JPH0258366B2 - - Google Patents
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- JPH0258366B2 JPH0258366B2 JP57003604A JP360482A JPH0258366B2 JP H0258366 B2 JPH0258366 B2 JP H0258366B2 JP 57003604 A JP57003604 A JP 57003604A JP 360482 A JP360482 A JP 360482A JP H0258366 B2 JPH0258366 B2 JP H0258366B2
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- Japan
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- polyester
- glycol
- mol
- temperature
- dicarboxylic acid
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- Artificial Filaments (AREA)
Description
本発明は易染性ポリエステル繊維に関し、詳細
には、カチオン染料や分散染料に対し常圧ボイル
ノンキヤリヤーで濃色且つ鮮明に染まり、染色物
の耐光性が良好であると共に、異形断面糸とした
場合でもクラツクを発生することのない易染性ポ
リエステル繊維に関するものである。 5−金属スルホイソフタル酸を含むポリエステ
ル繊維は塩基性染料に対して可染性であり、高度
の染色性が要求される衣料用やカーペツト用等と
して好適なものであることは古くから知られてい
る。(特公昭34−10497号等)。しかしこの種の塩
基性染料可染性ポリエステル繊維は、例えば5−
金属スルホイソフタル酸の含有量をジカルボン酸
成分の5モル%以上にしないと、100℃常圧(ボ
イル)染色で十分な濃色に染色することができな
い。その為5−金属スルホイソフタル酸を多量使
用しなければならないが、この様な塩基性染料と
親和性を有する特殊な酸性含有成分の含有量が増
加するほど重合及び製糸工程での操業性は著しく
低下し、重合体の製造コストは上昇する。更には
この製品の耐加水分解性や力学的特性が劣悪にな
る等、実用上種々の問題があつた。そこで濃色で
鮮明な染色繊維を得るときは、比較的少量の酸性
基含有成分〔5−金属スルホイソフタル酸等)を
含む共重合ポリエステルを得た後溶融紡糸し、延
伸した後高温・高圧下で染色するか或いはキヤリ
ヤーを用いた常圧ボイル条件下で染色を行なつて
いた。しかしながら高温・高圧下の染色条件はこ
の種のポリエステル繊維にとつて苛酷であるか
ら、繊維の機械的性質の劣化を避けることができ
ず、しかも染色コストが高くつくという問題があ
る。殊にウール等との毛混品を染色する場合、毛
は100℃以上の温度で染色すると損傷が著しくな
るので、上記の様な染色法を採用することはでき
ない。一方100℃以下の温度で染色する為にはキ
ヤリヤーを使用しなければならず、廃液処理に伴
うコストアツプが避けられない。 またカーペツト用及び衣料用の中でも特に高嵩
高性が要求される用途においては、繊維の横断面
形状を異形(トリローバルや中空等を含む)にす
ることによつて高嵩高性を付与しているが、前記
5−金属スルホイソフタル酸等の酸性基有成分を
含むポリエステル繊維では延伸工程、巻縮付与工
程、染色工程等において繊維中に多数のひび割れ
(クラツク)が発生し、これが引き金になつて紡
績工程等で微粉化したり延伸乃至紡績の途中で毛
羽立ちや断糸を惹起する。この傾向は異形断面繊
維の場合特に顕著になるので、異形度を大きくす
ることができない。このクラツクの発生原因は未
だ解明されていないが、この種のポリエステル繊
維特有のものと考えられ、特に紡糸後延伸に供す
るまでの放置時間が長くなる程顕著になることが
確認されている。この問題を解決する為の手段と
して直接紡糸延伸法が提案されているが、前記ク
ラツクは軽減されるものの操業性が著しく低下す
るので実用的でない。 この他塩基性染料可染性ポリエステル繊維の染
色性を改善する為種々の方法が提案されており、
例えば金属スルホネート基含有成分を主体にし
た変性剤をポリエステルの重合時或いは重合完結
後に添加する方法や、2官能性カルボン酸を更
に共重合させ分子配向を乱す方法等の所謂化学改
質法、或いは金属スルホネート基含有ポリエス
テルを高配向紡糸し更に特定の延伸温度と延伸倍
率下で延伸する化学・物理改質併用法、更には
物質改質法等が挙げられる。 しかし化学改質法では、それなりの易染性向上
効果は認められるものの、耐光性の低下や融点低
下及び強伸度物性の低下を招くと共に、改質剤が
留出し易い為に含量コントロールが困難であり、
更には改質剤添加によるコストアツプの問題も発
生する。また化学・物理改質併用法でも染着率や
鮮明度はやや向上するが、十分な濃色は得難く且
つ高速紡糸で得た未延伸糸を特殊な条件で延伸し
なければならないので製造コストが高くつく(特
開昭50−89632号等)。更に物理改質法としては、
特公昭52−8418号公報にヒントを得て直接紡糸延
伸法を改良した特開昭55−40876号公報の様な多
くの提案があるが、いずれも耐光性及び濃色鮮明
性の点で不十分と言わざるを得ない。 本発明者等は上記の様な事項に着目し、特に化
学改質法における問題、即ち耐光性及び融点の低
下を抑えつつ、より濃色で且つ鮮明な染色状態を
ボイルノンキヤリヤー染色によつて得る目的で研
究を進めており、先に耐光性の優れた親水性基含
有改質剤を導入する方法を開発し、既に特許出願
を済ませている(特願昭55−138574号及び該出願
からの分割出願である特願昭56−128090号)。本
発明者等はその後も更に研究を続け、ボイルノン
キヤリヤー染色で一段と優れた耐光性及び濃色・
鮮明性を与える易染性ポリエステル繊維を提供す
べく、殊にポリエステル繊維の物性や内部構造の
面から研究を進めてきた。 本発明はかかる研究結果として完成されたもの
であつて、その構成は、 (1) ジカルボン酸成分とグリコール成分との共重
合体ポリエステルであつて、ジカルボン酸成分
のうち80モル%以上がテレフタル酸又はそのエ
ステル形成性誘導体であり、グリコール成分の
うち80モル%以上がエチレングリコール、テト
ラメチレングリコール及び1,4−シクロヘキ
サンジオールより選択された1種以上のグリコ
ールであつて、生成ポリエステルに対して1〜
10重量%が下記一般式[]で示されるグリコ
ールからなる共重合ポリエステルよりなり、粘
弾性測定における損失正接(Tanδ)が最大と
なる温度(Tα)が90〜110℃である点に要旨を
有するものである。 HO(−CkH2kO)−nR−O(−ClH2lO)−oH
……[] (式中Rは炭素原子数4〜20の2価の脂肪族炭
化水素基、k、lは同一又は異なる2〜4の整
数、m、nは同一又は異なる整数で、1≦(m
+n)≦10である。) 本発明に係る易染性ポリエステル繊維は共重合
体組成に関して上記の様な構成上の特徴を有する
他、粘弾性測定における損失正接(Tanδ)が最
大値を与える温度(Tα)が90〜110℃と定められ
ることをもつとも重要な構成要素としている。従
来より前記Tanδが最大となる温度(Tα)は、繊
維を微細構造的に見たとき非晶部の分子運動のミ
クロブラウン運動の起こり易さのメジヤーである
とされており、Tα点のTanδが高いものはミクロ
ブラウン運動量が大きい。従つてTαが低いほど
またTanδが高いほど染料分子の拡散が大となり、
染色性が向上する。この点本発明のポリエステル
繊維のTαは90〜110℃であり、公知のものに比べ
てTαが極めて低いから染料の吸尽力が良好とな
り、ボイルノンキヤリヤーでも十分に濃色で鮮明
な染色物を得ることができる。しかし90℃より低
いと、後述の比較例2にも示される様に耐加水分
解性が低下するという問題が生じる。一方Tαが
110℃より高いと、ボイルノンキヤリヤーでは十
分濃色な染色物を得ることができない。尚本発明
繊維の前記好適Tα点における好ましいTanδは
0.2以上である。 本発明に係るポリエステル繊維は、広角X線回
折法によつて求められる赤道回折曲線の100面に
おける結晶サイズACSと、100面の結晶配向角
(θc)との関係が下記[]式を満たすものであ
ることが望まれる。 θc≦{9.0−(0.14ACS)} ……〔〕 上記[]式の要件を満足しないときはJIS・
L−1074によつて求められる引張強さ(DT)と
伸び率(DE)の1/2乗との積で評価される仮
の力学的特性メジヤーが低くなる。その理由につ
いては、本発明者等の追求にもかかわらず依然と
して明確にされていない。尚前記DEは80%未満
のものがよく、この値を超えると特にトツプ染め
の場合、目むき現象と言われる色斑が布帛に出易
いので好ましくない。その理由も未解明である
が、DEが高いものほどθcが高くなる傾向がみら
れる。本発明における好ましいθc値は6.0度以下
であり、より好ましいのは5.0度以下である。 次に本発明に係る繊維を構成する好ましいポリ
エステル組成について説明するが、製糸段階又は
それ以前に他のポリエステルとブレンドして製糸
することも勿論可能である。 本発明の繊維を構成する好ましい共重合ポリエ
ステルは、ジカルボン酸成分のうち80モル%以上
がテレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体で
あり、更に0.5〜5モル%、好ましくは0.5〜3.5モ
ル%が5−金属スルホイソフタル酸又はそのエス
テル形成性誘導体からなるものである。 5−金属スルホイソフタル酸の含有量が0.5モ
ル%未満では、カチオン染料の染着座席数が不十
分で繊維に浸透したカチオン染料を保持する量が
不足し、染色物の濃染性及び発色性が乏しくな
る。一方5モル%を越えると繊維自体の力学的特
性が著しく低下し実用面で障害になると共に、製
糸時の操業性低下も著しく、且つ割高になる。ま
た5−金属スルホイソフタル酸は更に耐光性及び
耐加水分解性を低下させると共に融点も低下させ
るので極力少なくするのがよく、特に高度の力学
的特性を確保する為には3モル%以下に抑えるこ
とが望まれるが、通常の用途においては5モル%
以下であれば実用上問題はない。5−金属スルホ
イソフタル酸の金属は、スルホン基と塩を形成し
得るものであればどの様な金属でもよく、例えば
ナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金
属カルシウム、バリウム等のアルカリ土類金属ラ
ンタン等が挙げられるが、最も一般的なのはナト
リウムである。 また上記ジカルボン酸のエステル形成性誘導体
としては、メタノールやエタノールの様な低級ア
ルコールとのエステルが一般的であるが、エチレ
ングリコールの様なグリコールとのエステルを使
用することもできる。また共重合ポリエステルの
品位を落さない範囲で、他のジカルボン酸成分と
してイソフタル酸やナフタレンジカルボン酸等の
芳香族ジカルボン酸又はそのエステル形成性誘導
体、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸等の脂肪族ジカルボン酸又はそのエステ
ル形成性誘導体、P−(2−ヒドロキシエトキシ)
安息香酸等のオキシジカルボン酸又はそのエステ
ル形成性誘導体等を併用することもできる。 次にグリコール成分としては、その80モル%以
上がエチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノールより
選ばれた1種又は2種以上のグリコールであるも
のが好ましく、中でもエチレングリコールが最適
である。また他のグリコール成分として、後記一
般式〔〕で示されるグリコールを後記〔〕式
で示される共重合成分として生成ポリエステル中
に1〜10重量%、好ましくは1.5〜6重量%含有
させたものが賞用される。 一般式〔〕のグリコールは、後述する如く特
殊な染料の搬送媒体である水との親和性を高めて
染料の拡散速度を高め、易染性を向上させる働き
がある。しかも得られる共重合ポリエステルの
(Tα)を低くすると共に(Tα)点における
(Tanδ)を大きくする作用もある。この理由は必
ずしも明確された訳ではないが、後述する様な特
殊な製糸方式を採用することによつて、可塑化作
用により結晶部の配向性を妨げる為と考えられ
る。また一般式〔〕で示されるグリコールは、
他の可塑化効果を有する高分子ポリエチレングリ
コール類の様に染色物の耐光性を損害することが
なく、しかもネオペンチルグリコールやジエチレ
ングリコール等の低分子グリコール類に比べて融
点降下作用がはるかに小さいという利点もある。 尚一般式〔〕で示されるグリコールの含有量
が1重量%未満では易染性を十分に高めることが
できず、一方10重量%を越えると染色物の耐光性
が著しく悪くなる。特に好ましい含有量は1.5〜
6重量%であり、更に高度の耐光性が要求される
場合は前述の5−金属スルホイソフタル酸と共に
併用するのがよい。 HO(−CkH2kO)−nR−O(−ClH2lO)−oOH
……〔〕 〔(−CkH2kO)−nR−O(−ClH2lO)−o〕
……〔〕 上記一般式〔〕及び一般式〔〕においてR
は炭素数が4〜20の2価の脂肪族炭化水素基であ
り、例えば(−CH2)−6、(−CH2)−10等の直鎖状脂
肪族炭化水素基、−CH2−CH(CH3)−CH2−、
CH2−C(CH3)2−CH2−、−CH(CH3)CH2−
CH2−等の側鎖を有する脂肪族炭化水素基、
には、カチオン染料や分散染料に対し常圧ボイル
ノンキヤリヤーで濃色且つ鮮明に染まり、染色物
の耐光性が良好であると共に、異形断面糸とした
場合でもクラツクを発生することのない易染性ポ
リエステル繊維に関するものである。 5−金属スルホイソフタル酸を含むポリエステ
ル繊維は塩基性染料に対して可染性であり、高度
の染色性が要求される衣料用やカーペツト用等と
して好適なものであることは古くから知られてい
る。(特公昭34−10497号等)。しかしこの種の塩
基性染料可染性ポリエステル繊維は、例えば5−
金属スルホイソフタル酸の含有量をジカルボン酸
成分の5モル%以上にしないと、100℃常圧(ボ
イル)染色で十分な濃色に染色することができな
い。その為5−金属スルホイソフタル酸を多量使
用しなければならないが、この様な塩基性染料と
親和性を有する特殊な酸性含有成分の含有量が増
加するほど重合及び製糸工程での操業性は著しく
低下し、重合体の製造コストは上昇する。更には
この製品の耐加水分解性や力学的特性が劣悪にな
る等、実用上種々の問題があつた。そこで濃色で
鮮明な染色繊維を得るときは、比較的少量の酸性
基含有成分〔5−金属スルホイソフタル酸等)を
含む共重合ポリエステルを得た後溶融紡糸し、延
伸した後高温・高圧下で染色するか或いはキヤリ
ヤーを用いた常圧ボイル条件下で染色を行なつて
いた。しかしながら高温・高圧下の染色条件はこ
の種のポリエステル繊維にとつて苛酷であるか
ら、繊維の機械的性質の劣化を避けることができ
ず、しかも染色コストが高くつくという問題があ
る。殊にウール等との毛混品を染色する場合、毛
は100℃以上の温度で染色すると損傷が著しくな
るので、上記の様な染色法を採用することはでき
ない。一方100℃以下の温度で染色する為にはキ
ヤリヤーを使用しなければならず、廃液処理に伴
うコストアツプが避けられない。 またカーペツト用及び衣料用の中でも特に高嵩
高性が要求される用途においては、繊維の横断面
形状を異形(トリローバルや中空等を含む)にす
ることによつて高嵩高性を付与しているが、前記
5−金属スルホイソフタル酸等の酸性基有成分を
含むポリエステル繊維では延伸工程、巻縮付与工
程、染色工程等において繊維中に多数のひび割れ
(クラツク)が発生し、これが引き金になつて紡
績工程等で微粉化したり延伸乃至紡績の途中で毛
羽立ちや断糸を惹起する。この傾向は異形断面繊
維の場合特に顕著になるので、異形度を大きくす
ることができない。このクラツクの発生原因は未
だ解明されていないが、この種のポリエステル繊
維特有のものと考えられ、特に紡糸後延伸に供す
るまでの放置時間が長くなる程顕著になることが
確認されている。この問題を解決する為の手段と
して直接紡糸延伸法が提案されているが、前記ク
ラツクは軽減されるものの操業性が著しく低下す
るので実用的でない。 この他塩基性染料可染性ポリエステル繊維の染
色性を改善する為種々の方法が提案されており、
例えば金属スルホネート基含有成分を主体にし
た変性剤をポリエステルの重合時或いは重合完結
後に添加する方法や、2官能性カルボン酸を更
に共重合させ分子配向を乱す方法等の所謂化学改
質法、或いは金属スルホネート基含有ポリエス
テルを高配向紡糸し更に特定の延伸温度と延伸倍
率下で延伸する化学・物理改質併用法、更には
物質改質法等が挙げられる。 しかし化学改質法では、それなりの易染性向上
効果は認められるものの、耐光性の低下や融点低
下及び強伸度物性の低下を招くと共に、改質剤が
留出し易い為に含量コントロールが困難であり、
更には改質剤添加によるコストアツプの問題も発
生する。また化学・物理改質併用法でも染着率や
鮮明度はやや向上するが、十分な濃色は得難く且
つ高速紡糸で得た未延伸糸を特殊な条件で延伸し
なければならないので製造コストが高くつく(特
開昭50−89632号等)。更に物理改質法としては、
特公昭52−8418号公報にヒントを得て直接紡糸延
伸法を改良した特開昭55−40876号公報の様な多
くの提案があるが、いずれも耐光性及び濃色鮮明
性の点で不十分と言わざるを得ない。 本発明者等は上記の様な事項に着目し、特に化
学改質法における問題、即ち耐光性及び融点の低
下を抑えつつ、より濃色で且つ鮮明な染色状態を
ボイルノンキヤリヤー染色によつて得る目的で研
究を進めており、先に耐光性の優れた親水性基含
有改質剤を導入する方法を開発し、既に特許出願
を済ませている(特願昭55−138574号及び該出願
からの分割出願である特願昭56−128090号)。本
発明者等はその後も更に研究を続け、ボイルノン
キヤリヤー染色で一段と優れた耐光性及び濃色・
鮮明性を与える易染性ポリエステル繊維を提供す
べく、殊にポリエステル繊維の物性や内部構造の
面から研究を進めてきた。 本発明はかかる研究結果として完成されたもの
であつて、その構成は、 (1) ジカルボン酸成分とグリコール成分との共重
合体ポリエステルであつて、ジカルボン酸成分
のうち80モル%以上がテレフタル酸又はそのエ
ステル形成性誘導体であり、グリコール成分の
うち80モル%以上がエチレングリコール、テト
ラメチレングリコール及び1,4−シクロヘキ
サンジオールより選択された1種以上のグリコ
ールであつて、生成ポリエステルに対して1〜
10重量%が下記一般式[]で示されるグリコ
ールからなる共重合ポリエステルよりなり、粘
弾性測定における損失正接(Tanδ)が最大と
なる温度(Tα)が90〜110℃である点に要旨を
有するものである。 HO(−CkH2kO)−nR−O(−ClH2lO)−oH
……[] (式中Rは炭素原子数4〜20の2価の脂肪族炭
化水素基、k、lは同一又は異なる2〜4の整
数、m、nは同一又は異なる整数で、1≦(m
+n)≦10である。) 本発明に係る易染性ポリエステル繊維は共重合
体組成に関して上記の様な構成上の特徴を有する
他、粘弾性測定における損失正接(Tanδ)が最
大値を与える温度(Tα)が90〜110℃と定められ
ることをもつとも重要な構成要素としている。従
来より前記Tanδが最大となる温度(Tα)は、繊
維を微細構造的に見たとき非晶部の分子運動のミ
クロブラウン運動の起こり易さのメジヤーである
とされており、Tα点のTanδが高いものはミクロ
ブラウン運動量が大きい。従つてTαが低いほど
またTanδが高いほど染料分子の拡散が大となり、
染色性が向上する。この点本発明のポリエステル
繊維のTαは90〜110℃であり、公知のものに比べ
てTαが極めて低いから染料の吸尽力が良好とな
り、ボイルノンキヤリヤーでも十分に濃色で鮮明
な染色物を得ることができる。しかし90℃より低
いと、後述の比較例2にも示される様に耐加水分
解性が低下するという問題が生じる。一方Tαが
110℃より高いと、ボイルノンキヤリヤーでは十
分濃色な染色物を得ることができない。尚本発明
繊維の前記好適Tα点における好ましいTanδは
0.2以上である。 本発明に係るポリエステル繊維は、広角X線回
折法によつて求められる赤道回折曲線の100面に
おける結晶サイズACSと、100面の結晶配向角
(θc)との関係が下記[]式を満たすものであ
ることが望まれる。 θc≦{9.0−(0.14ACS)} ……〔〕 上記[]式の要件を満足しないときはJIS・
L−1074によつて求められる引張強さ(DT)と
伸び率(DE)の1/2乗との積で評価される仮
の力学的特性メジヤーが低くなる。その理由につ
いては、本発明者等の追求にもかかわらず依然と
して明確にされていない。尚前記DEは80%未満
のものがよく、この値を超えると特にトツプ染め
の場合、目むき現象と言われる色斑が布帛に出易
いので好ましくない。その理由も未解明である
が、DEが高いものほどθcが高くなる傾向がみら
れる。本発明における好ましいθc値は6.0度以下
であり、より好ましいのは5.0度以下である。 次に本発明に係る繊維を構成する好ましいポリ
エステル組成について説明するが、製糸段階又は
それ以前に他のポリエステルとブレンドして製糸
することも勿論可能である。 本発明の繊維を構成する好ましい共重合ポリエ
ステルは、ジカルボン酸成分のうち80モル%以上
がテレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体で
あり、更に0.5〜5モル%、好ましくは0.5〜3.5モ
ル%が5−金属スルホイソフタル酸又はそのエス
テル形成性誘導体からなるものである。 5−金属スルホイソフタル酸の含有量が0.5モ
ル%未満では、カチオン染料の染着座席数が不十
分で繊維に浸透したカチオン染料を保持する量が
不足し、染色物の濃染性及び発色性が乏しくな
る。一方5モル%を越えると繊維自体の力学的特
性が著しく低下し実用面で障害になると共に、製
糸時の操業性低下も著しく、且つ割高になる。ま
た5−金属スルホイソフタル酸は更に耐光性及び
耐加水分解性を低下させると共に融点も低下させ
るので極力少なくするのがよく、特に高度の力学
的特性を確保する為には3モル%以下に抑えるこ
とが望まれるが、通常の用途においては5モル%
以下であれば実用上問題はない。5−金属スルホ
イソフタル酸の金属は、スルホン基と塩を形成し
得るものであればどの様な金属でもよく、例えば
ナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金
属カルシウム、バリウム等のアルカリ土類金属ラ
ンタン等が挙げられるが、最も一般的なのはナト
リウムである。 また上記ジカルボン酸のエステル形成性誘導体
としては、メタノールやエタノールの様な低級ア
ルコールとのエステルが一般的であるが、エチレ
ングリコールの様なグリコールとのエステルを使
用することもできる。また共重合ポリエステルの
品位を落さない範囲で、他のジカルボン酸成分と
してイソフタル酸やナフタレンジカルボン酸等の
芳香族ジカルボン酸又はそのエステル形成性誘導
体、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸等の脂肪族ジカルボン酸又はそのエステ
ル形成性誘導体、P−(2−ヒドロキシエトキシ)
安息香酸等のオキシジカルボン酸又はそのエステ
ル形成性誘導体等を併用することもできる。 次にグリコール成分としては、その80モル%以
上がエチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノールより
選ばれた1種又は2種以上のグリコールであるも
のが好ましく、中でもエチレングリコールが最適
である。また他のグリコール成分として、後記一
般式〔〕で示されるグリコールを後記〔〕式
で示される共重合成分として生成ポリエステル中
に1〜10重量%、好ましくは1.5〜6重量%含有
させたものが賞用される。 一般式〔〕のグリコールは、後述する如く特
殊な染料の搬送媒体である水との親和性を高めて
染料の拡散速度を高め、易染性を向上させる働き
がある。しかも得られる共重合ポリエステルの
(Tα)を低くすると共に(Tα)点における
(Tanδ)を大きくする作用もある。この理由は必
ずしも明確された訳ではないが、後述する様な特
殊な製糸方式を採用することによつて、可塑化作
用により結晶部の配向性を妨げる為と考えられ
る。また一般式〔〕で示されるグリコールは、
他の可塑化効果を有する高分子ポリエチレングリ
コール類の様に染色物の耐光性を損害することが
なく、しかもネオペンチルグリコールやジエチレ
ングリコール等の低分子グリコール類に比べて融
点降下作用がはるかに小さいという利点もある。 尚一般式〔〕で示されるグリコールの含有量
が1重量%未満では易染性を十分に高めることが
できず、一方10重量%を越えると染色物の耐光性
が著しく悪くなる。特に好ましい含有量は1.5〜
6重量%であり、更に高度の耐光性が要求される
場合は前述の5−金属スルホイソフタル酸と共に
併用するのがよい。 HO(−CkH2kO)−nR−O(−ClH2lO)−oOH
……〔〕 〔(−CkH2kO)−nR−O(−ClH2lO)−o〕
……〔〕 上記一般式〔〕及び一般式〔〕においてR
は炭素数が4〜20の2価の脂肪族炭化水素基であ
り、例えば(−CH2)−6、(−CH2)−10等の直鎖状脂
肪族炭化水素基、−CH2−CH(CH3)−CH2−、
CH2−C(CH3)2−CH2−、−CH(CH3)CH2−
CH2−等の側鎖を有する脂肪族炭化水素基、
【式】
【式】
【式】等の脂肪族環
式基を有する炭化水素基が挙げられ、中でも側鎖
を有する脂肪族炭化水素基、殊に2,2−ジメチ
ルプロピレン基は最適である。尚一般式〔〕で
示されるグリコールは、常法に従いHO−R−
OHで示されるグリコールにエチレンオキサイド
を付加させることによつて合成すればよい。一般
式〔〕における(m+n)の平均値は1〜10、
より好ましくは2〜8、更に好ましくは3〜6で
あり、(m+n)=0では重合反応時に留出し易く
且つ共重合ポリエステルの融点が低くなるので好
ましくなく、一方10を越えると染色繊維の耐光性
が乏しくなる。 但し本発明の効果を損わない範囲であれば、少
量のHO−R−OHで示されるグリコールや、一
般式〔〕における(m+n)が10を越えるグリ
コールが含まれていてもよく、更に上記HO−R
−OHで示されるグリコール以外に少量のジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−ビス(β−ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼン、ビスフエノールA、ビス
エトキシル化2,2−ビス(2,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフエニル)プロパン、ジフエニル
シラノール等が含まれていてもよい。またポリエ
ステルの成形性を阻害しない範囲でペンタエリス
リトールやピロメリツト酸等の分岐成分が共重合
されていてもよい。 上記各原料成分を用いた共重合ポリエステルの
製造法は特に制約されず、通常のポリエステル製
造法に準じて行なえばよいが、一般的な方法とし
ては、ジカルボン酸又はそのエステル形成性誘
導体と5−金属スルホイソフタル酸又はそのエス
テル形成性誘導体とをグリコール成分とのエステ
ル交換反応に付した後重縮合反応させる方法、
ジカルボン酸成分とグリコール成分とをエステル
化反応させた後重縮合させる方法、等が例示され
る。尚エステル化反応を経てポリエステルを得る
場合は、一般式〔〕のグリコールをエステル化
反応終了の直前から重縮合反応の開始までの間に
添加し、エーテル結合の分解を抑制するのがよ
い。 上記エステル交換反応、エステル化反応及び重
縮合反応には、一般にナトリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、マンガン、亜鉛、チタン、アン
チモン、ゲルマニウム、タングステン等の金属化
合物が触媒として使用される。 本発明の易染性ポリエステル繊維は、前記共重
合ポリエステルを高速紡糸法によつて高配向未延
伸糸とした後高温低張力下で延伸し必要により通
常の方法で熱処理する方法、或いは特開昭55−
12832号公報や同56−316号公報に示される直接紡
糸延伸法(紡糸口金より溶融紡出された糸条を一
旦冷却固化させ、次いで糸条引取装置に至るまで
の間に設けた加熱帯中を通過させて温度勾配下で
空気との摩擦力によつて延伸し一挙に延伸糸とす
る方法)等により得ることができる。この場合非
対称冷却法を併用すると立体巻縮機能が与えら
れ、巻縮付与工程を省略することができるので好
ましい。 ところで本発明の目的を達成する為には、上記
特殊直接紡糸延伸工程における引取速度を
3000m/分以上、好ましくは4000〜6000m/分と
すべきである。しかして引取速度が3000m/分未
満では、得られた繊維の力学的特性が乏しくなる
と共に、熱処理工程等でクラツクが発生するから
である。一方6000m/分を越えると染色性が低下
するので好ましくない。 以上述べた方法により、 90℃≦Tα≦110℃ の要件を満足する他、 θc≦9.0−0.4ACS DT≧1g/d DE≦60 の各値達成する易染性ポリエステル繊維を得るこ
とができる。この様にして得た本発明の繊維は、
常圧ボイルノンキヤリヤーの染色条件でも分散染
料や塩基性染料を良く吸尽し、極めて優れた易染
性及び鮮明染色性を示すと共に、染色物の耐光性
も良好で且つ異形断面糸とした場合でもクラツク
を発生することがない等、理想的な繊維というこ
とができる。尚本発明繊維の単糸デニールは特に
限定されないが、ステープル用途としては、紡績
糸タイプには0.5〜6デニール、カーペツト用に
は3〜20デニールが一般的である。またフイラメ
ント用途においても同様に用途に応じた最適デニ
ールとフイラメント数を自由に選択すればよい。 次に本発明の実施例を示す。 尚本発明で特定する各種測定値は下記の方法で
測定した。 ポリエステル中のグリコール成分の定量分析
は、NMRによつてH原子量を定量する方法で行
ない、ポリエステルの融点は、DSCによりサン
プル量10mg、窒素雰囲気下昇温速度20℃/分の条
件で測定した。またポリエステル中の5−金属ス
ルホイソフタル酸の定量は、螢光X線を用い標準
物質との相対値からS原子を定量する方法で行な
つた。 分散染料による染着率は、デイスパーゾルフア
ーストスカーレツトB(I.C.I社製、分散性染料)
4.0%owf、デイスパーTL(明星化学工業社製、
分散剤)1g/、浴比1:100、常圧沸騰温度
(98℃)で試料を90分間染色し、塩基性染料によ
る染着率は、セブロンブルーB(デユポン社製、
塩基性染料)10%owf、酢酸及び酢酸ナトリウム
各々0.2g/、浴比1:100、常圧沸騰温度で試
料を90分間染色し、夫々染色前後の染色液吸光度
を測定し、次式により算出した。 染着率(%)=100(X−Y)/X X:染色前の染色液吸光度 Y:染色後の染色液吸光度 鮮明性 発色性は、エストールブリリアンスカーレツト
G、1.5%nwf、デイスパーTL、1g/、浴比
1:100、常圧沸騰温度(98℃)で90分間染色し
た試料を水洗、乾燥後、螢光反射率(%)で評価
した。 耐光性は、レゾリンレツドFB(バイエル社製、
分散性染料)0.2%owf、デイスパーTL1g/、
浴比1:100、常圧沸とう温度で60分間試料を染
色し、常法に従つて還元洗浄したあとJIS−L−
0342に準じて染色物をフエード・オ・メーターで
40時間照射して光退色させ、ブルースケール基準
の堅牢度(級)として表わした。耐加水分解性
は、試料繊維を純水(PH5.7)に浴比1:100で浸
漬し、常圧沸とう温度で4時間処理したのち、テ
ンシロンによつて単糸の破断強度(g/d)を測
定し、処理前の破断強度に対する保持率として表
わした。 損失正接(Tanδ)の温度依存性 東洋測器(株)製Rheovibronを使用して初糸長4
cm、測定温度25℃より200℃までの昇温速度2
℃/分、測定周波数110Hzの条件で測定し、tanδ
が最大となる温度(Tα)を求める。 単糸デニール JIS−L1073(1965)に従つて測定。 紡毛糸デニール JIS−L1095(1979)に従つて測定。 引張強さ(DT)及び伸び率(DE) JIS−L1074(1977)に従つて測定。 結晶サイズACS 広角X線回折図における赤道回折曲線の(100)
面回折強度の半価巾よりSherrerの式を用いて算
出〔詳細は丸善株式会社発行〔X線結晶学〕(仁
田勇監修)上巻第140頁参照〕 Sherrerの式とは、次式で表わされる。 〔ただし、上式中、λはX線の波長(Å)、Bは
半価巾(radq、αは補正角(6.98×10-4rad)、θ
は回折角(度)〕 本発明の実施例において用いたX線は、管電圧
45KV、管電流70mA、銅対陰極、Niフイルタ
ー、波長1.54Åであり、デイフラクトメーターと
して、理学電気株式会社製のSG−7型ゴニオメ
ーター、X線発生装置としてローターフレツクス
RU−3H型を使用した。 結晶配向角θc 広角X線回折図におけるデバイ環に沿つた回折
曲線の(100)面回折強度の半価巾(Bm)と定
義する(前記「X線結晶学」の第600頁参照)。 測定に使用したX線、デイフラクトメーター及
びX線発生装置は、結晶サイズACSの測定の場
合と同一とする。 実施例1及び比較例1 ジメチルテレフタレート(DMT)100部(重
量部:以下同じ)5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸ジメチルエステル(DSN)所定量、エチレ
ングリコール(EG)700部及び、一般式〔〕に
おいてRが2.2−ジメチルプロピレン基であり
(m+n)の値を変えたグリコール又は分子量
2000のポリエステルグリコール、(PEG)所定量
を、エステル交換反応器に投入し、これに酢酸亜
鉛2水塩0.38部、酢酸ナトリウム0.50部及び3酸
化アンチモン0.33部を加え、150〜220℃まで130
分を要して昇温しつつ、副生するメタノールを留
去しながらエステル交換反応を行なつた。この反
応粉向片側から2.0m/秒の速度で冷風吹付けて
冷却し、次いで紡糸口金の下方3mの位置に設け
た長さ120cmの加熱ヒーター内を通過させ、更に
4000m/分の速度で引取ることにより、7200デニ
ール/2400本のマルチフイラメントを製造した。 このマルチフイラメント糸を70mmの長さに切断
してステープルとし、該ステープルを乾熱145℃
で5分間弛緩熱処理して三次元立体巻縮ステープ
ルを製造し、該ステープル綿のX線回折法にたる
100面のACS、θc及び損失正接(Tanδ)の温度
依存性を測定した。得られたステープルを通常の
粗毛工程にてローラーカードでスライバーを作
り、スライバーを揃えてドラフトをかけながら糸
に22%の2酸化チタンを含むEG溶液17部を添加
し、更にジエチル−2−カルボエトキシエチルホ
スホネート0.8部を加えて10分間保持した。 得られた生成物を210℃の重縮合缶に移し、80
分を要して内温を210〜275℃に昇温しつつ糸を
除々に減圧し、以後275℃、0.1mmのHgで40分間
縮合反応を行ない、所定組成の共重合ポリエステ
ルを得た。この共重合ポリエステルを、紡糸温度
280℃にて、C型スリツト状紡糸孔(最外径1.0
mm、スリツト幅0.15mm)2000個を穿設した紡糸口
金より吐出量3200g/分で紡出し、紡出された糸
条口金直下で室温の冷却気流を直交粗糸とし粗糸
を精紡して16番手の紡毛糸とした後、日付け400
g/cm2のインターロツクに編み立て、精練後染着
率、鮮明性、耐光性、耐加水分解性を測定し、ま
た繊維のクラツク発生状況を観察した。 その結果を、共重合ポリエステル組成及び共重
合ポリエステルの融点と共に第1表に一括して示
す。 比較例 2 実施例1及び比較例1と同様にして座た共重合
ポリエステルを使用し、紡糸温度を280℃、糸条
引取速度を1300m/分、2500m/分又は4000m/
分、冷却風速を0.3m/分、加熱ヒーター温度を
20℃に変更した他は前記と同様にして22000デニ
ール/2400本の未延伸糸を得た。この未延伸糸
を、スチーム噴射スリツトと160℃の熱板とを連
続して設けた公知の延伸装置により2.6倍で延伸
し、次いでこのマルチフイラメントを2本引き揃
えて押込み式クリンパーで機械巻縮を賦与し、70
mmの長さのステープルに切断した後145℃で5分
間弛緩熱処理して機械巻縮ステープル綿を製造し
た。 得られたステープル綿のX線回折法による100
面のACS、θc及び損失正接(Tanδ)の温度依存
性を調べた。 このステープル綿を前記と同様の方法で16番手
の紡毛糸とした後、目付け400g/cm2のインター
ロツクに編み立て、精練後染着率、鮮明性、耐光
性、耐加水分解性を測定すると共に、繊維のクラ
ツク発生状況を観察した。 結果を、共重合ポリエステル組成及び共重合ポ
リエステルの融点と共に第1表に示す。尚本例に
おける粗毛工程では微粉化が起こり、操業性が著
しく悪化した。 比較例 3 固有粘度IVが0.63のポリエチレンテレフタレー
トを溶融紡糸口金を通して溶融紡出し、紡糸口金
直下において冷却風を吹き当てて一旦80℃以下の
温度に冷却し、次いで紡糸口金の下方3mの位置
に設けた長さ120cm、温度302℃の加熱ヒーター内
を通過させて延伸し、しかる後6100m/分の速度
で第1引取ローラーを通過させた後糸条を巻取つ
た。得られたフイラメントの物性、染色性、耐光
性等を第1表に示す。
を有する脂肪族炭化水素基、殊に2,2−ジメチ
ルプロピレン基は最適である。尚一般式〔〕で
示されるグリコールは、常法に従いHO−R−
OHで示されるグリコールにエチレンオキサイド
を付加させることによつて合成すればよい。一般
式〔〕における(m+n)の平均値は1〜10、
より好ましくは2〜8、更に好ましくは3〜6で
あり、(m+n)=0では重合反応時に留出し易く
且つ共重合ポリエステルの融点が低くなるので好
ましくなく、一方10を越えると染色繊維の耐光性
が乏しくなる。 但し本発明の効果を損わない範囲であれば、少
量のHO−R−OHで示されるグリコールや、一
般式〔〕における(m+n)が10を越えるグリ
コールが含まれていてもよく、更に上記HO−R
−OHで示されるグリコール以外に少量のジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−ビス(β−ヒドロキ
シエトキシ)ベンゼン、ビスフエノールA、ビス
エトキシル化2,2−ビス(2,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフエニル)プロパン、ジフエニル
シラノール等が含まれていてもよい。またポリエ
ステルの成形性を阻害しない範囲でペンタエリス
リトールやピロメリツト酸等の分岐成分が共重合
されていてもよい。 上記各原料成分を用いた共重合ポリエステルの
製造法は特に制約されず、通常のポリエステル製
造法に準じて行なえばよいが、一般的な方法とし
ては、ジカルボン酸又はそのエステル形成性誘
導体と5−金属スルホイソフタル酸又はそのエス
テル形成性誘導体とをグリコール成分とのエステ
ル交換反応に付した後重縮合反応させる方法、
ジカルボン酸成分とグリコール成分とをエステル
化反応させた後重縮合させる方法、等が例示され
る。尚エステル化反応を経てポリエステルを得る
場合は、一般式〔〕のグリコールをエステル化
反応終了の直前から重縮合反応の開始までの間に
添加し、エーテル結合の分解を抑制するのがよ
い。 上記エステル交換反応、エステル化反応及び重
縮合反応には、一般にナトリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、マンガン、亜鉛、チタン、アン
チモン、ゲルマニウム、タングステン等の金属化
合物が触媒として使用される。 本発明の易染性ポリエステル繊維は、前記共重
合ポリエステルを高速紡糸法によつて高配向未延
伸糸とした後高温低張力下で延伸し必要により通
常の方法で熱処理する方法、或いは特開昭55−
12832号公報や同56−316号公報に示される直接紡
糸延伸法(紡糸口金より溶融紡出された糸条を一
旦冷却固化させ、次いで糸条引取装置に至るまで
の間に設けた加熱帯中を通過させて温度勾配下で
空気との摩擦力によつて延伸し一挙に延伸糸とす
る方法)等により得ることができる。この場合非
対称冷却法を併用すると立体巻縮機能が与えら
れ、巻縮付与工程を省略することができるので好
ましい。 ところで本発明の目的を達成する為には、上記
特殊直接紡糸延伸工程における引取速度を
3000m/分以上、好ましくは4000〜6000m/分と
すべきである。しかして引取速度が3000m/分未
満では、得られた繊維の力学的特性が乏しくなる
と共に、熱処理工程等でクラツクが発生するから
である。一方6000m/分を越えると染色性が低下
するので好ましくない。 以上述べた方法により、 90℃≦Tα≦110℃ の要件を満足する他、 θc≦9.0−0.4ACS DT≧1g/d DE≦60 の各値達成する易染性ポリエステル繊維を得るこ
とができる。この様にして得た本発明の繊維は、
常圧ボイルノンキヤリヤーの染色条件でも分散染
料や塩基性染料を良く吸尽し、極めて優れた易染
性及び鮮明染色性を示すと共に、染色物の耐光性
も良好で且つ異形断面糸とした場合でもクラツク
を発生することがない等、理想的な繊維というこ
とができる。尚本発明繊維の単糸デニールは特に
限定されないが、ステープル用途としては、紡績
糸タイプには0.5〜6デニール、カーペツト用に
は3〜20デニールが一般的である。またフイラメ
ント用途においても同様に用途に応じた最適デニ
ールとフイラメント数を自由に選択すればよい。 次に本発明の実施例を示す。 尚本発明で特定する各種測定値は下記の方法で
測定した。 ポリエステル中のグリコール成分の定量分析
は、NMRによつてH原子量を定量する方法で行
ない、ポリエステルの融点は、DSCによりサン
プル量10mg、窒素雰囲気下昇温速度20℃/分の条
件で測定した。またポリエステル中の5−金属ス
ルホイソフタル酸の定量は、螢光X線を用い標準
物質との相対値からS原子を定量する方法で行な
つた。 分散染料による染着率は、デイスパーゾルフア
ーストスカーレツトB(I.C.I社製、分散性染料)
4.0%owf、デイスパーTL(明星化学工業社製、
分散剤)1g/、浴比1:100、常圧沸騰温度
(98℃)で試料を90分間染色し、塩基性染料によ
る染着率は、セブロンブルーB(デユポン社製、
塩基性染料)10%owf、酢酸及び酢酸ナトリウム
各々0.2g/、浴比1:100、常圧沸騰温度で試
料を90分間染色し、夫々染色前後の染色液吸光度
を測定し、次式により算出した。 染着率(%)=100(X−Y)/X X:染色前の染色液吸光度 Y:染色後の染色液吸光度 鮮明性 発色性は、エストールブリリアンスカーレツト
G、1.5%nwf、デイスパーTL、1g/、浴比
1:100、常圧沸騰温度(98℃)で90分間染色し
た試料を水洗、乾燥後、螢光反射率(%)で評価
した。 耐光性は、レゾリンレツドFB(バイエル社製、
分散性染料)0.2%owf、デイスパーTL1g/、
浴比1:100、常圧沸とう温度で60分間試料を染
色し、常法に従つて還元洗浄したあとJIS−L−
0342に準じて染色物をフエード・オ・メーターで
40時間照射して光退色させ、ブルースケール基準
の堅牢度(級)として表わした。耐加水分解性
は、試料繊維を純水(PH5.7)に浴比1:100で浸
漬し、常圧沸とう温度で4時間処理したのち、テ
ンシロンによつて単糸の破断強度(g/d)を測
定し、処理前の破断強度に対する保持率として表
わした。 損失正接(Tanδ)の温度依存性 東洋測器(株)製Rheovibronを使用して初糸長4
cm、測定温度25℃より200℃までの昇温速度2
℃/分、測定周波数110Hzの条件で測定し、tanδ
が最大となる温度(Tα)を求める。 単糸デニール JIS−L1073(1965)に従つて測定。 紡毛糸デニール JIS−L1095(1979)に従つて測定。 引張強さ(DT)及び伸び率(DE) JIS−L1074(1977)に従つて測定。 結晶サイズACS 広角X線回折図における赤道回折曲線の(100)
面回折強度の半価巾よりSherrerの式を用いて算
出〔詳細は丸善株式会社発行〔X線結晶学〕(仁
田勇監修)上巻第140頁参照〕 Sherrerの式とは、次式で表わされる。 〔ただし、上式中、λはX線の波長(Å)、Bは
半価巾(radq、αは補正角(6.98×10-4rad)、θ
は回折角(度)〕 本発明の実施例において用いたX線は、管電圧
45KV、管電流70mA、銅対陰極、Niフイルタ
ー、波長1.54Åであり、デイフラクトメーターと
して、理学電気株式会社製のSG−7型ゴニオメ
ーター、X線発生装置としてローターフレツクス
RU−3H型を使用した。 結晶配向角θc 広角X線回折図におけるデバイ環に沿つた回折
曲線の(100)面回折強度の半価巾(Bm)と定
義する(前記「X線結晶学」の第600頁参照)。 測定に使用したX線、デイフラクトメーター及
びX線発生装置は、結晶サイズACSの測定の場
合と同一とする。 実施例1及び比較例1 ジメチルテレフタレート(DMT)100部(重
量部:以下同じ)5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸ジメチルエステル(DSN)所定量、エチレ
ングリコール(EG)700部及び、一般式〔〕に
おいてRが2.2−ジメチルプロピレン基であり
(m+n)の値を変えたグリコール又は分子量
2000のポリエステルグリコール、(PEG)所定量
を、エステル交換反応器に投入し、これに酢酸亜
鉛2水塩0.38部、酢酸ナトリウム0.50部及び3酸
化アンチモン0.33部を加え、150〜220℃まで130
分を要して昇温しつつ、副生するメタノールを留
去しながらエステル交換反応を行なつた。この反
応粉向片側から2.0m/秒の速度で冷風吹付けて
冷却し、次いで紡糸口金の下方3mの位置に設け
た長さ120cmの加熱ヒーター内を通過させ、更に
4000m/分の速度で引取ることにより、7200デニ
ール/2400本のマルチフイラメントを製造した。 このマルチフイラメント糸を70mmの長さに切断
してステープルとし、該ステープルを乾熱145℃
で5分間弛緩熱処理して三次元立体巻縮ステープ
ルを製造し、該ステープル綿のX線回折法にたる
100面のACS、θc及び損失正接(Tanδ)の温度
依存性を測定した。得られたステープルを通常の
粗毛工程にてローラーカードでスライバーを作
り、スライバーを揃えてドラフトをかけながら糸
に22%の2酸化チタンを含むEG溶液17部を添加
し、更にジエチル−2−カルボエトキシエチルホ
スホネート0.8部を加えて10分間保持した。 得られた生成物を210℃の重縮合缶に移し、80
分を要して内温を210〜275℃に昇温しつつ糸を
除々に減圧し、以後275℃、0.1mmのHgで40分間
縮合反応を行ない、所定組成の共重合ポリエステ
ルを得た。この共重合ポリエステルを、紡糸温度
280℃にて、C型スリツト状紡糸孔(最外径1.0
mm、スリツト幅0.15mm)2000個を穿設した紡糸口
金より吐出量3200g/分で紡出し、紡出された糸
条口金直下で室温の冷却気流を直交粗糸とし粗糸
を精紡して16番手の紡毛糸とした後、日付け400
g/cm2のインターロツクに編み立て、精練後染着
率、鮮明性、耐光性、耐加水分解性を測定し、ま
た繊維のクラツク発生状況を観察した。 その結果を、共重合ポリエステル組成及び共重
合ポリエステルの融点と共に第1表に一括して示
す。 比較例 2 実施例1及び比較例1と同様にして座た共重合
ポリエステルを使用し、紡糸温度を280℃、糸条
引取速度を1300m/分、2500m/分又は4000m/
分、冷却風速を0.3m/分、加熱ヒーター温度を
20℃に変更した他は前記と同様にして22000デニ
ール/2400本の未延伸糸を得た。この未延伸糸
を、スチーム噴射スリツトと160℃の熱板とを連
続して設けた公知の延伸装置により2.6倍で延伸
し、次いでこのマルチフイラメントを2本引き揃
えて押込み式クリンパーで機械巻縮を賦与し、70
mmの長さのステープルに切断した後145℃で5分
間弛緩熱処理して機械巻縮ステープル綿を製造し
た。 得られたステープル綿のX線回折法による100
面のACS、θc及び損失正接(Tanδ)の温度依存
性を調べた。 このステープル綿を前記と同様の方法で16番手
の紡毛糸とした後、目付け400g/cm2のインター
ロツクに編み立て、精練後染着率、鮮明性、耐光
性、耐加水分解性を測定すると共に、繊維のクラ
ツク発生状況を観察した。 結果を、共重合ポリエステル組成及び共重合ポ
リエステルの融点と共に第1表に示す。尚本例に
おける粗毛工程では微粉化が起こり、操業性が著
しく悪化した。 比較例 3 固有粘度IVが0.63のポリエチレンテレフタレー
トを溶融紡糸口金を通して溶融紡出し、紡糸口金
直下において冷却風を吹き当てて一旦80℃以下の
温度に冷却し、次いで紡糸口金の下方3mの位置
に設けた長さ120cm、温度302℃の加熱ヒーター内
を通過させて延伸し、しかる後6100m/分の速度
で第1引取ローラーを通過させた後糸条を巻取つ
た。得られたフイラメントの物性、染色性、耐光
性等を第1表に示す。
【表】
【表】
第1表からも明らかな様に、本発明の要件を満
たす易染性ポリエステル繊維は、力学的特性にお
いて実用上の問題は認められず、且つ優れた濃染
性、鮮明性及び耐光性を示しており、特に5−金
属スルホイソフタル酸含量が少ない組成のもので
も優れた諸特性が得られている。これに対し本発
明の要件を外れる比較例では、何れかの特性を満
足することができない。
たす易染性ポリエステル繊維は、力学的特性にお
いて実用上の問題は認められず、且つ優れた濃染
性、鮮明性及び耐光性を示しており、特に5−金
属スルホイソフタル酸含量が少ない組成のもので
も優れた諸特性が得られている。これに対し本発
明の要件を外れる比較例では、何れかの特性を満
足することができない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ジカルボン酸成分とグリコール成分との共重
合体ポリエステルであつて、ジカルボン酸成分の
うち80モル%以上がテレフタル酸又はそのエステ
ル形成性誘導体であり、グリコール成分のうち80
モル%以上がエチレングリコール、テトラメチレ
ングリコール及び1,4−シクロヘキサンジオー
ルより選択された1種以上のグリコールであつ
て、生成ポリエステルに対して1〜10重量%が下
記一般式[]で示されるグリコールからなる共
重合ポリエステルよりなり、粘弾性測定における
損失正接(Tanδ)が最大となる温度(Tα)が90
〜110℃であることを特徴とする易染性ポリエス
テル繊維。 HO(−CkH2kO)−nR−O(−ClH2lO)−oH
……[] (式中Rは炭素原子数4〜20の2価の脂肪族炭化
水素基、k、lは同一又は異なる2〜4の整数、
m、nは同一又は異なる整数で、1≦(m+n)≦
10である。) 2 特許請求の範囲第1項において、ジカルボン
酸成分のうち0.5〜5.0モル%が5−金属スルホイ
ソフタル酸又はそのエステル形成性誘導体より構
成されたものである共重合ポリエステルで構成さ
れる易染性ポリエステル繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP360482A JPS58120815A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 易染性ポリエステル繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP360482A JPS58120815A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 易染性ポリエステル繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58120815A JPS58120815A (ja) | 1983-07-18 |
| JPH0258366B2 true JPH0258366B2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=11562089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP360482A Granted JPS58120815A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | 易染性ポリエステル繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58120815A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61225311A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-10-07 | Teijin Ltd | ポリエステルの高速紡糸方法 |
| JPS61225314A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | Toray Ind Inc | 改質ポリエステル繊維の製造方法 |
| JP2002004183A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-09 | Teijin Ltd | 染色ポリエステル繊維構造物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4134882A (en) * | 1976-06-11 | 1979-01-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Poly(ethylene terephthalate)filaments |
| JPS6344842A (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-25 | Kao Corp | 油中水中油型乳化油脂組成物 |
-
1982
- 1982-01-12 JP JP360482A patent/JPS58120815A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58120815A (ja) | 1983-07-18 |
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