JPH026481Y2 - - Google Patents
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- JPH026481Y2 JPH026481Y2 JP9423283U JP9423283U JPH026481Y2 JP H026481 Y2 JPH026481 Y2 JP H026481Y2 JP 9423283 U JP9423283 U JP 9423283U JP 9423283 U JP9423283 U JP 9423283U JP H026481 Y2 JPH026481 Y2 JP H026481Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- record
- water
- cartridge
- pure water
- wiping
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- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はベルベツトなどの布または多孔質で吸
水性に富む軟質の合成樹脂等を払拭体として使用
するレコードクリーナにおいて、払拭体に適量の
脱塩水(以下、純水という)を含浸せしめてレコ
ード面を清拭するために、レコードクリーナの内
部に小型のカートリツジ式純水製造器を設けたこ
と及び払拭体をレコードクリーナから着脱自在と
して交換可能に構成したことを特徴とするレコー
ドクリーナに関するものである。
水性に富む軟質の合成樹脂等を払拭体として使用
するレコードクリーナにおいて、払拭体に適量の
脱塩水(以下、純水という)を含浸せしめてレコ
ード面を清拭するために、レコードクリーナの内
部に小型のカートリツジ式純水製造器を設けたこ
と及び払拭体をレコードクリーナから着脱自在と
して交換可能に構成したことを特徴とするレコー
ドクリーナに関するものである。
従来のレコードクリーナの払拭体としては、ベ
ルベツトなどの柔かい毛羽だつた布を用いたもの
が多用されているが、この払拭体が乾燥状態であ
るために払拭によるレコード面との摩擦によつて
発生する静電気によつて空気中の微細な粒子がレ
コード面に吸着されてしまい、拭い取りの効果を
よくするためには帯電防止液をレコード面にスプ
レーするか払拭体に含浸せしめる必要が多かつ
た。この種の帯電防止液は当然のこと乍らレコー
ド材質に対して悪影響をもたらさないよう配慮さ
れている筈ではあるが、レコード音溝面への蒸発
後の不純物残査の付着という点では必らずしも安
心して使用できないものもあり、また払拭体より
の繊維くずの発生によるレコード再生時の不具合
も生じている。また、払拭体は交換できないもの
であつた。
ルベツトなどの柔かい毛羽だつた布を用いたもの
が多用されているが、この払拭体が乾燥状態であ
るために払拭によるレコード面との摩擦によつて
発生する静電気によつて空気中の微細な粒子がレ
コード面に吸着されてしまい、拭い取りの効果を
よくするためには帯電防止液をレコード面にスプ
レーするか払拭体に含浸せしめる必要が多かつ
た。この種の帯電防止液は当然のこと乍らレコー
ド材質に対して悪影響をもたらさないよう配慮さ
れている筈ではあるが、レコード音溝面への蒸発
後の不純物残査の付着という点では必らずしも安
心して使用できないものもあり、また払拭体より
の繊維くずの発生によるレコード再生時の不具合
も生じている。また、払拭体は交換できないもの
であつた。
本考案は、蒸発固形物を含まぬ純水を払拭体に
含浸せしめることでレコード面音溝内に液体の蒸
発による残存物の付着を全く防止できることに着
目し、一般的には簡単に入手が困難な純水をレコ
ードクリーナ内部に設けた小型の純水製造用カー
トリツジにて払拭体に適量を含浸せしめ得るよう
な構造としたものである。更に払拭体よりの繊維
くず等の発生を極度に嫌う場合には、払拭体とし
て多孔質の吸収性に富む柔軟な合成樹脂体を使用
することが可能なるようになしてあり、また、汚
れた払拭体は交換でき得るようにも構成したこと
を特徴としているものである。
含浸せしめることでレコード面音溝内に液体の蒸
発による残存物の付着を全く防止できることに着
目し、一般的には簡単に入手が困難な純水をレコ
ードクリーナ内部に設けた小型の純水製造用カー
トリツジにて払拭体に適量を含浸せしめ得るよう
な構造としたものである。更に払拭体よりの繊維
くず等の発生を極度に嫌う場合には、払拭体とし
て多孔質の吸収性に富む柔軟な合成樹脂体を使用
することが可能なるようになしてあり、また、汚
れた払拭体は交換でき得るようにも構成したこと
を特徴としているものである。
以下、図面に基いて本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案のレコードクリーナの縦断面図
であり、第2図は第1図のレコードクリーナより
ピストンシリンダを取り除いた状態のA−A線縦
断面図であり、図中1はレコードクリーナであつ
て、その本体の上部は把手部19となつている。
2はレコードクリーナ1の本体の把手部19内に
設けた給水用水室、3は給水用水室2内に挿入さ
れた取外し自由のピストンシリンダ、4はレコー
ドクリーナ1の本体の把手部内に挿入した純水製
造用カートリツジ、5は純水製造用カートリツジ
の固定用キヤツプ、6はレコードクリーナ1の本
体の下部に着脱自在に装置された払拭体をそれぞ
れ示しており、11はレコードクリーナ1の本体
の下部に設けた純水の分散室で、12は分散室1
1に接して設けた分散板、13は給水用水室2と
純水製造用カートリツジ4の一端に連絡する水
路、14は純水製造用カートリツジ4の他の一端
と分散室11とを連絡する水路である。
であり、第2図は第1図のレコードクリーナより
ピストンシリンダを取り除いた状態のA−A線縦
断面図であり、図中1はレコードクリーナであつ
て、その本体の上部は把手部19となつている。
2はレコードクリーナ1の本体の把手部19内に
設けた給水用水室、3は給水用水室2内に挿入さ
れた取外し自由のピストンシリンダ、4はレコー
ドクリーナ1の本体の把手部内に挿入した純水製
造用カートリツジ、5は純水製造用カートリツジ
の固定用キヤツプ、6はレコードクリーナ1の本
体の下部に着脱自在に装置された払拭体をそれぞ
れ示しており、11はレコードクリーナ1の本体
の下部に設けた純水の分散室で、12は分散室1
1に接して設けた分散板、13は給水用水室2と
純水製造用カートリツジ4の一端に連絡する水
路、14は純水製造用カートリツジ4の他の一端
と分散室11とを連絡する水路である。
第3図はレコードクリーナ1の本体を示すもの
で、15は純水製造用カートリツジ4の収納室
で、16はキヤツプ5を着脱可能にレコードクリ
ーナ1に取り付けるねじ込み部(キヤツプを圧入
するなどのねじ込み以外の構造でもよい)で、水
路13が通じている。17は払拭体6の装着部
で、18は分散板12に設けられた純水分配用小
穴、19はレコードクリーナ1の本体の把手部で
指先で押えやすく構成している。
で、15は純水製造用カートリツジ4の収納室
で、16はキヤツプ5を着脱可能にレコードクリ
ーナ1に取り付けるねじ込み部(キヤツプを圧入
するなどのねじ込み以外の構造でもよい)で、水
路13が通じている。17は払拭体6の装着部
で、18は分散板12に設けられた純水分配用小
穴、19はレコードクリーナ1の本体の把手部で
指先で押えやすく構成している。
第4図はピストンシリンダ3の詳細図であつ
て、ピストンシリンダ3の一端にはOリング31
を装着させてあり、他の一端はシリンダ3より径
を大きくした鍔32を形成させ、シリンダ3の内
部を細い貫通穴33を設けてある。
て、ピストンシリンダ3の一端にはOリング31
を装着させてあり、他の一端はシリンダ3より径
を大きくした鍔32を形成させ、シリンダ3の内
部を細い貫通穴33を設けてある。
第5図は純水製造用カートリツジ4の詳細図で
あつて、カートリツジ4の一端には小穴41を複
数個設けて純水出口となし、他の一端は開放にし
てある。カートリツジ4の開放端側には鍔42を
設けるとともにカートリツジ4内にイオン交換体
43を充填する。イオン交換体43としては強酸
性陽イオン交換樹脂または強酸性陽イオン交換繊
維の水素形のものと強塩基性陰イオン交換樹脂ま
たは強塩基性陰イオン交換繊維の水酸基のものと
の混合体を使用する。44は開放部に設けたイオ
ン交換体は通過しないが水は通過するフイルタ、
45はカートリツジ4の純水出口部の内面に設け
たフイルタで、やはりイオン交換体は通過しない
が水は通過するフイルタである。
あつて、カートリツジ4の一端には小穴41を複
数個設けて純水出口となし、他の一端は開放にし
てある。カートリツジ4の開放端側には鍔42を
設けるとともにカートリツジ4内にイオン交換体
43を充填する。イオン交換体43としては強酸
性陽イオン交換樹脂または強酸性陽イオン交換繊
維の水素形のものと強塩基性陰イオン交換樹脂ま
たは強塩基性陰イオン交換繊維の水酸基のものと
の混合体を使用する。44は開放部に設けたイオ
ン交換体は通過しないが水は通過するフイルタ、
45はカートリツジ4の純水出口部の内面に設け
たフイルタで、やはりイオン交換体は通過しない
が水は通過するフイルタである。
第6図は固定用キヤツプ5の詳細図であつて、
ねじ込み式キヤツプを図示してあるが、圧入式の
ものでも同一構造を採用できる。51はねじ込み
部の切欠きであつて、レコードクリーナのねじ込
み部16にねじ込んだ場合に水路13と合致する
ような位置になればよい。52はパツキングであ
つて、ねじ込み部分より外部への水の洩れを防止
するために設ける。
ねじ込み式キヤツプを図示してあるが、圧入式の
ものでも同一構造を採用できる。51はねじ込み
部の切欠きであつて、レコードクリーナのねじ込
み部16にねじ込んだ場合に水路13と合致する
ような位置になればよい。52はパツキングであ
つて、ねじ込み部分より外部への水の洩れを防止
するために設ける。
以上に説明した各種の部分の材料としては合成
樹脂が好ましく、払拭体6としては親水性・吸水
性に富む海綿状の柔かな合成樹脂がよいが、良質
のベルベツトなどの布状のものでも可能であり、
また、海綿状合成樹脂を芯として布で包んだもの
もよい。
樹脂が好ましく、払拭体6としては親水性・吸水
性に富む海綿状の柔かな合成樹脂がよいが、良質
のベルベツトなどの布状のものでも可能であり、
また、海綿状合成樹脂を芯として布で包んだもの
もよい。
次に本考案のレコードクリーナの使用法を説明
すると、まず、ピストンシリンダ3を取り外して
レコードクリーナ1のキヤツプ5が下側になるよ
うな状態で給水用水室2に水道水等の水を満た
す。次にピストンシリンダ3を浅く挿入した後ピ
ストンシリンダ3を貫通している貫通穴33の先
端を指先で圧着しながらレコードクリーナ1の払
拭体6が下側になるよう持ち変え、ピストンシリ
ンダ3を徐々にレコードクリーナ1内へ圧入す
る。以上の操作によつて給水用水室2内の水が固
定用キヤツプ5の切欠き部51を経て純水製造用
カートリツジ4のイオン交換体43を通過して純
水となつて分散室11に入り、分散板12の分配
用小穴18よりほぼ均一的に払拭体6へ吸収する
ことができるので、この純水を含浸した払拭体6
にてレコード面に軽く圧着しながら払拭すれば、
圧着力は意識しなくとも自然に強弱の変化が生じ
るので、払拭体6に含浸された純水は払拭体6の
圧縮度合に応じてレコード面と払拭体6とを何回
も往復することになり、単に拭くことによる比較
的大きなほこりの除去と共に、肉眼では見難いよ
うな微細なほこりをも水分と一諸に払拭体6へ吸
収することができる効果があり、また、水分があ
るために払拭による摩擦静電気の発生がないので
一旦払拭したレコード面が空気中に浮遊するほこ
りを吸着することがなく、レコードクリーナ1と
しての完全な機能を発揮する。
すると、まず、ピストンシリンダ3を取り外して
レコードクリーナ1のキヤツプ5が下側になるよ
うな状態で給水用水室2に水道水等の水を満た
す。次にピストンシリンダ3を浅く挿入した後ピ
ストンシリンダ3を貫通している貫通穴33の先
端を指先で圧着しながらレコードクリーナ1の払
拭体6が下側になるよう持ち変え、ピストンシリ
ンダ3を徐々にレコードクリーナ1内へ圧入す
る。以上の操作によつて給水用水室2内の水が固
定用キヤツプ5の切欠き部51を経て純水製造用
カートリツジ4のイオン交換体43を通過して純
水となつて分散室11に入り、分散板12の分配
用小穴18よりほぼ均一的に払拭体6へ吸収する
ことができるので、この純水を含浸した払拭体6
にてレコード面に軽く圧着しながら払拭すれば、
圧着力は意識しなくとも自然に強弱の変化が生じ
るので、払拭体6に含浸された純水は払拭体6の
圧縮度合に応じてレコード面と払拭体6とを何回
も往復することになり、単に拭くことによる比較
的大きなほこりの除去と共に、肉眼では見難いよ
うな微細なほこりをも水分と一諸に払拭体6へ吸
収することができる効果があり、また、水分があ
るために払拭による摩擦静電気の発生がないので
一旦払拭したレコード面が空気中に浮遊するほこ
りを吸着することがなく、レコードクリーナ1と
しての完全な機能を発揮する。
払拭体6に繊維くずの発生のない材料を使用す
ればLPレコードはもとより、デジタル信号を録
音したコンパクトデイスク用のレコード面の清拭
にも最適である。
ればLPレコードはもとより、デジタル信号を録
音したコンパクトデイスク用のレコード面の清拭
にも最適である。
純水製造用カートリツジ4のイオン交換体43
の能力が無くなつた場合には交換を必要とする
が、例えばカートリツジ4を透明なプラスチツク
で作り、充填するイオン交換体43に消耗の度合
に応じて変色するような着色イオン交換体を使用
して置けば、ときどき純水製造用カートリツジ4
を取り出して点検することで交換時期を判断し得
る。払拭体6も汚れが目立てば交換すればよく、
これら消耗品を補充することで半永久的に使用で
きるのも本考案の特徴である。
の能力が無くなつた場合には交換を必要とする
が、例えばカートリツジ4を透明なプラスチツク
で作り、充填するイオン交換体43に消耗の度合
に応じて変色するような着色イオン交換体を使用
して置けば、ときどき純水製造用カートリツジ4
を取り出して点検することで交換時期を判断し得
る。払拭体6も汚れが目立てば交換すればよく、
これら消耗品を補充することで半永久的に使用で
きるのも本考案の特徴である。
次に本考案の実施例を説明する。
実施例
第1図の構造に基いてレコードクリーナの本体
関係を硬質合成樹脂にて、また、払拭体の海綿状
の合成樹脂としては含水すると柔軟化するポリビ
ニールフオルマールにて製造した。払拭面の大き
さは短辺40mm、長辺100mmの矩形状であり、払拭
体は純水で含水柔軟化させてから水が出ない程度
にまで堅く絞つてレコードクリーナ本体下部に押
し込んで装着させた。
関係を硬質合成樹脂にて、また、払拭体の海綿状
の合成樹脂としては含水すると柔軟化するポリビ
ニールフオルマールにて製造した。払拭面の大き
さは短辺40mm、長辺100mmの矩形状であり、払拭
体は純水で含水柔軟化させてから水が出ない程度
にまで堅く絞つてレコードクリーナ本体下部に押
し込んで装着させた。
純水製造用カートリツジとしては、透明な硬質
合成樹脂製の外径13mm、内径12mmの筒を加工して
使用し、内部には水素形にした強酸性陽イオン交
換樹脂の3mlと水酸基形にした強塩基性陰イオン
交換樹脂の6mlとを混合して充填した。レコード
クリーナ内部の水室は内径14mmとし、その容積は
約14mlである。ピストンシリンダーは外径13mmの
硬質合成樹脂にて、シリンダー内部の貫通穴は
1.5mmとしてあり、Oリング外面が水室の内径に
対して十分に密着したまま摺動できるようになし
た。純水分配用小穴は、1mm径のものを第1図お
よび第2図のような配列で14個設けてある。
合成樹脂製の外径13mm、内径12mmの筒を加工して
使用し、内部には水素形にした強酸性陽イオン交
換樹脂の3mlと水酸基形にした強塩基性陰イオン
交換樹脂の6mlとを混合して充填した。レコード
クリーナ内部の水室は内径14mmとし、その容積は
約14mlである。ピストンシリンダーは外径13mmの
硬質合成樹脂にて、シリンダー内部の貫通穴は
1.5mmとしてあり、Oリング外面が水室の内径に
対して十分に密着したまま摺動できるようになし
た。純水分配用小穴は、1mm径のものを第1図お
よび第2図のような配列で14個設けてある。
本文に述べた使用法のように水室に水道水を満
たしてピストンシリンダーにて水を払拭体へ押し
込んで純水として含浸させたものでレコード面を
払拭するに際し、効果の試験の目的であらかじめ
レコード面に径が5〜20μmのカオリン粒子0.1ml
を散布したものを払拭した。
たしてピストンシリンダーにて水を払拭体へ押し
込んで純水として含浸させたものでレコード面を
払拭するに際し、効果の試験の目的であらかじめ
レコード面に径が5〜20μmのカオリン粒子0.1ml
を散布したものを払拭した。
レコード音溝に沿うように全面を2回払拭した
後30倍のルーペを用いてレコード面を検視する試
験を10回繰り返した(払拭体は1回ごとに新品と
交換して行つた)結果、払拭後のレコード面に残
留するカオリン粒子の平均数は僅かに6〜7個で
あつて、十分に清拭の目的を達し得たことを確認
した。また、このような苛酷な試験ではなく、通
常のレコード再生状態での試験においては、レコ
ード面2回払拭後の30倍ルーペによる検視では、
ほこりらしきものは殆ど確認できなかつた。
後30倍のルーペを用いてレコード面を検視する試
験を10回繰り返した(払拭体は1回ごとに新品と
交換して行つた)結果、払拭後のレコード面に残
留するカオリン粒子の平均数は僅かに6〜7個で
あつて、十分に清拭の目的を達し得たことを確認
した。また、このような苛酷な試験ではなく、通
常のレコード再生状態での試験においては、レコ
ード面2回払拭後の30倍ルーペによる検視では、
ほこりらしきものは殆ど確認できなかつた。
払拭時及び払拭後の静電気発生の有無について
は、測定器による試験は行わずに、実際的な効果
の確認として発泡スチロールを微細に砕いて、そ
の約0.2mmより1mmの程度の粉末状のものを木板
上に散布して置き、払拭したレコード面を近づけ
て発泡スチロール粉末がレコード面に吸着される
か否かによつて判定したが、本発明によるレコー
ドクリーナの払拭では発泡スチロール粉末の吸着
は全く生ぜず、一般に使用されているベルベツト
を使用したレコードクリーナを乾燥状態で払拭し
た場合では大部分の発泡スチロール粉末がレコー
ド面に吸着してしまう結果との対比を得たので、
静電気発生によるほこりの吸着という悪影響の生
じないことを確認した。
は、測定器による試験は行わずに、実際的な効果
の確認として発泡スチロールを微細に砕いて、そ
の約0.2mmより1mmの程度の粉末状のものを木板
上に散布して置き、払拭したレコード面を近づけ
て発泡スチロール粉末がレコード面に吸着される
か否かによつて判定したが、本発明によるレコー
ドクリーナの払拭では発泡スチロール粉末の吸着
は全く生ぜず、一般に使用されているベルベツト
を使用したレコードクリーナを乾燥状態で払拭し
た場合では大部分の発泡スチロール粉末がレコー
ド面に吸着してしまう結果との対比を得たので、
静電気発生によるほこりの吸着という悪影響の生
じないことを確認した。
純水製造用カートリツジについては、給水に塩
含有量100mg/の水を用いて30ml/minの流速
で連続通水試験を行つた結果、純水出口の電気伝
導率の終末点を1.0μS/cmとして、2000mlの純水
収量を得た。従つて1回の使用量が15mlとすれば
約130回の使用に堪えられることになるが、これ
は給水の塩含有量によつて増減するものである。
含有量100mg/の水を用いて30ml/minの流速
で連続通水試験を行つた結果、純水出口の電気伝
導率の終末点を1.0μS/cmとして、2000mlの純水
収量を得た。従つて1回の使用量が15mlとすれば
約130回の使用に堪えられることになるが、これ
は給水の塩含有量によつて増減するものである。
給水の頻度は、レコードクリーナをレコード面
に軽く圧着したときに、払拭体から水が滲み出す
程度に保つのがよく、払拭体の含浸状態で左右さ
れるが、一日数枚程度のレコード再生を行う場合
であれば、未使用時には密閉ケース内に保存して
払拭体よりの水分蒸発防止を行うことにより、2
〜3日に1回の給水で十分であつた。
に軽く圧着したときに、払拭体から水が滲み出す
程度に保つのがよく、払拭体の含浸状態で左右さ
れるが、一日数枚程度のレコード再生を行う場合
であれば、未使用時には密閉ケース内に保存して
払拭体よりの水分蒸発防止を行うことにより、2
〜3日に1回の給水で十分であつた。
純水を使用することの効果の確認としては、新
品レコードを使用して噴霧器を使用して1枚には
水道水を、1枚には電気伝導率1.0μS/cmの純水
をそれぞれ20ml噴霧してから室内放置して蒸発乾
燥させることを5回繰り返してからレコード面を
15倍のルーペで検視したところ水道水を噴霧した
レコードには水中の溶解塩類の蒸発固形物の付着
が全面に薄い斑点として認められたが、純水を噴
霧したレコードには全く蒸発固形物が認められな
かつた。また、水道水による蒸発固形物の付着し
たレコードを本発明のレコードクリーナで2回払
拭してから同様の検視を行つたところ蒸発固形物
はいちじるしく減少しており、固形分が払拭体の
純水に再溶解して払拭されたことを示していた
が、微細な音溝内部にはまだ固形物の残存が認め
られ、一旦蒸発固形物が付着したものは完全な清
拭が困難であること、従つて純水による払拭の効
果は蒸発固形物をレコード面に付着させることが
無いのでレコードクリーナとして極めて好ましい
ものであることを確認し得た。
品レコードを使用して噴霧器を使用して1枚には
水道水を、1枚には電気伝導率1.0μS/cmの純水
をそれぞれ20ml噴霧してから室内放置して蒸発乾
燥させることを5回繰り返してからレコード面を
15倍のルーペで検視したところ水道水を噴霧した
レコードには水中の溶解塩類の蒸発固形物の付着
が全面に薄い斑点として認められたが、純水を噴
霧したレコードには全く蒸発固形物が認められな
かつた。また、水道水による蒸発固形物の付着し
たレコードを本発明のレコードクリーナで2回払
拭してから同様の検視を行つたところ蒸発固形物
はいちじるしく減少しており、固形分が払拭体の
純水に再溶解して払拭されたことを示していた
が、微細な音溝内部にはまだ固形物の残存が認め
られ、一旦蒸発固形物が付着したものは完全な清
拭が困難であること、従つて純水による払拭の効
果は蒸発固形物をレコード面に付着させることが
無いのでレコードクリーナとして極めて好ましい
ものであることを確認し得た。
第1図は本考案のレコードクリーナの縦断面
図、第2図はレコードクリーナよりピストンシリ
ンダを取り除いた状態の第1図A−A線縦断面
図、第3図はレコードクリーナの本体の縦断面
図、第4図はピストンシリンダーの縦断面図、第
5図は純水製造用カートリツジの縦断面図、第6
図は固定用キヤツプの縦断面図である。 1……レコードクリーナ、2……給水用水室、
3……ピストンシリンダ、4……純水製造用カー
トリツジ、5……純水製造用カートリツジ固定用
キヤツプ、6……払拭体、11……純水分散室、
12……分散板、13……給水用水室と純水製造
用カートリツジを連絡する水路、14……純水製
造用カートリツジと純水分散室を連絡する水路、
15……純水製造用カートリツジ収納室、16…
…ねじ込み部、17……払拭体の装着部、18…
…純水分配用小穴、19……レコードクリーナの
把手部、31……ピストンシリンダのOリング、
32……ピストンシリンダの鍔、33……ピスト
ンシリンダの貫通穴、41……純水製造カートリ
ツジの純水出口、42……純水製造カートリツジ
の鍔、43……イオン交換体、44……フイル
タ、45……フイルタ、51……固定用キヤツプ
の切欠き部、52……固定用キヤツプのパツキン
グ。
図、第2図はレコードクリーナよりピストンシリ
ンダを取り除いた状態の第1図A−A線縦断面
図、第3図はレコードクリーナの本体の縦断面
図、第4図はピストンシリンダーの縦断面図、第
5図は純水製造用カートリツジの縦断面図、第6
図は固定用キヤツプの縦断面図である。 1……レコードクリーナ、2……給水用水室、
3……ピストンシリンダ、4……純水製造用カー
トリツジ、5……純水製造用カートリツジ固定用
キヤツプ、6……払拭体、11……純水分散室、
12……分散板、13……給水用水室と純水製造
用カートリツジを連絡する水路、14……純水製
造用カートリツジと純水分散室を連絡する水路、
15……純水製造用カートリツジ収納室、16…
…ねじ込み部、17……払拭体の装着部、18…
…純水分配用小穴、19……レコードクリーナの
把手部、31……ピストンシリンダのOリング、
32……ピストンシリンダの鍔、33……ピスト
ンシリンダの貫通穴、41……純水製造カートリ
ツジの純水出口、42……純水製造カートリツジ
の鍔、43……イオン交換体、44……フイル
タ、45……フイルタ、51……固定用キヤツプ
の切欠き部、52……固定用キヤツプのパツキン
グ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 払拭式のレコードクリーナにおいて、払拭体
に脱塩水を含浸せしめるためにレコードクリー
ナの内部に、イオン交換体による脱塩水製造用
カートリツジを内蔵させ、当該カートリツジに
給水するための水室とピストンシリンダを備
え、かつ、当該カートリツジを通過した脱塩水
を払拭体に均等に分配吸収せしめることを特徴
とする脱塩水製造器を内蔵したレコードクリー
ナ。 (2) 払拭体として親水性でかつ吸水性に富む柔か
な海綿状の合成樹脂体を使用し、当該払拭体を
着脱自在に構成したことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載のレコードクリー
ナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9423283U JPS6012803U (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 脱塩水製造器を内蔵させたレコ−ドクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9423283U JPS6012803U (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 脱塩水製造器を内蔵させたレコ−ドクリ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6012803U JPS6012803U (ja) | 1985-01-28 |
| JPH026481Y2 true JPH026481Y2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=30225657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9423283U Granted JPS6012803U (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 脱塩水製造器を内蔵させたレコ−ドクリ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012803U (ja) |
-
1983
- 1983-06-21 JP JP9423283U patent/JPS6012803U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6012803U (ja) | 1985-01-28 |
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