JPH027272Y2 - - Google Patents
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- JPH027272Y2 JPH027272Y2 JP1984006912U JP691284U JPH027272Y2 JP H027272 Y2 JPH027272 Y2 JP H027272Y2 JP 1984006912 U JP1984006912 U JP 1984006912U JP 691284 U JP691284 U JP 691284U JP H027272 Y2 JPH027272 Y2 JP H027272Y2
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- JP
- Japan
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- rotor
- male
- female
- oil
- end wall
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は互いに噛み合う一対の雌雄スクリユー
ロータをケーシング内で回転せしめて気体を圧縮
するスクリユー圧縮機に係り、特に平行な二軸に
設けた一対をなすねじ溝を有する雄ロータと雌ロ
ータが互いに噛合して反対方向へ回転し、ケーシ
ング内壁と前記ねじ溝と雌雄ロータの両端に設け
た端壁とで形成されたチユーブ状のロータ室作用
空間が雌雄ロータが回転するに従い軸方向へ移動
して増加又は減少し、一方の端壁に設けた吸込口
より気体を吸入し、圧縮して他方の端壁に設けた
吐出口から吐き出し、前記ロータ室作用空間に噴
射口から油を供給し、潤滑、冷却、密封を行なう
と共に、前記各ロータを軸承する軸受に給油し
て、前記軸受の潤滑を行なうスクリユー圧縮機に
おいて、前記吐出側軸受の潤滑油通路を改良して
吐出側端壁における確実な潤滑、密封、雌雄ロー
タにかかるスラスト力の軽減、効率改善を行なう
かつコストを低くおさえたスクリユー圧縮機に関
する。
ロータをケーシング内で回転せしめて気体を圧縮
するスクリユー圧縮機に係り、特に平行な二軸に
設けた一対をなすねじ溝を有する雄ロータと雌ロ
ータが互いに噛合して反対方向へ回転し、ケーシ
ング内壁と前記ねじ溝と雌雄ロータの両端に設け
た端壁とで形成されたチユーブ状のロータ室作用
空間が雌雄ロータが回転するに従い軸方向へ移動
して増加又は減少し、一方の端壁に設けた吸込口
より気体を吸入し、圧縮して他方の端壁に設けた
吐出口から吐き出し、前記ロータ室作用空間に噴
射口から油を供給し、潤滑、冷却、密封を行なう
と共に、前記各ロータを軸承する軸受に給油し
て、前記軸受の潤滑を行なうスクリユー圧縮機に
おいて、前記吐出側軸受の潤滑油通路を改良して
吐出側端壁における確実な潤滑、密封、雌雄ロー
タにかかるスラスト力の軽減、効率改善を行なう
かつコストを低くおさえたスクリユー圧縮機に関
する。
[従来技術]
潤滑油通路を改良した公知公報として、特公昭
50−17686号のスクリユーロータ機械が公知であ
る。このスクリユーロータ機械は、第1図に示す
ように、平行な二軸に設けた一対をなすねじ溝
3,4を有する雄ロータ1と雌ロータ2が互いに
噛合して反対方向へ回転し、ケーシング5内壁
5′と前記ねじ溝3,4と雌雄ロータ1,2の両
端に設けた端壁6,7とで形成されたチユーブ状
のロータ室作用空間8が雌雄ロータ1,2が回転
するに従い軸方向へ移動して増加又は減少し、一
方の端壁6に設けた吸込口9より気体を吸入し、
圧縮して他方の端壁7に設けた吐出口10(第2
図)から吐き出し、前記ロータ室作用空間8に噴
射口11から油を供給し、潤滑、冷却、密封を行
なうと共に、前記各ロータ1,2を軸承するラジ
アル軸受(吸込側軸受)12をロータ室作用空間
8から漏洩する油で潤滑し、一方スラスト側軸受
(吐出側軸受)13に給油口20から給油して潤
滑等を行なう。
50−17686号のスクリユーロータ機械が公知であ
る。このスクリユーロータ機械は、第1図に示す
ように、平行な二軸に設けた一対をなすねじ溝
3,4を有する雄ロータ1と雌ロータ2が互いに
噛合して反対方向へ回転し、ケーシング5内壁
5′と前記ねじ溝3,4と雌雄ロータ1,2の両
端に設けた端壁6,7とで形成されたチユーブ状
のロータ室作用空間8が雌雄ロータ1,2が回転
するに従い軸方向へ移動して増加又は減少し、一
方の端壁6に設けた吸込口9より気体を吸入し、
圧縮して他方の端壁7に設けた吐出口10(第2
図)から吐き出し、前記ロータ室作用空間8に噴
射口11から油を供給し、潤滑、冷却、密封を行
なうと共に、前記各ロータ1,2を軸承するラジ
アル軸受(吸込側軸受)12をロータ室作用空間
8から漏洩する油で潤滑し、一方スラスト側軸受
(吐出側軸受)13に給油口20から給油して潤
滑等を行なう。
このスクリユー圧縮機においては、前記スラス
ト軸受13の油溜り15と吐出側端壁7間のケー
シングに潤滑油通路16を設けると共に、その通
路16の端壁7の開口部17を、この開口部17
に向い合つている雌ロータ2のランド18が吸込
口9と連通するケーシング5内壁5′の凹部19
の縁19′と共働して前記ランド18とこれに後
続するランド18′との間のねじ溝4を吸込口9
から完全に密封するような位置にあるとき、すな
わち前記後続するランド18′が凹部19の縁1
9′に達したとき、前記ランド18に接近してロ
ータ室作用空間8に開口するものである。従つ
て、ケーシング5内に潤滑油通路16を形成する
ことによつて、外部配管を具備する必要はなく、
コストを低くおさえることができ、かつスラスト
軸受13(吐出側軸受)潤滑後油溜り15に溜る
潤滑油が吸入終了後のロータ室作用空間へ入る
為、吸込口9からの気体の吸入を阻害し、吸引効
率の低下を招く虞れがなくなる。
ト軸受13の油溜り15と吐出側端壁7間のケー
シングに潤滑油通路16を設けると共に、その通
路16の端壁7の開口部17を、この開口部17
に向い合つている雌ロータ2のランド18が吸込
口9と連通するケーシング5内壁5′の凹部19
の縁19′と共働して前記ランド18とこれに後
続するランド18′との間のねじ溝4を吸込口9
から完全に密封するような位置にあるとき、すな
わち前記後続するランド18′が凹部19の縁1
9′に達したとき、前記ランド18に接近してロ
ータ室作用空間8に開口するものである。従つ
て、ケーシング5内に潤滑油通路16を形成する
ことによつて、外部配管を具備する必要はなく、
コストを低くおさえることができ、かつスラスト
軸受13(吐出側軸受)潤滑後油溜り15に溜る
潤滑油が吸入終了後のロータ室作用空間へ入る
為、吸込口9からの気体の吸入を阻害し、吸引効
率の低下を招く虞れがなくなる。
[考案が解決しようとする課題]
前記潤滑油通路側16の開口部17は、前記ラ
ンド18′がケーシング内壁5′の凹部19の縁1
9′に達し圧縮が開始されても、ランド18′がそ
の開口部17を通過するまで圧縮開始後のロータ
室作用空間8に開口するため、この圧縮開始後の
ロータ室作用空間の圧力が前記開口部17、油溜
り15を介して雌雄ロータ1,2の吐出側軸端
1′,2′に作用し、雌雄ロータ1,2に大きなス
ラスト力が作用し、吸込側端壁6でのロータの焼
付き、これを防止するためにスラスト軸受を重荷
重用の高いコストとする欠点を有する。
ンド18′がケーシング内壁5′の凹部19の縁1
9′に達し圧縮が開始されても、ランド18′がそ
の開口部17を通過するまで圧縮開始後のロータ
室作用空間8に開口するため、この圧縮開始後の
ロータ室作用空間の圧力が前記開口部17、油溜
り15を介して雌雄ロータ1,2の吐出側軸端
1′,2′に作用し、雌雄ロータ1,2に大きなス
ラスト力が作用し、吸込側端壁6でのロータの焼
付き、これを防止するためにスラスト軸受を重荷
重用の高いコストとする欠点を有する。
この考案の目的は、平行な二軸に設けた一対を
なすねじ溝を有する雄ロータと雌ロータが互いに
噛合して反対方向へ回転し、ケーシング内壁と前
記ねじ溝と雌雄ロータの両端に設けた端壁とで形
成されたチユーブ状のロータ室作用空間が雌雄ロ
ータが回転するに従い軸方向へ移動して増加又は
減少し、一方の端壁に設けた吸込口より気体を吸
入し、圧縮して他方の端壁に設けた吐出口から吐
き出し、前記ロータ室作用空間に噴射口から油を
供給し、潤滑、冷却、密封を行なうと共に、前記
各ロータを軸承する軸受に給油して、前記軸受の
潤滑を行なうスクリユー圧縮機において、雌雄ロ
ータに作用するスラスト力を軽減し、潤滑油通路
の為形成していたコスト上昇となる外部配管を一
掃すると共に、ロータとケーシングの端壁の焼付
けを防止でき、かつ圧縮効率をさらに向上するこ
とを目的とする。
なすねじ溝を有する雄ロータと雌ロータが互いに
噛合して反対方向へ回転し、ケーシング内壁と前
記ねじ溝と雌雄ロータの両端に設けた端壁とで形
成されたチユーブ状のロータ室作用空間が雌雄ロ
ータが回転するに従い軸方向へ移動して増加又は
減少し、一方の端壁に設けた吸込口より気体を吸
入し、圧縮して他方の端壁に設けた吐出口から吐
き出し、前記ロータ室作用空間に噴射口から油を
供給し、潤滑、冷却、密封を行なうと共に、前記
各ロータを軸承する軸受に給油して、前記軸受の
潤滑を行なうスクリユー圧縮機において、雌雄ロ
ータに作用するスラスト力を軽減し、潤滑油通路
の為形成していたコスト上昇となる外部配管を一
掃すると共に、ロータとケーシングの端壁の焼付
けを防止でき、かつ圧縮効率をさらに向上するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本考案は、平行な二軸に設けた一対をなすねじ
溝を有する雄ロータと雌ロータが互いに噛合して
反対方向へ回転し、ケーシング内壁と前記ねじ溝
を雌雄ロータの両端に設けた端壁とで形成された
チユーブ状のロータ室作用空間が雌雄ロータが回
転するに従い軸方向へ移動して増加又は減少し、
一方の端壁に設けた吸込口より気体を吸入し、圧
縮して他方の端壁に設けた吐出口から吐き出し、
前記ロータ室作用空間に噴射口から油を供給し、
潤滑、冷却、密封を行なうと共に、前記各ロータ
を軸承する軸受に給油して、前記軸受の潤滑を行
なうスクリユー圧縮機において、前記吐出側軸受
の油溜りに連通し前記吐出側端壁に開口する潤滑
油通路をケーシングに穿設すると共に、雌雄ロー
タのシール線がケーシング内壁に設けた吸込口と
連通する凹部の縁に達したとき、前記シール線を
挾んで先行する雌ロータのシール線及び前記シー
ル線に隣設して後続する雌ロータのシール線方向
双方に対し略1/2ピツチ以内の位置に前記潤滑油
通路の吐出側端壁側の開口部を形成したものであ
る。
溝を有する雄ロータと雌ロータが互いに噛合して
反対方向へ回転し、ケーシング内壁と前記ねじ溝
を雌雄ロータの両端に設けた端壁とで形成された
チユーブ状のロータ室作用空間が雌雄ロータが回
転するに従い軸方向へ移動して増加又は減少し、
一方の端壁に設けた吸込口より気体を吸入し、圧
縮して他方の端壁に設けた吐出口から吐き出し、
前記ロータ室作用空間に噴射口から油を供給し、
潤滑、冷却、密封を行なうと共に、前記各ロータ
を軸承する軸受に給油して、前記軸受の潤滑を行
なうスクリユー圧縮機において、前記吐出側軸受
の油溜りに連通し前記吐出側端壁に開口する潤滑
油通路をケーシングに穿設すると共に、雌雄ロー
タのシール線がケーシング内壁に設けた吸込口と
連通する凹部の縁に達したとき、前記シール線を
挾んで先行する雌ロータのシール線及び前記シー
ル線に隣設して後続する雌ロータのシール線方向
双方に対し略1/2ピツチ以内の位置に前記潤滑油
通路の吐出側端壁側の開口部を形成したものであ
る。
[作用]
雌雄ロータの回転により該ロータのシール線が
吸込口に連通した凹部の縁部に達したとき、ロー
タ室作用空間に気体が閉じ込められ、その後ロー
タ室作用空間の減少により順次圧縮されて、圧縮
気体は吐出口より吐出される。この際前記ロータ
室作用空間の閉じ込み直前に開口部から油が供給
されるものである。
吸込口に連通した凹部の縁部に達したとき、ロー
タ室作用空間に気体が閉じ込められ、その後ロー
タ室作用空間の減少により順次圧縮されて、圧縮
気体は吐出口より吐出される。この際前記ロータ
室作用空間の閉じ込み直前に開口部から油が供給
されるものである。
[実施例]
第3図ないし第5図において、スクリユー圧縮
機21は、潤滑油噴射口22をケーシング23a
に有し、ケーシング23a内の圧縮工程中のロー
タ室作用空間24に多量の油を噴射注入して圧縮
中に発生する熱を奪い、雌雄ロータ25,26の
螺旋状ランド27,28間、該両ロータとケーシ
ング23a内壁23a′間のギヤツプを油で密封し
て圧縮作用気体の漏れを減少させ潤滑を行なうこ
とにより両ロータ軸間にタイミングギヤを設けず
に直接雌雄ロータ25,26をかみあわせ回転可
能に構成される。前記各ロータ25,26は吸込
側端壁29側ケーシング23aに設けた吸込側軸
受31、吐出側端壁30側ケーシング23bに設
けた吐出側軸受32にそれぞれ軸承する。尚、前
記吸込側軸受け31はラジアル軸受であり、また
前記吐出側軸受32はスラスト軸受で、作用気体
を軸方向一端側から吸入し、圧縮して軸方向他端
側へ吐出するため前記軸方向両端側において圧力
差が生じ、該圧力差で、各ロータ25,26全体
に作用するスラスト加重をうける為、上述のよう
に設ける。
機21は、潤滑油噴射口22をケーシング23a
に有し、ケーシング23a内の圧縮工程中のロー
タ室作用空間24に多量の油を噴射注入して圧縮
中に発生する熱を奪い、雌雄ロータ25,26の
螺旋状ランド27,28間、該両ロータとケーシ
ング23a内壁23a′間のギヤツプを油で密封し
て圧縮作用気体の漏れを減少させ潤滑を行なうこ
とにより両ロータ軸間にタイミングギヤを設けず
に直接雌雄ロータ25,26をかみあわせ回転可
能に構成される。前記各ロータ25,26は吸込
側端壁29側ケーシング23aに設けた吸込側軸
受31、吐出側端壁30側ケーシング23bに設
けた吐出側軸受32にそれぞれ軸承する。尚、前
記吸込側軸受け31はラジアル軸受であり、また
前記吐出側軸受32はスラスト軸受で、作用気体
を軸方向一端側から吸入し、圧縮して軸方向他端
側へ吐出するため前記軸方向両端側において圧力
差が生じ、該圧力差で、各ロータ25,26全体
に作用するスラスト加重をうける為、上述のよう
に設ける。
一方潤滑油の経路は、吐出口35に接続された
レシーバタンク36、および該レシーバタンク3
6に内蔵のオイルセパレータ37で分離した油を
オイルクーラ38で冷却後、オイルポンプ(図示
せず)またはレシーバタンク36の内圧で加圧
し、強制的にケーシング23a,23bに設けた
軸受31,32に至る第1、2通路39,40
と、前記潤滑油噴射口22に至る第3通路41か
ら成る。
レシーバタンク36、および該レシーバタンク3
6に内蔵のオイルセパレータ37で分離した油を
オイルクーラ38で冷却後、オイルポンプ(図示
せず)またはレシーバタンク36の内圧で加圧
し、強制的にケーシング23a,23bに設けた
軸受31,32に至る第1、2通路39,40
と、前記潤滑油噴射口22に至る第3通路41か
ら成る。
前記吐出側軸受32の装着孔には押え蓋42が
設けられ、油溜り43が形成される。この吐出側
軸受32の油溜り43に連通し、吐出側端壁30
に開口する潤滑油通路44をケーシング23b内
に形成する。この潤滑油通路44の吐出側端壁3
0側開口部45は第5図に示す雌ロータ26側の
先行するシール線cがケーシング23a内壁23
a′に設けた吸込口46と連通する凹部47の縁4
7′に位置するとき(図上c′)、前記シール線cを
挾んで先行する雌ロータのシール線d(図上d′)
と前記シール線cに後続して隣設するシール線b
の移動した位置(図上b′)方向双方に対しピツチ
pの略1/2以内の位置に形成されている。
設けられ、油溜り43が形成される。この吐出側
軸受32の油溜り43に連通し、吐出側端壁30
に開口する潤滑油通路44をケーシング23b内
に形成する。この潤滑油通路44の吐出側端壁3
0側開口部45は第5図に示す雌ロータ26側の
先行するシール線cがケーシング23a内壁23
a′に設けた吸込口46と連通する凹部47の縁4
7′に位置するとき(図上c′)、前記シール線cを
挾んで先行する雌ロータのシール線d(図上d′)
と前記シール線cに後続して隣設するシール線b
の移動した位置(図上b′)方向双方に対しピツチ
pの略1/2以内の位置に形成されている。
又、48は吸込側端壁29に開口した吸込側軸
受31を潤滑した油の回収通路である。尚、第5
図はケーシング23aの内壁23a′の展開図であ
り、第5図において斜線部分はケーシング内壁2
3a′に設けた凹部47を示しa,b,c,d,
e,fは雌ロータ26のランド28とケーシング
内壁23a′とのシール線、g,h,i,jは雄ロ
ータ25のランド27とケーシング内壁23a′と
のシール線をそれぞれ示す。
受31を潤滑した油の回収通路である。尚、第5
図はケーシング23aの内壁23a′の展開図であ
り、第5図において斜線部分はケーシング内壁2
3a′に設けた凹部47を示しa,b,c,d,
e,fは雌ロータ26のランド28とケーシング
内壁23a′とのシール線、g,h,i,jは雄ロ
ータ25のランド27とケーシング内壁23a′と
のシール線をそれぞれ示す。
本考案実施例は以上の構成から成り、次にその
作用効果につき説明する。
作用効果につき説明する。
第3図及び第5図において、今、雄ロータ25
の軸端49を適宜駆動機構により回転駆動せしめ
ると、雄ロータ25と雌ロータ26のランド2
7,28がそれぞれ噛合し、雄ロータ25と共に
雌ロータ26も互いに反対方向へと回転する。両
スクリユーロータ25,26の回転により、吸込
口46より作用気体を吸入し雄ロータのランド2
7,27間のねじ溝50と雌ロータのランド2
8,28間のねじ溝51とケーシング内壁23
a′と雌雄ロータの両端の端壁29,30とで形成
されるロータ室作用空間24に閉じこめられ、順
次圧縮され、吐出口35より吐出される。すなわ
ち、第5図において、両スクリユーロータ25,
26の回転により各シール線は図面上方に移動
し、シール線c,hがケーシング内壁凹部47の
縁47′に達したとき、すなわちシール線cが
c′位置に移動したときシール線c,d,h,iの
間のロータ室作用空間に気体が閉じこめられ、そ
の後ロータ室作用空間の減少により順次圧縮さ
れ、シール線d,iが吐出口35に達したとき、
圧縮気体は吐出口35に吐出される。この際前記
シール線cがc′位置に移動して気体を閉じ込める
直前に、ロータ室作用空間24内にはケーシング
23aに設けた噴射口22より潤滑油が噴射さ
れ、各部の密封、冷却、潤滑等の作用の後、吐出
口35より圧縮気体と共にオイルセパレーター3
7を内蔵するレシーバタンク36へ送り込まれ
る。
の軸端49を適宜駆動機構により回転駆動せしめ
ると、雄ロータ25と雌ロータ26のランド2
7,28がそれぞれ噛合し、雄ロータ25と共に
雌ロータ26も互いに反対方向へと回転する。両
スクリユーロータ25,26の回転により、吸込
口46より作用気体を吸入し雄ロータのランド2
7,27間のねじ溝50と雌ロータのランド2
8,28間のねじ溝51とケーシング内壁23
a′と雌雄ロータの両端の端壁29,30とで形成
されるロータ室作用空間24に閉じこめられ、順
次圧縮され、吐出口35より吐出される。すなわ
ち、第5図において、両スクリユーロータ25,
26の回転により各シール線は図面上方に移動
し、シール線c,hがケーシング内壁凹部47の
縁47′に達したとき、すなわちシール線cが
c′位置に移動したときシール線c,d,h,iの
間のロータ室作用空間に気体が閉じこめられ、そ
の後ロータ室作用空間の減少により順次圧縮さ
れ、シール線d,iが吐出口35に達したとき、
圧縮気体は吐出口35に吐出される。この際前記
シール線cがc′位置に移動して気体を閉じ込める
直前に、ロータ室作用空間24内にはケーシング
23aに設けた噴射口22より潤滑油が噴射さ
れ、各部の密封、冷却、潤滑等の作用の後、吐出
口35より圧縮気体と共にオイルセパレーター3
7を内蔵するレシーバタンク36へ送り込まれ
る。
一方、前記吸込側軸受31、吐出側軸受32に
は潤滑油が図示せざるオイルポンプまたはレシー
バタンク36の内圧により加圧されて通路39,
40を経て供給される。特に吐出側潤滑油は、雌
雄ロータ25,26軸部の円筒状スペーサ33に
設けた環状溝34を介して吐出側軸受32に供給
され、吐出側軸受32の潤滑等を行なつた後、油
溜り43に注入され潤滑油通路44を介し、開口
部45に送られる。この開口部45より排出され
る油の一部は吐出側端壁30を潤滑し、大部分は
開口部45が開口しているロータ室作用空間24
に直接排出される。
は潤滑油が図示せざるオイルポンプまたはレシー
バタンク36の内圧により加圧されて通路39,
40を経て供給される。特に吐出側潤滑油は、雌
雄ロータ25,26軸部の円筒状スペーサ33に
設けた環状溝34を介して吐出側軸受32に供給
され、吐出側軸受32の潤滑等を行なつた後、油
溜り43に注入され潤滑油通路44を介し、開口
部45に送られる。この開口部45より排出され
る油の一部は吐出側端壁30を潤滑し、大部分は
開口部45が開口しているロータ室作用空間24
に直接排出される。
この開口部45が開口するロータ室作用空間は
第5図において、シール線c,hがケーシング内
壁の凹部47の縁47′に達する近傍のシール線
c,d,h,i間のロータ室作用空間であり、作
用空間容積を順次拡大し、吸入を終了する直前又
は圧縮開始直後の作用空間でもある。このため、
前記ロータ室作用空間はケーシング内壁凹部47
を介して吸込口46と連通し、吐出側軸受32の
油溜り43ひいては油溜りに突出する雌雄ロータ
の吐出側軸端52には開口部45、潤滑油通路4
4を介して吸込口とほぼ同等の圧力が作用する。
そして、シール線c,hが前記縁47′に達する
と、すなわちシール線cがc′位置に達するとシー
ル線c,d,h,i間のロータ室作用空間は吸込
を終了する。この際シール線c,hが縁47′に
接近するにれて、すなわちロータ室作用空間の閉
じ込み直前にシール線c,hと縁47′間の隙間
が小さくなり、このため開口部45から凹部47
を介して吸込口46に漏洩する油は極めて少な
く、この油による吸込口46への気体の吸入の阻
害は極めてわずかである。また開口部45から排
出される油に含まれる気体は吸込終了時のロータ
室作用空間の負圧を解消し、充填効率を高める。
第5図において、シール線c,hがケーシング内
壁の凹部47の縁47′に達する近傍のシール線
c,d,h,i間のロータ室作用空間であり、作
用空間容積を順次拡大し、吸入を終了する直前又
は圧縮開始直後の作用空間でもある。このため、
前記ロータ室作用空間はケーシング内壁凹部47
を介して吸込口46と連通し、吐出側軸受32の
油溜り43ひいては油溜りに突出する雌雄ロータ
の吐出側軸端52には開口部45、潤滑油通路4
4を介して吸込口とほぼ同等の圧力が作用する。
そして、シール線c,hが前記縁47′に達する
と、すなわちシール線cがc′位置に達するとシー
ル線c,d,h,i間のロータ室作用空間は吸込
を終了する。この際シール線c,hが縁47′に
接近するにれて、すなわちロータ室作用空間の閉
じ込み直前にシール線c,hと縁47′間の隙間
が小さくなり、このため開口部45から凹部47
を介して吸込口46に漏洩する油は極めて少な
く、この油による吸込口46への気体の吸入の阻
害は極めてわずかである。また開口部45から排
出される油に含まれる気体は吸込終了時のロータ
室作用空間の負圧を解消し、充填効率を高める。
さらに従来は第1図、第2図で説明したように
潤滑油通路の吐出側端壁の開口部17をシール線
c,hが縁47′に達したとき、シール線dに接
近して開口したのでシール線c,hが縁47′を
通過後、該開口部17を通過するまで開部口17
は圧縮開始後のシール線c,d,h,i間のロー
タ室作用空間に開口し、従つて、吸込口46への
油の漏洩は確実に防止できるが、圧縮開始後のロ
ータ室作用空間の圧力が潤滑油通路の開口部17
を介して吐出側軸受の油溜りに作用し、またこの
圧力が雌雄ロータの吐出側軸端に作用して、雌雄
ロータには大きなスラスト力がかかる。
潤滑油通路の吐出側端壁の開口部17をシール線
c,hが縁47′に達したとき、シール線dに接
近して開口したのでシール線c,hが縁47′を
通過後、該開口部17を通過するまで開部口17
は圧縮開始後のシール線c,d,h,i間のロー
タ室作用空間に開口し、従つて、吸込口46への
油の漏洩は確実に防止できるが、圧縮開始後のロ
ータ室作用空間の圧力が潤滑油通路の開口部17
を介して吐出側軸受の油溜りに作用し、またこの
圧力が雌雄ロータの吐出側軸端に作用して、雌雄
ロータには大きなスラスト力がかかる。
これに対し本考案実施例では、上記のように、
雌雄ロータの吐出側軸端に作用する圧力をほぼ吸
込口と同等とすることができるので、雌雄ロータ
にかかるスラスト力を軽減でき、かつ、吸込口に
漏洩する油は極めてわずかであるので吸入効率も
改善できる。
雌雄ロータの吐出側軸端に作用する圧力をほぼ吸
込口と同等とすることができるので、雌雄ロータ
にかかるスラスト力を軽減でき、かつ、吸込口に
漏洩する油は極めてわずかであるので吸入効率も
改善できる。
[考案の効果]
本考案は以上のように、吐出側軸受の油溜りに
連通し、吐出側端壁に開口する潤滑油通路をケー
シングに穿設すると共に、雌雄ロータのシール線
がケーシング内壁に設けた吸込口と連通する凹部
の直前にあるとき、前記シール線を挾んで先行す
る雌ロータのシール線及び前記シール線に後続す
る雌ロータのシール線方向双方に対し略1/2ピツ
チ以内の位置に前記開口部を設ける構成により、
第1に雌雄ロータの吐出側軸受の油溜りに作用す
る圧力をほぼ吸込口と同じ圧力とすることがで
き、雌雄ロータ吐出側軸端に作用する圧力を小さ
くすることができ、ロータに作用するスラスト力
を軽減できる。第2にケーシング内に穿設して潤
滑油通路を形成する内部通路方式としたため配管
部品及びその取り付けが不要となり、コストが安
くなる。第3に潤滑油通路の開口部を吐出側端壁
に開口することにより、吐出側ロータ端面間に充
分な給油ができ、両者の焼付けを防止することが
できる。第4に吐出側軸受潤滑後の油の吸込口へ
の漏洩による吸込口への気体の吸入の阻害、吸入
効率の低下を防止でき、充填効率も改善できる。
第5にランドの歯厚の薄い雌ロータのシール線の
近傍に潤滑油通路の開口部を形成したので、ラン
ドが該開口部を遮断している時間が短く、油を効
率よくロータ室作用空間に排出できる。
連通し、吐出側端壁に開口する潤滑油通路をケー
シングに穿設すると共に、雌雄ロータのシール線
がケーシング内壁に設けた吸込口と連通する凹部
の直前にあるとき、前記シール線を挾んで先行す
る雌ロータのシール線及び前記シール線に後続す
る雌ロータのシール線方向双方に対し略1/2ピツ
チ以内の位置に前記開口部を設ける構成により、
第1に雌雄ロータの吐出側軸受の油溜りに作用す
る圧力をほぼ吸込口と同じ圧力とすることがで
き、雌雄ロータ吐出側軸端に作用する圧力を小さ
くすることができ、ロータに作用するスラスト力
を軽減できる。第2にケーシング内に穿設して潤
滑油通路を形成する内部通路方式としたため配管
部品及びその取り付けが不要となり、コストが安
くなる。第3に潤滑油通路の開口部を吐出側端壁
に開口することにより、吐出側ロータ端面間に充
分な給油ができ、両者の焼付けを防止することが
できる。第4に吐出側軸受潤滑後の油の吸込口へ
の漏洩による吸込口への気体の吸入の阻害、吸入
効率の低下を防止でき、充填効率も改善できる。
第5にランドの歯厚の薄い雌ロータのシール線の
近傍に潤滑油通路の開口部を形成したので、ラン
ドが該開口部を遮断している時間が短く、油を効
率よくロータ室作用空間に排出できる。
以上、総合して実用上有益な効果を多数有する
効率的なスクリユー圧縮機を提供することができ
る。
効率的なスクリユー圧縮機を提供することができ
る。
第1図、第2図は従来のスクリユーロータ機械
を示し、第1図は第2図のa−a線断面図、第2
図は第1図のb−b線断面図、第3図〜第5図は
本考案の実施例を示し、第3図は第4図のc−c
線断面図、第4図は第3図のd−d線断面図であ
る。第5図は第3図、第4図に示すケーシング2
3a内壁23a′の展開図である。 22……潤滑油噴射口、23a,23b……ケ
ーシング、24……ロータ室作用空間、25……
雄ロータ、26……雌ロータ、29,30……端
壁、31,32……軸受、35……吐出口、43
……油溜り、44……潤滑油通路、45……開口
部、46……吸込口、47……凹部、47′……
縁、a,b,c,d,e,f,g,h,i,j…
…シール線、p……ピツチ。
を示し、第1図は第2図のa−a線断面図、第2
図は第1図のb−b線断面図、第3図〜第5図は
本考案の実施例を示し、第3図は第4図のc−c
線断面図、第4図は第3図のd−d線断面図であ
る。第5図は第3図、第4図に示すケーシング2
3a内壁23a′の展開図である。 22……潤滑油噴射口、23a,23b……ケ
ーシング、24……ロータ室作用空間、25……
雄ロータ、26……雌ロータ、29,30……端
壁、31,32……軸受、35……吐出口、43
……油溜り、44……潤滑油通路、45……開口
部、46……吸込口、47……凹部、47′……
縁、a,b,c,d,e,f,g,h,i,j…
…シール線、p……ピツチ。
Claims (1)
- 平行な二軸に設けた一対をなすねじ溝を有する
雄ロータと雌ロータが互いに噛合して反対方向へ
回転し、ケーシング内壁と前記ねじ溝を雌雄ロー
タの両端に設けた端壁とで形成されたチユーブ状
のロータ室作用空間が雌雄ロータが回転するに従
い軸方向へ移動して増加又は減少し、一方の端壁
に設けた吸込口より気体を吸入し、圧縮して他方
の端壁に設けた吐出口から吐き出し、前記ロータ
室作用空間に噴射口から油を供給し、潤滑、冷
却、密封を行なうと共に、前記各ロータを軸承す
る軸受に給油して、前記軸受の潤滑を行なうスク
リユー圧縮機において、前記吐出側軸受の油溜り
に連通し前記吐出側端壁に開口する潤滑油通路を
ケーシングに穿設すると共に、雌雄ロータのシー
ル線がケーシング内壁に設けた吸込口と連通する
凹部の縁に達したとき、前記シール線を挾んで先
行する雌ロータのシール線及び前記シール線に隣
設して後続する雌ロータのシール線方向双方に対
し略1/2ピツチ以内の位置に前記潤滑油通路の吐
出側端壁側の開口部を形成したことを特徴とする
スクリユー圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP691284U JPS60118390U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | スクリユ−圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP691284U JPS60118390U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | スクリユ−圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60118390U JPS60118390U (ja) | 1985-08-10 |
| JPH027272Y2 true JPH027272Y2 (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=30484786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP691284U Granted JPS60118390U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | スクリユ−圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60118390U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4685466B2 (ja) * | 2005-02-02 | 2011-05-18 | 北越工業株式会社 | 油冷式スクリュ圧縮機の二次分離潤滑油回収構造 |
| JP5588783B2 (ja) * | 2010-08-11 | 2014-09-10 | 株式会社日立産機システム | 油冷式スクリュー圧縮機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5017686A (ja) * | 1973-06-14 | 1975-02-25 | ||
| JPS5653112A (en) * | 1979-10-06 | 1981-05-12 | Nippon Ii P Rubber Kk | Preparation of olefin copolymer rubber |
-
1984
- 1984-01-19 JP JP691284U patent/JPS60118390U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60118390U (ja) | 1985-08-10 |
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