JPH026297Y2 - - Google Patents

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JPH026297Y2
JPH026297Y2 JP1982047948U JP4794882U JPH026297Y2 JP H026297 Y2 JPH026297 Y2 JP H026297Y2 JP 1982047948 U JP1982047948 U JP 1982047948U JP 4794882 U JP4794882 U JP 4794882U JP H026297 Y2 JPH026297 Y2 JP H026297Y2
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JP
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sliding surface
oil
face
movable face
belt
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JP1982047948U
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JPS58150662U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば自動二輪車に用いられるベ
ルト式無段変速装置の摺動面構造の改良に関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 従来のベルト式無段変速装置としては、例えば
実開昭56−14812号公報に記載されているように、
回転軸と一体の円筒軸1aの軸断面が楕円形に形
成された固定フエース(固定円錐車1)と、この
円筒軸1aに嵌合して軸方向に摺動自在な可動フ
エース(移動円錐車2)とから成り、この移動円
錐車2の摺動面の中間部位に潤滑用オイルを充填
するための油溜室(長尺溝2c)を形成する一
方、この油溜室を挟んで摺動面の両端にはそれぞ
れOリング5を装着するオイルシール(短尺溝2
b,2b)を設けることにより、摺動面からのオ
イル漏れを抑止するようにしたものが開示されて
いる。
しかしながら、かかる従来の構成によると、オ
イルシールが摺動面の両端部にそれぞれ設けられ
ているので、可動フエースの摺動抵抗が大きくな
りがちとなり円滑な変速を行ない難いという問題
点がある。
(問題点を解決するための手段) この考案はかかる従来技術の問題点を解決すべ
くなされたものであり、回転軸に固着された固定
フエースと、該回転軸に、軸方向に摺動自在且つ
前記固定フエースと対向して嵌挿された可動フエ
ースとにより構成されたプーリと、該プーリに掛
回されたベルトとを有する無段変速装置におい
て、前記回転軸と可動フエースとの摺動部位に形
成される摺動面における該可動フエースのベルト
面側の摺動面端部にのみオイルシールを配設する
と共に、前記摺動面に沿うように前記回転軸と可
動フエースとの間に形成される油溜室を、前記オ
イルシールからの距離よりも前記ベルト面側の摺
動面端部とは反対側の摺動面端部からの距離の方
が長くなるように配置し、該反対側の摺動面端部
は、該反対側の摺動面端部からの露出オイルの前
記回転軸の径方向への飛散を防止するカバーに依
り囲まれる重錘室内に露出することを特徴とし、
可動フエースの摺動面の潤滑機能を損なうことな
く摺動面の摺動抵抗の低減を図つたベルト式無段
変速装置の摺動面構造を提供することを目的とす
るものである。
(作用) オイルシールの一つが省略されているので、可
動フエースの摺動面の摺動抵抗は略半減すると共
に、摺動面の潤滑を行なうためのオイルを貯溜し
ている油溜室はオイルシールの形成位置寄りに形
成されているので、オイルシールのある側の摺動
面端部からはオイル漏れが阻止される一方、オイ
ルシールのない方の摺動面端部と油溜室との間に
は相当距離があり、油溜室から不必要なオイル漏
れが生じることはない。
(実施例) 以下この考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
第1図に示すようにこの考案に係るベルト式無
段変速装置は、エンジンのクランクシヤフト1の
端部にナツト2により固定される固定フエース3
と、クランクシヤフト1に固着されたボス4上を
クランクシヤフト1の軸方向に摺動可能な可動フ
エース5と、固定フエース3と可動フエース5と
の間に掛回されるドライブベルト6とから大略構
成されている。ここで、可動フエース5の軸穴7
にはブツシユ8が内挿されており、このブツシユ
8の内周面とボス4の外周面とにはそれぞれ摺動
面P1,P2が形成されている。そして、摺動面P1
の一方の端部、すなわち可動フエース5のベルト
面5a側の端部にはオイルシール9がボス4に対
して嵌挿されている。また、両摺動面P1,P2
間にはオイルシール9の近傍位置に油溜室10が
形成されるようになつており、この油溜室10は
ボス4の外周面に形成された断面台形の第一環状
溝11とブツシユ8の内周面に形成され第一環状
溝11よりは幅広の断面台形の第二環状溝12と
の間に形成されている。
なお、ボス4にはランププレート13が固着さ
れており、このランププレート13と可動フエー
ス5との間には重錘14が設けられていて、クラ
ンク軸1の回転時の遠心力に応じて軸の半径方向
の適宜位置に移動することにより可動フエース5
を軸方向に移動させ、ドライブベルト6のピツチ
径を変え得るようになつている。この場合、可動
フエース5にはクランク軸1の軸方向に延びる凸
条部15が設けられているので、この凸条部15
とランププレート13に取付けられたスライドピ
ース16とのスプライン結合により可動フエース
5は軸方向のみの移動が可能となる。
また、前述したように油溜室10はオイルシー
ル9の近傍に設けられるのであるが、第2図に示
すようにブツシユ8に形成される第二環状溝12
の一方の端縁からオイルシール9側の摺動面端部
までの距離d1は、その他方の端縁からオイルシー
ル9とは反対側の摺動面端部までの距離d2よりも
短く(例えば2d1<d2)なるように設定されてい
る。
前記反対側の摺動面端部は重鍾室18内に露出
している。該重鍾室18はこれを囲繞するカバー
17と可動フエース5とにより画成されている。
該カバー17の外周縁部は可動フエース5の外周
縁部5bに固着され、その中央開口17aをクラ
ンクシヤフト1が貫通している。前記重鍾室18
には重鍾14の他、ランププレート13及び凸条
部15が配されている。
このように構成されているので、クランク軸1
の低速回転時には第2図に示すように可動フエー
ス5は矢印A方向、すなわち固定フエース3から
離間する方向に移動するが、この場合油溜室10
内の潤滑オイルL(例えばグリース)はオイルシ
ール9側に浸出して摺動面P1を潤滑する一方、
この浸出した潤滑オイルLはオイルシール9によ
り外部への浸出が阻止される。つまり、可動フエ
ース5のベルト面に潤滑オイルLが付着してドラ
イブベルト6をスリツプさせることはない。他
方、この潤滑オイルLは可動フエース5の移動に
つれてオイルシール9とは反対側の摺動面P2
も浸出するが、この摺動面P2の軸方向の距離d2
長いので、摺動面P2の端部(ランププレート1
3)からのオイル漏れは仮にあるとしても殆ど無
視し得る量であり、露出しても露出オイルは可動
フエース5及びカバー17によつて覆われた重鍾
室18に導かれるため、可動フエース5のベルト
面5aに付着することはない。この場合、重鍾室
18内に露出するオイルは、重鍾14、ランププ
レート13、及び可動フエース5間の摺動面の潤
滑に寄与することもできる。
また、クランクシヤフト1の高速回転時には第
3図に示すように可動フエース5は矢印B方向、
すなわち固定フエース3に近づく方向に移動する
が、この場合の摺動面P1に浸出する潤滑オイル
Lは可動フエース5が第2図に示す場合、すなわ
ち矢印A方向に移動する場合に比べて若干多量に
なるものの、オイルシール9により浸出を阻止さ
れることは前述したと同様である。また、可動フ
エース5の移動につれてオイルシール9とは反対
側の摺動面P2へも浸出するが、この摺動面P2
軸方向の距離d2が長いので、摺動面P2の端部(ラ
ンププレート13)からのオイル漏れが殆ど無視
し得る量であること及び漏れたとしても全く問題
がないことも前述したと同様である。
さらに付言すれば、可動フエース5がいずれの
方向に移動する場合でも、第二環状溝12内に幅
狭の第一環状溝11の位置が常に含まれるように
なるので、潤滑オイルLの余分な漏出を防ぐと共
に、いわゆる油膜切れを防止して適度の潤滑を常
時保ち得ることとなる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案によれば、回転軸に固着
された固定フエースと、該回転軸に、軸方向に摺
動自在且つ前記固定フエースと対向して嵌挿され
た可動フエースとにより構成されたプーリと、該
プーリに掛回されたベルトとを有する無段変速装
置において、前記回転軸と可動フエースとの摺動
部位に形成される摺動面における該可動フエース
のベルト面側の摺動面端部にのみオイルシールを
配設すると共に、前記摺動面に沿うように前記回
転軸と可動フエースとの間に形成される油溜室
を、前記オイルシールからの距離よりも前記ベル
ト面側の摺動面端部とは反対側の摺動面端部から
の距離の方が長くなるように配置し、該反対側の
摺動面端部は、該反対側の摺動面端部からの露出
オイルの前記回転軸の径方向への飛散を防止する
カバーに依り囲まれる重錘室内に露出するように
したことにより、オイルシールの一つを省略する
ことができ、可動フエースの摺動面の摺動抵抗を
略半減できるとともに、摺動面における適度の潤
滑が確保できる。また、オイルシールの無い摺動
面端部からの不必要なオイル漏れの防止ができる
とともに、そのわずかな露出オイルは、カバーに
依り外部への飛散を防止され、Vベルトプーリの
フエース面等にオイルが付着することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るベルト式無段変速装置
の一実施例を示す縦断面図、第2図及び第3図は
第1図に示す可動フエースの摺動面と油溜室との
関係を説明する要部縦断面図である。 3……固定フエース、5……可動フエース、5
a……ベルト面、9……オイルシール、10……
油溜室、P1,P2……摺動面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に固着された固定フエースと、該回転軸
    に、軸方向に摺動自在且つ前記固定フエースと対
    向して嵌挿された可動フエースとにより構成され
    たプーリと、該プーリに掛回されたベルトとを有
    する無段変速装置において、前記回転軸と可動フ
    エースとの摺動部位に形成される摺動面における
    該可動フエースのベルト面側の摺動面端部にのみ
    オイルシールを配設すると共に、前記摺動面に沿
    うように前記回転軸と可動フエースとの間に形成
    される油溜室を、前記オイルシールからの距離よ
    りも前記ベルト面側の摺動面端部とは反対側の摺
    動面端部からの距離の方が長くなるように配置
    し、該反対側の摺動面端部は、該反対側の摺動面
    端部からの露出オイルの前記回転軸の径方向への
    飛散を防止するカバーに依り囲まれる重錘室内に
    露出することを特徴とするベルト式無段変速装置
    の摺動面構造。
JP1982047948U 1982-04-02 1982-04-02 ベルト式無段変速装置 Granted JPS58150662U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982047948U JPS58150662U (ja) 1982-04-02 1982-04-02 ベルト式無段変速装置

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JP1982047948U JPS58150662U (ja) 1982-04-02 1982-04-02 ベルト式無段変速装置

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Publication Number Publication Date
JPS58150662U JPS58150662U (ja) 1983-10-08
JPH026297Y2 true JPH026297Y2 (ja) 1990-02-15

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JP1982047948U Granted JPS58150662U (ja) 1982-04-02 1982-04-02 ベルト式無段変速装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010091023A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd 減速装置及び減速装置の相手機械への取付け構造

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JP2519677B2 (ja) * 1986-02-28 1996-07-31 ヤマハ発動機株式会社 Vベルト式無段変速機における駆動側プ−リのブ−ツ保持構造

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JP2010091023A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Sumitomo Heavy Ind Ltd 減速装置及び減速装置の相手機械への取付け構造

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JPS58150662U (ja) 1983-10-08

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