JPH0273832A - パラ配向型芳香族ポリアミド難燃性フイルムの製造法 - Google Patents
パラ配向型芳香族ポリアミド難燃性フイルムの製造法Info
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- JPH0273832A JPH0273832A JP22439588A JP22439588A JPH0273832A JP H0273832 A JPH0273832 A JP H0273832A JP 22439588 A JP22439588 A JP 22439588A JP 22439588 A JP22439588 A JP 22439588A JP H0273832 A JPH0273832 A JP H0273832A
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- aromatic polyamide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、パラ配向型芳香族ポリアミドからなる難燃性
フィルムの製造法に関し、さらに詳しくはフィルムの長
尺方向(以下、MD力方向略す)および幅方向(以下T
D力方向略す)ともに優れた機械特性を示し、限界酸素
指数(L、0.1)が30以上の難燃性を兼備し、且つ
長期耐熱性に優れたバラ配向型芳香族ポリアミド難燃性
フィルムの製造法に関するものである。
フィルムの製造法に関し、さらに詳しくはフィルムの長
尺方向(以下、MD力方向略す)および幅方向(以下T
D力方向略す)ともに優れた機械特性を示し、限界酸素
指数(L、0.1)が30以上の難燃性を兼備し、且つ
長期耐熱性に優れたバラ配向型芳香族ポリアミド難燃性
フィルムの製造法に関するものである。
(従来の技術)
ポリパラフェニレンテレフタルアミド(以下、PPTA
という)に代表されるバラ配同型の芳香族ポリアミドは
、特に優れた結晶性の高い融点を有し、またWM直な分
子構造の故に、耐熱性で高い機械的強度を有しており、
近年、特に注目されている高分子素材である。
という)に代表されるバラ配同型の芳香族ポリアミドは
、特に優れた結晶性の高い融点を有し、またWM直な分
子構造の故に、耐熱性で高い機械的強度を有しており、
近年、特に注目されている高分子素材である。
またその光学異方性を示す濃厚溶液から紡糸された繊維
は高い強度およびモジュラスを示すことが報告され、す
でに工業的に実施されるに到っている。また、PPTA
のフィルムへの成形例もいくつか提案さている(例えば
、特公昭56−45421号公報、特公昭57−178
86号公報など)。
は高い強度およびモジュラスを示すことが報告され、す
でに工業的に実施されるに到っている。また、PPTA
のフィルムへの成形例もいくつか提案さている(例えば
、特公昭56−45421号公報、特公昭57−178
86号公報など)。
これらのパラ配向型芳香族ポリアミド成形物は、その高
い結晶性や構造の緻密性の故に難燃剤の含浸が非常に困
難である。これまで、芳香族ポリアミドの難燃化方法と
して、水に膨潤した乾燥していない繊維に難燃剤等の添
加剤を含浸することが、特開昭50−12322号公報
、同49−75824号公報、同5335020号公報
および特公昭56−33487号公報に開示されている
。しかしながら、バラ配同型芳香族ポリアミド繊維につ
いては、ポリマー濃度の低い紡糸原液を使用し、高温の
凝固浴中へ湿式紡糸する技術について開示されているだ
けであり、この方法によって得られる糸条はボイドが多
く、密度が小さく、さらに、強度が著しく小さい。これ
は含浸処理のし易い密度約1.35g/d以下の、ボイ
ドの多い多孔質繊維をつくることが前提になっているこ
とによる。
い結晶性や構造の緻密性の故に難燃剤の含浸が非常に困
難である。これまで、芳香族ポリアミドの難燃化方法と
して、水に膨潤した乾燥していない繊維に難燃剤等の添
加剤を含浸することが、特開昭50−12322号公報
、同49−75824号公報、同5335020号公報
および特公昭56−33487号公報に開示されている
。しかしながら、バラ配同型芳香族ポリアミド繊維につ
いては、ポリマー濃度の低い紡糸原液を使用し、高温の
凝固浴中へ湿式紡糸する技術について開示されているだ
けであり、この方法によって得られる糸条はボイドが多
く、密度が小さく、さらに、強度が著しく小さい。これ
は含浸処理のし易い密度約1.35g/d以下の、ボイ
ドの多い多孔質繊維をつくることが前提になっているこ
とによる。
また、このようにボイドの多い多孔質の繊維に難燃剤を
含浸させであるために、強度やモジュラスが小さく、パ
ラ配向型芳香族ポリアミド繊維の一大特徴である高強度
、高モジュラスが犠牲になっている。
含浸させであるために、強度やモジュラスが小さく、パ
ラ配向型芳香族ポリアミド繊維の一大特徴である高強度
、高モジュラスが犠牲になっている。
一方、特開昭63−152641号公報には緻密で高い
面配向性を有するフィルムに難燃剤で含浸する技術が開
示されているが、難燃剤の含浸量やその分布が不適切な
ためにフィルムが脆くなりやすく、かつ長期耐熱性に欠
けることが多いという欠点があった。
面配向性を有するフィルムに難燃剤で含浸する技術が開
示されているが、難燃剤の含浸量やその分布が不適切な
ためにフィルムが脆くなりやすく、かつ長期耐熱性に欠
けることが多いという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明の目的は、高強度、高モジュラスを有し、かつ難
燃化され、かつ長期耐熱性に優れたパラ配向型芳香族ポ
リアミド難燃性フィルムの製造法を提供することにある
。
燃化され、かつ長期耐熱性に優れたパラ配向型芳香族ポ
リアミド難燃性フィルムの製造法を提供することにある
。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、このようなフィルムを得る方法について
鋭意研究を重ねた結果、パラ配向型芳香族ポリアミドの
光学異方性ドープを支持面上にフィルム状にしたのち、
等力比し、次いで凝固させ、溶媒を除去して得た水分率
が50重量%以上の未乾燥フィルムと難燃剤を含む液と
を接触させ、その後乾燥させるという方法において、フ
ィルムの厚みに対する難燃剤含有液の濃度を特別に限定
することにより優れた機械的特性を示すと共に、難燃性
および長期耐熱性に優れたフィルムが得られることを見
出し、さらに研究を重ねて本発明として完成するに到っ
た。
鋭意研究を重ねた結果、パラ配向型芳香族ポリアミドの
光学異方性ドープを支持面上にフィルム状にしたのち、
等力比し、次いで凝固させ、溶媒を除去して得た水分率
が50重量%以上の未乾燥フィルムと難燃剤を含む液と
を接触させ、その後乾燥させるという方法において、フ
ィルムの厚みに対する難燃剤含有液の濃度を特別に限定
することにより優れた機械的特性を示すと共に、難燃性
および長期耐熱性に優れたフィルムが得られることを見
出し、さらに研究を重ねて本発明として完成するに到っ
た。
すなわち本発明は、対数粘度ηinhが2.5以上であ
るパラ配向型芳香族ポリアミドと96重量%以上の濃度
の濃硫酸、クロル硫酸およびフルオル硫酸からなる群よ
り選択された少なくとも一種の溶媒とを含んでなる光学
異方性ドープをフィルム状となした後、凝固させ、溶媒
を実質的に除去して得たフィルムと難燃剤を含有する液
とを接触させ、次いで収縮を制限しつつ乾燥するバラ配
同型芳香族ポリアミド難燃性フィルムの製造法において
、難燃剤含有液中の難燃剤の濃度C〔重量%〕が5/T
≦C≦25/T (ただし、Tは乾燥後のフィルム厚み
〔μml)の範囲であることを特徴とする製造法である
。
るパラ配向型芳香族ポリアミドと96重量%以上の濃度
の濃硫酸、クロル硫酸およびフルオル硫酸からなる群よ
り選択された少なくとも一種の溶媒とを含んでなる光学
異方性ドープをフィルム状となした後、凝固させ、溶媒
を実質的に除去して得たフィルムと難燃剤を含有する液
とを接触させ、次いで収縮を制限しつつ乾燥するバラ配
同型芳香族ポリアミド難燃性フィルムの製造法において
、難燃剤含有液中の難燃剤の濃度C〔重量%〕が5/T
≦C≦25/T (ただし、Tは乾燥後のフィルム厚み
〔μml)の範囲であることを特徴とする製造法である
。
本発明のバラ配同型芳香族ポリアミド難燃性フィルムに
含有される難燃剤としては、脂肪族リン酸エステル、脂
肪族環式リン酸エステルおよび芳香族リン酸エステルか
ら選択することが好ましい。
含有される難燃剤としては、脂肪族リン酸エステル、脂
肪族環式リン酸エステルおよび芳香族リン酸エステルか
ら選択することが好ましい。
これらの代表的な難燃剤は、
(HsCzO)+ P=O、(H2CO)3 P=0、
などであり、これらの脂肪族置換基、芳香族置換基の水
素原子の一部がハロゲンで置換したものであってもよい
。通常、これらの化合物から一種を選択し、フィルム中
に拡散せしめることにより難燃化は達成されるが、二種
以上の化合物を拡散含浸させることもできる。
などであり、これらの脂肪族置換基、芳香族置換基の水
素原子の一部がハロゲンで置換したものであってもよい
。通常、これらの化合物から一種を選択し、フィルム中
に拡散せしめることにより難燃化は達成されるが、二種
以上の化合物を拡散含浸させることもできる。
一般に、エステル化されていない、例えばフェニルホス
ホン酸のようなリン酸化合物も難燃剤として有効ではあ
るが、これらの化合物は酸性が強く、パラ配向型芳香族
ポリアミドフィルム自体が含浸処理中または各種用途で
の使用中に劣化することがある。
ホン酸のようなリン酸化合物も難燃剤として有効ではあ
るが、これらの化合物は酸性が強く、パラ配向型芳香族
ポリアミドフィルム自体が含浸処理中または各種用途で
の使用中に劣化することがある。
本発明の目的である難燃性(例えば、L、0.1.が3
0以上)を具備するためには、フィルム全重量に対して
0.1重量%以上かつ1.0重量%以下のリンを与える
ように難燃剤が含有されている必要がある。また、難燃
性の高い堅牢度を保証するために、難燃剤がフィルムの
表層のみならず、中心部にも十分に含浸されていること
が好ましい。
0以上)を具備するためには、フィルム全重量に対して
0.1重量%以上かつ1.0重量%以下のリンを与える
ように難燃剤が含有されている必要がある。また、難燃
性の高い堅牢度を保証するために、難燃剤がフィルムの
表層のみならず、中心部にも十分に含浸されていること
が好ましい。
難燃剤が例えば表層のみに局在している場合は、長期耐
熱性が十分でなくなることが見出された。
熱性が十分でなくなることが見出された。
本発明の方法によるフィルムには、難燃性に関する規格
UL−94−ν0を十分に達成することができる。
UL−94−ν0を十分に達成することができる。
本発明に用いられるパラ配同型芳香族ポリアミドは、次
の構成単位からなる群より選択された単位から実質的に
構成される。
の構成単位からなる群より選択された単位から実質的に
構成される。
N11−Ar、−Nll−−−−(1)Co−Arz−
CO−−−−(II )Nll−Ar:+−CO−−−
−(I[l )ここでAr、、Ar2およびAr3は各
々2価の芳香族基であり、(I)と(n)はポリマー中
に存在する場合は実質的に当モルである。
CO−−−−(II )Nll−Ar:+−CO−−−
−(I[l )ここでAr、、Ar2およびAr3は各
々2価の芳香族基であり、(I)と(n)はポリマー中
に存在する場合は実質的に当モルである。
本発明のポリアミドフィルムにおいて、良好な機械的性
能を確保するために、^rl+Δr2およびAr3は各
々、所謂、パラ配同型の基である。
能を確保するために、^rl+Δr2およびAr3は各
々、所謂、パラ配同型の基である。
ここで、バラ配同型とは、その分子鎖を成長させている
結合が芳香核の反対方向に同軸または平行的に位置して
いることを意味する。このような2価の芳香族基の具体
例としては、バラフェニレン、4.4′−ビフェニレン
、■、4−ナフチレン、1.5−ナフチレン、2,6−
ナフチレン、25−ビリジレンなどがあげられる。それ
らはハロゲン、低級アルキル、ニトロ、メトキシ、スル
ホン酸、シアノ基などの非活性基で1または2以上置換
されていてもよい。Ar、、Ar、およびAr=はいず
れも2種以上であってもよく、また相互に同しであって
も異なってもよい。
結合が芳香核の反対方向に同軸または平行的に位置して
いることを意味する。このような2価の芳香族基の具体
例としては、バラフェニレン、4.4′−ビフェニレン
、■、4−ナフチレン、1.5−ナフチレン、2,6−
ナフチレン、25−ビリジレンなどがあげられる。それ
らはハロゲン、低級アルキル、ニトロ、メトキシ、スル
ホン酸、シアノ基などの非活性基で1または2以上置換
されていてもよい。Ar、、Ar、およびAr=はいず
れも2種以上であってもよく、また相互に同しであって
も異なってもよい。
本発明に用いられるポリマーは、これまでに知られた方
法により、各りの単位に対応するジアミン、ジカルボン
酸、アミノカルボン酸より製造することができる。具体
的には、カルボン酸基をまず酸ハライド、酸イミダブラ
イド、エステル等に誘導した後にアミノ基と反応させる
方法、またはアミノ基をイソシアナート基に誘導した後
、カルボン酸基と反応させる方法が用いられ、重合の形
式もいわゆる低温溶液重合法、界面重合法、溶融重合法
、固相重合法などを用いることができる。
法により、各りの単位に対応するジアミン、ジカルボン
酸、アミノカルボン酸より製造することができる。具体
的には、カルボン酸基をまず酸ハライド、酸イミダブラ
イド、エステル等に誘導した後にアミノ基と反応させる
方法、またはアミノ基をイソシアナート基に誘導した後
、カルボン酸基と反応させる方法が用いられ、重合の形
式もいわゆる低温溶液重合法、界面重合法、溶融重合法
、固相重合法などを用いることができる。
本発明に用いられるバラ配同型芳香族ポリアミドには、
上記した以外の基が約10モル%以下共重合されたり、
他のポリマーがブレンドされたりしていてもよい。
上記した以外の基が約10モル%以下共重合されたり、
他のポリマーがブレンドされたりしていてもよい。
本発明のパラ配同型芳香族ポリアミドとして最も代表的
なものは、ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド(P
PT^)やポリーP−ベンズアミドである。
なものは、ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド(P
PT^)やポリーP−ベンズアミドである。
本発明のバラ配同型芳香族ポリアミドの重合度は、あま
りに低いと本発明の目的とする機械的性質の良好なフィ
ルムが得られなくなるため、通常2.5以」−1好まし
くは3.5以上の対数粘度η1nh(硫酸100rdに
ポリマー0.5gを溶解して30°Cで測定した値)を
与える重合度のものが選ばれる。
りに低いと本発明の目的とする機械的性質の良好なフィ
ルムが得られなくなるため、通常2.5以」−1好まし
くは3.5以上の対数粘度η1nh(硫酸100rdに
ポリマー0.5gを溶解して30°Cで測定した値)を
与える重合度のものが選ばれる。
次に難燃剤を含浸したバラ配向型芳香族ポリアミドフィ
ルムを得るための方法について述べる。
ルムを得るための方法について述べる。
本発明のフィルムの成型に用いる光学異方性ドープを調
製するのに適した溶媒としては、96重量%以上の濃度
の硫酸、クロル硫酸、フルオル硫酸またはそれらの混合
物があげられる。硫酸は100%以上のもの、すなわち
発煙硫酸であってもよいし、またトリハロゲン化酢酸な
どを、本発明の効果を損なわない範囲で混合して用いて
もよい。
製するのに適した溶媒としては、96重量%以上の濃度
の硫酸、クロル硫酸、フルオル硫酸またはそれらの混合
物があげられる。硫酸は100%以上のもの、すなわち
発煙硫酸であってもよいし、またトリハロゲン化酢酸な
どを、本発明の効果を損なわない範囲で混合して用いて
もよい。
本発明に用いられるドープ中のポリマー濃度は、常温(
約20°C〜30°C)またはそれ以上の温度で光学異
方性を示す濃度以上のものが好ましく用いられ、具体的
には約9重量%以上、好ましくは約10重量%以上で用
いられる。これ以下のポリマー濃度、すなわち常温また
はそれ以上の温度で光学異方性を示さないポリマー濃度
では、成型されたフィルムが好ましい機械的性質を持た
なくなることが多い。ドープのポリマー濃度の上限は特
に限定されるものではないが、通常は20重重量以下、
特に高いηinhのPPTAに対しては16重重量以下
が好ましく用いられる。
約20°C〜30°C)またはそれ以上の温度で光学異
方性を示す濃度以上のものが好ましく用いられ、具体的
には約9重量%以上、好ましくは約10重量%以上で用
いられる。これ以下のポリマー濃度、すなわち常温また
はそれ以上の温度で光学異方性を示さないポリマー濃度
では、成型されたフィルムが好ましい機械的性質を持た
なくなることが多い。ドープのポリマー濃度の上限は特
に限定されるものではないが、通常は20重重量以下、
特に高いηinhのPPTAに対しては16重重量以下
が好ましく用いられる。
本発明に用いるドープには、ドープ中のポリマー溶解性
を著しく損なわない限り、添加剤、例えば、増量剤、除
光沢剤、紫外線安定化剤、熱安定化剤、抗酸化剤、溶解
助剤などを混入してもよい。
を著しく損なわない限り、添加剤、例えば、増量剤、除
光沢剤、紫外線安定化剤、熱安定化剤、抗酸化剤、溶解
助剤などを混入してもよい。
ドープが光学異方性か光学等方性であるかは、公知の方
法、例えば特公昭50−8474号公報記載の方法で調
べることができるが、その臨界点は、溶媒の種類、温度
、ポリマー濃度、ポリマーの重合度、非溶媒の含有量等
に依存するので、これらの関係を予め調べることによっ
て、光学異方性ドープを作り、光学等方性ドープとなる
条件に変えることで、光学異方性から光学等方性に変え
ることができる。
法、例えば特公昭50−8474号公報記載の方法で調
べることができるが、その臨界点は、溶媒の種類、温度
、ポリマー濃度、ポリマーの重合度、非溶媒の含有量等
に依存するので、これらの関係を予め調べることによっ
て、光学異方性ドープを作り、光学等方性ドープとなる
条件に変えることで、光学異方性から光学等方性に変え
ることができる。
本発明のフィルムを得るには、好ましくは光学異方性ド
ープを支持面上にフィルム状にした後、凝固に先立って
ドープを光学異方性から光学等方性に転化する。
ープを支持面上にフィルム状にした後、凝固に先立って
ドープを光学異方性から光学等方性に転化する。
光学異方性から光学等方性に転化するには、具体的には
支持面上にフィルム状にした光学異方性ドープを凝固に
先立ち、吸湿させてドープを形成する溶剤の濃度を下げ
、溶剤の溶解能力およびポリマー濃度の変化により光学
等方性域に転移させるか、または加熱することによりド
ープを昇温し、同時または逐次的にドープを光学等方性
に転移させるか、あるいは加熱と吸湿を併用することに
より達成できる。
支持面上にフィルム状にした光学異方性ドープを凝固に
先立ち、吸湿させてドープを形成する溶剤の濃度を下げ
、溶剤の溶解能力およびポリマー濃度の変化により光学
等方性域に転移させるか、または加熱することによりド
ープを昇温し、同時または逐次的にドープを光学等方性
に転移させるか、あるいは加熱と吸湿を併用することに
より達成できる。
ドープを吸湿させる方法としては、例えば、空気中に一
定時間以上静置することにより達成することができる。
定時間以上静置することにより達成することができる。
この場合の空気は50%以上の相対湿度をもっているこ
とが好ましい。
とが好ましい。
また通常の湿度雰囲気にさらに積極的に加湿を施す工夫
は、光学等方性化するまでの時間を短く、また加熱を併
用する場合にはその加熱温度を低くできる点から望まし
い実施態様である。相対湿度99%を超えると、低温で
はドープ上に水が凝縮するためポリマーが析出したり、
フィルムの平面性が失われることがあるが、45°C以
上においては、100%以上の相対湿度を用いることも
できる。
は、光学等方性化するまでの時間を短く、また加熱を併
用する場合にはその加熱温度を低くできる点から望まし
い実施態様である。相対湿度99%を超えると、低温で
はドープ上に水が凝縮するためポリマーが析出したり、
フィルムの平面性が失われることがあるが、45°C以
上においては、100%以上の相対湿度を用いることも
できる。
また吸湿と同時または吸湿させた後加熱を併用する方法
においては、例えば、硫酸を溶媒に用いた場合、光学異
方性が実質的に消失し、ドープが光学等方性に転化する
温度は、ポリマー濃度、ポリマーの重合度、硫酸濃度、
ドープの厚み、さらには吸湿の程度により変動するが、
通常約45°C以上が好ましく、またその上限は、ポリ
マーの分解性を考慮した場合、−船釣にあまり高くない
ことが望ましく、フィルム状のドープの温度が20°C
を超えない程度に選ばれることが望ましい。
においては、例えば、硫酸を溶媒に用いた場合、光学異
方性が実質的に消失し、ドープが光学等方性に転化する
温度は、ポリマー濃度、ポリマーの重合度、硫酸濃度、
ドープの厚み、さらには吸湿の程度により変動するが、
通常約45°C以上が好ましく、またその上限は、ポリ
マーの分解性を考慮した場合、−船釣にあまり高くない
ことが望ましく、フィルム状のドープの温度が20°C
を超えない程度に選ばれることが望ましい。
この吸湿により光学等方性化する機構は必ずしも明らか
ではないが、おそらく吸湿することによるポリマー濃度
と溶媒濃度の低下により、PPTA溶媒系の液晶域がか
なり縮小するためであろうと思われる。この吸湿だけで
も十分光学等方性化するが、これにさらに加熱が伴えば
短時間によって等方性化が可能となる。この方法は特に
ドープの厚みが厚いときに有効である。
ではないが、おそらく吸湿することによるポリマー濃度
と溶媒濃度の低下により、PPTA溶媒系の液晶域がか
なり縮小するためであろうと思われる。この吸湿だけで
も十分光学等方性化するが、これにさらに加熱が伴えば
短時間によって等方性化が可能となる。この方法は特に
ドープの厚みが厚いときに有効である。
本発明において、ドープの凝固液として使用できるのは
、例えば水約70重量%以下の希硫酸、約20重量%以
下の水酸化ナトリウム水溶液およびアンモニア水、約5
0重量%以下の塩化ナトリウム水溶液および塩化カルシ
ウム水溶液などである。凝固浴の温度は特に制限される
ものではなく、通常的−5°C〜50°Cの範囲で行な
われる。
、例えば水約70重量%以下の希硫酸、約20重量%以
下の水酸化ナトリウム水溶液およびアンモニア水、約5
0重量%以下の塩化ナトリウム水溶液および塩化カルシ
ウム水溶液などである。凝固浴の温度は特に制限される
ものではなく、通常的−5°C〜50°Cの範囲で行な
われる。
凝固されたフィルムはそのままでは酸が含まれているた
め、加熱による機械的物性の低下の少ないフィルムを製
造するには酸分の洗浄、除去をできるだけ行なう必要が
ある。酸分の除去は、具体的には約500 pp+m以
下まで行なうことが望ましい。洗浄液としては水が通常
用いられるが、必要に応じて温水で行なったり、アルカ
リ水溶液で中和洗浄した後、水などで洗浄してもよい。
め、加熱による機械的物性の低下の少ないフィルムを製
造するには酸分の洗浄、除去をできるだけ行なう必要が
ある。酸分の除去は、具体的には約500 pp+m以
下まで行なうことが望ましい。洗浄液としては水が通常
用いられるが、必要に応じて温水で行なったり、アルカ
リ水溶液で中和洗浄した後、水などで洗浄してもよい。
洗浄は、例えば洗浄液中でフィルムを走行させたり、洗
浄液を噴霧する等の方法により行なわれる。
浄液を噴霧する等の方法により行なわれる。
このようにして製造されたフィルムは、乾燥させること
なく、少なくとも50重重量以上、好ましくは80重量
%以上の水分量を含有させたまま保持し、難燃剤を含有
する液と接触させなければならない。水分量が50重量
%未満ではいわゆる生乾きまたは乾燥された状態であり
、難燃剤を有する液からの難燃剤の拡散速度が著しく低
下し、実用的程度に難燃剤を含浸させることができない
。
なく、少なくとも50重重量以上、好ましくは80重量
%以上の水分量を含有させたまま保持し、難燃剤を含有
する液と接触させなければならない。水分量が50重量
%未満ではいわゆる生乾きまたは乾燥された状態であり
、難燃剤を有する液からの難燃剤の拡散速度が著しく低
下し、実用的程度に難燃剤を含浸させることができない
。
難燃剤の含浸処理は難燃剤含有液にフィルムを接続させ
ることにより行なわれるが、本発明において、難燃剤含
有液の難燃剤濃度C〔重量%〕は5/T≦C≦25/T
(ただし、Tは乾燥後のフィルム厚み〔μm〕)の範
囲に限定される。Cが5/T未満のときは、難燃剤の含
浸率が低くなって難燃効果を示さない(例えばり、O,
1,が30未満になってしまう)。Cが25/Tを超え
ると、難燃剤の含浸率が高くなり長期耐熱試験後の機械
特性が著しく低下してしまう。
ることにより行なわれるが、本発明において、難燃剤含
有液の難燃剤濃度C〔重量%〕は5/T≦C≦25/T
(ただし、Tは乾燥後のフィルム厚み〔μm〕)の範
囲に限定される。Cが5/T未満のときは、難燃剤の含
浸率が低くなって難燃効果を示さない(例えばり、O,
1,が30未満になってしまう)。Cが25/Tを超え
ると、難燃剤の含浸率が高くなり長期耐熱試験後の機械
特性が著しく低下してしまう。
フィルムと難燃剤含有液との接触時間については、0.
1〜3〔分〕の範囲にするのが好ましい。
1〜3〔分〕の範囲にするのが好ましい。
フィルと難燃剤含有液との接触時間が0.1〔分〕未満
では、難燃剤が表層のみに局在している為か難燃性が不
十分である(例えばり、0.1.が30未満である)。
では、難燃剤が表層のみに局在している為か難燃性が不
十分である(例えばり、0.1.が30未満である)。
接触時間が3〔分〕を超えると、難燃剤の含浸率が高く
なり、長期耐熱試験後の機械特性が著しく低下してしま
う。
なり、長期耐熱試験後の機械特性が著しく低下してしま
う。
難燃剤の含浸処理は、前記難燃剤含有液にフィルムを接
触させることにより行なわれるが、難燃剤含有液は、難
燃剤の粒子が該難燃剤含有液中で分子状に分散している
ことが好ましく、水溶液が最も好ましい。水溶性でない
難燃剤であってもエマルジョン、分散液、コロイド状態
で含浸処理を行なうこともできるが、フィルム内部まで
含浸され易いという観点から、0.1μ以下、好ましく
は0.01μ以下の粒径の粒子が分散していることが好
ましい。これらのエマルジョン、分散液等を安定化した
り、また難燃性を高めるために界面活性剤等の添加剤が
添加されていてもよい。また難燃剤が水に不要または難
溶の場合は、アセトン、メタノール、ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド等
の水溶性の有I!溶剤や、これらと水との混合溶液に難
燃剤を溶解または分散して用いることもできる。
触させることにより行なわれるが、難燃剤含有液は、難
燃剤の粒子が該難燃剤含有液中で分子状に分散している
ことが好ましく、水溶液が最も好ましい。水溶性でない
難燃剤であってもエマルジョン、分散液、コロイド状態
で含浸処理を行なうこともできるが、フィルム内部まで
含浸され易いという観点から、0.1μ以下、好ましく
は0.01μ以下の粒径の粒子が分散していることが好
ましい。これらのエマルジョン、分散液等を安定化した
り、また難燃性を高めるために界面活性剤等の添加剤が
添加されていてもよい。また難燃剤が水に不要または難
溶の場合は、アセトン、メタノール、ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド等
の水溶性の有I!溶剤や、これらと水との混合溶液に難
燃剤を溶解または分散して用いることもできる。
含浸はフィルムを含浸剤含有液中に浸漬するか、または
噴霧、シャワーリングすることによって行なうことがで
きる。含浸温度は室温から含浸剤含有液の沸点までの間
で任意に設定できるが、高温の方が好ましい。
噴霧、シャワーリングすることによって行なうことがで
きる。含浸温度は室温から含浸剤含有液の沸点までの間
で任意に設定できるが、高温の方が好ましい。
このようにして難燃化されたフィルムは、必要ならば表
面付着した難燃剤を洗浄した後、乾燥されるが、望むな
らば乾燥に先立って延伸することもできる。すなわち、
乾燥前の湿潤フィルムを1方向または2方向に1.01
〜1.4倍程度延伸することにより、フィルムの機械的
性質を向上させることができる。
面付着した難燃剤を洗浄した後、乾燥されるが、望むな
らば乾燥に先立って延伸することもできる。すなわち、
乾燥前の湿潤フィルムを1方向または2方向に1.01
〜1.4倍程度延伸することにより、フィルムの機械的
性質を向上させることができる。
フィルムの乾燥は、緊張下、定長下または僅かに延伸し
つつ、フィルムの収縮を制限して行なう必要がある。も
し、洗浄液(例えば水)の除去とともに収縮する傾向を
有するフィルムを、何らの収縮の制限を行なうことなく
乾燥した場合には、ミクロに不均一な構造成形(結晶化
など)がおこるためか、得られるフィルムの平面性が損
なわれたり、カールしてしまうこともある。収縮を制限
しつつ乾燥するには、例えばテンター乾燥機や金属枠に
挟んでの乾燥などを利用することができる。
つつ、フィルムの収縮を制限して行なう必要がある。も
し、洗浄液(例えば水)の除去とともに収縮する傾向を
有するフィルムを、何らの収縮の制限を行なうことなく
乾燥した場合には、ミクロに不均一な構造成形(結晶化
など)がおこるためか、得られるフィルムの平面性が損
なわれたり、カールしてしまうこともある。収縮を制限
しつつ乾燥するには、例えばテンター乾燥機や金属枠に
挟んでの乾燥などを利用することができる。
乾燥に係る他の条件は、特に制限されるものではなく、
加熱気体(空気、窒素、アルゴンなど)や常温気体によ
る方法、電気ヒータや赤外線ランプなどの輻射熱による
方法、誘電加熱法などの手段から任意に選ぶことができ
る。
加熱気体(空気、窒素、アルゴンなど)や常温気体によ
る方法、電気ヒータや赤外線ランプなどの輻射熱による
方法、誘電加熱法などの手段から任意に選ぶことができ
る。
本発明において、フィルムの乾燥温度は50°C以上で
あることが肝要である。これは、50’C未満の乾燥で
はフィルムの構造の緻密化が不十分(密度が小さい)と
なるからである。乾燥温度は好ましくは100〜300
°Cである。
あることが肝要である。これは、50’C未満の乾燥で
はフィルムの構造の緻密化が不十分(密度が小さい)と
なるからである。乾燥温度は好ましくは100〜300
°Cである。
フィルムの熱処理は、必要に応じて行えばよいのである
が、その場合、緊張下、定長下または僅かに延伸しつつ
、フィルムの収縮を制限して行なう必要がある。もし、
洗浄液(例えば水)の除去とともに収縮する傾向を有す
るフィルムを、何らの収縮の制限を行なうことなく熱処
理した場合には、ミクロに不均一な構造形成(結晶化な
ど)がおこるためか、得られるフィルムの平面性が損な
われたり、カールしてしまうこともある。収縮を制限し
つつ熱処理するには、例えばテンター乾燥機や金属枠に
挟むなどの方法を利用することができる。熱処理に係る
他の条件は、特に制限されるものではなく、加熱気体(
空気、窒素、アルゴンなど)や常温気体による方法、電
気ヒータや赤外線ランプなどの輻射熱による方法、誘電
加熱法などの手段から任意に選ぶことができる。熱処理
温度は好ましくは300〜,1I50’cである。
が、その場合、緊張下、定長下または僅かに延伸しつつ
、フィルムの収縮を制限して行なう必要がある。もし、
洗浄液(例えば水)の除去とともに収縮する傾向を有す
るフィルムを、何らの収縮の制限を行なうことなく熱処
理した場合には、ミクロに不均一な構造形成(結晶化な
ど)がおこるためか、得られるフィルムの平面性が損な
われたり、カールしてしまうこともある。収縮を制限し
つつ熱処理するには、例えばテンター乾燥機や金属枠に
挟むなどの方法を利用することができる。熱処理に係る
他の条件は、特に制限されるものではなく、加熱気体(
空気、窒素、アルゴンなど)や常温気体による方法、電
気ヒータや赤外線ランプなどの輻射熱による方法、誘電
加熱法などの手段から任意に選ぶことができる。熱処理
温度は好ましくは300〜,1I50’cである。
(実施例)
以下に本発明の実施例および参考例(PPTAの製造例
)を示すが、これらの参考例および実施例は本発明の実
施態様を説明するものであって、本発明を限定するもの
ではない。なお、実施例中の%は重量%を示す。
)を示すが、これらの参考例および実施例は本発明の実
施態様を説明するものであって、本発明を限定するもの
ではない。なお、実施例中の%は重量%を示す。
実施例中の対数粘度はηinhは98%硫酸10〇−に
ポリマー0.2gを溶解し、30°Cで常法により測定
した。ドープの粘度は、B型粘度計を用いl rpmの
回転速度で測定した。フィルムの厚さは、直径2onの
測定面を持ったダイヤルゲージで測定した。強伸度およ
びモジュラスは、定速伸長型強伸度測定機により、フィ
ルム試料を100 nnX10mmの長方形に切り取り
、最初のつかみ長さ30髄、引張り速度30鵬/分で荷
重−伸長曲線を5回描き、これより算出したものである
。密度は、四塩化炭素−トルエンを使用した密度勾配管
法により30°Cで測定した。
ポリマー0.2gを溶解し、30°Cで常法により測定
した。ドープの粘度は、B型粘度計を用いl rpmの
回転速度で測定した。フィルムの厚さは、直径2onの
測定面を持ったダイヤルゲージで測定した。強伸度およ
びモジュラスは、定速伸長型強伸度測定機により、フィ
ルム試料を100 nnX10mmの長方形に切り取り
、最初のつかみ長さ30髄、引張り速度30鵬/分で荷
重−伸長曲線を5回描き、これより算出したものである
。密度は、四塩化炭素−トルエンを使用した密度勾配管
法により30°Cで測定した。
難燃剤を含有したフィルムを約50■ないし100■精
秤し、白金製バスケットに入れる。これを酸素気流中で
燃焼させ、燃焼によって生成するガスを0.01規定苛
性ソーダIClIn1と水1〇−の混合溶液に導き吸収
させる。燃焼ガスを吸収させた上記溶液に水を加え、正
確に50dに定容する。この溶液をイオンクロマトグラ
ム(グイオネツクス社製グイオネツクス10型)に通し
、含リン量を測定した。その際分離カラムは、TSKゲ
ル−アニオンPW(東洋曹達社製)を充填したカラムを
用い、溶離液は0.0015モル/l炭酸水素ナトリウ
ム水溶液と0.0012モル/l炭酸ナトリウム水溶液
の1:1混合液を用いた。またはリンの定量は、あらか
じめ既知量のリン酸二水素カリウムを用いて上記操作を
行ない、作製した含リン検量線に基づいて行なった。
秤し、白金製バスケットに入れる。これを酸素気流中で
燃焼させ、燃焼によって生成するガスを0.01規定苛
性ソーダIClIn1と水1〇−の混合溶液に導き吸収
させる。燃焼ガスを吸収させた上記溶液に水を加え、正
確に50dに定容する。この溶液をイオンクロマトグラ
ム(グイオネツクス社製グイオネツクス10型)に通し
、含リン量を測定した。その際分離カラムは、TSKゲ
ル−アニオンPW(東洋曹達社製)を充填したカラムを
用い、溶離液は0.0015モル/l炭酸水素ナトリウ
ム水溶液と0.0012モル/l炭酸ナトリウム水溶液
の1:1混合液を用いた。またはリンの定量は、あらか
じめ既知量のリン酸二水素カリウムを用いて上記操作を
行ない、作製した含リン検量線に基づいて行なった。
難燃性の指標である限界酸素指数(L、O,I)は日本
工業規格(JIS) K 7201号に基づき、難燃性
試験装置(スガ試験機社製、0N−1型)を用い、フィ
ルムそのものを試験片として測定した。試験片が3分間
以上または5cm以上継続して燃焼し得る最低の酸素流
量をA (f/min ) 、この時の窒素流量を8
(= 11.4−A) (f/sin )とすると、
L、O,I は、 L、O,I= (A /(A+B) ) X100によ
って表される値である。
工業規格(JIS) K 7201号に基づき、難燃性
試験装置(スガ試験機社製、0N−1型)を用い、フィ
ルムそのものを試験片として測定した。試験片が3分間
以上または5cm以上継続して燃焼し得る最低の酸素流
量をA (f/min ) 、この時の窒素流量を8
(= 11.4−A) (f/sin )とすると、
L、O,I は、 L、O,I= (A /(A+B) ) X100によ
って表される値である。
実施例1
r) inhが5.5のPPTAポリマーを99.7%
の硫酸にポリマー濃度12.0%で溶解し、60°Cで
光学異方性のあるドープを得た。このドープの粘度を常
温で測定したところ、14500ボイズであった。
の硫酸にポリマー濃度12.0%で溶解し、60°Cで
光学異方性のあるドープを得た。このドープの粘度を常
温で測定したところ、14500ボイズであった。
製膜しやすくするために、このドープを約70°Cに保
ち、真空下に脱気した。この場合も上記と同じく光学異
方性を有し、粘度は4200ボイズであった。このドー
プをタンクからフィルターを通し、約70°Cに保ちな
がらギアポンプを経てダイに到る1、 5 mの曲管を
通し、0.3mg++X300mmのスリットを有する
グイから、鏡面に磨いたハステロイ製のベルトにキャス
トし、この流延ドープに相対湿度的95%の約90°C
の空気を吹きつけて光学等力比したのち、約1分間ベル
ト上に保持してから、ベルトとともに0℃の20重量%
硫酸水溶液の中に導いて凝固させた。次いで凝固フィル
ムをベルトからひきはがし、回転ローラを介して約20
°Cの水槽中を走行させて洗浄しく滞留時間約3分)、
水分率(乾燥フィルム重量に対する)約400重量%の
フィルムを得た。
ち、真空下に脱気した。この場合も上記と同じく光学異
方性を有し、粘度は4200ボイズであった。このドー
プをタンクからフィルターを通し、約70°Cに保ちな
がらギアポンプを経てダイに到る1、 5 mの曲管を
通し、0.3mg++X300mmのスリットを有する
グイから、鏡面に磨いたハステロイ製のベルトにキャス
トし、この流延ドープに相対湿度的95%の約90°C
の空気を吹きつけて光学等力比したのち、約1分間ベル
ト上に保持してから、ベルトとともに0℃の20重量%
硫酸水溶液の中に導いて凝固させた。次いで凝固フィル
ムをベルトからひきはがし、回転ローラを介して約20
°Cの水槽中を走行させて洗浄しく滞留時間約3分)、
水分率(乾燥フィルム重量に対する)約400重量%の
フィルムを得た。
このフィルムと25°Cに保持したに一19A(明成化
学工業社製、登録商標、化学構造はである。)の2%水
溶液とを0.5分間接触させて該難燃剤を含浸させた後
、得られた難燃性フィルムラ水洗し、約10cmX25
cmのステンレス製の2枚の枠に挟み、200°Cに保
たれたエアーオーブン中で定長乾燥した。さらに、その
得られたフィルムを350°Cに保たれたエアーオーブ
ン中で定長熱処理を0.5分間行なった。得られたフィ
ルムの測定結果を第1表に示す。
学工業社製、登録商標、化学構造はである。)の2%水
溶液とを0.5分間接触させて該難燃剤を含浸させた後
、得られた難燃性フィルムラ水洗し、約10cmX25
cmのステンレス製の2枚の枠に挟み、200°Cに保
たれたエアーオーブン中で定長乾燥した。さらに、その
得られたフィルムを350°Cに保たれたエアーオーブ
ン中で定長熱処理を0.5分間行なった。得られたフィ
ルムの測定結果を第1表に示す。
実施例2〜7
実施例1と同様にして400%水分含有フィルムを作り
、第1表に示されるようにフィルム厚みと難燃剤濃度を
各種変化させて、フィルムを難燃剤含有液に0.5分間
含浸接触させた後、約1010ClX25のステンレス
製の2枚の枠に挟み、実施例1と同一条件でフィルムの
乾燥および熱処理を行なった。その結果を第1表に示す
。
、第1表に示されるようにフィルム厚みと難燃剤濃度を
各種変化させて、フィルムを難燃剤含有液に0.5分間
含浸接触させた後、約1010ClX25のステンレス
製の2枚の枠に挟み、実施例1と同一条件でフィルムの
乾燥および熱処理を行なった。その結果を第1表に示す
。
比較例1,2
実施例1と同様にして得られた400%水分含有フィル
ム(厚さ5μl11)に、実施例1で示した難燃剤を濃
度0.5.7%水溶液の条件で0.5分間含浸接触させ
た後、得られたフィルムを約10印X25CIIlのス
テンレス製の2枚の枠に挟み、実施例1と同一の条件で
フィルムの乾燥および熱処理を行なった。その結果を第
1表に示す。
ム(厚さ5μl11)に、実施例1で示した難燃剤を濃
度0.5.7%水溶液の条件で0.5分間含浸接触させ
た後、得られたフィルムを約10印X25CIIlのス
テンレス製の2枚の枠に挟み、実施例1と同一の条件で
フィルムの乾燥および熱処理を行なった。その結果を第
1表に示す。
比較例3,4
実施例1と同様にして得られた400%水分含有フィル
ム(厚さ25μm)に、実施例1で示した難燃剤を濃度
o、i、a%水溶液の条件で0.5分間含浸接触させた
後、得られたフィルムを約10CIRX25cmのステ
ンレス製の2枚の枠に挟み、実施例1と同一の条件でフ
ィルムの乾燥および熱処理を行なった。その結果を第1
表に示す。
ム(厚さ25μm)に、実施例1で示した難燃剤を濃度
o、i、a%水溶液の条件で0.5分間含浸接触させた
後、得られたフィルムを約10CIRX25cmのステ
ンレス製の2枚の枠に挟み、実施例1と同一の条件でフ
ィルムの乾燥および熱処理を行なった。その結果を第1
表に示す。
比較例5
実施例1と同様にして得られた400%水分含有フィル
ム(厚さ25μ11)に、実施例1で示した難燃剤を濃
度10%水溶液の条件で5分間含浸接触させた後、得ら
れたフィルムを約10cmX251のステンレス製の2
枚の枠に挟み、実施例1と同一の条件でフィルムの乾燥
および熱処理を行なった。そのその結果を第1表に示す
。
ム(厚さ25μ11)に、実施例1で示した難燃剤を濃
度10%水溶液の条件で5分間含浸接触させた後、得ら
れたフィルムを約10cmX251のステンレス製の2
枚の枠に挟み、実施例1と同一の条件でフィルムの乾燥
および熱処理を行なった。そのその結果を第1表に示す
。
比較例6
実施例1と同様にして得られた400%水分含有フィル
ム(厚さ25μI)を、何も含浸接触させずに、約10
cmX25cmのステンレス製の2枚ノ枠に挟み、実施
例1と同一の条件でフィルムの乾燥および熱処理を行な
った。その結果を第1表に示す。
ム(厚さ25μI)を、何も含浸接触させずに、約10
cmX25cmのステンレス製の2枚ノ枠に挟み、実施
例1と同一の条件でフィルムの乾燥および熱処理を行な
った。その結果を第1表に示す。
(以下余白)
実施例8
実施例1,2,3,4,5,6.7および比較例1.2
,3,4,5.6で得られたそれぞれのフィルムを28
0 ’Cに保持したエアーオーブン中で19.5時間長
期耐熱試験を行なった(その結果を第2表に示す)。そ
の結果から本発明のフィルムは長期耐熱試験後も優れた
物性を維持していることがわかった。
,3,4,5.6で得られたそれぞれのフィルムを28
0 ’Cに保持したエアーオーブン中で19.5時間長
期耐熱試験を行なった(その結果を第2表に示す)。そ
の結果から本発明のフィルムは長期耐熱試験後も優れた
物性を維持していることがわかった。
(以下余白)
(発明の効果)
本発明のフィルムは、高い強度と高いモジュラスで表さ
れる良好な機械的性質を有し、かつり、0.1が30を
超えまた、UL−94Voを満たす優れた難燃性を兼備
し、さらに優れた長期耐熱性を有する新規なフィルムで
ある。また、本発明のフィルムは耐熱性および高い絶縁
破壊電圧をも有している。
れる良好な機械的性質を有し、かつり、0.1が30を
超えまた、UL−94Voを満たす優れた難燃性を兼備
し、さらに優れた長期耐熱性を有する新規なフィルムで
ある。また、本発明のフィルムは耐熱性および高い絶縁
破壊電圧をも有している。
本発明のフィルムは、このような性能上の特徴を活かし
て、FPC,TAB等の基盤材料として有用であり、他
にもコンデンサー用絶縁体、電線やオプティカルファイ
バーの被覆材などとして有用であり、これらの電気機械
関連用途に難燃件部剤として特に有用である。
て、FPC,TAB等の基盤材料として有用であり、他
にもコンデンサー用絶縁体、電線やオプティカルファイ
バーの被覆材などとして有用であり、これらの電気機械
関連用途に難燃件部剤として特に有用である。
特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 対数粘度ηinhが2.5以上であるパラ配向型芳香族
ポリアミドと、96重量%以上の濃度の濃硫酸、クロル
硫酸およびフルオル硫酸からなる群より選択された少な
くとも一種の溶媒とを含んでなる光学異方性ドープをフ
ィルム状となした後、凝固させ、溶媒を実質的に除去し
て得たフィルムと難燃剤を含有する液とを接触させ、次
いで収縮を制限しつつ乾燥するパラ配向型芳香族ポリア
ミド難燃性フィルムの製造法において、難燃剤含有液中
の難燃剤の濃度C〔重量%〕が5/T≦C≦25/T(
ただし、Tは乾燥後のフィルム厚み〔μm〕)の範囲で
あることを特徴とする製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22439588A JPH0273832A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | パラ配向型芳香族ポリアミド難燃性フイルムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22439588A JPH0273832A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | パラ配向型芳香族ポリアミド難燃性フイルムの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0273832A true JPH0273832A (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=16813080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22439588A Pending JPH0273832A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | パラ配向型芳香族ポリアミド難燃性フイルムの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0273832A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6153677A (en) * | 1993-12-23 | 2000-11-28 | Ems-Inventa Ag | Flame-retardant thermoplastic polyamide molding composition and article molded therefrom |
| KR100737831B1 (ko) * | 2006-02-28 | 2007-07-12 | 주식회사 엔텍 | 주방환기 시스템 |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP22439588A patent/JPH0273832A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6153677A (en) * | 1993-12-23 | 2000-11-28 | Ems-Inventa Ag | Flame-retardant thermoplastic polyamide molding composition and article molded therefrom |
| KR100737831B1 (ko) * | 2006-02-28 | 2007-07-12 | 주식회사 엔텍 | 주방환기 시스템 |
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