイン酸の含
有量が0.01〜2重伍%の範囲になるように調整した
グラフト化ポリエチレン含有ポリエチレンを1〜20重
量部添加するのが特に望ましい。
本発明で用いるグラフト化ポリエチレンは、上記のごと
くグラフト化ポリエチレン単独ないし未グラフト化ポリ
エチレンその他ポリマー・添加剤との混合物も包含する
また、(B)層に用いる結晶性プロピレン系共重合体は
、結晶融点が(A)層の重合体または共重合体よりも5
℃以上低いものでなければならない。
この(A)層との融点差が5℃未満の場合はヒートシー
ルの際、シール部の蒸着膜の変質、膜割れの発生等が生
じ易く好ましくない。この(B)層には結晶融点が14
5℃以下で、(A)層との融点差が10℃以上のランダ
ム共重合体が特に望ましい。
この望ましいランダム共重合体としては、エチレンの共
重合割合が4〜8iJffi%の結晶性エチレン・プロ
ピレンランダム共重合体、ブテン−1の共重合割合が1
0〜30重量%の結晶性プロピレン・ブテン−1共重合
体またはエチレンの共重合割合が0.3〜5重M%およ
びブテン−1の共重合割合が1〜20重量%の結晶性エ
チレン・プロピレン・ブテン−1三元共重合体等が挙げ
られる。
本発明で(B)層に用いる結晶性プロピレン系共重合体
中には、共重合体100重蚤部に対して密度が0.94
以上の高密度ポリエチレン1〜10重M部を添加するが
、この高密度ポリエチレンは、エチレンを主成分として
中低圧法で重合される公知のポリエチレンであり、この
うち密度0.95以上でメルト・フローレート(VFR
: 190℃。
2.16Kg)が、2.0以上で該共重合体のMFR(
MFR: 230℃、2.16Ky)との比、すなわち
、ポリエチレンのMFR/共重合体のMFRが0.5以
上用に望ましく(よ0.7〜5.5の範囲のものを2〜
6重量部添加するのが特にすましい。
本発明の(A)層に用いる結晶性ポリプロピレン系樹脂
とグラフト化ポリエチレンとの組成物および(B) 層
に用いる結晶性プロピレン系共重合体と高密度ポリエチ
レンとの組成物中には、本発明の目的を阻害しない範囲
内で公知の添加剤や他種ポリマー等を添加出来るが蒸着
膜の接着性、蒸着面の印刷・ラミネート適性等の低下を
防止するため、きわめて特定された酸化防止剤、無機充
填剤および他種ポリマー類に限定し、添加量も最少限度
にするのが望ましい。
即ち、従来から結晶性ポリプロピレン系樹脂からなるフ
ィルムまたはシートに通常添加されている滑剤・帯電防
止剤・中和剤等の主成分である脂肪酸およびその誘導体
、常温で液状の添加剤、可塑剤等は蒸着膜の接着力を低
下させるのみならず蒸着面の印刷性、接着性をも著しく
阻害するので、これらを含有させるのは好ましくない。
従って、添加出来る望ましい添加剤はきわめて限定され
、具体的には分子量が500以上の熱安定剤・酸化防止
剤・シリカ・ゼオライト・炭酸カルシウム等の無機充填
剤、上記の脂肪酸およびその誘導体等の阻害物質を含有
しない密度0.94未満のポリエチレン系樹脂、無定形
エチレン・α−オレフィン共重合体、エチレン・α−オ
レフィン共重合体ゴム、有機硬化樹脂微粉体等を選択し
て用いるのが望ましい。
本発明の(A) 層に用いる結晶性ポリプロピレン系樹
脂とグラフト化ポリエチレンとを配合する方法、(B)
層に用いるブOピレン共重合体と高密度ポリエチレンと
を配合する方法、および、それらと上記の限定された添
加剤とを配合する方法は、これらが均一に分散、混合す
る方法であればいずれでも良い。具体的には例えば、リ
ボンブレンダ、ヘンシェルミキサー等でよく混合して均
一分散させる方法、更にそれらの混合物を押出機等を用
いて溶融混練した後冷却し、ペレット状の組成物として
用いても良い。
本発明の(A) 、(B)層を表面層として含有する2
層以上の積層フィルムの積層の方法は、二台以上の押出
機を用いて溶融押出し、共押出複層ダイ法、フィードブ
ロック法等の公知の方法で、溶融状態で積層したのち、
水槽または冷却ロール等で冷却して得る共押出積層法、
フィルムの一方の面または両表面に溶融押出して積層す
る方法、(A)層、(B)層を各々フィルムにした後、
両層が表面にくるように2種以上のフィルムを接着剤を
用いて貼り合わせ積層するドライ(または無溶媒)ラミ
ネート法等公知の方法を用いる事が出来るが、このうち
本発明においては、(A) 、(B)両表面層の厚みが
任意に調整し得る共押出積層法が特に有効である。この
共押出積層法を用いて(A) 、(B)2層の厚み比を
、どちらか一方が両層の合計の20〜80%の範囲に選
択して行なうのが特に望ましい。なお、本発明の基本構
成は(A)/(B)の2層であるが、その変形として3
種以上の積層が可能な共押出装置を用いて、同種または
責種の中1m層を加えて3層以上の積層フィルムとする
事も出来る。このようにして得られた積層体の(A)層
面に金属を蒸着するが、この(A)層面には蒸着膜の接
着性を向上させる為に表面処理を施す事が望ましい。こ
の表面処理の方法は、コロナ放電処理、プラズマ処理、
火炎処理灰、び酸処理等いずれでもよいが、積層体を連
続的に処理出来、かつ、成膜時に、巻き取る前に容易に
実施出来るコロナ放電処理が簡便で最も望ましく、プラ
ズマ処理、火炎処理も望ましい。尚、この処理に際して
は、加熱下または不活性ガス等の雰囲気下等の効果促進
手法を用いても良い。この表面処理の度合いは、JIS
  K6758rポリエチレンおよびポリプロピレンの
ぬれ試験方法」に基すき測定しためれ指数が37 d 
V n / cm以上になるように処理するのが特に望
ましい。
尚、この(A)lに表面処理した後、ポリエステル系、
ポリウレタン系、エポキシ樹脂等のアンカーコート(A
nchor Cort )を施してから蒸着してもよい
次に、この(A)層に金属を蒸着する方法は、真空蒸着
法、すなわち、真空蒸着装置内で、装置内の気圧を10
〜10 ’Torr程度に減圧し、アルミニウム、ニッ
ケル、金、銀等の目的とする金属を付着させたフィラメ
ントを加熱して、該金属を溶解蒸発させ、蒸発分子を繰
り出されたフィルム又はシートの表面に連続的に蒸着さ
せ巻き取る方法が一般的であるが、その他に真空中で放
電させたときに陰極を構成する金属が飛散する現象を利
用したスパッタリング蒸着やイオンブレーティング法に
よっても可能である。尚、蒸着させる金属は、アルミニ
ウム、金、銀、銅、ニッケル、クロム、ゲルマニウム、
チタン、セレン、スズ、亜鉛等が挙げられるが、作業性
、経済性、輝度、安全性等総合的にみてアルミニウムが
特に望ましい。
金属蒸着層の厚さは、通常、数十ないし数百オングスト
ローム(入)程度が接着性および耐久性の面で望ましい
このようにして得られた本発明の金属蒸着積層フィルム
は、それ自身単体でも有用であるが、蒸着面の印刷・ラ
ミネート適性が優れている特長を生かし、装飾性、商品
イメージの向上を目的に印刷したり、蒸着面にアンカー
コートした侵ポリエステル、ナイロンおよびエバール等
の他種フィルムまたはシート等をラミネートし、(81
層同志を内面とし、ヒートシールする事によって、さら
にその機能を向上させた包装体とする事も出来、きわめ
て有用である。
(特性の測定方法及び評価基準) 本発明における特性の測定及び評価は、以下の方法及び
基準で行なった。
(1)密度:JIS  K7112に基づき23℃で測
定した。(単位二g/Cm3) (2)メルトフローレート(VFR):JISK721
0−1976に基づき、プロピレン系重合体及び共重合
体(グラフト化物も含む)は試験条件14(230℃、
2.16KSり、ポリエチレン類は、試験条件4(19
0℃、2.16Kg)で測定した。(単位:9/10分
)(3)結晶融点(Tm):走査型差動熱量計(略称:
DSC)を用いて窒素雰囲気下で、10■の試料を10
℃/分の速度で4温させて得られる結晶の融解に伴う吸
熱カーブのピーク温度(単位二℃)で表す。
(4)ぬれ指数:JIS  K6768の方法でフィル
ムおよび金属蒸着面共に測定した。(単位:dyn/c
m) (5)蒸着膜の接着性:蒸着フィルムの蒸着膜側にウレ
タン系接着剤を介して、二輪延伸ポリエステル(PET
)フィルムを貼り合わせた後、この両者を剥離するのに
要する90度剥離強度(単位: g/l 5履)で表す
。通常、(A)層面と蒸着膜との間で剥離が生じる。こ
の値が大きいほど接着性は良好である。
(6)フィルムの巻姿ニ一定長の蒸着フィルムを連続し
て巻取って得られたフィルムロールを肉眼で観察し、表
面が平坦で、しわや肥厚(巻きこぶ)の無いものを○(
巻き姿良)、シわや肥厚があるものを×(巻き姿不良)
と評価した。
(7)スリップ性(滑り摩擦係数):△STMD189
4−63に定められた方法で測定した原反フィルム及び
蒸着フィルムの非蒸着面の運vJ11!擦係数を示す。
(8)ブロッキングカニ2cmX7α(幅×長さ)の試
料の非蒸着面同志を長さ2 cmにわたり1ね合わせ、
250 ’J / ciの荷重下で40℃で24時間放
置した後、引張試験機を用いて300m/min、の速
度下における試料の剪断剥離に要する力を求めた。[単
位:(J/4cal]、この数値が小さいほど、耐ブロ
ッキング性はよい。
〔実施例・比較例〕
以下、実施例および比較例に基づき、さらに本発明の詳
細な説明するが本発明はこの実施例によって限定される
ものではない。
(実施例1〜4、比較例1〜4) (A)層用のレジンとしてVFR7,011m163℃
の結晶性ポリプロピレン1.00重置部に、酸化防止剤
としてテトラキス〔メヂレン−5−(3’ 、5’  
−ジ−ターシャリ−ブチル−4′ヒドロキシフエニル)
プロピオネート〕メタン0.12重量部および第1表に
示す(A1層用の添加ポリマー(実施例1〜3について
は後記参考例1のG−)−IDPE■、実施例4につい
ては参考例2のG−HDPE■)を各々所定ω添加し、
ヘンシェルミキサーで混合した侵、押出機を通して溶融
押出しベレット化した。また、(Bl Fm用のレジン
として、エチレンの共重合割合が3.31借%、ブテン
−1の共1合割合が2.2重量%、l”m138℃の結
晶性エチレン・プロピレン・ブテン1三元共重合体10
0ffi&を部に対し、上記の(A)層に添加した酸化
防止剤o、io重陽部を添加したもの、及びこれに第1
表に示した(B)層用の添加ポリマーを各々所定量配合
し、同様にベレット化した。次に、二台の押出機及びこ
れに連結した二層Tダイを用いて、第1表の各個に示す
組み合わせで、一方の押出様に(A) it用のレジン
を、もう一方の押出機に(B) 履用のレジンを投入し
、それぞれ220℃で溶融押出し、連結した二層Tダイ
内で同温度で溶融状態で積層し、押出されたフィルムを
30℃の冷却ロールで急冷し、次いで(A)層面にコロ
ナ放電処理を施した後巻き取り、(A)/(B)層の厚
み比1:2、全厚み30μ、処理面のぬれ指数が41d
Vn/cの8種類の片面処理共押出二層フィルムを得た
。次に、このフィルムを連続真空蒸着装置にセットし、
10 ’Torrに保った真空下でフィルムを連続的に
繰り出しながらフィルムの(A)層面に、アルミニウム
蒸着を施して巻き取り、蒸着膜の厚みが380人(0,
04μ)の8種類の片面アルミニウム蒸着フィルムを得
た。
得られた蒸着フィルムの特性を第1表に併せ表示した。
第1表から明らかなように本発明の構成からなる実施例
1〜4は、いずれの特性も優れており、特に蒸着膜の接
着性、スリップ性および耐ブロッキング性は後群である
が、比較例のフィルムはいずれかの特性が著しく劣り、
且つ、他の特性も劣っているものが多い。
(比較例5) 実施例1で用いた(A) II用のベレット状レジンを
、口径65履の押出機及びこれに連結した単層Tダイを
用いて220℃で溶融押出し、30℃の冷却ロールで急
冷してフィルム状に成形し、次いで、片面にコロナ放電
処理を施した後巻取り、厚みが30μ、巾40α、処理
面のぬれ指数が41dVn/aの片面処理フラット状単
層フィルムを得た。次に、このフィルムを実施例1と同
様に、フィルムの処理面にアルミニウム蒸着を施して巻
取り、蒸着膜の厚みが380八(0,038μ)の片面
アルミニウム蒸着フィルムを得た。この蒸着フィルムの
蒸@膜の接着性は2209/15m。
蒸着面の印刷・ラミネート適性は39dVn/c!Rと
ランクOで良好レベルだったが、この蒸着フィルムにウ
レタン系接着剤を介して蒸着面に延伸ポリプロピレンフ
ィルムをラミネートし、製袋機を用いて非蒸着面同志を
ヒートシールし、包装用袋を製造したがシール強度が極
端に不足したり、延伸フィルムが収縮して袋の形状が崩
れ、良好な袋が得られず、包装用袋としては実用し難い
ものであった。
(比較例6) 実施例1で(B)履用に用いたペレット状レジンを、比
較例5と同様にフィルム状に成形し、片面コロナ放Ti
処理した後、その処理面に同様にアルミニウム蒸着を施
して巻取り、′i!S着膜の厚みが400人(0,04
μ)の片面アルミニウム蒸着フィルムを得た。この蒸着
フィルムの蒸着膜の接着性は120g/15#w+、ス
リップ性は0.85、ブロッキング力は660g/4d
と、総合的に不充分なものであった。
(参考例1) 無水マレイン酸グラフト高密度ポリエチレンの調!!l
 (G−HDPE■の製造) 密度0.960.Ml:15.5の高密度ポリエチレン
粉末を、溶媒としてキシレン、ラジカル開始剤としてジ
クミルパーオキサイドの存在下に無水マレイン酸と共に
130℃に加熱し、無水マレイン酸をグラフト共重合さ
せた変性高密度ポリエチレンを調製した。
この変性高密度ポリエチレンの無水マレイン酸グラフト
間は、2.4重間%であった。この変性^密度ポリエチ
レンと上記の未変性高密度ポリエチレンを1:1で混合
し、押出機で溶融混練してベレット状のグラフト高密度
ポリエチレンとした。
(参考例2) 無水マレイン酸グラフト高密度ポリエチレンの調製(G
−HDPE■の製造) 密度0.956、MI:8.0(7)高密度ポリエチレ
ン粉末100重量部に対し、無水マレイン酸0.5重量
部および2.5−ジメチル2,5−ジ(ターシャリ−ブ
チルパーオキシ)へキリン0.01重量部を添加し、ヘ
ンシェルミキサーで混合した後同方向二軸押出機を用い
て230℃に加熱し溶融混練したストランドを冷却・カ
ットしてベレット状にした無水マレイン酸グラフト高密
度ポリエチレンを調製した。
〔発明の効果〕
本発明の金属蒸着フィルムは、従来公知の金属蒸着ポリ
プロピレン系フィルムに比して蒸着時の加工性に優れ、
M着膜が強固に接着されており、且つ、脂肪酸誘導体を
用いる必背が無いので蒸着面の印刷・ラミネート適性も
良好であり、さらにフィルムのスリップ性、耐ブロッキ
ング性も優れており、蒸着面への多色印刷、延伸ポリエ
ステルフィルム、延伸ポリプロピレンフィルム等の基材
フィルム等とのラミネート及び自動製袋等の二次加工そ
の他各加工工程での高速化・収率向上等の生産性・作業
性改善に効果大であり、さらに製袋・自動充填包装等の
ヒートシールの際にも蒸着膜の変質が無く、その優れた
袋筒性、光線遮断性及びガスバリヤ−性等をより有効に
活用出来るものであり、各種食品・Il維製品等の包装
用、建材用及び各種容器等に広範囲に利用出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記(A)層および(B)層を表面層とする2層以
    上の積層フィルムの(A)層上に金属蒸着させてなる金
    属蒸着フィルム。 (A)層:結晶性ポリプロピレン系樹脂100重量部に
    対し、不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれた
    少なくとも1種をグラフト重合させたグラフト化ポリエ
    チレンを0.3〜30重量部を配合した組成物からなる
    層。 (B)層:(A)層に用いた結晶性ポリプロピレン系樹
    脂より5℃以上低い結晶融点を有する結晶性ポリプロピ
    レン系共重合体100重量部に対し、密度が0.94以
    上の高密度ポリエチレン1〜10重量部を配合した組成
    物からなる層。 2、(A)層に用いるグラフト化ポリエチレンが、無水
    マレイン酸をグラフト重合させた無水マレイン酸の含有
    量が0.01〜2重量%、エチレン含有量が80重量%
    以上、密度0.93以上であり、その添加量が1〜20
    重量部である請求項1記載の金属蒸着フィルム。 3、(B)層に用いる結晶性ポリプロピレン系共重合体
    が、プロピレン成分を50重量%以上含有し、結晶融点
    が150℃以下のプロピレンとエチレンまたは炭素数が
    4以上のα−オレフィンとの共重合体である請求項1記
    載の金属蒸着フィルム。 4、請求項1記載の金属蒸着フィルムの蒸着面に印刷な
    いし他種フィルムをラミネートした積層フィルムの(B
    )層同志を内面としヒートシールしてなる包装体。
JP20266388A 1988-08-16 1988-08-16 金属蒸着フィルム Granted JPH0252735A (ja)

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JPH0571034B2 JPH0571034B2 (ja) 1993-10-06

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JP20266388A Granted JPH0252735A (ja) 1988-08-16 1988-08-16 金属蒸着フィルム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005119282A (ja) * 2003-09-22 2005-05-12 Okura Ind Co Ltd 食肉包装用フィルム

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JP2005119282A (ja) * 2003-09-22 2005-05-12 Okura Ind Co Ltd 食肉包装用フィルム

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JPH0571034B2 (ja) 1993-10-06

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