JPH0258092B2 - - Google Patents

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JPH0258092B2
JPH0258092B2 JP60081369A JP8136985A JPH0258092B2 JP H0258092 B2 JPH0258092 B2 JP H0258092B2 JP 60081369 A JP60081369 A JP 60081369A JP 8136985 A JP8136985 A JP 8136985A JP H0258092 B2 JPH0258092 B2 JP H0258092B2
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screw
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Teiji Shimizu
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、プラスチツク材料の溶融過程を有
する押出機、射出成形機、吹込成形機等のプラス
チツク成形機において、材料溶融過程の溶融レー
ト、ソリツドベツドの変化、消失、メルトプー
ル、溶融ゾーンにおける輸送と混合等の自動診断
を行うシステムに関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、プラスチツク成形機においては、メル
トポリマを均一かつ安定的に次工程へ供給するこ
とが要求され、特に押出機においてはメルトポリ
マの量も充分確保されなければならない。
このような要求を満足するには、押出スクリユ
の設計が適切であることが基本となるが、汎用的
な1本のスクリユによつて多様なメルトポリマの
押出しを効率よく行うためには、運転条件の設
定、監視および制御が不可欠である。従来、この
ような押出スクリユ監視および制御は、スクリユ
先端のヘツド部樹脂圧力、温度、スクリユトルク
等を対象として行われている。
一方、押出機を固体輸送部、溶融部、計量部に
大別した場合、大部分の性能は溶融部の挙動で決
定されるともいえる。しかし、ヘツド部よりかな
り下流域、例えばダイ等では、樹脂圧力や温度等
の情報に遅れ、なまり或いは複合による変形が生
じており、これによつて適正な制御や原因分析を
行うことは困難であつた。また、スクリユ内部圧
力をアナログ記録計で観察する試みもなされてい
るが、定量的な分析を行うまでには至つていな
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、一般に、押出機の性能を規定する材
料の押出量、安定性および均一性は、溶融過程の
状態によつて決定される。そして、このような押
出機におけるプラスチツク材料の溶融過程におけ
る挙動解析も種々知られているが、プラスチツク
材料は元来本質的に不均質かつ不安定な特性を有
する材料群であるため、外乱的要因によつて変動
する危険に絶えず曝されている。
このような材料の変動する原因としては、(1)材
料自体の特性の変化、(2)運転条件の変動、(3)材料
通路の経時変化等が考えられる。次に、これらの
変動原因の詳細について説明する。
(1) 材料特性の変化(平均特性および分布) 見掛比重、熱的性質、表面硬さ、摩擦特性、
圧縮特性、温度、吸湿度、粒子形状、分子量、
結晶化度、配合比等の変化である。
(2) 運転条件の変動 バレル温度、スクリユ温度(冷却)、スクリ
ユ回転速度、フイード量、食い込み状態、フイ
ルタ目詰り、同伴空気の逆流等の変化である。
(3) 材料通路の経時変化 表面付着物、摩耗等の変化である。
これらの原因によつて溶融過程の材料に変動が
生じ、極端な場合にソリツドベツドのブレークア
ツプ、餽餓現象、未溶融もしくはかじり等が発生
するものと推定される。また、原因は単一でなく
複数のものが重なつて生じる場合が多いものと考
えられる。
そこで、本発明の目的は、プラスチツク成形機
における材料溶融過程の挙動を圧力センサおよび
位置検出器によつてフライトの位置関係に基づき
スクリユ溝内の圧力特性を計測し、測定波形を
xi、基準波形をyiとしてスクリユ溝内の圧力分布
波形を比較対照させ、両波形のずれ度合rms
(root mean square)および相似性rxy(相関係
数)等の統計量を算出して前記成形機の材料溶融
過程における適正な制御を行うための自動診断シ
ステムを提供するにある。
すなわち、前記測定波形としての時系列的なサ
ンプリングデータを、基準波形としての時系列的
な基準データと比較して偏差を求めることによ
り、所要の偏差を生じた場合には、プラスチツク
材料が溶融不足状態ないしは溶融過剰状態である
ことが診断される。従つて、このような場合に
は、スクリユの動作をスローダウンさせて溶融材
料の適正な状態への回復を図るか、あるいはスク
リユバレルの設定温度の調整制御を行うことによ
り、適正溶融状態とするための制御を実現するこ
とができる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るプラスチツク成形機における材料
溶融過程の自動診断システムは、プラスチツク材
料をスクリユにより押出して溶融し、この溶融材
料を押出成形、射出成形もしくは吹込成形するよ
う構成したプラスチツク成形機において、前記ス
クリユの材料溶融部における圧力を検出する圧力
センサと、前記スクリユのフライト位置を検出す
る位置センサとを設け、これらの各センサから得
られるサンプリングデータを所定の基準データと
比較および対照させてその相関性の統計量を算出
してその正常または異常の判別を行う演算制御部
を備えることを特徴とする。
前記の自動診断システムにおいて、圧力センサ
はスクリユのソリツド溝内における溶融材料の圧
力とメルト溝内における溶融材料の圧力とを主フ
ライトおよび副フライトの位置並びに時間との関
係においてサンプリングするよう構成すれば好適
である。
また、圧力センサはスクリユの回転に対し圧力
センサとの位置関係においてスクリユの主フライ
トの位置と副フライトの位置に対応して所定の出
力信号を発生する近接センサで構成することがで
きる。
前記の自動診断システムにおいて、圧力センサ
と位置センサによつて得られるサンプリングデー
タをスクリユヘツド部の溶融材料圧力、スクリユ
速度、スクリユバレル温度等の関連データと共に
演算し、記憶し、グラフイツク表示するよう構成
することができる。
さらに、サンプリングデータと基準データとの
相関性は、圧力波形パターンのずれ度合および相
似性と時系列的サンプリングデータに基づく時系
列的安定性とを含み、正常または異常の識別と共
に異常時の時系列的安定性の判別を行うよう構成
することができる。
〔発明の実施例〕
次に、本発明に係るプラスチツク成形機におけ
る材料溶融過程の自動診断システムの実施例につ
き添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、本発明システムの一実施例であるプ
ラスチツク押出機の構造とシステム構成とを示す
説明図である。すなわち、第1図において、参照
符号10はスクリユバレルを示し、このバレル1
0の内部にバリア形スクリユ12が挿通配置され
る。このスクリユ12のヘツド部には押出成形型
としてのTダイ14が設けられる。また、このス
クリユ12の基部は、減速機16を介して駆動モ
ータ18に接続される。一方、前記バレル10の
外周には、ヒータ20が装着され、スクリユ12
の基部側に材料投入用のホツパ22が設けられ
る。なお、前記ヒータ20に対して外部冷却用フ
アン24が適宜設けられる。以上の構成は、押出
機の基本構成である。
しかるに、本発明においては、前記押出機のバ
レル10に対し、その内部における圧力を検出す
るための第1圧力センサ26と、スクリユヘツド
部の圧力を検出するための第2圧力センサ28を
設け、さらにスクリユ端部12aに対しスクリユ
フライトの位置を検出するための位置センサ30
を設ける。第1圧力センサ26および第2圧力セ
ンサ28で検出された信号は、それぞれ信号処理
器32,34を介してマルチプレクサ36により
選択的にA/D変換器38に供給され、CPU4
0に入力する。また、位置センサ30で検出され
た信号も、信号処理器42を介してCPU40に
入力する。このようにして、CPU40に入力さ
れた圧力データおよび位置データは、内部メモリ
44に記憶され、予め記憶保持した基準データと
の比較を行うよう構成する。なお、CPU40に
は、CRTデイスプレイ46やプリンタ48等の
出力機器およびフロツピデイスク50等の外部メ
モリが適宜接続される。また、CPU40に対し
ては、出力インタフエース52を介して異常警報
を行うブザー54が接続される。
ところで、前記第1圧力センサ26と材料の溶
融押出処理を行うスクリユ12との詳細な構成配
置を示せば、第2図および第3図に示す通りであ
る。なお、第2図および第3図において、参照符
号56はスクリユ12のソリツド溝、58は同じ
くメルト溝、また60はスクリユ12の主フライ
ト、62は同じく副フライトをそれぞれ示す。な
お、第2圧力センサ28も前記と同様にスクリユ
バレル10へ取付ける。一方、位置センサ30
は、第4図に示すように、スクリユ端部12aに
取付けた信号発生用カラー64に対向して設け、
その回転偏位に応じて第5図に示すようなフライ
トの位置信号を発生するよう構成する。従つて、
位置センサ30としては、例えば近接スイツチを
好適に使用することができる。
次に、前記構成からなる本発明自動診断システ
ムの作用につき説明する。
材料の溶融過程すなわち押出機の材料溶融部に
おける変化や異常は、バレル内の内圧波形として
現われることから、CPU40によつて次のよう
な演算処理を行う。
1 内圧波形のサンプリング 圧力センサと位置センサによつて内圧波形の
サンプリングを行う。この場合、参照波形とし
て、スクリユヘツド部の圧力、スクリユ速度、
バレル温度等もサンプリングすれば好適であ
る。
(1) サンプリング位置は、溶融部に限定し1個
所もしくは複数個所とする。
(2) フライトの位置データも同時入力し、スク
リユ溝内における位置関係を明確にする。
(3) 必要に応じ、時系列的なサンプリングを行
う。
2 内圧波形の記憶 前記サンプリングによつて得られる内圧波形
のデータをCPU40を介して内部メモリ44
に記憶する。この場合、関連データも併せて記
憶する。なお、記憶操作は、CPU40に対し
適宜入力インタフエースを介してキーボード操
作により任意の時点で実行できるよう構成す
る。
3 許容限界の設定 (1) rms(測定波形xiと基準波形yiのずれ度合) 但し、スクリユ溝を円周方向に展開し、基
準位置からの距離をiで表わす(i=1…
n)。
(2) rxy(測定波形xiと基準波形yiの相似性:相
関係数) rxy=σxy/σxσy ……(2) 但し、 σxy=1/noi=1 (xi−)(yi−) ……(4) なお、両波形が完全一致する必要十分条件
は、rms=0である。この場合、必然的にrxy
=1.0となる。しかし、rxy=1.0は両波形が完
全に一致するための必要条件に過ぎない。
4 内圧波形のグラフイツク表示 前記サンプリングデータに基づいて、内圧波
形を例えばCRTデイスプレイ等によりグラフ
イツク表示する(第6図参照)。
5 内圧波形の比較、分析による診断 (1) 測定波形を正常波形と比較し、正常または
異常を識別する(第7図参照)。
(2) 異常の場合、まず時系列的に安定している
かどうかを判別する。
(3) 次いで、順次各種異常波形と比較し、最も
類似性の高い波形を選択する。
(4) 類似性の高いパターンがなければ、そのま
ま記録する。
6 診断処理 (1) アラーム メツセージ出力(表示、記録)、ブザー等。
(2) 制御 スローダウン等の応急処置、その他安定化
制御(例えば、スクリユバレルの設定温度の
制御)。
以上の演算処理を行うためのプログラムをフロ
ーチヤートで示せば第8図に示す通りである。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明に
よれば、溶融過程を含むスクリユを有するプラス
チツク成形機において、溶融材料の内部圧力をス
クリユのフライト位置と関係的に検出するよう構
成し、この結果得られるサンプリングデータに基
づく内圧波形を予め記憶保持した基準波形と比較
し、そのずれ度合rmsや相似性rxy等の統計量を算
出し、これによつて正常または異常の診断を自動
的に行つて、警報の発生や適正な制御への切換え
を容易かつ確実に達成することができる。
従つて、本発明によれば、材料溶融過程におけ
る異常現象の診断および予知が可能となり、これ
に基づいて警報を発生したり適正な制御への移行
を確実に行い、例えば押出機によつて成形される
プラスチツクフイルムやシート等の生産性および
安定性の向上と共に高精度化を実現できる。
以上、本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において
種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプラスチツク成形機にお
ける材料溶融過程の自動診断システムの一実施例
として押出機の要部とシステムの構成を示す説明
図、第2図は第1図に示す圧力センサの取付状態
を示す要部拡大横断面図、第3図は第2図に示す
圧力センサの取付状態を示す要部拡大縦断面図、
第4図は第1図に示す位置センサの取付状態を示
す要部拡大側面図、第5図は第2図に示す圧力セ
ンサの出力特性線図、第6図は本発明システムに
よりサンプリングされた内圧波形の表示例を示す
特性曲線図、第7図は内圧波形の基準データと測
定データの比較表示例を示す説明図、第8図は本
発明システムのプログラム例を示すフローチヤー
ト図である。 10……スクリユバレル、12……スクリユ、
14……Tダイ、16……減速機、18……駆動
モータ、20……ヒータ、22……ホツパ、24
……冷却用フアン、26……第1圧力センサ、2
8……第2圧力センサ、30……位置センサ、3
2,34……信号処理器、36……マルチプレク
サ、38……A/D変換器、40……CPU、4
2……信号処理器、44……内部メモリ、46…
…CRTデイスプレイ、48……プリンタ、50
……フロツピデイスク、52……出力インタフエ
ース、54……ブザー、56……ソリツド溝、5
8……メルト溝、60……主フライト、62……
副フライト、64……信号発生用カラー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツク材料をスクリユにより押出して
    溶融し、この溶融材料を押出成形、射出成形もし
    くは吹込成形するよう構成したプラスチツク成形
    機において、前記スクリユの材料溶融部における
    圧力を検出する圧力センサと、前記スクリユのフ
    ライト位置を検出する位置センサとを設け、これ
    らの各センサから得られるサンプリングデータを
    所定の基準データと比較および対照させてその相
    関性の統計量を算出してその正常または異常の判
    別を行う演算制御部を設けることを特徴とするプ
    ラスチツク成形機における材料溶融過程の自動診
    断システム。 2 特許請求の範囲第1項記載の自動診断システ
    ムにおいて、圧力センサはスクリユのソリツド溝
    内における溶融材料の圧力とメルト溝内における
    溶融材料の圧力とを主フライトおよび副フライト
    の位置並びに時間との関係においてサンプリング
    するよう構成してなるプラスチツク成形機におけ
    る材料溶融過程の自動診断システム。 3 特許請求の範囲第1項記載の自動診断システ
    ムにおいて、圧力センサはスクリユの回転に対し
    圧力センサとの位置関係においてスクリユの主フ
    ライトの位置と副フライトの位置に対応して所定
    の出力信号を発生する近接センサで構成してなる
    プラスチツク成形機における材料溶融過程の自動
    診断システム。 4 特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    に記載の自動診断システムにおいて、圧力センサ
    と位置センサによつて得られるサンプリングデー
    タをスクリユヘツド部の溶融材料圧力、スクリユ
    速度、スクリユバレル温度等の関連データと共に
    演算し、記憶し、グラフイツク表示するよう構成
    してなるプラスチツク成形機における材料溶融過
    程の自動診断システム。 5 特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載の自動診断システムにおいて、サンプリン
    グデータと基準データとの相関性は、圧力波形パ
    ターンのずれ度合および相似性と時系列的サンプ
    リングデータに基づく時系列的安定性とを含み、
    正常または異常の識別と共に異常時の時系列的安
    定性の判別を行うよう構成してなるプラスチツク
    成形機における材料溶融過程の自動診断システ
    ム。
JP60081369A 1985-04-18 1985-04-18 プラスチック成形機における材料溶融過程の自動診断システム Granted JPS61241124A (ja)

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