JPH027053Y2 - - Google Patents

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JPH027053Y2
JPH027053Y2 JP5792588U JP5792588U JPH027053Y2 JP H027053 Y2 JPH027053 Y2 JP H027053Y2 JP 5792588 U JP5792588 U JP 5792588U JP 5792588 U JP5792588 U JP 5792588U JP H027053 Y2 JPH027053 Y2 JP H027053Y2
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hose
rubber
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flexibility
layer
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は自動車のクーラーホース等に好適に用
いられる、特に熱老化後においても優れた可撓性
を有する冷媒輸送用ホースに関する。 (従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 冷媒輸送用ホースの代表的なものとして、自動
車のクーラーホースがある。 かかるホースに要求される特性として、冷媒ガ
スの透過性が少ないこと、外部からの水の浸透が
少ないこと、可撓性があること、キンクしにくい
こと、コストが安いこと、取付けが簡単なこと等
に加えて、最近、軽量化のニーズが加わり、その
ため、内管と外管とを共にゴムにて構成したゴム
ホースに代え、内管を樹脂、外管をゴムにて構成
した樹脂−ゴム複合ホースが提案されている。 かかる樹脂−ゴム複合ホースとしては、内管を
耐冷媒ガス透過性に優れるポリアミド樹脂等の合
成樹脂で構成し、その外面に耐圧性保持のために
通常静止角(約55゜)にブレード編組された繊維
補強層を配し、更にその外面に耐候性に優れるゴ
ム製外管を設けたものが公知である。 しかしながら、かかるホースは、高圧にも耐え
得るように補強層に用いる編組糸の太さ,打込み
本数等を大にして製造される傾向にあり、ホース
の可撓性が損なわれるのがしばしばである。更
に、かかるホースは編組糸の乱れを防止するた
め、補強層は内管に接着剤等によつて固着されて
おり、そのため製造直後の熱老化を受けていない
状態においても、ホースの曲げ変形時に補強層が
内管の曲げ変形を強く阻止するように作用するた
め可撓性に乏しく、キンクを起し易いという欠点
がある。 また可撓性に乏しいために、製造面においても
曲り管成形が困難であり、限られた狭いスペース
内への取付けも困難になるという問題もある。 一方、前記構成のホースにおいて、内管と繊維
補強層との間に内管と繊維補強層或いは外管とを
接着させる目的で中間ゴム層を設けたものも公知
である。 しかしながら、かかるホースは熱老化後の可撓
性を良好に保持せしめることを意図しておらず、
用いる中間ゴム層のゴム材質等は内管,繊維補強
層,外管等の材質によつて限定されることが多
く、このような事情からかかる従来のホースは、
製造時及び使用の初期(熱老化をあまり受けてい
ない)には可撓性に優れているものの、長期の使
用で熱老化(熱履歴)を相当に受けると、ホース
が硬化し可撓性が損なわれ、メンテナンスの際に
ホースが折損し易く、耐久性の点に問題があるば
かりか、ホース自身の硬化に伴ない振動騒音発生
という問題を生ぜしめている。 (課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになさ
れたものであり、その要旨は、下記Aにて構成し
た合成樹脂製内管とゴム製外管との間に補強層を
設けた冷媒輸送用ホースにおいて、内管と補強層
との間に下記Bにて構成した中間ゴム層を設ける
ことにより、熱老化後においても優れた可撓性を
保持せしめたことにある。 (A) ポリアミド樹脂,エチレン−酢酸ビニル共重
合体樹脂のケン化物,塩化ビニル−塩化ビニリ
デン共重合体樹脂の内の何れかの合成樹脂。 (B) エチレン−プロピレン−ジエンゴム,クロロ
スルホン化ポリエチレンゴム,塩素化ポリエチ
レンゴムの内の何れかのゴム配合物。 (作用) 本考案においては、中間ゴム層が樹脂製内管と
補強層との間に介在してそれらの相対変位を許容
するため、冷媒輸送用ホースの可撓性が高められ
る。これにより、冷媒輸送用ホースを曲り管とし
て成形することも容易となり、従つてまたホース
を限られた狭いスペースへ取り付けることも容易
となる。 しかも本考案で中間ゴム層として用いられてい
るエチレン−プロピレン−ジエンゴム,クロロス
ルホン化ポリエチレンゴム,塩素化ポリエチレン
ゴムは何れも耐熱性に優れたゴムであつて、熱履
歴を受けても硬化劣化が少ないから、熱影響下に
おける長期間の使用後においてもホースの可撓性
が失われない。これによりメンテナンスの際にホ
ースが折損したり、ホース硬化に基づく振動騒音
が発生したりするのが防止される。 上記のように、本考案は中間ゴム層自身の熱劣
化を防止することによつて、冷媒輸送用ホースに
おける可撓性を確保する着想の下に為されたもの
である。但しかかる中間ゴム層としてどれだけの
耐熱性があれば可撓性確保の上で効果があるか未
知であり、必要以上に耐熱性のあるゴム材料を用
いれば製品が過剰品質となつて、コストのみが高
くなつてしまう。 また冷媒輸送用ホースの中間ゴム層としては、
この他の耐フレオン透過性,耐透水性の問題もあ
る。 本考案者は各種の試験,研究を行うなかで、上
記エチレン−プロピレン−ジエンゴム,クロロス
ルホン化ポリエチレンゴム,塩素化ポリエチレン
ゴムがそれら何れの特性をも満足し得ることを確
認し得、本考案を完成させたのである。 尚ここで耐透水性の問題とは次のような問題を
言う。 即ち、一般に、樹脂製内管を有する冷媒輸送用
ホースにあつては、内管から漏出したフレオンガ
スを補強層,ゴム製外管を透過させて外部に積極
的に逃がすために、これら外管,補強層を半径方
向に貫通する微小な孔を針等にて多数形成するこ
とが行われるが、この場合、外部からの水分がこ
れら微細な孔を通じてホース内部に侵入して来る
問題が生ずる。而してかかる中間ゴム層の耐透水
性が劣ると、水分がこの中間ゴム層をも通過して
内部に侵入してしまう問題を生ずる。 そこでかかる冷媒輸送用ホースの中間ゴム層と
しては、耐透水性が一定以上に良好であることが
要求されるのである。 このように冷媒輸送用ホースにあつては、中間
ゴム層として耐熱性の他に、耐フレオン透過性,
耐透水性に優れていることが必要であり、従つて
単に耐熱性のみを考えれば、中間ゴム層としてア
クリルゴム,エピクロルヒドリンゴム等を用いる
ことも可能であるが、これらは耐熱性以外の特性
で劣ることから、本考案では積極的に除外されて
いる。そして上記エチレン−プロピレン−ジエン
ゴム,クロロスルホン化ポリエチレンゴム,塩素
化ポリエチレンゴムのみが本考案の目的を達成し
得るのである。 (実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。 内管1は耐冷媒ガス透過性に優れるポリアミド
樹脂(ナイロン6,ナイロン6,6,ナイロン
6/エチレン−プロピレン−ジエン共重合体等の
ナイロン変性体等),エチレン−酢酸ビニル共重
合体樹脂のケン化物,塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン共重合体樹脂の内の何れかの合成樹脂が用いら
れるが、好ましくは可撓性に優れるナイロン6/
エチレン−プロピレン−ジエン共重合体が良い。
また肉厚は通常0.1〜1.5mmに製せられるが、この
範囲を下限において外れると、フイルム状を呈し
ホース内管としての製造が困難になるばかりか、
耐冷媒ガス透過性に劣り、上限において外れると
可撓性が損なわれる。 中間ゴム層2は、耐透水性と耐熱性に優れるエ
チレン−プロピレン−ジエンゴム(以下EPDM
と略す),ブチルゴム(以下IIRと略す),クロロ
スルホン化ポリエチレンゴム(以下CSMと略
す),塩素化ポリエチレンゴム(以下CPEと略
す)の内の何れかのゴム配合物が用いられる。 またそのゴム配合物の硬さは50゜〜75゜(JIS−A
硬さ)のものが好ましい。この範囲を下限におい
て外れると、中間ゴム層2の外面に施される補強
層3が中間ゴム層2にくい込み、ホースを曲げた
際に内管の曲げ変形を拘束するように作用するの
で、可撓性を損なうし、上限において外れると、
中間ゴム層2自身が硬いものとなり、ホースの可
撓性を損なうことになる。 また中間ゴム層2の肉厚は0.5〜3.0mmに製せら
れるが、この範囲を下限において外れると、その
上に施されれた補強層3が内管1の曲げ変形を拘
束する力が大きくなり、ホースの可撓性が損なわ
れるし、上限において外れると重量アツプにな
る。 尚、外管4は、通常、耐候性、耐熱性等に優れ
たゴム配合物にて製され、その肉厚も中間ゴム層
2の肉厚等に応じて適宜決定され、そのゴム配合
物の硬さは50゜〜85゜の範囲のものが用いられる。 また補強層3は、天然繊維又はビニロン,ポリ
アミド,ポリエステル等の合成繊維が前記中間ゴ
ム層2の外面に編組(ブレード又はスパイラル)
されて構成される。その編組角は耐圧性を考慮し
て通常静止角に編組され、編組密度も耐圧性を考
慮する場合には、比較的密(例えば60〜100%)
に編組されるが、目的,用途等に応じて任意に選
択して用いられる。 しかし本考案の特徴は、耐圧性を考慮して補強
層3を静止角で高密度に編組した場合においても
優れた可撓性,特に熱老化後においても優れた可
撓性を保持せしめるようにしたところにあるので
あつて、ここに本考案の実用的価値が大いに認め
られるのである。 更に、本考案のかかるホースは次のようにして
製造される。 先ず、マンドル上に内管1を押出成形し、その
外面に接着剤を施す。次に中間ゴム層2を内管1
外面に被覆し、その外面に他の接着剤を施すとも
に補強層3を編組する。更にその補強層3外面に
外管4を被覆する。そして外管4の外面に被鉛を
施し、一体加硫接着して所望のホースを得る。 以上詳述した本考案の冷媒輸送用ホースによれ
ば、耐冷媒ガス透過性と耐透水性に優れるととも
に耐熱性に優れる特定の中間ゴム層2を内管1と
補強層3との間に設けてあるので、ホースの曲げ
に対して内管1の曲げ変形を補強層3が拘束する
のを中間ゴム層2が効果的に緩衝せしめるように
作用し、以てホースの可撓性が高められる。しか
もホースが熱老化(熱履歴)を受けても中間ゴム
層2が殆ど硬化劣化することがないので、長期に
亙つて使用前(熱老化前)と同程度の優れた可撓
性が保持され且つ振動騒音の問題も生じない。 特に、前述した如く、本考案の特徴は耐圧性を
考慮して補強層3を静止角で且つ高密度に編組し
た場合においても上記の如き効果を奏することに
あり、このような性能面での利点に加えて、更に
取付けが容易(曲り管成形も可能となり、これに
よつて更に取付けの簡略化が図れる)であるなど
の実用的効果をも奏する。 次に本考案の効果を実施例を用いて実証する。 表1に示す如き構成ホースを製作し、その可撓
性を評価した。その結果を併せて示す。 尚、可撓性の評価は所定長さのホースを一端水
平切口面を基板上に固定し、他端をもつてホース
を曲げていき、他端水平切口面を基板上に密着す
るのに要する曲げ荷重を測定して行つた。 測定はブランク品及び熱老化品(120℃老化,
140℃老化)について行つた。 以上の実施例からも明らかな如く、本考案品は
熱老化前は勿論のこと、特に長期の熱老化を受け
ても熱老化前と同程度に優れた可撓性を保持する
ことが実証された。尚、本考案品は耐冷媒ガス透
過性,耐透水性及び耐圧性等の特性においても実
【表】 用上問題がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。 1:内管、2:中間ゴム層、3:補強層、4:
外管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記Aにて構成した合成樹脂製内管とゴム製外
    管との間に補強層を設けた冷媒輸送用ホースにお
    いて、内管と補強層との間に下記Bにて構成した
    中間ゴム層を設けることにより、熱老化後におい
    ても優れた可撓性を保持せしめたことを特徴とす
    る冷媒輸送用ホース。 (A) ポリアミド樹脂,エチレン−酢酸ビニル共重
    合体樹脂のケン化物,塩化ビニル−塩化ビニリ
    デン共重合体樹脂の内の何れかの合成樹脂。 (B) エチレン−プロピレン−ジエンゴム,クロロ
    スルホン化ポリエチレンゴム,塩素化ポリエチ
    レンゴムの内の何れかのゴム配合物。
JP5792588U 1988-04-28 1988-04-28 Expired JPH027053Y2 (ja)

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JP5792588U JPH027053Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28

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JPS6455115U JPS6455115U (ja) 1989-04-05
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