JPH0257745A - ベルト - Google Patents

ベルト

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Publication number
JPH0257745A
JPH0257745A JP1154400A JP15440089A JPH0257745A JP H0257745 A JPH0257745 A JP H0257745A JP 1154400 A JP1154400 A JP 1154400A JP 15440089 A JP15440089 A JP 15440089A JP H0257745 A JPH0257745 A JP H0257745A
Authority
JP
Japan
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belt
transverse
recesses
range
ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP1154400A
Other languages
English (en)
Inventor
Giacomo Tommaso Di
トマソ・ディ・ジャンコモ
Domenico Arces
ドメニコ・アルチェス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pirelli Trasmissioni Industriali SpA
Original Assignee
Pirelli Trasmissioni Industriali SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by Pirelli Trasmissioni Industriali SpA filed Critical Pirelli Trasmissioni Industriali SpA
Publication of JPH0257745A publication Critical patent/JPH0257745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/20V-belts, i.e. belts of tapered cross-section with a contact surface of special shape, e.g. toothed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Pulleys (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、駆動ベルトに係り、とりわけ、エラストマー
材料またはこれに類似する材料からなる駆動ベルトに関
係している。この駆動ベルトは、横向きに対面し且つ収
束している少なくとも2つの表面を持つ下側部分を備え
ている。これら表面は摩擦力を伝達するために用いられ
、少なくとも2つのプーリの相対する表面を駆動する働
きをしている。
(従来の技術) 周知のように、先に指摘した形式のベルトは、概ね、引
張力に晒される、すなわちベルトがプーリに巻き付く過
程で引張荷重に晒される外側部分と、圧縮荷重に晒され
内側圧縮部分として機能する下側部分と、ベルトおよび
プーリの間に伝達する必要のあるロードを受けるように
された、前述の2つの部分の間に介在する部分とを備え
ている。
ベルトの中央部分には、延びることのない細長いエレメ
ント、例えば並列に縦に延びる引張力抵抗コードが設置
されているのが通例である。
ベルトの内側部分は、既に説明したように横向きに対面
し且つ収束している少なくとも2つの表面から構成され
ている。
ベルトは内側の圧縮部分に2つだけの収束表面を構成す
ることができる。この収束表面はベルトの最大幅を横切
る断面が台形をしており、Vベルトの形態をしている。
Vベルトの収束側面と、被駆動プーリおよび駆動プーリ
からなる2つのプーリの相対する2つの表面との間で、
それぞれ運動の伝達が行なわれる。
複数のVベルト、すなわち複数の下側部分をベルトに設
ける別の解決策によれば、下側部分の各々は対面し且つ
収束する2つの表面を備えるようにしている。これらベ
ルトの箇々の部分は、連結テープまたはこれに類似する
ものを用いて上側部分を互いに連結する構成が取り入れ
られている。
引張側の部分が平らでしかも圧縮される内側表面に溝が
設けてあり、横断方向の厚みが通常では3から16mm
の薄いタイプのベルトは周知であり、実際に使われてき
ている。
溝付きのベルトとして知られているこの種のベルトは、
圧縮部分の内側表面に設けた複数の長手方向リブ、具体
的には溝または長手方向凹所が交互に位置するrVJ字
形をしたリブを備えている。溝付きのベルトは、2つの
プーリの外側表面に接触した場合に、圧縮される内側表
面を介して運動に必要な摩擦力を伝達している。プーリ
はベルトと接する面に、ベルトの溝およびリブに対応す
るリブおよび円周溝を備えている。
先に指摘した駆動ベルトは比較的小さい曲率半径の円弧
を描きなからプーリに巻き付いていくため、ベルトの下
側部分には大きな圧縮作用が働き、これに伴う収縮作用
によって表面に起伏が生じる。この起伏は弾性材料のベ
ルト本体に適宜吸収されていく。
とりわけ、前述した変形による起伏は荷重を支えている
コードと弾性材料の間の表面に伝わり、コードと弾性材
料の間が相対的な分離を起こし、ベルトの寿命を短くし
ている。
圧縮状態並びにこの圧縮状態によって生じる収縮環゛象
は溝付きのベルトの場合は顕著である。長手方向リブに
はテーバ部分が形成されているため、リブが横断方向に
ねじれたり、プーリの溝にベルトの長手方向のリブが正
確に嵌まらなかったりすると、リブが損傷することがあ
る。
前述した欠点を解消するのに適した他の解決策も知られ
ている。
実際に、下側圧縮部分を横切って凹所な設けた駆動ベル
トも実用化されている。
例えば、米国特許筒2.728.239号および第2.
602.511号はエラストマー材料からなるほぼ平坦
なベルトを明らかにしている。このベルトは圧縮部分と
しての内側表面を備えている。内側表面は、長手方向凹
所が交互に並ぶ複数の長手方向リブとベルトを横切って
延びる複数の凹所とを備え、ベルトの可撓性を高くして
曲率の大きいプーリにベルトを簡単に装着することがで
きる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、こうした解決策を利用して圧縮変形を抑
え、この圧縮変形に原因した欠点を解消することはでき
るが、横断方向凹所な欠いたベルトを用いると大きな騒
音の生じる別の欠点に遭遇している。
周知のベルトの騒音は、様々な要素による影響を受けて
いる。これら要素には、例えばプーリの回転数、ベルト
およびプーリの各々の材質、プーリに付属する機械部品
、ブー゛りの間を占めるベルト部分、ベルトの引張力等
がある。
こうした要素による現象が複雑に組み合わさり、ベルト
がプーリに巻き付く以前に既に横断方向凹所内を占めて
いる空気がこれら横断方向凹所とプーリの包囲表面また
は案内表面との間に閉じ込められ、無視できない大きな
騒音を生み出すことがある。こうしたことが原因となっ
て、例えば、ベルトが接触していたプーリから離脱する
際、空間内に閉じ込められていた空気が急激に放出され
てしまい特有の音が生じることがある。
所定のピッチで配置された連続する横断方向凹所はそう
した現象を連続して繰り返して起こし、ノイズのレベル
を駆動装置のユーザーにとって許容できない程の大きさ
にしてしまっている。
従って、本発明のねらいは、前述した欠点のすべてを解
消することができ、同時に曲率の大きいプーリに巻き付
けても安定した作用を果たすことのできる前述したよう
な駆動ベルトを提供することにあり、こうした成果を得
る上で許容できないノイズの生じることもない。
本発明の目的は、少なくとも2つのプーリを用いて力を
伝達するのに適した、弾性材料からなる新たなベルトを
提供することにある。このベルトは、引張力に晒される
外側部分と、圧縮力に晒される内側部分と、外側部分お
よび内側部分の間に介在する、ロードを伝達するように
された部分とを有し、また前記圧縮される部分は1.プ
ーリの接触面を用いて摩擦力を伝達するようにされた。
横向きに対面し且つ収束している長手方向に延びる少な
くとも2つの表面と、前記横向きの表面を横切る向きの
複数の凹所とを有し、当該横断方向凹所は複数の突起に
連続しているようなベルトにおいて1前後に配置された
突起と横断方向凹所は、ほぼ円の円弧の形態をした曲線
部分からなる波形の輪郭部により形作られ、箇々の突起
の曲線部分は隣接する横断方向凹所の曲線部分に相対す
る曲率を備え、横断方向凹所のピッチと最大深さの比率
が8から20の範囲にあり、また横断方向凹所の曲率半
径と横断方向凹所の最大深さが3から6の範囲にあるこ
とを特徴としている。
以下、添付図面に沿って本発明の実施例を詳細に説明す
る。
(実施例) 第1図において、参照番号lは溝を設けた形式のベルト
を示している。このベルトは、エラストマー材料からな
るほぼ平坦な胴体を備えている。
胴体は、引張力に晒される上側部分2と圧縮力に晒され
る下側部分3に分かれ、これら上側部分と下側部分の間
には駆動装置のロードに受ける部分4が設けられている
。このため部分4内には、並列に配置されていてしかも
大きな引張強さ特性を備えた複数の細長いエレメント5
が設けられている。
細長いエレメント5は、ベルトの「中立軸」または「ピ
ッチ表面」を形成する平面に沿って配置されている。あ
る種の具体例では、このエレメントはナイロンコード、
アラミドファイバー、ポリエステルファイバー、グラス
ファイバー、またはこうした材料にほぼ類似した引張強
度を持つ材料から構成することができる。
下側部分3(第1図)は、長手方向凹所7(第2図)が
交互に位置する複数の長手方向リブ6を備えている。ま
た下側部分3の長手方向リブには、横断方向凹所9が交
互に位置する複数の横断方向突起8が設けられている。
前記横断方向凹所9は、例えば長手方向凹所7よりも浅
く、第1図の点線で示すような関係にある。
第1図のベルトの例では、長手方向リブ6は台形の形を
しており、また長手方向凹所7はV字形をしている0本
発明の目的を達成する上で、前記長手方向リブはV字形
に形作ることもできる。
少なくとも2つのプーリ(図示せず)にベルトを巻き付
けて長手方向リブを円周方向に配置し、またこのリブと
交互に長手方向凹所を円周方向に配置して周知のように
プーリからベルトを離脱させるようにした場合、ベルト
の下側部分3の表面はこのプーリの相対する表面から摩
擦力を受は取るようにされている。
従って、箇々のリブの横断方向に対面した収束表面lO
と11は、摩擦により運動力を伝達するようにされてい
る。
ベルトlは、交互に連続して並ぶ横断方向突起8と横断
方向凹所9は波形の輪郭によって形作られ、途切れない
で続いている。この波形の輪郭は、円の円弧または円の
円弧に近似した円弧からなる曲線部分からできているこ
とを特徴としている。
従って本発明のベルトの長手°方向リブは、平坦な表面
とは異なる波形のヘッド表面を備えている。
箇々の突起8の円形輪郭の円弧は半径Rにより形作られ
、また半径rで形作られた横断方向凹所9の円形輪郭の
円弧とは逆の関係の曲率を備えている。
本発明の基本的な特徴によれば、連続する横断方向突起
8と横断方向凹所9のピッチPと横断方向凹所9の最大
深さhの比率が8から20(8および20を含む)の範
囲内にあり、また横断方向凹所9の曲率半径rと横断方
向凹所そのものの深さhの比率が3から6(3および6
を含む)の範囲内に、ある。
さらに、前述した幾つかの条件の下で、半径Rと円形部
分の円弧の半径rの関係は先に指摘したパラメータによ
り変化する。この関係は以下の数式から求められる。
(R+r)”= (P/2) 2+ (R+r−h)2
この数式から最終的には以下の関係式が導き出される。
好ましくは、比率P/hは多くとも14に等しく、特に
好ましいのは8からlOの範囲にある。
比率r / hは3.8から4.5の範囲にあり、特に
好ましいのは3.5から4.2の範囲である。
またコード5の軸線と長手方向リブのヘッドとの間の距
離はHcで表わされている。比率h / Heは0.1
5から0.6の範囲、好ましくは0.2から0.4の範
囲に収めることが考えられてきている。
本発明の好ましい実施例に則った。第1図と第2図に示
すベルトは以下の数値によって特定される。
ベルトの全高、    H=3.6mm長手方向リブ6
の丈、 Ha=1.6mm長手方向リブ6同士のピッチ
、 P’−2,34mm 並列に設けた長手方向リブの表面lOと11の間の角度
、      a=40° (度)並列に設けた長手方
向リブの表面lOと11の間の部分の半径、   r 
 =Q、1mm横断方向凹所9の深さ、h=0.53m
m横断方向凹所9のピッチ、 P=4.4mm 横断方向凹所9の円の円弧の曲率半径、r=2. 1m
m 突起8の円の円弧の曲率半径、 R=2.31mm 前述したベルトには横断方向凹所9が設置され、しかも
第2図に示すように凹所から外向きに開口が設けである
ため、ベルトを充分に湾曲させてプーリに適切に巻き付
けることができ、バックリングロードにより長手方向リ
ブ6が折れてしまう現象を防ぐことができる。
本発明のベルトによれば、可撓性を高めることができる
と同時に、ノイズを大幅に減少させることができる。こ
のことは、前述した波形の輪郭を持ちP/hおよびr 
/ hの比率を備えたベルトと、波形の横断方向輪郭の
特徴を備えていないベルトとを比較した試験結果から判
明している。
本発明に係るベルトに比較したベルト12は、第3図お
よび第4図に示したパラメータを持ち、以下の寸法デー
タによって特定されるものである。
ベルトの全高、    H=3−6mm長手方向リブの
丈、   1(0=1.6mm長手方向リブ同士のピッ
チ、 P’ =2.34mm 並列に設けた長手方向リブの両側の表面の間の角度a、
       a=40° (度)並列に設けた長手方
向リブの間の半径、r  =0.25mm 横断方向凹所の深さ、 h=1.2mm横断方向凹所の
ピッチ、P=4.7mm横断方向凹所の両側の間の角度
b、 b=65° (度) ベルト外面と上記角度すの頂点位置との間の距離、 t=1. 8mm 第3図に示すような台形状の横断方向凹所と横方向突起
を備えたもの。
ノイズ試験は、第5図に示す装置を用い以下のようにし
て行なわれた。
ベルトlと2のlと12を個別に洗濯機15の2つのプ
ール13と14の間に掛は渡された。この洗濯機15は
、洗濯機ドラムの回転速度を零から120 Or、p、
mの範囲で変化させる装置(図示せず)を備えている。
ベルト毎に回転数を変えマイクロホン16を用いてノイ
ズ量を記録した。マイクロホン16は。
洗濯機ドラムの軸線と同じ高さに50センチの距離をお
いて設置した。
被駆動プーリに設置したストロボスコープ検知器17に
より、回転数を検知した。装置18で適当に増幅した回
転数とノイズのデータは単位時間当たりの回転数および
デシベル(dB A)を基準に測定され、記録器に送ら
れた。この記録器は、ベルト1と12の測定結果からそ
れぞれ2つのグラフaとbを描いた。
グラフaとbは第6図に二重対数スケールで表示されて
いる。このグラフは縦座標がノイズ量を表わし、このノ
イズ量は横座標に記録された回転数の変化に伴って変動
している。
この試験結果から得たグラフaとbを比較すれば、ノイ
ズのピークが消失しており、すなわちべルト12に認め
られていた耳障りなノイズを消せることが明らかである
実際に、グラフaは本発明に係るベルトlのノイズ曲線
を表わしており、ベルト12のノイズ曲線よりも平坦な
曲線となっている。
またグラフaとbを比較すると、実用回転数の全域にわ
たってベルト1のノイズ値は本発明の特性を欠いたベル
ト12のノイズ値に比べてほぼ等しく低下していること
が明らかである。
非常に好ましい結果が得られ、しかもノイズを減らすこ
とができ、同時にベルトの可撓性を高められることにつ
いて、想定される理由を以下に詳しく説明する。
一例として、本発明に係る横断方向の波形輪郭形状20
を備えた溝付きのベルト(第7図)について検討を加え
る。説明の便宜上、従来技術のベルトの輪郭形状21を
本発明のベルトの輪郭形状20に重ねて示しである。
従来技術のベルトは、本発明のベルトと同じ寸法値を備
えているものとする。また横断方向突起と横断方向凹所
も本発明のものと同じピッチを備えている。ただし、従
来技術のベルトの長手方向突起は波形とは異なり平坦な
輪郭に形作られている。横断方向凹所も本発明の波形の
輪郭をした凹所に比べて、第7図に比較して示すように
幅が狭くしかも奥行きがある。
ところで、本発明のベルトの横断方向の輪郭形状は、連
続する波形が湾曲部より隣接の湾曲部にかけて漸進的に
しかも連続してつながっていることを特徴としているの
に対し、周知のベルトの横断方向の輪郭形状は、横断方
向凹所の位置に連続する平らな部分を遮って傾斜の急な
円形部が設けられていることを特徴としている。
言い換えると、周知のベルトは不連続であるが、本発明
に係るベルトの横断方向の輪郭形状は連続していること
を特徴としている。
これらベルトを比較すれば両者の間には明らかな相違が
認められる0本発明に係るベルトの場合には、箇々の長
手方向リブの主要部分から縦向きおよび横向きに広範囲
にエラストマー材料を取り除いであるが、周知のベルト
では狭(奥行きのある横断方向の溝を形成する仕方でエ
ラストマー材料を除去することが行なわれている。
こうした周知のベルトと本発明のベルトとを比較すれば
、第6図に示したノイズのテスト結果についての解答が
得られる。
周知のベルトでは、狭く奥行きのある横断方向の溝に封
じこめられていた空気は、ベルトが接触していたプーリ
から離脱するにあたって多かれ少なかれ瞬間的に溝より
放出され、所定のピッチ毎に繰り返して大きな特有の音
を発するようになる。これに対し、緩慢な波形の輪郭を
持つベルトの横断方向凹所に封じ込められていた空気は
、ベルトが接触していたプーリから離脱するにあたって
この横断方向凹所から徐々に放出されてい(。
従って、封じ込められていた空気は緩慢に非常に広い空
間域に拡散していき、これに伴って従来のベルトに見ら
れるような特有な空気の放出音がなくなり、残留ノイズ
も一定し許容範囲の大きさまで抑制することができる。
前述した成果の得られる理由について、次のように想定
することもできる。
第7図に示す輪郭形状21を備えたベルトは、横断方向
突起とこれに隣接する横断方向凹所の間に急激に変化す
る通路区域を備えている。このため、プーリの反作用力
が等しい場合にでも、こうしたベルトは一方の通路区域
から別の通路区域にかけてベルトの横向きの変形量は一
定していない。
このためプーリに嵌まり込む輪郭形状21を備えたベル
トは、プーリの表面に箇々の突起が接触するのに伴い衝
突が起きている。
波形の輪郭形状20を備えた本発明に係るベルトは急激
に変形する通路区域を備えておらず、横断方向の変形量
に大きな相違を生ずることがない、従って、ベルトがプ
ーリ内に進入するのに伴いベルトの箇々の突起はプーリ
に衝突せず、ノイズにピークは生じない。
前述した比率p/hおよびr / hの値に関し。
引用した比率に基づいて横断方向凹所な形成するならば
、この凹所から得られる結果については以下のように想
定することができる。
ベルトなプーリに巻き付けるのに伴って溝付きのベルト
の長手方向リブは圧縮状態に晒され、長手方向リブのテ
ーバ先端部は非常に大きく収縮することになる。
横断方向凹所の深さhは予め決まっているため、比率P
/hの値が先に指摘した最小値よりも小さくなる場合に
は、隣り合う横断方向凹所の間のピッチは非常に狭ばま
る。横断方向空所が非常に接近してくるため、凹所がら
空気が漏洩し短い間隔で繰り返してノイズが発生するよ
うになり、このノイズが許容値を越える危険性のある幾
何学的条件になる。
すなわち、P/hの値が先に指摘した最小値より小さく
なる方法では満足のいく結果は得られない。
またP/hの値が本発明に関連して説明した最大値より
も大きくなる場合には、横断方向突起の幅が広くなり過
ぎてしまい、場合によってはこの突起に作用する圧縮力
により突起を損傷してしまうことがある。
比率r / hに影響を及ぼす第2の幾何学的な条件も
本発明にとって重要な意味を持っている。
理想的な結果を得るにはどのようにすればよいかについ
て説明する。先ず比率P/hとhの値を決定してみて、
比率r / hの値が本発明の最小値よりも小さければ
、長手方向リブは長くなり過ぎてしまい、その結果、ベ
ルトがプーリに巻き付く動作に際し、長手方向リブに加
わる圧縮力のためにこうした比率値が一定せず不安定に
なることがある。
先に指摘した本発明の最大値よりも大きい比率r / 
hの値を用いる場合には、横断方向凹所の曲率半径の値
が太き(なり過ぎてしまい、長手方向リブから多量のエ
ラストマー材料が取り除かれ、ベルトとプーリの間で発
揮される横断方向の荷重支持能力が減少してしまう。
ここまでは、所定の厚みの溝付き内側表面を備えた特定
のベルトの実施例について説明してきたが、これらのこ
とは前述したものとは異なる寸法の溝付きのベルトにも
同じように適用することができる。
例えば、これまで説明してきた溝付きのベルトは、横断
面の全厚みを2.8から15.9mmの範囲で変えるこ
とができ、長手方向リブのピッチは1.6から9.4m
mの範囲で、長手方向リブの丈は0.9から8.5mm
の範囲で、またリブの数は2から20もしくは必要に応
じてこれ以上の数の範囲で選択することができる。
これまで、特徴のある溝付きのベルトを参考にして図示
し説明してきた本発明は、他の形式のベルトにも同じよ
うに適用することができる。こうした他の形式のベルト
には、プーリの相対する表面との間の摩擦力により機能
するような、横向きに対面し且つ収束している少なくと
も2つの表面を備え、小さな曲率半径を持つプーリに巻
き付けることができ、ベルトの誘導を横断方向凹所が行
なうようになっている。
例えば、本発明は台形ベルトまたはVベルトに利用する
ことができ、あるいは箇々のベルトの上側部分に設けら
れるテープまたはこれに類似する連結エレメントにより
互いに結合される複数のVベルトにも利用することがで
きる。
さらに本発明は、ロードを支えるベルト部分に細長いコ
ードに代えて連続エレメントまたは不連続エレメントを
使用したベルトにも適用することができる。
例えば、ベルトの周囲の部分に対して充分な抵抗力を発
揮できるだけの断面寸法を備えた繊維または不連続繊維
を、コードの代わりに設置することもできる。
本発明は幾つかの特殊な実施例について図示し言及して
きたが、当業者によって取り得る他のすべての変更例を
も包含していることを忘れてはならない。
例えば、円の円弧によって形作られる凹所と横断方向突
起の波形輪郭形状は、円の円弧に近似した他の形の曲線
円弧から構成することもでき1例えば、パラボラ状円弧
、楕円形円弧、双曲線円弧の幾つかを組み合わせても同
じ効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係るベルトの実施例の断面図である
。 第2図は、第1図に示すベルトのII−II綿に沿った
断面図である。 第3図は、第1図および第2図に示す本発明のベルトに
比較する別のベルトの断面図である。 第4図は、第3図に示すベルトのIV−IV線に沿った
断面図である。 第5図は、それぞれ第1図、第2図、第3図および第4
図のベルトに利用されるノイズ比較試験機の概略図であ
る。 第6図は、第1図、第2図、第3図および第4図のベル
トのノイズ試験機から得た結果を示すグラフである。 第7図は、従来技術のベルトの内側部の輪郭と本発明に
係るベルトの内側部の輪郭を重ね合わせて示す説明図で
ある。 1・・・ベルト、2・・・ベルトの上側部分、3・・・
ベルトの下側部分、4・・・ベルトの上側部分と下側部
分の間を占める部分、5・・・細長いエレメント、6・
・・長手方向リブ、7・・・長手方向凹所、8・・・横
断方向突起、9・・・横断方向凹所、12・・・従来の
ベルト、13.14・・・プーリ、15・・・洗濯機、
16・・・マイクロホン、17・・・ストロボスコープ
検知機、18・・・増幅器、a・・・本発明のベルトに
よるノイズの状態を示すグラフ、b・・・従来例のベル
トによるノイズの状態を示すグラフ、h・・・横断方向
凹所の最大深さ、P・・・ピッチ、r・・・横断方向凹
所の曲率半径。 尾5 図 竿、3z

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも2つのプーリを用いて力を伝達するのに
    適した、弾性材料からなるベルト(1)にして、当該ベ
    ルトは、引張力に晒される外側部分(2)と、圧縮力に
    晒される内側部分(3)と、外側部分および内側部分の
    間に介在する、ロードを伝達するようにされた部分(4
    )とを有し、また前記圧縮される部分は、プーリの対応
    する接触面との間で摩擦力を伝達するようにされた、横
    向きに対面し且つ収束している長手方向に延びる少なく
    とも2つの表面と、前記横向きの表面を横切る向きの複
    数の凹所(9)とを有し、当該横断方向凹所(9)は複
    数の突起(8)に連続しているようなベルトにおいて、
    交互に配置された突起(8)と横断方向凹所(9)は、
    ほぼ円弧の形態をした曲線部分からなる波形の輪郭部(
    20)により形作られ、箇々の突起の曲線部分は隣接す
    る横断方向凹所の曲線部分に相対する曲率を備え、横断
    方向凹所のピッチ(P)と最大深さ(h)の比率が8か
    ら20の範囲にあり、また横断方向凹所(9)の曲率半
    径(r)と横断方向凹所の最大深さ(h)の比率が3か
    ら6の範囲にあることを特徴とするベルト。 2、請求項1記載のベルトにおいて、圧縮力に晒される
    部分が、横向きに対面し且つ収束している長手方向に延
    びる複数対の表面(6、7)を有し、当該表面が長手方
    向凹所および複数の前記横断方向凹所と交互に並んでい
    ることを特徴とするベルト。 3、請求項1または2記載のベルトにおいて、横断方向
    凹所のピッチと最大深さの比率が多くとも14に等しい
    ことを特徴とするベルト。 4、請求項1から3の何れか一つに記載のベルトにおい
    て、横断方向凹所の曲率半径(r)と深さ(h)の比率
    が3.5から4.5の範囲にあることを特徴とするベル
    ト。 5、請求項1記載のベルトにおいて、引張力に晒される
    平坦な部分と圧縮力に晒される部分とを有し、当該圧縮
    力に晒される部分の内側表面は、長手方向凹所と交互に
    並ぶ長手方向リブの形態をした、横向きに対面し且つ収
    束している複数の表面により、そして複数の横断方向凹
    所と突起により構成されていることを特徴とするベルト
    。 6、請求項5記載のベルトにおいて、全体の厚みが2.
    8から15.9mmの範囲にあることを特徴とするベル
    ト。 7、請求項5記載のベルトにおいて、横断方向平面に沿
    って測った長手方向リブのピッチが1.60から9.4
    0の範囲にあることを特徴とするベルト。 8、請求項5記載のベルトにおいて、長手方向リブの丈
    が0.9から8.5mmの範囲にあることを特徴とする
    ベルト。 9、請求項5記載のベルトにおいて、長手方向リブが2
    から20の範囲にあることを特徴とするベルト。 10、請求項5記載のベルトにおいて、横断方向凹所の
    ピッチとこの横断方向凹所の最大深さの比率が8から1
    0の範囲にあることを特徴とするベルト。 11、請求項5記載のベルトにおいて、横断方向凹所の
    曲率半径と横断方向凹所の深さの比率が3、8から4.
    2の範囲にあることを特徴とするベルト。 12、請求項1記載のベルトにおいて、横向きに対面し
    且つ収束している前記表面が台形状のベルトの側面を構
    成していることを特徴とするベルト。 13、請求項5記載のベルトにおいて、横断方向凹所の
    深さと、コードおよび長手方向リブのヘッドの間で測っ
    た高さとの比率が0.25から0.6の範囲にあること
    を特徴とするベルト。
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