JPH0256945B2 - - Google Patents
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- JPH0256945B2 JPH0256945B2 JP56075033A JP7503381A JPH0256945B2 JP H0256945 B2 JPH0256945 B2 JP H0256945B2 JP 56075033 A JP56075033 A JP 56075033A JP 7503381 A JP7503381 A JP 7503381A JP H0256945 B2 JPH0256945 B2 JP H0256945B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- booth
- curtain
- powder
- color
- paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は粉体塗装用ブースの改良に関するも
のである。
のである。
粉体塗装はその塗膜の優秀性、公害防止対策、
省質源等の立場から極めて有利な特徴をもつてお
り、近時益々その重要性を認識されつつある。し
かし、ブース、ガン、回収装置等における色替え
が極めて困難であること、特に粉体塗装用ブース
及び回収装置における色替えが極めて困難で長時
間を要し、これが粉体塗装ラインの運転率を著し
く低下させ、粉体塗装のコストの大巾な上昇の原
因になつている。この対策としては、複数個のブ
ースを用意し、色替えに際してはブース自体を交
換し、取りはずしたブースを次の色替えのために
ラインの外で清掃しておくという方法、及びブー
スの内部を掃除のしやすい材料、例えばステンレ
ス鋼板などで構成し、かつ、その形状を掃除困難
なコーナー部がなるべく掃除しやすいように丸み
をおびているような構造として、短時間に清掃を
すませ得るようなブースを用いる方法などが知ら
れている。ブース本体に関する色替え対策として
のこれらの方法のうち、色替え用のさし替えブー
スを準備する方法は、ブースのさし替えのために
レール、その他の設備を設置するための床占有面
積が大きくなり、特にブースが大型の場合には、
さし替え作業、及び内部清掃作業のための所要時
間が長大となり、かつ内部清掃の作業も健康管理
上好ましくない作業になりやすく、かなりの時間
を要するという欠点があり、万やむを得ざる場合
にのみ適用可能な方法といわなければならない。
他方ブースの内部を材質及び形状の両面より清掃
しやすい構造とする方法はかなりの短時間で内部
の清掃ができ、有力な方法であるが、通常、掃除
のためにブース内部に附着した粉体塗料の清掃作
業を実施しなければならず、これは健康管理上好
ましくない。
省質源等の立場から極めて有利な特徴をもつてお
り、近時益々その重要性を認識されつつある。し
かし、ブース、ガン、回収装置等における色替え
が極めて困難であること、特に粉体塗装用ブース
及び回収装置における色替えが極めて困難で長時
間を要し、これが粉体塗装ラインの運転率を著し
く低下させ、粉体塗装のコストの大巾な上昇の原
因になつている。この対策としては、複数個のブ
ースを用意し、色替えに際してはブース自体を交
換し、取りはずしたブースを次の色替えのために
ラインの外で清掃しておくという方法、及びブー
スの内部を掃除のしやすい材料、例えばステンレ
ス鋼板などで構成し、かつ、その形状を掃除困難
なコーナー部がなるべく掃除しやすいように丸み
をおびているような構造として、短時間に清掃を
すませ得るようなブースを用いる方法などが知ら
れている。ブース本体に関する色替え対策として
のこれらの方法のうち、色替え用のさし替えブー
スを準備する方法は、ブースのさし替えのために
レール、その他の設備を設置するための床占有面
積が大きくなり、特にブースが大型の場合には、
さし替え作業、及び内部清掃作業のための所要時
間が長大となり、かつ内部清掃の作業も健康管理
上好ましくない作業になりやすく、かなりの時間
を要するという欠点があり、万やむを得ざる場合
にのみ適用可能な方法といわなければならない。
他方ブースの内部を材質及び形状の両面より清掃
しやすい構造とする方法はかなりの短時間で内部
の清掃ができ、有力な方法であるが、通常、掃除
のためにブース内部に附着した粉体塗料の清掃作
業を実施しなければならず、これは健康管理上好
ましくない。
又、材質の面でステンレス等の高価な材料を使
用し、掃除をしやすくするために丸みをおびた形
状にする等の点で、ブース本体が高価となり易い
等の欠点を有している。
用し、掃除をしやすくするために丸みをおびた形
状にする等の点で、ブース本体が高価となり易い
等の欠点を有している。
粉体塗装ブース色替えに関しては、以上に述べ
たブース本体に関する色替えの他に、粉体塗料の
回収装置、及びブース本体と回収装置とを連結す
るダクトの色替えの二つの問題がある。
たブース本体に関する色替えの他に、粉体塗料の
回収装置、及びブース本体と回収装置とを連結す
るダクトの色替えの二つの問題がある。
回収装置の色替え対策としては、内部の清掃が
容易な構造の簡単な例えばサイクロンなどの集塵
機でブースの内部の排気を処理し、その回収粉を
再利用すると共に、この一次回収機の排気をバツ
クフイルター等の二次回収機で処理して一次回収
機の効率が低いことによつて逸出して来る粉体塗
料を最終的に回収し、この二次回収機の回収塗料
は通常使用しないで廃棄するという方法がある。
この場合、一次回収機は必要に応じて使用する粉
体塗料の色数だけサイクロンを準備して清掃をし
ないで色替え作業の迅速化をはかる場合と、サイ
クロンを分解組立てが容易なような構造とし、色
替えのために取りはずしたサイクロンの内部を掃
除して次の色替え作業に備えるという二つの方法
が通常とられている。しかしながらこの方法はサ
イクロンの回収効率が通常の粉体塗料に対しては
それ程高い値を得ることができないために、5%
〜10%の塗料が回収されないで廃棄処分にまわさ
れる場合が多く、これが塗料コストの上昇の大き
な原因となり、回収装置における色替対策として
は満足すべきものでない場合が多い。
容易な構造の簡単な例えばサイクロンなどの集塵
機でブースの内部の排気を処理し、その回収粉を
再利用すると共に、この一次回収機の排気をバツ
クフイルター等の二次回収機で処理して一次回収
機の効率が低いことによつて逸出して来る粉体塗
料を最終的に回収し、この二次回収機の回収塗料
は通常使用しないで廃棄するという方法がある。
この場合、一次回収機は必要に応じて使用する粉
体塗料の色数だけサイクロンを準備して清掃をし
ないで色替え作業の迅速化をはかる場合と、サイ
クロンを分解組立てが容易なような構造とし、色
替えのために取りはずしたサイクロンの内部を掃
除して次の色替え作業に備えるという二つの方法
が通常とられている。しかしながらこの方法はサ
イクロンの回収効率が通常の粉体塗料に対しては
それ程高い値を得ることができないために、5%
〜10%の塗料が回収されないで廃棄処分にまわさ
れる場合が多く、これが塗料コストの上昇の大き
な原因となり、回収装置における色替対策として
は満足すべきものでない場合が多い。
回収装置の色替対策の他の方法としては、カー
トリツジ化した占有面積の小さい濾過集塵装置を
色数だけ準備して回収装置の色替は行わず色替え
のために濾過装置を交換する方法が提案されてい
る。この方法は粉体の回収効率の点に関しては前
述の方法よりはるかに優れているが濾過装置の内
部を掃除することは通常困難であるため、塗装ラ
インで使用される色の数と同数だけ濾過装置を準
備しなければならず、従つてたまにしか使用され
ない少量の色の塗料に対しても一式の集塵装置が
必要となり、設備費が高価になりやすく、かつ、
サイクロン集塵機等に比較すると濾過集塵装置は
それ自体の形が大きく、使用しない色替用の濾過
装置の占有する敷地面積が広くなつて設置条件に
制約が多く、総合的に見て固定費が高価になりや
すいという欠点を有している。
トリツジ化した占有面積の小さい濾過集塵装置を
色数だけ準備して回収装置の色替は行わず色替え
のために濾過装置を交換する方法が提案されてい
る。この方法は粉体の回収効率の点に関しては前
述の方法よりはるかに優れているが濾過装置の内
部を掃除することは通常困難であるため、塗装ラ
インで使用される色の数と同数だけ濾過装置を準
備しなければならず、従つてたまにしか使用され
ない少量の色の塗料に対しても一式の集塵装置が
必要となり、設備費が高価になりやすく、かつ、
サイクロン集塵機等に比較すると濾過集塵装置は
それ自体の形が大きく、使用しない色替用の濾過
装置の占有する敷地面積が広くなつて設置条件に
制約が多く、総合的に見て固定費が高価になりや
すいという欠点を有している。
ブースと回収装置とを連結するダクトに関連す
る色替えの対策としては、通常の粉体塗装用ブー
スにおいては、その排気の主要部分をブースの底
部より吸引するのが普通であつて、このためにブ
ース底部のホツパーの堆積を防止するためにホツ
パー底部の傾斜を大きくすることが必要となり、
これはブースの高さが高くなり、コンベヤーの設
置等に対して設備費がかさむ原因となりやすく、
他方傾斜の急なホツパーを掃除する作業は色替え
のためのブース内部の清掃の時間の長大化を招
き、又構造的にも複雑になつて好ましくない。し
かしながら、ブースと回収装置とを連結する配管
内部の掃除には通常適当な方法がないので、これ
にフレキシブルグクト等を用いて、その塗装ライ
ンで使用される粉体塗料の色数だけダクトを準備
して、色替えの度毎にダクトの交換を行うという
のが普通の方法である。しかしこのためには交換
用のダクト本数をへらすためにブースホツパーの
数を少なくすることが普通必要であり、これはブ
ースホツパー部の高さを益々高くし、かつブース
底部の構造を複雑にする原因となる。一方、取替
可能なカートリツジ式濾過装置を色数だけ準備す
る色替ブース方式においては、ブースの底部を濾
過装置の底部と直接連結する方式が提案されてお
り、これは色替作業においてダクト交換の作業を
節約した点においてすぐれた方法であるがやはり
底部の傾斜をかなり大きくとらないと、ブース底
部に堆積する粉体塗料の量が多くなると同時に、
濾過集塵装置の寸法がそれ程小さくすることはで
きないので、濾過集塵装置をブース長のかなりの
部分にわたつて設置しなければならず、塗装作業
をブースの両側から行うことが通常は困難でまた
ブース全体が高くなるという大きな欠点を有して
いる。
る色替えの対策としては、通常の粉体塗装用ブー
スにおいては、その排気の主要部分をブースの底
部より吸引するのが普通であつて、このためにブ
ース底部のホツパーの堆積を防止するためにホツ
パー底部の傾斜を大きくすることが必要となり、
これはブースの高さが高くなり、コンベヤーの設
置等に対して設備費がかさむ原因となりやすく、
他方傾斜の急なホツパーを掃除する作業は色替え
のためのブース内部の清掃の時間の長大化を招
き、又構造的にも複雑になつて好ましくない。し
かしながら、ブースと回収装置とを連結する配管
内部の掃除には通常適当な方法がないので、これ
にフレキシブルグクト等を用いて、その塗装ライ
ンで使用される粉体塗料の色数だけダクトを準備
して、色替えの度毎にダクトの交換を行うという
のが普通の方法である。しかしこのためには交換
用のダクト本数をへらすためにブースホツパーの
数を少なくすることが普通必要であり、これはブ
ースホツパー部の高さを益々高くし、かつブース
底部の構造を複雑にする原因となる。一方、取替
可能なカートリツジ式濾過装置を色数だけ準備す
る色替ブース方式においては、ブースの底部を濾
過装置の底部と直接連結する方式が提案されてお
り、これは色替作業においてダクト交換の作業を
節約した点においてすぐれた方法であるがやはり
底部の傾斜をかなり大きくとらないと、ブース底
部に堆積する粉体塗料の量が多くなると同時に、
濾過集塵装置の寸法がそれ程小さくすることはで
きないので、濾過集塵装置をブース長のかなりの
部分にわたつて設置しなければならず、塗装作業
をブースの両側から行うことが通常は困難でまた
ブース全体が高くなるという大きな欠点を有して
いる。
この発明は以上に述べた粉体塗装用のブースシ
ステムの色々な問題点を解決して、極めて短時間
で色替作業が容易であり、ブースシステムの占有
面積が著しく小さく、装置が簡単であるにもかか
わらず、塗料の回収効率が高く総合的な設備費が
安く、色替えの容易な粉体塗装用のブースシステ
ムを提供するものである。
ステムの色々な問題点を解決して、極めて短時間
で色替作業が容易であり、ブースシステムの占有
面積が著しく小さく、装置が簡単であるにもかか
わらず、塗料の回収効率が高く総合的な設備費が
安く、色替えの容易な粉体塗装用のブースシステ
ムを提供するものである。
この発明の基本理念及び詳細な実施例は、次に
述べる説明によつて明らかになる。
述べる説明によつて明らかになる。
この発明の考え方の最も重要な基本理念は色替
えのためにブースの内部を掃除するという従来の
色替えブースに共通した考え方を全く捨て色替え
のためにブースの内部を清掃することは原則とし
て行わず、これを実現するためにブース本体の内
面を構成する部材を幕で作り、これを枠体に取付
け、色替えに際しては、ブース本体は枠体のみは
そのままにして幕は原則としてその塗装ラインで
使用される色毎に準備し、色替えに際してはブー
スの内面を構成する幕は、これを縮納ないしは折
りたたんで、枠体から取りはずし、次に適用され
る色のための専用の幕に張りかえることによつ
て、ブース本体の内面の掃除を原則として行わ
ず、色替えのための清掃作業の代りに、この幕の
張替作業のみを実施することによつてブース本体
の色替えのための作業時間を著しく短縮すること
に成功したものである。
えのためにブースの内部を掃除するという従来の
色替えブースに共通した考え方を全く捨て色替え
のためにブースの内部を清掃することは原則とし
て行わず、これを実現するためにブース本体の内
面を構成する部材を幕で作り、これを枠体に取付
け、色替えに際しては、ブース本体は枠体のみは
そのままにして幕は原則としてその塗装ラインで
使用される色毎に準備し、色替えに際してはブー
スの内面を構成する幕は、これを縮納ないしは折
りたたんで、枠体から取りはずし、次に適用され
る色のための専用の幕に張りかえることによつ
て、ブース本体の内面の掃除を原則として行わ
ず、色替えのための清掃作業の代りに、この幕の
張替作業のみを実施することによつてブース本体
の色替えのための作業時間を著しく短縮すること
に成功したものである。
第1図はこの発明による粉体塗装用色替えブー
スシステムの実施例の一つをコンベヤ方向から見
た、主として幕体を中心に書いた断面図であり、
第2図は第1図における矢印A―Aの方向から見
た平面図であり、その一部はブースの内部が見え
るように破断面を示してある。なお、第1図は第
2図における矢印B―B断面図を示したものであ
る。なお、第1図及び第2図においては説明を容
易にするために、枠体の部分はこれの最小限必要
な部分のみを記載し、他は省略してあり、枠体に
関する詳細は第7図及び第8図に示してある。第
3図及び第4図は第1図及び第2図に示したこの
発明による色替えブースの底面を構成する方法の
一つを示したものであり、それぞれ第3図は底部
の平面図であり、第4図は底部の側面図である。
第7図はこの発明による色替え用ブース本体の第
1図と同じ方向より見た枠体のみを示したもので
あり第8図はこの発明による色替えブースシステ
ム本体の第2図と同じ方向から見た枠体のみを示
したものである。なお、第6図はこの発明による
色替えブース本体を構成する幕体を収納する収納
箱を第1図と同じ方向から見た断面図であり、第
5図は第6図に示された収納箱の平面図であり、
この収納箱を第2図と同じ方向から見た主要部
と、これと結合されるブース枠体の一部、及び収
納された幕体の一部を破断図によつて詳細に示し
たものである。
スシステムの実施例の一つをコンベヤ方向から見
た、主として幕体を中心に書いた断面図であり、
第2図は第1図における矢印A―Aの方向から見
た平面図であり、その一部はブースの内部が見え
るように破断面を示してある。なお、第1図は第
2図における矢印B―B断面図を示したものであ
る。なお、第1図及び第2図においては説明を容
易にするために、枠体の部分はこれの最小限必要
な部分のみを記載し、他は省略してあり、枠体に
関する詳細は第7図及び第8図に示してある。第
3図及び第4図は第1図及び第2図に示したこの
発明による色替えブースの底面を構成する方法の
一つを示したものであり、それぞれ第3図は底部
の平面図であり、第4図は底部の側面図である。
第7図はこの発明による色替え用ブース本体の第
1図と同じ方向より見た枠体のみを示したもので
あり第8図はこの発明による色替えブースシステ
ム本体の第2図と同じ方向から見た枠体のみを示
したものである。なお、第6図はこの発明による
色替えブース本体を構成する幕体を収納する収納
箱を第1図と同じ方向から見た断面図であり、第
5図は第6図に示された収納箱の平面図であり、
この収納箱を第2図と同じ方向から見た主要部
と、これと結合されるブース枠体の一部、及び収
納された幕体の一部を破断図によつて詳細に示し
たものである。
以下第1図、第2図、第3図、第4図、第5
図、第6図、第7図、第8図によつて示されるこ
の発明による色替えブースの実施例の一つについ
て詳細に説明する。
図、第6図、第7図、第8図によつて示されるこ
の発明による色替えブースの実施例の一つについ
て詳細に説明する。
第1図及び第2図において、被塗物4はハンガ
ー3によつてつり下げられ、コンベヤ1によつて
ブース内部を通過する間に、ブース内部に作業用
開口部19を通して、ブース内部に挿入された静
電粉体塗装ガン5によつて粉体塗料を静電塗着さ
れ、図には示してないところの焼付装置によつて
粉体塗装工程が完成する。なお第2図における
1′は第1図におけるコンベヤ1を中心線で簡略
化して示したものである。第1図及び第2図にお
いて、運転中のブースの天井及び側壁は原則とし
て一枚の布又は幕等の可撓性の薄い部材からなつ
ており、コンベヤ1をはさんでそれぞれ天井21
―C及び側壁21―Sと天井22―C及び側壁2
2けSより構成されており、これら一対の幕2
1,22は枠体32に固定されたカーテンレール
23,24によつて、金具29,30を介して伸
張した状態で、ブース天井及び側壁を構成してお
り、同様にして第1図及び第2図においてブース
左半分を構成している幕は枠体33に固定された
カーテンレール25,26によつて、取付金具2
7,28を介して、それぞれ天井部22―C及び
側壁部22―Sを構成するように伸張した状態
で、ブースの天井及び側壁を構成している。又ブ
ースの入口及び出口は、第1図及び第2図に示し
た如く、不必要な空間を通して空気が吸入されな
いように被塗物の形状に合わせて、入口出口開口
部18を形成すべく入口、出口幕体31がブース
側壁の一部として設置されている。
ー3によつてつり下げられ、コンベヤ1によつて
ブース内部を通過する間に、ブース内部に作業用
開口部19を通して、ブース内部に挿入された静
電粉体塗装ガン5によつて粉体塗料を静電塗着さ
れ、図には示してないところの焼付装置によつて
粉体塗装工程が完成する。なお第2図における
1′は第1図におけるコンベヤ1を中心線で簡略
化して示したものである。第1図及び第2図にお
いて、運転中のブースの天井及び側壁は原則とし
て一枚の布又は幕等の可撓性の薄い部材からなつ
ており、コンベヤ1をはさんでそれぞれ天井21
―C及び側壁21―Sと天井22―C及び側壁2
2けSより構成されており、これら一対の幕2
1,22は枠体32に固定されたカーテンレール
23,24によつて、金具29,30を介して伸
張した状態で、ブース天井及び側壁を構成してお
り、同様にして第1図及び第2図においてブース
左半分を構成している幕は枠体33に固定された
カーテンレール25,26によつて、取付金具2
7,28を介して、それぞれ天井部22―C及び
側壁部22―Sを構成するように伸張した状態
で、ブースの天井及び側壁を構成している。又ブ
ースの入口及び出口は、第1図及び第2図に示し
た如く、不必要な空間を通して空気が吸入されな
いように被塗物の形状に合わせて、入口出口開口
部18を形成すべく入口、出口幕体31がブース
側壁の一部として設置されている。
ブースの底部は、第1図、第3図、第4図にお
いて示した如く、底部固定用枠体55にバネ1
5,37等を介して弾性的に結合された底面用幕
14が加振機17によつて全体として振動可能な
如く取り付けられている。この底面用幕14は第
3図及び第4図において詳細に示した如く、通常
比較的軽量な布、キヤンバス、シート等の幕によ
つて、必要に応じて縁部35を持ち、かつ一点に
向かつて傾斜する底部36を持つように構成され
ており、これが枠体55に対してバネ15,37
等によつて全体として弾性的に緊張した状態で保
持されており、これが加振機17によつて矢印3
8に示した如く加振される。このようにするとこ
の底面用幕体は全体として加振機に連動して振動
し、この振動によつて底部36の上に堆積した粉
体は矢印39で示しさたく低い方へ向つて容易に
集合し、回収することができる。この加振力の作
用によつて底面の傾斜は10〜30゜程度とかなりゆ
るやかでも粉体の集合をすみやかにおこなうのに
充分であり、これによつてブースの内部で被塗物
に塗着されなかつた粉体のかなりの部分が底面用
幕14の上に沈降し、これが以上のようにして矢
印13′に示した如く容易に回収される。
いて示した如く、底部固定用枠体55にバネ1
5,37等を介して弾性的に結合された底面用幕
14が加振機17によつて全体として振動可能な
如く取り付けられている。この底面用幕14は第
3図及び第4図において詳細に示した如く、通常
比較的軽量な布、キヤンバス、シート等の幕によ
つて、必要に応じて縁部35を持ち、かつ一点に
向かつて傾斜する底部36を持つように構成され
ており、これが枠体55に対してバネ15,37
等によつて全体として弾性的に緊張した状態で保
持されており、これが加振機17によつて矢印3
8に示した如く加振される。このようにするとこ
の底面用幕体は全体として加振機に連動して振動
し、この振動によつて底部36の上に堆積した粉
体は矢印39で示しさたく低い方へ向つて容易に
集合し、回収することができる。この加振力の作
用によつて底面の傾斜は10〜30゜程度とかなりゆ
るやかでも粉体の集合をすみやかにおこなうのに
充分であり、これによつてブースの内部で被塗物
に塗着されなかつた粉体のかなりの部分が底面用
幕14の上に沈降し、これが以上のようにして矢
印13′に示した如く容易に回収される。
以上に詳細に述べた如く、この発明によるブー
スの内面は幕21,22、底面用幕14に示した
如く、運転中においてはすべて伸張した幕で形成
されていることになり、これによりブース内部に
塗装空間が形成されている。ブース内部の空気
は、第1図及び第2図に示した如く、静電粉体塗
装ガン5から離れた設置位置にある吸気管7,
8,9を通してブースの側壁から矢印10等によ
つて示された如く吸引され、これは一次集塵機と
して例えばサイクロン11によつて排気中に含ま
れる粉体塗料を回収し、矢印13に示した如く系
外に容易に取り出すことができ、これを通して清
浄化された排気は矢印12に示した如く系外に排
出され、必要に応じて二次集塵機に導かれる。な
お図より明らかな如くブース内部よりの吸気管
7,8,9等は、ブースの側壁に簡単に挿入され
ているだけであつて、これは通常極めて短かく構
成されており、一次集塵機と短い集気管が直接結
合された構造になつている。一次集塵機、例えば
サイクロンは図示した如く、車輪など適当な移動
用装置が付属になつており、これらの工夫によつ
て一次集塵機11とブース本体とは極めて着脱が
容易であるように構成されている。
スの内面は幕21,22、底面用幕14に示した
如く、運転中においてはすべて伸張した幕で形成
されていることになり、これによりブース内部に
塗装空間が形成されている。ブース内部の空気
は、第1図及び第2図に示した如く、静電粉体塗
装ガン5から離れた設置位置にある吸気管7,
8,9を通してブースの側壁から矢印10等によ
つて示された如く吸引され、これは一次集塵機と
して例えばサイクロン11によつて排気中に含ま
れる粉体塗料を回収し、矢印13に示した如く系
外に容易に取り出すことができ、これを通して清
浄化された排気は矢印12に示した如く系外に排
出され、必要に応じて二次集塵機に導かれる。な
お図より明らかな如くブース内部よりの吸気管
7,8,9等は、ブースの側壁に簡単に挿入され
ているだけであつて、これは通常極めて短かく構
成されており、一次集塵機と短い集気管が直接結
合された構造になつている。一次集塵機、例えば
サイクロンは図示した如く、車輪など適当な移動
用装置が付属になつており、これらの工夫によつ
て一次集塵機11とブース本体とは極めて着脱が
容易であるように構成されている。
以上第1図、第2図、第3図、第4図によつて
詳細に説明した本発明による色替ブースは、塗装
作業が実施されている通常の運転状態において
は、ブース内部において静電粉体塗着作業の実行
のためにガン5より吐出された粉体塗料は主とし
て被塗物4に塗着されるが、塗着されなかつたオ
ーバースプレー粉体塗料は、そのかなりの部分が
ブース底部に向つて矢印13によつて示された如
く沈降し、これは底部より多量の般送空気はこれ
を使用しない方法によつて分離回収され、これが
在来のブースに通常みられる排気の主要部分を底
部より粉体を同伴して抽出する方法と著しく異な
る本発明による方法の特徴である。
詳細に説明した本発明による色替ブースは、塗装
作業が実施されている通常の運転状態において
は、ブース内部において静電粉体塗着作業の実行
のためにガン5より吐出された粉体塗料は主とし
て被塗物4に塗着されるが、塗着されなかつたオ
ーバースプレー粉体塗料は、そのかなりの部分が
ブース底部に向つて矢印13によつて示された如
く沈降し、これは底部より多量の般送空気はこれ
を使用しない方法によつて分離回収され、これが
在来のブースに通常みられる排気の主要部分を底
部より粉体を同伴して抽出する方法と著しく異な
る本発明による方法の特徴である。
従つて、一次集塵機11によつて吸引される排
気に含まれる粉体塗料は、オーバースプレー塗料
のうちのほぼ半分程度に減少するので、一次集塵
機11に通常のサイクロンの如く90〜95%程度の
回収効率をもつ、簡易かつ小型の集塵機を適用し
ても、95〜99%程度のかなり高い塗料の回収率を
得ることができる。従つて、塗料の回収率の点か
らは一次集塵機11は小型でかつ安価な通常のサ
イクロンを適用することが容易であり、従つて、
一次集塵機を色の数だけ準備しても設置面積、色
替作業、設備費、何れの面からも何等問題はな
い。この場合は通常環境保全用の目的のために一
次集塵機の排気はバツクフイルター、あるいは液
体洗滌型フイルター等の二次集塵機に導かれて完
壁な集塵が行われる。この実施例においては、一
次集塵機11は必ずしもサイクロンに限定される
ものではなく、この代わりにカートリツジフイル
ター等のコンパクトな濾過集塵装置を適用しても
よい。この場合においてブース内の排気を第1図
及び第2図に示した如く、ブースの側面から複数
個の短い吸引管によつてバランス良く排気するこ
とは多くの場合、一次集塵機11の負荷を下げる
点で極めて有効であり、この特徴を活かすために
は、ブースの下部の粉体の回収方式としてはブー
ス下部より大量の排気を行う従来の排気方式を適
用しない方がよい場合が多い。このようにするこ
とによつて、第1図より明らかな如くブースの比
較的上の方においても確実に排気を行うことがで
き、これによつてコンベアやハンガーの汚れを確
実に防止することができる。特にブースの高さが
比較的高い場合においてはこの排気方式は極めて
有効であり、在来の底部排気方式において見られ
る、前工程の水切乾燥などのために高温になつて
いる被塗物によつて加熱されたブース内の空気が
微粉を同伴してブース上部のスリツトより排出さ
れて、ブース回りの空間やハンガー、コンベヤ等
を汚染する事故等の問題を確実に防止することが
できる。
気に含まれる粉体塗料は、オーバースプレー塗料
のうちのほぼ半分程度に減少するので、一次集塵
機11に通常のサイクロンの如く90〜95%程度の
回収効率をもつ、簡易かつ小型の集塵機を適用し
ても、95〜99%程度のかなり高い塗料の回収率を
得ることができる。従つて、塗料の回収率の点か
らは一次集塵機11は小型でかつ安価な通常のサ
イクロンを適用することが容易であり、従つて、
一次集塵機を色の数だけ準備しても設置面積、色
替作業、設備費、何れの面からも何等問題はな
い。この場合は通常環境保全用の目的のために一
次集塵機の排気はバツクフイルター、あるいは液
体洗滌型フイルター等の二次集塵機に導かれて完
壁な集塵が行われる。この実施例においては、一
次集塵機11は必ずしもサイクロンに限定される
ものではなく、この代わりにカートリツジフイル
ター等のコンパクトな濾過集塵装置を適用しても
よい。この場合においてブース内の排気を第1図
及び第2図に示した如く、ブースの側面から複数
個の短い吸引管によつてバランス良く排気するこ
とは多くの場合、一次集塵機11の負荷を下げる
点で極めて有効であり、この特徴を活かすために
は、ブースの下部の粉体の回収方式としてはブー
ス下部より大量の排気を行う従来の排気方式を適
用しない方がよい場合が多い。このようにするこ
とによつて、第1図より明らかな如くブースの比
較的上の方においても確実に排気を行うことがで
き、これによつてコンベアやハンガーの汚れを確
実に防止することができる。特にブースの高さが
比較的高い場合においてはこの排気方式は極めて
有効であり、在来の底部排気方式において見られ
る、前工程の水切乾燥などのために高温になつて
いる被塗物によつて加熱されたブース内の空気が
微粉を同伴してブース上部のスリツトより排出さ
れて、ブース回りの空間やハンガー、コンベヤ等
を汚染する事故等の問題を確実に防止することが
できる。
一次集塵機11に関しては、多色塗装ラインの
場合、主要色に関しては回収効率の高いカートリ
ツジフイルターを適用し、比較的使用量の少ない
色の塗料に関してはサイクロンフイルターを適用
して設備費を少なくし、経済的なプラントを構成
することも容易である。又カートリツジフイルタ
ーを適用する場合には回収塗料が含まれない排気
部分に関してはこれを共通設備としフイルター部
分のみを必要に応じてさし替えるよく知られたと
ころの濾過式集塵装置を適用することもできる。
場合、主要色に関しては回収効率の高いカートリ
ツジフイルターを適用し、比較的使用量の少ない
色の塗料に関してはサイクロンフイルターを適用
して設備費を少なくし、経済的なプラントを構成
することも容易である。又カートリツジフイルタ
ーを適用する場合には回収塗料が含まれない排気
部分に関してはこれを共通設備としフイルター部
分のみを必要に応じてさし替えるよく知られたと
ころの濾過式集塵装置を適用することもできる。
第5図及び第6図は色替えに際して、ブース本
体を構成している幕21―C、21―S、22―
C、22―S、出口用幕31等を縮納する装置、
及びその経過を説明している。第5図及び第6図
において、48は使用していないところの幕体を
縮納するための収納ボツクスであり、これに骨組
み45,46等に外板40,41、天板43、底
板44等をはつてなる箱体であり、その上部には
第1図及び第7図、第8図に示したブース本体に
固定されたカーテンレール23,24,25,2
6にスムースに連結するように固定された収納用
レール24′,23′,25′,26′が取り付けら
れている。又この収納ボツクスは第6図より明ら
かな如く、車輪などの適当な方法によつて、移動
及び位置の調整が容易な如く構成されており、か
つその底板44からは49,51に示した如く排
気管が附設されている。色替作業に際しては、先
ず空の収納ボツクス48が第5図に示した如く、
その収納用カーテンレール23′,34′,25′,
26′がブースの枠体に固定されたカーテンレー
ル23,24,25,26に、スムースに連結さ
れるように、収納ボツクス48がブースの片側か
らブースの枠体に連結される。次にダクト51及
び49から矢印50及び52によつて示された如
く強力な排気を行いつつ、枠体に固定されたレー
ルによつて伸張されていた幕体22―C、22―
S、21―C、21―S、31等が収納ボツクス
の収納用レールに第5図の21―Cに示した如く
縮納される。なお第5図の22―Cは、縮納直前
の枠体に伸張された幕体を示したものである。こ
の作業は幕体のカーテンレールに対する支持体2
7,28,29,30等を図には示していないと
ころの紐等によつて、ブースの内部に入ることな
く、ブースの外部より幕体を収納ボツクスに簡単
に縮納することができ、この場合、原則として色
替えに際して幕体の清掃は行わない。この時に幕
体の縮納に際して幕体の内部に付着していた粉体
塗料は必要に応じて幕体を外部より叩く方法、あ
るいは幕体が透気性の布によつて構成されている
場合には外部より布を通して空気等を吹き付ける
ことによつて、あらかじめ幕体内部に付着した粉
体塗料を底布14の上に払い落とした後縮納作業
を行うこともできる。しかし、このようにしても
縮納作業に際して、幕体の内部に付着していた塗
料粉体は、放置すればブースの外部に迷出するの
で、これを防止するためにダクト49,51等に
よつて、矢印50,52等に示した如く強制排気
を行うことによつて、ブースが縮納される方向と
同じ向きにブースの中をはかるに速い速度で空気
が吸い込まれ、これにより縮納作業時に発生する
粉体の迷出を完全におさえ、周囲環境の汚染を実
用上充分に防止することができる。側壁及び天井
を構成する幕体の収納作業が終わつた後で、底面
を構成する幕体14を取りはずし、これによりブ
ースを構成する幕体の縮納作業は完成する。次に
幕体を縮納した収納ボツクス48が取り去られ
る。なお、45及び46は収納ボツクスの排気作
業を有効に実施するためのガイドプレートであ
り、収納ボツクスをブース枠体から取りはずす時
には、収納ボツクスの扉として使用される。今ま
で使用されていた幕体が以上のような経過を経て
収納ボツクス48に収納された状態で取り去られ
た後、次に使用される色の粉体塗料に対応する幕
体の底布が枠体に新しく装着され、次いで使用さ
れる粉体塗料の色に対応する側面及び天井を構成
する幕体が収納されている別の収納ボツクスが、
第5図に示したような状態で枠体に新しく連結さ
れ、以上に述べた手続きと逆に経過をたどつて枠
体に伸張され、これによつて新しい色の粉体塗料
による塗料作業を実施する準備がブース本体に関
してはすべて完了する。
体を構成している幕21―C、21―S、22―
C、22―S、出口用幕31等を縮納する装置、
及びその経過を説明している。第5図及び第6図
において、48は使用していないところの幕体を
縮納するための収納ボツクスであり、これに骨組
み45,46等に外板40,41、天板43、底
板44等をはつてなる箱体であり、その上部には
第1図及び第7図、第8図に示したブース本体に
固定されたカーテンレール23,24,25,2
6にスムースに連結するように固定された収納用
レール24′,23′,25′,26′が取り付けら
れている。又この収納ボツクスは第6図より明ら
かな如く、車輪などの適当な方法によつて、移動
及び位置の調整が容易な如く構成されており、か
つその底板44からは49,51に示した如く排
気管が附設されている。色替作業に際しては、先
ず空の収納ボツクス48が第5図に示した如く、
その収納用カーテンレール23′,34′,25′,
26′がブースの枠体に固定されたカーテンレー
ル23,24,25,26に、スムースに連結さ
れるように、収納ボツクス48がブースの片側か
らブースの枠体に連結される。次にダクト51及
び49から矢印50及び52によつて示された如
く強力な排気を行いつつ、枠体に固定されたレー
ルによつて伸張されていた幕体22―C、22―
S、21―C、21―S、31等が収納ボツクス
の収納用レールに第5図の21―Cに示した如く
縮納される。なお第5図の22―Cは、縮納直前
の枠体に伸張された幕体を示したものである。こ
の作業は幕体のカーテンレールに対する支持体2
7,28,29,30等を図には示していないと
ころの紐等によつて、ブースの内部に入ることな
く、ブースの外部より幕体を収納ボツクスに簡単
に縮納することができ、この場合、原則として色
替えに際して幕体の清掃は行わない。この時に幕
体の縮納に際して幕体の内部に付着していた粉体
塗料は必要に応じて幕体を外部より叩く方法、あ
るいは幕体が透気性の布によつて構成されている
場合には外部より布を通して空気等を吹き付ける
ことによつて、あらかじめ幕体内部に付着した粉
体塗料を底布14の上に払い落とした後縮納作業
を行うこともできる。しかし、このようにしても
縮納作業に際して、幕体の内部に付着していた塗
料粉体は、放置すればブースの外部に迷出するの
で、これを防止するためにダクト49,51等に
よつて、矢印50,52等に示した如く強制排気
を行うことによつて、ブースが縮納される方向と
同じ向きにブースの中をはかるに速い速度で空気
が吸い込まれ、これにより縮納作業時に発生する
粉体の迷出を完全におさえ、周囲環境の汚染を実
用上充分に防止することができる。側壁及び天井
を構成する幕体の収納作業が終わつた後で、底面
を構成する幕体14を取りはずし、これによりブ
ースを構成する幕体の縮納作業は完成する。次に
幕体を縮納した収納ボツクス48が取り去られ
る。なお、45及び46は収納ボツクスの排気作
業を有効に実施するためのガイドプレートであ
り、収納ボツクスをブース枠体から取りはずす時
には、収納ボツクスの扉として使用される。今ま
で使用されていた幕体が以上のような経過を経て
収納ボツクス48に収納された状態で取り去られ
た後、次に使用される色の粉体塗料に対応する幕
体の底布が枠体に新しく装着され、次いで使用さ
れる粉体塗料の色に対応する側面及び天井を構成
する幕体が収納されている別の収納ボツクスが、
第5図に示したような状態で枠体に新しく連結さ
れ、以上に述べた手続きと逆に経過をたどつて枠
体に伸張され、これによつて新しい色の粉体塗料
による塗料作業を実施する準備がブース本体に関
してはすべて完了する。
以上に詳細に述べた如くこの発明による粉体塗
装ブースの色替作業に際してはブース内部の掃除
をブース内部に立ち入つて実施することが一切無
く、古いブースの縮納と新しいブースの伸張とい
う極めて単純な作業によつてブースの取り替えが
完了し、しかも縮納されたブースは伸張されたブ
ースに比較して通常コンベヤ方向の長さは1/5〜
1/20程度に縮小され、しかも縮納されたブース本
体は通常、任意の場所に移動して保管することが
できるので、必要な色数だけブース用幕を準備し
ても使用していないブース用幕の保管に必要とさ
れる床面積は極めて少なくてすみ、設備計画上の
適用性に著しく優れている。幕の縮納に必要な時
間は数分で充分であり、今までの色替えブースに
おける色替作業においてほとんどすべての場合に
必要とされたブース内面の清掃という作業を全く
しなくてよいことになつたのはこの発明の極めて
大きな特徴である。更に色替作業中に充分な排気
を実質上ブースの内部と見なし得る収納箱を通し
て行うことにより色替操作に伴つて飛散しがちで
あるブース内面に付着した粉体の迷出を実用上十
分に防止することができ、作業環境の改善に著し
い効果を発揮することができる。第5図及び第6
図に示した収納ボツクス内部の空間、すなわち収
納空間よりの収納作業時における排気操作は必ず
しも収納ボツクスの底部のみより行うだけではな
くて、例えば、ブース本体、従つて収納ボツクス
が丈の高いような場合には、収納ボツクスの上部
の点からも並行して排気を行うことによつて収納
時に発生するダストの迷出をより完全に防止する
ことができる。色替作業に際してブースの内部を
清掃する必要はなく、かつ色替作業時に収納空間
よりブース内部を通して強力な排気を行ないなが
ら色替作業を実施するというこのやり方は、特に
丈の高い被塗物を塗装する大型のブースにおいて
著しい効果を発揮し、これは第1図に示した短い
吸気管を高さ方向の複数の点から排気を行うやり
方と相まつてブース周辺の環境の改善に及ぼす効
果は著しく大きく、従つてこれはより完壁な混色
を防いだ高度な色替作業を可能とすることに外な
らない。更にこの発明による色替えブースにおい
ては旧ブースの縮納と新ブースの伸張、及び一時
集塵装置の差替えに要する時間は極めて短時間で
すみ、通常1〜2名の作業員で、ブース及び集塵
装置の色替えに必要な時間は、10〜15分程度であ
る。幕の収納ボツクスは第5図及び第6図に示し
た如く、その周囲を覆つて閉じた室となし、その
内部より強制排気を行うのが完全な色替えを実施
するために最も適した方法であるが、ブースが小
型の場合あるいは色替えをする色の差が著しくな
くて似ている場合等においては、図に示したよう
な箱状の収納ボツクスが必ずしも必要とせず移動
可能な収納用レールのみまたはレースを固定した
枠体のみですますことができる場合もある。収納
用レールの移動も床から支えるだけでなく天井か
ら吊る等の方法を適用することができる。
装ブースの色替作業に際してはブース内部の掃除
をブース内部に立ち入つて実施することが一切無
く、古いブースの縮納と新しいブースの伸張とい
う極めて単純な作業によつてブースの取り替えが
完了し、しかも縮納されたブースは伸張されたブ
ースに比較して通常コンベヤ方向の長さは1/5〜
1/20程度に縮小され、しかも縮納されたブース本
体は通常、任意の場所に移動して保管することが
できるので、必要な色数だけブース用幕を準備し
ても使用していないブース用幕の保管に必要とさ
れる床面積は極めて少なくてすみ、設備計画上の
適用性に著しく優れている。幕の縮納に必要な時
間は数分で充分であり、今までの色替えブースに
おける色替作業においてほとんどすべての場合に
必要とされたブース内面の清掃という作業を全く
しなくてよいことになつたのはこの発明の極めて
大きな特徴である。更に色替作業中に充分な排気
を実質上ブースの内部と見なし得る収納箱を通し
て行うことにより色替操作に伴つて飛散しがちで
あるブース内面に付着した粉体の迷出を実用上十
分に防止することができ、作業環境の改善に著し
い効果を発揮することができる。第5図及び第6
図に示した収納ボツクス内部の空間、すなわち収
納空間よりの収納作業時における排気操作は必ず
しも収納ボツクスの底部のみより行うだけではな
くて、例えば、ブース本体、従つて収納ボツクス
が丈の高いような場合には、収納ボツクスの上部
の点からも並行して排気を行うことによつて収納
時に発生するダストの迷出をより完全に防止する
ことができる。色替作業に際してブースの内部を
清掃する必要はなく、かつ色替作業時に収納空間
よりブース内部を通して強力な排気を行ないなが
ら色替作業を実施するというこのやり方は、特に
丈の高い被塗物を塗装する大型のブースにおいて
著しい効果を発揮し、これは第1図に示した短い
吸気管を高さ方向の複数の点から排気を行うやり
方と相まつてブース周辺の環境の改善に及ぼす効
果は著しく大きく、従つてこれはより完壁な混色
を防いだ高度な色替作業を可能とすることに外な
らない。更にこの発明による色替えブースにおい
ては旧ブースの縮納と新ブースの伸張、及び一時
集塵装置の差替えに要する時間は極めて短時間で
すみ、通常1〜2名の作業員で、ブース及び集塵
装置の色替えに必要な時間は、10〜15分程度であ
る。幕の収納ボツクスは第5図及び第6図に示し
た如く、その周囲を覆つて閉じた室となし、その
内部より強制排気を行うのが完全な色替えを実施
するために最も適した方法であるが、ブースが小
型の場合あるいは色替えをする色の差が著しくな
くて似ている場合等においては、図に示したよう
な箱状の収納ボツクスが必ずしも必要とせず移動
可能な収納用レールのみまたはレースを固定した
枠体のみですますことができる場合もある。収納
用レールの移動も床から支えるだけでなく天井か
ら吊る等の方法を適用することができる。
本発明による色替えブースの幕体を固定するた
めの枠体の構造の一例については、第7図、第8
図に詳細に示した通り、天井及び側壁を固定する
ためのカーテンレール23,24,25,26を
固定するためには、55に示される支柱と、これ
を連結するビーム6で第7図、第8図の如く枠体
を構成し、これの幕固定用カーテンレール23,
24,25,26をこれに固定し、更に底面を構
成する幕を固定する枠体56を設け、更にこれに
底面の幕に振動を加えるための加振機17の固定
装置16がセツトされている。なお、この例にお
いては、コンベヤ1をブースを構成する枠体6に
固定されている。しかし、幕体を固定するための
枠体は第7図及び第8図に示した如き形態に限定
されるものではなく、必要に応じて建物自体、あ
るいは床の一部を利用して構成すればよい場合も
ある。
めの枠体の構造の一例については、第7図、第8
図に詳細に示した通り、天井及び側壁を固定する
ためのカーテンレール23,24,25,26を
固定するためには、55に示される支柱と、これ
を連結するビーム6で第7図、第8図の如く枠体
を構成し、これの幕固定用カーテンレール23,
24,25,26をこれに固定し、更に底面を構
成する幕を固定する枠体56を設け、更にこれに
底面の幕に振動を加えるための加振機17の固定
装置16がセツトされている。なお、この例にお
いては、コンベヤ1をブースを構成する枠体6に
固定されている。しかし、幕体を固定するための
枠体は第7図及び第8図に示した如き形態に限定
されるものではなく、必要に応じて建物自体、あ
るいは床の一部を利用して構成すればよい場合も
ある。
ブースの底部を構成する方法としては第3図、
第4図によつて詳細に説明した如く、所定の方向
に傾斜し、かつ、弾性的に支持された幕のみによ
つて構成される方法の他に、弾性的に支持された
傾斜した幕体を、別の粉体輸送装置と組み合わせ
て使用する場合があり、これの例を示したのが第
9図、第10図、第11図である。第9図はこの
方法の平面図であり、第10図は第9図の矢印D
―Dによつて示される断面図であり、第11図は
第9図の側断面図である。これらの図において、
底部が細長い多孔板58によつて形成されたトラ
フ54があり、かつ、この多孔板は長手方向に傾
斜して設置されており、その底部には与圧室51
が取付けられていて、その与圧室には送気管52
を通して、矢印53で示される如く加圧した空気
が送入され、これによつて多孔板58の表面に来
た粉体は、矢印39′に示した如く多孔板の一端
に向かつてすみやかに集合する、いわゆるエアー
スライドを構成している。このエアースライドに
向かつて、バネ15によつて弾性的に支持され、
かつエアースライドに向かつて傾斜して伸張され
た幕14が組み合わされており、かつ、この幕は
枠16に固定された加振機17によつて必要に応
じて、矢印38に示した如く、全体として振動を
なすように形成されている。なお、36はバネ1
5を固定するための枠体である。
第4図によつて詳細に説明した如く、所定の方向
に傾斜し、かつ、弾性的に支持された幕のみによ
つて構成される方法の他に、弾性的に支持された
傾斜した幕体を、別の粉体輸送装置と組み合わせ
て使用する場合があり、これの例を示したのが第
9図、第10図、第11図である。第9図はこの
方法の平面図であり、第10図は第9図の矢印D
―Dによつて示される断面図であり、第11図は
第9図の側断面図である。これらの図において、
底部が細長い多孔板58によつて形成されたトラ
フ54があり、かつ、この多孔板は長手方向に傾
斜して設置されており、その底部には与圧室51
が取付けられていて、その与圧室には送気管52
を通して、矢印53で示される如く加圧した空気
が送入され、これによつて多孔板58の表面に来
た粉体は、矢印39′に示した如く多孔板の一端
に向かつてすみやかに集合する、いわゆるエアー
スライドを構成している。このエアースライドに
向かつて、バネ15によつて弾性的に支持され、
かつエアースライドに向かつて傾斜して伸張され
た幕14が組み合わされており、かつ、この幕は
枠16に固定された加振機17によつて必要に応
じて、矢印38に示した如く、全体として振動を
なすように形成されている。なお、36はバネ1
5を固定するための枠体である。
このようにしてバネで伸張された幕体14の上
に粉体が下降して適度に堆積した時に、加振機1
7を動作させれば、これらの粉体は矢印39に示
した如く、幕14の傾斜にそつて移動し、結局エ
アースライド54の多孔板58の上に達し、矢印
39′に示した如く多孔板の下流側の一端に集合
する。第9,10,11図に説明したタイプのエ
アースライドと組み合わせた型の弾性保持幕振動
型粉体集合装置は、主として巾広のブースに適し
たもので、第3図、第4図で説明した振動する弾
性保持幕自体に集合点を有する粉体集合装置は、
主として小型のブースの底面幕に適用して有効な
ものである。なぜならば、第9,10,11図に
示した方式はエアースライドをはさんで両側にそ
れぞれ振動する幕体を設けることにより、容易に
巾の広いブース底面を形成することが可能で、か
つ、エアースライドの作用により比較的小数の点
に向かつて粉体を最終的に集めることができるの
で、これを回収装置に運ぶ粉体輸送装置の数を少
なくすることができる。なお第9,10,11図
に示した型の粉体集合装置は必要に応じてその周
囲に第3,4図の35に示した如き縁部を設けて
もよい。
に粉体が下降して適度に堆積した時に、加振機1
7を動作させれば、これらの粉体は矢印39に示
した如く、幕14の傾斜にそつて移動し、結局エ
アースライド54の多孔板58の上に達し、矢印
39′に示した如く多孔板の下流側の一端に集合
する。第9,10,11図に説明したタイプのエ
アースライドと組み合わせた型の弾性保持幕振動
型粉体集合装置は、主として巾広のブースに適し
たもので、第3図、第4図で説明した振動する弾
性保持幕自体に集合点を有する粉体集合装置は、
主として小型のブースの底面幕に適用して有効な
ものである。なぜならば、第9,10,11図に
示した方式はエアースライドをはさんで両側にそ
れぞれ振動する幕体を設けることにより、容易に
巾の広いブース底面を形成することが可能で、か
つ、エアースライドの作用により比較的小数の点
に向かつて粉体を最終的に集めることができるの
で、これを回収装置に運ぶ粉体輸送装置の数を少
なくすることができる。なお第9,10,11図
に示した型の粉体集合装置は必要に応じてその周
囲に第3,4図の35に示した如き縁部を設けて
もよい。
第3,4図、及び第9,10,11図に示した
如き弾性的に支持された幕を振動させる型の粉体
集合装置は、以上に詳細に説明した如く、粉体塗
装用のブースの底面として適用して多くの利点を
もつているが、この装置の応用はこれのみに限ら
れるものではなく、例えば集塵装置の底面に適用
することによつて集塵装置の高さを著しく低くす
ることができ、これは建設費の低減及び装置の適
応性の向上に大きな効果をもたらすものである。
これは独立したバツクフイルターや電気集塵機の
底面に適用して有効であることは勿論であるが、
後述する第15図、第16図に示した如く、ブー
スの底面と回収装置の底面とを直接結合して、こ
の間にエアースライドをはさむようなブースと回
収装置との結合方式を採用する場合に、装置の色
替えの簡単化、設備費の低減等に対して極めて有
効である。
如き弾性的に支持された幕を振動させる型の粉体
集合装置は、以上に詳細に説明した如く、粉体塗
装用のブースの底面として適用して多くの利点を
もつているが、この装置の応用はこれのみに限ら
れるものではなく、例えば集塵装置の底面に適用
することによつて集塵装置の高さを著しく低くす
ることができ、これは建設費の低減及び装置の適
応性の向上に大きな効果をもたらすものである。
これは独立したバツクフイルターや電気集塵機の
底面に適用して有効であることは勿論であるが、
後述する第15図、第16図に示した如く、ブー
スの底面と回収装置の底面とを直接結合して、こ
の間にエアースライドをはさむようなブースと回
収装置との結合方式を採用する場合に、装置の色
替えの簡単化、設備費の低減等に対して極めて有
効である。
この発明による粉体塗装ブースの底部を構成す
る方法は、以上に述べた弾性支持された傾斜幕を
振動させる型のものに限定されるものではなく、
底部全体をベルトコンベヤで構成する方式が極め
て適している。第12図、第13図、第14図に
示したのは、この方式を適用した実施例であつ
て、第12図はこの方式による実施例の運転中の
平面図、第13図は側面図、第14図は第13図
における矢印C―Cによる正面図を示したもので
ある。第12,13,14図の実施例では、幕で
構成されるブースの天井及び側壁の一部は省略し
側壁21―Sの下部の部分のみが示されている。
第12,13,14図に示した実施例において、
塗装空間はブース底部を構成するコンベヤベルト
60と側壁20―S,31,31′及び、図には
示してないところの天井21を構成する幕でもつ
て構成されている。被塗物の塗装及びブース上部
の構成は第1図、第2図に示したところと同様で
あるのでこれを省略する。第12,13,14図
において、ベルトコンベヤはプーリ60及び61
によつて矢印64の方向に駆動され、このベルト
コンベヤ62の上面に、ブースの側壁を構成する
幕21―S,31,31′がふれており、オーバ
ースプレイ粉体の主要部分はベルトコンベヤ62
の上に降下してくる。ベルトコンベヤ62のドラ
イプーリー61側の出口には、ブースの側壁31
の下端を構成するコンベヤ出口枠68とコンベヤ
62との間に、小さな隙間がコンベヤ出口67を
構成するようになつており、コンベヤに乗つてコ
ンベヤの回転につれてドライブプーリー61の方
に出て来るオーバースプレイ粉体は、吸引スリツ
ト65を介して、掃除ダクト65によつて吸引回
収される。この時、オーバースプレイ塗料粉体が
強度に帯電している場合には、吸引スリツト65
の直前に設けられた除電装置69によつて除電が
行われ、吸引スリツト65によるベルトコンベヤ
の清掃作業が充分に行われるように配慮がなされ
る。なお、ベルトコンベヤは静電気工学的導体系
でもつて構成されることが望ましく、これは導線
63によつて接地される。又、ブースの側壁を構
成する幕がコンベヤの回転によつてずれないよう
にアイドルプーリー60側の側壁31は枠55に
固定され、かつ、ドライブプーリー61の側の側
壁31′はコンベヤ出口枠等によつて、枠体55
に固定されるようになつている。ブース内部に構
成された塗装空間よりの排気、ガンの挿入、被塗
物コンベヤの構成等は、通常、第1,2図に示し
た実施例と同様であるのでこれを省略する。
る方法は、以上に述べた弾性支持された傾斜幕を
振動させる型のものに限定されるものではなく、
底部全体をベルトコンベヤで構成する方式が極め
て適している。第12図、第13図、第14図に
示したのは、この方式を適用した実施例であつ
て、第12図はこの方式による実施例の運転中の
平面図、第13図は側面図、第14図は第13図
における矢印C―Cによる正面図を示したもので
ある。第12,13,14図の実施例では、幕で
構成されるブースの天井及び側壁の一部は省略し
側壁21―Sの下部の部分のみが示されている。
第12,13,14図に示した実施例において、
塗装空間はブース底部を構成するコンベヤベルト
60と側壁20―S,31,31′及び、図には
示してないところの天井21を構成する幕でもつ
て構成されている。被塗物の塗装及びブース上部
の構成は第1図、第2図に示したところと同様で
あるのでこれを省略する。第12,13,14図
において、ベルトコンベヤはプーリ60及び61
によつて矢印64の方向に駆動され、このベルト
コンベヤ62の上面に、ブースの側壁を構成する
幕21―S,31,31′がふれており、オーバ
ースプレイ粉体の主要部分はベルトコンベヤ62
の上に降下してくる。ベルトコンベヤ62のドラ
イプーリー61側の出口には、ブースの側壁31
の下端を構成するコンベヤ出口枠68とコンベヤ
62との間に、小さな隙間がコンベヤ出口67を
構成するようになつており、コンベヤに乗つてコ
ンベヤの回転につれてドライブプーリー61の方
に出て来るオーバースプレイ粉体は、吸引スリツ
ト65を介して、掃除ダクト65によつて吸引回
収される。この時、オーバースプレイ塗料粉体が
強度に帯電している場合には、吸引スリツト65
の直前に設けられた除電装置69によつて除電が
行われ、吸引スリツト65によるベルトコンベヤ
の清掃作業が充分に行われるように配慮がなされ
る。なお、ベルトコンベヤは静電気工学的導体系
でもつて構成されることが望ましく、これは導線
63によつて接地される。又、ブースの側壁を構
成する幕がコンベヤの回転によつてずれないよう
にアイドルプーリー60側の側壁31は枠55に
固定され、かつ、ドライブプーリー61の側の側
壁31′はコンベヤ出口枠等によつて、枠体55
に固定されるようになつている。ブース内部に構
成された塗装空間よりの排気、ガンの挿入、被塗
物コンベヤの構成等は、通常、第1,2図に示し
た実施例と同様であるのでこれを省略する。
このベルトコンベヤでブース底部を構成する実
施例においては、清掃用スリツト65から吸引さ
れる集塵用空気は極めて小量であるので、これの
塗料回収に用いられる回収装置は極めて小型のも
のでよく、これは各色専用の回収装置を準備する
ことを容易にし、塗料の大部分はここに回収され
る。図には示してないところの吸気管を通つて回
収される塗料は、従つて、吐出される塗料のうち
のかなり少ない割合の部分となるので、ここから
回収される塗料の一次集塵機はそれ程高効率のも
のを準備する必要のない場合が多いことは第1,
2図に示した実施例と同様であり、ブースの側壁
及び天井を構成する幕及び一次集塵機の色替作業
時における取扱いは第1図、第2図に示した実施
例とほぼ同様である。すなわち、ブースが長時間
運転された後であれば、側壁を構成する幕の内面
にかなりの量の粉体が付着していることがあるの
で、このような場合には、コンベヤベルト62を
運転しながら幕を外部から軽く叩くか、あるいは
外部から高速の空気を吹きつけて付着粉体をベル
トの上に落とし、これは吸引装置65によつて直
ちに回収される。色替作業の実施に当たつては、
幕の収納ボツクスは側壁31の側から適用され
る。色替えに際して発生するブース側壁等に付着
していた粉体の払い落とし等によつておこる浮遊
粉体の迷出防止のための吸引ダクトは、側壁31
の下部から塗装空間内部に挿入するか、あるい
は、側壁31に設けられている被塗物が通過する
ための開口部を通し、収納ボツクスの側板を通つ
て強制排気がなされる。この実施例においては、
ブースの内部に付着している粉体が、色替えに際
し回収装置66によつて自動的に回収されてしま
うというのが極めて大きな特徴である。この実施
例においても、第1、2図に示した実施例と同様
に、ブースの側壁及び天井を構成する幕体の取込
みは極めて短時間で完了するので、これが終わり
次第、今まで使つていた幕体を収納した収納ボツ
クスは直ちに取りはずし、その代わりに次に使用
される色の粉体塗料を準備された幕体を収納した
収納ボツクスを接続し、以上に述べたのとは逆の
手順でもつて幕を引き伸ばして固定し、ブースの
色替えは完了する。この実施例に示した方式の色
替えに際しては、コンベヤの清掃は色替作業が旧
ブースの取りはずしが完了するまではコンベヤ及
び回収装置66は運転しておき、その作業が終わ
つた時にコンベヤを止めてコンベヤ清掃装置6
5,66及び以降の塗料回収システムを新しい色
のために準備されたものと交換するだけでよい。
なお、以上作業が終わり次第、新しい色のために
準備された一次集塵機及び吸気ダクト7,8を置
換して、ブース関係の色替えは完了する。この実
施例における色替え所要時間は、通常、2名で10
〜30分程度であつて極めて容易に実施することが
でき、粉体塗装における色替問題をほとんど完全
に解決したものといつても過言ではない。ベルト
コンベヤの清掃については、通常はベルトコンベ
ヤの材質及び清掃装置65,66の設計及び運転
条件が適切であれば、色替え時の清掃は、これの
みで充分であるが、塗料の変更の場合の如く清掃
の完壁を期する場合には、ベルトの表面の付着物
を拭き取る方法、あるいはベルトコンベヤの戻り
の途中において水等の液体によつてコンベヤを洗
浄し、これを乾燥させてから使用する方法等、必
要に応じてよく知られた方法を適用する。
施例においては、清掃用スリツト65から吸引さ
れる集塵用空気は極めて小量であるので、これの
塗料回収に用いられる回収装置は極めて小型のも
のでよく、これは各色専用の回収装置を準備する
ことを容易にし、塗料の大部分はここに回収され
る。図には示してないところの吸気管を通つて回
収される塗料は、従つて、吐出される塗料のうち
のかなり少ない割合の部分となるので、ここから
回収される塗料の一次集塵機はそれ程高効率のも
のを準備する必要のない場合が多いことは第1,
2図に示した実施例と同様であり、ブースの側壁
及び天井を構成する幕及び一次集塵機の色替作業
時における取扱いは第1図、第2図に示した実施
例とほぼ同様である。すなわち、ブースが長時間
運転された後であれば、側壁を構成する幕の内面
にかなりの量の粉体が付着していることがあるの
で、このような場合には、コンベヤベルト62を
運転しながら幕を外部から軽く叩くか、あるいは
外部から高速の空気を吹きつけて付着粉体をベル
トの上に落とし、これは吸引装置65によつて直
ちに回収される。色替作業の実施に当たつては、
幕の収納ボツクスは側壁31の側から適用され
る。色替えに際して発生するブース側壁等に付着
していた粉体の払い落とし等によつておこる浮遊
粉体の迷出防止のための吸引ダクトは、側壁31
の下部から塗装空間内部に挿入するか、あるい
は、側壁31に設けられている被塗物が通過する
ための開口部を通し、収納ボツクスの側板を通つ
て強制排気がなされる。この実施例においては、
ブースの内部に付着している粉体が、色替えに際
し回収装置66によつて自動的に回収されてしま
うというのが極めて大きな特徴である。この実施
例においても、第1、2図に示した実施例と同様
に、ブースの側壁及び天井を構成する幕体の取込
みは極めて短時間で完了するので、これが終わり
次第、今まで使つていた幕体を収納した収納ボツ
クスは直ちに取りはずし、その代わりに次に使用
される色の粉体塗料を準備された幕体を収納した
収納ボツクスを接続し、以上に述べたのとは逆の
手順でもつて幕を引き伸ばして固定し、ブースの
色替えは完了する。この実施例に示した方式の色
替えに際しては、コンベヤの清掃は色替作業が旧
ブースの取りはずしが完了するまではコンベヤ及
び回収装置66は運転しておき、その作業が終わ
つた時にコンベヤを止めてコンベヤ清掃装置6
5,66及び以降の塗料回収システムを新しい色
のために準備されたものと交換するだけでよい。
なお、以上作業が終わり次第、新しい色のために
準備された一次集塵機及び吸気ダクト7,8を置
換して、ブース関係の色替えは完了する。この実
施例における色替え所要時間は、通常、2名で10
〜30分程度であつて極めて容易に実施することが
でき、粉体塗装における色替問題をほとんど完全
に解決したものといつても過言ではない。ベルト
コンベヤの清掃については、通常はベルトコンベ
ヤの材質及び清掃装置65,66の設計及び運転
条件が適切であれば、色替え時の清掃は、これの
みで充分であるが、塗料の変更の場合の如く清掃
の完壁を期する場合には、ベルトの表面の付着物
を拭き取る方法、あるいはベルトコンベヤの戻り
の途中において水等の液体によつてコンベヤを洗
浄し、これを乾燥させてから使用する方法等、必
要に応じてよく知られた方法を適用する。
第1,2図、及び第12,13,14図に述べ
た実施例においては、側壁及び天井を構成する幕
体を伸張する方法は、コンベヤの進行方向と平行
に設置されたカーテンレールを用いてあるが、こ
れはこれだけに限定されるものではなく、コンベ
ヤの進行方向と直角方向に必要に応じてカーテン
レールを設置し、これに対応した収納用カーテン
レール及びカーテン収納箱を設置することができ
る。この場合には、カーテンはコンベヤによつて
二つに分割して収納保管することも可能である。
又被塗物が非常に長いものを塗装するための粉体
塗装ブースの場合には幕体の側壁部が著しく高く
なつてその取扱いが困難な場合もあり、このよう
な場合には、側壁のカーテンレールを二段として
もよい。
た実施例においては、側壁及び天井を構成する幕
体を伸張する方法は、コンベヤの進行方向と平行
に設置されたカーテンレールを用いてあるが、こ
れはこれだけに限定されるものではなく、コンベ
ヤの進行方向と直角方向に必要に応じてカーテン
レールを設置し、これに対応した収納用カーテン
レール及びカーテン収納箱を設置することができ
る。この場合には、カーテンはコンベヤによつて
二つに分割して収納保管することも可能である。
又被塗物が非常に長いものを塗装するための粉体
塗装ブースの場合には幕体の側壁部が著しく高く
なつてその取扱いが困難な場合もあり、このよう
な場合には、側壁のカーテンレールを二段として
もよい。
第15図及び第16図に示したのは、幕によつ
て塗装ブースの天井及び側壁を形成する方法であ
つて、カーテンレールとは別の方式による実施例
を示したものである。第15図はこの実施例のブ
ースのコンベヤの進行方向と直角の方向から見た
運転中の断面図である。被塗物のコンベヤとブー
スとの関係は、第1図、第2図に示したものと同
様であるので省略してある。
て塗装ブースの天井及び側壁を形成する方法であ
つて、カーテンレールとは別の方式による実施例
を示したものである。第15図はこの実施例のブ
ースのコンベヤの進行方向と直角の方向から見た
運転中の断面図である。被塗物のコンベヤとブー
スとの関係は、第1図、第2図に示したものと同
様であるので省略してある。
運転中のブースの状態は、第1図、第2図に示
したものと同様であるが、この実施例において
は、天井及び側壁を構成するしきり幕22―C及
び22―Sを紙面と直角方向に長さを有する棒7
0,71に固定することによつて張り、この棒7
0,71をつり輪73によつて枠体33に固定さ
れた固定フツク74に吊り下げることによつてブ
ースを構成している。以上の説明はブースの左半
分について行なつたが、右半分の運転中のブース
を構成する方法も左半分と同様である。なお、第
1図と同様に、31は被塗物用コンベヤの進行方
向に直角なブースの入口及び出口を構成するため
の側壁である。第15図において、被塗物に塗着
されなかつたオーバスプレイ粉体は、矢印13で
示した如くブースの底面を構成する幕14に向か
つて下降するが、この幕は第9,10,11図に
示したエアースライド54と組み合わせた弾性支
持され、かつ、加振機に結合された幕で構成され
ているので、矢印39に示した如く、底面のゆる
やかな傾斜にそつてエアースライド54に集合
し、このエアースライドの下端に至つて矢印85
に示した如く、オーバスプレイ回収装置86によ
つて回収され再利用される。なお、第15図にお
いては、底面を構成する幕14の弾性的支持装置
及び加振装置はこれを省略してある。又、エアー
スライドの各部の機能は第11図と同じ番号を付
してある。ブースの底面14に到達しなかつたオ
ーバースプレイは、矢印88に示した如くブース
の側面下部において連通しているバツクフイルタ
ー80に空気と共に吸引され濾布75を介して矢
印78で示された如く、濾過集塵が行われる。濾
布75の表面に堆積した塗料は、適当な時期に矢
印76で示された逆洗用送気をノズル77よりフ
イルターバツクに吹き込んでこれを払い落し、払
い落された粉体塗料は集塵機80の底面14′の
上に落下し、これは矢印87に示された如く、集
塵機の底面を構成する弾性支持振動幕14′の作
用によつてゆるやかにエアースライド54に送ら
れて、ブースの底面から回収された塗料と同様に
して塗料回収装置86によつて終局的に回回収さ
れ、再利用される。
したものと同様であるが、この実施例において
は、天井及び側壁を構成するしきり幕22―C及
び22―Sを紙面と直角方向に長さを有する棒7
0,71に固定することによつて張り、この棒7
0,71をつり輪73によつて枠体33に固定さ
れた固定フツク74に吊り下げることによつてブ
ースを構成している。以上の説明はブースの左半
分について行なつたが、右半分の運転中のブース
を構成する方法も左半分と同様である。なお、第
1図と同様に、31は被塗物用コンベヤの進行方
向に直角なブースの入口及び出口を構成するため
の側壁である。第15図において、被塗物に塗着
されなかつたオーバスプレイ粉体は、矢印13で
示した如くブースの底面を構成する幕14に向か
つて下降するが、この幕は第9,10,11図に
示したエアースライド54と組み合わせた弾性支
持され、かつ、加振機に結合された幕で構成され
ているので、矢印39に示した如く、底面のゆる
やかな傾斜にそつてエアースライド54に集合
し、このエアースライドの下端に至つて矢印85
に示した如く、オーバスプレイ回収装置86によ
つて回収され再利用される。なお、第15図にお
いては、底面を構成する幕14の弾性的支持装置
及び加振装置はこれを省略してある。又、エアー
スライドの各部の機能は第11図と同じ番号を付
してある。ブースの底面14に到達しなかつたオ
ーバースプレイは、矢印88に示した如くブース
の側面下部において連通しているバツクフイルタ
ー80に空気と共に吸引され濾布75を介して矢
印78で示された如く、濾過集塵が行われる。濾
布75の表面に堆積した塗料は、適当な時期に矢
印76で示された逆洗用送気をノズル77よりフ
イルターバツクに吹き込んでこれを払い落し、払
い落された粉体塗料は集塵機80の底面14′の
上に落下し、これは矢印87に示された如く、集
塵機の底面を構成する弾性支持振動幕14′の作
用によつてゆるやかにエアースライド54に送ら
れて、ブースの底面から回収された塗料と同様に
して塗料回収装置86によつて終局的に回回収さ
れ、再利用される。
第16図は第15図に示した色替えブースシス
テムの色替えを実施する途中の段階を簡略化して
示したものである。この実施例の色替えに際して
は、塗装作業が終わり次第、第15図においてま
ず、ブースの側壁及び天井を軽く叩くか、あるい
は、幕が布で構成されている場合にはこれを通し
て高速の空気を吹き付けることによつてブースの
内面に付着している粉体を払い落す。この時、集
塵室80はもちろん動作状態にしておく。この払
い落し作業が完了した後、天井及び側壁を構成す
る幕体を張つているための吊輪73,74をはず
す。この時紙面に直角で側壁とほぼ同じ長さをも
つもう一本の幕固定用棒72は固定したままで置
いてあるので、第16図の左側に示した如く吊輪
73,74をはずした状態においては天井及び側
壁を構成する幕22―C及び22―Sはブースの
内面を構成していた面が内側になるように折り畳
まれる。この状態で折り畳まれた幕を固定枠3
3′からはずし、これを別に用意した幕の巻取装
置81に仮想2点破線83によつて示した如く巻
き込んで、天井及び側壁膜の収納が行われる。ブ
ースの右半分の側壁の収納も全く同様にして巻取
装置82の中に仮想2点破線84で示した如く収
納される。この作業が終わり次第、集塵装置のバ
ツクフイルター収納室80を通して行つている吸
気を止め、集塵室80を底面を構成している幕1
4′を図に示した如く巻き上げてしめた後、吸気
室79から切りはなし、同時にブースの底面を構
成している幕14も取りはずし、次に各色毎に用
意されている最終的回収装置86も撤去され、エ
アースライドの表面を真空掃除機等で掃除して色
替の準備が完了する。この場合、吸気室79は、
濾布75を通して清浄になつた空気しかふれない
ので内部が塗料で汚染されることがないので共通
設備としておけばよい。以上の色替作業準備が終
了した後で、次に使用される色の塗料のために準
備されたブースを構成するための幕を収納した巻
取装置がセツトされ、これより、以上に述べたの
と逆の順序でブースを構成する幕が張られ、次に
その色に対応する集塵室80がセツトされて色替
作業は完了する。
テムの色替えを実施する途中の段階を簡略化して
示したものである。この実施例の色替えに際して
は、塗装作業が終わり次第、第15図においてま
ず、ブースの側壁及び天井を軽く叩くか、あるい
は、幕が布で構成されている場合にはこれを通し
て高速の空気を吹き付けることによつてブースの
内面に付着している粉体を払い落す。この時、集
塵室80はもちろん動作状態にしておく。この払
い落し作業が完了した後、天井及び側壁を構成す
る幕体を張つているための吊輪73,74をはず
す。この時紙面に直角で側壁とほぼ同じ長さをも
つもう一本の幕固定用棒72は固定したままで置
いてあるので、第16図の左側に示した如く吊輪
73,74をはずした状態においては天井及び側
壁を構成する幕22―C及び22―Sはブースの
内面を構成していた面が内側になるように折り畳
まれる。この状態で折り畳まれた幕を固定枠3
3′からはずし、これを別に用意した幕の巻取装
置81に仮想2点破線83によつて示した如く巻
き込んで、天井及び側壁膜の収納が行われる。ブ
ースの右半分の側壁の収納も全く同様にして巻取
装置82の中に仮想2点破線84で示した如く収
納される。この作業が終わり次第、集塵装置のバ
ツクフイルター収納室80を通して行つている吸
気を止め、集塵室80を底面を構成している幕1
4′を図に示した如く巻き上げてしめた後、吸気
室79から切りはなし、同時にブースの底面を構
成している幕14も取りはずし、次に各色毎に用
意されている最終的回収装置86も撤去され、エ
アースライドの表面を真空掃除機等で掃除して色
替の準備が完了する。この場合、吸気室79は、
濾布75を通して清浄になつた空気しかふれない
ので内部が塗料で汚染されることがないので共通
設備としておけばよい。以上の色替作業準備が終
了した後で、次に使用される色の塗料のために準
備されたブースを構成するための幕を収納した巻
取装置がセツトされ、これより、以上に述べたの
と逆の順序でブースを構成する幕が張られ、次に
その色に対応する集塵室80がセツトされて色替
作業は完了する。
以上詳細に述べた第15図,第16図に示した
本発明による塗装ブースの色替えは、ブースの内
面の掃除を行うことがなく、エアースライドの掃
除だけですむので、色替操作は極めて簡単であつ
て、通常2名程度の作業員で15〜30分の色替時間
でブース及び塗料回収装置に関係する色替えを完
了することができる。第15図、第16図に示し
た実施例においては、第9図、第10図、第11
図で説明した如く、エアースライドと弾性支持幕
振動型の粉体集合装置と組み合わせることによつ
て、ブース及び集塵機の底面をゆるやかな傾斜で
もつて構成し、かつ、補集された塗料粉体を共通
のエアースライドで集合させて、少数の粉体集合
点に集合させることによつて全体としてのシステ
ムを極めて簡単にし、かつ、装置の高さを低く
し、これは色替作業の簡易化に極めて有効である
と同時に、装置自体の設備費の低減、これに伴つ
て、コンベヤの高さを低くすることができ、ひい
ては建屋の高さも低くすることができる等の色々
な利点をもたらすことができる。
本発明による塗装ブースの色替えは、ブースの内
面の掃除を行うことがなく、エアースライドの掃
除だけですむので、色替操作は極めて簡単であつ
て、通常2名程度の作業員で15〜30分の色替時間
でブース及び塗料回収装置に関係する色替えを完
了することができる。第15図、第16図に示し
た実施例においては、第9図、第10図、第11
図で説明した如く、エアースライドと弾性支持幕
振動型の粉体集合装置と組み合わせることによつ
て、ブース及び集塵機の底面をゆるやかな傾斜で
もつて構成し、かつ、補集された塗料粉体を共通
のエアースライドで集合させて、少数の粉体集合
点に集合させることによつて全体としてのシステ
ムを極めて簡単にし、かつ、装置の高さを低く
し、これは色替作業の簡易化に極めて有効である
と同時に、装置自体の設備費の低減、これに伴つ
て、コンベヤの高さを低くすることができ、ひい
ては建屋の高さも低くすることができる等の色々
な利点をもたらすことができる。
第17図、第18図に示したのは、本発明によ
るブース底面を構成する方法の更に別の実施例を
示したものであつて、第17図は平面図、第18
図は側断面図である。ブースが小型の場合には以
上の説明に示した如く、ブース底面を構成するた
めに弾性支持振動幕やベルトコンベヤを使用する
までもなく、第17図、第18図に示した如くブ
ースホツパー90の上に91に示した如く幕をか
ぶせることによつてブース底面を構成し、色替え
に際しては、この幕及び排気管93を交換すると
いう方法も可能である。ひんぱんに色替えが行わ
れてブースの底部にたまる塗料の量が一つの色に
ついてそれ程多くない場合には、底布91は底に
穴をあけないで袋状に形成して、色替えに際して
バツチ的に回収するやり方が実用的な場合もある
が第18図に示した如く、底布の底面に穴をあ
け、排気管93を接続して矢印92に示した如
く、粉体を搬送するために排気を行うのが好適な
場合もあり、この場合には色替に際して排管93
を交換することが必要である。そのほかブースが
小型の場合などには底布を使用せず、底面の色替
えは真空掃除器などで、たまつた塗料を吸引回収
して色替えをおこなうことも可能である。
るブース底面を構成する方法の更に別の実施例を
示したものであつて、第17図は平面図、第18
図は側断面図である。ブースが小型の場合には以
上の説明に示した如く、ブース底面を構成するた
めに弾性支持振動幕やベルトコンベヤを使用する
までもなく、第17図、第18図に示した如くブ
ースホツパー90の上に91に示した如く幕をか
ぶせることによつてブース底面を構成し、色替え
に際しては、この幕及び排気管93を交換すると
いう方法も可能である。ひんぱんに色替えが行わ
れてブースの底部にたまる塗料の量が一つの色に
ついてそれ程多くない場合には、底布91は底に
穴をあけないで袋状に形成して、色替えに際して
バツチ的に回収するやり方が実用的な場合もある
が第18図に示した如く、底布の底面に穴をあ
け、排気管93を接続して矢印92に示した如
く、粉体を搬送するために排気を行うのが好適な
場合もあり、この場合には色替に際して排管93
を交換することが必要である。そのほかブースが
小型の場合などには底布を使用せず、底面の色替
えは真空掃除器などで、たまつた塗料を吸引回収
して色替えをおこなうことも可能である。
以上に述べた本発明による粉体塗装ブースの実
施例を次にまとめて要約する。本発明によるブー
スは側壁及び天井の構成方法としては、天井用幕
と側壁用幕についてはカーテンレールに走行自在
に結合された第1の型と、天井用幕と側壁用幕が
巻き込み収納されるように構成された第2の型が
ある。又、ブース底面を構成する方法としては、
弾性支持された傾斜幕を振動させる粉体集合装置
を単独で適用する第1の型、弾性支持された傾斜
幕を振動させた粉体集合装置と、他の、例えばエ
アースライドの如き粉体集合装置と組み合わせて
ブース底面を構成する第2の型、及び、底面をベ
ルトコンベヤで構成する第3の型の三つがある。
以上の説明においては、これらの型を説明に必要
な適宜の組合わせ例について説明したが、これら
の組合わせは以上の実施例のみに限定されるもの
ではなく、必要に応じて適切な組合わせを適用し
てよいことは勿論である。
施例を次にまとめて要約する。本発明によるブー
スは側壁及び天井の構成方法としては、天井用幕
と側壁用幕についてはカーテンレールに走行自在
に結合された第1の型と、天井用幕と側壁用幕が
巻き込み収納されるように構成された第2の型が
ある。又、ブース底面を構成する方法としては、
弾性支持された傾斜幕を振動させる粉体集合装置
を単独で適用する第1の型、弾性支持された傾斜
幕を振動させた粉体集合装置と、他の、例えばエ
アースライドの如き粉体集合装置と組み合わせて
ブース底面を構成する第2の型、及び、底面をベ
ルトコンベヤで構成する第3の型の三つがある。
以上の説明においては、これらの型を説明に必要
な適宜の組合わせ例について説明したが、これら
の組合わせは以上の実施例のみに限定されるもの
ではなく、必要に応じて適切な組合わせを適用し
てよいことは勿論である。
この発明で使用される幕の主要部は、原則とし
て不燃性又は難燃性であることが好ましい。又、
ガンより飛来する電荷の蓄積を防ぐ為に、若干の
導電性をもつように処理されたものを使用した方
が良い場合が多い。
て不燃性又は難燃性であることが好ましい。又、
ガンより飛来する電荷の蓄積を防ぐ為に、若干の
導電性をもつように処理されたものを使用した方
が良い場合が多い。
不燃性幕の例としては、ガラス繊維性の布やシ
ート等、難燃性の例としては木綿の布に難燃処理
を行なつたものやシート等をあげることができる
が、これ等に限定されるものではない。
ート等、難燃性の例としては木綿の布に難燃処理
を行なつたものやシート等をあげることができる
が、これ等に限定されるものではない。
幕に導電性を持たせる方法としては、布に導電
性繊維を織り込む方法、繊維自体に導電性処理を
行う方法、―例えばガラス繊維の場合は、これに
グラフアイト処理を施す方法―、布に適当な間隔
で導電性部材を取り付ける方法―例えば布の伸縮
を規則的になす為の補強手段を兼ねて、細い導電
性の棒を一定間隔で平行に布に取り付ける方法
―、等目的に合致したいろいろな方法を適用する
ことができる。この発明に係る粉体塗装用ブース
は、以上のようにベルトコンベヤが導電性材料よ
りなり、かつ、接地されているので、電位が安定
している。そのため、効率的に十分な除電を行な
うことができる。
性繊維を織り込む方法、繊維自体に導電性処理を
行う方法、―例えばガラス繊維の場合は、これに
グラフアイト処理を施す方法―、布に適当な間隔
で導電性部材を取り付ける方法―例えば布の伸縮
を規則的になす為の補強手段を兼ねて、細い導電
性の棒を一定間隔で平行に布に取り付ける方法
―、等目的に合致したいろいろな方法を適用する
ことができる。この発明に係る粉体塗装用ブース
は、以上のようにベルトコンベヤが導電性材料よ
りなり、かつ、接地されているので、電位が安定
している。そのため、効率的に十分な除電を行な
うことができる。
又、除電装置の下流に吸引スリツトを設けたの
で、コンベヤベルト上のオーバースプレー塗料
は、吸引スリツトに到達する前に、ベルトコンベ
ヤから離れやすい状態となる。そのため、該塗料
の全部が吸引スリツトから吸引されるので、塗料
回収率が向上するとともに、ベルトコンベヤ上面
の清掃作業も頻繁に行なう必要もない。
で、コンベヤベルト上のオーバースプレー塗料
は、吸引スリツトに到達する前に、ベルトコンベ
ヤから離れやすい状態となる。そのため、該塗料
の全部が吸引スリツトから吸引されるので、塗料
回収率が向上するとともに、ベルトコンベヤ上面
の清掃作業も頻繁に行なう必要もない。
添付図面は本発明の実施例を示し、第1図はそ
の縦断面図、第2図は第1図のA―A線部の平面
図、第3図は第1図の一部分の平面図、第4図は
第3図の部分の側面図、第5図は第2図の一部分
と、それに結合された収納装置の平面図、第6図
は第5図の部分の正面図、第7図は第1図のその
他の部分の正面図、第8図は第7図の部分の平面
図、第9図は第3図に示した部分の他の実施例の
平面図、第10図は第9図のD―D線部の断面
図、第11図は第9図の部分の断面図、第12図
は第3図に示した部分の更に他の実施例の平面
図、第13図はその側面図、第14図は第13図
のC―C線部の断面図、第15図は第1図の実施
例と異る本発明の他の実施例の縦断面図、第16
図は第15図の実施例に於ける他の状態の縦断面
図、第17図は第3図の部分に相当する更に又他
の実施例の平面図、第18図は第17図の部分の
断面図である。 7,8,9…排気ダクト、14…底面用幕、1
5…ばね、17…加振機、21,22…しきり
幕、21―C,22―C…天井用幕、21―S,
22―S…側壁用幕、23,24,25,26…
伸張用カーテンレール、23′,24′,25′,
26′…収納用カーテンレール、32,33…塗
装室形成用枠体、62…ベルトコンベヤ、81…
倦込装置。
の縦断面図、第2図は第1図のA―A線部の平面
図、第3図は第1図の一部分の平面図、第4図は
第3図の部分の側面図、第5図は第2図の一部分
と、それに結合された収納装置の平面図、第6図
は第5図の部分の正面図、第7図は第1図のその
他の部分の正面図、第8図は第7図の部分の平面
図、第9図は第3図に示した部分の他の実施例の
平面図、第10図は第9図のD―D線部の断面
図、第11図は第9図の部分の断面図、第12図
は第3図に示した部分の更に他の実施例の平面
図、第13図はその側面図、第14図は第13図
のC―C線部の断面図、第15図は第1図の実施
例と異る本発明の他の実施例の縦断面図、第16
図は第15図の実施例に於ける他の状態の縦断面
図、第17図は第3図の部分に相当する更に又他
の実施例の平面図、第18図は第17図の部分の
断面図である。 7,8,9…排気ダクト、14…底面用幕、1
5…ばね、17…加振機、21,22…しきり
幕、21―C,22―C…天井用幕、21―S,
22―S…側壁用幕、23,24,25,26…
伸張用カーテンレール、23′,24′,25′,
26′…収納用カーテンレール、32,33…塗
装室形成用枠体、62…ベルトコンベヤ、81…
倦込装置。
Claims (1)
- 1 ブース底部が、導電性材料よりなり、かつ、
接地されたベルトコンベヤによつて構成されてお
り、又、該ベルトコンベヤ上より塗料粉体を回収
する装置が、除電装置と、該除電装置の下流に設
けた吸引スリツトよりなる塗料粉体回収装置を具
備していることを特徴とする粉体塗装用ブース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56075033A JPS57190671A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Powder painting booth |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56075033A JPS57190671A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Powder painting booth |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57190671A JPS57190671A (en) | 1982-11-24 |
| JPH0256945B2 true JPH0256945B2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=13564465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56075033A Granted JPS57190671A (en) | 1981-05-20 | 1981-05-20 | Powder painting booth |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57190671A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60179166A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-13 | Matsuo Sangyo Kk | 粉体塗料塗装用ブ−ス |
| US5259879A (en) * | 1991-06-27 | 1993-11-09 | Ransburg Corporation | Powder application booth liner and method of making it |
| JP2651104B2 (ja) * | 1993-05-19 | 1997-09-10 | 松尾産業株式会社 | 粉体塗装装置 |
| DE202005019313U1 (de) * | 2005-12-08 | 2006-02-23 | J. Wagner Ag | Pulverbeschichtungskabine |
| JP5312165B2 (ja) * | 2009-04-13 | 2013-10-09 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 静電粉体塗装の粉粒体塗料切替え方法 |
| DE102011110802A1 (de) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | Oerlikon Trading Ag, Trübbach | Lackiervorrichtung |
| KR102464151B1 (ko) * | 2022-05-26 | 2022-11-04 | 김호종 | 도장 시스템 |
| CN115889117B (zh) * | 2022-11-22 | 2025-09-23 | 中钰匠鑫机械制造有限公司 | 一种涂装线用粉料自动收集装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3976660A (en) * | 1974-08-15 | 1976-08-24 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | Pyrrolidine derivatives |
| JPS5210889A (en) * | 1975-07-16 | 1977-01-27 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | Purification process of granular sulfide |
| JPS53144851U (ja) * | 1977-04-20 | 1978-11-15 | ||
| JPS5521065U (ja) * | 1978-07-27 | 1980-02-09 | ||
| JPS5519671A (en) * | 1978-07-29 | 1980-02-12 | Mitsuishi Shoji:Kk | Conveyor |
-
1981
- 1981-05-20 JP JP56075033A patent/JPS57190671A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57190671A (en) | 1982-11-24 |
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