JPH0262595B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0262595B2 JPH0262595B2 JP8080182A JP8080182A JPH0262595B2 JP H0262595 B2 JPH0262595 B2 JP H0262595B2 JP 8080182 A JP8080182 A JP 8080182A JP 8080182 A JP8080182 A JP 8080182A JP H0262595 B2 JPH0262595 B2 JP H0262595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- flour
- wood
- adhesive
- formalin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
本発明はユリア樹脂、メラミン樹脂、フエノー
ル樹脂等のごとき公知のホルマリン系樹脂を主体
とする接着剤を使用して木材を接着する方法に関
するもので、その目的とするところは、安価でし
かも耐水接着性能を著るしく改善した木材の接着
方法を提供することにある。 従来より、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フエノ
ール樹脂等のごときホルマリン系樹脂を主体とす
る接着剤は、通常、小麦粉、大麦粉、米粉等のご
とき穀物粉や低温脱脂大豆粉あるいは血粉等を増
量剤として配合し、粘稠な糊液を調製して木材の
接着に使用している。 これらの増量剤は、澱粉等の炭水化物、蛋白
質、繊維質を主成分としており、ホルマリン系樹
脂を主体とする接着剤に添加したとき水溶性の炭
水化物や蛋白質が樹脂液中に溶出して粘稠な糊液
を形成する。 一般に、増量剤中の蛋白質はホルマリン系樹脂
と反応して耐水性接着強度を高めるといわれてい
る。 実際に、低温脱脂大豆粉や血粉のごとき蛋白質
を多量に含む増量剤を使用すると耐水性接着強度
の向上が認められれる。 血粉や低温脱脂大豆粉に含まれる蛋白質は、水
や塩類溶液に可溶なアルブミン、グロブリンを主
成分としており、水に溶解した蛋白質がホルマリ
ン系樹脂と反応して耐水性接着強度の向上に役立
つている。 しかるに、近年、石油の価格が高騰するに及ん
で、ホルマリン系樹脂を主体とする接着剤の価格
も著しく高騰する結果になつた。 かつては、ホルマリン系樹脂を主体とする接着
剤の価格が増量剤の価格よりも安価であつたが、
昨今では接着剤の価格が増量剤の価格より完全に
高くなつてしまつた。そこで、木材を接着するに
当たつては、糊液単価を一定に抑えるため増量剤
の配合比率を増して増量度を高くした糊液を使用
する動きになつてきた。 また一方、例えば合板のように、原木の品質が
低下するに従つて合板の接着性能にバラツキが大
きくなる傾向を示し、特に蛋白度を高くした場合
に接着性能が不安定になるという問題が目立つよ
うになつてきた。 さらに、原木品質のバラツキは、接着時の単板
含水率のバラツキに大きな影響を与え、そのため
パンクやフクレ等の接着不良をまねく結果にもな
つてきた。 これらの諸問題に対して本発明者らは、種々の
解決策を検討してきたが、その結果、必要に応じ
て増量剤または(および)充填剤を配合したホル
マリン系樹脂を主体とする接着剤にカルバミン酸
エステル澱粉を添加すると耐水接着性能が著るし
く改善されることを見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、フエノール樹脂等のごとき公知のホルマリン
系樹脂を主体とする接着剤を使用して木材を接着
するに際し、該接着剤に、カルバミン酸エステル
澱粉の粉状物を必要に応じて小麦粉、大麦粉、米
粉等のごとき穀物粉、低温脱脂大豆粉、血粉等の
増量剤または(および)ヤシ殻粉、クルミ殻粉、
木粉、樹皮粉、モミガラ粉、石こう、クレー、ベ
ントナイト、炭酸カルシウム等の充填剤と共に配
合して調製した糊液を使用することを特徴とする
木材の接着方法である。 本発明方法が耐水接着性能の向上に特に著しい
効果を有する理由は、カルバミン酸エステル澱粉
が水に溶け難いために粒子状のまま接着層に残
り、同時にホルマリン系樹脂と結合して接着層に
樹脂をよく留めておくことによるものと考えられ
る。 従つて、本発明方法において使用するカルバミ
ン酸エステル澱粉としては水に難溶もしくは不溶
なものが好ましく、そのようなカルバミン酸エス
テル澱粉は、一般に、尿素と粒状澱粉を必要に応
じ酸の存在下において、100〜250℃、好ましくは
120〜200℃の温度で加熱することによつて得られ
る。 また、本発明方法に使用するホルマリン系樹脂
を主体とする接着剤には、ユリア樹脂、メラミ
ン・ユリア共縮合樹脂、メラミン樹脂、フエノー
ル・メラミン共縮合樹脂、フエノール樹脂、フエ
ノール・レゾルシノール共縮合樹脂、レゾルシノ
ール樹脂等のごとき公知のホルマリン系樹脂のう
ちから選ばれた1種もしくは2種以上の混合樹脂
を主成分とする接着剤があり、これらの樹脂を、
さらにアセトグアナミン、ベンゾグアナミン、チ
オ尿素、エチレン尿素、アルキルレゾルシノー
ル、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン等
のごときホルムアルデヒドと反応し得る化合物で
変性した樹脂を主成分とする接着剤でも同様な効
果が得られる。 これらのホルマリン系樹脂を主体とする接着剤
を使用して糊液を配合するに当たつては、ホルマ
リン系樹脂を主体とする接着剤100重量部に対し
て、小麦粉、大麦粉、米粉、低温脱脂大豆粉等の
ごとき増量剤または(および)クルミ殻粉、ヤシ
殻粉、モミガラ粉、木粉、樹皮粉、クレー、石こ
う、ベントナイト、炭酸カルシウム等のごとき充
填剤を0〜150重量部添加し、さらに、カルバミ
ン酸エステル澱粉の粉状物を1〜50重量部配合
し、水で糊液粘度が常温下において10〜500ポイ
ズになるように調節してから、さらに必要に応じ
て硬化剤を所要量添加して糊液を調製する。 このようにして得た糊液を用いて木材を接着す
ると、全般的に耐水性接着強度が著しく向上する
のみならず、含水率の高い木材やカプール等のご
とき接着難材を接着しても安定した接着強度を得
ることができるようになる。従つて、一般に、増
量度を高めた糊液が使用できるようになるので、
接着剤コストの低減にも極めて有効であり、加え
て、接着後に放散するホルムアルデヒド量の減少
にも役立つ。 次に、本発明の効果を実施例によつて説明す
る。 実施例 1 市販のフエノール・メラミン樹脂接着剤(豊年
製油〓製、PL−160)100重量部に小麦末粉(日
清製粉〓製、赤花)20重量部、150℃で2時間加
熱して得たカルバミン酸エステル澱粉の粉末10重
量部および塩化アンモニウム粉末0.5重量部を配
合して調製した糊液を、厚さ2.0mm、含水率15%
のカプール単板の両面に35g/900cm2(両面)の
割合で塗付し、同じ厚さのカプール単板を両面に
重ね合わせて10Kg/cm2の圧力で15分間仮圧締し
た。 次いで、120℃の温度、10Kg/cm2の圧力で2分
30秒加熱圧着してカプール合板を製造した。 また、対照として、カルバミン酸エステル澱粉
を添加しないほかは実施例1と同様にして調製し
た糊液を使用して、実施例1と同じ条件でカプー
ル合板を製造した。 これらの合板を室内に1週間放置したからJAS
特類合板規格により72時間連続煮沸処理後の接着
強度を測定した。 その結果を次表に示す。
ル樹脂等のごとき公知のホルマリン系樹脂を主体
とする接着剤を使用して木材を接着する方法に関
するもので、その目的とするところは、安価でし
かも耐水接着性能を著るしく改善した木材の接着
方法を提供することにある。 従来より、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フエノ
ール樹脂等のごときホルマリン系樹脂を主体とす
る接着剤は、通常、小麦粉、大麦粉、米粉等のご
とき穀物粉や低温脱脂大豆粉あるいは血粉等を増
量剤として配合し、粘稠な糊液を調製して木材の
接着に使用している。 これらの増量剤は、澱粉等の炭水化物、蛋白
質、繊維質を主成分としており、ホルマリン系樹
脂を主体とする接着剤に添加したとき水溶性の炭
水化物や蛋白質が樹脂液中に溶出して粘稠な糊液
を形成する。 一般に、増量剤中の蛋白質はホルマリン系樹脂
と反応して耐水性接着強度を高めるといわれてい
る。 実際に、低温脱脂大豆粉や血粉のごとき蛋白質
を多量に含む増量剤を使用すると耐水性接着強度
の向上が認められれる。 血粉や低温脱脂大豆粉に含まれる蛋白質は、水
や塩類溶液に可溶なアルブミン、グロブリンを主
成分としており、水に溶解した蛋白質がホルマリ
ン系樹脂と反応して耐水性接着強度の向上に役立
つている。 しかるに、近年、石油の価格が高騰するに及ん
で、ホルマリン系樹脂を主体とする接着剤の価格
も著しく高騰する結果になつた。 かつては、ホルマリン系樹脂を主体とする接着
剤の価格が増量剤の価格よりも安価であつたが、
昨今では接着剤の価格が増量剤の価格より完全に
高くなつてしまつた。そこで、木材を接着するに
当たつては、糊液単価を一定に抑えるため増量剤
の配合比率を増して増量度を高くした糊液を使用
する動きになつてきた。 また一方、例えば合板のように、原木の品質が
低下するに従つて合板の接着性能にバラツキが大
きくなる傾向を示し、特に蛋白度を高くした場合
に接着性能が不安定になるという問題が目立つよ
うになつてきた。 さらに、原木品質のバラツキは、接着時の単板
含水率のバラツキに大きな影響を与え、そのため
パンクやフクレ等の接着不良をまねく結果にもな
つてきた。 これらの諸問題に対して本発明者らは、種々の
解決策を検討してきたが、その結果、必要に応じ
て増量剤または(および)充填剤を配合したホル
マリン系樹脂を主体とする接着剤にカルバミン酸
エステル澱粉を添加すると耐水接着性能が著るし
く改善されることを見出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、フエノール樹脂等のごとき公知のホルマリン
系樹脂を主体とする接着剤を使用して木材を接着
するに際し、該接着剤に、カルバミン酸エステル
澱粉の粉状物を必要に応じて小麦粉、大麦粉、米
粉等のごとき穀物粉、低温脱脂大豆粉、血粉等の
増量剤または(および)ヤシ殻粉、クルミ殻粉、
木粉、樹皮粉、モミガラ粉、石こう、クレー、ベ
ントナイト、炭酸カルシウム等の充填剤と共に配
合して調製した糊液を使用することを特徴とする
木材の接着方法である。 本発明方法が耐水接着性能の向上に特に著しい
効果を有する理由は、カルバミン酸エステル澱粉
が水に溶け難いために粒子状のまま接着層に残
り、同時にホルマリン系樹脂と結合して接着層に
樹脂をよく留めておくことによるものと考えられ
る。 従つて、本発明方法において使用するカルバミ
ン酸エステル澱粉としては水に難溶もしくは不溶
なものが好ましく、そのようなカルバミン酸エス
テル澱粉は、一般に、尿素と粒状澱粉を必要に応
じ酸の存在下において、100〜250℃、好ましくは
120〜200℃の温度で加熱することによつて得られ
る。 また、本発明方法に使用するホルマリン系樹脂
を主体とする接着剤には、ユリア樹脂、メラミ
ン・ユリア共縮合樹脂、メラミン樹脂、フエノー
ル・メラミン共縮合樹脂、フエノール樹脂、フエ
ノール・レゾルシノール共縮合樹脂、レゾルシノ
ール樹脂等のごとき公知のホルマリン系樹脂のう
ちから選ばれた1種もしくは2種以上の混合樹脂
を主成分とする接着剤があり、これらの樹脂を、
さらにアセトグアナミン、ベンゾグアナミン、チ
オ尿素、エチレン尿素、アルキルレゾルシノー
ル、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン等
のごときホルムアルデヒドと反応し得る化合物で
変性した樹脂を主成分とする接着剤でも同様な効
果が得られる。 これらのホルマリン系樹脂を主体とする接着剤
を使用して糊液を配合するに当たつては、ホルマ
リン系樹脂を主体とする接着剤100重量部に対し
て、小麦粉、大麦粉、米粉、低温脱脂大豆粉等の
ごとき増量剤または(および)クルミ殻粉、ヤシ
殻粉、モミガラ粉、木粉、樹皮粉、クレー、石こ
う、ベントナイト、炭酸カルシウム等のごとき充
填剤を0〜150重量部添加し、さらに、カルバミ
ン酸エステル澱粉の粉状物を1〜50重量部配合
し、水で糊液粘度が常温下において10〜500ポイ
ズになるように調節してから、さらに必要に応じ
て硬化剤を所要量添加して糊液を調製する。 このようにして得た糊液を用いて木材を接着す
ると、全般的に耐水性接着強度が著しく向上する
のみならず、含水率の高い木材やカプール等のご
とき接着難材を接着しても安定した接着強度を得
ることができるようになる。従つて、一般に、増
量度を高めた糊液が使用できるようになるので、
接着剤コストの低減にも極めて有効であり、加え
て、接着後に放散するホルムアルデヒド量の減少
にも役立つ。 次に、本発明の効果を実施例によつて説明す
る。 実施例 1 市販のフエノール・メラミン樹脂接着剤(豊年
製油〓製、PL−160)100重量部に小麦末粉(日
清製粉〓製、赤花)20重量部、150℃で2時間加
熱して得たカルバミン酸エステル澱粉の粉末10重
量部および塩化アンモニウム粉末0.5重量部を配
合して調製した糊液を、厚さ2.0mm、含水率15%
のカプール単板の両面に35g/900cm2(両面)の
割合で塗付し、同じ厚さのカプール単板を両面に
重ね合わせて10Kg/cm2の圧力で15分間仮圧締し
た。 次いで、120℃の温度、10Kg/cm2の圧力で2分
30秒加熱圧着してカプール合板を製造した。 また、対照として、カルバミン酸エステル澱粉
を添加しないほかは実施例1と同様にして調製し
た糊液を使用して、実施例1と同じ条件でカプー
ル合板を製造した。 これらの合板を室内に1週間放置したからJAS
特類合板規格により72時間連続煮沸処理後の接着
強度を測定した。 その結果を次表に示す。
【表】
(注)、接着強さ単位〓Kg/cm2、カツコ
内は平均木破率(%)
以上の結果から明らかに認められるように、本
発明方法によれば従来法に比べて著るしく優れた
耐水性接着性能を得ることができる。
内は平均木破率(%)
以上の結果から明らかに認められるように、本
発明方法によれば従来法に比べて著るしく優れた
耐水性接着性能を得ることができる。
Claims (1)
- 1 ユリア樹脂、メラミン樹脂、フエノール樹脂
等のごとき公知のホルマリン系樹脂を主体とする
接着剤を使用して木材を接着するに際し、該接着
剤にカルバミン酸エステル澱粉を、必要に応じて
他の増量剤または(および)充填剤と共に配合し
て調製した糊液を使用することを特徴とする木材
の接着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080182A JPS58196282A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 木材の接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080182A JPS58196282A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 木材の接着方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58196282A JPS58196282A (ja) | 1983-11-15 |
| JPH0262595B2 true JPH0262595B2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=13728562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8080182A Granted JPS58196282A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 木材の接着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58196282A (ja) |
-
1982
- 1982-05-13 JP JP8080182A patent/JPS58196282A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58196282A (ja) | 1983-11-15 |
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