JPH0258150B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0258150B2 JPH0258150B2 JP23771885A JP23771885A JPH0258150B2 JP H0258150 B2 JPH0258150 B2 JP H0258150B2 JP 23771885 A JP23771885 A JP 23771885A JP 23771885 A JP23771885 A JP 23771885A JP H0258150 B2 JPH0258150 B2 JP H0258150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- arrow
- gears
- carrier
- rows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 21
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自転車のクランク軸部に設ける変速
装置に関するものである。
装置に関するものである。
(従来の技術)
自転車用変速装置として現在多用されているも
のは、多段のスプロケツト間にかけ渡したチエン
をデイレーラーを介してかけ変える所謂外装変速
機である。
のは、多段のスプロケツト間にかけ渡したチエン
をデイレーラーを介してかけ変える所謂外装変速
機である。
この外、後輪のハブ内に変速機構を内蔵した所
謂内装変速機もあるが、多用されてはいない。
謂内装変速機もあるが、多用されてはいない。
さらにクランク軸部に遊星歯車機構を組み込ん
だ変速装置としては、例えば実公昭28−19号公報
に開示されたものがある。
だ変速装置としては、例えば実公昭28−19号公報
に開示されたものがある。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は前記実公昭28−19号の変速装置と同様
にクランク軸部に遊星歯車機構を組み込む変速装
置に関するものであり、前記従来装置の問題点を
解決してよりすぐれた変速装置を提供することを
目的とするものである。
にクランク軸部に遊星歯車機構を組み込む変速装
置に関するものであり、前記従来装置の問題点を
解決してよりすぐれた変速装置を提供することを
目的とするものである。
すなわち実公昭28−19号の従来装置は、遊星歯
車の配設状態から見て、三段変速が限界である上
に、構造が複雑であるため、製品化に困難を伴う
という問題点があつた。
車の配設状態から見て、三段変速が限界である上
に、構造が複雑であるため、製品化に困難を伴う
という問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
上述の問題点を解決するため本発明において
は、クランクアームと一体のキヤリヤの同一円周
上に3個以上の軸を配設し、これら各軸にそれぞ
れ歯数の異なる複数列の遊星歯車を回転自在に嵌
合し、これら各遊星歯車とそれぞれ噛合する複数
列の内歯歯車を一体に形成すると共に、その外周
にスプロケツトを形成した従動回転体を、前記キ
ヤリヤに回転自在に設けると共に、この従動回転
体とキヤリヤとの間に一方向クラツチを設け、前
記各遊星歯車とそれぞれ噛合する複数列の太陽歯
車の内周部と、フレームと一体の固定軸部との間
にそれぞれ一方向クラツチを設け、これら各一方
向クラツチの一つを選択的に接続できるようにし
て自転車用変速装置を構成する。
は、クランクアームと一体のキヤリヤの同一円周
上に3個以上の軸を配設し、これら各軸にそれぞ
れ歯数の異なる複数列の遊星歯車を回転自在に嵌
合し、これら各遊星歯車とそれぞれ噛合する複数
列の内歯歯車を一体に形成すると共に、その外周
にスプロケツトを形成した従動回転体を、前記キ
ヤリヤに回転自在に設けると共に、この従動回転
体とキヤリヤとの間に一方向クラツチを設け、前
記各遊星歯車とそれぞれ噛合する複数列の太陽歯
車の内周部と、フレームと一体の固定軸部との間
にそれぞれ一方向クラツチを設け、これら各一方
向クラツチの一つを選択的に接続できるようにし
て自転車用変速装置を構成する。
(作用)
本発明装置は上述のように構成するため、三段
以上の多段変速が可能であり、しかも構造上変速
装置全体を実用上支障のない薄型にできる。した
がつて本発明によれば、チエンをかけかえる必要
のない、三段以上の変速段を有する自転車用変速
装置を容易に実用化することができる。
以上の多段変速が可能であり、しかも構造上変速
装置全体を実用上支障のない薄型にできる。した
がつて本発明によれば、チエンをかけかえる必要
のない、三段以上の変速段を有する自転車用変速
装置を容易に実用化することができる。
(実施例)
以下、図面について本発明の一実施例を説明す
る。図中1(第2図参照)は自転車フレームのメ
インパイプ、2は立パイプ、3はチエンステー、
4(第1図参照)はハンガパイプ、5はハンガパ
イプ4にねじ込んでフレームと一体的に固定した
軸受ワン兼用の固定軸部、6は固定軸部5を貫通
して回転自在に設けたクランク軸、7はそのボー
ルベアリング、8はクランク軸6に嵌着したクラ
ンクアーム、9は座金、10はナツトである。
る。図中1(第2図参照)は自転車フレームのメ
インパイプ、2は立パイプ、3はチエンステー、
4(第1図参照)はハンガパイプ、5はハンガパ
イプ4にねじ込んでフレームと一体的に固定した
軸受ワン兼用の固定軸部、6は固定軸部5を貫通
して回転自在に設けたクランク軸、7はそのボー
ルベアリング、8はクランク軸6に嵌着したクラ
ンクアーム、9は座金、10はナツトである。
本実施例においては、第2図に示すように5本
の放射状のアーム11aを有するホイール状のキ
ヤリヤ11をクランクアーム8のボス部8aに嵌
着し、キヤリヤ11の同一円周上に3個以上(本
実施例では5個)の軸12を円周等分位置に配設
する。すなわち本実施例では、キヤリヤ11の各
アーム11aに挿通したビス13によつて軸12
を固定している。なお14はキヤリヤ11の外側
面に当てがつてビス13により固定したカバープ
レートで、15はビス13の座金である。
の放射状のアーム11aを有するホイール状のキ
ヤリヤ11をクランクアーム8のボス部8aに嵌
着し、キヤリヤ11の同一円周上に3個以上(本
実施例では5個)の軸12を円周等分位置に配設
する。すなわち本実施例では、キヤリヤ11の各
アーム11aに挿通したビス13によつて軸12
を固定している。なお14はキヤリヤ11の外側
面に当てがつてビス13により固定したカバープ
レートで、15はビス13の座金である。
またそれぞれ歯数の異なる複数列(本実施例で
は3個)の遊星歯車16,17,18を、カラー
19を介して軸12に回転自在に並べて嵌合し、
これら各遊星歯車16,17,18とそれぞれ噛
合する3列の内歯歯車20,21,22を一体に
形成すると共に、その外周にスプロケツト23を
形成した従動回転体24を、前記キヤリヤ11に
軸受25を介して回転自在に設ける。
は3個)の遊星歯車16,17,18を、カラー
19を介して軸12に回転自在に並べて嵌合し、
これら各遊星歯車16,17,18とそれぞれ噛
合する3列の内歯歯車20,21,22を一体に
形成すると共に、その外周にスプロケツト23を
形成した従動回転体24を、前記キヤリヤ11に
軸受25を介して回転自在に設ける。
またキヤリヤ11には第1図に示すように、ア
ーム11a間の5個所にそれぞれ突部11bを突
設し、これらの突部11bと前記軸12の端面
に、ドーナツ状のリングプレート11cを当てが
つて第3図に示すように10個のビス13によつて
固定する。
ーム11a間の5個所にそれぞれ突部11bを突
設し、これらの突部11bと前記軸12の端面
に、ドーナツ状のリングプレート11cを当てが
つて第3図に示すように10個のビス13によつて
固定する。
また従動回転体24の内側面側に同じくリング
プレート24aを嵌着し、この従動回転体24と
一体のリングプレート24aの内周と、キヤリヤ
11と一体のリングプレート11cの外周との間
に一方向クラツチ26を設ける。すなわち第3図
の26aはリングプレート24aの内周に形成し
たラチエツト、26bはこのラチエツト26aと
係脱自在にリングプレート11cの外縁部に設け
た爪、26cはこの爪26bをラチエツト26a
と係合するように付勢するばねである。すなわち
これらのラチエツト26a、爪26b、ばね26
cによつて一方向クラツチ26が形成されるが、
この一方向クラツチは他の形成のものでもよい。
プレート24aを嵌着し、この従動回転体24と
一体のリングプレート24aの内周と、キヤリヤ
11と一体のリングプレート11cの外周との間
に一方向クラツチ26を設ける。すなわち第3図
の26aはリングプレート24aの内周に形成し
たラチエツト、26bはこのラチエツト26aと
係脱自在にリングプレート11cの外縁部に設け
た爪、26cはこの爪26bをラチエツト26a
と係合するように付勢するばねである。すなわち
これらのラチエツト26a、爪26b、ばね26
cによつて一方向クラツチ26が形成されるが、
この一方向クラツチは他の形成のものでもよい。
また前記遊星歯車16,17,18とそれぞれ
噛合する3個の太陽歯車27,28,29を前記
フレームと一体の固定軸部5に遊嵌して設け、こ
の固定軸部5の外周部と太陽歯車27,28,2
9の各内周部との間にそれぞれ一方向クラツチ3
0を設ける。すなわち第4図において30aは各
太陽歯車27,28,29の内周に形成したラチ
エツト、30bはこれらのラチエツト30aと係
脱自在に固定軸部5に並設した3個の爪、30c
はこれらの爪30bをそれぞれ対応するラチエツ
ト30aに係合するように付勢するリング状のば
ねである。これらのラチエツト30a、爪30
b、ばね30cによつて一方向クラツチ30が形
成されている。
噛合する3個の太陽歯車27,28,29を前記
フレームと一体の固定軸部5に遊嵌して設け、こ
の固定軸部5の外周部と太陽歯車27,28,2
9の各内周部との間にそれぞれ一方向クラツチ3
0を設ける。すなわち第4図において30aは各
太陽歯車27,28,29の内周に形成したラチ
エツト、30bはこれらのラチエツト30aと係
脱自在に固定軸部5に並設した3個の爪、30c
はこれらの爪30bをそれぞれ対応するラチエツ
ト30aに係合するように付勢するリング状のば
ねである。これらのラチエツト30a、爪30
b、ばね30cによつて一方向クラツチ30が形
成されている。
そして本発明においては、上述した複数組(本
実施例では3組)の一方向クラツチ30の一つを
選択的に接続できるようにする。
実施例では3組)の一方向クラツチ30の一つを
選択的に接続できるようにする。
具体的には本実施例に示すように、爪30bを
有する固定軸部5の外周部に回動自在に嵌合する
小径円筒部31aと、ハンガパイプ4の外径より
も大径の大径円筒部31bとを一体に形成すると
共に、この大径円筒部31bにワイヤリール部3
1cを設けて変速円筒31を形成し、この変速円
筒31の小径円筒部31aに複数段(本実施例で
は3段)の段部32a,32b,32c(第5,
6図参照)を有する階段状の開口32を形成す
る。
有する固定軸部5の外周部に回動自在に嵌合する
小径円筒部31aと、ハンガパイプ4の外径より
も大径の大径円筒部31bとを一体に形成すると
共に、この大径円筒部31bにワイヤリール部3
1cを設けて変速円筒31を形成し、この変速円
筒31の小径円筒部31aに複数段(本実施例で
は3段)の段部32a,32b,32c(第5,
6図参照)を有する階段状の開口32を形成す
る。
そしてこの変速円筒31は第1図に示すよう
に、その小径円筒部31aが固定軸部5を外包す
るように嵌装し、この嵌装状態において、開孔3
2の三つの段部32a,32b,32cを固定軸
部5に設けた3個の爪30bの各円周方向線にそ
れぞれ合致させるようにすると共に、各爪30b
の先端部が開口32内に位置した時、爪30bが
ばね30cの作用により外方に突出して対応する
ラチエツト30aと係合して一方向クラツチ30
を接続するようにする。
に、その小径円筒部31aが固定軸部5を外包す
るように嵌装し、この嵌装状態において、開孔3
2の三つの段部32a,32b,32cを固定軸
部5に設けた3個の爪30bの各円周方向線にそ
れぞれ合致させるようにすると共に、各爪30b
の先端部が開口32内に位置した時、爪30bが
ばね30cの作用により外方に突出して対応する
ラチエツト30aと係合して一方向クラツチ30
を接続するようにする。
そしてこの変速円筒31を回動させるには、ワ
イヤリール部31に巻き掛けした操作ワイヤ33
を第2図の矢印A,Bのように操作することによ
つて行う。第2図に示す33aは操作ワイヤ33
をワイヤリール部31cに固定するためのワイヤ
エンドである。
イヤリール部31に巻き掛けした操作ワイヤ33
を第2図の矢印A,Bのように操作することによ
つて行う。第2図に示す33aは操作ワイヤ33
をワイヤリール部31cに固定するためのワイヤ
エンドである。
また第1図に示す34は、変速円筒31を第2
図において常に時計方向に回動させるように付勢
するためのコイルばねで、その一端部34aは変
速円筒31の大径部31bに係止してあり、他端
部34bはハンガパイプ4の突起部4aに係止し
てある。なお図中35はスプロケツト23に巻き
掛けしたチエンである。
図において常に時計方向に回動させるように付勢
するためのコイルばねで、その一端部34aは変
速円筒31の大径部31bに係止してあり、他端
部34bはハンガパイプ4の突起部4aに係止し
てある。なお図中35はスプロケツト23に巻き
掛けしたチエンである。
つぎに上述のように構成した本発明装置の作用
を説明する。変速操作装置(図示せず)を操作し
て、操作ワイヤ33を第2図の矢印Aの方向に引
張ることにより、ワイヤリール部31cを介して
変速円筒31をコイルばね34に抗して第2図に
おいて反時計方向に最大限まで回動させると、変
速円筒31の小径円筒部31aに設けた開口32
と、固定軸部5に設けた3個の爪30bとの関係
は第7図aの状態になる。すなわちこの場合、爪
30bはすべて小径円筒部31a内にあるため、
ラチエツト30aと係合する爪30bは一つもな
い。したがつてこの場合太陽歯車27,28,2
9はすべて自由に回転することができる。
を説明する。変速操作装置(図示せず)を操作し
て、操作ワイヤ33を第2図の矢印Aの方向に引
張ることにより、ワイヤリール部31cを介して
変速円筒31をコイルばね34に抗して第2図に
おいて反時計方向に最大限まで回動させると、変
速円筒31の小径円筒部31aに設けた開口32
と、固定軸部5に設けた3個の爪30bとの関係
は第7図aの状態になる。すなわちこの場合、爪
30bはすべて小径円筒部31a内にあるため、
ラチエツト30aと係合する爪30bは一つもな
い。したがつてこの場合太陽歯車27,28,2
9はすべて自由に回転することができる。
この状態で、クランクペダル(図示せず)を介
してクランクアーム8を第2図の矢印Cの方向に
回動させると、クランクアーム8に固着したキヤ
リヤ11およびキヤリヤ11と一体的に結合した
キヤリヤ11のリングプレート11cが第3図の
矢印Dの方向に回転する。したがつて一方向クラ
ツチ26の爪26bとラチエツト26aとの係合
によつて、従動回転体24と一体的に結合したリ
ングプレート24aが第3図の矢印eの方向に回
転する。このため従動回転体24およびスプロケ
ツト23も第2図の矢印Cの方向にクランクアー
ム8と一体的に回転するから、チエン35が第2
図の矢印Fの方向に移動して後輪(図示せず)を
駆動することにより自転車が走行する。この場合
のクランク軸6とスプロケツト23との変速比は
1:1である。
してクランクアーム8を第2図の矢印Cの方向に
回動させると、クランクアーム8に固着したキヤ
リヤ11およびキヤリヤ11と一体的に結合した
キヤリヤ11のリングプレート11cが第3図の
矢印Dの方向に回転する。したがつて一方向クラ
ツチ26の爪26bとラチエツト26aとの係合
によつて、従動回転体24と一体的に結合したリ
ングプレート24aが第3図の矢印eの方向に回
転する。このため従動回転体24およびスプロケ
ツト23も第2図の矢印Cの方向にクランクアー
ム8と一体的に回転するから、チエン35が第2
図の矢印Fの方向に移動して後輪(図示せず)を
駆動することにより自転車が走行する。この場合
のクランク軸6とスプロケツト23との変速比は
1:1である。
なおこの時キヤリヤ11と従動回転体24とは
一体的に回転するため、各遊星歯車16,17,
18もそれぞれ噛合している内歯歯車20,2
1,22と一体的に回転するから、この遊星歯車
16,17,18とそれぞれ噛合している太陽歯
車27,28,29もクランクアーム8と一体的
に回転するが、この回転は一方向クラツチ30が
いずれも断の状態にあるため何等支障はない。
一体的に回転するため、各遊星歯車16,17,
18もそれぞれ噛合している内歯歯車20,2
1,22と一体的に回転するから、この遊星歯車
16,17,18とそれぞれ噛合している太陽歯
車27,28,29もクランクアーム8と一体的
に回転するが、この回転は一方向クラツチ30が
いずれも断の状態にあるため何等支障はない。
また太陽歯車27,28,29は変速円筒31
の小径円筒部31aの外周部に対して遊嵌されて
いるが、本発明では3個以上(本発明においては
5個)の遊星歯車に各太陽歯車が内接して噛合し
ているため、太陽歯車は中心軸によつて枢支する
必要はない。
の小径円筒部31aの外周部に対して遊嵌されて
いるが、本発明では3個以上(本発明においては
5個)の遊星歯車に各太陽歯車が内接して噛合し
ているため、太陽歯車は中心軸によつて枢支する
必要はない。
つぎに前記した第7図aの状態から操作ワイヤ
33を第2図の矢印Bの方向に一段ゆるめると、
変速円筒31がコイルばね34の作用によつて第
2図において時計方向に回動する結果、開口32
が第7図aの状態から、同図bの位置に移動す
る。このため開口32の段部32a内に一つの爪
32bの先端部が露出する結果、この爪32bが
ばね32cの作用によつて対応するラチエツト3
2aと係合する。したがつて太陽歯車27と固定
軸部5との間の一方向クラツチ32が接続する。
33を第2図の矢印Bの方向に一段ゆるめると、
変速円筒31がコイルばね34の作用によつて第
2図において時計方向に回動する結果、開口32
が第7図aの状態から、同図bの位置に移動す
る。このため開口32の段部32a内に一つの爪
32bの先端部が露出する結果、この爪32bが
ばね32cの作用によつて対応するラチエツト3
2aと係合する。したがつて太陽歯車27と固定
軸部5との間の一方向クラツチ32が接続する。
この状態でクランクアーム8を第2図の矢印C
の方向に回動させると、キヤリヤ11、軸12、
カラー19を介して各遊星歯車16,17,18
が第4図の矢印Gの方向に公転する。しかしなが
らこの場合太陽歯車27のみが一方向ラクツチ3
0によつて矢印G方向の回転を阻止されているた
め、この太陽歯車27と噛合している遊星歯車1
6が第4図の矢印Hの方向に自転する。したがつ
て遊星歯車16と噛合する内歯歯車20が矢印G
方向の公転と、矢印H方向の自転によつて第4図
の矢印Iで示す方向に増速されて回転する。この
回転によつて従動回転体24およびスプロケツト
23が共に回転するから、前述したように自転車
が走行する。この場合のクランクアーム8に対す
る従動回転体24の増速比は本実施例の場合1:
1.3である。
の方向に回動させると、キヤリヤ11、軸12、
カラー19を介して各遊星歯車16,17,18
が第4図の矢印Gの方向に公転する。しかしなが
らこの場合太陽歯車27のみが一方向ラクツチ3
0によつて矢印G方向の回転を阻止されているた
め、この太陽歯車27と噛合している遊星歯車1
6が第4図の矢印Hの方向に自転する。したがつ
て遊星歯車16と噛合する内歯歯車20が矢印G
方向の公転と、矢印H方向の自転によつて第4図
の矢印Iで示す方向に増速されて回転する。この
回転によつて従動回転体24およびスプロケツト
23が共に回転するから、前述したように自転車
が走行する。この場合のクランクアーム8に対す
る従動回転体24の増速比は本実施例の場合1:
1.3である。
なおこの場合他の遊星歯車17,18も内歯歯
車21,22とそれぞれ噛合しているため、公転
および自転する結果、太陽歯車28,29もある
程度回転するが、これらの太陽歯車28,29は
それぞれの一方向クラツチ30がフリー状態にあ
るため、何等支障は生じない。
車21,22とそれぞれ噛合しているため、公転
および自転する結果、太陽歯車28,29もある
程度回転するが、これらの太陽歯車28,29は
それぞれの一方向クラツチ30がフリー状態にあ
るため、何等支障は生じない。
またこの場合は、第3図においてリングプレー
ト11cの矢印D方向の回転より、リングプレー
ト24aの矢印E方向の回転の方が早くなるが、
この回転速度差は一方向クラツチ26によつて許
容される。
ト11cの矢印D方向の回転より、リングプレー
ト24aの矢印E方向の回転の方が早くなるが、
この回転速度差は一方向クラツチ26によつて許
容される。
つぎに前記した第7図bの状態から操作ワイヤ
33を第2図の矢印Bの方向にもう一段ゆるめる
と、変速円筒31がさらに回動して開口32が第
7図bの状態から同図cの位置に移動する。この
ため開口32の段部32bからも二番目の爪30
bが露出するため、この爪30bによる一方向ク
ラツチ30も接続する。
33を第2図の矢印Bの方向にもう一段ゆるめる
と、変速円筒31がさらに回動して開口32が第
7図bの状態から同図cの位置に移動する。この
ため開口32の段部32bからも二番目の爪30
bが露出するため、この爪30bによる一方向ク
ラツチ30も接続する。
この状態でクランクアーム8を第2図の矢印C
の方向に回動させると、この場合は遊星歯車17
の第4図における矢印C方向の公転と、矢印H方
向の自転によつて内歯歯車21が矢印Iの方向に
回転する。しかしてこの場合の遊星歯車17の矢
印H方向の自転速度は、前記した遊星歯車16の
自転速度よりも、その歯数分だけ早くなるから、
結局この場合の増速比は前回の増速比より大きく
なる。本実施例におけるこの場合の増速比は約
1:1.5である。
の方向に回動させると、この場合は遊星歯車17
の第4図における矢印C方向の公転と、矢印H方
向の自転によつて内歯歯車21が矢印Iの方向に
回転する。しかしてこの場合の遊星歯車17の矢
印H方向の自転速度は、前記した遊星歯車16の
自転速度よりも、その歯数分だけ早くなるから、
結局この場合の増速比は前回の増速比より大きく
なる。本実施例におけるこの場合の増速比は約
1:1.5である。
なおこの場合、開口32の段部32a内の爪3
2bもラチエツト30aと係合する状態にある
が、この場合は太陽歯車27のラチエツト30a
が爪30bを乗り越える方向に回動するため支障
は生じない。
2bもラチエツト30aと係合する状態にある
が、この場合は太陽歯車27のラチエツト30a
が爪30bを乗り越える方向に回動するため支障
は生じない。
つぎに前記した第7図cまたは第5図a,bの
状態から操作ワイヤ33をさらにもう一段ゆるめ
ると、開口32が第7図dまたは第6図a,bの
状態になつて、開口32の段部32cからも三番
目の爪30bが露出して第6図bに示すように太
陽歯車29のラチエツト30aと係合する。
状態から操作ワイヤ33をさらにもう一段ゆるめ
ると、開口32が第7図dまたは第6図a,bの
状態になつて、開口32の段部32cからも三番
目の爪30bが露出して第6図bに示すように太
陽歯車29のラチエツト30aと係合する。
その結果クランクアーム8が矢印Cの方向に回
動すると、この場合は遊星歯車18の第4図にお
ける矢印G方向の公転と、矢印H方向の自転によ
つて内歯歯車22が矢印Iの方向に回転する。そ
してこの場合の遊星歯車18の矢印H方向の自転
速度は、前記した遊星歯車17の自転速度より
も、その歯数差分だけ早くなるから、結局この場
合の増速比は前回の増速比よりもさらに大きくな
る。本実施例におけるこの場合の増速比は約1:
1.6である。
動すると、この場合は遊星歯車18の第4図にお
ける矢印G方向の公転と、矢印H方向の自転によ
つて内歯歯車22が矢印Iの方向に回転する。そ
してこの場合の遊星歯車18の矢印H方向の自転
速度は、前記した遊星歯車17の自転速度より
も、その歯数差分だけ早くなるから、結局この場
合の増速比は前回の増速比よりもさらに大きくな
る。本実施例におけるこの場合の増速比は約1:
1.6である。
また減速する場合には、上述した増速操作とは
逆に、操作ワイヤ33を第2図の矢印Aの方向に
引張つて、変速円筒31を第7図dの状態から順
次第7図c,b,aの状態にすることによつて変
速段を4→3→2→1と移行させることができ
る。
逆に、操作ワイヤ33を第2図の矢印Aの方向に
引張つて、変速円筒31を第7図dの状態から順
次第7図c,b,aの状態にすることによつて変
速段を4→3→2→1と移行させることができ
る。
本実施例のように階段状の開口32を有する変
速円筒31による変速作用は、増速時には3個の
爪30bが1個づつ開口32より外方へ突出して
それぞれ対応するラチエツト30aと順次噛合す
ることによつて行われ、減速時には開口32より
外方へ突出している3個の爪30bが1個づつ開
口32の内方へ引き込むことによつて行われる。
速円筒31による変速作用は、増速時には3個の
爪30bが1個づつ開口32より外方へ突出して
それぞれ対応するラチエツト30aと順次噛合す
ることによつて行われ、減速時には開口32より
外方へ突出している3個の爪30bが1個づつ開
口32の内方へ引き込むことによつて行われる。
すなわち増減速共に、1個の爪を出し入れする
だけで増減速が行われ、従来のように1個のクラ
ツチを作動させる時に、もう一つのクラツチを同
期して反対作動させる必要がないため、変速時に
おいて空転や同時噛合が生じることなく、変速の
移行がなめらかに行われる。しかも操作が容易
で、作動が確実に行われるという利点がある。
だけで増減速が行われ、従来のように1個のクラ
ツチを作動させる時に、もう一つのクラツチを同
期して反対作動させる必要がないため、変速時に
おいて空転や同時噛合が生じることなく、変速の
移行がなめらかに行われる。しかも操作が容易
で、作動が確実に行われるという利点がある。
(発明の効果)
上述のように本発明装置は、従動回転体24の
複数列の内歯歯車20,21,22を階段状に設
け、それと噛合する複数列の遊星歯車16,1
7,18を1本の軸12によつて枢支し、これら
の遊星歯車16,17,18と噛合する複数列の
太陽歯車27,28,29をクランク軸6を中心
に配置した構造であるから、遊星歯車16,1
7,18の軸12が共通であるので構造が簡単に
なる上に、円周上に多くの(本実施例では5本
の)軸12を配設できるため、それだけ各遊星歯
車の荷重分担が少なくなつて装置全体を薄型にで
きると共に、変速段数を三段以上(本実施例では
四段)にすることができるというすぐれた効果が
得られる。
複数列の内歯歯車20,21,22を階段状に設
け、それと噛合する複数列の遊星歯車16,1
7,18を1本の軸12によつて枢支し、これら
の遊星歯車16,17,18と噛合する複数列の
太陽歯車27,28,29をクランク軸6を中心
に配置した構造であるから、遊星歯車16,1
7,18の軸12が共通であるので構造が簡単に
なる上に、円周上に多くの(本実施例では5本
の)軸12を配設できるため、それだけ各遊星歯
車の荷重分担が少なくなつて装置全体を薄型にで
きると共に、変速段数を三段以上(本実施例では
四段)にすることができるというすぐれた効果が
得られる。
また各変速段の伝動系は、一段目がキヤリヤ1
1のリングプレート11cから一方向クラツチ2
6を介して従動回転体24に伝えられ、二段目は
太陽歯車27、遊星歯車16、内歯歯車20を介
して従動回転体24に伝えられ、三段目は太陽歯
車28、遊星歯車17、内歯歯車21を介して従
動回転体24に伝えられ、四段目は太陽歯車2
9、遊星歯車18、内歯歯車22を介して従動回
転24に伝えられる。すなわちいずれの変速段に
おいてもクランク軸6と直交する直線状の伝達径
路によつて伝動が行われ、しかも各歯車軸は両持
構造であるから、各歯車の伝達効率がすぐれてい
る上に、強度的にも無理のない構造であるから、
製造が容易で耐久性にもすぐれているという効果
が得られる。
1のリングプレート11cから一方向クラツチ2
6を介して従動回転体24に伝えられ、二段目は
太陽歯車27、遊星歯車16、内歯歯車20を介
して従動回転体24に伝えられ、三段目は太陽歯
車28、遊星歯車17、内歯歯車21を介して従
動回転体24に伝えられ、四段目は太陽歯車2
9、遊星歯車18、内歯歯車22を介して従動回
転24に伝えられる。すなわちいずれの変速段に
おいてもクランク軸6と直交する直線状の伝達径
路によつて伝動が行われ、しかも各歯車軸は両持
構造であるから、各歯車の伝達効率がすぐれてい
る上に、強度的にも無理のない構造であるから、
製造が容易で耐久性にもすぐれているという効果
が得られる。
第1図は本発明装置の縦断面図、第2図はその
側面図、第3図は第1図の−断面図、第4図
は同−断面図、第5図aは変速円筒部の一部
を切欠して示す平面図、同図bはその一部を断面
で示す立面図、第6図aはその変速円筒部が変位
した状態を示す平面図、同図bはその一部を断面
で示す立面図、第7図a〜dは変速円筒の各変速
段における状態を示す平面図である。 4……ハンガパイプ、5……固定軸部、6……
クランク軸、8……クランクアーム、11……キ
ヤリヤ、12……軸、14……カバープレート、
16,17,18……遊星歯車、20,21,2
2……内歯歯車、23……スプロケツト、24…
…従動回転体、26……一方向クラツチ、27,
28,29……太陽歯車、30……一方向クラツ
チ、31……変速円筒、32……開口、33……
操作ワイヤ、34……コイルばね、35……チエ
ン。
側面図、第3図は第1図の−断面図、第4図
は同−断面図、第5図aは変速円筒部の一部
を切欠して示す平面図、同図bはその一部を断面
で示す立面図、第6図aはその変速円筒部が変位
した状態を示す平面図、同図bはその一部を断面
で示す立面図、第7図a〜dは変速円筒の各変速
段における状態を示す平面図である。 4……ハンガパイプ、5……固定軸部、6……
クランク軸、8……クランクアーム、11……キ
ヤリヤ、12……軸、14……カバープレート、
16,17,18……遊星歯車、20,21,2
2……内歯歯車、23……スプロケツト、24…
…従動回転体、26……一方向クラツチ、27,
28,29……太陽歯車、30……一方向クラツ
チ、31……変速円筒、32……開口、33……
操作ワイヤ、34……コイルばね、35……チエ
ン。
Claims (1)
- 1 クランクアームと一体のキヤリヤの同一円周
上に3個以上の軸を配設し、これら各軸にそれぞ
れ歯数の異なる複数列の遊星歯車を回転自在に嵌
合し、これら各遊星歯車とそれぞれ噛合する複数
列の内歯歯車を一体に形成すると共に、その外周
にスプロケツトを形成した従動回転体を、前記キ
ヤリヤに回転自在に設けると共に、この従動回転
体とキヤリヤとの間に一方向クラツチを設け、前
記各遊星歯車とそれぞれ噛合する複数列の太陽歯
車の内周部と、フレームと一体の固定軸部との間
にそれぞれ一方向クラツチを設け、これら各一方
向クラツチの一つを選択的に接続できるようにし
たことを特徴とする自転車用変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23771885A JPS6299293A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 自転車用変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23771885A JPS6299293A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 自転車用変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6299293A JPS6299293A (ja) | 1987-05-08 |
| JPH0258150B2 true JPH0258150B2 (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=17019466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23771885A Granted JPS6299293A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 自転車用変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6299293A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007091414A1 (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Fujiwara Wheel Incorporated | 自転車用変速装置 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6416488A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-19 | Ichiro Sato | Rotational drive |
| JP2599596B2 (ja) * | 1987-07-13 | 1997-04-09 | 株式会社シマノ | 自転車用変速装置 |
| KR910000520B1 (ko) * | 1988-02-29 | 1991-01-26 | 김세웅 | 자전거의 동력구동장치 |
| JP3431475B2 (ja) | 1997-12-12 | 2003-07-28 | 株式会社シマノ | 自転車用フロント変速装置 |
| PL221732B1 (pl) | 2012-06-20 | 2016-05-31 | Bogusława Janowska | Przekładnia planetarna |
| PL124472U1 (pl) | 2015-10-10 | 2017-04-24 | Efneo Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością | Korba rowerowa |
| PL420541A1 (pl) | 2017-02-15 | 2018-08-27 | Efneo Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością | Podpora sprzęgła przekładni |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP23771885A patent/JPS6299293A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007091414A1 (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Fujiwara Wheel Incorporated | 自転車用変速装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6299293A (ja) | 1987-05-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2599596B2 (ja) | 自転車用変速装置 | |
| JP4633719B2 (ja) | 自動変速装置 | |
| JPH06263080A (ja) | 自転車用変速装置 | |
| US20110130242A1 (en) | Multi-Speed Internal Gear Hub for a Bicycle | |
| EP0191604B1 (en) | Stepless speed change device | |
| JPH0258150B2 (ja) | ||
| JPH09291989A (ja) | トランスミッション装置 | |
| KR100546751B1 (ko) | 자전거의 속도변환장치 | |
| JPH06227477A (ja) | 自転車用変速機の変速切換装置 | |
| JPH06298153A (ja) | 自転車用変速装置 | |
| JPH0258151B2 (ja) | ||
| JPH07205874A (ja) | 自転車用変速装置 | |
| JPH06239285A (ja) | 自転車用変速装置 | |
| JPH0346355B2 (ja) | ||
| JPH06179388A (ja) | 自転車用変速装置 | |
| JPH0331629B2 (ja) | ||
| JPH0331630B2 (ja) | ||
| JPS61238583A (ja) | 自転車用無段変速装置の変速操作装置 | |
| JPH05238468A (ja) | 自転車用変速装置 | |
| JP7397514B2 (ja) | 内装変速機のギアシフト制御機構 | |
| JPS61238582A (ja) | 自転車用変速操作装置 | |
| JPS62143786A (ja) | 自転車用変速操作装置 | |
| JPS62149590A (ja) | 無段変速装置 | |
| JPH0331627B2 (ja) | ||
| JPH0159952B2 (ja) |