JPH0253786A - 肝臓疾患治療剤 - Google Patents

肝臓疾患治療剤

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JPH0253786A
JPH0253786A JP20337688A JP20337688A JPH0253786A JP H0253786 A JPH0253786 A JP H0253786A JP 20337688 A JP20337688 A JP 20337688A JP 20337688 A JP20337688 A JP 20337688A JP H0253786 A JPH0253786 A JP H0253786A
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Shigeru Taniguchi
繁 谷口
Yoshinobu Miyashita
宮下 善亘
Tamio Ueyama
植山 民男
Hiroshi Nakagawa
博司 中川
Kazuo Matsumoto
和夫 松本
Nouji Hirase
平瀬 嚢二
Hitomi Manabe
ひとみ 真鍋
Yoshihiko Narita
佳彦 成田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1.3−ベンゾジオキソール誘導体を必須成
分とする肝臓疾患治療剤に関するしのである。
本発明者らは先に、ある種の置換基を有する13−ベン
ゾジオキソール誘導体が優れた肝臓疾ル治療効果を有す
ることを見い出し、これを特許出願した(公開特許公報
 昭62−29522、特願昭62−016914号)
。本発明は、この肝臓疾患治療剤についての研究を更に
発展させた結果、完成されたものである。
前記式(1)で示される化合物は大部分が既に公知の化
合物である。しかし、今迄のところ本化合物(1)の用
途、とくに医薬としての用途は全く知られていない。本
発明者らは本化合物(1)の薬理作用について鋭意研究
を重ねた結果、後に示すような優れた肝障害抑制作用を
有することを見出し、本発明を完成するに至った。即ち
、本発明は式(■): 〔式中、R1は水素原子又は低級アルキル基、RIは低
級アルキル基又は置換基を有してもよいフェニル基、R
3は水素原子、低級アルキル基、又はベンジル基を示す
〕 で示される1、3−ベンゾジオキソール誘導体を必須成
分として含何する肝臓疾患治療剤を提供するものである
式(1)で表わされる化合物の内、R’=R3=H。
R’ = C! Hsであってこれらを含む置換基のベ
ンゼン核上の位置が5位以外の化合物、R’ = R”
 −CH,、R3=Hである化合物、R’=HSR″−
C,H,、R3−CH,であってこれらを含む置換基の
ベンゼン核上の位置が5位以外の化合物、およびR’=
H,R”=C,H6、R3=ベンジルである化合物は新
規化合物である。
式(I)で表わされる化合物は、例えば公知の方法〔ジ
ャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー(J、 
Org、 Cheffl、)、18巻、9−14頁(1
953)やジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・
ソサイアティ(J 、 Am、 CheIll、 So
c、)、103巻、3173−3177頁(1981)
やテトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron
  Letters)、23巻、949−952頁(1
982))により容易に合成ができ、かつ市販品として
容易に入手することができる原料化合物、即ちアルデヒ
ド基、アルカノイル基、又はハロゲン原子を置換基とし
て有する1、3−ベンゾジオキソール誘導体を出発原料
とし、以下に示す合成経路に従って製造することができ
る。
表  1 式中の記号の意味は、RI 、 n 2 、 R3は前
記のものと同一であり、Xはハロゲン原子を意味する。
式(I)で表わされる化合物の代表例を以下の表1に示
し、また、その物性値を表2に示す。
表2 物性値 0沸点は、ガラスチューブオーブンでの測定値を示す。
0赤外吸収スペクトル([R)は、化合物りについては
臭化カリウム錠剤法で、その池の化合物については、液
膜法で測定した。
0核磁気共鳴スペクトル(’H−NMR)は、重クロロ
ポルム中テトラメチルンランを内部漂堕として測定した
式(Dで表わされる化合物を肝臓疾患治療剤として使用
するには、当該化合物を単独で、又は慣例に従って製薬
的に許容し得る賦形剤、希釈剤、補助剤を用いて散剤、
顆粒剤、錠剤、カプセル剤、注射剤等を調製し、通常の
方法によ−)て経日的に、又は非経口的に適用する。式
(1)の化合物の投与量は、患者の年令、性別、体重、
症状等によって変動するが、経口投与の場合、体重1k
g当たり1日し:0. l  〜l 00mg、好まし
くは1〜10mg。
非経口投与の場合、体重1kg当たり1日0.05〜5
0mg、好ましくは0.5〜5mgの範囲が有利である
。通常、上記1日量を数回に分けて投与するのが好まし
い。なお、症状によっては、この上限の薬用量を超えて
投与する必要の生ずることもあり得るが、式(1)の化
合物のマウスにおける急性毒性値(50%致死m)は経
口投与で700 B/kg体重以上、腹腔内注射で40
0 mg/ kg体重以上であって、安全性に問題はな
い。
以下に式(I)で示される化合物の製造例、薬理試験、
毒性試験、製剤例を挙げ、本発明を更に詳細に説明する
製歳鯉1 マグネシウム(削状)1.45g(60ミリモル)と乾
燥テトラヒドロフラン10m12をとり、窒素雰囲気下
、5−ブロモ−1,3−ベンゾジオキソール約1gを加
えた後、反応が進行し始めたら、残りの5−ブロモ−1
3−ベンゾジオキソール〔全量12.0g(60ミリモ
ル)〕を乾燥テトラヒドロフラン15m(!に溶かした
液を撹拌しながらゆっくりと滴下し、さらに2時間加熱
還流する。冷却後、反応液にアセトン3.47g(60
ミリモル)を溶かした乾燥テトラヒドロフランを滴下し
、そのまま30分間撹拌を続けたのち、さらに撹拌しな
がら1時間加熱還流する。冷却後、反応液を飽和塩化ア
ンモニウム水溶液100mf2に注ぎ、エチルエーテル
300mf2で抽出する。エチルエーテル溶液を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒
を留去後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、無色油状の2−(3,4−メチレンジオキ
シフェニル)−2−プロパノール(化合物C)3.73
g (34,7%収率)を得る。
上記製造例中のプロピオンアルデヒドにかえて、プロピ
オンアルデヒド3.47g(60ミリモル)、又は、ピ
ペロナール9.OIg(60ミリモル)を用いることに
より、1−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−1
−プロパツール(化合物B)3.56g(33,1%収
率)及びビス(3,4−メチレンジオキシフェニル)カ
ルビノール(化合物D)9.39g(57,5%収率)
をそれぞれ得る。
製造例2 マグネシウム(削状)0.81g(33ミリモル)と乾
燥エチルエーテル4mgをとり、窒素雰囲気下、ヨウ化
エチル5.0g(32ミリモル)を乾燥エチルエーテル
16mQに溶かした液を一部加える。反応が進行し始め
たら、残りのヨウ化エチルのエチルエーテル溶液を撹拌
しながらゆっくりと滴下し、さらに30分間加熱還流す
る。冷却後、反応液に4−ホルミル−1,3−ベンゾジ
オキソール4.84g(32ミリモル)を乾燥エチルエ
ーテル16m(2に溶かした液を撹拌しながら滴下し、
さらに45分間加熱還流する。
冷却後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液100−
に注ぎ、エチルエーテル150mf2で抽出する。エチ
ルエーテル溶液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。溶媒を留去後、残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、無色油状の1−(2
,3−メチレンジオキシフェニル)−1−プロパツール
(化合物A)3.39g (58,4%収率)を得る。
製造例3 l−(2,3−メチレンジオキシフェニル)−1プロパ
ツールl 、80g(10ミリモル)、水素化ナトリウ
ム(油性)0.438とN、N−ジメチルホルムアミド
20mρをとり、室温下撹拌し、5分後にヨウ化メチル
2.13g(15ミリモル)を滴下し、さらに2時間撹
拌を続けた後、水30mσを加え、10%塩酸でコンゴ
レッド酸性とした後、エチルエーテル150a+12で
抽出する。エチルエーテル溶液を水洗、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を留去後、残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、無色油状の1−メ
トキシ1−(2,3−メチレンジオキシフェニル)プロ
パン(化合物E)、1.47g (75,7%収率)を
得る。
上記製造例中の1−(2,3−メチレンツオキシフェニ
ル)−1−プロパツールにかえて、1−(34−メチレ
ンジオキシフェニル)−1−プロパツール1.80g(
10ミリモル)を用いることにより、1−メトキシ−1
−(3,4−メチレンジオキシフェニル)プロパン(化
合物F)1.20g (61,8%収率)を得る。
また、上記製造例中のヨウ化メチルにかえて、塩化ベン
ジル1.90g(15ミリモル)を用いることにより、
!−ベンジルオキシー1−(3,4−メチレンジオキシ
フェニル)プロパン(化合物G)1.42g(52,1
%収率)を得る。
薬理試験 肝臓疾患治療剤としての効力判定は、通常、被験物質お
よび肝障害惹起物質を試験動物に投与し、その肝障害抑
制作用を調べることによって行われる。肝障害惹起物質
としては四塩化炭素、クロロホルム、チオアセトアミド
、D−ガラクトサミン等が知られているが、本試験に於
ては、ヒトのウィルス性肝炎に極めて類似した病理組織
像を示すことが知られているD−ガラクトサミンを用い
た。
また、被験物質の肝障害抑制作用は、肝細胞の壊死を反
映して上昇する血清中のグルタミック・オキザロアセチ
ックトランスアミナーゼ(GOT)活性を指標として検
索した。D−ガラクトサミンによって肝障害を起こした
場合、肝細胞の壊死にともなって細胞成分の逸脱が起こ
り、血清中のG。
T活性が顕著に上昇するので、D−ガラクトサミンによ
る肝障害のレベル並びに被験物質によるその障害の抑制
作用を知るには、血清中のGOT活性を測定するこの方
法が最も適当である。試験に用いた動物はウィスター系
の雄ラットで、1群につき5匹を使用した。4週令、体
重80〜100gのものを購入し、恒温恒湿(23±I
 ’C155±5%)の飼育室で固型飼料(MP、オリ
エンタル酵母工業製)および水を自由に与えて1週間予
備飼育し、その中で生育良好なものを選んで試験に供し
た。試験動物に、5%アラビアゴム水溶液に懸濁させた
被験物質を、経口投与の場合は10m+Q/kg体重、
また、腹腔内注射の場合は5mρ/kg体重の投与液量
でそれぞれ投与し、その30分後から塩酸D−ガラクト
サミンを300mg(D〜ガラクトサミンとして250
mg) /kg体重〔生理食塩水溶液(3mQ/ kg
体重)として〕の割合で3時間毎に4同腹腔内注射した
。次いで、塩酸D−ガラクトザミン最終投与の39時間
後に腹大動脈から採血し、遠心分離(3000rpm、
 I 0分)により血清を分離し、そのG O’r活性
を測定した。なお、試験動物は被験物質の投与19時間
曲から、塩酸Dカラクトサミンの最終投与まで絶食さけ
た。血?n中のGOT活性it ’) Jヒ(L 1p
pi)ラノ酵素法〔クリ二カ・キミ力・アクタ(C1i
nica Chimica Acta、)、28巻、=
131−437頁(1970):]に従って測定した。
結果を表3に示ギ。
表3.肝障害抑制作用 po  経口投与  1p1!腔内注射以上の薬理試験
から明らかなように、本発明化合物は経口投与の場合は
200 mg/ kg休体、また腹腔内投りの場合はl
 00 mg/ kg体重の投与量で、D−ガラクトサ
ミンによる肝細胞壊死の為に生じる顕著な血清GOT活
性の上昇を押さえ、明らかな肝障害抑制作用を示した。
準則ス只 試験に用いた動物はICR系の雄マウスで、1群につき
8匹を使用した。4週令、体重18〜22gのらのを購
入し、恒温恒湿(23部1℃、55モ5%)の飼育室で
固型飼料(MP、オリエンタル酵母」−業製)および水
を自由に与えて1週間予備飼育し、その中で成育良好な
ものを選んで試験に供した。試験動物はあらかじめ16
時間絶食したのち被験物質を経口投与または腹腔内注射
した。被験物質は5%アラビアゴム水溶液に懸濁させ、
経口投与および腹腔内注射のいづれの場合も、10m1
2/kg体重の投与液量で投与した。投与336時間後
の死亡率から50%致死量をファンデルベルデン(Va
n der Waerden)法[伴義雄:医薬品研究
法、101−102頁、朝食書店(+970)]により
算出した。結果を表4に示す。
表4.急性毒性値 以上の毒性試験から明らかなように、本発明化合物の急
性毒性値(50%致死量)は経口投与の場合700 m
g/ kg体重以」二、腹腔内注射の場合400 mg
/ kg体重以上で、医薬品としての利用に充分堪え得
るものである。
製剤例!  散剤 5重1部の化合物Eを95部のラクトースと均等に混和
し、散剤とする。
製触鯉玄 顆粒剤 5重量部の化合物Eを93部のラクトースと混合し、2
部のヒドロキシプロピルセルロースを結合剤として用い
て常法に従って顆粒とする。
製剤例3  錠剤 5重量部の化合物Eを91部のラクトースと混合し、2
部のヒドロキシプロピルセルロースを結合剤として用い
て常法に従って顆粒とした後、1部のタルクおよび1部
のステアリン酸マグネシウムを加え、圧縮成型して錠剤
を得る。
製剤例4  カプセル 5重量部の化合物Eを93部のラクトースと混合し、2
部のヒドロキシプロピルセルロースを結合剤として用い
て常法に従って顆粒とし、ハードゼラチンカプセルに充
填する。
製剤例5  注射剤 1重量部の化合物Eを2.5部のポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油および96.5部の生理食塩水と共に加温混
合した後、滅菌して注射剤とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1は水素原子又は低級アルキル基、R^2
    は低級アルキル基又は置換基を有してもよいフェニル基
    、R^3は水素原子、低級アルキル基、又はベンジル基
    を示す〕 で示される化合物を必須成分とする肝臓疾患治療剤。 2、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は水素原子又はメチル基、R^2はメチ
    ル基またはエチル基、R^3は水素原子、メチル基、又
    はベンジル基を示す。ただし、R^1とR^3が同時に
    水素原子である場合、およびR^2がエチル基であって
    R^3がメチル基である場合は、これらを含む置換基の
    ベンゼン核上の位置は5位ではない。]で示される化合
    物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002534423A (ja) * 1998-12-30 2002-10-15 エンデュラ ソシエタ ペル アチオニ 5−(α−ヒドロキシアルキル)ベンゾ[1,3]ジオキソールの合成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002534423A (ja) * 1998-12-30 2002-10-15 エンデュラ ソシエタ ペル アチオニ 5−(α−ヒドロキシアルキル)ベンゾ[1,3]ジオキソールの合成方法
JP4845266B2 (ja) * 1998-12-30 2011-12-28 エンデュラ ソシエタ ペル アチオニ 5−(α−ヒドロキシアルキル)ベンゾ[1,3]ジオキソールの合成方法

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