JPH0253802A - イソプレン系ゴム変性物およびその製造方法 - Google Patents

イソプレン系ゴム変性物およびその製造方法

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JPH0253802A
JPH0253802A JP20352388A JP20352388A JPH0253802A JP H0253802 A JPH0253802 A JP H0253802A JP 20352388 A JP20352388 A JP 20352388A JP 20352388 A JP20352388 A JP 20352388A JP H0253802 A JPH0253802 A JP H0253802A
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rubber
isoprene rubber
hydrocarbon
isoprene
based organic
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JP20352388A
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Yoshihiko Yagi
八木 良彦
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規のイソプレン系ゴム変性物およびその製
造方法に関する。 さらに詳しくは、ゴム製品、接着剤
、粘着剤等の原料として好適な新規のイソプレン系ゴム
変性物およびその製造方法に関する。
〈従来の技術〉 ゴム製品等は、その製造時、その使用目的に応して各種
の添加剤が配合される。 例えば、プロセスオイル等の
軟化剤であり、水素添加ロジン等の粘着付与剤である。
方、天然ゴム(以下、NRという)および合成イソプレ
ンゴム(以下、IRという)の誘導体として、塩化ゴム
、塩酸ゴム、環化ゴム、解重合ゴム等が以前から実用化
され、コム製品、接着剤等の分野で添加剤として利用さ
れている。
近年、NR,IRを改質し、新しい機能を持ったゴム、
例えばエポキシ化NR1各種官能基を持ったIR等が開
発されているが、さらに有用なイソプレン系ゴム誘導体
の開発が望まれている。
〈発明が解決しようとする課題〉 上述したように、ゴム製品等には、その使用目的に応し
た添加剤が配合される。
軟化剤としてはプロセスオイルが多用されているが、プ
ロセスオイルは、ゴム製品の硬度を低下させる。
また、接着剤等に使用される粘着付与剤として水素添加
ロジンがあげられるが、水素添加ロジンが配合された接
着剤は、熱時接着力が劣る。
本発明は、軟化剤として使用した場合、ゴム製品の硬度
を低下させず、粘着付与剤として使用した場合、熱時接
着力に位れる新規のイソプレン系ゴム変性物と、その製
造方法の提供を1」的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、イソプレン系ゴム誘導体であって、重量平均
分子ffi(Mw)か5万以−トてあり、赤外吸収スペ
クトルにおいて3400cm−’イ」近と1720cm
−’イ]近に特性吸収を有し、示差走査熱量計において
0〜120℃の範囲に幅広い吸収帯を有し、炭化水素系
4j機溶剤に難溶で、塩素系有機溶剤、エーテル系41
機溶剤には易溶であることを特徴とするイソプレン系ゴ
ム変性物を提供するものである。
また、本発明は、イソプレン系ゴムを炭化水素系有機溶
剤に溶解し、酸素の存在下、太陽光もしくは紫外線を照
射して、前記のイソプレン系ゴム変性物を製造すること
を特徴とするイソプレン系ゴム変性物の製造方法を提供
するものである。
以下に、本発明について詳述する。
本発明の第1の態様は、新規のイソプレン系ゴム変性物
を提供することである。
本発明の新規のイソプレン系ゴム変性物は、イソプレン
系ゴム誘導体である。 ここで、イソプレン系ゴムとは
、NRおよびIRをいう。
本発明のゴム変性物は、イソプレン系ゴムが溶媒溶解時
に酸化反応を受けて変性したものであり、酸化反応は、
酸素の存在下、熱、紫外線、電子線、可視光等のエネル
ギーの関与によって行われる。
本発明のゴム変性物の特徴は次の通りである。
重量平均分子量(以下、Mwという)が5万以下であり
、赤外吸収スペクトルにおいて3400cm−’付近と
1720cm−’付近に特性吸収を有し、示差走査熱量
計(OSC)において0〜120℃の範囲に幅広い吸収
帯を有し、炭化水素系有機溶剤には難溶で、塩素系有機
溶剤、エーテル系有機溶剤には易溶である。
本発明のゴム変性物のMwは5万以下であるが、好まし
くは、M w =  5,000〜30,000、Mn
(数平均分子量)−2,000〜a、oo。
Mw/Mn=2’、5〜5.5である。
赤外吸収スペクトルにおいては、3400c m−’付
近と1720cm−’イj近に大きな特性吸収を有する
が、赤外吸収スペクトルの3400cm、−’付近と1
720付近の特性吸収は、それぞれ、光照射によってゴ
ムの分子内に生成するヒドロペルオキシド基とカルボニ
ル基といわれれている(例えばRu b b e r 
Cl+ e m 。
Tecnol、   5 0  、  7 0 5  
、  1 9 7 7  )  。
示差走査熱量計においては、0〜120℃の範囲に幅広
い吸収帯を有するが、これは、このゴム変性物が0℃以
上に融点(軟化点)を持っていることを意味している。
さらに、このゴム変性物は、炭化水素系有機溶剤に難溶
で、塩素系およびエーテル系有機溶剤に可溶であるとい
う特徴を有する。 即ち、l\キサン、シクロヘキサン
、トルエン等の炭化水素系有431溶剤に溶解し無く、
クロロホルム、テトラヒドロフランのような塩素系およ
びエーテル系有機溶剤には良好な溶解性を示す。
般に、イソプレン系ゴムは、溶媒溶解時、太陽光もしく
は紫外線の照射により、ゴムの分子量が低下することか
知られている。 本発明のイソプレン系ゴム変性物も、
溶媒溶解時、紫外線、電子線、可視光等の照射や加熱に
よって得られ、Wは5万以下であり、かなり低い。
従って、本来なら液状を示し、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、トルエン等の炭化水素系有機溶剤にも溶解するはず
である。 にもかかわらず、炭化水素系有機溶剤に不溶
であるのは、ゴム変性物がヒドロペルオキシド基、カル
ボニル基を有することのほかに、分子量が一定の領域ま
で低下しているため、環化もしくは異性化反応が起こり
、上記のような溶解特性を有しているものと推測される
本発明の第2の態様は、第1の態様で示した特徴を有す
るイソプレン系ゴム変性物の好適な製造方法を提供する
ことである。
具体的には、イソプレン系ゴムを炭化水素系有機溶剤に
溶解し、酸素の存在下、太陽光もしくは紫外線を照射し
、沈殿物としてイソプレン系ゴム変性物を得る。
本発明において用いる原料のイソプレン系ゴムは、NR
および/またはTRである。 NRとしては、一般に利
用されているシス−1,4結合様式のNR、トランス−
1,4構造のバラタ、ガツタパーチャ等があげられ、I
Rとしては、シス−1,4−イソプレンゴム、トランス
−1,4−イソプレンゴム、3.4−インブレンゴム、
12−イソプレンゴムかあげられる。 また、これらの
混合物を使用できる。 さらに、これらのゴムに他の物
質、例えはしやっ解剖、無機、有機化合物等の薬品が人
っていても差し支えない。
これらのゴムは、そのままないしは溶剤に対する溶解性
を増すためにロール通してから、溶剤に溶解させる。 
ゴム溶液の濃度は、特に限定されないか、ゴム変性物の
生成効率および均性の点から、0.1〜2.5%の範囲
が好ましい。
溶剤は、炭化水素系でゴムを溶解するものであれば何れ
でもよいが、その具体例として、ヘキサン、ヘプタン、
シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、エチルベンゼン等の炭化水素系有機
溶剤、これらを主成分とするゴム揮発油、およびこれら
の混合物等があげられる。
これらの中では、原料ゴムの溶解性、安全性、光吸収作
用および生成する変性物の非溶解性等の点から、ヘキサ
ン等の脂肪族炭化水素、シクロヘキサン等の脂環族炭化
水素、脂肪族、脂環族系炭化水素が主成分のゴム揮発油
、およびこれらの混合物等の炭化水素系有機溶剤が特に
好ましい。  なお、溶剤には、ナフテン酸コバルト、
ステアリン酸コバルト、樹脂酸コバルト等の有機酸コバ
ルト石鹸、トール油脂肪酸ニッケル、ナフテン酸ニッケ
ル、ネオデカン酸ニッケル等の有機酸ニッケル石鹸、M
anobondG−16、Manobond CP−4
20等の商品名で知られている有機酸コバルト・ホウ酸
石鹸等の酸化触媒や、酸化助剤を添加してもよい。 ま
た、ヘンシフエノン、アセトフェノン等の光増感剤を添
加してもよい。
本発明では、このようにして得られたイソプレン系ゴム
溶液に、酸素の存在下、太陽光もしくは紫外線を一定時
間照射することによって、本発明のイソプレン系ゴム変
性物を得る。
未照射の場合、ゴムは溶剤に分散しているが、照射が進
むにつれてゴム溶液の粘度か下がり、最終的には溶剤に
溶解しないポリマーが生成し、析出し、容器の底に沈殿
する。 溶剤部分を捨てることで、析出したポリマー、
即ち目的のゴム変性物を得る。 なお、必要に応し、こ
のゴム変性物をクロロホルム、テトラヒドロフラン等の
塩素系またはエーテル系有機溶剤に溶解させ、それをヘ
キサン、シクロヘキサン、トルエン等の炭化水素系有機
溶剤に注いて再沈殿させることにより、イソプレン系ゴ
ム変性物を精製することができる。
本発明のゴム変性物をゴム添加剤として用いる場合には
、上記のように精製した後、真空乾燥を行って用いるの
がよい。
光照射を行う際に必要な酸素の濃度は、特に制限はなく
、存在すればよい。 従って、純酸素下ばかりでなく、
空気中や、酸素と他の不活性ガスとの混合雰囲気下で反
応を行ってもよい。
太陽光もしくは紫外線の照射時間は、ゴムの種類、重合
度、ゴム溶液の濃度、量、光の強さ、容器の形状等によ
り変わり、−概には決められないが、分散していたゴム
が析出、沈殿するまで行えばよい。 好ましくは、析出
してからも少し照射すると、目的の変性物が多く得られ
てよい。
照射時のゴム溶液の温度は、均一なゴム変信物を多く得
るためにはなるべく低いほうか良く、通常は90℃以下
、好ましくは70℃以下である。 ただし、照射時のゴ
ム溶液の温度は、溶剤の凝固点以上てなりれは、反応か
進行しにくい。
以上説明してきた本発明のイソプレン系ゴム変性物は、
例えば、軟化剤、加硫ゴムの硬度向上剤および粘着剤と
してゴム組成物に配合して用いる。
その際、ゴム組成物の原料ゴムとしては、天然ゴム、ポ
リイソプレンゴム、スヂレンーブタジエンゴム、ポリブ
タジェンゴム、ブヂルゴム、アクリロニトリル−ブタジ
ェンゴム等か使用できる。 また、ゴム組成物には、原
料ゴムおよび本発明のイソプレン系ゴム変性物のほかに
、必要に応し、カーボンブラック、亜鉛華、老化防止剤
、硫黄、加硫促進剤等を添加することは差し支えない。
 ゴム組成物への本発明のイソプレン系ゴム変性物の添
加量は、原料ゴム100重量部に対して0.5〜100
重量部が適当である。
〈実施例〉 以下に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する
が、本発明は、これら実施例に限定されるものではない
〔実施例1〕 下記の方法(本発明例1〜6)にてイソプレン系ゴム変
性物を得、IR分析、DSC分析、GPC分析、溶解性
試験を行フた。 結果は、第1表および第1図、第2図
に示した。
(本発明例1) NR(SMR−L)100gを、8インチロールで、ロ
ール間1i11.0mm、ロール温度50℃以下の条件
でロール混合した。 このゴム3.0gを、光を通す透
明でかつ空気のとり入れ口を有する容器に入れ、ついで
n−ヘキサン147gを加えて均一なゴム溶液(ゴム濃
度2%)とし、封をして、太陽光を照射した。  10
6時間照射したところで沈殿か得られたので、溶剤部分
を捨て、残った沈殿をクロロホルムに溶解し、325m
eshの網を通し、n−ヘキサンに注いで再沈殿させる
ことにより精製し、真空乾燥したところ、黄色の固体(
サンプルA)1.9gか得られた。
(本発明例2) NRの代りにシス−1,4−イソプレンゴム(N1po
l IR2200、日本ゼオン社製)を用い、ロール混
合は行わず、照射時間は150時間としたほかは本発明
例1と同し方法で沈殿物を得、精製したところ、白色の
粉末(サンプルB)3.1gが得られた。
(本発明例3) 本発明例2と同しイソプレンゴム30gを、添加しであ
るゴムを蒸留により除去したゴム揮発油(イブゾールH
1出光石油化学社製)147gにm 解し、ナフテン酸
コバルト(C。
含有量10%、日本化学産業社製)0.030gを添加
し、ゴム溶液(ゴム濃度2%)を調製し、照射時間12
0時間としたほかは、本発明例1と同じ方法て沈殿物を
得、精製したところ、赤褐色の粉末(サンプルC)2.
9gが得られた。
(本発明例4) 第3図に反応セルと照射装置を示したが、本発明例1の
ロール混合したNR6,Ogをガラス製のセル1にとり
、n−ヘキサン144gを加え、ゴム濃度が40%のゴ
ム溶液を調製した。 続いて、紫外線硬化用照射器形式
LIE011−203(アイブラフィックス社製)を用
い、紫外線を照射した。
セル1には、石英製の15と還流冷却器2をつけ、溶媒
が系から揮散しないようにするとともに、ゴム溶液が空
気と接し、酸素濃度が一定に保持されるようにした。
照射光源は、メタルハライドランプ3を用い、反応溶液
中に入射する光量が一定となるように、光源3と石英製
の蓋5とを平行に配置し、その距離は60cmとした。
 また、ゴム溶液の温度か40℃以下となるように、セ
ル1は水浴6中に設置した。
91時間の照射で沈殿物か得られたのて、溶剤部分を捨
て、残った沈殿物をクロロホルムに溶解し、325me
shの網を通し、n−ヘキサンに注いて再沈殿させるこ
とにより精製し、真空乾燥したところ、黄色の粉末(サ
ンプルD)2.sgが得られた。
(本発明例5) 本発明例2と同じイソプレンゴム785gを、n−ヘキ
サン142.5gに溶解し、ゴム溶液(ゴム濃度5%)
を調製し、照射時間を120時間としたほかは本発明例
4と同し方法で沈殿物を得、精製したところ、黄色の固
体(サンプルE)2.7gか得られた。 尚、沈殿物は
照射106時間で析出し始めたが、その後も14時間照
射を続けた。
(本発明例6) NR0代わりトランス−1,4ボリイソプレン(TP−
301、クラレ社製)3gを、シクロヘキサン122g
に溶解し、ゴム溶液(ゴム濃度2.4%)を調製し、ゴ
ム溶液の温度を8〜40℃の範囲にコントロールしなが
ら紫外線を120時間照射ほかは、本発明例4と同じ方
法で沈殿物を得、精製したところ、黄色の固体(サンプ
ルF)2.0gが得られた。
(試験方法) ■IR分析 パーキンエルマー社製983G型赤外分光
光度計を用い、KBrBr法にて測定した。
■DSC分析 Du Pant社製1090BTを用い
、10℃/分の昇温速度で測定した。
■GPC分析 ウォーターズ社製150−CALC/G
PCを用い、ゲル・パーミェーション・クロマトグラフ
ィーによりMwを求めた。 検量線は、プレッシャーケ
ミカル社製の標準ポリスチレンな用いて作成した。
溶媒はテトラヒドロフラン、分離カラムはウオーターズ
社製ウルトラ・スタイラ・シェル105.10’、10
3.500人を用いた。
■溶解性試験 溶剤tomρにイソプレン系ゴム変性物
0.2gを溶解させ、目視にて、沈殿が見られないもの
を可溶、沈殿が見られるものを不溶と判定した。
(実施例2〕 第2表に示した配合組成の未加硫ゴムの粘度と、加硫後
の硬度を測定した。 結果は第2表に示した。
(試験方法) ■未加硫ゴムの粘度 原料をバンバリーミキサ−によって混練し、得られた試
料を用い、東洋精機社製ムーニー粘度にて、JIS  
K  6300に準じてムーニー粘度(M L++4 
 (100℃))を測定した。
■加硫後の硬度 未加硫ゴム組成物を、150℃で30分間加硫し、ゴム
シートに成形した。 それらのゴムをシートを用い、J
IS  K  6301に準して硬度(A形による)を
測定した。
注1) 東海カーボン社製、ジーストN注2) 出光興
産社製、ダイアナプロセスAH−24(実施例3) 第3表に示した配合組成のゴムを、ロールで混合し、細
断し、キシレンと石油ナフサの混合溶媒(1: l (
V/V) )に溶解させ、ゴム溶液を作った。
それらのゴム溶液を布テープ上に塗布し、乾燥させ、感
圧テープとし、JIS  C2106に準して常態およ
び熱時(60℃)粘着力を測定した。 結果は第3表に
示した。
第  3 表 実施例1は、本発明のイソプレン系ゴム変性物の具体的
製造方法と、得られたイソプレン系ゴム変性物(サンプ
ルA−F)の物性および特性を示したものである(第1
表、第1図、第2図)。
サンプルA−Fは、いずれも、Mwが5万以下であり、
赤外吸収スペクトルにおいて3400cm−’付近と1
720cm川付近に特用吸収を有し、示差走査熱量計に
おいて0〜120℃の範囲に幅広い吸収帯を有し、炭化
水素系有機溶剤には溶解せず、塩素系有機溶剤、エーテ
ル系有機溶剤には溶解する。
実施例2は、本発明のイソプレン系ゴム変性物のゴム組
成物への配合例(No、7〜12)と、それらの未加硫
時の粘度と加硫後の硬度を示したものである。 なお、
比較のために、イソプレン系ゴム変性物不配合の例(N
O,13)と、従来の軟化剤を配合した例(No、!4
)をバした。
第2表から明らかなように、従来の軟化剤は、未加硫ゴ
ムの粘度を下げると同時に、加硫ゴムの硬度も低下させ
てしまう。 これに対し、本発明のイソプレン系ゴム変
性物は、未加硫ゴムの粘度は大幅に下げるか、加硫ゴム
の硬度は下げるどころかかえって向上させ、物性を改善
している。
実施例3は、本発明のイソプレン系ゴム変性物の接着剤
への配合例(No、15.16)と、それらの粘着力を
示したものである。 なお、比較のために、従来の粘着
付与剤を配合した例(No、17)を示した。
第3表から明らかなように、本発明のイソプレン系ゴム
変性物を配合したものは、従来の粘着付与剤を配合した
場合と常態粘着力は変わらず、熱時の粘着力に優れてい
る。
〈発明の効果〉 以上説明してきたように、本発明のイソプレン系ゴム変
性物は、前述のような特性を有するものであり、ゴム製
品の軟化剤として配合すると、未加硫時のゴム粘度は、
従来の軟化剤、例えばプロセスオイルを使用した場合と
同等に低下させるにもかかわらず、加硫後の硬度は、軟
化剤不配合の場合と同等かそれ以上であるという特徴を
有する。
また、粘着剤として利用した場合は、熱時の粘着力に優
れるという特徴を有する。
従って、ゴム工業において、軟化剤、粘着剤として極め
て有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、サンプルA、B、Dの赤外吸収スペクトルを
示すグラフである。 第2図は、サンプルA、B、Dを示差走査熱量計で測定
した結果を示すグラフである。 第3図は、本発明のイソプレン系ゴム変性物の製造装置
の一例を示す線図である。 符号の説明 1・・・セル、 2・・・還流冷却器、 3・・・メタルハライドランプ(光源)、5・・・石英
製の蓋、 6・・・水浴 FIG、3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イソプレン系ゴム誘導体であって、重量平均分子
    量(@M@w)が5万以下であり、赤外吸収スペクトル
    において3400cm^−^1付近と1720cm^−
    ^1付近に特性吸収を有し、示差走査熱量計において0
    〜120℃の範囲に幅広い吸収帯を有し、炭化水素系有
    機溶剤には難溶で、塩素系有機溶剤、エーテル系有機溶
    剤には易溶であることを特徴とするイソプレン系ゴム変
    性物。
  2. (2)イソプレン系ゴムを炭化水素系有機溶剤に溶解し
    、酸素の存在下、太陽光もしくは紫外線を照射して、請
    求項1に記載のイソプレン系ゴム変性物を製造すること
    を特徴とするイソプレン系ゴム変性物の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0881505A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Kao Corp 解重合天然ゴムおよびその製造方法
JP2006159522A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Bridgestone Corp 積層体、その製造方法及びそれを用いたタイヤ

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