JPH0253889B2 - - Google Patents
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- JPH0253889B2 JPH0253889B2 JP3985485A JP3985485A JPH0253889B2 JP H0253889 B2 JPH0253889 B2 JP H0253889B2 JP 3985485 A JP3985485 A JP 3985485A JP 3985485 A JP3985485 A JP 3985485A JP H0253889 B2 JPH0253889 B2 JP H0253889B2
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- Japan
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- lightning arrester
- arc
- voltage
- pressure relief
- insulating material
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明は避雷素子内蔵の避雷碍子に関するもの
である。
である。
(従来の技術)
従来、避雷素子を備えた避雷碍子として実公昭
54−22922号において、第7図に示すように円筒
状をなす碍管40内に避雷素子及び間隙要素を収
容し、碍管40の両端開口部には高い圧力を受け
るとき破れ易い避圧膜により放圧口を閉塞した電
極板41,42を取着して碍管40を密閉し、電
極板41,42にはガスの放出通路43,44を
形成し、該放出通路43,44に樋状のアークホ
ーン45,46を接続した構造のものが提案され
ている。
54−22922号において、第7図に示すように円筒
状をなす碍管40内に避雷素子及び間隙要素を収
容し、碍管40の両端開口部には高い圧力を受け
るとき破れ易い避圧膜により放圧口を閉塞した電
極板41,42を取着して碍管40を密閉し、電
極板41,42にはガスの放出通路43,44を
形成し、該放出通路43,44に樋状のアークホ
ーン45,46を接続した構造のものが提案され
ている。
また、先に本願出願人は実開昭55−35736号に
おいて、第8図に示すように耐張絶縁棒47に円
環状の避雷素子48を嵌装し、該耐張絶縁棒47
の両端にはキヤツプ金具49,50を配設し、前
記避雷素子48をキヤツプ金具49,50間に弾
性体51の弾発下に保持させるとともに、避雷素
子48外周を有機絶縁体52によりモールドして
避雷素子48を密封包蔵した構造のものを提案し
ている。
おいて、第8図に示すように耐張絶縁棒47に円
環状の避雷素子48を嵌装し、該耐張絶縁棒47
の両端にはキヤツプ金具49,50を配設し、前
記避雷素子48をキヤツプ金具49,50間に弾
性体51の弾発下に保持させるとともに、避雷素
子48外周を有機絶縁体52によりモールドして
避雷素子48を密封包蔵した構造のものを提案し
ている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、前記2つの従来例中、前者において
はアークホーンの効果(電荷をおびた高温のガス
(プラズマ)を碍管40から外部ホーン45,4
6に移行させ、碍管40内部での放電を抑制す
る)を発揮させるためには、放圧時に発生する高
温・高圧ガスを噴出させるための放圧口と放出通
路43,44が碍管40の両端部において必要と
なり、避雷碍子が大型化するという問題点があ
る。又、後者においては放圧時の短絡容量が大容
量化すると、放圧時に発生する高圧ガスと熱によ
つて、避雷素子48、有機絶縁体52が破損飛散
し易くなるという問題点があつた。
はアークホーンの効果(電荷をおびた高温のガス
(プラズマ)を碍管40から外部ホーン45,4
6に移行させ、碍管40内部での放電を抑制す
る)を発揮させるためには、放圧時に発生する高
温・高圧ガスを噴出させるための放圧口と放出通
路43,44が碍管40の両端部において必要と
なり、避雷碍子が大型化するという問題点があ
る。又、後者においては放圧時の短絡容量が大容
量化すると、放圧時に発生する高圧ガスと熱によ
つて、避雷素子48、有機絶縁体52が破損飛散
し易くなるという問題点があつた。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記問題点を解決するため、筒状をな
す耐圧絶縁筒の両端開口部に対しキヤツプ金具を
嵌着固定し、該耐圧絶縁筒内には電圧電流特性が
非直線性の材料よりなる避雷素子を収容して前記
キヤツプ金具に電気的に接続するとともに、該耐
圧絶縁筒には避雷素子両端部に対応するように少
なくとも一以上の放圧孔を透設し、前記キヤツプ
金具にはアーク招弧部材を該放圧孔外側にそれぞ
れ対応するように設け、さらに、前記耐圧絶縁筒
の外周及び耐圧絶縁筒と避雷素子との間隙を有機
絶縁材によりモールドしてそれぞれ外被部及び内
被部を形成し、放圧孔に有機絶縁材を充填すると
いう構成を採つている。
す耐圧絶縁筒の両端開口部に対しキヤツプ金具を
嵌着固定し、該耐圧絶縁筒内には電圧電流特性が
非直線性の材料よりなる避雷素子を収容して前記
キヤツプ金具に電気的に接続するとともに、該耐
圧絶縁筒には避雷素子両端部に対応するように少
なくとも一以上の放圧孔を透設し、前記キヤツプ
金具にはアーク招弧部材を該放圧孔外側にそれぞ
れ対応するように設け、さらに、前記耐圧絶縁筒
の外周及び耐圧絶縁筒と避雷素子との間隙を有機
絶縁材によりモールドしてそれぞれ外被部及び内
被部を形成し、放圧孔に有機絶縁材を充填すると
いう構成を採つている。
(作用)
本発明は上記手段を採用したことにより、常に
は気密を確実に保持して避雷素子の吸湿等による
劣化を防止する。また、送配電線路に発生する雷
サージを避雷素子によつて吸収する場合、その設
計耐量を上回る過大な雷サージを吸収すると、避
雷素子の貫通、もしくは避雷素子外表面の閃絡を
生じる。この場合、送配電線路の運転電圧、もし
くはその対地電圧が避雷素子部で短絡されること
になる。このとき発生する高温・高圧のアークに
より内圧が上昇して、放圧孔に充填された有機絶
縁材及びそれと対応する外被部を熱により軟化な
いし溶解させ、圧力により外部に押出して外部に
通ずる放圧路を強制的に形成させ、耐圧絶縁筒内
に充満したガスを放出させて耐圧絶縁筒の爆発破
損を未然に防止する。
は気密を確実に保持して避雷素子の吸湿等による
劣化を防止する。また、送配電線路に発生する雷
サージを避雷素子によつて吸収する場合、その設
計耐量を上回る過大な雷サージを吸収すると、避
雷素子の貫通、もしくは避雷素子外表面の閃絡を
生じる。この場合、送配電線路の運転電圧、もし
くはその対地電圧が避雷素子部で短絡されること
になる。このとき発生する高温・高圧のアークに
より内圧が上昇して、放圧孔に充填された有機絶
縁材及びそれと対応する外被部を熱により軟化な
いし溶解させ、圧力により外部に押出して外部に
通ずる放圧路を強制的に形成させ、耐圧絶縁筒内
に充満したガスを放出させて耐圧絶縁筒の爆発破
損を未然に防止する。
そして、放圧時に放出された帯電した高温・高
圧ガス、すなちアークジエツトを放圧孔に対向す
るようにキヤツプ金具に設けられた一対のアーク
招弧部材が受けとめ、アーク経路を碍子内部から
外部へ速やかに移行させ、さらに両アーク招弧部
材間に外部アーク経路を形成させ、碍子内部のア
ークを消弧させる。
圧ガス、すなちアークジエツトを放圧孔に対向す
るようにキヤツプ金具に設けられた一対のアーク
招弧部材が受けとめ、アーク経路を碍子内部から
外部へ速やかに移行させ、さらに両アーク招弧部
材間に外部アーク経路を形成させ、碍子内部のア
ークを消弧させる。
(実施例)
第1実施例
以下、本発明を具体化した第1実施例を第1図
〜第3図について説明する。
〜第3図について説明する。
第3図は送電線の架設装置全体を示し、鉄塔1
のアーム部1aには吊下金具2により懸垂碍子3
が吊下され、懸垂碍子3下端には把持金具4によ
り電線5が把持固定されている。
のアーム部1aには吊下金具2により懸垂碍子3
が吊下され、懸垂碍子3下端には把持金具4によ
り電線5が把持固定されている。
また、把持金具4にはアーキングホーン6が斜
上向きに取着され、前記吊下金具2には本発明の
避雷碍子8が取付金具7を介してアーキングホー
ン6と一定の放電間隙をもつて対向するように取
付けられている。
上向きに取着され、前記吊下金具2には本発明の
避雷碍子8が取付金具7を介してアーキングホー
ン6と一定の放電間隙をもつて対向するように取
付けられている。
次に避雷碍子8を第1,2図について説明す
る。
る。
強化プラスチツク等の機械的強度に優れた材料
(例えばFRP)により円筒状に形成された耐圧絶
縁筒9の両端外周部には、雄ねじ部9a,9bが
形成され、該雄ねじ部9a,9bには雌ねじ部1
2a,13aを有するキヤツプ金具12,13が
螺合固定されている。
(例えばFRP)により円筒状に形成された耐圧絶
縁筒9の両端外周部には、雄ねじ部9a,9bが
形成され、該雄ねじ部9a,9bには雌ねじ部1
2a,13aを有するキヤツプ金具12,13が
螺合固定されている。
前記耐圧絶縁筒9内には電圧電流特性が非直線
性の材料よりなる避雷素子14が複数個直列に収
容され、その上下両端部は皿ばね16,15を介
してキヤツプ金具13,12裏面に螺合固定され
た棒状電極18,17に電気的に接続されてい
る。
性の材料よりなる避雷素子14が複数個直列に収
容され、その上下両端部は皿ばね16,15を介
してキヤツプ金具13,12裏面に螺合固定され
た棒状電極18,17に電気的に接続されてい
る。
前記耐圧絶縁筒9には避雷素子14両端の皿ば
ね15,16に対応するように、かつ、絶縁筒9
の中心軸線に対して斜交する方向に放圧孔11
a,11bが貫設され、上部の放圧孔11bは下
向きに下部の放圧孔11aは上向きに形成されて
いる。又、これらの放圧孔11a,11bは第2
図に示すように同一高さ位置に対称状にそれぞれ
2箇所設けられている。
ね15,16に対応するように、かつ、絶縁筒9
の中心軸線に対して斜交する方向に放圧孔11
a,11bが貫設され、上部の放圧孔11bは下
向きに下部の放圧孔11aは上向きに形成されて
いる。又、これらの放圧孔11a,11bは第2
図に示すように同一高さ位置に対称状にそれぞれ
2箇所設けられている。
キヤツプ金具12,13には係止片12b,1
3bがそれぞれ一体に形成され、この係止片12
b,13bには係止孔12c,13cが形成さ
れ、ボルト、ナツト(図示略)により前記取付金
具7等に取付けられるようになつている。
3bがそれぞれ一体に形成され、この係止片12
b,13bには係止孔12c,13cが形成さ
れ、ボルト、ナツト(図示略)により前記取付金
具7等に取付けられるようになつている。
両キヤツプ金具12,13の開口縁全周には前
記放圧孔11a,11bと対応するように円錐台
状をなすアーク招弧部材としてのアーク招弧筒1
9,20が一定の放電間隔をもつて互いに対向す
るように一体形成されている。なお、両アーク招
弧筒19,20の基端付近には水抜き孔19a,
20aが透設されており、雨滴滞留を防止して放
圧時の局部的圧力上昇によるアーク招弧筒19,
20の破損を防止するようにしている。
記放圧孔11a,11bと対応するように円錐台
状をなすアーク招弧部材としてのアーク招弧筒1
9,20が一定の放電間隔をもつて互いに対向す
るように一体形成されている。なお、両アーク招
弧筒19,20の基端付近には水抜き孔19a,
20aが透設されており、雨滴滞留を防止して放
圧時の局部的圧力上昇によるアーク招弧筒19,
20の破損を防止するようにしている。
また、キヤツプ金具13には後記有機絶縁材用
の2つの注入孔21が形成され、栓22が螺合さ
れている。
の2つの注入孔21が形成され、栓22が螺合さ
れている。
前記放圧孔11a,11b内及び皿ばね15,
16の外周には多孔性有機絶縁体23が充填され
ている。
16の外周には多孔性有機絶縁体23が充填され
ている。
前記耐圧絶縁筒9の外周面にはシリコンゴム、
エチレンプロピレンゴム等の耐候性を有する有機
弾性絶縁材よりなる外被部24がモールド形成さ
れ、この外被部24には等間隔にひだ部24aが
一体に形成されている。また、耐圧絶縁筒9の内
周面と避雷素子14の外周面との間隙及びキヤツ
プ金具12,13内部には前記キヤツプ金具13
の注入孔21を介して前記有機弾性絶縁材が注入
され内被部25が形成され、避雷素子14の移動
を防止するとともに気密性及び絶縁性を保持して
いる。
エチレンプロピレンゴム等の耐候性を有する有機
弾性絶縁材よりなる外被部24がモールド形成さ
れ、この外被部24には等間隔にひだ部24aが
一体に形成されている。また、耐圧絶縁筒9の内
周面と避雷素子14の外周面との間隙及びキヤツ
プ金具12,13内部には前記キヤツプ金具13
の注入孔21を介して前記有機弾性絶縁材が注入
され内被部25が形成され、避雷素子14の移動
を防止するとともに気密性及び絶縁性を保持して
いる。
次に前記のように構成した避雷碍子8について
その作用を説明する。
その作用を説明する。
電線5に襲雷があると、そのときに発生する線
路の雷サージ電圧は架設装置に印加されるが、こ
の際電流は把持金具4→アーキングホーン6を経
て避雷碍子8の課電側のキヤツプ金具12へ放電
され、棒状電極17→皿ばね15→避雷素子14
→皿ばね16→棒状電極18→接地側のキヤツプ
金具13→取付金具7→吊下金具2→鉄塔1を経
て大地へアースされる。
路の雷サージ電圧は架設装置に印加されるが、こ
の際電流は把持金具4→アーキングホーン6を経
て避雷碍子8の課電側のキヤツプ金具12へ放電
され、棒状電極17→皿ばね15→避雷素子14
→皿ばね16→棒状電極18→接地側のキヤツプ
金具13→取付金具7→吊下金具2→鉄塔1を経
て大地へアースされる。
そして、避雷碍子8に内蔵された避雷素子14
が電圧電流特性の非直線性により速やかに抵抗値
を減じて雷サージの電流を放電させ、線路の雷サ
ージ電圧を速やかに低減させる。この時、避雷素
子14の設計耐量を上回る過大な雷サージを吸収
すると、避雷素子14外表面もしくは避雷素子1
4の貫通を生じる。この場合、線路の運転電圧も
しくはその対地電圧が避雷素子部で短絡されるこ
とになる。この短絡電流によつて発生する高温・
高圧のアークにより内圧が上昇して、耐圧絶縁筒
9の放圧孔11a,11bに充填された多孔性有
機絶縁体23及びこれと対応する外被部24を熱
により部分的に軟化ないし溶解させ、圧力により
外部に押出して外部に通ずる放圧路を強制的に形
成させ、耐圧絶縁筒9内に充満したガスを放出さ
せて耐圧絶縁筒9の爆発破損を未然に防止するこ
とができる。
が電圧電流特性の非直線性により速やかに抵抗値
を減じて雷サージの電流を放電させ、線路の雷サ
ージ電圧を速やかに低減させる。この時、避雷素
子14の設計耐量を上回る過大な雷サージを吸収
すると、避雷素子14外表面もしくは避雷素子1
4の貫通を生じる。この場合、線路の運転電圧も
しくはその対地電圧が避雷素子部で短絡されるこ
とになる。この短絡電流によつて発生する高温・
高圧のアークにより内圧が上昇して、耐圧絶縁筒
9の放圧孔11a,11bに充填された多孔性有
機絶縁体23及びこれと対応する外被部24を熱
により部分的に軟化ないし溶解させ、圧力により
外部に押出して外部に通ずる放圧路を強制的に形
成させ、耐圧絶縁筒9内に充満したガスを放出さ
せて耐圧絶縁筒9の爆発破損を未然に防止するこ
とができる。
そして、この放圧時に放出された帯電した高
温・高圧のガス、すなわち、アークジエツトを放
圧孔11a,11bに対応するアーク招弧筒1
9,20が受けとめ、アーク経路を耐圧絶縁筒9
内部から外部へ速やかに移行させ、さらにアーク
招弧筒19,20にあたつたアークジエツトによ
り両アーク招弧筒19,20間に外部アーク経路
を形成させ、耐圧絶縁筒9内部のアークを消弧さ
せることができる。
温・高圧のガス、すなわち、アークジエツトを放
圧孔11a,11bに対応するアーク招弧筒1
9,20が受けとめ、アーク経路を耐圧絶縁筒9
内部から外部へ速やかに移行させ、さらにアーク
招弧筒19,20にあたつたアークジエツトによ
り両アーク招弧筒19,20間に外部アーク経路
を形成させ、耐圧絶縁筒9内部のアークを消弧さ
せることができる。
また、本発明実施例においては耐圧絶縁筒9内
に避雷素子14を内蔵し耐圧絶縁筒9外周面及び
同絶縁筒9と避雷素子14との間隙に有機弾性絶
縁材よりなる外被部24及び内被部25をモール
ドして前記避雷素子14を密閉包蔵したので、常
には気密を確実に保持して避雷素子14の吸湿等
による劣化を防止することができる。
に避雷素子14を内蔵し耐圧絶縁筒9外周面及び
同絶縁筒9と避雷素子14との間隙に有機弾性絶
縁材よりなる外被部24及び内被部25をモール
ドして前記避雷素子14を密閉包蔵したので、常
には気密を確実に保持して避雷素子14の吸湿等
による劣化を防止することができる。
また、従来の避雷碍子のように碍管の上下両端
部に対し縦方向に避圧膜、放圧口を設ける必要が
なく、避雷碍子8が大型化することもない。
部に対し縦方向に避圧膜、放圧口を設ける必要が
なく、避雷碍子8が大型化することもない。
なお、前記実施例ではアーク招弧筒19,20
に水抜き孔19a,20aを透設したので、雨滴
滞留を防止して招弧筒19,20底部の水が放圧
時に急加熱されて気化し、局部的圧力上昇をひき
おこしアーク招弧筒19,20を破損させること
を防止できる。
に水抜き孔19a,20aを透設したので、雨滴
滞留を防止して招弧筒19,20底部の水が放圧
時に急加熱されて気化し、局部的圧力上昇をひき
おこしアーク招弧筒19,20を破損させること
を防止できる。
第2実施例
次に第2実施例について説明するが、前記第1
実施例と同一の機能のものについては同一の符号
を付し、その説明を省略する。
実施例と同一の機能のものについては同一の符号
を付し、その説明を省略する。
第4図に示すように両キヤツプ金具12,13
裏面には第1実施例の棒状電極17,18にかえ
て、突部12d,13dが一体に形成され、前記
注入孔21は図面上省略されている。
裏面には第1実施例の棒状電極17,18にかえ
て、突部12d,13dが一体に形成され、前記
注入孔21は図面上省略されている。
耐圧絶縁筒9には該耐圧絶縁筒9と直交する放
圧孔26a,26bが貫設されており、多孔性有
機絶縁体23が充填されている。
圧孔26a,26bが貫設されており、多孔性有
機絶縁体23が充填されている。
両キヤツプ金具12,13には第5図に示すよ
うにキヤツプ金具12,13と別体に形成された
アーク招弧部材が固着されている。このアーク招
弧部材は両キヤツプ金具12,13に嵌着固定さ
れた取付環27と、該取付環27に連結され前記
放圧孔26a,26bに対向配置された一対のア
ーク招弧板28と、該アーク招弧板28の先端部
に連結された円環状のアーク招弧環29とにより
構成されている。
うにキヤツプ金具12,13と別体に形成された
アーク招弧部材が固着されている。このアーク招
弧部材は両キヤツプ金具12,13に嵌着固定さ
れた取付環27と、該取付環27に連結され前記
放圧孔26a,26bに対向配置された一対のア
ーク招弧板28と、該アーク招弧板28の先端部
に連結された円環状のアーク招弧環29とにより
構成されている。
キヤツプ金具12,13内、避雷素子14と耐
圧絶縁筒9の間隙には耐候性を有さない有機弾性
絶縁材(例えばポリエチレン、クロロプレンゴム
等)により内被部25が形成され、耐圧絶縁筒9
外周面には耐候性を有さない有機弾性絶縁材(例
えばポリエチレン、クロロプレンゴム等)よりな
る内層30と、耐候性を有する有機弾性絶縁材
(例えばシリコンゴム、エチレンプロピレンゴム
等)よりなりかさ部31aを備えた外層31から
なる外被部32が形成されている。
圧絶縁筒9の間隙には耐候性を有さない有機弾性
絶縁材(例えばポリエチレン、クロロプレンゴム
等)により内被部25が形成され、耐圧絶縁筒9
外周面には耐候性を有さない有機弾性絶縁材(例
えばポリエチレン、クロロプレンゴム等)よりな
る内層30と、耐候性を有する有機弾性絶縁材
(例えばシリコンゴム、エチレンプロピレンゴム
等)よりなりかさ部31aを備えた外層31から
なる外被部32が形成されている。
この実施例ではアーク招弧部材が破損した場
合、取換え可能であり、前記第1実施例のものと
比較して外層31のみを耐候性を有する高価な材
料により形成すればよいので安価に製造ができ
る。
合、取換え可能であり、前記第1実施例のものと
比較して外層31のみを耐候性を有する高価な材
料により形成すればよいので安価に製造ができ
る。
なお、本発明は前記各実施例に限定されるもの
ではなく、第2実施例におけるアーク招弧環29
にかえて、第6図に示す楕円形状の薄板よりなる
アーク招弧片33を設けたアーク招弧部材として
もよい。
ではなく、第2実施例におけるアーク招弧環29
にかえて、第6図に示す楕円形状の薄板よりなる
アーク招弧片33を設けたアーク招弧部材として
もよい。
また、放圧孔11a,11b,26a,26b
及び皿ばね15,16外周に充填した多孔性有機
絶縁体23にかえて、有機絶縁材を充填してもよ
い。
及び皿ばね15,16外周に充填した多孔性有機
絶縁体23にかえて、有機絶縁材を充填してもよ
い。
発明の効果
以上詳述したように、本発明によれば碍子の大
型化を防止でき、常には気密を確実に保持して避
雷素子の吸湿等による劣化を防止でき、過大雷サ
ージ吸収によつて惹起される放圧時の高温・高圧
のアークによる内圧の上昇に対して、放圧孔に充
填された有機絶縁材及びそれと対応する耐圧絶縁
筒外周の有機絶縁材を熱により軟化ないし溶解さ
せ、圧力により外部に押出して外部に通ずる放圧
路を強制的に形成させ、耐圧絶縁筒内に充満した
ガス、すなわちアークジエツトを放出させ、放出
されたアークジエツトを一対のアーク招弧部材が
受けとめ、アーク経路を碍子内部から外部へ速や
かに移行させ、さらに両アーク招弧部材間に外部
アーク経路を形成し、碍子内部のアークを消弧さ
せて避雷碍子の耐圧絶縁筒の爆発破損を未然に防
止できる優れた効果がある。
型化を防止でき、常には気密を確実に保持して避
雷素子の吸湿等による劣化を防止でき、過大雷サ
ージ吸収によつて惹起される放圧時の高温・高圧
のアークによる内圧の上昇に対して、放圧孔に充
填された有機絶縁材及びそれと対応する耐圧絶縁
筒外周の有機絶縁材を熱により軟化ないし溶解さ
せ、圧力により外部に押出して外部に通ずる放圧
路を強制的に形成させ、耐圧絶縁筒内に充満した
ガス、すなわちアークジエツトを放出させ、放出
されたアークジエツトを一対のアーク招弧部材が
受けとめ、アーク経路を碍子内部から外部へ速や
かに移行させ、さらに両アーク招弧部材間に外部
アーク経路を形成し、碍子内部のアークを消弧さ
せて避雷碍子の耐圧絶縁筒の爆発破損を未然に防
止できる優れた効果がある。
第1図は本発明の避雷碍子の第1実施例を示す
断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は避雷碍子を取付けた電線の架設装置の要部を
示す正面図、第4図は第2実施例を示す断面図、
第5図は第4図のB−B線断面図、第6図は別例
を示す断面図、第7図は従来例を示す正面図、第
8図は従来例を示す断面図である。 8……避雷碍子、9……耐圧絶縁筒、11a,
11b,26a,26b……放圧孔、12,13
……キヤツプ金具、14……避雷素子、19,2
0……アーク招弧筒、23……多孔性有機絶縁
体、24,32……外被部、25……内被部、2
8……アーク招弧板、29……アーク招弧環、3
3……アーク招弧片。
断面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図は避雷碍子を取付けた電線の架設装置の要部を
示す正面図、第4図は第2実施例を示す断面図、
第5図は第4図のB−B線断面図、第6図は別例
を示す断面図、第7図は従来例を示す正面図、第
8図は従来例を示す断面図である。 8……避雷碍子、9……耐圧絶縁筒、11a,
11b,26a,26b……放圧孔、12,13
……キヤツプ金具、14……避雷素子、19,2
0……アーク招弧筒、23……多孔性有機絶縁
体、24,32……外被部、25……内被部、2
8……アーク招弧板、29……アーク招弧環、3
3……アーク招弧片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 筒状をなす耐圧絶縁筒9の両端開口部に対し
キヤツプ金具12,13を嵌着固定し、該耐圧絶
縁筒9内には電圧電流特性が非直線性の材料より
なる避雷素子14を収容して前記キヤツプ金具1
2,13に電気的に接続するとともに、該耐圧絶
縁筒9には避雷素子14両端部に対応するように
少なくとも一以上の放圧孔11a,11b,26
a,26bを透設し、前記キヤツプ金具12,1
3にはアーク招弧部材を該放圧孔11a,11
b,26a,26b外側にそれぞれ対応するよう
に設け、さらに、前記耐圧絶縁筒9の外周及び耐
圧絶縁筒9と避雷素子14との間隙を有機絶縁材
によりモールドしてそれぞれ外被部及び内被部を
形成し、放圧孔11a,11b,26a,26b
に有機絶縁材を充填したことを特徴とする避雷碍
子。 2 アーク招弧部材は両キヤツプ金具12,13
開口縁に円錐台筒状に一体形成されたアーク招弧
筒19,20であり、一以上の水抜き孔19a,
20aが形成されている特許請求の範囲第1項記
載の避雷碍子。 3 アーク招弧部材は両キヤツプ金具12,13
に嵌着固定された取付環27と、該取付環27に
連結され前記放圧孔26a,26bに対向配置さ
れたアーク招弧板28と、該アーク招弧板28の
先端部に連結された円環状のアーク招弧環29と
からなる特許請求の範囲第1項記載の避雷碍子。 4 放圧孔11a,11b,26a,26bは多
孔性有機絶縁体23が充填されている特許請求の
範囲第1項記載の避雷碍子。 5 外被部は二層の有機絶縁材により形成され、
外層は耐候性を有する有機絶縁材であり、内層は
耐候性を有さない有機絶縁材である特許請求の範
囲第1項記載の避雷碍子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3985485A JPS61200620A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 避雷碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3985485A JPS61200620A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 避雷碍子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61200620A JPS61200620A (ja) | 1986-09-05 |
| JPH0253889B2 true JPH0253889B2 (ja) | 1990-11-20 |
Family
ID=12564550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3985485A Granted JPS61200620A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 避雷碍子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61200620A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0719636B2 (ja) * | 1987-12-29 | 1995-03-06 | 富士電機株式会社 | 避雷器 |
| JPH0224921A (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-26 | Ngk Insulators Ltd | 避雷碍子 |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP3985485A patent/JPS61200620A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61200620A (ja) | 1986-09-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |