JPH025939B2 - - Google Patents
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- JPH025939B2 JPH025939B2 JP57079697A JP7969782A JPH025939B2 JP H025939 B2 JPH025939 B2 JP H025939B2 JP 57079697 A JP57079697 A JP 57079697A JP 7969782 A JP7969782 A JP 7969782A JP H025939 B2 JPH025939 B2 JP H025939B2
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- gear
- planetary gear
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車の自動変速機、特にオーバー
ドライブ機構付自動変速機に関する。 〔従来の技術〕 トルクコンバータと複数の変速段を有する多段
歯車変速機とからなる自動変速機において、該ト
ルクコンバータと多段歯車変速機構との間にオー
バードライブ用の遊星歯車変速機を配置したオー
バードライブ機構付自動変速機は既に公知であ
る。たとえば、特開昭55−63052号には、オーバ
ードライブ用遊星歯車変速機のプラネタリキリヤ
がトルクコンバータのタービンに結合され、イン
ターナルギヤが多段歯車変速機の入力部材に結合
されるようになつた自動変速機が開示されてい
る。この自動変速機では、サンギヤとプラネタリ
キヤリヤとを直結クラツチにより結合したとき、
遊星歯車機構は一体となつて回転し、トルクコン
バータのタービンは多段歯車変速機の入力部材に
直結された状態になり、サンギヤをオーバードラ
イブブレーキによりケース側に係合させたとき、
トルクコンバータのタービンはこの遊星歯車機構
を介して多段歯車変速機の入力部材にオーバード
ライブ結合される。 多段歯車変速機構は二組の遊星歯車機構を有
し、公知の通り、前進3段、後進1段の変速段を
与える。しかし、この特許公開公報記載の変速機
では、多段歯車変速機構を構成する歯車及びそれ
を制御するためのクラツチ及びブレーキが、オー
バードライブ機構のものと共通性がなく、したが
つて各部品をそれぞれ別個に設計しなければなら
ないため高価になり、かつ部品管理が繁雑になる
という問題がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、従来のオーバードライブ機構付自動
変速機における上述の問題を解決し、オーバード
ライブ機構は多段歯車変速機構と共通設計の部品
によりほとんど構成できるオーバードライブ機構
付自動変速機を提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 すなわち、本発明の自動変速機はトルクコンバ
ータと、複数の変速段を有する多段歯車変速機構
との間に、オーバードライブ用変速機構が設けら
れたものであつて、オーバードライブ用変速機構
はギヤあるいは他の部品の基本構成が多段歯車変
速機構を構成する遊星歯車機構を前後裏返しにし
た遊星歯車機構により構成される。さらに詳細に
述べると、オーバードライブ用変速機構は、第1
サンギヤと、第1インターナルギヤと、第1プラ
ネタリギヤ及び該第1プラネタリギヤを回転自在
に支持する第1プラネタリキヤリヤとからなるオ
ーバードライブ遊星歯車機構により構成され、第
1サンギヤと第1インターナルギヤとを互いに係
合させるダイレクトクラツチと、第1サンギヤを
変速機ケース側に係合させるオーバードライブブ
レーキとが設けられ、第1プラネタリキヤリヤは
オーバードライブ遊星歯車機構のトルクコンバー
タとは反対側の端部に配置されて、サンギヤを貫
通する第1軸部を有し、この第1軸部を介してト
ルクコンバータに結合され、ダイレクトクラツチ
とオーバードライブブレーキはオーバードライブ
遊星歯車機構のトルクコンバータとは反対側端部
に配置され、これらダイレクトクラツチとオーバ
ードライブブレーキの構成要素は、オーバードラ
イブ遊星歯車機構の直径方向外側において軸線方
向に延びる筒状部と該筒状部のトルクコンバータ
側端部において該筒状部に連続し直径方向内方に
延びる壁部とを介して第1サンギヤに連結され、
第1インターナルギヤはオーバードライブ用変速
機構の出力部を構成しており、多段歯車変速機構
は第2サンギヤと、第2インターナルギヤと、第
2プラネタリギヤ及び該第2プラネタリギヤとか
らなる少なくとも1組の変速用遊星歯車機構を有
し、第2インターナルギヤは第1インターナルギ
ヤに結合可能とされるようになつており、第2プ
ラネタリキヤリヤは変速用遊星歯車機構のオーバ
ードライブ用変速機構側の端部に配置されて、第
2サンギヤを貫通する第2軸部を有し、この第2
軸部を介して出力軸に結合され、第2サンギヤを
変速機ケース側に結合させるインターミデイエツ
トブレーキと、第1インターナルギヤを第2サン
ギヤに結合可能なハイ・アンド・リバース・クラ
ツチと、第1インターナルギヤを第2インターナ
ルギヤに結合可能なフオーワードクラツチとが設
けられ、インターミデイエツトブレーキとハイ・
アンド・リバース・クラツチとフオーワードクラ
ツチとは、変速用遊星歯車機構のオーバードライ
ブ変速機構側端部に配置され、ハイ・アンド・リ
バース・クラツチ及びインターミデイエツトブレ
ーキの構成要素は、変速用遊星歯車機構の直径方
向外方において軸方向に延びる筒状部とこの筒状
部のオーバードライブ機構とは反対側に端部にお
いて直径方向内方に延びる壁部を介して第2サン
ギヤに連結される。 〔発明の効果〕 本発明の自動変速機は、上述のように構成され
ているので、オーバードライブ用変速機構の部品
の多くは、その後段に設けられる多段歯車変速機
構のものとほぼ同形状とすることができ、しかも
所要の変速比を支障なく得ることができる。すな
わち、設計の共通化が可能になる。 ここで、設計の共通化とは具体には次のような
内容を指す。強度計算等の設計を行うに際して、
作用する力の大小自体を求めることはそれほど設
計上の手数を増さない。設計上の手数を増さない
ために重要なことは、ほぼ同形状の部品を使用す
ることができることである。換言すれば、当該部
品の形状、他部品との接続の仕方等が同じになる
ようになれば良く、例えば、筒状部の長さの相違
はこの範囲に含まれ得る。一方、実際の動力伝達
部品の製作に際しては、衝撃荷重の大小、クリア
ランスの大小により単なる計算値以上で得られる
以上の強度を付与する必要があるので、実験によ
る破損の状態をもとに肉厚、クリアランスを改良
して必要な強度を得ることが必要であつて多大の
労力を要する。 このような場合、トルクの大小の絶対値はそれ
ほど重要ではなく、破損の仕方が予想できれば、
解決手段としては肉厚の増加、クリアランスの拡
大または縮小を採用することができる。このよう
な点で、同じような連結、支持、形状であるほぼ
同形状の部材を用いれば計算値から実際の製品形
状の部材の決定を容易にすることができる。 以上述べた設計の共通化を行うことにより、
種々の利点を得ることができる。第一に、部品の
製造費用、特にその中で大きな割合を占める設計
費用が廉価になる。各部品の形状がほぼ同一、従
つて各部品の強度や精度の計算、潤滑方法等の問
題点の解決方法が同一であることから、前述した
ように、設計の際に同一思想を適用することが可
能になり、設計に要する労力を少なくすることが
できる。第二に、製造工程における寸法管理等の
部品管理が簡便になる。さらには、製造時におけ
る工程を共通にでき、また寸法管理が簡便になる
のみならず、概略形状が同一であることから、製
造設備を共用することもできる。 また、設計の共通化に伴い、部品の共通化もあ
る程度可能となる場合がある。後述の実施例を例
にとれば、インターナルギヤ55と29、あるい
はサンギヤ53と24を共用できる。この場合、
インターナルギヤを共用すると、他のブレーキ5
6,30およびクラツチ54,27のフエーシン
グを同一径のものを使用することが可能になり、
共用化による効果が大きくなる。ギヤ比が同じで
あればすべての歯車を共用化することができる
が、ギヤ比が違つていても、上述のように、同一
の歯車を共用できる。 さらに、本発明においては、ダイレクトクラツ
チが第1サンギヤと第1インターナルギヤとを互
いに係合させるように配置されているので、第1
サンギヤと第1プラネタリキリヤを互いに係合さ
せる配置(例えば、特開昭56−46144号公報記載
のもの)に比べてダイレクトクラツチの伝達トル
クおよびプラネタリキヤリヤの伝達トルクを減少
させることができる。すなわち、本発明の配置に
おいては、エンジントルクをTE、ギヤ比をαと
したとき、ダイレクトクラツチの伝達トルクは
(α/1+α)TEとなり、プラネタリキヤリヤの
伝達トルクTEとなる。これに対して、第1サン
ギヤと第1プラネタリキヤリヤを互いに係合させ
る配置では、クラツチの伝達トルクはαTEであ
り、プラネタリキヤリヤの伝達トルクは(1+
α)TEとなる。両配置を後述する実施例のオー
バードライブ用遊星歯車機構50のギヤ比αが
0.46の状態で比較すると、本発明においては、ダ
イレクトクラツチおよびプラネタリキヤリヤの伝
達トルクをそれぞれ1/1.46に減少させることが
できる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を説明する。第1図は本
発明の制御装置を備えたオーバードライブ機構付
自動変速機の一例を示す概略図で、この自動変速
機は、トルクコンバータ10と多段歯車変速機構
20及び該トルクコンバータ10と多段歯車変速
機構20との間に配置されたオーバードライブ用
遊星歯車機構50とから構成されている。 トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に
コンバータカバー11aを介して結合されたポン
プインペラ11と、該ポンプインペラ11に対向
して配置されたタービンランナ12、及びポンプ
インペラ11とタービンランナ12との間に配置
されたステータ13を有し、ターピン12には出
力軸14が結合されている。出力軸14とポンプ
インペラ11との間にはロツクアツプクラツチ1
5が設けられる。このロツクアツプクラツチ15
は、トルクコンバータ10内を循環する作動油圧
力により常時係合方向(第1図中左方向)に押さ
れており、該ロツクアツプクラツチ15とコンバ
ータカバー11aとの間に形成されるロツクアツ
プ油室60に外部から供給れると解放用油圧によ
りロツクアツプピストンを第1図右方へ移動さ
せ、ロツクアツプ解放状態に保持される。 多段歯車変速機構20は、第1遊星歯車機構2
1と第2遊星歯車機構22を有し、第1遊星歯車
機構21のサンギヤ23と第2遊星歯車機構22
のサンギヤ24と連結軸25により連結されてい
る。多段歯車変速機構20の入力軸26はハイ・
アンド・リバースクラツチ27を介して連結軸2
5に、またフオーワードクラツチ28を介して第
1遊星歯車機構21のインターナルギヤ29にそ
れぞれ連結可能にされている。連結軸25すなわ
ちサンギヤ23,24と変速機ケースとの間には
インターミデイエツトブレーキ30が設けられて
いる。インターミデイエツトブレーキ30とハ
イ・アンド・リバースクラツチ27およびフオー
ワードクラツチ28は、遊星歯車機構21のオー
バードライブ用遊星歯車変速機構50側の端部に
配置されており、ハイ・アンド・リバースクラツ
チ27とインターミデイエツトブレーキ30の構
成要素は遊星歯車機構21の直径方向外方におい
て軸方向に延びる筒状部58aと該筒状部58a
のオーバードライブ用遊星歯車変速機構50とは
反対側の端部において該筒状部58aに連続して
形成されて、直径方向内方に延びる壁部58bと
からなるベル形状のコネクテイングシエル58に
より、サンギヤ23,24に結合されている。第
1遊星歯車機構21のプラネタリキヤリヤ31
と、第2遊星歯車機構22のインターナルギヤ3
3とは出力軸34に連結されている。プラネタリ
キヤリヤ31は第1遊星歯車機構21のオーバー
ドライブ用遊星歯車変速機構50側の端部に配置
され、サンギヤ23,24を貫通する軸により出
力軸34に連結されている。第2遊星歯車機構2
2のプラネタリキヤリヤ35と変速機ケース36
及びワンウエイクラツチ36aが設けられてい
る。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50は、
プラネタリギヤ51を回転自在に支持するプラネ
タリキヤリヤ52がトルクコンバータ10の出力
軸14に連結され、サンギヤ53はダイレクトク
ラツチ4を介してインターナルギヤ55に結合可
能にされている。プラネタリキヤリヤ52は、ト
ルクコンバータ10とは反対側の端部に配置さ
れ、サンギヤ53を貫通する軸によりトルクコン
バータ10の出力軸14に接続される。サンギヤ
53と変速機ケースとの間には、オーバードライ
ブブレーキ56が設けられ、またインターナルギ
ヤ55は多段歯車変速機構20の入力軸26に連
結されている。ダイレクトクラツチ54とオーバ
ードライブブレーキ56とは、トルクコンバータ
10とは反対側の端部に配置され、その構成要素
は、遊星歯車機構50の直径方向外側において軸
方向に延びる筒状部57aと該筒状部57aのト
ルクコンバータ10側の端部に連続して形成さ
れ、直径方向内方に延びる壁部57bとからなる
ベル形状のコネクテイングシエル57によりサン
ギヤ53に接続される。多段歯車変速機構20は
従来公知の形式で、たとえば特開昭54−132062号
公報に開示されたものと同一の形式であり、前進
3段、後進1段の変速段を有し、クラツチ27,
28及びブレーキ30,36を後述するように適
宜作動させることにより所要の変速段を得ること
ができる。オーバードライブ用遊星歯車変速機構
50は、第1遊星歯車機構21をこの軸方向向き
が裏返しになるようにした構成ではダイレクトク
ラツチ54が係合しオーバードライブブレーキ5
6が解除されたとき軸14,26を直結状態で結
合し、オーバードライブブレーキ56が係合し、
ダイレクトクラツチ54が解放されたとき軸1
4,26をオーバードライブ比で結合する。この
構成によればオーバードライブ用遊星歯車機構5
0のギヤなどの部品の多くは、第1遊星歯車機構
21のものと同一のものを用いることができる。 第2図は各クラツチ及びブレーキを作動させて
所要の変速段を得るために油圧制御回路を示すも
ので、この制御回路においてエンジン出力軸によ
り駆動されるオイルポンプ100から圧力ライン
101に吐出された作動油は、調圧弁102によ
り圧力を調整されてセレクト弁103導かれる。
セレクト弁103は、1,2,D,N,R,Pの
各位置を有し、該セレクト弁103が1,2及び
D位置にあるとき、圧力ライン101は弁103
のポートa,b,cに連通する。ポートaはフオ
ーワードクラツチ28の作動用アクチユエータ1
04に接続されており、弁103が上述の位置に
あるとき、フオーワードクラツチ104は係合状
態に保持される。また、ポートaは第2ガバナー
弁105を経て第1ガバナー弁106に接続さ
れ、車速が設定値以上になつたとき、ライン10
7に車速信号圧が発生する。ライン107の車速
信号圧は1−2シフト弁108、2−3シフト弁
109、2−3タイミング弁110及び圧力モデ
イフアイア弁122に与えられこれらの弁を車速
に応じて作動させる。 ポートcセカンドロツク弁111に接続され、
ライン101の圧力は該弁111に与えられてこ
の弁のスプールを図において上方位置に保持す
る。ポートbの圧力はセカンドロツク弁111に
与えられて、ポートcからの圧力が該弁111に
作用していないとき、該弁111のスプールを下
方に押し下げるように働らく。ポートaはさらに
ライン112を経て1−2シフト弁108に接続
され、該シフト弁108からのライン113は、
セカンドロツク弁111のスプールが上方位置に
あるとき、インターミデイエツトブレーキ30の
アクチユエータ114の係合側圧力室に通じるラ
イン115に接続される。さらに、ポートcはラ
イン116を経て2−3シフト弁109に接続さ
れており、このライン116は車速が設定値を越
えて2−3シフト弁109が作動したときライン
117に接続される。ライン117はインターミ
デイエツトブレーキ30のアクチユエータ114
の解除側圧力室に接続され、該圧力室に油圧が導
入されたとき、アクチユエータ114は係合側圧
力室の圧力に抗してブレーキ30を解除方向に作
動させる。また、ライン117の圧力は、ハイ・
アンド・リバースクラツチ27のアクチユエータ
118にも導かれ、このクラツチ27を係合させ
る。 セレクト弁103は、1位置において圧力ライ
ン101に通じるポートdを有し、このポートd
は、ライン119を経て1−2シフト弁108に
達し、さらにライン120を経てロー・アンド・
リバースブレーキ36のアクチユエータ121に
接続される。さらに、油圧制御回路には、圧力モ
デフアイア弁122、ダウンシフト弁123、ス
ロツトルバツクアツプ弁124及びバキユームス
ロツトル弁125が設けられているが、以上述べ
た制御回路の構成及び作用は、特開昭54−132062
号公報に図示され説明されたものと同一ぜあるの
で、きれ以上の説明は省略し、変速段とクラツチ
及びブレーキの作動の関係を表に示す。
ドライブ機構付自動変速機に関する。 〔従来の技術〕 トルクコンバータと複数の変速段を有する多段
歯車変速機とからなる自動変速機において、該ト
ルクコンバータと多段歯車変速機構との間にオー
バードライブ用の遊星歯車変速機を配置したオー
バードライブ機構付自動変速機は既に公知であ
る。たとえば、特開昭55−63052号には、オーバ
ードライブ用遊星歯車変速機のプラネタリキリヤ
がトルクコンバータのタービンに結合され、イン
ターナルギヤが多段歯車変速機の入力部材に結合
されるようになつた自動変速機が開示されてい
る。この自動変速機では、サンギヤとプラネタリ
キヤリヤとを直結クラツチにより結合したとき、
遊星歯車機構は一体となつて回転し、トルクコン
バータのタービンは多段歯車変速機の入力部材に
直結された状態になり、サンギヤをオーバードラ
イブブレーキによりケース側に係合させたとき、
トルクコンバータのタービンはこの遊星歯車機構
を介して多段歯車変速機の入力部材にオーバード
ライブ結合される。 多段歯車変速機構は二組の遊星歯車機構を有
し、公知の通り、前進3段、後進1段の変速段を
与える。しかし、この特許公開公報記載の変速機
では、多段歯車変速機構を構成する歯車及びそれ
を制御するためのクラツチ及びブレーキが、オー
バードライブ機構のものと共通性がなく、したが
つて各部品をそれぞれ別個に設計しなければなら
ないため高価になり、かつ部品管理が繁雑になる
という問題がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、従来のオーバードライブ機構付自動
変速機における上述の問題を解決し、オーバード
ライブ機構は多段歯車変速機構と共通設計の部品
によりほとんど構成できるオーバードライブ機構
付自動変速機を提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 すなわち、本発明の自動変速機はトルクコンバ
ータと、複数の変速段を有する多段歯車変速機構
との間に、オーバードライブ用変速機構が設けら
れたものであつて、オーバードライブ用変速機構
はギヤあるいは他の部品の基本構成が多段歯車変
速機構を構成する遊星歯車機構を前後裏返しにし
た遊星歯車機構により構成される。さらに詳細に
述べると、オーバードライブ用変速機構は、第1
サンギヤと、第1インターナルギヤと、第1プラ
ネタリギヤ及び該第1プラネタリギヤを回転自在
に支持する第1プラネタリキヤリヤとからなるオ
ーバードライブ遊星歯車機構により構成され、第
1サンギヤと第1インターナルギヤとを互いに係
合させるダイレクトクラツチと、第1サンギヤを
変速機ケース側に係合させるオーバードライブブ
レーキとが設けられ、第1プラネタリキヤリヤは
オーバードライブ遊星歯車機構のトルクコンバー
タとは反対側の端部に配置されて、サンギヤを貫
通する第1軸部を有し、この第1軸部を介してト
ルクコンバータに結合され、ダイレクトクラツチ
とオーバードライブブレーキはオーバードライブ
遊星歯車機構のトルクコンバータとは反対側端部
に配置され、これらダイレクトクラツチとオーバ
ードライブブレーキの構成要素は、オーバードラ
イブ遊星歯車機構の直径方向外側において軸線方
向に延びる筒状部と該筒状部のトルクコンバータ
側端部において該筒状部に連続し直径方向内方に
延びる壁部とを介して第1サンギヤに連結され、
第1インターナルギヤはオーバードライブ用変速
機構の出力部を構成しており、多段歯車変速機構
は第2サンギヤと、第2インターナルギヤと、第
2プラネタリギヤ及び該第2プラネタリギヤとか
らなる少なくとも1組の変速用遊星歯車機構を有
し、第2インターナルギヤは第1インターナルギ
ヤに結合可能とされるようになつており、第2プ
ラネタリキヤリヤは変速用遊星歯車機構のオーバ
ードライブ用変速機構側の端部に配置されて、第
2サンギヤを貫通する第2軸部を有し、この第2
軸部を介して出力軸に結合され、第2サンギヤを
変速機ケース側に結合させるインターミデイエツ
トブレーキと、第1インターナルギヤを第2サン
ギヤに結合可能なハイ・アンド・リバース・クラ
ツチと、第1インターナルギヤを第2インターナ
ルギヤに結合可能なフオーワードクラツチとが設
けられ、インターミデイエツトブレーキとハイ・
アンド・リバース・クラツチとフオーワードクラ
ツチとは、変速用遊星歯車機構のオーバードライ
ブ変速機構側端部に配置され、ハイ・アンド・リ
バース・クラツチ及びインターミデイエツトブレ
ーキの構成要素は、変速用遊星歯車機構の直径方
向外方において軸方向に延びる筒状部とこの筒状
部のオーバードライブ機構とは反対側に端部にお
いて直径方向内方に延びる壁部を介して第2サン
ギヤに連結される。 〔発明の効果〕 本発明の自動変速機は、上述のように構成され
ているので、オーバードライブ用変速機構の部品
の多くは、その後段に設けられる多段歯車変速機
構のものとほぼ同形状とすることができ、しかも
所要の変速比を支障なく得ることができる。すな
わち、設計の共通化が可能になる。 ここで、設計の共通化とは具体には次のような
内容を指す。強度計算等の設計を行うに際して、
作用する力の大小自体を求めることはそれほど設
計上の手数を増さない。設計上の手数を増さない
ために重要なことは、ほぼ同形状の部品を使用す
ることができることである。換言すれば、当該部
品の形状、他部品との接続の仕方等が同じになる
ようになれば良く、例えば、筒状部の長さの相違
はこの範囲に含まれ得る。一方、実際の動力伝達
部品の製作に際しては、衝撃荷重の大小、クリア
ランスの大小により単なる計算値以上で得られる
以上の強度を付与する必要があるので、実験によ
る破損の状態をもとに肉厚、クリアランスを改良
して必要な強度を得ることが必要であつて多大の
労力を要する。 このような場合、トルクの大小の絶対値はそれ
ほど重要ではなく、破損の仕方が予想できれば、
解決手段としては肉厚の増加、クリアランスの拡
大または縮小を採用することができる。このよう
な点で、同じような連結、支持、形状であるほぼ
同形状の部材を用いれば計算値から実際の製品形
状の部材の決定を容易にすることができる。 以上述べた設計の共通化を行うことにより、
種々の利点を得ることができる。第一に、部品の
製造費用、特にその中で大きな割合を占める設計
費用が廉価になる。各部品の形状がほぼ同一、従
つて各部品の強度や精度の計算、潤滑方法等の問
題点の解決方法が同一であることから、前述した
ように、設計の際に同一思想を適用することが可
能になり、設計に要する労力を少なくすることが
できる。第二に、製造工程における寸法管理等の
部品管理が簡便になる。さらには、製造時におけ
る工程を共通にでき、また寸法管理が簡便になる
のみならず、概略形状が同一であることから、製
造設備を共用することもできる。 また、設計の共通化に伴い、部品の共通化もあ
る程度可能となる場合がある。後述の実施例を例
にとれば、インターナルギヤ55と29、あるい
はサンギヤ53と24を共用できる。この場合、
インターナルギヤを共用すると、他のブレーキ5
6,30およびクラツチ54,27のフエーシン
グを同一径のものを使用することが可能になり、
共用化による効果が大きくなる。ギヤ比が同じで
あればすべての歯車を共用化することができる
が、ギヤ比が違つていても、上述のように、同一
の歯車を共用できる。 さらに、本発明においては、ダイレクトクラツ
チが第1サンギヤと第1インターナルギヤとを互
いに係合させるように配置されているので、第1
サンギヤと第1プラネタリキリヤを互いに係合さ
せる配置(例えば、特開昭56−46144号公報記載
のもの)に比べてダイレクトクラツチの伝達トル
クおよびプラネタリキヤリヤの伝達トルクを減少
させることができる。すなわち、本発明の配置に
おいては、エンジントルクをTE、ギヤ比をαと
したとき、ダイレクトクラツチの伝達トルクは
(α/1+α)TEとなり、プラネタリキヤリヤの
伝達トルクTEとなる。これに対して、第1サン
ギヤと第1プラネタリキヤリヤを互いに係合させ
る配置では、クラツチの伝達トルクはαTEであ
り、プラネタリキヤリヤの伝達トルクは(1+
α)TEとなる。両配置を後述する実施例のオー
バードライブ用遊星歯車機構50のギヤ比αが
0.46の状態で比較すると、本発明においては、ダ
イレクトクラツチおよびプラネタリキヤリヤの伝
達トルクをそれぞれ1/1.46に減少させることが
できる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を説明する。第1図は本
発明の制御装置を備えたオーバードライブ機構付
自動変速機の一例を示す概略図で、この自動変速
機は、トルクコンバータ10と多段歯車変速機構
20及び該トルクコンバータ10と多段歯車変速
機構20との間に配置されたオーバードライブ用
遊星歯車機構50とから構成されている。 トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に
コンバータカバー11aを介して結合されたポン
プインペラ11と、該ポンプインペラ11に対向
して配置されたタービンランナ12、及びポンプ
インペラ11とタービンランナ12との間に配置
されたステータ13を有し、ターピン12には出
力軸14が結合されている。出力軸14とポンプ
インペラ11との間にはロツクアツプクラツチ1
5が設けられる。このロツクアツプクラツチ15
は、トルクコンバータ10内を循環する作動油圧
力により常時係合方向(第1図中左方向)に押さ
れており、該ロツクアツプクラツチ15とコンバ
ータカバー11aとの間に形成されるロツクアツ
プ油室60に外部から供給れると解放用油圧によ
りロツクアツプピストンを第1図右方へ移動さ
せ、ロツクアツプ解放状態に保持される。 多段歯車変速機構20は、第1遊星歯車機構2
1と第2遊星歯車機構22を有し、第1遊星歯車
機構21のサンギヤ23と第2遊星歯車機構22
のサンギヤ24と連結軸25により連結されてい
る。多段歯車変速機構20の入力軸26はハイ・
アンド・リバースクラツチ27を介して連結軸2
5に、またフオーワードクラツチ28を介して第
1遊星歯車機構21のインターナルギヤ29にそ
れぞれ連結可能にされている。連結軸25すなわ
ちサンギヤ23,24と変速機ケースとの間には
インターミデイエツトブレーキ30が設けられて
いる。インターミデイエツトブレーキ30とハ
イ・アンド・リバースクラツチ27およびフオー
ワードクラツチ28は、遊星歯車機構21のオー
バードライブ用遊星歯車変速機構50側の端部に
配置されており、ハイ・アンド・リバースクラツ
チ27とインターミデイエツトブレーキ30の構
成要素は遊星歯車機構21の直径方向外方におい
て軸方向に延びる筒状部58aと該筒状部58a
のオーバードライブ用遊星歯車変速機構50とは
反対側の端部において該筒状部58aに連続して
形成されて、直径方向内方に延びる壁部58bと
からなるベル形状のコネクテイングシエル58に
より、サンギヤ23,24に結合されている。第
1遊星歯車機構21のプラネタリキヤリヤ31
と、第2遊星歯車機構22のインターナルギヤ3
3とは出力軸34に連結されている。プラネタリ
キヤリヤ31は第1遊星歯車機構21のオーバー
ドライブ用遊星歯車変速機構50側の端部に配置
され、サンギヤ23,24を貫通する軸により出
力軸34に連結されている。第2遊星歯車機構2
2のプラネタリキヤリヤ35と変速機ケース36
及びワンウエイクラツチ36aが設けられてい
る。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50は、
プラネタリギヤ51を回転自在に支持するプラネ
タリキヤリヤ52がトルクコンバータ10の出力
軸14に連結され、サンギヤ53はダイレクトク
ラツチ4を介してインターナルギヤ55に結合可
能にされている。プラネタリキヤリヤ52は、ト
ルクコンバータ10とは反対側の端部に配置さ
れ、サンギヤ53を貫通する軸によりトルクコン
バータ10の出力軸14に接続される。サンギヤ
53と変速機ケースとの間には、オーバードライ
ブブレーキ56が設けられ、またインターナルギ
ヤ55は多段歯車変速機構20の入力軸26に連
結されている。ダイレクトクラツチ54とオーバ
ードライブブレーキ56とは、トルクコンバータ
10とは反対側の端部に配置され、その構成要素
は、遊星歯車機構50の直径方向外側において軸
方向に延びる筒状部57aと該筒状部57aのト
ルクコンバータ10側の端部に連続して形成さ
れ、直径方向内方に延びる壁部57bとからなる
ベル形状のコネクテイングシエル57によりサン
ギヤ53に接続される。多段歯車変速機構20は
従来公知の形式で、たとえば特開昭54−132062号
公報に開示されたものと同一の形式であり、前進
3段、後進1段の変速段を有し、クラツチ27,
28及びブレーキ30,36を後述するように適
宜作動させることにより所要の変速段を得ること
ができる。オーバードライブ用遊星歯車変速機構
50は、第1遊星歯車機構21をこの軸方向向き
が裏返しになるようにした構成ではダイレクトク
ラツチ54が係合しオーバードライブブレーキ5
6が解除されたとき軸14,26を直結状態で結
合し、オーバードライブブレーキ56が係合し、
ダイレクトクラツチ54が解放されたとき軸1
4,26をオーバードライブ比で結合する。この
構成によればオーバードライブ用遊星歯車機構5
0のギヤなどの部品の多くは、第1遊星歯車機構
21のものと同一のものを用いることができる。 第2図は各クラツチ及びブレーキを作動させて
所要の変速段を得るために油圧制御回路を示すも
ので、この制御回路においてエンジン出力軸によ
り駆動されるオイルポンプ100から圧力ライン
101に吐出された作動油は、調圧弁102によ
り圧力を調整されてセレクト弁103導かれる。
セレクト弁103は、1,2,D,N,R,Pの
各位置を有し、該セレクト弁103が1,2及び
D位置にあるとき、圧力ライン101は弁103
のポートa,b,cに連通する。ポートaはフオ
ーワードクラツチ28の作動用アクチユエータ1
04に接続されており、弁103が上述の位置に
あるとき、フオーワードクラツチ104は係合状
態に保持される。また、ポートaは第2ガバナー
弁105を経て第1ガバナー弁106に接続さ
れ、車速が設定値以上になつたとき、ライン10
7に車速信号圧が発生する。ライン107の車速
信号圧は1−2シフト弁108、2−3シフト弁
109、2−3タイミング弁110及び圧力モデ
イフアイア弁122に与えられこれらの弁を車速
に応じて作動させる。 ポートcセカンドロツク弁111に接続され、
ライン101の圧力は該弁111に与えられてこ
の弁のスプールを図において上方位置に保持す
る。ポートbの圧力はセカンドロツク弁111に
与えられて、ポートcからの圧力が該弁111に
作用していないとき、該弁111のスプールを下
方に押し下げるように働らく。ポートaはさらに
ライン112を経て1−2シフト弁108に接続
され、該シフト弁108からのライン113は、
セカンドロツク弁111のスプールが上方位置に
あるとき、インターミデイエツトブレーキ30の
アクチユエータ114の係合側圧力室に通じるラ
イン115に接続される。さらに、ポートcはラ
イン116を経て2−3シフト弁109に接続さ
れており、このライン116は車速が設定値を越
えて2−3シフト弁109が作動したときライン
117に接続される。ライン117はインターミ
デイエツトブレーキ30のアクチユエータ114
の解除側圧力室に接続され、該圧力室に油圧が導
入されたとき、アクチユエータ114は係合側圧
力室の圧力に抗してブレーキ30を解除方向に作
動させる。また、ライン117の圧力は、ハイ・
アンド・リバースクラツチ27のアクチユエータ
118にも導かれ、このクラツチ27を係合させ
る。 セレクト弁103は、1位置において圧力ライ
ン101に通じるポートdを有し、このポートd
は、ライン119を経て1−2シフト弁108に
達し、さらにライン120を経てロー・アンド・
リバースブレーキ36のアクチユエータ121に
接続される。さらに、油圧制御回路には、圧力モ
デフアイア弁122、ダウンシフト弁123、ス
ロツトルバツクアツプ弁124及びバキユームス
ロツトル弁125が設けられているが、以上述べ
た制御回路の構成及び作用は、特開昭54−132062
号公報に図示され説明されたものと同一ぜあるの
で、きれ以上の説明は省略し、変速段とクラツチ
及びブレーキの作動の関係を表に示す。
【表】
【表】
表においてオーバードライブフレーキあるいは
インターミデイエツトブレーキの係合側と解放側
の両方に圧力が導入された場合、アクチユエータ
の面積差によりブレーキは解放側に作動する。 本発明の実施例においては、オーバードライブ
用遊星歯車機構50のダイレクトクラツチ54及
びオーバードライブブレーキ56を制御するため
に、さらに3−4シフト弁200が設けられてい
る。このシフト弁200は、弁孔201内を摺動
可能なスプール202を有し、該弁孔201に
は、スプール202の一端側にスリーブ状のガイ
ド241に設けたスリツト241Aを介してライ
ン107からの車速信号圧が導入され、車速が設
定値以上になつたとき、車速信号圧によりスプー
ル202が図において上半部位置に移動されるよ
うにつている。弁孔201には圧力ライン101
に接続されるライン圧ポート203と、出力ポー
ト204とが形成され、車速が設定値より小くス
プール202が図中下半部位置にあるとき、ライ
ン圧ポート203が出力ポート204に接続さ
れ、車速が設定値以上になつてスプール202が
図中上半部位置に移動したとき両ポート203,
204の接続が断たれ、出力ポート204はドレ
インポート240に開放される。 3−4シフト弁200の出力ポート204は、
オリフイスチエツク弁205を有するライン20
6を介してオーバードライブ解除弁207に接続
されている。弁207は、弁孔208と該弁孔2
08内を摺動するスプール209とを有し、該ス
プール209はその右端に設けたスプリング21
0により図において左方に押されている。弁孔2
08には、ポンプ109からの圧力ライン101
通じる圧力ポート211と、3−4シフト弁20
0の出力ポート204からのライン206に接続
されたポート212、及びポート211,212
間のポート213が形成されている。圧力ライン
101は絞り214を経て弁孔208の左端の室
215に接続され、室215は別の絞り216を
経てドレンに開放されている。したがつて、この
状態で室215に作用する圧力は絞り214によ
る圧力降下のため、スプール09の左端に作用し
てもスプリング210の作用に抗して該スプール
を右方へ動かす程大きくないが、絞り216を閉
じると、ライン圧が室215にに作用するように
なり、スプール209は右方に移動させられる。 スプール209が図中上半部位置にあるとき、
ポート212はポート213に接続され、ポート
211,213間の連通は断たれる。絞り216
が閉じられて室215の圧力が上昇し、スプール
209が図中下半部位置に移動すると、ポート2
12,213の連通が断たれ、ポート211がポ
ート213に接続される。絞り216を任意に開
閉するために、図示しない手動スイツチにより作
動させられるソレノイド217が設けられてい
る。ソレノイド217は非励時は絞り216を開
放状態に保持するが、励磁されたとき該絞り21
6を閉状態を保つように働く。 ダイレクトクラツチ54はこれを係合させるた
めのアクチユエータ218ゆ有し、オーバードラ
イブブレーキ56はこれを作動させるためのアク
チユエータ219を有する。アクチユエータ21
9は係合側圧力室220と解除側圧力室221を
有し、室220にのみ油圧が導入されたときブレ
ーキ56が係合し、室220,221の両方に油
圧が導入されたとき、その受圧面積差によりブレ
ーキ56が解除される。アクチユエータ219の
係合側圧力室220は、圧力ライン101に接続
されている。 弁207の出力ポート213は、共通ライン2
22に接続され、このライン222は一方向絞り
223を介してクラツチ54のアクチユエータ2
18にまた一方向絞り224を介してブレーキ5
6のアクチユエータ219の解除側圧力室221
に接続されている。また、共通ライン222は、
トルクコンバータ10のロツクアツプクラツチ1
5のためのロツクアツプ制御弁225にも接続さ
れている。すなわち、弁225は、弁孔226と
該弁孔226内を摺動するスプール227とを有
し、該スプール227はスプリング228により
図において左方に押されている。共通ライン22
2からの圧力は、弁孔226の右端に導入され、
スプリング228を助勢するように構成されてい
る。車速信号圧ライン107は弁孔226の左端
に接続され、車速信号圧がスプール227を右方
に押すように作用する。 弁孔226には、圧力ライン101に接続され
るポート229と、ロツクアツプ解放圧ライン2
31を介してトルクコンバータ10のロツクアツ
プ油室60に通じるロツクアツプ解放ポート23
0が形成され、スプール227がスプリング22
8により押されて図中上半部位置にあるときは、
ポート229がポート230に接続されて油圧が
ロツクアツプ油室60に導かれ、ロツクアツプク
ラツチ15を解放状態に保持する。車速が設定値
以上に達し、かつ共通ライン222に圧力が発生
していないときには、スプール227は車速信号
圧により図中下半部位置に移動させられ、ポート
230はポート229から遮断され、同時にドレ
ンに開放され、この結果、ロツクアツプ油室60
内の油圧は0になる。このためロツクアツプクラ
ツチ15はトルクコンバータ10内の作動油圧よ
り係合状態にされる。共通ライン222に油圧が
発生していれば、スプール227は車速信号によ
り図中下半部位置に移動されることがなく、ロツ
クアツプクラツチ15は解放状態に保持される。 以上述べた制御回路の作動について説明する
と、車速が設定値より小さく、車速信号圧が低い
ときは、3−4シフト弁200のスプール202
は図中下半部位置にあり、圧力ライン101に通
じるポート203は出力ポート204に接続され
る。絞り216が開いておれば、ポート215に
供給される圧力が低下するので、オーバードライ
ブ解除弁207のスプール209図中上半部位置
にあり、ポート204の圧力はライン206から
ポート212,213を経て共通ライン222に
導かれる。この共通ライン222の圧力はダイレ
クトクラツチ54のアクチユエータ218に導か
れて該クラツチ54を係合させると共に、オーバ
ードライブブレーキ56のアクチユエータ219
の解除側圧力室221に導かれて該ブレーキ56
を解除させる。したがつて、オーバードライブ用
遊星歯車変機構50は変速比1の結状態になるこ
のとき、共通ライン222の圧力が、ロツクアツ
プ制御弁225の弁孔226の右端に導入されて
スプール227の右方への移動を阻止するので、
トルクコンバータ10のロツクアツプクラツチ1
5が係合するのを阻止できる。すなわち変速機構
50が直結状態のとき、換言するならばオーバー
ドライブ以外の変速段のもとでは、ロツクアツプ
クラツチ15の係合が阻止される。 車速が増加して設定速度以上に達すると、車速
信号圧により3−4シフト弁200のスプール2
02が図中上半部位置に移動されるので、該弁2
00の出力ポート204はライン圧ポート203
から遮断され、ドレンポート240に接続され
る。このため共通ライン222の圧力が低下し、
ダイレクトクラツチ54のアクチユエータ218
がクラツチ解放方向に作動し、かつオーバードラ
イブブレーキ56のアクチユエータ219の室2
21内の圧力が低下して、該アクチユエータ21
9はブレーキ係合方向に作動する。このようにし
て、変速機50はオーバードライブ状態になる。
共通ライン222の圧力が低下するので、車速が
更に増加して、さらに高い設定速度に達したと
き、弁225のスプール227は車速信号圧によ
り図中下半部位置に移動され、ポート230はポ
ート229から遮断されてドレンポート242に
接続され、ロツクアツプ油室60はドレンされ
る。これによつて、ロツクアツプクラツチ15は
係合状態になる。 この状態で、図示しないスイツチの作動によ
り、ソレノイド217を励磁すると、絞り216
が閉じられる。したがつて、室215の圧力が上
昇し、弁207のスプール209が図中上半部位
置に移動させられる。この位置では、弁207の
出力ポート213は圧力ポート229に接続さ
れ、解放用油圧がロツクアツプ油室60に供給さ
れてロツクアツプが解除される。同時に、共通ラ
イン222の油圧はダイレクトクラツチ54のア
クチユエータ218に導かれてこの係合させ、オ
ーバードライブブレーキ56のアクチユエータ2
19の解除側圧力室221導かれて、オーバード
ライブブレーキ56を解除し、変速機構50を直
結状態にする。この構成により、任意にオーバー
ドライブを解除することが可能になる。
インターミデイエツトブレーキの係合側と解放側
の両方に圧力が導入された場合、アクチユエータ
の面積差によりブレーキは解放側に作動する。 本発明の実施例においては、オーバードライブ
用遊星歯車機構50のダイレクトクラツチ54及
びオーバードライブブレーキ56を制御するため
に、さらに3−4シフト弁200が設けられてい
る。このシフト弁200は、弁孔201内を摺動
可能なスプール202を有し、該弁孔201に
は、スプール202の一端側にスリーブ状のガイ
ド241に設けたスリツト241Aを介してライ
ン107からの車速信号圧が導入され、車速が設
定値以上になつたとき、車速信号圧によりスプー
ル202が図において上半部位置に移動されるよ
うにつている。弁孔201には圧力ライン101
に接続されるライン圧ポート203と、出力ポー
ト204とが形成され、車速が設定値より小くス
プール202が図中下半部位置にあるとき、ライ
ン圧ポート203が出力ポート204に接続さ
れ、車速が設定値以上になつてスプール202が
図中上半部位置に移動したとき両ポート203,
204の接続が断たれ、出力ポート204はドレ
インポート240に開放される。 3−4シフト弁200の出力ポート204は、
オリフイスチエツク弁205を有するライン20
6を介してオーバードライブ解除弁207に接続
されている。弁207は、弁孔208と該弁孔2
08内を摺動するスプール209とを有し、該ス
プール209はその右端に設けたスプリング21
0により図において左方に押されている。弁孔2
08には、ポンプ109からの圧力ライン101
通じる圧力ポート211と、3−4シフト弁20
0の出力ポート204からのライン206に接続
されたポート212、及びポート211,212
間のポート213が形成されている。圧力ライン
101は絞り214を経て弁孔208の左端の室
215に接続され、室215は別の絞り216を
経てドレンに開放されている。したがつて、この
状態で室215に作用する圧力は絞り214によ
る圧力降下のため、スプール09の左端に作用し
てもスプリング210の作用に抗して該スプール
を右方へ動かす程大きくないが、絞り216を閉
じると、ライン圧が室215にに作用するように
なり、スプール209は右方に移動させられる。 スプール209が図中上半部位置にあるとき、
ポート212はポート213に接続され、ポート
211,213間の連通は断たれる。絞り216
が閉じられて室215の圧力が上昇し、スプール
209が図中下半部位置に移動すると、ポート2
12,213の連通が断たれ、ポート211がポ
ート213に接続される。絞り216を任意に開
閉するために、図示しない手動スイツチにより作
動させられるソレノイド217が設けられてい
る。ソレノイド217は非励時は絞り216を開
放状態に保持するが、励磁されたとき該絞り21
6を閉状態を保つように働く。 ダイレクトクラツチ54はこれを係合させるた
めのアクチユエータ218ゆ有し、オーバードラ
イブブレーキ56はこれを作動させるためのアク
チユエータ219を有する。アクチユエータ21
9は係合側圧力室220と解除側圧力室221を
有し、室220にのみ油圧が導入されたときブレ
ーキ56が係合し、室220,221の両方に油
圧が導入されたとき、その受圧面積差によりブレ
ーキ56が解除される。アクチユエータ219の
係合側圧力室220は、圧力ライン101に接続
されている。 弁207の出力ポート213は、共通ライン2
22に接続され、このライン222は一方向絞り
223を介してクラツチ54のアクチユエータ2
18にまた一方向絞り224を介してブレーキ5
6のアクチユエータ219の解除側圧力室221
に接続されている。また、共通ライン222は、
トルクコンバータ10のロツクアツプクラツチ1
5のためのロツクアツプ制御弁225にも接続さ
れている。すなわち、弁225は、弁孔226と
該弁孔226内を摺動するスプール227とを有
し、該スプール227はスプリング228により
図において左方に押されている。共通ライン22
2からの圧力は、弁孔226の右端に導入され、
スプリング228を助勢するように構成されてい
る。車速信号圧ライン107は弁孔226の左端
に接続され、車速信号圧がスプール227を右方
に押すように作用する。 弁孔226には、圧力ライン101に接続され
るポート229と、ロツクアツプ解放圧ライン2
31を介してトルクコンバータ10のロツクアツ
プ油室60に通じるロツクアツプ解放ポート23
0が形成され、スプール227がスプリング22
8により押されて図中上半部位置にあるときは、
ポート229がポート230に接続されて油圧が
ロツクアツプ油室60に導かれ、ロツクアツプク
ラツチ15を解放状態に保持する。車速が設定値
以上に達し、かつ共通ライン222に圧力が発生
していないときには、スプール227は車速信号
圧により図中下半部位置に移動させられ、ポート
230はポート229から遮断され、同時にドレ
ンに開放され、この結果、ロツクアツプ油室60
内の油圧は0になる。このためロツクアツプクラ
ツチ15はトルクコンバータ10内の作動油圧よ
り係合状態にされる。共通ライン222に油圧が
発生していれば、スプール227は車速信号によ
り図中下半部位置に移動されることがなく、ロツ
クアツプクラツチ15は解放状態に保持される。 以上述べた制御回路の作動について説明する
と、車速が設定値より小さく、車速信号圧が低い
ときは、3−4シフト弁200のスプール202
は図中下半部位置にあり、圧力ライン101に通
じるポート203は出力ポート204に接続され
る。絞り216が開いておれば、ポート215に
供給される圧力が低下するので、オーバードライ
ブ解除弁207のスプール209図中上半部位置
にあり、ポート204の圧力はライン206から
ポート212,213を経て共通ライン222に
導かれる。この共通ライン222の圧力はダイレ
クトクラツチ54のアクチユエータ218に導か
れて該クラツチ54を係合させると共に、オーバ
ードライブブレーキ56のアクチユエータ219
の解除側圧力室221に導かれて該ブレーキ56
を解除させる。したがつて、オーバードライブ用
遊星歯車変機構50は変速比1の結状態になるこ
のとき、共通ライン222の圧力が、ロツクアツ
プ制御弁225の弁孔226の右端に導入されて
スプール227の右方への移動を阻止するので、
トルクコンバータ10のロツクアツプクラツチ1
5が係合するのを阻止できる。すなわち変速機構
50が直結状態のとき、換言するならばオーバー
ドライブ以外の変速段のもとでは、ロツクアツプ
クラツチ15の係合が阻止される。 車速が増加して設定速度以上に達すると、車速
信号圧により3−4シフト弁200のスプール2
02が図中上半部位置に移動されるので、該弁2
00の出力ポート204はライン圧ポート203
から遮断され、ドレンポート240に接続され
る。このため共通ライン222の圧力が低下し、
ダイレクトクラツチ54のアクチユエータ218
がクラツチ解放方向に作動し、かつオーバードラ
イブブレーキ56のアクチユエータ219の室2
21内の圧力が低下して、該アクチユエータ21
9はブレーキ係合方向に作動する。このようにし
て、変速機50はオーバードライブ状態になる。
共通ライン222の圧力が低下するので、車速が
更に増加して、さらに高い設定速度に達したと
き、弁225のスプール227は車速信号圧によ
り図中下半部位置に移動され、ポート230はポ
ート229から遮断されてドレンポート242に
接続され、ロツクアツプ油室60はドレンされ
る。これによつて、ロツクアツプクラツチ15は
係合状態になる。 この状態で、図示しないスイツチの作動によ
り、ソレノイド217を励磁すると、絞り216
が閉じられる。したがつて、室215の圧力が上
昇し、弁207のスプール209が図中上半部位
置に移動させられる。この位置では、弁207の
出力ポート213は圧力ポート229に接続さ
れ、解放用油圧がロツクアツプ油室60に供給さ
れてロツクアツプが解除される。同時に、共通ラ
イン222の油圧はダイレクトクラツチ54のア
クチユエータ218に導かれてこの係合させ、オ
ーバードライブブレーキ56のアクチユエータ2
19の解除側圧力室221導かれて、オーバード
ライブブレーキ56を解除し、変速機構50を直
結状態にする。この構成により、任意にオーバー
ドライブを解除することが可能になる。
第1図は本発明の一実施例を示す自動変速機の
概略図、第2図はその制御油圧回路図である。 〔主な符号の説明〕、10……トルクコンバー
タ、15……ロツクアツプクラツチ、20……多
段歯車変速機構、50……オーバードライブ用遊
星歯車変速機構、200……3−4シフト弁、2
18……ダイレクトクラツチアクチユエータ、2
19……オーバードライブブレーキ−アクチユエ
ータ、222……共通ライン、225……ロツク
アツプ制御弁。
概略図、第2図はその制御油圧回路図である。 〔主な符号の説明〕、10……トルクコンバー
タ、15……ロツクアツプクラツチ、20……多
段歯車変速機構、50……オーバードライブ用遊
星歯車変速機構、200……3−4シフト弁、2
18……ダイレクトクラツチアクチユエータ、2
19……オーバードライブブレーキ−アクチユエ
ータ、222……共通ライン、225……ロツク
アツプ制御弁。
Claims (1)
- 1 トルクコンバータと、複数の変速段を有する
多段歯車変速機構との間に、オーバードライブ用
変速機構が設けられたオーバードライブ機構付自
動変速機において、前記オーバードライブ用変速
機構は、第1サンギヤと、第1インターナルギヤ
と、第1プラネタリギヤ及び該第1プラネタリギ
ヤを回転自在に支持する第1プラネタリキヤリヤ
とからなるオーバードライブ遊星歯車機構により
構成され、前記第1サンギヤと第1インターナル
ギヤとを互に係合させるダイレクトクラツチと、
前記第1サンギヤを変速機ケース側に係合させる
オーバードライブブレーキとが設けられ、前記第
1プラネタリキヤリヤは前記オーバードライブ遊
星歯車機構のトルクコンバータとは反対側の端部
に配置されて、前記サンギヤを貫通する第1軸部
を有し、この第1軸部を介して前記トルクコンバ
ータに結合され、前記ダイレクトクラツチと前記
オーバードライブブレーキは前記オーバードライ
ブ遊星歯車機構のトルクコンバータとは反対側端
部に配置され、これらダイレクトクラツチとオー
バードライブブレーキの構成要素は、前記オーバ
ードライブ遊星歯車機構の直径方向外側において
軸線方向に延びる筒状部と該筒状部のトルクコン
バータ側端部において該筒状部に連続し直径方向
内方に延びる壁部とを介して前記第1サンギヤに
連結され、前記第1インターナルギヤは前記オー
バードライブ用変速機構の出力部を構成してお
り、前記多段歯車変速機構は第2サンギヤと、第
2インターナルギヤと、第2プラネタリギヤ及び
該第2プラネタリギヤを回転自在に支持する第2
プラネタリキヤリヤとからなる少くとも1組の変
速用遊星歯車機構を有し、前記第2インターナル
ギヤは前記第1インターナルギヤに結合可能とさ
れるようになつており、前記第2プラネタリキヤ
リヤは前記変速用遊星歯車機構のオーバードライ
ブ用変速機構側の端部に配置されて、前記第2サ
ンギヤを貫通する第2軸部を有し、この第2軸部
を介して出力軸に結合され、前記第2サンギヤを
変速機ケース側に結合させるインターミデイエツ
トブレーキと、前記第1インターナルギヤを第2
サンギヤに結合可能なハイ・アンド・リバース・
クラツチと、第1インターナルギヤを第2インタ
ーナルギヤに結合可能なフオーワードクラツチと
が設けられ、前記インターミデイエツトブレーキ
と前記ハイ・アンド・リバース・クラツチと前記
フオーワードクラツチとは、前記変速用遊星歯車
機構のオーバードライブ変速機構側端部に配置さ
れ、前記ハイ・アンド・リバース・クラツチ及び
前記インターミデイエツトブレーキの構成要素
は、前記変速用遊星歯車機構の直径方向外方にお
いて軸方向に延びる筒状部とこの筒状部の前記オ
ーバードライブ機構とは反対側の端部において直
径方向内方に延びる壁部を介して前記第2サンギ
ヤに連結されたことを特徴とするオーバードライ
ブ機構付自動変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57079697A JPS58196351A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | オ−バ−ドライブ機構付自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57079697A JPS58196351A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | オ−バ−ドライブ機構付自動変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58196351A JPS58196351A (ja) | 1983-11-15 |
| JPH025939B2 true JPH025939B2 (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=13697393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57079697A Granted JPS58196351A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | オ−バ−ドライブ機構付自動変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58196351A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3417703C2 (de) * | 1984-05-12 | 1987-01-02 | Ford-Werke Ag, 5000 Koeln | Mehrgängiges, über ein hydraulisches Steuerventilsystem schaltbares hydrokinetisch - mechanisches Wechselgetriebe für Kraftfahrzeuge |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4098148A (en) * | 1976-12-08 | 1978-07-04 | Borg-Warner Corporation | Transmission controls |
| JPS5381881A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-19 | Toyota Motor Corp | Hydraulic control equipment for automatic transmission |
| DE2936969A1 (de) * | 1979-09-13 | 1981-04-02 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Planetenraeder-gangwechselgetriebe mit einem vorschalt- und einem hauptgetriebe fuer fahrzeuge |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP57079697A patent/JPS58196351A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58196351A (ja) | 1983-11-15 |
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