JPH0267995A - 高速増殖炉の燃料取扱設備 - Google Patents

高速増殖炉の燃料取扱設備

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JPH0267995A
JPH0267995A JP63220077A JP22007788A JPH0267995A JP H0267995 A JPH0267995 A JP H0267995A JP 63220077 A JP63220077 A JP 63220077A JP 22007788 A JP22007788 A JP 22007788A JP H0267995 A JPH0267995 A JP H0267995A
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米田 吉之
Tadashi Goto
忠 後藤
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山川 正剛
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高速増殖炉の燃料取扱設備に係り、特に原子炉
運転中にも原子炉容器内から燃料を取り出せ、フレキシ
ブルな燃料の取扱いを可能とする燃料取扱設備に関する
。
〔従来の技術〕
従来の高速増殖炉の燃料取扱設備は、第11図及び第1
2図に示すように、原子炉容器1内において炉心2の周
囲に配置された同心円状の燃料貯蔵ラック3、回転プラ
グ4に搭載された直動式の燃料交換機5、炉内中継ラッ
ク10、燃料出入器6、炉外中継槽7、燃料洗浄槽8、
新燃料貯蔵槽9、インセルクレーン11等で構成されて
いる。
回転プラグ4は大回転プラグ4[と小回転プラグ4Sと
の組み合わせからなり、両プラグの回転により燃料交換
R5を炉心2、燃料貯蔵ラック3及び炉内中継ラック1
0間を移動し、これらにある全ての燃料集合体のff#
&を可能としている。炉内燃料貯蔵ラック10が燃料貯
蔵ラック3の最外周位置にあるとすれば、大回転グラブ
4Lの大きさはこの燃料貯蔵ラック3の大きさで決まる
。
直動型の燃料交換機5は上下方向に伸縮可能な構成を有
し、その先端に燃料集合体を把持、解放する把持部を有
している。燃料出入機6は、炉内中継ラック10と炉外
中l11′槽7間で燃料集合体を移送する設備であり、
燃料集合体を収納した燃料パケット12を移送する斜道
14を有している。
原子炉容器1内において斜道14の下部には比較的大き
なスペースがある。
なお第12図において、15は一次主ボンブ、16は中
間熱交換器、17はコールドトラップであり、−次主ボ
ンプ15、中間熱交換器16が各々4基の場合の高速増
殖炉を示している。コールドトラップ17の位置する部
分も比較的スペースに余裕がある。
高速増殖炉の燃料取扱設備による燃料交換は原子炉停止
中に実施され、炉心2の使用済燃料集合体は新燃料集合
体と交換される。なお、炉心2には燃料集合体以外に制
御棒や遮蔽体等の炉心構成要素があるが、本実施例では
これらをまとめて燃料集合体と呼ぶ、炉心2の使用済燃
料集合体は燃料交換815により燃料貯蔵ラック3に移
送され、その崩壊熱を除去するために所定の期間、例え
ば1運転サイクル期間貯蔵される。崩壊熱が除去された
使用済燃料集合体は、その後の原子炉停止中に燃料交換
機5により燃料貯蔵ラック3より炉内中継ラック10の
燃料パケット12に径される。
この燃料バケツト12に移された使用済燃料集合体は燃
料出入機6によ炉外中継WI7へ移送され、さらにイン
セルクレーン11により燃料洗浄槽8へ運ばれ洗浄され
る。洗浄された使用済燃料集合体はインセルクレーン1
1により燃料洗浄槽8から燃料貯蔵水プールへ運ばれる
。
一方、新燃料集合体は、新燃料貯蔵槽9から先述の逆ル
ートで炉心2に移送される。すなわち新燃料集合体は、
インセルクレーン11により新燃料貯蔵WI9から炉外
中継槽7に移送され、さらに燃料出入機6を介して炉内
中継ラック10に運ばれる。その後、新燃料集合体は燃
料交換機5により炉内中継ラック10から炉心2に移送
される。
この新燃料集合体の炉外から炉心2への移送も原子炉停
止中に行われる。
以上の燃料取扱設備による燃料交換のスゲジュール例を
第13図に示す。1年間原子ヂ運転後、原子炉を停止し
、約2か月のメンテナンス期間に約200体の燃料交換
を集中して実施する。即ち、炉心より取出した約200
体の使用済燃料集合体は一旦燃料貯蔵ラツク3に収納さ
れ、その崩壊熱を除去するために次の原子炉運転1サイ
クル期間貯蔵される。一方、原子炉運転1サイクル期間
既に燃料貯蔵ラック3に貯蔵され、崩壊熱を除去された
約200体の使用済燃料集合体は、原子炉容鰭1から取
出し、1体毎に蒸気等で洗浄される。
また約200体の新燃料集合体を炉外より炉内中継ラッ
ク10を経由して炉心に装荷する。従って、約2か月の
期間に使用済燃料の洗浄を含めて燃料を取扱う必要があ
り、工程的にはかなり厳しいものになる。この対策とし
て原子炉容器1外にナトリウムを冷却材として炉外燃料
貯蔵タンクを設け、燃料交換中はこの燃料貯蔵タンクと
原子r容器間の燃料移送を行えばよく、原子炉運転中に
は適宜ナトリウムを用いた炉外燃料貯蔵タンクから使用
済燃料集合体を取出し、洗浄すれば良い、しかしながら
、炉外貯蔵タンクは設備として回転機構、燃料取扱装置
、純化系設備等を設ける必要があり、合理化の観点から
設置するのは好ましくない。
なお、燃料交tA機には直動式の外にアーム式があるが
、アーム式の燃料交換機は例えば特開昭59−5996
号及び特開昭53−74696号に開示され、燃料交換
機として関連するものに特開昭55−101005号が
ある。また燃料交換機の軸封装置としては特開昭54−
102496号があり、燃料バゲットの例としては特開
昭60−100092号がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の燃料取扱設備は、合理化の観点から炉外のす
トリウム燃料貯蔵槽が設置されておらず、原子炉停止中
の短期間に炉心の使用済燃料を新燃料に交換する必要が
あり、使用済燃料の取出し、移送、洗浄等連続的に実施
されるので工程的に極めて厳しいものとなっていた。従
って、特にナトリウム滴下、付着によるトラブルが発生
した場合には、そのための処理に時間を必要とし、この
ための充分な時間的余裕を確保することができなかった
。
また原子炉容器の大きさは回転プラグの大きさによって
左右され、この回転プラグの大きさは、それに搭載され
る燃料交換機の移動範囲によって左右される。従来の燃
料取扱設備では、燃料貯蔵ラックは炉心の周囲に同心円
状に設けられていなので、燃料交換機の移動範囲が広く
なり、従って回転プラグ及び原子炉容器もそれに対応し
た大きさとなっていた。
本発明の目的は、原子炉運転中にも原子炉容器内から原
子炉容器外への燃料の取出しを可能とすることによりフ
レキシブルな燃料の取扱を可能とする高速増殖炉の燃料
取扱設備を提供することである。
本発明の他の目的は、回転プラグの径を小さくすること
により原子炉容器の寸法を小さくすることのできる高速
増殖炉の燃料取扱設備を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、原子炉容器内の燃料集合体の把持、解放を
行う把持部の中心と回転プラグを貫通する駆動軸の中心
間の距離を可変とする連結部を有し、かつ前記駆動軸を
軸心を中心として回転可能に構成され、回転プラグに搭
載された燃料交換機と、前記回転プラグが基準停止位置
にあるときの前記燃料交換機の駆動軸を中心として、前
記把持部の中心と駆動軸の中心間の最大距離を半径とし
て円を描いたとき、炉心を除いてこの円内に配置された
燃料集合体貯蔵用の第1の燃料貯蔵ラックと、前記円内
に配置された炉内中継ラックとで構成したことを特徴と
する高速増殖炉の燃料取扱設備によって達成される。
好ましくは、前記第1の燃料貯蔵ラックに対して炉心中
心と対象位置に第2の燃料貯蔵ラックを配置する。
また好ましくは、前記把持部の中心と駆動軸の中心間の
最大距離を遮蔽体炉心構成要素を含む前記炉心の半径長
さに等しくする。
上記目的はまた、回転プラグに搭載された直動型の燃料
交換機と、燃料集合体の把持、解放を行う把持部の中心
と固定プラグを貫通する駆動軸の中心間の距離を可変と
する連結部を有し、かつ前記駆動軸を軸心を中心として
回転可能に構成され、固定プラグに搭載された燃料取扱
機と、前記燃料取扱機の駆動軸を中心として、前記把持
部の中心と駆動軸の中心間の最大距離を半径として円を
描いたとき、炉心を除いてこの円内に配置された燃料集
合体貯蔵用の燃料貯蔵ラックと、前記円内に配置された
炉内中継ラックとで構成したことを特徴とする高速増殖
炉の燃料取扱設備によって達成される。
〔作用〕
このように構成された本発明においては、原子炉運転中
において燃料交換機又は燃料取扱機の駆動軸を軸心を中
心として回転させ、かつ燃料交換機の把持部を径方向に
移動させることにより、炉内中継ラックを含む燃料貯蔵
ラックにある燃料集合体は燃料交換機又は燃料取扱機の
把持部が径方向に移動するストロークの範囲内にあるの
で、燃科交換機の把持部は全ての燃′#4集合体上に移
動することができる。従って、燃料交換機又は燃料収汲
機の駆動軸の回転、把持部の径方向への移動、把持部の
上昇、下降、把持部による燃料集合体の把持、解放動作
の組合わせにより、燃料貯蔵ラックと炉内中継ラック間
での燃料の取扱いが可能となる。
また原子炉停止中における燃料交換では、従来回転プラ
グによる燃料交換機の位置決めの必要があった炉心外周
に同心円状に設けた燃料貯蔵ラックを廃止したので、回
転プラグによる燃料交換機の位置決めは炉心の最外周の
燃料集合体又はその近傍まででよく、回転プラグの径を
小さくできる。
一方、本発明設備において燃料貯蔵ラックは、従来比教
的スペースに余裕のあった燃料出入機の斜道下部又はコ
ールドトラップ部に設置可能である。
従って原子炉容器の寸法を従来より小さくすることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図により説明す
る。
第1図〜第3図において、高速増殖炉は原子炉容器20
内に位置する炉心21を有し、炉心21の周囲には4基
の一次主ボンプ22及び中間熱交換器23、及び2基の
コールドトラップ24が配置されている。また炉心21
の上方には、炉心21の出力を制御する制御棒駆動機構
等を含む炉上部R梢25が配置されている。
このような高速増殖炉に対する燃料取扱設備は、炉心2
1に隣接して配置された原子炉運転及び停止期間用の取
扱燃料貯蔵ラック30a、原子炉停止期間用の取扱燃料
貯蔵ラック30b、及び炉内中継ラック31と、原子炉
容器20の頂部遮蔽体を構成する回転プラグ32と、回
転プラグ32に搭載された燃料交換機33と、燃料中継
ラック31に至る斜道34を有し、原子炉容器20内か
ら燃料集合体35を出し入れする燃料出入機36と、燃
料出入11136で出し入れされる燃料集合体を一時保
管する炉外中継槽37とを備え、燃料出入機36の位置
する室にはさらに、図示しない燃料洗浄槽、新燃料貯蔵
槽、インセルクレーン等が配置されている。なお燃料出
入8136においては使用済燃料集合体35は燃料パケ
ット38に入れて斜道34内を搬送される。
回転プラグ32は互いに偏心した大回転プラグ32[と
小回転プラク32Sとの組み合わせからなり、炉上部機
構25及び燃料交fAfi33は小回転プラグ322S
に搭載されている。
燃料交換R33は、後述するように、小回転プラグ32
Sを貫通する駆動軸40及びホールドダウン軸41と、
燃料集合体の把持、解放を行う把持部42と、把持部4
2を駆動軸40に径方向に伸縮可能に接続するアーム4
3とを有し、駆動軸40及びホールドダウン軸41はそ
の軸心を中心として回転可能に構成されている。即ち、
燃料交換機33は従来のアーム式燃料交1g1nの機能
に燃料交換機本体回転機能を付加したものである。そし
、て燃料交換機33は第2図に示すように、大小回転プ
ラグ32L、32Sの一回転位置において駆動軸40の
軸心が炉心21の最外周上に来るように位置決めされて
いる。大小回転プラグ32[328は原子炉運転中、こ
の位置で停止状態に保持される。従って本明細書では、
この回転プラグ321.323の位置を基準位置又は基
準停止位置と言う。
燃料貯蔵ラック30aは次のように配置されている。小
回転プラグ32Sが基準停止位置にあるときの燃料交換
8133の駆動軸40を中心として、把持部41の径方
向移動ストロークj (把持部41の中心と駆動軸40
の中心間の最大距flit)を半径として円を描いたと
き、燃料貯蔵ラック30aは、炉心を除いてこの円内に
位置するように配置されており、特に本実施例では、そ
の円にほぼ一致する形状にされている。従って、燃料貯
蔵ラック30a内に貯蔵された燃料集合体は把持部42
の径方向移動ストローク1の範囲内にある。炉内中継ラ
ック31もその円の範囲内に位置している。
このため、燃料貯蔵ラック30aと炉内中継ラック31
間の燃料の移送は、燃料交#A機5により原子炉運転中
及び停止中のいずれにも可能となっている。
もう1つの燃料貯蔵ラック30bは原子炉容器20内の
熱流動の不均一さをなくすために炉心21に対して燃料
貯蔵ラック30aに対称となるように配置されている。
燃料貯蔵ラック30b内の燃料集合体は回転プラグ32
を回転できる原子炉停止中即ち燃料交換時に燃料交換8
15により取扱可能である。
また燃料貯蔵ラック30a、30bはいずれも従来と同
様、下部より少量の冷却材を流して貯蔵された燃料集合
体を冷却するように構成されている。貯蔵ラック30a
、30bに冷却材を流すことによる炉心流量配分への影
響は小さく、無視することができる。
また炉心21には、炉心燃料集合体、ブランケット燃料
集合体、制御棒集合体、遮蔽体等、合計的1100#の
炉心構成要素があり、このうちl燃料交換時での交換本
数は炉心燃料集合体を含めておよそ180体である。燃
料貯蔵ラック30a及び30bは、共にそれぞれ全炉心
構成要素数の1/2即ち約550体の炉心構成要素の貯
蔵が可能であり、原子炉停止中の燃料交換時に、約18
0体の使用済燃料集合体を燃料交換機33により燃料貯
蔵ラック30aに移送し、原子炉運転中にこれらの使用
済燃料集合体を燃料貯蔵ラック30aから炉心中継ラッ
ク31を経由して原子炉容器20外に取出し、洗浄する
ことになる。なお以下において、炉心燃料集合体、プラ
ンゲット燃料集合体、制御棒集合体、遮蔽体等の炉心構
成要素を総称して燃料集合体と称する。
以上の燃料取扱設備を用いた原子炉運転中における燃料
交換手順を以下に説明する。第1図において、回転プラ
グ32は基準位置で停止状態にあり、炉心上部R構25
の制御棒駆動機構により原子炉出力が制御されているも
のとする。ここでは使用済燃料集合体はその崩壊熱除去
のなめすでに前回の原子炉停止中の燃料交換において燃
料交換機33により炉心21から燃料貯蔵ラック30a
に移送されているものとする。使用済燃料集合体は、崩
壊熱除去のため原子炉運転中の所定の期間燃料貯蔵ラッ
ク30aで冷却された後、燃料交換fi33の把持部4
2により燃料貯蔵ラック30aから炉内中継ラック31
の燃料パケット38に移送される。この燃料パケット3
8は斜道34を経て燃料出入機36により炉外中継槽3
7に移送されるが、炉外中継槽37から燃料洗浄槽への
移送、さらに燃料貯蔵水プールへの移送手順については
従来と同じであり省略する。
一方、新しい燃料集合体も従来と同じように新燃料貯蔵
槽から炉外中継槽37内の燃料バゲット38に移送され
た後、炉外中継槽37から炉内中継ラック31まで燃料
パケット毎燃料出入1!136により移送される。さら
にこの新燃料集合体は炉内中継ラック31内の燃料パケ
ット38から燃料交換機33により取出され、燃料貯蔵
ラック30aに装荷される。炉内中継ラック31と燃料
貯蔵ラック30a間の燃料集合体の把持、移送、解放の
動作は燃料交換機の駆動軸40、ホールドダウン軸41
及び把持部42の動作により行われる。
燃料交換fi33の把持部42の燃料集合体上部への位
置決めは、燃料交換機33の径方向へのアーム42の傾
き動作及び駆動軸40の回転動作の組合わせにより行う
、これら燃料交換機33の動作については後に詳述する
。
次に、原子炉停止中の燃料交換では、大小回転プラグ3
21,323の回転動作と、燃料交換機33の把持部4
2の把持、解放、上下動作及び燃料交換機33の駆動軸
40の回転動作により燃料貯蔵ラック30a、燃料貯蔵
ラック30b、炉内中継ラック31、及び炉心21の4
領域のうちの2領域間で燃料集合体を移送する。ここで
炉内中継ラック31と炉心21間の燃料集合体の移送は
従来の燃料交換と同じである。炉内中継ラック31と燃
料貯蔵ラック30a、30b間、燃料貯蔵ラック30a
、30bと炉心21間の燃料集合体の移送は、大小回転
プラグ321,323及び燃料交換8133による従来
の燃料交換機能の他に、燃料交換fi33の駆動軸40
の回転動作により可能となる。
以上の燃料取扱設備による燃料交換のスケジュ−ル例を
第4図に示す。1年間原子炉運転後、原子炉を停止し、
約2か月のメンテナンス期間に炉心21の燃料交換を行
う、即ち、炉心より取出した約180#の使用済燃料集
合体は一旦燃料貯蔵ラツク30aに収納され、その崩壊
熱を除去するために次の原子炉運転1サイクル期間貯蔵
される。
また約180体の新燃料集合体を炉外より炉内中継ラッ
ク31を経由して炉心に装荷する。一方、次の原子炉運
転1サイクル期間においては、燃料貯蔵ラック30aに
貯蔵され、崩壊熱を除去された約180体の使用済燃料
集合体を原子炉容器20から取出し、1体毎に蒸気等で
洗浄する。従って、この洗浄を含めた使用済燃料集合体
の取扱いを期間の短いメインテナンス期間に行う必要が
なく、工程的に相当余裕ができる。このためたとえナト
リウム滴下、付着によるトラブルが発生しなとしても、
その処理のための時間を十分確保することができる。
以上のように本実施例においては、原子炉運転中におい
ても燃料貯蔵ラック30a内の使用済燃料集合体の原子
炉容器20外への取出し、洗浄が可能となり、従来原子
炉停止中に限られていた燃料交換の自由度か増し、原子
炉停止中のメンテナンス期間中の燃料交換時には、従来
時間を必要とした燃料集合体の洗浄を省略でき、原子炉
停止中のメンテナンス期間中の燃料交換時間を短縮でき
る。
また本実施例においては、原子炉停止中における燃料交
換では従来、回転プラグ32による燃料交換機33の位
置決めの必要があった炉心外周に同心円状に設けた燃料
貯蔵ラックを廃止しなので、回転プラグ32による燃料
交換機の位置決めは炉心の最外周の燃料集合体まででよ
く、その分回転プラグ32(大小回転プラグ321.3
23 )の径を小さくできる。また燃料貯蔵ラック30
a30bは、従来比教的スペースに余裕のあった燃料出
入機36の斜道34下部又はコールドトラップ24の位
置する部分に設置可能である。従って原子炉容器20の
寸法を従来より小さくすることができる。
次に、燃料交換lR33の詳細構造を第5図及び第6図
を参照して説明する。燃料交換fi33は前述したよう
に駆動軸40、ホールドダウン軸41、アーム42、把
持部43を備えている。駆動軸40は2本のワイヤ44
で吊られ、このワイヤは交換機本体45の最上部にある
駆動装置46により上下動され、それに伴って駆動軸4
0従って把持部43も上下動される。この駆動装置46
はワイヤ巻取ドラム、減速機、モータで構成され、汎用
のものである。アーム42はアーム駆動軸47に接続さ
れ、アーム駆動軸47の動作によりアーム42の傾きθ
が変わり、把持部43と駆動軸40間の距離1′を前述
した移動ストローク1の範囲内で変える0把持部43に
は爪があり、この爪の開閉は駆動軸40の上端に設けら
れた駆動装置48内にある減速機、モータにより行われ
る。またアーム駆動軸47の駆動も駆動装置48内にあ
る減速機、モータにより行われる。またホールドダウン
軸41も前述の駆動軸40の上下動に連動させて上端に
設けらた駆動装置49により上下動作させる0以上の燃
料集合体の把持、解放、上下動作を行うための構成はい
ずれも基本的には特開昭59−5996号、特開昭53
−74696号等に記載のように公知のものであり、詳
述を省略する。
ホールドダウン$11141の上端には燃料交換機孔ド
アバルブ50及び燃料交換機ドアバルブ51が設置され
、燃料交換機孔ドアバルブ51には軸封装!52が設け
られている。燃料交換機孔ドアバルブ50及び燃料交換
機ドアバルブ51は、メンテナンス期間にそれぞれ原子
炉容器20のバウンダリ及び燃料交換8133のバウン
ダリを形成するもので、それぞれ“0”リング付きのシ
ャッタをボールネジ、減速機を介してモータで駆動する
構成となっている。これらの構造も公知であり、ドアバ
ルブ50.51のシャッタは燃料交換R33の使用中に
は開状態にある。特に燃料交換機ドアバルブ51の軸封
装置52は燃料交換機33の使用中には炉容器のカバー
ガス境界となる。この軸封装置52には“0”リングや
ガスゲット等がシ一部材として使用され、かつフレッシ
ュなアルゴンガスを軸封袋252から炉内に向って吹出
す構造としている。
燃料交換機33の特徴は前述したように上述したアーム
式燃料交換機に駆動軸40及びホールドダウン軸41の
回転機能を付加したことにあり、以下この点を説明する
。交換機本体45は燃料交換機ドアバルブ51上に設け
た軸受53で支持される。また交換機本体45には歯車
54を設け、この歯車54を燃料交換機ドアバルブ51
上に設置したモータ55に減速機56を介して連結され
た別の歯車57に噛み合わせ回転させる。これにより交
換機本体45は回転する。このときの交換機水#、45
の回転位には、歯車57の中心軸に設けな凡用のセルシ
ン発信器58からの信号を受信器に受けて検出する。こ
れらの構成は回転プラグ32の駆動装置及び回転位置検
出装置と同じである。
一方、駆動1Il140は交換機本体45の内周面に設
けられた上下方向の案内溝59内を移動する支持体60
を有し、交換機本体45が回転すると、案内溝5つと支
持体60の係合によりそれに伴って駆動軸40も回転す
る。またホールドダウン軸41は下方部分41Aが上方
部分41Bに対して軸受61により回転可能に構成され
ている。従って、駆動軸40が回転するとホールドダウ
ン軸41Aも回転し、把持部43も駆動軸40の軸心を
中心として回転する。
原子炉定格運転中には、炉心出口ナトリウムは約500
℃に達するが、カバーガスの圧力は所定の値に制御され
、特に大きく上昇することはない。
原子炉定格運転中における燃料交換機33の把持部43
、駆動軸40等のナトリウム浸漬部分の熱変形について
は、常温から燃料交換温度(200℃)に達しなときの
駆動軸40の延びは10關前後であり、燃料交換温度(
200°C)から原子炉運転温度(約500℃)に達し
たときの駆動軸40はさらに゛201I1m1前後伸び
る。これらの伸びはいずれも現有装置で吸収し得る。ま
た、原子炉運転中において燃料交換機33による燃料貯
蔵ラック30a内の燃料集合体を取扱う場合には、燃料
集合体間の間隔があり、隣接する燃料集合体との干渉が
ないので燃料集合体の引抜き、挿入は円滑に実施でき、
原子炉停止中の燃料交換と同等の取扱性能か得ら”れる
。
また燃料交換機ドアバルブ51の軸封装置52について
も、原子炉定格運転中にはナトリウムベーパが増えるが
、軸封袋!52から炉内へのフレッシュアルゴンガス量
を多くすることにより、ナトリウムベーパの上昇を防ぐ
ことができる。またカバーガスの圧力も所定の値に制御
できるので軸封装置52として公知の軸封装置の使用が
可能である。
原子炉定格運転中には燃料交換機33により燃料貯蔵ラ
ック30aのみの燃料集合体を取扱うので、炉心内の燃
料集合体への流量配分の影響は無視できる。
本発明の池の実施例を第7図〜第9図を参照して説明す
る0図中第1図に示す部材と同等の部材には同じ符号を
付している0本実施例の燃料取扱設備は直動式の燃料交
換11170と、燃料取扱機71とを有し、燃料交換l
170は従来の直動式の燃料交換機と同じであり、把持
部は上下方向にのみ移動可能である。燃料取扱機71は
、第1の実施例で説明した燃料交換R33と同じ構造の
ものであり、従来のアーム式の燃料交換機に回転機能を
付与したものである。
燃料交換機70は小回転プラグ32Sに搭載され、燃料
取扱機71は大回転プラグ32[の周囲に位置する固定
プラグ72に搭載されている。また燃料交換機70は、
大小回転プラグ321,328の基準停止位置において
軸心が炉心21の最外周位置に近接して燃料貯蔵ラック
73内に来るように位置決めされている。
炉心21に隣接して燃料貯蔵ラック73が設置されてお
り、これは第1の実施例の燃料貯蔵ラック30aに相当
する。従って本実施例では第1の実施例の燃料貯蔵ラッ
ク30bに相当するものは設置されていない、燃料貯蔵
ラック73は、第1の実施例と同様、燃料取扱8171
の駆動軸を中心とし把持部の径方向移動ストローク」を
半径とした円を描いたときに、炉心を除いてこの円内に
位置するように配置されている。従って、燃料貯蔵ラッ
ク73内に貯蔵された燃料集合体は燃料取扱1幾71の
操乍範囲内にある。また燃料貯蔵ラック73の外側のそ
の円内に炉内中継ラック74が配置されている。このた
め燃料貯蔵ラック73と炉内中継ラック74間の燃料の
移送は、燃料取扱機71により原子炉運転中及び゛停止
中のいずれにも可能となっている。
このような燃料取扱設備においては、原子炉停止中は回
転プラグ32の回転による燃料交換機70の操作及び燃
料取扱tl!171により、回転プラグが基準停止位置
にあるときの燃料交換機70直下にある燃料貯蔵ラック
73の炉心隣接部分を炉内中継ラックとして利用して炉
心21の燃料交換を行い、使用済燃料集合体を崩壊熱除
去のため燃料貯蔵ラック73内に貯蔵する。原子炉運転
中には、回転プラク32及び燃料交換機70は停止状態
にあり、燃料取扱機71により燃料貯蔵ラック73の燃
料集合体を取扱い、炉内中継ラック74を経由して、燃
料集合体を原子炉容器外に取出し、洗浄を実施する。
本実施例においても第1の実施例と同様、原子炉運転中
の燃料集合体の原子炉容器内から原子炉容器外への取出
が可能であり、また従来に比べ回転プラグの径を小さく
できるので、原子炉容器の寸法を小さくすることができ
る。
次に、燃料パケットの好適実施例を第10図を参照して
説明する。第10図において、燃料パケット80は一度
に4体の燃料集合体81を収納できるように4つの室8
2に区分され、その中央に燃料出入機の把持部83が係
合するハンドリングヘッド部84を設けている。
本実施例によれば、燃料出入機の把持部83が容易に4
体の使用済燃料集合体を収納した燃料パケット80を取
扱うことができるので、燃料バケット80毎に燃料洗浄
槽に収納できるようにし、かつ大容量のブロワを製作し
4体の使用済燃料集合体の洗浄を一度に行えるようにす
ることにより、燃料交換作業の大幅な時間短縮が可能と
なる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、燃料交換機又は燃料取扱機を回転可能
とし、その回転による操作範囲内に燃料貯蔵ラック及び
炉内中継ラックを設けたので、原子炉運転中においても
燃料貯蔵ラック内の使用済燃料集合体の原子炉容器外へ
の取出し、洗浄が可能となり、従来原子炉停止中に限ら
れていた燃料取扱いの自由度が増し、原子炉停止中のメ
ンテナンス期間中の燃料交換時には、従来時間を必要と
した燃料集合体の洗浄を省略でき、原子炉停止中のメン
テナンス期間中の燃料交換時間を短縮できる。
また、回転プラグの径を小さくでき、かつ従来スペース
に余裕のあった斜道下部に燃料貯蔵ラックを集中して設
けるので、原子炉容器の径を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による燃料取扱設備を示す縦
断面図であり、第2図は第1図の■−■線に沿った水平
断面図であり、第3図はその都心と燃料貯蔵ラック部分
の拡大図であり、第4図は本実施例による燃料交換スゲ
ジュールの一例を示す図であり、第5図は同燃料取扱設
備における燃料交換機の縦断面図であり、第6図はその
一部の拡大図であり1.第7図は本発明の他の実施例に
よる燃料取扱設備の縦断面図であり、第8図は第7図と
断面位置を変えた同燃料取扱設備の縦断面図であり、第
9図は同燃料集合体における炉心と燃料貯蔵ラックの位
置関係を示す平面図であり、第10図は本発明の一実施
例による燃料パケットの斜視図であり、第11図は従来
の燃料取扱設備の縦断面図であり、第12図は同燃料取
扱設備の原子炉容器上方から見た平面図であり、第13
図は同燃料取扱8(iiliによる燃料交換スゲジュー
ルの一例を示す図である。 符号の説明 20・・・原子炉容器   21・・・炉心30a、3
0b・・・燃料貯蔵ラック 31・・・中継ラック   32・・・回転プラグ33
・・・燃料交換機 42・・・把持部 70・・・燃料交換機 73・・・燃料貯蔵ラック 0・・・駆動軸 3・・・アーム(連結部) 1・・・燃料取扱機 4・・・中継ラック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原子炉容器内の燃料集合体の把持、解放を行う把
    持部の中心と回転プラグを貫通する駆動軸の中心間の距
    離を可変とする連結部を有し、かつ前記駆動軸を軸心を
    中心として回転可能に構成され、回転プラグに搭載され
    た燃料交換機と、前記回転プラグが基準停止位置にある
    ときの前記燃料交換機の駆動軸を中心として、前記把持
    部の中心と駆動軸の中心間の最大距離を半径として円を
    描いたとき、炉心を除いてこの円内に配置された燃料集
    合体貯蔵用の第1の燃料貯蔵ラックと、前記円内に配置
    された炉内中継ラックとで構成したことを特徴とする高
    速増殖炉の燃料取扱設備。
  2. (2)前記第1の燃料貯蔵ラックに対して炉心中心と対
    象位置に第2の燃料貯蔵ラックを配置したことを特徴と
    する請求項1記載の高速増殖炉の燃料取扱設備。
  3. (3)前記把持部の中心と駆動軸の中心間の最大距離を
    遮蔽体炉心構成要素を含む前記炉心の半径長さに等しく
    したことを特徴とする請求項1記載の高速増殖炉の燃料
    取扱設備。
  4. (4)回転プラグに搭載された直動型の燃料交換機と、
    燃料集合体の把持、解放を行う把持部の中心と固定プラ
    グを貫通する駆動軸の中心間の距離を可変とする連結部
    を有し、かつ前記駆動軸を軸心を中心として回転可能に
    構成され、固定プラグに搭載された燃料取扱機と、前記
    燃料取扱機の駆動軸を中心として、前記把持部の中心と
    駆動軸の中心間の最大距離を半径として円を描いたとき
    、炉心を除いてこの円内に配置された燃料集合体貯蔵用
    の燃料貯蔵ラックと、前記円内に配置された炉内中継ラ
    ックとで構成したことを特徴とする高速増殖炉の燃料取
    扱設備。
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