JPS6153265B2 - - Google Patents

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JPS6153265B2
JPS6153265B2 JP53164411A JP16441178A JPS6153265B2 JP S6153265 B2 JPS6153265 B2 JP S6153265B2 JP 53164411 A JP53164411 A JP 53164411A JP 16441178 A JP16441178 A JP 16441178A JP S6153265 B2 JPS6153265 B2 JP S6153265B2
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JP
Japan
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servo
cylinder
piston
auxiliary
hydraulic
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Application number
JP53164411A
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JPS54133271A (en
Inventor
Ribetsutei Enriko
Amedei Jiusetsupe
Berutone Antonino
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Fiat SpA
Original Assignee
Fiat SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by Fiat SpA filed Critical Fiat SpA
Publication of JPS54133271A publication Critical patent/JPS54133271A/ja
Publication of JPS6153265B2 publication Critical patent/JPS6153265B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/16Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using pumps directly, i.e. without interposition of accumulators or reservoirs
    • B60T13/161Systems with master cylinder

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車輛用の油圧サーボ式制動シス
テムに係る。
本出願人の出願になるイタリア特許出願第
69786―A/1975号明細書に開示される公知の油
圧サーボ式制動システムは、ブレーキペダルに連
動し且つ互いに独立した二系統の油圧回路に作用
するようになつたマスターシリンダと、ブレーキ
ペダルの踏み込みによつて生じる力に対して付加
的に作用するような力を生起するようになつたサ
ーボ装置とを有している。この付加的に作用する
力は、ポンプと、蓄圧器(これは場合により省略
できる)と、マスターシリンダの圧縮室中に存在
する圧力によつて制御される圧力モジユレータと
を有する補助回路中に生起された圧力が、マスタ
ーシリンダ中の複数のピストン、望ましくは大径
部と小径部とを有する単一のピストンに作用する
ことによつて得られる。
この既知のシステムを採用した場合には、車輪
のブレーキに接続された油圧回路のポンプ回路
に、異る特性を有する作動液体を使用することが
できるという利点が生じるが、一方次のような不
具合が生じるのも事実である。即ち、サーボ装置
をマスターシリンダに接続せねばならないので、
装置全体の軸長が長くなりすぎるのである。この
ことは、マスターシリンダが二系統の独立した制
動回路を制御しなければならない関係上、大変重
要な問題である。
更に、次のような問題がある。即ち、補助回路
中に生じた油圧が作用するべき受圧面を十分大き
くするためには、マスターシリンダの径をかなり
大きくせねばならない。その結果、もし何等かの
理由で油圧サーボによる付加的な制動力が得られ
ない場合には、かなり強い力でブレーキペダルを
踏み込まなければ十分な制動力を得ることが出来
ないということになる。
米国特許第3729931号明細書は、別の型式のサ
ーボ制動システムを開示している。このシステム
においては、マスターシリンダの圧縮室が、車輛
の車軸に関連せしめられたブレーキ作動シリンダ
ーに、補助シリンダを介して接続されている。こ
の補助シリンダ中には、液密的且つ摺動可能に補
助ピストンが設けられており、復帰スプリングの
力に抗して摺動するようになつている。
補助ピストンは、中央に貫通孔を有しており、
且つ小ピストンを摺動可能に受容した室に接続さ
れている。この小ピストンが、前述した圧縮室か
らの圧力によつてスプリングの力に抗して変位す
ると、液圧発生源がサーボシリンダに連通せしめ
るようになつている。サーボシリンダは、前記補
助シリンダ中に延在するステムを備えたピストン
をその内部に有しており、前記連通の結果ピスト
ンが移動して、その移動が行なわれている間前記
補助ピストンの中央貫通孔が閉じられる一方、ピ
ストンが休止位置にある時には、前記貫通孔が開
放状態に維持されるようになつている。
作動時においては、車輛の後輪用ブレーキの油
圧回路に連通する出口孔にサーボシリンダが連通
せしめられ、一方補助シリンダからの出口孔は前
輪用ブレーキの油圧回路に接続される。
この制動システムも、次に述べるような深刻な
問題を含んでいる。即ち、後輪用ブレーキの油圧
回路に使用される油がポンプ回路に使用される油
と同一である結果、ブレーキの信頼性が大きく減
じられるのである。また、万一二系統の制動回路
のうち一方が故障した場合には、残りの一方の制
動回路の作用圧力か、先に述べたイタリア特許明
細書に示される既知のシステムにおける場合より
もかなり小さくなるという不具合もある。更にま
た、この米国特許明細書に示される既知の装置に
おいても、マスターシリンダをサーボシリンダや
補助シリンダから離れた場所に設置することが許
されない。何故ならば、後輪用の制動回路に故障
が生じた場合、後輪のブレーキを作動させること
すら不可能となり、不測の事態を招くおそれがあ
るからである。
このような事情に鑑み、本発明は、高い安全性
と信頼性とを有し、軸長が短かく、且つマスター
シリンダをサーボシリンダや補助シリンダから離
れた場所に設置することができるような自動車輛
用の油圧サーボ制動システムを提供することを目
的とする。
この目的に沿うべく、本発明は次のような車輛
用油圧サーボ制動システムを提供する。
このサーボ制動システムは、圧縮室を備えたマ
スターシリンダを有しており、圧縮室は、補助シ
リンダを介して、車輛の車軸上のブレーキを作動
させる作動シリンダに接続されている。補助シリ
ンダには補助ピストンが、液密的に、且つ復帰ス
プリングの力に抗して摺動し得るように、収容さ
れている。補助ピストンは中央に貫通孔を備えて
おり、また前記圧縮室は、ピストンが液密的且つ
摺動可能に設けられた室に連通しており、圧縮室
中の圧力がこのピストンに作用することによつて
このピストンがスプリングの力に抗して変位し、
その結果、圧力下にある油圧源がサーボシリンダ
に接続されるようになつている。このサーボシリ
ンダは、補助シリンダ中に延出するシステムを備
えたピストンを有しており、前記変位の行われて
いる間各補助ピストンの中央孔が閉じられ、また
サーボシリンダのピストンが引き込まれた位置に
ある時には補助ピストンの中央孔が開放されるよ
うになつている。
このような構成に加え、本発明の油圧サーボ制
動システムは次に述べるような、個々には公知で
あるような構成要素を、特定の形で結合せしめた
ところにその特徴が存するものである。
以下にその構成要素を列配する。
―マスターシリンダ。このマスターシリンダは、
車輛の両車軸の両車輪対のための制動作動シリン
ダに接続される合計2個の互いに独立した制動回
路を制御するような型式のものであり、各制動回
路の、対応する制動作動シリンダに対する接続
は、それぞれの補助シリンダを介してなされてい
る。各補助シリンダ中には、補助ピストンが、液
密的且つ復帰スプリングの力に抗して摺動し得る
ような態様で収容されており、各補助ピストンは
中央に貫通孔を有している。
―前記したサーボシリンダの各々は、対応する補
助シリンダと同軸的に配置されており、且つそれ
ぞれサーボピストンを液密的かつスプリングの力
に抗して摺動し得るような態様で収容している。
各サーボピストンは、対応する補助シリンダ中に
延出するステムを有しており、このステムの端部
は、前記サーボピストンが前記スプリングの力に
抗して変位した時に、対応する補助ピストンの前
記中央開口を閉じる一方、前記サーボピストンが
休止位置にある時には前記補助ピストンから離れ
て位置するようになつている。各サーボシリンダ
において、各サーボピストンの前記ステムとは反
対の側に画成される室は、弾性装置によつて常時
閉方向に付勢された遮断弁を介して、圧力下の油
圧源に接続されるようになつている。
―一対のピストン。各ピストンは、制動動作中
に、両制動回路のうち、マスターシリンダに接続
された一方の回路中に生ずる圧力にさらされるよ
うになつており、且つ前記遮断弁に作用してこれ
を前記弾性装置に抗して変位せしめるようになつ
ている。
このような構成を有する本発明の油圧サーボ制
動システムは、前述のイタリア特許明細書に記載
された公知の装置に較べて、次のような利点を有
する。先ず第1に、マスターシリンダがサーボ装
置から切り離されているので、装置全体の寸法と
重量が小さくて済む。また、故障時に必要な制動
力を得るために必要とされるブレーキペダル踏力
も小さくて済む。
また、前述の米国特許明細書に記載された公知
の装置と較べると、車輪用ブレーキの油圧回路に
使用される油と、ポンプ回路に使用される油と
を、互いに異ならせることができるという利点を
有する。
更にまた次のような利点がある。即ち、マスタ
ーシリンダに接続された方の回路に故障が生じた
場合は、他の回路が作動してサーボ補力を与え、
また、万一サーボシステムに故障が生じたとして
も、マスターシリンダに生じた油圧によつて両回
路を介して制動を行なうことが可能である。従つ
て、本発明の制動システムは、故障時において、
従来のシステムに較べてより大きな制動効果を与
えることができる。
本発明の、以上に述べた以外の特徴や利点は、
以下に添付図面を参照しつつ行なう実施例の説明
を通じて明らかになろう。但し、この実施例は、
単に例示的なものであり、本発明の範囲をこれに
限定する趣旨ではない。
図中、全体として参照番号10で示されるマス
ターシリンダは、ブレーキペダル12と連動する
ようになつており、且つ2個の互いに独立した油
圧回路14,16に油圧的に接続されている。油
圧回路14,16は、マスタシリンダ10とは別
体のサーボ装置25を介して、それぞれの制動作
動シリンダ対18,20へ接続される。各制動作
動シリンダ対18(20)の各シリンダは、車輛
の各車軸の両輪22(24)のそれぞれに作用す
るようになつている。
サーボ装置25は、一対の互いに平行な補助シ
リンダ26と、一対の互いに平行なサーボシリン
ダ28と、(各サーボシリンダは、それぞれ対応
する補助シリンダ26に、それと同軸的に結合さ
れている。)補助シリンダと同一のハウジング中
に、しかも両補助シリンダの中間に位置するよう
に設けられた圧力モジユレータ30を有する。
サーボ装置25における両補助シリンダ26お
よび圧力モジユレータ30の配置の一例か、第2
図に線図的に示されている。
各補助シリンダ26はその内部に、液密的且つ
復帰スプリング36の力に抗して摺動し得るよう
な態様で、補助ピストン32を有している。各復
帰スプリングは、各圧縮室34内に配設され、そ
の圧縮室は、それぞれ対応する制動作動シリンダ
対18,20に油圧的に接続されている。
各補助ピストン32は、中央貫通孔38を有し
ており、これによつて圧縮室34が室40に連通
せしめられる。この室40は、それぞれ、対応す
る制動回路14,15(これ等はマスターシリン
ダ10に接続されている。)に連通している。
各サーボシリンダ28の中には、それぞれサー
ボピストン42が液密的且つ摺動可能に配設され
ている。ピストン42の一端はシート44を有
し、その中にねじ48の頭部46が収容されてい
る。ねじ48の胴部50は、ピストン42に設け
られ、該ピストンよりも小径のステム54に穿孔
されたねじ付き盲孔52に螺合している。各サー
ボシリンダ28中における各ステム54の滑動
は、各サーボピストン42によつて制御されてお
り、また、この滑動は、ステム54の環状端部カ
ラー58と、各補助シリンダ26中のセンタリン
グブツシユ60との間に作用する偏倚用スプリン
グ56の偏倚力に抗して行なわれる。
ステム54の、サーボピストン42とは反対側
の端部はセンタリングブツシユ60を液密的に通
過して延在しており、径方向の端部フランジ62
を有し、この端部フランジ62の中央部には浅い
凹所64が設けられ、この凹所64の直径は隣接
する補助ピストン32の中央孔38の径よりも大
きい。
各サーボシリンダ28は、各サーボピストン4
2のステム54とは反対側の端部に対応して、室
66を有する。室66は、ダクト68を介して、
モジユレータシリンダ30の一端に設置された分
配室70に連通している。分配室70は、逆止弁
76を有する分岐管74を介して、第2の室72
に連通している。室70,73は更に通路78に
接続されており、この通路を軸方向に貫いて遮断
弁80が設けられている。遮断弁80は、当該弁
80と室70の壁との間に作用する圧縮スプリン
グ82の力に抗して滑動し得るようになつてい
る。遮断弁80の反対側の端部85は円錘形の外
面を有しており、この円錘形の外面が、第1ピス
トン84の中央孔88に液密的に係合するように
なつている。この第1ピストン84は、圧縮スプ
リング86の力に抗してモジユレータシリンダ3
0の中で液密的に摺動し得るようになつている。
ピストン84の中央孔88は、モジユレータシリ
ンダ30の孔の中の環状室90に連通している。
参照番号92は、モジユレータシリンダ30の
孔の中で液密的且つ摺動可能に設けられた第2の
ピストンを示す。この第2のピストン92は、ピ
ストン84の、孔88とは反対の側の端部に設け
られている。各ピストン84,92の圧力面は、
それぞれ、分岐管路14a,16aに連通し、各
分岐管路14a,16aはそれぞれ制動回路1
4,16に連通している。
モジユレータシリンダ30は圧力下の作動液体
源94に接続されている。この作動液体源94
は、タンク96と、容積型のポンプ100と、室
72に開口する吐出パイプ98とを有している。
排出パイプ102が環状室90に連通し、且つタ
ンク96に接続されている。このように作動液体
源94は、油圧制動回路14,16と完全に別体
に作られている。
以下に本システムの作動について説明を行な
う。ドライバーがブレーキペダル12を操作する
と、公知のごとくマスターシリンダ10中に油圧
が生起される。この圧力は、両制動回路14,1
6中の作動油に作用する。圧力を賦与された作動
油は、室40と各補助ピストン32の中央孔38
とを通つて、各補助シリンダ26の圧縮室34中
に入り、次いで各車輪の制動作動シリンダ18,
20に至る。
一方、制動回路14,16の中の圧力油は、分
岐管路14a,16aを通つてモジユレータシリ
ンダ30に至り、ピストン92,84の基部に作
用し、その結果第1図上において左方向へピスト
ン92,84を変位せしめる。従つて、遮断弁8
0の円錘型端部85によつて、ピストン84の孔
88が閉じられることとなる。
かくして吐出パイプ98の作動油の排出パイプ
102への流れが阻止され、以つて室72中にサ
ーボ油圧が生起される。
室72中に生じた液圧は、ピストン84,92
によつて与えられる力と協働して、遮断弁80を
復帰スプリング82の力に抗して変位せしめ、そ
の結果加圧された作動油が分配室70に流入し、
更にそこから管路68を介して、両サーボシリン
ダ28の各々の室66へ流入する。室66中に生
じた圧力は、サーボピストン42を変位せしめ、
それに伴つてステム54が第1図上において右方
へ変位し、その結果各ステムの端部フランジ62
が各補助ピストン32と係合し、各補助ピストン
32の孔38を閉鎖する。
かくして、サーボピストン42のスラストによ
り、室40中の作動油が加圧され、マスターシリ
ンダ10から伝達されて室40中に存在する油圧
力が更に増加され、補助ピストン32はサーボ力
を受けることになる。
ブレーキペダル12が解散されると、圧力の降
下ならびにスプリング36,56の反力によつ
て、サーボピストン42が前述した方向と反対の
方向に移動せしめられ、各サーボピストン32の
孔38を開放する。従つて、制動回路14,16
中の圧力作動油はマスターシリンダに向つて流
れ、制動作動シリンダ18,20中の油圧を解放
する。同時に、モジユレータシリンダ30中の油
圧降下、ならびにスプリング86,82の反力に
より、ピストン84,82がそれぞれの休止位置
に復帰し、遮断弁80が分配室70と室82との
間の通路を閉鎖するようになる。油圧源94の回
路中の作動油は、室66から分配室70に流入
し、また分岐管路74、孔88、環状室90、更
に排出パイプ102を経てタンク96にもどされ
る。
万一故障等が生じた場合には、叙上のような構
成ならびに作用を有する本発明の油圧サーボ制動
システムは、かなりの程度まで高い安全性と信頼
性とを保証し、また高い制動効率を維持する。
即ち、もしマスターシリンダ10から分岐する
一方の制動回路(仮にこれを回路14とする)に
故障が生じた場合にも、他系統の回路16は健全
かつ有効であり、ピストン92が不作動状態であ
つてもピストン84のみの作用でサーボ補力が得
られる。
また、もし例えば容積型のポンプ100中に漏
洩が生じたり損傷した場合のように、油圧源に故
障が生じたり、あるいはモジユレータシリンダ3
0に損傷がおこつた場合は、マスターシリンダ中
に生じた油圧のおかげで両回路14,16中に制
動圧力が生じる。サーボ補力を得ることはできな
いが有効な制動力を得ることができるし、またマ
スターシリンダ10の寸法が小さいため、かかる
場合に必要とされるブレーキペダル12の踏力も
小さくて済む。
また、油圧制動回路14,16と、油圧源94
の回路とが互いに全く独立しているから、システ
ム全体の信頼性が増す。同時に、それぞれの回路
の目的に応じて、それぞれ別種の、最も適した作
動油を選択使用することができる。例えば、油圧
源94の回路には鉱物油を、また非吸湿性の植物
油を制動回路14,16に使用するという具合
に、回路の特性に応じてそれぞれ適当な作動油を
用いることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施する油圧サーボ制動シ
ステムの概略一部縦断面で示す図である。第2図
は第1図に示すシステムの一部を構成するサーボ
装置の概略横断面図である。 10…マスターシリンダ、12…ブレーキペダ
ル、14,16…制動油圧回路、18,20…制
動作動シリンダ、26…補助シリンダ、30…圧
力モジユレータシリンダ、32…補助ピストン、
42…サーボピストン、54…ステム、80…遮
断弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧縮室を備えたマスタシリンダと;前記圧縮
    室を、自動車輛の車軸の両輪に作用する制動作動
    シリンダに連通せしめる通路に設けられた補助シ
    リンダと;前記補助シリンダ中に液密的且つ復帰
    スプリングの作用力に抗して摺動し得るように設
    けられた補助ピストンであつて中央に貫通孔を有
    する補助ピストンと;前記マスタシリンダの前記
    圧縮室が連通する室であつて、前記圧縮室中の圧
    力によつてスプリングの力に抗して液密的に摺動
    変位し得るようになつたピストンを内有する室
    と;作動油圧源と;前記室中の前記ピストンの前
    記摺動変位によつて前記作動油圧源と連通状態に
    持ち来たされるようになつたサーボシリンダと;
    前記サーボシリンダに収容されたサーボピストン
    であつて前記補助シリンダ中に延出するステムを
    有するサーボピストンと;を有しており、前記ピ
    ストンが変位した時前記補助ピストンの前記中央
    孔が閉鎖される一方前記サーボシリンダ中の前記
    サーボピストンが引き込まれた位置にある時には
    前記補助ピストンの前記中央孔が開放状態に置か
    れるようになつた型式の油圧サーボ制動システム
    において;以下の特徴を結合して構成されたこと
    を特徴とする油圧サーボ制動システム: ―前記マスターシリンダが、前記車輛の両車軸上
    のそれぞれの車輪対22,24に作用するそれぞ
    れの制動作動シリンダ18,20にそれぞれ接続
    された、互いに独立した2個の制動回路14,2
    0を制御する型式のマスターシリンダ10であ
    り、前記各制動回路は、それぞれの対応する前記
    制動作動シリンダに、それぞれの前記補助シリン
    ダを介して接続されており、前記各補助シリンダ
    中には、それぞれ、前記補助ピストン32が、ス
    プリング36の力に抗して液密的に摺動変位し得
    るように設けられており、各前記補助ピストンが
    それぞれ前記中央貫通孔を有していること; ―前記補助シリンダ26の各々と対応して前記サ
    ーボシリンダ28がそれぞれ設けられ、前記サー
    ボシリンダの各々は、それぞれ、対応する前記補
    助シリンダと同軸的に配置され、且つそれぞれス
    プリング56の力に抗して液密的に摺動可能なサ
    ーボピストン42を有し、各前記サーボピストン
    42は、対応する前記補助シリンダ26中に延出
    するステム54を有しており、前記ステムは、対
    応する補助ピストン32の前記中央貫通孔と協働
    する端部62を有し、前記端部62は、前記サー
    ボピストン42が前記スプリング56の力に抗し
    て変位した時に前記中央貫通孔を塞止する一方前
    記サーボピストンが休止位置にある時には前記補
    助ピストン32から離れて位置せしめられるよう
    になつており、前記両サーボシリンダ28中にお
    いて、前記サーボピストン42の、前記ステム5
    4とは反対の側に画成される室66か、圧力下の
    前記作動油圧源と、弾性装置82によつて閉方向
    に付勢された遮断弁80を介して連通せしめられ
    るようになつていること;および ―前記両制動回路14,16のうち、制動動作中
    に前記マスターシリンダ10に接続される一方の
    回路14,(16)の中に生じる油圧にさらされ
    るようになつた一対のピストン84,92が設け
    られ、前記両ピストン84,92は、前記遮断弁
    80を、前記弾性装置82の力に抗して移動せし
    めるように前記遮断弁80に作用するようになつ
    ていること。 2 特許請求の範囲第1項に記載の油圧サーボ制
    動システムにおいて、前記作動油圧源94が、公
    知のごとく、吐出パイプ98とタンク96と、タ
    ンク96から作動油を前記吐出パイプ98に送る
    ようになつた容積型のポンプ100と、排出パイ
    プ102とを有しており、前記排出パイプは、各
    サーボシリンダ28において前記ステム54と反
    対の側に画成された前記室66中の油圧を変調す
    るためのモジユレートシリンダ30に接続され、
    前記モジユレートシリンダ30は、公知のごと
    く、前記遮断弁80と前記2個のピストン84,
    92を収容しており、前記両ピストン84,92
    は、制動作動中、同軸的に且つ直列的に、復帰ス
    プリング86の力に抗して摺動し得、前記両ピス
    トン84,92は、これ等ピストン84,92の
    受圧面に連通する前記各油圧回路14,16のそ
    れぞれの分岐管路14a,16aに存在する油圧
    の力によつて前記遮断弁80に向つて動き得るよ
    うに構成されていることを特徴とする、油圧サー
    ボ制動システム。 3 特許請求の範囲第2項に記載の油圧サーボ制
    動システムにおいて、前記各補助シリンダ26、
    各サーボシリンダ28およびモジユレートシリン
    ダ30が相互に連通せしめられ、且つ前記マスタ
    ーシリンダ10か前記モジユレートシリンダ10
    から離隔せしめられるとともに、更に前記マスタ
    ーシリンダ10か、各前記補助ピストン32の受
    圧面に対応して、各前記補助シリンダ26中の前
    記室40に、別個の前記制動回路14,16を介
    して油圧的に接続されていることを特徴とする、
    油圧サーボ制動システム。 4 特許請求の範囲第2項に記載の油圧サーボ制
    動システムにおいて、前記遮断弁80は、公知の
    如く、ほぼ円錘形の端部85を有する実質的に円
    筒形の体部を以つて構成され、前記円錘形の端部
    は前記ピストン84,92の一方の端部に向き合
    つており、前記遮断弁は、前記各サーボシリンダ
    28のそれぞれの前記室66に油圧的に接続され
    た分配室70と、前記吐出パイプ98に接続され
    た第2の室72との間に配設されるとともに、当
    該遮断弁80に面するピストン84の端部の軸方
    向孔88を介して前記作動油圧源94の前記排出
    パイプ102に接続されており、更に前記遮断弁
    80は、前記ピストン84が制動動作中に変位し
    た際、前記軸方向孔88を塞ぎ、且つ前記弾性装
    置82の力に抗して摺動して前記分配室70を前
    記第2の室72に連通せしめ得るようになつてい
    ることを特徴とする、油圧サーボ制動システム。 5 特許請求の範囲第4項に記載の油圧サーボ制
    動システムにおいて、前記第1の分配室70と、
    前記第2の室72とが、逆止弁76を有する管路
    74を介して接続されており、前記逆止弁76は
    前記分配室70から前記第2の室70に向う方向
    の流れのみ許容するようになつていることを特徴
    とする、油圧サーボ制動システム。 6 特許請求の範囲第1乃至第5項のいずれかに
    記載の油圧サーボ制動システムにおいて、前記マ
    スターシリンダ10の制御を受ける両制動回路1
    4,16が、前記車輛の両車軸の車輪対22,2
    4のそれぞれに作用する前記制動作動シリンダ1
    8,20にそれぞれ接続され、且つ前記両制動回
    路14,16が、前記圧力下の作動油圧源94の
    油圧回路から分離されていることを特徴とする、
    油圧サーボ制動システム。
JP16441178A 1978-01-04 1978-12-29 Hydraulic servo control system for automobiles Granted JPS54133271A (en)

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