JPH0263138B2 - - Google Patents
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- JPH0263138B2 JPH0263138B2 JP59052975A JP5297584A JPH0263138B2 JP H0263138 B2 JPH0263138 B2 JP H0263138B2 JP 59052975 A JP59052975 A JP 59052975A JP 5297584 A JP5297584 A JP 5297584A JP H0263138 B2 JPH0263138 B2 JP H0263138B2
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- Japan
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- heat storage
- cooling medium
- refrigerant
- storage tank
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- Prior art date
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンピユータ室空調装置に係わり、更
に詳しくは停電が生じた場合、コンピユータ室空
調装置の負荷を潜熱蓄熱装置によりまかなうよう
にした装置の改良に関する。
に詳しくは停電が生じた場合、コンピユータ室空
調装置の負荷を潜熱蓄熱装置によりまかなうよう
にした装置の改良に関する。
周知の通り、コンピユータ室に備えられる各種
電子機器、電子応用機器は急激な温度、湿度変化
に敏感である為に、コンピユータの正常運転を確
保すべく、コンピユータ室は冷房運転によつて常
時一定の温度、湿度に保たれている。これは停電
時の場合にも同じで、従来はこの停電が生じた場
合冷房系の圧縮機を非常用発電機を駆動すること
により運転してまかなつている。所が、この非常
用発電機を用いた場合、コンピユータ室空調の負
圧が大きいので、非常用発電機の容量も大きくな
る等種々の解決すべき点を有している。
電子機器、電子応用機器は急激な温度、湿度変化
に敏感である為に、コンピユータの正常運転を確
保すべく、コンピユータ室は冷房運転によつて常
時一定の温度、湿度に保たれている。これは停電
時の場合にも同じで、従来はこの停電が生じた場
合冷房系の圧縮機を非常用発電機を駆動すること
により運転してまかなつている。所が、この非常
用発電機を用いた場合、コンピユータ室空調の負
圧が大きいので、非常用発電機の容量も大きくな
る等種々の解決すべき点を有している。
そこで、潜熱蓄熱手段を用いるようにしたもの
が提案されている。例えば特開昭54−47345号及
び実開昭52−156255号にみられる。即ち、蒸発器
と冷却機の間に於ける循環系に冷熱蓄熱槽を付加
し、この冷熱蓄熱槽内に、冷熱媒体を収容した技
術が提案されている。即ち、球状のシエルの中に
冷熱媒体を密に充填したものである。
が提案されている。例えば特開昭54−47345号及
び実開昭52−156255号にみられる。即ち、蒸発器
と冷却機の間に於ける循環系に冷熱蓄熱槽を付加
し、この冷熱蓄熱槽内に、冷熱媒体を収容した技
術が提案されている。即ち、球状のシエルの中に
冷熱媒体を密に充填したものである。
従つてシエルの1つ1つの内部に最大限冷熱媒
体を収容することとなるから、潜熱容量を大きく
とれる利点を有するものの、液相から固相への変
化時に於ける冷熱媒体の体積膨張の為の対策に何
等の工夫が施されていない。故に繰返し使用に伴
なう収容手段の破損、耐久性の考慮がなく実現す
る上では幾つかの解決課題を有している。
体を収容することとなるから、潜熱容量を大きく
とれる利点を有するものの、液相から固相への変
化時に於ける冷熱媒体の体積膨張の為の対策に何
等の工夫が施されていない。故に繰返し使用に伴
なう収容手段の破損、耐久性の考慮がなく実現す
る上では幾つかの解決課題を有している。
そこで、この冷熱媒体をシエル内に充填する時
に、冷熱媒体の体積膨張を100%吸収できるよう
にシエル内に予め比較的大きな空間をつくつて充
填する技術が考慮される。これによれば、冷熱媒
体の体積膨張時、この膨張量を上記空間が吸収す
ることとなる為、この体積膨張を原因とするシエ
ルの破損がない。所が、このように体積膨張量全
部を吸収する為に必要な空間を当初から十分残す
為に冷熱媒体の収容量がその十分必要な分だけ少
なくなり、蓄熱容量が小となる。
に、冷熱媒体の体積膨張を100%吸収できるよう
にシエル内に予め比較的大きな空間をつくつて充
填する技術が考慮される。これによれば、冷熱媒
体の体積膨張時、この膨張量を上記空間が吸収す
ることとなる為、この体積膨張を原因とするシエ
ルの破損がない。所が、このように体積膨張量全
部を吸収する為に必要な空間を当初から十分残す
為に冷熱媒体の収容量がその十分必要な分だけ少
なくなり、蓄熱容量が小となる。
本発明は上述の点に鑑み成されたもので、その
要旨とする所は蒸発器1、圧縮機2、凝縮器3、
膨張弁4を備え、上記蒸発器1と冷却器6の間を
冷媒循環系5によつて接続したコンピユータ室空
調装置であつて、上記冷媒循環系5に凝固、融解
の相変化にともなう潜熱を利用して蓄熱し、放熱
する冷熱媒体17のシエル18内に収容せる蓄熱
体16を収容せる蓄熱槽7を配すると共に循環ポ
ンプ12を配し、常時は冷媒を蒸発器1と冷却器
6の間に循環させつつ上記蓄熱槽7へも循環させ
て蓄熱し、停電検出時、冷媒を蓄熱槽7と冷却器
6間に循環させるように弁9,10を制御すると
共に循環ポンプ12を非常用発電機15へ接続す
る制御手段14を備えたコンピユータ室の空調装
置に於いて; 上記冷熱媒体17は、球状シエル18内に液相
の冷熱媒体17を封入する際に球状シエル18内
に空間19が存するように定めて封入し、而も冷
熱媒体17の液相から固相への変化による冷熱媒
体17の体積膨張時には、その膨張量を上記空間
19と冷熱媒体17の体積膨張に応ずる球状シエ
ル18の同心円的な膨張の双方により吸収される
ように上記空間19を定めて、上記球状シエル1
8内に冷熱媒体17を充填すると共に、上記球状
シエル18を上記体積膨張に応じて同心円的に膨
らみ得る材質によつて形成した事を特徴とするコ
ンピユータ室空調装置であり、その目的とする所
は、冷熱媒体の体積膨張時には、その膨張量を収
容手段であるシエル内に僅かに残した空間と、シ
エルの同心円的な膨張により吸収可能とする事に
より冷熱媒体の体積膨張量を十分吸収でき実用的
に実施可能とすると共にシエルの耐久性を図り、
同時に可及的に多くの潜熱蓄熱の為の冷熱媒体を
シエル内に収容可能とし、限られた大きさの冷熱
蓄熱槽に多くの冷熱蓄熱容量を確保するにある。
要旨とする所は蒸発器1、圧縮機2、凝縮器3、
膨張弁4を備え、上記蒸発器1と冷却器6の間を
冷媒循環系5によつて接続したコンピユータ室空
調装置であつて、上記冷媒循環系5に凝固、融解
の相変化にともなう潜熱を利用して蓄熱し、放熱
する冷熱媒体17のシエル18内に収容せる蓄熱
体16を収容せる蓄熱槽7を配すると共に循環ポ
ンプ12を配し、常時は冷媒を蒸発器1と冷却器
6の間に循環させつつ上記蓄熱槽7へも循環させ
て蓄熱し、停電検出時、冷媒を蓄熱槽7と冷却器
6間に循環させるように弁9,10を制御すると
共に循環ポンプ12を非常用発電機15へ接続す
る制御手段14を備えたコンピユータ室の空調装
置に於いて; 上記冷熱媒体17は、球状シエル18内に液相
の冷熱媒体17を封入する際に球状シエル18内
に空間19が存するように定めて封入し、而も冷
熱媒体17の液相から固相への変化による冷熱媒
体17の体積膨張時には、その膨張量を上記空間
19と冷熱媒体17の体積膨張に応ずる球状シエ
ル18の同心円的な膨張の双方により吸収される
ように上記空間19を定めて、上記球状シエル1
8内に冷熱媒体17を充填すると共に、上記球状
シエル18を上記体積膨張に応じて同心円的に膨
らみ得る材質によつて形成した事を特徴とするコ
ンピユータ室空調装置であり、その目的とする所
は、冷熱媒体の体積膨張時には、その膨張量を収
容手段であるシエル内に僅かに残した空間と、シ
エルの同心円的な膨張により吸収可能とする事に
より冷熱媒体の体積膨張量を十分吸収でき実用的
に実施可能とすると共にシエルの耐久性を図り、
同時に可及的に多くの潜熱蓄熱の為の冷熱媒体を
シエル内に収容可能とし、限られた大きさの冷熱
蓄熱槽に多くの冷熱蓄熱容量を確保するにある。
次に添付図面に従い本発明の実施例を詳述す
る。
る。
第1図に於いて、蒸発器1で発生する冷熱蒸気
な圧縮機2で圧縮されて高圧の過熱蒸気となり、
凝縮器3で冷却水に熱を奪われて液体となる。こ
の高圧の液を膨張弁4で減圧し、低圧低温の冷媒
を蒸発器1で蒸発させて、凝固点の低い冷媒から
蒸発熱をとつて、それを冷却し、この冷媒を冷媒
循環系5を介して冷却器6に送り冷房等空調の用
に供する。
な圧縮機2で圧縮されて高圧の過熱蒸気となり、
凝縮器3で冷却水に熱を奪われて液体となる。こ
の高圧の液を膨張弁4で減圧し、低圧低温の冷媒
を蒸発器1で蒸発させて、凝固点の低い冷媒から
蒸発熱をとつて、それを冷却し、この冷媒を冷媒
循環系5を介して冷却器6に送り冷房等空調の用
に供する。
以上な空調装置の一般的な装置であるが、この
ようなものに於いて、上記冷媒循環系5に冷熱を
蓄熱し、放熱する蓄熱槽7を付勢する。この例で
は蒸発器1を中心にして、その上流と下流を管8
で接続し、管8の中間に蓄熱槽7を配した例を示
してある。上記管8と冷媒循環系5の接続箇所に
は各々三方向制御弁9,10を配設し、又冷媒循
環系5中に循環ポンプ11,12を配置する。そ
して、上記三方向制御弁9,10及び循環ポンプ
12は通常の電源から給電されて切換動作及び発
停せしめられる他に、停電時、非常用発電機から
給電されて切換動作及び発停せしめられるよう構
成されている。即ち、通常は上記三方向制御弁
9,10は、冷媒循環系中の冷媒を蒸発器1と冷
却器6の間を循環させる一方、蒸発器1と冷熱蓄
熱槽7の間を循環させるよう切換動作せしめられ
ているが、停電検出器13による停電検出時には
制御手段14による制御を介して非常用電源15
に接続されて冷媒が冷熱蓄熱槽7と冷却器6の間
を循環するよう切換動作される。他方循環ポンプ
12も、常時は通常の電源から給電されて駆動さ
れているが、上記停電時には、非常用電源15に
接続されて循環ポンプ12が駆動するよう構成さ
れている。
ようなものに於いて、上記冷媒循環系5に冷熱を
蓄熱し、放熱する蓄熱槽7を付勢する。この例で
は蒸発器1を中心にして、その上流と下流を管8
で接続し、管8の中間に蓄熱槽7を配した例を示
してある。上記管8と冷媒循環系5の接続箇所に
は各々三方向制御弁9,10を配設し、又冷媒循
環系5中に循環ポンプ11,12を配置する。そ
して、上記三方向制御弁9,10及び循環ポンプ
12は通常の電源から給電されて切換動作及び発
停せしめられる他に、停電時、非常用発電機から
給電されて切換動作及び発停せしめられるよう構
成されている。即ち、通常は上記三方向制御弁
9,10は、冷媒循環系中の冷媒を蒸発器1と冷
却器6の間を循環させる一方、蒸発器1と冷熱蓄
熱槽7の間を循環させるよう切換動作せしめられ
ているが、停電検出器13による停電検出時には
制御手段14による制御を介して非常用電源15
に接続されて冷媒が冷熱蓄熱槽7と冷却器6の間
を循環するよう切換動作される。他方循環ポンプ
12も、常時は通常の電源から給電されて駆動さ
れているが、上記停電時には、非常用電源15に
接続されて循環ポンプ12が駆動するよう構成さ
れている。
上記蓄熱槽7内には、第2図で示す如き球状蓄
熱体16の多数が収容されている。この球状蓄熱
体16は凝固温度で液相から固相に変わる時に、
固化の潜熱として冷熱を蓄熱し、固相から液相に
変わる時に先に蓄熱した冷熱を放出する冷熱媒体
17を球状のシエル18内に充填したものであ
る。
熱体16の多数が収容されている。この球状蓄熱
体16は凝固温度で液相から固相に変わる時に、
固化の潜熱として冷熱を蓄熱し、固相から液相に
変わる時に先に蓄熱した冷熱を放出する冷熱媒体
17を球状のシエル18内に充填したものであ
る。
上記球状蓄熱体16の個々の大きさは、直径20
mm〜200mmの範囲、例えば65mm程度であるが、こ
の事は空調装置の条件、蓄放熱運転条件等によつ
て必要な蓄熱槽全体の蓄、放熱量が決定されるか
ら、その必要蓄、放熱量を確保するに十分な伝熱
面積を確保することを基準として定めればよい。
望ましくは同時に、蓄熱槽7の一定容積中に収容
する数が多くなればなるほど、即ち、個々の球状
蓄熱体16の直径が小さくなればなるほど製作費
が高くなるから、上記の条件を満すと同時に、こ
の製作上の条件を満すようにして加工するとよ
い。
mm〜200mmの範囲、例えば65mm程度であるが、こ
の事は空調装置の条件、蓄放熱運転条件等によつ
て必要な蓄熱槽全体の蓄、放熱量が決定されるか
ら、その必要蓄、放熱量を確保するに十分な伝熱
面積を確保することを基準として定めればよい。
望ましくは同時に、蓄熱槽7の一定容積中に収容
する数が多くなればなるほど、即ち、個々の球状
蓄熱体16の直径が小さくなればなるほど製作費
が高くなるから、上記の条件を満すと同時に、こ
の製作上の条件を満すようにして加工するとよ
い。
更に、この球状蓄熱体16を蓄熱槽7中に収容
するにあたつては、図示せざるも例えば、蓄熱槽
7の一方の入口又は出口と、他方の入口又は出口
付近に、多数の流通孔の形成された板を装設し、
上記板と板の間に球状蓄熱体16を収容するとよ
い。このようにすることによつて、蓄熱槽7中に
冷媒が出入りする際に、上記板によつて冷媒が分
散して蓄熱槽7中に出入し、多数収容されている
球状蓄熱体16に平均に接触せしめられる。更に
冷媒の蓄熱槽7内に於ける移動速度は極くゆつく
りとしたもので、例えば1時間当り5m2の冷媒の
移動量が確保されるように速度を設定する等装置
の条件に応じて定める。
するにあたつては、図示せざるも例えば、蓄熱槽
7の一方の入口又は出口と、他方の入口又は出口
付近に、多数の流通孔の形成された板を装設し、
上記板と板の間に球状蓄熱体16を収容するとよ
い。このようにすることによつて、蓄熱槽7中に
冷媒が出入りする際に、上記板によつて冷媒が分
散して蓄熱槽7中に出入し、多数収容されている
球状蓄熱体16に平均に接触せしめられる。更に
冷媒の蓄熱槽7内に於ける移動速度は極くゆつく
りとしたもので、例えば1時間当り5m2の冷媒の
移動量が確保されるように速度を設定する等装置
の条件に応じて定める。
上記の冷熱媒体17には、勿論過冷却防止とし
ての発核剤や、結晶水分防止剤、並びに結晶加速
剤が添加される。即ち、過冷却防止に関しては、
発核剤を使用しない場合、本来の凝固点を大幅
(10〜20℃)に下回ることが多いが、従来用いら
れている熱媒体各に対応する種々の発核剤を用い
ると最大でも2℃程度に抑えることができ動作が
安定する。又結晶水の分離防止剤については、多
くの水和塩の融点は包晶点であるが、この場合融
点において均一融解がおこらない。即ち、元の結
晶と異なる組成(結晶水が小さい)の結晶と、こ
れと平衡する組成の融液との二相に分離する。こ
の為にゲル化剤としての粘土を微量加えることが
有効である。
ての発核剤や、結晶水分防止剤、並びに結晶加速
剤が添加される。即ち、過冷却防止に関しては、
発核剤を使用しない場合、本来の凝固点を大幅
(10〜20℃)に下回ることが多いが、従来用いら
れている熱媒体各に対応する種々の発核剤を用い
ると最大でも2℃程度に抑えることができ動作が
安定する。又結晶水の分離防止剤については、多
くの水和塩の融点は包晶点であるが、この場合融
点において均一融解がおこらない。即ち、元の結
晶と異なる組成(結晶水が小さい)の結晶と、こ
れと平衡する組成の融液との二相に分離する。こ
の為にゲル化剤としての粘土を微量加えることが
有効である。
特に上記球状シエルを次のようにする。
即ち、冷熱媒体17が液相の時に、シエル18
内に冷熱媒体17、非占有の空間19、が形成さ
れるようにシエル18の大きさを定めるものであ
る。しかし単に空間を形成するだけでなく同時に
冷熱媒体の凝固による体積膨張時の膨張量を、上
記空間19とシエル18の同心円的な膨張の双方
によつて、即ち何れか一方ではなく双方で吸収す
るように空間19の大きさを定めるものである。
シエル18の膨張は凝固冷熱媒体の膨張時の圧力
によつて可能にされ、そして冷熱媒体が固相から
液相に変わつた時には、シエル18も収縮するが
シエル18は当初設定した大きさの空間19を残
して収縮を止める。例えば冷媒媒体17が凝固し
た時に、液体の時の体積1.07倍、即ち7%膨張し
たとすると、空間19で5%、シエル18の膨張
で2%その膨張量を吸収するように空間19の大
きさを定めるものである。換言すれば冷熱媒体1
7を、中空成型法、真空成型法等で加工した球状
シエル18内に注入等により充填する際は、当然
のように冷熱媒体17は液体であるが、その液体
の冷熱媒体17を充填する際に、空間19として
上記の例では5%相当を残して充填するものであ
る。
内に冷熱媒体17、非占有の空間19、が形成さ
れるようにシエル18の大きさを定めるものであ
る。しかし単に空間を形成するだけでなく同時に
冷熱媒体の凝固による体積膨張時の膨張量を、上
記空間19とシエル18の同心円的な膨張の双方
によつて、即ち何れか一方ではなく双方で吸収す
るように空間19の大きさを定めるものである。
シエル18の膨張は凝固冷熱媒体の膨張時の圧力
によつて可能にされ、そして冷熱媒体が固相から
液相に変わつた時には、シエル18も収縮するが
シエル18は当初設定した大きさの空間19を残
して収縮を止める。例えば冷媒媒体17が凝固し
た時に、液体の時の体積1.07倍、即ち7%膨張し
たとすると、空間19で5%、シエル18の膨張
で2%その膨張量を吸収するように空間19の大
きさを定めるものである。換言すれば冷熱媒体1
7を、中空成型法、真空成型法等で加工した球状
シエル18内に注入等により充填する際は、当然
のように冷熱媒体17は液体であるが、その液体
の冷熱媒体17を充填する際に、空間19として
上記の例では5%相当を残して充填するものであ
る。
球状シエル18自体は固い球殻であるが、薄肉
に形成されるので、凝固冷熱媒体の膨張時の内圧
によつて、冷熱媒体の膨張に応じて膨張し、冷熱
媒体が液相に変化した時には当初の空間を残して
自然に原状に復するものであり、例えば軟化点90
℃以上の合成樹脂中でも他の耐力性、耐熱性、加
工性をも考慮すると高密度ポリプロピレン、高密
度ポリエチレンが好適である。
に形成されるので、凝固冷熱媒体の膨張時の内圧
によつて、冷熱媒体の膨張に応じて膨張し、冷熱
媒体が液相に変化した時には当初の空間を残して
自然に原状に復するものであり、例えば軟化点90
℃以上の合成樹脂中でも他の耐力性、耐熱性、加
工性をも考慮すると高密度ポリプロピレン、高密
度ポリエチレンが好適である。
次にこの実施例の各動作を第3図、第4図に従
い説明する。
い説明する。
第3図は通常運転時を示したものである。即
ち、蒸発器1で冷却された冷媒は、冷媒循環系5
を介して冷却器6に送られ、再び蒸発器1に戻り
矢示20で示す如く循環している。これによりコ
ンピユータ室が一定の温度に保たれている。この
場合、三方向制御弁10が通常態様に切換えられ
ているので、蒸発器1を出た冷媒の一部は矢示2
1で示す如く冷熱蓄熱槽7へも循環せしめられ
る。これにより蓄熱槽7内の多数の球状蓄熱体1
6と冷媒が接触することにより、球状蓄熱体16
が冷却されて凝固点に於いて凝固する。凝固時に
固化の潜熱としての冷熱が球状蓄熱体16の冷熱
媒体17中に蓄熱される。
ち、蒸発器1で冷却された冷媒は、冷媒循環系5
を介して冷却器6に送られ、再び蒸発器1に戻り
矢示20で示す如く循環している。これによりコ
ンピユータ室が一定の温度に保たれている。この
場合、三方向制御弁10が通常態様に切換えられ
ているので、蒸発器1を出た冷媒の一部は矢示2
1で示す如く冷熱蓄熱槽7へも循環せしめられ
る。これにより蓄熱槽7内の多数の球状蓄熱体1
6と冷媒が接触することにより、球状蓄熱体16
が冷却されて凝固点に於いて凝固する。凝固時に
固化の潜熱としての冷熱が球状蓄熱体16の冷熱
媒体17中に蓄熱される。
次にコンピユータ室が停電になつた場合には、
圧縮機2が停止してしまうが、停電検出装置13
の停電検出により三方向制御弁9,10が冷媒を
冷熱蓄熱槽7と冷却器6の間に循環可能なように
切換わると共に、循環ポンプ12も非常用発電装
置15からの給電によつてそのまま動作状態に保
たれるので、冷媒は第4図の矢示22で示す如く
冷熱蓄熱槽7と冷却器6の間を循環する。即ち、
冷却器6を経由した後の冷媒が冷熱蓄熱槽7中に
流入すると、その熱が冷熱蓄熱槽7の球状蓄熱体
16に伝えられ、凝固点に至ると冷熱媒体17が
融解し、先に蓄熱した冷熱と融解の潜熱として冷
媒に放出する。従つて冷媒が冷却されて空調負荷
に応じ、コンピユータ室の温度を一定に保つ。
圧縮機2が停止してしまうが、停電検出装置13
の停電検出により三方向制御弁9,10が冷媒を
冷熱蓄熱槽7と冷却器6の間に循環可能なように
切換わると共に、循環ポンプ12も非常用発電装
置15からの給電によつてそのまま動作状態に保
たれるので、冷媒は第4図の矢示22で示す如く
冷熱蓄熱槽7と冷却器6の間を循環する。即ち、
冷却器6を経由した後の冷媒が冷熱蓄熱槽7中に
流入すると、その熱が冷熱蓄熱槽7の球状蓄熱体
16に伝えられ、凝固点に至ると冷熱媒体17が
融解し、先に蓄熱した冷熱と融解の潜熱として冷
媒に放出する。従つて冷媒が冷却されて空調負荷
に応じ、コンピユータ室の温度を一定に保つ。
而して、シエル18内に液相の冷熱媒体17を
封入する際に、シエル18内に空間19が存する
ように定めて封入するだけでなく、冷熱媒体17
の液相から固相への変化による冷熱媒体17の体
積膨張時には、その膨張量を上記空間19と冷熱
媒体17の体積膨張に応ずるシエル18の同心円
的な膨張の双方により吸収するようにしたので、
冷熱媒体の凝固時の体積膨張に応ずることができ
ると共に、可及的に冷熱媒体を多く充填できるの
で、一つ一つの球状蓄熱体の蓄熱量を大とするこ
とができ、蓄熱槽の全体の蓄熱容量をより大にす
ることができるものである。
封入する際に、シエル18内に空間19が存する
ように定めて封入するだけでなく、冷熱媒体17
の液相から固相への変化による冷熱媒体17の体
積膨張時には、その膨張量を上記空間19と冷熱
媒体17の体積膨張に応ずるシエル18の同心円
的な膨張の双方により吸収するようにしたので、
冷熱媒体の凝固時の体積膨張に応ずることができ
ると共に、可及的に冷熱媒体を多く充填できるの
で、一つ一つの球状蓄熱体の蓄熱量を大とするこ
とができ、蓄熱槽の全体の蓄熱容量をより大にす
ることができるものである。
更に、球状潜熱蓄熱体16なので、これらを密
に収容しても、球場潜熱蓄熱体16同志の接触は
点接触であるから温水の流動に大きな抵抗を与え
ず、望ましい流動、通過を確保できる。故に、密
に充填可能だから、熱交換量を増大できる。且
つ、これら球状潜熱蓄熱体群を蓄熱槽中に保持
し、且つ温水の分散流入を可能ならしめる為の温
水分散板が必要最低限でよく、加工がし易い。
に収容しても、球場潜熱蓄熱体16同志の接触は
点接触であるから温水の流動に大きな抵抗を与え
ず、望ましい流動、通過を確保できる。故に、密
に充填可能だから、熱交換量を増大できる。且
つ、これら球状潜熱蓄熱体群を蓄熱槽中に保持
し、且つ温水の分散流入を可能ならしめる為の温
水分散板が必要最低限でよく、加工がし易い。
更に蓄熱槽中への球状蓄熱体の充填も、並べる
ことなく単に投入すれば自づと規制正しく整列す
るで充填も容易である。
ことなく単に投入すれば自づと規制正しく整列す
るで充填も容易である。
以上詳述した如くこの発明によれば、停電時コ
ンピユータ室内の空調を潜熱蓄熱装置でまかなえ
ることは勿論のこと潜熱蓄濘の為の冷熱媒体が液
相から固相へ変化する時、体積膨張するが、この
体積膨張量を、当初シエル内に残した空間で吸収
すると共に、空間だけではなく、シエルの同心円
的な膨らみにより吸収するので、実用的な実施に
十分適う。故にシエル破損もなく、耐久性に富
む。特に上記空間の大きさは、空間自体全部で上
記の冷熱媒体の体積膨張を吸収する大きさに定め
ていないので、即ち体積膨張の一部はシエルの同
心円的に膨らみで吸収するから、その分だけより
多くの潜熱蓄熱の為の冷熱媒体を収容できる。故
に1つ1つの潜熱蓄熱体の蓄熱容量が大となると
共に、蓄熱槽の限られた大きさのスペース内の蓄
熱容量が大きくとれる。加えてシエルの膨らみは
同心円的に実施されるから、シエルに局部的なス
トレスがかからず、この意味でも耐久性に富む等
実用上各種の利点を呈するものである。
ンピユータ室内の空調を潜熱蓄熱装置でまかなえ
ることは勿論のこと潜熱蓄濘の為の冷熱媒体が液
相から固相へ変化する時、体積膨張するが、この
体積膨張量を、当初シエル内に残した空間で吸収
すると共に、空間だけではなく、シエルの同心円
的な膨らみにより吸収するので、実用的な実施に
十分適う。故にシエル破損もなく、耐久性に富
む。特に上記空間の大きさは、空間自体全部で上
記の冷熱媒体の体積膨張を吸収する大きさに定め
ていないので、即ち体積膨張の一部はシエルの同
心円的に膨らみで吸収するから、その分だけより
多くの潜熱蓄熱の為の冷熱媒体を収容できる。故
に1つ1つの潜熱蓄熱体の蓄熱容量が大となると
共に、蓄熱槽の限られた大きさのスペース内の蓄
熱容量が大きくとれる。加えてシエルの膨らみは
同心円的に実施されるから、シエルに局部的なス
トレスがかからず、この意味でも耐久性に富む等
実用上各種の利点を呈するものである。
添付図面は本発明の実施例を示し、第1図はコ
ンピユータ室空調装置の系統図、第2図は冷熱蓄
熱槽へ充填する蓄熱体の一例を示す断面図、第3
図は通常時の動作例図、第4図は停電時の動作例
図であり、図中1は蒸発器、2は圧縮機、3は凝
縮器、4は膨張弁、5は冷媒循環系、6は冷却
器、7は冷熱蓄熱槽、8は管、9,10は三方向
制御弁、11,12は循環ポンプ、13は停電検
出装置、15は非常用発電機である。
ンピユータ室空調装置の系統図、第2図は冷熱蓄
熱槽へ充填する蓄熱体の一例を示す断面図、第3
図は通常時の動作例図、第4図は停電時の動作例
図であり、図中1は蒸発器、2は圧縮機、3は凝
縮器、4は膨張弁、5は冷媒循環系、6は冷却
器、7は冷熱蓄熱槽、8は管、9,10は三方向
制御弁、11,12は循環ポンプ、13は停電検
出装置、15は非常用発電機である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蒸発器1、圧縮機2、凝縮器3、膨張弁4を
備え、上記蒸発器1と冷却器6の間を冷媒循環系
5によつて接続したコンピユータ室空調装置であ
つて、上記冷媒循環系5に凝固、融解の相変化に
ともなう潜熱を利用して蓄熱し、放熱する冷熱媒
体17をシエル18内に収容せる蓄熱体16を収
容せる蓄熱槽7を配すると共に循環ポンプ12を
配し、常時は冷媒を蒸発器1と冷却器6の間に循
環させつつ上記蓄熱槽7へも循環させて蓄熱し、
停電検出時、冷媒を蓄熱槽7と冷却器6間に循環
させるように弁9,10を制御すると共に循環ポ
ンプ12を非常用発電機15へ接続する制御手段
14を備えたコンピユータ室の空調装置に於い
て; 上記冷熱媒体17は、球状シエル18内に液相
の冷熱媒体17を封入する際に球状シエル18内
に空間19が存するように定めて封入し、而も冷
熱媒体17の液相から固相への変化による冷熱媒
体17の体積膨張時には、その膨張量を上記空間
19と冷熱媒体17の体積膨張に応ずる球状シエ
ル18の同心円的な膨張の双方により吸収される
ように上記空間19を定めて、上記球状シエル1
8内に冷熱媒体17を充填すると共に、上記球状
シエル18を上記体積膨張に応じて円心円的に膨
らみ得る材質によつて形成した事を特徴とするコ
ンピユータ室空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59052975A JPS60196559A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | コンピユ−タ室空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59052975A JPS60196559A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | コンピユ−タ室空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60196559A JPS60196559A (ja) | 1985-10-05 |
| JPH0263138B2 true JPH0263138B2 (ja) | 1990-12-27 |
Family
ID=12929892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59052975A Granted JPS60196559A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | コンピユ−タ室空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60196559A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008510952A (ja) * | 2004-08-18 | 2008-04-10 | アイス エナジー インコーポレーテッド | 第2冷媒分離型蓄熱冷却システム |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2588583B2 (ja) * | 1988-06-08 | 1997-03-05 | 雄三 多田 | 冷却加熱装置 |
| JPH03103942U (ja) * | 1990-02-08 | 1991-10-29 | ||
| JPH052693A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Tetsuya Muraoka | ホテル等建造物火災緊急避難誘導システム |
| JP2009281650A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Daikin Ind Ltd | 暖房システム |
| JP5523186B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-06-18 | 株式会社フジクラ | データセンタの冷却システム |
| US9271429B2 (en) | 2010-04-12 | 2016-02-23 | Fujikura Ltd. | Cooling device, cooling system, and auxiliary cooling device for datacenter |
| JP5523180B2 (ja) * | 2010-04-15 | 2014-06-18 | 株式会社フジクラ | データセンタの補助用冷却装置 |
| JP6118065B2 (ja) * | 2012-10-18 | 2017-04-19 | 公立大学法人名古屋市立大学 | 水冷式空調システム及びその運転制御方法 |
| JP6363672B2 (ja) * | 2016-09-28 | 2018-07-25 | 新菱冷熱工業株式会社 | 蓄熱槽及び蓄熱槽を用いた空気調和システム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712346Y2 (ja) * | 1977-05-07 | 1982-03-11 | ||
| JPS5447345A (en) * | 1977-09-20 | 1979-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | Air conditioner |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP59052975A patent/JPS60196559A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008510952A (ja) * | 2004-08-18 | 2008-04-10 | アイス エナジー インコーポレーテッド | 第2冷媒分離型蓄熱冷却システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60196559A (ja) | 1985-10-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |