JPH0259152B2 - - Google Patents
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- JPH0259152B2 JPH0259152B2 JP56200670A JP20067081A JPH0259152B2 JP H0259152 B2 JPH0259152 B2 JP H0259152B2 JP 56200670 A JP56200670 A JP 56200670A JP 20067081 A JP20067081 A JP 20067081A JP H0259152 B2 JPH0259152 B2 JP H0259152B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、抗菌活性を有する新規な置換キノリ
ンカルボン酸誘導体に関する。さらに詳しくは次
の一般式() 〔式中Aは、無置換か又は低級アルキル、ヒドロ
キシ、フエニル、アルコキシ、フエノキシ、アル
キルチオ、フエニルチオ、ハロゲン、ハロゲン置
換アルキル、アルキルアミノ置換アルキル、アル
コキシカルボニル置換アルキル、カルボキシ置換
アルキル、アルコキシ置換アルキル、アルキルチ
オ置換アルキル、ヒドロキシ置換アルキル、アシ
ルオキシ置換アルキル、テトラヒドロピラニルオ
キシ置換アルキル、アルキル置換ピペラジノアル
キル、アルキルアミノ、フエニルアミノ、カルボ
キシ、ニトロ、シアノ、カルボニル、チオカルボ
ニル、若しくはアミノ基で置換された、炭素数1
〜6個よりなる、飽和又は不飽和の、分枝してい
るか若しくは直鎖の鎖状又は環状の、炭化水素鎖
を表わす。 R1は水素、リチウム、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、メチル、エチル、ピバロイルオキシ
メチル、又はフタリジルを表わす。R2、R3、R4
及びR5は、同一又は異なつて、水素、フツ素、
塩素、臭素、ヒドロキシ、アルコキシ(R2とR3、
R3とR4若しくはR4とR5が同時にアルコキシの場
合にはそれらのアルキル残基が互に結合し環を形
成してもよい)又は【式】(式中、R6お よびR7は同一又は異なつて、低級アルキル基を
表わすか、又は隣接する窒素原子と共に6員から
なる環状アミノ基を表わす。該環状アミノ基は、
他に窒素原子1個又は硫黄原子1個を有してい
る。そして該環状アミノ基は無置換又はアルキ
ル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、ホルミ
ル、アシル若しくはカルボキシアシルで置換され
ている。)を表わす。〕で表わされる化合物又はそ
の薬理的に許容される塩に関する。ただし、Aが
無置換又はメチルで置換されたエチレンである場
合を除く。 前記一般式()の薬理的に許容される塩の例
として、例えばリチウム塩、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、カルシウム塩などの金属塩の他、エタノ
ールアミン塩、ジエタノールアミン塩などの有機
塩基の塩、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩などの無機
酸の塩、酢酸塩、メタンスルホン酸塩、コハク酸
塩、乳酸塩等の有機酸塩等があげられる。 現在、グラム陰性菌による感染の治療薬に合成
抗菌剤としてはナリジキシ酸、ピロミド酸あるい
はピペミド酸が広く用いられている。しかし、こ
れらは近年増加しつつあり、しかも難治性疾患で
ある緑膿菌感染症やグラム陽性菌感染症の治療に
対しては満足すべきものではない。この問題を解
決するために各種化合物が合成され、種々の菌に
対する抗菌活性が調べられており、既存の合成抗
菌剤の改良型として6−ハロゲノ−1−置換−7
−(4−置換ピペラジノ)−4−オキソ−1,4−
ジヒドロキノリン−3−カルボン酸誘導体(特開
昭53−65887号公報、特開昭53−141286号公報、
特開昭54−66686号公報、特開昭55−47658号公
報)や6−フルオロ−1,8−ナフチリジン誘導
体(特開昭55−83785号公報)等が開発中である。
既存および現在開発中の合成抗菌剤のなかで置換
キノリンカルボン酸の2位に置換基を有する化合
物はない。文献的にはジヤーナル オブ メデイ
シナル ケミストリー,20巻,791(1977)、同21
巻、485(1978)、およびジヤーナル オブ ヘテ
ロサイクリツクケミストリー、17巻、1729(1980)
に2位にメチル基、ヒドロキシ基を有する化合物
および、2位と1位の窒素原子が縮環した化合物
の記載があるがいずれも抗菌活性にはみるべきも
のはない。これら2位の置換基を有する化合物中
で抗菌活性を有する化合物を見いだすため、文献
的に未だ知られていない全く新しい骨格を有する
化合物()を合成し検討したところ、これらの
化合物は既存の合成抗菌剤は言うにおよばず、現
在開発中の合成抗菌剤よりもすぐれた抗菌力を有
する化合物であることを見出した。これら化合物
()の抗菌力は緑膿菌は言うにおよばず、今ま
でどうしてもどちらかに片寄りがちだつたグラム
陽性菌に対する活性、グラム陰性菌に対する活性
の両方共に、文献的にも知られていない程微量で
効果を発揮する。これら化合物は安全に人体に対
して経口剤としても注射薬としても投与すること
ができる。 本発明の化合物の製造方法の例を反応式で示し
て説明する。すなわち非常に重要な中間体である
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カ
ルボン酸エチルエステル誘導体()は例えば次
の如き反応経路で合成することができる。 〔式中、R2,R3,R4,R5は前述と同じものとす
る。は保護基を表わす。〕すなわち置換アニリ
ン()をベンゼン等の適当な溶媒中もしくは溶
媒なしで大過剰のトリエチルアミンあるいはトリ
エチルアミン以外の各種アミン、各種アルカリ金
属の存在下、冷却下二硫化炭素と反応させること
により置換フエニルジチオカルバミン酸の塩
()となし、これをクロロホルム、塩化メチレ
ン等の溶媒中トリエチルアミンの存在下、クロル
炭酸エチルと反応させるかあるいは硫酸銅、硝酸
鉛、硫酸鉄、硫化亜鉛等と反応させることによ
り、置換フエニルイソチオシアネート()とな
す。()から直接公知の方法(オルガニツク
シンセシス コレクテイブ ボリウム,447頁)
により()に導くこともできる。()をマロ
ン酸ジエチルのナトリウム塩と反応させることに
より、置換フエニルアミノメルカプトメチレンマ
ロン酸ジエチルエステル()となし、これを一
般的なチオールの保護基(ザケミストリー オブ
ザ チオール グループ パート2,ソウル
パタイ編、ジヨン ウイリー アンド サンズ,
669頁,1974)あるいは置換アルキルで公知の方
法により保護し得られた化合物をジクロルベンゼ
ン、テトラリン、ジフエニルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル等の高沸点溶媒中
で加熱閉環させて()となす。一般的な硫黄の
保護基としては、として、置換ベンジル、アル
コキシメチル、2,4−ジニトロフエニル、()
の二量体としてのジスルフイド、アルキルチオメ
チル、置換カルバモイル、ジフエニルメチル、ト
リフエニルメチル、ピコリル、アセトアミドメチ
ル、β,β,β−トリフルオロ−α−アシルアミ
ノエチル、β,β−ジエトキシカルボニルエチ
ル、アセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカル
ボニル、テトラヒドロピラニル、ベンジルチオメ
チル、フエニルチオメチル、イソブチロシキメチ
ル等が有用である。一例として置換ベンジルにつ
いて詳細に述べると、p−メトキシベンジルクロ
リドをアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、
テトラヒドロフラン等の溶媒中炭酸ナトリウム、
炭酸カリ等のアルカリ存在下()と反応させ、
得られた生成物をジフエニルエーテル等の高沸点
溶媒中で加熱閉環させると定量的に()を得る
ことができる。得られた()は公知の適当な脱
保護のための処理をすることにより非常に重要な
合成中間体である()を収率よく得ることがで
きる。例えば()のp−メトキシベンジル体の
時は、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸、トリフルオロ酢酸、あるいはこれらの
混合物とアニソールの存在下冷却下で処理するこ
とにより収率よく保護基をはずすことができる。
得られた()は例えば、一般式()(式中、
Yはハロゲン、Aは前掲と同じものとする)で表
わされるジハロゲン化物を炭酸カリ存在下ジメチ
ルホルムアミド溶媒中反応させて2−メルカプト
キノロン骨格の窒素原子と硫黄原子を同一環内に
有する化合物群(XII)に導くことができる。又
()と一般式(XI),()で表わされるハ
ロゲン置換アルデヒド、ハロゲン置換ケトン、ハ
ロゲン置換アセタール、ハロゲ ン置換ケタール、ハロゲン置換環状ケトンとを反
応させることにより、同環内に水酸基あるいはア
ルコキシを置換基として有する化合物群(),
(XI)を得ることができる。又これら(),(XI)
を硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸と処理することによ
り、同環内に不飽和結合を有する化合物群(),
(XII)に導くことができる。〔式中R2,R3,R4,
R5,Aは前掲と同じものとする。R5は水素、低
級アルキル、ハロゲン置換アルキル、置換若しく
は無置換のフエニル、置換若しくは無置換のベン
ジル、置換若しくは無置換のアルコキシ、置換若
しくは無置換のフエノキシ、置換若しくは無置換
のアルキルチオ、置換若しくは無置換のフエニル
チオ、又はテトラゾールやチアヂアゾール等異項
環を有するチオ体等を表わし、R9,R10,R11,
R12,R13は水素、低級アルキル又は置換若しく
は無置換フエニル等を表わし、Zは酸素、アルコ
キシ等を表わし、Yはハロゲンを表わし、n,o
は0,1,2の整数を表わす。n=0の時は5員
環でチアゾロキノリン環を形成する。したがつて
R16あるいはR11のどちらか一方はないものとす
る。又、Zが酸素の場合、()におけるZは水
素原子をとつてZHとなつているものとする。又、
(XII)における二重結合の位置は、R12がHの時
はendo側に入りR12はないものとする。R12がH
以外の時はexo側に入りR12はあるものとする。〕
得られた(),(),(),(XI),(XII)は
アル
コール中苛性ソーダ、苛性カリで加水分解を行う
か、あるいは濃硫酸、濃塩酸等で加水分解するこ
とにより所望のカルボン酸に収率よく導くことが
できる。()〜(XII)の化合物群の相当するカ
ルボン酸は、R5がハロゲンの場合、これらの化
合物を一般式(),【式】 〔式中R6,R7はそれぞれ同一又は異なつて低級ア
ルキル基を意味するか、又は隣接する窒素原子と
共に5〜7員からなる異項環基を意味する。そし
て該異項環基は他のヘテロ原子(N,O,S原
子)をその構成原子として含有してもよく、又置
換基を有してもよく、又は塩を形成してもよい。〕
で表わされる2級アミン類と縮合させることによ
り、一般式())〜(XI)で表わされる化
合物群に導くことができる。 ()〜(XII)の化合物群の相当するカルボン
酸は、R5がハロゲンの場合にも、同様に一般式
()で表わされる2級アミンと縮合させるこ
とができる。又R4がF,R2がClの場合これらの
化合物群と一般式()で表わされる化合物と
の反応で反応条件を制御することにより、R4に
【式】基が導入された化合物群も合成でき る。 こうして得られた一般式(XII)で表わされる
化合物 は、公知の方法で酸化することにより、相当する
スルホキシド、スルホンに導くことができる。又
公知の方法で相当するスルフイルイミン、スルホ
キシイミンに導くこともできる。こうして一般式
()で表わされる化合物およびその塩を極めて
収率よく安価に製造することができる。 別の合成方法として一般式()より、次のご
とき反応経路で(),()を合成すること
ができる。〔式中A1,R2,R3,R4,R5は前掲と
同じものとする。〕すなわち()を硫黄の保護
基と反応させる代りに、一般式()で表わさ
れるジハロゲ ン化物を炭酸カリ存在下、ジメチルホルムアミド
溶媒中反応させるか、あるいは一般式(XI),
()で表わされるハロゲン置換アルデヒド、
ハロゲン置換ケトン、ハロゲン置換アセタール、
ハロゲン置換ケタール、ハロゲン置換環状ケトン
と反応させ、引続いて硫酸、塩酸等で処理し(
)となす。かくして得られた化合物(
)の環化反応は、従来公知の各種環化反応に準
じて行いうる。例えば加熱による方法、オキシ塩
化リン、五塩化リン、三塩化リン、チオニルクロ
リド、濃硫酸、ポリリン酸、ポリリン酸エステル
等の酸性物質を用いる環化法等を例示できる。例
えば酸性物質を用いる環化法は、化合物(
)に対して等モル量〜大過剰量、好ましくは10
〜20倍量を用い、通常100〜150℃で0.5〜2時間
程度反応させればよい。この場合、R2がHの場
合環化生成物として()の他に()が生
成してくる。()と()の分離は通常の
方法、すなわち再結晶あるいはカラムクロマトグ
ラフイーにより行うことができる。 一般式()で表わされる本発明化合物のうち
Aがエチレンの場合は、次の如き反応経路で製造
することもできる。 〔式中R2,R3,R4,R5は前掲と同じ、R14,R15
は水素、低級アルキル、Wはヒドロキシ、アルコ
キシ、アセトキシ、トリメチルシリルオキシ、ア
ルキルチオ、置換アミノ等を表わす。〕すなわち、
一般式()で表わされる化合物と一般式(
)で表わされる置換基を有するエチレンハライ
ドを反応させて、一般式()で表わされる
化合物を得ることができる。かくして得られた化
合物をジクロルベンゼン、テトラリン、ジフエニ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエー
テル等の高沸点溶媒中で加熱することにより一般
式()で表わされる化合物を収率よく得る
ことができる。 硫黄の保護基を使用しない合成法として別の便
利な方法として、()を一般式()で表わ
されるハロゲン置換アルデヒド、ハロゲン置換ケ
トン、ハロゲン置換アセタール、ハロゲン置換ケ
タールとジメチルホルムアミド、アセトニトリル
等の溶媒中炭酸カリ を脱酸剤として反応させることにより()
となし、()をジクロルベンゼン、テトラ
リン、ジフエニルエーテル、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテル等の高沸点溶媒中で加熱する
ことにより(XI)の化合物を収率よく得るこ
とができる。得られた(XI)は濃塩酸、濃硫
酸等酸性物質と処理することにより、前出の
(),()を収率よく安価に製造することがで
きる。又、一般式(XI)で表わされる化合物が
ジクロルアセトンの場合、得られた()を
原料として各種アミン、メルカプタン、アルコキ
シ等各種求核試薬(Nu)と反応させることによ
り(XI)となし、次いで加水分解を行い、得
られた相当するカルボン酸と前出の一般式(
)で表わされる化合物を反応させ、所望の一般
式(XII)で表わされる化合物に収率よく導く
ことができる。 このようにして製造される本発明化合物とし
て、例えば次のような化合物をあげることができ
る。 7−フルオロ−5−オキソ−1−フエノキシ−
8−(1−ピペラジニル)−1,2−ジヒドロ−
5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−4−カ
ルボン酸、7−フルオロ−1−メチルチオ−5−
オキソ−8−(1−ピペラジニル)−1,2−ジヒ
ドロ−5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−
4−カルボン酸、7−フルオロ−5−オキソ−1
−フエニルチオ−8−(1−ピペラジニル)−1,
2−ジヒドロ−5H−チアゾロ[3,2−a]キ
ノリン−4−カルボン酸、7−フルオロ−1−メ
チルチオメチル−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸、7−
フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラジニル)
−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ[3,2−
a]キノリン−2,4−ジカルボン酸、7−フル
オロ−1−ヒドロキシ−5−オキソ−8−(1−
ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]キ
ノリン−4−カルボン酸、7−フルオロ−1−メ
トキシ−5−オキソ−8−(1−ピペラジニル)−
5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−4−カ
ルボン酸、7−フルオロ−1−メチルチオ−5−
オキソ−8−(1−ピペラジニル)−5H−チアゾ
ロ[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸、1
−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−8−(1
−ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]
キノリン−4−カルボン酸、7−フルオロ−メチ
ルチオメチル−5−オキソ−8−(1−ピペラジ
ニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−
4−カルボン酸、1−ジメチルアミノ−7−フル
オロ−5−オキソ−8−(1−ピペラジニル)−
5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−4−カ
ルボン酸、7−フルオロ−5−オキソ−8−(1
−ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]
キノリン−1,4−ジカルボン酸、7−フルオロ
−1−ニトロ−5−オキソ−8−(1−ピペラジ
ニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−
4−カルボン酸、1−シアノ−7−フルオロ−5
−オキソ−8−(1−ピペラジニル)−5H−チア
ゾロ[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸、
7−フルオロ−2−ヒドロキシ−5−オキソ−8
−(1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,2
−a]キノリン−4−カルボン酸、7−フルオロ
−2−メトキシ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン
−4−カルボン酸、7−フルオロ−5−オキソ−
8−(1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,
2−a]キノリン−2,4−ジカルボン酸。 本発明化合物の生物学的性状は以下に示す通り
である。 本発明化合物の抗菌スペクトル 実施例14の化合物、実施例13の化合物、実施
例22bの化合物、実施例21の化合物、実施例15
の化合物の抗菌試験を日本化学療法学会の方法
(日本化学療法学会誌29巻、1号、76〜79頁
(1981年))に従つて実施した結果を表1に示
す。 表より明らかなように、本発明化合物はグラ
ム陽性菌及び緑膿菌を含むグラム陰性菌に対し
て、極めて強力で、対照として用いた1−エチ
ル−6−フルオロ−7−(1−ピペラジニル)−
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−
カルボン酸より強い抗菌活性を示した。 【表】 【表】 ☆ 5%馬血液加感受性測定用寒天培地
本発明化合物のマウス全身感染に対する治療
効果 感染治療実験にはSPFのddY雄性マウス(体
重20±1g)を用い、感染菌はすべて4%ムチ
ン中に懸濁して、腹腔内に接種感染させた。治
療効果は、感染2時間後に本発明化合物を1回
経口投与し、1週間後の生存率より50%有効な
投与量(ED50)をBehrens−Karber法により
求めた。本発明の化合物の数種の菌による全身
感染症に対する試験結果を表2に示す。本発明
化合物は対照として用いた1−エチル−6−フ
ルオロ−7−(1−ピペラジニル)−4−オキソ
−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸
に比し、感染防御効果が強く、さらにグラム陽
性菌の感染症に対しても優れた治療効果が得ら
れた。 【表】 ☆ 未試験
本発明化合物のマウス上行性尿路感染に対す
る効果 実験には、SPFのICR雌性マウス(体重20±
1g)を用いた。17時間絶水したマウスをさら
に強制的に排尿させ、ペントバルビタール60
mg/Kgを腹腔内に投与して麻酔し、シユードモ
ナス・アエルギノーザE−2株の1.5×105個を
経尿道的に膀胱内に注入して外尿道口をピンク
リツプで4時間止めることにより、上行性尿路
感染マウスを作成した。治療効果は菌注入後、
4時間めに1回、以後1日2回、3日間本発明
化合物を経口投与し、4日目に腎臓を摘出、生
理食塩水中でホモジナイズし、適当な培地(例
えば、ドリガルスキー培地)を用いて菌数を求
め、腎臓1g当りの菌数が104に満たないもの
を有効とした。本発明化合物の緑膿菌による上
行性尿路感染症治療試験結果を表3に示す。 本発明化合物(実施例22bの化合物)は対照
として用いた1−エチル−6−フルオロ−7−
(1−ピペラジニル)−4−オキソ−1,4−ジ
ヒドロキノリン−3−カルボン酸に比し、低い
投与量で優れた治療効果が得られた。 【表】 本発明化合物(実施例22bの化合物)の血中
濃度 血中濃度の測定実験には、ddY雄性マウス
(体重30±2g)を用い、本発明化合物60mg/
Kgを経口投与した。血中濃度は、本発明化合物
をマウス血清で希釈し、エシエリヒア・コリー
NIHJ株を被検菌とするデイスク法により求め
た検量線より算出した。表4に、本発明化合物
(実施例22bの化合物)の経時的血清中濃度を
示す。表より明らかな様に本発明化合物は経口
投与により速やかに高い血中濃度が得られ、か
つ持続する。 本発明化合物(実施例22bの化合物)の尿中
排泄量及び回収率 尿中排泄量の測定には、ddY雄性マウス(体
重30±2g)を用い、60mg/Kgの本発明化合物
(実施例22bの化合物)を経口投与し、マウス
用代謝ケージ内で飼育採尿した。 本発明化合物(実施例22bの化合物)は、尿
中へはほぼ完全に、本発明化合物(実施例21の
化合物)に代謝されて排泄される。従つて、定
量には、PH8.0,1/15Mリン酸緩衝液に溶解
して、エシエリヒア・コリーNIHJ株を用いた
デイスク法により求めた本発明化合物(実施例
21の化合物)の検量線を用いた。表5に本発明
化合物(実施例22bの化合物)の経時的尿中排
泄量、総回収量及び回収率を示す。本発明化合
物は、速やかに高濃度で尿中に排泄され、かつ
持続し、高い回収率を示す。 【表】 【表】 ルボン酸
本発明化合物の経口投与による急性毒性 ddY雄性マウス(体重20±1g)を1群10匹
として用い、本発明化合物の経口投与による急
性毒性試験を行なつた結果を表6に示す。本発
明化合物はすべて、2000mg/Kgでは、死亡例
は、まつたく認められなかつた。 【表】 本発明化合物及びその塩は通常結晶性粉末ま
たは粉末として得られ、低毒性で親水性、親油
性ともに優れているため、抗菌剤として用いる
場合、各種の剤型(例、注射剤、錠剤、カプセ
ル剤、液剤、座薬、軟膏)の医薬組成物として
非経口的または経口的に安全に投与することが
できる。注射剤、点滴注射剤等の製剤化は、た
とえば生理食塩水またはブドウ糖やその他の補
助薬を含む水溶液を用い、常法に従つて行われ
る。錠剤、カプセル剤等も常法に従つて調製し
うる。例えば適当な固体担体(たとえば希釈
剤、増量剤)と混合するか、あるいはこれに吸
着させ、必要な場合にはさらにこれらに、適当
な添加剤、たとえば乳化剤、分散剤、懸濁剤、
展着剤、浸透剤、湿潤剤、粘漿剤、安定剤など
を添加して、たとえば溶液剤、顆粒剤、乳剤、
懸濁剤、軟膏剤、散剤、噴霧剤、パスター剤、
パツプ剤などの剤型とすることができる。これ
らの剤型は投薬単位形態としてその投与目的に
応じて、たとえば注射剤の場合、静脈内、皮
下、患部への直接投与などの非経口投与、錠
剤、カプセル剤などの場合は経口投与など、適
当な投与経路により使用される。 人に対する投与量は、一般的に約0.1〜150
mg/Kg/日程度好ましくは約5〜20mg/Kg/日
程度の範囲で症状、投与経路等に応じて適宜決
定されうる。投与回数は通常1日1〜4回程度
の連投である。 抗菌剤の有効成分量は、限定されるべきもの
ではないが、通常は製剤全体に対して本発明化
合物約0.01〜70重量%、より好ましくは約0.1
〜5重量%である。抗真菌剤の投与は常法に従
つて1日1〜数回患部に塗布、噴霧などの手段
で適用される。 以下本発明に係る化合物の製造に関する実施例
を示す。 実施例 1 8−クロロ−7−フルオロ−1−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシメチル)−5−オキソ−
1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ[3,2−
a]キノリン−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル6.02g(20m mol)と1,2−ジブロモ
−3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)プロ
パン6.64g(22m mol)を無水炭酸カリウム6.08
g(44m mol)の存在下50mlのジメチルホルム
アミド中で80℃3時間撹拌を行なう。減圧下ジメ
チルホルムアミドを留去し、残留物に水を加えク
ロロホルムにて抽出。クロロホルム溶液を水洗、
乾燥、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
イーによつて精製し、8−クロロ−7−フルオロ
−1−(2−テトラヒドロピラニルオキシメチル)
−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾ
ロ[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステルを6.53g得る。(収率73.9%) 融点 183〜186℃ 元素分析値(C20H21ClFNO5Sとして) 計算値(%) C:54.36 H:4.79 N:3.17 実測値(%) C:54.18 H:4.83 N:3.34 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,
1600,1335,1125 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.2〜1.8(9H,多重線,−OCH2 CH2 ,CCH2
CH2 CH2 C) 3.2〜4.0(3H,多重線,SCH2 −,OCH2 ×2) 4.1〜4.7(3H,多重線,OCH2 CH3,
【式】) 5.1〜5.6(1H,多重線,【式】) 7.55(1H,二重線,C9−H) 7.98(1H,二重線,C6−H) 実施例 2 8−クロロ−7−フルオロ−1−ヒドロキシメ
チル−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸 a) 8−クロロ−7−フルオロ−1−(2−テ
トラヒドロピラニルオキシメチル)−5−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエス
テル2.20g(4.98m mol)を10mlのエタノール
に溶解し、水酸化ナトリウム252mg(6.3m
mol)と水20mlを加え1.5時間還流する。室温
まで放冷し、酢酸を加えて中和し、析出する結
晶を取乾燥し、8−クロロ−7−フルオロ−
1−(2−テトラヒドロピラニルオキシメチル)
−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チア
ゾロ[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸
を2.00g得る。(収率97.1%) 融点 241〜246℃ 元素分析値(C18H17ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:52.24 H:4.14 N:3.38 実測値(%)C:53.02 H:4.49 N:3.14 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,
1595,1125 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.2〜1.8(6H,多重線,C−CH2 CH2 CH2 −
C) 3.2〜4.1(6H,多重線,S−CH2 ,O−CH2
×2) 4.35〜4.6(1H,多重線,【式】) 5.2〜5.7(1H,多重線,【式】) 7.6〜8.1(2H,多重線,C6−H,C9−H) 15.05(1H,一重線,COOH) b) トリフルオロ酢酸10mlを氷冷、撹拌し、こ
れに8−クロロ−7−フルオロ−1−(2−テ
トラヒドロピラニルオキシメチル)−5−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸1.47g
(3.55m mol)を少しずつ加え、30分間氷冷下
撹拌する。その後、氷水浴にてトリフルオロ酢
酸を減圧下留去し、水30mlを加え析出する結晶
を取し、乾燥し、8−クロロ−7−フルオロ
−1−ヒドロキシメチル−5−オキソ−1,2
−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸を1.16g得る。(収率
99.1%) 融点 314〜316℃ 元素分析値(C13H9ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:47.35 H:2.75 N:4.25 実測値(%)C:47.58 H:2.83 N:4.31 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3600〜
3200,1700,1595 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.1〜3.7(4H,多重線,S−CH2 −,O−
CH2−) 5.8〜6.3(1H,多重線,【式】) 7.8〜8.4(2H,多重線,C6−H,C9−H) 実施例 3 7−フルオロ−1−ヒドロキシメチル−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ
−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−ヒドロキシメ
チル−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チ
アゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸
0.98g(2.97m mol)とN−メチルピペラジン
1.50g(14.97m mol)とを20mlのピリジン中で
18時間加熱還流を行なう。減圧下ピリジンを留去
し、ジメチルホルムアミド5mlを加え加熱溶解
し、室温にて放冷し、析出する結晶を取し、ト
リフルオロ酢酸−水から再結晶して標記化合物
264mgを得る。(収率22.6%) 融点 264〜266℃ 元素分析値(C18H20FN3O4Sとして) 計算値(%)C:54.95 H:5.12 N:10.68 実測値(%)C:55.02 H:5.31 N:10.84 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3310,
1700,1630,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.15(3H,一重線,N,CH2 ) 3.3〜4.5(12H,多重線,【式】,S −CH2 ,OCH2 ) 5.9〜6.3(1H,多重線,【式】) 7.42(1H,二重線,C9−H) 8.12(1H,二重線,C6−H) 実施例 4 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−1,2−
ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロキシ
−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル6.02g(20m mol)と1,2−ジブロ
モ−3−ジメチルアミノプロパン7.2g(29.4m
mol)を炭酸カリウム9.30g(67.3m mol)の存
在下、100mlのジメチルホルムアミド中で15時間
室温にて撹拌する。減圧下、ジメチルホルムアミ
ドを留去し、残渣に水を加えクロロホルム抽出す
る。クロロホルム溶液を水乾、乾燥、濃縮し、エ
ーテルを加え不溶の結晶物を取し、8−クロロ
−1−ジメチルアミノメチル−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステルを6.84gを得る。(収率89.1%) 融点 165〜168℃ 元素分析値(C17H18ClFN2O3Sとして) 計算値(%)C:53.05 H:4.71 N:7.28 実測値(%)C:53.31 H:4.50 N:7.62 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1705,
1595,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.41(3H,三重線,OCH2 CH3 ) 2.36(6H,一重線,【式】) 3.45〜3.65(2H,多重線,SCH2 ) 4.35(2H,四重線,OCH2 CH3) 4.9〜5.3(1H,多重線,【式】) 7.29(1H,二重線,C9−H) 7.95(1H,二重線,C6−H) 実施例 5 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−1,2−
ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−ジメチルアミノメチル−7−
フルオロ−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸エチルエステル3.35g(8.7m mol)をエタ
ノール40mlに溶解し、水酸化ナトリウム965mg
(24.1m mol)と水6mlを加え40分間加熱還流を
行なう。減圧下、エタノールを留去し、酢酸を加
え中和し、析出する結晶を取、乾燥し、ジメチ
ルホルムアミドから再結晶し、1.81gの標記化合
物を得る。(収率58.3%) 融点 214〜216℃ 元素分析値(C15H14ClFN2O2Sとして) 計算値(%)C:50.49 H:3.96 N:7.85 実測値(%)C:50.63 H:3.78 N:7.61 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1705,
1595,1045,810 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.29(3H,一重線,N−CH3 ) 3.40(3H,一重線,N−CH3 ) 3.3〜4.6(4H,多重線,S−CH2 ,N−CH2 ) 6.1〜6.7(1H,多重線,【式】) 8.07(1H,二重線,C9−H) 8.26(1H,二重線,C6−H) 実施例 6 1−(N,N−ジメチルアミノメチル)−7−フ
ルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸1.0g(2.8m mol)とN−メチ
ルピペラジン3.20g(31.9m mol)とを15mlのピ
リジン中で15時間加熱還流を行なう。減圧下、ピ
リジンを留去し、ジメチルホルムアミド5mlを加
え加熱溶解し、室温にて放冷し、析出する結晶を
取し、ジメチルホルムアミドから再結晶を行な
い標記化合物384mgを得る。(収率32.6%) 融点 221〜223℃ 元素分析値(C20H25FN4O2Sとして) 計算値(%)C:57.13 H:5.99 N:13.32 実測値(%)C:57.02 H:6.13 N:13.63 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,
1625,1580,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.18(3H,一重線,N−CH3 ) 3.24(3H,一重線,【式】) 3.36(3H,一重線,【式】) 3.2〜4.5(12H,多重線、SCH2 ,
【式】NCH2 −) 6.3〜6.7(1H,多重線,【式】) 7.20(1H,二重線,C9−H) 8.13(1H,二重線,C6−H) 実施例 7 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル2.0g(6.6m mol)をジメチルホルムア
ミドに溶解し、無水炭酸カリウム1.8g(13.2m
mol),(1,2−ジブロモエチル)ベンゼン2.1
g(8.0m mol)を加え40℃4時間撹拌する。内
容物を減圧下に濃縮し、残留物に水を加えクロロ
ホルムにて抽出、水洗、乾燥、濃縮して得られる
結晶をクロロホルムエーテル混媒から再結晶して
標記化合物を得る。2.17g(81.3%) 融点 172℃ 元素分析値(C20H15ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:59.48 H:3.74 N:3.47 実測値(%)C:59.54 H:3.53 N:3.27 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1715,
1675,1636,1608,1480,1180 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.38(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 4.30(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.40〜5.30(3H,多重線,C1−H,C2−H) 7.20(1H,二重線,C9−H) 7.32(5H,一重線,フエニル基−H) 7.90(1H,二重線,C6−H) 実施例 8 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステル2.17g(5.4m mol)を水酸化ナトリウ
ム0.43g(10.7m mol)、エタノール30ml、水60
mlの混液中に懸濁し12時間加熱還流する。冷後、
酢酸酸性とし析出する結晶を取、水洗、風乾し
てメチルセロソルブより再結晶し標記化合物を得
る。1.18g(58.1%) 融点 237〜40℃(分解) 元素分析値(C18H11ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:57.53 H:2.95 N:3.72 実測値(%)C:57.72 H:2.64 N:3.56 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,1592,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 5.00〜5.70(3H,多重線,C1−H,C2−H) 7.37(5H,一重線、フエニル基−H) 7.95(1H,二重線,C9−H) 8.20(1H,二重線,C6−H) 実施例 9 8−クロロ−1−エトキシ−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル4.0g(13.3m mol)をジメチルホルム
アミド30mlに溶解し、炭酸カリウム3.66g(27m
mol)を加えてしばらく撹拌した後、2−ブロモ
−1,1−ジエトキシエタン3.94g(20m mol)
を加えて80℃で18時間加熱・撹拌する。反応終了
後、溶媒を減圧下に留去し、残留物に水を加えて
析出する結晶を酢酸エチルエステルで抽出する。
抽出液は、水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下に溶媒を留去して3.2g(57.5%)の7−
クロロ−2−(2,2−ジエトキシエチルチオ)−
6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−カ
ルボン酸エチルエステルを得る。 7−クロロ−2−(2,2−ジエトキシエチル
チオ)−6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン
−3−カルボン酸エチルエステル3.2g(7.6m
mol)を濃塩酸15mlに加え、90℃で加熱・撹拌す
る。エステル体を完全に溶解させた後、氷水を注
ぎ込み析出する結晶を取する。2.68(94.3%)
の8−クロロ−1−エトキシ−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステルを得る。 8−クロロ−1−エトキシ−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ−
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステル2.68g(7.2m mol)を80mlのエタノー
ルに熱時溶解し、2規定の水酸化ナトリウム水溶
液30mlを加える。10分間還流させた後、室温まで
冷却し、不溶物を去する。母液を酢酸にてPH=
7.0〜6.5に調整し、析出する結晶を取、水、エ
タノール、エーテルで洗浄後、風乾する。得られ
た粗結晶をジメチルホルムアミドから再結晶し、
標記化合物を得る。1.56g(62.4%) 融点 308.5(分解) 元素分析値(C14H11ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:48.92 H:3.23 N:4.05 実測値(%)C:48.89 H:3.20 N:4.00 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,1590,1470,810 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.31(3H,三重線、−OCH2 CH3 ) 3.50〜4.30(4H,多重線、−O−CH2 CH3,C2−
H) 6.98(1H,二重−二重線,C1−H) 8.00〜8.30(2H,多重線、フエニル基−H) 実施例 10 1−エトキシ−7−フルオロ−8−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−1,2
−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−エトキシ−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸800mg
(2.32m mol)をピリジン20mlに懸濁し、N−メ
チルピペラジンを加えて還流する。13時間後、N
−メチルピペラジン4mlを追加し、さらに4時間
還流する。反応終了後、ピリジンを減圧下に留去
し、残留物に水を加え結晶物を取する。この結
晶物をアセトニトリルから再結晶して標記化合物
を得る。340mg(36%) 融点 266.5℃(分解) 元素分析値(C19H22FN2O4Sとして) 計算値(%)C:56.00 H:5.44 N:10.31 実測値(%)C:56.13 H:5.58 N:10.40 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,1630,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF2CO2D) 1.29(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.11(3H,一重線,NCH3) 3.35〜4.50(12H,多重線,【式】− OCH2 CH3,C2−H) 6.90〜7.25(1H,多重線,C1−H) 7.38((1H,巾広い二重線,C9−H) 8.14(1H,二重線,C6−H) 実施例 11 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−カルボン酸エチルエス
テル3.0g(10m mol)をジメチルホルムアミド
20mlに溶解し、炭酸カリウム2.7g、ブロムアセ
トアルデヒドジエチルアセタール2.9g(15m
mol)を加え80℃に12時間加熱撹拌する。内容物
を減圧下に濃縮し、残留物に水を加えて酢酸エチ
ルにて抽出、水洗、濃縮して結晶性残留物4.3g
を得る。このものに濃硫酸22.0gを加え、90℃で
20分間加熱撹拌し、内容物を氷水中に注入して析
出する結晶を取、水洗、風乾してジメチルホル
ムアミドから再結晶し標記化合物を得る。2.6g
(80.0%) 融点 257〜8℃(分解) 元素分析値(C14H9ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:51.46 H:2.78 N:4.29 実測値(%)C:51.55 H:2.57 N:3.95 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1660,1610,1478,1245,1205 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.66(3H,三重線,−CH2 CH3 ) 4.82(2H,四重線,−CH2 CH3) 8.04(1H,二重線,C2−H) 8.38(1H,二重線,C6−H) 8.62(1H,二重線,C9−H) 8.92(1H,二重線,C1−H) 実施例 12 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸エチルエステル1.94g(6m mol)を水酸化
ナトリウム0.5g(12m mol)、エタノール6ml、
水80mlの混液に懸濁し、2時間加熱還流する。冷
後酢酸酸性とし、析出する結晶を取、水洗、風
乾しジメチルホルムアミドから再結晶して標記化
合物を得る。1.3g(72.6%) 融点 310〜150℃(分解) 元素分析値(C12H5ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:48.42 H:1.69 N:4.71 実測値(%)C:48.44 H:1.48 N:4.40 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3125,1690,1595,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 8.05(1H,二重線,C2−H) 8.37(1H,二重線,C6−H) 8.63(1H,二重線,C9−H) 8.92(1H,二重線,C1−H) 実施例 13 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸10.0g(0.034mol)、無水ピペラジン29.0g
(0.34mol)、ピリジン250mlの混合物を55時間加
熱還流する。冷後析出する結晶を取し、ピリジ
ン洗浄、エーテル洗浄して得られる粗結晶を100
mlの水に懸濁し、酢酸酸性として溶解、活性炭で
処理して2N水酸化ナトリウム水溶液にてPH=7
とし、析出する結晶を取、水洗、乾燥してジメ
チルホルムアミドから再結晶し標記化合物を得
る。4.78g(40.5%)無色結晶 融点 288℃(分解) 元素分析値(C16H14FN3O3Sとして) 計算値(%)C:55.32 H:4.06 N:12.10 実測値(%)C:55.52 H:4.14 N:12.37 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1670,1630,1600,1490,1380,1260 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.50〜4.30(8H,多重線,【式】) 7.85(1H,二重線,C9−H),7.96(1H,二重
線,C2−H),8.25(1H,二重線,C6−H) 8.96(1H,二重線,C1−H) 実施例 14 7−フルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸700mg(2.35m mol)、N−メチルピペラジン
2.4g(23.5m mol)、ピリジン30mlの混合物を油
浴中12時間加熱還流する。内容物を減圧下に濃縮
し、残留物に水を加えて不溶物を取し、水洗、
風乾してジメチルホルムアミドから2回再結晶し
て標記化合物を得る。 360g(42.4%)融点 305〜8℃(分解) 元素分析値(C17H16FN3O3Sとして) 計算値(%)C:56.50 H:4.46 N:11.63 実測値(%)C:56.28 H:4.45 N:11.68 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1679,1627,1488,1263 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.18(3H,一重線,>NCH3 ),3.30−4.60(8H,
多重線、【式】),7.80(1H,二重 線、C9−H),7.96(1H,二重線,C2−H),
8.24(1H,二重線,C6−H),8.91(1H,二重
線,C1−H). 実施例 15 8−(4−アリル−1−ピペラジニル)−7−フ
ルオロ−5−オキソ−5H−−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸400mg(1.2mol)をジメチルホ
ルムアミド5mlに溶解し、炭酸カリウム190mg
(1.4m mol)、アリルブロマイド170mg(1.4m
mol)を加え、70℃で4時間加熱し内容物を減圧
濃縮してカラムクロマト(シリカゲル、クロロホ
ルム−メタノール10:1)により精製する。 無色結晶 220mg(68.8%) 融点 298℃(分
解) 元素分析値(C19H18FN3O3Sとして) 計算値(%)C:58.23 H:4.76 N:10.72 実測値(%)C:58.20 H:4.53 N:10.55 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1685,
1627,1490,1262,1135,1010 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.00〜4.60(10H,多重線,
【式】),5.6〜6.1(3H,多重 線,−CH=CH2),7.85(1H,二重線,C9−
H),7.98(1H,二重線,C2−H),8.30(1H,
二重線,C6−H),8.97(1H,二重線,C1−
H)。 実施例 16 8−(4−エチル−1−ピペラジニル)−7−フ
ルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸300mg(0.86m mol)をジメチ
ルホルムアミド5mlに溶解し、炭酸カリウム142
mg(1.03m mol)、ヨウ化エチル161mg(1.03m
mol)を加えて70℃で12時間加熱撹拌する。内容
物を減圧下に濃縮し残留物に水を加えて析出する
結晶を取、水洗風乾してジメチルホルムアミド
から再結晶し標記化合物を得る。 無色プリズム晶130mg(40.2%) 融点307〜10
℃(分解) 元素分析値(C18H18FN3O3Sとして) 計算値(%)C:57.59 H:4.83 N:11.19 実測値(%)C:57.59 H:4.83 N:10.92 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1680,
1630,1490,1262,1030 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.55(3H,三重線、−CH2 CH3 ),3.10〜4.60
(10H,多重線,【式】),7.82 (1H,二重線,C9−H),8.29(1H,二重線,
C2−H),8.12(1H,二重線,C6−H),8.92
(1H,二重線,C1−H)。 実施例 17 7−フルオロ−8−{4−(2−ヒドロキシエチ
ル)−1−ピペラジニル}−5−オキソ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸臭化水素酸塩 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸350mgをDMF50mlに懸濁しトリ
エチルアミン150mgを加え室温で30分間撹拌した
後これにエチレンブロモヒドリン175mgを加え80゜
で22時間加熱撹拌する。この間にエチレンブロモ
ヒドリン120mgずつを反応液に2回追加する。次
いで反応混合物を減圧下に約20mlに濃縮し析出し
てくる結晶を取しエタノールで洗い乾燥し無色
粉末として標記化合物250mgを得る。融点298〜
300℃(分解) 元素分析値C18H18FN3O4S・MBrとして 計算値(%)C:45.77 H:4.05 N:8.90 実測値(%)C:46.11 H:4.14 N:8.99 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3400,
2700,2600,2470,1690,1632,1495,1273,
1035,1000,940,805,795 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.20〜4.65(12H,多重線,【式】及 びヒドロキシエチルのメチレンプロトン),
7.90(1H,二重線,C9−H),7.97(1H,二重
線,C2−H),8.28(1H,二重線,C6−H),
9.00(1H,二重線,C1−H)。 実施例 18 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロキシ
−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル6.02g(20m mol)と1−クロロ−2
−オキソプロパン2.04g(22.0m mol)とを300
mlのエタノール中で24時間加熱還流する。減圧下
に20mlまで濃縮し、室温にて放冷し、析出する結
晶(*)を取、n−ヘキサンにて洗浄し、5.74gの
結晶物を得る。この結晶物を濃硫酸15mlと室温に
て1時間撹拌する。この反応液を氷水中に注ぎ込
み、析出する結晶を取、水洗、乾燥し、ジメチ
ルホルムアミドから再結晶し、8−クロロ−7−
フルオロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エ
チルエステルを4.86g得る。(収率71.7%) (*閉環体及び未閉環体の混合物であり後者を
単離せず。) 融点 291〜293℃(分解) 元素分析値(C15H11ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:52.03 H:3.26 N:4.12 実測値(%)C:52.47 H:3.47 N:4.57 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,
1670,1605,1310,800。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.66(3H,一重線,OCH2 CH3 ),3.23(3H,一
重線,C1−CH3 ),4.80(2H,四重線,OCH2
CH3),7.66(1H,一重線,CB−H),8.39
(1H,二重線,C6−H),8.93(1H,二重線,
C9−H)。 実施例 19 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル10.0g(29.4m
mol)をエタノール40mlに懸濁し、水酸化カリウ
ム3.88g(58.8m mol)と水380mlを加え、6時
間撹拌しながら還流を行なう。減圧下に300mlま
で濃縮し、酢酸を加えて中和し、一夜激しく撹拌
した後、析出する結晶を取、水洗、乾燥し、ジ
メチルホルムアミドから再結晶を行ない、標記化
合物8.08gを得る。(収率88.1%) 融点 317〜319(分解) 元素分析値(C13H7ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:50.09 H:2.26 N:4.49 実測値(%)C:50.32 H:2.37 N:4.37 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,
1590,1050,805,800。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.26(3H,一重線、C1−CH3 ),7.72(1H,一重
線,C2−H),8.46(1H,二重線,C6−H),
8.98(1H,二重線,C9−H)。 実施例 20 7,8−ジフルオロ−1−メチル−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 7,6−ジフルオロ−4−ハイドロキシ−2−
メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチルエス
テル2.85g(0.01モル)とクロロアセトン1.02g
(0.011モル)をエタノール30mlに溶解し、16時間
加熱還流する。冷後析出晶を取、エーテル洗浄
して粗結晶2.50gを得る。この結晶を氷冷下濃硫
酸15gに加えて1時間撹拌、次いで室温にて30分
間撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、析出晶を
取、水洗、エタノール洗浄して風乾。7,8−ジ
フルオロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸
2.11gを得、DMF−エタノールから再結晶する。 mp 270〜80℃(分解) 元素分析値(C18H7FNO3Sとして) 計算値(%)C:52.88 H:2.39 N:4.74 実測値(%)C:53.05 H:2.40 N:4.61 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,
1610,1595,1550。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.25(3H,一重線,C1−H),7.68(1H,一重
線、C2−H),8.82(1H,三重線,C9−H),
8.71(1H,二重−二重線,C6−H)。 実施例 21 7−フルオロ−1−メチル−5−オキソ−8−
(1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 a) 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−
5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸1.50g(4.81m mol)
を無水ピペラジン4.14g(48.1m mol)とピリ
ジン28ml中で20時間加熱還流を行なう。反応
後、室温にて放冷し、析出する結晶を取し、
酢酸水溶液で洗浄後、10%カセイソーダ水溶液
に溶解し、次いで酢酸水溶液でPH=7.2とし析
出晶を取、水洗、乾燥し、ジメチルホルムア
ミドから再結晶して標記化合物を220mg得る。
(収率12.7%) 融点 284〜6℃(分解) 元素分析値(C17H16FN3O3S・1/2H2Oとして) 計算値(%)C:55.13 H:4.63 N:11.34 実測値(%)C:55.63 H:4.61 N:11.34 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3200〜
3600,1700,1635,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.25(3H,一重線,C1−CH3 ),3.2〜4.4
(8H,多重線,【式】),7.71 (1H,一重線,C2−H),8.1〜8.6(2H,多重
線,C6−H,C9−H) b) 7,8−ジフルオロ−1−メチル−5−オ
キソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸295mg(1ミルモル)と無ピ
ペラジン344mg(4ミリモル)にピリジン2ml
を加えて100℃の油浴上で2時間加熱撹拌する。
冷後析出晶を取し、エタノールで洗浄して粗
結晶322mgを得、DMF−エタノールから再結晶
して標記化合物を264mg得る(73%)。 mp284−6゜(分解)、a)法で得たものと赤外線
吸収スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトルに
て同定する。 実施例 22 7−フルオロ−1−メチル−8−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−メチル−7−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 a) 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−
5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸5.0g(16.0m mol)
をN−メチルピペラジン8.0g(80m mol)と
ピリジン150ml中で24時間加熱還流し、更に、
N−メチルピペラジン8.0g(80m mol)を加
え30時間加熱還流を行なう。減圧下、ピリジン
を留去し、酢酸エチルを加えて結晶物を取
し、この結晶物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーにかけ、クロロホルム−メタノール
(10:1)で最初に溶出せる標記の8−クロロ
−1−メチル−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸を1.83g得
る。(収率26.1%) 融点 291〜293℃(分解) 元素分析値(C18H18ClN3O3Sとして) 計算値(%)C:55.17 H:4.63 N:10.72 実測値(%)C:55.11 H:4.70 N:10.63 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,
1590,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.22(6H,巾広い一重線,C1−CH3 ,N−
CH3), 3.3〜4.2(8H,多重線,【式】), 7.68(1H,一重線,C2−H),8.29(1H,一重
線,C6−H), 8.96(1H,一重線,C9−H), 次いで溶出せる7−フルオロ−1−メチル−
8−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オ
キソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸を2.06g得る。(収率34.2%) 融点 288〜290℃(分解) 元素分析値(C18H18FN3O3Sとして) 計算値(%)C:57.59 H:4.83 N:11.19 実測値(%)C:57.42 H:4.98 N:11.03 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,
1630,800 核磁気共鳴スペクトルδ(CF2CO2D) 3.22(3H,一重線,−NCH3),3.27(3H,一
重線,C1−CH3), 3.3〜4.4(8H,多重線,【式】), 7.70(1H,一重線,C2−H),8.33(1H,二重
線,C9−H),8.45(1H,二重線,C6−H))。 b) 7,6−ジフルオロ−1−メチル−5−オ
キソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸295mg(1ミリモル)とN−
メチルピペラジン400mg(4ミリモル)にピリ
ジン2mlを加えて100℃の油浴上で2時間加熱
撹拌する。冷後析出晶を取してエタノールで
洗浄して粗結晶364mgを得、ジメチルホルムア
ミド−エタノールから再結晶して標記化合物7
−フルオロ−1−メチル8−(4−メチル−1
−ピペラジニル)−5−オキソ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸を284
mg得る(76%)。 mp285〜7℃(分解)。 この物は前記a)法で得た化合物と赤外線吸
収スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトルによ
り同定した。 実施例 23 8−(4−アリル−1−ピペラジニル)−7−フ
ルオロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−(4−アリル−1−ピペラジニル)−8−
クロロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸1.0g(3.2m mol),N−アリ
ルピペラジン2.0g(16m mol)、ピリジン50mlの
混合物を72時間加熱還流、内容物を濃縮し残留物
に水を加えて不溶物を取、水洗、風乾、取し
た結晶をカラムクロマトグラフイー(シリカゲ
ル、メタノール−クロロホルム1:20)により精
製する。先に溶出する分画部から7−(4−アリ
ル−1−ピペラジニル)−8−クロロ−1−メチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸を得る。無色結晶480
mg(35.8%)。 融点 267〜268℃(分解) 元素分析値 計算値(%)C:57.48 H:4.82 N:10.05 実測値(%)C:57.02 H:4.68 N: 9.79 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,
1575,1470,1010,810 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.00〜4.30(13H,多重線,
【式】−CH3),5.6〜6.1(3H, 多重線,−CH=CH2),7.70(1H,一重線,C2
−H),8.30(1H,一重線,C6−H),8.95(1H,
一重線,C9−H)。 次いで溶出する分画部から8−(4−アリル−
1−ピペラジニル)−7−フルオロ−1−メチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸を得る。無色結晶510mg
(39.8%)。 融点 225〜6℃(分解) 元素分析値 計算値(%)C:57.26 H:5.29 N:10.02 実測値(%)C:57.17 H:5.43 N: 9.74 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1680,
1630,1490,1270。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.23(3H,一重線,−CH3),3.30〜4.50(10H,
多重線,【式】),5.6〜6.0 (3H,多重線,−CH=CH2),7.61(1H,一重
線,C2−H),8.21(1H,二重線,C9−H),
8.31(1H,二重線,C6−H)。 実施例 24 7−フルオロ−1−メチル−5−オキソ−8−
チオモルホリノ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 7,8−ジフルオロ−1−メチル−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸295mg(1ミリモル)とチオモルホリ
ン412mg(4ミリモル)をピリジン2mlに加え80
℃の油浴上で5時間加熱撹拌する。冷後析出晶を
取し、エタノール洗浄して粗結晶をジメチルホ
ルムアミドから再結晶し、7−フルオロ−1−メ
チル−5−オキソ−8−チオモルホリノ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸272mgを得る。mp318〜320℃(分解) 元素分析値(C17H15FN2O2Sとして) 計算値(%)C:53.95 H:4.00 N:7.40 実測値(%)C:53.63 H:4.04 N:7.19 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,
1630,1575,1490,1450,1260,965,805,
795。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.25(3H,一重線,C1−CH5),3.00〜3.50
(4H,多重線,チオモルホリノ基のC2′−H2,
C6′−H2),4.00〜4.50(4H,多重線,チオモル
ホリノ基のC2′−H2,C5′−H2),7.70(1H,一
重線,C2−H),8.57(1H,二重線,C6−H),
9.00(1H,二重線,C9−H)。 実施例 25 8−エトキシ−7−フルオロ−1−メチル−5
−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸 7,8−ジフルオロ−1−メチル−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸295mg(1ミリモル)をエタノールに
サスペンドし、室温撹拌下にナトリウムエトキサ
イド溶液(無水エタノール5mlと金属ナトリウム
57mgより調製する)を滴下する。室温下で1時間
撹拌後加熱還流を2時間行う。エタノールを留去
し、残渣を水に溶解して酢酸で酸性とし、析出晶
を取、水洗して粗結晶290mgを得、ジメチルホ
ルムアミドから再結晶して8−エトキシ−7−フ
ルオロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸230
mg得る。mp273〜5℃(分解) 元素分析値(C15H12FNO4Sとして) 計算値(%)C:56.07 H:3.76 N:4.36 実測値(%)C:56.51 H:3.70 N:4.44 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3400〜
2400,1690,1630,1590,1480,1365,1275,
1250,1050,1030,935,810。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.68(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),3.29(3H,一
重線,C1−CH3),4.47(2H,四重線,−OCH2
CH3),7.67(1H,一重線,C2−H),8.35(1H,
二重線,C9−H),8.37(1H,二重線,C6−
H)。 実施例 26 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロ
キシ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル3.0g(10m mol)にブロモ
メチルエチルケトン1.7g(11.5m mol)とエ
タノール100mlを加え、1時間還流する。減圧
下エタノールを留去、残留物をエタノールから
再結晶し7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイ
ドロキシ−2−(2−オキソ−1−ブタンチオ)
キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを
3.2g得る。(収率86%) 融点 239〜242℃(分解) 元素分析値(C16H15ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:51.69 H:4.07 N:3.77 実測値(%)C:51.52 H:4.41 N:3.56 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,
1595,1480,1045。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.15(3H,三重線,CH2 CH3 ),1.40(3H,三
重線,CH2 CH3 ),2.20−2.80(2H,多重線,
−SCH2 ),3.15〜4.36(4H,多重線,−CH2
CH3×2),8.23(1H,二重線,C5−H),
9.05(1H,二重線,C8−H)。 b) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロ
キシ−2−(2−オキソ−1−ブチルチオ)−キ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステル1.84g
(4.95m mol)に硫酸7.0gを加え70℃で15分間
加熱撹拌する。氷冷後、氷20gを加え10分間撹
拌、析出結晶を取、水洗、乾燥後、エタノー
ルから再結晶し8−クロロ−エチル−7−フル
オロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステル
を1.5g得る。(収率86%) 融点 260〜262℃(分解) 元素分析値(C16H13ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:54.32 H:3.70 N:3.96 実測値(%)C:54.52 H:3.95 N:3.65 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,
1585,1503,1470。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.70(3H,三重線,CH2 CH3 ),1.72(3H,三
重線,−CH2CH3),3.64(2H,四重線,CH2
CH2),4.82(2H,四重線,−CH2 CH3),7.75
(1H,一重線,C2−H),8.42(1H,二重線,
C6−H),8.94(1H,二重線,C9−H)。 実施例 27 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル1.5g(4.24m
mol)に水酸化カリウム1.2g、水100mlとエタノ
ール100mlを加え1時間還流する。減圧下にエタ
ノールを留去、残留物に酢酸を加えて酸性にす
る。析出結晶を取、水洗、乾燥しジメチルホル
ムアミドから再結晶し8−クロロ−1−エチル−
7−フルオロ−5−オキソ−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸を1.25g得る。
(収率91%) 融点 274〜5℃(分解) 元素分析値(C14H19ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:51.62 H:5.88 N:4.30 実測値(%)C:51.59 H:6.21 N:4.51 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2700〜2000,1690,1584,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.71(3H,三重線,−CH2 CH3 ) 3.62(2H,四重線,−CH2 CH3) 7.76(1H,一重線,C2−H) 8.43(1H,二重線,C6−H) 8.94(1H,二重線,C9−H) 実施例 28 1−エチル−7−フルオロ−5−オキソ−8−
(1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸1.0g(3.1m mol)を無水ピペ
ラジン2.7g(31.0m mol)とピリジン50ml中で
52時間加熱還流を行なう。反応後、室温にて放冷
し析出する結晶を取し、エーテル洗浄後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフイーにより精製して
ジメチルホルムアミドから再結晶し標記化合物
140mgを得る。(収率12%) 融点 247〜251℃ 元素分析値(C18H18FN3O3Sとして) 計算値(%)C:57.59 H:4.83 N:11.19 実測値(%)C:57.42 H:4.99 N:11.08 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2700〜2000,1670,1630,1590,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.68(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.00〜4.47(11H,三重線,−OCH2 CH3,
【式】) 7.71(1H,一重線,C2−H) 8.18(1H,二重線,C9−H) 8.37(1H,二重線,C6−H) 実施例 29 1−エチル−7−フルオロ−8−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸1.0g(3.07m mol)にN−メ
チルピペラジン3.1g(30.70m mol)とピリジン
100mlを加え42時間還流する。減圧下にピリジン
を留去し残留物をエーテル洗浄後、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーによつて精製、ジメチル
ホルムアミドから再結晶し標記化合物337mgを得
る。(収率28%) 融点 252〜255℃(分解) 元素分析値(C19H20FN3O3Sとして) 計算値(%)C:58.60 H:5.18 N:10.79 実測値(%)C:58.43 H:5.20 N:10.52 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1710,1630,1590,1530,1485 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.68(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.32(3H,一重線,NCH3) 3.00〜4.47(11H,多重線,−OCH2CH3,
【式】) 7.71(1H,一重線,C2−H) 8.18(1H,二重線,C9−H) 8.37(1H,二重線,C6−H) 実施例 30 8−クロロ−1−エトキシカルボニルメチル−
7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロ
キシ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル3.0g(10m mol)にナトリ
ウム0.25g(10.87m mol)エタノール100mlの
溶液を加え室温で約20分間撹拌後、エチル4−
クロロアセトアセテート1.96g(19.91m mol)
を加え室温で12時間撹拌する。減圧下エタノー
ルを留去し残留物に水100mlを加え結晶を取、
結晶をエタノールから再結晶し、7−クロロ−
2−(3−エトキシカルボニル−2−オキソプ
ロピルチオ)−6−フルオロ−4−ハイドロキ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステルを3.85
g得る。(収率86%) 融点 167〜170℃ 元素分析値(C18H17ClFNO6Sとして) 計算値(%)C:50.30 H:3.99 N:3.26 実測値(%)C:50.51 H:4.15 N:3.42 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3170,1735,1670,1596,1465 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.15(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.39(3H,三重線,−OCH2,CH3 ) 3.24(2H,一重線,【式】) 4.35(2H,一重線,【式】) 4.39(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.84(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.21(1H,二重線,C5−H) 9.20(1H,二重線,C8−H) b) 7−クロロ−2−(3−エトキシカルボニ
ル−2−オキソプロピルチオ)−6−フルオロ
−4−ハイドロキシキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル2.0g(4.65m mol)に硫酸10
gを加え70℃で約20分間加熱撹拌する。室温ま
で冷却後、氷20gを加えて析出結晶を取、水
洗、乾燥後、エタノールから再結晶し8−クロ
ロ−1−(エトキシカルボニルメチル)−7−フ
ルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステ
ルを1.66gを得る。(収率86%) 融点 214〜218℃(分解) 元素分析値(C18H15ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:52.50 H:3.67 N:3.40 実測値(%)C:52.59 H:3.91 N:3.62 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1730,1661,1630,1608,1460 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.45(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.74(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 4.42(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.35(2H,一重線,−CH2 CO2−) 4.90(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.00(1H,一重線,C2−H) 8.56(1H,二重線,C9−H) 8.57(1H,二重線,C6−H) 実施例 31 1−カルボキシメチル−8−クロロ−7−フル
オロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(エトキシカルボニルメチル)
7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステ
ル1.5g(3.64m mol)に水酸化カリウム1.0g
(18.21m mol)、水10mlとエタノール100mlを加え
4時間還流する。減圧下エタノールを留去、残留
物に水20mlを加え溶解し氷冷撹拌下酢酸で酸性に
する。析出結晶を取、水洗、乾燥後、ジメチル
ホルムアミドから再結晶し8−クロロ−1−(カ
ルボキシメチル)−7−フルオロ−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カ
ルボン酸を1.21g得る。(収率94%) 融点 236〜238℃(分解) 元素分析値(C14H17ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:47.27 H:4.82 N:3.94 実測値(%)C:47.41 H:4.91 N:4.01 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1715,1685,1615,1590,1480 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 4.85(2H,一重線,−CH2 CO2H) 8.05(1H,一重線,C2−H) 8.36(1H,一重線,C9−H) 8.68(1H,一重線,C6−H) 実施例 32 1−カルボキシメチル−7−フルオロ−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 8−クロロ−1−(カルボキシメチル)−7−フ
ルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸1.0g(2.81m
mol)にN−メチルピペラジン2.8g(28.10m
mol)とピリジン40mlを加え48時間加熱還流す
る。減圧下ピリジンを留去、残留物にエーテルを
加え、洗浄、そして少量のエタノールで洗浄後、
乾燥。シリカゲルカラムクロマトグラフイーによ
つて精製、ジメチルホルムアミドから再結晶し標
記化合物420mgを得る。(収率36%) 融点 286〜288℃(分解) 元素分析値(C19H18FN3O5Sとして) 計算値(%)C:54.41 H:4.33 N:10.02 実測値(%)C:54.72 H:4.18 N:10.16 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2700〜2000,1690,1630,1490,1450 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.24(3H,一重線,NCH3 ) 3.30(2H,一重線,CH2 CO2H) 3.45〜4.40(8H,多重線,【式】) 7.65(1H,一重線,C2−H), 8.25(1H,二重線,C9−H) 8.36(1H,二重線,C6−H) 実施例 33 8−クロロ−1−(2−エトキシカルボニルエ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸
エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロ
キシ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル5g(16.6m mol)にナトリ
ウム0.38g(16.6m mol)エタノール200mlの
溶液を加え室温で約20分間撹拌後、エチル8−
クロロ−γ−オキソバレレート3.3g(18.2m
mol)を加え室温で4時間撹拌する。減圧下エ
タノールを留去し残留物に水を加え結晶を
取、水洗、乾燥後、エタノールから再結晶し7
−クロロ−2−(4−エトキシカルボニル−2
−オキソ−1−ブチルチオ)−6−フルオロ−
4−ハイドロキシキノリン−3−カルボン酸エ
チルエステルを6.6g得る。(収率90%) 融点 144.4℃ 元素分析値(C19H19ClFNO6Sとして) 計算値(%)C:51.41 H:4.32 N:3.16 実測値(%)C:51.62 H:4.39 N:3.29 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3240,1742,1676,1591,1570,1485 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.45(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.64(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 2.50〜3.36(4H,幅広い一重線,−CH2 CH2
−) 3.95(2H,一重線,−SCH2 CO−) 4.37(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.75(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.22(1H,二重線,C8−H) 9.16(1H,二重線,C5−H) b) 7−クロロ−2−(エトキシカルボニル−
2−オキシ−1−ブチルチオ)−6−フルオロ
−4−ハイドロキシキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル6.0g(13.52m mol)に硫酸30
gを加え室温で約30分間撹拌後、70℃で約20分
間加熱撹拌する。氷冷後、氷100gを加え析出
結晶を取、水洗、乾燥後、エタノールから再
結晶し8−クロロ−1−(2−エトキシカルボ
ニルエチル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸エチルエステルを5.30g得る。(収率92
%) 融点 200.0℃ 元素分析値(C19H17ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:53.59 H:4.02 N:3.29 実測値(%)C:53.51 H:4.40 N:3.49 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1730,1660,1635,1612,1460 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.42(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.70(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.21(2H,三重線,−CH2 CH2) 4.04(2H,三重線,−CH2 CH2 ) 4.39(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.84(2H,四重線,−OCH2 CH3) 7.82(1H,一重線,C2−H) 8.48(1H,二重線,C6−H) 8.86(1H,二重線,C9−H) 実施例 34 1−(2−カルボキシエチル)−8−クロロ−7
−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(2−エトキシカルボニルエ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステル4.2g(9.86m mol)に水酸化カリウ
ム3.9g(69.02m mol)、水100mlとエタノール
100mlを加え4時間加熱還流する。減圧下エタノ
ールを留去、残留物に酢酸を加え酸性にする。析
出結晶を取、水洗、乾燥後、ジメチルホルムア
ミドから再結晶し1−(2−カルボキシエチル)−
8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸を3.29g得る。(収率90%) 融点 298〜301℃(分解) 元素分析値(C15H19ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:48.73 H:5.18 N:3.79 実測値(%)C:48.91 H:5.24 N:3.81 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2700〜2000,1730,1680,1530,1440 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.20(2H,三重線,−CH2 CH2−) 3.95(2H,三重線,−CH2 CH2 −) 7.84(1H,一重線,C2−H) 8.50(1H,二重線,C6−H) 8.86(1H,二重線,C9−H) 実施例 35 1−(2−カルボキシエチル)−7−フルオロ−
8−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オ
キソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸 1−(2−カルボキシエチル)−8−クロロ−7
−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸1g
(2.705m mol)にN−メチルピペラジン2.7g
(27.05m mol)とピリジン70mlを加え68時間加熱
還流する。減圧下ピリジンを留去、残留物にエー
テルを加えて洗浄後、シリカゲルカラムクロマト
で精製、ジメチルホルムアミドから再結晶し標記
化合物175mgを得る。(収率15%) 融点 286℃(分解) 元素分析値(C20H20FN2O5Sとして) 計算値(%)C:55.42 H:4.65 N:9.69 実測値(%)C:55.16 H:4.85 N:9.42 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,1630,1584,1482,1456 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.20(3H,一重線,NCH3 ) 3.02〜4.50(12H,多重線,CH2CH2,
【式】) 7.84(1H,一重線,C2−H) 8.50(1H,二重線,C6−H) 8.86(1H,二重線,C9−H) 実施例 36 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロキシ
−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル10.0g(33m mol)、ジクロロアセト
ン5.04g(40m mol)をエタノール100ml中100℃
で15時間加熱撹拌する。冷後結晶を取し11.40
gの無色結晶を得る。この結晶を冷却下に50gの
濃硫酸に溶解、2時間撹拌して内容物を氷水中に
注入し、析出する結晶を取、水洗、風乾してジ
メチルホルムアミドから再結晶し標記化合物を得
る。9.01g(73.2%) 融点 256℃(分解) 元素分析値(C15H10FCl2NO3Sとして) 計算値(%)C:48.18 H:2.69 N:3.74 実測値(%)C:48.16 H:2.70 N:3.58 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3075,1657,1610,1510,1460,1040 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.66(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 4.83(2H,四重線,−OCH2 CH3) 5.31(2H,一重線,−CH2 Cl) 8.14(1H,一重線,C2−H) 8.45(1H,三重線,C6−H) 9.02(1H,二重線,C9−H) 実施例 37 8−クロロ−7−フルオロ−1−(4−メチル
−1−ピペラジニルメチル)−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸エチルエステル 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル2.0g
(5.3m mol)をジメチルホルムアミド20mlに溶解
し、炭酸カリウム0.88g(6.4m mol),N−メチ
ルピペラジン0.64g(6.4m mol)を加え、80℃
で1時間加熱撹拌し、内容物を減圧下に濃縮し、
残留物に水を加えて析出する結晶を取し、水
洗、風乾してジメチルホルムアミドから再結晶し
標記化合物を得る。1.72g(74.8%) 融点 265〜7℃(分解) 元素分析値(C20H21FClN3O2Sとして) 計算値(%)C:54.85 H:4.83 N:9.60 実測値(%)C:54.65 H:4.88 N:9.39 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2800,1660,1635,1602,1500,1460 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.68(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.12(3H,一重線,NCH2 ) 2.80〜4.20(8H,多重線,【式】) 4.65(2H,一重線,−CH2 N) 4.82(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.21(1H,一重線,C2−H) 8.40(1H,二重線,C6−H) 9.38(1H,二重線,C9−H) 実施例 38 8−クロロ−7−フルオロ−1−(4−メチル
−1−ピペラジニル)メチル−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−(4−メチル
1−ピペラジニル)メチル−5−オキソ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸エチルエステル0.72g(1.6m mol)を
KOH0.18g(3.2m mol)エタノール1ml・水5
ml中で1時間加熱還流し、次いで酢酸酸性とし析
出する結晶を取し、ジメチルホルムアミドから
再結晶して標記化合物を得る。0.45g(68.2%) 融点 303℃(分解) 元素分析値(C18H17FClN3O2S・3H2Oとして) 計算値(%)C:46.60 H:5.00 N:9.06 実測値(%)C:46.57 H:4.61 N:9.39 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,1590,1515,1480 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.10(3H,一重線,NCH3 ) 3.50〜4.30(8H,多重線,【式】) 5.15(2H,一重線,−CH2 N) 8.40(1H,二重線,C9−H) 8.47(1H,一重線,C2−H) 8.95(1H,二重線,C6−H) 実施例 39 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸
エチルエステル 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル1.38g
(3.7m mol)とジメチルアミン塩酸塩710mg
(8.7m mol)と炭酸ナトリウム1.84g(17.4m
mol)をエタノール100mlに懸濁して加熱還流す
る。20時間後、反応液を室温まで冷却し、減圧下
に濃縮する。残留物に水を加えて不溶物を取
し、エタノールで洗浄する。ジメチルホルムアミ
ドから再結晶して標記化合物を1.35g(66.8%)
得る。 融点 276℃ 赤外線吸収スペクトル(νKBr MAXcm-1) 1655,1625,1605,1500,1460 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.70(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.29(6H,一重線,【式】) 4.88(2H,四重線,−OCH2 CH3) 5.52(2H,一重線,−CH2N) 8.30〜8.70(3H,多重線,C2−H,C6−H,C9
−H) 実施例 40 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾ
ロ〔3,2−a〕−キノリン−4−カルボン酸エ
チルエステル1.35g(3.52m mol)を50%含水エ
タノール100mlに懸濁し、2規定水酸化ナトリウ
ム水溶液を10ml加えて加熱還流する。1時間後、
反応液を室温まで冷却し、減圧下にエタノールを
留去する。濃縮残液に冷却下酢酸を加えてPH=
7.0に調整し、しばらく撹拌する。析出する結晶
を取し、水洗後、乾燥して標記化合物1.08g
(86.4%)を得る。 融点:271.5〜2℃(分解) 赤外吸収スペクトル(νKBr MAXcm-1) 1690,1645,1610,1500,1475 核磁気共鳴スペクトル(CF3CO2D,δ) 3.30(6H,一重線,【式】) 5.52(2H,巾広い一重線,−CH2N<) 8.25〜8.70(3H,多重線,C2−H,C6−H,C9
−H) 元素分析値(C15H12ClFN2O3S1 1/2・H2O) 理論値(%)C:47.19 H:3.96 N:7.34 実測値(%)C:47.34 H:3.46 N:7.01 実施例 41 1−ジメチルアミノメチル−7−フロロ−5−
オキソ−8−(1−ピペラジニル)−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロル−1−ジメチルアミノメチル−7−
フロロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸900g(2.54m
mol)と無水ピペラジン2.2g(25.4m mol)をピ
リジン20mlに懸濁し、加熱還流する。 17時間後、反応液を室温まで冷却し、減圧下ピ
リジンを留去する。得られた残留物にエタノール
を加え不溶物を取しエタノール・エーテルで洗
浄して乾燥する。得られた結晶をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイにより精製し標記化合物を得
る。 収量:75mg(7.3%) 融点:284℃(分解) 赤外線吸収スペクトル(νKBr MAXcm-1) 1680,1630,1495,800 核磁気共鳴スペクトル(CF3CO2D)δ 3.11(6H,一重線,NCH3×2),3.40〜4.40
(8H,多重線【式】)5.45(2H,巾 広い一重線CH2N),7.55(1H,二重線C9−
H)8.32(1H,二重線,C6−H),8.46(1H,一
重線,C1−H) 元素分析値(C19H21FN4O3S 理論値(%)C:56.42 H:5.23 N:13.87 実測値(%)C:56.53 H:5.28 N:13.80 実施例 42 1−(N,N−ジメチルアミノメチル)−7−フ
ルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸920
mg(2.6m mol)とN−メチルピペラジン2.6g
(26m mol)をピリジン20mlに加え加熱還流す
る。65時間後、反応液を室温まで放冷し、減圧下
にピリジンを留去する。残留物にエタノールを加
えて不溶物を取し、エーテルで洗浄する。この
結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付
し精製して標記化合物を250mg(23%)得る。 融点;241〜2℃(分解) 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,1630,1580,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.24(9H,巾広い一重線,【式】> NCH3) 3.00〜4.50(8H,多重線,【式】) 5.51(2H,巾広い一重線−CH2N<) 8.20〜8.70(3H,多重線,C2−H,C6−H,C9
−H) 元素分析値(C20H23FN4O3S・1/2H2O) 理論値(%)C:56.26 H:5.66 N:13.11 実測値(%)C:56.32 H:5.41 N:12.87 実施例 43 8−クロロ−7−フルオロ−1−メトキシメチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸メチルエステル 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル1.5g
(4.0m mol)を無水メタノールに懸濁させ、これ
にナトリウムメトキサイド溶液(金属ナトリウム
2.1g/無水メタノール50ml)を加えて20分間加
熱還流する。冷後,反応液に水を加えて析出する
結晶を取し、水洗、乾燥して標記化合物を630
mg(44.4%)得る。融点239−40℃ 元素分析値(C15H11ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:50.64 H:3.12 N:3.94 実測値(%)C:50.51 H:3.08 N:3.80 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1665,1630,1610,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.79(3H,一重線,−OCH3 ), 4.32(3H,一重線,【式】) 5.11(2H,一重線,−CH2 −), 8.15(1H,一重線,C2−H), 8.44(1H,二重線,C6−H), 9.12(1H,二重線,C9−H) 実施例 44 8−クロロ−7−フルオロ−1−メトキシメチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−メトキシメチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸メチルエステル1.8g
(3.0m mol)を50%含水アルコール100mlに懸濁
し、2規定水酸化ナトリウム水溶液を10ml加えて
20分間加熱還流する。反応終了後、減圧下にエタ
ノールを留去し、残留物を酢酸でPH=7.0に中和
する。しばらく撹拌後、析出する結晶を取し、
テトラヒドロフラン,エーテルで洗浄、風乾して
標記化合物を得る。945mg(92.1%)融点298℃
(分解) 元素分析値(C14H9ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:49.20 H:2.65 N:4.10 実測値(%)C:49.11 H:2.60 N:4.00 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,1590,1480, 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.80(3H,一重線,OCH3 ), 5.12(2H,一重線,−CH2 O−) 8.15(1H,一重線,C2−H), 8.25〜8.7(1H,多重線,C6−H) 8.75〜9.30(1H,多重線,C9−H) 実施例 45 7−フルオロ−1−メトキシメチル−8−(4
−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−メトキシメチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸878mg(2.66m mol)
とN−メチルピペラジン2.7g(26.6m mol)を
ピリジン20mlに懸濁し、加熱還流する。55時間
後、反応液を減圧下に留去し、得られる残留物に
エタノールを加えて不溶物を取する。この結晶
をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し精
製、含水ジメチルホルムアミドから再結晶して標
記化合物を220mg(20.4%)得る。融点:243〜
244℃(分解) 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,1630,1580,1490 核磁気共鳴スペクトル(CF3CO2,δ) 3.21(3H,一重線,N−CH3), 3.69(3H,一重線,−OCH3) 3.35〜4.50(8H,多重線,ピペラジンのH) 5.12(2H,一重線,−CH2OCH3), 8.05(1H,一重線,C2−H) 8.25(1H,二重線,C9−H) 8.80(1H,一重線,C6−H) 元素分析値(C19H20FN3O4S・H2Oとして) 理論値(%)C=53.89 H=5.2 N=9.92 実測値(%)C=54.23 H=4.8 N=9.69 実施例 46 8−クロロ−7−フルオロ−1−ヒドロキシメ
チル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル3.0g
(0.8m mol)をジメチルホルムアミド20mlに溶解
し、酢酸ナトリウム0.72g(0.88m mol)を加え
150℃で12時間加熱撹拌する。内容物を減圧下に
濃縮して水を加え水に不溶の結晶を取する。水
酸化ナトリウム1.28g、水80ml、エタノール20ml
の混液に先の結晶を懸濁し140℃で2時間加熱撹
拌する。次いで酢酸にて酸性とし析出する結晶を
を取し、水洗風乾ししてジメチルホルムアミド
から再結晶し標記化合物を得る。無色結晶 1.47
g(56.1%) 融点 298〜9℃(分解) 元素分析値(C13H7ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:47.65 H:2.15 N:4.27 実測値(%)C:47.83 H:2.09 N:4.00 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1665,1580,1480 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 5.50(2H,一重線,−CH2 OH), 8.15(1H,一重線,C2−H), 8.42(1H,二重線,C6−H)、 9.15(1H,二重線,C9−H) 実施例 47 7−フルオロ−1−ヒドロキシメチル−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−ヒドロキシメ
チル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸1.49g(4.55m mol),
N−メチルピペラジン4.6g(45.5m mol)、ピリ
ジン50mlの混合物を150℃で72時間加熱還流する。
冷後析出する結晶を取しジメチルホルムアミド
から再結晶して標記化合物を得る。無色結晶
700mg(39.3%) 融点 302−3℃(分解) 元素分析値(C18H18FN3O4として) 計算値(%)C:55.23 H:4.65 N:10.74 実測値(%)C:55.15 H:4.52 N:10.30 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1670,
1625,1580,1490,1380,1275 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.15(3H,一重線,>NCH3), 3.00〜4.50(8H,多重線,【式】), 5.31(2H,一重線,−CH2 OH), 7.97(1H,一重線,C2−H), 8.25(1H,二重線,C6−H), 8.69(1H,二重線,C9−H) 実施例 48 1−アセトキシメチル−7−フルオロ−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 7−フルオロ−1−ヒドロキシメチル−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カ
ルボン酸270mg(0.69m mol)をピリジン30mlに
溶解し、無水酢酸300mg(2.9m mol)を加え、90
℃に3時間加熱撹拌する。不溶物を去し濃縮し
て結晶性残留物をクロロホルム−エーテルから再
結晶して標記化合物を得る。 無色結晶220mg(73.6%)融点237−8℃(分解) 元素分析値(C20H20FN3O5S・H2Oとして) 計算値(%)C:53.21 H:4.91 N:9.31 実測値(%)C:53.50 H:4.54 N:8.86 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1750,1690,1630,1485,1180,1270,1208 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.35(3H,一重線,COCH3), 3.19(3H,一重線,>NOH3) 3.30〜4.50(8H,多重線,【式】), 5.89(2H,一重線,−CH2OAc) 7.90〜8.50(3H,多重線,C2−H,C6−H,C9
−H) 実施例 49 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル2.0g(6.6m mol)をエタノール10ml中
に懸濁し、フエナシルブロマイド1.3g(6.5m
mol)を加え激しく撹拌しながら3時間加熱還流
する。冷後析出晶を取し、風乾して2.08gの粉
末状結晶を得る。これに4.5gの濃硫酸を加えて
80〜90゜で10分間加熱、冷却後内容物を氷水中に
注入し析出する結晶を取し、水洗、風乾する。
このものを水酸化ナトリウム0.29g(7.2m
mol)、水60ml、エタノール10mlの混液に懸濁し
2.5時間加熱還流する。次いで酢酸にて酸性とし
析出する結晶を取し、水洗風乾してジメチルホ
ルムアミドから再結晶し、標記化合物を得る。 無色結晶1.19g(48.2%)融点330℃(分解) 元素分析値(C18H9ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:57.84 H:2.43 N:3.75 実測値(%)C:58.22 H:2.11 N:3.67 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3080,
1695,1585,1460,1260,1045,800 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 7.40〜8.00(7H,多重線,C2−H,C9−H,フ
エニル基−H) 8.30(1H,二重線,C6−H) 実施例 50 7−フルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−1−フエニル−5H−チ
アゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸 8−クロロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−1−フエニル−5H−チ
アゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸970mg(2.60m mol),N−メ
チルピペラジン2.6g,(26m mol),ピリジン50
mlの混合物を72時間加熱還流する。内容物を減圧
下に濃縮して残留物に水を加え不溶物を取、水
洗、乾燥し、ジメチルホルムアミドから再結晶し
て7−フルオロ−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)−5−オキソ−1−フエニル−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸を得る。 無色結晶494mg(43.4%) 融点300℃(分解) 元素分析値(C23H20FN3O3Sとして) 計算値(%)C:63.14 H:4.61 N: 9.60 実測値(%)C:63.19 H:4.45 N:10.00 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1695,
1625,1480,1260,760 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.90(3H,一重線,>NCH3), 3.00〜4.00(8H,多重線,【式】), 7.30(1H,二重線,C9−H), 7.65(5H,一重線,フエニル基), 7.75(1H,一重線,C2−H), 8.25(1H,二重線,C6−H) 母液より得られる結晶をジメチルホルムアミド
から再結晶して8−クロロ−7−(4−メチル−
1−ピペラジニル)−5−オキソ−1−フエニル
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸を得る。 無色結晶120mg(10.2%)融点307−9℃(分解) 元素分析値(C23H20ClN3O3Sとして) 計算値(%)C:60.86 H:4.44 N:9.26 実測値(%)C:60.83 H:4.49 N:9.35 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,
1575,1500,1480,1140,800 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.10(3H,一重線,>NCH3), 3.00〜4.10(8H,多重線,【式】) 7.20〜7.90(7H,多重線,フエニル基−H,C2
−H,C6−H), 8.15(1H,一重線,C9−H) 実施例 51 8−クロロ−7−フルオロ−1,2−ジメチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル3.0g(9.94m mol)にナトリ
ウム0.23g(9.94m mol)/エタノール100ml
の溶液を加え溶解後、3−クロル−2−ブタノ
ン1.3g(12.20m mol)を加えて室温で18時間
撹拌する。内容物を減圧下に濃縮し、残留物に
水40mlを加えて結晶を取し、水洗、エーテル
洗浄、乾燥し無色結晶3.56g(96%)の7−ク
ロロ−6−フルオロ−4−オキソ−2−(2−
オキソブチル−3−チオ)−1,4−ジヒドロ
キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを得
る。 融点 222〜224℃(分解) 元素分析値(C17H16ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:51.68 H:4.06 N:3.76 実測値(%)C:51.72 H:4.32 N:3.69 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3220,1680,1600,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.65(3H,三重線,−OCH2 CH3 ), 1.73(3H,二重線,−SCHCH3 ), 1.92(3H,一重線,−COCH3 ), 3.96〜4.50(1H,多重線,−CHCH3), 4.74(2H,四重線,−OCH2 CH3), 8.24(1H,二重線,C5−H), 9.30(1H,二重線,C8−H) b) 7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−
2−(2−オキソブチル−3−チオ)−1,4−
ジヒドロキノリン−3−カルボン酸エチルエス
テル3.1g(8.34m mol)に硫酸15gを加え70
℃で10分間加熱撹拌する。内容物を冷却後、氷
20gに加え析出結晶を取、水洗、エタノール
洗浄、乾燥し灰色結晶2.66g(90%)の標記化
合物を得る。 融点 223−227℃(分解) 元素分析値(C16H18ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:54.31 H:3.70 N:3.95 実測値(%)C:54.62 H:3.81 N:4.07 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1660,1610,1502,1452 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.74(3H,三重線,−OCH2 CH3 ), 2.76(3H,一重線,C2−CH3), 3.20(3H,一重線,C2−CH5), 4.85(2H,四重線,−OCH2 CH3), 8.46(1H,二重線,C6−H), 9.00(1H,二重線,C9−H) 実施例 52 8−クロロ−7−フルオロ−1,2−ジメチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1,2−ジメチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル2.66g
(7.52m mol)に水酸化ナトリウム1.5g(37.60m
mol)/水120mlの溶液とエタノール40mlを加え、
油浴中で5時間加熱還流する。減圧下エタノール
を留去し、残留物に酢酸を加え酢酸酸性にする。
析出結晶を取、水洗、エタノール洗浄、乾燥
し、得られた結晶をジメチルホルムアミドから再
結晶し無色結晶2.3g(94%)の標記化合物を得
る。 融点 294〜296℃(分解) 元素分析値(C14H19ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:51.62 H:2.78 N:4.29 実測値(%)C:51.84 H:2.69 N:4.51 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,1590,1510,1470,1440 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.70(3H,一重線,C2−CH3), 3.14(3H,一重線,C1−CH3), 8.46(1H,二重線,C6−H), 8.95(1H,二重線,C9−H) 実施例 53 7−フルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−1,2−ジメチル−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1,2−ジメチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸1.0g(3.1m mol),N
−メチルピペラジン3.1g(31.0m mol),ピリジ
ン40mlの混合物を油浴中48時間加熱還流する。後
内容物を減圧下にて濃縮し、残留物に水を加え不
溶物を取、水洗、エタノール洗浄、乾燥し、得
られた結晶をピリジンから再結晶を3回繰返し無
色結晶0.34g(31%)の標記化合物を得る。 融点 283〜285℃(分解) 元素分析値(C19H20ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:58.59 H:5.17 N:10.78 実測値(%)C:58.71 H:5.18 N:10.51 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,1630,1580,1485 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.67(3H,一重線,C2−CH3) 3.12(3H,一重線,C1−CH3) 3.22(3H,一重線,【式】) 3.30〜4.50(8H,多重線,【式】) 8.17(1H,二重線,C9−H) 8.34(1H,二重線,C6−H) 実施例 54 2−クロロ−3−フルオロ−5−オキソ−8,
9,10,11−テトラヒドロ−5H−ベンゾ−チ
アゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル3.0g(10m mol)にナトリウ
ム0.25g(11m mol)/エタノール100mlの溶
液を加え溶解後、2−クロルシクロヘキサノン
1.59g(12m mol)を加え室温で20時間撹拌す
る。その後3時間加熱還流する。減圧下、エタ
ノールを留去し、残留物に水を加え水洗、エタ
ノール,エーテル洗浄、乾燥し無色結晶3.62g
(91%)の7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒ
ドロキシ−2−(2−オキソシクロヘキシルチ
オ)キノリン−3−カルボン酸エチルエステル
を得る。 融点 252〜257℃(分解) 元素分析値(C18H17ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:54.34 H:4.30 N:3.52 実測値(%)C:54.56 H:4.42 N:3.59 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3240,1682,1600,1471 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.59(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.10〜2.80(8H,多重線,【式】) 4.12〜4.45(1H,多重線,【式】) 4.72(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.18(1H,二重線,C5−H) 9.32(1H,二重線,C8−H) b) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−(2−オキソシクロヘキシルチオ)キ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステル3.56g
(8.948m mol)に硫酸17gを加え、70〜80℃で
20分間加熱撹拌する。冷却後、氷150gに加え
析出結晶を取、水洗、エタノール,エーテル
洗浄後、乾燥し灰色結晶3.26g(96%)の標記
化合物を得る。 融点 294〜297℃(分解) 元素分析値(C18H15ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:56.91 H:3.98 N:3.68 実測値(%)C:57.20 H:4.12 N:3.59 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1670,1630,1610,1506 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.65(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.90〜2.56(4H,多重線,C9,10−CH2) 2.80〜3.29(2H,多重線,C8−CH2) 3.30〜3.82(2H,多重線,C11−CH2) 4.82(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.41(1H,二重線,C4−H) 8.86(1H,二重線,C1−H) 実施例 55 2−クロロ−3−フルオロ−5−オキソ−8,
9,10,11−テトラヒドロ−5H−ベンゾチア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 2−クロロ−3−フルオロ−5−オキソ−8,
9,10,11−テトラヒドロ−5H−ベンゾチアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−6−カルボン酸エチ
ルエステル3.0g(7.89m mol)に水酸化ナトリ
ウム1.6g(40.10m mol)/水300mlの溶液を加
え20時間加熱還流する。冷却後、酢酸酸性にして
1時間撹拌後、析出結晶を取、水洗、エタノー
ル洗浄、乾燥し微褐色結晶2.65(95%)の標記化
合物を得る。 融点 311〜313℃(分解) 元素分析値(C16H11ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:54.62 H:3.15 N:3.98 実測値(%)C:54.75 H:3.42 N:3.89 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1695,1590,1510,1455 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.81(4H,多重線,C9,10−CH2−) 2.76〜3.29(2H,多重線,C8−CH2−) 3.30〜3.82(2H,多重線,C11−CH2−) 8.42(1H,二重線,C4−H) 8.56(1H,二重線,C1−H) 実施例 56 3−フルオロ−2−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−8,9,10,11−テト
ラヒドロ−5H−ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 2−クロロ−3−フルオロ−5−オキソ−8,
9,10,11−テトラヒドロ−5H−ベンゾチアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−6−カルボン酸1g
(2.84m mol)にN−メチルピペラジン2.8g
(28.4m mol)とピリジン50mlを加え、油浴中で
54時間加熱還流する。減圧下、ピリジンを留去
し、残留物をエーテル洗、水洗、乾燥し得られる
結晶をピリジンから再結晶を2回繰返し微黄色結
晶146mg(12%)の標記化合物を得る。 融点 283〜285℃(分解) 元素分析値(C21H22FN3O3Sとして) 計算値(%)C:60.70 H:5.33 N:10.11 実測値(%)C:60.82 H:5.54 N:10.28 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1692,1630,1580,1482 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.62〜2.48(4H,多重線,C9,10−CH2) 2.65〜4.42(12H,多重線,C9,11−CH2−,
【式】) 3.19(3H,一重線,CH3N) 8.14(1H,二重線,C1−H) 8.31(1H,二重線,C4−H) 実施例 57 2−クロロ−3−フルオロ−7a−メチル−オ
キソ−7a,8,9,10−テトラヒドロ−5H−
ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕キノリン−6−
カルボン酸エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル3.0g(9.94m mol)にナトリ
ウム0.23g(9.94m mol)/エタノール50mlの
溶液を加え約10分間撹拌後、2−クロロ−2−
メチルシクロヘキサン1.7g(11.43m mol)を
加え油浴中で24時間加熱還流する。減圧下エタ
ノールを留去し、残留物に水を加え結晶物を
取、水洗、乾燥し得られた結晶をエタノールか
ら再結晶し黄色結晶1.97g(48%)の7−クロ
ロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−2−(1
−メチル−2−オキソシクロヘキシルチオ)キ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステルを得
る。 融点 214〜217℃(分解) 元素分析値(C19H19ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:55.40 H:4.64 N:3.40 実測値(%)C:55.21 H:4.81 N:3.46 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1730,1680,1595,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.41(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.53(3H,一重線,−CH3) 1.20〜2.80(8H,多重線,【式】) 4.40(2H,四重線,−OCH2 CH3) 7.35(1H,二重線,C5−H) 8.71(1H,二重線,C8−H) b) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−(1−メチル−2−オキソシクロヘキ
シルチオ)キノリン−3−カルボン酸エチルエ
ステル1.14g(2.77m mol)に硫酸5gを加え
70℃で5分間加温する。冷却後、氷10gに加え
析出結晶を取、水洗、乾燥し得られた黄色結
晶をエタノールから再結晶し無色結晶0.64(59
%)の標記化合物を得る。 融点 196〜200℃(分解) 元素分析値(C19H17ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:57.94 H:4.35 N:3.55 実測値(%)C:58.10 H:4.38 N:3.72 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1750,1645,1615,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.45(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.64(3H,一重線,C7a−CH3 ) 1.80〜2.90(6H,多重線,【式】) 4.42(2H,四重線,−OCH2 CH3) 6.07(1H,三重線,C11−H) 7.80(1H,二重線,C1−H) 8.07(1H,二重線,C4−H) 実施例 58 2−クロロ−3−フルオロ−7a−メチル−5
−オキソ−7a,8,9,10−テトラヒドロ−
5H−ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−6−カルボン酸 2−クロロ−3−フルオロ−7a−メチル−5
−オキソ−7a,8,9,10−テトラヒドロ−5H
−ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸エチルエステル470mg(1.19m mol)
に水酸化カリウム330mg(5.97m mol)/水1ml
の溶液とエタノール15mlを加え1時間加熱還流す
る。減圧下エタノールを留去し、残留物に水5ml
加え冷却下、酢酸酸性にし、析出結晶を取、水
洗、乾燥し無色結晶340mg(90%)の標記化合物
を得る。 融点 251〜254℃(分解) 元素分析値(C17H13ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:55.81 H:3.58 N:3.82 実測値(%)C:55.95 H:3.60 N:3.95 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1706,1590,1490,1452 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.76(3H,一重線,C7a−CH3) 1.90〜2.80(6H,多重線,C8,9,10−H) 6.50〜6.65(1H,多重線,C11−H) 8.12(1H,一重線,C1−H) 8.34(1H,一重線,C4−H) 実施例 59 3−フルオロ−7a−メチル−2−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−5−オキソ−7a,8,
9,10−テトラハイドロ−5H−ベンゾチアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−6−カルボン酸 2−クロロ−3−フルオロ−7a−メチル−5
−オキソ−7a,8,9,10−テトラヒドロ−5H
−ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕キノリン−6−
カルボン酸390mg(1.07m mol)にN−メチルピ
ペラジン1.10g(10.70m mol)とピリジン60ml
を加え油浴中で68時間加熱還流する。減圧下ピリ
ジンを留去し、残留物にエーテルを加え結晶化、
取、水洗、エタノール洗浄、乾燥し得られた灰
色結晶をジメチルホルムアミドから再結晶し140
mg(30%)の標記化合物を得る。 融点 249〜251℃(分解) 元素分析値(C22H24FN3O8Sとして) 計算値(%)C:61.52 H:5.63 N:9.78 実測値(%)C:61.64 H:5.84 N:9.62 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1715,1629,1585,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.82(3H,一重線,C7a−CH3 ) 1.80〜2.85(6H,多重線,C8,9,10−H) 3.21(3H,一重線,NCH3 ) 3.00〜4.50(8H,多重線,【式】) 6.50〜6.65(1H,多重線,C11−H) 7.60(1H,二重線,C1−H) 8.15(1H,二重線,C4−H) 実施例 60 7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロキシ
−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル2.0g(6.63m mol)とジヨードメタ
ン1.96g(7.3m mol)を炭酸カリウム2.02g
(14.6m mol)の存在下、30mlのジメチルホルム
アミド中で室温にて1時間撹拌を行なう。減圧
下、ジメチルホルムアミドを留去し、残渣に水と
エーテルを加え析出した結晶を取し、水洗、乾
燥してジメチルホルムアミドから再結晶し、7−
クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸エチルエステルを910mg得る。(収率43.8
%) 融点 302〜304℃(分解) 元素分析値(C12H9ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:49.77 H:2.89 N:4.46 実測値(%)C:49.61 H:2.92 N:4.63 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1710,1595,1370,795 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.47(3H,三重線,OCH2 CH3 ) 4.53(2H,四重線,OCH2 CH3) 6.14(2H,一重線,−N−CH2 S−) 7.92(1H,二重線,C5−H) 8.14(1H,二重線,C8−H) 実施例 61 7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸 7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−4H
−〔1,3〕−チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
4−カルボン酸エチルエステル365mg(1.16m
mol)を濃硫酸3.5mlに溶解し、80℃にて7時間
加熱する。氷片中に注ぎ込み、析出する結晶を
取、水洗、乾燥し、ジメチルホルムアミドから再
結晶し標記化合物258mg得る。(収率77.6%) 融点 284〜287℃(分解) 元素分析値(C11H5ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:46.25 H:1.76 N:4.90 実測値(%)C:46.14 H:1.73 N:4.73 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1700,1600,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 6.15(2H,一重線,−NCH2 S−) 7.85(1H,二重線,C5−H) 8.24(1H,二重線,C8−H) 実施例 62 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル1gと炭酸カリウム1.38gをジメチルホ
ルムアミド50mlの中に加え室温撹拌下1,2−ジ
ブロモプロパン1.03gを滴下する。その後60℃で
加熱撹拌を7時間続ける。反応終了後減圧下に溶
媒を留去する。析出結晶を十分に水洗しつづいて
エタノール30mlより再結晶を行い標記化合物の無
色結晶930mg、mp197〜205℃を得る。 元素分析値(C16H15O5NSとして) 理論値(%)C:57.65 H:4.54 N:4.21 S:9.62 実測値(%)C:57.85 H:4.69 N:4.31 S:9.82 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1710,1670,1630 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.45(3H,二重線,C1−CH3) 1.41(3H,三重線,−OCH2−CH3 ) 2.89(1H,二重線,C2−H) 3.60(1H,二重−二重線,C2−H) 4.36(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.8〜5.2(1H,巾広い一重線,C1−H) 6.0(2H,一重線,−CBH2O−) 6.62(1H,一重線,C9−H) 7.65(1H,一重線,C6−H) 実施例 63 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステ
ル930mgをNaOH1g/水20ml+エタノール20ml
に溶解し600℃で加熱撹拌し30分間反応する。反
応終了後減圧下にエタノールを留去し、つづいて
氷冷下酢酸で中和すると結晶が析出する。析出結
晶を取し、十分に水洗後ジメチルホルムアミド
100mlから再結晶し標記化合物610mg,mp320℃以
上を得る。 元素分析値(C14H11NO5Sとして) 理論値(%)C:55.08 H:3.63 N:4.59 実測値(%)C:55.19 H:3.57 N:4.48 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3450,1690,1630 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.75(3H,二重線,−CH3) 3.40(2H,二重線,C2−H) 4.0(1H,三重線,C1−H) 6.30(2H,一重線,−OCH2O−) 7.25(1H,一重線,C9−H) 7.75(1H,一重線,C6−H) 実施例 64 7,8−メチレンジオキシ−5−オキソ−1−
テトラヒドロピラニルオキシメチル−1,2−
ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸エチルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル1gと炭酸カリウム1.4gをジメチルホ
ルムアミド50mlの中に加え室温で撹拌しながら
1,2−ジブロモ−3−テトラヒドロピラニルオ
キシプロパン1.23gを滴下する。滴下後80℃で3
時間加熱撹拌した後室温で一夜放置、減圧下に溶
媒を留去し、残渣をクロロホルム100mlで抽出し
て3回水洗する。クロロホルムを減圧下に留去す
ると残渣は結晶化する。結晶を取しエタノール
50mlで再結晶して標記化合物1g、mp152〜7℃
を得る。 元素分析値(C21H22NO7Sとして) 計算値(%)C:58.19 H:5.35 N:3.23 実測値(%)C:58.35 H:5.51 N:3.18 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1660,1610,1500,1480,1200,1138 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.45(3H,三重線,H2,−OCH2 CH3 ) 1.65(6H,巾広い一重線,テトラヒドロピラニ
ル基のC3′,C4′,C5′−H) 3.30〜4.0(6H,多重線,テトラピラニル基の
C6′−H,C1−CH2O−,C2−H) 4.40(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.90〜5.40(2H,巾広い一重線,C1−H,テト
ラヒドロピラニル基のC2′−H) 6.01(2H,一重線,−OCH2O−) 6.79(1H,一重線,C9−H) 7.67(1H,一重線,C6−H) 実施例 65 1−ヒドロキシメチル−7,8−メチレンジオ
キシ−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸 7,8−メチレンジオキシ−5−オキソ−1−
テトラヒドロピラニルオキシメチル−1,2−ジ
ヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル1gを
NaOH184mg/水:エタノール=1:1混媒50ml
の溶液に溶かし80℃で2時間撹拌する。反応終了
後、減圧下にエタノールを留去し、氷冷下酢酸で
中和、析出結晶を取して風乾する。得た結晶を
トリフルオロ酢酸10mlにとかし室温で1時間撹拌
する。反応終了後、反応液を氷水50mlの中に注
ぎ、析出結晶を取し十分に水洗し、つづいてエ
タノールで洗う。減圧乾燥し標記化合物を620mg、
mp320℃以上を得る。 元素分析値(C14H11NO6S・H2Oとして) 理論値(%)C:49.48 H:3.29 N:4.15 実測値(%)C:50.36 H:3.38 N:3.87 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3300,1680,1630,1270 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 4.20(4H,二重線,−CH2 OH,C2−H) 5.7〜6.2(1H,ブロード、C1−H) 6.30(2H,一重線,−OCH2O−) 7.41(1H,一重線,C9−H) 7.75(1H,一重線,C6−H) 実施例 66 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸エチルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル500mgをエタノール30mlに溶解し、その
中にクロルアセトン180mgを加え、撹拌下還流4
時間行う。反応終了後、減圧下、エタノールを留
去し析出結晶を取すると、中間体である2−ア
セチルメチルメルカプト−4−ヒドロキシ−6,
7−メチレンジオキシキノリン−3−カルボン酸
エチルエステルを得る。得た結晶を濃硫酸5mlに
とかし室温で撹拌を30分間行つた後、氷水20mlの
中に注ぎ、析出結晶を取する。結晶を十分に水
洗し、つづいてエチルエーテルで洗う。結晶を減
圧下乾燥し標記化合物470mg mp308〜311℃を得
る。 元素分析値(C16H18NO5Sとして) 理論値(%)C:58.00 H:3.95 N:4.23 実測値(%)C:58.21 H:3.90 N:4.11 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1645,1610,1590,1310,1040 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.70(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),3.22(3H,一
重線,−CH3),4.84(2H,四重線,−OCH2
CH3),6.33(2H,一重線,−OCH2O−),7.60
(1H,一重線,C9−H),7.97(1H,一重線,
C6−H),8.25(1H,一重線,C2−H)。 実施例 67 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル470mgを
KOH550mg/水20ml+エタノール80mlの溶液に溶
解し、2時間還流下に撹拌する。反応終了後、減
圧下にエタノールを留去し、残渣を氷水20mlの中
に注ぎ酢酸で中和する。析出結晶を取し、水洗
後エタノール、つづいてエーテルで洗う。ジメチ
ルホルムアミド50mlから再結晶し、標記化合物
360mg。mp303〜305℃を得る。 元素分析値(C14H9NO5Sとして) 理論値(%)C:55.44 H:2.99 N:4.62 実測値(%)C:55.42 H:2.66 N:4.51 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3400〜3500,1680,1500,1260,1040 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.23(3H,一重線,−CH3),6.35(2H,一重線,
−OCH2O−),7.60(1H,一重線,C9−H),
7.96(1H,一重線,C6−H),8.23(1H,一重
線,C2−H)。 実施例 68 1−クロロメチル−7,8−メチレンジオキシ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸エチルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル1gをナトリウムエトキサイド(Na.86
mg/無水エタノール50ml)に溶解し、室温で30分
間撹拌する。その中にジクロルアセトン431mg/
エタノール30mlを滴下する。後、室温撹拌を4時
間行う。反応終了後、析出結晶を取し、2−
(1−クロロアセチルメチルメルカプト)−4−ヒ
ドロキシ−6,7−メチレンジオキシキノリン−
3−カルボン酸エチルエステル1.1g mp184℃
を得る。得た結晶を氷冷下に濃硫酸10mlにとか
し、1時間撹拌する。反応終了後、反応液を氷水
50mlの中に注ぎ、2N−NaOH水溶液で中和して
析出結晶を取する。結晶を十分に水洗しジメチ
ルホルムアミド100mlから再結晶し標記化合物600
mg.mp320℃以上を得る。 元素分析値(C16H12NO5SClとして) 理論値(%)C:52.54 H:3.31 N:3.83 実測値(%)C:52.81 H:3.43 N:3.99 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1650,1630,1600,1580,1470,1040 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.70(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),4.85(2H,四
重線,−OCH2 CH3),5.3(2H,一重線,−CH2
Cl),6.35(2H,一重線,−OCH2O−),7.98
(1H,一重線,C9−H),8.02(1H,一重線,
C6−H),8.35(1H,一重線,C2−H)。 実施例 69 1−メトキシメチル−7,8−メチレンジオキ
シ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 金属ナトリウム78mgをメタノール30mlに溶解
し、室温撹拌下1−クロロメチル−7,8−メチ
レンジオキシ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステ
ル600mgを一度に加え還流下撹拌を3時間行う。
反応終了後、減圧下にメタノールを留去し、析出
結晶を取して十分に水洗する。得た結晶を酢酸
エチルエステルにとかし、カラムクロマト(シリ
カゲル150g)を通して精製、酢酸エチルエステ
ルを減圧下に留去すると、1−メトキシメチル−
7,8−メチレンジオキシ−5−オキソ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸エチルエステル300mgを得る。得た結晶を
NaOH100mg/(水25ml+エタノール25ml)の溶
液にとかし還流撹拌を3時間行う。反応終了後、
氷冷し酢酸で中和し析出結晶を取し十分に水洗
する。結晶を減圧下に加熱乾燥して標記化合物
250mg mp265℃を得る。 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3450,1695,1635,1480,1285 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.79(3H,一重線,−OCH3),5.18(2H,一重
線,−CH2 −OCH3),6.35(2H,一重線,−
OCH2O−),7.96(1H,一重線,C9−H),8.06
(1H,一重線,C6−H),8.32(1H,一重線,
C2−H) 実施例 70 6,7−メチレンジオキシ−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸エチルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル500mgと、炭酸カリウム510mgをジメチル
ホルムアミド300mlの中に加え室温撹拌する。そ
の中にジヨードメタン600mgを滴下し室温撹拌2
時間行う。反応終了後減圧下ジメチルホルムアミ
ドを留去し、残渣を氷水50mlの中に注ぎ、析出結
晶を取する。水およびエタノールで結晶を洗浄
して風乾すると、標記化合物450mgを得る。 元素分析値(C14H11NO5Sとして) 理論値(%)C:55.08 H:3.63 N:4.59 実測値(%)C:55.21 H:3.81 N:4.41 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1710,1625,1470,1020 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.59(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),4.68(2H,四
重線,−OCH2 CH3),6.08(2H,一重線,C2−
H),6.30(2H,一重線,−OCH2O−),7.02
(1H,一重線,C7−H),7.72(1H,一重線,
C4−H) 実施例 71 8,9−メチレンジオキシ−6−オキソ−1,
2,3,6−テトラヒドロ−〔1,3〕チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エ
チルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル500mgと炭酸カリ510gをジメチルホルム
アミド30mlの中に加えて室温で撹拌する。その中
に1,3−ジプロムプロパン520mgを滴下した後、
室温撹拌を30分間続ける。反応終了後、減圧下、
ジメチルホルムアミドを留去し残渣を氷水20mlの
中に注ぐ。析出結晶を取し水、メタノールおよ
びエーテルで洗い、風乾すると、標記化合物330
mgを得る。 元素分析値(C16H15NO5Sとして) 理算値(%)C:57.65 H:4.54 N:4.20 実測値(%)C:57.45 H:4.61 N:4.11 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1720,1620,1580,1480 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.56(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),2.30〜3.00
(2H,多重線,C2−H),3.30(2H,三重線,
C3−H),4.30〜5.00(4H,多重線,−OCH2
CH3およびC1−H),6.25(2H,一重線,−
OCH2O−),7.41(1H,一重線,C10−H),
7.73(1H,一重線,C7−H) 実施例 72 8,9−メチレンジオキシ−6−オキソ−1,
2,3,6−テトラヒドロ−〔1,3〕チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8,9−メチレンジオキシ−6−オキソ−1,
2,3,6−テトラヒドロ−〔1,3〕チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステル510mgをKOH1g/H2O25ml+エタノー
ル25mlの溶液にとかし撹拌還流を2時間行う。反
応終了後、減圧下にエタノールを留去し、残渣を
氷水30mlの中に注ぎ、酢酸で中和する。析出結晶
を取し、水、エタノール、およびエーテルで洗
う。ジメチルホルムアミド30mlから再結晶して標
記化合物310mg mp.274〜284℃を得る。 元素分析値(C14H11NO5Sとして) 理論値(%)C:55.01 H:3.63 N:4.59 実測値(%)C:55.31 H:3.82 N:4.60 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3400〜3500,1685,1500,1260,1060 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.50〜3.0(2H,多重線,C2−H),3.35(2H,
三重線,J=6.0Hz,C3−H),4.68(2H,三重
線,C1−H),6.29(2H,一重線,−OCH2O
−),7.42(1H,一重線,C10−H),7.76(1H,
一重線,C7−H) 実施例 73 7−フルオロ−8−(4−ホルミル−1−ピペ
ラジニル)−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−オキソ−8−(1−ピペラジニ
ル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸350mgを98%蟻酸15mlに溶解し、こ
の溶液に氷冷下に無水酢酸5mlを徐々に滴下す
る。反応混合物は次いで室温で4時間撹拌した後
氷水中に注入し析出結晶を取する。結晶は水及
びエタノールで洗い乾燥する。無色粉末として標
記化合物310mgを得る。融点:335〜336℃(分解) 元素分析値(C17H14FN3O4・1/4H2Oとして) 理論値(%)C:53.75 H:3.85 N:11.06 実測値(%)C:53.50 H:3.78 N:10.88 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3400,
1668,1625,1592,1492,1440,1395,1260,
1228,1135,1005,802,793 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.5〜4.2(8H,多重線,ピペラジンのメチレ
ン),7.73(1H,二重線,C9−H),7.94(1H,
二重線,C2−H),8.24(1H,二重線,C6−
H),8.35(1H,一重線,−CHO),8.87(1H,
二重線,C1−H) 実施例 74 8−(4−アセチル−1−ピペラジニル)7−
フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−オキソ−8−(1−ピペラジニ
ル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸400mgをピリジン60mlに溶解し、無
水酢酸500mgを加え70℃で5時間加熱撹拌する。
冷後これに氷水中に注入し析出してくる結晶を
取する。結晶は水、エタノールで洗う。無色粉末
として標記化合物310mgを得る。mp:326〜8℃
(分解) 元素分析値(C18H17FN3O4として) 理論値(%)C:55.38 H:4.39 N:10.76 実測値(%)C:55.13 H:4.05 N:10.49 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)3400,1680,
1655,1630,1590,1247,1223,1118,1041,
1000,890,802,795,730 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.68(3H,一重線,N−CO−CH3 ),3.6〜
4.4(8H,多重線,ピペラジンのメチレン),
7.70(1H,二重線,C9−H),7.95(1H,二重
線,C2−H),8.25(1H,二重線,C6−H),
8.88(1H,二重線,C1−H), 実施例 75 8−{4−(3−カルボキシプロピオニル)−1
−ピペラジニル}−7−フルオロ−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−(1−ピペラジニ
ル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸350mg、無水コハク酸150mg、
DMF30ml及びトリエチルアミン5mlの混合物を
70℃で3時間加熱撹拌する。冷後反応混合物に水
300mlを加え、これに酢酸を加えて弱酸性にし生
ずる浮遊ゲル状物を取する。水で洗つた後乾燥
すれば、淡褐色粉末として標記化合物350mgを得
る。mp:331〜334℃(分解) 元素分析値(C20H10FN3O6S・1/2H2Oとして) 理論値(%)C:53.69 H:4.20 N:9.21 実測値(%)C:52.41 H:4.01 N:9.00 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)3420,1690,
1628,1490,1392,1260,1227,1140,1012,
802,795 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.05(4H,一重線,−CO−CH2 CH2 −CO2H),
3.50〜4.35(8H:多重線,ピペラジンのメチレ
ン),7.73(1H,二重線,C9−H),7.97(1H,
二重線,C2−H),8.27(1H,二重線,C6−
H),8.90(1H,二重線,C1−H) 実施例 76 8−{4−(4−カルボキシブチロイル)−1−
ピペラジニル}−7−フルオロ−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸210mg、無水グルタル酸82mg、
DMF18ml及びトリエチルアミン3mlの混合物を
60℃で2時間加熱撹拌する。冷後これに水60mlを
加え次いで酢酸で弱酸性に調節し、これにクロロ
ホルムを加え10分間撹拌した後生ずる結晶を取
する。結晶は水、エタノール及びエーテルで洗い
乾燥する。無色粉末として標記化合物245mgを得
る。 mp:276〜278℃ 元素分析値(C21H20FN3O6S・1/2H2Oとして) 理論値(%)C:53.61 H:4.49 N:8.93 実測値(%)C:53.89 H:4.42 N:8.85 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)3430,1700,
1627,1590,1480,1390,1260,1220,1140,
1030,802,795 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.90(2H,多重線,−CO−CH2−CH2 −CH2−
CO2H),2.50〜3.20(4H,多重線,−CO−CH2
−CH2−CH2 −CO2H),3.50〜4.35(8H,多重
線,ピペラジンのメチレン),7.75(1H,二重
線,C9−H),8.00(1H,二重線,C2−H),
8.28(1H,二重線,C6−H),8.92(1H,二重
線,C1−H) 実施例 77 7−フルオロ−5−オキソ−8−(4−パルミ
トイル−1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸210mg、パルミトイルクロリド
197mg、DMF36ml及びトリエチルアミン6mlの混
合物を70℃で3時間加熱撹拌した後溶媒を減圧下
に留去する。残渣に水を加えクロロホルムで抽出
する。クロロホルム層を水洗し硫酸マグネシウム
で乾燥しクロロホルムを留去すれば、黄褐色の粘
稠な油状物質が残留する。これをシリカゲルクロ
マトグラフイーで分離精製し無色ロウ状物質とし
て標記化合物100mgを得る。 元素分析値(C32H44FN3O4として) 理論値(%)C:65.61 H:7.57 N:7.17 実測値(%)C:65.44 H:7.82 N:6.80 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)1690,1650,
1625,1490,1260,1218,1138,1025,897,
802,792 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 0.86(3H,一重線,CH3 −(CH2)14−CO−),
1.24(26H,一重線,CH3−(CH2 )13−CH2−
CO−),2.35(2H,三重線,C14H29−CH2 −
CO−),3.20〜3.55(4H,幅広い一重線,ピペ
ラジンの2位及び6位のプロトン),3.55〜
4.00(4H,幅広い一重線,ピペラジンの3位及
び5位のプロトン),7.13(1H,二重線,C9−
H),7.27(1H,二重線,C2−H),7.78(1H,
二重線,C6−H),8.14(1H,二重線,C1−H) 実施例 78 8−{4−(2−カルボキシベンゾイル)−1−
ピペラジニル}−7−フルオロ−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸210mg、無水フタル酸108mg、
DMF18ml及びトリエチルアミン3mlの混合物を
60℃で2時間加熱撹拌する。冷後これに水を加え
次いで酢酸で弱酸性に調節し生ずる浮遊物を取
する。水で洗つた後乾燥すれば淡黄色粉末として
標記化合物200mgを得る。mp:277〜278℃ 元素分析値(C24H22FN3O6S・2H2Oとして) 理論値(%)C:54.24 H:4.17 N:7.91 実測値(%)C:59.95 H:3.74 N:7.78 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)3480,1700,
1628,1490,1445,1400,1263,1142,1009,
800 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.55〜4.20(8H,多重線,ピペラジンのメチレ
ン),7.87(1H,二重線,C9−H),8.02(5H,
多重線,ベンゼンプロトン及びC2−H),8.30
(1H,二重線,C6−H),8.97(1H,二重線,
C1−H)
ンカルボン酸誘導体に関する。さらに詳しくは次
の一般式() 〔式中Aは、無置換か又は低級アルキル、ヒドロ
キシ、フエニル、アルコキシ、フエノキシ、アル
キルチオ、フエニルチオ、ハロゲン、ハロゲン置
換アルキル、アルキルアミノ置換アルキル、アル
コキシカルボニル置換アルキル、カルボキシ置換
アルキル、アルコキシ置換アルキル、アルキルチ
オ置換アルキル、ヒドロキシ置換アルキル、アシ
ルオキシ置換アルキル、テトラヒドロピラニルオ
キシ置換アルキル、アルキル置換ピペラジノアル
キル、アルキルアミノ、フエニルアミノ、カルボ
キシ、ニトロ、シアノ、カルボニル、チオカルボ
ニル、若しくはアミノ基で置換された、炭素数1
〜6個よりなる、飽和又は不飽和の、分枝してい
るか若しくは直鎖の鎖状又は環状の、炭化水素鎖
を表わす。 R1は水素、リチウム、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、メチル、エチル、ピバロイルオキシ
メチル、又はフタリジルを表わす。R2、R3、R4
及びR5は、同一又は異なつて、水素、フツ素、
塩素、臭素、ヒドロキシ、アルコキシ(R2とR3、
R3とR4若しくはR4とR5が同時にアルコキシの場
合にはそれらのアルキル残基が互に結合し環を形
成してもよい)又は【式】(式中、R6お よびR7は同一又は異なつて、低級アルキル基を
表わすか、又は隣接する窒素原子と共に6員から
なる環状アミノ基を表わす。該環状アミノ基は、
他に窒素原子1個又は硫黄原子1個を有してい
る。そして該環状アミノ基は無置換又はアルキ
ル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、ホルミ
ル、アシル若しくはカルボキシアシルで置換され
ている。)を表わす。〕で表わされる化合物又はそ
の薬理的に許容される塩に関する。ただし、Aが
無置換又はメチルで置換されたエチレンである場
合を除く。 前記一般式()の薬理的に許容される塩の例
として、例えばリチウム塩、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、カルシウム塩などの金属塩の他、エタノ
ールアミン塩、ジエタノールアミン塩などの有機
塩基の塩、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩などの無機
酸の塩、酢酸塩、メタンスルホン酸塩、コハク酸
塩、乳酸塩等の有機酸塩等があげられる。 現在、グラム陰性菌による感染の治療薬に合成
抗菌剤としてはナリジキシ酸、ピロミド酸あるい
はピペミド酸が広く用いられている。しかし、こ
れらは近年増加しつつあり、しかも難治性疾患で
ある緑膿菌感染症やグラム陽性菌感染症の治療に
対しては満足すべきものではない。この問題を解
決するために各種化合物が合成され、種々の菌に
対する抗菌活性が調べられており、既存の合成抗
菌剤の改良型として6−ハロゲノ−1−置換−7
−(4−置換ピペラジノ)−4−オキソ−1,4−
ジヒドロキノリン−3−カルボン酸誘導体(特開
昭53−65887号公報、特開昭53−141286号公報、
特開昭54−66686号公報、特開昭55−47658号公
報)や6−フルオロ−1,8−ナフチリジン誘導
体(特開昭55−83785号公報)等が開発中である。
既存および現在開発中の合成抗菌剤のなかで置換
キノリンカルボン酸の2位に置換基を有する化合
物はない。文献的にはジヤーナル オブ メデイ
シナル ケミストリー,20巻,791(1977)、同21
巻、485(1978)、およびジヤーナル オブ ヘテ
ロサイクリツクケミストリー、17巻、1729(1980)
に2位にメチル基、ヒドロキシ基を有する化合物
および、2位と1位の窒素原子が縮環した化合物
の記載があるがいずれも抗菌活性にはみるべきも
のはない。これら2位の置換基を有する化合物中
で抗菌活性を有する化合物を見いだすため、文献
的に未だ知られていない全く新しい骨格を有する
化合物()を合成し検討したところ、これらの
化合物は既存の合成抗菌剤は言うにおよばず、現
在開発中の合成抗菌剤よりもすぐれた抗菌力を有
する化合物であることを見出した。これら化合物
()の抗菌力は緑膿菌は言うにおよばず、今ま
でどうしてもどちらかに片寄りがちだつたグラム
陽性菌に対する活性、グラム陰性菌に対する活性
の両方共に、文献的にも知られていない程微量で
効果を発揮する。これら化合物は安全に人体に対
して経口剤としても注射薬としても投与すること
ができる。 本発明の化合物の製造方法の例を反応式で示し
て説明する。すなわち非常に重要な中間体である
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カ
ルボン酸エチルエステル誘導体()は例えば次
の如き反応経路で合成することができる。 〔式中、R2,R3,R4,R5は前述と同じものとす
る。は保護基を表わす。〕すなわち置換アニリ
ン()をベンゼン等の適当な溶媒中もしくは溶
媒なしで大過剰のトリエチルアミンあるいはトリ
エチルアミン以外の各種アミン、各種アルカリ金
属の存在下、冷却下二硫化炭素と反応させること
により置換フエニルジチオカルバミン酸の塩
()となし、これをクロロホルム、塩化メチレ
ン等の溶媒中トリエチルアミンの存在下、クロル
炭酸エチルと反応させるかあるいは硫酸銅、硝酸
鉛、硫酸鉄、硫化亜鉛等と反応させることによ
り、置換フエニルイソチオシアネート()とな
す。()から直接公知の方法(オルガニツク
シンセシス コレクテイブ ボリウム,447頁)
により()に導くこともできる。()をマロ
ン酸ジエチルのナトリウム塩と反応させることに
より、置換フエニルアミノメルカプトメチレンマ
ロン酸ジエチルエステル()となし、これを一
般的なチオールの保護基(ザケミストリー オブ
ザ チオール グループ パート2,ソウル
パタイ編、ジヨン ウイリー アンド サンズ,
669頁,1974)あるいは置換アルキルで公知の方
法により保護し得られた化合物をジクロルベンゼ
ン、テトラリン、ジフエニルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル等の高沸点溶媒中
で加熱閉環させて()となす。一般的な硫黄の
保護基としては、として、置換ベンジル、アル
コキシメチル、2,4−ジニトロフエニル、()
の二量体としてのジスルフイド、アルキルチオメ
チル、置換カルバモイル、ジフエニルメチル、ト
リフエニルメチル、ピコリル、アセトアミドメチ
ル、β,β,β−トリフルオロ−α−アシルアミ
ノエチル、β,β−ジエトキシカルボニルエチ
ル、アセチル、ベンゾイル、ベンジルオキシカル
ボニル、テトラヒドロピラニル、ベンジルチオメ
チル、フエニルチオメチル、イソブチロシキメチ
ル等が有用である。一例として置換ベンジルにつ
いて詳細に述べると、p−メトキシベンジルクロ
リドをアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、
テトラヒドロフラン等の溶媒中炭酸ナトリウム、
炭酸カリ等のアルカリ存在下()と反応させ、
得られた生成物をジフエニルエーテル等の高沸点
溶媒中で加熱閉環させると定量的に()を得る
ことができる。得られた()は公知の適当な脱
保護のための処理をすることにより非常に重要な
合成中間体である()を収率よく得ることがで
きる。例えば()のp−メトキシベンジル体の
時は、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸、トリフルオロ酢酸、あるいはこれらの
混合物とアニソールの存在下冷却下で処理するこ
とにより収率よく保護基をはずすことができる。
得られた()は例えば、一般式()(式中、
Yはハロゲン、Aは前掲と同じものとする)で表
わされるジハロゲン化物を炭酸カリ存在下ジメチ
ルホルムアミド溶媒中反応させて2−メルカプト
キノロン骨格の窒素原子と硫黄原子を同一環内に
有する化合物群(XII)に導くことができる。又
()と一般式(XI),()で表わされるハ
ロゲン置換アルデヒド、ハロゲン置換ケトン、ハ
ロゲン置換アセタール、ハロゲ ン置換ケタール、ハロゲン置換環状ケトンとを反
応させることにより、同環内に水酸基あるいはア
ルコキシを置換基として有する化合物群(),
(XI)を得ることができる。又これら(),(XI)
を硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸と処理することによ
り、同環内に不飽和結合を有する化合物群(),
(XII)に導くことができる。〔式中R2,R3,R4,
R5,Aは前掲と同じものとする。R5は水素、低
級アルキル、ハロゲン置換アルキル、置換若しく
は無置換のフエニル、置換若しくは無置換のベン
ジル、置換若しくは無置換のアルコキシ、置換若
しくは無置換のフエノキシ、置換若しくは無置換
のアルキルチオ、置換若しくは無置換のフエニル
チオ、又はテトラゾールやチアヂアゾール等異項
環を有するチオ体等を表わし、R9,R10,R11,
R12,R13は水素、低級アルキル又は置換若しく
は無置換フエニル等を表わし、Zは酸素、アルコ
キシ等を表わし、Yはハロゲンを表わし、n,o
は0,1,2の整数を表わす。n=0の時は5員
環でチアゾロキノリン環を形成する。したがつて
R16あるいはR11のどちらか一方はないものとす
る。又、Zが酸素の場合、()におけるZは水
素原子をとつてZHとなつているものとする。又、
(XII)における二重結合の位置は、R12がHの時
はendo側に入りR12はないものとする。R12がH
以外の時はexo側に入りR12はあるものとする。〕
得られた(),(),(),(XI),(XII)は
アル
コール中苛性ソーダ、苛性カリで加水分解を行う
か、あるいは濃硫酸、濃塩酸等で加水分解するこ
とにより所望のカルボン酸に収率よく導くことが
できる。()〜(XII)の化合物群の相当するカ
ルボン酸は、R5がハロゲンの場合、これらの化
合物を一般式(),【式】 〔式中R6,R7はそれぞれ同一又は異なつて低級ア
ルキル基を意味するか、又は隣接する窒素原子と
共に5〜7員からなる異項環基を意味する。そし
て該異項環基は他のヘテロ原子(N,O,S原
子)をその構成原子として含有してもよく、又置
換基を有してもよく、又は塩を形成してもよい。〕
で表わされる2級アミン類と縮合させることによ
り、一般式())〜(XI)で表わされる化
合物群に導くことができる。 ()〜(XII)の化合物群の相当するカルボン
酸は、R5がハロゲンの場合にも、同様に一般式
()で表わされる2級アミンと縮合させるこ
とができる。又R4がF,R2がClの場合これらの
化合物群と一般式()で表わされる化合物と
の反応で反応条件を制御することにより、R4に
【式】基が導入された化合物群も合成でき る。 こうして得られた一般式(XII)で表わされる
化合物 は、公知の方法で酸化することにより、相当する
スルホキシド、スルホンに導くことができる。又
公知の方法で相当するスルフイルイミン、スルホ
キシイミンに導くこともできる。こうして一般式
()で表わされる化合物およびその塩を極めて
収率よく安価に製造することができる。 別の合成方法として一般式()より、次のご
とき反応経路で(),()を合成すること
ができる。〔式中A1,R2,R3,R4,R5は前掲と
同じものとする。〕すなわち()を硫黄の保護
基と反応させる代りに、一般式()で表わさ
れるジハロゲ ン化物を炭酸カリ存在下、ジメチルホルムアミド
溶媒中反応させるか、あるいは一般式(XI),
()で表わされるハロゲン置換アルデヒド、
ハロゲン置換ケトン、ハロゲン置換アセタール、
ハロゲン置換ケタール、ハロゲン置換環状ケトン
と反応させ、引続いて硫酸、塩酸等で処理し(
)となす。かくして得られた化合物(
)の環化反応は、従来公知の各種環化反応に準
じて行いうる。例えば加熱による方法、オキシ塩
化リン、五塩化リン、三塩化リン、チオニルクロ
リド、濃硫酸、ポリリン酸、ポリリン酸エステル
等の酸性物質を用いる環化法等を例示できる。例
えば酸性物質を用いる環化法は、化合物(
)に対して等モル量〜大過剰量、好ましくは10
〜20倍量を用い、通常100〜150℃で0.5〜2時間
程度反応させればよい。この場合、R2がHの場
合環化生成物として()の他に()が生
成してくる。()と()の分離は通常の
方法、すなわち再結晶あるいはカラムクロマトグ
ラフイーにより行うことができる。 一般式()で表わされる本発明化合物のうち
Aがエチレンの場合は、次の如き反応経路で製造
することもできる。 〔式中R2,R3,R4,R5は前掲と同じ、R14,R15
は水素、低級アルキル、Wはヒドロキシ、アルコ
キシ、アセトキシ、トリメチルシリルオキシ、ア
ルキルチオ、置換アミノ等を表わす。〕すなわち、
一般式()で表わされる化合物と一般式(
)で表わされる置換基を有するエチレンハライ
ドを反応させて、一般式()で表わされる
化合物を得ることができる。かくして得られた化
合物をジクロルベンゼン、テトラリン、ジフエニ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエー
テル等の高沸点溶媒中で加熱することにより一般
式()で表わされる化合物を収率よく得る
ことができる。 硫黄の保護基を使用しない合成法として別の便
利な方法として、()を一般式()で表わ
されるハロゲン置換アルデヒド、ハロゲン置換ケ
トン、ハロゲン置換アセタール、ハロゲン置換ケ
タールとジメチルホルムアミド、アセトニトリル
等の溶媒中炭酸カリ を脱酸剤として反応させることにより()
となし、()をジクロルベンゼン、テトラ
リン、ジフエニルエーテル、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテル等の高沸点溶媒中で加熱する
ことにより(XI)の化合物を収率よく得るこ
とができる。得られた(XI)は濃塩酸、濃硫
酸等酸性物質と処理することにより、前出の
(),()を収率よく安価に製造することがで
きる。又、一般式(XI)で表わされる化合物が
ジクロルアセトンの場合、得られた()を
原料として各種アミン、メルカプタン、アルコキ
シ等各種求核試薬(Nu)と反応させることによ
り(XI)となし、次いで加水分解を行い、得
られた相当するカルボン酸と前出の一般式(
)で表わされる化合物を反応させ、所望の一般
式(XII)で表わされる化合物に収率よく導く
ことができる。 このようにして製造される本発明化合物とし
て、例えば次のような化合物をあげることができ
る。 7−フルオロ−5−オキソ−1−フエノキシ−
8−(1−ピペラジニル)−1,2−ジヒドロ−
5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−4−カ
ルボン酸、7−フルオロ−1−メチルチオ−5−
オキソ−8−(1−ピペラジニル)−1,2−ジヒ
ドロ−5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−
4−カルボン酸、7−フルオロ−5−オキソ−1
−フエニルチオ−8−(1−ピペラジニル)−1,
2−ジヒドロ−5H−チアゾロ[3,2−a]キ
ノリン−4−カルボン酸、7−フルオロ−1−メ
チルチオメチル−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸、7−
フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラジニル)
−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ[3,2−
a]キノリン−2,4−ジカルボン酸、7−フル
オロ−1−ヒドロキシ−5−オキソ−8−(1−
ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]キ
ノリン−4−カルボン酸、7−フルオロ−1−メ
トキシ−5−オキソ−8−(1−ピペラジニル)−
5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−4−カ
ルボン酸、7−フルオロ−1−メチルチオ−5−
オキソ−8−(1−ピペラジニル)−5H−チアゾ
ロ[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸、1
−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−8−(1
−ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]
キノリン−4−カルボン酸、7−フルオロ−メチ
ルチオメチル−5−オキソ−8−(1−ピペラジ
ニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−
4−カルボン酸、1−ジメチルアミノ−7−フル
オロ−5−オキソ−8−(1−ピペラジニル)−
5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−4−カ
ルボン酸、7−フルオロ−5−オキソ−8−(1
−ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]
キノリン−1,4−ジカルボン酸、7−フルオロ
−1−ニトロ−5−オキソ−8−(1−ピペラジ
ニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン−
4−カルボン酸、1−シアノ−7−フルオロ−5
−オキソ−8−(1−ピペラジニル)−5H−チア
ゾロ[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸、
7−フルオロ−2−ヒドロキシ−5−オキソ−8
−(1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,2
−a]キノリン−4−カルボン酸、7−フルオロ
−2−メトキシ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ[3,2−a]キノリン
−4−カルボン酸、7−フルオロ−5−オキソ−
8−(1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ[3,
2−a]キノリン−2,4−ジカルボン酸。 本発明化合物の生物学的性状は以下に示す通り
である。 本発明化合物の抗菌スペクトル 実施例14の化合物、実施例13の化合物、実施
例22bの化合物、実施例21の化合物、実施例15
の化合物の抗菌試験を日本化学療法学会の方法
(日本化学療法学会誌29巻、1号、76〜79頁
(1981年))に従つて実施した結果を表1に示
す。 表より明らかなように、本発明化合物はグラ
ム陽性菌及び緑膿菌を含むグラム陰性菌に対し
て、極めて強力で、対照として用いた1−エチ
ル−6−フルオロ−7−(1−ピペラジニル)−
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−
カルボン酸より強い抗菌活性を示した。 【表】 【表】 ☆ 5%馬血液加感受性測定用寒天培地
本発明化合物のマウス全身感染に対する治療
効果 感染治療実験にはSPFのddY雄性マウス(体
重20±1g)を用い、感染菌はすべて4%ムチ
ン中に懸濁して、腹腔内に接種感染させた。治
療効果は、感染2時間後に本発明化合物を1回
経口投与し、1週間後の生存率より50%有効な
投与量(ED50)をBehrens−Karber法により
求めた。本発明の化合物の数種の菌による全身
感染症に対する試験結果を表2に示す。本発明
化合物は対照として用いた1−エチル−6−フ
ルオロ−7−(1−ピペラジニル)−4−オキソ
−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸
に比し、感染防御効果が強く、さらにグラム陽
性菌の感染症に対しても優れた治療効果が得ら
れた。 【表】 ☆ 未試験
本発明化合物のマウス上行性尿路感染に対す
る効果 実験には、SPFのICR雌性マウス(体重20±
1g)を用いた。17時間絶水したマウスをさら
に強制的に排尿させ、ペントバルビタール60
mg/Kgを腹腔内に投与して麻酔し、シユードモ
ナス・アエルギノーザE−2株の1.5×105個を
経尿道的に膀胱内に注入して外尿道口をピンク
リツプで4時間止めることにより、上行性尿路
感染マウスを作成した。治療効果は菌注入後、
4時間めに1回、以後1日2回、3日間本発明
化合物を経口投与し、4日目に腎臓を摘出、生
理食塩水中でホモジナイズし、適当な培地(例
えば、ドリガルスキー培地)を用いて菌数を求
め、腎臓1g当りの菌数が104に満たないもの
を有効とした。本発明化合物の緑膿菌による上
行性尿路感染症治療試験結果を表3に示す。 本発明化合物(実施例22bの化合物)は対照
として用いた1−エチル−6−フルオロ−7−
(1−ピペラジニル)−4−オキソ−1,4−ジ
ヒドロキノリン−3−カルボン酸に比し、低い
投与量で優れた治療効果が得られた。 【表】 本発明化合物(実施例22bの化合物)の血中
濃度 血中濃度の測定実験には、ddY雄性マウス
(体重30±2g)を用い、本発明化合物60mg/
Kgを経口投与した。血中濃度は、本発明化合物
をマウス血清で希釈し、エシエリヒア・コリー
NIHJ株を被検菌とするデイスク法により求め
た検量線より算出した。表4に、本発明化合物
(実施例22bの化合物)の経時的血清中濃度を
示す。表より明らかな様に本発明化合物は経口
投与により速やかに高い血中濃度が得られ、か
つ持続する。 本発明化合物(実施例22bの化合物)の尿中
排泄量及び回収率 尿中排泄量の測定には、ddY雄性マウス(体
重30±2g)を用い、60mg/Kgの本発明化合物
(実施例22bの化合物)を経口投与し、マウス
用代謝ケージ内で飼育採尿した。 本発明化合物(実施例22bの化合物)は、尿
中へはほぼ完全に、本発明化合物(実施例21の
化合物)に代謝されて排泄される。従つて、定
量には、PH8.0,1/15Mリン酸緩衝液に溶解
して、エシエリヒア・コリーNIHJ株を用いた
デイスク法により求めた本発明化合物(実施例
21の化合物)の検量線を用いた。表5に本発明
化合物(実施例22bの化合物)の経時的尿中排
泄量、総回収量及び回収率を示す。本発明化合
物は、速やかに高濃度で尿中に排泄され、かつ
持続し、高い回収率を示す。 【表】 【表】 ルボン酸
本発明化合物の経口投与による急性毒性 ddY雄性マウス(体重20±1g)を1群10匹
として用い、本発明化合物の経口投与による急
性毒性試験を行なつた結果を表6に示す。本発
明化合物はすべて、2000mg/Kgでは、死亡例
は、まつたく認められなかつた。 【表】 本発明化合物及びその塩は通常結晶性粉末ま
たは粉末として得られ、低毒性で親水性、親油
性ともに優れているため、抗菌剤として用いる
場合、各種の剤型(例、注射剤、錠剤、カプセ
ル剤、液剤、座薬、軟膏)の医薬組成物として
非経口的または経口的に安全に投与することが
できる。注射剤、点滴注射剤等の製剤化は、た
とえば生理食塩水またはブドウ糖やその他の補
助薬を含む水溶液を用い、常法に従つて行われ
る。錠剤、カプセル剤等も常法に従つて調製し
うる。例えば適当な固体担体(たとえば希釈
剤、増量剤)と混合するか、あるいはこれに吸
着させ、必要な場合にはさらにこれらに、適当
な添加剤、たとえば乳化剤、分散剤、懸濁剤、
展着剤、浸透剤、湿潤剤、粘漿剤、安定剤など
を添加して、たとえば溶液剤、顆粒剤、乳剤、
懸濁剤、軟膏剤、散剤、噴霧剤、パスター剤、
パツプ剤などの剤型とすることができる。これ
らの剤型は投薬単位形態としてその投与目的に
応じて、たとえば注射剤の場合、静脈内、皮
下、患部への直接投与などの非経口投与、錠
剤、カプセル剤などの場合は経口投与など、適
当な投与経路により使用される。 人に対する投与量は、一般的に約0.1〜150
mg/Kg/日程度好ましくは約5〜20mg/Kg/日
程度の範囲で症状、投与経路等に応じて適宜決
定されうる。投与回数は通常1日1〜4回程度
の連投である。 抗菌剤の有効成分量は、限定されるべきもの
ではないが、通常は製剤全体に対して本発明化
合物約0.01〜70重量%、より好ましくは約0.1
〜5重量%である。抗真菌剤の投与は常法に従
つて1日1〜数回患部に塗布、噴霧などの手段
で適用される。 以下本発明に係る化合物の製造に関する実施例
を示す。 実施例 1 8−クロロ−7−フルオロ−1−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシメチル)−5−オキソ−
1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ[3,2−
a]キノリン−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル6.02g(20m mol)と1,2−ジブロモ
−3−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)プロ
パン6.64g(22m mol)を無水炭酸カリウム6.08
g(44m mol)の存在下50mlのジメチルホルム
アミド中で80℃3時間撹拌を行なう。減圧下ジメ
チルホルムアミドを留去し、残留物に水を加えク
ロロホルムにて抽出。クロロホルム溶液を水洗、
乾燥、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
イーによつて精製し、8−クロロ−7−フルオロ
−1−(2−テトラヒドロピラニルオキシメチル)
−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾ
ロ[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステルを6.53g得る。(収率73.9%) 融点 183〜186℃ 元素分析値(C20H21ClFNO5Sとして) 計算値(%) C:54.36 H:4.79 N:3.17 実測値(%) C:54.18 H:4.83 N:3.34 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,
1600,1335,1125 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.2〜1.8(9H,多重線,−OCH2 CH2 ,CCH2
CH2 CH2 C) 3.2〜4.0(3H,多重線,SCH2 −,OCH2 ×2) 4.1〜4.7(3H,多重線,OCH2 CH3,
【式】) 5.1〜5.6(1H,多重線,【式】) 7.55(1H,二重線,C9−H) 7.98(1H,二重線,C6−H) 実施例 2 8−クロロ−7−フルオロ−1−ヒドロキシメ
チル−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸 a) 8−クロロ−7−フルオロ−1−(2−テ
トラヒドロピラニルオキシメチル)−5−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエス
テル2.20g(4.98m mol)を10mlのエタノール
に溶解し、水酸化ナトリウム252mg(6.3m
mol)と水20mlを加え1.5時間還流する。室温
まで放冷し、酢酸を加えて中和し、析出する結
晶を取乾燥し、8−クロロ−7−フルオロ−
1−(2−テトラヒドロピラニルオキシメチル)
−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チア
ゾロ[3,2−a]キノリン−4−カルボン酸
を2.00g得る。(収率97.1%) 融点 241〜246℃ 元素分析値(C18H17ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:52.24 H:4.14 N:3.38 実測値(%)C:53.02 H:4.49 N:3.14 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,
1595,1125 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.2〜1.8(6H,多重線,C−CH2 CH2 CH2 −
C) 3.2〜4.1(6H,多重線,S−CH2 ,O−CH2
×2) 4.35〜4.6(1H,多重線,【式】) 5.2〜5.7(1H,多重線,【式】) 7.6〜8.1(2H,多重線,C6−H,C9−H) 15.05(1H,一重線,COOH) b) トリフルオロ酢酸10mlを氷冷、撹拌し、こ
れに8−クロロ−7−フルオロ−1−(2−テ
トラヒドロピラニルオキシメチル)−5−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸1.47g
(3.55m mol)を少しずつ加え、30分間氷冷下
撹拌する。その後、氷水浴にてトリフルオロ酢
酸を減圧下留去し、水30mlを加え析出する結晶
を取し、乾燥し、8−クロロ−7−フルオロ
−1−ヒドロキシメチル−5−オキソ−1,2
−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸を1.16g得る。(収率
99.1%) 融点 314〜316℃ 元素分析値(C13H9ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:47.35 H:2.75 N:4.25 実測値(%)C:47.58 H:2.83 N:4.31 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3600〜
3200,1700,1595 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.1〜3.7(4H,多重線,S−CH2 −,O−
CH2−) 5.8〜6.3(1H,多重線,【式】) 7.8〜8.4(2H,多重線,C6−H,C9−H) 実施例 3 7−フルオロ−1−ヒドロキシメチル−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ
−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−ヒドロキシメ
チル−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チ
アゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸
0.98g(2.97m mol)とN−メチルピペラジン
1.50g(14.97m mol)とを20mlのピリジン中で
18時間加熱還流を行なう。減圧下ピリジンを留去
し、ジメチルホルムアミド5mlを加え加熱溶解
し、室温にて放冷し、析出する結晶を取し、ト
リフルオロ酢酸−水から再結晶して標記化合物
264mgを得る。(収率22.6%) 融点 264〜266℃ 元素分析値(C18H20FN3O4Sとして) 計算値(%)C:54.95 H:5.12 N:10.68 実測値(%)C:55.02 H:5.31 N:10.84 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3310,
1700,1630,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.15(3H,一重線,N,CH2 ) 3.3〜4.5(12H,多重線,【式】,S −CH2 ,OCH2 ) 5.9〜6.3(1H,多重線,【式】) 7.42(1H,二重線,C9−H) 8.12(1H,二重線,C6−H) 実施例 4 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−1,2−
ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロキシ
−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル6.02g(20m mol)と1,2−ジブロ
モ−3−ジメチルアミノプロパン7.2g(29.4m
mol)を炭酸カリウム9.30g(67.3m mol)の存
在下、100mlのジメチルホルムアミド中で15時間
室温にて撹拌する。減圧下、ジメチルホルムアミ
ドを留去し、残渣に水を加えクロロホルム抽出す
る。クロロホルム溶液を水乾、乾燥、濃縮し、エ
ーテルを加え不溶の結晶物を取し、8−クロロ
−1−ジメチルアミノメチル−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステルを6.84gを得る。(収率89.1%) 融点 165〜168℃ 元素分析値(C17H18ClFN2O3Sとして) 計算値(%)C:53.05 H:4.71 N:7.28 実測値(%)C:53.31 H:4.50 N:7.62 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1705,
1595,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.41(3H,三重線,OCH2 CH3 ) 2.36(6H,一重線,【式】) 3.45〜3.65(2H,多重線,SCH2 ) 4.35(2H,四重線,OCH2 CH3) 4.9〜5.3(1H,多重線,【式】) 7.29(1H,二重線,C9−H) 7.95(1H,二重線,C6−H) 実施例 5 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−1,2−
ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−ジメチルアミノメチル−7−
フルオロ−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸エチルエステル3.35g(8.7m mol)をエタ
ノール40mlに溶解し、水酸化ナトリウム965mg
(24.1m mol)と水6mlを加え40分間加熱還流を
行なう。減圧下、エタノールを留去し、酢酸を加
え中和し、析出する結晶を取、乾燥し、ジメチ
ルホルムアミドから再結晶し、1.81gの標記化合
物を得る。(収率58.3%) 融点 214〜216℃ 元素分析値(C15H14ClFN2O2Sとして) 計算値(%)C:50.49 H:3.96 N:7.85 実測値(%)C:50.63 H:3.78 N:7.61 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1705,
1595,1045,810 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.29(3H,一重線,N−CH3 ) 3.40(3H,一重線,N−CH3 ) 3.3〜4.6(4H,多重線,S−CH2 ,N−CH2 ) 6.1〜6.7(1H,多重線,【式】) 8.07(1H,二重線,C9−H) 8.26(1H,二重線,C6−H) 実施例 6 1−(N,N−ジメチルアミノメチル)−7−フ
ルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸1.0g(2.8m mol)とN−メチ
ルピペラジン3.20g(31.9m mol)とを15mlのピ
リジン中で15時間加熱還流を行なう。減圧下、ピ
リジンを留去し、ジメチルホルムアミド5mlを加
え加熱溶解し、室温にて放冷し、析出する結晶を
取し、ジメチルホルムアミドから再結晶を行な
い標記化合物384mgを得る。(収率32.6%) 融点 221〜223℃ 元素分析値(C20H25FN4O2Sとして) 計算値(%)C:57.13 H:5.99 N:13.32 実測値(%)C:57.02 H:6.13 N:13.63 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,
1625,1580,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.18(3H,一重線,N−CH3 ) 3.24(3H,一重線,【式】) 3.36(3H,一重線,【式】) 3.2〜4.5(12H,多重線、SCH2 ,
【式】NCH2 −) 6.3〜6.7(1H,多重線,【式】) 7.20(1H,二重線,C9−H) 8.13(1H,二重線,C6−H) 実施例 7 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル2.0g(6.6m mol)をジメチルホルムア
ミドに溶解し、無水炭酸カリウム1.8g(13.2m
mol),(1,2−ジブロモエチル)ベンゼン2.1
g(8.0m mol)を加え40℃4時間撹拌する。内
容物を減圧下に濃縮し、残留物に水を加えクロロ
ホルムにて抽出、水洗、乾燥、濃縮して得られる
結晶をクロロホルムエーテル混媒から再結晶して
標記化合物を得る。2.17g(81.3%) 融点 172℃ 元素分析値(C20H15ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:59.48 H:3.74 N:3.47 実測値(%)C:59.54 H:3.53 N:3.27 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1715,
1675,1636,1608,1480,1180 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.38(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 4.30(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.40〜5.30(3H,多重線,C1−H,C2−H) 7.20(1H,二重線,C9−H) 7.32(5H,一重線,フエニル基−H) 7.90(1H,二重線,C6−H) 実施例 8 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステル2.17g(5.4m mol)を水酸化ナトリウ
ム0.43g(10.7m mol)、エタノール30ml、水60
mlの混液中に懸濁し12時間加熱還流する。冷後、
酢酸酸性とし析出する結晶を取、水洗、風乾し
てメチルセロソルブより再結晶し標記化合物を得
る。1.18g(58.1%) 融点 237〜40℃(分解) 元素分析値(C18H11ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:57.53 H:2.95 N:3.72 実測値(%)C:57.72 H:2.64 N:3.56 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,1592,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 5.00〜5.70(3H,多重線,C1−H,C2−H) 7.37(5H,一重線、フエニル基−H) 7.95(1H,二重線,C9−H) 8.20(1H,二重線,C6−H) 実施例 9 8−クロロ−1−エトキシ−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル4.0g(13.3m mol)をジメチルホルム
アミド30mlに溶解し、炭酸カリウム3.66g(27m
mol)を加えてしばらく撹拌した後、2−ブロモ
−1,1−ジエトキシエタン3.94g(20m mol)
を加えて80℃で18時間加熱・撹拌する。反応終了
後、溶媒を減圧下に留去し、残留物に水を加えて
析出する結晶を酢酸エチルエステルで抽出する。
抽出液は、水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下に溶媒を留去して3.2g(57.5%)の7−
クロロ−2−(2,2−ジエトキシエチルチオ)−
6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−カ
ルボン酸エチルエステルを得る。 7−クロロ−2−(2,2−ジエトキシエチル
チオ)−6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン
−3−カルボン酸エチルエステル3.2g(7.6m
mol)を濃塩酸15mlに加え、90℃で加熱・撹拌す
る。エステル体を完全に溶解させた後、氷水を注
ぎ込み析出する結晶を取する。2.68(94.3%)
の8−クロロ−1−エトキシ−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステルを得る。 8−クロロ−1−エトキシ−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ−
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステル2.68g(7.2m mol)を80mlのエタノー
ルに熱時溶解し、2規定の水酸化ナトリウム水溶
液30mlを加える。10分間還流させた後、室温まで
冷却し、不溶物を去する。母液を酢酸にてPH=
7.0〜6.5に調整し、析出する結晶を取、水、エ
タノール、エーテルで洗浄後、風乾する。得られ
た粗結晶をジメチルホルムアミドから再結晶し、
標記化合物を得る。1.56g(62.4%) 融点 308.5(分解) 元素分析値(C14H11ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:48.92 H:3.23 N:4.05 実測値(%)C:48.89 H:3.20 N:4.00 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,1590,1470,810 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.31(3H,三重線、−OCH2 CH3 ) 3.50〜4.30(4H,多重線、−O−CH2 CH3,C2−
H) 6.98(1H,二重−二重線,C1−H) 8.00〜8.30(2H,多重線、フエニル基−H) 実施例 10 1−エトキシ−7−フルオロ−8−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−1,2
−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−エトキシ−7−フルオロ−5
−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸800mg
(2.32m mol)をピリジン20mlに懸濁し、N−メ
チルピペラジンを加えて還流する。13時間後、N
−メチルピペラジン4mlを追加し、さらに4時間
還流する。反応終了後、ピリジンを減圧下に留去
し、残留物に水を加え結晶物を取する。この結
晶物をアセトニトリルから再結晶して標記化合物
を得る。340mg(36%) 融点 266.5℃(分解) 元素分析値(C19H22FN2O4Sとして) 計算値(%)C:56.00 H:5.44 N:10.31 実測値(%)C:56.13 H:5.58 N:10.40 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,1630,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF2CO2D) 1.29(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.11(3H,一重線,NCH3) 3.35〜4.50(12H,多重線,【式】− OCH2 CH3,C2−H) 6.90〜7.25(1H,多重線,C1−H) 7.38((1H,巾広い二重線,C9−H) 8.14(1H,二重線,C6−H) 実施例 11 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−カルボン酸エチルエス
テル3.0g(10m mol)をジメチルホルムアミド
20mlに溶解し、炭酸カリウム2.7g、ブロムアセ
トアルデヒドジエチルアセタール2.9g(15m
mol)を加え80℃に12時間加熱撹拌する。内容物
を減圧下に濃縮し、残留物に水を加えて酢酸エチ
ルにて抽出、水洗、濃縮して結晶性残留物4.3g
を得る。このものに濃硫酸22.0gを加え、90℃で
20分間加熱撹拌し、内容物を氷水中に注入して析
出する結晶を取、水洗、風乾してジメチルホル
ムアミドから再結晶し標記化合物を得る。2.6g
(80.0%) 融点 257〜8℃(分解) 元素分析値(C14H9ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:51.46 H:2.78 N:4.29 実測値(%)C:51.55 H:2.57 N:3.95 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1660,1610,1478,1245,1205 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.66(3H,三重線,−CH2 CH3 ) 4.82(2H,四重線,−CH2 CH3) 8.04(1H,二重線,C2−H) 8.38(1H,二重線,C6−H) 8.62(1H,二重線,C9−H) 8.92(1H,二重線,C1−H) 実施例 12 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸エチルエステル1.94g(6m mol)を水酸化
ナトリウム0.5g(12m mol)、エタノール6ml、
水80mlの混液に懸濁し、2時間加熱還流する。冷
後酢酸酸性とし、析出する結晶を取、水洗、風
乾しジメチルホルムアミドから再結晶して標記化
合物を得る。1.3g(72.6%) 融点 310〜150℃(分解) 元素分析値(C12H5ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:48.42 H:1.69 N:4.71 実測値(%)C:48.44 H:1.48 N:4.40 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3125,1690,1595,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 8.05(1H,二重線,C2−H) 8.37(1H,二重線,C6−H) 8.63(1H,二重線,C9−H) 8.92(1H,二重線,C1−H) 実施例 13 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸10.0g(0.034mol)、無水ピペラジン29.0g
(0.34mol)、ピリジン250mlの混合物を55時間加
熱還流する。冷後析出する結晶を取し、ピリジ
ン洗浄、エーテル洗浄して得られる粗結晶を100
mlの水に懸濁し、酢酸酸性として溶解、活性炭で
処理して2N水酸化ナトリウム水溶液にてPH=7
とし、析出する結晶を取、水洗、乾燥してジメ
チルホルムアミドから再結晶し標記化合物を得
る。4.78g(40.5%)無色結晶 融点 288℃(分解) 元素分析値(C16H14FN3O3Sとして) 計算値(%)C:55.32 H:4.06 N:12.10 実測値(%)C:55.52 H:4.14 N:12.37 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1670,1630,1600,1490,1380,1260 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.50〜4.30(8H,多重線,【式】) 7.85(1H,二重線,C9−H),7.96(1H,二重
線,C2−H),8.25(1H,二重線,C6−H) 8.96(1H,二重線,C1−H) 実施例 14 7−フルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸700mg(2.35m mol)、N−メチルピペラジン
2.4g(23.5m mol)、ピリジン30mlの混合物を油
浴中12時間加熱還流する。内容物を減圧下に濃縮
し、残留物に水を加えて不溶物を取し、水洗、
風乾してジメチルホルムアミドから2回再結晶し
て標記化合物を得る。 360g(42.4%)融点 305〜8℃(分解) 元素分析値(C17H16FN3O3Sとして) 計算値(%)C:56.50 H:4.46 N:11.63 実測値(%)C:56.28 H:4.45 N:11.68 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1679,1627,1488,1263 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.18(3H,一重線,>NCH3 ),3.30−4.60(8H,
多重線、【式】),7.80(1H,二重 線、C9−H),7.96(1H,二重線,C2−H),
8.24(1H,二重線,C6−H),8.91(1H,二重
線,C1−H). 実施例 15 8−(4−アリル−1−ピペラジニル)−7−フ
ルオロ−5−オキソ−5H−−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸400mg(1.2mol)をジメチルホ
ルムアミド5mlに溶解し、炭酸カリウム190mg
(1.4m mol)、アリルブロマイド170mg(1.4m
mol)を加え、70℃で4時間加熱し内容物を減圧
濃縮してカラムクロマト(シリカゲル、クロロホ
ルム−メタノール10:1)により精製する。 無色結晶 220mg(68.8%) 融点 298℃(分
解) 元素分析値(C19H18FN3O3Sとして) 計算値(%)C:58.23 H:4.76 N:10.72 実測値(%)C:58.20 H:4.53 N:10.55 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1685,
1627,1490,1262,1135,1010 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.00〜4.60(10H,多重線,
【式】),5.6〜6.1(3H,多重 線,−CH=CH2),7.85(1H,二重線,C9−
H),7.98(1H,二重線,C2−H),8.30(1H,
二重線,C6−H),8.97(1H,二重線,C1−
H)。 実施例 16 8−(4−エチル−1−ピペラジニル)−7−フ
ルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸300mg(0.86m mol)をジメチ
ルホルムアミド5mlに溶解し、炭酸カリウム142
mg(1.03m mol)、ヨウ化エチル161mg(1.03m
mol)を加えて70℃で12時間加熱撹拌する。内容
物を減圧下に濃縮し残留物に水を加えて析出する
結晶を取、水洗風乾してジメチルホルムアミド
から再結晶し標記化合物を得る。 無色プリズム晶130mg(40.2%) 融点307〜10
℃(分解) 元素分析値(C18H18FN3O3Sとして) 計算値(%)C:57.59 H:4.83 N:11.19 実測値(%)C:57.59 H:4.83 N:10.92 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1680,
1630,1490,1262,1030 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.55(3H,三重線、−CH2 CH3 ),3.10〜4.60
(10H,多重線,【式】),7.82 (1H,二重線,C9−H),8.29(1H,二重線,
C2−H),8.12(1H,二重線,C6−H),8.92
(1H,二重線,C1−H)。 実施例 17 7−フルオロ−8−{4−(2−ヒドロキシエチ
ル)−1−ピペラジニル}−5−オキソ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸臭化水素酸塩 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸350mgをDMF50mlに懸濁しトリ
エチルアミン150mgを加え室温で30分間撹拌した
後これにエチレンブロモヒドリン175mgを加え80゜
で22時間加熱撹拌する。この間にエチレンブロモ
ヒドリン120mgずつを反応液に2回追加する。次
いで反応混合物を減圧下に約20mlに濃縮し析出し
てくる結晶を取しエタノールで洗い乾燥し無色
粉末として標記化合物250mgを得る。融点298〜
300℃(分解) 元素分析値C18H18FN3O4S・MBrとして 計算値(%)C:45.77 H:4.05 N:8.90 実測値(%)C:46.11 H:4.14 N:8.99 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3400,
2700,2600,2470,1690,1632,1495,1273,
1035,1000,940,805,795 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.20〜4.65(12H,多重線,【式】及 びヒドロキシエチルのメチレンプロトン),
7.90(1H,二重線,C9−H),7.97(1H,二重
線,C2−H),8.28(1H,二重線,C6−H),
9.00(1H,二重線,C1−H)。 実施例 18 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロキシ
−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル6.02g(20m mol)と1−クロロ−2
−オキソプロパン2.04g(22.0m mol)とを300
mlのエタノール中で24時間加熱還流する。減圧下
に20mlまで濃縮し、室温にて放冷し、析出する結
晶(*)を取、n−ヘキサンにて洗浄し、5.74gの
結晶物を得る。この結晶物を濃硫酸15mlと室温に
て1時間撹拌する。この反応液を氷水中に注ぎ込
み、析出する結晶を取、水洗、乾燥し、ジメチ
ルホルムアミドから再結晶し、8−クロロ−7−
フルオロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エ
チルエステルを4.86g得る。(収率71.7%) (*閉環体及び未閉環体の混合物であり後者を
単離せず。) 融点 291〜293℃(分解) 元素分析値(C15H11ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:52.03 H:3.26 N:4.12 実測値(%)C:52.47 H:3.47 N:4.57 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,
1670,1605,1310,800。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.66(3H,一重線,OCH2 CH3 ),3.23(3H,一
重線,C1−CH3 ),4.80(2H,四重線,OCH2
CH3),7.66(1H,一重線,CB−H),8.39
(1H,二重線,C6−H),8.93(1H,二重線,
C9−H)。 実施例 19 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル10.0g(29.4m
mol)をエタノール40mlに懸濁し、水酸化カリウ
ム3.88g(58.8m mol)と水380mlを加え、6時
間撹拌しながら還流を行なう。減圧下に300mlま
で濃縮し、酢酸を加えて中和し、一夜激しく撹拌
した後、析出する結晶を取、水洗、乾燥し、ジ
メチルホルムアミドから再結晶を行ない、標記化
合物8.08gを得る。(収率88.1%) 融点 317〜319(分解) 元素分析値(C13H7ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:50.09 H:2.26 N:4.49 実測値(%)C:50.32 H:2.37 N:4.37 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,
1590,1050,805,800。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.26(3H,一重線、C1−CH3 ),7.72(1H,一重
線,C2−H),8.46(1H,二重線,C6−H),
8.98(1H,二重線,C9−H)。 実施例 20 7,8−ジフルオロ−1−メチル−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 7,6−ジフルオロ−4−ハイドロキシ−2−
メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチルエス
テル2.85g(0.01モル)とクロロアセトン1.02g
(0.011モル)をエタノール30mlに溶解し、16時間
加熱還流する。冷後析出晶を取、エーテル洗浄
して粗結晶2.50gを得る。この結晶を氷冷下濃硫
酸15gに加えて1時間撹拌、次いで室温にて30分
間撹拌する。反応液を氷水に注ぎ、析出晶を
取、水洗、エタノール洗浄して風乾。7,8−ジ
フルオロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸
2.11gを得、DMF−エタノールから再結晶する。 mp 270〜80℃(分解) 元素分析値(C18H7FNO3Sとして) 計算値(%)C:52.88 H:2.39 N:4.74 実測値(%)C:53.05 H:2.40 N:4.61 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,
1610,1595,1550。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.25(3H,一重線,C1−H),7.68(1H,一重
線、C2−H),8.82(1H,三重線,C9−H),
8.71(1H,二重−二重線,C6−H)。 実施例 21 7−フルオロ−1−メチル−5−オキソ−8−
(1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 a) 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−
5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸1.50g(4.81m mol)
を無水ピペラジン4.14g(48.1m mol)とピリ
ジン28ml中で20時間加熱還流を行なう。反応
後、室温にて放冷し、析出する結晶を取し、
酢酸水溶液で洗浄後、10%カセイソーダ水溶液
に溶解し、次いで酢酸水溶液でPH=7.2とし析
出晶を取、水洗、乾燥し、ジメチルホルムア
ミドから再結晶して標記化合物を220mg得る。
(収率12.7%) 融点 284〜6℃(分解) 元素分析値(C17H16FN3O3S・1/2H2Oとして) 計算値(%)C:55.13 H:4.63 N:11.34 実測値(%)C:55.63 H:4.61 N:11.34 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3200〜
3600,1700,1635,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.25(3H,一重線,C1−CH3 ),3.2〜4.4
(8H,多重線,【式】),7.71 (1H,一重線,C2−H),8.1〜8.6(2H,多重
線,C6−H,C9−H) b) 7,8−ジフルオロ−1−メチル−5−オ
キソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸295mg(1ミルモル)と無ピ
ペラジン344mg(4ミリモル)にピリジン2ml
を加えて100℃の油浴上で2時間加熱撹拌する。
冷後析出晶を取し、エタノールで洗浄して粗
結晶322mgを得、DMF−エタノールから再結晶
して標記化合物を264mg得る(73%)。 mp284−6゜(分解)、a)法で得たものと赤外線
吸収スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトルに
て同定する。 実施例 22 7−フルオロ−1−メチル−8−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−メチル−7−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 a) 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−
5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸5.0g(16.0m mol)
をN−メチルピペラジン8.0g(80m mol)と
ピリジン150ml中で24時間加熱還流し、更に、
N−メチルピペラジン8.0g(80m mol)を加
え30時間加熱還流を行なう。減圧下、ピリジン
を留去し、酢酸エチルを加えて結晶物を取
し、この結晶物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーにかけ、クロロホルム−メタノール
(10:1)で最初に溶出せる標記の8−クロロ
−1−メチル−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸を1.83g得
る。(収率26.1%) 融点 291〜293℃(分解) 元素分析値(C18H18ClN3O3Sとして) 計算値(%)C:55.17 H:4.63 N:10.72 実測値(%)C:55.11 H:4.70 N:10.63 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,
1590,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.22(6H,巾広い一重線,C1−CH3 ,N−
CH3), 3.3〜4.2(8H,多重線,【式】), 7.68(1H,一重線,C2−H),8.29(1H,一重
線,C6−H), 8.96(1H,一重線,C9−H), 次いで溶出せる7−フルオロ−1−メチル−
8−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オ
キソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸を2.06g得る。(収率34.2%) 融点 288〜290℃(分解) 元素分析値(C18H18FN3O3Sとして) 計算値(%)C:57.59 H:4.83 N:11.19 実測値(%)C:57.42 H:4.98 N:11.03 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,
1630,800 核磁気共鳴スペクトルδ(CF2CO2D) 3.22(3H,一重線,−NCH3),3.27(3H,一
重線,C1−CH3), 3.3〜4.4(8H,多重線,【式】), 7.70(1H,一重線,C2−H),8.33(1H,二重
線,C9−H),8.45(1H,二重線,C6−H))。 b) 7,6−ジフルオロ−1−メチル−5−オ
キソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸295mg(1ミリモル)とN−
メチルピペラジン400mg(4ミリモル)にピリ
ジン2mlを加えて100℃の油浴上で2時間加熱
撹拌する。冷後析出晶を取してエタノールで
洗浄して粗結晶364mgを得、ジメチルホルムア
ミド−エタノールから再結晶して標記化合物7
−フルオロ−1−メチル8−(4−メチル−1
−ピペラジニル)−5−オキソ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸を284
mg得る(76%)。 mp285〜7℃(分解)。 この物は前記a)法で得た化合物と赤外線吸
収スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトルによ
り同定した。 実施例 23 8−(4−アリル−1−ピペラジニル)−7−フ
ルオロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−(4−アリル−1−ピペラジニル)−8−
クロロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸1.0g(3.2m mol),N−アリ
ルピペラジン2.0g(16m mol)、ピリジン50mlの
混合物を72時間加熱還流、内容物を濃縮し残留物
に水を加えて不溶物を取、水洗、風乾、取し
た結晶をカラムクロマトグラフイー(シリカゲ
ル、メタノール−クロロホルム1:20)により精
製する。先に溶出する分画部から7−(4−アリ
ル−1−ピペラジニル)−8−クロロ−1−メチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸を得る。無色結晶480
mg(35.8%)。 融点 267〜268℃(分解) 元素分析値 計算値(%)C:57.48 H:4.82 N:10.05 実測値(%)C:57.02 H:4.68 N: 9.79 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,
1575,1470,1010,810 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.00〜4.30(13H,多重線,
【式】−CH3),5.6〜6.1(3H, 多重線,−CH=CH2),7.70(1H,一重線,C2
−H),8.30(1H,一重線,C6−H),8.95(1H,
一重線,C9−H)。 次いで溶出する分画部から8−(4−アリル−
1−ピペラジニル)−7−フルオロ−1−メチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸を得る。無色結晶510mg
(39.8%)。 融点 225〜6℃(分解) 元素分析値 計算値(%)C:57.26 H:5.29 N:10.02 実測値(%)C:57.17 H:5.43 N: 9.74 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1680,
1630,1490,1270。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.23(3H,一重線,−CH3),3.30〜4.50(10H,
多重線,【式】),5.6〜6.0 (3H,多重線,−CH=CH2),7.61(1H,一重
線,C2−H),8.21(1H,二重線,C9−H),
8.31(1H,二重線,C6−H)。 実施例 24 7−フルオロ−1−メチル−5−オキソ−8−
チオモルホリノ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 7,8−ジフルオロ−1−メチル−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸295mg(1ミリモル)とチオモルホリ
ン412mg(4ミリモル)をピリジン2mlに加え80
℃の油浴上で5時間加熱撹拌する。冷後析出晶を
取し、エタノール洗浄して粗結晶をジメチルホ
ルムアミドから再結晶し、7−フルオロ−1−メ
チル−5−オキソ−8−チオモルホリノ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸272mgを得る。mp318〜320℃(分解) 元素分析値(C17H15FN2O2Sとして) 計算値(%)C:53.95 H:4.00 N:7.40 実測値(%)C:53.63 H:4.04 N:7.19 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1695,
1630,1575,1490,1450,1260,965,805,
795。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.25(3H,一重線,C1−CH5),3.00〜3.50
(4H,多重線,チオモルホリノ基のC2′−H2,
C6′−H2),4.00〜4.50(4H,多重線,チオモル
ホリノ基のC2′−H2,C5′−H2),7.70(1H,一
重線,C2−H),8.57(1H,二重線,C6−H),
9.00(1H,二重線,C9−H)。 実施例 25 8−エトキシ−7−フルオロ−1−メチル−5
−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸 7,8−ジフルオロ−1−メチル−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸295mg(1ミリモル)をエタノールに
サスペンドし、室温撹拌下にナトリウムエトキサ
イド溶液(無水エタノール5mlと金属ナトリウム
57mgより調製する)を滴下する。室温下で1時間
撹拌後加熱還流を2時間行う。エタノールを留去
し、残渣を水に溶解して酢酸で酸性とし、析出晶
を取、水洗して粗結晶290mgを得、ジメチルホ
ルムアミドから再結晶して8−エトキシ−7−フ
ルオロ−1−メチル−5−オキソ−5H−チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸230
mg得る。mp273〜5℃(分解) 元素分析値(C15H12FNO4Sとして) 計算値(%)C:56.07 H:3.76 N:4.36 実測値(%)C:56.51 H:3.70 N:4.44 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3400〜
2400,1690,1630,1590,1480,1365,1275,
1250,1050,1030,935,810。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.68(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),3.29(3H,一
重線,C1−CH3),4.47(2H,四重線,−OCH2
CH3),7.67(1H,一重線,C2−H),8.35(1H,
二重線,C9−H),8.37(1H,二重線,C6−
H)。 実施例 26 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロ
キシ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル3.0g(10m mol)にブロモ
メチルエチルケトン1.7g(11.5m mol)とエ
タノール100mlを加え、1時間還流する。減圧
下エタノールを留去、残留物をエタノールから
再結晶し7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイ
ドロキシ−2−(2−オキソ−1−ブタンチオ)
キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを
3.2g得る。(収率86%) 融点 239〜242℃(分解) 元素分析値(C16H15ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:51.69 H:4.07 N:3.77 実測値(%)C:51.52 H:4.41 N:3.56 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,
1595,1480,1045。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.15(3H,三重線,CH2 CH3 ),1.40(3H,三
重線,CH2 CH3 ),2.20−2.80(2H,多重線,
−SCH2 ),3.15〜4.36(4H,多重線,−CH2
CH3×2),8.23(1H,二重線,C5−H),
9.05(1H,二重線,C8−H)。 b) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロ
キシ−2−(2−オキソ−1−ブチルチオ)−キ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステル1.84g
(4.95m mol)に硫酸7.0gを加え70℃で15分間
加熱撹拌する。氷冷後、氷20gを加え10分間撹
拌、析出結晶を取、水洗、乾燥後、エタノー
ルから再結晶し8−クロロ−エチル−7−フル
オロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステル
を1.5g得る。(収率86%) 融点 260〜262℃(分解) 元素分析値(C16H13ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:54.32 H:3.70 N:3.96 実測値(%)C:54.52 H:3.95 N:3.65 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,
1585,1503,1470。 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.70(3H,三重線,CH2 CH3 ),1.72(3H,三
重線,−CH2CH3),3.64(2H,四重線,CH2
CH2),4.82(2H,四重線,−CH2 CH3),7.75
(1H,一重線,C2−H),8.42(1H,二重線,
C6−H),8.94(1H,二重線,C9−H)。 実施例 27 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル1.5g(4.24m
mol)に水酸化カリウム1.2g、水100mlとエタノ
ール100mlを加え1時間還流する。減圧下にエタ
ノールを留去、残留物に酢酸を加えて酸性にす
る。析出結晶を取、水洗、乾燥しジメチルホル
ムアミドから再結晶し8−クロロ−1−エチル−
7−フルオロ−5−オキソ−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸を1.25g得る。
(収率91%) 融点 274〜5℃(分解) 元素分析値(C14H19ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:51.62 H:5.88 N:4.30 実測値(%)C:51.59 H:6.21 N:4.51 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2700〜2000,1690,1584,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.71(3H,三重線,−CH2 CH3 ) 3.62(2H,四重線,−CH2 CH3) 7.76(1H,一重線,C2−H) 8.43(1H,二重線,C6−H) 8.94(1H,二重線,C9−H) 実施例 28 1−エチル−7−フルオロ−5−オキソ−8−
(1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸1.0g(3.1m mol)を無水ピペ
ラジン2.7g(31.0m mol)とピリジン50ml中で
52時間加熱還流を行なう。反応後、室温にて放冷
し析出する結晶を取し、エーテル洗浄後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフイーにより精製して
ジメチルホルムアミドから再結晶し標記化合物
140mgを得る。(収率12%) 融点 247〜251℃ 元素分析値(C18H18FN3O3Sとして) 計算値(%)C:57.59 H:4.83 N:11.19 実測値(%)C:57.42 H:4.99 N:11.08 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2700〜2000,1670,1630,1590,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.68(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.00〜4.47(11H,三重線,−OCH2 CH3,
【式】) 7.71(1H,一重線,C2−H) 8.18(1H,二重線,C9−H) 8.37(1H,二重線,C6−H) 実施例 29 1−エチル−7−フルオロ−8−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸1.0g(3.07m mol)にN−メ
チルピペラジン3.1g(30.70m mol)とピリジン
100mlを加え42時間還流する。減圧下にピリジン
を留去し残留物をエーテル洗浄後、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーによつて精製、ジメチル
ホルムアミドから再結晶し標記化合物337mgを得
る。(収率28%) 融点 252〜255℃(分解) 元素分析値(C19H20FN3O3Sとして) 計算値(%)C:58.60 H:5.18 N:10.79 実測値(%)C:58.43 H:5.20 N:10.52 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1710,1630,1590,1530,1485 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.68(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.32(3H,一重線,NCH3) 3.00〜4.47(11H,多重線,−OCH2CH3,
【式】) 7.71(1H,一重線,C2−H) 8.18(1H,二重線,C9−H) 8.37(1H,二重線,C6−H) 実施例 30 8−クロロ−1−エトキシカルボニルメチル−
7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロ
キシ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル3.0g(10m mol)にナトリ
ウム0.25g(10.87m mol)エタノール100mlの
溶液を加え室温で約20分間撹拌後、エチル4−
クロロアセトアセテート1.96g(19.91m mol)
を加え室温で12時間撹拌する。減圧下エタノー
ルを留去し残留物に水100mlを加え結晶を取、
結晶をエタノールから再結晶し、7−クロロ−
2−(3−エトキシカルボニル−2−オキソプ
ロピルチオ)−6−フルオロ−4−ハイドロキ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステルを3.85
g得る。(収率86%) 融点 167〜170℃ 元素分析値(C18H17ClFNO6Sとして) 計算値(%)C:50.30 H:3.99 N:3.26 実測値(%)C:50.51 H:4.15 N:3.42 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3170,1735,1670,1596,1465 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.15(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.39(3H,三重線,−OCH2,CH3 ) 3.24(2H,一重線,【式】) 4.35(2H,一重線,【式】) 4.39(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.84(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.21(1H,二重線,C5−H) 9.20(1H,二重線,C8−H) b) 7−クロロ−2−(3−エトキシカルボニ
ル−2−オキソプロピルチオ)−6−フルオロ
−4−ハイドロキシキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル2.0g(4.65m mol)に硫酸10
gを加え70℃で約20分間加熱撹拌する。室温ま
で冷却後、氷20gを加えて析出結晶を取、水
洗、乾燥後、エタノールから再結晶し8−クロ
ロ−1−(エトキシカルボニルメチル)−7−フ
ルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2
−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステ
ルを1.66gを得る。(収率86%) 融点 214〜218℃(分解) 元素分析値(C18H15ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:52.50 H:3.67 N:3.40 実測値(%)C:52.59 H:3.91 N:3.62 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1730,1661,1630,1608,1460 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.45(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.74(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 4.42(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.35(2H,一重線,−CH2 CO2−) 4.90(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.00(1H,一重線,C2−H) 8.56(1H,二重線,C9−H) 8.57(1H,二重線,C6−H) 実施例 31 1−カルボキシメチル−8−クロロ−7−フル
オロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(エトキシカルボニルメチル)
7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステ
ル1.5g(3.64m mol)に水酸化カリウム1.0g
(18.21m mol)、水10mlとエタノール100mlを加え
4時間還流する。減圧下エタノールを留去、残留
物に水20mlを加え溶解し氷冷撹拌下酢酸で酸性に
する。析出結晶を取、水洗、乾燥後、ジメチル
ホルムアミドから再結晶し8−クロロ−1−(カ
ルボキシメチル)−7−フルオロ−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カ
ルボン酸を1.21g得る。(収率94%) 融点 236〜238℃(分解) 元素分析値(C14H17ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:47.27 H:4.82 N:3.94 実測値(%)C:47.41 H:4.91 N:4.01 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1715,1685,1615,1590,1480 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 4.85(2H,一重線,−CH2 CO2H) 8.05(1H,一重線,C2−H) 8.36(1H,一重線,C9−H) 8.68(1H,一重線,C6−H) 実施例 32 1−カルボキシメチル−7−フルオロ−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 8−クロロ−1−(カルボキシメチル)−7−フ
ルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸1.0g(2.81m
mol)にN−メチルピペラジン2.8g(28.10m
mol)とピリジン40mlを加え48時間加熱還流す
る。減圧下ピリジンを留去、残留物にエーテルを
加え、洗浄、そして少量のエタノールで洗浄後、
乾燥。シリカゲルカラムクロマトグラフイーによ
つて精製、ジメチルホルムアミドから再結晶し標
記化合物420mgを得る。(収率36%) 融点 286〜288℃(分解) 元素分析値(C19H18FN3O5Sとして) 計算値(%)C:54.41 H:4.33 N:10.02 実測値(%)C:54.72 H:4.18 N:10.16 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2700〜2000,1690,1630,1490,1450 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.24(3H,一重線,NCH3 ) 3.30(2H,一重線,CH2 CO2H) 3.45〜4.40(8H,多重線,【式】) 7.65(1H,一重線,C2−H), 8.25(1H,二重線,C9−H) 8.36(1H,二重線,C6−H) 実施例 33 8−クロロ−1−(2−エトキシカルボニルエ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸
エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロ
キシ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル5g(16.6m mol)にナトリ
ウム0.38g(16.6m mol)エタノール200mlの
溶液を加え室温で約20分間撹拌後、エチル8−
クロロ−γ−オキソバレレート3.3g(18.2m
mol)を加え室温で4時間撹拌する。減圧下エ
タノールを留去し残留物に水を加え結晶を
取、水洗、乾燥後、エタノールから再結晶し7
−クロロ−2−(4−エトキシカルボニル−2
−オキソ−1−ブチルチオ)−6−フルオロ−
4−ハイドロキシキノリン−3−カルボン酸エ
チルエステルを6.6g得る。(収率90%) 融点 144.4℃ 元素分析値(C19H19ClFNO6Sとして) 計算値(%)C:51.41 H:4.32 N:3.16 実測値(%)C:51.62 H:4.39 N:3.29 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3240,1742,1676,1591,1570,1485 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.45(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.64(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 2.50〜3.36(4H,幅広い一重線,−CH2 CH2
−) 3.95(2H,一重線,−SCH2 CO−) 4.37(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.75(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.22(1H,二重線,C8−H) 9.16(1H,二重線,C5−H) b) 7−クロロ−2−(エトキシカルボニル−
2−オキシ−1−ブチルチオ)−6−フルオロ
−4−ハイドロキシキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル6.0g(13.52m mol)に硫酸30
gを加え室温で約30分間撹拌後、70℃で約20分
間加熱撹拌する。氷冷後、氷100gを加え析出
結晶を取、水洗、乾燥後、エタノールから再
結晶し8−クロロ−1−(2−エトキシカルボ
ニルエチル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸エチルエステルを5.30g得る。(収率92
%) 融点 200.0℃ 元素分析値(C19H17ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:53.59 H:4.02 N:3.29 実測値(%)C:53.51 H:4.40 N:3.49 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1730,1660,1635,1612,1460 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.42(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.70(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.21(2H,三重線,−CH2 CH2) 4.04(2H,三重線,−CH2 CH2 ) 4.39(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.84(2H,四重線,−OCH2 CH3) 7.82(1H,一重線,C2−H) 8.48(1H,二重線,C6−H) 8.86(1H,二重線,C9−H) 実施例 34 1−(2−カルボキシエチル)−8−クロロ−7
−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(2−エトキシカルボニルエ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステル4.2g(9.86m mol)に水酸化カリウ
ム3.9g(69.02m mol)、水100mlとエタノール
100mlを加え4時間加熱還流する。減圧下エタノ
ールを留去、残留物に酢酸を加え酸性にする。析
出結晶を取、水洗、乾燥後、ジメチルホルムア
ミドから再結晶し1−(2−カルボキシエチル)−
8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸を3.29g得る。(収率90%) 融点 298〜301℃(分解) 元素分析値(C15H19ClFNO5Sとして) 計算値(%)C:48.73 H:5.18 N:3.79 実測値(%)C:48.91 H:5.24 N:3.81 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2700〜2000,1730,1680,1530,1440 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.20(2H,三重線,−CH2 CH2−) 3.95(2H,三重線,−CH2 CH2 −) 7.84(1H,一重線,C2−H) 8.50(1H,二重線,C6−H) 8.86(1H,二重線,C9−H) 実施例 35 1−(2−カルボキシエチル)−7−フルオロ−
8−(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オ
キソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸 1−(2−カルボキシエチル)−8−クロロ−7
−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸1g
(2.705m mol)にN−メチルピペラジン2.7g
(27.05m mol)とピリジン70mlを加え68時間加熱
還流する。減圧下ピリジンを留去、残留物にエー
テルを加えて洗浄後、シリカゲルカラムクロマト
で精製、ジメチルホルムアミドから再結晶し標記
化合物175mgを得る。(収率15%) 融点 286℃(分解) 元素分析値(C20H20FN2O5Sとして) 計算値(%)C:55.42 H:4.65 N:9.69 実測値(%)C:55.16 H:4.85 N:9.42 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,1630,1584,1482,1456 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.20(3H,一重線,NCH3 ) 3.02〜4.50(12H,多重線,CH2CH2,
【式】) 7.84(1H,一重線,C2−H) 8.50(1H,二重線,C6−H) 8.86(1H,二重線,C9−H) 実施例 36 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロキシ
−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル10.0g(33m mol)、ジクロロアセト
ン5.04g(40m mol)をエタノール100ml中100℃
で15時間加熱撹拌する。冷後結晶を取し11.40
gの無色結晶を得る。この結晶を冷却下に50gの
濃硫酸に溶解、2時間撹拌して内容物を氷水中に
注入し、析出する結晶を取、水洗、風乾してジ
メチルホルムアミドから再結晶し標記化合物を得
る。9.01g(73.2%) 融点 256℃(分解) 元素分析値(C15H10FCl2NO3Sとして) 計算値(%)C:48.18 H:2.69 N:3.74 実測値(%)C:48.16 H:2.70 N:3.58 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 3075,1657,1610,1510,1460,1040 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.66(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 4.83(2H,四重線,−OCH2 CH3) 5.31(2H,一重線,−CH2 Cl) 8.14(1H,一重線,C2−H) 8.45(1H,三重線,C6−H) 9.02(1H,二重線,C9−H) 実施例 37 8−クロロ−7−フルオロ−1−(4−メチル
−1−ピペラジニルメチル)−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸エチルエステル 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル2.0g
(5.3m mol)をジメチルホルムアミド20mlに溶解
し、炭酸カリウム0.88g(6.4m mol),N−メチ
ルピペラジン0.64g(6.4m mol)を加え、80℃
で1時間加熱撹拌し、内容物を減圧下に濃縮し、
残留物に水を加えて析出する結晶を取し、水
洗、風乾してジメチルホルムアミドから再結晶し
標記化合物を得る。1.72g(74.8%) 融点 265〜7℃(分解) 元素分析値(C20H21FClN3O2Sとして) 計算値(%)C:54.85 H:4.83 N:9.60 実測値(%)C:54.65 H:4.88 N:9.39 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 2800,1660,1635,1602,1500,1460 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.68(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.12(3H,一重線,NCH2 ) 2.80〜4.20(8H,多重線,【式】) 4.65(2H,一重線,−CH2 N) 4.82(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.21(1H,一重線,C2−H) 8.40(1H,二重線,C6−H) 9.38(1H,二重線,C9−H) 実施例 38 8−クロロ−7−フルオロ−1−(4−メチル
−1−ピペラジニル)メチル−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−(4−メチル
1−ピペラジニル)メチル−5−オキソ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸エチルエステル0.72g(1.6m mol)を
KOH0.18g(3.2m mol)エタノール1ml・水5
ml中で1時間加熱還流し、次いで酢酸酸性とし析
出する結晶を取し、ジメチルホルムアミドから
再結晶して標記化合物を得る。0.45g(68.2%) 融点 303℃(分解) 元素分析値(C18H17FClN3O2S・3H2Oとして) 計算値(%)C:46.60 H:5.00 N:9.06 実測値(%)C:46.57 H:4.61 N:9.39 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1700,1590,1515,1480 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.10(3H,一重線,NCH3 ) 3.50〜4.30(8H,多重線,【式】) 5.15(2H,一重線,−CH2 N) 8.40(1H,二重線,C9−H) 8.47(1H,一重線,C2−H) 8.95(1H,二重線,C6−H) 実施例 39 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸
エチルエステル 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル1.38g
(3.7m mol)とジメチルアミン塩酸塩710mg
(8.7m mol)と炭酸ナトリウム1.84g(17.4m
mol)をエタノール100mlに懸濁して加熱還流す
る。20時間後、反応液を室温まで冷却し、減圧下
に濃縮する。残留物に水を加えて不溶物を取
し、エタノールで洗浄する。ジメチルホルムアミ
ドから再結晶して標記化合物を1.35g(66.8%)
得る。 融点 276℃ 赤外線吸収スペクトル(νKBr MAXcm-1) 1655,1625,1605,1500,1460 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.70(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 3.29(6H,一重線,【式】) 4.88(2H,四重線,−OCH2 CH3) 5.52(2H,一重線,−CH2N) 8.30〜8.70(3H,多重線,C2−H,C6−H,C9
−H) 実施例 40 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾ
ロ〔3,2−a〕−キノリン−4−カルボン酸エ
チルエステル1.35g(3.52m mol)を50%含水エ
タノール100mlに懸濁し、2規定水酸化ナトリウ
ム水溶液を10ml加えて加熱還流する。1時間後、
反応液を室温まで冷却し、減圧下にエタノールを
留去する。濃縮残液に冷却下酢酸を加えてPH=
7.0に調整し、しばらく撹拌する。析出する結晶
を取し、水洗後、乾燥して標記化合物1.08g
(86.4%)を得る。 融点:271.5〜2℃(分解) 赤外吸収スペクトル(νKBr MAXcm-1) 1690,1645,1610,1500,1475 核磁気共鳴スペクトル(CF3CO2D,δ) 3.30(6H,一重線,【式】) 5.52(2H,巾広い一重線,−CH2N<) 8.25〜8.70(3H,多重線,C2−H,C6−H,C9
−H) 元素分析値(C15H12ClFN2O3S1 1/2・H2O) 理論値(%)C:47.19 H:3.96 N:7.34 実測値(%)C:47.34 H:3.46 N:7.01 実施例 41 1−ジメチルアミノメチル−7−フロロ−5−
オキソ−8−(1−ピペラジニル)−5H−チア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロル−1−ジメチルアミノメチル−7−
フロロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸900g(2.54m
mol)と無水ピペラジン2.2g(25.4m mol)をピ
リジン20mlに懸濁し、加熱還流する。 17時間後、反応液を室温まで冷却し、減圧下ピ
リジンを留去する。得られた残留物にエタノール
を加え不溶物を取しエタノール・エーテルで洗
浄して乾燥する。得られた結晶をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイにより精製し標記化合物を得
る。 収量:75mg(7.3%) 融点:284℃(分解) 赤外線吸収スペクトル(νKBr MAXcm-1) 1680,1630,1495,800 核磁気共鳴スペクトル(CF3CO2D)δ 3.11(6H,一重線,NCH3×2),3.40〜4.40
(8H,多重線【式】)5.45(2H,巾 広い一重線CH2N),7.55(1H,二重線C9−
H)8.32(1H,二重線,C6−H),8.46(1H,一
重線,C1−H) 元素分析値(C19H21FN4O3S 理論値(%)C:56.42 H:5.23 N:13.87 実測値(%)C:56.53 H:5.28 N:13.80 実施例 42 1−(N,N−ジメチルアミノメチル)−7−フ
ルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−(N,N−ジメチルアミノメ
チル)−7−フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸920
mg(2.6m mol)とN−メチルピペラジン2.6g
(26m mol)をピリジン20mlに加え加熱還流す
る。65時間後、反応液を室温まで放冷し、減圧下
にピリジンを留去する。残留物にエタノールを加
えて不溶物を取し、エーテルで洗浄する。この
結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付
し精製して標記化合物を250mg(23%)得る。 融点;241〜2℃(分解) 赤外線吸収スペクトル(KBr,cm-1) 1690,1630,1580,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.24(9H,巾広い一重線,【式】> NCH3) 3.00〜4.50(8H,多重線,【式】) 5.51(2H,巾広い一重線−CH2N<) 8.20〜8.70(3H,多重線,C2−H,C6−H,C9
−H) 元素分析値(C20H23FN4O3S・1/2H2O) 理論値(%)C:56.26 H:5.66 N:13.11 実測値(%)C:56.32 H:5.41 N:12.87 実施例 43 8−クロロ−7−フルオロ−1−メトキシメチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸メチルエステル 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル1.5g
(4.0m mol)を無水メタノールに懸濁させ、これ
にナトリウムメトキサイド溶液(金属ナトリウム
2.1g/無水メタノール50ml)を加えて20分間加
熱還流する。冷後,反応液に水を加えて析出する
結晶を取し、水洗、乾燥して標記化合物を630
mg(44.4%)得る。融点239−40℃ 元素分析値(C15H11ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:50.64 H:3.12 N:3.94 実測値(%)C:50.51 H:3.08 N:3.80 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1665,1630,1610,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.79(3H,一重線,−OCH3 ), 4.32(3H,一重線,【式】) 5.11(2H,一重線,−CH2 −), 8.15(1H,一重線,C2−H), 8.44(1H,二重線,C6−H), 9.12(1H,二重線,C9−H) 実施例 44 8−クロロ−7−フルオロ−1−メトキシメチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−メトキシメチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸メチルエステル1.8g
(3.0m mol)を50%含水アルコール100mlに懸濁
し、2規定水酸化ナトリウム水溶液を10ml加えて
20分間加熱還流する。反応終了後、減圧下にエタ
ノールを留去し、残留物を酢酸でPH=7.0に中和
する。しばらく撹拌後、析出する結晶を取し、
テトラヒドロフラン,エーテルで洗浄、風乾して
標記化合物を得る。945mg(92.1%)融点298℃
(分解) 元素分析値(C14H9ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:49.20 H:2.65 N:4.10 実測値(%)C:49.11 H:2.60 N:4.00 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,1590,1480, 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.80(3H,一重線,OCH3 ), 5.12(2H,一重線,−CH2 O−) 8.15(1H,一重線,C2−H), 8.25〜8.7(1H,多重線,C6−H) 8.75〜9.30(1H,多重線,C9−H) 実施例 45 7−フルオロ−1−メトキシメチル−8−(4
−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−メトキシメチ
ル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸878mg(2.66m mol)
とN−メチルピペラジン2.7g(26.6m mol)を
ピリジン20mlに懸濁し、加熱還流する。55時間
後、反応液を減圧下に留去し、得られる残留物に
エタノールを加えて不溶物を取する。この結晶
をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し精
製、含水ジメチルホルムアミドから再結晶して標
記化合物を220mg(20.4%)得る。融点:243〜
244℃(分解) 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,1630,1580,1490 核磁気共鳴スペクトル(CF3CO2,δ) 3.21(3H,一重線,N−CH3), 3.69(3H,一重線,−OCH3) 3.35〜4.50(8H,多重線,ピペラジンのH) 5.12(2H,一重線,−CH2OCH3), 8.05(1H,一重線,C2−H) 8.25(1H,二重線,C9−H) 8.80(1H,一重線,C6−H) 元素分析値(C19H20FN3O4S・H2Oとして) 理論値(%)C=53.89 H=5.2 N=9.92 実測値(%)C=54.23 H=4.8 N=9.69 実施例 46 8−クロロ−7−フルオロ−1−ヒドロキシメ
チル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−
a〕キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−1−クロロメチル−7−フルオロ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル3.0g
(0.8m mol)をジメチルホルムアミド20mlに溶解
し、酢酸ナトリウム0.72g(0.88m mol)を加え
150℃で12時間加熱撹拌する。内容物を減圧下に
濃縮して水を加え水に不溶の結晶を取する。水
酸化ナトリウム1.28g、水80ml、エタノール20ml
の混液に先の結晶を懸濁し140℃で2時間加熱撹
拌する。次いで酢酸にて酸性とし析出する結晶を
を取し、水洗風乾ししてジメチルホルムアミド
から再結晶し標記化合物を得る。無色結晶 1.47
g(56.1%) 融点 298〜9℃(分解) 元素分析値(C13H7ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:47.65 H:2.15 N:4.27 実測値(%)C:47.83 H:2.09 N:4.00 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1665,1580,1480 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 5.50(2H,一重線,−CH2 OH), 8.15(1H,一重線,C2−H), 8.42(1H,二重線,C6−H)、 9.15(1H,二重線,C9−H) 実施例 47 7−フルオロ−1−ヒドロキシメチル−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1−ヒドロキシメ
チル−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸1.49g(4.55m mol),
N−メチルピペラジン4.6g(45.5m mol)、ピリ
ジン50mlの混合物を150℃で72時間加熱還流する。
冷後析出する結晶を取しジメチルホルムアミド
から再結晶して標記化合物を得る。無色結晶
700mg(39.3%) 融点 302−3℃(分解) 元素分析値(C18H18FN3O4として) 計算値(%)C:55.23 H:4.65 N:10.74 実測値(%)C:55.15 H:4.52 N:10.30 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1670,
1625,1580,1490,1380,1275 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.15(3H,一重線,>NCH3), 3.00〜4.50(8H,多重線,【式】), 5.31(2H,一重線,−CH2 OH), 7.97(1H,一重線,C2−H), 8.25(1H,二重線,C6−H), 8.69(1H,二重線,C9−H) 実施例 48 1−アセトキシメチル−7−フルオロ−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 7−フルオロ−1−ヒドロキシメチル−8−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カ
ルボン酸270mg(0.69m mol)をピリジン30mlに
溶解し、無水酢酸300mg(2.9m mol)を加え、90
℃に3時間加熱撹拌する。不溶物を去し濃縮し
て結晶性残留物をクロロホルム−エーテルから再
結晶して標記化合物を得る。 無色結晶220mg(73.6%)融点237−8℃(分解) 元素分析値(C20H20FN3O5S・H2Oとして) 計算値(%)C:53.21 H:4.91 N:9.31 実測値(%)C:53.50 H:4.54 N:8.86 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1750,1690,1630,1485,1180,1270,1208 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.35(3H,一重線,COCH3), 3.19(3H,一重線,>NOH3) 3.30〜4.50(8H,多重線,【式】), 5.89(2H,一重線,−CH2OAc) 7.90〜8.50(3H,多重線,C2−H,C6−H,C9
−H) 実施例 49 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−
2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル2.0g(6.6m mol)をエタノール10ml中
に懸濁し、フエナシルブロマイド1.3g(6.5m
mol)を加え激しく撹拌しながら3時間加熱還流
する。冷後析出晶を取し、風乾して2.08gの粉
末状結晶を得る。これに4.5gの濃硫酸を加えて
80〜90゜で10分間加熱、冷却後内容物を氷水中に
注入し析出する結晶を取し、水洗、風乾する。
このものを水酸化ナトリウム0.29g(7.2m
mol)、水60ml、エタノール10mlの混液に懸濁し
2.5時間加熱還流する。次いで酢酸にて酸性とし
析出する結晶を取し、水洗風乾してジメチルホ
ルムアミドから再結晶し、標記化合物を得る。 無色結晶1.19g(48.2%)融点330℃(分解) 元素分析値(C18H9ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:57.84 H:2.43 N:3.75 実測値(%)C:58.22 H:2.11 N:3.67 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3080,
1695,1585,1460,1260,1045,800 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 7.40〜8.00(7H,多重線,C2−H,C9−H,フ
エニル基−H) 8.30(1H,二重線,C6−H) 実施例 50 7−フルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−1−フエニル−5H−チ
アゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸 8−クロロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−1−フエニル−5H−チ
アゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸 8−クロロ−7−フルオロ−5−オキソ−1−
フエニル−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸970mg(2.60m mol),N−メ
チルピペラジン2.6g,(26m mol),ピリジン50
mlの混合物を72時間加熱還流する。内容物を減圧
下に濃縮して残留物に水を加え不溶物を取、水
洗、乾燥し、ジメチルホルムアミドから再結晶し
て7−フルオロ−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)−5−オキソ−1−フエニル−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸を得る。 無色結晶494mg(43.4%) 融点300℃(分解) 元素分析値(C23H20FN3O3Sとして) 計算値(%)C:63.14 H:4.61 N: 9.60 実測値(%)C:63.19 H:4.45 N:10.00 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1695,
1625,1480,1260,760 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.90(3H,一重線,>NCH3), 3.00〜4.00(8H,多重線,【式】), 7.30(1H,二重線,C9−H), 7.65(5H,一重線,フエニル基), 7.75(1H,一重線,C2−H), 8.25(1H,二重線,C6−H) 母液より得られる結晶をジメチルホルムアミド
から再結晶して8−クロロ−7−(4−メチル−
1−ピペラジニル)−5−オキソ−1−フエニル
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸を得る。 無色結晶120mg(10.2%)融点307−9℃(分解) 元素分析値(C23H20ClN3O3Sとして) 計算値(%)C:60.86 H:4.44 N:9.26 実測値(%)C:60.83 H:4.49 N:9.35 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,
1575,1500,1480,1140,800 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.10(3H,一重線,>NCH3), 3.00〜4.10(8H,多重線,【式】) 7.20〜7.90(7H,多重線,フエニル基−H,C2
−H,C6−H), 8.15(1H,一重線,C9−H) 実施例 51 8−クロロ−7−フルオロ−1,2−ジメチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル3.0g(9.94m mol)にナトリ
ウム0.23g(9.94m mol)/エタノール100ml
の溶液を加え溶解後、3−クロル−2−ブタノ
ン1.3g(12.20m mol)を加えて室温で18時間
撹拌する。内容物を減圧下に濃縮し、残留物に
水40mlを加えて結晶を取し、水洗、エーテル
洗浄、乾燥し無色結晶3.56g(96%)の7−ク
ロロ−6−フルオロ−4−オキソ−2−(2−
オキソブチル−3−チオ)−1,4−ジヒドロ
キノリン−3−カルボン酸エチルエステルを得
る。 融点 222〜224℃(分解) 元素分析値(C17H16ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:51.68 H:4.06 N:3.76 実測値(%)C:51.72 H:4.32 N:3.69 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3220,1680,1600,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.65(3H,三重線,−OCH2 CH3 ), 1.73(3H,二重線,−SCHCH3 ), 1.92(3H,一重線,−COCH3 ), 3.96〜4.50(1H,多重線,−CHCH3), 4.74(2H,四重線,−OCH2 CH3), 8.24(1H,二重線,C5−H), 9.30(1H,二重線,C8−H) b) 7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−
2−(2−オキソブチル−3−チオ)−1,4−
ジヒドロキノリン−3−カルボン酸エチルエス
テル3.1g(8.34m mol)に硫酸15gを加え70
℃で10分間加熱撹拌する。内容物を冷却後、氷
20gに加え析出結晶を取、水洗、エタノール
洗浄、乾燥し灰色結晶2.66g(90%)の標記化
合物を得る。 融点 223−227℃(分解) 元素分析値(C16H18ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:54.31 H:3.70 N:3.95 実測値(%)C:54.62 H:3.81 N:4.07 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1660,1610,1502,1452 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.74(3H,三重線,−OCH2 CH3 ), 2.76(3H,一重線,C2−CH3), 3.20(3H,一重線,C2−CH5), 4.85(2H,四重線,−OCH2 CH3), 8.46(1H,二重線,C6−H), 9.00(1H,二重線,C9−H) 実施例 52 8−クロロ−7−フルオロ−1,2−ジメチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1,2−ジメチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸エチルエステル2.66g
(7.52m mol)に水酸化ナトリウム1.5g(37.60m
mol)/水120mlの溶液とエタノール40mlを加え、
油浴中で5時間加熱還流する。減圧下エタノール
を留去し、残留物に酢酸を加え酢酸酸性にする。
析出結晶を取、水洗、エタノール洗浄、乾燥
し、得られた結晶をジメチルホルムアミドから再
結晶し無色結晶2.3g(94%)の標記化合物を得
る。 融点 294〜296℃(分解) 元素分析値(C14H19ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:51.62 H:2.78 N:4.29 実測値(%)C:51.84 H:2.69 N:4.51 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,1590,1510,1470,1440 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.70(3H,一重線,C2−CH3), 3.14(3H,一重線,C1−CH3), 8.46(1H,二重線,C6−H), 8.95(1H,二重線,C9−H) 実施例 53 7−フルオロ−8−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−1,2−ジメチル−5−オキソ−5H
−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸 8−クロロ−7−フルオロ−1,2−ジメチル
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キ
ノリン−4−カルボン酸1.0g(3.1m mol),N
−メチルピペラジン3.1g(31.0m mol),ピリジ
ン40mlの混合物を油浴中48時間加熱還流する。後
内容物を減圧下にて濃縮し、残留物に水を加え不
溶物を取、水洗、エタノール洗浄、乾燥し、得
られた結晶をピリジンから再結晶を3回繰返し無
色結晶0.34g(31%)の標記化合物を得る。 融点 283〜285℃(分解) 元素分析値(C19H20ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:58.59 H:5.17 N:10.78 実測値(%)C:58.71 H:5.18 N:10.51 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1690,1630,1580,1485 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.67(3H,一重線,C2−CH3) 3.12(3H,一重線,C1−CH3) 3.22(3H,一重線,【式】) 3.30〜4.50(8H,多重線,【式】) 8.17(1H,二重線,C9−H) 8.34(1H,二重線,C6−H) 実施例 54 2−クロロ−3−フルオロ−5−オキソ−8,
9,10,11−テトラヒドロ−5H−ベンゾ−チ
アゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル3.0g(10m mol)にナトリウ
ム0.25g(11m mol)/エタノール100mlの溶
液を加え溶解後、2−クロルシクロヘキサノン
1.59g(12m mol)を加え室温で20時間撹拌す
る。その後3時間加熱還流する。減圧下、エタ
ノールを留去し、残留物に水を加え水洗、エタ
ノール,エーテル洗浄、乾燥し無色結晶3.62g
(91%)の7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒ
ドロキシ−2−(2−オキソシクロヘキシルチ
オ)キノリン−3−カルボン酸エチルエステル
を得る。 融点 252〜257℃(分解) 元素分析値(C18H17ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:54.34 H:4.30 N:3.52 実測値(%)C:54.56 H:4.42 N:3.59 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3240,1682,1600,1471 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.59(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.10〜2.80(8H,多重線,【式】) 4.12〜4.45(1H,多重線,【式】) 4.72(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.18(1H,二重線,C5−H) 9.32(1H,二重線,C8−H) b) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−(2−オキソシクロヘキシルチオ)キ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステル3.56g
(8.948m mol)に硫酸17gを加え、70〜80℃で
20分間加熱撹拌する。冷却後、氷150gに加え
析出結晶を取、水洗、エタノール,エーテル
洗浄後、乾燥し灰色結晶3.26g(96%)の標記
化合物を得る。 融点 294〜297℃(分解) 元素分析値(C18H15ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:56.91 H:3.98 N:3.68 実測値(%)C:57.20 H:4.12 N:3.59 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1670,1630,1610,1506 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.65(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.90〜2.56(4H,多重線,C9,10−CH2) 2.80〜3.29(2H,多重線,C8−CH2) 3.30〜3.82(2H,多重線,C11−CH2) 4.82(2H,四重線,−OCH2 CH3) 8.41(1H,二重線,C4−H) 8.86(1H,二重線,C1−H) 実施例 55 2−クロロ−3−フルオロ−5−オキソ−8,
9,10,11−テトラヒドロ−5H−ベンゾチア
ゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 2−クロロ−3−フルオロ−5−オキソ−8,
9,10,11−テトラヒドロ−5H−ベンゾチアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−6−カルボン酸エチ
ルエステル3.0g(7.89m mol)に水酸化ナトリ
ウム1.6g(40.10m mol)/水300mlの溶液を加
え20時間加熱還流する。冷却後、酢酸酸性にして
1時間撹拌後、析出結晶を取、水洗、エタノー
ル洗浄、乾燥し微褐色結晶2.65(95%)の標記化
合物を得る。 融点 311〜313℃(分解) 元素分析値(C16H11ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:54.62 H:3.15 N:3.98 実測値(%)C:54.75 H:3.42 N:3.89 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1695,1590,1510,1455 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.81(4H,多重線,C9,10−CH2−) 2.76〜3.29(2H,多重線,C8−CH2−) 3.30〜3.82(2H,多重線,C11−CH2−) 8.42(1H,二重線,C4−H) 8.56(1H,二重線,C1−H) 実施例 56 3−フルオロ−2−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−5−オキソ−8,9,10,11−テト
ラヒドロ−5H−ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 2−クロロ−3−フルオロ−5−オキソ−8,
9,10,11−テトラヒドロ−5H−ベンゾチアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−6−カルボン酸1g
(2.84m mol)にN−メチルピペラジン2.8g
(28.4m mol)とピリジン50mlを加え、油浴中で
54時間加熱還流する。減圧下、ピリジンを留去
し、残留物をエーテル洗、水洗、乾燥し得られる
結晶をピリジンから再結晶を2回繰返し微黄色結
晶146mg(12%)の標記化合物を得る。 融点 283〜285℃(分解) 元素分析値(C21H22FN3O3Sとして) 計算値(%)C:60.70 H:5.33 N:10.11 実測値(%)C:60.82 H:5.54 N:10.28 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1692,1630,1580,1482 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.62〜2.48(4H,多重線,C9,10−CH2) 2.65〜4.42(12H,多重線,C9,11−CH2−,
【式】) 3.19(3H,一重線,CH3N) 8.14(1H,二重線,C1−H) 8.31(1H,二重線,C4−H) 実施例 57 2−クロロ−3−フルオロ−7a−メチル−オ
キソ−7a,8,9,10−テトラヒドロ−5H−
ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕キノリン−6−
カルボン酸エチルエステル a) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸
エチルエステル3.0g(9.94m mol)にナトリ
ウム0.23g(9.94m mol)/エタノール50mlの
溶液を加え約10分間撹拌後、2−クロロ−2−
メチルシクロヘキサン1.7g(11.43m mol)を
加え油浴中で24時間加熱還流する。減圧下エタ
ノールを留去し、残留物に水を加え結晶物を
取、水洗、乾燥し得られた結晶をエタノールか
ら再結晶し黄色結晶1.97g(48%)の7−クロ
ロ−6−フルオロ−4−ヒドロキシ−2−(1
−メチル−2−オキソシクロヘキシルチオ)キ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステルを得
る。 融点 214〜217℃(分解) 元素分析値(C19H19ClFNO4Sとして) 計算値(%)C:55.40 H:4.64 N:3.40 実測値(%)C:55.21 H:4.81 N:3.46 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1730,1680,1595,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.41(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.53(3H,一重線,−CH3) 1.20〜2.80(8H,多重線,【式】) 4.40(2H,四重線,−OCH2 CH3) 7.35(1H,二重線,C5−H) 8.71(1H,二重線,C8−H) b) 7−クロロ−6−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−2−(1−メチル−2−オキソシクロヘキ
シルチオ)キノリン−3−カルボン酸エチルエ
ステル1.14g(2.77m mol)に硫酸5gを加え
70℃で5分間加温する。冷却後、氷10gに加え
析出結晶を取、水洗、乾燥し得られた黄色結
晶をエタノールから再結晶し無色結晶0.64(59
%)の標記化合物を得る。 融点 196〜200℃(分解) 元素分析値(C19H17ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:57.94 H:4.35 N:3.55 実測値(%)C:58.10 H:4.38 N:3.72 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1750,1645,1615,1470 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.45(3H,三重線,−OCH2 CH3 ) 1.64(3H,一重線,C7a−CH3 ) 1.80〜2.90(6H,多重線,【式】) 4.42(2H,四重線,−OCH2 CH3) 6.07(1H,三重線,C11−H) 7.80(1H,二重線,C1−H) 8.07(1H,二重線,C4−H) 実施例 58 2−クロロ−3−フルオロ−7a−メチル−5
−オキソ−7a,8,9,10−テトラヒドロ−
5H−ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−6−カルボン酸 2−クロロ−3−フルオロ−7a−メチル−5
−オキソ−7a,8,9,10−テトラヒドロ−5H
−ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸エチルエステル470mg(1.19m mol)
に水酸化カリウム330mg(5.97m mol)/水1ml
の溶液とエタノール15mlを加え1時間加熱還流す
る。減圧下エタノールを留去し、残留物に水5ml
加え冷却下、酢酸酸性にし、析出結晶を取、水
洗、乾燥し無色結晶340mg(90%)の標記化合物
を得る。 融点 251〜254℃(分解) 元素分析値(C17H13ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:55.81 H:3.58 N:3.82 実測値(%)C:55.95 H:3.60 N:3.95 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1706,1590,1490,1452 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.76(3H,一重線,C7a−CH3) 1.90〜2.80(6H,多重線,C8,9,10−H) 6.50〜6.65(1H,多重線,C11−H) 8.12(1H,一重線,C1−H) 8.34(1H,一重線,C4−H) 実施例 59 3−フルオロ−7a−メチル−2−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−5−オキソ−7a,8,
9,10−テトラハイドロ−5H−ベンゾチアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−6−カルボン酸 2−クロロ−3−フルオロ−7a−メチル−5
−オキソ−7a,8,9,10−テトラヒドロ−5H
−ベンゾチアゾロ〔3,2−a〕キノリン−6−
カルボン酸390mg(1.07m mol)にN−メチルピ
ペラジン1.10g(10.70m mol)とピリジン60ml
を加え油浴中で68時間加熱還流する。減圧下ピリ
ジンを留去し、残留物にエーテルを加え結晶化、
取、水洗、エタノール洗浄、乾燥し得られた灰
色結晶をジメチルホルムアミドから再結晶し140
mg(30%)の標記化合物を得る。 融点 249〜251℃(分解) 元素分析値(C22H24FN3O8Sとして) 計算値(%)C:61.52 H:5.63 N:9.78 実測値(%)C:61.64 H:5.84 N:9.62 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1715,1629,1585,1490 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.82(3H,一重線,C7a−CH3 ) 1.80〜2.85(6H,多重線,C8,9,10−H) 3.21(3H,一重線,NCH3 ) 3.00〜4.50(8H,多重線,【式】) 6.50〜6.65(1H,多重線,C11−H) 7.60(1H,二重線,C1−H) 8.15(1H,二重線,C4−H) 実施例 60 7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル 7−クロロ−6−フルオロ−4−ハイドロキシ
−2−メルカプトキノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル2.0g(6.63m mol)とジヨードメタ
ン1.96g(7.3m mol)を炭酸カリウム2.02g
(14.6m mol)の存在下、30mlのジメチルホルム
アミド中で室温にて1時間撹拌を行なう。減圧
下、ジメチルホルムアミドを留去し、残渣に水と
エーテルを加え析出した結晶を取し、水洗、乾
燥してジメチルホルムアミドから再結晶し、7−
クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−4−カル
ボン酸エチルエステルを910mg得る。(収率43.8
%) 融点 302〜304℃(分解) 元素分析値(C12H9ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:49.77 H:2.89 N:4.46 実測値(%)C:49.61 H:2.92 N:4.63 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1710,1595,1370,795 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.47(3H,三重線,OCH2 CH3 ) 4.53(2H,四重線,OCH2 CH3) 6.14(2H,一重線,−N−CH2 S−) 7.92(1H,二重線,C5−H) 8.14(1H,二重線,C8−H) 実施例 61 7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸 7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−4H
−〔1,3〕−チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
4−カルボン酸エチルエステル365mg(1.16m
mol)を濃硫酸3.5mlに溶解し、80℃にて7時間
加熱する。氷片中に注ぎ込み、析出する結晶を
取、水洗、乾燥し、ジメチルホルムアミドから再
結晶し標記化合物258mg得る。(収率77.6%) 融点 284〜287℃(分解) 元素分析値(C11H5ClFNO3Sとして) 計算値(%)C:46.25 H:1.76 N:4.90 実測値(%)C:46.14 H:1.73 N:4.73 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1700,1600,805 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 6.15(2H,一重線,−NCH2 S−) 7.85(1H,二重線,C5−H) 8.24(1H,二重線,C8−H) 実施例 62 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチ
ルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル1gと炭酸カリウム1.38gをジメチルホ
ルムアミド50mlの中に加え室温撹拌下1,2−ジ
ブロモプロパン1.03gを滴下する。その後60℃で
加熱撹拌を7時間続ける。反応終了後減圧下に溶
媒を留去する。析出結晶を十分に水洗しつづいて
エタノール30mlより再結晶を行い標記化合物の無
色結晶930mg、mp197〜205℃を得る。 元素分析値(C16H15O5NSとして) 理論値(%)C:57.65 H:4.54 N:4.21 S:9.62 実測値(%)C:57.85 H:4.69 N:4.31 S:9.82 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1710,1670,1630 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.45(3H,二重線,C1−CH3) 1.41(3H,三重線,−OCH2−CH3 ) 2.89(1H,二重線,C2−H) 3.60(1H,二重−二重線,C2−H) 4.36(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.8〜5.2(1H,巾広い一重線,C1−H) 6.0(2H,一重線,−CBH2O−) 6.62(1H,一重線,C9−H) 7.65(1H,一重線,C6−H) 実施例 63 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステ
ル930mgをNaOH1g/水20ml+エタノール20ml
に溶解し600℃で加熱撹拌し30分間反応する。反
応終了後減圧下にエタノールを留去し、つづいて
氷冷下酢酸で中和すると結晶が析出する。析出結
晶を取し、十分に水洗後ジメチルホルムアミド
100mlから再結晶し標記化合物610mg,mp320℃以
上を得る。 元素分析値(C14H11NO5Sとして) 理論値(%)C:55.08 H:3.63 N:4.59 実測値(%)C:55.19 H:3.57 N:4.48 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3450,1690,1630 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.75(3H,二重線,−CH3) 3.40(2H,二重線,C2−H) 4.0(1H,三重線,C1−H) 6.30(2H,一重線,−OCH2O−) 7.25(1H,一重線,C9−H) 7.75(1H,一重線,C6−H) 実施例 64 7,8−メチレンジオキシ−5−オキソ−1−
テトラヒドロピラニルオキシメチル−1,2−
ジヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノ
リン−4−カルボン酸エチルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル1gと炭酸カリウム1.4gをジメチルホ
ルムアミド50mlの中に加え室温で撹拌しながら
1,2−ジブロモ−3−テトラヒドロピラニルオ
キシプロパン1.23gを滴下する。滴下後80℃で3
時間加熱撹拌した後室温で一夜放置、減圧下に溶
媒を留去し、残渣をクロロホルム100mlで抽出し
て3回水洗する。クロロホルムを減圧下に留去す
ると残渣は結晶化する。結晶を取しエタノール
50mlで再結晶して標記化合物1g、mp152〜7℃
を得る。 元素分析値(C21H22NO7Sとして) 計算値(%)C:58.19 H:5.35 N:3.23 実測値(%)C:58.35 H:5.51 N:3.18 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1660,1610,1500,1480,1200,1138 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 1.45(3H,三重線,H2,−OCH2 CH3 ) 1.65(6H,巾広い一重線,テトラヒドロピラニ
ル基のC3′,C4′,C5′−H) 3.30〜4.0(6H,多重線,テトラピラニル基の
C6′−H,C1−CH2O−,C2−H) 4.40(2H,四重線,−OCH2 CH3) 4.90〜5.40(2H,巾広い一重線,C1−H,テト
ラヒドロピラニル基のC2′−H) 6.01(2H,一重線,−OCH2O−) 6.79(1H,一重線,C9−H) 7.67(1H,一重線,C6−H) 実施例 65 1−ヒドロキシメチル−7,8−メチレンジオ
キシ−5−オキソ−1,2−ジヒドロ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボ
ン酸 7,8−メチレンジオキシ−5−オキソ−1−
テトラヒドロピラニルオキシメチル−1,2−ジ
ヒドロ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル1gを
NaOH184mg/水:エタノール=1:1混媒50ml
の溶液に溶かし80℃で2時間撹拌する。反応終了
後、減圧下にエタノールを留去し、氷冷下酢酸で
中和、析出結晶を取して風乾する。得た結晶を
トリフルオロ酢酸10mlにとかし室温で1時間撹拌
する。反応終了後、反応液を氷水50mlの中に注
ぎ、析出結晶を取し十分に水洗し、つづいてエ
タノールで洗う。減圧乾燥し標記化合物を620mg、
mp320℃以上を得る。 元素分析値(C14H11NO6S・H2Oとして) 理論値(%)C:49.48 H:3.29 N:4.15 実測値(%)C:50.36 H:3.38 N:3.87 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3300,1680,1630,1270 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 4.20(4H,二重線,−CH2 OH,C2−H) 5.7〜6.2(1H,ブロード、C1−H) 6.30(2H,一重線,−OCH2O−) 7.41(1H,一重線,C9−H) 7.75(1H,一重線,C6−H) 実施例 66 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸エチルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル500mgをエタノール30mlに溶解し、その
中にクロルアセトン180mgを加え、撹拌下還流4
時間行う。反応終了後、減圧下、エタノールを留
去し析出結晶を取すると、中間体である2−ア
セチルメチルメルカプト−4−ヒドロキシ−6,
7−メチレンジオキシキノリン−3−カルボン酸
エチルエステルを得る。得た結晶を濃硫酸5mlに
とかし室温で撹拌を30分間行つた後、氷水20mlの
中に注ぎ、析出結晶を取する。結晶を十分に水
洗し、つづいてエチルエーテルで洗う。結晶を減
圧下乾燥し標記化合物470mg mp308〜311℃を得
る。 元素分析値(C16H18NO5Sとして) 理論値(%)C:58.00 H:3.95 N:4.23 実測値(%)C:58.21 H:3.90 N:4.11 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1645,1610,1590,1310,1040 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.70(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),3.22(3H,一
重線,−CH3),4.84(2H,四重線,−OCH2
CH3),6.33(2H,一重線,−OCH2O−),7.60
(1H,一重線,C9−H),7.97(1H,一重線,
C6−H),8.25(1H,一重線,C2−H)。 実施例 67 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリ
ン−4−カルボン酸 1−メチル−7,8−メチレンジオキシ−5−
オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸エチルエステル470mgを
KOH550mg/水20ml+エタノール80mlの溶液に溶
解し、2時間還流下に撹拌する。反応終了後、減
圧下にエタノールを留去し、残渣を氷水20mlの中
に注ぎ酢酸で中和する。析出結晶を取し、水洗
後エタノール、つづいてエーテルで洗う。ジメチ
ルホルムアミド50mlから再結晶し、標記化合物
360mg。mp303〜305℃を得る。 元素分析値(C14H9NO5Sとして) 理論値(%)C:55.44 H:2.99 N:4.62 実測値(%)C:55.42 H:2.66 N:4.51 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3400〜3500,1680,1500,1260,1040 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.23(3H,一重線,−CH3),6.35(2H,一重線,
−OCH2O−),7.60(1H,一重線,C9−H),
7.96(1H,一重線,C6−H),8.23(1H,一重
線,C2−H)。 実施例 68 1−クロロメチル−7,8−メチレンジオキシ
−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸エチルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル1gをナトリウムエトキサイド(Na.86
mg/無水エタノール50ml)に溶解し、室温で30分
間撹拌する。その中にジクロルアセトン431mg/
エタノール30mlを滴下する。後、室温撹拌を4時
間行う。反応終了後、析出結晶を取し、2−
(1−クロロアセチルメチルメルカプト)−4−ヒ
ドロキシ−6,7−メチレンジオキシキノリン−
3−カルボン酸エチルエステル1.1g mp184℃
を得る。得た結晶を氷冷下に濃硫酸10mlにとか
し、1時間撹拌する。反応終了後、反応液を氷水
50mlの中に注ぎ、2N−NaOH水溶液で中和して
析出結晶を取する。結晶を十分に水洗しジメチ
ルホルムアミド100mlから再結晶し標記化合物600
mg.mp320℃以上を得る。 元素分析値(C16H12NO5SClとして) 理論値(%)C:52.54 H:3.31 N:3.83 実測値(%)C:52.81 H:3.43 N:3.99 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1650,1630,1600,1580,1470,1040 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.70(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),4.85(2H,四
重線,−OCH2 CH3),5.3(2H,一重線,−CH2
Cl),6.35(2H,一重線,−OCH2O−),7.98
(1H,一重線,C9−H),8.02(1H,一重線,
C6−H),8.35(1H,一重線,C2−H)。 実施例 69 1−メトキシメチル−7,8−メチレンジオキ
シ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,2−a〕
キノリン−4−カルボン酸 金属ナトリウム78mgをメタノール30mlに溶解
し、室温撹拌下1−クロロメチル−7,8−メチ
レンジオキシ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチルエステ
ル600mgを一度に加え還流下撹拌を3時間行う。
反応終了後、減圧下にメタノールを留去し、析出
結晶を取して十分に水洗する。得た結晶を酢酸
エチルエステルにとかし、カラムクロマト(シリ
カゲル150g)を通して精製、酢酸エチルエステ
ルを減圧下に留去すると、1−メトキシメチル−
7,8−メチレンジオキシ−5−オキソ−5H−
チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン
酸エチルエステル300mgを得る。得た結晶を
NaOH100mg/(水25ml+エタノール25ml)の溶
液にとかし還流撹拌を3時間行う。反応終了後、
氷冷し酢酸で中和し析出結晶を取し十分に水洗
する。結晶を減圧下に加熱乾燥して標記化合物
250mg mp265℃を得る。 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3450,1695,1635,1480,1285 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.79(3H,一重線,−OCH3),5.18(2H,一重
線,−CH2 −OCH3),6.35(2H,一重線,−
OCH2O−),7.96(1H,一重線,C9−H),8.06
(1H,一重線,C6−H),8.32(1H,一重線,
C2−H) 実施例 70 6,7−メチレンジオキシ−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸エチルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル500mgと、炭酸カリウム510mgをジメチル
ホルムアミド300mlの中に加え室温撹拌する。そ
の中にジヨードメタン600mgを滴下し室温撹拌2
時間行う。反応終了後減圧下ジメチルホルムアミ
ドを留去し、残渣を氷水50mlの中に注ぎ、析出結
晶を取する。水およびエタノールで結晶を洗浄
して風乾すると、標記化合物450mgを得る。 元素分析値(C14H11NO5Sとして) 理論値(%)C:55.08 H:3.63 N:4.59 実測値(%)C:55.21 H:3.81 N:4.41 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1710,1625,1470,1020 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.59(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),4.68(2H,四
重線,−OCH2 CH3),6.08(2H,一重線,C2−
H),6.30(2H,一重線,−OCH2O−),7.02
(1H,一重線,C7−H),7.72(1H,一重線,
C4−H) 実施例 71 8,9−メチレンジオキシ−6−オキソ−1,
2,3,6−テトラヒドロ−〔1,3〕チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エ
チルエステル 4−ヒドロキシ−2−メルカプト−6,7−メ
チレンジオキシキノリン−3−カルボン酸エチル
エステル500mgと炭酸カリ510gをジメチルホルム
アミド30mlの中に加えて室温で撹拌する。その中
に1,3−ジプロムプロパン520mgを滴下した後、
室温撹拌を30分間続ける。反応終了後、減圧下、
ジメチルホルムアミドを留去し残渣を氷水20mlの
中に注ぐ。析出結晶を取し水、メタノールおよ
びエーテルで洗い、風乾すると、標記化合物330
mgを得る。 元素分析値(C16H15NO5Sとして) 理算値(%)C:57.65 H:4.54 N:4.20 実測値(%)C:57.45 H:4.61 N:4.11 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 1720,1620,1580,1480 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.56(3H,三重線,−OCH2 CH3 ),2.30〜3.00
(2H,多重線,C2−H),3.30(2H,三重線,
C3−H),4.30〜5.00(4H,多重線,−OCH2
CH3およびC1−H),6.25(2H,一重線,−
OCH2O−),7.41(1H,一重線,C10−H),
7.73(1H,一重線,C7−H) 実施例 72 8,9−メチレンジオキシ−6−オキソ−1,
2,3,6−テトラヒドロ−〔1,3〕チアゾ
ロ〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 8,9−メチレンジオキシ−6−オキソ−1,
2,3,6−テトラヒドロ−〔1,3〕チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸エチル
エステル510mgをKOH1g/H2O25ml+エタノー
ル25mlの溶液にとかし撹拌還流を2時間行う。反
応終了後、減圧下にエタノールを留去し、残渣を
氷水30mlの中に注ぎ、酢酸で中和する。析出結晶
を取し、水、エタノール、およびエーテルで洗
う。ジメチルホルムアミド30mlから再結晶して標
記化合物310mg mp.274〜284℃を得る。 元素分析値(C14H11NO5Sとして) 理論値(%)C:55.01 H:3.63 N:4.59 実測値(%)C:55.31 H:3.82 N:4.60 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3400〜3500,1685,1500,1260,1060 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.50〜3.0(2H,多重線,C2−H),3.35(2H,
三重線,J=6.0Hz,C3−H),4.68(2H,三重
線,C1−H),6.29(2H,一重線,−OCH2O
−),7.42(1H,一重線,C10−H),7.76(1H,
一重線,C7−H) 実施例 73 7−フルオロ−8−(4−ホルミル−1−ピペ
ラジニル)−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−オキソ−8−(1−ピペラジニ
ル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸350mgを98%蟻酸15mlに溶解し、こ
の溶液に氷冷下に無水酢酸5mlを徐々に滴下す
る。反応混合物は次いで室温で4時間撹拌した後
氷水中に注入し析出結晶を取する。結晶は水及
びエタノールで洗い乾燥する。無色粉末として標
記化合物310mgを得る。融点:335〜336℃(分解) 元素分析値(C17H14FN3O4・1/4H2Oとして) 理論値(%)C:53.75 H:3.85 N:11.06 実測値(%)C:53.50 H:3.78 N:10.88 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1) 3400,
1668,1625,1592,1492,1440,1395,1260,
1228,1135,1005,802,793 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.5〜4.2(8H,多重線,ピペラジンのメチレ
ン),7.73(1H,二重線,C9−H),7.94(1H,
二重線,C2−H),8.24(1H,二重線,C6−
H),8.35(1H,一重線,−CHO),8.87(1H,
二重線,C1−H) 実施例 74 8−(4−アセチル−1−ピペラジニル)7−
フルオロ−5−オキソ−5H−チアゾロ〔3,
2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−オキソ−8−(1−ピペラジニ
ル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸400mgをピリジン60mlに溶解し、無
水酢酸500mgを加え70℃で5時間加熱撹拌する。
冷後これに氷水中に注入し析出してくる結晶を
取する。結晶は水、エタノールで洗う。無色粉末
として標記化合物310mgを得る。mp:326〜8℃
(分解) 元素分析値(C18H17FN3O4として) 理論値(%)C:55.38 H:4.39 N:10.76 実測値(%)C:55.13 H:4.05 N:10.49 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)3400,1680,
1655,1630,1590,1247,1223,1118,1041,
1000,890,802,795,730 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 2.68(3H,一重線,N−CO−CH3 ),3.6〜
4.4(8H,多重線,ピペラジンのメチレン),
7.70(1H,二重線,C9−H),7.95(1H,二重
線,C2−H),8.25(1H,二重線,C6−H),
8.88(1H,二重線,C1−H), 実施例 75 8−{4−(3−カルボキシプロピオニル)−1
−ピペラジニル}−7−フルオロ−5−オキソ
−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−(1−ピペラジニ
ル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4
−カルボン酸350mg、無水コハク酸150mg、
DMF30ml及びトリエチルアミン5mlの混合物を
70℃で3時間加熱撹拌する。冷後反応混合物に水
300mlを加え、これに酢酸を加えて弱酸性にし生
ずる浮遊ゲル状物を取する。水で洗つた後乾燥
すれば、淡褐色粉末として標記化合物350mgを得
る。mp:331〜334℃(分解) 元素分析値(C20H10FN3O6S・1/2H2Oとして) 理論値(%)C:53.69 H:4.20 N:9.21 実測値(%)C:52.41 H:4.01 N:9.00 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)3420,1690,
1628,1490,1392,1260,1227,1140,1012,
802,795 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.05(4H,一重線,−CO−CH2 CH2 −CO2H),
3.50〜4.35(8H:多重線,ピペラジンのメチレ
ン),7.73(1H,二重線,C9−H),7.97(1H,
二重線,C2−H),8.27(1H,二重線,C6−
H),8.90(1H,二重線,C1−H) 実施例 76 8−{4−(4−カルボキシブチロイル)−1−
ピペラジニル}−7−フルオロ−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸210mg、無水グルタル酸82mg、
DMF18ml及びトリエチルアミン3mlの混合物を
60℃で2時間加熱撹拌する。冷後これに水60mlを
加え次いで酢酸で弱酸性に調節し、これにクロロ
ホルムを加え10分間撹拌した後生ずる結晶を取
する。結晶は水、エタノール及びエーテルで洗い
乾燥する。無色粉末として標記化合物245mgを得
る。 mp:276〜278℃ 元素分析値(C21H20FN3O6S・1/2H2Oとして) 理論値(%)C:53.61 H:4.49 N:8.93 実測値(%)C:53.89 H:4.42 N:8.85 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)3430,1700,
1627,1590,1480,1390,1260,1220,1140,
1030,802,795 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 1.90(2H,多重線,−CO−CH2−CH2 −CH2−
CO2H),2.50〜3.20(4H,多重線,−CO−CH2
−CH2−CH2 −CO2H),3.50〜4.35(8H,多重
線,ピペラジンのメチレン),7.75(1H,二重
線,C9−H),8.00(1H,二重線,C2−H),
8.28(1H,二重線,C6−H),8.92(1H,二重
線,C1−H) 実施例 77 7−フルオロ−5−オキソ−8−(4−パルミ
トイル−1−ピペラジニル)−5H−チアゾロ
〔3,2−a〕キノリン−4−カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸210mg、パルミトイルクロリド
197mg、DMF36ml及びトリエチルアミン6mlの混
合物を70℃で3時間加熱撹拌した後溶媒を減圧下
に留去する。残渣に水を加えクロロホルムで抽出
する。クロロホルム層を水洗し硫酸マグネシウム
で乾燥しクロロホルムを留去すれば、黄褐色の粘
稠な油状物質が残留する。これをシリカゲルクロ
マトグラフイーで分離精製し無色ロウ状物質とし
て標記化合物100mgを得る。 元素分析値(C32H44FN3O4として) 理論値(%)C:65.61 H:7.57 N:7.17 実測値(%)C:65.44 H:7.82 N:6.80 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)1690,1650,
1625,1490,1260,1218,1138,1025,897,
802,792 核磁気共鳴スペクトルδ(CDCl3) 0.86(3H,一重線,CH3 −(CH2)14−CO−),
1.24(26H,一重線,CH3−(CH2 )13−CH2−
CO−),2.35(2H,三重線,C14H29−CH2 −
CO−),3.20〜3.55(4H,幅広い一重線,ピペ
ラジンの2位及び6位のプロトン),3.55〜
4.00(4H,幅広い一重線,ピペラジンの3位及
び5位のプロトン),7.13(1H,二重線,C9−
H),7.27(1H,二重線,C2−H),7.78(1H,
二重線,C6−H),8.14(1H,二重線,C1−H) 実施例 78 8−{4−(2−カルボキシベンゾイル)−1−
ピペラジニル}−7−フルオロ−5−オキソ−
5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン−4−
カルボン酸 7−フルオロ−5−オキソ−8−(1−ピペラ
ジニル)−5H−チアゾロ〔3,2−a〕キノリン
−4−カルボン酸210mg、無水フタル酸108mg、
DMF18ml及びトリエチルアミン3mlの混合物を
60℃で2時間加熱撹拌する。冷後これに水を加え
次いで酢酸で弱酸性に調節し生ずる浮遊物を取
する。水で洗つた後乾燥すれば淡黄色粉末として
標記化合物200mgを得る。mp:277〜278℃ 元素分析値(C24H22FN3O6S・2H2Oとして) 理論値(%)C:54.24 H:4.17 N:7.91 実測値(%)C:59.95 H:3.74 N:7.78 赤外線吸収スペクトル(KBr.cm-1)3480,1700,
1628,1490,1445,1400,1263,1142,1009,
800 核磁気共鳴スペクトルδ(CF3CO2D) 3.55〜4.20(8H,多重線,ピペラジンのメチレ
ン),7.87(1H,二重線,C9−H),8.02(5H,
多重線,ベンゼンプロトン及びC2−H),8.30
(1H,二重線,C6−H),8.97(1H,二重線,
C1−H)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の一般式() 〔式中Aは、無置換か又は低級アルキル、ヒドロ
キシ、フエニル、アルコキシ、フエノキシ、アル
キルチオ、フエニルチオ、ハロゲン、ハロゲン置
換アルキル、アルキルアミノ置換アルキル、アル
コキシカルボニル置換アルキル、カルボキシ置換
アルキル、アルコキシ置換アルキル、アルキルチ
オ置換アルキル、ヒドロキシ置換アルキル、アシ
ルオキシ置換アルキル、テトラヒドロピラニルオ
キシ置換アルキル、アルキル置換ピペラジノアル
キル、アルキルアミノ、フエニルアミノ、カルボ
キシ、ニトロ、シアノ、カルボニル、チオカルボ
ニル、若しくはイミノ基で置換された、炭素数1
〜6個よりなる、飽和又は不飽和の、分枝してい
るか若しくは直鎖の鎖状又は環状の、炭化水素鎖
を表わす。 R1は水素、リチウム、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、メチル、エチル、ピバロイルオキシ
メチル、又はフタリジルを表わす。R2、R3、R4
及びR5は、同一又は異なつて、水素、フツ素、
塩素、臭素、ヒドロキシ、アルコキシ(R2とR3、
R3とR4若しくはR4とR5が同時にアルコキシの場
合にはそれらのアルキル残基が互に結合し環を形
成してもよい)又は【式】(式中、R6お よびR7は同一又は異なつて、低級アルキル基を
表わすか、又は隣接する窒素原子と共に6員から
なる環状アミノ基を表わす。該環状アミノ基は、
他に窒素原子1個又は硫黄原子1個を有してい
る。そして該環状アミノ基は無置換又はアルキ
ル、アルケニル、ヒドロキシアルキル、ホルミ
ル、アシル若しくはカルボキシアシルで置換され
ている。)を表わす。〕で表わされる化合物又はそ
の薬理的に許容される塩。ただし、Aが無置換又
はメチルで置換されたエチレンである場合を除
く。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20067081A JPS58103393A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | キノリンカルボン酸誘導体 |
| DE8282101006T DE3267485D1 (en) | 1981-02-18 | 1982-02-11 | Substituted carboxylic acid derivatives |
| EP19820101006 EP0058392B1 (en) | 1981-02-18 | 1982-02-11 | Substituted carboxylic acid derivatives |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20067081A JPS58103393A (ja) | 1981-12-12 | 1981-12-12 | キノリンカルボン酸誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58103393A JPS58103393A (ja) | 1983-06-20 |
| JPH0259152B2 true JPH0259152B2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=16428276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20067081A Granted JPS58103393A (ja) | 1981-02-18 | 1981-12-12 | キノリンカルボン酸誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58103393A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992000280A1 (fr) * | 1990-06-22 | 1992-01-09 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | Derive de quinoline et production de ce derive |
| WO1993025532A1 (fr) * | 1992-06-16 | 1993-12-23 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | Derive d'acide carboxylique et production de ce derive |
| WO1994004506A1 (fr) * | 1992-08-25 | 1994-03-03 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | Procede de production d'un derive d'acide quinoleine-carboxilique |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6444717A (en) * | 1987-08-11 | 1989-02-17 | Riken Plast Kogyo Kk | Apparatus for molding container made of synthetic resin |
-
1981
- 1981-12-12 JP JP20067081A patent/JPS58103393A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58103393A (ja) | 1983-06-20 |
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