JPH0267719A - シリコンカーバイド微結晶薄膜の形成法 - Google Patents

シリコンカーバイド微結晶薄膜の形成法

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JPH0267719A
JPH0267719A JP63218289A JP21828988A JPH0267719A JP H0267719 A JPH0267719 A JP H0267719A JP 63218289 A JP63218289 A JP 63218289A JP 21828988 A JP21828988 A JP 21828988A JP H0267719 A JPH0267719 A JP H0267719A
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雅彦 三塚
Nobuhiro Fukuda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はシリコンカーバイド微結晶薄膜の形成法に関す
るものであり、とくに、広い禁制帯幅を有するシリコン
カーバイド微結晶薄膜の形成法に関する。
〔背景技術〕
シリコン微結晶薄膜はP型半導体、n型半導体の性質を
付与できることが知られており、シリコン太陽電池をは
じめとして、薄膜半導体装置への通用が検討されている
しかして、このシリコン微結晶薄膜の光学的特性の変更
や最適化のためにシリコンカーバイド微結晶薄膜(以下
μc−3iCxと略称する)が検討されている。従来μ
c−3iCxはモノシランとメタンの電子サイクロトロ
ン共鳴マイクロ波放電分解により、形成されることがI
nternationalPVSEC−3(Tokyo
、 1987)で報告されている。この形成条件は、高
水素希釈でかつ、高放電電力を必要とし、LOeVはど
の高いエネルギーの電子が薄膜形成雰囲気に存在する苛
酷な条件であるために、当該薄膜を用いる半導体装置を
構成する他の部分に水素原子による化学反応や高エネル
ギー電子やイオン等の衝突による損傷等の悪影響を及ぼ
すことが考えられている。また、従来技術におけるグロ
ー放電分解では、高放電電力、高水素希釈の成膜条件に
おいても、微結晶シリコンが形成されるのみで、シリコ
ンカーバイドは非晶質のままで存在することが、Int
ernational PVSEC−3(Tokyo。
1987)で同時に報告されている。この結果として、
当該薄膜単味の性能向上が、半導体装置の特性向上に大
きく貢献することなく、いまだ、課題を残している。さ
らに、電子サイクロトロン共鳴マイクロ波放電分解はア
モルファスシリコン太陽電池やアモルファス薄膜トラン
ジスタ等の半導体デバイスの大面積化のためには、製造
装置のコスト高のために、実用性の面での課題も残る。
このために、大面積化に対応できるグロー放電によるシ
リコンカーバイド微結晶薄膜の形成法が望まれている。
〔発明の開示〕
本発明者等は、かかる観点に鑑み鋭意検討した結果、原
料として、不飽和炭化水素基を分子内に有するアルキル
シランおよびフッ化シランの混合ガスを用いることによ
り、グロー放電分解により、μc−SiCxを形成でき
ることを見出して本課題を解決することができた。
すなわち、本発明は、ラジカル重合可能の不飽和基を有
するシリコン化合物およびフッ化シラン、および水素を
少なくともふくむ混合ガスを、グロー放電により分解す
ることを特徴とするシリコンカーバイド微結晶薄膜(以
下、μc−3iCxと略記する)の形成法、を要旨とす
る。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において使用する、ラジカル重合可能の不飽和基
を存するシリコン化合物、すなわち、ラジカル重合可能
の不飽和炭化水素基を分子内に有するシラン(以下U−
シランと略称する)は、一般式 R@S l waHz
m*z−s  (ただし、Rはラジカル重合が可能であ
る炭素数2〜10程度の不飽和炭化水素基、m、nは自
然数である0mは1または2であり、m=1のとき、n
−1,2,3゜または4でありm−2のとき、n=1.
 2. 3゜4.5.または6である)で表示されるシ
ラン化金物である。
このU−シランの具体的な承引としては、ビニルシラン
、ジビニルシラン、トリビニルシラン、ビニルジシラン
、ジビニルジシラン、トリビニルジシラン、1−プロペ
ニルシラン、2−プロペニルシラン、イソプロペニルシ
ラン、1−ブテニルシラン、2−ブテニルシラン、2−
ペンテニルシラン、エチニルシラン等の珪素化合物が好
ましいものとして挙げられる。
本発明で使用するに有用なフッ化シランは、S iaH
zm+t−bF b (aは1または2であり、bはa
=l11のときl、2,3.または4であり、a−2の
とき1,2,3,4,5.または6である、)の一般式
であられされるシリコン化合物である。このフッ化シラ
ンの具体的な承引としては、モノフルオロシラン、ジフ
ルオロシラン、トリフルオロシラン、テトラフルオロシ
ラン、モノフルオロジシラン、ジフルオロジシラン、ト
リフルオロジシラン、テトラフルオロジシラン、ペンタ
フルオロジシラン、ヘキサフルオロジシラン等を有効に
用いることができる。
U−シランとフッ化シランとの混合比率は特に限定され
るものではないが、フッ化シランをU−シランに対して
、比較的多量、すなわち、0.1容量倍から20容量倍
程度で用いるのが本発明の目的を達成するため、好まし
い。
本発明においては、さらに原料ガスとして、U−シラン
とフッ化シランと共に、水素を用いるものであるが、水
素は上記のシリコンの化合物に対して、好ましくは、2
容量倍以上で用いられる。
好ましくは、4容量倍以上で50容量倍以下である。水
素量が50容量倍よりも大きい条件においても、μC−
3iCxは形成されるが、半導体デバイスの作製におい
て、このような高水素量のμc−SiCx作製条件は、
半導体デバイスの特性を低下させることになるため、好
ましい条件ではない、一方2容量倍よりも少ない条件で
は、μC−3iCxの特性低下が著しい、と(に、p型
やn型の導電性をあたえるために導入する不純物の効果
が低下する。
本発明においては、かかる混合ガスを、グロー放電分解
するものであるが、グロー放電分解は、プラズマCVD
 (プラズマ化学堆積法)の手法を有効に用いることが
できる。プラズマは直流電力、交流電力、高周波電力、
マイクロ波電力等の電力を減圧下、原料ガス混合物に供
給することによって、発生させることができる。
本発明において、薄膜形成の条件は、原料としてシリコ
ン化合物と水素とを混合して用いるほかには、とくに、
限定されるものはない1本発明においては、低放電電力
、低基板温度においてμC51Cxを得ることができる
。これは本発明の別の特徴である。さらに、モノシラン
、ジシラン等の水素化シリコンをU−シランと混合して
使用することにより、μc−3iCxの炭素含有量の変
化が可能であり、光学的バンドギャップを変更すること
ができる。さらに、不純物のドーピングによりP型、n
型の半導体の性質を付与することもできる。p型、およ
びn型の性質を付与するには、それぞれ、ジボラン、お
よびホスフィンのような硼素およびリンを含有する化合
物を原料ガスとともに、グロー放電分解すればよい。
本発明において、μc−3iCx作製時の基板温度、反
応圧力、原料ガス流量、放電電力等の具体的な成膜条件
としては、用いるグロー放電分解方法により、最適条件
が異なるものであり、分解手法に応じて適宜決定される
ものであるが、その場合の有効な指針となりうる点を以
下にあげておくことにする。
基板温度はμc−3iCxの光学的あるいは電気的性質
を変更する。基板温度は100°C以上、350°C以
下であるが、好ましくは150°C以上、300°C以
下であり、さらに、好ましくは、175℃以上、250
°C以下である。p型、n型の半導体の性質を付与する
ときに、温度の低下は光透過率を大きくするが、電気抵
抗が大きくなりすぎて、半導体装置に用いるに好ましく
ない、また、温度上昇にともない光学的バンドギヤ、プ
が減少し、さらに、μc−3iCxが基板から剥離する
傾向があられれるために、好ましくない。
一方、反応圧力は、0.01torrから10torr
程度の範囲で、好ましくは、0.02torrから2.
0torr程度の範囲である。
また、原料ガス流量や放電電力は成膜装置の成膜室や放
電電極の大きさ、基板の大きさ、目的とする炭素含有量
、成膜速度等によって、適宜選択される。原料ガス流量
としては、シリコン化合物においては、1から1010
00scで充分であり、水素は2倍から50倍の範囲で
用いられる。
放電電力は、低下させることができ、5Wから150W
で充分であり、好ましくは、LOWから100W、さら
に、好ましくはIOWから60W程度である。
(作用〕 珪素化合物のプラズマ分解においては、シリコン関連の
各種のラジカル種が形成されることが、一般的に認識さ
れている0本発明のU−シランが特に有効に作用するの
は、これらシリコン関連のラジカルと本発明のU−シラ
ン中の不飽和炭化水素基とはラジカル反応を起こしうる
ので、ペンダントとして、残存する炭化水素基が少なく
なり、炭素がシリコンのネットワーク中に効果的に取り
込まれるために、従来技術におけるがごとき苛酷な条件
を用いずにμc  5iCxが形成されるものと考えら
れる。
特に、成膜に要する放電電力を、上記したごと〈従来技
術におけるよりも大幅に低下できることは、半導体デバ
イス、たとえば、薄膜太陽電池、発光素子、光センサー
等を形成する時に死活的に好ましい条件を提供できるこ
ととなる。けだし、半導体デバイスは、電極ならびに数
種類の薄膜半導体で形成されることが、はとんどである
ところ、従来技術におけるがごとく、μc−3iCxの
形成に際し、放電電力が高い形成条件を採用せざるを得
ない状況では、すでに形成されている電極や半導体薄膜
に大きなプラズマ損傷を与えざるを得ないことが、当業
者には周知の事実となっており、このために、分解に要
する電力を低下させる各種の試みが必死に模索されてい
るにもかかわらず、これを突破する技術的飛躍は今まで
なし遂げられていなかったからである。
〔実施例〕
以下、実施例により、本発明の実施のB様をさらに具体
的に説明する。
〔実施例1) 薄膜形成装置としては、■原料流量制御手段を有する原
料供給手段、■原料を分解するための放電を発生するた
めの手段、■10torr以下の圧力に薄膜形成雰囲気
を保持するための真空排気手段、■その上にμc−Si
Cxi膜が形成される基板を薄膜形成室内に挿入するた
めの手段、■当該基板を保持する手段、■当該基板の加
熱手段、圧力、温度等の形成条件を測定する手段を少な
くとも備えた薄膜形成室を有する当該装置を用いて、μ
c−3iCxfl膜の形成を実施した。原料ガスとして
は、モノビニルシラン、ジフルオロシランおよび水素の
混合ガスを用いた。μc−5iCxの特性測定のために
、基板は石英ガラスを用いた。yi膜形成温度は200
°Cとした。モノビニルシランを5secm、ジフルオ
ロシランを5secm、水素を40secmの流量で薄
膜形成室に供給しながら、真空排気手段により、当該薄
膜形成室の圧力を50mt o r rに保持した。周
波数は13.56MHzで放電電力は60Wで実施した
。薄膜は1μmの厚みに形成した。光学的バンドギャッ
プは2.35eVであった。また、ラマン散乱スペクト
ルには、740cm−’および520 c m−’にピ
ークを観測することができた。これらのピークはそれぞ
れキュービックSiC結晶、結晶シリコンに特有のラマ
ンピークであり、本発明において、シリコンカーバイド
微結晶(微結晶5iC)が主体として生成していること
を確認した。すなわち、本薄膜はシリコンの微結晶をも
含む高可視光透過率の薄膜である。
〔実施例2〕 実施例1において、形成条件を次のように変更して、p
型の高透過率でかつ高導電性の薄膜の形成を実施した。
放電電力を20W、F!膜形成温度を250°Cとした
。モノビニルシランを5secm1ジフルオロシランを
5secm、水素を101005eの流量で1膜形成室
に供給しながら、真空排気手段により、当該薄膜形成室
の圧力を70mt o r rに保持した。原料ガスに
さらに、ジボラン1容量%を添加して、p型μc−3i
Cx薄膜の形成を試みた。光学バンドギャップは約2.
2eV、導電率は25S/cmであった。このように、
光透過性でかつ、低抵抗のp型薄膜の形成ができた。
〔実施例3] 実施例2において、太陽電池の光入射側に使用できる性
能を有していることが、明らかとなったので、該p型薄
膜を用いてPin型のアモルファス太陽電池の形成を試
みた。P型μc−SiCxを透明電極上に150人形成
後、プラズマ分解(プラズマCVD )により、i型ア
モルファス膜、n型μc−3iの順序でそれぞれの膜厚
を5000人、300人形成した。さらに、金属電極を
形成して、AMI、100mW/dの擬似太陽光を照射
して、太陽電池の性能を測定した。太陽電池の開放端電
圧が0.98Vを示し、従来技術で一般的なO,aV台
に比べて、きわめて高いことが明らかとなった。これは
、本発明のμc−3iCX形成条件が温和なために、透
明電極に与える影響が軽減された結果を表すものである
(実施例4〕 実施例2において、水素希釈率の影響を調べるために、
水素混合量を2容量倍に低下せしめて、μc−5iCx
を形成した。得られた薄膜の光学的バンドギャップは約
2.35eVであり、暗導電率は8 X 10−’S 
/craと依然として、良好なドーピング特性を示した
。このように、薄膜の導電率を大きく低下させずに、水
素の希釈量を低下せしめ得ることは、半導体装置を作製
するときの放電あるいは水素原子による反応等による損
傷を軽減する上できわめて有利であり、本発明の大きい
利点である。
〔実施例5〕 実施例2において、ジボランのかわりに、ホスフィンを
用いた。ホスフィンの供給量はシリコン化合物にたいし
て0.5容量%で実施した。放電電力は15Wとした。
得られた薄膜の光学的バンドギャップは約2.35eV
、暗導電率は7057cm以上であり、n型の半導体薄
膜として、極めて優れたドーピング特性を示すことが明
らかとなった。
〔実施例6〕 実施例2において、さらにUシランとフン化シランの混
合比率の影響を調べるために、モノビニルシランを0.
5sccm、  ジフルオロシランを10105eに変
更して、pc−3iCxを形成した。得られた薄膜の光
学的バンドギャップは約2、OeVと若干狭くなったが
、暗導電率は30S/c+aと依然として良好なドーピ
ング特性を有していた。
〔比較例1] 実施例1のモノビニルシランのかわりに、メタンを用い
た。当該薄膜の光学的バンドギャップは約1.9eVで
あり、ラマン散乱スペクトルにおいては、480 c 
m−’にアモルファスシリコンに特有のピークを得るの
みであった。このように、原料を、本発明で規定する範
囲外のものに変更することにより、μc−3iCxの形
成が困難になることが明らかとなった。
〔比較例2] 比較例1において、従来技術で行われているように、放
を電力を200Wに変更して、薄膜を形成した。放電電
力を200Wにすることにより、μc−3iCxの形成
が出来ないばかりか、薄膜は基板から剥離してしまった
〔発明の効果および産業上の利用可能性〕以上の実施例
から明らかなように、本発明の原料混合物を用いること
により、広い光学的バンドギャップで、かつ、高い導電
率を示す電気特性にすぐれたシリコンカーバイド微結晶
薄膜を与えるものである。また、放電分解時のプラズマ
損傷についても、放電電力を低下せしめ得ることが可能
である。このように、本発明の原料混合物を使用した方
法は、薄膜を利用する半導体デバイス、たとえば、薄膜
太陽電池、発光素子、光センサー薄膜トランジスタ、P
PC用感光体等を形成するための方法としてすぐれたも
のであることが明らかである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラジカル重合可能の不飽和基を有するシリコン化
    合物およびフッ化シラン、および水素を少なくともふく
    む混合ガスを、グロー放電により分解することを特徴と
    するシリコンカーバイド微結晶薄膜の形成法。
  2. (2)請求項1記載の薄膜の形成法において、該混合ガ
    スにp型の導電性を与える不純物を添加して分解するシ
    リコンカーバイド微結晶p型薄膜の形成法。
  3. (3)請求項1記載の薄膜の形成法において、該混合ガ
    スにn型の導電性を与える不純物を添加して分解するシ
    リコンカーバイド微結晶n型薄膜の形成法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000214490A (ja) * 1990-12-29 2000-08-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd テレビ受像機
JP2006176811A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Rikogaku Shinkokai 結晶性SiC膜の製造方法

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