JPH0280398A - ウィスカー状炭素繊維 - Google Patents
ウィスカー状炭素繊維Info
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- JPH0280398A JPH0280398A JP22806288A JP22806288A JPH0280398A JP H0280398 A JPH0280398 A JP H0280398A JP 22806288 A JP22806288 A JP 22806288A JP 22806288 A JP22806288 A JP 22806288A JP H0280398 A JPH0280398 A JP H0280398A
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- carbon fiber
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、気相成長法で製造されるウィスカー状炭素繊
維に係り、とくに、粗い表面で、高結晶性かつ易黒鉛化
性のウィスカー状炭素繊維に関する。
維に係り、とくに、粗い表面で、高結晶性かつ易黒鉛化
性のウィスカー状炭素繊維に関する。
[従来技術]
炭素繊維は、高強度、高弾性率などの優れた性質を有し
、各種の複合材料として注目されている。
、各種の複合材料として注目されている。
従来、炭素繊維は主としてPAN1ピッチ、セルロース
等の有機繊維を炭化処理することにより製造されている
。これらの炭素繊維を使用して繊維強化複合材料を作る
場合、母材との接触面積を大きくし、径を細くし、長さ
を長くして、補強効果を上げることが望まれている。さ
らに母材との接着性を改冴するために、酸化やコーティ
ング等の表面処理がおこなわれている。また結晶性や電
気伝導性等を改良するために、黒鉛化処理がおこなわれ
ている。
等の有機繊維を炭化処理することにより製造されている
。これらの炭素繊維を使用して繊維強化複合材料を作る
場合、母材との接触面積を大きくし、径を細くし、長さ
を長くして、補強効果を上げることが望まれている。さ
らに母材との接着性を改冴するために、酸化やコーティ
ング等の表面処理がおこなわれている。また結晶性や電
気伝導性等を改良するために、黒鉛化処理がおこなわれ
ている。
しかし、従来、炭化炭素繊維を有機繊維から作る場合は
、紡糸が難しいため、その糸径が細(でもせいぜい5〜
10μm程度である。このため厳し2い条件下で手間暇
のかかる酸化処理工程が必要となる。また黒鉛化処理を
おこなっても、この炭素Gn H(kは難黒鉛化性であ
り、十分な黒鉛構造を取ることができない。例えば、P
AN系の炭素繊維は、3000℃で黒鉛化した糸のX線
回折法による炭素六角網平面(002)の面間隔d00
2が約3.42人であり、密度は1.8g/cm3前i
(の値である。PAN系あるいはピッチ系炭素繊維に比
べて高い黒鉛化度をもち得るメソフェーズピッチから作
られた炭素繊維を3000℃で黒鉛化した場合において
も、面間隔d002が約3.38人であり、結晶子の大
きさL c (002)が約180人であり、密度は2
−0g/cm3弱である。
、紡糸が難しいため、その糸径が細(でもせいぜい5〜
10μm程度である。このため厳し2い条件下で手間暇
のかかる酸化処理工程が必要となる。また黒鉛化処理を
おこなっても、この炭素Gn H(kは難黒鉛化性であ
り、十分な黒鉛構造を取ることができない。例えば、P
AN系の炭素繊維は、3000℃で黒鉛化した糸のX線
回折法による炭素六角網平面(002)の面間隔d00
2が約3.42人であり、密度は1.8g/cm3前i
(の値である。PAN系あるいはピッチ系炭素繊維に比
べて高い黒鉛化度をもち得るメソフェーズピッチから作
られた炭素繊維を3000℃で黒鉛化した場合において
も、面間隔d002が約3.38人であり、結晶子の大
きさL c (002)が約180人であり、密度は2
−0g/cm3弱である。
一方、炭化水素を熱分解して気相成長法により炭素繊維
を製造することも知られている。この気相成長炭素繊維
は、結晶欠陥が極めて少なく、優れた結晶rの配向性を
有している。このため、9機繊維炭化炭素繊維と比較し
て、より高強度、高弾性率の材料であり、繊維強化複合
材料として多方向の用途が期待されている。しかし、従
来知られている気相成長炭素繊維は、易黒鉛化性である
ものの、炭素繊維生成直後の炭素繊維の密度がせいぜい
1.85g/am3前後の値であり、まだ十分な黒鉛構
造を取るに至っていない。このため、高配向性をHする
ためには黒鉛化処理が必要となる。また、特開昭61−
225325号に炭素繊維か開示されているが、この炭
素質繊維は、ラマン散乱スペクトルの1360cm″l
バンドのピーク高さと1.580 c m−1バンドの
ピーク高さの比11300/ 11580が1.0以下
であり、表面が滑らかである。同様に、特開昭61−7
0014号に開示された炭素繊維は、表面が滑らかであ
る。このためこれら炭素繊維は、化学反応性に乏しく、
複合材料として用いる場合には、表面を十分酸化処理す
ることが必要となる。
を製造することも知られている。この気相成長炭素繊維
は、結晶欠陥が極めて少なく、優れた結晶rの配向性を
有している。このため、9機繊維炭化炭素繊維と比較し
て、より高強度、高弾性率の材料であり、繊維強化複合
材料として多方向の用途が期待されている。しかし、従
来知られている気相成長炭素繊維は、易黒鉛化性である
ものの、炭素繊維生成直後の炭素繊維の密度がせいぜい
1.85g/am3前後の値であり、まだ十分な黒鉛構
造を取るに至っていない。このため、高配向性をHする
ためには黒鉛化処理が必要となる。また、特開昭61−
225325号に炭素繊維か開示されているが、この炭
素質繊維は、ラマン散乱スペクトルの1360cm″l
バンドのピーク高さと1.580 c m−1バンドの
ピーク高さの比11300/ 11580が1.0以下
であり、表面が滑らかである。同様に、特開昭61−7
0014号に開示された炭素繊維は、表面が滑らかであ
る。このためこれら炭素繊維は、化学反応性に乏しく、
複合材料として用いる場合には、表面を十分酸化処理す
ることが必要となる。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、上記従来技術の課題を解決し、径が太く、か
つ長さの長い形状を有し、高結晶性でかつ酸化処理をお
こなわないか軽度の酸化処理ですむ表面の粗い易黒鉛化
性のウィスカー状炭素繊維を提供することにある。
つ長さの長い形状を有し、高結晶性でかつ酸化処理をお
こなわないか軽度の酸化処理ですむ表面の粗い易黒鉛化
性のウィスカー状炭素繊維を提供することにある。
[課題を解決するための手段〕
本発明の炭素繊維は、繊維の直径が01μm〜50μm
1好ましくは、0.5μm〜5μmである。繊維の長さ
/繊維径(アスペクト比)は50〜10,000、好ま
しくは、100〜10.000である。密度は1.9g
/cm3以上、好ましくは、’) 、 Q g /
c m 3以上である。
1好ましくは、0.5μm〜5μmである。繊維の長さ
/繊維径(アスペクト比)は50〜10,000、好ま
しくは、100〜10.000である。密度は1.9g
/cm3以上、好ましくは、’) 、 Q g /
c m 3以上である。
またX線回折法による炭素六角網平面(002)の面間
隔do O2力<3.36Å〜3.49Å、C軸方向の
結晶子の大きさLc (002)が50Å以上、ラマン
散乱スペクトルの1360cm−1バンドのピーク高さ
と1580 c m−’バンドのピーク高さの比(R値
) I 1360/ I 1580が1.05以上、
好ましくは1.1以上である。そして、鐵錐表面から約
300人程度の表面が毛羽立った様相を呈している易黒
鉛化性のウィスカー状炭素繊維である。
隔do O2力<3.36Å〜3.49Å、C軸方向の
結晶子の大きさLc (002)が50Å以上、ラマン
散乱スペクトルの1360cm−1バンドのピーク高さ
と1580 c m−’バンドのピーク高さの比(R値
) I 1360/ I 1580が1.05以上、
好ましくは1.1以上である。そして、鐵錐表面から約
300人程度の表面が毛羽立った様相を呈している易黒
鉛化性のウィスカー状炭素繊維である。
本発明で、アスペクト比を上記範囲に限定した理由は、
50未満であると、炭素繊維と樹脂、金属、ち密セメン
ト、セラミック等との複合材を作製した時に複合材料の
強度補強効果が得られないためである。また50未満で
は、抄紙する場合でも、繊維同士の結合が少なく、抄紙
が難しい。
50未満であると、炭素繊維と樹脂、金属、ち密セメン
ト、セラミック等との複合材を作製した時に複合材料の
強度補強効果が得られないためである。また50未満で
は、抄紙する場合でも、繊維同士の結合が少なく、抄紙
が難しい。
また、密度、炭素六角網平面(002)の面間隔do0
2、C軸方向の結晶子の大きさLc(002)を上記範
囲に限定した理由は、この範囲の炭素繊維を2000℃
以上の温度で黒鉛化処理をおこなうと、容易に黒鉛化繊
維になり、密度が2.1g/cm3以上、cto O2
が3.45Å以下、Lc (002)が150Å以上と
なるためである。なおこれら値の上限は、製造時の経済
性を考慮して設定した。
2、C軸方向の結晶子の大きさLc(002)を上記範
囲に限定した理由は、この範囲の炭素繊維を2000℃
以上の温度で黒鉛化処理をおこなうと、容易に黒鉛化繊
維になり、密度が2.1g/cm3以上、cto O2
が3.45Å以下、Lc (002)が150Å以上と
なるためである。なおこれら値の上限は、製造時の経済
性を考慮して設定した。
本発明の炭素繊維は、表面が毛羽立った様相を呈してい
るため、ラマン散乱スペクトルR値が1.05以上とな
っているが、繊維内部では結晶性の高い黒鉛構造を取っ
ているため、繊維の密度は0名くなっている。このよう
な表面構造を持っているため、酸化処理をすることなく
、あるいは軽度の酸化処理を施すことにより、例えば樹
脂との濡れ性が良いため、混合が簡単に可能であり、か
つ十分な補強効果を得ることができる。
るため、ラマン散乱スペクトルR値が1.05以上とな
っているが、繊維内部では結晶性の高い黒鉛構造を取っ
ているため、繊維の密度は0名くなっている。このよう
な表面構造を持っているため、酸化処理をすることなく
、あるいは軽度の酸化処理を施すことにより、例えば樹
脂との濡れ性が良いため、混合が簡単に可能であり、か
つ十分な補強効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる炭素繊維は、表面処理を
経ることなく、あるいは軽度の酸化処理を施すだけで母
材との接着性に優れたウィスカー状炭素繊維を得ること
ができる。
経ることなく、あるいは軽度の酸化処理を施すだけで母
材との接着性に優れたウィスカー状炭素繊維を得ること
ができる。
本発明にかかるウィスカー状炭素繊維は、反応系に炭化
水素(原料炭素源)と有機金属化合物を導入し、炭化水
素の熱分解で得られた炭素を、有機金属化合物の熱分解
で生成された微粒子上に成長させる際に、−酸化炭素と
二酸化炭素と水素とを所定量含むガスをキャリヤガスと
して使用することにより達成することができる。
水素(原料炭素源)と有機金属化合物を導入し、炭化水
素の熱分解で得られた炭素を、有機金属化合物の熱分解
で生成された微粒子上に成長させる際に、−酸化炭素と
二酸化炭素と水素とを所定量含むガスをキャリヤガスと
して使用することにより達成することができる。
本発明で使用する炭化水素には、メタン、エタン、プロ
パン、エチレン、プロピレン、ブタジェン等の脂肪族炭
化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、などの単環芳
香族炭化水素をはじめ、ナフタレン、アントラセンなど
の多環芳香族炭化水素、あるいはこれらの混合物を適用
できるが、コークス炉からの副生物である粗軽油類、吸
収油、カルポル浦、アントラセン油、重油、ピッチ、お
よびこれらの混合物は、安価で大量に供給が可能であり
、特に硫黄を含むチオフェン類、チオール類、およびチ
オフェノール類は炭素m維の生成速度が速くなり有用で
ある。
パン、エチレン、プロピレン、ブタジェン等の脂肪族炭
化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、などの単環芳
香族炭化水素をはじめ、ナフタレン、アントラセンなど
の多環芳香族炭化水素、あるいはこれらの混合物を適用
できるが、コークス炉からの副生物である粗軽油類、吸
収油、カルポル浦、アントラセン油、重油、ピッチ、お
よびこれらの混合物は、安価で大量に供給が可能であり
、特に硫黄を含むチオフェン類、チオール類、およびチ
オフェノール類は炭素m維の生成速度が速くなり有用で
ある。
a機金属化合物は、炭素−金属結合を有するものであれ
ば公知のものをいずれも使用=I能であるが、原料炭化
水素に溶解して用いる場合は溶解性のあるもの、ガス状
で用いる場合は昇華性のあるものが望ましい。具体的に
は、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバ
ルト、ニッケル、ルビジウム1、ロジウム、タングステ
ン、パラジウム、または白金を含有する有機遷移金属化
合物が好適であり、とくに鉄を含有する有機遷移金属化
合物が最も好適である。とくに、シクロペンタジェニル
基を配位子とするメタロセンは、多くの高原子価金属塩
と複核錯体を形成し、廉価でかつ活性なため有用である
。
ば公知のものをいずれも使用=I能であるが、原料炭化
水素に溶解して用いる場合は溶解性のあるもの、ガス状
で用いる場合は昇華性のあるものが望ましい。具体的に
は、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバ
ルト、ニッケル、ルビジウム1、ロジウム、タングステ
ン、パラジウム、または白金を含有する有機遷移金属化
合物が好適であり、とくに鉄を含有する有機遷移金属化
合物が最も好適である。とくに、シクロペンタジェニル
基を配位子とするメタロセンは、多くの高原子価金属塩
と複核錯体を形成し、廉価でかつ活性なため有用である
。
有機金属化合物の分解触媒である金属化合物は、用いる
有機金属化合物1モルに対し、0.01〜50モル程度
加えれるのがよい。また、金属化合物は、用いる有機金
属化合物に対して同種あるいは異種の金属原子を有する
ものであればいずれにも利用できる。その金属としては
、チタン、バナジウム、クロム、モリブデン、タングス
テン、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム
、ロジウム、オスニウム、イリジウムが好ましく、マン
ガン、鉄、コバルト、ニッケルが特に好ましい。化合物
の形態は、いずれでもよく、例えば硫酸塩、硝酸塩、酢
酸塩、塩化物、硫化物、酸化物、炭化物、窒化物、アセ
チルアセトナート塩など無機化合物およびカルボニル化
合物などの何機遷移金属錯体などが用いられる。
有機金属化合物1モルに対し、0.01〜50モル程度
加えれるのがよい。また、金属化合物は、用いる有機金
属化合物に対して同種あるいは異種の金属原子を有する
ものであればいずれにも利用できる。その金属としては
、チタン、バナジウム、クロム、モリブデン、タングス
テン、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム
、ロジウム、オスニウム、イリジウムが好ましく、マン
ガン、鉄、コバルト、ニッケルが特に好ましい。化合物
の形態は、いずれでもよく、例えば硫酸塩、硝酸塩、酢
酸塩、塩化物、硫化物、酸化物、炭化物、窒化物、アセ
チルアセトナート塩など無機化合物およびカルボニル化
合物などの何機遷移金属錯体などが用いられる。
本発明に係わる炭X!:繊維を得るためのキャリヤガス
は、少なくとも一酸化炭素50〜80%と二酸化炭素5
〜30%を含むガスを雰囲気ガスとして使用し、とくに
−酸化炭素50〜80%、二酸化炭素5〜30%、水素
0,1〜10%、窒素20%以下の組成が好ましい。具
体的には、転炉ガス、高炉ガスの混合ガス、これらのガ
スにコークス炉ガス等の水素含有ガスを混合したガスで
ある。特に転炉ガスは、単独でこの組成を有しているた
め、有効である。
は、少なくとも一酸化炭素50〜80%と二酸化炭素5
〜30%を含むガスを雰囲気ガスとして使用し、とくに
−酸化炭素50〜80%、二酸化炭素5〜30%、水素
0,1〜10%、窒素20%以下の組成が好ましい。具
体的には、転炉ガス、高炉ガスの混合ガス、これらのガ
スにコークス炉ガス等の水素含有ガスを混合したガスで
ある。特に転炉ガスは、単独でこの組成を有しているた
め、有効である。
[発明の効果]
しかして、上記方法で得られる本発明の炭素繊維は、繊
維径が太くかつ繊維長さ/繊維径が大きく、高密度で繊
維内部では結晶性の高い黒鉛構造をとっているが、繊維
表面は粗い易黒鉛化性のウィスカー状炭素繊維である。
維径が太くかつ繊維長さ/繊維径が大きく、高密度で繊
維内部では結晶性の高い黒鉛構造をとっているが、繊維
表面は粗い易黒鉛化性のウィスカー状炭素繊維である。
このためこの炭素繊維を使用して繊維強化複合材料を作
製した場合、強化繊維として補強効果を十分果たすだけ
でなく、手間の■)かる表面処理を節単に済ますことが
できる。このため表面処理に掛かる時間、費用、労働力
を少なくすることができる効果を発揮する。
製した場合、強化繊維として補強効果を十分果たすだけ
でなく、手間の■)かる表面処理を節単に済ますことが
できる。このため表面処理に掛かる時間、費用、労働力
を少なくすることができる効果を発揮する。
以下に本発明を実施例にて説明する。
実施例1
第1図に示す装置を使用して、炭素繊維を製造した。図
中、参照符号11は、アルゴンガスを充填したガスボン
ベである。12は、転炉ガスを充填したガスボンベで、
この転炉ガスは一酸化炭素ガスフ0容工%、二酸化炭素
ガス15容量%、水素ガス1.18琶%、窒素ガス15
容量%の組成のガスであり、これを反応系に雰囲気ガス
として導入する。各ボンベ11.12には、流量計13
゜14かそれぞれ接続され、これによりガス流量を制御
しているe、15は原料タンクで、ここには原料面とし
て、ベンゼンを入れた。このベンゼンには、フェロセン
とチオフェンとフェロセンの分解触媒であるMn (I
I)アセチルアセトナート塩が溶解され、その重量組
成比は、ベンゼン100重量部にλ・すして、フェロセ
ン、チオフェン、Mn(]l)アセチルアセトナート塩
が、それぞれ0.4.0.2.0,1の割合である。こ
れらボンベ11.12は、ステンレス製のパイプ16を
介して反応管20と接続され、また原料タンク15は、
ステンレス製のパイプ17を介して反応管20と接続さ
れている。反応管20は、内径90 m m s長さ1
000mmのアルミナ管であり、その長さ800 m
mに亙って外周に電気炉23が設置されている。この電
気炉23の温度は、熱電対24で検知し、温度制御器2
5で一定温度に制御している。この実施例では、電気炉
23の運転中の温度は、1150℃に設定した。
中、参照符号11は、アルゴンガスを充填したガスボン
ベである。12は、転炉ガスを充填したガスボンベで、
この転炉ガスは一酸化炭素ガスフ0容工%、二酸化炭素
ガス15容量%、水素ガス1.18琶%、窒素ガス15
容量%の組成のガスであり、これを反応系に雰囲気ガス
として導入する。各ボンベ11.12には、流量計13
゜14かそれぞれ接続され、これによりガス流量を制御
しているe、15は原料タンクで、ここには原料面とし
て、ベンゼンを入れた。このベンゼンには、フェロセン
とチオフェンとフェロセンの分解触媒であるMn (I
I)アセチルアセトナート塩が溶解され、その重量組
成比は、ベンゼン100重量部にλ・すして、フェロセ
ン、チオフェン、Mn(]l)アセチルアセトナート塩
が、それぞれ0.4.0.2.0,1の割合である。こ
れらボンベ11.12は、ステンレス製のパイプ16を
介して反応管20と接続され、また原料タンク15は、
ステンレス製のパイプ17を介して反応管20と接続さ
れている。反応管20は、内径90 m m s長さ1
000mmのアルミナ管であり、その長さ800 m
mに亙って外周に電気炉23が設置されている。この電
気炉23の温度は、熱電対24で検知し、温度制御器2
5で一定温度に制御している。この実施例では、電気炉
23の運転中の温度は、1150℃に設定した。
運転に際し、まずボンベ11からアルゴンガスを反応管
内に供給して、反応管内をアルゴンガスで置換する。続
いてボンベ12に収容した転炉ガスを300m1/分で
反応管20内に流した。更に、上記組成の原料面をケミ
カルポンプ22を使って20+1/分の割合で反応管2
0内に供給した。
内に供給して、反応管内をアルゴンガスで置換する。続
いてボンベ12に収容した転炉ガスを300m1/分で
反応管20内に流した。更に、上記組成の原料面をケミ
カルポンプ22を使って20+1/分の割合で反応管2
0内に供給した。
その結果、反応管内において、原料面の熱分解および触
媒反応が生じ、これによって連続的にウィスカー状炭素
繊維が生成され、これを捕果器21て捕集した。
媒反応が生じ、これによって連続的にウィスカー状炭素
繊維が生成され、これを捕果器21て捕集した。
1すられた炭素識Gllは、平均径が1μm、平均長さ
か2000 l1mであり、収率はベンゼンにχ、J
して6896であった。また密度は2.05g/cm3
炭素六角網平面(002)の面間隔d 11゜2が3
.48Å、結晶子の大きさLc([J O2)が70人
であった。またラマン散乱スペクトルのR値は1.10
である。炭素′a錐裏表面透過′電子顕微鏡により観察
した結果、繊維表面がm < 、約300人の深さで毛
羽立つ様相を呈していた。この顕微鏡写真を第2図に示
す。
か2000 l1mであり、収率はベンゼンにχ、J
して6896であった。また密度は2.05g/cm3
炭素六角網平面(002)の面間隔d 11゜2が3
.48Å、結晶子の大きさLc([J O2)が70人
であった。またラマン散乱スペクトルのR値は1.10
である。炭素′a錐裏表面透過′電子顕微鏡により観察
した結果、繊維表面がm < 、約300人の深さで毛
羽立つ様相を呈していた。この顕微鏡写真を第2図に示
す。
さらにこの繊維を酸化処理を施すことなく5及び20容
量%の割合でエポキシ樹脂(商品名:エピコート828
、硬化剤B F 3 M E A )と、また30容量
%の割合でPPと混ぜ合せ、FRPを作製した(試料番
号;それぞれ5,6.2)。また0、5時間、濃硝酸で
沸騰処理した繊維を20容二%の割合でエポキシ樹脂に
、30容量%の割合てPPと混ぜ合せFRPを作製した
(試料番号:それぞれ?、3.)。このFRPから幅1
0mm。
量%の割合でエポキシ樹脂(商品名:エピコート828
、硬化剤B F 3 M E A )と、また30容量
%の割合でPPと混ぜ合せ、FRPを作製した(試料番
号;それぞれ5,6.2)。また0、5時間、濃硝酸で
沸騰処理した繊維を20容二%の割合でエポキシ樹脂に
、30容量%の割合てPPと混ぜ合せFRPを作製した
(試料番号:それぞれ?、3.)。このFRPから幅1
0mm。
厚み4mm、支点間距離64mmの試験片を使って3点
曲げ試験をおこなった。その結果をエポキシ樹脂母相単
独(試料番号=1)、ポリプロピレン1す祠単独(試料
番号:4)の曲げ強度とともに表1に>J<す。いずれ
の場合にも本発明の炭素繊維は、母+イ強度の1.3〜
2.1倍の補強硬化が認められた。また樹脂との濡れ性
においても、表面を硝酸酸化したピッチ系炭素繊維より
も良好であっt二。
曲げ試験をおこなった。その結果をエポキシ樹脂母相単
独(試料番号=1)、ポリプロピレン1す祠単独(試料
番号:4)の曲げ強度とともに表1に>J<す。いずれ
の場合にも本発明の炭素繊維は、母+イ強度の1.3〜
2.1倍の補強硬化が認められた。また樹脂との濡れ性
においても、表面を硝酸酸化したピッチ系炭素繊維より
も良好であっt二。
実施例2
実施例1で製造したウィスカー状炭素繊維を2 (10
0°Cで黒鉛化処理をほどこした。この黒鉛化糸の密度
は、2.15g/cm3、炭素六角網平面(002)の
面間隔do O2が3.43Å、結晶子の大きさL c
(002)が200人であった。またこのウィスカー
状炭素繊維を2800℃で黒鉛化処理を施したところ、
この黒鉛化糸の密度は2.21g/cm3、炭素六角網
平面(002)の面間隔d002が3.37Å、結晶子
の大きさL c (002)が660人であった。
0°Cで黒鉛化処理をほどこした。この黒鉛化糸の密度
は、2.15g/cm3、炭素六角網平面(002)の
面間隔do O2が3.43Å、結晶子の大きさL c
(002)が200人であった。またこのウィスカー
状炭素繊維を2800℃で黒鉛化処理を施したところ、
この黒鉛化糸の密度は2.21g/cm3、炭素六角網
平面(002)の面間隔d002が3.37Å、結晶子
の大きさL c (002)が660人であった。
このようにこのウィスカー状炭素繊維は、易黒鉛化性で
あることがわかる。
あることがわかる。
比較例1
実施例1で使用した装置で、キャリヤガスとして水素を
使用し、他の条件は実施例1と同じ条件でウィスカー状
炭素繊維を製造した。得られた炭素繊維は、平均径が0
.5μm1平均長さが2000μmであり、密度は、1
.80g/cm′(炭素六角網平面(002)の面間隔
d Ll t+ 2が3.53Å、結晶子の大きさLc
(IJ O2)が35人であった。またラマン散乱スペ
クトルのR値は、0.89であり、透過顕微鏡で観察し
た結果、炭素繊維表面は、滑らかであった。その炭素繊
維の表面の透過顕微鏡写真を第′3図に示す。またこの
ウィスカー状炭素繊維を2000℃で黒鉛化したところ
、密度は1.90g/cm3にしか上がらなかった。
使用し、他の条件は実施例1と同じ条件でウィスカー状
炭素繊維を製造した。得られた炭素繊維は、平均径が0
.5μm1平均長さが2000μmであり、密度は、1
.80g/cm′(炭素六角網平面(002)の面間隔
d Ll t+ 2が3.53Å、結晶子の大きさLc
(IJ O2)が35人であった。またラマン散乱スペ
クトルのR値は、0.89であり、透過顕微鏡で観察し
た結果、炭素繊維表面は、滑らかであった。その炭素繊
維の表面の透過顕微鏡写真を第′3図に示す。またこの
ウィスカー状炭素繊維を2000℃で黒鉛化したところ
、密度は1.90g/cm3にしか上がらなかった。
この繊維を使って実施例1で示したのと同じようにFR
Pを作製し、曲げ強度試験をおこなった。
Pを作製し、曲げ強度試験をおこなった。
その結果を表2に示す。表2から、比較例の炭素繊維は
、本発明のものに比べて曲げ強度が劣っていることがわ
かる。
、本発明のものに比べて曲げ強度が劣っていることがわ
かる。
実施例3
実施例1て用いた装置を横型にし、市販の鉄超微粉末(
真空冶金製)を分散させた磁性板を炉内に設置し、炉内
をアルゴンで置換した。電気炉をW iRし、600℃
に達したところで転炉ガス300 s e cmを反応
管内に30分流した。その後、′1“電気炉を1150
°Cに保ち、ベンゼンを0.1ml/分の流量で供給し
た。−時間の運転により得られた炭素繊維は、・1こ均
径が30μm1・1・均長さか60mmであった。都度
は2.03g/Cl113、炭素六角網平面(002)
の面間隔do 02が3.49Å、結晶子の大きさL
c (002)か55人であった。またラマン散乱スペ
クトルのR値は、1.05であり、透過電子顕微鏡で観
察したところ、繊維表面が約500人に亙って毛羽立っ
た様相を足していた。
真空冶金製)を分散させた磁性板を炉内に設置し、炉内
をアルゴンで置換した。電気炉をW iRし、600℃
に達したところで転炉ガス300 s e cmを反応
管内に30分流した。その後、′1“電気炉を1150
°Cに保ち、ベンゼンを0.1ml/分の流量で供給し
た。−時間の運転により得られた炭素繊維は、・1こ均
径が30μm1・1・均長さか60mmであった。都度
は2.03g/Cl113、炭素六角網平面(002)
の面間隔do 02が3.49Å、結晶子の大きさL
c (002)か55人であった。またラマン散乱スペ
クトルのR値は、1.05であり、透過電子顕微鏡で観
察したところ、繊維表面が約500人に亙って毛羽立っ
た様相を足していた。
表1
FRPの曲げ強度
曲げ強度(kg/mm2)
3.82
7.65
8.1O
No、FRP
I PP
2 PP+30vo1%CP
3 PP+3(IVOI%
表面処理CF*
POX I
IEPOXl+5vo1%CF
EPOXl+ 20vo1%CP
IEPOXI+ 20vo1%
表面処理CP本
*0.5時間濃硝酸で沸騰処理したちの10.78
15.10
1g、72
20.45
表2 FRPの曲げ強度(比較例)
No、FRP 曲げ強度(kg/mm2)I
PP+30vo1%CP 3.8
22 PP+30vo1% 7.13表面処
理cp** 3 PP0XI+ 20vo1%CF 8.37
4 1EPOXI+ 20vo1%CI’ 18.2
0表面処理CF** 零*2時間濃硝酸で沸騰処理したもの
PP+30vo1%CP 3.8
22 PP+30vo1% 7.13表面処
理cp** 3 PP0XI+ 20vo1%CF 8.37
4 1EPOXI+ 20vo1%CI’ 18.2
0表面処理CF** 零*2時間濃硝酸で沸騰処理したもの
第1図は、本発明方法を実施するための装置の概略を示
す説明図、第2図は本発明方法で得られた炭素繊維の表
面形状を示す顕微鏡写真、第3図は比較方法で得られた
炭素繊維の表面形状を示す顕微鏡写真である。 11・・・アルゴンガスボンベ、12・・・キャリヤー
ガスボンベ、13.14・・・流量計、15・・・原料
タンク、16.17・・・ステンレス製パイプ、20・
・・反応管、21・・・捕集器、22・・・ケミカルポ
ンプ、23・・・電気炉、24・・・熱電対、25・・
・温度制御器。
す説明図、第2図は本発明方法で得られた炭素繊維の表
面形状を示す顕微鏡写真、第3図は比較方法で得られた
炭素繊維の表面形状を示す顕微鏡写真である。 11・・・アルゴンガスボンベ、12・・・キャリヤー
ガスボンベ、13.14・・・流量計、15・・・原料
タンク、16.17・・・ステンレス製パイプ、20・
・・反応管、21・・・捕集器、22・・・ケミカルポ
ンプ、23・・・電気炉、24・・・熱電対、25・・
・温度制御器。
Claims (2)
- (1)繊維の直径が0.1μm〜50μm、繊維の長さ
/繊維径が50〜10,000、密度が1.9g/cm
^3以上、X線回折法による炭素六角網平面(002)
の面間隔d_0_0_2が3.36Å〜3.49Å、結
晶子の大きさLc(002)が50Å以上、ラマン散乱
スペクトルの1360cm^−^1バンドのピーク高さ
と1580cm^−^1バンドのピーク高さの比I13
60/I1580が1.05以上で、繊維径1に対して
0.001〜0.1程度の繊維表面深さの毛羽立った様
相を呈している易黒鉛化性のウィスカー状炭素繊維。 - (2)繊維の直径が0.5μm〜5μm、繊維の長さ/
繊維径が100〜10,000、密度が2.0g/cm
^3以上、X線回折法による炭素六角網平面(002)
の面間隔d_0_0_2が3.36Å〜3.49Å、結
晶子の大きさLc(002)が50Å以上、ラマン散乱
スペクトルの1360cm^−^1バンドのピーク高さ
と1580cm^−^1バンドのピーク高さの比I13
60/I1580が1.1以上で、繊維表面が約300
Å程度の深さで毛羽立った様相を呈している易黒鉛化性
のウィスカー状炭素繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22806288A JPH0280398A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | ウィスカー状炭素繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22806288A JPH0280398A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | ウィスカー状炭素繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280398A true JPH0280398A (ja) | 1990-03-20 |
| JPH052640B2 JPH052640B2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=16870597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22806288A Granted JPH0280398A (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | ウィスカー状炭素繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0280398A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011190169A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-29 | Hitachi Chem Co Ltd | 炭素繊維複合材、及びこの炭素繊維複合材を用いたブレーキ用部材、半導体用構造部材、耐熱性パネル、ヒートシンク |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054998A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-03-29 | Nikkiso Co Ltd | 気相成長炭素繊維の製造方法 |
| JPS6170014A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-10 | Nikkiso Co Ltd | 流動法気相成長炭素繊維 |
| JPS61225325A (ja) * | 1985-03-23 | 1986-10-07 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 炭素質繊維 |
| JPS6249363A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-04 | Ricoh Co Ltd | 静電写真用液体現像剤 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP22806288A patent/JPH0280398A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054998A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-03-29 | Nikkiso Co Ltd | 気相成長炭素繊維の製造方法 |
| JPS6170014A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-10 | Nikkiso Co Ltd | 流動法気相成長炭素繊維 |
| JPS61225325A (ja) * | 1985-03-23 | 1986-10-07 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 炭素質繊維 |
| JPS6249363A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-04 | Ricoh Co Ltd | 静電写真用液体現像剤 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011190169A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-29 | Hitachi Chem Co Ltd | 炭素繊維複合材、及びこの炭素繊維複合材を用いたブレーキ用部材、半導体用構造部材、耐熱性パネル、ヒートシンク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH052640B2 (ja) | 1993-01-12 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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