JPH0262390B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0262390B2 JPH0262390B2 JP59039758A JP3975884A JPH0262390B2 JP H0262390 B2 JPH0262390 B2 JP H0262390B2 JP 59039758 A JP59039758 A JP 59039758A JP 3975884 A JP3975884 A JP 3975884A JP H0262390 B2 JPH0262390 B2 JP H0262390B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- laminated
- layer
- paper
- melting peak
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、艶消し積層フイルムに関し、とくに
金属蒸着層や紙との接着力の高い積層フイルムに
関するものである。 〔従来の技術〕 従来の積層フイルムとしては、エチレン・プロ
ピレン・ブロツク共重合体を積層したフイルム
(例えば特公昭57−32954号公報)やポリプロピレ
ンに高密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレ
ンをブレンドしたものを積層したフイルムが知ら
れている。 しかし、このような従来の積層フイルムは、艶
消し性が不充分であつたり、充分な艶消し性を得
るために艶消し層を厚くしなければならず、その
結果全光線透過率が低下するという欠点があつ
た。また融解ピークの頂点が120℃より低い温度
にあり、例えばプリントラミネート等の紙との貼
合せ加工時の加圧、加熱によつて艶消し性が消滅
するなどの欠点も有していた。 一方、ガスバリヤー性を要するタバコの内包紙
や、艶消しされ高級感を与える洋酒等の化粧箱に
は、従来、アルミ箔の価格の高騰やその取扱い時
にしわが発生しやすい等の欠点があること等から
金属蒸着したフイルムと紙とを貼合せた貼合せ紙
の使用が検討されだしてきた。 しかし、かかる貼合せ紙はフイルムと金属蒸着
層や印刷層との接着強度が充分でないため、それ
らが摩擦により容易に傷つきはがれるなどの欠点
があつた。 [発明が解決しようとする課題] 上述の如き欠点を解消するために、本出願の出
願時にはまだ出願未公開の段階にあるが、先に本
出願人により、融解ピークの頂点が120〜165℃間
に3点以上有するポリマー層を、二軸延伸ポリプ
ロピレンフイルムの少なくとも片面に積層した積
層フイルムであつて、かつ該積層フイルムは、ヘ
イズが60%以上、ポリマ層の表面の光沢度が20以
下である、艶消し性、光の透過性、加熱加圧によ
る耐艶消し性がともに優れた艶消し積層フイルム
が提案されている(特願昭58−66945号;特開昭
59−192565号公報)。 本発明者らは、この先の提案からさらに検討を
進めた結果、表面の光沢度を上記先の提案とは別
の特定範囲とし、さらに表面粗さ等も特定するこ
とにより、先に提案した積層フイルムよりも、と
くに前記貼合せ紙における接着強度に優れた積層
フイルムが得られることを見出した。 すなわち、本発明の目的は、艶消し性、光の透
過性、加熱加圧加工による耐艶消し性(艶消し性
が消滅しない性質のことを言う)がともにすぐ
れ、かつ、とくに金属蒸着を行なう場合あるいは
プリントラミネート等の紙と接着する場合に、金
属蒸着層あるいは紙との接着性の優れた積層フイ
ルムを提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明の積層フイルムは、上記の目的を達成す
るため次の構成、すなわち、二軸延伸ポリプロピ
レンフイルム(A)の少なくとも片面に、エチレン成
分が10〜50重量%で、他はプロピレンを主成分と
し、120〜165℃間に融解ピークの頂点を3点以上
有するオレフイン系重合体フイルム(B)を積層し、
該オレフイン系重合体フイルム(B)層の表面粗さ
Raを0.2〜1.5μに、表面の光沢度を20を越え70以
下にしたことを特徴とするものから成つている。 本発明における二軸延伸ポリプロピレン(以下
OPPと略称する)フイルム(A)とは、同時二軸、
逐次二軸など周知の延伸法で延伸された二軸延伸
フイルムであつて、フイルムの50重量%以上がポ
リプロピレンからなるフイルムである。 なお、ポリプロピレンとしては、通常使用され
ているポリプロピレンホモポリマーが好ましく、
場合によつては50重量%未満で他のオレフイン系
たとえばエチレン、ブテン−1で代表されるα−
オレフインの単独重合体や共重合体などを使用す
ることができる。 OPPフイルムの厚みは特に限定されるもので
はないが3〜120μが好ましい。 OPPフイルムには、通常添加することが知ら
れている種類の添加剤(熱安定剤、酸化防止剤、
造核剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤、耐候性剤な
ど)を本発明の特性を損わない範囲で添加しても
良い。 本発明における重合体フイルム(B)とは、エチレ
ン成分が10〜50重量%、好ましくは15〜40重量%
で、他はプロピレンを主成分とした重合体であつ
て、120〜165℃の範囲に3点以上の融解ピークの
頂点を有する重合体が用いられる。具体的には、
上記特性を有するエチレンプロピレンブロツク共
重合体(以下、EPBCと略称する)、または、
EPBCとポリエチレン、ポリプロピレン、他のα
−オレフイン、エチレンプロピレンランダム共重
合体(以下、EPRCと略称する)などとのブレン
ド物などからなるフイルムをいう。なお、ポリプ
ロピレンをブレンドする場合のブレンド量は、重
合体フイルム(B)に対して50重量%未満とするのが
接着強度を低下させないので好ましい。 また、重合体フイルム(B)は、融解ピークの頂点
が120〜165℃の範囲に3点以上、好ましくは120
〜165℃の範囲に3点以上8点以下、さらに好ま
しくは120℃以上130℃未満、130℃以上150℃未
満、150℃以上165℃以下の3つの範囲にそれぞれ
少なくとも1点以上有するものであり、かつ、
OPPフイルム(A)に積層される側とは反対側の表
面は、表面粗さRaが0.2〜1.5μ、好ましくは0.2〜
1.0μでなければならない。 なお融解ピークの頂点と頂点の温度差は5℃以
上であることが望ましい。 重合体フイルム(B)においてエチレン成分が10重
量%未満であると、上記の特定の粗さでの強い接
着強度が得られず、印刷適性も悪い。エチレン成
分が50重量%を越えると上記特定粗さの保持性が
低下し、また共押出しによる複合時に均一な複合
ができず、いわゆるラミネート抜けが発生したり
する。表面粗さRaが0.2〜1.5μの範囲外または融
解ピークの頂点の数が3未満であると、充分な艶
消し性が得られない。 なお、融解ピークの頂点が120〜165℃の間に3
点以上あり、120℃未満に頂点がない場合、金属
蒸着時あるいは貼合せ加工時の加熱、加圧により
フイルム表面の凹凸がつぶれにくくなり、艶消し
性が安定化するので好ましい。したがつてポリエ
チレンをブレンドする場合、高密度ポリエチレン
が好ましい。また、3点以上の融解ピークの頂点
のうち、最大ピークの頂点が130℃以上150℃未満
にあると、きめ細かな凹凸を有し、艶消し性は特
に優れたものとなる。 前記特定範囲の表面粗さRaを有する重合体フ
イルム(B)の粗面は、エチレン成分、融解ピークの
頂点の数がそれぞれ上記の特定の範囲にあるポリ
マーを用いることにより成形される。必要に応じ
てエンボス加工や球晶を発達させる方法など周知
の方法を併用してもよい。ここで表面粗さRaと
は、中心線平均粗さ(カツトオフ値0.25mm)のこ
とであり、JIS−B−0601に基づくものである。
また、融解ピークの頂点の数が3点以上あるポリ
マーは融解ピークの頂点が特定の温度範囲におい
て必要な点数だけ形成されるように重合された
EPBC、あるいはそのEPBCにポリエチレンをブ
レンドすることによつて得られる。 また、積層フイルムとしたときのポリマー層の
表面光沢度は、20より大きく70以下、好ましくは
50以下である。表面光沢度が20以下になると蒸着
層表面の光沢が消えすぎて鉛色になつたり、白つ
ぽくなつて高級感が失われる。また、表面光沢度
が70を越えると乱反射が低く艶消し性が劣つたも
のとなる。 表面光沢度を20より大きく70以下の範囲とする
には、重合体フイルム(B)を、そのエチレン成分が
10〜50重量%で他はプロピレンを主成分とし、
120〜165℃間に融解ピークの頂点を3点以上有す
るオレフイン系重合体フイルムとすることに加
え、とくに重合体フイルム(B)の厚さを0.5μ以上3μ
未満とすることにより達成される。つまり、重合
体フイルム(B)の厚さが0.5μ未満であると、表面光
沢度は70よりも大きくなり、厚さが3μ以上であ
ると表面光沢度は20以下となる。 該重合体フイルム(B)には、通常添加することが
知られている種類の添加剤(熱安定剤、酸化防止
剤、造核剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤、耐候性
剤など)を本発明の特性を損わない範囲で添加し
ても良い。また該重合体フイルム(B)では二軸延伸
されていることが好ましい。 重合体フイルム(B)において、ポリエチレンと
EPBCのブレンド物などを用いた場合、エチレン
成分とはポリエチレンとEPBCのエチレン成分を
合せた全エチレン成分をいう。 重合体フイルム(B)のエチレン成分の定量は普
通、赤外線吸収スペクトルを用いて、1170cm-1ま
たは720cm-1の吸光度比より検量線法で求めるこ
とができる。EPRCの場合720cm-1の吸収があら
われないので1170cm-1の吸収により判別しなけれ
ばならない。エチレン成分が少ない場合、完全な
吸収スペクトルを示さないで肩状の吸収の形にな
ることもあるが、この場合でも吸収があると見な
すことができる。 また、積層フイルムの積層方法は、各フイルム
(A)、(B)を接着剤を用いて接着することもできる
が、各フイルム(A)、(B)を構成する各重合体の溶融
体を1個のダイから押出す直前に複合する共押出
法、あるいはそれぞれ別個に溶融押出した後、冷
却固化する前に重ね合せて接着させる方法や、あ
らかじめ製膜した基体フイルム(A)に被覆層用の重
合体フイルム(B)を溶融押出して接着する方法など
が有利である。 また、本発明の積層フイルムの表面は、コロナ
放電処理、酸素処理、火炎処理等の表面処理を施
し活性化した方が良く、その際、チツ素ガス中あ
るいはチツ素、二酸化炭素混合ガス中でコロナ放
電処理した方が好ましい。 なお、本発明の積層フイルムはそのまま、ある
いは重合体フイルム(B)層表面に蒸着した後、紙と
貼合せて使用されることが多い。 蒸着フイルムと紙との積層には、通常アルミ箔
と紙の貼り合せに用いられる接着剤すなわち、酢
酸ビニル系、アクリル系、ウレタン系、ワツク
ス、ゴム、ラテツクスなどの接着剤を用いること
ができる。積層方法は、湿式、乾式、加熱溶融式
などいずれでもかまわないが、水性エマルジヨン
タイプの接着剤が使用できる湿式が最も安価であ
る。上記接着剤はOPP面すなわちフイルム(A)層
に対してはその接着強度は弱いが、本発明では特
定のエチレン成分からなるフイルム(B)としたので
フイルムの積層面(貼り合せ面)が蒸着面であつ
ても、非蒸着面であつても十分な貼合せ強度を得
ることができる。 すなわち、非蒸着面であれば重合体フイルム(B)
が存在し、紙との接着性は非常によく、この間で
はく離することはない。また、蒸着面に接着剤を
塗布して紙と貼り合せる場合、従来のフイルムで
は蒸着層とフイルム層の接着性が十分ではなく、
この間ではく離する欠点があつたが、本発明の場
合はこの欠点がなくなるという大きな利点を有す
る。 したがつて、本発明の積層フイルムは、上記の
如きの利点を有するので、印刷物へ貼り合せるプ
リントラミネート用、合板製造時の離型シート
用、製図描画用、印刷用、フリーアルバム用、ラ
ベル用、包装用、装飾用あるいは粘着テープ用
途、絶縁油含浸用コンデンサーの誘電体用途にも
使われる。 また蒸着用としても、柔らかい光沢を持つたフ
イルムとして好ましく用いられ、重合体フイルム
(B)層へ蒸着したフイルムは蒸着膜の接着強度が極
めて強いものであり、特に蒸着用途に適してい
る。 なお、紙と貼り合せた貼合せ紙の場合には、洋
酒などの化粧箱や、ラベル、包装用紙として有用
である。 次に、本発明の積層フイルムおよび貼合紙の製
造方法の一例について説明する。 ポリプロピレン〔OPPフイルム(A)用の原料〕、
所定の融解ピークの頂点を有し特定のエチレン成
分を含有する重合体〔フイルム(B)用の原料〕を、
該OPPフイルムを片側又は中央の層とした2層
または3層構成として、具体的には(A)/(B)2層、
(B)/(A)/(B)の3層として、同時にシート状に250
〜300℃で溶融押出したあと、20〜95℃の冷却面
に接触させて短時間で通常1〜50秒で100℃以下
になるよう冷却固化し、さらに、該シートを110
〜150℃に加熱しつつ、3〜7倍に縦方向に延伸
した後、テンター内に導き、130〜165℃で5〜15
倍に横方向に延伸し、さらに110〜160℃で熱固定
して二軸延伸積層フイルムを得る。 重合体フイルム(B)層の積層は、上記の共押出に
限定するものでなく、二軸延伸前、または二軸延
伸の前もしくは後などいずれでも良い。 また、場合によつては、同時二軸延伸法を採用
してもよい。(B)面を粗面化するには、積層した後
に、少なくともいずれかの延伸工程における延伸
温度を130〜165℃にすることにより達成しうる。 〔発明の効果〕 本発明は、示差走査熱量計(DSC)により測
定される融解ピークの頂点を120〜165℃間に3点
以上有するオレフイン系重合体フイルム(B)を、特
定範囲の表面粗さRa、特定範囲の表面光沢度を
有する、艶消し性を付与する層として二軸延伸ポ
リプロピレンフイルム(A)に積層したので、次のご
とき優れた効果を得ることができた。 (イ) 融解ピークの頂点を3点以上にすることによ
つて表面散乱が大きくなつて、光沢度が適度に
低く、艶消し性、高級感ともに優れた、なおか
つ全光線透過率の高いというこれまでにないフ
イルムとなつた。 (ロ) また融解ピークの頂点を120℃以上としたの
で、例えば印刷物に貼付けするプリントラミネ
ート加工時の通常加熱加圧条件で、艶消し性が
消滅するという欠点をなくすことができた。 (ハ) (B)面と蒸着膜との接着強度が強靭で、耐摩耗
性、耐摩擦性に優れている。したがつて蒸着面
が表面に出ていても十分使用に耐え得る。 (ニ) フイルムの(B)面と紙あるいは印刷物の貼合強
度が極めて強く、艶消し性に優れているのでプ
リントラミネート用として好適である。 (ホ) 紙との貼り合せに安価な水性エマルジヨンタ
イプの接着剤を使用する湿式貼合せが可能で
る。 (ヘ) フイルム(B)の表面の印刷適性が優れている。 〔特性の測定方法、評価基準〕 なお、この発明の効果は、次の基準により評価
したものである。 (1) 融解ピークの頂点 Perkin−Elmer社製示差走査熱量計Model
DSC−2型を用い、5mgの試料を20℃/分の
昇温速度で280℃まで昇温し5分保持した後、
同速で冷却し、再度昇温した時の、いわゆるセ
カンドランの融解曲線を取る。融解ピークの頂
点とはこの曲線の変曲点、肩状(シヨルダー状
に表わされる)点をいう。 (2) 蒸着膜付着強度 蒸着面に市販のセロフアン粘着テープ(ニチ
バン株式会社製)を貼合せ、180゜の角度で剥離
したあとの蒸着金属の付着面積に基き、第1表
の6段階(指数)で評価した。 (3) 光沢度 JIS−Z−8741方法2に基づくGS(60゜)を表
わし、この値が低い程、艶消し効果に優れ、高
い程光沢性に優れていることを意味する。
金属蒸着層や紙との接着力の高い積層フイルムに
関するものである。 〔従来の技術〕 従来の積層フイルムとしては、エチレン・プロ
ピレン・ブロツク共重合体を積層したフイルム
(例えば特公昭57−32954号公報)やポリプロピレ
ンに高密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレ
ンをブレンドしたものを積層したフイルムが知ら
れている。 しかし、このような従来の積層フイルムは、艶
消し性が不充分であつたり、充分な艶消し性を得
るために艶消し層を厚くしなければならず、その
結果全光線透過率が低下するという欠点があつ
た。また融解ピークの頂点が120℃より低い温度
にあり、例えばプリントラミネート等の紙との貼
合せ加工時の加圧、加熱によつて艶消し性が消滅
するなどの欠点も有していた。 一方、ガスバリヤー性を要するタバコの内包紙
や、艶消しされ高級感を与える洋酒等の化粧箱に
は、従来、アルミ箔の価格の高騰やその取扱い時
にしわが発生しやすい等の欠点があること等から
金属蒸着したフイルムと紙とを貼合せた貼合せ紙
の使用が検討されだしてきた。 しかし、かかる貼合せ紙はフイルムと金属蒸着
層や印刷層との接着強度が充分でないため、それ
らが摩擦により容易に傷つきはがれるなどの欠点
があつた。 [発明が解決しようとする課題] 上述の如き欠点を解消するために、本出願の出
願時にはまだ出願未公開の段階にあるが、先に本
出願人により、融解ピークの頂点が120〜165℃間
に3点以上有するポリマー層を、二軸延伸ポリプ
ロピレンフイルムの少なくとも片面に積層した積
層フイルムであつて、かつ該積層フイルムは、ヘ
イズが60%以上、ポリマ層の表面の光沢度が20以
下である、艶消し性、光の透過性、加熱加圧によ
る耐艶消し性がともに優れた艶消し積層フイルム
が提案されている(特願昭58−66945号;特開昭
59−192565号公報)。 本発明者らは、この先の提案からさらに検討を
進めた結果、表面の光沢度を上記先の提案とは別
の特定範囲とし、さらに表面粗さ等も特定するこ
とにより、先に提案した積層フイルムよりも、と
くに前記貼合せ紙における接着強度に優れた積層
フイルムが得られることを見出した。 すなわち、本発明の目的は、艶消し性、光の透
過性、加熱加圧加工による耐艶消し性(艶消し性
が消滅しない性質のことを言う)がともにすぐ
れ、かつ、とくに金属蒸着を行なう場合あるいは
プリントラミネート等の紙と接着する場合に、金
属蒸着層あるいは紙との接着性の優れた積層フイ
ルムを提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明の積層フイルムは、上記の目的を達成す
るため次の構成、すなわち、二軸延伸ポリプロピ
レンフイルム(A)の少なくとも片面に、エチレン成
分が10〜50重量%で、他はプロピレンを主成分と
し、120〜165℃間に融解ピークの頂点を3点以上
有するオレフイン系重合体フイルム(B)を積層し、
該オレフイン系重合体フイルム(B)層の表面粗さ
Raを0.2〜1.5μに、表面の光沢度を20を越え70以
下にしたことを特徴とするものから成つている。 本発明における二軸延伸ポリプロピレン(以下
OPPと略称する)フイルム(A)とは、同時二軸、
逐次二軸など周知の延伸法で延伸された二軸延伸
フイルムであつて、フイルムの50重量%以上がポ
リプロピレンからなるフイルムである。 なお、ポリプロピレンとしては、通常使用され
ているポリプロピレンホモポリマーが好ましく、
場合によつては50重量%未満で他のオレフイン系
たとえばエチレン、ブテン−1で代表されるα−
オレフインの単独重合体や共重合体などを使用す
ることができる。 OPPフイルムの厚みは特に限定されるもので
はないが3〜120μが好ましい。 OPPフイルムには、通常添加することが知ら
れている種類の添加剤(熱安定剤、酸化防止剤、
造核剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤、耐候性剤な
ど)を本発明の特性を損わない範囲で添加しても
良い。 本発明における重合体フイルム(B)とは、エチレ
ン成分が10〜50重量%、好ましくは15〜40重量%
で、他はプロピレンを主成分とした重合体であつ
て、120〜165℃の範囲に3点以上の融解ピークの
頂点を有する重合体が用いられる。具体的には、
上記特性を有するエチレンプロピレンブロツク共
重合体(以下、EPBCと略称する)、または、
EPBCとポリエチレン、ポリプロピレン、他のα
−オレフイン、エチレンプロピレンランダム共重
合体(以下、EPRCと略称する)などとのブレン
ド物などからなるフイルムをいう。なお、ポリプ
ロピレンをブレンドする場合のブレンド量は、重
合体フイルム(B)に対して50重量%未満とするのが
接着強度を低下させないので好ましい。 また、重合体フイルム(B)は、融解ピークの頂点
が120〜165℃の範囲に3点以上、好ましくは120
〜165℃の範囲に3点以上8点以下、さらに好ま
しくは120℃以上130℃未満、130℃以上150℃未
満、150℃以上165℃以下の3つの範囲にそれぞれ
少なくとも1点以上有するものであり、かつ、
OPPフイルム(A)に積層される側とは反対側の表
面は、表面粗さRaが0.2〜1.5μ、好ましくは0.2〜
1.0μでなければならない。 なお融解ピークの頂点と頂点の温度差は5℃以
上であることが望ましい。 重合体フイルム(B)においてエチレン成分が10重
量%未満であると、上記の特定の粗さでの強い接
着強度が得られず、印刷適性も悪い。エチレン成
分が50重量%を越えると上記特定粗さの保持性が
低下し、また共押出しによる複合時に均一な複合
ができず、いわゆるラミネート抜けが発生したり
する。表面粗さRaが0.2〜1.5μの範囲外または融
解ピークの頂点の数が3未満であると、充分な艶
消し性が得られない。 なお、融解ピークの頂点が120〜165℃の間に3
点以上あり、120℃未満に頂点がない場合、金属
蒸着時あるいは貼合せ加工時の加熱、加圧により
フイルム表面の凹凸がつぶれにくくなり、艶消し
性が安定化するので好ましい。したがつてポリエ
チレンをブレンドする場合、高密度ポリエチレン
が好ましい。また、3点以上の融解ピークの頂点
のうち、最大ピークの頂点が130℃以上150℃未満
にあると、きめ細かな凹凸を有し、艶消し性は特
に優れたものとなる。 前記特定範囲の表面粗さRaを有する重合体フ
イルム(B)の粗面は、エチレン成分、融解ピークの
頂点の数がそれぞれ上記の特定の範囲にあるポリ
マーを用いることにより成形される。必要に応じ
てエンボス加工や球晶を発達させる方法など周知
の方法を併用してもよい。ここで表面粗さRaと
は、中心線平均粗さ(カツトオフ値0.25mm)のこ
とであり、JIS−B−0601に基づくものである。
また、融解ピークの頂点の数が3点以上あるポリ
マーは融解ピークの頂点が特定の温度範囲におい
て必要な点数だけ形成されるように重合された
EPBC、あるいはそのEPBCにポリエチレンをブ
レンドすることによつて得られる。 また、積層フイルムとしたときのポリマー層の
表面光沢度は、20より大きく70以下、好ましくは
50以下である。表面光沢度が20以下になると蒸着
層表面の光沢が消えすぎて鉛色になつたり、白つ
ぽくなつて高級感が失われる。また、表面光沢度
が70を越えると乱反射が低く艶消し性が劣つたも
のとなる。 表面光沢度を20より大きく70以下の範囲とする
には、重合体フイルム(B)を、そのエチレン成分が
10〜50重量%で他はプロピレンを主成分とし、
120〜165℃間に融解ピークの頂点を3点以上有す
るオレフイン系重合体フイルムとすることに加
え、とくに重合体フイルム(B)の厚さを0.5μ以上3μ
未満とすることにより達成される。つまり、重合
体フイルム(B)の厚さが0.5μ未満であると、表面光
沢度は70よりも大きくなり、厚さが3μ以上であ
ると表面光沢度は20以下となる。 該重合体フイルム(B)には、通常添加することが
知られている種類の添加剤(熱安定剤、酸化防止
剤、造核剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤、耐候性
剤など)を本発明の特性を損わない範囲で添加し
ても良い。また該重合体フイルム(B)では二軸延伸
されていることが好ましい。 重合体フイルム(B)において、ポリエチレンと
EPBCのブレンド物などを用いた場合、エチレン
成分とはポリエチレンとEPBCのエチレン成分を
合せた全エチレン成分をいう。 重合体フイルム(B)のエチレン成分の定量は普
通、赤外線吸収スペクトルを用いて、1170cm-1ま
たは720cm-1の吸光度比より検量線法で求めるこ
とができる。EPRCの場合720cm-1の吸収があら
われないので1170cm-1の吸収により判別しなけれ
ばならない。エチレン成分が少ない場合、完全な
吸収スペクトルを示さないで肩状の吸収の形にな
ることもあるが、この場合でも吸収があると見な
すことができる。 また、積層フイルムの積層方法は、各フイルム
(A)、(B)を接着剤を用いて接着することもできる
が、各フイルム(A)、(B)を構成する各重合体の溶融
体を1個のダイから押出す直前に複合する共押出
法、あるいはそれぞれ別個に溶融押出した後、冷
却固化する前に重ね合せて接着させる方法や、あ
らかじめ製膜した基体フイルム(A)に被覆層用の重
合体フイルム(B)を溶融押出して接着する方法など
が有利である。 また、本発明の積層フイルムの表面は、コロナ
放電処理、酸素処理、火炎処理等の表面処理を施
し活性化した方が良く、その際、チツ素ガス中あ
るいはチツ素、二酸化炭素混合ガス中でコロナ放
電処理した方が好ましい。 なお、本発明の積層フイルムはそのまま、ある
いは重合体フイルム(B)層表面に蒸着した後、紙と
貼合せて使用されることが多い。 蒸着フイルムと紙との積層には、通常アルミ箔
と紙の貼り合せに用いられる接着剤すなわち、酢
酸ビニル系、アクリル系、ウレタン系、ワツク
ス、ゴム、ラテツクスなどの接着剤を用いること
ができる。積層方法は、湿式、乾式、加熱溶融式
などいずれでもかまわないが、水性エマルジヨン
タイプの接着剤が使用できる湿式が最も安価であ
る。上記接着剤はOPP面すなわちフイルム(A)層
に対してはその接着強度は弱いが、本発明では特
定のエチレン成分からなるフイルム(B)としたので
フイルムの積層面(貼り合せ面)が蒸着面であつ
ても、非蒸着面であつても十分な貼合せ強度を得
ることができる。 すなわち、非蒸着面であれば重合体フイルム(B)
が存在し、紙との接着性は非常によく、この間で
はく離することはない。また、蒸着面に接着剤を
塗布して紙と貼り合せる場合、従来のフイルムで
は蒸着層とフイルム層の接着性が十分ではなく、
この間ではく離する欠点があつたが、本発明の場
合はこの欠点がなくなるという大きな利点を有す
る。 したがつて、本発明の積層フイルムは、上記の
如きの利点を有するので、印刷物へ貼り合せるプ
リントラミネート用、合板製造時の離型シート
用、製図描画用、印刷用、フリーアルバム用、ラ
ベル用、包装用、装飾用あるいは粘着テープ用
途、絶縁油含浸用コンデンサーの誘電体用途にも
使われる。 また蒸着用としても、柔らかい光沢を持つたフ
イルムとして好ましく用いられ、重合体フイルム
(B)層へ蒸着したフイルムは蒸着膜の接着強度が極
めて強いものであり、特に蒸着用途に適してい
る。 なお、紙と貼り合せた貼合せ紙の場合には、洋
酒などの化粧箱や、ラベル、包装用紙として有用
である。 次に、本発明の積層フイルムおよび貼合紙の製
造方法の一例について説明する。 ポリプロピレン〔OPPフイルム(A)用の原料〕、
所定の融解ピークの頂点を有し特定のエチレン成
分を含有する重合体〔フイルム(B)用の原料〕を、
該OPPフイルムを片側又は中央の層とした2層
または3層構成として、具体的には(A)/(B)2層、
(B)/(A)/(B)の3層として、同時にシート状に250
〜300℃で溶融押出したあと、20〜95℃の冷却面
に接触させて短時間で通常1〜50秒で100℃以下
になるよう冷却固化し、さらに、該シートを110
〜150℃に加熱しつつ、3〜7倍に縦方向に延伸
した後、テンター内に導き、130〜165℃で5〜15
倍に横方向に延伸し、さらに110〜160℃で熱固定
して二軸延伸積層フイルムを得る。 重合体フイルム(B)層の積層は、上記の共押出に
限定するものでなく、二軸延伸前、または二軸延
伸の前もしくは後などいずれでも良い。 また、場合によつては、同時二軸延伸法を採用
してもよい。(B)面を粗面化するには、積層した後
に、少なくともいずれかの延伸工程における延伸
温度を130〜165℃にすることにより達成しうる。 〔発明の効果〕 本発明は、示差走査熱量計(DSC)により測
定される融解ピークの頂点を120〜165℃間に3点
以上有するオレフイン系重合体フイルム(B)を、特
定範囲の表面粗さRa、特定範囲の表面光沢度を
有する、艶消し性を付与する層として二軸延伸ポ
リプロピレンフイルム(A)に積層したので、次のご
とき優れた効果を得ることができた。 (イ) 融解ピークの頂点を3点以上にすることによ
つて表面散乱が大きくなつて、光沢度が適度に
低く、艶消し性、高級感ともに優れた、なおか
つ全光線透過率の高いというこれまでにないフ
イルムとなつた。 (ロ) また融解ピークの頂点を120℃以上としたの
で、例えば印刷物に貼付けするプリントラミネ
ート加工時の通常加熱加圧条件で、艶消し性が
消滅するという欠点をなくすことができた。 (ハ) (B)面と蒸着膜との接着強度が強靭で、耐摩耗
性、耐摩擦性に優れている。したがつて蒸着面
が表面に出ていても十分使用に耐え得る。 (ニ) フイルムの(B)面と紙あるいは印刷物の貼合強
度が極めて強く、艶消し性に優れているのでプ
リントラミネート用として好適である。 (ホ) 紙との貼り合せに安価な水性エマルジヨンタ
イプの接着剤を使用する湿式貼合せが可能で
る。 (ヘ) フイルム(B)の表面の印刷適性が優れている。 〔特性の測定方法、評価基準〕 なお、この発明の効果は、次の基準により評価
したものである。 (1) 融解ピークの頂点 Perkin−Elmer社製示差走査熱量計Model
DSC−2型を用い、5mgの試料を20℃/分の
昇温速度で280℃まで昇温し5分保持した後、
同速で冷却し、再度昇温した時の、いわゆるセ
カンドランの融解曲線を取る。融解ピークの頂
点とはこの曲線の変曲点、肩状(シヨルダー状
に表わされる)点をいう。 (2) 蒸着膜付着強度 蒸着面に市販のセロフアン粘着テープ(ニチ
バン株式会社製)を貼合せ、180゜の角度で剥離
したあとの蒸着金属の付着面積に基き、第1表
の6段階(指数)で評価した。 (3) 光沢度 JIS−Z−8741方法2に基づくGS(60゜)を表
わし、この値が低い程、艶消し効果に優れ、高
い程光沢性に優れていることを意味する。
以下、実施例に基づいて本発明の一実施態様を
説明する。 実施例 1 230゜のM(メルトインデツクス)=2g/10
分のポリプロピレンを押出機()、エチレン成
分22重量%、プロピレン成分78重量%でDSCの
融解ピークの頂点が123℃、147℃、157℃の3点
にあるように重合したEPBCを押出機()へ供
給し、三層口金を用いてポリプロピレンの両側に
EPBCが積層されるように270℃にて溶融共押出
し、30℃の冷却ドラムに巻付けて約340μ(基体の
ポリプロピレン約240μ)の未延伸シートを得た。
このシートを120℃に加熱しつつ長手方向に4.5倍
に延伸、さらに170℃のテンター内に導き横手方
向に9倍に延伸して、7%の弛緩率を与え、10μ
(基体ポリプロピレン層の厚さ:7.0μ、各フイル
ム(B)層の厚さ:1.5μ)の積層フイルムを得た。 次いで15W・分/m2の電気エネルギー量でフイ
ルム両面をコロナ放電処理した。これらのフイル
ムを真空蒸着装置の中へセツトし、アルミニウム
蒸着膜が600オングストロームになるように片面
に蒸着した。 比較例として押出機()へ供給するポリマー
を次の通りに代え他条件は実施例1と全く同様に
した。 比較例 1 DSCの融解ピークの頂点が128℃、160℃の2
点にありエチレン成分22重量%、プロピレン成分
78重量%のEPBC。 比較例 2 エチレン成分5重量%のEPBC(メルトインデ
ツクス3g/10分、DSCの融解ピークの頂点が
125℃、143℃、160℃)。 比較例 3 比較例1のEPBCに低密度ポリエチレン15%を
ブレンドした原料。 これらの結果を第2表にまとめて示す。第2表
から明らかのごとく、実施例1で示した融解ピー
クの特性を持つポリマー層の積層フイルムは、表
面の乱反射からくる光沢度は低く、艶消し性の優
れたフイルムとなつた。 また融解ピークの頂点が高温側にあるために、
耐消滅性に優れ、艶消し性を維持しており、加熱
加圧を施す貼合せ用途(プリントラミネート)等
に優れていることがわかつた。 また、蒸着フイルムとした場合にも、艶消しさ
れた金属光沢を有し、蒸着膜付着強度の強いもの
であつた。 さらに、印刷適性に優れ、紙との貼合せ強度が
強いため、フイルム貼合せ紙として最適のフイル
ムであつた。DSCの融解ピークの頂点が2点の
ものは艶消し性に劣り(比較例1)、エチレン成
分が10重量%未満のものは蒸着膜付着強度、貼合
せ強度が弱く、印刷適性も悪いものであつた(比
較例2)。DSCの融解ピークの頂点が120℃未満
にあるものは特に耐消滅性に劣つた(比較例3)。
説明する。 実施例 1 230゜のM(メルトインデツクス)=2g/10
分のポリプロピレンを押出機()、エチレン成
分22重量%、プロピレン成分78重量%でDSCの
融解ピークの頂点が123℃、147℃、157℃の3点
にあるように重合したEPBCを押出機()へ供
給し、三層口金を用いてポリプロピレンの両側に
EPBCが積層されるように270℃にて溶融共押出
し、30℃の冷却ドラムに巻付けて約340μ(基体の
ポリプロピレン約240μ)の未延伸シートを得た。
このシートを120℃に加熱しつつ長手方向に4.5倍
に延伸、さらに170℃のテンター内に導き横手方
向に9倍に延伸して、7%の弛緩率を与え、10μ
(基体ポリプロピレン層の厚さ:7.0μ、各フイル
ム(B)層の厚さ:1.5μ)の積層フイルムを得た。 次いで15W・分/m2の電気エネルギー量でフイ
ルム両面をコロナ放電処理した。これらのフイル
ムを真空蒸着装置の中へセツトし、アルミニウム
蒸着膜が600オングストロームになるように片面
に蒸着した。 比較例として押出機()へ供給するポリマー
を次の通りに代え他条件は実施例1と全く同様に
した。 比較例 1 DSCの融解ピークの頂点が128℃、160℃の2
点にありエチレン成分22重量%、プロピレン成分
78重量%のEPBC。 比較例 2 エチレン成分5重量%のEPBC(メルトインデ
ツクス3g/10分、DSCの融解ピークの頂点が
125℃、143℃、160℃)。 比較例 3 比較例1のEPBCに低密度ポリエチレン15%を
ブレンドした原料。 これらの結果を第2表にまとめて示す。第2表
から明らかのごとく、実施例1で示した融解ピー
クの特性を持つポリマー層の積層フイルムは、表
面の乱反射からくる光沢度は低く、艶消し性の優
れたフイルムとなつた。 また融解ピークの頂点が高温側にあるために、
耐消滅性に優れ、艶消し性を維持しており、加熱
加圧を施す貼合せ用途(プリントラミネート)等
に優れていることがわかつた。 また、蒸着フイルムとした場合にも、艶消しさ
れた金属光沢を有し、蒸着膜付着強度の強いもの
であつた。 さらに、印刷適性に優れ、紙との貼合せ強度が
強いため、フイルム貼合せ紙として最適のフイル
ムであつた。DSCの融解ピークの頂点が2点の
ものは艶消し性に劣り(比較例1)、エチレン成
分が10重量%未満のものは蒸着膜付着強度、貼合
せ強度が弱く、印刷適性も悪いものであつた(比
較例2)。DSCの融解ピークの頂点が120℃未満
にあるものは特に耐消滅性に劣つた(比較例3)。
Claims (1)
- 1 二軸延伸ポリプロピレンフイルムAの少なく
とも片面に、エチレン成分が10〜50重量%で、他
はプロピレン主成分とし、120〜165℃間に融解ピ
ークの頂点を3点以上有するオレフイン系重合体
フイルムBを積層し、該オレフイン系重合体フイ
ルムB層の表面粗さRaを0.2〜1.5μに、表面の光
沢度を20を越え70以下にしたことを特徴とする積
層フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3975884A JPS60184840A (ja) | 1984-03-03 | 1984-03-03 | 積層フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3975884A JPS60184840A (ja) | 1984-03-03 | 1984-03-03 | 積層フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184840A JPS60184840A (ja) | 1985-09-20 |
| JPH0262390B2 true JPH0262390B2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=12561847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3975884A Granted JPS60184840A (ja) | 1984-03-03 | 1984-03-03 | 積層フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60184840A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2508307B2 (ja) * | 1989-11-08 | 1996-06-19 | 東洋紡績株式会社 | 帯電防止性に優れた金属蒸着フイルム |
| JP2931038B2 (ja) * | 1990-05-15 | 1999-08-09 | 松下電工株式会社 | 軒樋の製造方法 |
| JP5903137B2 (ja) * | 2014-08-18 | 2016-04-13 | 志弘 林 | 滑り止め合成紙及び該滑り止め合成紙の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59192565A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-10-31 | 東レ株式会社 | 艶消し積層フイルム |
-
1984
- 1984-03-03 JP JP3975884A patent/JPS60184840A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60184840A (ja) | 1985-09-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4522887A (en) | Laminated film of biaxially oriented polypropylene and an olefin polymer film | |
| US5366796A (en) | Sealable, matt, biaxially oriented multilayer polyolefin film | |
| EP0912338B1 (en) | Metallized multilayer packaging film | |
| US5725962A (en) | Oriented HDPE films with metallized skin layer | |
| KR100221913B1 (ko) | 고밀도폴리에틸렌/폴리프로필렌필름 라미네이트 | |
| US5900294A (en) | Biaxially oriented multilayer polyolefin film which can be heat-sealed at low temperatures, process for the production thereof, and the uses thereof | |
| EP0144642B1 (en) | A multi-layer film or sheet material | |
| US4966933A (en) | Propylene polymer film | |
| US5137955A (en) | Propylene polymer film | |
| TW394731B (en) | Polyolefin-based laminate film | |
| JPH0220417B2 (ja) | ||
| JP2001505145A (ja) | 高い二軸延伸の高密度ポリエチレンフィルム | |
| US6391467B1 (en) | Cast film made from metallocene-catalyzed polypropylene | |
| WO2021154162A1 (en) | High scratch resistant laminate tube with metalized polyethylene layer decoration | |
| EP0862991B1 (en) | Polymeric films | |
| CA2518510A1 (en) | Improved metallized films | |
| JPH0262390B2 (ja) | ||
| JPS63132050A (ja) | 縦方向引裂性積層フイルム | |
| PL206433B1 (pl) | Zastosowanie wielowarstwowej, orientowanej dwuosiowo folii poliolefinowej, laminat i zastosowanie laminatu | |
| JPS60240638A (ja) | 紙器 | |
| JPH022426B2 (ja) | ||
| JPH0219788B2 (ja) | ||
| JPH0544129Y2 (ja) | ||
| JPH0818404B2 (ja) | 金属蒸着フイルムおよびその積層体 | |
| JPS6026993Y2 (ja) | 金属蒸着フイルム |