JPH0253013B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0253013B2 JPH0253013B2 JP59158771A JP15877184A JPH0253013B2 JP H0253013 B2 JPH0253013 B2 JP H0253013B2 JP 59158771 A JP59158771 A JP 59158771A JP 15877184 A JP15877184 A JP 15877184A JP H0253013 B2 JPH0253013 B2 JP H0253013B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- bait
- betaine
- fishing
- saury
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fodder In General (AREA)
- Feed For Specific Animals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は海又は河川で釣に使用する餌の加工
に関するもので、レジヤー用の釣餌や漁業での釣
餌として使用するものである。
に関するもので、レジヤー用の釣餌や漁業での釣
餌として使用するものである。
(従来の技術)
従来より海、河川での釣には練り餌や生き餌、
或は生の魚貝類餌等各種餌が使用されている。こ
の中生き餌は次第に不足し、魚貝類餌の需要が多
くなつているが、餌用魚貝類としてはサンマ、イ
ワシ等のいわゆるひかりものと呼ばれる安価な魚
やアサリその他の貝類のむき身が多く使用され
る。これら餌用魚貝類は生きたまゝ使用すること
は少なく、通常冷凍、塩蔵又はオイル漬等の加工
をほどこし、必要に応じ餌として使用するもので
ある。又、ベタインが魚の食餌誘引作用をもつこ
とは、A.M.Mackieら(J.Fish Boil 16P701〜
708 1980年)により公知である。
或は生の魚貝類餌等各種餌が使用されている。こ
の中生き餌は次第に不足し、魚貝類餌の需要が多
くなつているが、餌用魚貝類としてはサンマ、イ
ワシ等のいわゆるひかりものと呼ばれる安価な魚
やアサリその他の貝類のむき身が多く使用され
る。これら餌用魚貝類は生きたまゝ使用すること
は少なく、通常冷凍、塩蔵又はオイル漬等の加工
をほどこし、必要に応じ餌として使用するもので
ある。又、ベタインが魚の食餌誘引作用をもつこ
とは、A.M.Mackieら(J.Fish Boil 16P701〜
708 1980年)により公知である。
(この発明が解決しようとする問題点)
釣用魚貝類は生のまゝ保存し、必要に応じて出
荷する関係上、保存中には自己消化や細菌汚染に
よる劣化がおこる。これを防ぐため、冷凍、塩蔵
等の手段を講ずるが、保存条件が苛酷な結果、解
凍又は水洗した餌には細胞の原型質剥離が起り易
く、水中ではふやけ易いので餌としての価値を低
下させる欠点がある。従来このような餌は無用な
ものとして捨てられるのみで、これに対する対策
は殆んど講じられていない。
荷する関係上、保存中には自己消化や細菌汚染に
よる劣化がおこる。これを防ぐため、冷凍、塩蔵
等の手段を講ずるが、保存条件が苛酷な結果、解
凍又は水洗した餌には細胞の原型質剥離が起り易
く、水中ではふやけ易いので餌としての価値を低
下させる欠点がある。従来このような餌は無用な
ものとして捨てられるのみで、これに対する対策
は殆んど講じられていない。
(問題点を解決するための手段)
この発明者らは上記の事情に鑑み、常時良好な
状態に保持される釣用魚貝類の加工方法を得んと
研究を進めた結果、魚貝類餌料の表面にベタイン
又はベタインを多量に含有する物質を塗布又はす
り込む等の手段を施すことにより、その目的を達
成できたものである。
状態に保持される釣用魚貝類の加工方法を得んと
研究を進めた結果、魚貝類餌料の表面にベタイン
又はベタインを多量に含有する物質を塗布又はす
り込む等の手段を施すことにより、その目的を達
成できたものである。
この発明で使用する魚貝類餌料とは、サンマ、
イワシ等の魚そのまゝ或はそれより採取した魚肉
及びアサリ、カキ、カラス貝等のむき身等であつ
て、通常レジヤー用の釣餌或は漁業での釣餌とし
て使用するものは何れも使用できる。
イワシ等の魚そのまゝ或はそれより採取した魚肉
及びアサリ、カキ、カラス貝等のむき身等であつ
て、通常レジヤー用の釣餌或は漁業での釣餌とし
て使用するものは何れも使用できる。
上記魚貝類餌料の加工に供するベタインとは、
通常天然物から採取せられるもので、該物質は水
棲動物にありてはタコ、イカ等の軟体動物、エ
ビ、カニ等の節足動物の体内に存在することが知
られ、又植物界にありては甜菜中に存在すること
が知られている。通常、甜菜を原料とする製糖時
の副産物である糖密を原料とし、クロマト的に分
離濃縮して製造するもので、この発明にありては
純ベタインは勿論のこと粗製のベタインを使用す
る。
通常天然物から採取せられるもので、該物質は水
棲動物にありてはタコ、イカ等の軟体動物、エ
ビ、カニ等の節足動物の体内に存在することが知
られ、又植物界にありては甜菜中に存在すること
が知られている。通常、甜菜を原料とする製糖時
の副産物である糖密を原料とし、クロマト的に分
離濃縮して製造するもので、この発明にありては
純ベタインは勿論のこと粗製のベタインを使用す
る。
上記ベタインは前記魚貝類等餌料の表面に塗布
したり撒布したりして加工するものであるが、好
ましくはよく摺り込んで魚貝類餌料とよく密着す
るようにする。又、表面処理するに必要なベタイ
ンは純ベタインとして餌料100g当り1〜10gで
十分である。
したり撒布したりして加工するものであるが、好
ましくはよく摺り込んで魚貝類餌料とよく密着す
るようにする。又、表面処理するに必要なベタイ
ンは純ベタインとして餌料100g当り1〜10gで
十分である。
このように処理した餌料は冷凍又は冷暗所保存
する。
する。
(作用)
この発明でベタインの表面加工した魚貝類餌料
は低温保存するとベタインが表面水分に溶解し、
次第に肉質部まで浸透する。このため低温に対す
る抵抗が増加し、保存後も鮮度を保持し原形質剥
離等の現象を防ぐもので、これを従来の塩蔵法と
比較し実験により説明する。
は低温保存するとベタインが表面水分に溶解し、
次第に肉質部まで浸透する。このため低温に対す
る抵抗が増加し、保存後も鮮度を保持し原形質剥
離等の現象を防ぐもので、これを従来の塩蔵法と
比較し実験により説明する。
実験はサンマの頭、内蔵を除去して三枚におろ
した肉部を使用した。先ず従来法としては常法に
従がい魚肉表面に食塩を均一にまぶした。又この
発明の方法としては、ベタインの粉末を同様にし
て均一にまぶし、双方とも冷暗所に1週間保存し
た。保存後とり出して検すると、この発明による
餌はサンマ特有の光沢を保持していたのに対し、
塩蔵したものは殆んど消失していた。又肉質は双
方共しまつた感触のものが得られ、腐敗等は見ら
れなかつたが、水に浸漬するとこの発明のサンマ
はふやけないのに対し、塩蔵したものはふやけ
た。更に柔軟性において、この発明のものが数倍
勝つており、餌料価値には外見上も明らかな差が
見られた。
した肉部を使用した。先ず従来法としては常法に
従がい魚肉表面に食塩を均一にまぶした。又この
発明の方法としては、ベタインの粉末を同様にし
て均一にまぶし、双方とも冷暗所に1週間保存し
た。保存後とり出して検すると、この発明による
餌はサンマ特有の光沢を保持していたのに対し、
塩蔵したものは殆んど消失していた。又肉質は双
方共しまつた感触のものが得られ、腐敗等は見ら
れなかつたが、水に浸漬するとこの発明のサンマ
はふやけないのに対し、塩蔵したものはふやけ
た。更に柔軟性において、この発明のものが数倍
勝つており、餌料価値には外見上も明らかな差が
見られた。
次に誘魚性を試験するため、釣糸の先に釣用天
秤を付し両端に釣り鉤を垂らし一方の鉤にはこの
発明のサンマを他方には塩蔵のサンマをつけ、コ
マイを釣つた結果、第1表の成績を示した。
秤を付し両端に釣り鉤を垂らし一方の鉤にはこの
発明のサンマを他方には塩蔵のサンマをつけ、コ
マイを釣つた結果、第1表の成績を示した。
第1表
この発明の餌 55尾
塩蔵の餌 30尾
上表より判明する如く、この発明の餌は塩蔵し
たものにくらべ約2倍の誘魚効果を示した。
たものにくらべ約2倍の誘魚効果を示した。
(実施例)
以下実施例によりこの発明を説明する。
例 1
三枚におろしたサンマの肉面に甜菜糖廃糖蜜か
ら分離回収した精製ベタイン結晶物を均一にふり
かけ、皮面には同ベタイン物質を指先ですりこむ
ようにして全面にほゞ均一にぬりつけた。ベタイ
ン物質の使用量はサンマ1尾(未処理平均重量
150g)当り10gとした。このように処理したサ
ンマ20尾分を新聞紙でくるみ、更に市販の食品包
装用プラスチツクフイルム(幅30cm)で多少強く
まいて家庭用電気冷蔵庫内に1ケ月保存した後取
り出し、これを細断してコマイの釣餌に使用した
ところ、魚の喰いつきがよく、釣成績は良好であ
つた。保存後のサンマは肉質がしまつていたが尚
柔軟であり、光沢も保持されていた。また海水に
さらされても皮や肉質が白変(フヤケ)し難く、
鉤外れが全くなかつた。
ら分離回収した精製ベタイン結晶物を均一にふり
かけ、皮面には同ベタイン物質を指先ですりこむ
ようにして全面にほゞ均一にぬりつけた。ベタイ
ン物質の使用量はサンマ1尾(未処理平均重量
150g)当り10gとした。このように処理したサ
ンマ20尾分を新聞紙でくるみ、更に市販の食品包
装用プラスチツクフイルム(幅30cm)で多少強く
まいて家庭用電気冷蔵庫内に1ケ月保存した後取
り出し、これを細断してコマイの釣餌に使用した
ところ、魚の喰いつきがよく、釣成績は良好であ
つた。保存後のサンマは肉質がしまつていたが尚
柔軟であり、光沢も保持されていた。また海水に
さらされても皮や肉質が白変(フヤケ)し難く、
鉤外れが全くなかつた。
例 2
平均重量80gの小イワシの頭部を切除し、腹部
切開せずに内蔵を取り出し、簡単に洗つて水切り
した後、付着水を拭きとり開口部より甜菜糖廃糖
蜜より分離回収した粗製ベタイン結晶物質(純度
60%)を1尾当り約5g投入し、表面には例1と
同様に均一にぬりつけて、このように処理したイ
ワシ20尾分を−20℃で保存した。1ケ月保存後取
り出して解凍したところ処理前と同程度の鮮度を
保持しており、これを海における鮭の1本釣りの
餌に供したところ、鉤外れがなく、釣成績が良好
であつた。
切開せずに内蔵を取り出し、簡単に洗つて水切り
した後、付着水を拭きとり開口部より甜菜糖廃糖
蜜より分離回収した粗製ベタイン結晶物質(純度
60%)を1尾当り約5g投入し、表面には例1と
同様に均一にぬりつけて、このように処理したイ
ワシ20尾分を−20℃で保存した。1ケ月保存後取
り出して解凍したところ処理前と同程度の鮮度を
保持しており、これを海における鮭の1本釣りの
餌に供したところ、鉤外れがなく、釣成績が良好
であつた。
例 3
小つぶのアサリ貝(径2〜3cm)50ケをむき身
とし、これを紙にて除湿した後、例2と同様の粗
製ベタイン結晶物5gをふりかけ、まんべんなく
まぶした後、市販の蓋付プラスチツクスの容器
(径5cm、高さ約5cm)に入れ家庭用電気冷蔵庫
に保存した。2週間後取り出し、カレイ釣の餌と
して使用したところ、同時に使用したむき身のア
サリ貝を餌とした場合に比べ鉤外れが少なく、釣
成果も生アサリ貝を上まわる好成績であつた。
とし、これを紙にて除湿した後、例2と同様の粗
製ベタイン結晶物5gをふりかけ、まんべんなく
まぶした後、市販の蓋付プラスチツクスの容器
(径5cm、高さ約5cm)に入れ家庭用電気冷蔵庫
に保存した。2週間後取り出し、カレイ釣の餌と
して使用したところ、同時に使用したむき身のア
サリ貝を餌とした場合に比べ鉤外れが少なく、釣
成果も生アサリ貝を上まわる好成績であつた。
(効果)
この発明は、ベタインの誘引作用を魚貝類餌料
に応用し、餌料表面をベタインで加工処理すると
いう簡単な作業であるから、作業に手間をさほど
必要とせず、保存中にベタインが肉部に浸透して
水中では徐々に放出するので長時間誘引効果を持
続する。又鮮度の保持が極めて良好で、肉質はし
まるが柔軟性があり、鉤外れが少なく、水中でも
ふやけがないので前記誘魚効果と相俊つて釣餌と
しての価値を一層向上させるものである。
に応用し、餌料表面をベタインで加工処理すると
いう簡単な作業であるから、作業に手間をさほど
必要とせず、保存中にベタインが肉部に浸透して
水中では徐々に放出するので長時間誘引効果を持
続する。又鮮度の保持が極めて良好で、肉質はし
まるが柔軟性があり、鉤外れが少なく、水中でも
ふやけがないので前記誘魚効果と相俊つて釣餌と
しての価値を一層向上させるものである。
Claims (1)
- 1 釣用の魚貝類餌を甜菜由来の純ベタイン又は
粗製ベタインで表面処理をし、保存性と誘魚性を
高めることを特徴とする釣餌の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15877184A JPS6137055A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 釣餌の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15877184A JPS6137055A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 釣餌の加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6137055A JPS6137055A (ja) | 1986-02-21 |
| JPH0253013B2 true JPH0253013B2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=15678980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15877184A Granted JPS6137055A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 釣餌の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6137055A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7107513B1 (ja) * | 2022-03-14 | 2022-07-27 | 株式会社豊明 | メータボックス、及びメータボックス用扉の取付方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5149135A (en) * | 1988-06-15 | 1992-09-22 | Mazda Motor Corporation | Front seat shoulder belt and seat back supporting structure |
| FR2793114B1 (fr) * | 1999-04-21 | 2002-11-29 | Agronomique Inst Nat Rech | Aliment complet pour larves de poissons et procede pour sa preparation |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP15877184A patent/JPS6137055A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7107513B1 (ja) * | 2022-03-14 | 2022-07-27 | 株式会社豊明 | メータボックス、及びメータボックス用扉の取付方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6137055A (ja) | 1986-02-21 |
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