JPH0257885B2 - - Google Patents

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JPH0257885B2
JPH0257885B2 JP60069532A JP6953285A JPH0257885B2 JP H0257885 B2 JPH0257885 B2 JP H0257885B2 JP 60069532 A JP60069532 A JP 60069532A JP 6953285 A JP6953285 A JP 6953285A JP H0257885 B2 JPH0257885 B2 JP H0257885B2
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JP
Japan
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water
coconut shell
test
greening base
base material
Prior art date
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JP60069532A
Other languages
English (en)
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JPS61227709A (ja
Inventor
Hideji Oomori
Fumihiro Taneda
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Ibiden Industries Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ibiden Industries Co Ltd filed Critical Ibiden Industries Co Ltd
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は天然繊維資源であるヤシガラ繊維と保
水パルプを含有せる材料にて法面緑化の強化を計
る緑化基盤材料に関するものである。 (従来の技術) 従来の、岩盤及び無土壌法面の緑化工法とし
て、バーク堆肥とピートモスを主体とする緑化基
盤材料に種子、肥料、水、並びに接合剤としてセ
メントや高分子樹脂を混練した前記材料をモルタ
ル吹付機を使用して圧縮空気にて岩盤等に吹き付
ける工法が施工されてきたが、バーク堆肥だけで
は空気圧(3〜5Kg/cm2)により圧密されて、形
成される緑化基盤は吸水性、並びに保水性が乏し
く、又植物の発芽、生育状態に悪影響を与えてい
るのが現在の緑化工法であり、前記欠点を改善す
る策としてピートモスを併用してきた。 (発明が解決しようとする問題点) ピートモスは繊維が2〜8mmと短いため施工時
に飛散し易く、絡みつきが弱いため降雨等の耐浸
食性に乏しく、又繊維が柔らかいので空気圧によ
つて吹き付ける際に圧密されるという欠点が生
じ、まだまだ改善する問題があることやピートモ
スはカナダやソ連からの輸入品であり値段も高
く、近い将来、入手困難になると予想されており
資源の点においても問題がある。 この発明は、こうしたピートモスの持つ性質に
より起こる従来の緑化基盤材料の欠点を改善する
ことに関するものである。 この発明は、前記従来の緑化基盤材料の欠点を
改善するために飛散量の小さい、圧密の小さい、
耐浸食性の大きい、なお且つ経済的な緑化基盤材
料を提供することを目的としている。 (問題点を解決するための手段) 天然繊維には、植物性のもので綿、麻、ヤシガ
ラ繊維等が、また動物性のものでは絹、羊毛が知
られている。 こうした天然繊維の中で前記ピートモスの欠点
を補うものとしてピートモスより繊維長が長いこ
と、繊維が太くて弾力性が大きいこと、耐腐食性
が大きいこと、大量入荷が可能でなお且つ経済的
に有利であることを条件に選定を行つた。ヤシガ
ラ繊維はピートモスに比べ、繊維が長くて太い、
弾力性が大きい、耐腐食性が大きい、大量入手が
可能で、なお且つ経済的に有利であるという条件
の全てを満たしており、更に繊維長の加工が容易
であるという理由からヤシガラ繊維に着目した。 ヤシガラ繊維はヤシの果皮を数カ月間水に漬け
ておいて取り出した、植物繊維の中でも果実繊維
といわれるもので、主にタイ、東南アジアからの
輸入品である。 従来、ロープ、魚網、クツシヨンの素材、ホウ
キ、タワシ等に使用されており、最近では吸い出
し防止マツト等の土木資材として利用されてい
る。 ヤシガラ繊維の配合割合を全体の15〜35V%
(容積の%以下V%と表示する)と規定したのは、
後述する各種試験(圧密試験、吸水試験、保水試
験、耐浸食性試験、飛散量試験、発芽生育試験)
の結果を検討して総合的に優れていると判断した
からである。 保水パルプの配合割合を5〜10V%と規定した
のは、従来のピートモスの代わりにヤシガラ繊維
を使用することにより、吸水試験と保水試験の結
果、吸水性、保水性が多少低下することがわかつ
た。 これを改善するために純植物繊維(綿)からな
る保水性を高めたパルプ(以下保水パルプと表示
する)を粉砕したものを5〜10V%をヤシガラ繊
維の混合物に加えて再度吸水試験と保水試験を行
つた。その結果、保水パルプを5〜10V%混合す
ればピートモス混合物の吸水性と保水性と同等以
上の数値が得られ、植物の発芽生育試験でも同等
であると確認されたからである。 以下、No.1〜No.8の図表の如く実施した室内試
験、現場試験の方法と結果を報告するものであ
る。 実験例 1 〔圧密試験〕 この試験の目的は、緑化基盤材料をモルタル吹
付機を使用して圧縮空気により岩盤及び無土壌法
面に吹き付ける際に、空気圧(3〜5Kg/cm2)に
より材料が圧密されて法面に形成されるが、緑化
材料の配合と圧密の関係を現場試験では難しいの
で室内試験にて調べることである。 容量10の円筒形容器に配合を変えた各試料を
ほぐした状態で満たし、同条件で突き固めた後に
各試料の容積を測定し圧密による容積変化率を算
出した。
【表】 以上、圧密試験の結果、ヤシガラ繊維(10〜40
mm)の配合割合が多くなればなるほど、突き固め
による容積変化は小さくなり、圧密されにくいこ
とが確認された。 実験例 2 〔吸水試験その1〕 この試験の目的は、緑化基盤材料から形成され
る緑化基盤が植物に必要な水分を吸収する能力、
言い換えれば降雨水や大気中の水分を吸収する能
力と緑化基盤材料の配合との関係を調べることで
ある。 容量1の円筒容器に配合を変えた各試料をほ
ぐした状態で満たし、同条件で突き固めた後に各
試料の重量W1を測定した。次に各試料を24時間
水中に置き充分吸水させた後に重量W2を測定し
た。この二つの重量の差W2−W1が吸収した水分
の重量W3である。
【表】 以上の結果より、ヤシガラ繊維(10〜40mm)の
配合割合が多くなるほど吸水量が減少し、ヤシガ
ラ繊維(10〜40mm)の配合割合が40%を越えると
減少は著しくなる。 実験例 3 〔保水試験その1〕 この試験の目的は、緑化基盤が降雨等を吸水し
て、それを植物に徐々に供給する能力を調べるこ
とである。 容量1の円筒容器に配合を変えた各試料をほ
ぐした状態で満たし、同条件で突き固めた後に乾
燥機にて完全乾燥状態にする。次にそれぞれに同
量の水(100c.c.)を加えて40℃で緩やかな乾燥を
行い、残留水分の経時変化を測定した。
【表】 以上の結果より、ヤシガラ繊維(10〜40mm)の
配合割合が多くなるほど水分の蒸発量が多く保水
力が小さいことが分かつた。 実験例1〔圧密試験〕、実験例2〔吸水試験その
1〕、実験例3〔保水試験その1〕の結果を検討す
ると、圧密においてはヤシガラ繊維(10〜40mm)
が20V%以上になると試料No.1のピートモス混合
物に比べ小さく有利であるが、吸水性、保水性に
おいて劣ることが分かつた。ヤシガラ繊維混合物
のうちでも40V%、50V%混合物の試料No.5とNo.
6は吸水性、保水性において試料No.1のピートモ
ス混合物に比べ大幅に劣るので不適当と判断し、
試料No.3とNo.4のヤシガラ繊維混合物の吸水性、
保水性を改善するために保水パルプを混入するこ
とを考え、吸水試験、保水試験の再試験を行つ
た。 実験例 4 〔吸水試験その2〕 試料として、ヤシガラ繊維(10〜40mm)20V%
に保水パルプ5V%と10V%を加えたものと、ヤ
シガラ繊維(10〜40mm)30V%に保水パルプ5V
%と10V%と15V%を加えたものを作り実験例4
の吸水試験と同様の方法で試験した。
【表】 以上の結果、ヤシガラ繊維(10〜40mm)20V
%、30V%に保水パルプ5V%、10V%を加えた試
料No.1〜No.4はピートモス混合物(実験例2、試
料No.1)の吸水量とほぼ同量の数値を得た。 実験例 5 〔保水試験その2〕 試料として、ヤシガラ繊維(10〜40mm)20V%
に保水パルプ5V%と10V%を加えたものと、ヤ
シガラ繊維(10〜40mm)30V%に保水パルプ5V
%と10V%と15V%を加えたものを作り実験例3
の保水試験と同様の方法で試験した。
【表】 以上の結果、ヤシガラ繊維(10〜40mm)20V
%、30V%に保水パルプ5V%、10V%を加えた試
料No.1〜No.4はピートモス混合物(実験例2、試
料No.1)の保水量を上まわつており保水性の良い
ことがわかつた。 実験例 6 〔耐浸食性試験〕 緑化基盤材料からなる緑化基盤が、降雨による
浸食にどれくらい耐えるか調べるために耐浸食性
試験を行つた。40cm×96cm×6cmの箱の底面付近
に金網を張り配合を変えた各試料を詰めて一週間
室内乾燥した後、傾斜45゜に設置して人工降雨100
mm/hを降らせて浸食量(試料の流出量)の経時
変化を調べた。
【表】 以上の結果、耐浸食性においてヤシガラ繊維
(10〜40mm)を混合したNo.3〜No.6の試料とヤシ
ガラ繊維を混合しないNo.1とNo.2の試料とでは大
きな差があることがわかつた。ヤシガラ繊維の絡
みつきによりヤシガラ繊維混合の緑化基盤が従来
の緑化基盤より降雨による浸食に耐える力が強い
ことが確認された。 実験例 7 〔飛散量試験〕 植物の生育の基盤となる緑化基盤を形成するに
は、モルタル吹付機と空気圧縮機の空気圧(3〜
5Kg/cm2)を利用して緑化基盤材料を吹き付ける
訳であるが、緑化基盤材料の配合割合によつて吹
き付ける際に法面に付着しないロス(以下飛散量
という)が発生する。この試験は、緑化基盤材料
の配合割合と飛散量との関係を調べるために行つ
た。試験方法は傾斜60゜の法面にラス金網(#14
×50m/m)を張り付け、配合を変えた各試料を
吹き付け法尻に敷いたシートに溜まつた飛散量を
測定した。
【表】 以上の結果、ヤシガラ繊維(10〜40mm)を混合
したNo.2〜No.5の試料と従来のピートモスを混入
したNo.1の試料とでは飛散量に大きな差が見ら
れ、吹き付ける際の飛散量は従来の約半分で済む
ことが確認された。 実験例 8 〔発芽生育試験〕 実験例1〔圧密試験〕から実験例7〔飛散量試
験〕までの試験の結果、従来のピートモス30%配
合の試料に比べて同等あるいはそれ以上に改善さ
れたと思える配合の緑化基盤材料を選んで植物の
発芽・生育に支障がないかを調べた。配合を変え
た各試料を厚さ5cmの箱に詰めて緑化基盤を造
り、それぞれ種子(ケンタツキー31フエスク)を
100粒づつ播き生育本数、草丈、葉巾の経時変化
を調べた。
【表】 以上の結果、各試料とも生育本数、草丈、葉巾
にそれぞれ若干の差はみられたが総合的にみて生
育状況には差が見られないと判断した。 使用例の効果比較
【表】 以上の結果、ヤシガラ繊維(10〜40mm)とバー
ク堆肥からなる比較例1〜2の緑化基盤材料は、
従来のピートモス混合の緑化基盤材料に比べて吸
水性や保水性ではやや劣つたが実施例1〜4のご
とく保水性の高い保水パルプを加えることにより
従来の材料より優れた材料になつた。また、実施
例1〜4の緑化基盤材料は、施工時における飛散
量が小さい、圧密が小さい、浸食量が少ないこと
などから材料使用量が少なくてすみ経済的に有利
といえる。 (発明の作用効果) ヤシガラ繊維の平均長を10mm〜40mmと規定した
のは、これより短ければピートモスのように絡み
つきが弱くて耐浸食性の改善ができず、またこれ
より長ければ均一に混合ができないため空気圧で
吹き付けする際に材料の分離が起こり飛散量が増
加し、それによつて形成される緑化基盤も均一な
状態にならず植物の発芽、生育にむらができるか
らである。 本発明によればヤシガラ繊維と保水パルプ、残
部がバーク堆肥などからなる緑化基盤材料は飛散
量が小さい、圧密が小さい、耐浸食性が大きい、
なか且つ天然繊維を用いることにより安価に大量
生産が可能となり経済的にも有利であり、国土緑
化や環境保全の重要性が認識されてきた現在、極
めて有効な特長を有した発明である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 緑化基盤材料において、少なくともヤシガラ
    繊維(平均長さ10〜40mm)と保水パルプとが含有
    され、残部がバーク堆肥、土砂類、土壌改良材肥
    料からなることを特徴とする緑化基盤材料。 2 ヤシガラ繊維の平均長さは10〜40mmであり、
    ヤシガラ繊維の配合割合は15〜35V%である特許
    請求範囲第1項記載の緑化基盤材料。 3 純植物繊維からなる保水性の高いパルプを粉
    砕して得た保水パルプの配合は、5〜10V%であ
    る特許請求範囲第1項記載の緑化基盤材料。
JP60069532A 1985-04-01 1985-04-01 緑化基盤材料 Granted JPS61227709A (ja)

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JP60069532A JPS61227709A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 緑化基盤材料

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JPS61227709A JPS61227709A (ja) 1986-10-09
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JPH04238916A (ja) * 1991-01-08 1992-08-26 Sanoku Kogyo Kk 岩盤緑化工法
JPH05211818A (ja) * 1992-01-31 1993-08-24 Tsurumi Soda Kk 培養土

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