JPH0253164B2 - - Google Patents

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JPH0253164B2
JPH0253164B2 JP17721183A JP17721183A JPH0253164B2 JP H0253164 B2 JPH0253164 B2 JP H0253164B2 JP 17721183 A JP17721183 A JP 17721183A JP 17721183 A JP17721183 A JP 17721183A JP H0253164 B2 JPH0253164 B2 JP H0253164B2
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cutting
tooth
groove
cutting edge
teeth
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Dagurasu Hoogen Ebaretsuto
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下端を中心に円周方向に隔設される
複数個の切削歯を有する円筒形の側壁と、下端か
ら該側壁の外周縁のまわりを上方に延長する複数
個の溝を備える刃物本体を包含する環状穴あけ刃
物に関する。
〔従来の技術〕
かかる環状穴あけ刃物で内外のバツク・オフ面
(被切削面と刃物との間に間隔を作るための刃物
の下面)とその間に頂部を設けたものは、特公昭
51−27511号公報に示されている。しかしかかる
構成の環状穴あけ刃物では、幅の広い切削片が切
削され、この切削片が溝の深さより大きいと、刃
物と形成される孔の内壁の間にはさまつて溝に沿
つて引出すのが容易でない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、切削片が細くされて溝をつま
らすことがないため、切削が容易な冒頭記載の形
式の環状穴あけ刃物を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
刃物本体12が円筒形側壁16からなり、その
下端に円周方向に隔設した複数個の切削歯18,
20があり、この切削歯は下端から該側壁の外周
縁のまわりを上方に延びる複数個の溝22と前記
側壁16の下端の前記溝22の内側にあるガレツ
ト42とによつて隔てられ、前記切削歯の各々は
前記溝及びガレツトの後部側面に接して切削縁部
を有しており、また、前記切削歯の底面に半径方
向内側及び外側のバツク・オフ面56,58を有
し、この内外のバツク・オフ面が交差して少くと
も1本の円周方向の頂部60を形成し、該頂部は
その前端が溝22の後部側面に接して設けられた
前記切削縁部を横切る環状穴あけ刃物において、
隣接する1方の歯18の頂部60が他方の歯20
の頂部60に対して半径方向にずらして配置さ
れ、かつ、溝22の後部側面に接して形成される
複数の切削縁部およびガレツト42のすべてによ
つて切削された切削片の幅が前記溝22の半径方
向の深さを下回るようにした。
〔作用及び効果〕
刃物本体12の円筒形側壁16に溝を切削して
ランド24を形成し、それに隣接してガレツト4
2を設けることによつてこれらの下端に円周方向
に隔離した複数個の切削歯18,20が段違いに
でき、そのバツク・オフ面56,58を半径方向
外側及び内側に傾斜した2つの面とするとその交
差部分が円周方向の頂部60となる。
この頂部60を隣接する歯について半径方向に
ずらすことによつて切削縁が分割され、しかも隣
接する2つの歯では切削を実際に行う部分が半径
方向に相違するので、上記の溝によつて案内・排
出されるべき切削片の幅が小さくなり、また、切
削縁が確実に被切削物を把えて切削を確実ならし
めると共に1つの歯が被切削物を1回に切削する
量が少なくなるので、1つの溝を経て1度に案内
される切削片の量も少なくなる。
このように極めて効果的な環状穴あけ刃物を、
比較的簡単な構造、したがつて加工が容易な方法
で得ることができる。
〔実施例〕
本発明の他の特徴及び利点は、本発明の好適実
施例を示す添附の図面を参照して以下に詳述す
る。
本発明による環状穴あけ刃物は、金属に穴をあ
けるものであり、第1図では、全体として、参照
番号10で示す。該刃物は、本体12と、シヤン
ク14とを包含する。刃物本体12は、逆カツプ
形状で、その側壁16の長さは、穴を切削する予
定の工作物の厚さを上回る。側壁16の下端周縁
部には、円周方向に隔設した複数個の切削歯を形
成する。図示の実施例の場合、切削歯は2種類の
群に分けられ、第1群を18とし、第2群を20とす
る。切削歯18,20は、円周部にて1本の歯2
0が、隣接する歯18相互間に入るように、1つ
置きに配置される。螺旋溝22は、各歯と隣接し
て刃物の外側周辺部の周囲を上方に延長する。連
続する溝22は、刃物外周部においてランド24
により隔設される。各ランド24の先導縁には、
狭い縁25を形成する。刃物の環状側壁16の連
続する歯18,20相互間に位置する部分は、ウ
エブ26を包含する。各ウエブ26の半径方向外
側の面28は、各溝22の半径方向内側の壁を画
定する。溝22の深さは、ウエブ26の厚さにほ
ぼ等しいか、又はそれを僅かに上回つたり下回つ
たりしてもよい。各溝は、円周方向における前方
側壁30と、後方側壁32とを包含する。
図示の刃物の場合、各歯18,20には3個の
切削縁34,36,38を形成する。切削縁38
には後述する如く、2つの個所38a,38bが
ある。切削縁34は切削縁36から回転方向に対
して前方に隔設され、切削縁36は同様に切削縁
38から前方に隔設される。切削縁34は、ウエ
ブ26に形成される内側のガレツト42の後面4
0の下端に位置する。ガレツト42の上端は、4
4において、上方外側半径方向に傾斜する。切削
縁36は同様に、ガレツト42と直接隣接するウ
エブ26に形成した第2ガレツト48の後面46
の下端に位置する。第2ガレツト48の上端は、
第1ガレツト42の上方の50において半径方向
外側上方に彎曲する。切削縁34,36は第2ガ
レツト48の半径方向内側の面52の下端におい
て、円周方向に延長する肩部51によつて隔設さ
れる。切削縁38は、溝22の後方側壁32の下
端に位置し、溝22の下端において肩部54によ
つて切削縁36から後方に隔設される。
各歯の底面には2つのバツク・オフ面56,5
8を形成する。刃物が作動状態にある時(第1
図)半径方向内側バツク・オフ面56は軸方向上
方及び半径方向内側に傾斜し、半径方向外側バツ
ク・オフ面58は軸方向上方及び半径方向外側に
傾斜する。更に、該バツク・オフ面の各々は、
各々の切削縁から円周方向に、例えば8乃至10度
の僅かな角度で上方に傾斜し、工具の回転時に切
削縁に必要な遊〓を設ける。2つのバツク・オフ
面56,58は、半径方向において1番外側の切
削縁38と交差して下方に延長する頂部60にお
いて相互に交差し、該切削縁38を、半径方向外
縁部38aと半径方向内縁部38bとに分割する
(第3図参照)。バツク・オフ面58の半径方向傾
斜率は、水平線に対して約5乃至35゜の範囲であ
り、約10゜であれば最適である。内側バツク・オ
フ面56は、−3乃至+25゜の角度、望ましくは約
15゜だけ、水平線に対して半径方向に傾斜する。
バツク・オフ面56,58が、半径方向及び円周
方向に傾斜しているので、切削縁34,36,3
8は、第4図及び第6図に示す如く、円周方向に
段違いになつているのみならず、第3図及び第5
図に示す如くく、歯の前面から見て垂直方向にも
段違いになつている。
以上説明してきた刃物の場合、切削縁34,3
6によつて切削される切削片は、溝22の深さよ
り狭くなるので、該溝に充分収容可能である。し
かしながら、切削縁38がその全幅に渡つて切削
片を切削する時、該切削片は、切削された直後に
膨張し、肩部54と切削される穴の壁との間にて
へばりつく傾向にある。本発明の目的は、切削縁
38の幅より狭い幅を有する切削片を各外側切削
縁38によつて切削することによつて、該へばり
つき効果を回避することである。
切削歯18の頂部60は、切削歯20の頂部6
0の半径方向内側に位置することがわかる。各歯
18のバツク・オフ面58が、各歯20のバツ
ク・オフ面58に対して上方に半径方向の長さ全
体に渡つて垂直に浮出しているので、刃物の連続
歯の頂部60は、半径方向に段違いになつてい
る。このこと自体は、各歯18の頂部60が、各
歯20の頂部60に対して半径方向内側に位置す
る結果となる。本発明に依れば、各歯20のバツ
ク・オフ面56も同様に、半径方向の長さ全体に
渡つて、各歯18のバツク・オフ面56に対して
上方に浮出している。歯20のバツク・オフ面5
6の浮出しによつて歯18の頂部60から半径方
向外側に付加的な割合だけ頂部60を変位させ
る。
該バツク・オフ面を垂直方向に浮出させる割合
は厳密ではないが、いかなる場合も、各歯にかか
る理論上の切削片の荷重を上回るものでなければ
ならない。例えば、6枚歯の刃物が1回転当り
0.305mm(0.012インチ)前進する場合、各歯にか
かる理論上の切削片の荷重は0.051mm(0.002イン
チ)である。かくて、各歯にかかる理論上の切削
片の荷重が0.051mm(0.002インチ)であれば、バ
ツク・オフ面56,58は、前述の如く、0.051
mm(0.002インチ)を上回る距離だけ垂直方向に
浮出していなければならない。実際問題として、
0.051mm(0.002インチ)の切削片荷重をバイト作
動時の通常の最少の切削片荷重とし、前記種類の
環状バイトを作動させる時、通常の最大の切削荷
重を、約0.127mm(0.005インチ)とすれば、バツ
ク・オフ面56,58の垂直方向への浮出しは、
0.076mm(0.003インチ)乃至0.308mm(0.012イン
チ)の範囲内でなければならない。しかしなが
ら、大型の重い刃物の場合、送り率が0.127mm
(0.005インチ)を実質的に上回る切削片荷重を生
じさせるような場合、浮出しは0.508mm(0.020イ
ンチ)位である。実際に、該表面を約0.178mm
(0.007インチ)乃至0.254mm(0.010インチ)、望ま
しくは約0.229mm(0.009インチ)だけ浮出させる
ことが望ましい。浮出しの最大量は、バツク・オ
フ面の半径方向の傾斜角度と外側切削縁の幅と関
係するので、浮出した時頂部60は、中間切削縁
36ではなくて外側切削縁38と交差したままで
ある。
連続歯の頂部が、溝の半径方向中心線から半径
方向にほぼ等しく隔設されるように、内側及び外
側バツク・オフ面を浮出させることが、極めて望
ましい。頂部を前述の如く位置決めした場合、連
続歯の外側切削縁はほぼ等しい幅の切削片を切削
し、各々は、溝の深さの1/2より僅かに広いだけ
である。その結果として、全ての切削片は、溝2
2内に最大の遊〓を有することになる。
前述の如く、バイトによつて生じる切削作業
は、第7図の連続図にて充分に理解される。これ
らの図面は、6本の歯を備える前記種類の環状刃
物を示す。1,3,5で示す歯(第7図の左側に
図示)は、バツク・オフ面58を垂直に浮出させ
る歯18に相応し、第7図の2,4,6で示す歯
は、半径方向内側バツク・オフ面56を垂直方向
に浮出させる歯20に相応する。下方に進行する
第7図の連続図は、連続歯相互間のピツチに等し
い割合で連続回転するように、刃物の連続歯の作
用を示すものである。
第7図のa図は、切削縁36が工作物の頂面に
ちようど入り込みはじめ、工作物の頂面から狭い
切削片62を切削する位置にある刃物を示す。こ
の位置において、第1歯の上方へ浮出した切削縁
38はまだ工作物と係合せず、切削縁34の最下
点が工作物と係合しようとしている。刃物が1つ
の歯形ピツチだけ回転し、第7図のa図に示す位
置から軸方向に進行する時、第2歯の切削縁38
は工作物を切削して、切削片64を形成する。第
2歯の切削縁34,36は、軸方向の送り率によ
つて生じる理論上の切削片の荷重を越える距離だ
け、垂直方向に浮出しているので、切削縁36
は、実際に、第1歯の相応する縁36によつて予
め形成される溝切部の上方に隔設される。
刃物が次のピツチだけ回転し、軸方向へ進行す
ると(c図)、第3歯の切削縁36は垂直方向に
浮出せずに、第3歯の切削縁34が66で示す切
削片を切削するので、該切削縁36によつて生じ
る切削片62は比較的厚い。第3歯の切削縁38
の半径方向内側部は切削を開始し、切削片68を
形成する。バイトが、別のピツチだけ回転する時
(d図)、切削縁38の半径方向外側部は、第2歯
の縁38によつて予め切削されるものより広くて
深い溝を切削するので、切削片64は、前の歯の
切削縁38の内側部によつて形成される切削片よ
り広くて厚くなる。第4歯の縁34,36は、切
削片の荷重を上回る距離だけ垂直方向に浮出して
いるので、該縁は、第3歯の相応する切削縁によ
つて形成される溝切部の底部上方に隔設される。
e図は、付加的に回転及び送りを増加させた後の
第5歯の切削作用を図示する。切削縁34,36
は、充分な幅の切削片62,66を切削している
が、切削縁38は半径方向内側部のみが働き、こ
れが切削する切削片68は第3歯の切削縁の内側
部が切削する切削片より広い。
切削片62,66の幅は、切削縁36,34の
各々に相応し、該切削片が形成された直後には幾
分膨張するが、切削片66が形成されるや否や、
第一ガレツト42の上面44によつて、半径方向
外側に指向して隣接する溝22内に入り込む故
に、該切削片が比較的狭くても、刃物内にへばり
つくことはない。同様に、切削片62が形成され
るや否や、該切削片は、半径方向外側に指向し、
第2ガレツト46の上面50によつて隣接溝22
内に入り込む。かくて、切削縁34,36によつ
て形成される狭い切削片は、形成された直後に隣
接する溝22内に指向し、溝22の半径方向の深
度は切削片62,66の幅より実質的に大きいの
で、一般に、該切削片はよどみなく溝内を上方に
自由に流れる。
第7図のe図乃至j図から明らかなように、全
ての切削縁を工作物内に入り込ませた後で、切削
縁38a及び38bの各々は、切削縁38の全幅
より狭い切削片を形成する。かくて、各交互歯の
縁38の半径方向外側部が切削片64を切削し、
中間歯の各切削縁の半径方向内側部は切削片68
を切削する。従つて、切削片64,68の各々の
幅が、溝22の半径方向の深度より狭いので、該
片は溝内を自由に移動する。
バツク・オフ面56,58が、理論上の切削片
荷重を上回る割合で、前述の如く垂直に交互に浮
出すので、全ての歯が、工作物に入り込んだ後、
全ての切削片の厚さは比較的厚く、実質的に最大
な厚さは理論上の切削片荷重を上回る。切削片が
比較的厚い場合、きつくねじれないでむしろほぼ
直線状態を保持する故に、他の切削片とからまり
合うことなく、刃物の溝内を上方に容易に流れ
る。更に、バツク・オフ面58の全てが、比較的
僅かな角度、望ましくは約10゜だけ、水平線に対
して傾斜しているので、主として縁部38aによ
つて切削される切削片は、溝の半径方向内面に対
抗して半径方向内側へ指向しないで、むしろ溝内
をまつすぐに上方へ指向する。これは、切削縁に
よつて形成される切削片の全てが、溝内を上方に
自由に流れることを強調するものである。
前文に指摘した如く、切削縁から離れて溝を上
方に流れる切削片が妨害されると、刃物を駆動さ
せるのに必要なトルクとスラストは、半径方向に
減少する。同様に、切削縁は徐々に鈍化するので
刃物の寿命は長くなる。更に、切削縁は鋭いまま
で、切削中の穴壁に切削片がへばりつかないの
で、本発明によつて得られる仕上面は、先行技術
の刃物によるものより実質的に優れている。
本発明によれば、交互歯のみの切削縁34,3
6が切削作業を行う。歯20(すなわち第7図ま
での実施例にて番号2,4,6で示す歯)の切削
縁34,36は、いかなる切削も行わないので、
該歯の切削縁34,36を完全に省いてもよい。
第2図及び第4図に半径方向の破線70で示すよ
うに、このことは、各歯20をその幅に沿つて完
全に研削することによつて容易に実施可能であ
る。この場合、歯18のみに内側切削縁34,3
6を設ける。歯20に単一の外側切削縁38のみ
を形成する時、各歯の円周方向への延長は比較的
短く、各歯20は単一の狭い切削片のみを切削す
るので、隣接溝22は、3個の狭い切削片を収容
する必要のある歯18と隣接する溝よりも円周方
向に実質的に狭くなつている。かくて、歯20に
単一の切削縁のみを形成する場合、所定の直径の
刃物に、多数の歯を形成可能である。歯の数を多
くすることによつて、刃物を強力なものにするだ
けではなく、同一の表面速度でより迅速に切削を
実施可能である。更に、各歯の切削縁の一部のみ
が、実際に切削作業にかかわるので、残りの部分
には、発生する熱を容易に発散可能なように、刃
物の柄部の通路を下方に流れる冷却剤を容易に充
満させることが出来る。
第8図乃至第14図の刃物は、全体として、特
公昭51−27511号に記載の極く類似する型式のも
のである。この種の刃物は、各歯の切削縁を3個
でなくて2個のみ形成し、内側切削縁35がウエ
ブ26の厚さ全体に渡つて延長する点において、
前述の刃物とは異なる。以下に説明する理由で、
内側切削縁35の幅がウエブ26の厚さに相応す
るが、ウエブ26の厚さは、カツタ壁の厚さの約
1/2又はそれを僅かに上回る。内側切削縁35は、
刃物の全幅に渡つて延長するので、連続歯相互間
に、単一のガレツト42を設けるだけでよい。
前述の実施例の如く、歯18の外側バツク・オ
フ面58は、垂直方向に浮出し、歯20の内側バ
ツク・オフ面56を同様浮出している。かくて、
連続歯の頂部60は前記実施例と同じ方法で、半
径方向に互い違いになつている。しかしながら、
第8図乃至第14図に示す実施例の場合、内側切
削縁35はウエブ26の厚さ全体に渡つて延長
し、歯18の内側バツク・オフ面56は、第9,
12及び13図に示す如く、浮出している。該バ
ツク・オフ面は、それらの幅の一部、すなわち半
径方向に最も近い部分のみを介して上方に浮出
す。このことによつて、歯18の内側切削縁35
は、半径方向内側部35aと、半径方向外側部3
5bとに分割される。第9図及び第13図に示す
如く、歯18のバツク・オフ面56が円周方向全
体に渡つて前述の如く浮出し、該面56は2個の
部分56a及び56bとに分割されその相互間の
交差線を61で示す。
切削縁35において、交差線61は、ウエブの
厚さの1/4乃至1/2の距離だけ肩部54から半径方
向内側に隔設されることが望ましい。後述の如
く、これによつて、内側切削縁により所望寸法の
切削片を形成可能である。歯20の内側バツク・
オフ面56が浮出すので、所望の切削作用を得る
ためには、歯18の表面56bを、より多くの割
合で、望ましくは歯20のバツク・オフ面56の
浮出しの2乃至3倍だけ浮出させることが不可欠
である。例えば、歯20のバツク・オフ面56が
約0.254mm(0.010インチ)浮出す場合、歯18の
バツク・オフ面56bの浮出し度は、刃物内周部
において、約0.508mm(0.020インチ)乃至0.762mm
(0.030インチ)でなければならない。
第8図乃至第13図に示すバイトの切削作業に
関しては、第14図の連続図から最もよく理解さ
れる。連続歯のバツク・オフ面56,58は、前
記実施例のものと同じ方法で浮出してあるので、
次に連続歯の外側切削歯によつて、第7図に示す
相応する切削片と同様な第14図に番号64,6
8で示す切削片を形成する。しかしながら、連続
歯の内側切削縁の各々は、切削縁35の幅を下回
る幅の切削片を切削する。各歯18のバツク・オ
フ面56bは、第12図及び第13図に示す如く
浮出しているので、次に、各歯18の切削縁35
の半径方向の最も内側の部分が、第14図に番号
63bで示す切削片を切削し、各歯20の切削縁
35の半径方向の最も内側の部分によつて、切削
片63aが形成される。切削片63a及び63b
の幅は、交差線61の半径方向位置によつて変化
する。半径方向の最も内側の切削片63aは、刃
物の溝22に到達するように、より長い距離を半
径方向に進行しなければならないので、切削片6
3aの幅が、切削片63bを下回るような寸法で
あることが望ましい。かくて、第14図に示す如
く、交差線61は、ウエブ26の厚さの約1/3に
相当する距離だけ肩部54から隔設され、切削片
63aは、切削片63bより実質的に狭い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による環状穴あけ刃物の斜視
図、第2図は、該刃物の部分斜視図、第3図は、
刃物の歯の1本の正面から見た該刃物の部分図、
第4図は、第3図に示す歯の底面図、第5図は、
第3図の次に続く歯の部分図、第6図は、第5図
に示す歯の底面図、第7図は、刃物の連続歯が、
工作物に入り込む順序を示す連続図、第8図は、
本発明の別型刃物の斜視図、第9,10,11,
12及び第13図は、第2図乃至第6図にそれぞ
れ相応する該別型刃物の図面、第14図は、第8
図乃至第13図において工作物内に刃物の2本の
連続歯が入り込むところを示す連続図である。 10…刃物、12…刃物本体、16…刃物側
壁、18,20…切削歯、22…溝、26…ウエ
ブ、30,32…溝の側壁、34,36,38…
切削縁、42…ガレツト、56,58…バツク・
オフ面、60…頂部、62,66,68…切削
片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 刃物本体12が円筒形側壁16からなり、そ
    の下端に円周方向に隔設した複数個の切削歯1
    8,20があり、この切削歯は下端から該側壁の
    外周縁のまわりを上方に延びる複数個の溝22と
    前記側壁16の下端の前記溝22の内側にあるガ
    レツト42とによつて隔てられ、前記切削歯の
    各々は前記溝及びガレツトの後部側面に接して切
    削縁部を有しており、また、前記切削歯の底面に
    半径方向内側及び外側のバツク・オフ面56,5
    8を有し、この内外のバツク・オフ面が交差して
    少くとも1本の円周方向の頂部60を形成し、該
    頂部はその前端が溝22の後部側面に接して設け
    られた前記切削縁部を横切る環状穴あけ刃物にお
    いて、 隣接する1方の歯18の頂部60が他方の歯2
    0の頂部60に対して半径方向にずらして配置さ
    れ、且つ、溝22の後部側面に接して形成される
    複数の切削縁部およびガレツト42のすべてによ
    つて切削された切削片の幅が前記溝22の半径方
    向の深さを下回ることを特徴とする環状穴あけ刃
    物。
JP17721183A 1982-09-27 1983-09-27 環状穴あけ刃物 Granted JPS59102507A (ja)

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US42370482A 1982-09-27 1982-09-27
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