JPH0253434A - 食品包装体 - Google Patents

食品包装体

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JPH0253434A
JPH0253434A JP63202074A JP20207488A JPH0253434A JP H0253434 A JPH0253434 A JP H0253434A JP 63202074 A JP63202074 A JP 63202074A JP 20207488 A JP20207488 A JP 20207488A JP H0253434 A JPH0253434 A JP H0253434A
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靖夫 本石
Junichi Matsumoto
淳一 松本
Shigeyuki Harita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用 本発明は、食品、特に「削りぶし」包装袋における水分
の減少を防止し、長期にわたって良好な、品質を保持す
る方法、および該包装袋を含む食品包装体に関するもの
である。
旦−に米9進莢 一般的に食品の包装には大小様々な目的・機能使命が与
えられているが、■内容物の保獲■取扱いの便利■販売
の促進の3つに要約される。更に内容物の保護機能につ
いて言えば、包装の目的は、以下に挙げる食品の変質要
因(■微生物、害虫、動物および食品自身に含まれる酵
素等の生物的変質要因、■食品に含まれる油脂、色素、
ビタミン等の成分の酸化、分解、重合、および各成分間
の反応等の化学的変質要因、■食品の吸湿、乾燥、同化
、破損、成分の結晶化、香気成分の散逸、異臭の吸着等
の物理的変質要因)の排除にある。そして食品包装にお
いて内容物の保護的機能を満足するためには、対象とす
る食品により包装材料および包装技法の適切な選択が必
要であることは言うまでもない。上記の如く、内容物の
貯蔵時および流通段階での吸放湿の防止は、食品包装に
おける主要な課題の一つであり、本発明もこれに関連す
るものである。その議論の為には「■包装材料の水分遮
断性0食品の吸放湿゛性■食品の吸放湿の許容範囲」の
3項目が必要である。包装材料の水分遮断性については
、一般的に用いられる評価方法により容易に求めること
ができ、現在使用されている各種包装材料の水分遮断性
は既に知られている。食品の吸湿特性に関しては、食品
の含有水分〜水分活性〜相対湿度関係により求めること
ができ、食品はそれぞれ固有な含有水分〜水分活性関係
を持っており、代表的な食品については既に多くの報告
例がある。食品の吸放湿の許容範囲に関しては、既に経
験的におおよその値が求められており、包装材料および
包装技法の選択における目安となっている。
いま、含有水分〜水分活性関係曲線上に、包装時点での
水分率およびその食品が商品価値を維持しうる限界水分
率を与えた時、それぞれに対応する水分活性値即ち包装
後商品価値を維持しうる貯蔵期間内の容器内相対湿度が
与えられる。そしてこの容器内湿度がどの水準にあるか
により、二つの異なるケースが発生する。第1のケース
は容器内の湿度が貯蔵環境湿度より低い場合で、この場
合包装材料を通して容器内に湿気が侵入し、食品がそれ
を吸収し品質の劣化を生ずる。第2のケースは容器内湿
度が貯蔵環境湿度より高い場合で、この場合は包装材料
を通して容器外に湿気が蒸散し同様に品質の劣化を生ず
る。食品の包装目的は限界水分率に到達するまでの期間
即ちシェルフライフを出来るだけ延ばすことに他ならな
す、その包装目的を果たし、これを理想的に行うと言う
立場から言えば、水分の透過を遮断出来る包装材料が必
要である。実際上アルミニウム箔を理想的な状態で組み
込んだ包装材料がそれに該当するが、「購入に当なり内
容物を観察確認したい」という一般的な消費者欲求を満
たすために採用されている透明包材においては殆どの場
合不充分である。
従って包装目的をより確実に満足させるためには、何等
かの補助的な手法が必要となり、第1のケースにおいて
乾燥剤を容器内に封入する方法が一般的に併用されるこ
とは周知の事実である。しかし第2のケースの様に、通
常の貯蔵条件または流通条件下で、水分の蒸散により商
品価値を著しく損なわれる様な食品においては何等有効
な補助的手段がなく、結局のところ出来得る限り透湿度
の低い素材を使用する以外に有効な対応策が無いのが現
状である。この場合包装目的に近付けるためには、結果
的に包装材料に厳しい要求が課せられる結果、極めて高
価な物にならざるを得ない。
本発明の詳細について述べるに先立って、本発明でいう
「削りぶし」について以下に定義付ける。
「削りぶし」とは「削りふしの日本農林規格」に定義さ
れているものと同一であり、次の内容のものである。■
かつお、さば、まぐろ等の魚類について、その頭、内臓
等を除去し、煮熟によって蛋白質を凝固させた後冷却し
、水分が26%以下になるようにくん乾したもの(以下
「ふし」という)又はふしくかつおにあっては、表面を
削ったもの)に2番かび以上のかび付けをしたもの〈以
下「がれぶしJという)を薄片状、厚片状又は糸状に削
ったもの、■いわし、あじ等の魚類を煮熟によって蛋白
質を凝固させた後乾燥したらのく以下「煮干し」という
)又はこれらの魚類を煮熟によって蛋白質を凝固させた
後圧搾して魚油を除去し乾燥したもの(以下「圧搾煮干
し」という)を薄片状、厚片状又は糸状に削ったもの、
■前2者を混合したものの3種類である。
「削りぶし」は上記の如く薄片状、厚片状または糸状に
削ったものであるため、酸素による酸化作用を受けやす
い。それを防止するため、包装に際しては、窒素ガスを
用いたガス置換包装が採用され、かつ20℃、乾燥状態
での酸素透過度が、1 nnl / rr?・24h以
下の包装材料を使用する事になっている。一方、「削り
ぶし」の水分率は、窒素ガス充填した包装品にあっては
、日本農林規格では9%以上21%以下と定められてい
る。通常18〜20%程度が風味と食感の点で望ましい
範囲とされており、製造時水分率も18〜20%に調整
されているのが一般的である。その時の水分活性値はお
よそ0.8前後であり、通常の貯蔵および流通条件は環
境湿度が80%以下である場合がほとんどであるため、
包装材料を通して水分が袋外に透過し「削りぶし」の乾
燥が進行する。乾燥の進行につれて風味および食感が損
なわれ、また15%以下になると「削りぶし」の粉末化
が引き起こされ、更に商品価値が損なわれるため、望ま
しくはいかなる条件下においても食される時点で水分率
が15%以下にならないことが包装材料に課せられた役
割となっている。
「削りぶし」の包装形態について更に詳しく述べれば、
製造直後はとんどの場合、種々の透明包材を用いてガス
置換包装された後、そのまま段ボールケース等に入れて
貯蔵された後、それぞれの販売ルートに合わせて2次包
装され出荷される。
2次包装の形態もまた様々であり、「削りぶし」の代表
的商品である「かつお削りぶし」の場合には、5g入り
のパック20袋程度を蓋付きの金属缶に入れ、化粧箱に
納めて主として贈答用として販売される例、5g入りの
パック5〜6袋を更に透明な包装材料で集合包装し、ス
ーパーマーケット等の量販店で販売される例などがある
。その他の「削りぶし」も「かつお削りぶし」と同様に
、2次包装される場合もあれば、製造直後に実施された
1次包装のままで販売される場合もある。水分率の減少
という観点から、販売ルートの異なる場合について見る
と次の通りである。まず、スパーマーケット等の量販店
で販売される場合は、2次包装材料に水分透過性の小さ
い材料を使用しヒートシールされており、製造後あまり
時間を置かず販売ルートに乗るのが普通であり、且つ店
頭での回転が早いことから、水分率の低下による品質劣
fヒの問題は比較的少ない。一方、贈答用として販売さ
れる場合、基本的には年間2回(お中元およびお歳暮)
のピークがあるため、年間を通じて計画生産された製品
が、一定期間ストックされた後、所定数金属缶に詰めら
れ出荷されることになる。1次包装の状態で厳しい温湿
度条件下でストックされること、および販売されてから
消費されるまでの期間が比較的長いことから、水分率の
低下による品質劣化の問題が起こりやすい。
C1発明が解決しようとする課題 本発明者らは厳しい条件下での長期間の貯蔵ないしは流
通に際しても、水分率が15%を下回らないための包装
材料要件、並びに貯蔵要件に関して種々の角度から検討
を加えた結果、通常考えられる範囲のうち厳しい条件を
前提として、1か年の貯蔵ないしは流通期間を想定した
場合、現在の透明包装材料を使用する限りにおいては、
18%にy4qされた「削りぶし」の水分を15%以上
に保持することは、はとんど不可能に近いとの結論に達
した。そのため、貯蔵および流通段階で低コストかつ容
易に適用可能な水分低下防止方法について鋭意検討した
結果本発明をなすに至った。吸湿が商品価値を損なう食
品において、吸湿防止のための補助的方法として、乾燥
剤(吸湿剤)を封入する方法が、一般的に採用されてい
ることは先に記したが、本発明見それとは全く異なる発
想によるものである。即ち、2次包装容器(または2次
包装袋)の中の相対湿度を、貯蔵ないしは流通時の環境
湿度に関係なく、1次包装袋内部のそれと出来るかぎり
近い水準に保持することにより、間接的に、食品、特に
「削りぶし」の水分率の低下を防止しようとするもので
ある。
02課題を解決するための手 この様な発想に基づき種々の方法について検討した結果
、2次包装容器の内部に食品、特に「削りぶし」1次包
装袋と一緒に、含水させた高吸水性樹脂を封入すること
により2次包装容器内、即ち食品、特に「削りぶしj包
装袋外部の相対湿度を、貯蔵および流通条件に関係なく
、1次包装袋内の相対湿度に近い水準に保つことが出来
ることを見出だしたものである。このように2次包装容
器に、食品、特に「削りぶし」を充填した1次包装袋と
ともに、含水した高吸水性樹脂を封入した食品包装体は
、次のような利点を有する。即ち高吸水性樹脂が、食品
、特に「削りぶし」と直接接触すること無く、また水分
が高吸水性樹脂に吸着されているため「削りぶし」包装
袋を過度に濡らさず、高吸水性樹脂の種類と水分量を適
度に選択することで、任意の湿度を2次包装容器内に与
えることが出来る。更にまた、高吸水性樹脂は、その名
前が示す通り自重の数百倍の水分を保持できるため、少
量の高吸水性樹脂で、2次包装容器の水分透過度または
水分散進度の大小に関係なく、2次包装容器内の相対湿
度を、1次包装袋内の相対湿度に近い水準に保つことが
できる。
E、 明のより詳細ti日 本発明において使用される高吸水性樹脂とじては(1)
エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレンある
いはジイソブチレン等のα−オレフィン、好ましくは炭
素数が2〜12個のα−オレフィンと、無水マレイン酸
あるいはその誘導体(例えばマレイン酸、マレイン酸ア
ミド、マレイン酸イミド)との共重合体、またはそのア
ルカリ中和物の架橋体(このような高吸水性樹脂の製造
方法は特開昭56−36504号としてすでに知られて
いる)、(2)メチルビニルエーテル、酢酸ビニルある
いはスチレン等の重合性ビニル化合物と、無水マレイン
酸あるいはその誘導体との共重合体、またはそのアルカ
リ中和物の架橋体(このような高吸水性樹脂の製造方法
は前記(1)と同様技開昭56−36504号として知
られている〉(3)アクリル酸あるいはメタクリル酸の
重合体、それらを主体とする共重合体またはそれら(共
)重合体アルカリ中和物の架橋体、(4)アクリル酸ア
ルカリ金属塩あるいはメタクリル酸アルカリ金属塩から
得られる自己架橋型アクリル酸アルカリ金属塩重合体(
このような高吸水性樹脂は、例えば特開昭53−463
89号公報明細書等に開示の方法によって製造される)
、(5)ビニルエステルとメタクリル酸エステルまたは
アクリル酸エステルとの共重合体のケン化物(このよう
な高吸水性樹脂は、例えば特公昭53−37994号公
報明細書に開示の方法によって製造される。また市販品
としては住友化学工業■の「スミカゲル」等がある) 
、(6)澱粉−ポリアクリロニトリルグラフト共重合体
またはポリアクリロニトリルグラフト共重合体のアルカ
リ中和物(このような高吸水性樹脂は、例えば特公昭4
9−43395号公報明細書等に開示のものである)、
(7)澱粉あるいはセルロース−付加重合性水溶性単量
体(無水マレイン酸、アクリル酸)グラフト重合体の架
橋体くこのような高吸水性樹脂は、例えば特公昭53−
46199号および同53−46200号等で用いられ
ているものである。市販品としては三洋化成工業■の「
サンウェット」が挙げられる)、および(8)その他(
バーキュレス側の「アクアロン」等の架橋剤カルボキシ
メチルセルロース)、などが挙げられるが、ゲルが腐敗
せず、またカビが生えにくいなどの点から、前記(1)
のα−オレフィンと無水マレイン酸との共重合体または
そのアルカリ中和物の架橋体、前記(2)の重合性ビニ
ル化合物と無水マレイン酸との共重合体またはそのアル
カリ中和物の架橋体、前記(3)のアクリル酸あるいは
メタクリル酸の重合体並びにそれらの単量体を含む共重
合体、またはそれらの(共)重合体のアルカリ中和物の
架橋4体、前記(4)のアクリル酸アルカリ金属塩から
得られる自己架橋型アルカリ金属塩重合体および前記(
5)のビニルエステルとメタクリル酸エステルまたはア
クリル酸エステルとの共重合体のケン化物が好ましく用
いられる。なかでも前記(1)のα−オレフィンと無水
マレイン酸の共重合体のアルカリ中和物の架橋体、具体
的にはインブチレン−無水マレイン酸共重合体の水酸化
ナトリウムの中和物を、エポキシ化合物または多価アミ
ンを反応させることによって得られた架橋体が好ましく
使用される。このα−オレフィンと無水マレイン酸の共
重合体のアルカリ中和物の架橋体はエチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、インブチレンあるいはジイソブチレン
等のα−オレフィンと無水マレイン酸とをラジカル重合
触媒等により重合し、得られた共重合体をアルカリ金属
の水酸化物、アンモニアまたはアルカリ性物質、特に好
ましくは水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカ
リ金属の水酸化物を、例えば水溶液の形にして作用させ
アルカリ中和物とし、次いでエポキシ化合物や多価アミ
ン等の架橋剤を反応させることによって製造される。本
発明に言う高吸水性樹脂は樹脂組成物、混合物でも複合
材料でも良く、その製造方法は特に制限されない。
本発明においては、高吸水性樹脂として、自重の10倍
以上の水分を吸水する能力のあるものが、封入する樹脂
量が少なくてすみ好ましい。なおここで高吸水性樹脂の
吸水能力とは、1gの高吸水性樹脂を、500c、c、
の蒸留水に30分以上浸漬した後、200メツシユの濾
過布上に置いて水切りし、重量を測定して、下記により
算出した値である。
吸水後の重量−元の重量 吸水能力= 元の重量 高吸水性樹脂を2次包装容器に封入する際の含水量とし
ては、流通期間中において、1次包装袋中の食品が包装
時水分を保持できるように、2次包装容器内の相対湿度
を保つ水分量である。封入する際の含水量は、1次包装
袋中の食品の吸放湿の許容範囲と、2次包装容器の透湿
度によって決まるので、−律に決めることはできないが
、例えば1か年の貯蔵ないしは流通期間を想定し、1次
包装袋中の「削りぶし」の水分を15%以上に保持する
場合は、「削りぶし」に対し8〜30重量%、好ましく
は10〜25重量%である。
保存期間中の高吸水性樹脂の含水量としては、自重の0
.7倍以上であることが必要である。高吸水性樹脂の含
水量が自重の0.7倍以下になると、2次包装容器内の
相対湿度が80%以下となり、1次包装袋中の食品が乾
燥し、商品価値が低下する。なおここで高吸水性樹脂の
含水量とは、10gの高吸水性樹脂を、105°C,4
時間乾燥し、重量を測定して、下記により算出した値で
ある。
元の重量−乾燥後の重量 含水量 乾燥後の重量 高吸水性樹脂の使用方法としては、高吸水性樹脂を粉末
状でそのまま使用する方法の他に、必要により適当なバ
インダー、パルプ等と共に混合して使用する方法、高吸
水性樹脂をフィルムまたはシート状物(例えば紙、不織
布等)に塗着または含浸させて使用する方法、多孔性シ
ート状物(紙、不織布等)の間に高吸水性樹脂粉末を挿
入積層し押圧、熱融着、接着等により固着せしめる方法
等が挙げられる。またこれらの高吸水性樹脂は透湿性の
ある素材よりなる袋に入れ、これを2次包装容器に封入
するのが良い。ここで透湿性のある素材としては、天然
繊維または化学繊維またはその混合物よりなる織布、天
然繊維または化学繊維またはその混合物およびプラスチ
ックのテープ・ヤーン等たりなる不繊布、紙等が挙げら
れる。
本発明に使用できる2次包装容器としては、密閉容器υ
1えば一般的に使用されている実質的に不通気性の蓋付
容器(例えは金属罐、プラスチック容器)が好適である
が、段ボールケース単独またはそれとプラスチックフィ
ルム袋との組合わせたものも使用可能である。
ここで2次包装容器であるプラスチック容器としては、
少なくとも一層の防湿性栃脂層を有する物が好適に用い
られる。防湿性樹脂としては、塩化ビニリデン系樹脂、
ボップロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール
共重合体等があげられる。この2次包装容器は、単層で
も、他のプラスチックと複合させた多層体でも良い。多
層体は、フィルムやシートのラミネートで得ることもで
きるし、必要ならば層間接着剤を使用して、共押出しブ
ロー、共射出ブロー、共押出しラミネート等により得ら
れる。
また−次包装袋としては、ガスバリアー性甜脂層を有す
る、好ましくはガスバリアー性樹脂層を中間とする多層
包装袋が好適に用いられる。ここでガスバリアー性樹脂
としては、ビニルアルコール系樹脂(ポリビニルアルコ
ール、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH
)l 、塩化ビニリデン系樹脂、メタキシリレンジアミ
ンを含むまたはイソフタル酸を含むポリアミド系樹脂、
アクリロニトリル系樹脂、イソフタル酸を含むポリエス
テル系樹脂等があげられる。またガスバリアー性樹脂層
の片側または両側に設けられる樹脂としては、熱可塑性
樹脂、特に疎水性熱可塑性樹脂、例えばポリエチレンテ
レフタレート、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプ
ロピレン)、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミ
ド等があげられる。これらの多層包装袋は、必要ならば
層間接着剤を使用して、ドライラミ、押出しラミ、共押
出しラミ等により得られる。
1次包装袋である多層包装袋の各層の厚さは、ガスバリ
アー性樹脂層の厚みは5〜30μ、ガスバリアー性樹脂
層の片側または両側に設けられる熱可塑性樹脂の厚さは
(両(piに設けられる場合はその合計厚さ)40〜1
00μである。
本発明において1次包装袋に充填される食品としては、
削りふしが最も代表的なものとしてあげられるが、その
他適度な保湿を必要とするものにも適応できる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はそれら実施例によってなんら限定されるものでは
ない。また、実施例において使用した用語の定義は特に
断りの無いがぎり次の通りである。
a)OP :厚み25μの二軸延伸ポリプロピレンフィ
ルム b)XL:厚み12μの二軸延伸エバール■フィルム c)PE:厚み50μの低密度ポリエチレンフィルム d)高吸水性樹脂パック:イソブチレン−無水マレイン
酸共重合体のアルカリ中和物の架橋体よりなる高吸水性
樹脂(この高吸水性樹脂の吸水能力は、自重の200倍
であった)2gを、通気性のある不織布からなる小袋に
詰めたもの e)高吸水性樹脂シート:インブチレン−無水マレイン
酸共重合体のアルカリ中和物の架橋体よりなる高吸水性
樹脂(この高吸水性樹脂の吸水能力は、自重の200倍
であった)を含浸同化させたシート5g 旦工寒旌透 実施例−1 素材構成がOP/X L/P Eである小袋に5g充填
された市販の「かつお削りぶし」パック20袋を贈答用
金属缶に入れ、更に25gの水を含水させた「高吸水性
樹脂パック」1個を入れ蓋を閉め、20℃−60%RH
条件下に1が年間保存したのち、開缶して「かつお削り
ぶし」パックを取り出し重量を天秤で測定しその重量変
化量より水分率の変化率を求めた。
実施例−2 「高吸水性樹脂パック」に替えて20gの水を含水させ
た「高吸水性樹脂シート」を用いたほがは実施例−1と
同様にして水分率を求めた。
実施例−3 実施例−1で使用したものと同じ市販の1かつお削りぶ
し」パック500袋を容積0.05rn’の段ボールケ
ースに入れ、更に50gの水を含水させた「高吸水性樹
脂パック」10個を入れ蓋を閉じ、30℃−60%RH
条件下に1が年間保存したのち、開封して「かつお削り
ぶし」パックを取り出し重量を天秤で測定しその重量変
化量より水分率を求めた。
実施例−4 実施例−1で使用したものと同じ市販の「かつお削りぶ
しjパック500袋と、25gの水を含水させた「高吸
水性樹脂パック410個を、厚み60μの低密度ポリエ
チレンで出来た表面積約1イの袋に入れ開口部をヒート
シールし、30’C−60%RH条件下に1か年間保存
したのち、開口して「かつお削りぶし」パックを収り出
し、重量を天秤で測定しその重量変化量より水分率を求
めた。
比較例−1 25gの水を含水させた[高吸水性樹脂バック」を入れ
なかったほかは実施例−1と同様にして1か年保存後の
水分率を求めた。
比較例−2 50gの水を含水させた「高吸水性樹脂パック」を入れ
なかったほかは実施例−3と同様にして1か年保存後の
水分率を求めた。
比較例−3 25gの水を含水させた「高吸水性樹脂パック」を入れ
なかったほかは実施例−4と同様にして1か年保存後の
水分率を求めた。
各ケースにおいて求めた1か年保存後の「かつお削りぶ
し」の水分率を第1表に示す。
従来の保存方法では「かつお削りぶし」の水分率か、好
ましい水準以下になっているのに対し、本発明に従った
実施例ではいずれも1か年保存後の「かつお削りぶし」
の水分率がやや増加するかまたは減少しても問題になら
ない程度であり優れた保存効果を示していることが明ら
かである。
第1表 水分率二重量% 実施例1〜4による1か年保存後の「削りぶし」は、適
度に保湿しているので、香り、昧とも良好である。一方
比較例1〜3による1か年保存後の「削りぶし」は保湿
が十分でないために、風味および食感が損なわれている
庄−尺皿み勲盟 高吸水性樹脂が、食品と直接接触すること無く、また水
分が高吸水性樹脂に吸着されているため、食品を充填し
た1次包装袋を過度に濡らさず、高吸水性樹脂の種類と
含水量を適度に選択することで、任意の湿度を2次包装
容器内に与えることが出来る。更にまた、高吸水性樹脂
は、その名前が示す通り自重の数百倍の水分を保持でき
るため、少量の高吸水性樹脂で、2次巳装容器の水分透
過度または水分散進度の大小に関係なく、2次包装容器
内の相対湿度を、1次包装袋内の相対湿度に近い水準に
保つことができる。
特許出願人   株式会社 クラレ 代理人    弁理士  本多 堅

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)2次包装容器に、食品を充填した1次包装袋とと
    もに、含水した高吸水性樹脂を封入した食品包装体。 (2)2次包装容器が、実質的に不通気性の蓋付容器で
    ある、請求項1記載の食品容器。(3)食品が「削りぶ
    し」である、請求項1〜2のいずれかに記載の食品包装
    体。 (4)高吸水性樹脂が、自重の0.7倍以上の水分を含
    有している、請求項1〜3のいずれかに記載の食品包装
    体。 (5)高吸水性樹脂が通気性のある素材よりなる袋に入
    っている、請求項1〜4のいずれかに記載の食品容器。 (6)高吸水性樹脂がフィルムまたはシート状に形成さ
    れている、請求項1〜5のいずれかに記載の食品包装体
    。 (7)高吸水性樹脂がシート類に塗着または含浸されて
    いる、請求項1〜5のいずれかに記載の食品包装体。 (8)高吸水性樹脂が多孔性シート類に挟持されている
    、請求項1〜5のいずれかに記載の食品包装体。 (9)容器に、食品を充填した包装体とともに、含水し
    た高吸水性樹脂を封入することを特徴とする、食品包装
    体の品質保持法。
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