JPH0253840A - 低誘電性組成物 - Google Patents
低誘電性組成物Info
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- JPH0253840A JPH0253840A JP20338888A JP20338888A JPH0253840A JP H0253840 A JPH0253840 A JP H0253840A JP 20338888 A JP20338888 A JP 20338888A JP 20338888 A JP20338888 A JP 20338888A JP H0253840 A JPH0253840 A JP H0253840A
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- ultra
- high molecular
- weight ethylene
- olefin copolymer
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0366—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1班旦技歪列1
本発明は、低誘電性組成物に関し、さらに詳しくは、超
高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分
子配向成形体と、マトリックス樹脂とからなり、軽量が
っ高強度であり、耐候性および耐熱性に優れるとともに
低誘電性である低誘電−性組成物に関する。
高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分
子配向成形体と、マトリックス樹脂とからなり、軽量が
っ高強度であり、耐候性および耐熱性に優れるとともに
低誘電性である低誘電−性組成物に関する。
の 的 景ならびに の 題
回路基板、パラボラアンテナ、レーダードームなどには
、低誘電率であり、がっ軽量であって高強度であること
が要求されている。しがち回路基板には、耐熱性、耐水
性などの性質が要求され、またパラボラアンテナあるい
はレーダードームには、耐候性、耐水性などの性質が要
求されている。
、低誘電率であり、がっ軽量であって高強度であること
が要求されている。しがち回路基板には、耐熱性、耐水
性などの性質が要求され、またパラボラアンテナあるい
はレーダードームには、耐候性、耐水性などの性質が要
求されている。
ところで回路基板のマトリックス樹脂としては、従来、
ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルが知ら
れているが、このポリエチレンテレフタレートは耐熱性
あるいは耐水性にやや劣るという問題点があった。
ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルが知ら
れているが、このポリエチレンテレフタレートは耐熱性
あるいは耐水性にやや劣るという問題点があった。
またパラボラアンテナあるいはレーダードームとしては
、従来、エポキシ樹脂とガラス繊維とからなる複合材料
が用いられているが、これらの複金材料からなるパラボ
ラアンテナあるいはレーダードームは、重く、しかも誘
電率が比較的高く、その上機械的強度の点でも改善すべ
き点が多くあった。
、従来、エポキシ樹脂とガラス繊維とからなる複合材料
が用いられているが、これらの複金材料からなるパラボ
ラアンテナあるいはレーダードームは、重く、しかも誘
電率が比較的高く、その上機械的強度の点でも改善すべ
き点が多くあった。
本発明者らは、上記のような問題点を解決すべく鋭意研
究したところ、超高分子量エチレン・α−オレフィン共
重合体の繊維状分子配向体と、マトリックス樹脂とから
なる組成物は、優れた特性を有していることを見出して
本発明を完成するに至った。
究したところ、超高分子量エチレン・α−オレフィン共
重合体の繊維状分子配向体と、マトリックス樹脂とから
なる組成物は、優れた特性を有していることを見出して
本発明を完成するに至った。
なお、超高分子量ポリエチレンを繊維、テープ等に成形
し、これを延伸することにより、高弾性率、高引張強度
を有する分子配向成形体が得られることは既に知られて
いる。たとえば、特開昭56−15408号公報には、
超高分子量ポリエチレンの希薄溶液を紡糸1〜、得られ
るフィラメントを延伸することが記載されている。また
、特開昭59−130313号公報には、超高分子量ポ
リエチレンとワックスとを溶融混練し、この混練物を押
出し、冷却固化後延伸することが記載され、さらに特開
昭59−187614号公報には、上記溶融混練物を押
出し、ドラフトをかけた後冷却固化し、次いで延伸する
ことが記載されている。
し、これを延伸することにより、高弾性率、高引張強度
を有する分子配向成形体が得られることは既に知られて
いる。たとえば、特開昭56−15408号公報には、
超高分子量ポリエチレンの希薄溶液を紡糸1〜、得られ
るフィラメントを延伸することが記載されている。また
、特開昭59−130313号公報には、超高分子量ポ
リエチレンとワックスとを溶融混練し、この混練物を押
出し、冷却固化後延伸することが記載され、さらに特開
昭59−187614号公報には、上記溶融混練物を押
出し、ドラフトをかけた後冷却固化し、次いで延伸する
ことが記載されている。
九肌例1旬
本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決し
ようとするものであって、軽量であるとともに機械的強
度、耐候性、耐水性および耐熱性に優れ、しかも低誘電
性である低誘電性組成物を提供することを目的としてい
る。
ようとするものであって、軽量であるとともに機械的強
度、耐候性、耐水性および耐熱性に優れ、しかも低誘電
性である低誘電性組成物を提供することを目的としてい
る。
九肌曵且1
本発明に係る低誘電性組成物は、極限粘度[η]が少な
くとも5dl/gであり、しかも炭素数3以上のα−オ
レフィンの含有量が炭素数1000個あたり平均0.1
〜20個である超高分子量エチレン・α−オレフィン共
重合体の繊維状分子配向体と、マトリックス樹脂とから
なることを特徴としている。
くとも5dl/gであり、しかも炭素数3以上のα−オ
レフィンの含有量が炭素数1000個あたり平均0.1
〜20個である超高分子量エチレン・α−オレフィン共
重合体の繊維状分子配向体と、マトリックス樹脂とから
なることを特徴としている。
本発明に係る低誘電性組成物は、上記のような超高分子
量エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向
体と、マトリックス樹脂とからなっており、軽量かつ高
強度であり、優れた耐候性、耐水性および耐熱性を有し
、しかも低誘電性である。
量エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向
体と、マトリックス樹脂とからなっており、軽量かつ高
強度であり、優れた耐候性、耐水性および耐熱性を有し
、しかも低誘電性である。
日の旦 自−日
以下本発明に係る低誘電性組成物について具体的に説明
する。
する。
まず本発明に係る低誘電性組成物を構成する超高分子量
エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向成
形体について説明する。
エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向成
形体について説明する。
本発明で用いられる繊維状分子配向成形体は、超高分子
量エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向
成形体である。
量エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向
成形体である。
本発明の分子配向成形体を構成する超高分子量エチレン
・α−オレフィン共重合体としては、超高分子量エチレ
ン・プロピレン共重合体、超高分子量エチレン・1−ブ
テン共重合体、超高分子量エチレン・4−メチル−1−
ペンテン共重合体、超高分子量エチレン・1−ヘキセン
共重合体、超高分子量エチレン・1−オクテン共重合体
、超高分子量エチレン・1−デセン共重合体などのエチ
レンと炭素原子機が3〜20、好ましくは4〜10のα
−オレフィンとの超高分子量エチレン・α−オレフィン
共重合体を例示することができる。この超高分子量エチ
レン・α−オレフィン共重合体では、炭素数3以上のα
−オレフィンは、該重合体の炭素数1000個当り0.
1〜20個好ましくは0.5〜10個さらに好ましくは
1〜7個の量で含有されている。
・α−オレフィン共重合体としては、超高分子量エチレ
ン・プロピレン共重合体、超高分子量エチレン・1−ブ
テン共重合体、超高分子量エチレン・4−メチル−1−
ペンテン共重合体、超高分子量エチレン・1−ヘキセン
共重合体、超高分子量エチレン・1−オクテン共重合体
、超高分子量エチレン・1−デセン共重合体などのエチ
レンと炭素原子機が3〜20、好ましくは4〜10のα
−オレフィンとの超高分子量エチレン・α−オレフィン
共重合体を例示することができる。この超高分子量エチ
レン・α−オレフィン共重合体では、炭素数3以上のα
−オレフィンは、該重合体の炭素数1000個当り0.
1〜20個好ましくは0.5〜10個さらに好ましくは
1〜7個の量で含有されている。
このような超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合
体から得られる繊維状分子配向成形体は、超高分子量ポ
リエチレンから得られる分子配向成形体と比較して特に
耐衝撃性および耐クリープ性に優れている。この超高分
子量エチレン・α−オレフィン共重合体は、軽量であっ
て高強度であり、耐摩耗性、耐衝撃性、耐クリープ性に
優れ、しかも耐候性、耐熱性に優れている。
体から得られる繊維状分子配向成形体は、超高分子量ポ
リエチレンから得られる分子配向成形体と比較して特に
耐衝撃性および耐クリープ性に優れている。この超高分
子量エチレン・α−オレフィン共重合体は、軽量であっ
て高強度であり、耐摩耗性、耐衝撃性、耐クリープ性に
優れ、しかも耐候性、耐熱性に優れている。
本発明の分子配向成形体を構成する超高分子量エチレン
・α−オレフィン共重合体は、その極限粘度[η]が5
dl/g以上好ましくは7〜30dJ/gの範囲にあり
、この共重合体から得られる繊維状分子配向成形体の機
械的特性あるいは耐熱性か優れている。すなわち、分子
端末は繊維強度に寄与しなく、分子端末の数は分子量(
粘度)の逆数であることから、極限粘度[η]の大きい
ものが高強度を与える。
・α−オレフィン共重合体は、その極限粘度[η]が5
dl/g以上好ましくは7〜30dJ/gの範囲にあり
、この共重合体から得られる繊維状分子配向成形体の機
械的特性あるいは耐熱性か優れている。すなわち、分子
端末は繊維強度に寄与しなく、分子端末の数は分子量(
粘度)の逆数であることから、極限粘度[η]の大きい
ものが高強度を与える。
本発明で用いられる繊維状分子配向成形体の密度は、0
.94.0〜0.990g/cd好ましくは0.960
〜0.985g/cJである。ここで密度は、常法(A
STHD 1505)に従い、密度勾配管法にて測定し
た。このときの密度勾配管は四塩化炭素とトルエンを用
いることにより調製し、測定は常温(23℃)で行なっ
た。
.94.0〜0.990g/cd好ましくは0.960
〜0.985g/cJである。ここで密度は、常法(A
STHD 1505)に従い、密度勾配管法にて測定し
た。このときの密度勾配管は四塩化炭素とトルエンを用
いることにより調製し、測定は常温(23℃)で行なっ
た。
本発明で用いられる繊維状分子配向成形体の誘電率(I
KHz、23℃)は、1.4〜3.0好ましくは1,8
〜2,4であり、正電正接(IKHz=80℃)は、0
.05〜0.008%好ましくは0.040〜o、oi
o%である。ここで、誘電率および正電正接は、繊維お
よびテープ状の分子配向体を一方向に緻密に引き揃え、
フィルム状にした試料を用い、ASTH0150によっ
て測定した。
KHz、23℃)は、1.4〜3.0好ましくは1,8
〜2,4であり、正電正接(IKHz=80℃)は、0
.05〜0.008%好ましくは0.040〜o、oi
o%である。ここで、誘電率および正電正接は、繊維お
よびテープ状の分子配向体を一方向に緻密に引き揃え、
フィルム状にした試料を用い、ASTH0150によっ
て測定した。
本発明で用いられる繊維状分子配向成形体の延伸倍率は
、5〜80倍好ましくは10〜50倍である。
、5〜80倍好ましくは10〜50倍である。
本発明で用いられる繊維状分子配向成形体における分子
配向の程度は、X線回折法、複屈折法、螢光偏光法等で
知ることができる。本発明で用いられる繊維状分子配向
成形体の分子配向度は、たとえば呉祐吉、久保輝一部:
工業化学雑誌第39巻、992頁(1939)に詳しく
述べられている半値巾による配向度、すなわち式 (式中、Hoは赤道線上最強のパラトロープ面のデバイ
環に沿っての強度分布曲線の半価幅(°)である。) で定義される配向度(F)が0.90以上、特に0.9
5以上となるように分子配向されていることが、機械的
性質の点で望ましい。
配向の程度は、X線回折法、複屈折法、螢光偏光法等で
知ることができる。本発明で用いられる繊維状分子配向
成形体の分子配向度は、たとえば呉祐吉、久保輝一部:
工業化学雑誌第39巻、992頁(1939)に詳しく
述べられている半値巾による配向度、すなわち式 (式中、Hoは赤道線上最強のパラトロープ面のデバイ
環に沿っての強度分布曲線の半価幅(°)である。) で定義される配向度(F)が0.90以上、特に0.9
5以上となるように分子配向されていることが、機械的
性質の点で望ましい。
さらに、本発明で用いられる繊維状分子配向成形体は、
前述のように、機械的特性にも優れており、たとえば延
伸フィラメントの形状で20GPa以上、特に30GP
a以上の弾性率と、1.2GPa以上、特に1.5GP
a以上の引張強度とを有している。
前述のように、機械的特性にも優れており、たとえば延
伸フィラメントの形状で20GPa以上、特に30GP
a以上の弾性率と、1.2GPa以上、特に1.5GP
a以上の引張強度とを有している。
本発明で用いられる繊維状分子配向成形体のインパルス
電圧破壊値は、110〜250KV/薗好ましくは15
0〜220 K V / mmである。インパルス電圧
破壊値は、誘電率の場合と同様な試料を用い、銅板上で
黄銅(25+wy+φ)のJIS型電極電極り、負極性
のインパルスを2KV/3回ステップで加えながら昇圧
し、測定した。
電圧破壊値は、110〜250KV/薗好ましくは15
0〜220 K V / mmである。インパルス電圧
破壊値は、誘電率の場合と同様な試料を用い、銅板上で
黄銅(25+wy+φ)のJIS型電極電極り、負極性
のインパルスを2KV/3回ステップで加えながら昇圧
し、測定した。
本発明で用いられる繊維状分子配向成形体は、耐衝撃性
、破断エネルギーおよび耐クリープ性が著しく優れてい
るという特徴を有している。これらの超高分子量エチレ
ン・α−オレフィン共重合体の分子配向成形体の特徴は
、以下の物性によって表わされる。
、破断エネルギーおよび耐クリープ性が著しく優れてい
るという特徴を有している。これらの超高分子量エチレ
ン・α−オレフィン共重合体の分子配向成形体の特徴は
、以下の物性によって表わされる。
本発明で用いられる超高分子量エチレン・α−オレフィ
ン共重合体の繊維状分子配向成形体の破断エネルギーは
、8kg−m7g以上、好ましくは10kg−m7g以
上である。
ン共重合体の繊維状分子配向成形体の破断エネルギーは
、8kg−m7g以上、好ましくは10kg−m7g以
上である。
また、本発明で用いられる超高分子量エチレン・α−オ
レフィン共重合体の繊維状分子配向成形体は、耐クリー
プ性に優れている。とくに、常温クリープ性の促進条件
に相当する高温下での耐クリープ特性に際立って優れて
おり、荷重を30%破断荷重として、雰囲気温度を70
℃とし、90秒後の伸び(%)として求めたクリープが
7%以下、特に5%以下であり、さらに90秒から18
0秒後のクリープ速度(e 、 5ec−1)が4×1
0sec 以下、特ニ5 x 10−”sec −’
以下である。
レフィン共重合体の繊維状分子配向成形体は、耐クリー
プ性に優れている。とくに、常温クリープ性の促進条件
に相当する高温下での耐クリープ特性に際立って優れて
おり、荷重を30%破断荷重として、雰囲気温度を70
℃とし、90秒後の伸び(%)として求めたクリープが
7%以下、特に5%以下であり、さらに90秒から18
0秒後のクリープ速度(e 、 5ec−1)が4×1
0sec 以下、特ニ5 x 10−”sec −’
以下である。
本発明で用いられる超高分子量エチレン・α−オレフィ
ン共重合体の分子配向体は、前述の常温物性を有してい
るが、さらにこれらの常温物性に加えて、次の熱的性質
を兼備していると、前述の常温物性がさらに向上し、耐
熱性にも優れているので好ましい。
ン共重合体の分子配向体は、前述の常温物性を有してい
るが、さらにこれらの常温物性に加えて、次の熱的性質
を兼備していると、前述の常温物性がさらに向上し、耐
熱性にも優れているので好ましい。
本発明で用いられる超高分子量エチレン・α−オレフィ
ン共重合体の繊維状分子配向成形体は、該共重合体本来
の結晶融解温度(’ran)よりも少なくとも20℃高
い温度に少なくとも1個の結晶融解ピーク(Tp)を有
し、この結晶融解ピーク(Tp)に基づく融解熱量が、
該重合体の全融解熱量の15%以上好ましくは20%以
上、特に30%以上である。
ン共重合体の繊維状分子配向成形体は、該共重合体本来
の結晶融解温度(’ran)よりも少なくとも20℃高
い温度に少なくとも1個の結晶融解ピーク(Tp)を有
し、この結晶融解ピーク(Tp)に基づく融解熱量が、
該重合体の全融解熱量の15%以上好ましくは20%以
上、特に30%以上である。
超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体本来の結
晶融解温度(’ran)は、この成形体を一度完全に融
解した後冷却して、成形体における分子配向を緩和させ
た後、再度昇温させる方法、いわゆる示差走査型熱量計
におけるセカンド・ランで求めることができる。
晶融解温度(’ran)は、この成形体を一度完全に融
解した後冷却して、成形体における分子配向を緩和させ
た後、再度昇温させる方法、いわゆる示差走査型熱量計
におけるセカンド・ランで求めることができる。
さらに説明すると、本発明で用いられる繊維状分子配向
成形体では、前述した共重合体本来の結晶融解温度域に
は結晶融解ピークは全く存在しないか、存在するとして
も極くわずかにテーリングとして存在するにすぎない。
成形体では、前述した共重合体本来の結晶融解温度域に
は結晶融解ピークは全く存在しないか、存在するとして
も極くわずかにテーリングとして存在するにすぎない。
結晶融解ピーク(Tp)は、一般に、温度範囲Tm+2
0℃〜Tl11+50℃、特にTm+20℃〜Tl+1
00℃の領域に表わされるのが普通であり、このピーク
(Tp)は上記温度範囲内に複数個のピークとして表わ
れることが多い。すなわち、この結晶融解ピーク(Tp
)は、温度範囲Tl−1−35℃〜TI′Il+10
0℃における高温側融解ピーク(’rp 1)と、温度
範囲Tn++208C〜Tn++35℃における低温側
融解ピーク(TO2)との2つに分離して表われること
が多く、分子配向成形体の製造条件によっては、TOや
TI)2がさらに複数個のピークから成ることもある。
0℃〜Tl11+50℃、特にTm+20℃〜Tl+1
00℃の領域に表わされるのが普通であり、このピーク
(Tp)は上記温度範囲内に複数個のピークとして表わ
れることが多い。すなわち、この結晶融解ピーク(Tp
)は、温度範囲Tl−1−35℃〜TI′Il+10
0℃における高温側融解ピーク(’rp 1)と、温度
範囲Tn++208C〜Tn++35℃における低温側
融解ピーク(TO2)との2つに分離して表われること
が多く、分子配向成形体の製造条件によっては、TOや
TI)2がさらに複数個のピークから成ることもある。
これらの高い結晶融解ピーク(’rp 、’rp2)
は、超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体の分
子配向成形体の耐熱性を著しく向上させ、かつ高温の熱
履歴後での強度保持率あるいは弾性率保持率に寄与する
ものであると思われる。
は、超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体の分
子配向成形体の耐熱性を著しく向上させ、かつ高温の熱
履歴後での強度保持率あるいは弾性率保持率に寄与する
ものであると思われる。
また温度範囲T111+35℃〜T+n+100℃の高
温側融解ピーク(’rp1)に基づく融解熱量の総和は
、全融解熱量当り、1.5%以上、特に3.0%以上に
あることが望ましい。
温側融解ピーク(’rp1)に基づく融解熱量の総和は
、全融解熱量当り、1.5%以上、特に3.0%以上に
あることが望ましい。
また高温側融解ピーク(’rp1)に基づく融解熱量の
総和が上述の値を満している限りにおいては、高温側融
解ピーク(’rp1)が主たるピークとして突出して現
われない場合、つまり小ピークの集合体もしくはブロー
ドなピークになったとしても、耐熱性は若干失われる場
合もあるが、耐クリープ特性については優れている。
総和が上述の値を満している限りにおいては、高温側融
解ピーク(’rp1)が主たるピークとして突出して現
われない場合、つまり小ピークの集合体もしくはブロー
ドなピークになったとしても、耐熱性は若干失われる場
合もあるが、耐クリープ特性については優れている。
本発明における融点および結晶融解熱量は以下の方法に
より測定した。
より測定した。
融点は示差走査熱量計で以下のように行なった。
示差走査熱量計としては、DSCn型(パーキンエルマ
ー社製)を用いた。試料は約3■を4’mmX4關、厚
さ0.2mmのアルミ板に巻きつけることにより配向方
向に拘束した。次いでアルミ板に巻きつけた試料をアル
ミパンの中に封入し、測定用試料とした。また、リファ
レンスホルダーに入れる通常、空のアルミパンには、試
料に用いたと同じアルミ板を封入し、熱バランスを取っ
た。まず試料を30℃で約1分間保持し、その後10℃
/分の昇温速度で250℃まで昇温し、第1回目昇温時
の融点測定を完了した。引き続き250℃の状態で10
分間保持し、次いで20℃/分の降温速度で降温し、さ
らに30℃で10分間試料を保持した。次いで二回目の
昇温を10°C/分の昇温速度で250℃まで昇温し、
この際2回目昇温時(セカンドラン)の融点測定を完了
した。このとき融解ピークの最大値をもって融点とした
。ショルダーとして現われる場合は、ショルダーのすぐ
低温側の変曲点とすぐ高温側の変曲点で接線を引き交点
を融点とした。
ー社製)を用いた。試料は約3■を4’mmX4關、厚
さ0.2mmのアルミ板に巻きつけることにより配向方
向に拘束した。次いでアルミ板に巻きつけた試料をアル
ミパンの中に封入し、測定用試料とした。また、リファ
レンスホルダーに入れる通常、空のアルミパンには、試
料に用いたと同じアルミ板を封入し、熱バランスを取っ
た。まず試料を30℃で約1分間保持し、その後10℃
/分の昇温速度で250℃まで昇温し、第1回目昇温時
の融点測定を完了した。引き続き250℃の状態で10
分間保持し、次いで20℃/分の降温速度で降温し、さ
らに30℃で10分間試料を保持した。次いで二回目の
昇温を10°C/分の昇温速度で250℃まで昇温し、
この際2回目昇温時(セカンドラン)の融点測定を完了
した。このとき融解ピークの最大値をもって融点とした
。ショルダーとして現われる場合は、ショルダーのすぐ
低温側の変曲点とすぐ高温側の変曲点で接線を引き交点
を融点とした。
また吸熱曲線の60℃と240℃との点を結び該直線(
ベースライン)と二回目昇温時の主融解ピークとして求
められる超高分子量エチレン共重合体本来の結晶融解温
度(T1)より20℃高い点に垂線を引き、これらによ
って囲まれた低温側の部分を超高分子量エチレン共重合
体本来の結晶融解(TIl)に基づくものとし、また高
温側の部分を本発明成形体の機能を発現する結晶融解(
Tp)に基づくものとし、それぞれの結晶融解熱量は、
これらの面積より算出した。また、TplおよびTp2
の融解に基づく融解熱量も上述の方法に従い、Tn+2
0°Cからの垂線とTl−1−35°Cからの垂線に囲
まれた部分をTp2の融解に基づく融解熱量のものとし
、高温側部分をTplの融解に基づく融解熱量のものと
して同様に算出した。
ベースライン)と二回目昇温時の主融解ピークとして求
められる超高分子量エチレン共重合体本来の結晶融解温
度(T1)より20℃高い点に垂線を引き、これらによ
って囲まれた低温側の部分を超高分子量エチレン共重合
体本来の結晶融解(TIl)に基づくものとし、また高
温側の部分を本発明成形体の機能を発現する結晶融解(
Tp)に基づくものとし、それぞれの結晶融解熱量は、
これらの面積より算出した。また、TplおよびTp2
の融解に基づく融解熱量も上述の方法に従い、Tn+2
0°Cからの垂線とTl−1−35°Cからの垂線に囲
まれた部分をTp2の融解に基づく融解熱量のものとし
、高温側部分をTplの融解に基づく融解熱量のものと
して同様に算出した。
本発明で用いられる超高分子量エチレン・α−オレフィ
ン共重合体の繊維状分子配向成形体たとえば延伸フィラ
メントは、170℃で5分間の熱履歴を与えた後での強
度保持率が95%以上で、弾性率保持率が90%以上、
特に95%以上であり、従来のポリエチレンの延伸フィ
ラメントには全く認められない優れた耐熱性を有してい
る。
ン共重合体の繊維状分子配向成形体たとえば延伸フィラ
メントは、170℃で5分間の熱履歴を与えた後での強
度保持率が95%以上で、弾性率保持率が90%以上、
特に95%以上であり、従来のポリエチレンの延伸フィ
ラメントには全く認められない優れた耐熱性を有してい
る。
超高分子量ポリオレフィンの分子配向成形体の製造方法
前述の高弾性、高引張強度を有する超高分子量エチレン
・α−オレフィン共重合体の分子配向体を得る方法とし
ては、たとえば、特開昭56−15408号公報1、特
開昭58−5228号公報、特開昭51−130313
号公報、特開昭59187614号公報等に詳述されて
いるような、超高分子量エチレン・α−オレフィン共重
合体を稀薄溶液にするか、あるいは超高分子量エチレン
・α−オレフィン共重合体にパラフィン系ワックスなど
の低分子量化合物を添加して超高分子量エチレン・α−
オレフィン共重合体の延伸性を改良して高倍率に延伸す
る方法を例示することができる。
・α−オレフィン共重合体の分子配向体を得る方法とし
ては、たとえば、特開昭56−15408号公報1、特
開昭58−5228号公報、特開昭51−130313
号公報、特開昭59187614号公報等に詳述されて
いるような、超高分子量エチレン・α−オレフィン共重
合体を稀薄溶液にするか、あるいは超高分子量エチレン
・α−オレフィン共重合体にパラフィン系ワックスなど
の低分子量化合物を添加して超高分子量エチレン・α−
オレフィン共重合体の延伸性を改良して高倍率に延伸す
る方法を例示することができる。
超高分子量エチレン・α−オレフィン共重重4 の
次に超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体の分
子配向成形体の製造方法を、その理解が容易なように、
原料、製造方法および目的の順に以下に説明する。
子配向成形体の製造方法を、その理解が容易なように、
原料、製造方法および目的の順に以下に説明する。
原 料
本発明で用いられる超高分子量エチレン・α−オレフィ
ン共重合体は、エチレンと炭素数3以上のα−オレフィ
ンとを、チーグラー系触媒を使用し、たとえば有機溶媒
中でスラリー重合させることにより得られる。
ン共重合体は、エチレンと炭素数3以上のα−オレフィ
ンとを、チーグラー系触媒を使用し、たとえば有機溶媒
中でスラリー重合させることにより得られる。
炭素数3以上のα−オレフィンとしては、プロピレン、
ブテン−1、ペンテン−1,4−メチルペンテン−1、
ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などが用い
られるが、このうち特にブテン−1,4−メチルペンテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1などが好ましい。
ブテン−1、ペンテン−1,4−メチルペンテン−1、
ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などが用い
られるが、このうち特にブテン−1,4−メチルペンテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1などが好ましい。
このようなα−オレフィンは、得られる共重合体の炭素
数1000個当り前述の量で存在するようにエチレンと
共重合される。また、本発明で分子配向体を製造する際
にベースとして用いられる超高分子量エチレン・α−オ
レフィン共重合体は、前述した極限粘度[η]に対応す
る分子量を有するべきである。
数1000個当り前述の量で存在するようにエチレンと
共重合される。また、本発明で分子配向体を製造する際
にベースとして用いられる超高分子量エチレン・α−オ
レフィン共重合体は、前述した極限粘度[η]に対応す
る分子量を有するべきである。
本発明で用いられる超高分子量エチレン・α−オレフィ
ン共重合体中のα−オレフィン成分の定量は、赤外分光
光度計(日本分光工業製)によって行なわれる。具体的
には、エチレン鎖の中に取り込まれたα−オレフィンの
メチル基の変角振動を表わす1378an−1の吸光度
を、赤外分光光度計により測定し、この値を、あらかじ
め13C核磁気共鳴装置にて、モデル化合物を用いて作
成した検量線にて1000炭素原子当りのメチル分枝数
に換算することにより、超高分子量エチレン・α−オレ
フィン共重合体中のα−オレフィン量を定量する。
ン共重合体中のα−オレフィン成分の定量は、赤外分光
光度計(日本分光工業製)によって行なわれる。具体的
には、エチレン鎖の中に取り込まれたα−オレフィンの
メチル基の変角振動を表わす1378an−1の吸光度
を、赤外分光光度計により測定し、この値を、あらかじ
め13C核磁気共鳴装置にて、モデル化合物を用いて作
成した検量線にて1000炭素原子当りのメチル分枝数
に換算することにより、超高分子量エチレン・α−オレ
フィン共重合体中のα−オレフィン量を定量する。
1遺方羞
本発明では、上記超高分子量エチレン・α−オレフィン
共重合体から分子配向体を製造するに際して、該共重合
体に希釈剤を配合する。このような希釈剤としては、超
高分子量エチレン共重合体に対する溶剤あるいは超高分
子量エチレン共重合体に対して相溶性を有する各種ワッ
クス状物が用いられる。
共重合体から分子配向体を製造するに際して、該共重合
体に希釈剤を配合する。このような希釈剤としては、超
高分子量エチレン共重合体に対する溶剤あるいは超高分
子量エチレン共重合体に対して相溶性を有する各種ワッ
クス状物が用いられる。
このような溶剤としては、前記共重合体の融点以上の沸
点、さらに好ましくは前記共重合体の融点よりも20℃
以上高い沸点を有する溶剤が用いられる。
点、さらに好ましくは前記共重合体の融点よりも20℃
以上高い沸点を有する溶剤が用いられる。
このような溶剤としては、具体的には、n−ノナン、n
−デカン、n−ウンデカン、n−ドデカン、n−テトラ
デカン、n−オクタデカンあるいは流動パラフィン、灯
油等の脂肪族炭化水素系溶楳、キシレン、ナフタリン、
テトラリン、ブチルベンゼン、p−シメン、シクロヘキ
シルベンゼン、ジエチルベンゼン、ペンチルベンゼン、
ドテシルベンゼン、ビシクロヘキシル、デカリン、メチ
ルナフタリン、エチルナフタリン等の芳香族炭化水素系
溶媒あるいはその水素化誘導体、1,1,2.2−テト
ラクロロエタン、ペンタクロロエタン、ヘキサクロロエ
タン、1.2.3−トリクロロプロパン、ジクロロベン
ゼン、L2,4−トリクロロベンゼン、ブロモベンゼン
等のハロゲン化炭化水素溶媒、パラフィン系プロセスオ
イル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオ
イル等の鉱油が挙げられる。
−デカン、n−ウンデカン、n−ドデカン、n−テトラ
デカン、n−オクタデカンあるいは流動パラフィン、灯
油等の脂肪族炭化水素系溶楳、キシレン、ナフタリン、
テトラリン、ブチルベンゼン、p−シメン、シクロヘキ
シルベンゼン、ジエチルベンゼン、ペンチルベンゼン、
ドテシルベンゼン、ビシクロヘキシル、デカリン、メチ
ルナフタリン、エチルナフタリン等の芳香族炭化水素系
溶媒あるいはその水素化誘導体、1,1,2.2−テト
ラクロロエタン、ペンタクロロエタン、ヘキサクロロエ
タン、1.2.3−トリクロロプロパン、ジクロロベン
ゼン、L2,4−トリクロロベンゼン、ブロモベンゼン
等のハロゲン化炭化水素溶媒、パラフィン系プロセスオ
イル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオ
イル等の鉱油が挙げられる。
また希釈剤としてのワックス類としては、具体的には脂
肪族炭化水素化合物あるいはその誘導体が用いられる。
肪族炭化水素化合物あるいはその誘導体が用いられる。
このような脂肪族炭化水素化合物としては、飽和脂肪族
炭化水素化合物を主体とし、通常、分子量が2000以
下好ましくは1000以下さらに好ましくは800以下
のパラフィン系ワックスと呼ばれる化合物が用いられる
。
炭化水素化合物を主体とし、通常、分子量が2000以
下好ましくは1000以下さらに好ましくは800以下
のパラフィン系ワックスと呼ばれる化合物が用いられる
。
このような脂肪族炭化水素化合物としては、具体的には
、トコサン、トリコサン、テトラコサン、トリアコンタ
ン等の炭素数22以上のn−アルカンあるいはこれらを
主成分とした低級叶アルカンとの混合物、石油から分離
精製されたいわゆるパラフィンワックス、エチレンある
いはエチレンと他のα−オレフィンとを共重合して得ら
れる低分子量重合体である中・低圧法ポリエチレンワッ
クス、高圧法ポリエチレンワックス、エチレン共重合ワ
ックスあるいは中・低圧法ポリエチレン、高圧法ポリエ
チレン等のポリエチレンを熱減成等により分子量を低下
さぜなワックス、それらのワックスの酸化物あるいはマ
レイン酸変性等の酸化ワックス、マレイン酸変性ワック
ス等が用いられる。
、トコサン、トリコサン、テトラコサン、トリアコンタ
ン等の炭素数22以上のn−アルカンあるいはこれらを
主成分とした低級叶アルカンとの混合物、石油から分離
精製されたいわゆるパラフィンワックス、エチレンある
いはエチレンと他のα−オレフィンとを共重合して得ら
れる低分子量重合体である中・低圧法ポリエチレンワッ
クス、高圧法ポリエチレンワックス、エチレン共重合ワ
ックスあるいは中・低圧法ポリエチレン、高圧法ポリエ
チレン等のポリエチレンを熱減成等により分子量を低下
さぜなワックス、それらのワックスの酸化物あるいはマ
レイン酸変性等の酸化ワックス、マレイン酸変性ワック
ス等が用いられる。
また脂肪族炭化水素化合物誘導体としては、たとえば脂
肪族炭化水素基(アルキル基、アルケニル基)の末端も
しくは内部に1個またはそれ以上、好ましくは1〜2個
、特に好ましくは1個のカルボキシル基、水酸基、カル
バモイル基、エステル基、メルトカプト基、カルボニル
基等の官能基を有する化合物である炭素数8以上、好ま
しくは炭素数12〜50まなは分子量130〜2000
好ましくは200〜800の脂肪酸、脂肪族アルコール
、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、脂肪族メルカプタン
、脂肪族アルデヒド、脂肪族ケトン等が用いられる。
肪族炭化水素基(アルキル基、アルケニル基)の末端も
しくは内部に1個またはそれ以上、好ましくは1〜2個
、特に好ましくは1個のカルボキシル基、水酸基、カル
バモイル基、エステル基、メルトカプト基、カルボニル
基等の官能基を有する化合物である炭素数8以上、好ま
しくは炭素数12〜50まなは分子量130〜2000
好ましくは200〜800の脂肪酸、脂肪族アルコール
、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、脂肪族メルカプタン
、脂肪族アルデヒド、脂肪族ケトン等が用いられる。
このような脂肪族炭化水素化合物誘導体としては、具体
的には、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などの脂肪酸、ラ
ウリンアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアル
コール、ステアリルアルコールなどの脂肪族アルコール
、カプリンアミド、ラウリンアミド、パルミチンアミド
、ステアリルアミドなどの脂肪酸アミド、ステアリル酢
酸エステルなどの脂肪酸エステル等が用いられる。
的には、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などの脂肪酸、ラ
ウリンアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアル
コール、ステアリルアルコールなどの脂肪族アルコール
、カプリンアミド、ラウリンアミド、パルミチンアミド
、ステアリルアミドなどの脂肪酸アミド、ステアリル酢
酸エステルなどの脂肪酸エステル等が用いられる。
超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体と希釈剤
とは、これらの種類によっても相違するが、−船釣に3
:97〜80 : 20、特に15:85〜60 :
40の重量比で用いられる。希釈剤の量が上記範囲より
も低い場合には、溶融粘度が高くなり過ぎ、溶融混練や
溶融成形が困難となるとともに、得られる成形体の肌荒
れが著しく、延伸切れ等を生じ易い。一方、希釈剤の量
が上記範囲よりも多いと、やはり溶融混練が困難となり
、また得られる成形体の延伸性が劣るようになる。
とは、これらの種類によっても相違するが、−船釣に3
:97〜80 : 20、特に15:85〜60 :
40の重量比で用いられる。希釈剤の量が上記範囲より
も低い場合には、溶融粘度が高くなり過ぎ、溶融混練や
溶融成形が困難となるとともに、得られる成形体の肌荒
れが著しく、延伸切れ等を生じ易い。一方、希釈剤の量
が上記範囲よりも多いと、やはり溶融混練が困難となり
、また得られる成形体の延伸性が劣るようになる。
溶融混練は、一般に150〜300℃、特に170〜2
70℃の温度で行なわれる。上記範囲よりも低い温度で
は、溶融粘度が高すぎて、溶融成形が困難となり、また
上記範囲よりも高い場合には、熱減成により超高分子量
エチレン・α−オレフィン共重合体の分子量が低下し、
優れた高弾性率および高強度を有する成形体を得ること
が困難となる。なお、配合はヘンシェルミキサー、■型
ブレンダー等を用いて乾式ブレンドしてもよいし、ある
いは単軸押出機または多軸押出機を用いて行なってもよ
い。
70℃の温度で行なわれる。上記範囲よりも低い温度で
は、溶融粘度が高すぎて、溶融成形が困難となり、また
上記範囲よりも高い場合には、熱減成により超高分子量
エチレン・α−オレフィン共重合体の分子量が低下し、
優れた高弾性率および高強度を有する成形体を得ること
が困難となる。なお、配合はヘンシェルミキサー、■型
ブレンダー等を用いて乾式ブレンドしてもよいし、ある
いは単軸押出機または多軸押出機を用いて行なってもよ
い。
超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体と希釈剤
とからなるドープ(紡糸原液)の溶融成形は、一般に溶
融押出成形により行なわれる。具体的には、ドープを紡
糸口金を通して溶融押出することにより、延伸用フィラ
メントが得られる。
とからなるドープ(紡糸原液)の溶融成形は、一般に溶
融押出成形により行なわれる。具体的には、ドープを紡
糸口金を通して溶融押出することにより、延伸用フィラ
メントが得られる。
この際、紡糸口金より押出された溶融物にドラフト、す
なわち溶融状態での引き伸しを加えることもできる。溶
融樹脂のダイ・オリフィス内での押出速度■。と冷却固
化した未延伸物の巻き取り速度■との比をドラフト比と
して次式で定義することができる。
なわち溶融状態での引き伸しを加えることもできる。溶
融樹脂のダイ・オリフィス内での押出速度■。と冷却固
化した未延伸物の巻き取り速度■との比をドラフト比と
して次式で定義することができる。
ドラフト比−v/vo ・・・(2)このよう
なドラフト比は、混合物の温度および超高分子量エチレ
ン共重合体の分子量等により変化するが、通常は3以上
好ましくは6以上とすることができる。
なドラフト比は、混合物の温度および超高分子量エチレ
ン共重合体の分子量等により変化するが、通常は3以上
好ましくは6以上とすることができる。
次に、このようにして得られた超高分子量エチレン・α
−オレフィン共重合体の未延伸成形体を、延伸処理する
。延伸は、超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合
体から得られた未延伸成形体に少なくとも一軸方向の分
子配向が有効に付与されるように行なわれる。
−オレフィン共重合体の未延伸成形体を、延伸処理する
。延伸は、超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合
体から得られた未延伸成形体に少なくとも一軸方向の分
子配向が有効に付与されるように行なわれる。
超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体から得ら
れる未延伸成形体の延伸は、一般に40〜160℃、特
に80〜145℃の温度で行なわれる。未延伸成形体を
上記温度に加熱保持するための熱媒体としては、空気、
水蒸気、液体媒体の何れをも用いることができる。しか
しながら、熱媒体として、前述した希釈剤を溶出除去す
ることができる溶媒で、しかもその沸点が成形体組成物
の融点よりも高い液体媒体、具体的には、デカリン、デ
カン、灯油等を使用して、延伸操作を行なうと、前述し
た希釈剤の除去が可能となるとともに、延伸時の延伸む
らが生ぜずしかも高延伸倍率の達成が可能となるので好
ましい。
れる未延伸成形体の延伸は、一般に40〜160℃、特
に80〜145℃の温度で行なわれる。未延伸成形体を
上記温度に加熱保持するための熱媒体としては、空気、
水蒸気、液体媒体の何れをも用いることができる。しか
しながら、熱媒体として、前述した希釈剤を溶出除去す
ることができる溶媒で、しかもその沸点が成形体組成物
の融点よりも高い液体媒体、具体的には、デカリン、デ
カン、灯油等を使用して、延伸操作を行なうと、前述し
た希釈剤の除去が可能となるとともに、延伸時の延伸む
らが生ぜずしかも高延伸倍率の達成が可能となるので好
ましい。
超高分子量エチレン・α−オレフィン共重合体から希釈
剤を除去する手段は、前記方法に限らず、未延伸物をヘ
キサン、ヘプタン、熱エタノール、クロロホルム、ベン
ゼン等の溶剤で処理後延伸する方法、延伸物をヘキサン
、ヘプタン、熱エタノール、クロロホルム、ベンゼン等
の溶剤で処理する方法によっても、成形物中の希釈剤を
除去することによって、高弾性率、高強度の延伸物を得
ることができる。
剤を除去する手段は、前記方法に限らず、未延伸物をヘ
キサン、ヘプタン、熱エタノール、クロロホルム、ベン
ゼン等の溶剤で処理後延伸する方法、延伸物をヘキサン
、ヘプタン、熱エタノール、クロロホルム、ベンゼン等
の溶剤で処理する方法によっても、成形物中の希釈剤を
除去することによって、高弾性率、高強度の延伸物を得
ることができる。
延伸操作は、−段あるいは二段以上の多段で行なうこと
ができる。延伸倍率は、所望とする分子配向およびこれ
に伴う融解温度向上の効果にも依存するが、一般に5〜
80倍好ましくは10〜50倍である。
ができる。延伸倍率は、所望とする分子配向およびこれ
に伴う融解温度向上の効果にも依存するが、一般に5〜
80倍好ましくは10〜50倍である。
一般には、二段以上の多段延伸により延伸操作を行なう
ことが好ましく、−段目では80〜120℃の比較的低
い温度で押出成形体中の希釈剤を抽出しながら延伸操作
を行ない、二段目以降では120〜160°Cの温度で
しかも一段目延伸温度よりも高い温度で成形体の延伸操
作を行なうことが好ましい。
ことが好ましく、−段目では80〜120℃の比較的低
い温度で押出成形体中の希釈剤を抽出しながら延伸操作
を行ない、二段目以降では120〜160°Cの温度で
しかも一段目延伸温度よりも高い温度で成形体の延伸操
作を行なうことが好ましい。
一軸延伸操作の場合には、周速の異なるローラ間で引張
延伸を行なえばよい。
延伸を行なえばよい。
このようにして得られた繊維状分子配向成形体は、所望
により拘束条件下に熱処理することができる。この熱処
理は、一般に140〜180℃好ましくは150〜17
5℃の温度で、1〜20分間好ましくは3〜10分間行
なうことができる。
により拘束条件下に熱処理することができる。この熱処
理は、一般に140〜180℃好ましくは150〜17
5℃の温度で、1〜20分間好ましくは3〜10分間行
なうことができる。
熱処理により、配向結晶部の結晶化が一層進行し、結晶
融解温度の高温側への移行、強度および弾性率の向上、
さらには高温での耐クリープ性の向上がもたらされる。
融解温度の高温側への移行、強度および弾性率の向上、
さらには高温での耐クリープ性の向上がもたらされる。
本発明に係る低誘電性組成物は、このような超高分子量
エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向成
形体と、マトリックス樹脂とからなっている。
エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向成
形体と、マトリックス樹脂とからなっている。
なお、必要に応じて、超高分子量ポリオレフィンの繊維
状分子配向成形体または超高分子量エチレン・α−オレ
フィン共重合体の繊維状分子配向成形体に、マトリック
ス樹脂との混合前にいわゆるコロナ放電処理、プラズマ
放電処理、放射線(電子線、γ線)照射処理、紫外線照
射処理等の表面処理を行なっておくことができる。
状分子配向成形体または超高分子量エチレン・α−オレ
フィン共重合体の繊維状分子配向成形体に、マトリック
ス樹脂との混合前にいわゆるコロナ放電処理、プラズマ
放電処理、放射線(電子線、γ線)照射処理、紫外線照
射処理等の表面処理を行なっておくことができる。
本発明では、マトリックス樹脂として、熱可塑性樹脂お
よび熱硬化性樹脂が用いられる。
よび熱硬化性樹脂が用いられる。
熱可塑性樹脂としては、具体的には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン・α−オレフィン共重合体、ポ
リ4−メチル−ペンテン−1、ポリアクリレート、ポリ
メチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリスチレン、ポリ−p−キシリレン、ポリエ
ステル、ポリアミドなどが用いられる。なおエチレン・
α−オレフィン共重合体として、たとえばエチレン・多
環状オレフィン共重合体が好ましく用いられ、前記エチ
レン・多環状オレフィン共重合体としては、具体的には
、40〜90モル%の範囲内のエチレン繰返し単位と、
60〜10モル%の範囲内の下記の一般式[I]または
一般的[II]で表わされる繰返し単位とからなるラン
ダム共重合体(エチレン・多環状オレフィン共重合体)
などが用いられる。
リプロピレン、エチレン・α−オレフィン共重合体、ポ
リ4−メチル−ペンテン−1、ポリアクリレート、ポリ
メチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリスチレン、ポリ−p−キシリレン、ポリエ
ステル、ポリアミドなどが用いられる。なおエチレン・
α−オレフィン共重合体として、たとえばエチレン・多
環状オレフィン共重合体が好ましく用いられ、前記エチ
レン・多環状オレフィン共重合体としては、具体的には
、40〜90モル%の範囲内のエチレン繰返し単位と、
60〜10モル%の範囲内の下記の一般式[I]または
一般的[II]で表わされる繰返し単位とからなるラン
ダム共重合体(エチレン・多環状オレフィン共重合体)
などが用いられる。
(一般式[I]、[II]において、R1−R10は、
水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であって各々
同一または異なっていてもよく、R5−R8が複数回繰
り返される場合には、これらR5−R8はそれぞれ同一
または異なっていてもよい。
水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であって各々
同一または異なっていてもよく、R5−R8が複数回繰
り返される場合には、これらR5−R8はそれぞれ同一
または異なっていてもよい。
nおよびmは、いずれも0もしくは正の整数であり、1
は3以上の整数である。) このランダム共重合体は、デカリン溶媒中、135℃で
測定した極限粘度[ηコが0.03〜10dj/gであ
り、X線回折による結晶化度が10%以下であり、沃素
価が5以下であり、かつガラス転移温度(TG)が50
〜250℃の範囲内にあることが好ましい。このうち極
限粘度[η]が0.1〜5dl/gであり、結晶化度が
5%以下であり、沃素価が1以下であり、かつガラス転
移温度が60〜200℃の範囲内にあるランダム共重合
体が特に好ましい。
は3以上の整数である。) このランダム共重合体は、デカリン溶媒中、135℃で
測定した極限粘度[ηコが0.03〜10dj/gであ
り、X線回折による結晶化度が10%以下であり、沃素
価が5以下であり、かつガラス転移温度(TG)が50
〜250℃の範囲内にあることが好ましい。このうち極
限粘度[η]が0.1〜5dl/gであり、結晶化度が
5%以下であり、沃素価が1以下であり、かつガラス転
移温度が60〜200℃の範囲内にあるランダム共重合
体が特に好ましい。
また熱硬化性樹脂としては、具体的には、エポキシ樹脂
、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フェノール
樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、キシレン・ホルムアル
デヒド樹脂などが用いられる。このうちエポキシ樹脂お
よび不飽和ポリエステル樹脂が好ましい。
、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フェノール
樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、キシレン・ホルムアル
デヒド樹脂などが用いられる。このうちエポキシ樹脂お
よび不飽和ポリエステル樹脂が好ましい。
上記のような超高分子量エチレン・α−オレフィン共重
合体の繊維状分子配向体とマトリックス樹脂とからなる
低誘電性組成物では、前記繊維状分子配向体の体積含有
率は30〜90%好ましくは50〜80%であり、また
マトリックス樹脂の体積含有率は10〜70%好ましく
は20〜50%である。この組成物よりなる成形物の誘
電率は3.9以下好ましくは3.4以下である。
合体の繊維状分子配向体とマトリックス樹脂とからなる
低誘電性組成物では、前記繊維状分子配向体の体積含有
率は30〜90%好ましくは50〜80%であり、また
マトリックス樹脂の体積含有率は10〜70%好ましく
は20〜50%である。この組成物よりなる成形物の誘
電率は3.9以下好ましくは3.4以下である。
このような組成物を調製する方法としては、繊維状分子
配向体をクロスまたは一方向に引き揃えた状態にしたの
ちマトリックス樹脂を塗布してプリプレグとする方法あ
るいは゛繊維を適当な長さ、好ましくは3〜10印に切
断し、マトリックス樹脂に混合する方法のいづれをとっ
てもよい。
配向体をクロスまたは一方向に引き揃えた状態にしたの
ちマトリックス樹脂を塗布してプリプレグとする方法あ
るいは゛繊維を適当な長さ、好ましくは3〜10印に切
断し、マトリックス樹脂に混合する方法のいづれをとっ
てもよい。
本発明に係る低誘電性組成物は、通常の方法により回路
基板、パラボラアンテナあるいはレーダードームなどの
所望の形状に成形される。
基板、パラボラアンテナあるいはレーダードームなどの
所望の形状に成形される。
2つ
上記のような本発明に係る低誘電性組成物から製造され
る回路基板は、軽量かつ高強度であり、しかも耐熱性お
よび耐水性に優れており、その上低誘電性である。また
上記のような低誘電性組成物から製造されるパラボラア
ンテナあるいはレーダードームは、軽量かつ高強度であ
り、しかも耐候性および耐水性に優れており、その上低
誘電性である。
る回路基板は、軽量かつ高強度であり、しかも耐熱性お
よび耐水性に優れており、その上低誘電性である。また
上記のような低誘電性組成物から製造されるパラボラア
ンテナあるいはレーダードームは、軽量かつ高強度であ
り、しかも耐候性および耐水性に優れており、その上低
誘電性である。
九凱立ガ1
本発明に係る低誘電性組成物は、上記のような超高分子
量エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向
体と、マトリックス樹脂とからなっており、軽量かつ高
強度であり、優れた耐候性および耐熱性を有し、しかも
低誘電性である。
量エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向
体と、マトリックス樹脂とからなっており、軽量かつ高
強度であり、優れた耐候性および耐熱性を有し、しかも
低誘電性である。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例に限定されるものではない。
裏東璽J
く超高分子量エチレン・ブテン−1共重合体の重合〉
チーグラー系触蝶を用い、n−デカン1.llを重合溶
媒として、超高分子量エチレン・ブテン−1共重合体の
スラリー重合を行なった。エチレンとブテン−1との組
成がモル比で97.2:2.35の比率の混合モノマー
カスを圧力か5 kg / cdの一定圧力を保つよう
に反応器に連続供給した。重合は反応温度70℃で2時
間で終了した。
媒として、超高分子量エチレン・ブテン−1共重合体の
スラリー重合を行なった。エチレンとブテン−1との組
成がモル比で97.2:2.35の比率の混合モノマー
カスを圧力か5 kg / cdの一定圧力を保つよう
に反応器に連続供給した。重合は反応温度70℃で2時
間で終了した。
得られた超高分子量エチレン・ブテン−1共重合体粉末
の収量は160gであり、極限粘度[η](テカリン:
135℃)は8.2dj/f、赤外分光光度計によるブ
テン−1含量は1000炭素原子あたり1.5個であっ
た。
の収量は160gであり、極限粘度[η](テカリン:
135℃)は8.2dj/f、赤外分光光度計によるブ
テン−1含量は1000炭素原子あたり1.5個であっ
た。
く超高分子量エチレン・ブテン−1共重合体延伸配向物
の調製〉 上述の重合により得られた超高分子量エチレン・ブテン
−1共重合体粉末20重量部とパラフィンワックス(融
点−69℃、分子量−490)80重量部との混合物を
次の条件で溶融紡糸した。
の調製〉 上述の重合により得られた超高分子量エチレン・ブテン
−1共重合体粉末20重量部とパラフィンワックス(融
点−69℃、分子量−490)80重量部との混合物を
次の条件で溶融紡糸した。
該混合e1100重量部にプロセス安定剤として3.5
−ジづert−ブチル−4−ハイドロキシトルエンを0
.1重量部配合した。次いで該混合物をスフリュー式押
出機(スクリュー径=25m+n、L/D=25.サー
モプラスチックス社製)を用いて、設定温度190℃で
溶融混練を行なった。引き続き、該混合溶融物を押出機
に付属するオリフィス径2圓の紡糸ダイより溶融紡糸し
た。押出溶融物は180■のエアーギャップで36倍の
ドラフト比で引き取られ、空気中にて冷却、固化し、未
延伸繊維を得た。さらに該未延伸繊維を次の条件で延伸
した。
−ジづert−ブチル−4−ハイドロキシトルエンを0
.1重量部配合した。次いで該混合物をスフリュー式押
出機(スクリュー径=25m+n、L/D=25.サー
モプラスチックス社製)を用いて、設定温度190℃で
溶融混練を行なった。引き続き、該混合溶融物を押出機
に付属するオリフィス径2圓の紡糸ダイより溶融紡糸し
た。押出溶融物は180■のエアーギャップで36倍の
ドラフト比で引き取られ、空気中にて冷却、固化し、未
延伸繊維を得た。さらに該未延伸繊維を次の条件で延伸
した。
王台のゴデツトロールを用いて二段延伸を行なった。こ
のとき第−延伸槽の熱媒はn−デカンであり、温度は1
10℃であり、第二延伸槽の熱媒はトリエチレングリコ
ールであり、温度は145℃であった。槽の有効長はそ
れぞれ50anであった。延伸に際しては、第1ゴデツ
トロールの回転速度を0.5m/分として第3ゴデツト
ロールの回転速度を変更することにより、所望の延伸比
の配向繊維を得た。第2ゴデツトロールの回転速度は、
安定延伸可能な範囲で適宜選択した。初期に混合された
パラフィンワックスは、はぼ全量が延伸時n−デカン中
に抽出された。このあと配向繊維を、水洗し、減圧上室
温にて一昼夜乾燥し、諸物性の測定に供した。なお延伸
比は、第1ゴデツトロールと第3ゴデツトロールの回転
速度比から計算で求めた。
のとき第−延伸槽の熱媒はn−デカンであり、温度は1
10℃であり、第二延伸槽の熱媒はトリエチレングリコ
ールであり、温度は145℃であった。槽の有効長はそ
れぞれ50anであった。延伸に際しては、第1ゴデツ
トロールの回転速度を0.5m/分として第3ゴデツト
ロールの回転速度を変更することにより、所望の延伸比
の配向繊維を得た。第2ゴデツトロールの回転速度は、
安定延伸可能な範囲で適宜選択した。初期に混合された
パラフィンワックスは、はぼ全量が延伸時n−デカン中
に抽出された。このあと配向繊維を、水洗し、減圧上室
温にて一昼夜乾燥し、諸物性の測定に供した。なお延伸
比は、第1ゴデツトロールと第3ゴデツトロールの回転
速度比から計算で求めた。
く引張特性の測定〉
弾性率および引張強度は島津製作所製DO350M型引
張試験機を用い、室温(23℃)にて測定した。
張試験機を用い、室温(23℃)にて測定した。
この時クランプ間の試料長は1ooIIII!1であり
、引張速度1100rn/分(100%/分歪速度)で
あった。弾性率は初期弾性率で接線の傾きを用いて計算
した。計算に必要な繊維断面積は密度を0.960g/
ccとして重量から計算で求めた。
、引張速度1100rn/分(100%/分歪速度)で
あった。弾性率は初期弾性率で接線の傾きを用いて計算
した。計算に必要な繊維断面積は密度を0.960g/
ccとして重量から計算で求めた。
く熱履歴後の引張弾性率、強度保持率〉熱履歴試験はギ
ヤーオーブン(パーフェクトオーブン:田葉井製作所製
)内に放置することによって行なった。
ヤーオーブン(パーフェクトオーブン:田葉井製作所製
)内に放置することによって行なった。
試料は約3mの長さでステンレス枠の両端に複数個の滑
車を装置したものに折り返しかけて試料両端を固定した
。この際試料両端は試料がたるまない程度に固定し、積
極的に試料に張力はかけなかった。熱履歴後の引張特性
は、前述の引張特性の測定の記載に基づいて測定した。
車を装置したものに折り返しかけて試料両端を固定した
。この際試料両端は試料がたるまない程度に固定し、積
極的に試料に張力はかけなかった。熱履歴後の引張特性
は、前述の引張特性の測定の記載に基づいて測定した。
く耐クリープ性の測定〉
耐クリープ性の測定は熱応力歪測定装置TMA/881
0(セイコー電子工業社製)を用いて、試料長1■、雰
囲気温度70℃、荷重は室温での破断荷重の30%に相
当する重量の促進条件下で行なった。クリープ量を定量
的に評価するため以下の二つの値を求めた。すなわち、
試料に荷重を加えて90秒経過時のクリープ伸び(%)
CR9゜の値と、この90秒経過時から180秒経過時
の平均クリープ速度(sec ”)εの値である。
0(セイコー電子工業社製)を用いて、試料長1■、雰
囲気温度70℃、荷重は室温での破断荷重の30%に相
当する重量の促進条件下で行なった。クリープ量を定量
的に評価するため以下の二つの値を求めた。すなわち、
試料に荷重を加えて90秒経過時のクリープ伸び(%)
CR9゜の値と、この90秒経過時から180秒経過時
の平均クリープ速度(sec ”)εの値である。
得られた延伸配向繊維を複数本束ねたマルチフィラメン
トの引張特性を表1に示す。
トの引張特性を表1に示す。
表1
超高分子量エチレン・ブテン−1共重合体延伸フィラメ
ント(試料−1)の本来の結晶融解ピークは126.7
°Cであり、全結晶融解ピーク面積に対するTpの割合
は33.8%であった。また耐クリープ性はCR9o=
3.1%、ε=3.03Xi o ’ 5ec−1テあ
った。さらニ170 °C15分間の熱履歴後の弾性率
保持率は1.02.2%であり、強度保持率は102.
5%であって、熱履歴による性能の低下は見られなかっ
た。
ント(試料−1)の本来の結晶融解ピークは126.7
°Cであり、全結晶融解ピーク面積に対するTpの割合
は33.8%であった。また耐クリープ性はCR9o=
3.1%、ε=3.03Xi o ’ 5ec−1テあ
った。さらニ170 °C15分間の熱履歴後の弾性率
保持率は1.02.2%であり、強度保持率は102.
5%であって、熱履歴による性能の低下は見られなかっ
た。
また、延伸フィラメントの破断に要する仕事量は10.
3kg−m/gであり、密度は0.973g / cd
=であり、誘電率は2.2であり、誘電正接は0502
4%であり、インパルス電圧破壊値は180 K V
/ mmであった。
3kg−m/gであり、密度は0.973g / cd
=であり、誘電率は2.2であり、誘電正接は0502
4%であり、インパルス電圧破壊値は180 K V
/ mmであった。
次に上述の方法で作成した超高分子量エチレン・ブテン
−1共重合体の延伸配向繊維とマトリックス樹脂とから
なる組成物を下記の方法で調製した後、成形板を作成し
た。
−1共重合体の延伸配向繊維とマトリックス樹脂とから
なる組成物を下記の方法で調製した後、成形板を作成し
た。
先ず、上述の超高分子量エチレン・ブテン−1共重合体
延伸配向繊維に、コロナ放電装置(巴工業■製)を用い
て処理エネルギー75 W/ rr?/ min、処理
速度50 m/l1linで連続的にコロナ放電処理を
施した。処理後の繊維表面の酸素含有量をニス力により
分析したところ、炭素数100個あたり平均10個であ
った。また、コロナ放電処理後の繊維の引張り特性、熱
履歴後の引張り強度、弾性率の保持率および耐クリープ
特性、誘電率、誘電正接、インパルス電圧破壊値等の電
気特性はいずれも前述の測定値と同等であった。
延伸配向繊維に、コロナ放電装置(巴工業■製)を用い
て処理エネルギー75 W/ rr?/ min、処理
速度50 m/l1linで連続的にコロナ放電処理を
施した。処理後の繊維表面の酸素含有量をニス力により
分析したところ、炭素数100個あたり平均10個であ
った。また、コロナ放電処理後の繊維の引張り特性、熱
履歴後の引張り強度、弾性率の保持率および耐クリープ
特性、誘電率、誘電正接、インパルス電圧破壊値等の電
気特性はいずれも前述の測定値と同等であった。
このようにして得られたコロナ放電処理した超高分子量
エチレン・ブテン−1共重合体延伸配向繊維を長さ15
mmに切断した。
エチレン・ブテン−1共重合体延伸配向繊維を長さ15
mmに切断した。
次いでエポキシ樹脂(主剤、商品名r [POHlに■
R−140J三井石油化学工業■製)と、硬化剤■ (商品名rEPO旧に Q−640J三井石油化学工業
■製)とを重量比10:6で混合した混合樹脂と上記カ
ットファイバーとを重量比で40.2:59.8の割合
でステンレスビーカーに採り、均一にかきませて組成物
を得た。
R−140J三井石油化学工業■製)と、硬化剤■ (商品名rEPO旧に Q−640J三井石油化学工業
■製)とを重量比10:6で混合した混合樹脂と上記カ
ットファイバーとを重量比で40.2:59.8の割合
でステンレスビーカーに採り、均一にかきませて組成物
を得た。
この組成物を用いて80°Cx2時間の条件でプレス成
形により厚さ2柵、繊維体積含有率65%の成形板を作
成し、積層板曲げ強度試験法(JIS K 691
1)に準する方法による曲げ強度および誘電率(AST
M D 150)を測定した。
形により厚さ2柵、繊維体積含有率65%の成形板を作
成し、積層板曲げ強度試験法(JIS K 691
1)に準する方法による曲げ強度および誘電率(AST
M D 150)を測定した。
測定結果を表2に示す。
ムー−λ
実lD1λ
く超高分子量エチレン・オクテン−1共重合体の重合〉
チーグラー系触媒を用いて、n−デカン11を重合溶媒
としてエチレンのスラリー重合を行なった。
としてエチレンのスラリー重合を行なった。
このとき、共単量体としてのオクテン−1を125m1
および分子量調整のための水素を4ONmlを重合開始
前に一括添加し、重合を開始しな。エチレンガスを反応
器の圧力が5 kg / CIl+の一定圧力を保つよ
うに連続供給し、重合は70℃、2時間で終了した。得
られた超高分子量エチレン・オクテン−1共重合体粉末
の収量は178gであり、その極限粘度[ηコ (デカ
リン、135℃)は10.666j/gであり、赤外分
光光度計によるオクテン−1共単量体含量は1000炭
素原子あたり0.5個であった。
および分子量調整のための水素を4ONmlを重合開始
前に一括添加し、重合を開始しな。エチレンガスを反応
器の圧力が5 kg / CIl+の一定圧力を保つよ
うに連続供給し、重合は70℃、2時間で終了した。得
られた超高分子量エチレン・オクテン−1共重合体粉末
の収量は178gであり、その極限粘度[ηコ (デカ
リン、135℃)は10.666j/gであり、赤外分
光光度計によるオクテン−1共単量体含量は1000炭
素原子あたり0.5個であった。
く超高分子量エチレン・オクテン−1共重合体延伸配向
物の調製とその物性〉 実施例1に記載した方法により延伸配向繊維の調製を行
なった。得られた延伸配向繊維を複数本束ねたマルチフ
ィラメントの引張特性を表3に示す。
物の調製とその物性〉 実施例1に記載した方法により延伸配向繊維の調製を行
なった。得られた延伸配向繊維を複数本束ねたマルチフ
ィラメントの引張特性を表3に示す。
髪L−9
超高分子量エチレン・オクテン−1共重合体延伸フィラ
メント(試料−2)の本来の結晶融解ピークは132.
1°Cであり、全結晶融解ピーク面積に対するTpおよ
びTplの割合はそれぞれ97.7%および5.0%で
あった。試料−2の耐クリーブ性はCR=2.0%、E
−9,50x10 ”” 5ec−1テあった。、t
タ、170’C15分間の熱履歴の後の弾性率保持率は
1.08.2%であり、強度保持率は102.1%であ
った。さらに試料−2の破断に要する仕事量は10.1
kg−m7gであり、密度は0.971g/cIaであ
り、誘電率は2,2、誘電正接は0.031%であり、
インパルス電圧破壊値は185 K V / mmであ
った。
メント(試料−2)の本来の結晶融解ピークは132.
1°Cであり、全結晶融解ピーク面積に対するTpおよ
びTplの割合はそれぞれ97.7%および5.0%で
あった。試料−2の耐クリーブ性はCR=2.0%、E
−9,50x10 ”” 5ec−1テあった。、t
タ、170’C15分間の熱履歴の後の弾性率保持率は
1.08.2%であり、強度保持率は102.1%であ
った。さらに試料−2の破断に要する仕事量は10.1
kg−m7gであり、密度は0.971g/cIaであ
り、誘電率は2,2、誘電正接は0.031%であり、
インパルス電圧破壊値は185 K V / mmであ
った。
上述のようにして調製したエチレン・オクテン−1共重
合体延伸配向繊維に、実施例1と同様にしてコロナ放電
処理を施した。処理後の繊維表面のニス力による酸素含
有量分析値は炭素数100個あたり平均10.3個であ
った。コロナ放電処理後の繊維の引張り特性、耐熱性、
電気特性値は前述の処理前の値と同等であった。
合体延伸配向繊維に、実施例1と同様にしてコロナ放電
処理を施した。処理後の繊維表面のニス力による酸素含
有量分析値は炭素数100個あたり平均10.3個であ
った。コロナ放電処理後の繊維の引張り特性、耐熱性、
電気特性値は前述の処理前の値と同等であった。
このコロナ放電処理を施した超高分子量エチレン・オク
テン−1共重合体延伸繊維を長さ15mmのカットファ
イバーにした後、実施例1と同様にして組成物を準備し
た後、成形板を作成し、曲げ強度、誘電率を測定した。
テン−1共重合体延伸繊維を長さ15mmのカットファ
イバーにした後、実施例1と同様にして組成物を準備し
た後、成形板を作成し、曲げ強度、誘電率を測定した。
測定結果を表4に示す。
六−一生
表−j
ガラス繊維チョツプドストランド(商品名 グラスロン
チョップストランドGR−3−3A、旭ファイバーカラ
ス■製)47.6重量部と、実施例1で用いたエポキシ
樹脂主剤および硬化剤混合物52.4重量部とを均一に
混合した後、実施例1と同様にして成形板を作成し、曲
げ強度および誘電率を測定した。
チョップストランドGR−3−3A、旭ファイバーカラ
ス■製)47.6重量部と、実施例1で用いたエポキシ
樹脂主剤および硬化剤混合物52.4重量部とを均一に
混合した後、実施例1と同様にして成形板を作成し、曲
げ強度および誘電率を測定した。
測定結果を表5に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)極限粘度[η]が少なくとも5dl/gであり、し
かも炭素数が3以上のα−オレフィンの含有量が炭素数
1000個あたり平均0.1〜20個である超高分子量
エチレン・α−オレフィン共重合体の繊維状分子配向成
形体と、マトリックス樹脂とからなる低誘電性組成物。 2)α−オレフィンが、ブテン−1,4−メチルペンテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1またはデセン−1
である請求項第1項に記載の低誘電性組成物。 3)α−オレフィンの含有量が炭素数1000個あたり
平均0.5〜10個である請求項第1項に記載の低誘電
性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20338888A JPH0253840A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 低誘電性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20338888A JPH0253840A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 低誘電性組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0253840A true JPH0253840A (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=16473216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20338888A Pending JPH0253840A (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 低誘電性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0253840A (ja) |
-
1988
- 1988-08-16 JP JP20338888A patent/JPH0253840A/ja active Pending
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