JPH0280588A - 溶融塩電解浴槽 - Google Patents
溶融塩電解浴槽Info
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Landscapes
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は溶融塩電解法により希土類金属又はその合金を
製造する装置に係り、特に最近、高性能磁石として注目
されているNd−Fe−B系磁石用原料のNd金属及び
Nd−Fe合金の製造に好適な溶融塩電解装置に関する
ものである。 (従来の技術及び解決しようとする課題)希土類金属又
はその合金を製造する方法の1つとして、溶融塩電解法
が知られており、これには塩化物電解浴を用いる方法と
弗化物電解浴を用いる方法がある。 一方、溶融塩電解装置に関しては、従来より、LiFを
主体としてこれに希土類化合物を加えて溶融塩とし、電
気分解によりNd金属又はNd−Fe合金を製造する場
合の耐浴材料として、不活性雰囲気で黒鉛を用いる方法
(E・モーリス他著rU、S、Bur、Min、Rgp
、 InvestJ NO3957。 1967年)と、鉄を用いる方法(特開昭61−878
88号公報等)が知られている。 しかし、このような溶融塩電解法においては電解浴槽の
腐食の問題があり、溶融塩による腐食箇所は、大別する
と、接触する相手が液体状態(浴中部分)と液体と気体
の界面(浴面部分)と気体状態(浴上部)の3つの部分
での腐食がある。 また、本発明者は、安価にNd−Fe合を製造する方法
として酸化性雰囲気での電解法を先に提案した(特願昭
62−204879号)が、この条件では不活性雰囲気
と比較して一段と腐食条件が厳しくなるという問題があ
る。 そこで、このような腐食に耐え得る材料として。 本発明者は、前述したような耐浴材料(黒鉛、鉄)に代
えて、安価で加工性及び施工が簡単な材料であり、しか
も、生産した製品の品位を悪化させずに、且つ耐久性の
ある材料としてオーステナイト系ステンレス鋼を使用す
ることを提案した(特願昭61−233697号)。 しかし乍ら、前述した溶融塩による腐食のうち接触する
相手が気体状態(浴上部)にあるときの腐食性は特に強
く、浴槽全体の寿命を考えた場合、気体状態による腐食
により浴槽上部が優先的に腐食を起こし、ひいては浴槽
全体の寿命を縮めることになり、工業的規模の生産設備
の場合、寿命短縮による設(W費の増大、浴槽を交換す
るための生産の停止による生産量の低下を招き、製品を
安価に且つ安定的に生産する上での障害となることから
、更に大きな耐食性を示す材料の開発が強く望まれてい
た。 本発明は、か)る要請に応えるべくなされたものであっ
て、溶融塩電解法で希土類金属又はその合金を製造する
ための電解浴槽において、気体と接する浴槽部分が溶融
塩による腐食に十分耐え得る構成の電解浴槽を提供する
ことを目的とするものである。 (課題を解決するための手段) 前述の如く、溶融塩電解法で希土類金属又はその合金を
製造するための電解浴槽においては、溶融塩による腐食
には、大別すると、接触する相手が液体状態(浴中部分
)と液体と気体の界面(浴面部分)と気体状態(浴上部
)の3つの部分での腐食があるが、気体状態(浴上部)
にある時の腐食が最も厳しく、特に浴面より僅かに上方
にある部分が最も激しい腐食を受ける。 この現象については、浴中部分或いは液体と気体の界面
(浴面部分)においては溶融塩が液体の状態にあり、溶
融塩そのものの温度は高いが、溶融塩自身の活性がそれ
ほど高くなく、逆に浴面より離れた部分では、溶融塩は
気体状態でそれ自身の活性は高いが、腐食を起こすのに
充分な温度がない。一方、浴面より僅かに上方にある部
分においては、溶融塩は気体状態にあってそれ自身の活
性も高く、また温度も充分にあることから、浴槽の他の
部分に比較して激しい腐食を受けるものと考えられる。 このため、浴槽を保温するために浴槽上部に蓋を被せた
場合や、浴面を極端に下げた場合には腐食を起こし易い
温度分布をもつ範囲が広がり、腐食される部分も広範囲
になる。 本発明者は、このような腐食に対して強い耐食性を示す
材料を見出すにく、種々の材料について鋭意研究を重ね
た。その結果、Niを主体とした合金が気体状態にある
溶融塩に対し、他の材料に比較して大きな耐食性を示す
ことを見い出し、ここに本発明をなしたものである。 すなわち、本発明は、溶融塩電解法で希土類金属又はそ
の合金を製造するための電解浴槽において、少なくとも
該浴槽の電解浴面上方部分を、Ni: 50〜80wt
%及びMo: 10〜30ut%を含む合金で構成する
ことを特徴とする溶融塩電解浴槽を要旨とするものであ
る。 以下に本発明を更に詳細に説明する。 上記のように、電解浴槽の電解浴面上方部分は他の部分
に比較して激しい腐食を受ける部分であり、この部分を
Niを主体とした合金(以下、「N1基合金」という)
、具体的には、Niを50〜80wt%、Moを10〜
30υt%含む合金で構成するのである。このような合
金は通称″ハステロイ″として知られているNi基合金
が代表的なものであり、例えば、20.0Mo−20,
0Fe−残Niからなる組成、28.0Mo−5,0F
e−残Njからなる組成、16.5Cr−17,0Mo
−5,0Fe−4,5W−残Niからなる組成、5.0
Cr−24゜5Mo−5,5Fe−残Niからなる組成
などを挙げることができる。勿論、Ni及びMoを上記
範囲で含む限り、Fe、Cr、W、Si、Cu等々の他
の元素が含まれていても支障はない。 しかし、Ni含有量が50wt%よりも低い場合には腐
食を受は易くなり、またNi含有量が80讐t%より高
い場合には低い場合はどではないがやはり腐食を受は易
くなるので好ましくない。望ましくは、Niを60〜7
8wt%、Moを15〜25tit%含む合金が適して
いる。また、MO含有量が10wt%よりも低い場合に
は耐食性が不充分となり、また30wt%よりも高い場
合には耐食性に対する効果は飽和し、不経済となり、好
ましくない。 なお、上記Ni基合金で構成すべき電解浴面上方部分と
しては、浴の界面近傍のみで良く、通常の設計界面から
100a+m下まであれば良い。浴槽の上端から設計界
面位置下100IIIInまでの範囲にNi基合金を内
張すし、異材溶接により浴槽本体に固定しておく。勿論
、電解浴面が上下に変動することを予想して構成してお
くことは云うまでもない。また、電解浴面上方部分以外
の浴面側部分の構成材料としては特に制限されず、同一
の材料で構成したり或いは他のNi基合金で構成しても
よく、オーステナイト系ステンレス鋼などで構成するこ
ともできる。 上記Ni基合金で電解浴面上方部分を構成した電解浴槽
は、どのような溶融塩電解法でも適用することができる
1例えば、LiF−NdF、系、或いはこれに安価なN
d2O3を混合させたLiF−NdF3−Nd203系
があり、更にはこれにB a F2 。 CaF、等を適宜加えた溶融塩でも良い。NdF、に代
えてNdCQ、を使用することもできる。 また、雰囲気に関しては、酸化性雰囲気、特に大気中で
電解しても充分な耐食性が得られる。勿論、非酸化性雰
囲気でも可能である。 本発明者は、溶融塩を保持する浴槽材料として、各種材
料について大気中での腐食試験を実施した。 以下にその結果の一例を示す。 第1図は溶融塩での各種材料の腐食試験に用いた装置を
示し、第2図はその結果を示したものである。 まず、第1図に示すように、溶融塩2に各種材料10を
入れて溶融塩中と溶融塩と大気5の界面と溶融塩上部に
またがる部分の腐食量の合計を経日毎に調査し、その結
果を第2図に示した。 実験条件は、大気中で、5US−304で作成した浴槽
8を用いて通電せずに浴温880℃で保持したものであ
る。 溶融塩2としては、LiF80+oQ%−NdF。 20rnoQ%のLiF−NdF、系と、LiF80n
oQ%−NdF、20moQ%にNd2O,を2wt%
添加したLiF−NdF3−Nd20a系の2種類を用
いたが、同じ傾向の結果を示した。 第2図に示した結果より、普通鋼と、本発明者の先の提
案(特願昭61−233697号)に係るオーステナイ
ト系ステンレス鋼である5US−=3iosと、本発明
に係るNi基合金(27,5wt%Mo−67,5wt
%Ni)とについて、それぞれの腐食量を比較すると、
普通鋼よりもオーステナイト系ステンレス鋼の方が耐食
性が改善されているが、Ni基合金を使用した場合の方
が更に優れた耐食性を有することが判る。 また陰極材料に関しては、希土類金属を製造する場合に
は黒鉛製電極を使用し、希土類合金を製造する場合には
鉄等の材料からなる陰極を使用すればよい。 次に本発明の実施例を示す。 (実施例) 第3図に示す電解槽を使用して溶融塩電解法によりNd
−Fe合金を製造する連続運転実馳を行った。 電解槽は、第3図に示すように、溶融塩2を入れ°る深
さ80cmの電解浴槽8の上部に、Ni基合金(通称゛
′ハステロイB ”) (Mo: 28 tgt%、F
e:5wt%、Ni:残部)9にて槽上端から30cm
の深さまで厚さ5mmで内張すし、この内張り部分より
底部までと底部をオーステナイト系ステンレスl5US
−310Sで内張すした。またメタル受は器6はタンタ
ル板11で内張すした。 電解に際しては、鉄製陰極4と黒鉛製陽極3を配置して
通電すると、電気分解されたNdは陰極4と反応しNd
−Fe合金液滴7となってメタル受は器6の中に収容さ
れ、Nd−Fe合金1として析出する。なお、電気分解
は大気中5で行った。 また、電解浴としては2種類のもの、すなわち、LiF
80mof2%−NdF、 20■OQ%のLiF−N
dF□系と、LiF80moQ%−NdF、20moR
%に2すt%Nd2O,を添加したLiF−NdF。 Nd、O,系のものを使用し、いずれも880℃の電解
温度で操業したが、電解浴組成による大きな変化は認め
られなかった。 以上の実験結果を第1表に示す。なお、同表において、
連続使用日数とは、電解槽の槽上端から30c謹の深さ
に使用した材料(厚さ5 +u+)が運転日数が経過す
るに従い薄くなるので、電解浴が流出する危険が生ずる
程度まで薄くなった日数をもって表わした。 第1表より、本発明例に示すように電解槽の少なくとも
電解浴面上方部分をNi基合金で内張すしたことにより
、連続使用可能日数が大幅に増加していることがわかる
。
製造する装置に係り、特に最近、高性能磁石として注目
されているNd−Fe−B系磁石用原料のNd金属及び
Nd−Fe合金の製造に好適な溶融塩電解装置に関する
ものである。 (従来の技術及び解決しようとする課題)希土類金属又
はその合金を製造する方法の1つとして、溶融塩電解法
が知られており、これには塩化物電解浴を用いる方法と
弗化物電解浴を用いる方法がある。 一方、溶融塩電解装置に関しては、従来より、LiFを
主体としてこれに希土類化合物を加えて溶融塩とし、電
気分解によりNd金属又はNd−Fe合金を製造する場
合の耐浴材料として、不活性雰囲気で黒鉛を用いる方法
(E・モーリス他著rU、S、Bur、Min、Rgp
、 InvestJ NO3957。 1967年)と、鉄を用いる方法(特開昭61−878
88号公報等)が知られている。 しかし、このような溶融塩電解法においては電解浴槽の
腐食の問題があり、溶融塩による腐食箇所は、大別する
と、接触する相手が液体状態(浴中部分)と液体と気体
の界面(浴面部分)と気体状態(浴上部)の3つの部分
での腐食がある。 また、本発明者は、安価にNd−Fe合を製造する方法
として酸化性雰囲気での電解法を先に提案した(特願昭
62−204879号)が、この条件では不活性雰囲気
と比較して一段と腐食条件が厳しくなるという問題があ
る。 そこで、このような腐食に耐え得る材料として。 本発明者は、前述したような耐浴材料(黒鉛、鉄)に代
えて、安価で加工性及び施工が簡単な材料であり、しか
も、生産した製品の品位を悪化させずに、且つ耐久性の
ある材料としてオーステナイト系ステンレス鋼を使用す
ることを提案した(特願昭61−233697号)。 しかし乍ら、前述した溶融塩による腐食のうち接触する
相手が気体状態(浴上部)にあるときの腐食性は特に強
く、浴槽全体の寿命を考えた場合、気体状態による腐食
により浴槽上部が優先的に腐食を起こし、ひいては浴槽
全体の寿命を縮めることになり、工業的規模の生産設備
の場合、寿命短縮による設(W費の増大、浴槽を交換す
るための生産の停止による生産量の低下を招き、製品を
安価に且つ安定的に生産する上での障害となることから
、更に大きな耐食性を示す材料の開発が強く望まれてい
た。 本発明は、か)る要請に応えるべくなされたものであっ
て、溶融塩電解法で希土類金属又はその合金を製造する
ための電解浴槽において、気体と接する浴槽部分が溶融
塩による腐食に十分耐え得る構成の電解浴槽を提供する
ことを目的とするものである。 (課題を解決するための手段) 前述の如く、溶融塩電解法で希土類金属又はその合金を
製造するための電解浴槽においては、溶融塩による腐食
には、大別すると、接触する相手が液体状態(浴中部分
)と液体と気体の界面(浴面部分)と気体状態(浴上部
)の3つの部分での腐食があるが、気体状態(浴上部)
にある時の腐食が最も厳しく、特に浴面より僅かに上方
にある部分が最も激しい腐食を受ける。 この現象については、浴中部分或いは液体と気体の界面
(浴面部分)においては溶融塩が液体の状態にあり、溶
融塩そのものの温度は高いが、溶融塩自身の活性がそれ
ほど高くなく、逆に浴面より離れた部分では、溶融塩は
気体状態でそれ自身の活性は高いが、腐食を起こすのに
充分な温度がない。一方、浴面より僅かに上方にある部
分においては、溶融塩は気体状態にあってそれ自身の活
性も高く、また温度も充分にあることから、浴槽の他の
部分に比較して激しい腐食を受けるものと考えられる。 このため、浴槽を保温するために浴槽上部に蓋を被せた
場合や、浴面を極端に下げた場合には腐食を起こし易い
温度分布をもつ範囲が広がり、腐食される部分も広範囲
になる。 本発明者は、このような腐食に対して強い耐食性を示す
材料を見出すにく、種々の材料について鋭意研究を重ね
た。その結果、Niを主体とした合金が気体状態にある
溶融塩に対し、他の材料に比較して大きな耐食性を示す
ことを見い出し、ここに本発明をなしたものである。 すなわち、本発明は、溶融塩電解法で希土類金属又はそ
の合金を製造するための電解浴槽において、少なくとも
該浴槽の電解浴面上方部分を、Ni: 50〜80wt
%及びMo: 10〜30ut%を含む合金で構成する
ことを特徴とする溶融塩電解浴槽を要旨とするものであ
る。 以下に本発明を更に詳細に説明する。 上記のように、電解浴槽の電解浴面上方部分は他の部分
に比較して激しい腐食を受ける部分であり、この部分を
Niを主体とした合金(以下、「N1基合金」という)
、具体的には、Niを50〜80wt%、Moを10〜
30υt%含む合金で構成するのである。このような合
金は通称″ハステロイ″として知られているNi基合金
が代表的なものであり、例えば、20.0Mo−20,
0Fe−残Niからなる組成、28.0Mo−5,0F
e−残Njからなる組成、16.5Cr−17,0Mo
−5,0Fe−4,5W−残Niからなる組成、5.0
Cr−24゜5Mo−5,5Fe−残Niからなる組成
などを挙げることができる。勿論、Ni及びMoを上記
範囲で含む限り、Fe、Cr、W、Si、Cu等々の他
の元素が含まれていても支障はない。 しかし、Ni含有量が50wt%よりも低い場合には腐
食を受は易くなり、またNi含有量が80讐t%より高
い場合には低い場合はどではないがやはり腐食を受は易
くなるので好ましくない。望ましくは、Niを60〜7
8wt%、Moを15〜25tit%含む合金が適して
いる。また、MO含有量が10wt%よりも低い場合に
は耐食性が不充分となり、また30wt%よりも高い場
合には耐食性に対する効果は飽和し、不経済となり、好
ましくない。 なお、上記Ni基合金で構成すべき電解浴面上方部分と
しては、浴の界面近傍のみで良く、通常の設計界面から
100a+m下まであれば良い。浴槽の上端から設計界
面位置下100IIIInまでの範囲にNi基合金を内
張すし、異材溶接により浴槽本体に固定しておく。勿論
、電解浴面が上下に変動することを予想して構成してお
くことは云うまでもない。また、電解浴面上方部分以外
の浴面側部分の構成材料としては特に制限されず、同一
の材料で構成したり或いは他のNi基合金で構成しても
よく、オーステナイト系ステンレス鋼などで構成するこ
ともできる。 上記Ni基合金で電解浴面上方部分を構成した電解浴槽
は、どのような溶融塩電解法でも適用することができる
1例えば、LiF−NdF、系、或いはこれに安価なN
d2O3を混合させたLiF−NdF3−Nd203系
があり、更にはこれにB a F2 。 CaF、等を適宜加えた溶融塩でも良い。NdF、に代
えてNdCQ、を使用することもできる。 また、雰囲気に関しては、酸化性雰囲気、特に大気中で
電解しても充分な耐食性が得られる。勿論、非酸化性雰
囲気でも可能である。 本発明者は、溶融塩を保持する浴槽材料として、各種材
料について大気中での腐食試験を実施した。 以下にその結果の一例を示す。 第1図は溶融塩での各種材料の腐食試験に用いた装置を
示し、第2図はその結果を示したものである。 まず、第1図に示すように、溶融塩2に各種材料10を
入れて溶融塩中と溶融塩と大気5の界面と溶融塩上部に
またがる部分の腐食量の合計を経日毎に調査し、その結
果を第2図に示した。 実験条件は、大気中で、5US−304で作成した浴槽
8を用いて通電せずに浴温880℃で保持したものであ
る。 溶融塩2としては、LiF80+oQ%−NdF。 20rnoQ%のLiF−NdF、系と、LiF80n
oQ%−NdF、20moQ%にNd2O,を2wt%
添加したLiF−NdF3−Nd20a系の2種類を用
いたが、同じ傾向の結果を示した。 第2図に示した結果より、普通鋼と、本発明者の先の提
案(特願昭61−233697号)に係るオーステナイ
ト系ステンレス鋼である5US−=3iosと、本発明
に係るNi基合金(27,5wt%Mo−67,5wt
%Ni)とについて、それぞれの腐食量を比較すると、
普通鋼よりもオーステナイト系ステンレス鋼の方が耐食
性が改善されているが、Ni基合金を使用した場合の方
が更に優れた耐食性を有することが判る。 また陰極材料に関しては、希土類金属を製造する場合に
は黒鉛製電極を使用し、希土類合金を製造する場合には
鉄等の材料からなる陰極を使用すればよい。 次に本発明の実施例を示す。 (実施例) 第3図に示す電解槽を使用して溶融塩電解法によりNd
−Fe合金を製造する連続運転実馳を行った。 電解槽は、第3図に示すように、溶融塩2を入れ°る深
さ80cmの電解浴槽8の上部に、Ni基合金(通称゛
′ハステロイB ”) (Mo: 28 tgt%、F
e:5wt%、Ni:残部)9にて槽上端から30cm
の深さまで厚さ5mmで内張すし、この内張り部分より
底部までと底部をオーステナイト系ステンレスl5US
−310Sで内張すした。またメタル受は器6はタンタ
ル板11で内張すした。 電解に際しては、鉄製陰極4と黒鉛製陽極3を配置して
通電すると、電気分解されたNdは陰極4と反応しNd
−Fe合金液滴7となってメタル受は器6の中に収容さ
れ、Nd−Fe合金1として析出する。なお、電気分解
は大気中5で行った。 また、電解浴としては2種類のもの、すなわち、LiF
80mof2%−NdF、 20■OQ%のLiF−N
dF□系と、LiF80moQ%−NdF、20moR
%に2すt%Nd2O,を添加したLiF−NdF。 Nd、O,系のものを使用し、いずれも880℃の電解
温度で操業したが、電解浴組成による大きな変化は認め
られなかった。 以上の実験結果を第1表に示す。なお、同表において、
連続使用日数とは、電解槽の槽上端から30c謹の深さ
に使用した材料(厚さ5 +u+)が運転日数が経過す
るに従い薄くなるので、電解浴が流出する危険が生ずる
程度まで薄くなった日数をもって表わした。 第1表より、本発明例に示すように電解槽の少なくとも
電解浴面上方部分をNi基合金で内張すしたことにより
、連続使用可能日数が大幅に増加していることがわかる
。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、溶融塩電解法に
より希土類金属又はその合金を製造するに際して、耐電
解浴材料として電解浴槽の電解浴面上方部分にNiを主
体とした合金を内張すする構成にしたので、電解槽の使
用日数を大幅に増加させることが可能となり、維持費を
低減できると共に腐食による溶融塩の流出に伴うトラブ
ルを著減できる。したがって、高品位の希土類金属及び
その合金を安価に且つ安定して得ることができるので、
特に希土類磁石用原料の製造に適している。
より希土類金属又はその合金を製造するに際して、耐電
解浴材料として電解浴槽の電解浴面上方部分にNiを主
体とした合金を内張すする構成にしたので、電解槽の使
用日数を大幅に増加させることが可能となり、維持費を
低減できると共に腐食による溶融塩の流出に伴うトラブ
ルを著減できる。したがって、高品位の希土類金属及び
その合金を安価に且つ安定して得ることができるので、
特に希土類磁石用原料の製造に適している。
第1図は腐食実験に用いた装置を示す断面図。
第2図は腐食実験において用いた各種材料の腐食量と経
日を示す図、 第3図は実施例において溶融塩電解に使用した装置を示
す断面図である。 1・・・生成合金、2・・・溶融塩、3・・・黒鉛製陽
極、4・・・鉄製陰極、5・・・大気、6・・・メタル
受は器、7・・・生成合金液滴、8・・・電解浴槽、9
・・・Ni合金、10・・・試験片、
日を示す図、 第3図は実施例において溶融塩電解に使用した装置を示
す断面図である。 1・・・生成合金、2・・・溶融塩、3・・・黒鉛製陽
極、4・・・鉄製陰極、5・・・大気、6・・・メタル
受は器、7・・・生成合金液滴、8・・・電解浴槽、9
・・・Ni合金、10・・・試験片、
Claims (2)
- (1)溶融塩電解法で希土類金属又はその合金を製造す
るための電解浴槽において、少なくとも該浴槽の電解浴
面上方部分を、Ni:50〜80wt%及びMo:10
〜30wt%を含む合金で構成することを特徴とする溶
融塩電解浴槽。 - (2)前記電解浴槽における電解浴面上方部分以外の部
分をオーステナイト系ステンレス鋼で構成する請求項1
に記載の溶融塩電解浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63233156A JP2761001B2 (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 溶融塩電解浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63233156A JP2761001B2 (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 溶融塩電解浴槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280588A true JPH0280588A (ja) | 1990-03-20 |
| JP2761001B2 JP2761001B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=16950597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63233156A Expired - Fee Related JP2761001B2 (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 溶融塩電解浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2761001B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5188711A (en) * | 1991-04-17 | 1993-02-23 | Eveready Battery Company, Inc. | Electrolytic process for making alloys of rare earth and other metals |
| CN103243355A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-08-14 | 西安建筑科技大学 | 一种全封闭液态阴极稀土熔盐电解槽 |
| CN106757169A (zh) * | 2016-12-10 | 2017-05-31 | 包头稀土研究院 | 一种储氢合金用稀土中间合金及其制备方法 |
| CN121331878A (zh) * | 2025-11-17 | 2026-01-13 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 一种储能系统 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61270384A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-29 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | ランタン―ニッケル合金の連続的製造方法 |
| JPS63169397A (ja) * | 1986-12-29 | 1988-07-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 希土類金属の製造法 |
-
1988
- 1988-09-17 JP JP63233156A patent/JP2761001B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61270384A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-29 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | ランタン―ニッケル合金の連続的製造方法 |
| JPS63169397A (ja) * | 1986-12-29 | 1988-07-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 希土類金属の製造法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5188711A (en) * | 1991-04-17 | 1993-02-23 | Eveready Battery Company, Inc. | Electrolytic process for making alloys of rare earth and other metals |
| CN103243355A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-08-14 | 西安建筑科技大学 | 一种全封闭液态阴极稀土熔盐电解槽 |
| CN106757169A (zh) * | 2016-12-10 | 2017-05-31 | 包头稀土研究院 | 一种储氢合金用稀土中间合金及其制备方法 |
| CN121331878A (zh) * | 2025-11-17 | 2026-01-13 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 一种储能系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2761001B2 (ja) | 1998-06-04 |
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