JPH0259833B2 - - Google Patents

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JPH0259833B2
JPH0259833B2 JP57113353A JP11335382A JPH0259833B2 JP H0259833 B2 JPH0259833 B2 JP H0259833B2 JP 57113353 A JP57113353 A JP 57113353A JP 11335382 A JP11335382 A JP 11335382A JP H0259833 B2 JPH0259833 B2 JP H0259833B2
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JP
Japan
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racemic
glycerin
methoxycarbonyl
octadecyl
compound
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JP57113353A
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Tsutomu Terachi
Eishiro Todo
Norihiko Shimazaki
Teruo Oku
Takayuki Namiki
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Publication of JPS5813592A publication Critical patent/JPS5813592A/ja
Publication of JPH0259833B2 publication Critical patent/JPH0259833B2/ja
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/38Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)]
    • C07F9/40Esters thereof
    • C07F9/4071Esters thereof the ester moiety containing a substituent or a structure which is considered as characteristic
    • C07F9/4075Esters with hydroxyalkyl compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/12Antihypertensives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07F9/09Esters of phosphoric acids
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明はリン脂質誘導体に関するものであ
り、さらに詳しくは、血圧降下作用を有する新規
なリン脂質誘導体に関するものである。 この発明の目的は新規で有用なリン脂質誘導体
を提供することにある。 この発明のリン脂質誘導体は次の一般式()
で表わされる。 〔式中、R1はアルキル基、アルコキシ基、アル
キルチオ基、アル(低級)アルコキシ基またはア
ルカノイルアミノ基を、R2は低級アルキル基ま
たはアル(低級)アルキル基を、nは0または1
を、Aは低級アルキレン基を、R3はピリジニオ
基または式
【式】(式中、R5、R6および R7はそれぞれ水素原子または低級アルキル基を
意味する)で示される基を、R4は水素原子また
は低級アルキル基をそれぞれ意味する〕 上記の式()における各定義について以下に
詳細に説明する。 この明細書では特に断らない限り、「低級」と
は炭素数1〜6の基を意味し、「高級」とは炭素
数7〜25の基を意味する。 R1における「アルキル基」は直鎖もしくは分
枝鎖状の好ましくは炭素数1〜25を有するもので
あり、具体的にはメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、ベンチル、ヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、
ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデ
シル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシ
ル、ノナデシル、エイコシル、ヘネイコシル、ド
コシル、トリコシル、テトラコシル、ペンタコシ
ル等が挙げられ、特に好ましくは炭素数1〜15を
有するものである。 R1における「アルコキシ基」は「−O−アル
キル基」であり、そのアルキル部分としては上記
のような基が挙げられ、特に好ましくは炭素数5
〜20を有するものである。 R1における「アルキルチオ基」は「−S−ア
ルキル基」であり、そのアルキル部分としては上
記のような基が挙げられる。 R1における「アル(低級)アルコキシ基」お
よびR2における「アル(低級)アルキル基」に
おける「アリール」部分の好適な例としてはフエ
ニル、トリル、キシリル、メシチル、クメニル、
ナフチル等が挙げられる。 R2、R4、R5、R6およびR7における「低級アル
キル基」およびR2における「アル(低級)アル
キル基」の「低級アルキル基」部分の好適な例と
しては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、第2級ブチル、第3級
ブチル、ペンチル、ヘキシル等の直鎖もしくは分
枝鎖状の炭素数1〜6の低級アルキル基が挙げら
れる。 R1における「アル(低級)アルコキシ基」の
「低級アルコキシ」部分は「−O−(低級)アルキ
ル」で表わされ、その低級アルキル部分は上記の
ようなものが挙げられる。 R1における「アルカノイルアミノ基」の「ア
ルカノイル」部分の好適な例としては、ホルミ
ル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブ
チル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ヘ
キサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナ
ノイル、デカノイル、ウンデカノイル、ドデカノ
イル、トリデカノイル、テトラデカノイル、ペン
タデカノイル、ヘキサデカノイル、ヘプタデカノ
イル、オクタデカノイル、ノナデカノイル、エイ
コサノイル、ヘネイコサノイル、ドコサノイル、
トリコサノイル、テトラコサノイル、ペンタコサ
ノイル等の直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数1〜25
のアルカノイル基が挙げられる。 Aにおける「低級アルキレン基」の好適な例と
しては、エチレン、トリメチレン、プロピレン、
テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレ
ン等の直鎖もしくは分枝鎖状の炭素数2〜6の低
級アルキレン基が挙げられる。 目的化合物()の塩としては、薬理学的に許
容される塩であればよく、その好適な例としては
例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩、硫
酸塩等の無機酸付加塩、トリフルオロ酢酸塩、ト
シレート、ベンゼンスルホネート等の有機酸付加
塩、ハイドロオキサイドイオン、ナトリウム塩、
カリウム塩等のアルカリ金属塩のような塩基との
塩が挙げられる。 なお、目的化合物()において、R4が水素
原子である場合は次の式(′)および(″)で
表わされる両性イオンや分子内塩を形成すること
もあるが、これらも目的化合物()の塩に含ま
れる。 〔式中、R1、R2、nおよびAは前と同じ意味、
R3a′はピリジニオ基または式
【式】(式 中、R5a、R6aおよびR7aはそれぞれ低級アルキ
ル基)で示される基、R3b′は
【式】(式中、 R5およびR6はそれぞれ前と同じ意味)で示され
る基をそれぞれ意味する〕 ここで、上記のR5a、R6aおよびR7aにおける
「低級アルキル基」の好適な例としては前記のも
のと同じものが挙げられる。 また、目的化合物()において、その分子内
の不斉炭素原子に基づく光学異性体が存在するこ
ともあるが、これらもこの発明の範囲に含まれ
る。 さらに、この明細書では、1,2−プロパンジ
オール部分の化学構造式は全て簡略化のために式
(B)の代りに式(A)で表わされている。 この発明に係る目的化合物()およびその塩
は、下記の方法により製造することができる。 〔式中、R1、R2、n、A、R3、R4およびR5はそ
れぞれ上と同じ意味であり、R3aはピリジンまた
は式
【式】(R5、R6およびR7は上と同じ意 味)で示される基を、X1およびX2はそれぞれ酸
残基を、Y1はリン酸の保護基をそれぞれ意味す
る〕 X1およびX2における「酸残基」の好適な例と
しては、フツ素、塩素、臭素、沃素等のハロゲ
ン、アジドおよびアセトキシ、ベンゾイルオキ
シ、ベンゼンスルホニルオキシ、トシルオキシ等
のアシルオキシなどが挙げられる。 Y1における「リン酸の保護基」の好適な例と
しては、メチル、エチル、プロピルのような低級
アルキル基、フエニル、トリルなどのアリール
基、ベンジル、フエネチル、ベンズヒドリル、ト
リチルのようなアル(低級)アルキル基等が挙げ
られる。 上記の方法1〜4について以下に詳細に説明す
る。 方法1 目的化合物()およびその塩は、目的化合物
()またはその塩に化合物()またはその塩
を作用させることにより製造することができる。 化合物()の好適な塩としては、上記の化合
物()で例示したような金属塩が挙げられる。
また、化合物()の好適な塩としては、上記の
化合物()で例示したような無機もしくは有機
の酸付加塩が挙げられる。 この反応は通常、アセトン、メタノール、テト
ラハイドロフラン、クロロホルム、ベンゼンある
いはこの反応に悪影響を及ぼさないその他の溶媒
中で行われるが、化合物()が液体のときは溶
媒を兼ねて使用することもできる。反応温度は特
に限定されないが、通常室温ないし加熱下に反応
が行われる。 この反応で目的化合物()がその塩として得
られる場合には、所望によりイオン交換樹脂また
は酢酸銀等で処理することにより遊離の化合物に
変換できる。 方法2 目的化合物(a)およびその塩は、化合物
()またはその塩をリン酸の保護基Y1の脱離反
応に付すことにより製造できる。 化合物()の好適な塩としては、上記化合物
()で例示したような無機もしくは有機酸付加
塩が挙げられる。 この脱離反応は酸もしくはアルカリによる加水
分解あるいは還元反応などの常法により行うこと
ができるが、特に化合物()またはその塩を沃
化ナトリウムや臭化リチウムのような金属ハロゲ
ン化物で処理すると好都合である。 この反応は通常この反応に悪影響を及ぼさない
溶媒中で行うことができる。反応温度は特に限定
されないが、好ましくは室温ないし加熱下で反応
が行われる。 目的化合物(a)が塩の形で得られる時に
は、前記の方法1に記載したような方法により遊
離の化合物に変換することができる。 方法3 目的化合物()およびその塩は、化合物
()またはその塩を化合物()と反応させる
ことにより得ることができる。 化合物()の好適な塩としては、化合物
()で例示した塩と同じものが挙げられる。 この反応は、好ましくは第3級(低級)アルキ
ルアミン(例えばトリメチルアミン、トリエチル
アミン等)、ピリジン、炭酸水素アルカリ金属塩
(例えば炭酸水素ナトリウム等)のような有機も
しくは無機塩基の存在下で行われる。この反応は
通常、メチレンクロライド、クロロホルム、アセ
トニリルもしくはこの反応に悪影響を及ぼさない
溶媒中で行われる。反応温度は特に限定されない
が、好ましくは冷却下、室温ないしは加温下で行
うことができる。 この反応より目的化合物()が塩の形で得ら
れる時には、所望により前記の方法1に記載した
ようにして遊離の化合物に変換することができ
る。 方法4 目的化合物(b)およびその塩は、化合物
()を開環反応に付すことにより製造される。 この反応は通常の加水分解法により行われる
が、特に酸を用いると加水分解が有利に進行す
る。好適な酸としては、義酸、酢酸、トリフルオ
ロ酢酸、プロピオン酸等の有機酸および塩酸、臭
化水素酸等の無機酸が挙げられる。 この加水分解反応は、通常、メタノール、エタ
ノール、水もしくはそれらの混合溶媒中で行われ
る。反応温度は特に限定されないが、通常、冷却
下、室温ないし加温下で行われる。 この反応により、目的化合物(b)が塩の形
で得られる時には所望により前記の方法1で述べ
たようにして遊離の化合物に変換することができ
る。 目的化合物()がアンモニオ基あるいは遊離
のリン酸基を分子内に有する時には、常法により
その薬理学的に許容される塩に導くことができ
る。 上記の方法によつて得られる目的化合物は、常
法により、反応液から単離、精製される。 なお、上記の出発物質()、()および
()は新規化合物であり、下記の方法に準じて
製造することができる。 (式中、R1、R2、R3、n、A、R4、R5、X1およ
びY1はそれぞれ前記と同じ意味であり、Y2は水
酸基の保護基、Y2aは水素原子または水酸基の保
護基、X3およびX4は酸残基、Z1、Z2およびZ3
ハロゲンをそれぞれ意味する) Y2およびY2aにおける「水酸基の保護基」の適
当な例としては、ホルミル、アセチル、トシルの
ようなアシル基、ベンジル、トリチルのようなア
ラルキル基等が挙げられる。 Z1、Z2およびZ3における「ハロゲン」として
は、塩素、臭素、フツ素および沃素が挙げられ
る。 この発明の出発物質の製造を以下に詳しく述べ
る。 方法A A−1):化合物()は、化合物()と化合
物()とを反応させることにより製造するこ
とができる。 この反応は、上記の方法3とほぼ同様にして
行うことができる。 A−2):化合物(XI)は、化合物()をその
水酸基の保護基の脱離反応に付すことにより製
造される。 この脱離反応は、加水分解、還元またはルイ
ス酸を用いる脱離反応等の常法に従つて行うこ
とができるが、方法4で例示したような酸を用
いる加水分解法が好ましい。 この脱離アルキル基は、通常メチレンクロラ
イドの他この反応に悪影響を及ぼさない溶媒中
で行われる。反応温度は特に限定されないが、
好ましくは冷却下、室温ないし加温下で行われ
る。 A−3):化合物()は、化合物(XI)を化
合物(XII)と反応させることにより製造するこ
とができる。 この反応は前に述べた方法3と同じ同様にし
て行うことができる。 化合物()は単離しないで次の反応(方
法A−4)に付すことができる。 A−4):化合物()およびその塩は、化合物
()を化合物()と反応させることに
より製造される。この反応は方法3で例示した
ような塩の存在下で反応させることができる。
この反応は通常クロロホルムの他、この反応に
悪影響を与えない溶媒中で行つてもよいが、化
合物()が液体のときは溶媒を兼ねて使用
してもよい。反応温度は特に限定されないが通
常冷却、室温ないし加温下で行われる。 方法B B−1):化合物()は、化合物()を
ハロゲン化することにより製造できる。この反
応温度は金属ハロゲン化物(例えば沃化ナトリ
ウム、沃化カリウム、沃化リチウム等)のよう
なハロゲン化剤を用いて行われる。この反応は
アセトンの他この反応に悪影響を及ぼさない溶
媒中で行うことができる。反応温度は特に制限
されないが、通常室温ないし加熱下で行われ
る。 B−2):化合物()は、化合物()を
化合物()もしくはその塩と反応させるこ
とにより製造される。化合物()の好適な
塩としては、化合物()で例示したような金
属塩の他、銀塩のような重金属塩等が例示され
る。 この反応は方法3で例示したような塩基の存
在下で行うこともできる。 この反応は通常キシレンの他この反応に悪影
響を及ぼさない溶媒中で行われる。反応温度は
特に限定されないが、好ましくは室温ないし加
熱下で行われる B−3):化合物()およびその塩は、化合
物()をリン酸の保護基の脱離反応に付す
ことにより製造される。 この反応は方法2とほぼ同様にして行うこと
ができる。 この反応で化合物()が遊離の形または
アルカリ金属塩の形で得られた場合には、常法
より銀塩のような重金属塩に変えて次の反応
(方法B−4)に付すのが好ましい。 B−4):化合物()およびその塩は、化合物
()またはその塩を化合物()または
その塩と反応させることにより得られる。化合
物()の好適な塩としては、化合物()
で例示したような塩および銀塩のような重金属
塩などが挙げられる。また、化合物()の
好適な塩としては化合物()で例示したよう
な無機または有機酸塩およびピクリン酸塩等が
挙げられる。この反応は通常、キシレン、アセ
トニトリル等の溶媒中で行われる。反応温度は
特に限定されないが、好ましくは室温ないし加
熱下で反応が行われる。化合物()およびそ
の塩は単離することなく次の反応(前記の方法
2)に付すこともできる。 方法C C−1):化合物(XII)は、化合物(XI)を化
合物(XI)と反応させることにより製造する
ことができる。 この反応は通常、溶媒中、前記の方法3で例
示したような塩基の存在下で行われる。溶媒と
してはクロロホルムが繁用される。反応温度は
特に限定されないが、好ましくは冷却下ないし
加温下で反応が行われる。化合物(XI)は単
離することなく次の反応(方法C−2)に付し
てもよい。 C−2):化合物()およびその塩は、化合物
(XII)と化合物()またはその塩とを反
応させることにより製造できる。化合物(
)の好適な塩としては化合物()で例示した
ような無機または有機酸付加塩が挙げられる。こ
の反応は、方法C−1)と同様にし行うことがで
きる。化合物()は単離することなく次の反応
(前記の方法4)に付してもよい。 出発物()のうち、(ラセミ)−1−O−オク
タデシル−グリセリン−3−ホスホリルコリン
(実施例8の出発物)はドイツ公開特許第2009342
号明細書に記載されており、その他の化合物
()も同様の方法より製造することができる。 この発明の目的化合物()は次の薬理学試験
から明らかなように、血圧降下作用を有し医薬と
して有用である。 試験方法 ペントバルビタールナトリウム50mg/Kgを腹腔
内投与して麻酔した4週令の雄性ウイスター系ラ
ツトの左腎臓動脈を銀製クリツプ(クリツプ幅
0.22mm)で狭搾する。6〜11週後の平均血圧が
160〜240mmHgのラツトを選び、薬物の投与前後
にわたりその左大腿動脈の血圧を測定した。薬物
は蒸留水に溶解し、10mg/5ml/Kg経口投与し
た。 試験化合物 (1) (ラセミ)−1−O−オクダデシル−2−O
−メトキシカルボニル−グリセリン−3−ホス
ホリルコリン (2) (ラセミ)−1−O−ドデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン (3) (ラセミ)−1−O−テトラデシル−2−O
−メトキシカルボニル−グリセリン−3−ホス
ホリルコリン (4) (ラセミ)−1−O−デシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリル
コリン 試験結果 血圧の最大降下率の平均(%)を以下の表に示
す。
【表】 この発明の目的化合物()およびその塩は、
例えば錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、シロツ
プ剤、注射剤、坐剤のような剤形で、通常有効成
分として1回0.1〜500mg/Kgを1目1〜4回投与
される。なお、投与量は患者の年令、体重、症状
あるいは投与方法に応じて適宜増減される。上記
の各種製剤は常用の担体や賦形剤を用いて常法に
より製造される。 次に、この発明を実施例により、詳細に説明す
る。 原料化合物の製造 製造例 1 ラセミ−1−O−ドデシル−3−O−トリチル
−グリセリン(16.0g)および乾燥ピリジン
(7.54g)の乾燥塩化メチレン(200ml)溶液に、
クロルギ酸メチル(5.70g)の乾燥塩化メチレン
(40ml)溶液を5℃にて20分間で滴下した。3時
間撹拌後溶液を室温にて17時間放置し、次いで塩
酸水、水で洗浄、乾燥したのち溶媒を留去した。
残渣をシリカゲル(240g)カラムクロマトグラ
フイーにより精製し(クロロホルムにより溶出)、
無色液体のラセミ−1−O−ドデシル−2−O−
メトキシカルボニル−3−O−トリチル−グリセ
リン(17.33g)を得た。 IR(フイルム):2950,2850,1745,1590cm-1 製造例 2 ラセミ−1−O−オクダデシル−グリセリン−
3−トシレート(4.49g)および乾燥ピリジン
(1.19g)の乾燥塩化メチレン(50ml)溶液に、ク
ロルギ酸メチル(1.19g)の乾燥塩化メチレン
(10ml)溶液を、0〜5℃にて20分間をかけて滴
下した。下終了後、この溶液を室温で13時間撹拌
した。この混合物を塩酸水、水で洗浄、乾燥後減
圧下に溶媒を留去した。液状の残渣をメタノール
から結晶化し、白色固体のラセミ−1−O−オク
ダデシル−2−O−メトキシカルボニル−グリセ
リン−3−トシレート(3.62g)を得た。 m.p.51゜〜54℃ I.R.(ヌジヨール):1750,1450,1265,1180cm
-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.8〜1.66(35H,m),
2.48(3H,s)33.30〜3.80(4H,m),3.76(3H,
s),4.25(2H,d,J=5Hz),4.93(1H,m),
7.36(2H,d,J=8Hz),7.1(2H,d,J=8
Hz) 製造例 3 製造例1および2の方法に準じて、以下の化合
物を製造した。 (1) ラセミ−1−O−ヘキシル−2−O−メトキ
シカルボニル−3−O−トリチル−グリセリン
(液体) I.R.(フイルム):3050,2950,2920,1745,
1270cm-1 N.M.R.(CCl4ppn:0.87(3H,m),1.05〜
1.65(8H,m),3.25〜3.82(6H,m),3.72
(3H,s),4.87(1H,m),7.25(15H,m) (2) ラセミ−1−O−オクチル−2−O−メトキ
シカルボニル−3−O−トリチル−グリセリン
(無色液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1745,1270cm
-1 N.M.R.(CCl4ppn:0.90(3H,t,J=5
Hz),1.08〜1.67(12H,m),3.17〜3.80(6H,
m),3.88(3H,s),4.87(1H,m),7.30
(15H,m) (3) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−3−O−トリチル−グリセリン
(液体) I.R.(フイルム):3000,1750,1595cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.90(3H,t,J=5
Hz),1.0〜1.6(16H,m),3.2〜3.7(6H,m),
3.76(3H,s),5.00(1H,m),7.25(15H,m) (4) ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−エトキ
シカルボニル−3−O−トリチル−グリセリン
(無色液体) I.R.(フイルム):2900,2840,1740,1255cm
-1 N.M.R.(CCl4ppn:0.88(3H,t,J=5
Hz),1.02〜1.70(23H,m),3.20〜3.52(6H,
m),4.12(2H,q,J=7Hz),4.83(1H,
m),7.25(15H,m) (5) ラセミ−1−O−テトラデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−3−O−トリチル−グリセ
リン(無色液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1745,1265cm
-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.70〜1.70(27H,m),
3.37(2H,t,J=4.0Hz),3.20〜3.50(2H,
m),3.65(2H,d,j=6.0Hz),3.80(3H,
s),5.05(1H,m),7.4(15H,m) (6) ラセミ−1−O−ヘキサデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−O−トシ
レート m.p. 46〜49℃ I.R.(ヌジヨール):1750,1260,1175cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.88(3H,t,J=5
Hz),1.00〜1.60(28H,m),2.45(3H,s),
3.40(2H,t,J=5.5Hz),3.55(2H,d,J
=6Hz),3.75(3H,s),4.15(2H,m),4.90
(1H,m),7.35(2H,d,J=8Hz),7.81
(2H,d,J=8Hz) (7) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−3−O−トリチル−グリセ
リン m.p 63〜64℃ I.R.(ヌジヨール):1740,1265cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.86(3H,t,J=6
Hz),1.06〜1.83(32H,m),3.30(2H,d,J
=5Hz),3.41(2H,t,J=6Hz),3.63(2H,
d,J=5Hz),3.76(3H,s),5.03(1H,
m),7.39(15H,m) (8) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−プ
ロポキシカルボニル−3−O−トリチル−グリ
セリン(無色液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1740,1255cm
-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.7,2.1(40H,m),
3.2〜3.55(2H,m),3.33(2H,t,J=4.0
Hz),3.63(2H,d,J=5.0Hz),4.13(2H,
t,J=6.5Hz),5.03(1H,m),7.40(15H,
m) (9) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−イ
ソプロポキシカルボニル−3−O−トリチル−
グリセリン(無色液体) I.R.(フイルム):3050,3025,1740cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.90(3H,t,J=5
Hz),1.10〜1.60(38H,m),3.30〜3.60(6H,
m),4.70〜5.30(2H,m),7.30(15H,m) (10) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−イ
ソプトキシカルボニル−3−O−トリチル−グ
リセリン(無色液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1745,1250cm
-1 N.M.R.(CCl4ppn:0.60〜1.46(41H,m),
1.83(1H,m),3.00〜3.73(8H,m),4.86
(1H,m),7.03(15H,m) (11) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−ブ
トキシカルボニル−3−O−トリチル−グリセ
リン m.p. 68℃ I.R.(ヌジヨール):1745,1590cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.80〜1.80(42H,m),
3.31(2H,d,J=5Hz),3.41(2H,t,J=
6Hz),3.63(2H,d,J=5Hz),4.16(2H,
t,J=6Hz),5.05(1H,m),7.36(15H,
m) (12) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−ベ
ンジルオキシカルボニル−3−O−トリチル−
グリセリン(無色液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1740,1250cm
-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.70〜1.70(35H.m),
3.10〜3.50(4H,m),3.60(2H,d,J=4.0
Hz),5.05(1H,m),5.16(2H,s),7.30
(20H,m) (13) ラセミ−1−O−トリチル−2−O−メト
キシカルボニル−1,2−ブタンジオール m.p. 95℃ I.R.(ヌジヨール):1740cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.83(3H,t,J=7
Hz),1.68(2H,m),3.20(2H,d,J=6
Hz),3.78(3H,s),4.86(1H,m),7.36
(15H,m) (14) ラセミ−1−O−トリチル−2−O−メト
キシカルボニル−1,2−オクタデカンジオー
ル I.R.(ヌジヨール):1745,1440,1265cm-1 N.M.R.(100MHz,CCl4ppn:0.87(3H.m),
1.26(28H,s),1.53(2H,m),3.08(2H,d,
J=5.5Hz),3.70(3H,s),4.75(1H,m)、
7.24(15H,m) (15) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
メトキシカルボニル−3−O−トリチル−チオ
グリセリン(無色液体) I.R.(フイルム):2930,2850,1745,1595cm
-1 N.M.R.(CCl4ppn:0.83〜1.58(35H,m),
2.45(2H,t,J=7Hz),2.71(2H,d,J=
7Hz),3.28(2H,d,J=5Hz),3.75(3H,
s),4.98(1H,m),7.26(15H,m) (16) ラセミ−1−O−ベンジル−2−O−メト
キシカルボニル−3−O−トリチル−グリセリ
ン(液体) I.R.(フイルム):3000,1740cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:3.33(2H.d,J=4.5
Hz),3.70(2H,d,J=4.5Hz),3.73(3H,
s),4.51(2H,s),4.95(1H,m),7.1〜7.4
(20H,m) (17) ラセミ−1−O−トリチル−2−O−メト
キシカルボニル−3−オクタデカノイルアミノ
−1,2−プロパンジオール(無色液体) I.R.(フイルム):3280,2950,2850,1745,
1260cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.88(3H,t,J=6
Hz),1.06〜1.66(30H,m),2.06(2H,t,J
=6Hz),3.21〜3.76(4H,m),3.80(3H,
s),4.95(1H,m),5.70(1H,t,J=6
Hz),7.36(15H,m) 製造例 4 ラセミ−1−O−ドデシル−3−O−メトキシ
カルボニル−3−O−トリチル−グリセリン
(10.2g)の塩化メチレン(100ml)溶液にトリフ
ルオロ酢酸(10ml)を一度に加えた。この黄色溶
液を室温にて8分間撹拌後、氷水(100ml)を加
えた。有機層を分取後、炭酸水素ナトリウム水溶
液、水で洗浄、乾燥し、溶媒を減圧下に留去し
た。残渣にn−ヘキサン(50ml)を加え白色結晶
のトリフエニルメタノールを除去した。液の溶
媒を留去し、無色液体(不安定液体)のラセミ−
1−O−ドデシル−2−O−メトキシカルボニル
−グリセリン(6.22g)を得た。 I.R(フイルム):3450,1745cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.91(3H,t,J=5
Hz),1.08〜1.83(20H,m)2.96(1H,s),3.50
(2H,t,J=6Hz),3.66(2H,d,J=5
Hz),3.83(3H,s),3.86(2H,d,J=5Hz),
4.91(1H,m) 製造例 5 製造例4の方法に準じて、以下の化合物を製造
した。 (1) ラセミ−1−O−ヘキシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン(液体) I.R.(フイルム):3450,2950,2750,1755,
1270cm-1 (2) ラセミ−1−O−オクチル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン(液体) I.R.(フイルム):3450,2900,2850,1750,
1265cm-1 (3) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン(液体) I.R.(フイルム):3450,1750cm-1 (4) ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−エトキ
シカルボニル−グリセリン(液体) I.R.(フイルム):3450,2900,2800,1740,
1260cm-1 (5) ラセミ−1−O−テトラデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン(無色液体) I.R.(フイルム):3450,2920,2850,1745,
1270cm-1 (6) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン m.p.43゜〜47℃ I.R.(ヌジヨール):3300,1740cm-1 (7) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−プ
ロポキシカルボニル−グリセリン(無色液体) I.R.(フイルム):3450,2900,2850,1740,
1255cm-1 (8) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−イ
ソプロポキシカルボニル−グリセリン I.R.(CHCl3):3450,1740cm-1 (9) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−イ
ソブトキシカルボニル−グリセリン(無色液
体) I.R.(フイルム):3450,2920,2850,1745,
1300cm-1 (10) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−ブ
トキシカルボニル−グリセリン(無色液体) I.R.(フイルム):3450,2920,2850,1740cm
-1 (11) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−ベ
ンジルオキシカルボニル−グリセリン(無色液
体) I.R.(フイルム):3450,2920,2850,1745,
1260cm-1 (12) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−1,
2−ブタンジオール(無色液体) I.R.(フイルム):3450,1740cm-1 (13) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−
1,2−オクタデカンジオール m.p.66〜67℃ I.R.(KBr):3300,2900,2850,1735,1260
cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.88(3H,m),1.26
(28H,s),2.05(2H,m),3.87(5H,s),4.75
(1H,m) (14) ラセミ−1−S−オクタデシル−2−O−
メトキシカルボニル−チオグリセリン(粘稠液
体) I.R.(ヌシヨール):3300,1740,1265cm-1 (15) ラセミ−1−O−ベンジル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン I.R.(ニート):3450,1740cm-1 (16) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−3
−オクタデカノイルアミノ−1,2−プロパン
ジオール m.p.61℃ I.R.(ヌジヨール):3300,3250,1740,1635
cm-1 製造例 6 2−ブロモエチルジクロロホスフエート
(4.59g)の乾燥クロロホルム(6ml)溶液にラセ
ミ−1−O−ドデシル−2−O−メトキシカルボ
ニル−グリセリン(5.77g)およびトリエチルア
ミン(1.92g)の乾燥クロロホルム(6ml)溶液
を0〜5℃にて20分間かけて滴下した。滴下終了
後、反応液を室温で2時間撹拌し、次いで氷水浴
で冷却した。 ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモエチ
ル)−クロロホスフエートを含有する粘稠な反応
溶液に、水(5ml)およびピリジン(10ml)の混
合液を15℃以下の温度で滴下した。この溶液を室
温で次いで30分間撹拌後、減圧下に溶媒を留去し
た。残渣を炭酸水素ナトリウム水溶液とジエチル
エーテルの混合液中に溶解した。水層をジエチル
エーテルで洗浄後、10%塩酸水にてPH1に調整
し、ジエチルエーテル−酢酸エチル(50%)で2
回抽出した。 この有機層を水洗、乾燥後、減圧下に溶媒を留
去し、粘稠液体のラセミ−1−O−ドデシル−2
−O−メトキシカルボニル−グリセリン−3−
(2−ブロモエチル)ホスフエート(5.17g)を得
た。 I.R.(フイルム):3500,1745,1270cm-1 製造例 7 2−ブロモエチルジクロロホスフエート
(4.35g)の乾燥クロロホルム(6ml)溶液に、ラ
セミ−1−O−オクタデシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン(7.23g)およびトリエ
チルアミン(1.82g)の乾燥クロロホルム(10ml)
溶液を撹拌下30分間かけて滴下した。滴下終了
後、反応液を室温で、次いで2時間撹拌した。 ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモエチ
ル)−クロロホスフエートを含有する前記混合物
を再び5℃に冷却し、エタノール(4.5ml)と乾
燥ピリジン(9ml)の混合液を20分間かけて滴下
した。5℃にて30分間、次いで室温にて1時間撹
拌後、この反応混合物を塩酸水、食塩水で洗浄、
乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。得られた残渣
をシリカゲル(200g)を用いたカラムクロマト
グラフイーにて精製する(ベンゼン、ベンゼン/
クロロホルム=1/1、クロロホルムにて溶出)
と、粘稠液体のラセミ−1−O−オクタデシル−
2−O−メトキシカルボニル−グリセリン−3−
(2−ブロモエチルエチル)ホスフエート
(5.76g)を得た。 I.R.(フイルム):3470,1750,1265cm-1 製造例 8 3−ブロモプロピルジクロロホスホネート
(3.41g)の乾燥クロロホルム(5.5ml)溶液に、
ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン(5.20g)およびトリ
エチルアミン(1.44g)の乾燥クロロホルム(6.5
ml)溶液を0〜5℃にて40分間かけて滴下した。
滴下終了後室温で2.5時間撹拌した。ラセミ−1
−O−オクタデシル−2−O−メトキシカルボニ
ル−グリセリン−3−(3−ブロモプロピル)−ク
ロロホスホネートを含有する反応液を5℃に冷却
した後水(4ml)およびピリジン(8ml)の混液
を10℃以下で滴下した。この混合物を室温で30分
間撹拌し、次いで減圧下に溶媒を留去した。得ら
れた残渣を酢酸エチル(200ml)に溶解した後塩
酸水、水で洗浄、乾燥し、溶媒を留去した。残渣
をシリカゲル(72g)を用いたクロマトグラフイ
に付し、(クロロホルムにて溶出)ラセミ−1−
O−オクタデシル−2−O−メトキシカルボニル
−グリセリン−3−(3−ブロモプロピル)ホス
ホネート(4.27g)を得た。 I.R.(フイルム):1750,1460,1440,1265cm-1 製造例 9 製造例6、7および8の方法に準じて、以下の
化合物を製造した。 (1) ラセミ−1−O−ヘキシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモ
エチル)ホスフエート(液体) I.R.(フイルム):2950,2910,1750,1270cm
-1 (2) ラセミ−1−O−オクチル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモ
エチル)ホスフエート(液体) I.R.(フイルム):2950,2900,1750,1260,
1020cm-1 (3) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモエ
チル)ホスフエート(粘稠液体) I.R.(フイルム):3500,1745,1270cm-1 (4) ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−エトキ
シカルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモ
エチル)ホスフエート(粘稠液体) I.R.(フイルム):2900,2850,1745,1250cm
-1 (5) ラセミ−1−O−テトラデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−(2−ブ
ロモエチル)ホスフエート(無色液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1750,1270,
1120,1070,1020cm-1 (6) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−(2−ブ
ロモエチル)ホスフエート(液体) I.R.(ヌジヨール):1750,1265cm-1 (7) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−プ
ロポキシカルボニル−グリセリン−3−(2−
ブロモエチル)ホスフエート(淡黄色液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1740,1250,
1120,1070cm-1 (8) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−イ
ソプロポキシカルボニル−グリセリン−3−
(2−ブロモエチル)ホスフエート(粘稠液体) I.R.(フイルム):3500,1740,1260cm-1 (9) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−イ
ソブトキシカルボニル−グリセリン−3−(2
−ブロモエチル)ホスフエート(淡黄色液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1745,1250,
1070cm-1 (10) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−ブ
トキシカルボニル−グリセリン−3−(2−ブ
ロモエチル)ホスフエート(無色液体) I.R.(フイルム):2930,2840,1740,1255cm
-1 (11) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−ベ
ンジルオキシカルボニル−グリセリン−3−
(2−ブロモエチル)ホスフエート(淡黄色液
体) I.R.(フイルム):2920,2850,1740,1250,
1110,1075cm-1 (12) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−1,
2−ブタンジオール−1−(2−ブロモエチル)
ホスフエート(黄色液体) I.R.(フイルム):1740,1250cm-1 (13) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−
1,2−オクタデカンジオール−1−(2−ブ
ロモエチル)ホスフエート I.R.(ニート):2900,2840,1750,1460,
1440,1265cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.868(3H,m),1.27
(30H,s),3.4〜4.4(9H,m),4.87(1H,m) (14) ラセミ−1−S−オクタデシル−2−O−
メトキシカルボニル−チオグリセリン−3−
(2−ブロモエチル)ホスフエート(粘稠液体) I.R.(フイルム):2920,2850,1745,1265cm
-1 (15) ラセミ−1−O−ベンジル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−(2−ブロ
モエチル)ホスフエート I.R.(ヌジヨール):1745,1450cm-1 (16) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−3
−オクタデカノイルアミノ−1,2−プロパン
ジオール−1−(2−ブロモエチル)ホスフエ
ート m.p.128〜134℃ I.R.(ヌジヨール):3300,1745,1645,1260
cm-1 製造例 10 ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−トシレート
(3.25g)、ヨウ化ナトリウム(1.8g)および乾燥
アセトン(32ml)の混合物を暗所、室温にて3時
間撹拌し、次いで16時間還流した。反応液を室温
まで冷却後、析出物を過し、次いでアセトンで
洗浄した。液から溶媒を減圧下に留去した。得
られた液状残渣をシリカゲル(40g)を用いたク
ロマトグラフイーで精製し(ベンゼンにて溶出)、
無色液体のラセミ−1−O−オクタデシル−2−
O−メトキシカルボニル−グリセリン−ヨードヒ
ドリン(1.97g)を得た。これをメタノールより
結晶化し、白色固体を1.67gを得た。 m.p.41゜〜43.5℃ IB(ヌジヨール):1750,1460,1290,1265cm
-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.8〜1.83(35H,m),
3.38〜3.93(6H,m),3.83(3H,s),4.76(1H,
m) 製造例 11 製造例10の方法に準じて、次の化合物を製造し
た。 (1) ラセミ−1−O−ヘキシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−ヨードヒドリン m.p.37゜〜40℃ I.R.(ヌジヨール):1750,1460,1290,1265
cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.88(3H,t,J=5
Hz)1.0〜1.60(28H,m),3.30〜3.70(6H,
m),3.82(3H,s),4.7(1H,m) 製造例 12 ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−ヨードヒドリン
(18.0g)、ジベンジルホスフエートの銀塩
(14.9g)および乾燥キシレン(36ml)の混合物を
暗所で40分間還流した。反応液を冷却後、過
し、液を5%炭酸水素カリウム水溶液と水で2
回洗浄、乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。得ら
れた残渣をシリカゲル(160g)を用いたクロマ
トグラフイーで精製し、(クロロホルムにて溶
出)、淡黄色液体のラセミ−1−O−オクタデシ
ル−2−O−メトキシカルボニル−グリセリン−
3−(ジベンジル)ホスフエート(21.2g)を得
た。 IB(クロロホルム):1745,1440,1270,1110
cm-1 N.M.R.(CCl4ppn:0.86〜1.66(35H,m),3.33
〜3.83(5H,m),3.76(3H,s),4.11(2H,m),
5.01(4H,d,J=8Hz),7.33(10H,s) 製造例 13 製造例12の方法に準じて、次の化合物を製造し
た。 ラセミ−1−O−ヘキサデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−(ジベンジル)
ホスフエート(液体) I.R.(フイルム):1750,1450,1270,1020cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.9〜1.6(31H,m),3.4
〜3.6(4H,m),3.77(3H,s),4.1〜4.3(2H,
m),5.08(4H,d,J=8Hz),5.10(1H,m),
7.37(10H,s) 製造例 14 ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−(ジベンジル)
ホスフエート(18.7g)、ヨウ化ナトリウム
(8.46g)および乾燥アセトン(230ml)の混合物
を8.5時間還流した。反応液を氷浴で冷却し、析
出物を手速く取、冷アセトンで洗浄後、次いで
メタノール(20ml)に溶解した。この溶液を減圧
濃縮し、ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O
−メトキシカルボニル−グリセリン−3−(ベン
ジル)ホスフエートのナトリウム塩(13.8g)を
得た。この生成物を精製せずに次の工程に用い
た。 ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−(ベンジル)
ホスフエートのナトリウム塩(13.83g)の水
(100ml)溶液に、加温下で硝酸銀(3.96g)の水
(5ml)溶液を一度に加えた。20分間室温で放置
後、析出物を取し、水洗後、五酸化リン上、暗
所にて減圧乾燥し、白色固体のラセミ−1−O−
オクタデシル−2−O−メトキシカルボニル−グ
リセリン−3−(ベンジル)ホスフエートの銀塩
(12.2g)を得た。 製造例 15 製造例14(A)および14(B)の方法に準じて、以下の
1(A)および1(B)の化合物を製造した。 (1)(A) ラセミ−1−O−ヘキサデシル−2−O−
メトキシカルボニル−グリセリン−3−(ベ
ンジル)ホスフエートのナトリウム塩 (B) ラセミ−1−O−ヘキサデシル−2−O−
メトキシカルボニル−グリセリン−3−(ベ
ンジル)ホスフエートの銀塩 m.p.76〜80℃ I.R.(ヌジヨール):1740,1260,1190,1070cm
-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.88(3H,t,J=5
Hz),1.0〜1.7(28H,m),3.2〜3.6(4H,m),
3.72(3H,s),3.8〜4.2(2H,m),4.7〜5.2(3H,
m),7.2〜7.6(5H,m) 目的化合物の製造 実施例 1 ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモエチ
ル)ホスフエート(5.10g)、35%トリメチルアミ
ン水溶液(16.8g)およびメタノール(51ml)の
混合物を50℃で15時間加熱した。溶媒を留去し乾
固し、残渣をアセトン3回洗浄後90%水性メタノ
ール(40ml)に溶解した。この溶液を酢酸銀
(3.32g)と室温で45分間処理した。混合物を過
し、液の溶媒を減圧留去し、得られた残渣をシ
リカゲル(150g)を用いたクロマトグラフイー
に付した〔クロロホルム:メタノール:水=65:
25:4(V/V/V)にて溶出〕。得られた固体を
クロロホルム−アセトンで再結晶し、ラセミ−1
−O−ドデシル−2−O−メトキシカルボニル−
グリセリン−3−ホスホリルコリン(1.3g)を得
た。 m.p.223℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3350,1740,1260cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.89(3H,t,J=6
Hz),1.06〜1.70(20H,m),3.08〜4.26(10H,
m),3.24(9H,s),3.77(3H,s),4.97(1H,
m) 元素分析C22H46O8NP.1 1/2H2Oとして 計算値:C:51.21,H:9.67,N:2.74 実測値:C:51.46,H:9.41,N:2.65 実施例 2 ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモ
エチル)ホスフエート(5.70g)およびトリエチ
ルアミン(30ml,4N−テトラヒドロフラン溶液)
の乾燥テトラヒドロフラン(50ml)溶液を室温で
3時間、次いで50℃で9時間撹拌した。反応液の
溶媒を減圧に留去し、得られた残渣をアセトンを
用いて粉末化した。この粗製固体をシリカゲル
(120g)のクロマトグラフイに付し(クロロホル
ム:メタノール:水=64:25:4にて溶出)、ラ
セミ−1−O−オクタデシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−(エチル)−トリメ
チルアンモニオエチル)ホスフエートのブロム塩
(2.4g)を得た。これをアセトンから再結晶して
精製品1.78gを得た。 m.p.135℃ I.R.(ヌジヨール):3400,1750,1260cm-1 N.M.R.(CDCl3ppn:0.88〜1.76(38H,m),
3.39〜4.56(12H,m),3.58(9H,s),3.82(3H,
s),4.98(1H,m) 元素分析C30H63O8NPBr・1/2H2Oとして 計算値:C:52.54,H:9.41,N:2.04 実測値:C:52.89,H:9.44,N:1.93 実施例 3 ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−(3−ブロモ
プロピル)ホスホネート(4.27g)、トリメチルア
ミン(約25%テトラヒドロフラン溶液、17ml)お
よび乾燥テトラヒドロフラン(36ml)の混合物を
室温で2時間、次いで50℃で18.5時間撹拌した。
溶媒を減圧に留去し、残渣をアセトン中で粉末化
した。取したこの粗製固体を90%水性メタノー
ル(50ml)に溶解し、酢酸銀(1.87g)と室温で
1時間処理した。析出物を別し、メタノールで
洗浄した。液と洗液を合わせ溶媒を減圧留去
し、得られた残渣(3.99g)をシリカゲル(120g)
のクロマトグラフイーで精製し(クロロホルム:
メタノール:水=65:25:4の混合溶媒にて溶
出)、2.25gの目的化合物を得た。これをクロロホ
ルム−アセトンより再結晶し、白色固体のラセミ
−1−O−オクタデシル−2−O−メトキシカル
ボニル−グリセリン−3−(3−トリメチルアン
モニオプロピル)ホスフエート(1.49g)を得た。 m.p.220℃ I.R.(ヌジヨール):3300,1740,1265,1200,
1050cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.7〜2.2(35H,m),
3.12(9H,s),3.2〜3.54(6H,m),3.6(6H,
d,J=6.0Hz),3.74(3H,s),3.9〜4.1(2H,
m),4.9〜5.0(1H,m) 元素分析C29H60NO7P.H2Oとして、 計算値:C:52.67,H:10.70,N:2.40 実測値:C:59.08,H:11.07,N:2.30 実施例 4 ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−(2−ブロモ
エチル)ホスホネート(4.0g)の乾燥ピリジン
(20ml)溶液を60℃で1.5時間加熱撹拌し、次いで
減圧下に溶媒を留去した。残渣を90%水性メタノ
ール(50ml)に溶解後酢酸銀(2.27g)と室温で
30分間処理した。析出物を過し、メタノールで
洗浄した。液と洗液を合わせ、溶媒を留去し得
られた残渣をシリカゲル(100g)のカラムクロ
マトグラフイーで精製し(クロロホルム:メタノ
ール:水=65:25:4にて溶出)白色固体のラセ
ミ−1−O−オクタデシル−2−O−メトキシカ
ルボニル−グリセリン−3−(2−ピリジニオエ
チル)ホスフエート(2.98g)を得た。これをク
ロロホルム−アセトンで再結晶して精製品
(2.55g)を得た。 m.p.166℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1755(shoulder),
1735,1235cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.91(3H,t,J=7
Hz),1.06〜1.80(32H,m),3.40〜3.99(8H,
m),4.32(2H,m),3.78(3H,s),4.90(1H,
m),8.06〜9.09(5H,m) 元素分析C30H54O8NP.H2Oとして、 計算値:C:59.48,H:9.31,N:2.31 実測値:C:59.24,H:9.40,N:2.47 実施例 5 実施例1から4の方法に準じて、以下の化合物
を製造した。 (1) ラセミ−1−O−ヘキシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン(液体) I.R.(クロロホルム):3300,2900,2850,
1740,1270cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.89(3H,m),1.08〜
1.68(8H,m),3.26(9H,s),3.47〜4.01
(10H,m),3.79(3H,s),4.97(1H,m) (2) ラセミ−1−O−オクチル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン m.p.213°〜216℃ I.R.(ヌジヨール):3400,1750,1250cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.90(3H,t,J=6
Hz),1.08〜1.69(12H,m),3.26(9H,s),
3.47〜4.12(10H,m),3.79(3H,s),4.97
(1H,m) 元素分析C18H38NO8P.H2Oとして、 計算値:C:48.53,H:9.05,N:3.14 実測値:C:48.62,H:9.31,N:3.09 (3) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコリ
ン m.p.230℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3360,1730,1260cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.9(3H,t,J=5
Hz),1.1〜1.7(16H,m),3.25(9H,s),3.4
〜4.5(10H,m),3.77(3H,s),5.00(1H,
m) 元素分析C20H42NO8P.H2Oとして 計算値:C:50.73,H:9.37,N:2.96 実測値:C:50.25,H:9.64,N:2.73 (4) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリル−
(N−メチル)エタノールアミン m.p.175℃ I.R.(クロロホルム):3350,2900,2850,
1740,1270cm-1 (5) ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−エトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン m.p.220℃(分解) I.R.(クロロホルム):3300,1740,1260cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.90(3H,t,J=5
Hz),1.10〜1.71(23H,m),3.28(9H,s),
3.31〜4.40(12H,m),5.00(1H,m) 元素分析C23H48NO8P.H2Oとして 計算値:C:53.58,H:9.77,N:2.72 実測値:C:53.32,H:10.15,N:2.74 (6) ラセミ−1−O−テトラデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン m.p.203℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3380,1745,1265cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.7〜1.0(3H,m),
1.0〜1.7(24H,m),3.0〜3.88(6H,m),3.22
(9H,s),3.76(3H,s),3.88〜4.4(4H,
m),4.95(1H,m) 元素分析C24H50O8NP.2H2Oとして 計算値:C:52.63,H:9.94,N:2.25 実測値:C:53.06,H:9.69,N:2.36 (7) ラセミ−1−O−ヘキサデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン m.p.218゜〜232℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3390,1740,1100cm-1 (8) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン(吸湿性固体) m.p.275℃(分解) I.R.(クロロホルム):3400,1745,1630,
1090cm-1 (9) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルエタノールアミン(白色固体) m.p.196゜〜200℃ I.R.(ヌジヨール):1740,1270cm-1 (10) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−エ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン(吸湿性固体) m.p.220℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3360,1740,1260,
1080,1060cm-1 (11) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−プ
ロポキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホ
リルコリン m.p.210℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3380,1740,1250cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.6〜2.0(40H,m),
3.24(9H,s),3.36〜3.7(6H,m),3.8〜4.4
(6H,m),4.8〜5.1(1H,m) 元素分析C30H62O8NP.2H2Oとして 計算値:C:57.03,H:10.52,N:2.22 実測値:C:57.49,H:10.62,N:2.41 (12) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−イ
ソプロポキシカルボニル−グリセリン−3−ホ
スホリルコリン m.p.240℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3360,1745,1260cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.90(3H,t,J=5
Hz),1.20〜1.70(38H,m),3.25(9H,s),
3.40〜4.50(11H,m),5.00(1H,m) 元素分析C30H62NO8P.H2Oとして 計算値:C:58.70,H:10.51,N:2.28 実測値:C:58.04,H:10.65,N:2.06 (13) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
イソブトキシカルボニル−グリセリン−3−ホ
スホリルコリン m.p.213〜215℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3370,1745,1255cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.70〜1.70(35H,m),
0.94(6H,d,J=7Hz),1.91(1H,m),
3.10〜4.39(12H,m),3.19(9H,s),4.95
(1H,m) 元素分析C31H64O8NP.H2Oとして、 計算値:C:59.30,H:10.59,N:2.23 実測値:C:58.19,H:10.23,N:2.07 (14) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
ブトキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホ
リルコリン m.p.208〜213℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3470,1745,1255cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.73〜1.78(42H,m),
3.09〜4.38(12H,m),3.23(9H,s),4.96
(1H,m) 元素分析C31H64O8NP.H2Oとして 計算値:C:59.30,H:10.59,N:2.23 実測値:C:58.33,H:10.08,N:2.29 (15) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
ベンジルカルボニル−グリセリン−3−ホスホ
リルコリン m.p.172℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3340,1740,1250cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.7〜1.8(35H,m),
3.0〜3.7(6H,m),3.14(9H,s),3.9〜4.5
(4H,m),4.9〜5.2(1H,m),5.16(2H,s),
7.35(5H,m) 元素分析C34H62NO8P.H2Oとして、 計算値:C:61.70,H:9.75,N:2.12 実測値:C:61.62,H:9.79,N:2.07 (16) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−
1,2−ブタンジオール−1−ホスホリルコリ
ン m.p.98〜102℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1735,1270cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.95(3H,t,J=8
Hz),1.64(2H,m),3.22(9H,s),3.66〜
3.91(6H,m),3.74(3H,s),4.69(1H,m) 元素分析C11H24O7NP.H2Oとして 計算値:C:39.88,H:7.90,N:4.22 実測値:C:39.49,H:8.02,N:4.51 (17) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−
1,2−オクタデカンジオール−1−ホスホリ
ルコリン m.p.82°〜85℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1740,1460,1265
cm-1 N.M.R.(100MHz,CDCl3ppn:0.89(3H,
m),1.29(28H,s),1.55(2H,m),3.33
(9H,s),3.78(3H,s),3.8(4H,m),4.3
(2H,m),4.80(1H,m) 元素分析C25H52O7NP.H2Oとして、 計算値:C:56.90,H:10.32,N:2.65 実測値:C:56.23,H:10.34,N:2.64 (18) ラセミ−1−S−オクタデシル−2−O−
メタトキシカルボニル−チオグリセリン−3−
ホスホリルコリン m.p.210〜214℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3350,1740,1260cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.88(3H,t,J=6
Hz),1.06〜1.78(32H,m),2.56(2H,t,J
=7Hz),2.68〜4.40(8H,m),3.21(9H,
s),3.75(3H,s),4.86(1H,m) 元素分析C28H58O7NPS.H2Oとして 計算値:C:55.88,H:10.05,N:2.32 実測値:C:55.06,H:9.96,N:2.21 (19) ラセミ−1−O−ベンジル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリル
コリン m.p.69〜70℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1745,1450,
1265,1085,965cm-1 N.M.R.(100MHz,CDCl3ppn:3.24(9H,
s),3.73(3H,s),3.66〜4.13(8H,m),
4.48(2H,s),4.98(1H,m),7.28(5H,s) 元素分析C17H28O8NP.H2Oとして 計算値:C:48.22,H:7.14,N:3.31 実測値:C:47.97,H:7.24,N:3.27 (20) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−3
−オクタデカノシルアミノ−1,2−プロパン
ジオール−1−ホスホリルコリン m.p.220℃(分解) I.R.(クロロホルム):3300,2900,1745,
1260〜1190cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.89(3H,t,J=5.5
Hz),1.03〜1.80(30H,m),2.18(2H,t,J
=7Hz),3.22(9H,s),3.67〜4.39(8H,
m),3.75(3H,s),4.90(1H,m) 元素分析C28H59N2O9P.1/2H2Oとして、 計算値:C:55.19,H:9.80,N:4.52 実測値:C:55.34,H:9.95,N:4.69 (21) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルエ
タノールアミン m.p.210℃(分解) I.R.(クロロホルム):3250,2900,2850,
1740,1265cm-1 (22) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリル−
(N−イソプロピル)エタノールアミン m.p.123〜125℃ I.R.(ヌジヨール):2700,2530,1745,
1260,1230cm-1 実施例 6 ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−(ベンジル)
ホスフエートの銀塩(8.16g)および(2−ブロ
モエチル)トリメチルアンモニウム ピクレート
(9.48g)を乾燥キシレン(80ml)と乾燥アセトニ
トリル(40ml)の混合溶媒中で撹拌しながら暗所
で3時間還流した。冷却後、混合物を過し、
液の溶媒を減圧留去した。ラセミ−1−O−オク
タデシル−2−O−メトキシカルボニル−グリセ
リン−3−(ベンジル 2−トリメチルアンモニ
オエチル)ホスフエートを含有する残渣を乾燥ア
セトン(150ml)に溶解し、これに無水臭化リチ
ウム(3.6g)を加えた。この溶液を4.5時間還流
し、減圧下に溶媒を留去した。残渣をクロロホル
ム−メタノール−水(1:2:1,V/V/V)
の混合溶媒(1.5)に溶解し、アンバーライト
IRC−50(H+)(24g)とIR−45(OH-)(42g)を
含有する混合イオン交換カラムに通じた。カラム
を前記溶媒(1.5)で洗浄後、溶出液を合わせ、
減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲル
(480g)のカラムクロマトグラフイーに付し、ク
ロロホルム−メタノール−水(65:25:4,V/
V/Vの混合溶媒を用いて溶出させ精製した。目
的物質を含有する溶出液を合わせ、溶媒を留去
し、得られた残渣をアセトンで結晶化させ、減圧
乾燥した。この粗組固体をクロロホルム−アセト
ンから再結晶し、吸湿性固体のラセミ−1−O−
オクタデシル−2−O−メトキシカルボニル−グ
リセリン−3−ホスホリルコリン(3.9g)を得
た。 m.p.275℃(分解) I.R.(クロロホルム):3400,1745,1630,1090
cm-1 N.M.R.(CD3OD):0.92〜1.70(35H,m),3.30
(9H,s),3.80(3H,s),3.50〜5.10(11H,m) 実施例 7 実施例6の方法に準じて、以下の化合物を製造
した。 (1) ラセミ−1−O−ヘキシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン(液体) I.R.(クロロホルム):3300,2900,2850,
1740,1270cm-1 (2) ラセミ−1−O−オクチル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン m.p.213〜216℃ I.R.(ヌジヨール):3400,1750,1250cm-1 (3) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコリ
ン m.p.230℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3360,1730,1260cm-1 (4) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリル−
(N−メチル)エタノールアミン m.p.175℃ I.R.(クロロホルム):3350,2900,2850,
1740,1270cm-1 (5) ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン m.p.223℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3350,1740,1260cm-1 (6) ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−エトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン m.p.220℃(分解) I.R.(クロロホルム):3300,1740,1260cm-1 (7) ラセミ−1−O−テトラデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン m.p.203℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3380,1745,1265cm-1 (8) ラセミ−1−O−ヘキサデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン m.p.218〜232℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3390,1740,1100cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.92(3H,t,J=5
Hz),1.2〜1.6(28H,m),3.28(9H,s),3.5
〜4.6(10H,m),3.80(3H,s),5.05(1H,
m) 元素分析C26H54NO8P・H2O・1/2CHCl3
して 計算値:C:51.55,H:9.22,N:2.26 実測値:C:50.89,H:9.07,N:2.09 (9) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−(2−ピ
リジニオエチル)ホスフエート(白色固体) m.p.166℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3370,1755,1735,1235
cm-1 (10) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルエタノールアミン(白色固体) m.p.196〜200℃ I.R.(ヌジヨール):1740,1270cm-1 (11) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−エ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン(吸湿性固体) m.p.220℃ I.R.(ヌジヨール):3360,1740,1260,
1080,1060cm-1 (12) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−プ
ロポキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホ
リルコリン m.p.210℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3380,1740,1250cm-1 (13) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
イソプロポキシカルボニル−グリセリン−3−
ホスホリルコリン m.p.240℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3360,1745,1260cm-1 (14) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
イソブトキシカルボニル−グリセリン−3−ホ
スホリルコリン m.p.213〜215℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3370,1745,1255cm-1 (15) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
ブトキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホ
リルコリン m.p.208〜213℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3470,1745,1255cm-1 (16) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
ベンジルオキシカルボニル−グリセリン−3−
ホスホリルコリン m.p.172℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3340,1740,1250cm-1 (17) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−
1,2−ブタンジオール−1−ホスホリルコリ
ン m.p.98〜102℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1735,1270cm-1 (18) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−
1,2−オクタデカンジオール−1−ホスホリ
ルコリン m.p.82〜85℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1740,1460,1265
cm-1 (19) ラセミ−1−S−オクタデシル−2−O−
メトキシカルボニル−チオグリセリン−3−ホ
スホリルコリン m.p.210〜214℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3350,1740,1260cm-1 (20) ラセミ−1−O−ベンジル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリル
コリン m.p.69〜70℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1745,1450,
1265,1085,965cm-1 (21) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−3
−オクタデカノイルアミノ−1,2−プロパン
ジオール−1−ホスホリルコリン m.p.220℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3300,2900,1745,1260
〜1190cm-1 (22) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルエ
タノールアミン m.p.210℃(分解) I.R.(クロロホルム):3250,2900,2850,
1740,1265cm-1 (23) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリル−
(N−イソプロピル)エタノールアミン m.p.123〜125℃ I.R.(ヌジヨール):2700,2530,1745,
1260,1230cm-1 実施例 8 ラセミ−1−O−オクタデシル−グリセリン−
3−ホスホリルコン3/2塩化カドミウム
(10.71g)とガラス粒(133ml)の混合物に撹拌下
クロギ酸エチル(17.21g)の乾燥クロロホルム
(40ml)溶媒を2.5時間かけて滴下した。次いで乾
燥ピリジン(12.54g)の乾燥クロロホルム(80
ml)溶液を0℃にて2時間かけて滴下した。1時
間撹拌後、この溶液を室温で15.5時間放置し、
過してガラス粒を除去した。液の溶媒を留去
し、その残渣にアセトンを加えた。生成した粗結
晶を取し、これをクロロホルム−メタノール−
水(5:4:1)の混合溶媒(130ml)に溶解し
た。この溶液をアンバーライトIR−45(OH-
(64g)とIRC−50(H+)(32g)の混合物を充填し
た混合イオン交換カラムに通じた。カラムを前記
混合溶媒(260ml)で洗浄し、溶出液を合わせ、
減圧下に溶媒を留去した。残渣の精製はシリカゲ
ル(200g)のクロマトグラフイにより行つた
(クロロホルム:メタノール:水=65:25:4(容
積比)により溶出)。日的物質を含有する溶出液
を合わせ、溶媒を留去後、得られた粗製固体をク
ロロホルム−アセトンより再結晶し、吸湿性固体
のラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−エト
キシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン(0.93g)を得た。 m.p.220℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3360,1740,1260,1080,
1060cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.6〜1.80(38H,m),
3.00〜3.72(6H,m),3.24(9H,s),3.84〜4.40
(6H,m),4.80〜5.04(1H,m) 元素分析C29H60NO8P.H2Oとして 計算値:C:58.07,H:10.42,N:2.34 実測値:C:57.65,H: 9.91,N:2.24 実施例 9 実施例8の方法に準じて、以下の化合物を製造
した。 (1) ラセミ−1−O−ヘキシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン(液体) I.R.(クロロホルム):3300,2900,2850,
1740,1270cm-1 (2) ラセミ−1−O−オクチル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン m.p.213〜216℃ I.R.(ヌジヨール):3400,1750,1250cm-1 (3) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコリ
ン m.p.230℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3360,1730,1260cm-1 (4) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリル−
(N−メチル)エタノールアミン m.p.175℃ I.R.(クロロホルム):3350,2900,2850,
1740,1270cm-1 (5) ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン m.p.223℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3350,1740,1260cm-1 (6) ラセミ−1−O−ドデシル−2−O−エトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルコ
リン m.p.220℃(分解) I.R.(クロロホルム):3300,1740,1260cm-1 (7) ラセミ−1−O−テトラデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン m.p.203℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3380,1745,1265cm-1 (8) ラセミ−1−O−ヘキサデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン m.p.218〜232℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3390,1740,1100cm-1 (9) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルコリン(吸湿性固体) m.p.275℃(分解) I.R.(クロロホルム):3400,1745,1630,
1090cm-1 (10) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−(2−ピ
リジニオエチル)ホスフエート(白色固体) m.p.166℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3370,1755,1735,1235
cm-1 (11) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−(エチル
2−トリメチルアンモニオエチル)ホスフエー
トのブロム塩 m.p.135℃ I.R.(ヌジヨール):3400,1750,1260cm-1 (12) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−メ
トキシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリ
ルエタノールアミン(白色固体) m.p.196〜200℃ I.R.(ヌジヨール):1740,1270cm-1 (13) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
メトキシカルボニル−グリセリン−3−(3−
トリメチルアンモニオプロピル)ホスフエート
(白色固体) m.p.220℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3300,1740,1265,
1200,1050cm-1 (14) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
プロポキシカルボニル−グリセリン−3−ホス
ホリルコリン m.p.210℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3380,1740,1250cm-1 (15) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
イソプロポキシカルボニル−グリセリン−3−
ホスホリルコリン m.p.240℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3360,1745,1260cm-1 (16) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
イソブトキシカルボニル−グリセリン−3−ホ
スホリルコリン m.p.213〜215℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3370,1745,1255cm-1 (17) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
ブトキシカルボニル−チオグリセリン−3−ホ
スホリルコリン m.p.208〜213℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3470,1745,1255cm-1 (18) ラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
ベンジルオキシカルボニル−グリセリン−3−
ホスホリルコリン m.p.172℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3340,1740,1250cm-1 (19) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−
1,2−ブタンジオール−1−ホスホリルコリ
ン m.p.98〜102℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1735,1270cm-1 (20) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−
1,2−オクタデカンジオール−1−ホスホリ
ルコリン m.p.82〜85℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1740,1460,1265
cm-1 (21) ラセミ−1−S−オクタデシル−2−O−
メトキシカルボニル−チオグリセリン−3−ホ
スホリルコリン m.p.210〜214℃(分解) I.R.(ヌジヨール):3350,1740,1260cm-1 (22) ラセミ−1−O−ベンジル−2−O−メト
キシカルボニル−グリセリン−3−ホスホリル
コリン m.p.69〜70℃ I.R.(ヌジヨール):3370,1745,1450,
1265,1085,965cm-1 (23) ラセミ−2−O−メトキシカルボニル−3
−オクタデカノイルアミノ−1,2−プロパン
ジオール−1−ホスホリルコリン m.p.220℃(分解) I.R.(クロロホルム):3300,2900,1745,
1260〜1190cm-1 (24) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリルエ
タノールアミン m.p.210℃(分解) I.R.(クロロホルム):3250,2900,2850,
1740,1265cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.99(3H,t,J=5.5
Hz),1.12〜1.68(16H,m),3.15〜4.30(10H,
m),3.76(3H,s),4.95(1H,m) (25) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキ
シカルボニル−グリセリン−3−ホスホリル−
(N−イソプロピル)エタノールアミン m.p.123〜125℃ I.R.(ヌジヨール):2700,2530,1745,
1260,1230cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.90(3H,t,J=6
Hz),1.19〜1.68(22H,m),3.20〜4.08(11H,
m),3.79(3H,s),4.99(1H,m) 実施例 10 オキシ塩(1,35g)とトリエチルアミン
(0.99g)の乾燥クロロホルム(17ml)混合物に撹
拌下でラセミ−1−O−オクタデシル−2−O−
メトキシカルボニル−グリセリン(3,01g)の
乾燥クロロホルム(9ml)溶液を0゜から5℃にて
20分間かけて滴下し、ラセミ−1−O−オクタデ
シル−2−O−メトキシカルボニル−グリセリン
−3−リン酸二塩化物を含有する溶液を得た。1
時間後、この溶液にモノエタノールアミン
(0.55g)とトリエチルアミン(1.82g)の混合物
を0から5℃にて20分間かけて滴下し、次いで30
分間撹拌した。2−(ラセミ−1−O−オクタデ
シル−2−O−メトキシカルボニル−グリセリ
ン)−2−オキソ−1,3,2−オキサアザホス
ホリジンを含有する反応混合物を塩酸水、食塩水
で洗浄、乾燥後溶媒を留去した。得られた残渣を
50%ギ酸水溶液(40ml)とメタノール(10ml)の
混液に溶解し、次いで30分間撹拌した。そして減
圧下に溶媒を留去した。液状残渣をエタノールか
ら結晶化し、白色固体のラセミ−1−O−オクタ
デシル−2−O−メトキシカルボニル−グリセリ
ン−3−ホスホリルエタノールアミン(3.42g)
を得た。これをエタノールから再結晶し、精製し
た。 m.p.196〜200℃ I.R.(ヌジヨール):1740,1270cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.91〜2.08(37H,m),
3.40〜4.92(11H,m),3.96(3H,s),5.32(1H,
brs) 元素分析C25H52NO8P.2H2Oとして 計算値:C:52.81,H: 9.69,N:2.01 実測値:C:53.46,H:10.05,N:2.49 実施例 11 実施例10の方法に準じて、以下の化合物を製造
した。 (1) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリル−
(N−メチル)エタノールアミン m.p.175℃ I.R.(クロロホルム):3350,2900,2850,
1740,1270cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.99(3H,t,J=5.5
Hz),1.06〜1.67(16H,m),2.72(3H,s),
3.16〜4.16(10H,m),3.73(3H,s),4.92
(1H,m) 元素分析:C18H38NO8Pとして、 計算値:C:50.58,H:8.96,N:3.28 実測値:C:50.15,H:9.01,N:3.33 (2) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリルエタ
ノールアミン m.p.210℃(分解) I.R.(クロロホルム):3250,2900,2850,
1740,1265cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.99(3H,t,J=5.5
Hz),1.12〜1.68(16H,m),3.15〜4.30(10H,
m),3.76(3H,s),4.95(1H,m) (3) ラセミ−1−O−デシル−2−O−メトキシ
カルボニル−グリセリン−3−ホスホリル−
(N−イソプロピル)エタノールアミン m.p.123〜125℃ I.R.(ヌジヨール):2700,2530,1745,
1260,1230cm-1 N.M.R.(CD3OD)ppn:0.90(3H,t,J=6
Hz),1.19〜1.68(22H,m),3.20〜4.08(11H,
m),3.79(3H,s),4.99(1H,m)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: 〔式中、R1はアルキル基、アルコキシ基、アル
    キルチオ基、アル(低級)アルコキシ基またはア
    ルカノイルアミノ基を、R2は低級アルキル基ま
    たはアル(低級)アルキル基を、nは0または1
    を、Aは低級アルキレン基を、R3はピリジニオ
    基または式【式】 (式中、R5、R6およびR7はそれぞれ水素原子ま
    たは低級アルキル基を意味する)で示される基
    を、R4は水素原子または低級アルキル基をそれ
    ぞれ意味する〕 で示されるリン脂質誘導体およびその塩。
JP57113353A 1981-07-03 1982-06-30 リン脂質誘導体 Granted JPS5813592A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB812012 1981-07-03
GB8120612 1981-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5813592A JPS5813592A (ja) 1983-01-26
JPH0259833B2 true JPH0259833B2 (ja) 1990-12-13

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ID=10523009

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57113353A Granted JPS5813592A (ja) 1981-07-03 1982-06-30 リン脂質誘導体

Country Status (4)

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US (1) US4493832A (ja)
EP (1) EP0070433B1 (ja)
JP (1) JPS5813592A (ja)
DE (1) DE3267673D1 (ja)

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