JPH0263207B2 - - Google Patents
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- JPH0263207B2 JPH0263207B2 JP11014785A JP11014785A JPH0263207B2 JP H0263207 B2 JPH0263207 B2 JP H0263207B2 JP 11014785 A JP11014785 A JP 11014785A JP 11014785 A JP11014785 A JP 11014785A JP H0263207 B2 JPH0263207 B2 JP H0263207B2
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Landscapes
- Lenses (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光フアイバなどの光学素子に好適な
微小光用ロツドレンズに関し、特に波長分波器や
光交換器等に適用可能な同心2層先球ロツドレン
ズを提供するものである。
微小光用ロツドレンズに関し、特に波長分波器や
光交換器等に適用可能な同心2層先球ロツドレン
ズを提供するものである。
本発明は、光フアイバなどの光学素子に好適な
微小光用ロツドレンズにおいて、そのロツドレン
ズの先球部をその境界面が同心となる2層媒質で
形成することにより、光フアイバなどの光学素子
との密着・一体性を保ちながら簡単な構成で球面
収差とコマ収差の補正ができ、さらに2層媒質の
選択によつて色収差補正ができるようにしたもの
である。
微小光用ロツドレンズにおいて、そのロツドレン
ズの先球部をその境界面が同心となる2層媒質で
形成することにより、光フアイバなどの光学素子
との密着・一体性を保ちながら簡単な構成で球面
収差とコマ収差の補正ができ、さらに2層媒質の
選択によつて色収差補正ができるようにしたもの
である。
近年、光フアイバを用いた光通信が実用期を迎
え、大量の情報を長距離にわたつて送れるように
光フアイバは低損失、単一モード化され、その一
通信方式には波長多重方式が検討されており、大
規模なネツトワークの構成が予想されている。ま
た、これらの進展にともない、光フアイバ送受端
や中継部あるいは交換部に用いて結合損失の少な
い、かつ要求された機能に合致した微小レンズが
要請されている。
え、大量の情報を長距離にわたつて送れるように
光フアイバは低損失、単一モード化され、その一
通信方式には波長多重方式が検討されており、大
規模なネツトワークの構成が予想されている。ま
た、これらの進展にともない、光フアイバ送受端
や中継部あるいは交換部に用いて結合損失の少な
い、かつ要求された機能に合致した微小レンズが
要請されている。
従来、この種の微小レンズとしては球レンズ、
先球ロツドレンズ、屈折率分布ロツドレンズがす
でに実用になつている(例えば、A.Nicia,
App.Opt.20.P.3136,1981)。
先球ロツドレンズ、屈折率分布ロツドレンズがす
でに実用になつている(例えば、A.Nicia,
App.Opt.20.P.3136,1981)。
また均質2層球レンズ(例えばG.Toraldo
di Francia,J.Appl.phys.322051(1961),A.F.
Eckel,U.S.Patent,2273847(Feb.24,1942),
J.A.Waidelich,JR.U.S.Patent 3166623
(Jan.19.1965)、 不均質球レンズ(例えば、G.Toraldo di
Francia,J.Opt.Soc.Am.47566(1957)、S.P.
Mofgan,J.Appl.Phys.291358(1958),K.
Kikuchi et al.U.S.Patent 4422733
(Dec.27.1983))、 不均質球レンズが埋め込まれた先球ロツドレン
ズ(K.Kikuchi et al.Appl.Opt.212734(1982))
が提案されているが、その使用目的や機能の点か
ら本発明と関係あるのは主として均質レンズであ
る。
di Francia,J.Appl.phys.322051(1961),A.F.
Eckel,U.S.Patent,2273847(Feb.24,1942),
J.A.Waidelich,JR.U.S.Patent 3166623
(Jan.19.1965)、 不均質球レンズ(例えば、G.Toraldo di
Francia,J.Opt.Soc.Am.47566(1957)、S.P.
Mofgan,J.Appl.Phys.291358(1958),K.
Kikuchi et al.U.S.Patent 4422733
(Dec.27.1983))、 不均質球レンズが埋め込まれた先球ロツドレン
ズ(K.Kikuchi et al.Appl.Opt.212734(1982))
が提案されているが、その使用目的や機能の点か
ら本発明と関係あるのは主として均質レンズであ
る。
しかしながら、従来の球レンズや2層球レンズ
では光フイバをレンズの表面に密着させるように
焦点をもつてくるためには、前者の球レンズでは
屈折率2のもの、後者の2層球レンズでは外殻の
屈折率3.4,内芯の屈折率2.7(上記文献)程度
が必要になり、これらの屈折率を有する材質を可
視光でのガラフ材で見い出すのは実際上困難であ
る。
では光フイバをレンズの表面に密着させるように
焦点をもつてくるためには、前者の球レンズでは
屈折率2のもの、後者の2層球レンズでは外殻の
屈折率3.4,内芯の屈折率2.7(上記文献)程度
が必要になり、これらの屈折率を有する材質を可
視光でのガラフ材で見い出すのは実際上困難であ
る。
また、仮に、先球ロツドレンズのロツド端面の
中心軸上の一点から発した光が外部反射鏡で反射
され再び先球ロツドレンズを通して同一点に戻る
と考えると、収差円半径δは、上記参考文献
A,Nicia App.Opt.20,P3136,1981にも記載さ
れている通り、 δ=NA3R/{n2(n−1)3} …(1) で与えられる。ここでNAは光源となる光フアイ
バ開口数、Rは先球部曲率半径、nはレンズ屈折
率である。一例として、NA=0.1,R=2.5mm
n=1.5とすると、δ=9μmになる。
中心軸上の一点から発した光が外部反射鏡で反射
され再び先球ロツドレンズを通して同一点に戻る
と考えると、収差円半径δは、上記参考文献
A,Nicia App.Opt.20,P3136,1981にも記載さ
れている通り、 δ=NA3R/{n2(n−1)3} …(1) で与えられる。ここでNAは光源となる光フアイ
バ開口数、Rは先球部曲率半径、nはレンズ屈折
率である。一例として、NA=0.1,R=2.5mm
n=1.5とすると、δ=9μmになる。
光源と像点が光軸上にある場合には対称光学系
なので、最小錯乱円半径はさらに小さくなり、光
フアイバのコア半径を5μmとすると、そのコア半
径内へ収まるであろう。
なので、最小錯乱円半径はさらに小さくなり、光
フアイバのコア半径を5μmとすると、そのコア半
径内へ収まるであろう。
しかし、現実には波長分派器などでは光源や像
点が光軸上をはずれている非対称光学系であるの
で、上述の開口数NAの代わりに±(像高)/f
をNAの値に加算して、非対称な収差を評価しな
ければならない。ここで、f(=R/(n−1))
は焦点距離である。上述の数値R=2.5mm,n=
1.5と像高0.625mmを仮定して代入すると、f=5
mm,0.625/5=0.13となるから、NAの変化分は
0.13であり、NA=0.23に対して上記(1)式を計算
してみると、δ=110μmとなる。この値はコア半
径(5μm)を大幅にはみ出すだけでなく、隣接フ
アイバへの漏れとなることを示している。
点が光軸上をはずれている非対称光学系であるの
で、上述の開口数NAの代わりに±(像高)/f
をNAの値に加算して、非対称な収差を評価しな
ければならない。ここで、f(=R/(n−1))
は焦点距離である。上述の数値R=2.5mm,n=
1.5と像高0.625mmを仮定して代入すると、f=5
mm,0.625/5=0.13となるから、NAの変化分は
0.13であり、NA=0.23に対して上記(1)式を計算
してみると、δ=110μmとなる。この値はコア半
径(5μm)を大幅にはみ出すだけでなく、隣接フ
アイバへの漏れとなることを示している。
そこで、本発明の目的は、上述の欠点を除去
し、焦点距離に対する球面収差とコマ収差が小さ
く、光フアイバなどの光学素子との密着や一体化
の容易な微小光用ロツドレンズを提供することに
ある。
し、焦点距離に対する球面収差とコマ収差が小さ
く、光フアイバなどの光学素子との密着や一体化
の容易な微小光用ロツドレンズを提供することに
ある。
本発明は、先球ロツドレンズと光フアイバなど
の他素子との一体性を保ちながら、収差の改善を
はかるため、その先球部をその境界面が同心とな
る2層媒質で構成したことを特徴とするものであ
る。すなわち、本発明はロツド端面に集光点また
は発光点が位置する先球ロツドレンズに於て、該
レンズの先球部を第1層と第2層からなる2層に
形成し、かつ前記先球部の周囲媒質(屈折率N1)
と前記第1層(屈折率N1′≡N2)、および該第1
層と前記第2層(屈折率NN2′≡N3)の境界面
(各々第1,2面と呼ぶ)を互いに同心球面(曲
率半径R1,R2)に形成し、前記屈折率の大小関
係をN1′>N2′>N1とし、前記曲率半径の比R2/
R1を3次球面収差を0にする値の近くに選択す
ることを特徴とする。
の他素子との一体性を保ちながら、収差の改善を
はかるため、その先球部をその境界面が同心とな
る2層媒質で構成したことを特徴とするものであ
る。すなわち、本発明はロツド端面に集光点また
は発光点が位置する先球ロツドレンズに於て、該
レンズの先球部を第1層と第2層からなる2層に
形成し、かつ前記先球部の周囲媒質(屈折率N1)
と前記第1層(屈折率N1′≡N2)、および該第1
層と前記第2層(屈折率NN2′≡N3)の境界面
(各々第1,2面と呼ぶ)を互いに同心球面(曲
率半径R1,R2)に形成し、前記屈折率の大小関
係をN1′>N2′>N1とし、前記曲率半径の比R2/
R1を3次球面収差を0にする値の近くに選択す
ることを特徴とする。
本発明では、前記第1面の凸レンズと第2面の
凹レンズの効果を組み合せによつて、全体として
は凸レンズを保ちながら球面収差が補償されてい
る。また、同心球面を用いることからコマ収差も
同時に補正されている。
凹レンズの効果を組み合せによつて、全体として
は凸レンズを保ちながら球面収差が補償されてい
る。また、同心球面を用いることからコマ収差も
同時に補正されている。
しかし、上述の構成だけでは像面彎曲は残るの
で先球の反対側のロツド端面は、低い像高では平
面でよいが、高い像高まで使う場合は湾曲に沿つ
た球面にするのがよい。また、光通信の波長多重
方式に適応するように、色収差を補正すること
が、2つの層の材質の組み合せによつて可能とな
る。
で先球の反対側のロツド端面は、低い像高では平
面でよいが、高い像高まで使う場合は湾曲に沿つ
た球面にするのがよい。また、光通信の波長多重
方式に適応するように、色収差を補正すること
が、2つの層の材質の組み合せによつて可能とな
る。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
A 基本的構成
第1図は本発明の同心2層先球ロツドレンズの
構成例を示す。ここで、10はロツド端面に集光
点(または発光点)P2′が位置する同心2層先球
ロツドレンズ、11はそのレンズの第1層(屈折
率N1′≡N2)、12はそのレンズの第2層(屈折
率N2′≡N3)である。ロツドレンズ10の先球部
13を第1層11と第2層12からなる2層に形
成し、その周囲媒質14(屈折率N1)と第1層
11、及び第1層11と第2層との境界面を互い
に点Cを曲率中心とする同心球面(曲率半径R1,
R2)に形成し、その曲率半径の比R2/R1を次式
(2)が成立する範囲に選択する。
構成例を示す。ここで、10はロツド端面に集光
点(または発光点)P2′が位置する同心2層先球
ロツドレンズ、11はそのレンズの第1層(屈折
率N1′≡N2)、12はそのレンズの第2層(屈折
率N2′≡N3)である。ロツドレンズ10の先球部
13を第1層11と第2層12からなる2層に形
成し、その周囲媒質14(屈折率N1)と第1層
11、及び第1層11と第2層との境界面を互い
に点Cを曲率中心とする同心球面(曲率半径R1,
R2)に形成し、その曲率半径の比R2/R1を次式
(2)が成立する範囲に選択する。
γR2/R1<1.1γ …(2)
γは次式(3)を満足するR2/R1の値である。
ψ1/n1′+ψ2/n1′n2′(R1/R2)2−N1 2R1 2ψTψ
1ψ2−R1 2ψT/n2′1 2′=0…(3) ここで、n1′=N1′/N1, n2′=N2′/N1, ψ〓=N〓′−N〓/N〓N〓′R〓(ν=1,2), ψT=ψ1+ψ2 …(4) 1,2は同心点Cから周囲媒質を進む光線と
光軸の交わる点、および第2層中を進む光線と光
軸の交わる点までの距離である。
1ψ2−R1 2ψT/n2′1 2′=0…(3) ここで、n1′=N1′/N1, n2′=N2′/N1, ψ〓=N〓′−N〓/N〓N〓′R〓(ν=1,2), ψT=ψ1+ψ2 …(4) 1,2は同心点Cから周囲媒質を進む光線と
光軸の交わる点、および第2層中を進む光線と光
軸の交わる点までの距離である。
B 原理
次に、第1図の本発明レンズの収差補正の作用
原理について、第2図の先球ロツドレンズを参照
して説明する。
原理について、第2図の先球ロツドレンズを参照
して説明する。
まず、任意の球面境界面について結像の基本式
は、第2図において屈折率N(媒質24),N′(レ
ンズ20)の境界球面上S点に光軸から傾角u、
入射角iで入射する光線Lが傾角u′,屈折角i′で
光軸上P′に交わるとすると、 スネルの正弦則 Nsin i=N′sin i′…(4.1) 三角形CSP,CSP′に辺と角の三角公式を用いて、 sin u/r=sin i/′ …(4.2) sin u′/r=sin i′/′ …(4.3) が成り立つ。ここで、,′は各々球面曲率中
心C(半径r)から入射光と光軸の交点P,屈折
光と光軸の交点P′までの距離であり、符号を右側
を正とする。
は、第2図において屈折率N(媒質24),N′(レ
ンズ20)の境界球面上S点に光軸から傾角u、
入射角iで入射する光線Lが傾角u′,屈折角i′で
光軸上P′に交わるとすると、 スネルの正弦則 Nsin i=N′sin i′…(4.1) 三角形CSP,CSP′に辺と角の三角公式を用いて、 sin u/r=sin i/′ …(4.2) sin u′/r=sin i′/′ …(4.3) が成り立つ。ここで、,′は各々球面曲率中
心C(半径r)から入射光と光軸の交点P,屈折
光と光軸の交点P′までの距離であり、符号を右側
を正とする。
角度の関係 u′=θ−i′=i+u−i′ …(4.4)
を式(4.3)に代入して、
r/′=sin(i−i′+u)/sin i0′ …(4.5)
式(4.5)を展開し、式(4.1),(4.2)を代入し
てi以外の角度を消去し、さらに、次の3次収差
の近似、 cos i=1−0.5sin2i,cos i′=1−0.5(N2/N′2
)sin2i…(4.6) をすると次式を得る。
てi以外の角度を消去し、さらに、次の3次収差
の近似、 cos i=1−0.5sin2i,cos i′=1−0.5(N2/N′2
)sin2i…(4.6) をすると次式を得る。
1/N′′=N′−N/NN′r+1/N+N′−N/2N
′2r (1−r2/′)sin2 i …(4.7) 上式(4.7)は物点P(第2図では虚)とその像
点P′の関係を示し、右辺第3項が収差Δに関係し
た項である。境界面ν番目に対応して次式(5)とな
る。
′2r (1−r2/′)sin2 i …(4.7) 上式(4.7)は物点P(第2図では虚)とその像
点P′の関係を示し、右辺第3項が収差Δに関係し
た項である。境界面ν番目に対応して次式(5)とな
る。
1/N〓′〓′=N〓′−N〓/N〓N〓′r〓+1/N〓
〓+Δ〓, Δν=N〓′−N〓/2N〓12r〓(1−r〓2/〓〓′
)sin2i〓…(5) ここで、〓,〓′は球面曲率中心C(半径r)
から各々入射光、屈折光の延長線の光軸との交点
P,P′までの距離であり、符号は右側を正とす
る。
〓+Δ〓, Δν=N〓′−N〓/2N〓12r〓(1−r〓2/〓〓′
)sin2i〓…(5) ここで、〓,〓′は球面曲率中心C(半径r)
から各々入射光、屈折光の延長線の光軸との交点
P,P′までの距離であり、符号は右側を正とす
る。
なお、上式(5)では第2図で用いた文字にνの添
字を付けてν番目の面を表わす式として書いてい
る。(5)式のΔνは収差に関係した項であり、曲率
中心Cから入射線SPに下した垂線長≡h〓と、
曲率半径r〓との比sini〓=h〓/r〓の2乗に比例して
いる。
字を付けてν番目の面を表わす式として書いてい
る。(5)式のΔνは収差に関係した項であり、曲率
中心Cから入射線SPに下した垂線長≡h〓と、
曲率半径r〓との比sini〓=h〓/r〓の2乗に比例して
いる。
今、ν=1の単球面の場合、すなわち、第2図
のような従来の先球ロツドレンズ20の場合で
は、(5)式により光源とその像の位置(1,1′)
が(r1N1′/N1,r1N1/N1′)のときか、その逆
の場合、また(−r1,−r1)のときに3次球面収
差Δ1をΔ1=0にできる。
のような従来の先球ロツドレンズ20の場合で
は、(5)式により光源とその像の位置(1,1′)
が(r1N1′/N1,r1N1/N1′)のときか、その逆
の場合、また(−r1,−r1)のときに3次球面収
差Δ1をΔ1=0にできる。
しかし、通常よく使われる平行入射(1/1
=0)や実光源から実像を得る光学系(1<0,
1′>0)ではΔ1≠0である。このため、本発明
ではν=1,2の2球面を用い、個々の収差項は
値をもつていてもその和Δ1+Δ2を0にする収差
補正法を採用している。
=0)や実光源から実像を得る光学系(1<0,
1′>0)ではΔ1≠0である。このため、本発明
ではν=1,2の2球面を用い、個々の収差項は
値をもつていてもその和Δ1+Δ2を0にする収差
補正法を採用している。
即ち、第1図の同心2層先球ロツドレンズ10
の第1面をν=1,第2面をν=2に対応させ
て、周囲媒質14、第1層11、第2層12の屈
折率が各々N1,N2≡N1′,N3≡N2′であり、第1
面と第2面の曲率半径r1,r2は共に正なのでR1,
R2と書き代え、同心であることから、2=
1′である。なお、1は第1面での物点P1までの
距離1′,1′は第1面による像点P1′までの距
離1′,2は第2面での物点P2までの距離2,
および2′は第2面による像点P2′までの距離
2′である。
の第1面をν=1,第2面をν=2に対応させ
て、周囲媒質14、第1層11、第2層12の屈
折率が各々N1,N2≡N1′,N3≡N2′であり、第1
面と第2面の曲率半径r1,r2は共に正なのでR1,
R2と書き代え、同心であることから、2=
1′である。なお、1は第1面での物点P1までの
距離1′,1′は第1面による像点P1′までの距
離1′,2は第2面での物点P2までの距離2,
および2′は第2面による像点P2′までの距離
2′である。
これらの関係を考慮して、上式(5)でν=1を第
1面,ν=2を第2面に対応させ、周囲媒質、第
1,2層の屈折率を各々N1,N2≡N1′,N3≡
N2′とし、第1,2面の曲率半径r1,r2は共に正
でR1,R2とおく。ν=1の式をν=2の式に代
入して、 1/N2′2′=2 〓 〓=1N〓′−N〓/N〓N〓′R〓+1/N1 1+2 〓 〓 〓=1N〓′−N〓/2N〓′2R〓(1−R〓2/〓〓′)
sin2i〓 すなわち、次式(6)が得られる。
1面,ν=2を第2面に対応させ、周囲媒質、第
1,2層の屈折率を各々N1,N2≡N1′,N3≡
N2′とし、第1,2面の曲率半径r1,r2は共に正
でR1,R2とおく。ν=1の式をν=2の式に代
入して、 1/N2′2′=2 〓 〓=1N〓′−N〓/N〓N〓′R〓+1/N1 1+2 〓 〓 〓=1N〓′−N〓/2N〓′2R〓(1−R〓2/〓〓′)
sin2i〓 すなわち、次式(6)が得られる。
1/N2′2′=ψT+1/N1 1+ΔT …(6)
ここで、ΔT=Δ1+Δ2,ψT=ψ1+ψ2,ψ〓(ν=
1,2)は(3)式で用いたものと同じとする。
1,2)は(3)式で用いたものと同じとする。
第1面と第2面への入射角の関係は第1図にお
いてスネルの屈折則と三角公式を用いて、次式(7)
となる。
いてスネルの屈折則と三角公式を用いて、次式(7)
となる。
sin i2=(R1/R2)(N1/N2)sini1 …(7)
収差補正は、(6)式の右辺第1頁のパワー(ψT)
を正にしたまま、第3項の収差項(ΔT)を0に
すればよい。(6)式に(5)式の近軸式と(7)式を代入し
て、収差項ΔTは次式(8)となる。
を正にしたまま、第3項の収差項(ΔT)を0に
すればよい。(6)式に(5)式の近軸式と(7)式を代入し
て、収差項ΔTは次式(8)となる。
ΔT=1/2[ψ1/n1′+ψ2/n1′n2′(R1/R2)2
−N1 2R1 2ψTψ1ψ2−ψTR1 2/n2′1 2′]×sin2i
1…(8) ここで、(3)式で用いたと同様に、 n1′=N′1/N1,n2′=N2′/N1,ψ〓=N〓′−N〓/
N〓N〓′R〓(ν=1,2),ψT=ψ1+ψ2 とおいた。なお、この収差項ΔTは収差そのもの
を意味しない。
1…(8) ここで、(3)式で用いたと同様に、 n1′=N′1/N1,n2′=N2′/N1,ψ〓=N〓′−N〓/
N〓N〓′R〓(ν=1,2),ψT=ψ1+ψ2 とおいた。なお、この収差項ΔTは収差そのもの
を意味しない。
いま、収差補正(ΔT=0)の目安をつけるた
め式(8)の主要な第1,2項のみ考えると(第3,
4項は通常1桁小さい値で無視できる)、ψT>0
(全体として凸レンズ)にしてΔT=0にするため
にはψ1>0,ψ2<0、すなわち第2層(N2′)が
1層(N1′)より低屈折率で(N1′>N2′>N1)、
第1,2面曲率半径に少なくともR1>√2′R2の
関係に選ぶことが必要である。
め式(8)の主要な第1,2項のみ考えると(第3,
4項は通常1桁小さい値で無視できる)、ψT>0
(全体として凸レンズ)にしてΔT=0にするため
にはψ1>0,ψ2<0、すなわち第2層(N2′)が
1層(N1′)より低屈折率で(N1′>N2′>N1)、
第1,2面曲率半径に少なくともR1>√2′R2の
関係に選ぶことが必要である。
具体的な数値例を示すと、第1図において平行
入射の場合(1/1=0)として、n1′=N1′/
N1=1.5,(1.6),同じ順にn2′=N2′/N1=1.4,
(1.5),とすると(8)式の3次近似計算により各々
R2/R1=0.462,(0.414)でΔT=0になる。その
ときのレンズパワーとその配分ψT(=ψ1+ψ2)
は、R1=1に対して各々ψT=0.23(=0.33−0.1),
ψT=0.275(=0.375−0.1)となる。すなわち、本
例では第2面の凹レンズ効果により約30%のパワ
ー損失を伴なうが、3次収差ΔTを0にできる。
入射の場合(1/1=0)として、n1′=N1′/
N1=1.5,(1.6),同じ順にn2′=N2′/N1=1.4,
(1.5),とすると(8)式の3次近似計算により各々
R2/R1=0.462,(0.414)でΔT=0になる。その
ときのレンズパワーとその配分ψT(=ψ1+ψ2)
は、R1=1に対して各々ψT=0.23(=0.33−0.1),
ψT=0.275(=0.375−0.1)となる。すなわち、本
例では第2面の凹レンズ効果により約30%のパワ
ー損失を伴なうが、3次収差ΔTを0にできる。
光線追跡によると上記より大きい値R2/R1=
0.5,(0.455)で各々NA0.17,(0.2)の範囲で
収差を|TSAnax|/R10.002にできることがわ
かる。それは5次以上の収差を打ち消すよう3次
収差を幾分残した方がよいことを意味する。すな
わち、正確な計算で得られる最適なR2/R1の値
は約1.1倍大きくなる。従つて、R2/R1を上述の
式(2)が成立する範囲に選択できる。
0.5,(0.455)で各々NA0.17,(0.2)の範囲で
収差を|TSAnax|/R10.002にできることがわ
かる。それは5次以上の収差を打ち消すよう3次
収差を幾分残した方がよいことを意味する。すな
わち、正確な計算で得られる最適なR2/R1の値
は約1.1倍大きくなる。従つて、R2/R1を上述の
式(2)が成立する範囲に選択できる。
γR2/R1<1.1γ
C 波長分波器
第3図は、第1図の本発明同心2層先球ロツド
レンズ10を波長分波器に適用した実施例を示
す。第3図に示すように、入光用光フアイバ15
Aからの波長多重光はレンズ10で平行光にされ
て回折格子16に入射し、その波長λ1,λ2,λ3…
に応じた方向に反射される。反射された一次回折
光は再びレンズ10を通り隣り合つた光フアイバ
列15Bに送られる。いま、光フアイバ15A,
15Bの外径を125μmとし、波長多重数を8とす
ると、少なくとも0.125×(8+2)=1.25mmの半
分の像高まで低収差で使えるレンズが必要にな
る。
レンズ10を波長分波器に適用した実施例を示
す。第3図に示すように、入光用光フアイバ15
Aからの波長多重光はレンズ10で平行光にされ
て回折格子16に入射し、その波長λ1,λ2,λ3…
に応じた方向に反射される。反射された一次回折
光は再びレンズ10を通り隣り合つた光フアイバ
列15Bに送られる。いま、光フアイバ15A,
15Bの外径を125μmとし、波長多重数を8とす
ると、少なくとも0.125×(8+2)=1.25mmの半
分の像高まで低収差で使えるレンズが必要にな
る。
そこで、レンズ第1層11をポリスチレン(nD
=1.59,アツベ数μ=31)、またはポリカーボネ
イト(nD=1.59,μ=30)、第2層12をポリメ
チルメタクリレート(nD=1.49,μ=57)または
アクリル(nD=1.49,μ=57)としたとき、平行
光入射で3次収差ΔT=0にするには、(8)式から
R2/R1=0.42とすればよいことが分かる。なお、
光線追跡によると、上述の0.42の値よりわずかに
大きい値R2/R1=0.46で、NA0.2の範囲におい
て(横収差)/R10.002できるので、R2/R1値
としてはこの値0.46を採用する。パワーψT=
0.271/R1であり、(6)式の第1項により同心点C
−像面がP′間距離2′は2 ′=1/(N2′ψT)=2.48R1 …(9) となる。
=1.59,アツベ数μ=31)、またはポリカーボネ
イト(nD=1.59,μ=30)、第2層12をポリメ
チルメタクリレート(nD=1.49,μ=57)または
アクリル(nD=1.49,μ=57)としたとき、平行
光入射で3次収差ΔT=0にするには、(8)式から
R2/R1=0.42とすればよいことが分かる。なお、
光線追跡によると、上述の0.42の値よりわずかに
大きい値R2/R1=0.46で、NA0.2の範囲におい
て(横収差)/R10.002できるので、R2/R1値
としてはこの値0.46を採用する。パワーψT=
0.271/R1であり、(6)式の第1項により同心点C
−像面がP′間距離2′は2 ′=1/(N2′ψT)=2.48R1 …(9) となる。
さらに、回折格子16の格子間隔d、波長多重
の隣接波長差δλ、中心波長λ、光フアイバ外径
Dとすると、波長多重波の一回折波が一列に並べ
られた光フアイバに分離できるための条件は次式
(10)となる。
の隣接波長差δλ、中心波長λ、光フアイバ外径
Dとすると、波長多重波の一回折波が一列に並べ
られた光フアイバに分離できるための条件は次式
(10)となる。
δλ/d2′D …(10)
仮に、D=125μm、δλ=0.04μm、d=2μmと
すると、(10)式から2′6.25mmとなり、(9)式にこ
の2′の値を代入すると、第1面の曲率半径R1
2.5mmが必要になる。いま、R1=2.5mmとして光軸
附近で使うときの横収差は、上述の光線追跡の結
果により開口数NA0.2の範囲で、5μmになる。
すると、(10)式から2′6.25mmとなり、(9)式にこ
の2′の値を代入すると、第1面の曲率半径R1
2.5mmが必要になる。いま、R1=2.5mmとして光軸
附近で使うときの横収差は、上述の光線追跡の結
果により開口数NA0.2の範囲で、5μmになる。
従つて、光フアイバ15A,15Bがシングル
モード用(例えばコア径10μmφ,NA0.1)
であれば、そのコア径内にほぼ収差が収まり、レ
ンズ10の開口数NAが光フアイバ15Aの開口
数NAより大きい分(0.2−0.1=0.1)だけ傾いた
光軸で、すなわち像高6.25×0.10.63(mm)まで
使える。これにより、レンズ10には約10本の光
フアイバ15が並べられるので、波長多重数は8
である(第3図において0次回折光の位置が空
く)。
モード用(例えばコア径10μmφ,NA0.1)
であれば、そのコア径内にほぼ収差が収まり、レ
ンズ10の開口数NAが光フアイバ15Aの開口
数NAより大きい分(0.2−0.1=0.1)だけ傾いた
光軸で、すなわち像高6.25×0.10.63(mm)まで
使える。これにより、レンズ10には約10本の光
フアイバ15が並べられるので、波長多重数は8
である(第3図において0次回折光の位置が空
く)。
さて、このような分波器用レンズでは、光波長
が広範囲にわたるときには、色消しの必要、すな
わち、波長の違いによる焦点距離の違いを無くさ
なければならない。
が広範囲にわたるときには、色消しの必要、すな
わち、波長の違いによる焦点距離の違いを無くさ
なければならない。
この色消し条件は次式(11)で与えられる。す
なわち、(6)式の収差項ΔTを省略して、 1/N2′2′=ψ1+ψ2+1/N1 1 ここで、ψ〓′=N〓′−N〓/N〓N〓′R〓(ν=1
,2) 平行入射として、1→∞で書き換えると、 1/N2′ 1/2′=N1′−N1/N1N1′ 1/R1+N2′
−N2/N2N2′ 1/R2N1′/N1=n1′,N2′/N1=n2′ とおき、N1=1(空気)とすると、 1/2′=(1−1/n1′)n2′/R1 +(n2′/n1′−1)1/R2 波長を変えたときの変化分は次式となる。
なわち、(6)式の収差項ΔTを省略して、 1/N2′2′=ψ1+ψ2+1/N1 1 ここで、ψ〓′=N〓′−N〓/N〓N〓′R〓(ν=1
,2) 平行入射として、1→∞で書き換えると、 1/N2′ 1/2′=N1′−N1/N1N1′ 1/R1+N2′
−N2/N2N2′ 1/R2N1′/N1=n1′,N2′/N1=n2′ とおき、N1=1(空気)とすると、 1/2′=(1−1/n1′)n2′/R1 +(n2′/n1′−1)1/R2 波長を変えたときの変化分は次式となる。
δ(1/2)=δn1′/n1′ n2′/R1+(1−1/n1
′)δn2′/R1+δn2′/n1′R2−n2′δn1′/n1′2R
2 波長で2′が変わらない条件はδ(1/2′)=
0,このとき、右辺は δn1′(n2′/n1′2 1/R1−n2′/R2n1′2)+{
(1−1/n1′)1/R1+1/n1′R2′}δn2′=0 である。この式を書き換えて、次式が得られる。
′)δn2′/R1+δn2′/n1′R2−n2′δn1′/n1′2R
2 波長で2′が変わらない条件はδ(1/2′)=
0,このとき、右辺は δn1′(n2′/n1′2 1/R1−n2′/R2n1′2)+{
(1−1/n1′)1/R1+1/n1′R2′}δn2′=0 である。この式を書き換えて、次式が得られる。
δn1′/δn2′={1/R+1/n1′(1/R2−1/
R1)}/[n2′/n1′2(1/R2−1/R1)] =n1′/n2′[1/R1/{1/n1′(1/R2−1/
R1)}+1]=n1′/n2′{1+n1′/R1/R2−1} ここで、δn1′/δn2′=D1/D2 とすれば次式(11)となる。すなわち、第1層
11と第2層12の媒質に着目する光波長帯での
分散係数(dn′ν/dλ;ν=1,2,λは波長)
D1,D2を次式(11)を満足するように選択すれ
ばよい。
R1)}/[n2′/n1′2(1/R2−1/R1)] =n1′/n2′[1/R1/{1/n1′(1/R2−1/
R1)}+1]=n1′/n2′{1+n1′/R1/R2−1} ここで、δn1′/δn2′=D1/D2 とすれば次式(11)となる。すなわち、第1層
11と第2層12の媒質に着目する光波長帯での
分散係数(dn′ν/dλ;ν=1,2,λは波長)
D1,D2を次式(11)を満足するように選択すれ
ばよい。
D1/D2=n1′/n2′[1+n1′/(R1/R2−1)]…
(11) 次に、本実施例がどの程度上式(11)を満足する
かを調べる。アツベ数μは、一般に次式(12)で
定義される。
(11) 次に、本実施例がどの程度上式(11)を満足する
かを調べる。アツベ数μは、一般に次式(12)で
定義される。
μ=(nB−1)/(nA−nC) …(12)
ここで、nA,nB,nCは用いる波長帯の内の波長
の低、中、高の順での屈折率とする。第1層11
と第2層12のアツベ数をμ1,μ2とすると、(11)
式の分散係数D1,D2との関係は次式(13)とな
る。
の低、中、高の順での屈折率とする。第1層11
と第2層12のアツベ数をμ1,μ2とすると、(11)
式の分散係数D1,D2との関係は次式(13)とな
る。
D1/D2=(μ2/μ1)(nB1−1)
/(nB2−1) …(13)
本実施例の第1層11、第2層12のn,μの
数値はD線(0.59μm)の値であるが、近似的に
光通信波長帯に使えるとして(13)式に代入する
と、D1/D21.6となる。
数値はD線(0.59μm)の値であるが、近似的に
光通信波長帯に使えるとして(13)式に代入する
と、D1/D21.6となる。
一方、R2/R1=0.46,n1′=1.59のときに、
(11)式の右辺2.5なので、略60%色消し条件が
満足されていることが分る。レンズ10の材質と
してガラス材を用いれば、その種類が多いので、
100%近く色消し条件を満足する選択が可能にな
る。
(11)式の右辺2.5なので、略60%色消し条件が
満足されていることが分る。レンズ10の材質と
してガラス材を用いれば、その種類が多いので、
100%近く色消し条件を満足する選択が可能にな
る。
例えば、第1層11にアツベ数(μ)が35〜40
程度のTiFN5,F8,F14,F5,F15,F3第2層
12にアツベ数70〜80程度のFK52,FK51,FK5
の1対を選べばよい。
程度のTiFN5,F8,F14,F5,F15,F3第2層
12にアツベ数70〜80程度のFK52,FK51,FK5
の1対を選べばよい。
以上述べた例はシングルモード光フアイバに適
したレンズのものであるが、多モード光フアイバ
ー(例えば、コア径50μm.NA0.2)を使う場合に
は、レンズの開口数NAを高くするように第1層
11と第2層12の屈折率を各々1.7,1.6程度に
し、色消しのためのアツベ数として各々30,60程
度のものを選ぶ。例えば、第1層11にSF15,
BaSF14,BaSF55,SFN64,SF1,SF18,
SF10,SF53などの材質を選択し,第2層12に
SK5,SK13,DSK52,SK14,SK7,SK3,SK4
などの材質を選択する。
したレンズのものであるが、多モード光フアイバ
ー(例えば、コア径50μm.NA0.2)を使う場合に
は、レンズの開口数NAを高くするように第1層
11と第2層12の屈折率を各々1.7,1.6程度に
し、色消しのためのアツベ数として各々30,60程
度のものを選ぶ。例えば、第1層11にSF15,
BaSF14,BaSF55,SFN64,SF1,SF18,
SF10,SF53などの材質を選択し,第2層12に
SK5,SK13,DSK52,SK14,SK7,SK3,SK4
などの材質を選択する。
D マトリツクス光交換器
第4図は本発明レンズをマトリツクス光交換器
に適用した実施例の概略を示す。ここで、30は
第1図の同心2層先球ロツドレンズを多数並列に
または立体的に一体に連結して形成した1次元
(列)または2次元(面)のアレーレンズであり、
本図のように第2層12の基板上に半円状波形の
第1層11を積層している。また、各アレーレン
ズ30の後端面には、それぞれ光フアイバ群31
A〜31Dを各先球部13に対応して接続してい
る。35は前後左右の四方に配設した4体のアレ
ーレンズ30の囲の中で移動自在に設置されたビ
ームスプリツタであり、アレーレンズ30を介し
ての光フアイバ間の光の交換を行う。
に適用した実施例の概略を示す。ここで、30は
第1図の同心2層先球ロツドレンズを多数並列に
または立体的に一体に連結して形成した1次元
(列)または2次元(面)のアレーレンズであり、
本図のように第2層12の基板上に半円状波形の
第1層11を積層している。また、各アレーレン
ズ30の後端面には、それぞれ光フアイバ群31
A〜31Dを各先球部13に対応して接続してい
る。35は前後左右の四方に配設した4体のアレ
ーレンズ30の囲の中で移動自在に設置されたビ
ームスプリツタであり、アレーレンズ30を介し
ての光フアイバ間の光の交換を行う。
本図に示すように、光フアイバ端13Aからの
光信号をビームスプリツタ35を介してモニタ用
光フアイバ31Cで受信し、この光フアイバ31
Cにより継ぐべき相手側番号を読みとり、不図示
のサーボ駆動系ビームスプリツタ5を移動させて
相手側フアイバ端31Bに光信号を送るものであ
る。加入者数が多くなる程、アレーレンズ30間
の長い距離を平行ビーム(コリメートビーム)3
6が走るので、低収差のレンズが必要であり、ま
たアレーレンズ30としては多数個のレンズを並
べるので、モールド技術で一体成形し易いレンズ
構成が望まれる。例えばアレーレンズ30に樹脂
を用い、その第1層11、第2層12の各々の列
を別々に一体成形して、その後に張り合わせれば
上述の要請を略満足できるレンズが容易に得られ
る。
光信号をビームスプリツタ35を介してモニタ用
光フアイバ31Cで受信し、この光フアイバ31
Cにより継ぐべき相手側番号を読みとり、不図示
のサーボ駆動系ビームスプリツタ5を移動させて
相手側フアイバ端31Bに光信号を送るものであ
る。加入者数が多くなる程、アレーレンズ30間
の長い距離を平行ビーム(コリメートビーム)3
6が走るので、低収差のレンズが必要であり、ま
たアレーレンズ30としては多数個のレンズを並
べるので、モールド技術で一体成形し易いレンズ
構成が望まれる。例えばアレーレンズ30に樹脂
を用い、その第1層11、第2層12の各々の列
を別々に一体成形して、その後に張り合わせれば
上述の要請を略満足できるレンズが容易に得られ
る。
さらに、送信、並びに受信用光フアイバ31
A,31Bにシングルモード光フアイバ(コア径
10μm,NA0.1)を用いれば、アレーレンズ30
から出射する平行ビーム36の直径Bは、次式
(14)で与えられる。
A,31Bにシングルモード光フアイバ(コア径
10μm,NA0.1)を用いれば、アレーレンズ30
から出射する平行ビーム36の直径Bは、次式
(14)で与えられる。
B2(2′+R1)NA/N2′0.5R1 …(14)
このときの回折によるビームの発散半角δdifは
次式(15)となる。
次式(15)となる。
δdifλ/B …(15)
また、収差によるビームの乱れ角δabは次式
(16)となる。
(16)となる。
δab0.002 R1N2′/(2′+R1) …(16)
δdifδabを設計の目安とすると、λ1.3μmと
してR13mmとなる。このときの平行ビーム3
6は300mm走つて+0.3mm拡がる程度なので、その
平行性は比較的良く、この拡がりを許容するなら
ば、約50×50のマトリツクス光交換器用レンズ3
0ができる。
してR13mmとなる。このときの平行ビーム3
6は300mm走つて+0.3mm拡がる程度なので、その
平行性は比較的良く、この拡がりを許容するなら
ば、約50×50のマトリツクス光交換器用レンズ3
0ができる。
以上説明したように、本発明によれば以下の効
果が得られる。
果が得られる。
光フアイバなどの光学素子との密着・一体性
を保ちながら、簡単な同心2球面構成で球面収
差とコマ収差の補正ができ、さらに2層材質の
選択によつて色収差補正ができる。
を保ちながら、簡単な同心2球面構成で球面収
差とコマ収差の補正ができ、さらに2層材質の
選択によつて色収差補正ができる。
成形性のよい材質(例えば、樹脂)をレンズ
材として使用すればモールド技術で多数個を同
時に一体成形することができ、そのままアレー
レンズとしても、また切り離して個別レンズと
しても使用できる。
材として使用すればモールド技術で多数個を同
時に一体成形することができ、そのままアレー
レンズとしても、また切り離して個別レンズと
しても使用できる。
性能、機能、および量産性に於て、近年のマ
イクロオプテイクスの要求に答えることのでき
るレンズの提供ができる。
イクロオプテイクスの要求に答えることのでき
るレンズの提供ができる。
第1図は本発明の同心2層先球ロツドレンズの
構成例を示す拡大断面図、第2図は従来の先球ロ
ツドレンズの構成を示す拡大断面図、第3図は第
1図の本発明ロツドレンズを波長分波器に用いた
実施例を示す正面図、第4図は本発明レンズをマ
トリツクス光交換器に用いた実施例を示す平面図
である。 10……同心2層先球ロツドレンズ、11……
第1層、12……第2層、13……先球部、1
4,24……媒質、20……先球ロツドレンズ、
15,15A,15B……光フアイバ、16……
回折格子、30……アレーレンズ、31A〜31
C……光フアイバ、35……ビームスプリツタ、
36……平行ビーム。
構成例を示す拡大断面図、第2図は従来の先球ロ
ツドレンズの構成を示す拡大断面図、第3図は第
1図の本発明ロツドレンズを波長分波器に用いた
実施例を示す正面図、第4図は本発明レンズをマ
トリツクス光交換器に用いた実施例を示す平面図
である。 10……同心2層先球ロツドレンズ、11……
第1層、12……第2層、13……先球部、1
4,24……媒質、20……先球ロツドレンズ、
15,15A,15B……光フアイバ、16……
回折格子、30……アレーレンズ、31A〜31
C……光フアイバ、35……ビームスプリツタ、
36……平行ビーム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ロツド端面に集光点または発光点が位置する
先球ロツドレンズにおいて、該レンズの先球部を
第1層と第2層からなる2層に形成し、かつ前記
先球部の周囲媒質(屈折率N1)と前記第1層
(屈折率N1′≡N2)、および該第1層と前記第2層
(屈折率N2′≡N3)の境界面を互いに同心球面
(曲率半径R1,R2)に形成し、該曲率半径の比
R2/R1を下記(A)式の範囲に選択したことを特徴
とするレンズ。 γR2/R1<1.1γ …(A) ここで、γは下記(B)式を満足するR2/R1の値。 ψ1/n1′+ψ2/n1′n2′(R1/R2)2−N1 2R1 2ψTψ
1ψ2−R1 2ψT/n2′1 2′=0…(B) ここで、 n1′=N1′/N1, n2′=N2′/N1′, ψ〓=N〓′−N〓/N〓N〓′R〓(ν=1,2),
ψT=ψ1 +ψ2 であり、1,2′は前記同心球面の同心点から
前記周囲媒質を進む光線と光軸の交わる点、およ
び前記第2層中を進む光線と光軸の交わる点まで
の距離。 2 集光点または発光点が位置する前記ロツド端
面は前記同心球面の同心点と前記像点間距離を半
径とする球面に形成されたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のレンズ。 3 前記第1層の媒質と前記第2層の媒質の着目
する光波長帯での分散係数(dn〓′/dλ;ν=1,
2;λは波長)D1,D2は次式(C)を満足するよう
に選択されたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項または第2項記載のレンズ。 D1/D2=n1′/n2′〔1+n1′/(R1/R2−1)〕…
(C) 4 1次元、もしくは2次元アレー状に一体成形
された特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
の項に記載のレンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11014785A JPS61269107A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11014785A JPS61269107A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | レンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61269107A JPS61269107A (ja) | 1986-11-28 |
| JPH0263207B2 true JPH0263207B2 (ja) | 1990-12-27 |
Family
ID=14528235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11014785A Granted JPS61269107A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61269107A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8848295B2 (en) * | 2009-10-06 | 2014-09-30 | Duke University | Gradient index lenses and methods with zero spherical aberration |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP11014785A patent/JPS61269107A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61269107A (ja) | 1986-11-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |