JPH0252955B2 - - Google Patents
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- JPH0252955B2 JPH0252955B2 JP4800485A JP4800485A JPH0252955B2 JP H0252955 B2 JPH0252955 B2 JP H0252955B2 JP 4800485 A JP4800485 A JP 4800485A JP 4800485 A JP4800485 A JP 4800485A JP H0252955 B2 JPH0252955 B2 JP H0252955B2
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Landscapes
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
「発明の目的」
「産業上の利用分野」
この発明は石炭の溶剤抽出法に関する。
「従来の技術」
過去長い期間にわたり、固体化石燃料である石
炭を液化して、液体燃料および化学原料とする為
の技術的手段の検討が行われて来た。この様な従
来の石炭液化法には、石炭を高温高圧下に水素添
加する方法(以下単に水素添加法という)あるい
は石炭中の有機物を溶剤により抽出する方法(以
下単に溶剤抽出法という)がある。この様な従来
方法は、溶剤抽出法にあつても、過去に開発され
た方法では溶剤の性能が十分でなく、水素添加法
と略同様に高温高圧を必要とする為、両方法共に
製品として得られる液化製品が高価であり、実用
に供するには不十分である。 この発明の発明者らは、先に特願昭58−54564
(特開昭59−179587号)において、石炭を抽出す
る為の溶剤として、二硫化炭素とピリジン、ジメ
チルスルホオキシド、N、N−ジメチルホルムア
ミドあるいはヘキサメチルホスホルトリアミドと
の2成分混合物を溶剤として使用する方法を提案
したが、この発明は上記の前回出願のものとは異
なる混合溶剤を使用する石炭の溶剤抽出法に関す
る。 「発明が解決しようとする問題点」 この発明は、上記の如き従来からの溶剤抽出法
の欠点を改良することを目的とした新規な方法で
ある。即ちこの発明は、石炭の溶剤抽出法におけ
る溶剤を、従来の石炭タール系溶剤あるいは石油
留分系溶剤から新規な混合溶剤に変更することに
よつて、石炭を抽出する際の温度および圧力を低
くし、従来方法より著しく容易に石炭を抽出する
方法の提供を目的としている。 「発明の構成」 「問題点を解決する為の手段」 この発明においては、石炭を抽出する為の溶剤
として、二硫化炭素とN−メチル−2−ピロリド
ン(以下単にMPと略称する)あるいはジメチル
アセトアミド(以下単にDMAと略称する)との
2成分混合物が使用される。これらの混合溶剤の
使用により、石炭中の有機物の相当量を常温常圧
下において抽出することが出来る。以下にこの発
明の内容を実験データを使用しつつ詳細に説明す
る。 二硫化炭素、MPおよびDMAは、共に従来か
らよく知られた溶剤である。しかし石炭を溶剤抽
出するに際し、これらの溶剤を単独に使用して
も、充分な抽出効果を得ることが出来ない。この
発明は、これらの溶剤を混合物として使用する
と、非常に優れた抽出効果が得られることの発見
に基づいている。先づこれら溶剤を単独に使用し
た場合と混合物として使用した場合との抽出効果
の大きな差を第1表および第2表によつて説明す
る。 第1表は、60メツシユのタイラー篩を全通する
様に粉砕された新夕張炭を、上記3種の単独溶
剤、二硫化炭素とDMAの等容量混合溶剤および
二硫化炭素とMPの等容量混合溶剤によつて常温
常圧下で60分間抽出した際の石炭の抽出率の例を
示す表である。断わりなき限り、この表および以
下の説明における抽出率は、石炭4grを100mlの溶
剤により攪拌抽出した後遠心分離器により抽出液
と抽出残渣とに分離し、溶剤中に溶解した石炭中
の成分(即ち抽出物)の重量を抽出液の減圧加熱
による乾燥法により求め、抽出物重量の投入した
石炭の灰分を除外した部分の重量に対する100分
比として表示してある。 第1表 使用溶剤 新夕張炭に対する抽出率 二硫化炭素 0.8 DMA 2.6 MP 9.3 二硫化炭素−DMA 47.0 二硫化炭素−MP 57.9 第2表は、第1表の場合と同様に60メツシユの
タイラー篩を全通する様に粉砕された新夕張炭お
よび棗壮炭(中国産)を、二硫化炭素とMPそれ
ぞれ単独および両者の配合比を変更した混合溶剤
により、抽出時間のみを30分間に短縮して抽出し
た際の石炭の抽出率の例を示す表である。又この
表中にある混合溶剤の組成は、これらの混合溶剤
を調製する際に使用した二硫化炭素の容量%で示
してある。
炭を液化して、液体燃料および化学原料とする為
の技術的手段の検討が行われて来た。この様な従
来の石炭液化法には、石炭を高温高圧下に水素添
加する方法(以下単に水素添加法という)あるい
は石炭中の有機物を溶剤により抽出する方法(以
下単に溶剤抽出法という)がある。この様な従来
方法は、溶剤抽出法にあつても、過去に開発され
た方法では溶剤の性能が十分でなく、水素添加法
と略同様に高温高圧を必要とする為、両方法共に
製品として得られる液化製品が高価であり、実用
に供するには不十分である。 この発明の発明者らは、先に特願昭58−54564
(特開昭59−179587号)において、石炭を抽出す
る為の溶剤として、二硫化炭素とピリジン、ジメ
チルスルホオキシド、N、N−ジメチルホルムア
ミドあるいはヘキサメチルホスホルトリアミドと
の2成分混合物を溶剤として使用する方法を提案
したが、この発明は上記の前回出願のものとは異
なる混合溶剤を使用する石炭の溶剤抽出法に関す
る。 「発明が解決しようとする問題点」 この発明は、上記の如き従来からの溶剤抽出法
の欠点を改良することを目的とした新規な方法で
ある。即ちこの発明は、石炭の溶剤抽出法におけ
る溶剤を、従来の石炭タール系溶剤あるいは石油
留分系溶剤から新規な混合溶剤に変更することに
よつて、石炭を抽出する際の温度および圧力を低
くし、従来方法より著しく容易に石炭を抽出する
方法の提供を目的としている。 「発明の構成」 「問題点を解決する為の手段」 この発明においては、石炭を抽出する為の溶剤
として、二硫化炭素とN−メチル−2−ピロリド
ン(以下単にMPと略称する)あるいはジメチル
アセトアミド(以下単にDMAと略称する)との
2成分混合物が使用される。これらの混合溶剤の
使用により、石炭中の有機物の相当量を常温常圧
下において抽出することが出来る。以下にこの発
明の内容を実験データを使用しつつ詳細に説明す
る。 二硫化炭素、MPおよびDMAは、共に従来か
らよく知られた溶剤である。しかし石炭を溶剤抽
出するに際し、これらの溶剤を単独に使用して
も、充分な抽出効果を得ることが出来ない。この
発明は、これらの溶剤を混合物として使用する
と、非常に優れた抽出効果が得られることの発見
に基づいている。先づこれら溶剤を単独に使用し
た場合と混合物として使用した場合との抽出効果
の大きな差を第1表および第2表によつて説明す
る。 第1表は、60メツシユのタイラー篩を全通する
様に粉砕された新夕張炭を、上記3種の単独溶
剤、二硫化炭素とDMAの等容量混合溶剤および
二硫化炭素とMPの等容量混合溶剤によつて常温
常圧下で60分間抽出した際の石炭の抽出率の例を
示す表である。断わりなき限り、この表および以
下の説明における抽出率は、石炭4grを100mlの溶
剤により攪拌抽出した後遠心分離器により抽出液
と抽出残渣とに分離し、溶剤中に溶解した石炭中
の成分(即ち抽出物)の重量を抽出液の減圧加熱
による乾燥法により求め、抽出物重量の投入した
石炭の灰分を除外した部分の重量に対する100分
比として表示してある。 第1表 使用溶剤 新夕張炭に対する抽出率 二硫化炭素 0.8 DMA 2.6 MP 9.3 二硫化炭素−DMA 47.0 二硫化炭素−MP 57.9 第2表は、第1表の場合と同様に60メツシユの
タイラー篩を全通する様に粉砕された新夕張炭お
よび棗壮炭(中国産)を、二硫化炭素とMPそれ
ぞれ単独および両者の配合比を変更した混合溶剤
により、抽出時間のみを30分間に短縮して抽出し
た際の石炭の抽出率の例を示す表である。又この
表中にある混合溶剤の組成は、これらの混合溶剤
を調製する際に使用した二硫化炭素の容量%で示
してある。
【表】
これらの表から明らかな通り、単独溶剤と混合
溶剤とでは抽出効果に著しい差があり、又抽出に
使用する混合溶剤としては二硫化炭素の含有量
が、10〜90%、好ましくは30〜80%、特に好まし
くは40〜70容積%(以下断わりなき限り単に%と
いう)のものを挙げることが出来る。又抽出率
は、石炭の種類および溶剤の組成によつて異な
る。 この発明方法によつて石炭を抽出する際に使用
する温度圧力条件として、温度において室温以上
250℃以下好ましくは100〜200℃、圧力において
大気圧から250℃における抽出容器内の平衡蒸気
圧までの圧力を挙げることが出来る。又抽出の際
における、溶剤の使用量は、石炭の種類により異
なるが、石炭1Kg当り3〜100の量の溶剤を使
用することが望ましい。溶剤の使用量が、石炭1
Kg当り3以下である場合には、抽出後の液の粘
度が高くなり過ぎて取り扱いが困難となる外、抽
出率が低下する。逆に石炭1Kg当り100以上の
溶剤の使用は、溶剤使用量の増加に比し抽出率の
上昇効果が小である。従つて、抽出の際の温度を
100〜200℃の範囲内で行なうことが、比較的に少
量の溶剤を使用して抽出を行なつても抽出後の溶
剤の粘度が低く、且つ高い抽出率が得られる理由
により有利である。 この発明において使用する原料炭は、16メツシ
ユの篩を全通し、200メツシユの篩を通過するも
のが10重量%程度である様に、好ましくは60メツ
シユの篩を全通し170メツシユの篩を通過するも
のが10重量%程度である様に破砕して抽出に供す
るのがよい。16メツシユの篩をほとんど通過しな
い様な荒い石炭粒を抽出原料として使用すると、
高い抽出率を得ることが困難となり、又200メツ
シユの篩を全通する如き小粒石炭を使用すると、
抽出操作の後において、石炭の抽出残渣と抽出後
の液の分離が困難になる。 この発明は、回分式抽出法あるいは連続式抽出
法の何れによつても石炭の抽出を行なうことが出
来る。回分式抽出法にあつては、1回の抽出操作
により得られる抽出率が十分でなく、その都度新
しい溶剤あるいは回収した溶剤を使用して、繰返
し抽出を行ない抽出率を高めることが望ましい。
この様な繰り返し抽出により得られる抽出率の上
限は、石炭の種類によつて大幅に異なるが、多く
の石炭において25%以上、この発明方法に適当な
石炭の場合には、40%を越える抽出率を得ること
が出来る。しかし、この回分抽出を10回以上実施
しても抽出率の大なる上昇は得られない。又1回
の回分抽出の際に必要な時間は、石炭の種類によ
り異なるが、1時間以内、多くの場合には20分以
内で充分である。上記の記載から明らかな通り、
この発明方法は、連続式抽出法特に向流式連続抽
出法によつて実施することが望ましい。 この発明方法によつて得られた、石炭中の有機
物を含む抽出液と抽出残渣との混合物は、周知の
方法、即ち重力沈降、遠心分離あるいは過等の
手段により、抽出液と抽出残渣に分離することが
出来る。この分離操作は、前記の通りの中程度の
温度の使用により容易となる。この分離が終了後
の抽出液は、周知の蒸発法、蒸溜法あるいは濃縮
法等の手段により回収溶剤と抽出された有機物に
再分離することが出来る。再分離後の回収溶剤
は、特に説明するまでも無く、この発明方法の為
の溶剤として再使用することが出来る。この様な
溶剤回収法によつて、使用した溶剤の90%以上を
回収することが出来る。溶剤を除去した後の抽出
された有機物は、石炭中に含有されていた有機物
である。この有機物の性状は、石炭の種類により
異なるが、多くの場合螢光を発する常温において
固体状あるいは非常に高い粘度を有する液状の濃
褐色物質であり、その性状の詳細は明らかでな
い。この有機物の元素分析の結果は、大略窒素、
硫黄および酸素の合計が4〜10重量%、炭素が84
〜89重量%、残部が水素であることを示した。 実施例 新夕張炭を粉砕し、タイラー篩で16メツシユを
通過するが60メツシユを通過しないもの(以下単
に16メツシユという)、60メツシユを通過するが
100メツシユを通過しないもの(以下単に60メツ
シユという)、100メツシユを通過するが170メツ
シユを通過しないもの(以下単に100メツシユと
いう)および170メツシユを通過するもの(以下
単に170メツシユという)に分級し、窒素気流中
107℃にて恒量になるまで乾燥して原料炭とした。
この原料炭2、4あるいは8grと二硫化炭素と
MPとの等容積の混合溶剤100mlとを容器中にお
いて混合し、室温下に0〜180分間攪拌して抽出
操作とした。抽出操作終了後の容器内容物を、遠
心分離法によつて、抽出液と抽出残渣に分離し
た。抽出時間0分は原料炭と溶剤とを混合後直ち
に遠心分離操作に付したことを意味する。抽出液
をエバポレーターにおいて減圧下に加熱し、溶媒
を留去せしめて濃縮した後、濃縮液を80℃にて恒
量になるまで真空乾燥した。乾燥後の濃縮液が抽
出物である。この実施例にあつては、常温におい
て抽出残渣を超音波照射下にアセトン洗浄後、80
℃にて真空乾燥し、この真空乾燥後の抽出残渣の
重量を投入原料炭の重量から差引くことにより抽
出物の重量を求め、この抽出物重量から前記同様
に抽出率を算出した。第3表にその結果を示す。
溶剤とでは抽出効果に著しい差があり、又抽出に
使用する混合溶剤としては二硫化炭素の含有量
が、10〜90%、好ましくは30〜80%、特に好まし
くは40〜70容積%(以下断わりなき限り単に%と
いう)のものを挙げることが出来る。又抽出率
は、石炭の種類および溶剤の組成によつて異な
る。 この発明方法によつて石炭を抽出する際に使用
する温度圧力条件として、温度において室温以上
250℃以下好ましくは100〜200℃、圧力において
大気圧から250℃における抽出容器内の平衡蒸気
圧までの圧力を挙げることが出来る。又抽出の際
における、溶剤の使用量は、石炭の種類により異
なるが、石炭1Kg当り3〜100の量の溶剤を使
用することが望ましい。溶剤の使用量が、石炭1
Kg当り3以下である場合には、抽出後の液の粘
度が高くなり過ぎて取り扱いが困難となる外、抽
出率が低下する。逆に石炭1Kg当り100以上の
溶剤の使用は、溶剤使用量の増加に比し抽出率の
上昇効果が小である。従つて、抽出の際の温度を
100〜200℃の範囲内で行なうことが、比較的に少
量の溶剤を使用して抽出を行なつても抽出後の溶
剤の粘度が低く、且つ高い抽出率が得られる理由
により有利である。 この発明において使用する原料炭は、16メツシ
ユの篩を全通し、200メツシユの篩を通過するも
のが10重量%程度である様に、好ましくは60メツ
シユの篩を全通し170メツシユの篩を通過するも
のが10重量%程度である様に破砕して抽出に供す
るのがよい。16メツシユの篩をほとんど通過しな
い様な荒い石炭粒を抽出原料として使用すると、
高い抽出率を得ることが困難となり、又200メツ
シユの篩を全通する如き小粒石炭を使用すると、
抽出操作の後において、石炭の抽出残渣と抽出後
の液の分離が困難になる。 この発明は、回分式抽出法あるいは連続式抽出
法の何れによつても石炭の抽出を行なうことが出
来る。回分式抽出法にあつては、1回の抽出操作
により得られる抽出率が十分でなく、その都度新
しい溶剤あるいは回収した溶剤を使用して、繰返
し抽出を行ない抽出率を高めることが望ましい。
この様な繰り返し抽出により得られる抽出率の上
限は、石炭の種類によつて大幅に異なるが、多く
の石炭において25%以上、この発明方法に適当な
石炭の場合には、40%を越える抽出率を得ること
が出来る。しかし、この回分抽出を10回以上実施
しても抽出率の大なる上昇は得られない。又1回
の回分抽出の際に必要な時間は、石炭の種類によ
り異なるが、1時間以内、多くの場合には20分以
内で充分である。上記の記載から明らかな通り、
この発明方法は、連続式抽出法特に向流式連続抽
出法によつて実施することが望ましい。 この発明方法によつて得られた、石炭中の有機
物を含む抽出液と抽出残渣との混合物は、周知の
方法、即ち重力沈降、遠心分離あるいは過等の
手段により、抽出液と抽出残渣に分離することが
出来る。この分離操作は、前記の通りの中程度の
温度の使用により容易となる。この分離が終了後
の抽出液は、周知の蒸発法、蒸溜法あるいは濃縮
法等の手段により回収溶剤と抽出された有機物に
再分離することが出来る。再分離後の回収溶剤
は、特に説明するまでも無く、この発明方法の為
の溶剤として再使用することが出来る。この様な
溶剤回収法によつて、使用した溶剤の90%以上を
回収することが出来る。溶剤を除去した後の抽出
された有機物は、石炭中に含有されていた有機物
である。この有機物の性状は、石炭の種類により
異なるが、多くの場合螢光を発する常温において
固体状あるいは非常に高い粘度を有する液状の濃
褐色物質であり、その性状の詳細は明らかでな
い。この有機物の元素分析の結果は、大略窒素、
硫黄および酸素の合計が4〜10重量%、炭素が84
〜89重量%、残部が水素であることを示した。 実施例 新夕張炭を粉砕し、タイラー篩で16メツシユを
通過するが60メツシユを通過しないもの(以下単
に16メツシユという)、60メツシユを通過するが
100メツシユを通過しないもの(以下単に60メツ
シユという)、100メツシユを通過するが170メツ
シユを通過しないもの(以下単に100メツシユと
いう)および170メツシユを通過するもの(以下
単に170メツシユという)に分級し、窒素気流中
107℃にて恒量になるまで乾燥して原料炭とした。
この原料炭2、4あるいは8grと二硫化炭素と
MPとの等容積の混合溶剤100mlとを容器中にお
いて混合し、室温下に0〜180分間攪拌して抽出
操作とした。抽出操作終了後の容器内容物を、遠
心分離法によつて、抽出液と抽出残渣に分離し
た。抽出時間0分は原料炭と溶剤とを混合後直ち
に遠心分離操作に付したことを意味する。抽出液
をエバポレーターにおいて減圧下に加熱し、溶媒
を留去せしめて濃縮した後、濃縮液を80℃にて恒
量になるまで真空乾燥した。乾燥後の濃縮液が抽
出物である。この実施例にあつては、常温におい
て抽出残渣を超音波照射下にアセトン洗浄後、80
℃にて真空乾燥し、この真空乾燥後の抽出残渣の
重量を投入原料炭の重量から差引くことにより抽
出物の重量を求め、この抽出物重量から前記同様
に抽出率を算出した。第3表にその結果を示す。
【表】
上記の結果から明らかな通り、この発明方法に
よる石炭の抽出は、常温付近の低温且つ常圧にお
いても非常に短時間内に完了する。使用される混
合溶剤の蒸気圧が著しく高圧とならない範囲内で
抽出温度を上昇させることにより抽出時間を更に
短縮することが出来る。 「発明の効果」 この発明の利点は、既に述べた通り、石炭の溶
剤抽出が250℃以下の温度と大略100Kg/cm2G以下
の比較的低い温度圧力条件に短時間で実施出来る
ことにあり、従来法の350℃以上の温度および100
Kg/cm2G以上の圧力を使用する場合に比し遥かに
低い温度および圧力でよい。従つて、石炭の抽出
の際における必要エネルギーを節減出来る他、使
用機器の軽量化とこれら機器用材料に安価なもの
が使用出来る等の諸点において、従来法より有利
である。
よる石炭の抽出は、常温付近の低温且つ常圧にお
いても非常に短時間内に完了する。使用される混
合溶剤の蒸気圧が著しく高圧とならない範囲内で
抽出温度を上昇させることにより抽出時間を更に
短縮することが出来る。 「発明の効果」 この発明の利点は、既に述べた通り、石炭の溶
剤抽出が250℃以下の温度と大略100Kg/cm2G以下
の比較的低い温度圧力条件に短時間で実施出来る
ことにあり、従来法の350℃以上の温度および100
Kg/cm2G以上の圧力を使用する場合に比し遥かに
低い温度および圧力でよい。従つて、石炭の抽出
の際における必要エネルギーを節減出来る他、使
用機器の軽量化とこれら機器用材料に安価なもの
が使用出来る等の諸点において、従来法より有利
である。
Claims (1)
- 1 石炭の溶剤抽出法において、抽出溶剤として
二硫化炭素とN−メチル−2−ピロリドンあるい
はジメチルアセトアミドとの2成分混合溶剤を使
用することを特徴とする溶剤で石炭中の有機物を
抽出する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4800485A JPS61207489A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 溶剤で石炭中の有機物を抽出する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4800485A JPS61207489A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 溶剤で石炭中の有機物を抽出する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61207489A JPS61207489A (ja) | 1986-09-13 |
| JPH0252955B2 true JPH0252955B2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=12791153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4800485A Granted JPS61207489A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 溶剤で石炭中の有機物を抽出する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61207489A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2236323B (en) * | 1989-09-28 | 1993-07-21 | Nat Energy Council | Coal solubilisation |
| WO2001096499A1 (en) * | 2000-06-10 | 2001-12-20 | Sk Corporation | The method for using disulfide mixture as a sulfiding agent |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP4800485A patent/JPS61207489A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61207489A (ja) | 1986-09-13 |
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