JPH0253266B2 - - Google Patents

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JPH0253266B2
JPH0253266B2 JP58500185A JP50018583A JPH0253266B2 JP H0253266 B2 JPH0253266 B2 JP H0253266B2 JP 58500185 A JP58500185 A JP 58500185A JP 50018583 A JP50018583 A JP 50018583A JP H0253266 B2 JPH0253266 B2 JP H0253266B2
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JP
Japan
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hydraulic
piston
hydraulic fluid
pressure
fluid
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JP58500185A
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JPS59501622A (ja
Inventor
Jeroomu Robaato Kirunaa
Yuujin Toomasu Reimondo
Suchiibun Maikuru Uoren
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Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
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Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JPS59501622A publication Critical patent/JPS59501622A/ja
Publication of JPH0253266B2 publication Critical patent/JPH0253266B2/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/321—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
    • B60T8/325—Systems specially adapted for aircraft
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
    • B60T17/18—Safety devices; Monitoring
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C25/00—Alighting gear
    • B64C25/32—Alighting gear characterised by elements which contact the ground or similar surface 
    • B64C25/42—Arrangement or adaptation of brakes
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2125/00—Components of actuators
    • F16D2125/02—Fluid-pressure mechanisms
    • F16D2125/026—Pressure-to-pressure converters, e.g. hydropneumatic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【図面の簡単な説明】
第1図は現在する先行技術による航空機着陸車
輪ブレーキ系統の概略図、第2図は1対のタンデ
ム型車輪に関連した第1図の系統部分の拡大概略
図、第3図は第1図および第2図に図示したデブ
ースト弁の縦断面図で、補給弁の閉鎖部材が閉鎖
位置にある状態を示した図、第4図はこの補給弁
の拡大断面図で、補給弁が開放位置にある状態を
示した図、第5図は本発明の実施例による油圧系
統を示す第2図と同様な図、第6図は第5図の実
施例に用いる圧力伝達器と補給貯槽の拡大断面
図、第7図は第6図の7−7線に沿つた断面図、
第8図は第6図の8−8線に沿つた部分断面図、
第9図は第6図に示した圧力伝達器の拡大断面図
で、ピストンが下方位置にあつてポペツト部材に
当接し球形の閉鎖部材を開く間際の状態を示した
図である。 図中、参照符号68は圧力伝達器、70はハウ
ジング、72はピストン、84は室(第1の室)、
88はピストンの中空内部(第2の室)、186
は第1の導管、188は(第2の)導管、192
は第3の導管、194は第4の導管、196はブ
レーキ(作動器)、そして190は計量弁(制御
弁装置)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可燃性の油圧流体を用いて少なくとも1つの
    作動器を動かす油圧装置における油圧火災の可能
    性を軽減する方法であつて、 ハウジングと該ハウジング内で動き得るピスト
    ンとを含む圧力伝達器を、前記作動器を含む前記
    油圧装置の部分と該油圧装置のそれ以外の部分の
    間に設けて両部分を分離することと、 難燃性の第2の油圧流体を前記作動器を含む前
    記油圧装置の部分内で用い、一方、前記可燃性の
    油圧流体を第1の油圧流体として前記油圧装置の
    それ以外の部分内で用いることと、 前記第1の油圧流体を用いて前記圧力伝達器の
    ピストンへ油圧力を加えることによつて、該ピス
    トンおよび前記第2の油圧流体を介して前記油圧
    力を前記作動器へ伝達することとを含む、油圧装
    置における油圧火災の可能性を軽減する方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
    前記作動器を含む前記油圧装置の部分内の第2の
    油圧流体が所定の量以下になつた時に追加の難燃
    性の第2の油圧流体を前記作動器を含む前記油圧
    装置の部分に加えることを含む、油圧装置におけ
    る油圧火災の可能性を軽減する方法。 3 特許請求の範囲第2項記載の方法において、
    前記第1の油圧流体が前記ピストンに向けて導か
    れ、該ピストンを介して前記油圧力を前記第2の
    油圧流体へ伝達する際に、前記第1の油圧流体に
    よつて生ずる圧力を用いて、前記作動器を含む前
    記油圧装置の部分へ前記追加の第2の油圧流体を
    圧送することを含む、油圧装置における油圧火災
    の可能性を軽減する方法。 4 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
    前記ピストンの移動方向に互に離隔した複数のシ
    ールを該ピストンと前記ハウジングの間に設ける
    と共に、これらシール間に空所を形成して、前記
    第1および第2の油圧流体を互に分離することを
    含む、油圧装置における油圧火災の可能性を軽減
    する方法。 5 特許請求の範囲第1項から第4項のいずれか
    1項に記載の方法において、該方法が航空機の車
    輪制動装置へ適用され、前記作動器が車輪のブレ
    ーキである、油圧装置における油圧火災の可能性
    を軽減する方法。 6 油圧火災の可能性を軽減する油圧装置にし
    て、 少なくとも1つの油圧作動器と、 ハウジングおよび該ハウジング内で可動なピス
    トンを備え、該ピストンが前記ハウジング内の空
    間をピストンの一方の側の第1の室とピストンの
    他方の側の第2の室とに分割している圧力伝達器
    と、 供給圧力にて可燃性の第1の油圧流体を供給す
    るための第1の導管装置と、 前記第1の油圧流体を戻すための第2の導管装
    置と、 前記圧力伝達器の第1の室へ一端を接続した第
    3の導管装置と、 前記圧力伝達器の第2の室と前記作動器をつな
    ぎ、かつ難燃性の第2の油圧流体を含む第4の導
    管装置と、 前記第1および第2の導管装置と前記第3の導
    管装置の他端とに接続された制御弁装置とを有
    し、 前記制御弁装置は、前記第3の導管装置を第1
    の導管装置へ連結し前記第1の油圧流体の油圧力
    を前記圧力伝達器のピストンに加えて、該ピスト
    ンおよび前記第2の油圧流体を介して前記作動器
    へ油圧力を伝達する第1の位置と、前記第3の導
    管装置を第2の導管装置へ連結して該第3の導管
    装置から前記第1の油圧流体の圧力を逃す第2の
    位置とに切り換え可能であることを特徴とする、
    油圧火災の可能性を軽減する油圧装置。 7 特許請求の範囲第6項記載の油圧装置におい
    て、前記第2の油圧流体のための補給装置を有
    し、該補給装置は、前記ピストンと油圧作動器の
    間で油圧装置に接続されかつ所定位置への前記ピ
    ストンの移動に応じ開放して追加の第2の油圧流
    体を供給する補給弁を含む油圧装置。 8 特許請求の範囲第7項記載の油圧装置におい
    て、前記補給装置は前記第2の油圧流体を容れた
    補給貯槽と、前記貯槽から前記補給弁へ達する第
    5の導管装置と、前記補給弁が開放した時に、第
    2の油圧流体を前記貯槽から前記第5の導管装置
    および前記補給弁を通して圧力給送するための装
    置とを含む油圧装置。 9 特許請求の範囲第8項記載の油圧装置におい
    て、前記補給貯槽がハウジングと、該貯槽のハウ
    ジング内にあつて、前記補給弁の開放時に前記第
    2油圧流体を前記貯槽から前記第5導管装置中へ
    圧送するように前記貯槽のハウジング内の前記第
    2油圧流体に抗して動き得る従動子とを含む油圧
    装置。 10 特許請求の範囲第9項記載の油圧装置にお
    いて、前記貯槽のハウジング内で前記従動子を挾
    んで前記第2の油圧流体と反対側に画定された給
    送圧力室と、前記従動子を前記第2の油圧流体に
    抗して押圧して第2の油圧流体を前記補給貯槽か
    ら第4の補給導管内へ圧送するように流体圧力を
    前記給送圧力室内へ送り込むための装置とを含む
    油圧装置。 11 特許請求の範囲第10項記載の油圧装置に
    おいて、前記制御弁装置は、供給圧力が前記第3
    の導管装置内にある時に前記第1の油圧流体を常
    に前記貯槽の給送圧力室に送り込むように、該給
    送圧力室と前記第3の導管装置の間に延在する第
    6の導管装置を含む油圧装置。 12 特許請求の範囲第11項記載の油圧装置に
    おいて、前記油圧作動器は車輪の油圧ブレーキで
    あり、前記第6の導管装置は、前記給送圧力室へ
    の前記第1の油圧流体の追加が前記車輪ブレーキ
    の動作に及ぼす影響を排除するために、前記給送
    圧力室へ向う第1の油圧流体の流れを制限する減
    圧オリフイスを含む油圧装置。 13 特許請求の範囲第6項記載の油圧装置にお
    いて、前記圧力伝達器のピストンは、前記第1の
    室へ向いた小面積端部分と前記第2の室へ向いた
    大面積端部分とを備える面積差ピストンであつ
    て、減圧機能を有する油圧装置。 14 特許請求の範囲第13項記載の油圧装置に
    おいて、前記圧力伝達器のハウジングは、前記第
    1の室を画定する第1の端部分および前記第2の
    室を画定しかつ前記第1の端部分より大きい第2
    の端部分を備えた段付ハウジングであり、前記ピ
    ストンの小面積端部分が前記ハウジングの第1の
    端部分に滑動自在に収容され、また前記ピストン
    の大面積端部分が前記ハウジングの第2の端部分
    に滑動自在に収容されていて、前記第1の油圧流
    体に対する耐性のある材料で構成された第1のシ
    ール装置が前記ピストンの小面積端部分と前記ハ
    ウジングの第1の端部分の間に設けられ、かつ前
    記第2の油圧流体に対する耐性のある材料で構成
    された第2のシール装置が前記ピストンの大面積
    端部分と前記ハウジングの第2の端部分の間に設
    けられ、前記ピストンの小面積および大面積端部
    分をつなぐ肩部と前記ハウジングの第1および第
    2の端部分をつなぐ肩部の間の前記圧力伝達器の
    ハウジング区域に空所が画定される油圧装置。 15 特許請求の範囲第14項記載の油圧装置に
    おいて、前記圧力伝達器のハウジングには前記空
    所を大気に連通させるための通気孔が設けられて
    いる油圧装置。 16 特許請求の範囲第6項から第11項および
    第13項から第15項までのいずれか一項記載の
    油圧装置において、該油圧装置が航空機の地上車
    輪制動装置に組入れられ、前記油圧作動器が車輪
    の油圧ブレーキである油圧装置。 (技術分野) 本発明は油圧火災の可能性を軽減する方法及び
    その装置に関し、これら装置と方法は限定するも
    のではないものの航空機又はそれに類似のものの
    油圧系統、例えば航空機の車輪ブレーキ系統に用
    いるのに好適である。さらに詳細には、本発明
    は、熱した部品上での油圧流体の発火から引き起
    される火災の損害と危険とを防止するため、2種
    類の油圧流体を用いる方法と装置に関する。 (背景技術) 米国空軍は、航空機の油圧装置(以下、油圧系
    統)に関連した火災から引き起される危険と金銭
    上の損失とに益々関心を寄せている。1965年から
    1979年の期間に、米国空軍は戦闘によるものでな
    い約153件の航空機の油圧火災を経験し、これに
    関連したドル損失が1兆7千9百万ドル以上であ
    つた。これ等火災の主な原因は、熱した部品の表
    面上での油圧流体の発火である。また、1970年か
    ら1975年までの期間における油圧流体火災の約63
    %が、航空機の車輪格納室あるいは着陸装置の区
    域内で生じた。これら火災の大部分は、熱したブ
    レーキ上での油圧流体の発火によるものである。 大部分の軍用航空機で現在用いられている油圧
    流体は、米国軍用規格MIL−H−5606に従つた
    石油を主体とする鉱物性流体である。この軍用規
    格による石油を主体とした鉱物性流体は、低い発
    火温度と高い燃焼熱を有し、極めて容易に熱焼す
    る。一方、MIL−H−83282に従う合成炭化水素
    流体は、銃撃に対する抗性と幾分低い引火特性を
    備えており、最近の航空機に用いられている。し
    かし、この油圧流体もまた、比較的低い発火温度
    を有している。 上述の流体は軍用航空機の各種油圧系統に用い
    られているが、ブレーキ装置、ステアリング装置
    および着陸装置の油圧作動系統が最も損傷を受け
    易いことが統計上明らかである。油圧系統の故障
    が生じてこれ等の炭化水素流体が熱したブレーキ
    に接触すると、流体は急速に発火して強い熱を生
    じ、そのため、他の燃焼物(たとえばタイヤ)も
    発火し、油圧流体が燃え尽きた後にも、火災が続
    くことになる。 航空機の油圧系統における火災の発生を軽減す
    べく米国空軍は不燃性油圧流体の開発を行つた。
    その結果、クロロトリフルオロエチレン
    (CTFE)を主体とする油圧流体が開発された。
    このCTFE油圧流体は事実上不燃性ではあるもの
    の、その欠点はMIL−H−5606による油圧流体
    の比重の2.11倍という高い比重(密度)にある。
    その上に、CTFE流体はMIL−H−5606による油
    圧流体用の油圧系統内に通常用いられている大部
    分のエラストマシール材料に適さず、また多量の
    生産量に対するCTFE流体のコストは現在使用中
    の他の航空機用油圧流体に比してきわめて高い。 航空機の油圧系統にCTFE流体を用いることは
    火災の危険性を大きく軽減し、その結果、航空機
    の安全性を著しく改善する。しかし、MIL−H
    −5606油圧流体に替えてCTFE流体を航空機の各
    種油圧系統全体にわたつて用いると、この流体の
    密度の大きさに起因してかなりの重量上の不利益
    (例えば、YC−14上級中型ストール貨物輸送機で
    は772Kg(1700ポンド)の重量増大)が生ずる。
    本発明による油圧装置は重いCTFE流体を車輪ブ
    レーキなどの機器に直接つながつた油圧管路内で
    のみ用いるものであり、本発明の油圧装置を用い
    ることによつて上述の重量上の不利益は、貨物輸
    送機に関して約29Kg(64ポンド)まで、また戦闘
    機に関して約13.6Kg(30ポンド)まで軽減でき
    る。 (発明の開示) 本発明によれば、互いに異なつた2種類の油圧
    流体が1つの油圧装置内で用いられる。可燃性で
    ある第1の油圧流体は、2つの流体を機械的に分
    離している圧力伝達器のピストンの上流におい
    て、この装置内に用いられる。一方、難燃性では
    あるもののこの装置内で単一の流体として用いる
    には好ましくない特性を備えた第2の油圧流体
    が、上記ピストン作動中にかなりの熱にさらさら
    れる作動器との間で、装置内に用いられている。
    この作動器の一例は、航空機の着陸車輪ブレーキ
    装置である。 本発明の実施例によれば、装置内の第2の油圧
    流体の量が所定値以下になると、補給用の難燃性
    油圧流体がピストンと作動器の間で装置に導入さ
    れる。 1つの好ましい補給装置は貯槽と、必要の場合
    に油圧流体をこの貯槽から油圧装置へ吐出するた
    めの装置から成つている。 この補給装置は、油圧装置内の第2油圧流体追
    加の要求に応答して開放する補給弁を含むことが
    好ましい。上記補給貯槽はハウジングと該ハウジ
    ング内で可動の従動子から成り、この従動子が従
    動子の一方の側に第2の油圧流体のための貯槽室
    と、従動子の他方の側に給送圧力室とにハウジン
    グの内部を分割するようにしてもよい。好ましく
    は、第1の油圧流体によつて供給される油圧装置
    の圧力が、圧力伝達器のピストンに加えられると
    同時に給送圧力室へ導かれて、作動器の作動中に
    第2の油圧流体の補給を行うことが望ましい。本
    発明をブレーキ系統に適用する場合、上述の現象
    は(1)ブレーキを作動すると、(2)油圧装置に第2の
    油圧流体を補給する必要がある際に、常に生ずる
    ことになる。 本発明の実施例によれば、2つの油圧流体を隔
    てる圧力伝達器はまたデブーストすなわち減圧機
    能をも有する。 本発明の実施例によれば、第1の油圧流体に対
    する耐性のある材料で構成された第1のシール装
    置が、圧力伝達器における第1の油圧流体側のピ
    ストン部分と、このピストン部分を取り囲む圧力
    伝達器ハウジングの部分との間を密封するのに用
    いられる。第2の油圧流体に対する耐性のある材
    料で構成された第2のシール装置は、圧力伝達器
    における第2の油圧流体側のピストン部分と、こ
    のピストン部分を取り囲むハウジングの部分との
    間を密封するのに用いられている。好ましくは、
    前述の2つのシール装置の間のハウジング内に空
    所が設けられ、これらシール装置のいずれか一方
    ないし両方を通つて漏洩が生じても、漏洩した流
    体がこの空所にとどまるようにすることが望まし
    い。 本発明のさらに別の特徴は、好ましい実施例に
    関する詳細な説明に示され、それ等の詳細は本発
    明の一部をなすものである。 (発明を実施するための最良の形態) 現存する航空機の着陸車輪ブレーキ系統の一例
    を第1図から第4図に示す。例示した型の系統
    は、KC−135軍用給油/輸送航空機に用いられて
    いる。このKC−135型の航空機は、対の車輪ブレ
    ーキ制御装置を備えたトラツク(台車)型の主着
    陸装置を用いている。すなわち、トラツクの片側
    にある各々の前後車輪対へのブレーキ圧力は、単
    一のアンチスキツド(すべり止め)弁制御装置に
    より規制される。第1図はこの系統全体の概略図
    である。第2図は、単一のタンデム型車輪対にの
    み関連する上記系統の部分の概略図である。 第3図および第4図に詳細に示す様に、この先
    行技術によるブレーキ系統は「デブースト弁」と
    称する機構10を備えている。この弁は、差動ピ
    ストン14を含んだ差動ハウジング12を有す
    る。詳細には、ハウジング12は比較的小径の第
    1端部分16と、大径の第2端部分18とを備え
    ている。ハウジングの第1端部分16はその内部
    に室20を画定し、この室20内でピストン14
    の小径部分22が往復動する。ハウジングの第2
    端部分18は大径の室24を画定し、この室24
    内でピストン14の大径の第2端部分26が往復
    動する。ピストン14は、該ピストンの小径およ
    び大径の部分22,26が互いに接合している位
    置に形成された肩部28を含んでいる。一方、ハ
    ウジング12も、該ハウジングの小径および大径
    部分16,18の接合位置に形成された肩部30
    を含んでいる。可変容積室すなわち空所32が、
    軸線方向に関しては2つの肩部28,30によつ
    て、また半径方向についてはピストン14の小径
    部分とハウジング18の大径部分によつてハウジ
    ング内に画定されている。この空所32は通気孔
    34を介して大気とつながつており、そのため、
    この空所内の空気は閉じ込められることがなくピ
    ストン14の運動を妨げない。ピストン14の小
    径端部は軸線方向の開口を形成されていて、この
    開口内に補給弁36が設けられている。この弁
    は、弁座40(第4図)につながつている軸線方
    向の通路38を含んでいる。通路38内には球形
    の閉鎖部材42が可動に挿置され、該閉鎖部材は
    通常の場合、室20内の流体によつて弁座40上
    の着座位置に保持される。 ピストン14は中空であり、その中空内部を参
    照封号46で示す。補給弁36の端部に設けた中
    心オリフイス44が、ピストン14の内部46と
    連通通路38の連通路となつている。 第1図および第2図に図示する様に、導管48
    がデブースト弁のハウジング12の第1の端部5
    0に接続されている。油圧流体は、導管48から
    ハウジング12の端部開口52を介して、室20
    に流入・流出する。 ハウジング12の反対側の端部は、端部キヤツ
    プ54により閉鎖されている。端部キヤツプ54
    は中心開口56を設けられ、該開口は導管58に
    つながり、この導管58がデブースト弁10の第
    2の端部を車輪ブレーキ(第1図および第2図)
    に接続している。複数の導口60が開口56に隣
    接して端部キヤツプ54に形成され、ピストン1
    4の内部46と開口56を連通している。中央補
    給ピン62が設けられており、同ピンの基端部6
    4は端部キヤツプ54の中心部分66に固定され
    ている。補給ピン62の反対側端部は、オリフイ
    ス44と整合している。 KC−135型の航空機は、ピストン14の両側に
    MIL−H−5606油圧流体を用いている。ピスト
    ン14は減圧機能を行なうために設けられてい
    る。ピストン14の上流側の系統の圧力は比較的
    に高く、たとえば約210Kg/cm2(3000psi)であ
    る。差動ピストン14はこの圧力を減じて、該ピ
    ストンと車輪ブレーキの間の系統部分に伝える。
    ピストン14の両端部における面積比は約3対1
    である。 第3図に示した位置とハウジング端部50近く
    の他の任意の位置との間をピストン14が移動し
    ている場合、球形部材42は着座したままでオリ
    フイス44を閉じている。しかし、ピストン14
    が第3図に示した位置を越えて端部キヤツプ54
    に向けて移動した場合には、補給ピン62の上端
    部が補給弁の球形閉鎖部材42に接触し、同部材
    をその位置に保持する。この結果、閉鎖部材42
    は弁座40から引き離される。そのため、オリフ
    イス44が開き、室20内の油圧流体がオリフイ
    ス44を通つて空所46内に流入可能になる。こ
    のような油圧流体の流入は、ピストン14のブレ
    ーキ側に生ずる圧力の蓄積によつてピストン14
    が第3図に示した位置へ戻されるまで、続く。ピ
    ストンが第3図の位置に戻されると、球形の閉鎖
    部材42が弁座40上に再び着座してオリフイス
    44を通じる。このようにして、適当な量の油圧
    流体がピストン14と油圧ブレーキとの間の系統
    内に維持される。 2種類の油圧流体を用いる本発明の方法と装置
    は、2つの流体のための隔離装置として作用する
    上述のデブースト弁の能力を利用している。第7
    図および第9図に図示する通り、本発明の一実施
    例に係る圧力伝達器68は、その多くの構成部分
    を上述のデブースト弁10と同様の構成にするも
    ので良い。すなわち、ハウジング70は弁10の
    ハウジング12と同一であり、またピストン72
    も弁10のピストン14と同一である。一方、弁
    10の補給弁36は栓74で置き替えられてい
    る。また、弁10に用いていた端部キヤツプ54
    と補給ピン62は、端部キヤツプ76と直立パイ
    プ78に置き替えられている。第5図から第9図
    までに図示した2種類の流体を用いる油圧装置
    (以下、油圧系統)では、ピストン72の上流側
    の系統部分に標準の第1の可燃性油圧流体(たと
    えばMIL−H−5606)を用いている。難燃性あ
    るいは不燃性の第2の油圧流体、例えば前述の
    CTFE流体がピストン72と作動器(この実施例
    ではブレーキ装置)との間の系統部分内で用いら
    れる。 第9図において、ピストン72の小面積端部分
    80には円周みぞが形成され、同みぞ内にO形リ
    ングはその他のエラストマ製のシール82が装着
    されている。このシールには、ハウジング70で
    画定した室84内の油圧流体に耐性のあるシール
    材料が用いられている。一例として、MIL−H
    −5606流体が室84内に用いられている場合に
    は、ブナNニトリル製のシールを用いることがで
    きる。 同様なO形リングまたはその他のエラストマ製
    シール86が、ピストン72の大面積端部に設け
    られた円周みぞ内に担持されている。シール86
    の材料はピストン72の中空内部88内に流入す
    る油圧流体に耐えるものである。シール86と同
    じ材料が、端部キヤツプ76とハウジング70の
    間に設けられたシール90と92に用いられてい
    る。現時点では、フアイアストーン社より市販さ
    れているホスホニトリルフルオロエラストマ
    (PNF)が、CTFE流体の区域内に用いるO形リ
    ングおよびその他のエラストマシールのための最
    良の材料である。第3図に図示したデブースト弁
    と同様に、ハウジング70内で軸線方向について
    ピストン72の肩部96とハウジングの肩部98
    によつて、また、半径方向ではピストン72とハ
    ウジング70によつて画定された区域が空所94
    となつている。この空所は通気孔100を介して
    大気へ通じている。従つて、シール82またはシ
    ール86を越えた漏洩流体は空所94へ進入する
    ものの、他方のシール82または86を越えて反
    対側の系統部分内へまでは進入しない。その様な
    漏洩が過大でなければ、ハウジングを段差のある
    構造にすることは、漏洩流体が一方のシール区域
    から他方のシール区域に達するのを防止する助け
    となるであろう。 各タンデム型車輪対ごとに、第2(不燃性)の
    油圧流体の補給装置(第5図)が設けられてい
    る。この実施例によるブレーキ油圧系統全体の概
    略図は、第1図に示したものとほぼ同様である
    が、各タンデム型車輪対ごとに第5図に示した補
    給装置が設けられている点で異なつている。 この補給装置は、圧力伝達器68の端部キヤツ
    プ76に組込まれた補給弁102を含んでいる。
    弁102はハウジング104を有し、このハウジ
    ングの端部が端部キヤツプ76に形成された軸線
    方向の開口106内にねじ込みで取り付けられて
    いる。ハウジング104の外方端部は導管108
    に接続され、この導管が弁102と追加の不燃性
    油圧流体を収納した貯槽とをつないでいる。ハウ
    ジング104は中空で、その中空内部に弁座11
    0が形成されており、球形の閉鎖部材112がば
    ね114により弁座110に押し当てられて着座
    している。さらに、ハウジング104の中空内部
    には、部材112の内側にポペツト部材116が
    配置される。このポペツト部材は、ピストン72
    に向けて延在する細長い第1の端部分118と、
    閉鎖部材112に向けて延在する細長い第2の端
    部分120と、両端部分118,120の間に形
    成したフランジ122とを含んでいる。また、ハ
    ウジング104内には弁座110に隣接して肩部
    126が形成され、ポペツト部材のフランジ12
    2と肩部126の間に挿置したばね12が、ポペ
    ツト部材116を閉鎖部材112から押し離して
    ピストン72に向け押し付けている。 次に第6図を参照すると、追加の不燃性油圧流
    体のための貯槽128は円筒状のハウジング13
    0を有し、同ハウジングの一方の端部に端部キヤ
    ツプ132が、また反対側の端部に端部キヤツプ
    134がそれぞれ取り付けられている。ピストン
    型の従動子136が、ハウジング130内に摺動
    自在に配置されている。この従動子は1つの端壁
    と円筒状の側壁140を備えたカツプ形状であ
    る。ハウジング130の内側壁に第1、第2およ
    び第3の円周みぞが形成され、これらの円周みぞ
    には第1の高圧シール142、第2の低圧シール
    144、および第3のシール146がそれぞれ装
    着される。 追加すなわち補給用の第2の油圧流体は、貯槽
    128の端部キヤツプ132と従動子の端壁13
    8の間の室148内に貯えられる。このため、室
    148の最も近くに取り付けたシール142は高
    圧シールであり、室148内に貯えられた第2の
    油圧流体に耐える材料で作られている。第2の油
    圧流体としてCTFE流体を用いる場合には、シー
    ル142の材料は圧力伝達器68のシール86と
    同じ材料、すなわちフアイアストーン社製のホス
    ホニトリルフルオロエラストマ(PNF)である。
    中央の低圧シール144は、シール142と同じ
    材料で良い。端部キヤツプ134の最も近くに置
    かれたシール146は、ハウジング130内で端
    部キヤツプ134側に画定された室50に導入さ
    れる。圧力流体に耐える材料である。この室15
    0には第1の油圧流体が導入される。従つて、第
    1の油圧流体としてMIL−H−5606流体を用い
    る場合には、146の材料は圧力伝達器68のシ
    ール82と同じ材料、すなわちブナNニトリルで
    ある。 シール142はそれ自体で、室148から室1
    50へ向かう漏洩を防止すべきものである。しか
    しながら、本実施例ではハウジング130の内側
    壁に環状のみぞが形成されていて、漏洩が生ずる
    と、これらの環状みぞがその漏洩流体と収集し、
    ハウジング側壁に設けた通気孔152へ導く。同
    様に、室150からシール146を越えて漏洩が
    生じた場合、漏洩流体はシール146とシール1
    44の間のハウジング側壁に形成された環状みぞ
    に集められ、このみぞから通気孔154へ導かれ
    る。さらに、上述の2つの環状みぞの間にシール
    144存在していることによつて、漏洩に対する
    安全性が増す。 また、貯槽128は室148内の流体の量を表
    示するためのサイトゲージ156を備えているこ
    とが好ましい。第6図に示したサイトゲージは管
    状ハウジング158を有し、この管状ハウジング
    の内方端部が端部キヤツプ134に装着されてい
    る。管状ハウジング158は貯槽128の軸線方
    向に延在し、軸線方向に延びた表示棒160を摺
    動自在に受け入れている。この表示棒は、その内
    方端部で従動子136の端壁138に取り付けら
    れている。ハウジング158には、のぞき口また
    は窓162が形成される。表示棒160の外方端
    部164は、赤色の如き鮮やかな色彩に着色され
    ても良く、或は「サービス」の如き単語表示を記
    されても良い。室148の流体の量が減ずるにつ
    れて、従動子138と共に表示棒160が図中で
    左方へ移動し、その端部164が窓162と整合
    する。端部164と同端部上の色彩または表示
    は、追加の油圧流体を室148に加える必要があ
    るという信号になる。端部キヤツプ134と表示
    棒160の間を密封するために、シール166が
    設けられている。 貯槽の端部キヤツプ132,134は、それぞ
    れ2つの導口を設けられている。端部キヤツプ1
    34においては、導口168が加圧した油圧流体
    を供給するための管路170に接続され、第2の
    導口には抽気弁172が取り付けられる。端部キ
    ヤツプ132には、充填弁176を受け入れる導
    口174と、出口導口178が形成されている。 第6図および第8図に図示する様に、端部キヤ
    ツプ132の内側表面には、2本の半径方向のみ
    ぞ孔が形成されている。一方のみぞ孔180は導
    口178の内方端部に連通し、また、他方のみぞ
    孔182は導口174の内方端部につながつてい
    る。さらに、第6図に見られる通り、軸気導口1
    84が端部キヤツプ134内に設けられている。 貯槽の室148は、温度変化やブレーキの磨
    損、あるいは漏洩による恒常的な流体損失に起因
    して生ずる油圧流体の量の変化を償うに足る大き
    さに設定される。 再び第5図を参照すると、本実施例では前述の
    通り、追加の不燃性流体を油圧系統内へ圧力給送
    するために補給貯槽の室150へ導入される圧力
    流体は、圧力伝達器68の制御側の油圧系統部分
    内に用いられているものと同じ流体、すなわち可
    燃性の流体である。 第5図において、図示した各タンデム型車輪対
    ごとの油圧制御系統は、供給圧力に加圧された油
    圧流体を導く第1の導管186を含んでいる。こ
    の導管186と戻し側の導管188は、操縦士が
    制御する三方計量弁190に接続されている。さ
    らに、弁190には第3の導管192が接続さ
    れ、この第3の導管は圧力伝達器68の入口まで
    延びている。導管192はアンチスキツド(すべ
    り止め)弁193を含むが、このアンチスキツド
    弁は本発明の構成要素ではない。アンチスキツド
    弁193は、第1図中に概略的な形で図示されて
    いる。 この系統の第4の導管は、圧力伝達器68のブ
    レーキ側を車輪ブレーキ196と接続する導管1
    94である。導管194には、公知の圧力リリー
    フ弁198が取り付けられている。補給貯槽の室
    148と圧力伝達器のピストン72のブレーキ側
    との間をつなぐ導管108は、この系統の第5の
    導管である。また、導管170はこの系統の第6
    の導管である。導管170は導管192と、補給
    貯槽128の導口168との間に接続され、絞り
    弁200を含んでいる。 以下の説明では、導管192内の圧力を操縦士
    計量圧力と称する。この圧力は、導管192から
    補給貯槽の室150への流体の付加がこの油圧制
    御系統の応答と動作に及ぼす動的効果を排除する
    目的で、絞り弁200を通して導管170へ供給
    される。 操縦士計量圧力を用いて所要の場合に追加の第
    2の油圧流体をこの系統内へ補給することによつ
    て、補給機能用の高圧空気充填蓄圧器を設ける必
    要がなくなる。このような蓄圧器を使用すると、
    補給弁102から流体の漏洩が生じた場合に、ブ
    レーキが固着してしまうことがある。第5図に示
    した系統では、制動が行われる場合にのみ、補給
    貯槽の室148が加圧されて補給が行われる。従
    つて、制動が行われない場合(例えば飛行中な
    ど)、このブレーキ系統全体(操縦士計量圧力、
    補給貯槽の室148,150の圧力、およびピス
    トン72とブレーキ196の間の圧力)は戻し圧
    力であり、補給弁の漏洩に起因するブレーキ圧力
    の蓄積は生じ得ない。 第1図から第4図に示した先行技術の系統と同
    様に、油圧流体の補給は、ピストン72が圧力伝
    達器68の低圧側端部に完全に着座した状態から
    僅かな距離内にある場合にのみ生ずる。例えば、
    この距離は約3.175mm(0.125インチ)である。 第9図において、ピストン72がポペツト部材
    116の端部分118に接触して同部材を閉鎖部
    材112に向け動かし、閉鎖部材112をその着
    座位置から離した場合に、補給が行われる。補給
    貯槽の室148からの補給流体は、例示の系統に
    おいては、約210Kg/cm2(3000psi)である系統の
    元の圧力と同じ圧力(アンチスキツド作動を考慮
    に入れない場合)で、圧力伝達器68の低圧側端
    部に流入する。さらに、制動中には、第1図から
    第4図に示した系統のデブースト弁と同じレベル
    (ほぼ補給レベル)および同じストロークでピス
    トン72が作用する。 210Kg/cm2(3000psi)の系統圧力で作動する
    (従つてデブースト弁を使用しない)航空機ブレ
    ーキ油圧系統に関しては、第5図から第7図に図
    示したものと同じ機械的分離/補給装置が用いら
    れるであろう。しかしながら、その場合には、面
    積差のない分離ピストンを、第5図、第6図およ
    び第9図に図示した面積差のある分離ピストンに
    替えて用いる事がある。本実施例のピストン72
    は、前述の通りほぼ3対1のピストン面積比を有
    している。 通常、上記実施例の補給装置は操縦士計量圧力
    によつて加圧される。しかしながら、計量弁19
    0又はその系統が故障の場合には、この補給装置
    は、副操縦士計量圧力で加圧されるように切換え
    ることができる。このために必要な切換弁を、第
    5図に符号202および204で示している。切
    換系統の全体は、先行技術による油圧系統を示し
    ている第1図中に図示されている。 圧力伝達器の高圧側から低圧側への流体流路が
    油圧系統に差込み接続されているので、デブース
    ト弁の上流側に計量用の油圧ヒユーズ(第1図、
    第2図に図示)を設ける必要がない。 第5図から第9図に図示した油圧系統は、2つ
    の明白な利点を有している:すなわち、(1)ブレー
    キ油圧系統は事実上変更がなく、(2)本発明を適用
    する前の油圧系統と全く同じ働きをするという点
    である。圧力伝達器(先行技術による油圧系統で
    はデブースト弁へ)ないしブレーキ系統の動的作
    動に影響を与え或はそれを変える変更はなされて
    いない。通常のブレーキ系統の作動に関して、本
    発明を適用していない元のブレーキ系統と本実施
    例による2種類の油圧流体を用いたブレーキ油圧
    系統は同一である。これらの2つのブレーキ油圧
    系統の間に存在する違いは、補給系統のみであ
    る。元の油圧系統では圧力伝達ピストン内に設け
    られていた補給弁が、本実施例による油圧系統で
    は圧力伝達ピストンから圧力伝達器のブレーキ側
    の端部キヤツプに移されている。補給弁は通常の
    制動作動中には閉鎖されている(両方の油圧系統
    で補給通路を閉じている)ので、2つの油圧系統
    の各部の配置は同一である。従つて、本発明によ
    るデブースト弁の変更は、油圧系統の正常な作
    動、すなわち上述の実施例では航空機を停止する
    ためのブレーキ系統の正常作動に影響を与えな
    い。同様に、駐機、離陸中止、手動制動および非
    常制動などブレーキ系統の他の作動モードも、本
    発明による変更で影響を受けない。 要約すれば、KC−135型航空機のブレーキ油圧
    系統に用いられているデブースト弁を本発明の圧
    力伝達器に変更し、かつ2種類の油圧流体を用い
    る系統を構成するための補給装置の付加に必要な
    変更は、次の通りである。 (1) デブースト弁のピストン内の補給弁が取外さ
    れ、中実の栓が代りに取りつけられて、同ピス
    トン内の流体入替通路(該通路は第3図に図
    示)がなくなつている。 (2) デブースト弁の端部に設けていたブレーキへ
    の油圧導口と、補給ピンが廃棄される。 (3) 新たな端部キヤツプが取り付けられている。
    この端部キヤツプには抽気/油圧出力用の直立
    パイプと、補給弁(第9図)が装着される。 (4) この端部キヤツプとピストンの低圧側のシー
    ルは、不燃性の油圧流体に耐える材料に変更さ
    れている。 (5) 補給油圧流体用の貯槽、サービス用の充填
    弁、および流体レベル表示器を備えた補給装置
    が追加される。 (6) 隔離されている第2の油圧流体を抽気放出す
    るための手段が設けられている。 上述の実施例によるブレーキ油圧系統への油圧
    流体の充填とその抽気は、この系統の第1の油圧
    流体を用いている部分、次いで第2の油圧流体を
    用いている系統部分の順で行われる。第1の油圧
    流体を用いている系統部分についての作業は、第
    1の油圧流体がこのブレーキ系統を通して循環す
    るように、系統に最高圧力を加えかつ貯槽の抽気
    弁を少し開くことによつて行われる。次に、第2
    の油圧流体を用いる系統部分は、ブレーキの抽気
    弁を開き、かつ貯槽とブレーキを通して第2の油
    圧流体をポンプを圧送することによつて、整備さ
    れる。抽気の完了後、補給貯槽の室148を満た
    すために第2の油圧流体を追加する。 この系統の第2の油圧流体を用いている部分に
    流体を充填する場合には、圧力伝達器のピストン
    72を端部キヤツプ54に底づきさせる。この結
    果、補給弁が開き、かつ直立パイプ78の内方端
    部が栓74に形成した空洞内に達する。次いで、
    第2の油圧流体をポンプで加圧して充填弁176
    から貯槽の室148内へ、また、補給弁102を
    通してピストン72の内部88および栓74の空
    洞内へ、さらに直立パイプ78を下つてブレーキ
    内へ送り、そしてブレーキの抽気導口から流出さ
    せる。この様な流体の充填中に、例えば、圧力伝
    達器68内の空気は上昇して栓74の空洞内に集
    まる。この空気は、ピストンの内部88が第2の
    油圧流体で充満するにしたがつて、直立パイプ7
    8を降下し、ブレーキの抽気導口から押し出され
    る。 この油圧系統の安全性を高めるために、同油圧
    系統の各部の配置に幾つかの特徴がある。 すなわち、各タンデム型車輪対毎に1つの補給
    装置を設けて、合計4つの補給装置が系統内に含
    まれていて、故障の場合の制動能力の損失を防止
    する。例えば、圧力伝達器68と1組の油圧ブレ
    ーキの間の油圧管路が破裂した場合、同車輪対と
    その補給装置に関連した制動能力と油圧流体のみ
    が失われる。その他の3対の車輪については、正
    常な制動能力と補給能力が維持される。補給貯槽
    は通常の場合には操縦士計量圧力により、また、
    故障の場合にはシヤツトル弁系統を介して副操縦
    士計量圧力により加圧される。この配置は、操縦
    士計量圧力が失われた場合における補給能力の損
    失を防止する。
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