JPH0268347A - 特別な開孔模様を持った不織布及びその製造法 - Google Patents

特別な開孔模様を持った不織布及びその製造法

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JPH0268347A
JPH0268347A JP63219636A JP21963688A JPH0268347A JP H0268347 A JPH0268347 A JP H0268347A JP 63219636 A JP63219636 A JP 63219636A JP 21963688 A JP21963688 A JP 21963688A JP H0268347 A JPH0268347 A JP H0268347A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開孔不織布及びその製造法に関するものであ
り、更に詳しくは、特別な開孔模様を持った開孔不織布
及びその製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
エンドレスヘルドや円筒状に加工された金網や穿孔され
た板の上に、ウェブを堆載して移動しつつ水流を当てて
、水流によりウェブを構成する繊維を移動させて、金網
の穴の部分に押しやり、金網の交点部分又は未穿孔部分
の繊維を排除して開孔部とする開孔不織布の製造法は特
公昭36−7274号公報で公知である。
しかし、この方法では不織布全面に亘る単調な開孔模様
しか得られず、更に複雑なレース模様などを提供する試
みが提案されている。
例えば、上記のウェブを堆載ずべき板(支持板)の穿孔
部を特別な模様のものとして、レースの如き模様を持っ
た開孔とすることが特公昭47−18069号公報など
で知られている。
又、支持板の穿孔部に網状物を組み合わせて、レース状
の大きな開口と、網状物の小さな開孔の複合模様を製造
することが、特公昭54−10666号公報にて提案さ
れている。
又、棒状の水流を発生させる水流ノズルの間隔に対し、
ウェブを堆積ずべき板の穿孔の間隔を異ならせて、ノズ
ルと穿孔の一致した部分のみに穿孔部のパターンの模様
を付け、ノズルが穿孔と一致しない部分は無孔の模様の
ない部分とする、ウェブの長尺方向に縞模様を付与する
方法が、特開昭61−6355号公報で開示されている
又、ウェブに当たる水流を特別な模様に穿孔された遮蔽
板で遮って、開孔部分を限定し、開孔部に形状を与えて
模様付することが特公昭5440666号公報などで知
られている。
〔発明の解決しようとする課題〕
特開昭61−6355号公報の方法では、単調な長尺方
向の縦縞しか得られず、更に、模様を変更するためには
、ノズルやウェブを受ける支持板をその都度交換するこ
とが必要で、工業的に実施する上で、多くの労力を必要
とし、更に交換の間、生産が中断する損失を生ずるとい
う問題があった。
又、特公昭47−18069号公報や特公昭54−10
666号公報などの、模様を持つ支持板の」二で模様付
けする方法も、開孔模様を変更するためには支持板を交
換する必要があり、上記と同様の工業的実施上の問題点
があるほか、又、支持板の開口は、支持板の強度や形状
保持の点から、非連続の独立したものとずべきであった
り、非開口部分の幅を一定幅以上にする必要があるなど
の制約があり、得られる開孔模様にも限界がある。
同様に、特公昭54−10666号公報等に開示される
、特定の開口を持つ遮蔽板で水流を遮る方法では、上記
の支持板の交換という問題は軽減されるが不織布の開孔
模様の限界については問題を残している。
これらのいずれの方法であっても、開孔部と非開孔部の
境が明瞭となり、あくまで織物の代替品を目指すべき不
織布としては、見た目が悪く、更に、手触りや風合も悪
い他、変形時の応力がこの部分に集中するなどの問題が
あった。
又、これらの方法の他の問題点は、支持板に開口模様を
設ける方法であれ、遮蔽板に開口模様を設ける方法であ
れ、それらの開口板の開口形状は、開口板としての形状
を保つために、当然独立の開口とせざるを得ぬ上、工作
精度や成形板の強度の点から微細なものとすることは困
難であり、開口は大きくせざるを得す、レース状の大き
な開口を持つ不織布しか得られなかった。
これらのレース状の大孔径の開口は、ウェットワイパー
などの生活用品や工業用ワイパーなどでは、不織布の汚
染面を払拭する上で有効な非開口面が少なく、汚物を拭
いさる機能に乏しいこと、大きな開口の故に汚物が開口
を通過して手を汚すことなどの点で好ましくなく、汚物
を拭いさる機能に優れ、その汚物が不織布を通過して手
を汚すことのない新規な構造の不織布の提供が望まれて
いた。
即ち、本発明の第1の目的は、織物の代替品として使用
に耐える程の優れた外観、手触り及び風合を有すると共
に、汚物を拭いさる機能に優れ、且つその汚物が不織布
を通過して手を汚すことがなく、且つ、消費者に好まれ
る模様の多様性を兼ね備えた新規な構造の不織布を提供
することである。
又、本発明の第2の目的は、工業生産上の大きな問題で
ある、支持板や模様付用の開孔遮蔽板等を交換すること
なく、容易に開孔模様を変更する手段を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の目的は、開孔部と非開孔部を持つ不織布
であって、該開孔部は直径0.2 ***がら1.51
mの大きさの開孔が、該直径の約1.2倍から3倍の間
隔で、はソ方眼状に開孔し、該開孔部が非開孔部を包囲
して、格子縞状又は水玉状の模様を形成するようにほゞ
規則的に配置され、且つ、最も近接する非開孔部同志を
結ぶ線分が、不織布の長尺方向に対して15度以上傾い
て配置されていることを特徴とする開孔模様を持った不
織布により、達成される。
又本発明の不織布は、5〜4oメッシュの支持網上にウ
ェブを堆載し、ウェブの上方よりウェブの全幅に亘って
水流を当てて、開孔を持つ不織布を製造するに当たり、
該ウェブと水流源の間に、該支持網の網目間隔の39/
20〜21/20又は20/21〜20/39の間隔の
網目を有する遮蔽網を、該支持網の網目に対し網目を約
2度から15度傾けて設置し、該水流を遮ることにより
、不織布の長尺方向に対し傾いた規則的な格子縞状の干
渉模様の開孔を発生させる方法で製造され、この方法に
より本発明の第2の目的が達成される。
本発明の特別な模様を持つ開孔不織布を製造するメカニ
ズムは、ウェブを5〜40メツシユの網や、それと同等
の穿孔された板(以下、支持網と総称する)の上に該ウ
ェブを堆載し、該ウェブの上方よりウェブの全幅に亘っ
て水流を当てて、該水流により、該ウェブを構成する繊
維を、支持網のワイヤー又は穿孔された板の非穿孔部分
の上から移動させて、支持網の穴の部分に押しやり、支
持網のワイヤ一部分の繊維を排除して開孔部とすること
、更に、水流を該ウェブに到達する前で、上記の如く特
別な遮蔽網で遮って、遮蔽網の網目を通過した水流によ
ってのみ上記の開孔作用を発生させ、支持網のワイヤー
と重なり合った点のみを干渉模様として選択的に開孔さ
せることであり、更に、その支持網の網目と遮蔽網の網
目を傾けて設置することで、複雑な干渉模様を発生させ
ることである。
図面により本発明の特徴とする開孔模様について説明す
ると、第1図は、支持網が20メッシュ、遮蔽網が21
メツシユの組み合わせの場合について、上記のメカニズ
ムに従って、干渉点(開孔)模様をパーソナルコンピュ
ータにてシミュレーション結果であり、Aは支持網の網
目方向、Bは遮蔽網の網目方向を示し、AとBは3度傾
けて設置されている。Cは、最も近接する非開孔部同志
を結ぶ線である。
本発明の方法で得られる格子縞模様は、第1図の例の様
に、網目に対応したはソ方眼状に、即ち互いに直交する
列の交点に開孔が配置されて開孔した開孔群よりなる開
孔部1が、全く開孔されていない部分、非開孔部2を取
り囲んで格子縞模様又は水玉模様を形成しており、更に
、最も近接する非開孔部同志を結ぶ線Cが、支持網の網
目方向、即ち不織布の長尺方向に大きく傾いて設定され
ているのである。
開孔の大きさとしては、約1.5 in以下、好ましく
は1. O11m以下であることが必要で、これより大
きな場合は、従来のレース状の開口模様を持つ不織布と
同様に、ワイパーとして用いるに当たり、汚物が不織布
を通過して、手を汚す欠点を生ずる。
一方、開孔が約Q、 2重s以下のときは、開口部の機
能が乏しくなり、好ましくない。
開孔の形状は真円又は正方形である必要はなく、長円又
は長方形であってよく、これらの場合、開孔の大きさは
長径又は長辺の長さをもって表す。
ここで得られる開孔の大きさは、上述の開孔メカニズム
から明らかなように、用いられる支持網のワイヤーの径
でほゞ定まり、支持網の網目としては、5〜40メッシ
ュ、好ましくは、8〜30メッシュが選ばれるべきであ
る。
それぞれの列を形成する開孔の間隔は、該開孔部に、こ
れらの支持網により得られる開孔模様のそれぞれの列を
形成する開孔の間隔は、該開孔の直径の約1.2倍から
3倍の範囲に選ばれるべきであり、この範囲以外では不
織布としての強度を損なう恐れがあり好ましくない。
開孔部を形成する方眼状に配置された開孔群の開孔の間
隔は、直交するそれぞれの列で異なっていることも許さ
れる。
ここで本発明の方法が最も特徴とする点は、該遮蔽網の
網目を支持網の綱目に対して傾けて、即ち両組のワイヤ
ー同士が、約2度から約15度の角度で交差するように
設置させることにある。
そして、このように僅かに両組を傾番ノて設置すること
で、干渉模様として形成される格子縞模様は網の傾きよ
りも遥かに大きく、45度を越えて傾くのである。
第2図は、支持網と遮蔽網のそれぞれの網目の大きさが
それぞれ12メッシュ、14メッシュの組み合わせ、及
び20メッシュ、22メツシユの組み合わせの場合につ
いて、両組の傾き角度を、3.5,7,9.11度に設
定したときの干渉点く開孔)模様を同様にシミュレーシ
ョンしたものである。
第2図のように僅か7度程度傾けるだけで、更に極端な
場合は、第1図のように、僅か3度傾げるだけで、は−
゛45度傾いた格子縞模様が得られることが理解されよ
う。
この格子縞模様の傾きとしては、15度以下の場合には
傾いた模様としての新鮮味が得られず好ましくないため
、避けられるべきである。
更に、コンピュータシミュレーションとは別に実際に本
発明の方法を実施した場合、干渉の程度が変化すること
は当然予想されることであり、水流の作用の大小によっ
て、格子縞模様から水玉模様、更に特別な場合には、市
松模様、更には、非開孔部が開孔部を取り囲んだ水玉模
様にまで変態することもあり、本発明の多様な実施態様
を示すものである。
遮蔽網としては、支持網の網目の間隔に対して、その3
9/20〜21/20又は20/21〜20/39の間
隔の格子縞状に配列した開孔を持った、多孔板又は網(
以下遮蔽用網と総称する)が用いられるべきである。
遮蔽網の網目の間隔を支持網の網目の39/20〜21
/20又は20/21〜20 / 29の間隔、更に好
ましくは、30 / 20〜21/20又は20/21
〜20/30の間隔に選ぶことにより、遮蔽網の網目を
通過した水流が、支持網のワイヤーと重なり合った点の
みを干渉模様として選択的に開孔させ、本発明の特徴と
する格子縞状の模様の不織布が製造できる。
そして、驚くべきことに、両組の網目が全く同じ場合に
は、網目を傾けても格子縞模様の傾きは全く発生しない
といってよいほど僅かしか発生しないのである。
網目の間隔の比率が上記範囲より大きいか又は小さくて
も原理的には干渉模様は得られるが、現実には、大孔径
の方の網の形状が支配的となって、干渉模様が損なわれ
、好ましくない。
本発明の孔開は処理を実施する方法としては、第3図の
如く、支持網4上にウェブ3を堆積し、その上に遮蔽網
6の網目を所定の角度傾けて重ね、移動させつつノズル
5より噴射される水流にさらして処理されるのが好適で
ある。
遮蔽網の網目を支持網の網目に対して傾けて重ね合わせ
る具体的な方法としては、第4図の如く、網目を傾けて
切り出し、エンドレスに繋ぎ加工したエンドレスネット
を遮蔽網6aとしてウェブ3a上に重ねて、支持網4a
に平行して走行させてもよく、又第5図の如く網目に平
行に切り出してエンドレスネットとしたものを遮蔽H6
bとして、支持y14bに対してその走行方向を所定の
角度傾けて設置し、走行させる方法であってよいが、不
織布の格子縞模様の傾きが容易に変更できる点では後者
がより好ましい実施態様といえよう。
勿論、支持N4/ウエブ/遮蔽網を固定して、水流を移
動させる方法によっても、同様の効果が得られ、実験室
的に小片を試作する上では簡便である。
遮蔽網は、ウェブと接して重ねられてもよいが、若干の
間隔を設けて設置することが好ましい実施態様であり、
この場合には、遮蔽網を、支持網及びウェブと異なる速
度で移動させることで、干渉の間隔を容易に変更するこ
とが可能となる。又、遮蔽網の速度を、変動させつつ開
孔処理すれば、連続して干渉間隔が変化する模様が得ら
れる等の多様な模様が容易に得られる。
支持網及び遮蔽網共に、その材質に関しては、特に制限
されるものではなく、ステンレス鋼やりん青銅、しんち
ゅう等の金属製の金網や、ボリアミド、ポリエステル、
ポリビニリデンクロライド、等の合成ポリマーのモノフ
ィラメント又は撚糸されたマルチフィラメン1へよりな
る網、ガラス繊維やアラミド繊維を弗素樹脂でコーティ
ングした素材の網等が、いずれも好適に用いられる。
ごれらの網の織り構造も特に制限されるものではなく、
通常は平織り構造のものが用いられるが、斜織り他の構
造のものも、開孔パターンの多様化の上で好ましく用い
られる。又、支持網と遮蔽網の構造が、それぞれ異なっ
ているごとも、上記の網目のメソシュの関係が、本発明
の範囲にある限り許され、新規な干渉パターンを生み出
す上で、興味ぶかい。
支持網は織物構造であっても、単にワイヤーを交差して
重ね合わせ、交点を溶接した溶接金網や、フィルム又は
シートをパンチングする等の方法で網目の開口部分に相
当する部分を穿孔した板状物又はシート状物であっても
よい。
遮蔽網も特に織物構造である必要はなく、単にワイヤー
を交差して重ね合わせ、交点を溶接した溶接金網や、パ
ンチング等の方法で網目部分を穿孔した板状物であって
も、同様に用いられる。
本発明の処理に用いられる水流としては、支持網上のウ
ェブ構成繊維を、網を構成するワイヤー上から排除して
、開孔部を作り出すに必要なエネルギーの水流であれば
よ(、通常20kg/cJG程度の圧力でノズルより噴
出された水流が用いられる。ノズルの形状も特に制限さ
れるものではなく、噴出された水流が扇状や、円錐状に
拡散するようなノズル、膜状の水流を作るスリット、棒
状の流れを形成するノズル等がいずれも、処理すべきウ
ェブの繊維素材やウェブの厚みなどにより、任意に選択
されて用い得る。但し、複数のノズルにより水流処理す
る場合には、本発明の方法の特徴から理解される如く、
水流は遮蔽網のは一全幅に亘って当たるように、それぞ
れのノズルの間隔は配慮されるべきであり、大略各ノズ
ルからの水流の間隙は、遮蔽網のワイヤーの間隔よりも
短くずべきである。又、水流による処理は多段階に行わ
れてもよく、この間に遮蔽網と支持網の位置がずれない
ようにさえ保たれれば、より明瞭な干渉模様が得られる
点で推奨される。
支持網の裏面から水流を吸引して、強制的に排除するこ
とも、必要があれば行われてよい。
水流により開孔処理された不織布は、更に必要あれば追
加的に高圧の棒状の水流による繊維同志の交絡処理や、
接着剤処理などの処理を施された後、乾燥され、巻き取
られるなどして使用に供されるが、これらの工程に関し
ては特に限定されるものではなく、公知の手段、条件が
任意に選ばれてよい。
本発明の不織布を製造するためのウェブの製造法につい
ては、特に制限されるものではなく、どの様な方法によ
るウェブであっても用いられる。
即ち、短繊維を水中に懸濁し、抄造する方法、短繊維を
空気流にて分散して編上に捕集する方法、ステーブルフ
ァイバーをカードによりウェブ化する方法、紡糸に直結
してウェブに形成する、いわゆるスパンボンド法、等で
ある。
ウェブを形成する繊維についても、特に限定されるもの
ではなく、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン
、アクリロニトリル系ポリマーなどの合成繊維、レーヨ
ン、キュプラ(銅アンモニア法レーヨン)等の再生繊維
、木綿地の天然繊維のいずれもが、任意に選ばれて良く
、それらの2種以上が複合して用いられることも許され
るが、ワイパーとしての機能面からは、セルロース系繊
維から成るか、又は、含有するものが好まれることが多
い。
これらの繊維は、短繊維であっても、連続長繊維であっ
ても、それらを混合して使用するものであっても良い。
〔発明の作用〕
本発明の特別な模様の開孔を持つ不織布によれば、本発
明の製造法から明らかなように、格子模様を形成する開
孔部と非開孔部は、遮蔽板と支持板との干渉模様として
得られ、更に、それが不織布の長尺方向に対して傾いて
配置されるため、従来のパターン付は遮蔽板による開孔
不織布のごとき明瞭な境目を持たずに、開孔部から非開
孔部へと円滑に連続的につながらでいるので、不織布が
変形を受けた際の応力の集中がなく、従って、強度が損
なわれない。又、開孔部と非開孔部の境目が明確でない
ことは、感触上も境目の違和感を与えない他、見た目に
も自然な美しい干渉模様を与える。
本発明の開孔不織布において、開孔部分は、繊維の集合
があるため、ボリューム感を与え、又繊維同志の絡み合
いを生じるために不織布としての強度を発現する上で効
果があり、又、透水性や通気性を不織布に与える。−・
方、非開孔部は、払拭性や、保水性、カバリング性等を
不織布に与え、これらの模様や比率を適当に選択するこ
とで、各種の用途に適した不織布を提供できる。
本発明の方法によれば、支持網と遮蔽網の網目を傾けて
設置することにより、干渉による格子縞模様が網の傾き
以上に傾いた特異な模様を生じさせることができ、安価
で入手しやすい平織りの金網や、パンチングシート等の
穿孔物の組み合わせのみで、複雑な開孔模様が簡単に創
出でき、且つ、従来技術で問題であった模様替えが容易
となる。
〔実施例〕
以下に実施例をもって、本発明の具体的な実施態様を説
明するが、本発明がこれのみに限定されるものではない
ことは、勿論である。
夫施開↓二J 精製されたリンターを銅アンモニア錯体水溶液に溶解し
、特公昭52−6381号公報の方法に従い、長方形の
濾斗状凝固浴中に多数の紡孔から押し出し、凝固浴に供
給される凝固用の水と共に、凝固浴の下からスリットを
介して流出させ、凝固水と共に、膜状に流下させた後、
ポリエステルモノフィラメントからなるネットコンヘア
上に捕集して、次いで希硫酸で洗浄し、更に水洗して、
キュプラレーヨンのスパンボンドウェブを製造した。
このウェブを、第3図に示した装置により、本発明の開
孔処理を施した。即ち、ウェブ3を、線径が0.457
nのしんちゅうワイヤーの平織りMJ、1よりなる、2
0メツシユのエンドレスの金網(支持網)4上に載せ替
え、その15cm上に位置するノズル5から、30kg
/cn+Gの水を噴出させて、ほゞ20度の拡がりの扇
形の水流としてウェブ3に当てるようにした。
水流発生用のノズル5と、ウェブ3の間に、線径が、0
.481mのポリエステルモノフィラメントの平織り構
造で、長さ方向が15メツシユで、幅方向が17メノシ
ユのエンドレスな網を遮蔽網6として、支持網の走行方
向とは7度傾けて走行するように設置し、ウェブ3の上
方101mを支持網と同じ速度で走行させた。
支持網の裏面に吸引ボックス7を設け、ウェブを貫通し
た水流を吸い取った。
キュプラスパンボンドウェブは、水流により、開孔部の
繊維が、網の目に排除されて、支持網に食い込んだ状態
となる。
この状態のまま、支持網を熱風乾燥機8中に導いて、1
20°Cにて乾燥した後、調湿し、次いでロール9とし
て巻き取った。
得られた開孔模様を持った不織布は、第6図の写真に示
すような、0.3H〜0.7Nの開孔が1.61m〜1
.7mnの間隔で方眼状に並び、非開孔部が水玉模様状
に残されたものであった。
この開孔不織布は、ウェットティッシュとして用いた場
合、次に示す、比較例のものに比べ、柔らかな感触と、
厚み感において改良されたものであった。
次いで、遮蔽網の支持網に対する角度を、5度及び9度
に変更して開孔不織布を製造し、それぞれ第7図、第8
図に写真を示す開孔模様の物を得た。先に説明したコン
ピュータシミュレーションの如く、模様の回転が生じる
ことが分かる。
ル較■ 実施例1の遮蔽網を設置しなかった他は、全く同様にし
て、キュプラスパンボンドの開孔不織布を製造した。
得られた開孔不織布の模様は、第9図に示す如く、支持
網の網目の交点が全て開孔した、単純なパターンのもの
であり、ウェットティシュとじた場合、感触も硬く、厚
み感も乏しいものであった。
隻λ拠 実施例1において、遮@網の傾きを無くし、支持網と同
方向に走行させたところ、第10図に示すような格子縞
模様が得られた。当然ながら、模様の傾きは発生せず、
本発明の開孔不織布とは全く異なる開孔模様となること
が分かる。
〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、簡単に不織布の開孔模様が変更
可能であり、又、その開孔模様も、不織布の長尺方向に
傾いた、市松模様や格子縞模様といった、従来余り実施
されていないパターンのものであって、消費者の多様な
要求に答えるものである。
本発明の開孔不織布において、開孔部分は、繊維の集合
があるため、ボリューム感を与え、又繊維同志の絡み合
いを生じるために不織布としての強度を発現する上で効
果があり、又、透水性や通気性を不織布に与える。一方
、非開孔部は、払拭性や、保水性、カバリング性等を不
織布に与え、これらの模様や比率を適当に選択すること
で、各種の用途に適した不織布を提供できる。
本発明の不織布の用途としては、ガーゼ、ポスピタルタ
オル、等のメディカル分野用の資材、工業用ワイパー、
おてふき、ふきん、濡れナプ;トン等の各種のワイパー
類、テーブルクロス、シートカヴアー、等の力ヴアーク
ロス用途が例示される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の開孔模様を説明する図面で、1は開
孔部であり、2は非開孔部である。 第2図は、本発明の干渉模様の各種例を示す図面である
。 第3図は、本発明の実施に用いられる開孔処理設備であ
り、3はウェブ、4はエンドレスの金網よりなる支持網
、5はノズル、6は遮蔽網、7は吸引ボックスであり、
8ば熱風乾燥機である。 第4図及び第5図は、本発明の不織布を製造するにおい
て用いられる遮蔽網の実施態様を示すものである。 第6図から第8図は、本発明の開孔不織布中のwA雑の
形状を示す倍率1.1(@の顕微鏡写真であり、第9図
及び第10図は比較例及び参考例の開孔不織布中の繊維
の形状を示す同倍率の顕微鏡写真である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 開孔部と非開孔部を持つ不織布であって、該開孔
    部は直径0.2mmから1.5mmの大きさの開孔が、
    該直径の約1.2倍から3倍の間隔で、ほゞ方眼状に開
    孔し、該開孔部が非開孔部を包囲して、格子縞状又は水
    玉状の模様を形成するようにほゞ゛規則的に配置され、
    且つ、最も近接する非開孔部同志を結ぶ線分が、不織布
    の長尺方向に対して15度以上傾いて配置されているこ
    とを特徴とする開孔模様を持った不織布。
  2. 2. 5〜40メッシュの支持網上にウェブを堆載し、
    ウェブの上方よりウェブの全幅に亘って水流を当てて、
    開孔を持つ不織布を製造するに当たり、該ウェブと水流
    源の間に、該支持網の網目間隔の39/20〜21/2
    0又は、20/21〜20/39の間隔の網目を有する
    遮蔽網を、該支持網の網目に対し網目を約2度から15
    度傾けて設置し、該水流を遮ることにより、不織布の長
    尺方向に対し傾いた規則的な格子縞状の干渉模様の開孔
    を発生させることを特徴とする開孔模様を持った不織布
    の製造法。
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