JPH0261443B2 - - Google Patents
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- JPH0261443B2 JPH0261443B2 JP56169157A JP16915781A JPH0261443B2 JP H0261443 B2 JPH0261443 B2 JP H0261443B2 JP 56169157 A JP56169157 A JP 56169157A JP 16915781 A JP16915781 A JP 16915781A JP H0261443 B2 JPH0261443 B2 JP H0261443B2
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- A61K36/18—Magnoliophyta (angiosperms)
- A61K36/185—Magnoliopsida (dicotyledons)
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- A61K36/88—Liliopsida (monocotyledons)
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Description
本発明は大豆種子、殊にその圧搾又は抽出によ
る大豆油又はその滓より水溶性成分を抽出し、こ
れより独持の方法により高血圧等に有用なる特殊
物質を収得しこれを降圧剤として活用せんとする
ものである。 大豆油は大豆を破砕して冷圧又は温圧しても製
油できるが現在では大工場では殆んど溶剤(ヘキ
サン)による抽出方法を採用している。本発明で
は上記何れの方法によるものでもよい。 大豆油の脂肪は不飽和脂肪酸が全体の60%前後
含まれている。又脂肪中に含まれる不鹸化物を構
成するものの中にはステロール群、カロチノイ
ド、クロロフイルのような植物色素あるいはトコ
フエロール群が含まれているが之等は水に難溶性
の結晶成分として分離精製しやすい。そして之等
は水抽出によつて殆んど除去される。 本発明の目的物質は主として大豆よりの上記圧
搾又はヘキサン抽出原油に1〜5%の冷水又は温
湯を接触せしめて抽出する。或はその滓或はこの
原油は通常脱ガム操作を行つてリン脂質が除去さ
れるがこの油滓(foots)からも抽出することが
できる。要するに大豆種子中の水溶性成分を抽出
するものである。 現在これらの水に移行する成分の多くは殆んど
省みられず廃液として捨てられているのが現状で
ある。 本発明の目的物質は大豆油、又はその滓から水
又は温湯或はアルコールによる抽出によつて得る
か、又はヘキサン、クロロホルム等の非水性溶剤
に溶解しこれより水に転溶して得るものである。
特に大豆油が資源的に有利である。 本発明の目的物質は上記のようにして大豆より
水溶性成分を抽出した溶液を濃縮処理した濃縮液
に濃厚アルコールを加えてアルコール濃度を85%
以上としてガム質、蛋白質等の不溶物を充分除い
た上アルコールを除去して所期有効成分を濃縮し
た形で水溶性エキスとして得る事ができる。 即ち上記抽出水溶液の含有物は従来はガム質、
蛋白質等が主体であり無価値のものとして省みら
れなかつたものであるが、本発明者は大豆油成分
の徹底究明の意味に於てこの抽出水溶液中にもガ
ム質、蛋白質以外の物質の存在なきかを究明すべ
く、上記の如く85%以上のアルコール濃度として
ガム質、蛋白質等を完全分離する事に成功し、且
つその分離母液に血圧降下作用のある物質の存在
を知る事ができたもので、この事は従来予知でき
なかつた新事実の発見究明として価値あるもので
ある。而も該有効成分は単なる血圧降下作用を有
すると云うだけでなく該降下作用を緩和された状
態にて機能し、且つ常態人に与えても副作用は殆
んど認められず血管強化作用もあると考えられ
る。 上記処理に於てアルコール濃度85%以下に於て
もガム質、蛋白質の分離は行はれるが、その分離
は充分でなくガム質、蛋白質等の残留は之が邪魔
をして爾後精製に困難が伴うと共に上記のような
ガム質、蛋白質以外の物質の究明は不可能であつ
たと考えられる。尚この処理に於てアルコール濃
度85%以上の上限は特に制限はないが工業経済的
見地から90%以下で充分である。 上記の処理を経たエキスに於て既に所期有効成
分は相当濃縮せられた形で含有する故其侭生体に
適用しても血圧降下機能を充分発揮するものであ
るが、更に之に水を加え活性炭処理をした上ブリ
ツクス糖度(以下単に糖度と称する)50%程度に
於て析出沈澱する乳酸マグネシウム及び無機塩を
分離除去した母液を乾燥して白色粉末とすれば、
更に精製された所期有効物質が得られる。 この乳酸マグネシウムの存在も従来知られなか
つた所で、本発明者の模索により初めて発見され
たものである。 乳酸マグネシウムの分離に上記糖度50%程度と
する事は糖度50%に於て析出が最大となるによ
る。 尚乳酸マグネシウムの存在が判つた上はその分
離精製には炭素カラムクロマトグラフイーにかけ
て分画精製する事も出来る。 この場合分離された乳酸マグネシウムの針状結
晶は従来大豆油中その存在不明の物質であつたが
数回の再結晶後、元素分析、旋光度、赤外線吸収
スペクトル(IR)、紫外線吸収スペクトル
(UV)、ガスクロマトグラフ(GC)、核磁気共鳴
(NMR)による測定、金属元素の同定と定量等
の結果、本結晶は乳酸マグネシウムMgC8H10O6
と決定したものである。 又この乳酸マグネシウムを高血圧自然発症ラツ
ト(SHR)及び成犬を用いた動物実験の結果は
降血圧作用は認められなかつた。次に乳酸マグネ
シウムを分離した母液又は之より単離した糖成分
を含む物質は高血圧自然発症ラツト(SHR)及
び人体に対し降圧作用があり有効な物質である事
が判つた。(詳細後述する) さて乳酸マグネシウムを分離した母液より得た
結晶性粉末又は之より結晶させて得た新たな結晶
の化学的性質はα−ナフトール反応、オルシン反
応に糖の呈色反応を示し、TCA反応、ニンヒド
リン反応陰極、グリチルリチン反応陽性を示し、
ペーパークロマトグラフ法において既知糖との一
致点は見られず、加水分解物においてグルコー
ス、ソルボースに一致点を示し、且つグルクロン
酸よりも低い糖を示し、更に赤外線吸収スペクト
ル法、 1HNMRスペクトル法により、高分子の
糖であることを示すことを特徴とする高血圧に有
効なる物質であり、以下本物質を本発明の目的有
効物質としてOSGと称する。 本品(OSG)が上記のような物性を有するこ
とを測定結果の一部と共に下記する。 (イ) α−ナフトール反応(Molisch反応)又はオ
ルシン−塩酸反応(Bial反応)にて糖の呈色反
応を示す。 (ロ) TCA(トリクロル酢酸)反応陰性、ニンヒド
リン反応陰性、グリチルリチン反応陽性を示
す。 (ハ) PPC法〔ワツトマンNo.1、展開溶剤
nBuOH:AcOH:H2O(4:1:5)〕を用い
て展開しフタル酸アニリンで発色すると標品を
D−リボス、L−ソルボース、D−フルクトー
ス、α−D−リキソース、D−キシロース、D
−マンノース、D−アラビノース、フルクトー
ス、グルコース、グルクロンラクトンとすると
本品のRFは何れの標品糖とも一致しない高分
子らしいスポツトを示した。(第1図のペーパ
ークロマトグラフ参照) (ニ) 糖の同定を行う為PPC法(ワツトマンNo.1、
発色試薬:ナフトール、ソルシノール−トリク
ロロアセチツクアシツド、溶媒:α−コリジン
飽和水)を用い標品としてOSGの10%H2SO4
による加水分解処理をしたものを用いた。 結果はグルコース又はソルボーズに一致する
スポツトとグルクロニツクアシツドより低い
Rf値を示すスポツトが認められた。 (ホ) ガスクロマトグラフイーによる同定を試み
た。 本品の糖のガスクロマトグラフ法分析をトリ
メチルシリル誘導体として調製して実験した。
分析条件:OV−17、3%ガスカラムQステン
レス2m、カラム温度180℃、結果:フルクトー
スに非常に近いリテンシヨンタイムを与えたが
少しずれている。その他の糖の標品に一致する
ピークは認められなかつた。 (ヘ) ガスクロマトグラフによる糖の同定を試み
た。まず糖アルコール(NaBH4還元による)
からアセチル化して調製したサンプルを3%
OV−17ガスカラムQステンレスカラム2m、カ
ラムの温度230℃、FID検出で分析した結果は
フルクトース、グルコース、マンノース由来の
糖アルコールアセテートのリテンシヨンタイム
と一致した。他にいくつかのピークがあるが同
定出来なかつた。 (ト) 1HNMRスペクトル法(60MH2、d−
DMSO)測定の結果は多くの分子の結合体で
ある事から分解能は満足されなかつた。 (チ) 赤外線スペクトルチヤートは第2図の通りで
新規物質である。即ち同図に於て3100〜3550cm
-1に高分子の水酸基群、2700〜3000cm-1にアル
キル群、1600cm-1にカルボキシレート群、1420
cm-1にアルコール、それ以下に於て各種基の存
在が認められ特異の新物質である事が判る。 実施例 1 大豆よりヘキサン抽出によつて得られた大豆油
より油滓分離機によつて油滓を除去した原油80ト
ンに1〜5%の水又は温湯を接触抽出せしめ抽出
水溶液4000を得る。この場合油と水とを混和し
て強く振盪するか撹拌するとエマルジヨンをおこ
して予後の分離操作が困難になるので点滴抽出す
る等の注意を要する。尚水抽出には有機酸又は鉱
酸にて酸性(PH3.0〜4.9)とした水又は中性水
(PH5.0〜7.0)又は夫等の温水を用うる事も出来
る。但し酸性水を用いた場合は抽出後中性に修正
する。接触抽出された約4000の水溶液(PH6.8)
を40℃以下で減圧蒸溜して約1/40容量に濃縮する
と黒褐色な糖度47%のエキス100Kgが得られる。
これに直ちにメチルアルコール(99%)を同容な
いし2倍量加えて撹拌しエキスの醗酵を防止する
と可溶部と不溶部とに分離するので濾過して不溶
部を除去する。濾液は減圧蒸溜してアルコールを
除去し濃厚な水溶性エキスとする。 これに高濃度のメチルアルコールを加えてアル
コール濃度を85%とすると多量のガム質、蛋白質
等の析出物が沈澱するので一夜静置して上層部の
85%メチルアルコールを濾過する。次に濾液を減
圧蒸溜してアルコールを回収すると残留した水溶
性エキス(糖度50%)が約50Kg得られる。この水
溶性エキスが以下に述べるOSGの主原料である。 上記の糖度50%エキス500gを取りこれに純水
を加えて糖度30%とし、これに適量の活性炭を加
えて処理すると無色透明かやゝ黄色透明な水溶液
を得る。吸着活性炭は熱湯で糖度0%となる迄溶
出する。両液を合せて減圧濃縮(35%以下)して
糖度50%に調製すると針状の結晶が析出する。こ
の結晶の析出量と母液の糖度との関係は糖度20%
より逐次30%、40%、50%と上げると析出結晶が
糖度50%の時の最大である。ここに得られた結晶
は99%アルコールで洗滌し再結晶をくり返すと光
沢のある白色針状の乳酸マグネシウムが得られ
る。この乳酸マグネシウムの結晶の洗液とその再
結晶の母液からは他の無機質が得られる。糖度50
%で粗乳酸マグネシウムを析出分離した母液は再
度活性炭処理して無色透明な水溶液とし凍結乾燥
すると白色の吸湿性粉末が112g得られる。これ
が本発明の目的物質OSGである。 実施例 2 実施例1の大豆油の抽出工程初期に得られる油
滓にはステロール群の他植物色素やトコフエロー
ル群が含まれるが本発明のOSGも含まれている
ので油滓分離機によつて分離された油滓に50%〜
75%の稀アルコールを加えて撹拌又は振盪して、
或いは還流冷却器を用いて加温抽出してアルコー
ル可溶部を分離しこのアルコール可溶部より減圧
蒸溜(35゜以下)にてアルコールを除去した水溶
液に99%メチルアルコールを加えてアルコール濃
度を85%としガム質、蛋白質等の不溶物を析出さ
せる。不溶物を除去し次に85%アルコールを減圧
蒸溜してアルコールを回収する。残留した水溶性
エキスに純水を加えて溶解し実施例1と同様に活
性炭処理して得た無色透明な水溶液を減圧蒸溜
(35゜以下)して糖度50%とし乳酸マグネシウムを
沈澱除去した母液に99%メチルアルコールを加え
てアルコール濃度を85%以上とする。この透明な
85%以上のアルコール溶液1を撹拌しながらこ
れにアセトンを加えると多量の白濁析出沈澱を生
ずる。この場合添加アセトンの量は該メタノール
溶液の約2倍量が最高の析出沈澱を生ずる。 一夜静置して析出沈澱と母液とを分離する。こ
の場合分離母液には無機質の多くが移行する。析
出沈澱は真空乾燥してやゝ黄色の吸湿性粉末の
OSGが74g得られる。 実施例 3 実施例1に於てガム質、蛋白質等を除いて得た
85゜メタノール溶液500mlを取り減圧蒸溜してメタ
ノールを除き糖度80%(屈折率1495)とする。こ
れに純水200mlを加えて糖度29.5%とすると全容
量265mlの褐色透明な水溶液が得られる。次に炭
素カラムクロマトグラフにかける。即ち活性炭
200gを水でスラリーとし真空浸潤によつて空気
を除いてから直径4.8cmのガラス管に流し込む。
(最終の高さ約28cm)そしてカラムの上端を整え
円形濾紙を置いてから上記の褐色透明な水溶液
265mlを上部から静かに注入して吸着展開せしめ
る(流速約5ml/30分)。流出液はα−ナフトー
ル反応法にて糖の呈色を追跡する。 次にガラス管から押出式で取り出した吸着炭は
上部から2cmづつに切断し、No.1からNo.12の分画
とする。各々の分画吸着炭は50%のメタノール
100mlを加えて還流冷却器にて5分間抽出する。
この抽出液についてα−ナフトール反応法で糖の
反応を追跡するとNo.1からNo.7迄はα−ナフトー
ルの反応が陽性で反応境界面が紫紅色(糖)を呈
する。No.8は青黄色(乳酸マグネシウム)と紫紅
色(糖)の混在の様相を呈する。No.9,10,11,
12は僅かな黄色を呈するのみとなり勿論この流出
液は糖の反応を呈しない。以上の結果No.1からNo.
7迄の溶出液は合併し、減圧下(35℃)に濃縮し
凍結乾燥により白色の吸湿性粉末(OSG)を得
た。 実施例 4 実施例1により水溶性エキス部分を精製して得
られた白色又は淡黄色の粉末に純水700mlを加え
糖度20%の水溶液1000mlを得る。次に陰イオン交
換樹脂アンバーライトIRA−410、陽イオン交換
樹脂アンバーライトIR−120Bの混合物を充填し
た塔を通過させてイオン交換反応を行う。この通
過反応水とは別に新たな洗滌水をα−ナフトール
の反応が陰性になる時点迄通過洗滌せしめる。両
水溶液をそれぞれ減圧蒸溜して無色透明な水溶液
とし前者糖度60%42gと後者糖度46%207gの濃
厚液を得る。両濃厚液を合併して凍結乾燥すると
吸湿性のない粉末112gを得る。この粉末は水と
エタノールから結晶を析出せしめると無色の針
状、融点146〜155℃の物質を得る。 次に本発明になるOSGの生体に対する効果及
影響についての実験結果を説明する。 〔A〕、高血圧自然発症ラツト(SHR)および正
常ラツトにおよぼすOSGの降圧試験 動物: 対照群 正常ウイスターラツト 〓1群5匹 試験群(1) 正常ウイスターラツト 〓1群5匹 試験群(2) SHR 〓1群6匹 投与方法: ゾンデによる胃内強制経口投与、1日1回午前
10時で7日間連続投与した。 投与量: 対照群 正常ラツトに水のみ投与 試験群(1) 正常ラツトにはOSG50mg/Kg とし体重100g当り1ml 試験群(2) SHRにはOSG50mg/Kgとし 体重100g当り1ml 観察項目: 血圧(最大血圧) 血圧測定: PROGRAMMED ELECTRO−
SPHYGMOMANOMETER PE−300
NARCOBIO SYSTEMS INC を使用しラツ
トの尾部動脈最大血圧を測定した。 結果: 対照群、試験群(1)の各正常ラツトに対しては
全く変化が認められなかつた。 試験群(2)SHRに対して50ml/Kgで平均20mm
Hgの降圧作用が認められた。又投与後3〜6
時間で降圧作用が認められる。24時間後にほゞ
元の血圧にもどるものもあるがなかには96時間
目の血圧値でも18mmHgの低下を示すことによ
りOSGの連用によつて降圧作用があるものと
認められる。しかもその作用が極めてmild(緩
和)なものである。尚中毒症状はいづれの群に
もみられなかつた。 〔B1〕OSGの経口投与による急性毒性試験 試験薬剤:OSG 試験条件:室温23゜〜25℃ 湿度55〜60% 試験動物:マウス SLC−ddy〓♀ (日本医科動物舎) 総使用動物数 予試験 〓15匹 ♀15匹 本試験 1群8匹5群 〓25匹 ♀22匹 体重平均 〓23g、♀22g 投与方法:経口(マウス用ゾンデイ使用) 算出方法:リツチフイールドアンドウイルコツ
クソン Litchfield and Wilcoxon法 試験成績:〓LD50=13.5g/Kg 上限 14.85g/Kg 下限 12.27g/Kg ♀LD50=12.5g/Kg 上限 14.6g/Kg 下限 10.7g/Kg 一般症状:
る大豆油又はその滓より水溶性成分を抽出し、こ
れより独持の方法により高血圧等に有用なる特殊
物質を収得しこれを降圧剤として活用せんとする
ものである。 大豆油は大豆を破砕して冷圧又は温圧しても製
油できるが現在では大工場では殆んど溶剤(ヘキ
サン)による抽出方法を採用している。本発明で
は上記何れの方法によるものでもよい。 大豆油の脂肪は不飽和脂肪酸が全体の60%前後
含まれている。又脂肪中に含まれる不鹸化物を構
成するものの中にはステロール群、カロチノイ
ド、クロロフイルのような植物色素あるいはトコ
フエロール群が含まれているが之等は水に難溶性
の結晶成分として分離精製しやすい。そして之等
は水抽出によつて殆んど除去される。 本発明の目的物質は主として大豆よりの上記圧
搾又はヘキサン抽出原油に1〜5%の冷水又は温
湯を接触せしめて抽出する。或はその滓或はこの
原油は通常脱ガム操作を行つてリン脂質が除去さ
れるがこの油滓(foots)からも抽出することが
できる。要するに大豆種子中の水溶性成分を抽出
するものである。 現在これらの水に移行する成分の多くは殆んど
省みられず廃液として捨てられているのが現状で
ある。 本発明の目的物質は大豆油、又はその滓から水
又は温湯或はアルコールによる抽出によつて得る
か、又はヘキサン、クロロホルム等の非水性溶剤
に溶解しこれより水に転溶して得るものである。
特に大豆油が資源的に有利である。 本発明の目的物質は上記のようにして大豆より
水溶性成分を抽出した溶液を濃縮処理した濃縮液
に濃厚アルコールを加えてアルコール濃度を85%
以上としてガム質、蛋白質等の不溶物を充分除い
た上アルコールを除去して所期有効成分を濃縮し
た形で水溶性エキスとして得る事ができる。 即ち上記抽出水溶液の含有物は従来はガム質、
蛋白質等が主体であり無価値のものとして省みら
れなかつたものであるが、本発明者は大豆油成分
の徹底究明の意味に於てこの抽出水溶液中にもガ
ム質、蛋白質以外の物質の存在なきかを究明すべ
く、上記の如く85%以上のアルコール濃度として
ガム質、蛋白質等を完全分離する事に成功し、且
つその分離母液に血圧降下作用のある物質の存在
を知る事ができたもので、この事は従来予知でき
なかつた新事実の発見究明として価値あるもので
ある。而も該有効成分は単なる血圧降下作用を有
すると云うだけでなく該降下作用を緩和された状
態にて機能し、且つ常態人に与えても副作用は殆
んど認められず血管強化作用もあると考えられ
る。 上記処理に於てアルコール濃度85%以下に於て
もガム質、蛋白質の分離は行はれるが、その分離
は充分でなくガム質、蛋白質等の残留は之が邪魔
をして爾後精製に困難が伴うと共に上記のような
ガム質、蛋白質以外の物質の究明は不可能であつ
たと考えられる。尚この処理に於てアルコール濃
度85%以上の上限は特に制限はないが工業経済的
見地から90%以下で充分である。 上記の処理を経たエキスに於て既に所期有効成
分は相当濃縮せられた形で含有する故其侭生体に
適用しても血圧降下機能を充分発揮するものであ
るが、更に之に水を加え活性炭処理をした上ブリ
ツクス糖度(以下単に糖度と称する)50%程度に
於て析出沈澱する乳酸マグネシウム及び無機塩を
分離除去した母液を乾燥して白色粉末とすれば、
更に精製された所期有効物質が得られる。 この乳酸マグネシウムの存在も従来知られなか
つた所で、本発明者の模索により初めて発見され
たものである。 乳酸マグネシウムの分離に上記糖度50%程度と
する事は糖度50%に於て析出が最大となるによ
る。 尚乳酸マグネシウムの存在が判つた上はその分
離精製には炭素カラムクロマトグラフイーにかけ
て分画精製する事も出来る。 この場合分離された乳酸マグネシウムの針状結
晶は従来大豆油中その存在不明の物質であつたが
数回の再結晶後、元素分析、旋光度、赤外線吸収
スペクトル(IR)、紫外線吸収スペクトル
(UV)、ガスクロマトグラフ(GC)、核磁気共鳴
(NMR)による測定、金属元素の同定と定量等
の結果、本結晶は乳酸マグネシウムMgC8H10O6
と決定したものである。 又この乳酸マグネシウムを高血圧自然発症ラツ
ト(SHR)及び成犬を用いた動物実験の結果は
降血圧作用は認められなかつた。次に乳酸マグネ
シウムを分離した母液又は之より単離した糖成分
を含む物質は高血圧自然発症ラツト(SHR)及
び人体に対し降圧作用があり有効な物質である事
が判つた。(詳細後述する) さて乳酸マグネシウムを分離した母液より得た
結晶性粉末又は之より結晶させて得た新たな結晶
の化学的性質はα−ナフトール反応、オルシン反
応に糖の呈色反応を示し、TCA反応、ニンヒド
リン反応陰極、グリチルリチン反応陽性を示し、
ペーパークロマトグラフ法において既知糖との一
致点は見られず、加水分解物においてグルコー
ス、ソルボースに一致点を示し、且つグルクロン
酸よりも低い糖を示し、更に赤外線吸収スペクト
ル法、 1HNMRスペクトル法により、高分子の
糖であることを示すことを特徴とする高血圧に有
効なる物質であり、以下本物質を本発明の目的有
効物質としてOSGと称する。 本品(OSG)が上記のような物性を有するこ
とを測定結果の一部と共に下記する。 (イ) α−ナフトール反応(Molisch反応)又はオ
ルシン−塩酸反応(Bial反応)にて糖の呈色反
応を示す。 (ロ) TCA(トリクロル酢酸)反応陰性、ニンヒド
リン反応陰性、グリチルリチン反応陽性を示
す。 (ハ) PPC法〔ワツトマンNo.1、展開溶剤
nBuOH:AcOH:H2O(4:1:5)〕を用い
て展開しフタル酸アニリンで発色すると標品を
D−リボス、L−ソルボース、D−フルクトー
ス、α−D−リキソース、D−キシロース、D
−マンノース、D−アラビノース、フルクトー
ス、グルコース、グルクロンラクトンとすると
本品のRFは何れの標品糖とも一致しない高分
子らしいスポツトを示した。(第1図のペーパ
ークロマトグラフ参照) (ニ) 糖の同定を行う為PPC法(ワツトマンNo.1、
発色試薬:ナフトール、ソルシノール−トリク
ロロアセチツクアシツド、溶媒:α−コリジン
飽和水)を用い標品としてOSGの10%H2SO4
による加水分解処理をしたものを用いた。 結果はグルコース又はソルボーズに一致する
スポツトとグルクロニツクアシツドより低い
Rf値を示すスポツトが認められた。 (ホ) ガスクロマトグラフイーによる同定を試み
た。 本品の糖のガスクロマトグラフ法分析をトリ
メチルシリル誘導体として調製して実験した。
分析条件:OV−17、3%ガスカラムQステン
レス2m、カラム温度180℃、結果:フルクトー
スに非常に近いリテンシヨンタイムを与えたが
少しずれている。その他の糖の標品に一致する
ピークは認められなかつた。 (ヘ) ガスクロマトグラフによる糖の同定を試み
た。まず糖アルコール(NaBH4還元による)
からアセチル化して調製したサンプルを3%
OV−17ガスカラムQステンレスカラム2m、カ
ラムの温度230℃、FID検出で分析した結果は
フルクトース、グルコース、マンノース由来の
糖アルコールアセテートのリテンシヨンタイム
と一致した。他にいくつかのピークがあるが同
定出来なかつた。 (ト) 1HNMRスペクトル法(60MH2、d−
DMSO)測定の結果は多くの分子の結合体で
ある事から分解能は満足されなかつた。 (チ) 赤外線スペクトルチヤートは第2図の通りで
新規物質である。即ち同図に於て3100〜3550cm
-1に高分子の水酸基群、2700〜3000cm-1にアル
キル群、1600cm-1にカルボキシレート群、1420
cm-1にアルコール、それ以下に於て各種基の存
在が認められ特異の新物質である事が判る。 実施例 1 大豆よりヘキサン抽出によつて得られた大豆油
より油滓分離機によつて油滓を除去した原油80ト
ンに1〜5%の水又は温湯を接触抽出せしめ抽出
水溶液4000を得る。この場合油と水とを混和し
て強く振盪するか撹拌するとエマルジヨンをおこ
して予後の分離操作が困難になるので点滴抽出す
る等の注意を要する。尚水抽出には有機酸又は鉱
酸にて酸性(PH3.0〜4.9)とした水又は中性水
(PH5.0〜7.0)又は夫等の温水を用うる事も出来
る。但し酸性水を用いた場合は抽出後中性に修正
する。接触抽出された約4000の水溶液(PH6.8)
を40℃以下で減圧蒸溜して約1/40容量に濃縮する
と黒褐色な糖度47%のエキス100Kgが得られる。
これに直ちにメチルアルコール(99%)を同容な
いし2倍量加えて撹拌しエキスの醗酵を防止する
と可溶部と不溶部とに分離するので濾過して不溶
部を除去する。濾液は減圧蒸溜してアルコールを
除去し濃厚な水溶性エキスとする。 これに高濃度のメチルアルコールを加えてアル
コール濃度を85%とすると多量のガム質、蛋白質
等の析出物が沈澱するので一夜静置して上層部の
85%メチルアルコールを濾過する。次に濾液を減
圧蒸溜してアルコールを回収すると残留した水溶
性エキス(糖度50%)が約50Kg得られる。この水
溶性エキスが以下に述べるOSGの主原料である。 上記の糖度50%エキス500gを取りこれに純水
を加えて糖度30%とし、これに適量の活性炭を加
えて処理すると無色透明かやゝ黄色透明な水溶液
を得る。吸着活性炭は熱湯で糖度0%となる迄溶
出する。両液を合せて減圧濃縮(35%以下)して
糖度50%に調製すると針状の結晶が析出する。こ
の結晶の析出量と母液の糖度との関係は糖度20%
より逐次30%、40%、50%と上げると析出結晶が
糖度50%の時の最大である。ここに得られた結晶
は99%アルコールで洗滌し再結晶をくり返すと光
沢のある白色針状の乳酸マグネシウムが得られ
る。この乳酸マグネシウムの結晶の洗液とその再
結晶の母液からは他の無機質が得られる。糖度50
%で粗乳酸マグネシウムを析出分離した母液は再
度活性炭処理して無色透明な水溶液とし凍結乾燥
すると白色の吸湿性粉末が112g得られる。これ
が本発明の目的物質OSGである。 実施例 2 実施例1の大豆油の抽出工程初期に得られる油
滓にはステロール群の他植物色素やトコフエロー
ル群が含まれるが本発明のOSGも含まれている
ので油滓分離機によつて分離された油滓に50%〜
75%の稀アルコールを加えて撹拌又は振盪して、
或いは還流冷却器を用いて加温抽出してアルコー
ル可溶部を分離しこのアルコール可溶部より減圧
蒸溜(35゜以下)にてアルコールを除去した水溶
液に99%メチルアルコールを加えてアルコール濃
度を85%としガム質、蛋白質等の不溶物を析出さ
せる。不溶物を除去し次に85%アルコールを減圧
蒸溜してアルコールを回収する。残留した水溶性
エキスに純水を加えて溶解し実施例1と同様に活
性炭処理して得た無色透明な水溶液を減圧蒸溜
(35゜以下)して糖度50%とし乳酸マグネシウムを
沈澱除去した母液に99%メチルアルコールを加え
てアルコール濃度を85%以上とする。この透明な
85%以上のアルコール溶液1を撹拌しながらこ
れにアセトンを加えると多量の白濁析出沈澱を生
ずる。この場合添加アセトンの量は該メタノール
溶液の約2倍量が最高の析出沈澱を生ずる。 一夜静置して析出沈澱と母液とを分離する。こ
の場合分離母液には無機質の多くが移行する。析
出沈澱は真空乾燥してやゝ黄色の吸湿性粉末の
OSGが74g得られる。 実施例 3 実施例1に於てガム質、蛋白質等を除いて得た
85゜メタノール溶液500mlを取り減圧蒸溜してメタ
ノールを除き糖度80%(屈折率1495)とする。こ
れに純水200mlを加えて糖度29.5%とすると全容
量265mlの褐色透明な水溶液が得られる。次に炭
素カラムクロマトグラフにかける。即ち活性炭
200gを水でスラリーとし真空浸潤によつて空気
を除いてから直径4.8cmのガラス管に流し込む。
(最終の高さ約28cm)そしてカラムの上端を整え
円形濾紙を置いてから上記の褐色透明な水溶液
265mlを上部から静かに注入して吸着展開せしめ
る(流速約5ml/30分)。流出液はα−ナフトー
ル反応法にて糖の呈色を追跡する。 次にガラス管から押出式で取り出した吸着炭は
上部から2cmづつに切断し、No.1からNo.12の分画
とする。各々の分画吸着炭は50%のメタノール
100mlを加えて還流冷却器にて5分間抽出する。
この抽出液についてα−ナフトール反応法で糖の
反応を追跡するとNo.1からNo.7迄はα−ナフトー
ルの反応が陽性で反応境界面が紫紅色(糖)を呈
する。No.8は青黄色(乳酸マグネシウム)と紫紅
色(糖)の混在の様相を呈する。No.9,10,11,
12は僅かな黄色を呈するのみとなり勿論この流出
液は糖の反応を呈しない。以上の結果No.1からNo.
7迄の溶出液は合併し、減圧下(35℃)に濃縮し
凍結乾燥により白色の吸湿性粉末(OSG)を得
た。 実施例 4 実施例1により水溶性エキス部分を精製して得
られた白色又は淡黄色の粉末に純水700mlを加え
糖度20%の水溶液1000mlを得る。次に陰イオン交
換樹脂アンバーライトIRA−410、陽イオン交換
樹脂アンバーライトIR−120Bの混合物を充填し
た塔を通過させてイオン交換反応を行う。この通
過反応水とは別に新たな洗滌水をα−ナフトール
の反応が陰性になる時点迄通過洗滌せしめる。両
水溶液をそれぞれ減圧蒸溜して無色透明な水溶液
とし前者糖度60%42gと後者糖度46%207gの濃
厚液を得る。両濃厚液を合併して凍結乾燥すると
吸湿性のない粉末112gを得る。この粉末は水と
エタノールから結晶を析出せしめると無色の針
状、融点146〜155℃の物質を得る。 次に本発明になるOSGの生体に対する効果及
影響についての実験結果を説明する。 〔A〕、高血圧自然発症ラツト(SHR)および正
常ラツトにおよぼすOSGの降圧試験 動物: 対照群 正常ウイスターラツト 〓1群5匹 試験群(1) 正常ウイスターラツト 〓1群5匹 試験群(2) SHR 〓1群6匹 投与方法: ゾンデによる胃内強制経口投与、1日1回午前
10時で7日間連続投与した。 投与量: 対照群 正常ラツトに水のみ投与 試験群(1) 正常ラツトにはOSG50mg/Kg とし体重100g当り1ml 試験群(2) SHRにはOSG50mg/Kgとし 体重100g当り1ml 観察項目: 血圧(最大血圧) 血圧測定: PROGRAMMED ELECTRO−
SPHYGMOMANOMETER PE−300
NARCOBIO SYSTEMS INC を使用しラツ
トの尾部動脈最大血圧を測定した。 結果: 対照群、試験群(1)の各正常ラツトに対しては
全く変化が認められなかつた。 試験群(2)SHRに対して50ml/Kgで平均20mm
Hgの降圧作用が認められた。又投与後3〜6
時間で降圧作用が認められる。24時間後にほゞ
元の血圧にもどるものもあるがなかには96時間
目の血圧値でも18mmHgの低下を示すことによ
りOSGの連用によつて降圧作用があるものと
認められる。しかもその作用が極めてmild(緩
和)なものである。尚中毒症状はいづれの群に
もみられなかつた。 〔B1〕OSGの経口投与による急性毒性試験 試験薬剤:OSG 試験条件:室温23゜〜25℃ 湿度55〜60% 試験動物:マウス SLC−ddy〓♀ (日本医科動物舎) 総使用動物数 予試験 〓15匹 ♀15匹 本試験 1群8匹5群 〓25匹 ♀22匹 体重平均 〓23g、♀22g 投与方法:経口(マウス用ゾンデイ使用) 算出方法:リツチフイールドアンドウイルコツ
クソン Litchfield and Wilcoxon法 試験成績:〓LD50=13.5g/Kg 上限 14.85g/Kg 下限 12.27g/Kg ♀LD50=12.5g/Kg 上限 14.6g/Kg 下限 10.7g/Kg 一般症状:
【表】
考察:特徴のある症状が観察されなかつた。
毒性についてはかなり弱いといえる。
〔B2〕OSGの非経口投与による急性毒性試験
試験薬剤:OSG
試験条件:室温23゜〜25℃
湿度55〜60%
試験動物:マウス SLU−ddy 〓♀
(日本医科動物舎)
予試験 〓15匹
♀15匹
本試験 1群6匹5群
〓15匹
♀15匹
体重平均 〓23g、♀22g
投与方法:静脈注射
算出方法:Litchfield and wilcoxon法
試験成績:〓LD50=0.621g/Kg
上限 0.676g/Kg
下限 0.569g/Kg
♀LD50=0.638g/Kg
上限 0.689g/Kg
下限 0.591g/Kg
一般症状:投与後排便、排尿のあるものもい
る。 体位は決つていない。 呼吸、呼吸停止 運動、歩行困難 中枢性、鎮静状態 考 察:症状を観察した結果上記の症状が一番
多くあらわれたのは致死量50%附近に
なることである。投与後5〜10秒後に
は薬物の影響がみられ手足をバタツカ
セ20秒後に死亡するものが一番多かつ
た。 体位は一定していないが背位が多
い。又投与後1時間もすると回復が早
く元気に動きまわる。 〔C〕 本態性高血圧症患者の臨床成績 投与方法:OSGの淡黄色粉末100gに80%エタ
ノール溶液200mlを加えて溶解し、
これに日局方乳糖900gを加えて混
合し顆粒状とし、減圧乾燥して白色
の顆粒1Kgを得る。本品1gは
OSG100mg含有する。本品1.5gを成
人に朝夕2回空腹時に服用。成績は
次表の通りである。
る。 体位は決つていない。 呼吸、呼吸停止 運動、歩行困難 中枢性、鎮静状態 考 察:症状を観察した結果上記の症状が一番
多くあらわれたのは致死量50%附近に
なることである。投与後5〜10秒後に
は薬物の影響がみられ手足をバタツカ
セ20秒後に死亡するものが一番多かつ
た。 体位は一定していないが背位が多
い。又投与後1時間もすると回復が早
く元気に動きまわる。 〔C〕 本態性高血圧症患者の臨床成績 投与方法:OSGの淡黄色粉末100gに80%エタ
ノール溶液200mlを加えて溶解し、
これに日局方乳糖900gを加えて混
合し顆粒状とし、減圧乾燥して白色
の顆粒1Kgを得る。本品1gは
OSG100mg含有する。本品1.5gを成
人に朝夕2回空腹時に服用。成績は
次表の通りである。
【表】
以上説明のように本発明により得られる有効物
質OSGは毒性少なく、人体投与量の制限は比較
的緩除自由であり、投与方法も径口薬、注射薬等
任意に選定することができる。 通常採られる有効投与量は6mg/Kg/day程度
で、注射薬、径口薬(臨床試験成績〔C〕参照)
共常法範囲で製剤化することができる。
質OSGは毒性少なく、人体投与量の制限は比較
的緩除自由であり、投与方法も径口薬、注射薬等
任意に選定することができる。 通常採られる有効投与量は6mg/Kg/day程度
で、注射薬、径口薬(臨床試験成績〔C〕参照)
共常法範囲で製剤化することができる。
第1図は本発明の目的物質と各種標品とを比較
するペーパークロマトグラフ、第2図は本発明の
目的部質の赤外線スペクトルチヤートである。
するペーパークロマトグラフ、第2図は本発明の
目的部質の赤外線スペクトルチヤートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 大豆種子の含有する水溶性成分を抽出し、こ
れを濃縮した濃厚液に濃厚アルコールを加えてア
ルコール濃度を85%以上としてその不溶物を除去
することによつて得られた水溶性エキスを有効成
分とする降圧剤。 2 大豆種子の含有する水溶性成分を抽出し、こ
れを濃縮した濃厚液に濃厚アルコールを加えてア
ルコール濃度を85%以上としてその不溶物を除去
したものに対し、精製処理として炭素カラムクロ
マトグラフイーによる分画処理、イオン交換樹脂
による精製或は活性炭処理による精製の何れかに
よる精製処理を施して得る成分を有効成分とする
降圧剤。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56169157A JPS5869819A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 大豆を資料とする降圧剤 |
| US06/435,350 US4510161A (en) | 1981-10-22 | 1982-10-20 | Antihypertensive agents and process for producing the same |
| DE8282109739T DE3275352D1 (en) | 1981-10-22 | 1982-10-21 | Antihypertensive agents and process for producing the same |
| EP82109739A EP0078028B1 (en) | 1981-10-22 | 1982-10-21 | Antihypertensive agents and process for producing the same |
| CA000414014A CA1189504A (en) | 1981-10-22 | 1982-10-22 | Antihypertensive agents and process for producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56169157A JPS5869819A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 大豆を資料とする降圧剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5869819A JPS5869819A (ja) | 1983-04-26 |
| JPH0261443B2 true JPH0261443B2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=15881334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56169157A Granted JPS5869819A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 大豆を資料とする降圧剤 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4510161A (ja) |
| EP (1) | EP0078028B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5869819A (ja) |
| CA (1) | CA1189504A (ja) |
| DE (1) | DE3275352D1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58180427A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-21 | Tetsuya Suzuki | 降圧成分を有する物質の製造方法 |
| ES2399093T3 (es) * | 2004-05-24 | 2013-03-25 | Nestec S.A. | Aislado de arabinogalactano procedente de café verde tostado para aplicaciones alimentarias y de administración, y procedimiento para su producción |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2794800A (en) * | 1954-01-06 | 1957-06-04 | Armour & Co | Preparation of antitryptic substance from soybean |
| FR1235902A (fr) * | 1954-05-25 | 1960-07-15 | Procédé d'extraction de lécithine en partant d'huile de soya | |
| FR891M (ja) * | 1961-01-31 | 1961-10-06 | ||
| FR1320735A (fr) * | 1961-07-17 | 1963-03-15 | M I P Soc Amilloise De Prod Ch | Nouveau complexe phosphatides-hyposulfite de magnésium et son procédé de préparation |
| GB1427253A (en) * | 1973-05-07 | 1976-03-10 | Kaneda T | Antilipemic composition containing unsaponifiable matter of soybean oil |
| US3993756A (en) * | 1973-05-09 | 1976-11-23 | Takashi Kaneda | Antilipemic agent containing a soybean oil fraction |
| DK46678A (da) * | 1977-02-17 | 1978-08-18 | Calgon Corp | Fremgangsmaade til raffinering af vegetabilske spiseolier |
| IL56383A0 (en) * | 1979-01-05 | 1979-03-12 | Chajuss D | A new pharmaceutically active edible product obtained fromsoybean containing polysaccharides |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP56169157A patent/JPS5869819A/ja active Granted
-
1982
- 1982-10-20 US US06/435,350 patent/US4510161A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-10-21 EP EP82109739A patent/EP0078028B1/en not_active Expired
- 1982-10-21 DE DE8282109739T patent/DE3275352D1/de not_active Expired
- 1982-10-22 CA CA000414014A patent/CA1189504A/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4510161A (en) | 1985-04-09 |
| EP0078028A3 (en) | 1984-03-28 |
| EP0078028A2 (en) | 1983-05-04 |
| EP0078028B1 (en) | 1987-02-04 |
| JPS5869819A (ja) | 1983-04-26 |
| DE3275352D1 (en) | 1987-03-12 |
| CA1189504A (en) | 1985-06-25 |
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