JPH0255303B2 - - Google Patents
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- JPH0255303B2 JPH0255303B2 JP5985786A JP5985786A JPH0255303B2 JP H0255303 B2 JPH0255303 B2 JP H0255303B2 JP 5985786 A JP5985786 A JP 5985786A JP 5985786 A JP5985786 A JP 5985786A JP H0255303 B2 JPH0255303 B2 JP H0255303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- polyethylene
- layer
- sealing
- paper container
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/4279—Joints, seams, leakproof joints or corners, special connections between panels
- B65D5/4283—Connections formed by separate elements, e.g. clips, bands, straps
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/19—Sheets or webs edge spliced or joined
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31678—Of metal
- Y10T428/31681—Next to polyester, polyamide or polyimide [e.g., alkyd, glue, or nylon, etc.]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、板紙素材の端部どうしを重ね合わせ
て熱融着した部分の密封性を補強するために、こ
の部分にシールテープを施した紙容器に関する。
て熱融着した部分の密封性を補強するために、こ
の部分にシールテープを施した紙容器に関する。
(従来の技術)
ポリエチレンの被覆層を表裏両面に有する板紙
素材によつて構成された密封性紙容器は、牛乳、
ジユース、しよう油、酒等の容器として広く普及
している。これらの紙容器は製造工程からみて、
通常、2つに大別することができる。一方は巻取
状の板紙素材のシートから、紙容器1個分当りを
展開状態で打抜き、これを組立てるものであり、
他方は巻取状の板紙素材のシートを長尺状のまま
幅方向の両端を互いに重ね合わせてチユーブ状に
形成してから、これを幅方向に裁断して1個当り
の紙容器を組立てるものである。
素材によつて構成された密封性紙容器は、牛乳、
ジユース、しよう油、酒等の容器として広く普及
している。これらの紙容器は製造工程からみて、
通常、2つに大別することができる。一方は巻取
状の板紙素材のシートから、紙容器1個分当りを
展開状態で打抜き、これを組立てるものであり、
他方は巻取状の板紙素材のシートを長尺状のまま
幅方向の両端を互いに重ね合わせてチユーブ状に
形成してから、これを幅方向に裁断して1個当り
の紙容器を組立てるものである。
ところが、上記いずれの方法によつて造られた
紙容器であつても、重ね合わせ部分の板紙素材の
うち、容器内面側に位置する板紙素材の切断面が
内容液に浸されると、ベースとなつている紙層中
に内容液が浸透する結果、板紙素材の強度が異常
に弱くなり容器の変形や強度低下を引き起すこと
になる。こうした問題を解決するために、実開昭
51−71232号公報では両端を容器外面に於て合掌
型に重ね合わせた後に一方に倒して、外壁面と共
に熱融着した紙容器、実開昭51−49318号公報で
は板紙素材の端部に於て内面側ポリエチレン被覆
層を延長して紙層の断面を被覆するようにして外
面側ポリエチレン被覆層に熱融着した紙容器が提
案されている。
紙容器であつても、重ね合わせ部分の板紙素材の
うち、容器内面側に位置する板紙素材の切断面が
内容液に浸されると、ベースとなつている紙層中
に内容液が浸透する結果、板紙素材の強度が異常
に弱くなり容器の変形や強度低下を引き起すこと
になる。こうした問題を解決するために、実開昭
51−71232号公報では両端を容器外面に於て合掌
型に重ね合わせた後に一方に倒して、外壁面と共
に熱融着した紙容器、実開昭51−49318号公報で
は板紙素材の端部に於て内面側ポリエチレン被覆
層を延長して紙層の断面を被覆するようにして外
面側ポリエチレン被覆層に熱融着した紙容器が提
案されている。
一方、ポリエチレン製のストリツプをシールテ
ープとして使用し、重ね合わせ部分に容器内面側
から熱融着する方法、並びにその改良として特開
昭50−90487号公報に記載のように、ポリエチレ
ンより軟化温度の高い素材をベース層としてその
表裏をポリエチレンで被覆した三層構造のストリ
ツプを使用することが提案されている。
ープとして使用し、重ね合わせ部分に容器内面側
から熱融着する方法、並びにその改良として特開
昭50−90487号公報に記載のように、ポリエチレ
ンより軟化温度の高い素材をベース層としてその
表裏をポリエチレンで被覆した三層構造のストリ
ツプを使用することが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
既述の従来技術のうち、実開昭51−71232号公
報に記載の紙容器は、重ね合わせ部分が極端に厚
くなるので外観に不自然さが生じることとなり、
実開昭51−49318号公報に記載の紙容器は、長尺
の板紙素材のシートから打抜くという従来の製法
が適用できないため、製造効率が悪く量産化に適
しない。
報に記載の紙容器は、重ね合わせ部分が極端に厚
くなるので外観に不自然さが生じることとなり、
実開昭51−49318号公報に記載の紙容器は、長尺
の板紙素材のシートから打抜くという従来の製法
が適用できないため、製造効率が悪く量産化に適
しない。
一方、シールテープの用法に関しては、先ず、
板紙素材の重ね合わされるべき端部の一方に対し
て、シールテープの一側を熱融着し、殺菌液中に
浸し更に乾燥工程を経た後、端部どうしを重ね合
わせた状態でシールテープの残りの一側を熱融着
するのが普通であるが、ポリエチレン製のストリ
ツプは、乾燥工程で板紙素材の切断面の紙層内か
ら発生する水分の蒸発による蒸気の熱に侵され易
く、他方の端部に対する熱融着能力を失つてしま
うことがある。
板紙素材の重ね合わされるべき端部の一方に対し
て、シールテープの一側を熱融着し、殺菌液中に
浸し更に乾燥工程を経た後、端部どうしを重ね合
わせた状態でシールテープの残りの一側を熱融着
するのが普通であるが、ポリエチレン製のストリ
ツプは、乾燥工程で板紙素材の切断面の紙層内か
ら発生する水分の蒸発による蒸気の熱に侵され易
く、他方の端部に対する熱融着能力を失つてしま
うことがある。
更にこれを改良するための特公昭56−14544号
公報に記載の三層構造のストリツプを使用した紙
容器には、次のような2点の問題がある。紙容器
のストリツプ熱融着部分の断面を示す第5図に従
つて説明すれば、1つは三層構造のストリツプは
その幅方向の両端に於て、積層構造のまま内容物
に接触する点である。ポリエチレン32とベース
層33との間にはアンカーと呼ばれる接着剤が存
在するので、内容物はこの接着剤とも接触するこ
とになる。又、ベース層33がアルミニウム箔層
である場合には、酸度の強い果汁では長期の保存
によつてアルミニウムが溶出する虞れがある。も
う1点は、板紙素材の両端1A,1Bを熱融着す
る際の水蒸気の問題である。一旦チユーブ状に形
成してから紙容器を造る方法に於いては、ポリエ
チレン被覆層12を表裏両面に有する板紙素材1
は、その端部1Aと1Bとが重ね合わされて、熱
融着されチユーブ状になつている。この熱融着に
際しては、加熱された端部1A,1Bの両切断面
の紙層内から水蒸気が放出されるが、シールテー
プ30のポリエチレン32と板紙素材のポリエチ
レン被覆層12とが全面的に熱融着されるため
に、端部1Aから放出される水蒸気は逃げ場を奪
われることになる。このため、シールテープ30
とポリエチレン被覆層12との間に水蒸気が斑点
の袋状に閉じ込められることがあり、この場合に
はシールテープ30の機能は不安定となり、この
斑点が広がれば密封性は失われる。
公報に記載の三層構造のストリツプを使用した紙
容器には、次のような2点の問題がある。紙容器
のストリツプ熱融着部分の断面を示す第5図に従
つて説明すれば、1つは三層構造のストリツプは
その幅方向の両端に於て、積層構造のまま内容物
に接触する点である。ポリエチレン32とベース
層33との間にはアンカーと呼ばれる接着剤が存
在するので、内容物はこの接着剤とも接触するこ
とになる。又、ベース層33がアルミニウム箔層
である場合には、酸度の強い果汁では長期の保存
によつてアルミニウムが溶出する虞れがある。も
う1点は、板紙素材の両端1A,1Bを熱融着す
る際の水蒸気の問題である。一旦チユーブ状に形
成してから紙容器を造る方法に於いては、ポリエ
チレン被覆層12を表裏両面に有する板紙素材1
は、その端部1Aと1Bとが重ね合わされて、熱
融着されチユーブ状になつている。この熱融着に
際しては、加熱された端部1A,1Bの両切断面
の紙層内から水蒸気が放出されるが、シールテー
プ30のポリエチレン32と板紙素材のポリエチ
レン被覆層12とが全面的に熱融着されるため
に、端部1Aから放出される水蒸気は逃げ場を奪
われることになる。このため、シールテープ30
とポリエチレン被覆層12との間に水蒸気が斑点
の袋状に閉じ込められることがあり、この場合に
はシールテープ30の機能は不安定となり、この
斑点が広がれば密封性は失われる。
本発明はシールテープの密封機能が十分に発揮
されると共に、食品衛生上も問題を生じないよう
に構成した密封性紙容器を提供しようとするもの
である。
されると共に、食品衛生上も問題を生じないよう
に構成した密封性紙容器を提供しようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、板紙素材の端部どうしを重ね合わせ
た部分に接着するシールテープとして、ポリエチ
レンベースの片面に幅方向の両側を残すように幅
狭の非熱融着層を帯状に設けて構成したシールテ
ープを使用し、紙容器の端部どうしの重ね合わせ
部分に対して、容器の内面側から、このテープの
非熱融着層を設けた面を密着面として非熱融着層
の両側に露出したポリエチレンを熱融着したこと
を特徴とする。
た部分に接着するシールテープとして、ポリエチ
レンベースの片面に幅方向の両側を残すように幅
狭の非熱融着層を帯状に設けて構成したシールテ
ープを使用し、紙容器の端部どうしの重ね合わせ
部分に対して、容器の内面側から、このテープの
非熱融着層を設けた面を密着面として非熱融着層
の両側に露出したポリエチレンを熱融着したこと
を特徴とする。
シールテープのベースはポリエチレンとする
が、これは板紙素材の表裏面の被覆層がポリエチ
レンであるので、この被覆層に熱融着させる都合
上選択されたものである。一方、非熱融着層は、
加熱された板紙素材に対してシールテープが熱融
着される際にも、シールテープの中央部分だけは
帯状に融着を妨げるものである。従つて、非熱融
着層の材質はポリエチレンよりも融点が高いプラ
スチツクやアルミニウム箔が使用される。プラス
チツクとしてはポリエチレンテレフタレート、ポ
リアミドが好適であり、単独で非熱融着層を構成
するのが普通であるが、プラスチツクどうし或い
はアルミニウム箔を積層して多層構造としても良
い。これらの各層間及びポリエチレンベースとの
間は、必要に応じてアンカーを使用して接着す
る。又、非熱融着層の表面上にシリコン樹脂等離
型剤を塗布しても良い。
が、これは板紙素材の表裏面の被覆層がポリエチ
レンであるので、この被覆層に熱融着させる都合
上選択されたものである。一方、非熱融着層は、
加熱された板紙素材に対してシールテープが熱融
着される際にも、シールテープの中央部分だけは
帯状に融着を妨げるものである。従つて、非熱融
着層の材質はポリエチレンよりも融点が高いプラ
スチツクやアルミニウム箔が使用される。プラス
チツクとしてはポリエチレンテレフタレート、ポ
リアミドが好適であり、単独で非熱融着層を構成
するのが普通であるが、プラスチツクどうし或い
はアルミニウム箔を積層して多層構造としても良
い。これらの各層間及びポリエチレンベースとの
間は、必要に応じてアンカーを使用して接着す
る。又、非熱融着層の表面上にシリコン樹脂等離
型剤を塗布しても良い。
以上の如く構成されたシールテープは、第1図
に熱融着された要部断面を示すように、非熱融着
層6の側を密着面として、板紙素材1の端部どう
し1A,1Bの重ね合わせ個所に対して熱融着さ
れる。このとき、シールテープ2のうち非熱融着
層6が設けられている中央部分を除いて、シール
テープ2のポリエチレンベース5と板紙素材1の
ポリエチレン被覆層12とが熱融着される。この
ようにして、重ね合わせの段差となつている部
分、つまり、容器内面側に位置する端部1Aの切
断面を中心にして非熱融着層6が覆い、その両側
でポリエチレンベース5がポリエチレン被覆層1
2に熱融着される。板紙素材1は組立てられ、所
要個所どうしを熱融着されて密封性紙容器が形成
されるが、本発明に係る紙容器は、少なくとも最
も密封性が損われ易い重ね合わせの個所を補強し
ていることになる。
に熱融着された要部断面を示すように、非熱融着
層6の側を密着面として、板紙素材1の端部どう
し1A,1Bの重ね合わせ個所に対して熱融着さ
れる。このとき、シールテープ2のうち非熱融着
層6が設けられている中央部分を除いて、シール
テープ2のポリエチレンベース5と板紙素材1の
ポリエチレン被覆層12とが熱融着される。この
ようにして、重ね合わせの段差となつている部
分、つまり、容器内面側に位置する端部1Aの切
断面を中心にして非熱融着層6が覆い、その両側
でポリエチレンベース5がポリエチレン被覆層1
2に熱融着される。板紙素材1は組立てられ、所
要個所どうしを熱融着されて密封性紙容器が形成
されるが、本発明に係る紙容器は、少なくとも最
も密封性が損われ易い重ね合わせの個所を補強し
ていることになる。
(作用)
以下に、本発明の作用を第1図を参照して説明
する。
する。
本発明に於て、紙容器の板紙素材1の端部どう
し1A,1Bの重ね合わせ個所にはシールテープ
2が施される。このシールテープ2は幅方向両側
に露出するポリエチレンベース5によつて、重ね
合わせ個所の板紙素材1の端部1A,1Bのそれ
ぞれに片側ずつを熱融着される。シールテープ2
が熱融着されると、シールテープの機能として当
然に端部の切断面が内容液に浸されるのを防止す
る。加えて、内容液に接するのはポリエチレンベ
ース5のみであつて、このポリエチレンベース5
と非熱融着層6との積層断面が内容液に接するこ
とはならないから、ポリエチレンベース5と非熱
融着層6との積層に際してアンカーを使用して
も、食品衛生上の問題は発生しない。
し1A,1Bの重ね合わせ個所にはシールテープ
2が施される。このシールテープ2は幅方向両側
に露出するポリエチレンベース5によつて、重ね
合わせ個所の板紙素材1の端部1A,1Bのそれ
ぞれに片側ずつを熱融着される。シールテープ2
が熱融着されると、シールテープの機能として当
然に端部の切断面が内容液に浸されるのを防止す
る。加えて、内容液に接するのはポリエチレンベ
ース5のみであつて、このポリエチレンベース5
と非熱融着層6との積層断面が内容液に接するこ
とはならないから、ポリエチレンベース5と非熱
融着層6との積層に際してアンカーを使用して
も、食品衛生上の問題は発生しない。
一方、アルミニウム箔、ポリエチレンテレフタ
レート等により構成した非熱融着層6は、それ自
体として板紙素材1のポリエチレン被覆層12に
熱融着されることがない。その結果、重ね合わせ
た個所に、板紙素材1の厚さに応じた空〓3が確
実に造られることとなる。この空〓3はシールテ
ープ2の全長に亘つて造られるが、紙容器の密封
性そのものは、ポリエチレンベース5と非熱融着
層6とによつて維持されるので、空〓3が密封性
を損う原因となることはない。板紙素材1の端部
1A,1Bが重ね合わされる段階は内容物の充填
前であるから、紙容器の頂部側と底部側の少なく
とも一方は、当然に未だ折込まれることなく開放
されているので、シールテープ2の熱融着により
造られる空〓3も、同様に外気に連通している。
従つて、熱融着に伴ない加熱された容器内側の端
部1Aの切断面の紙層から放出された水蒸気は、
この空〓3を通つて外気中に放出されることにな
る。しかも、密着状態にある非熱融着層6とポリ
エチレン被覆層12との間は融着されていないの
で、多量の水蒸気発生に対応して両者が離れ、空
〓を大きくすることもある。
レート等により構成した非熱融着層6は、それ自
体として板紙素材1のポリエチレン被覆層12に
熱融着されることがない。その結果、重ね合わせ
た個所に、板紙素材1の厚さに応じた空〓3が確
実に造られることとなる。この空〓3はシールテ
ープ2の全長に亘つて造られるが、紙容器の密封
性そのものは、ポリエチレンベース5と非熱融着
層6とによつて維持されるので、空〓3が密封性
を損う原因となることはない。板紙素材1の端部
1A,1Bが重ね合わされる段階は内容物の充填
前であるから、紙容器の頂部側と底部側の少なく
とも一方は、当然に未だ折込まれることなく開放
されているので、シールテープ2の熱融着により
造られる空〓3も、同様に外気に連通している。
従つて、熱融着に伴ない加熱された容器内側の端
部1Aの切断面の紙層から放出された水蒸気は、
この空〓3を通つて外気中に放出されることにな
る。しかも、密着状態にある非熱融着層6とポリ
エチレン被覆層12との間は融着されていないの
で、多量の水蒸気発生に対応して両者が離れ、空
〓を大きくすることもある。
この空〓3の果たす役割は、両端部の熱融着に
先立つて殺菌工程で過酸化水素水等の殺菌液中に
板紙素材を浸す製法の場合に極めて明瞭となり、
殺菌工程で紙層中に浸透した殺菌液が端部1Aの
加熱により一気に吹き出す現象に対しても、外気
に連通する空〓3は、その水蒸気をシールテープ
2と板紙素材1との間に閉じ込めることなく、直
ちに大気中に放散させることができる。
先立つて殺菌工程で過酸化水素水等の殺菌液中に
板紙素材を浸す製法の場合に極めて明瞭となり、
殺菌工程で紙層中に浸透した殺菌液が端部1Aの
加熱により一気に吹き出す現象に対しても、外気
に連通する空〓3は、その水蒸気をシールテープ
2と板紙素材1との間に閉じ込めることなく、直
ちに大気中に放散させることができる。
(実施例)
以下に、図面に基いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第2図は、本発明に係る紙容器の内容物充填前
に於ける状態を模式的に示した斜視図であり、板
紙素材1の重ね合わせ部分の端部1A,1Bに対
して、シールテープ2が熱融着されている。又、
板紙素材1には、予め折り目8が施されている。
紙容器はシールテープを熱融着した後、先ず底部
を折り目8に従つて折込み熱融着し、次いで内容
物を充填し、最後に底部と同様にして頂部の折込
みと熱融着をして完成される。
に於ける状態を模式的に示した斜視図であり、板
紙素材1の重ね合わせ部分の端部1A,1Bに対
して、シールテープ2が熱融着されている。又、
板紙素材1には、予め折り目8が施されている。
紙容器はシールテープを熱融着した後、先ず底部
を折り目8に従つて折込み熱融着し、次いで内容
物を充填し、最後に底部と同様にして頂部の折込
みと熱融着をして完成される。
第1図は重ね合わせ部分の拡大断面図である。
板紙素材1は表裏いずれの面も、ポリエチレン被
覆層12を有する。紙容器の用途によつては、ア
ルミニウム箔、ポリエチレンテレフタレート等の
バリアー層を下層としても良いが、いずれにせよ
最外層はポリエチレン被覆層12である。シール
テープ2はポリエチレンベース5の上に非熱融着
層としてアルミニウム箔層6が設けられて構成さ
れているが、このアルミニウム箔層6はポリエチ
レンベース5の幅方向の両側を残すように、幅狭
に設けられている。
板紙素材1は表裏いずれの面も、ポリエチレン被
覆層12を有する。紙容器の用途によつては、ア
ルミニウム箔、ポリエチレンテレフタレート等の
バリアー層を下層としても良いが、いずれにせよ
最外層はポリエチレン被覆層12である。シール
テープ2はポリエチレンベース5の上に非熱融着
層としてアルミニウム箔層6が設けられて構成さ
れているが、このアルミニウム箔層6はポリエチ
レンベース5の幅方向の両側を残すように、幅狭
に設けられている。
熱融着は、板紙素材の端部1A,1B間及びシ
ールテープ2と端部1Aとの間、シールテープ2
と端部1Bとの間で起り、いずれもポリエチレン
どうしの熱融着である。これに対して、アルミニ
ウム箔層6とポリエチレン被覆層12との間は、
密着はしても熱融着することはない。端部1Aの
厚さによつて生まれた空〓3は、外気に通じてい
るので端部1Aの紙層の断面から放出される蒸気
を外気中に放出することができる。又、蒸気圧に
よつて空〓の断面積は適宜広がることができるた
め、蒸気量が多い場合にも蒸気は確実に排出さ
れ、シールテープ2と端部1A,1Bとのポリエ
チレンどうしの接着個所に対して蒸気が悪影響を
与えることはない。
ールテープ2と端部1Aとの間、シールテープ2
と端部1Bとの間で起り、いずれもポリエチレン
どうしの熱融着である。これに対して、アルミニ
ウム箔層6とポリエチレン被覆層12との間は、
密着はしても熱融着することはない。端部1Aの
厚さによつて生まれた空〓3は、外気に通じてい
るので端部1Aの紙層の断面から放出される蒸気
を外気中に放出することができる。又、蒸気圧に
よつて空〓の断面積は適宜広がることができるた
め、蒸気量が多い場合にも蒸気は確実に排出さ
れ、シールテープ2と端部1A,1Bとのポリエ
チレンどうしの接着個所に対して蒸気が悪影響を
与えることはない。
第3図及び第4図は本発明で使用するシールテ
ープの実施例を示す斜視図である。第3図に示す
シールテープ2はポリエチレンベース5の上に非
熱融着層6を貼合せ又は蒸着によつて設けたもの
であり、第4図に示すシールテープ2は、ポリエ
チレンベース5を熱溶融しながら非熱融着層6を
重ね合わせてプレス加工したものである。ポリエ
チレンベース5はシール作業上の取扱い易さから
ある程度の強度が望まれるので、60〜120μ、更
には80〜100μ程度の厚さがあることが好ましい。
一方、非熱融着層6はポリエチレンベース5より
も薄く構成するのが良く、アルミニウム箔であれ
ば5〜12μ程度が好ましい。
ープの実施例を示す斜視図である。第3図に示す
シールテープ2はポリエチレンベース5の上に非
熱融着層6を貼合せ又は蒸着によつて設けたもの
であり、第4図に示すシールテープ2は、ポリエ
チレンベース5を熱溶融しながら非熱融着層6を
重ね合わせてプレス加工したものである。ポリエ
チレンベース5はシール作業上の取扱い易さから
ある程度の強度が望まれるので、60〜120μ、更
には80〜100μ程度の厚さがあることが好ましい。
一方、非熱融着層6はポリエチレンベース5より
も薄く構成するのが良く、アルミニウム箔であれ
ば5〜12μ程度が好ましい。
これらのシールテープ2の使用法は、紙容器の
製造方法によつて異なる。第1図を参照して説明
すれば、板紙素材1の端部1A,1Bを重ね合わ
せた状態でシールテープ2を熱融着する場合と、
先ず、端部1Aに対してシールテープ2の1側を
熱融着し、別の工程で端部1A,1B間及び端部
1Bとシールテープ2の残りの1側との間を熱融
着する場合とがある。
製造方法によつて異なる。第1図を参照して説明
すれば、板紙素材1の端部1A,1Bを重ね合わ
せた状態でシールテープ2を熱融着する場合と、
先ず、端部1Aに対してシールテープ2の1側を
熱融着し、別の工程で端部1A,1B間及び端部
1Bとシールテープ2の残りの1側との間を熱融
着する場合とがある。
(発明の効果)
本発明によつて達成される効果は次の通りであ
る。
る。
(イ) 板紙素材の端部どうしの熱融着及びこの部分
へのシールテープの熱融着に際し、端部から発
生する水蒸気を閉じこめることなく、外気中に
放散させることができるので、確実に熱融着す
ることができる。
へのシールテープの熱融着に際し、端部から発
生する水蒸気を閉じこめることなく、外気中に
放散させることができるので、確実に熱融着す
ることができる。
(ロ) シールテープの構造上、テープの積層断面が
内容物に接することがないので、アンカーなど
が内容物へ溶出する虞れがなく、食品衛生上安
全である。
内容物に接することがないので、アンカーなど
が内容物へ溶出する虞れがなく、食品衛生上安
全である。
(ハ) シールテープは二層構造であるので、従来の
三層構造に比べて製造が簡単で品質が安定して
いる。
三層構造に比べて製造が簡単で品質が安定して
いる。
第1図は実施例に係る紙容器の端部重ね合わせ
部分の拡大断面図、第2図は実施例に係る紙容器
の内容物充填前の斜視図、第3図、第4図はいず
れも本発明で使用するシールテープの実施例の斜
視図、第5図は、従来例に係る紙容器の端部重ね
合わせ部分の拡大断面図である。 1……板紙素材、2……シールテープ、3……
空〓、5……ポリエチレンベース、6……非熱融
着層、12……ポリエチレン被覆層、1A,1B
……端部。
部分の拡大断面図、第2図は実施例に係る紙容器
の内容物充填前の斜視図、第3図、第4図はいず
れも本発明で使用するシールテープの実施例の斜
視図、第5図は、従来例に係る紙容器の端部重ね
合わせ部分の拡大断面図である。 1……板紙素材、2……シールテープ、3……
空〓、5……ポリエチレンベース、6……非熱融
着層、12……ポリエチレン被覆層、1A,1B
……端部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリエチレン被覆層を表裏両面に有する板紙
素材によつて形成されており、板紙素材の重ね合
わされた端部が相互のポリエチレン被覆層により
熱融着された密封性紙容器に於て、ポリエチレン
ベースの片面全長に幅方向の両側を残して幅狭の
非熱融着層を設けて成るシールテープが前記非熱
融着層の側を密着面として、上記重ね合わせ部分
の容器内面側に対して熱融着されていることを特
徴とする密封性紙容器。 2 非熱融着層がアルミニウム箔層である特許請
求の範囲第1項に記載の密封性紙容器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61059857A JPS62220439A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 密封性紙容器 |
| US07/026,627 US4720039A (en) | 1986-03-18 | 1987-03-17 | Paperboard container |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61059857A JPS62220439A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 密封性紙容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62220439A JPS62220439A (ja) | 1987-09-28 |
| JPH0255303B2 true JPH0255303B2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=13125268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61059857A Granted JPS62220439A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 密封性紙容器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4720039A (ja) |
| JP (1) | JPS62220439A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5133460A (en) * | 1990-03-05 | 1992-07-28 | Shuert Lyle H | Bulk container |
| DE3838600C2 (de) * | 1988-11-15 | 2001-05-31 | Hoerauf Michael Maschf | Behälter |
| US5322724A (en) * | 1991-01-14 | 1994-06-21 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Laminate of heat sealable polyolefin and cured polyolefin sheeting |
| JP3394596B2 (ja) * | 1994-05-23 | 2003-04-07 | 日本テトラパック株式会社 | 包装容器 |
| SE509440C2 (sv) * | 1997-05-14 | 1999-01-25 | Tetra Laval Holdings & Finance | Sätt att framställa ett tryckfärgsdekorerat förpackningmaterial, speciellt för aseptiska förpackningar, samt förpackningsbehållare därav |
| ES1046308Y (es) * | 2000-05-24 | 2001-06-01 | Goitiandia Emilio Ramon | Bandeja para gatos. |
| US8002170B2 (en) * | 2008-07-25 | 2011-08-23 | Sonoco Development, Inc. | Dual-ovenable container formed of a paper-based laminate |
| US8152902B2 (en) * | 2009-09-30 | 2012-04-10 | Cellresin Technologies, Llc | Packaging material such as film, fiber, woven and nonwoven fabric with adsorbancy |
| CA2744780C (en) | 2011-06-23 | 2014-01-14 | Willard E. Wood | A material and method for absorbing unwanted or target substances from a gas or vapor phase |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB951341A (en) * | 1961-09-15 | 1964-03-04 | Metal Box Co Ltd | Improvements in or relating to containers |
| US3162347A (en) * | 1961-12-01 | 1964-12-22 | American Can Co | Fluid-tight container body |
| US3157336A (en) * | 1961-12-13 | 1964-11-17 | American Can Co | Method of making a fluid-tight container body and product thereof |
| US3159515A (en) * | 1962-03-19 | 1964-12-01 | Sonoco Products Co | Method and apparatus for making composite oil containers of spirally wound strips |
| US3274905A (en) * | 1965-06-04 | 1966-09-27 | Aluminum Co Of America | Method of making a composite container |
| SE388179B (sv) * | 1973-12-05 | 1976-09-27 | Ziristor Ab | Sterilforpackning |
| JPS58112944A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-05 | 本州製紙株式会社 | 紙製液体容器用積層部材 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP61059857A patent/JPS62220439A/ja active Granted
-
1987
- 1987-03-17 US US07/026,627 patent/US4720039A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4720039A (en) | 1988-01-19 |
| JPS62220439A (ja) | 1987-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |