JPH0255830B2 - - Google Patents
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- JPH0255830B2 JPH0255830B2 JP62323337A JP32333787A JPH0255830B2 JP H0255830 B2 JPH0255830 B2 JP H0255830B2 JP 62323337 A JP62323337 A JP 62323337A JP 32333787 A JP32333787 A JP 32333787A JP H0255830 B2 JPH0255830 B2 JP H0255830B2
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Description
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、第1通路から第2通路へ通路方向を
方向変換する屈曲通路を有し、屈曲通路には方向
変換ベルトが設けられてなる硬貨処理機の屈曲通
路装置に関する。 (従来の技術) 硬貨処理機、例えば硬貨計数機、硬貨分類機、
あるいは硬貨入金機、硬貨入出金機等(これらを
総称して硬貨処理機と呼ぶ)においては、硬貨を
1枚ずつ搬送する硬貨通路が設けられる。この硬
貨通路は通常は直線状の通路とされ、この通路上
でその機械にあつた処理(例えば硬貨の計数、硬
貨の分類等)が行なわれる。ところが機械の設置
スペースを少なくする関係上、機械の小型化が要
望され、硬貨通路を直線状にとると機械の小型化
ができない。そこで最近硬貨通路を互いに略直角
方向に交差する第1および第2通路と、両通路を
結ぶ屈曲通路とで構成し、硬貨通路長さを短かく
するように工夫されている。 (発明が解決しようとする問題点) ところがこの硬貨通路上に設けられる硬貨移送
ベルトについて、第1通路には直線状の第1ベル
トが設けられ、第2通路には直線状の第2ベルト
が設けられ、第1ベルトの終端域と第2ベルトの
始端域をできるだけ接近させることにより、第1
ベルト、第2ベルトの途切れを少なくし、硬貨の
第1ベルトから第2ベルトへのスムーズな受渡し
が行なわれるように考慮されている。 しかるに屈曲通路で硬貨の方向変換をしながら
両ベルト間での硬貨の受渡しを行なうためスムー
ズな受渡しができず、硬貨が停滞しがちであり、
硬貨詰まりを生じさせる。また硬貨の移送速度を
あげると、硬貨の停滞および硬貨詰まりがより頻
繁に起こる。 本発明はこれに鑑み、上記従来技術の問題点を
解決することを目的としてなされたもので、第1
通路から第2通路へ曲進する硬貨の移送をスムー
ズに行なうことができる硬貨処理機の屈曲通路装
置を提供するものである。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、第1通路
から第2通路へ通路方向を方向変換する屈曲通路
を有し、屈曲通路には方向変換ベルトが設けられ
てなる硬貨処理機において、この方向変換ベルト
は、始端が第1通路側、終端が第2通路側のプー
リーに巻回されて下側ベルト部分下面部位が硬貨
を押圧搬送し得る丸ベルトからなり、前記屈曲通
路には、略垂直なプーリー軸に支持されて方向変
換ベルトの上側ベルト部分が掛けられる上側プー
リーおよび方向変換ベルトの下側ベルト部分が掛
けられる方向変換プーリーを有し、前記方向変換
プーリーは、方向変換ベルトの下側ベルト部分に
おける上面部位の上方への浮き上がりを規制する
鍔部と下側ベルト部分の内側面を保持する保持部
とを有し、この保持部の上下方向の幅は、前記方
向変換プーリーの下面に対して方向変換ベルトの
下側ベルト部分下面部位が下方へ突出すべく方向
変換ベルトの径寸法より小なる寸法としたことを
特徴とするものである。 (作用) 上記の構成により、第1通路と第2通路との方
向変換ベルトが屈曲部において一連となつている
ので、硬貨は第1通路から第2通路へスムーズに
方向変換されて送られる。 (実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説
明する。 第1図Aには本発明による硬貨分類機の一実施
例の平面が、第1図Bには同斜視図が、第2図に
は第1図Aの−線における断面が、さらに第
3図には第1図Aの−線視の側面が、そして
第4図、第5図には第1図、第2図、第3図の主
要部分の斜視図がそれぞれ示されている。 第1図A,Bにおいて、台板1には回転円盤2
が軸2aにより回転自在に支持されており、この
回転円盤2の外周部には周壁3が設けられ、この
周壁3のうち回転円盤2上におかれる部分3a,
3bの下面は回転円盤2の上面に近接してその間
に硬貨が進入しないようになつている。 前記台板1上には、上面が前記回転円盤2の上
面と同一平面をなす底板4が固定されており、こ
の底板4には、硬貨の材質を検出して偽貨を判別
する材質選別センサ挿入孔4aと、偽貨を排除す
るための偽貨排除用切欠部4bと、硬貨選別溝孔
51,52…55とがそれぞれ形成されている。 上記材質選別センサ挿入孔4aおよび偽貨排除
用切欠部4bを間にして硬貨通路壁部材6,7が
対設され、この間に硬貨停止通路Aを形成してい
る。 一方の通路壁部材6の入口端にはローラ6aが
あつて、前記回転円盤2の周縁上に位置し、他方
の通路壁部材7の入口端は回転円盤2の周縁の接
線方向に沿うように配置されている。 また前記一方の通路壁部材6には硬貨阻止部材
8,9の退逃用切欠6b,6bが形成されてい
る。 前記偽貨排除用切欠部4bには、底板4の上面
と同一平面をなし得る開閉底板10が設けられて
いる。なお前記切欠部4bの通路Aの硬貨送り方
向始端部分は後述する投光器19の光線通過用の
スリツトに兼用されており、そのスリツト部分か
ら硬貨が排除されることを防ぐために底板4には
突起部4cが形成され、開閉底板10の上面への
硬貨の橋渡しの役目をする。この開閉底板10
は、その一端に軸11が固定され、この軸11が
台板1の端部に固定されたブラケツト12に挿通
されて旋回動可能に支持されている。前記軸11
には第2図および第6図示のようにL形状のレバ
ー13の中間部が固定されており、このレバー1
3の一端にはソレノイドSL1のプランジヤがピン
により連結され、同他端には復帰用のバネ14の
一端が結合され、常時は開閉底板10を第2図の
ように通路壁部材6の下面に当る位置に保ち、そ
の上面が底板4の上面と同一平面上におかれるよ
うになつている。 上記開閉底板10の自由端には、硬貨阻止部材
8,9への干渉を避けるための切欠部10a,1
0bが形成されている。 前記硬貨阻止部材8,9は、第2図および第4
図示のように前記偽貨排除用切欠部4bの前後部
位置にそれぞれ独立して揺動自在に設けられるも
ので、硬貨の進行方向に平行な共通の軸15(台
板1の下面に固定)により中間部が軸方向にはそ
の移動が規制されかつ回転方向には揺動自在に支
持され、その上端は前記底板4の上面から突出
し、下端はソレノイドSL2,SL3の各プランジヤ
に連結片を介してそれぞれ連結されている。そし
てこのソレノイドSL2,SL3が非励磁のときはこ
れに内蔵されているバネにより実線図示のように
通路壁部材6の切欠部6a,6bに嵌入退避して
硬貨の通過を妨げず、励磁されたときには鎖線図
示のように硬貨の通路上に突出して硬貨の進行を
阻止するようになつている。さらに上記ソレノイ
ドSL2,SL3は、偽貨検出時には双方のソレノイ
ドSL2,SL3が共に励磁され、所定枚数の計数を
完了したときはソレノイドSL2のみが励磁される
ようになつている。 偽貨をその材質から判別する材質判別手段とし
ての材質センサ16は、偽貨排除用切欠部4bの
上流近傍にあつて、その上面は底板4の上面と同
一乃至は僅か低い位置に設けられている。 また上記材質センサ16と偽貨排除用切欠部4
bとの間には硬貨の径を判別する径判別手段とし
てのイメージセンサ17,17′が底板4の上面
との間に所要の間〓をもつて臨むよう機枠18の
下面に固定されいる。 上記底板4の下側には投光器19が設置され、
前記切欠部4bの始端部分すなわちスリツト部分
を通じて前記イメージセンサ17,17′に照明
が与えられるようになつている。 また硬貨停止用通路Aの入口部分には、硬貨が
2枚重ねで該通路Aに進入しないようにする厚み
規制部材18aが回転円盤2の上面との間に所定
の間〓をおいて設けられ、この厚み規制部材18
aは第8図示のように機枠18と一体に形成され
ている。 上記硬貨停止用通路Aの上面には、回転円盤2
に臨む入口部分から前記偽貨排除用切欠部4bの
後流端にわたる範囲に導入ベルト20が設けられ
ている。 この導入ベルト20のプーリー21,22は、
前記通路壁部材7の上面に取付けられたブラケツ
ト23に軸24により枢支されて第3図鎖線図示
のように回動可能(回転盤2上および通路A上の
硬貨の取出しまたはそれらの部分の清掃のため)
とされた機枠18にL形をなすアーム25,26
を介して軸支されている。このアーム25,26
は、屈曲部において機枠18に支軸25a,26
aで各々枢支され、水平方向に延びる先端部に前
記プーリー21,22が軸支されており、常時は
バネ27,28により下降習性が与えられ、位置
調整用として機枠18に取付けられる調整ねじ2
5b,26bに当接されてプーリー21,22が
硬貨停止通路Aの上面に対し所定の高さ位置(硬
貨の上面にベルトが所定の圧接力をもつて当接
し、硬貨を送動し得る高さ位置)に設定されるよ
うになつている。 前記底板4の上面には開閉板29が支軸兼プー
リー駆動軸30を中心に開閉自在に設けられ、こ
の開閉板29の自由端の上面にはプーリー31,
32を支持するためのブラケツト33が固定さ
れ、このブラケツト33に支持部材34が軸35
により枢支されている。この支持部材34は、図
示しないバネにより第1図Aにおいて紙面に対し
裏側方向へ付勢されており、支持部材34に取付
けられて高さ位置を調整する調整ねじ34bをブ
ラケツト33に当接させることによりその下降位
置が規制されている。この支持部材34の第1図
Aにおいて右端には、プーリー36が前記導入ベ
ルト20の後流側のプーリー22に近接して軸支
されている。 また支持部材34の前端に位置し、支持部材3
4とは独立して軸15を中心に揺動可能とされる
支持体37が設けられている。この支持部材37
は第1図Bのようにその前端に軸支持部材37a
が固定され、この軸支持部材37aと支持部材3
7の後端部に軸35が挿通される。この支持部材
37は図示しないバネで底板4に向つて付勢され
ており、支持体37に取付けられる調整ねじ(図
示せず)を底板4の上面に当接させることにより
その下降位置が規制される。前記支持体37およ
び軸支部材37aには垂直なプーリー軸38が支
持され、このプーリー軸38に上下のプーリー3
1,32が水平姿勢に支承されていて、前記導入
ベルト20に続く断面丸形の搬送ベルト39が掛
けられ、進路を直角に変換して硬貨分類通路Bへ
硬貨を送るようになつている。 そのため、プーリー32は搬送ベルト39の上
方への浮き上がりを規制する上側のつば部32a
と搬送ベルト39の内側面を保持する保持部32
bとを備え、下側にはつば部を備えない形状と
し、また保持部32bの上下方向の幅は搬送ベル
ト39の径寸法より小なる寸法とされ、プーリー
32の下面に対し搬送ベルト39の下面が下方へ
突出するようになされている。 なお搬送ベルト39の始端側は前述のプーリー
36,36にかけられている。 前記通路壁部材7の末端は、前記搬送ベルト3
9の曲りに沿つて硬貨を誘導する曲凹側面40を
有している。 一方、前記底面4には、選別溝孔51,52…が
小径用のものから大径用のものの順に配設されて
おり、この選別溝孔51,52…の上部には直線状
に断面丸形の移送ベルト41,41が配設されて
いる。 この移送ベルト41,41の一方のプーリー4
2は、前記開閉板29を軸支するプーリー駆動軸
30の軸端に設けられ、他方のプーリー43は前
記搬送ベルト39の後流側のプーリー44と一体
形成されてそのプーリー軸(図示せず)上に設け
られている。 なお、第1図A,Bにおいて45は選別溝孔5
1,52…の上部であつてベルトの浮上りを防ぎ、
水平方向へのベルトの移動に対してはガイドする
ガイドローラ、46は選別溝孔51,52…の中間
位置にあつてベルトの浮上りおよび水平方向への
ベルトの移動を防ぐプーリーであり、前述のプー
リー43、ガイドローラ45,45…45、プー
リー46,46…46はその各々の回転軸が開閉
板29の上面で支持されており、対応して設けら
れるバネで開閉板29に向けて付勢され、またそ
の下降位置は回転軸側に各々設けられる調整ねじ
を開閉板29の上面に当接させることにより規制
される。そのためプーリー43、ガイドローラ4
5,45…、プーリー46,46…46はその下
面に硬貨が送り込まれたとき各々独立して上下動
可能となる。なおこの開閉板29は第1図Bの右
端後部位置にストツパーねじ29aが固定されて
おり、そのネジ29aの下端は底板4の上面に当
接し、プーリー駆動軸3およびストツパーネジ2
9aでもつて底板4との平行度が保たれる。なお
この開閉板29の上方への浮き上がりを防ぐため
に操作ハンドル(図示せず)で施解錠することが
できるロツク機構(図示せず)が設けられてい
る。 このような構成故、操作ハンドルを操作してロ
ツク機構を解除すると、開閉板29は前記軸30
を中心に上方へ開放でき、その開閉板29の開放
時にプーリー43、ガイドローラ45,45…、
プーリー46,46…、ベルト41,41が共に
上方へ移動され、硬貨通路面の清掃時に邪魔にな
らぬようになつている。また47は硬貨を選別溝
孔51,52…上の正規の位置に送られるよう硬貨
を誘導位置させる位置決めローラ、48,48…
は各選別溝孔51,52…に対応して側部に設けら
れ、硬貨の一側位置を規制して選別溝孔51,52
…に対し硬貨の通過軌道を定める同径、同形状の
基準ローラである。したがつてこれらの基準ロー
ラ48,48…は、ベルト41,41と平行にな
るように配置される。それに対して位置決めロー
ラ47は、その周面が第1図Aにおいて基準ロー
ラ48,48…48の接線より手前側に位置さ
れ、通路壁部材7の曲凹側面40はローラ47の
周面よりさらに手前側に位置される。 それ故、搬送ベルト39下の硬貨は、曲凹側面
40に当接して誘導され、同ベルト39下で徐々
に移送方向を変えながらプーリー43,44下に
送り込まれ、その時点で位置決めローラ47の周
面に当接して位置が定められ、ベルト41,41
と平行に移動され、その移動途中で突出する基準
ローラ48に当接する。一方ベルト41,41
は、この基準ローラ48の近傍ではガイドローラ
45により水平方向に移動可能にガイドされ、ま
たその前後ではプーリー43,46で水平方向の
移動が規制されているため、硬貨とベルト41,
41間にすべりは生じす、基準ローラ48の周面
との接触による硬貨の進路変更は、ベルト41,
41のプーリー43,46間部位に水平方向のた
わみを生じさせる。そのたわみによるベルト4
1,41の復元力は逆に硬貨のローラ48に対す
る押圧力として働き、硬貨は基準ローラ48の周
面にそつて移動される。その後、基準ローラ48
の周面の最突出点(第1図Aにおけるガイドロー
ラ45の設けられる部位)に硬貨が至ると、その
硬貨は選別溝孔51上に位置される。この選別溝
孔51に対応する金種硬貨であると、基準ローラ
48の周面の最突出点と選別溝孔51の対向縁部
の寸法がその金種硬貨の径寸法よりやや大とされ
ているため、硬貨縁部のうち基準ローラ48に対
して反対側の硬貨縁部が底板4から外れ、ガイド
ローラ45の押圧力を介してベルト41,41で
もつてその硬貨は急激に選別溝孔51内へ落し込
まれる。 その選別溝孔51に一致しない硬貨は、ベルト
41,41の押圧力と水平方向の復元力でもつて
基準ローラ48の周面にそつてさらに移動され、
この基準ローラ48に当接する前の進路に復帰さ
れる。そのとき、次の基準ローラ48当接し、前
述した同様の動作がなされて、対応する選別溝孔
52〜55のいずれかに落し込まれる。なお二番目
以降の選別溝孔52〜55におけるベルト41,4
1の水平方向移動の規制は選別溝孔の前後に位置
するプーリー46,46にて行う。また選別溝孔
51〜55のベルト41,41に直交する方向の寸
法は、硬貨径よりやや小さい寸法となされてい
る。 前記回転円盤2および導入ベルト20の駆動
は、第3図示のようにモータM1からギヤ伝達に
より回転円盤2に回転が与えられ、また導入ベル
ト20へは該ベルト20の後流側のプーリー22
の軸上のプーリーとモータM1側のプーリー49
とにベルト50が掛回され、導入ベルト20に矢
印方向の回転が与えられるようになつている。 搬送ベルト39および移送ベルト41,41の
駆動は、第1図のように別のモータM2からベル
ト51を介してプーリー駆動軸30を回転するこ
とによつている。 上記導入ベルト20は、搬送ベルト39および
移送ベルト41,41より若干遅い速度で駆動さ
れるもので、分類通路B上で硬貨相互の前後間隔
が空くようになつている。これにより選別溝孔5
1,52…上を硬貨が押せ押せの状態で通ることが
なく、確実に選別溝孔51〜52…から落下するよ
うになされている。 つぎに硬貨の計数および偽貨判別部の具体的構
成ならびに制御系を第6図に示すブロツク図を参
照し、作用を含めて説明する。 イメージセンサー17,17′は硬貨の中央部
に対面する位置を避けるようにして設けられてい
る。これは5円硬貨、50円硬貨のように中央部に
穴を有する硬貨が通過する場合、硬貨の穴を通つ
た光がイメージセンサー17,17′によつて受
光されることがないようにするためである。イメ
ージセンサー17,17′の各々は512個のフオト
ダイオードを直線上(第1図において通路Aの巾
方向)に配列したフオトダイオードアレイからな
り、各フオトダイオードの受光量に応じた電気信
号、すなわち遮光されているときは「L」レベ
ル、遮光されていないときは「H」レベルの信号
が、走査順にシリアルに出力される。 外側端部側の所定数(例えば4つ)以上のフオ
トダイオードは図示の如く通路壁部材6,7に喰
込むように延びているため硬貨により遮光される
ことがなく、したがつて常に「H」レベルの信号
を発生している。本実施例では、各イメージセン
サー17,17′の中央部寄り端部から外側端部
に向かう順々で走査が行われる。 硬貨の流れの向きに関して、イメージセンサー
17,17′よりもやや上流側に配置されている
材質センサー16は周知の構成のもので、この材
質センサー16は、例えば通過する硬貨に近接し
て配置された1次コイルと、2次コイルとを有
し、通過する硬貨の材質(磁気的性質)と、1次
コイル、2次コイルに対面している硬貨の面積に
よつて変わる電圧値の信号が出力される。すなわ
ち、同じ材質であつても、所定の領域を完全に硬
貨で占められているときと、部分的にのみ占めら
れているときとでは、出力電圧値が異なり、ま
た、5円硬貨、50円硬貨のような硬貨の穴の部分
によつて全体的または部分的にその領域が占めら
れている場合にも出力電圧値が異なる。 第6図において、121,121′は遮光部分
長測定回路で、イメージセンサー17,17′の
出力信号17a,17a′を受けて、イメージセン
サー17,17′のうち硬貨により遮光されてい
る部分の長さに対応する信号を出力する。第7図
は遮光部分長測定回路121を示したものであ
る。 計数回路129は、制御部123からのクロツ
ク信号123bを計数する。 計数回路130は、イメージセンサー17から
の「H」レベルの信号を計数し、計数値が所定
値、例えば「4」となると、そのことを示す信号
CUを発生する。この信号CUは禁止アンドゲート
132の禁止入力端子に入力され、され以降のイ
メージセンサー17からの信号17aの計数回路
130への入力が阻止される。信号CUはまた、
ラツチ回路131のLD端子に制御入力として与
えられる。ラツチ回路131は信号CUを受ける
と、そのときの計数回路129の計数値を円記憶
する。ラツチ回路131の出力は、遮光部分長測
定回路121の出力となるものであるが、その出
力信号は遮光部分内のフオトダイオードの数に
「4」を加えた値のものとなる。 1回の走査が終ると、計数回路129,130
およびラツチ回路131はリセツトされる。 遮光部分長測定回路121′も回路121と同
様に構成されている。 122は加算回路で、遮光部分長測定回路12
1,121′の出力信号を加算し、遮光部分長の
和に対応する信号を出力する。 123は制御部で、イメージセンサー17,1
7′、遮光部分長測定回路121,121′に対
し、制御信号号123aとクロツク信号123b
とを与え、イメージセンサー17,17′の順次
読出し、すなわち走査を行なわせる。また加算回
路122の出力に基いて、最大値記憶回路12
4,125、判定回路126等を制御する。すな
わち加算回路122の出力が増加して20より大き
くなつた後100以上となるまでは、制御信号12
3dを発生する。また、加算回路122の出力が
さらに増加して200以上となり、次に200未満とな
るまでは、制御信号123cを発生す。加算回路
122の出力が減少して200未満となると、制御
信号123eを発生する。 最大値記憶回路124は、制御部123からの
制御信号123cを受けて動作し、加算回路12
2の出力を読込み、前の記憶値と大小比較し、大
きい方を記憶し直す。1つの硬貨についてこのよ
うな比較記憶を繰返した結果、最後に残るのがそ
の硬貨の径に対応する値である。 最大値記憶回路125は、制御部123からの
制御信号123dにより動作し、材質センサー1
6の出力、すなわち検出レベルを読込み、前の記
憶値と比較し、大きい方を記憶し直す。そして、
このような比較記憶を1つの硬貨について繰返し
た結果、最後に残る値を硬貨の材質に対応する値
として出力する。 材質判定回路140は、最大値記憶回路125
に記憶された値に基いて通過している硬貨の材質
を判定し、判定結果を示す信号、例えば通過して
いる硬貨の材質が、アルミニウム、しんちゆう、
銅、白銅またはこれら以外のものであることを示
す信号を発生する。 金種判定回路126は、最大値記憶回路124
および材質判定回路140の出力を読込んで、こ
れに基いて硬貨の種類を判定する。この判定は、
第1表にしたがつて行なわれる。例えば、回路1
24の出力が750で、回路140の出力が白銅を
示すものであれば、50円硬貨と判定する。また、
例えば回路124の出力が750で、回路140の
出力がアルミニウムを示すものであれば、偽の硬
貨と判定する。判定回路126は判定結果を示す
信号126a〜126gのうちのいずれかを出力
する。 アンドゲード133a〜133gは、制御部1
23からの制御御信号123eを一方の入力と
し、判定回路126の出力126a,126gを
他方の入力とする。
方向変換する屈曲通路を有し、屈曲通路には方向
変換ベルトが設けられてなる硬貨処理機の屈曲通
路装置に関する。 (従来の技術) 硬貨処理機、例えば硬貨計数機、硬貨分類機、
あるいは硬貨入金機、硬貨入出金機等(これらを
総称して硬貨処理機と呼ぶ)においては、硬貨を
1枚ずつ搬送する硬貨通路が設けられる。この硬
貨通路は通常は直線状の通路とされ、この通路上
でその機械にあつた処理(例えば硬貨の計数、硬
貨の分類等)が行なわれる。ところが機械の設置
スペースを少なくする関係上、機械の小型化が要
望され、硬貨通路を直線状にとると機械の小型化
ができない。そこで最近硬貨通路を互いに略直角
方向に交差する第1および第2通路と、両通路を
結ぶ屈曲通路とで構成し、硬貨通路長さを短かく
するように工夫されている。 (発明が解決しようとする問題点) ところがこの硬貨通路上に設けられる硬貨移送
ベルトについて、第1通路には直線状の第1ベル
トが設けられ、第2通路には直線状の第2ベルト
が設けられ、第1ベルトの終端域と第2ベルトの
始端域をできるだけ接近させることにより、第1
ベルト、第2ベルトの途切れを少なくし、硬貨の
第1ベルトから第2ベルトへのスムーズな受渡し
が行なわれるように考慮されている。 しかるに屈曲通路で硬貨の方向変換をしながら
両ベルト間での硬貨の受渡しを行なうためスムー
ズな受渡しができず、硬貨が停滞しがちであり、
硬貨詰まりを生じさせる。また硬貨の移送速度を
あげると、硬貨の停滞および硬貨詰まりがより頻
繁に起こる。 本発明はこれに鑑み、上記従来技術の問題点を
解決することを目的としてなされたもので、第1
通路から第2通路へ曲進する硬貨の移送をスムー
ズに行なうことができる硬貨処理機の屈曲通路装
置を提供するものである。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、第1通路
から第2通路へ通路方向を方向変換する屈曲通路
を有し、屈曲通路には方向変換ベルトが設けられ
てなる硬貨処理機において、この方向変換ベルト
は、始端が第1通路側、終端が第2通路側のプー
リーに巻回されて下側ベルト部分下面部位が硬貨
を押圧搬送し得る丸ベルトからなり、前記屈曲通
路には、略垂直なプーリー軸に支持されて方向変
換ベルトの上側ベルト部分が掛けられる上側プー
リーおよび方向変換ベルトの下側ベルト部分が掛
けられる方向変換プーリーを有し、前記方向変換
プーリーは、方向変換ベルトの下側ベルト部分に
おける上面部位の上方への浮き上がりを規制する
鍔部と下側ベルト部分の内側面を保持する保持部
とを有し、この保持部の上下方向の幅は、前記方
向変換プーリーの下面に対して方向変換ベルトの
下側ベルト部分下面部位が下方へ突出すべく方向
変換ベルトの径寸法より小なる寸法としたことを
特徴とするものである。 (作用) 上記の構成により、第1通路と第2通路との方
向変換ベルトが屈曲部において一連となつている
ので、硬貨は第1通路から第2通路へスムーズに
方向変換されて送られる。 (実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説
明する。 第1図Aには本発明による硬貨分類機の一実施
例の平面が、第1図Bには同斜視図が、第2図に
は第1図Aの−線における断面が、さらに第
3図には第1図Aの−線視の側面が、そして
第4図、第5図には第1図、第2図、第3図の主
要部分の斜視図がそれぞれ示されている。 第1図A,Bにおいて、台板1には回転円盤2
が軸2aにより回転自在に支持されており、この
回転円盤2の外周部には周壁3が設けられ、この
周壁3のうち回転円盤2上におかれる部分3a,
3bの下面は回転円盤2の上面に近接してその間
に硬貨が進入しないようになつている。 前記台板1上には、上面が前記回転円盤2の上
面と同一平面をなす底板4が固定されており、こ
の底板4には、硬貨の材質を検出して偽貨を判別
する材質選別センサ挿入孔4aと、偽貨を排除す
るための偽貨排除用切欠部4bと、硬貨選別溝孔
51,52…55とがそれぞれ形成されている。 上記材質選別センサ挿入孔4aおよび偽貨排除
用切欠部4bを間にして硬貨通路壁部材6,7が
対設され、この間に硬貨停止通路Aを形成してい
る。 一方の通路壁部材6の入口端にはローラ6aが
あつて、前記回転円盤2の周縁上に位置し、他方
の通路壁部材7の入口端は回転円盤2の周縁の接
線方向に沿うように配置されている。 また前記一方の通路壁部材6には硬貨阻止部材
8,9の退逃用切欠6b,6bが形成されてい
る。 前記偽貨排除用切欠部4bには、底板4の上面
と同一平面をなし得る開閉底板10が設けられて
いる。なお前記切欠部4bの通路Aの硬貨送り方
向始端部分は後述する投光器19の光線通過用の
スリツトに兼用されており、そのスリツト部分か
ら硬貨が排除されることを防ぐために底板4には
突起部4cが形成され、開閉底板10の上面への
硬貨の橋渡しの役目をする。この開閉底板10
は、その一端に軸11が固定され、この軸11が
台板1の端部に固定されたブラケツト12に挿通
されて旋回動可能に支持されている。前記軸11
には第2図および第6図示のようにL形状のレバ
ー13の中間部が固定されており、このレバー1
3の一端にはソレノイドSL1のプランジヤがピン
により連結され、同他端には復帰用のバネ14の
一端が結合され、常時は開閉底板10を第2図の
ように通路壁部材6の下面に当る位置に保ち、そ
の上面が底板4の上面と同一平面上におかれるよ
うになつている。 上記開閉底板10の自由端には、硬貨阻止部材
8,9への干渉を避けるための切欠部10a,1
0bが形成されている。 前記硬貨阻止部材8,9は、第2図および第4
図示のように前記偽貨排除用切欠部4bの前後部
位置にそれぞれ独立して揺動自在に設けられるも
ので、硬貨の進行方向に平行な共通の軸15(台
板1の下面に固定)により中間部が軸方向にはそ
の移動が規制されかつ回転方向には揺動自在に支
持され、その上端は前記底板4の上面から突出
し、下端はソレノイドSL2,SL3の各プランジヤ
に連結片を介してそれぞれ連結されている。そし
てこのソレノイドSL2,SL3が非励磁のときはこ
れに内蔵されているバネにより実線図示のように
通路壁部材6の切欠部6a,6bに嵌入退避して
硬貨の通過を妨げず、励磁されたときには鎖線図
示のように硬貨の通路上に突出して硬貨の進行を
阻止するようになつている。さらに上記ソレノイ
ドSL2,SL3は、偽貨検出時には双方のソレノイ
ドSL2,SL3が共に励磁され、所定枚数の計数を
完了したときはソレノイドSL2のみが励磁される
ようになつている。 偽貨をその材質から判別する材質判別手段とし
ての材質センサ16は、偽貨排除用切欠部4bの
上流近傍にあつて、その上面は底板4の上面と同
一乃至は僅か低い位置に設けられている。 また上記材質センサ16と偽貨排除用切欠部4
bとの間には硬貨の径を判別する径判別手段とし
てのイメージセンサ17,17′が底板4の上面
との間に所要の間〓をもつて臨むよう機枠18の
下面に固定されいる。 上記底板4の下側には投光器19が設置され、
前記切欠部4bの始端部分すなわちスリツト部分
を通じて前記イメージセンサ17,17′に照明
が与えられるようになつている。 また硬貨停止用通路Aの入口部分には、硬貨が
2枚重ねで該通路Aに進入しないようにする厚み
規制部材18aが回転円盤2の上面との間に所定
の間〓をおいて設けられ、この厚み規制部材18
aは第8図示のように機枠18と一体に形成され
ている。 上記硬貨停止用通路Aの上面には、回転円盤2
に臨む入口部分から前記偽貨排除用切欠部4bの
後流端にわたる範囲に導入ベルト20が設けられ
ている。 この導入ベルト20のプーリー21,22は、
前記通路壁部材7の上面に取付けられたブラケツ
ト23に軸24により枢支されて第3図鎖線図示
のように回動可能(回転盤2上および通路A上の
硬貨の取出しまたはそれらの部分の清掃のため)
とされた機枠18にL形をなすアーム25,26
を介して軸支されている。このアーム25,26
は、屈曲部において機枠18に支軸25a,26
aで各々枢支され、水平方向に延びる先端部に前
記プーリー21,22が軸支されており、常時は
バネ27,28により下降習性が与えられ、位置
調整用として機枠18に取付けられる調整ねじ2
5b,26bに当接されてプーリー21,22が
硬貨停止通路Aの上面に対し所定の高さ位置(硬
貨の上面にベルトが所定の圧接力をもつて当接
し、硬貨を送動し得る高さ位置)に設定されるよ
うになつている。 前記底板4の上面には開閉板29が支軸兼プー
リー駆動軸30を中心に開閉自在に設けられ、こ
の開閉板29の自由端の上面にはプーリー31,
32を支持するためのブラケツト33が固定さ
れ、このブラケツト33に支持部材34が軸35
により枢支されている。この支持部材34は、図
示しないバネにより第1図Aにおいて紙面に対し
裏側方向へ付勢されており、支持部材34に取付
けられて高さ位置を調整する調整ねじ34bをブ
ラケツト33に当接させることによりその下降位
置が規制されている。この支持部材34の第1図
Aにおいて右端には、プーリー36が前記導入ベ
ルト20の後流側のプーリー22に近接して軸支
されている。 また支持部材34の前端に位置し、支持部材3
4とは独立して軸15を中心に揺動可能とされる
支持体37が設けられている。この支持部材37
は第1図Bのようにその前端に軸支持部材37a
が固定され、この軸支持部材37aと支持部材3
7の後端部に軸35が挿通される。この支持部材
37は図示しないバネで底板4に向つて付勢され
ており、支持体37に取付けられる調整ねじ(図
示せず)を底板4の上面に当接させることにより
その下降位置が規制される。前記支持体37およ
び軸支部材37aには垂直なプーリー軸38が支
持され、このプーリー軸38に上下のプーリー3
1,32が水平姿勢に支承されていて、前記導入
ベルト20に続く断面丸形の搬送ベルト39が掛
けられ、進路を直角に変換して硬貨分類通路Bへ
硬貨を送るようになつている。 そのため、プーリー32は搬送ベルト39の上
方への浮き上がりを規制する上側のつば部32a
と搬送ベルト39の内側面を保持する保持部32
bとを備え、下側にはつば部を備えない形状と
し、また保持部32bの上下方向の幅は搬送ベル
ト39の径寸法より小なる寸法とされ、プーリー
32の下面に対し搬送ベルト39の下面が下方へ
突出するようになされている。 なお搬送ベルト39の始端側は前述のプーリー
36,36にかけられている。 前記通路壁部材7の末端は、前記搬送ベルト3
9の曲りに沿つて硬貨を誘導する曲凹側面40を
有している。 一方、前記底面4には、選別溝孔51,52…が
小径用のものから大径用のものの順に配設されて
おり、この選別溝孔51,52…の上部には直線状
に断面丸形の移送ベルト41,41が配設されて
いる。 この移送ベルト41,41の一方のプーリー4
2は、前記開閉板29を軸支するプーリー駆動軸
30の軸端に設けられ、他方のプーリー43は前
記搬送ベルト39の後流側のプーリー44と一体
形成されてそのプーリー軸(図示せず)上に設け
られている。 なお、第1図A,Bにおいて45は選別溝孔5
1,52…の上部であつてベルトの浮上りを防ぎ、
水平方向へのベルトの移動に対してはガイドする
ガイドローラ、46は選別溝孔51,52…の中間
位置にあつてベルトの浮上りおよび水平方向への
ベルトの移動を防ぐプーリーであり、前述のプー
リー43、ガイドローラ45,45…45、プー
リー46,46…46はその各々の回転軸が開閉
板29の上面で支持されており、対応して設けら
れるバネで開閉板29に向けて付勢され、またそ
の下降位置は回転軸側に各々設けられる調整ねじ
を開閉板29の上面に当接させることにより規制
される。そのためプーリー43、ガイドローラ4
5,45…、プーリー46,46…46はその下
面に硬貨が送り込まれたとき各々独立して上下動
可能となる。なおこの開閉板29は第1図Bの右
端後部位置にストツパーねじ29aが固定されて
おり、そのネジ29aの下端は底板4の上面に当
接し、プーリー駆動軸3およびストツパーネジ2
9aでもつて底板4との平行度が保たれる。なお
この開閉板29の上方への浮き上がりを防ぐため
に操作ハンドル(図示せず)で施解錠することが
できるロツク機構(図示せず)が設けられてい
る。 このような構成故、操作ハンドルを操作してロ
ツク機構を解除すると、開閉板29は前記軸30
を中心に上方へ開放でき、その開閉板29の開放
時にプーリー43、ガイドローラ45,45…、
プーリー46,46…、ベルト41,41が共に
上方へ移動され、硬貨通路面の清掃時に邪魔にな
らぬようになつている。また47は硬貨を選別溝
孔51,52…上の正規の位置に送られるよう硬貨
を誘導位置させる位置決めローラ、48,48…
は各選別溝孔51,52…に対応して側部に設けら
れ、硬貨の一側位置を規制して選別溝孔51,52
…に対し硬貨の通過軌道を定める同径、同形状の
基準ローラである。したがつてこれらの基準ロー
ラ48,48…は、ベルト41,41と平行にな
るように配置される。それに対して位置決めロー
ラ47は、その周面が第1図Aにおいて基準ロー
ラ48,48…48の接線より手前側に位置さ
れ、通路壁部材7の曲凹側面40はローラ47の
周面よりさらに手前側に位置される。 それ故、搬送ベルト39下の硬貨は、曲凹側面
40に当接して誘導され、同ベルト39下で徐々
に移送方向を変えながらプーリー43,44下に
送り込まれ、その時点で位置決めローラ47の周
面に当接して位置が定められ、ベルト41,41
と平行に移動され、その移動途中で突出する基準
ローラ48に当接する。一方ベルト41,41
は、この基準ローラ48の近傍ではガイドローラ
45により水平方向に移動可能にガイドされ、ま
たその前後ではプーリー43,46で水平方向の
移動が規制されているため、硬貨とベルト41,
41間にすべりは生じす、基準ローラ48の周面
との接触による硬貨の進路変更は、ベルト41,
41のプーリー43,46間部位に水平方向のた
わみを生じさせる。そのたわみによるベルト4
1,41の復元力は逆に硬貨のローラ48に対す
る押圧力として働き、硬貨は基準ローラ48の周
面にそつて移動される。その後、基準ローラ48
の周面の最突出点(第1図Aにおけるガイドロー
ラ45の設けられる部位)に硬貨が至ると、その
硬貨は選別溝孔51上に位置される。この選別溝
孔51に対応する金種硬貨であると、基準ローラ
48の周面の最突出点と選別溝孔51の対向縁部
の寸法がその金種硬貨の径寸法よりやや大とされ
ているため、硬貨縁部のうち基準ローラ48に対
して反対側の硬貨縁部が底板4から外れ、ガイド
ローラ45の押圧力を介してベルト41,41で
もつてその硬貨は急激に選別溝孔51内へ落し込
まれる。 その選別溝孔51に一致しない硬貨は、ベルト
41,41の押圧力と水平方向の復元力でもつて
基準ローラ48の周面にそつてさらに移動され、
この基準ローラ48に当接する前の進路に復帰さ
れる。そのとき、次の基準ローラ48当接し、前
述した同様の動作がなされて、対応する選別溝孔
52〜55のいずれかに落し込まれる。なお二番目
以降の選別溝孔52〜55におけるベルト41,4
1の水平方向移動の規制は選別溝孔の前後に位置
するプーリー46,46にて行う。また選別溝孔
51〜55のベルト41,41に直交する方向の寸
法は、硬貨径よりやや小さい寸法となされてい
る。 前記回転円盤2および導入ベルト20の駆動
は、第3図示のようにモータM1からギヤ伝達に
より回転円盤2に回転が与えられ、また導入ベル
ト20へは該ベルト20の後流側のプーリー22
の軸上のプーリーとモータM1側のプーリー49
とにベルト50が掛回され、導入ベルト20に矢
印方向の回転が与えられるようになつている。 搬送ベルト39および移送ベルト41,41の
駆動は、第1図のように別のモータM2からベル
ト51を介してプーリー駆動軸30を回転するこ
とによつている。 上記導入ベルト20は、搬送ベルト39および
移送ベルト41,41より若干遅い速度で駆動さ
れるもので、分類通路B上で硬貨相互の前後間隔
が空くようになつている。これにより選別溝孔5
1,52…上を硬貨が押せ押せの状態で通ることが
なく、確実に選別溝孔51〜52…から落下するよ
うになされている。 つぎに硬貨の計数および偽貨判別部の具体的構
成ならびに制御系を第6図に示すブロツク図を参
照し、作用を含めて説明する。 イメージセンサー17,17′は硬貨の中央部
に対面する位置を避けるようにして設けられてい
る。これは5円硬貨、50円硬貨のように中央部に
穴を有する硬貨が通過する場合、硬貨の穴を通つ
た光がイメージセンサー17,17′によつて受
光されることがないようにするためである。イメ
ージセンサー17,17′の各々は512個のフオト
ダイオードを直線上(第1図において通路Aの巾
方向)に配列したフオトダイオードアレイからな
り、各フオトダイオードの受光量に応じた電気信
号、すなわち遮光されているときは「L」レベ
ル、遮光されていないときは「H」レベルの信号
が、走査順にシリアルに出力される。 外側端部側の所定数(例えば4つ)以上のフオ
トダイオードは図示の如く通路壁部材6,7に喰
込むように延びているため硬貨により遮光される
ことがなく、したがつて常に「H」レベルの信号
を発生している。本実施例では、各イメージセン
サー17,17′の中央部寄り端部から外側端部
に向かう順々で走査が行われる。 硬貨の流れの向きに関して、イメージセンサー
17,17′よりもやや上流側に配置されている
材質センサー16は周知の構成のもので、この材
質センサー16は、例えば通過する硬貨に近接し
て配置された1次コイルと、2次コイルとを有
し、通過する硬貨の材質(磁気的性質)と、1次
コイル、2次コイルに対面している硬貨の面積に
よつて変わる電圧値の信号が出力される。すなわ
ち、同じ材質であつても、所定の領域を完全に硬
貨で占められているときと、部分的にのみ占めら
れているときとでは、出力電圧値が異なり、ま
た、5円硬貨、50円硬貨のような硬貨の穴の部分
によつて全体的または部分的にその領域が占めら
れている場合にも出力電圧値が異なる。 第6図において、121,121′は遮光部分
長測定回路で、イメージセンサー17,17′の
出力信号17a,17a′を受けて、イメージセン
サー17,17′のうち硬貨により遮光されてい
る部分の長さに対応する信号を出力する。第7図
は遮光部分長測定回路121を示したものであ
る。 計数回路129は、制御部123からのクロツ
ク信号123bを計数する。 計数回路130は、イメージセンサー17から
の「H」レベルの信号を計数し、計数値が所定
値、例えば「4」となると、そのことを示す信号
CUを発生する。この信号CUは禁止アンドゲート
132の禁止入力端子に入力され、され以降のイ
メージセンサー17からの信号17aの計数回路
130への入力が阻止される。信号CUはまた、
ラツチ回路131のLD端子に制御入力として与
えられる。ラツチ回路131は信号CUを受ける
と、そのときの計数回路129の計数値を円記憶
する。ラツチ回路131の出力は、遮光部分長測
定回路121の出力となるものであるが、その出
力信号は遮光部分内のフオトダイオードの数に
「4」を加えた値のものとなる。 1回の走査が終ると、計数回路129,130
およびラツチ回路131はリセツトされる。 遮光部分長測定回路121′も回路121と同
様に構成されている。 122は加算回路で、遮光部分長測定回路12
1,121′の出力信号を加算し、遮光部分長の
和に対応する信号を出力する。 123は制御部で、イメージセンサー17,1
7′、遮光部分長測定回路121,121′に対
し、制御信号号123aとクロツク信号123b
とを与え、イメージセンサー17,17′の順次
読出し、すなわち走査を行なわせる。また加算回
路122の出力に基いて、最大値記憶回路12
4,125、判定回路126等を制御する。すな
わち加算回路122の出力が増加して20より大き
くなつた後100以上となるまでは、制御信号12
3dを発生する。また、加算回路122の出力が
さらに増加して200以上となり、次に200未満とな
るまでは、制御信号123cを発生す。加算回路
122の出力が減少して200未満となると、制御
信号123eを発生する。 最大値記憶回路124は、制御部123からの
制御信号123cを受けて動作し、加算回路12
2の出力を読込み、前の記憶値と大小比較し、大
きい方を記憶し直す。1つの硬貨についてこのよ
うな比較記憶を繰返した結果、最後に残るのがそ
の硬貨の径に対応する値である。 最大値記憶回路125は、制御部123からの
制御信号123dにより動作し、材質センサー1
6の出力、すなわち検出レベルを読込み、前の記
憶値と比較し、大きい方を記憶し直す。そして、
このような比較記憶を1つの硬貨について繰返し
た結果、最後に残る値を硬貨の材質に対応する値
として出力する。 材質判定回路140は、最大値記憶回路125
に記憶された値に基いて通過している硬貨の材質
を判定し、判定結果を示す信号、例えば通過して
いる硬貨の材質が、アルミニウム、しんちゆう、
銅、白銅またはこれら以外のものであることを示
す信号を発生する。 金種判定回路126は、最大値記憶回路124
および材質判定回路140の出力を読込んで、こ
れに基いて硬貨の種類を判定する。この判定は、
第1表にしたがつて行なわれる。例えば、回路1
24の出力が750で、回路140の出力が白銅を
示すものであれば、50円硬貨と判定する。また、
例えば回路124の出力が750で、回路140の
出力がアルミニウムを示すものであれば、偽の硬
貨と判定する。判定回路126は判定結果を示す
信号126a〜126gのうちのいずれかを出力
する。 アンドゲード133a〜133gは、制御部1
23からの制御御信号123eを一方の入力と
し、判定回路126の出力126a,126gを
他方の入力とする。
【表】
以上説明したように、本発明によれば、第1通
路から第2通路へ屈曲通路を通じてスムーズに硬
貨を送ることができ、硬貨の停滞、硬貨詰まりを
生じることなく処理が出来硬貨処理機の機能アツ
プに大きく貢献する等の効果がある。
路から第2通路へ屈曲通路を通じてスムーズに硬
貨を送ることができ、硬貨の停滞、硬貨詰まりを
生じることなく処理が出来硬貨処理機の機能アツ
プに大きく貢献する等の効果がある。
第1図Aは本発明による硬貨分類機の一実施例
を示す平面図、第1図Bは同斜視図、第2図は第
1図Aの−線断面図、第3図は同−線視
図、第4図および第5図は部分斜視図、第6図は
同制御回路の一例を示すブロツク図、第7図は第
6図の一部の詳細説明図である。 A……第1通路の一部を構成する硬貨停止用通
路、B……第2通路を構成する硬貨分類通路、3
1……上側プーリーとなるプーリー、32……方
向変換プーリーとなるプーリー、32a……つば
部、32b……保持部、38……プーリー軸、3
9……方向変換ベルトとなる搬送ベルト、40…
…屈曲通路の通路壁となる凹曲側面。
を示す平面図、第1図Bは同斜視図、第2図は第
1図Aの−線断面図、第3図は同−線視
図、第4図および第5図は部分斜視図、第6図は
同制御回路の一例を示すブロツク図、第7図は第
6図の一部の詳細説明図である。 A……第1通路の一部を構成する硬貨停止用通
路、B……第2通路を構成する硬貨分類通路、3
1……上側プーリーとなるプーリー、32……方
向変換プーリーとなるプーリー、32a……つば
部、32b……保持部、38……プーリー軸、3
9……方向変換ベルトとなる搬送ベルト、40…
…屈曲通路の通路壁となる凹曲側面。
Claims (1)
- 1 第1通路から第2通路へ通路方向を方向変換
する屈曲通路を有し、屈曲通路には方向変換ベル
トが設けられてなる硬貨処理機において、この方
向変換ベルトは、始端が第1通路側、終端が第2
通路側のプーリーに巻回されて下側ベルト部分下
面部位が硬貨を押圧搬送し得る丸ベルトからな
り、前記屈曲通路には、略垂直なプーリー軸に支
持されて方向変換ベルトの上側ベルト部分が掛け
られる上側プーリーおよび方向変換ベルトの下側
ベルト部分が掛けられる方向変換プーリーを有
し、前記方向変換プーリーは、方向変換ベルトの
下側ベルト部分における上面部位の上方への浮き
上がりを規制する鍔部と下側ベルト部分の内側面
を保持する保持部とを有し、この保持部の上下方
向の幅は、前記方向変換プーリーの下面に対して
方向変換ベルトの下側ベルト部分下面部位が下方
へ突出すべく方向変換ベルトの径寸法より小なる
寸法としたことを特徴とする硬貨処理機の屈曲通
路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62323337A JPS63308694A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 硬貨処理機の屈曲通路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62323337A JPS63308694A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 硬貨処理機の屈曲通路装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63308694A JPS63308694A (ja) | 1988-12-16 |
| JPH0255830B2 true JPH0255830B2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=18153674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62323337A Granted JPS63308694A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 硬貨処理機の屈曲通路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63308694A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54100799A (en) * | 1978-01-25 | 1979-08-08 | Laurel Bank Machine Co | Coin sorting counter |
| JPS54122589U (ja) * | 1978-02-16 | 1979-08-27 | ||
| JPS5659383A (en) * | 1979-10-18 | 1981-05-22 | Laurel Bank Machine Co | Coin selecting counter |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP62323337A patent/JPS63308694A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63308694A (ja) | 1988-12-16 |
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