JPH0461192B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0461192B2 JPH0461192B2 JP61162844A JP16284486A JPH0461192B2 JP H0461192 B2 JPH0461192 B2 JP H0461192B2 JP 61162844 A JP61162844 A JP 61162844A JP 16284486 A JP16284486 A JP 16284486A JP H0461192 B2 JPH0461192 B2 JP H0461192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- tapered surfaces
- collar
- crankshaft
- tapered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は内燃機関のクランク軸にワンウエイク
ラツチを介して接続したフリーホイルギヤと、ス
タータモータの出力ピニオンギヤとを、減速ギヤ
を介して接続し、減速ギヤを互いに圧接するテー
パー面を隔てて外側のリングギヤと内側のハブ軸
に分割してトルクリミツターを形成した内燃機関
の始動装置に関する。
ラツチを介して接続したフリーホイルギヤと、ス
タータモータの出力ピニオンギヤとを、減速ギヤ
を介して接続し、減速ギヤを互いに圧接するテー
パー面を隔てて外側のリングギヤと内側のハブ軸
に分割してトルクリミツターを形成した内燃機関
の始動装置に関する。
(従来技術)
本件出願人は内燃機関のスタータモータ式始動
装置に採用することのできるトルクリミツターに
ついて各種の提案を行つている(例えば特開昭61
−282644、特開昭61−290259、実開昭62−
106028、実開昭62−2839)。これらのトルクリミ
ツターはギヤ伝動機構内の一部の減速ギヤ内にテ
ーパー面形式のトルクリミツターを形成したもの
であり、1つの減速ギヤを互いに圧接するテーパ
ー面を隔てた外側のリングギヤと内側のハブ軸に
分割した構造を備えている。。ところがそのよう
なトルクリミツターをクランク軸とスタータモー
タの間のギヤケース内の霧状潤滑油(ミスト)雰
囲気内に配置すると、機関始動時にクランク軸が
急に逆方向の衝撃を受けるケツチン現象を生じた
時に、トルクリミツターを形成している内外テー
パー面の部分で増速された衝撃的な摺動が発生す
るため異常摩耗が生じたり極端な場合は焼付く恐
れがある。
装置に採用することのできるトルクリミツターに
ついて各種の提案を行つている(例えば特開昭61
−282644、特開昭61−290259、実開昭62−
106028、実開昭62−2839)。これらのトルクリミ
ツターはギヤ伝動機構内の一部の減速ギヤ内にテ
ーパー面形式のトルクリミツターを形成したもの
であり、1つの減速ギヤを互いに圧接するテーパ
ー面を隔てた外側のリングギヤと内側のハブ軸に
分割した構造を備えている。。ところがそのよう
なトルクリミツターをクランク軸とスタータモー
タの間のギヤケース内の霧状潤滑油(ミスト)雰
囲気内に配置すると、機関始動時にクランク軸が
急に逆方向の衝撃を受けるケツチン現象を生じた
時に、トルクリミツターを形成している内外テー
パー面の部分で増速された衝撃的な摺動が発生す
るため異常摩耗が生じたり極端な場合は焼付く恐
れがある。
(発明の目的)
本発明はトルクリミツターを形成している内外
のテーパー面の間の相対的な摺動速度(周速度)
を半減して前記異常摩耗や焼付き現象を回避する
ことを目的としている。
のテーパー面の間の相対的な摺動速度(周速度)
を半減して前記異常摩耗や焼付き現象を回避する
ことを目的としている。
(発明の構成)
本発明はクランク軸2にワンウエイクラツチ1
2を介して嵌合したフリーホイルギヤ10と、ス
タータモータ21の出力ピニオンギヤ22とを、
減速ギヤを介して接続し、減速ギヤを皿ばね29
により互いに圧接方向に付勢したテーパー面20
a,26aを隔てて外側のリングギヤ20と内側
のハブ軸19に分割し、対向したテーパー面間に
テーパー筒状カラー30を摺動自在に介装してト
ルクリミツターを形成し、リングギヤ20とハブ
軸19を霧状潤滑油雰囲気内に配置し、カラーー
30に小径側と大径側の両側縁から軸方向幅の中
間部で一定区間L1だけ重複するように交互に凹
入した複数個の霧状潤滑油導入用切欠32,33
を設け、カラー30をそれに対向する内側と外側
のテーパー面20a,26aとは異質な金属で形
成したことを特徴とする内燃機関の始動装置であ
る。
2を介して嵌合したフリーホイルギヤ10と、ス
タータモータ21の出力ピニオンギヤ22とを、
減速ギヤを介して接続し、減速ギヤを皿ばね29
により互いに圧接方向に付勢したテーパー面20
a,26aを隔てて外側のリングギヤ20と内側
のハブ軸19に分割し、対向したテーパー面間に
テーパー筒状カラー30を摺動自在に介装してト
ルクリミツターを形成し、リングギヤ20とハブ
軸19を霧状潤滑油雰囲気内に配置し、カラーー
30に小径側と大径側の両側縁から軸方向幅の中
間部で一定区間L1だけ重複するように交互に凹
入した複数個の霧状潤滑油導入用切欠32,33
を設け、カラー30をそれに対向する内側と外側
のテーパー面20a,26aとは異質な金属で形
成したことを特徴とする内燃機関の始動装置であ
る。
内外のテーパー面間に摺動自在に配置したテー
パー筒状カラーの作用により、外側のテーパー面
とカラーの間の相対的摺動速度と、カラーーと内
側テーパー面間の相対的摺動速度の和が内外テー
パー面間の相対摺動速度に成るため、個々の摺動
部分における相対速度(周速度)が略半減する。
パー筒状カラーの作用により、外側のテーパー面
とカラーの間の相対的摺動速度と、カラーーと内
側テーパー面間の相対的摺動速度の和が内外テー
パー面間の相対摺動速度に成るため、個々の摺動
部分における相対速度(周速度)が略半減する。
(実施例)
第2図は自動2輪車の始動装置に本発明を適用
した例であり、この第2図において、クランクケ
ース1に回転自在に支持されたクランク軸2はク
ランクケースカバー3内に延出し、クランク軸2
の先端部には発電機用ハブ5が固着されている。
ハブ5にはフライホイール6が固着され、フライ
ホイール6にはマグネツト7が固着されている。
マグネツト7に対向するコイル8はクランクケー
スカバー3に固着されている。
した例であり、この第2図において、クランクケ
ース1に回転自在に支持されたクランク軸2はク
ランクケースカバー3内に延出し、クランク軸2
の先端部には発電機用ハブ5が固着されている。
ハブ5にはフライホイール6が固着され、フライ
ホイール6にはマグネツト7が固着されている。
マグネツト7に対向するコイル8はクランクケー
スカバー3に固着されている。
ハブ5の隣にはフリーホイルギヤ10が配置さ
れ、フリーホイルギヤ10は軸受メタル11を介
してクランク軸2に回転自在に支承されると共
に、スプラグタイプのワンウエイクラツチ12を
介してハブ5に連結している。ワンウエイクラツ
チ12のアウター13はボルト15によりハブ5
に固着され、フリーホイルギヤ10と一体のイン
ナー16とアウター13の間にスプラグ等のカム
が配置され、クランク軸2を正回転(矢印R)さ
せる回転力のみをフリーホイルギヤ10からクラ
ンク軸2に伝達するように構成されている。従つ
て始動後はワンウエイクラツチ12が空転する
が、始動時にクランク軸2がケツチン現象により
逆R方向の衝撃トルクを受けると、ワンウエイク
ラツチ12がロツクされ、逆回転がクランク軸2
からフリーホイルギヤ10に伝達されることにな
る。
れ、フリーホイルギヤ10は軸受メタル11を介
してクランク軸2に回転自在に支承されると共
に、スプラグタイプのワンウエイクラツチ12を
介してハブ5に連結している。ワンウエイクラツ
チ12のアウター13はボルト15によりハブ5
に固着され、フリーホイルギヤ10と一体のイン
ナー16とアウター13の間にスプラグ等のカム
が配置され、クランク軸2を正回転(矢印R)さ
せる回転力のみをフリーホイルギヤ10からクラ
ンク軸2に伝達するように構成されている。従つ
て始動後はワンウエイクラツチ12が空転する
が、始動時にクランク軸2がケツチン現象により
逆R方向の衝撃トルクを受けると、ワンウエイク
ラツチ12がロツクされ、逆回転がクランク軸2
からフリーホイルギヤ10に伝達されることにな
る。
フリーホイルギヤ10は減速小ギヤ17a、減
速大ギヤ17b、始動用第2ギヤ18、始動用軸
19(ハブ軸)及びリング状の始動用第1ギヤ2
0(リングギヤ)を介してスタータモータ21の
出力ピニオンギヤ22に連動連結している。軸1
9とリング状の第1ギヤ20の間にトルクリミツ
ター23が構成される。始動用の軸19はクラン
クケースカバー3及びギヤケース25に軸受メタ
ルを介して回転自在に支持されている。第1ギヤ
20の外径は第2ギヤ18の外径よりも大きく、
両第1、第2ギヤ20,18によつても減速され
るようになつている。両減速ギヤ17a,17b
は互いに一体に形成されると共に支軸27に回転
自在に支持され、支軸27はクランクケースカバ
ー3及びギヤケース25に支持されている。クラ
ンクケースカバー3内にはクランク軸2の回転に
より生じる霧状潤滑油(ミスト)が充満してい
る。スタータモータ21のピニオンギヤ22から
クランク軸2のフリーホイルギヤ10までのスタ
ータ系のギヤ伝動機構は常時噛合い式である。即
ち従来のように始動時にだけスタータモータのピ
ニオンギヤが突出してギヤに噛合う型式のもので
はなく、図示のようにピニオンギヤ22は軸方向
には移動せずに常時第1ギヤ20に噛合つてい
る。また第2ギヤ18は減速大ギヤ17bに常時
噛合い、減速小ギヤ17aはフリーホイルギヤ1
0に常時噛合つている。スタータ系ギヤ伝動機構
の減速比は例えば1/30である。即ちスタータモ
ータ21の回転数は1/30に減速されてクランク
軸2に伝わるようになつている。
速大ギヤ17b、始動用第2ギヤ18、始動用軸
19(ハブ軸)及びリング状の始動用第1ギヤ2
0(リングギヤ)を介してスタータモータ21の
出力ピニオンギヤ22に連動連結している。軸1
9とリング状の第1ギヤ20の間にトルクリミツ
ター23が構成される。始動用の軸19はクラン
クケースカバー3及びギヤケース25に軸受メタ
ルを介して回転自在に支持されている。第1ギヤ
20の外径は第2ギヤ18の外径よりも大きく、
両第1、第2ギヤ20,18によつても減速され
るようになつている。両減速ギヤ17a,17b
は互いに一体に形成されると共に支軸27に回転
自在に支持され、支軸27はクランクケースカバ
ー3及びギヤケース25に支持されている。クラ
ンクケースカバー3内にはクランク軸2の回転に
より生じる霧状潤滑油(ミスト)が充満してい
る。スタータモータ21のピニオンギヤ22から
クランク軸2のフリーホイルギヤ10までのスタ
ータ系のギヤ伝動機構は常時噛合い式である。即
ち従来のように始動時にだけスタータモータのピ
ニオンギヤが突出してギヤに噛合う型式のもので
はなく、図示のようにピニオンギヤ22は軸方向
には移動せずに常時第1ギヤ20に噛合つてい
る。また第2ギヤ18は減速大ギヤ17bに常時
噛合い、減速小ギヤ17aはフリーホイルギヤ1
0に常時噛合つている。スタータ系ギヤ伝動機構
の減速比は例えば1/30である。即ちスタータモ
ータ21の回転数は1/30に減速されてクランク
軸2に伝わるようになつている。
トルクリミツター23の拡大図を示す第1図に
おいて、軸19には外向きのフランジ26が一体
に形成されると共に、フランジ26のA側(クラ
ンクケースカバー側)の隣にはおねじ19aが形
成されている。フランジ26の外周面はA側にゆ
くに従い小径になるテーパー面26aとして形成
され、リング状第1ギヤ20の内周面はA側にゆ
くに従い小径になるテーパー面20aとして形成
され、両テーパー面20a,26aの間にテーパ
ー筒状カラー30が摺動自在に介装されている。
カラー30は第3図、第4図のように、小径端に
内向きフランジ31を備え、小径側と大径側の両
側縁から交互に複数個のミスト導入用切欠32,
33が形成されており、両切欠32,33はカラ
ー30の幅の中間部で区間L1(例えば3mm)だ
け重複するように、深さが定められている。カラ
ー30の内外周のテーパー面30a,30bは、
それぞれ対応するテーパー面20a,26aと等
しいテーパー角θ(第1図)を備え、しかも材質
は軸19、第1ギヤ20(鋼材)より堅い鋼材
(例えばSK5)で形成されている。
おいて、軸19には外向きのフランジ26が一体
に形成されると共に、フランジ26のA側(クラ
ンクケースカバー側)の隣にはおねじ19aが形
成されている。フランジ26の外周面はA側にゆ
くに従い小径になるテーパー面26aとして形成
され、リング状第1ギヤ20の内周面はA側にゆ
くに従い小径になるテーパー面20aとして形成
され、両テーパー面20a,26aの間にテーパ
ー筒状カラー30が摺動自在に介装されている。
カラー30は第3図、第4図のように、小径端に
内向きフランジ31を備え、小径側と大径側の両
側縁から交互に複数個のミスト導入用切欠32,
33が形成されており、両切欠32,33はカラ
ー30の幅の中間部で区間L1(例えば3mm)だ
け重複するように、深さが定められている。カラ
ー30の内外周のテーパー面30a,30bは、
それぞれ対応するテーパー面20a,26aと等
しいテーパー角θ(第1図)を備え、しかも材質
は軸19、第1ギヤ20(鋼材)より堅い鋼材
(例えばSK5)で形成されている。
従つてリング状第1ギヤ20は異種金属のカラ
ー30を介してフランジ26にテーパー嵌合した
形になる。テーパー面20a,26a,30a,
30bのテーパー角θが同一であり、接合部のテ
ーパー面が相手側のテーパー面に食込んでしまわ
ない程度の角度(図示の実施例では6度)に形成
されている。第2ギヤ18はおねじ19aに螺挿
されると共に、B側にボス部18aを一体に備
え、ボス部18aの外周にはA側から順に金属製
シム28及び皿ばね29が嵌合している。ボス部
18aのB側の端面はフランジ26の側面に当接
している。皿ばね29はその内周端縁がシム28
を介して第2ギヤ18に圧接し、皿ばね29の外
周端部が第1ギヤ20のA側の側面に圧接してい
る。即ち皿ばね29は第1ギヤ20と第2ギヤ1
8の間に縮設され、それにより第1ギヤ20をB
側に付勢し、テーパー面20a,30b間及びテ
ーパー面26a,30a間に圧接力を与えてい
る。
ー30を介してフランジ26にテーパー嵌合した
形になる。テーパー面20a,26a,30a,
30bのテーパー角θが同一であり、接合部のテ
ーパー面が相手側のテーパー面に食込んでしまわ
ない程度の角度(図示の実施例では6度)に形成
されている。第2ギヤ18はおねじ19aに螺挿
されると共に、B側にボス部18aを一体に備
え、ボス部18aの外周にはA側から順に金属製
シム28及び皿ばね29が嵌合している。ボス部
18aのB側の端面はフランジ26の側面に当接
している。皿ばね29はその内周端縁がシム28
を介して第2ギヤ18に圧接し、皿ばね29の外
周端部が第1ギヤ20のA側の側面に圧接してい
る。即ち皿ばね29は第1ギヤ20と第2ギヤ1
8の間に縮設され、それにより第1ギヤ20をB
側に付勢し、テーパー面20a,30b間及びテ
ーパー面26a,30a間に圧接力を与えてい
る。
シム28の厚さを変更することによりばね29
の付勢力(セツト圧力)を調節したり、あるいは
テーパー面20a,26a,30a,30bのテ
ーパー角θを変更することにより、最大トルク容
量を調節する。
の付勢力(セツト圧力)を調節したり、あるいは
テーパー面20a,26a,30a,30bのテ
ーパー角θを変更することにより、最大トルク容
量を調節する。
(作用)
第2ギヤ18(第1図)を締付けてばね29の
軸方向の力が第1ギヤ20にかかつた場合には、
テーパー面26aと直角方向の面圧は軸方向に比
べて非常に大きくなる。従つて小さな接触面積で
大きな最大トルク容量を設定できる。組立て前に
は各テーパー面に例えばモリコートグリス等が塗
布される。
軸方向の力が第1ギヤ20にかかつた場合には、
テーパー面26aと直角方向の面圧は軸方向に比
べて非常に大きくなる。従つて小さな接触面積で
大きな最大トルク容量を設定できる。組立て前に
は各テーパー面に例えばモリコートグリス等が塗
布される。
エンジンを始動する際に第2図のスタータモー
タ21を作動させると、ピニオンギヤ22から減
速されて第1ギヤ20に伝達される回転トルク
は、トルクリミツター23のトルク容量範囲内で
第1ギヤ20から軸19に伝達され、さらに第2
ギヤ18、減速ギヤ17b,17a、フリーホイ
ルギヤ10、ワンウエイクラツチ12及びハブ5
を介してクランク軸2に減速して伝達される。
タ21を作動させると、ピニオンギヤ22から減
速されて第1ギヤ20に伝達される回転トルク
は、トルクリミツター23のトルク容量範囲内で
第1ギヤ20から軸19に伝達され、さらに第2
ギヤ18、減速ギヤ17b,17a、フリーホイ
ルギヤ10、ワンウエイクラツチ12及びハブ5
を介してクランク軸2に減速して伝達される。
始動直後にはクランク軸2の逆転現象(いわゆ
るケツチン現象)が生じて各ギヤ10,17a,
17b,18,20に過大な負荷がかかることが
あるが、その場合には第1ギヤ20の回転トルク
がトルクリミツター23の容量より大きくなるの
で、軸19に対して第1ギヤ20は滑り、第1ギ
ヤ20に過大なトルクがかかるのを防止し、第1
ギヤ20の破損等を防ぐ。その際、内外テーパー
面20a,26a接合部ではそれぞれ相対的に摺
動が生ずる。
るケツチン現象)が生じて各ギヤ10,17a,
17b,18,20に過大な負荷がかかることが
あるが、その場合には第1ギヤ20の回転トルク
がトルクリミツター23の容量より大きくなるの
で、軸19に対して第1ギヤ20は滑り、第1ギ
ヤ20に過大なトルクがかかるのを防止し、第1
ギヤ20の破損等を防ぐ。その際、内外テーパー
面20a,26a接合部ではそれぞれ相対的に摺
動が生ずる。
またスタータモータ21が停止している時にク
ランク軸2に逆転現象が生じた場合には、クラン
ク軸2の逆回転がフリーホイルギヤ10等を介し
て始動用の軸19に伝わり、さらに第1ギヤ20
を介してピニオンギヤ22を逆回転させようとす
る。逆回転初期のトルクは大変大きいので、テー
パー面型式のトルクリミツターを備えていること
により、逆回転初期において第1ギヤ20に対し
て軸19は滑り、その後はテーパー面20a,3
0b及びテーパー面26a,30a間の摩擦力に
より軸19の逆回転にブレーキをかけ、軸19及
び第2ギヤ18等の回転速度を落す。
ランク軸2に逆転現象が生じた場合には、クラン
ク軸2の逆回転がフリーホイルギヤ10等を介し
て始動用の軸19に伝わり、さらに第1ギヤ20
を介してピニオンギヤ22を逆回転させようとす
る。逆回転初期のトルクは大変大きいので、テー
パー面型式のトルクリミツターを備えていること
により、逆回転初期において第1ギヤ20に対し
て軸19は滑り、その後はテーパー面20a,3
0b及びテーパー面26a,30a間の摩擦力に
より軸19の逆回転にブレーキをかけ、軸19及
び第2ギヤ18等の回転速度を落す。
軸19が低速になつてトルクが小さくなつた後
に軸19と第1ギヤ20が完全に連結されるの
で、たとえピニオンギヤ22が逆回転してもその
速度は遅く、スタータモータ21内の軸受等が加
熱損傷する心配はない。
に軸19と第1ギヤ20が完全に連結されるの
で、たとえピニオンギヤ22が逆回転してもその
速度は遅く、スタータモータ21内の軸受等が加
熱損傷する心配はない。
ちなみにトルクリミツター23を備えていない
始動装置に逆回転現象が生じた場合には、スター
タモータが急激に逆回転し、しかも逆回転数が大
きくなり、それによりスタータモータの軸受等を
損傷する恐れがある。これに対してブレーキ機構
としても作用するテーパー面型式のトルクリミツ
ターを備えていると、トルクリミツターとしての
作用により急激な逆回転をなくすことができると
共に、ブレーキ作用により逆回転速度を小さく押
えることができ、スタータモータの軸受等の損傷
を防止する。しかも本発明のカラー30を採用す
ると、テーパー面部分における相対的な摺動速度
が内外で2分割され、各摺動部における相対速度
は大幅に減少する。
始動装置に逆回転現象が生じた場合には、スター
タモータが急激に逆回転し、しかも逆回転数が大
きくなり、それによりスタータモータの軸受等を
損傷する恐れがある。これに対してブレーキ機構
としても作用するテーパー面型式のトルクリミツ
ターを備えていると、トルクリミツターとしての
作用により急激な逆回転をなくすことができると
共に、ブレーキ作用により逆回転速度を小さく押
えることができ、スタータモータの軸受等の損傷
を防止する。しかも本発明のカラー30を採用す
ると、テーパー面部分における相対的な摺動速度
が内外で2分割され、各摺動部における相対速度
は大幅に減少する。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によるとカラー30
を採用したので、ケツチン現象が生じた時に内外
テーパー面部分における摺動速度が従来のものよ
りも略半減し、異常摩耗や焼付現象を確実に防止
することがき、始動装置の耐久性が向上する。
を採用したので、ケツチン現象が生じた時に内外
テーパー面部分における摺動速度が従来のものよ
りも略半減し、異常摩耗や焼付現象を確実に防止
することがき、始動装置の耐久性が向上する。
更に、本発明においてはカラー30に小径側と
大径側の両側縁から軸方向幅の中間部で一定区間
L1だけ重複するように交互に凹入した複数個の
霧状潤滑油(ミスト)導入用切欠32,33を設
けたので、周囲のミストが切欠32,33内に円
滑に入り、強制的な潤滑機構を設けることなく、
テーパー面の潤滑が一挙に改善される。即ちミス
トは切欠32と切欠33の奥まで入り、区間L1
の幅内では全周にわたり両切欠32,33からミ
ストが供給される形になるので、テーパー摺動面
全体の油膜が確保される。又区間L1で重複する
切欠32,33によりカラー30の可撓性が増大
して相手のテーパー面にしつくりと添い、面圧が
各部分で均一になり、局部的な摩耗が確実に防止
される利点が生ずる。又カラー30を、それに対
向する内側と外側のテーパー面とは異質な金属で
形成しているので、同種金属を圧接する場合に比
べてなじみ性が悪くなり、この面から見ても耐焼
付性が向上する。
大径側の両側縁から軸方向幅の中間部で一定区間
L1だけ重複するように交互に凹入した複数個の
霧状潤滑油(ミスト)導入用切欠32,33を設
けたので、周囲のミストが切欠32,33内に円
滑に入り、強制的な潤滑機構を設けることなく、
テーパー面の潤滑が一挙に改善される。即ちミス
トは切欠32と切欠33の奥まで入り、区間L1
の幅内では全周にわたり両切欠32,33からミ
ストが供給される形になるので、テーパー摺動面
全体の油膜が確保される。又区間L1で重複する
切欠32,33によりカラー30の可撓性が増大
して相手のテーパー面にしつくりと添い、面圧が
各部分で均一になり、局部的な摩耗が確実に防止
される利点が生ずる。又カラー30を、それに対
向する内側と外側のテーパー面とは異質な金属で
形成しているので、同種金属を圧接する場合に比
べてなじみ性が悪くなり、この面から見ても耐焼
付性が向上する。
第1図は要部の縦断面図、第2図は本発明を自
動2輪車に適用した場合の縦断面図、第3図は第
1図、第2図中のカラー単体の縦断面拡大図、第
4図は第3図の矢視部分正面図である。 2…クランク軸、10…フリーホイルギヤ、1
2…ワンウエイクラツチ、19…始動用軸(ハブ
軸)、20…始動用第1ギヤ(リングギヤ)、20
a,26a…テーパー面、21…スタータモー
タ、22…出力ピニオンギヤ、30…カラー。
動2輪車に適用した場合の縦断面図、第3図は第
1図、第2図中のカラー単体の縦断面拡大図、第
4図は第3図の矢視部分正面図である。 2…クランク軸、10…フリーホイルギヤ、1
2…ワンウエイクラツチ、19…始動用軸(ハブ
軸)、20…始動用第1ギヤ(リングギヤ)、20
a,26a…テーパー面、21…スタータモー
タ、22…出力ピニオンギヤ、30…カラー。
Claims (1)
- 1 クランク軸2にワンウエイクラツチ12を介
して嵌合したフリーホイルギヤ10と、スタータ
モータ21の出力ピニオンギヤ22とを、減速ギ
ヤを介して接続し、減速ギヤを皿ばね29により
互いに圧接方向に付勢したテーパー面20a,2
6aを隔てて外側のリングギヤ20と内側のハブ
軸19に分割し、対向したテーパー面間にテーパ
ー筒状カラー30を摺動自在に介装してトルクリ
ミツターを形成し、リングギヤ20とハブ軸19
を霧状潤滑油雰囲気内に配置し、カラー30に小
径側と大径側の両側縁から軸方向幅の中間部で一
定区間L1だけ重複するように交互に凹入した複
数個の霧状潤滑油導入用切欠32,33を設け、
カラー30をそれに対向する内側と外側のテーパ
ー面20a,26aとは異質な金属で形成したこ
とを特徴とする内燃機関の始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16284486A JPS6318185A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 内燃機関の始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16284486A JPS6318185A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 内燃機関の始動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6318185A JPS6318185A (ja) | 1988-01-26 |
| JPH0461192B2 true JPH0461192B2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=15762317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16284486A Granted JPS6318185A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 内燃機関の始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6318185A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006078614A (ja) | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体中間層用塗工液、それを用いた電子写真感光体、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ |
| JP4570045B2 (ja) | 2005-08-18 | 2010-10-27 | 株式会社リコー | 電子写真感光体、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジ |
| JP2007248561A (ja) | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| JP4179349B2 (ja) | 2006-06-23 | 2008-11-12 | トヨタ自動車株式会社 | リングギヤ、内燃機関始動回転力伝達機構及びリングギヤ製造方法 |
| WO2010057468A2 (de) * | 2008-11-24 | 2010-05-27 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Anlasserscheibe mit rutschkupplung |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4820160U (ja) * | 1971-07-16 | 1973-03-07 | ||
| JPS60187761A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-25 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のスタ−タ装置 |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP16284486A patent/JPS6318185A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6318185A (ja) | 1988-01-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |