JPH0255284A - 混入不純物濃度の制御方法 - Google Patents
混入不純物濃度の制御方法Info
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- JPH0255284A JPH0255284A JP20778688A JP20778688A JPH0255284A JP H0255284 A JPH0255284 A JP H0255284A JP 20778688 A JP20778688 A JP 20778688A JP 20778688 A JP20778688 A JP 20778688A JP H0255284 A JPH0255284 A JP H0255284A
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体、金属など溶融状態において電気伝導
体である各種材料の、融液からの結晶成長時における混
入不純物の制御方法に係わシ、特に融液全収容する容器
から混入する不純物、例えば酸素の濃度を広範囲に且つ
容易に制御することができるようにした混入不純物濃度
の制御方法に関するものである。
体である各種材料の、融液からの結晶成長時における混
入不純物の制御方法に係わシ、特に融液全収容する容器
から混入する不純物、例えば酸素の濃度を広範囲に且つ
容易に制御することができるようにした混入不純物濃度
の制御方法に関するものである。
容器内に収容した融液から結晶を成長させる結晶の成長
方法においては、容器構成材料の一部が融液中に溶は込
み、結晶中へ不純物として混入することが多い。このよ
うな混入不純物は結晶の品質として有益な場合も1反対
に有害な場合もある。
方法においては、容器構成材料の一部が融液中に溶は込
み、結晶中へ不純物として混入することが多い。このよ
うな混入不純物は結晶の品質として有益な場合も1反対
に有害な場合もある。
例えば結晶がシリコンである場合の酸素はこのような二
面性を持つ代表的な混入不純物である。この場合のゾυ
コン結晶は、石英るつぼと称する容器内にシリコンの融
液を収容し、この融液から結晶を引上げて成長させるい
わゆるCZ法により成長させられた結晶である。この成
長の際に、融液に接触する石英るつぼの壁面がシリコン
と酸素に分解して酸素が融液中に溶は込み、この酸素は
融液中を対流に乗って移動し、融液の表面から蒸発する
と同時に結晶の成長界面全通して結晶中に混入する。こ
のようくしてシリコン結晶中に混入した酸素は、結晶と
機械的に強くして転位の発生や伝搬を抑制し、また結晶
の内部で析出して鉄、ニッケル、クロム等の汚染金属全
吸収し、各種半導体装置の特性の向上に役立つ有益な側
面がある。
面性を持つ代表的な混入不純物である。この場合のゾυ
コン結晶は、石英るつぼと称する容器内にシリコンの融
液を収容し、この融液から結晶を引上げて成長させるい
わゆるCZ法により成長させられた結晶である。この成
長の際に、融液に接触する石英るつぼの壁面がシリコン
と酸素に分解して酸素が融液中に溶は込み、この酸素は
融液中を対流に乗って移動し、融液の表面から蒸発する
と同時に結晶の成長界面全通して結晶中に混入する。こ
のようくしてシリコン結晶中に混入した酸素は、結晶と
機械的に強くして転位の発生や伝搬を抑制し、また結晶
の内部で析出して鉄、ニッケル、クロム等の汚染金属全
吸収し、各種半導体装置の特性の向上に役立つ有益な側
面がある。
以下従来法1という。
またシリコン単結晶中の酸素濃度の制御に係わは、第9
図に示すように、石英るつぼ1内に収容された融液2に
水平方向の磁界3t−印加することによって、融液2の
見掛は上の粘性を高めて対流の抑制を行ない、石英るつ
ぼlからの酸素の溶解縦断面図において、結晶4を引上
げ軸6に従って矢印7の如く回転させ、またるつぼ1を
支持軸8に従って矢印9の如く回転させ、るつぼの回転
数を変化させることによって融液2とるつ#′?:1の
間の擦れ合いの程度を変化させてるつぼ1の溶解を制御
し、酸素濃度上制御する技術が提案された。
図に示すように、石英るつぼ1内に収容された融液2に
水平方向の磁界3t−印加することによって、融液2の
見掛は上の粘性を高めて対流の抑制を行ない、石英るつ
ぼlからの酸素の溶解縦断面図において、結晶4を引上
げ軸6に従って矢印7の如く回転させ、またるつぼ1を
支持軸8に従って矢印9の如く回転させ、るつぼの回転
数を変化させることによって融液2とるつ#′?:1の
間の擦れ合いの程度を変化させてるつぼ1の溶解を制御
し、酸素濃度上制御する技術が提案された。
以下従来法3という。
一方、軸対称的かつ放射状のカスプ磁界を融液に印加す
る技術が特開昭58−217493号公報によ)提案さ
れた。この提案では、例えば第10図に縦断面図を示す
ように、融液2中を矢印10の如く循環して流れる対流
の各部に直交するべく、磁力線の矢印11によって示さ
れるカスプ磁界を印加して、対流10全均一に抑制し、
それによって均一な円形断面および結晶性全有し、かつ
るつぼからの汚染の少ない結晶4t−製造することが目
的であった。そのため、カスプ磁界11の印加手段とし
ての互いに逆方向の周回電流12と13の流れるコイル
対14と15が、融液2を中央として上下にほぼ等間隔
に配置され、融液2の深さの1/2の位置に放射状の水
平磁界が形成された。この方法によれば、対流10の上
記抑制により、るつぼ1内面からの汚染が融液全体に広
がるの全防止でき、例えばG a A sである結晶4
の成長において残留(あるいは混入)不純物濃度が約1
/工0になったとされた。ところが、他の出願者による
特開昭61−222984号公報においては、第11図
Aに縦断面図を示すように、融液の表面16の位置に軸
対称な水平磁界を形成するようなコイル対14および1
5の配置が、横方向温度勾配が小さいと込う観点からカ
スプ磁界11の最適な印加状態であるとされた。またこ
の配置によ)、GaAsである結晶4の低転位化とるつ
ぼ材からの混入不純物の低減の効果が述べられた。従つ
て上記2件のカスプ磁界印加に関する公開特許公報の教
示するところにより、融液とカスブ磁界印加手段の間の
相対位置関係が2徨類異なった場合について公知とされ
た。しかし、これら2件の提案では、両者共それぞれの
理由から、混入不純物については減少するから有利であ
るということしか述べられていなかった。従って、カス
プ磁界を印加して混入不純物の濃度を様々に制御すると
いう概念は、従来全く存在しなかった。なお、特開昭6
1−222984号公報においては、例えば第11図人
のように、コイル対14と15ヲ支持具17に従って矢
印18のように上下方向に移動させる技術も提案された
。しかしこの技術は、例えば第11図人の状態から第1
1図Bの状態へと結晶4の成長の進行などによって融液
2の量が変化した場合に、融液の表面16とコイル対1
4および15の間の相対位置関係が最適状態からずれる
のを防止するだけが目的であって、融液量が一定である
場合には全く意味のないものであった。
る技術が特開昭58−217493号公報によ)提案さ
れた。この提案では、例えば第10図に縦断面図を示す
ように、融液2中を矢印10の如く循環して流れる対流
の各部に直交するべく、磁力線の矢印11によって示さ
れるカスプ磁界を印加して、対流10全均一に抑制し、
それによって均一な円形断面および結晶性全有し、かつ
るつぼからの汚染の少ない結晶4t−製造することが目
的であった。そのため、カスプ磁界11の印加手段とし
ての互いに逆方向の周回電流12と13の流れるコイル
対14と15が、融液2を中央として上下にほぼ等間隔
に配置され、融液2の深さの1/2の位置に放射状の水
平磁界が形成された。この方法によれば、対流10の上
記抑制により、るつぼ1内面からの汚染が融液全体に広
がるの全防止でき、例えばG a A sである結晶4
の成長において残留(あるいは混入)不純物濃度が約1
/工0になったとされた。ところが、他の出願者による
特開昭61−222984号公報においては、第11図
Aに縦断面図を示すように、融液の表面16の位置に軸
対称な水平磁界を形成するようなコイル対14および1
5の配置が、横方向温度勾配が小さいと込う観点からカ
スプ磁界11の最適な印加状態であるとされた。またこ
の配置によ)、GaAsである結晶4の低転位化とるつ
ぼ材からの混入不純物の低減の効果が述べられた。従つ
て上記2件のカスプ磁界印加に関する公開特許公報の教
示するところにより、融液とカスブ磁界印加手段の間の
相対位置関係が2徨類異なった場合について公知とされ
た。しかし、これら2件の提案では、両者共それぞれの
理由から、混入不純物については減少するから有利であ
るということしか述べられていなかった。従って、カス
プ磁界を印加して混入不純物の濃度を様々に制御すると
いう概念は、従来全く存在しなかった。なお、特開昭6
1−222984号公報においては、例えば第11図人
のように、コイル対14と15ヲ支持具17に従って矢
印18のように上下方向に移動させる技術も提案された
。しかしこの技術は、例えば第11図人の状態から第1
1図Bの状態へと結晶4の成長の進行などによって融液
2の量が変化した場合に、融液の表面16とコイル対1
4および15の間の相対位置関係が最適状態からずれる
のを防止するだけが目的であって、融液量が一定である
場合には全く意味のないものであった。
ところで本願発明者らは第10図等で示されたカスプ磁
界が軸対称磁界であること、磁界の強さや方向が場所に
よって異なフ垂直と水平の両成分を含むこと、磁界発生
手段が小形で軽量であること、外部への漏洩磁界が少な
いこと等の特徴を有することに着目し、種々具体的に実
験および考察を行ってきた。その結果、先に特願昭62
−83348 (特開昭 −)および特願昭63−11
2288(%開昭 −)で提案したように、第11図人
、Bと同様に分布するカスブ磁界11全印加し、コイル
対14と15に流す励磁電流12と13の大きさ全同時
に変化させる、即ちカスプ磁界の強さを変化させること
により石英るつぼ全周いるC3法シリコン結晶中への混
入不純物である酸素の濃度の制御ができること全初めて
見出した。この方法は、酸素濃度の制御に有効な一つの
方法であった。以下従来法4という。
界が軸対称磁界であること、磁界の強さや方向が場所に
よって異なフ垂直と水平の両成分を含むこと、磁界発生
手段が小形で軽量であること、外部への漏洩磁界が少な
いこと等の特徴を有することに着目し、種々具体的に実
験および考察を行ってきた。その結果、先に特願昭62
−83348 (特開昭 −)および特願昭63−11
2288(%開昭 −)で提案したように、第11図人
、Bと同様に分布するカスブ磁界11全印加し、コイル
対14と15に流す励磁電流12と13の大きさ全同時
に変化させる、即ちカスプ磁界の強さを変化させること
により石英るつぼ全周いるC3法シリコン結晶中への混
入不純物である酸素の濃度の制御ができること全初めて
見出した。この方法は、酸素濃度の制御に有効な一つの
方法であった。以下従来法4という。
従来法1は、半導体装置の活性領域内で酸素が析出し欠
陥となった場合には、リーク電流を発生させるなど半導
体装置の特性1[化させることがある。また酸素はす〜
マルドナーと呼ばれる電気的に活性な準位を形成しやす
く、結晶の比抵抗を不安定にして高抵抗化の障害となる
。このような先に述べた利点とともに長短二面性のため
、シリコン結晶中の酸素の濃度には最適値と一概に言え
るものはなく、製造する半導体装置の種類や製造方法に
よって変化する様々な濃度の結晶が要求される。従って
、酸素濃度を広範囲に且つ容易に制御できる技術が強く
期待される。
陥となった場合には、リーク電流を発生させるなど半導
体装置の特性1[化させることがある。また酸素はす〜
マルドナーと呼ばれる電気的に活性な準位を形成しやす
く、結晶の比抵抗を不安定にして高抵抗化の障害となる
。このような先に述べた利点とともに長短二面性のため
、シリコン結晶中の酸素の濃度には最適値と一概に言え
るものはなく、製造する半導体装置の種類や製造方法に
よって変化する様々な濃度の結晶が要求される。従って
、酸素濃度を広範囲に且つ容易に制御できる技術が強く
期待される。
また従来法2は、融液2の全体に一定方向の磁界3を印
加するために、磁界印加手段として極めて巨大な電磁石
5が必要であった。ti十分な磁界の効果を得るためK
は4000エルステツド(tたは4000ガウス)とい
う強力な磁界が必要であシ、外部への漏洩磁界も膨大な
ものとなって周辺機器の特性を劣化させることがあるな
どの欠点があった。
加するために、磁界印加手段として極めて巨大な電磁石
5が必要であった。ti十分な磁界の効果を得るためK
は4000エルステツド(tたは4000ガウス)とい
う強力な磁界が必要であシ、外部への漏洩磁界も膨大な
ものとなって周辺機器の特性を劣化させることがあるな
どの欠点があった。
従来法3の技術においては、例えば1桁の範囲で酸素濃
度を制御するためには、るつぼ回転数を0.01 rp
mから10Orpmまで変化させなければならなかった
。その場合、るつぼ回転数音例えばlrpm以下と極端
に遅くすればるつぼ1の円周に沿った温度分布が非対称
になシ、反対に数1Orpm以上と極端に速くすれば融
液面の変化や振動が激しくなシ、何れの場合にも結晶の
成長そのものが困難になるため歩留シが下がるので、制
御し得る酸素濃度の範囲は実際には非常に狭いものとな
らざるを得ないという欠点があった。
度を制御するためには、るつぼ回転数を0.01 rp
mから10Orpmまで変化させなければならなかった
。その場合、るつぼ回転数音例えばlrpm以下と極端
に遅くすればるつぼ1の円周に沿った温度分布が非対称
になシ、反対に数1Orpm以上と極端に速くすれば融
液面の変化や振動が激しくなシ、何れの場合にも結晶の
成長そのものが困難になるため歩留シが下がるので、制
御し得る酸素濃度の範囲は実際には非常に狭いものとな
らざるを得ないという欠点があった。
本発明は上記従来法4のカスプ磁界を印加する方法につ
いて、さらに実験と考察を重ねて初めて到達したもので
あシ、本発明の目的は、磁界印加手段の大形化、漏洩磁
界の増大、るつぼ回転数の広範囲にわたる変化の必要性
、などの従来技術の欠点を解決した混入不純物濃度の優
れた制御方法を提供することICある。
いて、さらに実験と考察を重ねて初めて到達したもので
あシ、本発明の目的は、磁界印加手段の大形化、漏洩磁
界の増大、るつぼ回転数の広範囲にわたる変化の必要性
、などの従来技術の欠点を解決した混入不純物濃度の優
れた制御方法を提供することICある。
本発明は上記目的を達成するため、半導体、金属など溶
融状態において電気伝導性を有する結晶材料の、融液か
らの結晶成長時における混入不純物濃度の制御方法にお
いて、電気伝導性を有する結晶材料の融液が収容された
容器と、前記融液から結晶を成長させる手段と、前記融
液に対して場所によって異なる垂直成分と水平成分とか
ら成る磁界を印加する手段とを設け、前記融液の表面に
直交する磁界の成分と前記融液の前記容器との接触界面
に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させて混入不
純物濃度の制御を行うこと′!i−特徴としている。
融状態において電気伝導性を有する結晶材料の、融液か
らの結晶成長時における混入不純物濃度の制御方法にお
いて、電気伝導性を有する結晶材料の融液が収容された
容器と、前記融液から結晶を成長させる手段と、前記融
液に対して場所によって異なる垂直成分と水平成分とか
ら成る磁界を印加する手段とを設け、前記融液の表面に
直交する磁界の成分と前記融液の前記容器との接触界面
に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させて混入不
純物濃度の制御を行うこと′!i−特徴としている。
また前記磁界を印加する手段は、逆方向の周回電流によ
り励磁された上下対向配置のコイル対からなり、前記融
液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との接触界
面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させる手段
は、前記融液の表面と前記コイル対の間の相対位置関係
を変化させることからなることを特徴とする。
り励磁された上下対向配置のコイル対からなり、前記融
液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との接触界
面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させる手段
は、前記融液の表面と前記コイル対の間の相対位置関係
を変化させることからなることを特徴とする。
また前記磁界を印加する手段は、逆方向の周回電流によ
り励磁された上下対向配置のコイル対からな)、前記融
液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との接触界
面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させる手段
は、コイルの間のアンペアター/の比を変化させること
からなることを特徴とする。
り励磁された上下対向配置のコイル対からな)、前記融
液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との接触界
面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させる手段
は、コイルの間のアンペアター/の比を変化させること
からなることを特徴とする。
さらにまた前記磁界を印加する手段は、逆方向の周回電
流により励磁された上下対向配置のコイル対からなり、
前記融液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との
接触界面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させ
る手段は、コイルの間の距離を変化させることからなる
ことを特徴とするものである。
流により励磁された上下対向配置のコイル対からなり、
前記融液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との
接触界面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させ
る手段は、コイルの間の距離を変化させることからなる
ことを特徴とするものである。
本発明は、融液の表面に直交する磁界の成分と融液の容
器との接触界面に直交する磁界の成分の大きさの比を変
化させることによ)結晶への混入不純物濃度の制御を行
うことを最も主要な特徴とするものであることから、本
発明によれば、るつぼ内に収容した電気伝導性全有する
結晶材料の融液に対して場所によって異なる垂直成分と
水平成分とから成る磁界全印加し、その際、融液の表面
に直交する磁界の成分と、融液とるつぼの接触界面に直
交する磁界の成分の大きさの比を変化させることKよっ
て、るつぼ材から結晶中に混入する混入不純物の濃度を
広範囲に正確に制御することができる。以下図面にもと
づき実施例について説明する。
器との接触界面に直交する磁界の成分の大きさの比を変
化させることによ)結晶への混入不純物濃度の制御を行
うことを最も主要な特徴とするものであることから、本
発明によれば、るつぼ内に収容した電気伝導性全有する
結晶材料の融液に対して場所によって異なる垂直成分と
水平成分とから成る磁界全印加し、その際、融液の表面
に直交する磁界の成分と、融液とるつぼの接触界面に直
交する磁界の成分の大きさの比を変化させることKよっ
て、るつぼ材から結晶中に混入する混入不純物の濃度を
広範囲に正確に制御することができる。以下図面にもと
づき実施例について説明する。
実施例1;
第1図人、B、Cは本発明の第一の実施例の代表的な3
条件を示す主要部の縦断面図である。従来の第9図、第
10図、第11図A、Bと同一箇所には同一番号を付し
て重複する詳細説明は省略するが、コイル対14と15
には同一のアンペアターンである逆方向電流12と13
が上記3条件に共通に流れて込る。その結晶得られたカ
スプ磁界が融液2t−含む種々の場所における磁界の強
さと方向’に!すベクトルとして多数の矢印19によっ
て詳しく示されている。この状態において、石英るつぼ
lが支持軸8に従って矢印20の如く上下自在に構成さ
れておシ、石英るつぼ1を上下させることによりシリコ
ン融液の表面16とコイル対14および150間の相対
位置関係全自由に変化させることができる。これにより
、融液の表面16がコイル対14と15の中間位置に比
べて、第1図人は高い位置に配置された場合を示してお
シ、第1図Bは同じ高さに配置された場合を示しておシ
、第1図Cは低い位置に配置された場合を示している。
条件を示す主要部の縦断面図である。従来の第9図、第
10図、第11図A、Bと同一箇所には同一番号を付し
て重複する詳細説明は省略するが、コイル対14と15
には同一のアンペアターンである逆方向電流12と13
が上記3条件に共通に流れて込る。その結晶得られたカ
スプ磁界が融液2t−含む種々の場所における磁界の強
さと方向’に!すベクトルとして多数の矢印19によっ
て詳しく示されている。この状態において、石英るつぼ
lが支持軸8に従って矢印20の如く上下自在に構成さ
れておシ、石英るつぼ1を上下させることによりシリコ
ン融液の表面16とコイル対14および150間の相対
位置関係全自由に変化させることができる。これにより
、融液の表面16がコイル対14と15の中間位置に比
べて、第1図人は高い位置に配置された場合を示してお
シ、第1図Bは同じ高さに配置された場合を示しておシ
、第1図Cは低い位置に配置された場合を示している。
このようにして融液の表面とコイル対の間の相対位置関
係を変化させれば、融液の表面に直交する磁界成分と融
液が石英るつぼに接触する界面に直交する磁界成分の大
きさの比を変化させることができる。ここでこの比を
1融液表面への直交磁界成分1/I融液とるつぼの界面
への直交磁界成分1で定義し、以後 「表面直交磁界比
」と称する。まず第1図人においては、融液の表面16
に直交する垂直な磁界成分が存在し、融液2と石英るつ
ぼ1が接触する界面である融液2の底面に直交する垂直
な磁界成分も、融液2の側面に直交する水平な磁界成分
も存在する。この場合、「表面直交磁界比」は約1であ
る。これに対して第1図Bでは、融液の表面16に直交
する垂直な磁界成分だけが存在しないので、「表面直交
磁界比」は0である。また第1図Cでは、「表面直交磁
界比」が約0.7である。
係を変化させれば、融液の表面に直交する磁界成分と融
液が石英るつぼに接触する界面に直交する磁界成分の大
きさの比を変化させることができる。ここでこの比を
1融液表面への直交磁界成分1/I融液とるつぼの界面
への直交磁界成分1で定義し、以後 「表面直交磁界比
」と称する。まず第1図人においては、融液の表面16
に直交する垂直な磁界成分が存在し、融液2と石英るつ
ぼ1が接触する界面である融液2の底面に直交する垂直
な磁界成分も、融液2の側面に直交する水平な磁界成分
も存在する。この場合、「表面直交磁界比」は約1であ
る。これに対して第1図Bでは、融液の表面16に直交
する垂直な磁界成分だけが存在しないので、「表面直交
磁界比」は0である。また第1図Cでは、「表面直交磁
界比」が約0.7である。
さて、シリコン融液から見た場合K、酸素は石英るフ[
Jパが融液と接触する底面および側面から溶解して溶は
込み、融液の表面から蒸発するという性質を持っている
。このように溶解と蒸発が並行して起こる場合には、こ
れら両者の起こシ易さの如何によって融液中の酸素濃度
が変化すると考えられる。そしてこれらの起こシ易さは
融液内の対流の強さく依存して変化する。例えば磁界の
無いCZ法では対流が非常に強いので溶解も蒸発も非常
に起こシ易い状態で融液中濃度が一定値にバランスして
いる。これに対して仮に石英−4′7It’壁付近の対
流だけが抑制されれば、溶解した酸素が石英る)1す”
壁の近くに滞留するため更に石英の分解、即ち酸素の溶
解が起こシにくくなシ、融液中の酸素濃度が低くなる。
Jパが融液と接触する底面および側面から溶解して溶は
込み、融液の表面から蒸発するという性質を持っている
。このように溶解と蒸発が並行して起こる場合には、こ
れら両者の起こシ易さの如何によって融液中の酸素濃度
が変化すると考えられる。そしてこれらの起こシ易さは
融液内の対流の強さく依存して変化する。例えば磁界の
無いCZ法では対流が非常に強いので溶解も蒸発も非常
に起こシ易い状態で融液中濃度が一定値にバランスして
いる。これに対して仮に石英−4′7It’壁付近の対
流だけが抑制されれば、溶解した酸素が石英る)1す”
壁の近くに滞留するため更に石英の分解、即ち酸素の溶
解が起こシにくくなシ、融液中の酸素濃度が低くなる。
融液中の酸素濃度が低くなれば、融液から成長する結晶
中の酸素濃度も低くなる。一方、表面付近の対流だけが
抑制されれば、融液の内部から表面まで酸素が移動しに
くくなるため酸素の蒸発が起こシにくくなり、融液中の
酸素濃度が高くなる。融液中の酸素濃度が高くなれば、
融液から成長する結晶中の酸素濃度も高くなる。
中の酸素濃度も低くなる。一方、表面付近の対流だけが
抑制されれば、融液の内部から表面まで酸素が移動しに
くくなるため酸素の蒸発が起こシにくくなり、融液中の
酸素濃度が高くなる。融液中の酸素濃度が高くなれば、
融液から成長する結晶中の酸素濃度も高くなる。
ところで、融液内の対流は磁界が印加されると次のよう
な原理で抑制される。即ち、速度ベクトルVの対流に対
して強度ベクトルHの磁界が加えられると、電磁誘導に
よりこれらのベクトル積に比例したI=σB=σμv
X Hのベクトルで表される電流が対流する融液部分に
流れる。さらにこの電流に磁界が作用してF=す2(v
XH)XHのベクトルで表される対流抑制力が働き対流
は抑制される。ここでμは融液の透磁率であシ、σは電
気伝導率である。このような磁界による対流抑制原理を
、酸素の移動に関して重要な融液と石英る″”;) I
f”壁の界面および融液の表面に適用すると次のように
なる。まずこれらの境界面においては、対流も電流も境
界面を突き抜けて流れることはできなりので、境界面に
直交する成分は存在し得ない。言い替えれば、境界面に
平行な2次元の流れしか許容されない。従って境界面に
おいては、境界面に平行な磁界が印加されても、上記の
ベクトル積の関係から対流抑制力がほとんど発生しない
ので対流はほとんど抑制されない。これに対して境界面
に直交する磁界が印加されると、境界面付近で境界面に
平行である対流が全てこの磁界に直交しかつ境界面に平
行に電流が流れて対流抑制力が発生するため対流が効果
的に抑制される。
な原理で抑制される。即ち、速度ベクトルVの対流に対
して強度ベクトルHの磁界が加えられると、電磁誘導に
よりこれらのベクトル積に比例したI=σB=σμv
X Hのベクトルで表される電流が対流する融液部分に
流れる。さらにこの電流に磁界が作用してF=す2(v
XH)XHのベクトルで表される対流抑制力が働き対流
は抑制される。ここでμは融液の透磁率であシ、σは電
気伝導率である。このような磁界による対流抑制原理を
、酸素の移動に関して重要な融液と石英る″”;) I
f”壁の界面および融液の表面に適用すると次のように
なる。まずこれらの境界面においては、対流も電流も境
界面を突き抜けて流れることはできなりので、境界面に
直交する成分は存在し得ない。言い替えれば、境界面に
平行な2次元の流れしか許容されない。従って境界面に
おいては、境界面に平行な磁界が印加されても、上記の
ベクトル積の関係から対流抑制力がほとんど発生しない
ので対流はほとんど抑制されない。これに対して境界面
に直交する磁界が印加されると、境界面付近で境界面に
平行である対流が全てこの磁界に直交しかつ境界面に平
行に電流が流れて対流抑制力が発生するため対流が効果
的に抑制される。
上記酸素の混入機構と磁界による対流の抑制機構を組合
せると、「表面直交磁界比」が大きいほど、溶解に比べ
て蒸発が相対的に強く抑制されるため、融液中および結
晶中の酸素濃度が高くなる。
せると、「表面直交磁界比」が大きいほど、溶解に比べ
て蒸発が相対的に強く抑制されるため、融液中および結
晶中の酸素濃度が高くなる。
従って1表面直交磁界比」を変化させることKよって、
酸素濃度が様々なレベルに制御できるものと考えられる
。本実施例の3条件で比較すれば、酸素濃度は「表面直
交磁界比」の最も大きい第1図人の場合に最も高く、「
表面直交磁界比」の最も小さい第1図B図の場合に最も
低く、第1図Cの場合にそれらの中間になると考えられ
る。
酸素濃度が様々なレベルに制御できるものと考えられる
。本実施例の3条件で比較すれば、酸素濃度は「表面直
交磁界比」の最も大きい第1図人の場合に最も高く、「
表面直交磁界比」の最も小さい第1図B図の場合に最も
低く、第1図Cの場合にそれらの中間になると考えられ
る。
第2図は本実施例による酸素濃度の制御効果を具体的に
説明する実験結果である。この実験では石英るつぼの直
径は15cm、シリコン融液の深さは7.5cmであ)
、直径7.6cmのシリコン結晶を成長させた。回転数
としては、結晶t−3Orpm rるつほを一1Orp
mとした。またコイル対としては超伝導体を用いた。第
2図において横軸はコイル対の中間位置から融液表面ま
での距離2と、この距離に対応して変化する「表面直交
磁界比」であシ、縦軸は結晶中の酸素濃度である。実験
結果として(a)。
説明する実験結果である。この実験では石英るつぼの直
径は15cm、シリコン融液の深さは7.5cmであ)
、直径7.6cmのシリコン結晶を成長させた。回転数
としては、結晶t−3Orpm rるつほを一1Orp
mとした。またコイル対としては超伝導体を用いた。第
2図において横軸はコイル対の中間位置から融液表面ま
での距離2と、この距離に対応して変化する「表面直交
磁界比」であシ、縦軸は結晶中の酸素濃度である。実験
結果として(a)。
(b)の2本の曲線が示されている。(a)はコイル対
のアンペアターンが同一の8.6 X 10’A−tu
rn/mの場合の結果であり、(blはコイル対のアン
ペアターンが同一の2.9 X IQ6A−turn
/ mの場合の結果である。
のアンペアターンが同一の8.6 X 10’A−tu
rn/mの場合の結果であり、(blはコイル対のアン
ペアターンが同一の2.9 X IQ6A−turn
/ mの場合の結果である。
また、第2図の中で4A、 4B、 4Cはそれぞれ第
1図A、第1図B、第1図Cに対応する点を示す。これ
らの実験結果として、まずアンペアターンが比較的大き
い、即ち比較的強いカスブ磁界を用いた(a)の場合に
は、結晶中の酸素濃度が例えば代表的な4A、 4B、
4Cの点でそれぞれ13 X 10 atoms/
am +2.5 X 10”atoms/ Cm”、
10 X 101017ato/ cm”となシ。
1図A、第1図B、第1図Cに対応する点を示す。これ
らの実験結果として、まずアンペアターンが比較的大き
い、即ち比較的強いカスブ磁界を用いた(a)の場合に
は、結晶中の酸素濃度が例えば代表的な4A、 4B、
4Cの点でそれぞれ13 X 10 atoms/
am +2.5 X 10”atoms/ Cm”、
10 X 101017ato/ cm”となシ。
従来のように磁界の強さやるつぼの回転数を変えること
なく、融液の表面とコイル対の間の相対位置関係を変化
させただけで約1桁の広い範囲で酸素濃度の制御を行う
ことができた。また比較的弱いカスプ磁界を用いた第2
図の<b+の場合にも結晶中の酸素濃度が変化する傾向
は上記(aJの場合と同様であシ、融液の表面とコイル
対の間の相対位置関係を変化させただけで酸素濃度の制
御を行うことができた。
なく、融液の表面とコイル対の間の相対位置関係を変化
させただけで約1桁の広い範囲で酸素濃度の制御を行う
ことができた。また比較的弱いカスプ磁界を用いた第2
図の<b+の場合にも結晶中の酸素濃度が変化する傾向
は上記(aJの場合と同様であシ、融液の表面とコイル
対の間の相対位置関係を変化させただけで酸素濃度の制
御を行うことができた。
本実施例ではコイル対を固定し、るつぼを上下方向に移
動させて融液表面とコイル対との間の相対位置関係を変
化させたが、その反対にるつぼを固定してコイル対の方
を上下させても上記の相対位置関係を変化させることが
でき、この場合にも上で説明したと同様に酸素濃度の制
御を行うことができた。
動させて融液表面とコイル対との間の相対位置関係を変
化させたが、その反対にるつぼを固定してコイル対の方
を上下させても上記の相対位置関係を変化させることが
でき、この場合にも上で説明したと同様に酸素濃度の制
御を行うことができた。
実施例2:
第3図A、B、Cは本発明の第二の実施例を説明する縦
断面図である。この実施例では、上記第一の実施例に比
べて結晶の成長が進み、シリコン融液2の量が少なくな
っている。本実施例では「表面直交磁界比」が、第3図
人では約3.第3図Bでは0.第3図Cでは約0.6と
変化させられた。
断面図である。この実施例では、上記第一の実施例に比
べて結晶の成長が進み、シリコン融液2の量が少なくな
っている。本実施例では「表面直交磁界比」が、第3図
人では約3.第3図Bでは0.第3図Cでは約0.6と
変化させられた。
第4図は本実施例の効果を説明する実験結果である。こ
の場合、融液の深さが3 cmに浅くなっている他は、
第2図の場合と同じ実験条件とした。
の場合、融液の深さが3 cmに浅くなっている他は、
第2図の場合と同じ実験条件とした。
第4図の中の6A、6B、6Gはそれぞれ第3図人。
B 、CK対応するコイル中間位置から融液表面までの
距離を示す。(a)と(b)は第2図において説明した
トP]シ211類のアンペアターンのカスプ磁界におけ
る実験結果である。結晶中の酸素濃度は6Aの位置にお
いて最も高く、6Bの位置において最も低く、6Cの位
置においてその中間となシ、第2図の実験と同様に、融
液の表面とコイル対の間の相対位置関係を変化させるこ
とによって酸素濃度を広い範囲に制御することができた
。
距離を示す。(a)と(b)は第2図において説明した
トP]シ211類のアンペアターンのカスプ磁界におけ
る実験結果である。結晶中の酸素濃度は6Aの位置にお
いて最も高く、6Bの位置において最も低く、6Cの位
置においてその中間となシ、第2図の実験と同様に、融
液の表面とコイル対の間の相対位置関係を変化させるこ
とによって酸素濃度を広い範囲に制御することができた
。
実施例3:
第5図人、Bは本発明の第三の実施例を説明する実験結
果であって、上記第一および第二の実施例に基づいて結
晶の長さ方向の酸素濃度の分布を均一にし且つ酸素濃度
の様々な制御を実現したものである。
果であって、上記第一および第二の実施例に基づいて結
晶の長さ方向の酸素濃度の分布を均一にし且つ酸素濃度
の様々な制御を実現したものである。
まず第5図人では、カスプ磁界を上記第一および第二の
実施例における(a)に相当する強いカスプ磁界とし、
コイル対の中間位置から融液表面までの距離を図の中に
2で示したように変化させながら結晶を長く連続的に成
長させ、融液の大部分を固化させた。その結果、長さ方
向に均一で且つ11X 101017ato / am
’から2.5 X 10 ” atoms / cm8
の広い範囲の様々な酸素濃度を有するシリコン結晶全得
ることができた。
実施例における(a)に相当する強いカスプ磁界とし、
コイル対の中間位置から融液表面までの距離を図の中に
2で示したように変化させながら結晶を長く連続的に成
長させ、融液の大部分を固化させた。その結果、長さ方
向に均一で且つ11X 101017ato / am
’から2.5 X 10 ” atoms / cm8
の広い範囲の様々な酸素濃度を有するシリコン結晶全得
ることができた。
次に第5図Bでは、カスプ磁界を上記第一および第二の
実施例における(b)に相当する弱い磁界とし、融液の
表面とコイル対の間の相対位置関係を図の中に2で示し
たように変化させながら結晶を長く連続的に成長させ、
融液の大部分を固化させた。その結果、長さ方向に均一
で且つ10 X 1017a t oms / cm”
から8 X 10”atoms / cm8の範囲の様
々な酸素濃度を有するシリコン結晶を得ることができた
。
実施例における(b)に相当する弱い磁界とし、融液の
表面とコイル対の間の相対位置関係を図の中に2で示し
たように変化させながら結晶を長く連続的に成長させ、
融液の大部分を固化させた。その結果、長さ方向に均一
で且つ10 X 1017a t oms / cm”
から8 X 10”atoms / cm8の範囲の様
々な酸素濃度を有するシリコン結晶を得ることができた
。
実施例4:
第6図A、Bは本発明の第四の実施例を説明する縦断面
図でちる。本実施例では、上側のコイル14ト下側のコ
イル15の間のアンペアターンの比を変化させることに
よって「表面直交磁界比」を変化させた。即ちコイル間
のアンペアターンの比以外は前記第1図人と同一の構成
および配置とし、第1図人では上側コイル14と下側コ
イルのアンペアターンが同−即ち比が1対1であったの
に対して、第6図人では0.8対1とし、第6図Bでは
1対0.8とした。これにより「表面直交磁界比」が第
1図人の場合の1に対して第6図人では0.06 。
図でちる。本実施例では、上側のコイル14ト下側のコ
イル15の間のアンペアターンの比を変化させることに
よって「表面直交磁界比」を変化させた。即ちコイル間
のアンペアターンの比以外は前記第1図人と同一の構成
および配置とし、第1図人では上側コイル14と下側コ
イルのアンペアターンが同−即ち比が1対1であったの
に対して、第6図人では0.8対1とし、第6図Bでは
1対0.8とした。これにより「表面直交磁界比」が第
1図人の場合の1に対して第6図人では0.06 。
第6図Bでは3に変化させられた。この実施例の効果を
明らかにするため、第6図人の構成では上側コイル14
0アンペアターンf 4.6 X 10’A−turn
/m、下側コイル15のアンペアターンを5.7 X
10’A−turn/mとし、一方第6図Bの構成では
上下のコイル14と15のアンペアターンをこの反対に
して実験を行った。その結果、結晶4の酸素濃度が第6
図人の場合には6.2X1017atoms/cm”+
第6図Bの場合には21 X 101017ato/
am8となシ、アンペアターンの比をわずかに変化させ
ただけで酸素濃度を大幅に変化させて制御することがで
きた。
明らかにするため、第6図人の構成では上側コイル14
0アンペアターンf 4.6 X 10’A−turn
/m、下側コイル15のアンペアターンを5.7 X
10’A−turn/mとし、一方第6図Bの構成では
上下のコイル14と15のアンペアターンをこの反対に
して実験を行った。その結果、結晶4の酸素濃度が第6
図人の場合には6.2X1017atoms/cm”+
第6図Bの場合には21 X 101017ato/
am8となシ、アンペアターンの比をわずかに変化させ
ただけで酸素濃度を大幅に変化させて制御することがで
きた。
実施例5:
第7図A、Bは本発明の第五の実施例を説明する縦断面
図である。本実施例では、上側のコイル14と下側のコ
イル15の間の距離を変化させることによって「表面直
交磁界比」を変化させた。第7図人は、融液の表面16
が上下のコイル14と15の中間位置よシ上側に離れて
おシその距離が1.5cmになっている(この場合Z=
L5cm)。他は前記第1図Aと同じ構成および配置で
ある。これに対して第7図Bでは、同じZ = 1.5
cmではあるが、上下のコイル間の距離が第7図人の場
合の2.5倍になっている。これにより「表面直交磁界
比」が第7図人の場合の0.45から第7図Bの場合の
0.53に変化させられた。この実施例の効果を明らか
にするため、第7図A、Bとも、上下のコイルのアンペ
アターンを同一の5.7 X 10’A−turn /
mとして実験度の制御効果を確認した。本実施例では
前記の他の実施例に比べれば酸素濃度の制御範囲は狭か
ったが、所望の濃度に極めて正確に制御できるという利
点があった。
図である。本実施例では、上側のコイル14と下側のコ
イル15の間の距離を変化させることによって「表面直
交磁界比」を変化させた。第7図人は、融液の表面16
が上下のコイル14と15の中間位置よシ上側に離れて
おシその距離が1.5cmになっている(この場合Z=
L5cm)。他は前記第1図Aと同じ構成および配置で
ある。これに対して第7図Bでは、同じZ = 1.5
cmではあるが、上下のコイル間の距離が第7図人の場
合の2.5倍になっている。これにより「表面直交磁界
比」が第7図人の場合の0.45から第7図Bの場合の
0.53に変化させられた。この実施例の効果を明らか
にするため、第7図A、Bとも、上下のコイルのアンペ
アターンを同一の5.7 X 10’A−turn /
mとして実験度の制御効果を確認した。本実施例では
前記の他の実施例に比べれば酸素濃度の制御範囲は狭か
ったが、所望の濃度に極めて正確に制御できるという利
点があった。
実施例6:
第8図A、Bは本発明の第六の実施例全説明する縦断面
図である。本実施例では、前記第五の実施例と同様に上
側のコイル14と下側のコイル15の間の距離を変化さ
せることによって「表面直交磁界比」を変化させた。第
8図人は、融液の表面16が上下のコイル14と15の
中間位置よシ下側に離れておりその距離が1.5cmに
なっている(この場合Z −= −1,5am )。
他は前記第1図Cと同じ構成および配置である。これに
対して第8図Bでは、同じZ = −1,5cmではあ
るが、上下のコイル間の距離が第8図人の場合の2.5
倍になっている。これにより「表面直交磁界比」が第8
図人の場合の0.43から第8図Bの場合の0.50
に変化させられた。この実施例の効果と明らかにするた
め、第8図人、Bとも、上下のコイルのアンペアターン
f同一の5.7 X 10 A−turn/mとして実
験を行った。
図である。本実施例では、前記第五の実施例と同様に上
側のコイル14と下側のコイル15の間の距離を変化さ
せることによって「表面直交磁界比」を変化させた。第
8図人は、融液の表面16が上下のコイル14と15の
中間位置よシ下側に離れておりその距離が1.5cmに
なっている(この場合Z −= −1,5am )。
他は前記第1図Cと同じ構成および配置である。これに
対して第8図Bでは、同じZ = −1,5cmではあ
るが、上下のコイル間の距離が第8図人の場合の2.5
倍になっている。これにより「表面直交磁界比」が第8
図人の場合の0.43から第8図Bの場合の0.50
に変化させられた。この実施例の効果と明らかにするた
め、第8図人、Bとも、上下のコイルのアンペアターン
f同一の5.7 X 10 A−turn/mとして実
験を行った。
その結果、結晶4の酸素濃度が第8図人(7)場合には
7.5 X 10” atoms / am” +第8
図Bの場合には8.5XIO”atoms/cm8とな
シ、前記第五の実施例と同様に酸素濃度の制御効果をa
認した。
7.5 X 10” atoms / am” +第8
図Bの場合には8.5XIO”atoms/cm8とな
シ、前記第五の実施例と同様に酸素濃度の制御効果をa
認した。
以上説明したように、本発明によれば、るつぼ内に収容
した電気伝導性を有する結晶材料の融液に対して場所に
よって異なる垂直成分と水平成分とから成る磁界を印加
し、その際、融液の表面に直交する磁界の成分と、融液
とるつほの接触界面に直交する磁界の成分の大きさの比
を変化させることによって、るつぼ材から結晶中に混入
する混入不純物の濃度を広範囲に正確に制御することが
できる。従って具体的には、実施例として説明した種々
の方法を適宜選択して用いることにより、種々の半導体
装置に適した混入不純物濃度の結晶を、周辺機器への悪
影響や歩留シの低下などを来たすことなく、極めて容易
に製造することができるという利点がある。
した電気伝導性を有する結晶材料の融液に対して場所に
よって異なる垂直成分と水平成分とから成る磁界を印加
し、その際、融液の表面に直交する磁界の成分と、融液
とるつほの接触界面に直交する磁界の成分の大きさの比
を変化させることによって、るつぼ材から結晶中に混入
する混入不純物の濃度を広範囲に正確に制御することが
できる。従って具体的には、実施例として説明した種々
の方法を適宜選択して用いることにより、種々の半導体
装置に適した混入不純物濃度の結晶を、周辺機器への悪
影響や歩留シの低下などを来たすことなく、極めて容易
に製造することができるという利点がある。
なお、本発明の詳細説明ではシリコン結晶中の酸素を代
表的な混入不純物として取シ上げたが、るつぼ等の容器
の構成材料から融液中に混入し、融液の表面から蒸発し
ながら結晶中に混入するという性質を持つ混入不純物の
濃度制御には全τ本発明が有効であることは、第一の実
施例の説明の中で述べた本発明の原理から明らかである
。
表的な混入不純物として取シ上げたが、るつぼ等の容器
の構成材料から融液中に混入し、融液の表面から蒸発し
ながら結晶中に混入するという性質を持つ混入不純物の
濃度制御には全τ本発明が有効であることは、第一の実
施例の説明の中で述べた本発明の原理から明らかである
。
一方、本発明は、軸対称な磁界によって軸対称な温度分
布全維持し、それによ)成長縞などのない均一な結晶を
得ることができるという軸対称なカスプ磁界を印加する
方法の長所を損なうことは全くな込ので、均一性も極め
て良好な結果ができるという利点もある。
布全維持し、それによ)成長縞などのない均一な結晶を
得ることができるという軸対称なカスプ磁界を印加する
方法の長所を損なうことは全くな込ので、均一性も極め
て良好な結果ができるという利点もある。
また、本発明の詳細な説明においては、磁界として従来
公知のカスプ磁界を例にして述べたが、本発明の効果は
上記カスプ磁界に限定されるものではない。即ち、本発
明に係わる磁界としては、場所によって異なる垂直成分
と水平成分とから成ることが具備すべき条件であること
は第一の実施例では説明した本発明の原理から明白であ
る。
公知のカスプ磁界を例にして述べたが、本発明の効果は
上記カスプ磁界に限定されるものではない。即ち、本発
明に係わる磁界としては、場所によって異なる垂直成分
と水平成分とから成ることが具備すべき条件であること
は第一の実施例では説明した本発明の原理から明白であ
る。
第1図A、B、Cは本発明の第一の実施例の代表的3条
件の構成を示す縦断面図、 第2図は第一の実施例の効果を示す実験結果。 第3図A、B、Cは結晶の成長後期に本発明を適用した
第二の実施例の代表的3条件の構成金示す縦断面図、 第4図は第二の実施例の効果を示す実験結果、第5図A
、Bは結晶の長さ方向に均一な酸素濃度制御を実現した
第三の実施例についての2種類の実験結果、 第6図人、Bは第四の実施例の代表的2条件の構成を示
す縦断面図、 第7図人、Bは第五の実施例の代表的2条件の構成を示
す縦断面図、 第8図A、Bは第六の実施例の代表的2条件の構成金示
す縦断面図、 第9図は水平方向の磁界印加を含む従来技術の構成を示
す縦断面図。 第10図はカスブ磁界印加による従来の対流抑制技術の
構成を示す縦断面図。 第11図人、Bは融液量変化に対応してカスプ磁界印加
手段を上下動させる手段を備えた従来技術の構成を示す
縦断面図、である。 ・・・るつtf ・・融液 ・・・水平磁界のベクトル ・・・結晶 ・・・水平磁界印加手段 6・・・結晶の引上げ軸 7・・・結晶回転 8・・・るつぼの支持軸 9・・・るつぼ回転 10・・・対流 11・・・カスプ磁界のベクトル 比・・・上側コイルの励磁電流 13・・・下側コイルの励磁電流 14・・・上側のコイル 15・・・下側のコイル 16・・・融液の表面 17・・・コイル対の支持具 18・・・コイル対の上下方向 19・・・磁界の強さ方向ベクトル 20・・・るつぼの上下方向 Cフ 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 玉蟲久五部(外2名)1表面直突碓界
迂」 コイル中間イ立!かI:l融濱貰面までの距離Z(cm
)第一の実施堡)の9jJ票を示す実験結果第 21
!l r、5面直交倣界比」 コイル中間位置から融液表面までの距離Z(cm)第二
の寞絶例の9jJ県を示す実験結果第 4 図 O 0,2 0,40,6 固化率 0.8 結晶の長さ方向に均一ケ酸素濃度制御を実現し1こ第三
の実施例1二ついての2種類の実験結果第 図 iN Oつ 融液′!変化に対応してカスア伍。界印カロ手r全2上
下幼さ亡る手段ξ1菌えlこ従氷技(肘の鷹成と示す縦
断面図 第 図
件の構成を示す縦断面図、 第2図は第一の実施例の効果を示す実験結果。 第3図A、B、Cは結晶の成長後期に本発明を適用した
第二の実施例の代表的3条件の構成金示す縦断面図、 第4図は第二の実施例の効果を示す実験結果、第5図A
、Bは結晶の長さ方向に均一な酸素濃度制御を実現した
第三の実施例についての2種類の実験結果、 第6図人、Bは第四の実施例の代表的2条件の構成を示
す縦断面図、 第7図人、Bは第五の実施例の代表的2条件の構成を示
す縦断面図、 第8図A、Bは第六の実施例の代表的2条件の構成金示
す縦断面図、 第9図は水平方向の磁界印加を含む従来技術の構成を示
す縦断面図。 第10図はカスブ磁界印加による従来の対流抑制技術の
構成を示す縦断面図。 第11図人、Bは融液量変化に対応してカスプ磁界印加
手段を上下動させる手段を備えた従来技術の構成を示す
縦断面図、である。 ・・・るつtf ・・融液 ・・・水平磁界のベクトル ・・・結晶 ・・・水平磁界印加手段 6・・・結晶の引上げ軸 7・・・結晶回転 8・・・るつぼの支持軸 9・・・るつぼ回転 10・・・対流 11・・・カスプ磁界のベクトル 比・・・上側コイルの励磁電流 13・・・下側コイルの励磁電流 14・・・上側のコイル 15・・・下側のコイル 16・・・融液の表面 17・・・コイル対の支持具 18・・・コイル対の上下方向 19・・・磁界の強さ方向ベクトル 20・・・るつぼの上下方向 Cフ 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 玉蟲久五部(外2名)1表面直突碓界
迂」 コイル中間イ立!かI:l融濱貰面までの距離Z(cm
)第一の実施堡)の9jJ票を示す実験結果第 21
!l r、5面直交倣界比」 コイル中間位置から融液表面までの距離Z(cm)第二
の寞絶例の9jJ県を示す実験結果第 4 図 O 0,2 0,40,6 固化率 0.8 結晶の長さ方向に均一ケ酸素濃度制御を実現し1こ第三
の実施例1二ついての2種類の実験結果第 図 iN Oつ 融液′!変化に対応してカスア伍。界印カロ手r全2上
下幼さ亡る手段ξ1菌えlこ従氷技(肘の鷹成と示す縦
断面図 第 図
Claims (4)
- (1)溶融状態において電気伝導性を有する結晶材料の
融液からの結晶成長時における混入不純物濃度の制御方
法において、 電気伝導性を有する結晶材料の融液が収容された容器と
、 前記融液から結晶を成長させる手段と、 前記融液に対して場所によって異なる垂直成分と水平成
分とから成る磁界を印加する手段とを設け、 前記融液の表面に直交する磁界の成分と前記融液の前記
容器との接触界面に直交する磁界の成分の大きさの比を
変化させて混入不純物濃度の制御を行う ことを特徴とする混入不純物濃度の制御方法。 - (2)前記磁界を印加する手段は、逆方向の周回電流に
より励磁された上下対向配置のコイル対からなり、前記
融液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との接触
界面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させる手
段は、前記融液の表面と前記コイル対の間の相対位置関
係を変化させることからなることを特徴とする請求項1
記載の混入不純物濃度の制御方法。 - (3)前記磁界を印加する手段は、逆方向の周回電流に
より励磁された上下対向配置のコイル対からなり、前記
融液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との接触
界面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させる手
段は、コイルの間のアンペアターンの比を変化させるこ
とからなることを特徴とする請求項1記載の混入不純物
濃度の制御方法。 - (4)前記磁界を印加する手段は、逆方向の周回電流に
より励磁された上下対向配置のコイル対からなり、前記
融液の表面に直交する磁界の成分と融液の容器との接触
界面に直交する磁界の成分の大きさの比を変化させる手
段は、コイルの間の距離を変化させることからなること
を特徴とする請求項1記載の混入不純物濃度の制御方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20778688A JPH0255284A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 混入不純物濃度の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20778688A JPH0255284A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 混入不純物濃度の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255284A true JPH0255284A (ja) | 1990-02-23 |
Family
ID=16545481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20778688A Pending JPH0255284A (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 混入不純物濃度の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0255284A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5178720A (en) * | 1991-08-14 | 1993-01-12 | Memc Electronic Materials, Inc. | Method for controlling oxygen content of silicon crystals using a combination of cusp magnetic field and crystal and crucible rotation rates |
| JPH05208887A (ja) * | 1992-01-30 | 1993-08-20 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | Fz法シリコン単結晶棒の成長方法及び装置 |
| CN109811402A (zh) * | 2017-11-22 | 2019-05-28 | 上海新昇半导体科技有限公司 | 一种拉晶系统和拉晶方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61222984A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-03 | Toshiba Corp | 単結晶の製造装置 |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP20778688A patent/JPH0255284A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61222984A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-03 | Toshiba Corp | 単結晶の製造装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5178720A (en) * | 1991-08-14 | 1993-01-12 | Memc Electronic Materials, Inc. | Method for controlling oxygen content of silicon crystals using a combination of cusp magnetic field and crystal and crucible rotation rates |
| JPH05208887A (ja) * | 1992-01-30 | 1993-08-20 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | Fz法シリコン単結晶棒の成長方法及び装置 |
| CN109811402A (zh) * | 2017-11-22 | 2019-05-28 | 上海新昇半导体科技有限公司 | 一种拉晶系统和拉晶方法 |
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