JPH0260658B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0260658B2 JPH0260658B2 JP55151607A JP15160780A JPH0260658B2 JP H0260658 B2 JPH0260658 B2 JP H0260658B2 JP 55151607 A JP55151607 A JP 55151607A JP 15160780 A JP15160780 A JP 15160780A JP H0260658 B2 JPH0260658 B2 JP H0260658B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- stabilizing
- carpronium chloride
- alcohol
- cream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は生物活性の高いカルプロニウム・ハラ
イド、特にカルプロニウム・クロライドの安定化
方法に関する。 <従来の技術> カルプロニウム・クロライドの薬理作用に就い
ては本発明者及びその一門の多数の研究があり、
実際に臨床応用も試みられ、アクチナミン、フロ
ジンなどの商品名で市場にでている。その液性に
おける安定化法に関しては特開昭51−143616があ
る。 <発明が解決しようとする問題点> しかしこの方法にも不十分な点が多いばかりで
なく、一般にカルプロニウム・クロライドの安定
化には未解決の問題が多い状態であつた。 <問題点を解決するための手段> 本発明はカルプロニウム・クロライドの皮膚疾
患治療薬、化粧料などの応用を企図し、それと関
連して、該物質の安定化法の徹底的検討を行い、
個々の安定剤の発見、更にそれらの配合により安
定化の一層の促進をもたらすことに成功した。多
数の安定化剤の発見とその組合せによる安定化の
促進は、トニツク、乳液、クリーム等の化粧料の
品質の向上と主薬の安定化と云う一見矛盾するが
加き難問の解決にかくことのできないものであ
る。 <実施例> 例 1(比較例) カルプロニウム・クロライド(以下CCと略称
する)のPH−速度プロフイル 温度95℃1時間におけるCCの分解とPHの関係
を求め、型の如く、PH−速度プロフイルを描記
し、安定性の至適PHを求めた。CCの最大安定性
はほぼPH4.5以上5.5以下の範囲にある。 例 2(比較例) アルコール類によるCCの安定化法 温度50℃の条件下で、1〜5%CCの水溶液に
種々の濃度でアルコール類を加え、CCの分解に
対する影響を検討し、多くのアルコールがCCの
加水分解速度をおくらすことを発見した。就中、
エチルアルコール、メチルアルコールは濃度に比
例して、CCの分解を防ぐ作用が認められた(表
1)。 プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル400は共に30%で著名な影響を示した。この物
は共にクリーム基材にも用いられ、クリームに
CCを含有させる場合の基材として重要な安定剤
たりうる。
イド、特にカルプロニウム・クロライドの安定化
方法に関する。 <従来の技術> カルプロニウム・クロライドの薬理作用に就い
ては本発明者及びその一門の多数の研究があり、
実際に臨床応用も試みられ、アクチナミン、フロ
ジンなどの商品名で市場にでている。その液性に
おける安定化法に関しては特開昭51−143616があ
る。 <発明が解決しようとする問題点> しかしこの方法にも不十分な点が多いばかりで
なく、一般にカルプロニウム・クロライドの安定
化には未解決の問題が多い状態であつた。 <問題点を解決するための手段> 本発明はカルプロニウム・クロライドの皮膚疾
患治療薬、化粧料などの応用を企図し、それと関
連して、該物質の安定化法の徹底的検討を行い、
個々の安定剤の発見、更にそれらの配合により安
定化の一層の促進をもたらすことに成功した。多
数の安定化剤の発見とその組合せによる安定化の
促進は、トニツク、乳液、クリーム等の化粧料の
品質の向上と主薬の安定化と云う一見矛盾するが
加き難問の解決にかくことのできないものであ
る。 <実施例> 例 1(比較例) カルプロニウム・クロライド(以下CCと略称
する)のPH−速度プロフイル 温度95℃1時間におけるCCの分解とPHの関係
を求め、型の如く、PH−速度プロフイルを描記
し、安定性の至適PHを求めた。CCの最大安定性
はほぼPH4.5以上5.5以下の範囲にある。 例 2(比較例) アルコール類によるCCの安定化法 温度50℃の条件下で、1〜5%CCの水溶液に
種々の濃度でアルコール類を加え、CCの分解に
対する影響を検討し、多くのアルコールがCCの
加水分解速度をおくらすことを発見した。就中、
エチルアルコール、メチルアルコールは濃度に比
例して、CCの分解を防ぐ作用が認められた(表
1)。 プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル400は共に30%で著名な影響を示した。この物
は共にクリーム基材にも用いられ、クリームに
CCを含有させる場合の基材として重要な安定剤
たりうる。
【表】
【表】
種々の有機酸及びその塩について、50℃下で1
〜5%CC水溶液中の加水分解に対する影響を検
討した。乳酸、グルタミン酸などは特にCCの加
水分解を防ぎ、安定性に帰与することを発見し
た。表2に、その主なものについて記載した。 これらの酸のCC安定化作用は著明であるが、
必ずしも濃度が高い程、作用が良いわけではな
く、M/10〜M/20の濃度で特に安定化作用がよ
い。
〜5%CC水溶液中の加水分解に対する影響を検
討した。乳酸、グルタミン酸などは特にCCの加
水分解を防ぎ、安定性に帰与することを発見し
た。表2に、その主なものについて記載した。 これらの酸のCC安定化作用は著明であるが、
必ずしも濃度が高い程、作用が良いわけではな
く、M/10〜M/20の濃度で特に安定化作用がよ
い。
【表】
(実施例)
有機酸とアルコールの配合によるCC安定化作
用の促進 1〜5%CC溶液の安定化を有機酸とエチルア
ルコールとの配合によつて行つた成績は表3、表
4に、クエン酸緩衝液と種々のアルコール類との
配合、グルタミン酸ソーダとプロピレングリコー
ルとの配合による安定化は表5に総括した。
用の促進 1〜5%CC溶液の安定化を有機酸とエチルア
ルコールとの配合によつて行つた成績は表3、表
4に、クエン酸緩衝液と種々のアルコール類との
配合、グルタミン酸ソーダとプロピレングリコー
ルとの配合による安定化は表5に総括した。
【表】
【表】
【表】
例 6(実施例)
クリームに含有されたCCの安定化法。
クリームに含有されたCCの安定化法も結局は
含水系のCCの安定化と同様であるが、酸性クリ
ームであること、この酸性がクエン酸、グルタミ
ン酸、乳酸等のCC安定化作用の強い有機酸であ
ること、エタノールなどのCC作用の強いアルコ
ールの使用を制限されるなどの新しい原理の採用
を強いられる。特に有機酸の使用が乳化の不安定
化をもたらすことが多く、有機酸と他の乳化剤な
どの成分の組合せが問題となる。 表6にはCC含有クリームの処方例を示した。
この処方によるクリームは50℃においてt10%=
5ケ月であつた。 表6 CC含有酸性クリームの処方例 A 油性成分 ミツロウ セタノール 流パラ ◎プロピレングリコール 親油性非イオン界面活性剤 B 水性成分 アミソフト 〇硼砂 〇硼酸又は他の酸 〇グルタミン酸(M/20)(+パントテニルエ
チルエーテル2%)或はコハク酸M/20 〇PEG400 防腐剤 PH4.9に調製 乳化後冷却50℃でCC0.1〜1.0%、香料を入れ
る。 註 丸印はCC安定化のために入れられた成分 パントテニルエチルエーテルは加えても加え
なくともよい。
含水系のCCの安定化と同様であるが、酸性クリ
ームであること、この酸性がクエン酸、グルタミ
ン酸、乳酸等のCC安定化作用の強い有機酸であ
ること、エタノールなどのCC作用の強いアルコ
ールの使用を制限されるなどの新しい原理の採用
を強いられる。特に有機酸の使用が乳化の不安定
化をもたらすことが多く、有機酸と他の乳化剤な
どの成分の組合せが問題となる。 表6にはCC含有クリームの処方例を示した。
この処方によるクリームは50℃においてt10%=
5ケ月であつた。 表6 CC含有酸性クリームの処方例 A 油性成分 ミツロウ セタノール 流パラ ◎プロピレングリコール 親油性非イオン界面活性剤 B 水性成分 アミソフト 〇硼砂 〇硼酸又は他の酸 〇グルタミン酸(M/20)(+パントテニルエ
チルエーテル2%)或はコハク酸M/20 〇PEG400 防腐剤 PH4.9に調製 乳化後冷却50℃でCC0.1〜1.0%、香料を入れ
る。 註 丸印はCC安定化のために入れられた成分 パントテニルエチルエーテルは加えても加え
なくともよい。
Claims (1)
- 1 含水投与型カルプロニウム・クロライドに対
して、乳酸、グルタミン酸、クエン酸およびそれ
らの酸の塩から選択される有機酸と、エチルアル
コール、グリセリン、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール及びポリエチレングリコールか
ら選択されるアルコールとを配合することによつ
て、カルプロニウム・クロライドの加水分解を防
止することを特徴とする、含水投与型カルプロニ
ウム・クロライドの安定化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15160780A JPS5775952A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Stabilization of calpuronium halide |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15160780A JPS5775952A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Stabilization of calpuronium halide |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775952A JPS5775952A (en) | 1982-05-12 |
| JPH0260658B2 true JPH0260658B2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=15522220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15160780A Granted JPS5775952A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Stabilization of calpuronium halide |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5775952A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01165507A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-29 | Yakurigaku Chuo Kenkyusho:Kk | 高濃度塩化カルプロニウム配合組成物の安定化方法 |
| JP2009215323A (ja) * | 2004-06-09 | 2009-09-24 | Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd | 新規育毛用組成物 |
| JP2006022091A (ja) * | 2004-06-09 | 2006-01-26 | Dai Ichi Seiyaku Co Ltd | 育毛用組成物 |
| JP7346838B2 (ja) * | 2018-02-21 | 2023-09-20 | 大正製薬株式会社 | 外用医薬組成物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6056683B2 (ja) * | 1977-02-22 | 1985-12-11 | 第一製薬株式会社 | 安定化されたカルプロニウムクロライド配合剤 |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP15160780A patent/JPS5775952A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775952A (en) | 1982-05-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ES2293640T3 (es) | Composicion antifungicica para uso externo siendo retenida por la capa cornea. | |
| JPS5815909A (ja) | 抗真菌外用剤 | |
| JPS6130567A (ja) | 尿素の安定化法 | |
| JP2002363101A (ja) | 外用剤 | |
| JPS6241645B2 (ja) | ||
| JP2005015401A (ja) | 防腐剤組成物、外用組成物及び防腐方法 | |
| JP7570174B2 (ja) | 乳化安定化方法 | |
| JP2024114984A (ja) | 乳化組成物 | |
| JP2021134164A (ja) | ミノキシジル及びパントテニールエチルエーテルを含有する育毛外用剤、並びにそのパントテニールエチルエーテルの安定化及びミノキシジル等の結晶化抑制方法 | |
| JP2003206224A (ja) | 外用組成物 | |
| JP4926354B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
| KR102843389B1 (ko) | 다층형 화장료 조성물 | |
| JP2021123585A (ja) | 外用医薬製剤 | |
| JPS62127B2 (ja) | ||
| JPH04173734A (ja) | 抗真菌性外用剤 | |
| JPH08104642A (ja) | ヒアルロン酸ナトリウム注射液用安定化組成物 | |
| JPH01165507A (ja) | 高濃度塩化カルプロニウム配合組成物の安定化方法 | |
| JP7646342B2 (ja) | 外用医薬組成物 | |
| JP7642361B2 (ja) | 外用医薬組成物 | |
| JPH08268861A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPS5892604A (ja) | 油中水型乳化化粧料の製造方法 | |
| JPS6133161A (ja) | 尿素の安定化法 | |
| JPS61200904A (ja) | 外用尿素製剤 | |
| JPH08268860A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPS6033366B2 (ja) | 安定化されたトルナフテ−ト含有乳剤 |