JPH0262624B2 - - Google Patents
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- JPH0262624B2 JPH0262624B2 JP58044466A JP4446683A JPH0262624B2 JP H0262624 B2 JPH0262624 B2 JP H0262624B2 JP 58044466 A JP58044466 A JP 58044466A JP 4446683 A JP4446683 A JP 4446683A JP H0262624 B2 JPH0262624 B2 JP H0262624B2
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- JP
- Japan
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- fabric
- fluff
- processing
- dyeing
- present
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は布帛の処理装置に関するものである。
詳しくは布帛を液体中にて走行させ、走行面に粗
面をとりつけ、これに接触させて毛羽出しまたは
剪毛を行なう技術に関する。
詳しくは布帛を液体中にて走行させ、走行面に粗
面をとりつけ、これに接触させて毛羽出しまたは
剪毛を行なう技術に関する。
近年、毛皮をはじめ起毛編織物の需要が増大さ
れるに至り、これらの毛羽出し加工技術の重要性
が求められている。
れるに至り、これらの毛羽出し加工技術の重要性
が求められている。
周知のごとく、通常行なわれている毛羽出し方
法としては、ブラツシング、バフ、起毛がある
が、種々の問題が多い。即ち、布帛を室温、乾燥
状態で布帛を拡布状で少々の油剤を付着させ、回
転するブラシやサンドペーパーロール、あるいは
針布に擦過させ毛羽出しを行なうものであるが、
糸/糸間の摩擦係数が大きく毛羽出しがされにく
いこと、および粗面と布帛との接触圧が高く、且
つ接触圧にバラツキが生じ、毛羽ムラになりやす
いことである。均一性のある毛羽出しを行なおう
とすれば、接触圧をできるだけ小さくし、接触回
数を極端に増大せざるを得ず、生産効率は大幅に
低下してしまう。
法としては、ブラツシング、バフ、起毛がある
が、種々の問題が多い。即ち、布帛を室温、乾燥
状態で布帛を拡布状で少々の油剤を付着させ、回
転するブラシやサンドペーパーロール、あるいは
針布に擦過させ毛羽出しを行なうものであるが、
糸/糸間の摩擦係数が大きく毛羽出しがされにく
いこと、および粗面と布帛との接触圧が高く、且
つ接触圧にバラツキが生じ、毛羽ムラになりやす
いことである。均一性のある毛羽出しを行なおう
とすれば、接触圧をできるだけ小さくし、接触回
数を極端に増大せざるを得ず、生産効率は大幅に
低下してしまう。
最近では特公昭51−18556、特願昭57−141023
等にみられる液体中で毛羽出しする方法がある。
流体摩擦の応用で、糸/糸間の摩擦係数が大幅に
下げられ、且つ高速の染色機中での粗面との接触
回数が著しく増大でき、また、染色等と併用でき
ることなど通常行なわれている方法にくらべて、
かなり改善されるように考えられる。
等にみられる液体中で毛羽出しする方法がある。
流体摩擦の応用で、糸/糸間の摩擦係数が大幅に
下げられ、且つ高速の染色機中での粗面との接触
回数が著しく増大でき、また、染色等と併用でき
ることなど通常行なわれている方法にくらべて、
かなり改善されるように考えられる。
しかしながら、これらの方法では、肝心の粗面
の摩耗、摩滅が激しいこと、アルカリ、酸など使
用する場合の耐薬品性、高温処理での耐熱性に乏
しいこと、或いは粗面が装着しにくい等から、十
分で均一性に富む毛羽を効率よく得るにはなお問
題が残されている。従つて、適用される品種は極
めて制限されたものになる。
の摩耗、摩滅が激しいこと、アルカリ、酸など使
用する場合の耐薬品性、高温処理での耐熱性に乏
しいこと、或いは粗面が装着しにくい等から、十
分で均一性に富む毛羽を効率よく得るにはなお問
題が残されている。従つて、適用される品種は極
めて制限されたものになる。
かかる現状に鑑み、本発明者らは鋭意検討した
結果、耐久性にすぐれた粗面を見出し、本発明に
至つたものである。
結果、耐久性にすぐれた粗面を見出し、本発明に
至つたものである。
即ち、本発明は次の要件から構成されている。
(1) 液体中で布帛を走行させながら処理する液流
式処理装置において、表面が砥石からなる筒状
布帛走行経路を設けたことを特徴とする布帛の
処理装置。
式処理装置において、表面が砥石からなる筒状
布帛走行経路を設けたことを特徴とする布帛の
処理装置。
(2) 該筒状布帛走行経路がノズルであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の布帛の処
理装置。
徴とする特許請求の範囲第1項記載の布帛の処
理装置。
かかる構成を採用したことにより、従来布帛の
摩耗に使用されている例えば、サンドペーパや研
磨布あるいは凹凸粗面をもつ樹脂や木材あるいは
獣毛ブラシ、樹脂ブラシ、タワシ、アザミ等の如
く、摩耗によつて、肝心の粗面が摩減して摩耗効
果が低下したりすることがない。かつ高温処理で
の耐熱性の問題もない。また金属針、金属ブラシ
や凹凸粗面をもつ金属バー、金属パイプ等の如
く、アルカリ、酸などを使用する場合の耐薬品性
に乏しいといつた問題も全くない。
摩耗に使用されている例えば、サンドペーパや研
磨布あるいは凹凸粗面をもつ樹脂や木材あるいは
獣毛ブラシ、樹脂ブラシ、タワシ、アザミ等の如
く、摩耗によつて、肝心の粗面が摩減して摩耗効
果が低下したりすることがない。かつ高温処理で
の耐熱性の問題もない。また金属針、金属ブラシ
や凹凸粗面をもつ金属バー、金属パイプ等の如
く、アルカリ、酸などを使用する場合の耐薬品性
に乏しいといつた問題も全くない。
このため、毛羽出しや剪毛処理を極めて効率的
に安定してできる。しかも摩耗されてもいつも同
じ粗度の粗面が浮き出すので半永久的に処理が可
能であり、耐久性にすぐれる。したがつて、均一
で高品位な毛羽製品や剪毛製品を提供できる。
に安定してできる。しかも摩耗されてもいつも同
じ粗度の粗面が浮き出すので半永久的に処理が可
能であり、耐久性にすぐれる。したがつて、均一
で高品位な毛羽製品や剪毛製品を提供できる。
また本発明によれば、かかる毛羽出しや剪毛処
理と同時に染色や減量加工さらには制電、吸水、
撥水、防汚などの仕上げ加工も行なうことができ
るという特徴を有する。
理と同時に染色や減量加工さらには制電、吸水、
撥水、防汚などの仕上げ加工も行なうことができ
るという特徴を有する。
以下本発明について詳述する。
本発明でいう布帛とはポリエステル、ポリアミ
ド、ポリアクリル、ポリブチレン、プリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
ウレタン等の合成繊維、アセテート等の半合成繊
維、レーヨン、キユプラ等の再生繊維、ウール、
木綿、麻、獣毛等の天然繊維からなる単一繊維、
およびこれらの混合繊維からなる織物、編物、皮
革、毛皮、不織布、モケツト、カーペツト等であ
り、毛羽出し、および剪毛できる繊維、布帛であ
れば、特に限定するものではない。このうち特に
本発明の効果が顕著に発揮できる具体例を挙げる
ならば、ポリエステルの短繊維織編物、および長
繊維加工糸織編物、極細不織シートからなる人工
皮革、極細繊維使いの織編物、ポリアミドのトリ
コツト、ポリアクリルの丸編地等である。さらに
は、強撚のデシンやチリメン等のシボの先端だけ
を立毛させ、差別化商品を得ることを可能ならし
めるものである。
ド、ポリアクリル、ポリブチレン、プリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
ウレタン等の合成繊維、アセテート等の半合成繊
維、レーヨン、キユプラ等の再生繊維、ウール、
木綿、麻、獣毛等の天然繊維からなる単一繊維、
およびこれらの混合繊維からなる織物、編物、皮
革、毛皮、不織布、モケツト、カーペツト等であ
り、毛羽出し、および剪毛できる繊維、布帛であ
れば、特に限定するものではない。このうち特に
本発明の効果が顕著に発揮できる具体例を挙げる
ならば、ポリエステルの短繊維織編物、および長
繊維加工糸織編物、極細不織シートからなる人工
皮革、極細繊維使いの織編物、ポリアミドのトリ
コツト、ポリアクリルの丸編地等である。さらに
は、強撚のデシンやチリメン等のシボの先端だけ
を立毛させ、差別化商品を得ることを可能ならし
めるものである。
本発明の特徴は、まず砥石製の粗面を用いるこ
とである。砥石は、硬質な砥粒がその結合剤とと
もに圧縮、高温熱処理を受け、焼結され、成型さ
れたものであり、砥粒、結合剤、気孔の3要素か
らなる。従つて、液体中の接触処理でも、金属や
金剛砂の研削布紙にくらべ摩耗は極端に小さく堅
牢である。結合剤が弱く、砥粒がわずかに脱落
し、たとえ摩耗が生じたとしても、砥粒が次々に
変わつてゆくので、たえず新鮮面をもたらす。気
孔は切りくずを排出し、砥石の目づまり、摩滅を
防止する働きを有する。本発明では循環する処理
液の洗浄との相乗作用により、殆んど目づまりは
ないが、たとえ発生しても、目の粗い研削紙等で
研摩すれば容易に解決できる。更に、砥石は加工
性がすぐれているので、後述する筒状物や板状物
たとえばノズルやパイプ等に容易に製作、或いは
成型でき、且つ装着が簡単なので、半永久的に使
用できる。従つて、処理コストも大幅に小さいも
のになる。
とである。砥石は、硬質な砥粒がその結合剤とと
もに圧縮、高温熱処理を受け、焼結され、成型さ
れたものであり、砥粒、結合剤、気孔の3要素か
らなる。従つて、液体中の接触処理でも、金属や
金剛砂の研削布紙にくらべ摩耗は極端に小さく堅
牢である。結合剤が弱く、砥粒がわずかに脱落
し、たとえ摩耗が生じたとしても、砥粒が次々に
変わつてゆくので、たえず新鮮面をもたらす。気
孔は切りくずを排出し、砥石の目づまり、摩滅を
防止する働きを有する。本発明では循環する処理
液の洗浄との相乗作用により、殆んど目づまりは
ないが、たとえ発生しても、目の粗い研削紙等で
研摩すれば容易に解決できる。更に、砥石は加工
性がすぐれているので、後述する筒状物や板状物
たとえばノズルやパイプ等に容易に製作、或いは
成型でき、且つ装着が簡単なので、半永久的に使
用できる。従つて、処理コストも大幅に小さいも
のになる。
本発明でいう砥石とは次のように定義されるも
のである。「布帛を粗面に接触させて毛羽出し、
或いは剪毛するに際し、かかる粗面が該布帛を構
成している単繊維を切断、損傷、破壊等のダメー
ジを与えるほど強靭で、鋭利な凹凸をもつ粒体で
成型されている剛性立体」である。具体例を挙げ
るならば、りん灰石、正長石、溶融石英、水晶、
黄玉、ざくろ石等新モース硬度5〜10の砥粒、溶
融ジルコン、炭化タンタル、溶融アルミナ、炭化
タングステン、炭化ケイ素、炭化ほう素等の新モ
ース硬度11〜14の砥粒から成型されたビトリフア
イド砥石、セラツク砥石、ゴム砥石、ベークライ
ト砥石、レドマノール砥石、レジノイド砥石、マ
グネシヤ砥石等である。
のである。「布帛を粗面に接触させて毛羽出し、
或いは剪毛するに際し、かかる粗面が該布帛を構
成している単繊維を切断、損傷、破壊等のダメー
ジを与えるほど強靭で、鋭利な凹凸をもつ粒体で
成型されている剛性立体」である。具体例を挙げ
るならば、りん灰石、正長石、溶融石英、水晶、
黄玉、ざくろ石等新モース硬度5〜10の砥粒、溶
融ジルコン、炭化タンタル、溶融アルミナ、炭化
タングステン、炭化ケイ素、炭化ほう素等の新モ
ース硬度11〜14の砥粒から成型されたビトリフア
イド砥石、セラツク砥石、ゴム砥石、ベークライ
ト砥石、レドマノール砥石、レジノイド砥石、マ
グネシヤ砥石等である。
本発明はかかる砥石のほか、磁土、陶土、鋳
物、セラミツク、セメント等からなる成型物も含
まれ、特に好ましくは、結晶アルミナをエポキシ
樹脂、或いはカオリナイト、ケイ酸ソーダ等の結
合剤で焼成したA砥粒、WA砥粒、および炭化ケ
イ素を結合させたC砥粒、GC砥粒等からなる砥
石である。後者は前者にくらべ、砥粒のエツジが
シヤープである。いずれにせよ、これらは処理液
に強アルカリ、強酸、或いは有機溶剤等を用い、
且つ100〜130℃までの高温処理にも、全く堅牢で
あり、耐久性は極めて良好である。更には染料に
よる汚染がないこと、処理液への滲出がないなど
取り扱い性も容易である。
物、セラミツク、セメント等からなる成型物も含
まれ、特に好ましくは、結晶アルミナをエポキシ
樹脂、或いはカオリナイト、ケイ酸ソーダ等の結
合剤で焼成したA砥粒、WA砥粒、および炭化ケ
イ素を結合させたC砥粒、GC砥粒等からなる砥
石である。後者は前者にくらべ、砥粒のエツジが
シヤープである。いずれにせよ、これらは処理液
に強アルカリ、強酸、或いは有機溶剤等を用い、
且つ100〜130℃までの高温処理にも、全く堅牢で
あり、耐久性は極めて良好である。更には染料に
よる汚染がないこと、処理液への滲出がないなど
取り扱い性も容易である。
かかる砥石製の粗面を用い、後述する液流式処
理装置などの布帛走行部にとりつけて毛羽出しを
行なう。布帛をロープ状で処理する場合は、毛羽
の均一性等に問題があるように思われるが、粗面
が装着しているノズルを通過する際、布帛に緻密
な座屈を生じ、この座屈された繊維束間のわずか
な間隙に、砥石の粒状物が、ミクロに接触される
ため、毛羽の均一性はすこぶる良好になる。従つ
て、例えば線状に印刻した金属管や、針布等を装
着した、いわゆる接触面が“粗い”粗面とは比較
にならない程、驚くべき効果がみられる。ちなみ
に本発明で処理した毛羽は、かかる金属管等の粗
面に比較して、すこぶる繊細で、且つ密度が高く
均一性に富むものである。いずれにせよ、砥石の
粒子径、結合剤、焼結条件等によつて、砥石の特
性が異なるので、布帛の要求される毛羽質や処理
条件により、適宜選定し、適用すればよい。ちな
みにJIS規格に示している人造砥石の粒度(番)
は#8〜#3000で、その粒径は4000μ〜4μに及ぶ
ものであり、要求されるほとんどの毛羽質に十分
対応することが可能である。
理装置などの布帛走行部にとりつけて毛羽出しを
行なう。布帛をロープ状で処理する場合は、毛羽
の均一性等に問題があるように思われるが、粗面
が装着しているノズルを通過する際、布帛に緻密
な座屈を生じ、この座屈された繊維束間のわずか
な間隙に、砥石の粒状物が、ミクロに接触される
ため、毛羽の均一性はすこぶる良好になる。従つ
て、例えば線状に印刻した金属管や、針布等を装
着した、いわゆる接触面が“粗い”粗面とは比較
にならない程、驚くべき効果がみられる。ちなみ
に本発明で処理した毛羽は、かかる金属管等の粗
面に比較して、すこぶる繊細で、且つ密度が高く
均一性に富むものである。いずれにせよ、砥石の
粒子径、結合剤、焼結条件等によつて、砥石の特
性が異なるので、布帛の要求される毛羽質や処理
条件により、適宜選定し、適用すればよい。ちな
みにJIS規格に示している人造砥石の粒度(番)
は#8〜#3000で、その粒径は4000μ〜4μに及ぶ
ものであり、要求されるほとんどの毛羽質に十分
対応することが可能である。
具体的には、ポリエステル織物は#100〜
#800、ポリアクリル編物は#80〜#400、羊毛の
中厚織物は#100〜#300等を適用することが好ま
しい例である。
#800、ポリアクリル編物は#80〜#400、羊毛の
中厚織物は#100〜#300等を適用することが好ま
しい例である。
本発明でいう液体中で布帛を走行させながら処
理する方法とは、パツダーやウインス、ジツガ
ー、液流染色機、リラクサーなど液体を介して処
理する方式によるものであれば、本発明に適用で
きる。
理する方法とは、パツダーやウインス、ジツガ
ー、液流染色機、リラクサーなど液体を介して処
理する方式によるものであれば、本発明に適用で
きる。
かかる方式において、本発明の砥石粗面をロー
ラや布帛走行経路の表面に設けることにより、連
続、不連続を問わず各種の方式に好適に合致する
擦過作用機構を付加し得るものである。
ラや布帛走行経路の表面に設けることにより、連
続、不連続を問わず各種の方式に好適に合致する
擦過作用機構を付加し得るものである。
たとえばパツダーに砥石粗面からなる擦過機構
をもたせる場合は、処理液中の布帛移送ロールあ
るいは布帛引上げ後の各ロールの少なくとも1つ
に砥石粗面を設け、そのロールに布帛走行速度と
ズレをもたせて回転させればよいし、また処理液
中または処理後の布帛経路に別個に砥石からなる
板状物、筒状物、スリツトを有する成型物など、
要するに布帛が走行できる経路を有する成型物を
設け、これに布帛を接触させることにより、本発
明の毛羽出しや剪毛が行なえる。その他ジツガ
ー、ウインス、リラクサーの場合も同様な砥石機
構を設けることにより、同じ目的が達成できる。
をもたせる場合は、処理液中の布帛移送ロールあ
るいは布帛引上げ後の各ロールの少なくとも1つ
に砥石粗面を設け、そのロールに布帛走行速度と
ズレをもたせて回転させればよいし、また処理液
中または処理後の布帛経路に別個に砥石からなる
板状物、筒状物、スリツトを有する成型物など、
要するに布帛が走行できる経路を有する成型物を
設け、これに布帛を接触させることにより、本発
明の毛羽出しや剪毛が行なえる。その他ジツガ
ー、ウインス、リラクサーの場合も同様な砥石機
構を設けることにより、同じ目的が達成できる。
かかる処理方法のなかでも液流により布帛を走
行させて処理する液流処理装置、たとえば液流染
色機が本発明の毛羽出し、または剪毛効果の点で
すぐれている。
行させて処理する液流処理装置、たとえば液流染
色機が本発明の毛羽出し、または剪毛効果の点で
すぐれている。
かかる液流処理装置とは次に定義する装置であ
る。「ループ状に結合した布帛等の長尺繊維製品
を、処理液中で蛇行状に移行しながら一時滞留せ
しめる部分と急速処理液流とともに移送、走行す
る部分とを有する循環処理装置であり、布帛の移
送、走行経路部に粗面が装着されている処理装
置」である。具体例を挙げるならば、上市されて
いる“サーキユラー”(日阪製作所(株)製)、“ユニ
エース”(日本染色機械(株)製)、“ダツシユライン”
(大島機械(株)製)、“マスフロー”(増田製作所(株)
製)、“ジエツトダイイングマシン”(ガストン社
製)等の液流式染色機である。本発明は該染色機
に限定されるものではないが、これら既存の染色
機を適用できるのも本発明の特長である。周知の
ごとく液流式染色機は高温高圧処理ができ、アル
カリ等の耐薬品性にすぐれ、低張力で、且つ揉み
作用を付与することができる。従つて、毛羽出し
のみならず、毛羽出しと同時に減量加工、染色等
他の染色加工と併用することができるので、本発
明の効果が十分に発揮される。
る。「ループ状に結合した布帛等の長尺繊維製品
を、処理液中で蛇行状に移行しながら一時滞留せ
しめる部分と急速処理液流とともに移送、走行す
る部分とを有する循環処理装置であり、布帛の移
送、走行経路部に粗面が装着されている処理装
置」である。具体例を挙げるならば、上市されて
いる“サーキユラー”(日阪製作所(株)製)、“ユニ
エース”(日本染色機械(株)製)、“ダツシユライン”
(大島機械(株)製)、“マスフロー”(増田製作所(株)
製)、“ジエツトダイイングマシン”(ガストン社
製)等の液流式染色機である。本発明は該染色機
に限定されるものではないが、これら既存の染色
機を適用できるのも本発明の特長である。周知の
ごとく液流式染色機は高温高圧処理ができ、アル
カリ等の耐薬品性にすぐれ、低張力で、且つ揉み
作用を付与することができる。従つて、毛羽出し
のみならず、毛羽出しと同時に減量加工、染色等
他の染色加工と併用することができるので、本発
明の効果が十分に発揮される。
本発明の処理装置とその処理方法をわかりやす
く理解できるように、液流式染色機を用いた場合
を例にあげ、図1〜図6で説明する。
く理解できるように、液流式染色機を用いた場合
を例にあげ、図1〜図6で説明する。
第1図は装置の全体図(側面図)であり、1の
ポンプによつて、2の熱交換器から加熱された処
理液が3のノズル弁を通り、4のノズルから噴射
され、この液流圧でループ状に結合されている布
帛5が、反時計回りに6の下部チユーブを通り、
7の滞留部に移送され、循環処理されている。ノ
ズルの上部にある8は布帛を円滑に走行させるた
めに設けられた駆動リールであり、9は染料、薬
剤等を投入する投入槽で、10は処理布帛の出し
入れする投入口、11はエアー、加圧弁で、12
は耐圧ガラス製ののぞき窓をそれぞれ示す。第2
図および第3図は第1図4のノズルの拡大図であ
る。13のノズルケース内には、14のノズルボ
スと15のノズルパイプとのすき間から3のノズ
ル弁を通つた処理液が噴射され、布帛が処理液と
ともに垂直方向に走行される。16はラツパ管
で、布帛を円滑に走行させるガイドパイプであ
る。ラツパ管の上部からも布帛と同時に処理液が
流れる。第3図は第2図のノズルの異種であり、
17はノズルパイプが多段に重ね合わせた例であ
る。
ポンプによつて、2の熱交換器から加熱された処
理液が3のノズル弁を通り、4のノズルから噴射
され、この液流圧でループ状に結合されている布
帛5が、反時計回りに6の下部チユーブを通り、
7の滞留部に移送され、循環処理されている。ノ
ズルの上部にある8は布帛を円滑に走行させるた
めに設けられた駆動リールであり、9は染料、薬
剤等を投入する投入槽で、10は処理布帛の出し
入れする投入口、11はエアー、加圧弁で、12
は耐圧ガラス製ののぞき窓をそれぞれ示す。第2
図および第3図は第1図4のノズルの拡大図であ
る。13のノズルケース内には、14のノズルボ
スと15のノズルパイプとのすき間から3のノズ
ル弁を通つた処理液が噴射され、布帛が処理液と
ともに垂直方向に走行される。16はラツパ管
で、布帛を円滑に走行させるガイドパイプであ
る。ラツパ管の上部からも布帛と同時に処理液が
流れる。第3図は第2図のノズルの異種であり、
17はノズルパイプが多段に重ね合わせた例であ
る。
ここで本発明は前記砥石製の粗面を布帛の走行
面であれば、装置内のいかなる場所、機器に装着
しても構わないものであるが、最大の効率と特徴
ある毛羽を得ようとするものならば、図4〜図6
に示す砥石製の機器を製作し、適用するのが好ま
しい。これらの機器は製作が簡単で、装着しやす
いことは言うに及ばない。第4図のラツパ管、第
5図の多段ノズルパイプは布帛を中に挿入、走行
させて、それぞれ単独に用いても十分に目的は達
せられるが、適当に組み合わせることによつて、
さらに毛羽の多様化を高度に追求できる興味深い
方法である。第6図は8の駆動リールと4のノズ
ル部との中間に設ける中空リングの例の場合であ
る。処理中の毛羽に合わせて、該リングのすき間
から布帛を脱着できる至極有用なリングである。
面であれば、装置内のいかなる場所、機器に装着
しても構わないものであるが、最大の効率と特徴
ある毛羽を得ようとするものならば、図4〜図6
に示す砥石製の機器を製作し、適用するのが好ま
しい。これらの機器は製作が簡単で、装着しやす
いことは言うに及ばない。第4図のラツパ管、第
5図の多段ノズルパイプは布帛を中に挿入、走行
させて、それぞれ単独に用いても十分に目的は達
せられるが、適当に組み合わせることによつて、
さらに毛羽の多様化を高度に追求できる興味深い
方法である。第6図は8の駆動リールと4のノズ
ル部との中間に設ける中空リングの例の場合であ
る。処理中の毛羽に合わせて、該リングのすき間
から布帛を脱着できる至極有用なリングである。
本発明の具体的手段と効果を列記すれば次のよ
うになる。
うになる。
(1) 均一な毛羽出しができること。前記液流式染
色機は通常型で布速100〜〜300m/分、高速型
は500〜800m/分であり、通常の起毛等にくら
べて粗面との接触回数は極めて大きくできる。
更に、ノズルの径の大小により、布帛の“絞
り”が調節でき、接触圧が制御できること、お
よび布帛はロープ状で処理されるが、布帛の接
触場所は循環されるたびごとに、たえず変わり
得るので、毛羽の均一性は前記粒状物のミクロ
接触効果と相まつて驚くほど増大できることで
ある。
色機は通常型で布速100〜〜300m/分、高速型
は500〜800m/分であり、通常の起毛等にくら
べて粗面との接触回数は極めて大きくできる。
更に、ノズルの径の大小により、布帛の“絞
り”が調節でき、接触圧が制御できること、お
よび布帛はロープ状で処理されるが、布帛の接
触場所は循環されるたびごとに、たえず変わり
得るので、毛羽の均一性は前記粒状物のミクロ
接触効果と相まつて驚くほど増大できることで
ある。
(2) 毛羽出しと同時に他の処理が同時にでき、併
用できること。勘と経験に依存する起毛業界の
特殊性から、毛羽出しは通常の染色加工から独
立し、分業化されており、染色仕上げまで一貫
加工ができない場合が多いものであるが、本発
明ではこれを完全に解消できる。ポリエステル
のアルカリ減量による風合い加工、毛羽の先鋭
化加工や綿のマーセル化、羊毛の縮充と同時に
染色する方法、合繊で収縮発現させながら特徴
ある毛羽出しすること、柔軟、撥水、吸水加工
を浴中で併用し、例えば毛羽1本1本にかかる
機能を付与することなど、浴中で処理する方法
の殆んどすべての加工に適用、組み合わせるこ
とを可能ならしめる広汎な加工技術である。
用できること。勘と経験に依存する起毛業界の
特殊性から、毛羽出しは通常の染色加工から独
立し、分業化されており、染色仕上げまで一貫
加工ができない場合が多いものであるが、本発
明ではこれを完全に解消できる。ポリエステル
のアルカリ減量による風合い加工、毛羽の先鋭
化加工や綿のマーセル化、羊毛の縮充と同時に
染色する方法、合繊で収縮発現させながら特徴
ある毛羽出しすること、柔軟、撥水、吸水加工
を浴中で併用し、例えば毛羽1本1本にかかる
機能を付与することなど、浴中で処理する方法
の殆んどすべての加工に適用、組み合わせるこ
とを可能ならしめる広汎な加工技術である。
(3) 生産効率が高いこと。前記したとおり、高速
処理であるから、通常の大気中で毛羽出し処理
する方法(処理速度:10m/分程度)にくらべ
て、実用レベルでも4〜10倍の高効率になる。
処理であるから、通常の大気中で毛羽出し処理
する方法(処理速度:10m/分程度)にくらべ
て、実用レベルでも4〜10倍の高効率になる。
(4) 簡単に毛羽出しできること。砥石製のノズル
等の粗面の脱着は極めて簡単であり、且つ既存
の液流式染色機が用いることができ、特別な装
置や大がかりな装置を必要としない。
等の粗面の脱着は極めて簡単であり、且つ既存
の液流式染色機が用いることができ、特別な装
置や大がかりな装置を必要としない。
(5) 多様性のある毛羽が得られること。液流ノル
の調節等で布帛に揉に作用が変えられ、一方向
性の毛羽のみならず、多方向性の毛羽が発現で
きる。粗面の組み合わせで、長/短の毛羽が混
在された雅趣に富む毛羽も発現できる。
の調節等で布帛に揉に作用が変えられ、一方向
性の毛羽のみならず、多方向性の毛羽が発現で
きる。粗面の組み合わせで、長/短の毛羽が混
在された雅趣に富む毛羽も発現できる。
(6) 加工コストが低いこと。前記した染色加工工
程などの併用によるプロセス合理化によるコス
トダウンのほか、従来法の起毛における静電気
除去装置、温調設備、浮遊毛羽の除塵装置など
一切不要である。粗面に用いる砥石、その加工
費も極めて微小である。
程などの併用によるプロセス合理化によるコス
トダウンのほか、従来法の起毛における静電気
除去装置、温調設備、浮遊毛羽の除塵装置など
一切不要である。粗面に用いる砥石、その加工
費も極めて微小である。
以上の説明の如く、本発明は従来の立毛常識か
ら逸脱する独創的な方法であり、今後、産業界に
寄与するところ大であると確信するものである。
ら逸脱する独創的な方法であり、今後、産業界に
寄与するところ大であると確信するものである。
次に本発明の実施例を示すが、本発明は何らこ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
実施例 1
150デニール、18フイラメントと150デニール、
96フイラメントのポリエステルを混繊し、仮ヨリ
したものを、タテおよびヨコ糸に用い、ツイルに
製織した。次いで常法で精練、セツトし、第1図
のごとき液流式染色機“サーキユラー”RS型
(日阪製作所(株)製)を用い、第4図のごとき砥石
製のラツパ管を製作し、該染色機に装着して、毛
羽出し処理した(処理長:200m)本発明法。な
お、砥石は硬度12の結晶アルミナ砥粒を焼結した
A砥粒、#600を用い、内径70mmφ、外径150mm
φ、厚み15mm、高さ120mmのラツパ管に製作加工
した。処理条件は昇温40分、135℃×20分、布速
400m/分、ノズル通過回数120回であり、染色
(通常の分散染料を使用)と同時に毛羽出し処理
した。一方、比較例1として、本発明に用いた前
記ツイル織物(処理長:200m)を通常のカツト
起毛(起毛機:TOMLINSON社(英国製)、起
毛回数:20回、布速:15m/分(片面起毛)した
後、粗面に接触させずに処理した。この点を除い
て、実施例1に準じ、染色した。
96フイラメントのポリエステルを混繊し、仮ヨリ
したものを、タテおよびヨコ糸に用い、ツイルに
製織した。次いで常法で精練、セツトし、第1図
のごとき液流式染色機“サーキユラー”RS型
(日阪製作所(株)製)を用い、第4図のごとき砥石
製のラツパ管を製作し、該染色機に装着して、毛
羽出し処理した(処理長:200m)本発明法。な
お、砥石は硬度12の結晶アルミナ砥粒を焼結した
A砥粒、#600を用い、内径70mmφ、外径150mm
φ、厚み15mm、高さ120mmのラツパ管に製作加工
した。処理条件は昇温40分、135℃×20分、布速
400m/分、ノズル通過回数120回であり、染色
(通常の分散染料を使用)と同時に毛羽出し処理
した。一方、比較例1として、本発明に用いた前
記ツイル織物(処理長:200m)を通常のカツト
起毛(起毛機:TOMLINSON社(英国製)、起
毛回数:20回、布速:15m/分(片面起毛)した
後、粗面に接触させずに処理した。この点を除い
て、実施例1に準じ、染色した。
比較例2として、前記ツイル織物(処理長
200m)を用い、本発明法と同サイズの通常の金
属製のラツパ管に耐水性のサンドペーパー
(#600メツシユ、岡本理研(株)製)を接着剤ではり
つけて、これに接触させ、本発明法に準じて、染
色と同時に毛羽出し処理をした。次いで本発明
法、および比較例1、比較例2を常法に従つて仕
上げた。
200m)を用い、本発明法と同サイズの通常の金
属製のラツパ管に耐水性のサンドペーパー
(#600メツシユ、岡本理研(株)製)を接着剤ではり
つけて、これに接触させ、本発明法に準じて、染
色と同時に毛羽出し処理をした。次いで本発明
法、および比較例1、比較例2を常法に従つて仕
上げた。
比較例1では毛羽の均一性に欠け、毛羽が短
く、毛羽質はもう一歩不満足なものであり、且つ
生産性はよくなかつた。生産時間は起毛工程(片
面処理)で4.4時間、染色工程で1.0時間、トータ
ル5.4時間を要した。比較例2は、処理後のサン
ドペーパーがハク離、一部が脱落しており、この
ためによるものか毛羽の均一性に欠けていた。サ
ンドペーパーのラツパ管への接着、および処理後
のとりかえなど作業性が悪く、生産効率ももう一
歩であつた。
く、毛羽質はもう一歩不満足なものであり、且つ
生産性はよくなかつた。生産時間は起毛工程(片
面処理)で4.4時間、染色工程で1.0時間、トータ
ル5.4時間を要した。比較例2は、処理後のサン
ドペーパーがハク離、一部が脱落しており、この
ためによるものか毛羽の均一性に欠けていた。サ
ンドペーパーのラツパ管への接着、および処理後
のとりかえなど作業性が悪く、生産効率ももう一
歩であつた。
これに対し、本発明法では織物の両面に毛羽が
均一に発現しており、毛羽は比較例1および比較
例2にくらべ若干長く、優雅な毛羽質を有するも
のが得られた。生産性は毛羽出しと染色が同時に
行なわれるため、染色工程の時間:1.0時間を要
するのみで、比較例1の1/10であり、極めて短
時間に効率よくできた。また、用いた砥石製のラ
ツパ管はほとんど摩耗、摩滅がなく、染着もされ
ず、染色液への滲出もなく耐久性がすぐれ、円滑
に処理することができた。
均一に発現しており、毛羽は比較例1および比較
例2にくらべ若干長く、優雅な毛羽質を有するも
のが得られた。生産性は毛羽出しと染色が同時に
行なわれるため、染色工程の時間:1.0時間を要
するのみで、比較例1の1/10であり、極めて短
時間に効率よくできた。また、用いた砥石製のラ
ツパ管はほとんど摩耗、摩滅がなく、染着もされ
ず、染色液への滲出もなく耐久性がすぐれ、円滑
に処理することができた。
実施例 2
150デニール、72フイラメントのポリエステル
仮ヨリ糸を芯に、75デニール、96フイラメントの
ポリエステル極細糸を鞘にしたカバーヤーンをタ
テ、ヨコ糸に用い、マツトウースに製織した。次
いで常法でリラツクス精練、中間セツトし、第1
図のごとき液流式染色機の“ユニエース”を(日
本染色機械(株)製)を用い、第6図に示した砥石製
の中空リングを製作し、該染色機の駆動リールと
ノズルとの中間位置に装着し、これに接触させな
がら毛羽出し処理をおこなつた(処理長:200
m)。用いた砥石は硬度13の炭化ケイ素砥粒を焼
結したC砥粒、#800を用い、内径70mmφ、外径
100mmφ、厚み20mm、高さ20mmに製作加工した。
処理条件はアルカリ減量処理をおこない、ひきつ
づき染色をおこなつた。いずれの処理も毛羽出し
と同時におこなつた(本発明法)。なお、減量処
理は2%水溶液の苛性ソーダ水溶液で100℃×20
分、減量率は8%であり、染色は通常の分散染料
で昇温40分、135℃×20分である。比較例3とし
て、本発明法に用いた前記マツトウース織物(処
理長:200m)を両面各2回ずつ通常のバフ加工
(サンドペーパー:#180(岡本理研(株)製))を処理
し、次いで、粗面を装着しないで、実施例2に準
じてアルカリ減量処理、および染色をおこなつ
た。次いで本発明法および比較例3を常法に従つ
て仕上げた。
仮ヨリ糸を芯に、75デニール、96フイラメントの
ポリエステル極細糸を鞘にしたカバーヤーンをタ
テ、ヨコ糸に用い、マツトウースに製織した。次
いで常法でリラツクス精練、中間セツトし、第1
図のごとき液流式染色機の“ユニエース”を(日
本染色機械(株)製)を用い、第6図に示した砥石製
の中空リングを製作し、該染色機の駆動リールと
ノズルとの中間位置に装着し、これに接触させな
がら毛羽出し処理をおこなつた(処理長:200
m)。用いた砥石は硬度13の炭化ケイ素砥粒を焼
結したC砥粒、#800を用い、内径70mmφ、外径
100mmφ、厚み20mm、高さ20mmに製作加工した。
処理条件はアルカリ減量処理をおこない、ひきつ
づき染色をおこなつた。いずれの処理も毛羽出し
と同時におこなつた(本発明法)。なお、減量処
理は2%水溶液の苛性ソーダ水溶液で100℃×20
分、減量率は8%であり、染色は通常の分散染料
で昇温40分、135℃×20分である。比較例3とし
て、本発明法に用いた前記マツトウース織物(処
理長:200m)を両面各2回ずつ通常のバフ加工
(サンドペーパー:#180(岡本理研(株)製))を処理
し、次いで、粗面を装着しないで、実施例2に準
じてアルカリ減量処理、および染色をおこなつ
た。次いで本発明法および比較例3を常法に従つ
て仕上げた。
比較例3では毛羽が不均一でたてすじが見ら
れ、且つ毛羽の長さがまちまちであり、毛羽質、
タツチがもう一歩不満足なものであつた。、また
生産工程が長く、バフマシンが同一工場にないた
め、一貫加工はできず、極めて不便であつた。こ
れに対し、本発明法は織物の両面に極細糸の毛羽
が密に、均一に発現しており、非常にすばらしい
風合いと外観を呈するものが得られた。毛羽出し
と減量加工、染色加工が併用でき、一貫加工で生
産効率は良好であり、砥石製のリングは摩耗、摩
滅することなく、その後の処理でも、繰り返しの
使用が可能であつた。加工を通じて、トラブルは
全くみられず円滑に処理ができたことは言うに及
ばない。
れ、且つ毛羽の長さがまちまちであり、毛羽質、
タツチがもう一歩不満足なものであつた。、また
生産工程が長く、バフマシンが同一工場にないた
め、一貫加工はできず、極めて不便であつた。こ
れに対し、本発明法は織物の両面に極細糸の毛羽
が密に、均一に発現しており、非常にすばらしい
風合いと外観を呈するものが得られた。毛羽出し
と減量加工、染色加工が併用でき、一貫加工で生
産効率は良好であり、砥石製のリングは摩耗、摩
滅することなく、その後の処理でも、繰り返しの
使用が可能であつた。加工を通じて、トラブルは
全くみられず円滑に処理ができたことは言うに及
ばない。
実施例 3
ポリエステルの極細繊維(0.1デニール)から
なるニードルフエルトにポリウレタンを含浸させ
た不織布(目付280g/m2、厚さ7mm、ポリウレ
タン42wt%)200mを用い、染色(昇温60分、
120℃×40分、分散染料使用)と同時に、第1図
のごとき液流式染色機の“サーキユラー”RA型
(日阪製作所(株)製)を用い、布速200m/分で、第
5図に示す如く砥石製のノズルパイプを3ケ製作
し、これを用いて毛羽出し処理をおこなつた(本
発明法)。なお、砥石は実施例1に準じた、A砥
粒の#100、#200、#400のものをそれぞれ3段
に組み合わせて用いた。ノズルパイプは粒子粗さ
が異なるほかは、内径70mmφ、外径90mmφ、厚み
10mm、高さ80mmにそれぞれ同様に製作加工した。
毛羽出し、染色後は常法で仕上げた。本発明法の
比較に通常加工品(バフ−染色−仕上)を比較例
4とした。
なるニードルフエルトにポリウレタンを含浸させ
た不織布(目付280g/m2、厚さ7mm、ポリウレ
タン42wt%)200mを用い、染色(昇温60分、
120℃×40分、分散染料使用)と同時に、第1図
のごとき液流式染色機の“サーキユラー”RA型
(日阪製作所(株)製)を用い、布速200m/分で、第
5図に示す如く砥石製のノズルパイプを3ケ製作
し、これを用いて毛羽出し処理をおこなつた(本
発明法)。なお、砥石は実施例1に準じた、A砥
粒の#100、#200、#400のものをそれぞれ3段
に組み合わせて用いた。ノズルパイプは粒子粗さ
が異なるほかは、内径70mmφ、外径90mmφ、厚み
10mm、高さ80mmにそれぞれ同様に製作加工した。
毛羽出し、染色後は常法で仕上げた。本発明法の
比較に通常加工品(バフ−染色−仕上)を比較例
4とした。
本発明法は比較例4にくらべ、毛羽がやゝ長目
であり、毛羽が多方向に向いている、極めて特徴
のある毛羽質を有している。また、風合いはソフ
ト感に富み、適当な反発性があり、特徴ある毛羽
感も相まつて、従来技術では到底できなかつた超
高級感のある獣毛調極細立毛シートが得られた。
また、用いた砥石製のノズルパイプの摩耗、摩滅
はなく、染着もなく、繰り返し永久的に用いるこ
とができる程、すぐれた耐久性を有していた。
であり、毛羽が多方向に向いている、極めて特徴
のある毛羽質を有している。また、風合いはソフ
ト感に富み、適当な反発性があり、特徴ある毛羽
感も相まつて、従来技術では到底できなかつた超
高級感のある獣毛調極細立毛シートが得られた。
また、用いた砥石製のノズルパイプの摩耗、摩滅
はなく、染着もなく、繰り返し永久的に用いるこ
とができる程、すぐれた耐久性を有していた。
本発明に適用する液流処理装置のモデル図の一
例を図1〜図6に示す。図1は本発明の処理装置
の本体部、図2、図3は砥石製の粗面の装着部
分、図4、図5、図6は砥石製のノズル、リング
の例である。 図中 1:ポンプ、2:熱交換器、3:ノズル
弁、4:ノズル、5:布帛、6:下部チユーブ、
7:滞留部、8:駆動リール、9:染色加工剤投
入槽、10:布帛投入口、11:エアー加圧弁、
12:のぞき窓、13:ノズルケース、14:ノ
ズルボス、15,17:ノズルパイプ、16:ラ
ツパ管。
例を図1〜図6に示す。図1は本発明の処理装置
の本体部、図2、図3は砥石製の粗面の装着部
分、図4、図5、図6は砥石製のノズル、リング
の例である。 図中 1:ポンプ、2:熱交換器、3:ノズル
弁、4:ノズル、5:布帛、6:下部チユーブ、
7:滞留部、8:駆動リール、9:染色加工剤投
入槽、10:布帛投入口、11:エアー加圧弁、
12:のぞき窓、13:ノズルケース、14:ノ
ズルボス、15,17:ノズルパイプ、16:ラ
ツパ管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液体中で布帛を走行させながら処理する液流
式処理装置において、表面が砥石からなる筒状布
帛走行経路を設けたことを特徴とする布帛の処理
装置。 2 該筒状布帛走行経路がノズルであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の布帛の処理
装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4446683A JPS59173364A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 布帛の処理方法及び処理装置 |
| EP83108022A EP0126178B1 (en) | 1982-08-16 | 1983-08-12 | Apparatus for raising or cropping surface of textile fabrics |
| DE8383108022T DE3377147D1 (en) | 1982-08-16 | 1983-08-12 | Apparatus for raising or cropping surface of textile fabrics |
| US06/716,925 US4607409A (en) | 1982-08-16 | 1985-03-28 | Method and apparatus for processing textiles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4446683A JPS59173364A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 布帛の処理方法及び処理装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2627089A Division JPH01306670A (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 布帛の処理方法及び処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59173364A JPS59173364A (ja) | 1984-10-01 |
| JPH0262624B2 true JPH0262624B2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=12692268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4446683A Granted JPS59173364A (ja) | 1982-08-16 | 1983-03-18 | 布帛の処理方法及び処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59173364A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61289170A (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-19 | 東レ株式会社 | 繊維構造物湿式処理用擦過材料 |
| JPS61289171A (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-19 | 東レ株式会社 | 布帛の処理方法 |
| JPS6393567A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-23 | Toray Ind Inc | 擦過処理用素材 |
| JPH07113187B2 (ja) * | 1993-03-17 | 1995-12-06 | 株式会社日阪製作所 | 液流処理装置に用いる起毛用ノズル部品及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5930955A (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-18 | 東レ株式会社 | 布「はく」の毛羽出し処理方法 |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP4446683A patent/JPS59173364A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59173364A (ja) | 1984-10-01 |
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