JPH0280616A - ポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維 - Google Patents
ポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維Info
- Publication number
- JPH0280616A JPH0280616A JP23077088A JP23077088A JPH0280616A JP H0280616 A JPH0280616 A JP H0280616A JP 23077088 A JP23077088 A JP 23077088A JP 23077088 A JP23077088 A JP 23077088A JP H0280616 A JPH0280616 A JP H0280616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyurethane
- component
- spinning
- polycapramide
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Multicomponent Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ポリウレタンとポリカプラミドとからなる自
己捲縮性複合繊維の改良に関する。ざらに詳しくは、複
合紡糸および製糸時の安定性に優れたポリウレタン・ポ
リカプラミド系複合繊維に関する。
己捲縮性複合繊維の改良に関する。ざらに詳しくは、複
合紡糸および製糸時の安定性に優れたポリウレタン・ポ
リカプラミド系複合繊維に関する。
[従来の技術]
ポリウレタンとポリカプラミドとを偏心的に複合させて
なる自己捲縮性複合繊維は、優れた捲縮性および透明性
を有するので、高級ストッキング用素材として高く評価
されている。
なる自己捲縮性複合繊維は、優れた捲縮性および透明性
を有するので、高級ストッキング用素材として高く評価
されている。
この複合繊維におけるポリウレタンエラストマ成分とし
ては、ポリオールに、ポリアルキレンオキシド、ポリテ
トラヒドロフランなどからなるポリエーテル:ε−カプ
ロラクトンなどの開環重合により得られるポリラクトン
;アジピン酸、グルタル酸などの酸とエチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどのグリコール類とから縮
合重合によって得られるポリエステル;あるいはポリ炭
酸エステルを使用し、これらのポリオールとジイソシア
ネートとを反応せしめ、次いで低分子量グライコール、
あるいは、ヒドラジン、エチレンジアミン類により鎖伸
長することにより得られたポリウレタンが提案されてい
る。
ては、ポリオールに、ポリアルキレンオキシド、ポリテ
トラヒドロフランなどからなるポリエーテル:ε−カプ
ロラクトンなどの開環重合により得られるポリラクトン
;アジピン酸、グルタル酸などの酸とエチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどのグリコール類とから縮
合重合によって得られるポリエステル;あるいはポリ炭
酸エステルを使用し、これらのポリオールとジイソシア
ネートとを反応せしめ、次いで低分子量グライコール、
あるいは、ヒドラジン、エチレンジアミン類により鎖伸
長することにより得られたポリウレタンが提案されてい
る。
これらポリウレタン成分のうちでも、ポリアミド成分と
の耐剥離性に優れたポリ炭酸エステル系ポリウレタンを
他のポリエステル系ポリウレタンやポリエーテル系ポリ
ウレタンなどと併用することが良いとされている(特公
昭55−22570号公報、特公昭57−34370号
公報など)。
の耐剥離性に優れたポリ炭酸エステル系ポリウレタンを
他のポリエステル系ポリウレタンやポリエーテル系ポリ
ウレタンなどと併用することが良いとされている(特公
昭55−22570号公報、特公昭57−34370号
公報など)。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、このような従来のポリ炭酸エステル系ポ
リウレタンを含むポリウレタンエラストマーを一部分と
する場合は、紡糸中の発泡やゲル化による異物発生が生
じ易いので、紡糸バックの濾圧上昇や紡糸糸切れの多発
などのトラブルが発生し易く溶融紡糸安定性が不十分で
あった。また、このポリマ組成の場合、同じポリマ組成
でおってもポリマ間による特性のバラツキが大きくなる
傾向にあるので、溶融紡糸安定性および製糸性を制御す
ることが難しく、工業生産することがかなり難しいので
あった。
リウレタンを含むポリウレタンエラストマーを一部分と
する場合は、紡糸中の発泡やゲル化による異物発生が生
じ易いので、紡糸バックの濾圧上昇や紡糸糸切れの多発
などのトラブルが発生し易く溶融紡糸安定性が不十分で
あった。また、このポリマ組成の場合、同じポリマ組成
でおってもポリマ間による特性のバラツキが大きくなる
傾向にあるので、溶融紡糸安定性および製糸性を制御す
ることが難しく、工業生産することがかなり難しいので
あった。
そこで、本発明は、ポリカプラミドとポリウレタン弾性
体との耐剥離性を損うことなく、複合紡糸および製糸時
の安定性を向上ざぜ、しかも、そのバラツキを抑えるこ
とができるポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維を
提供することを、主な目的とする。
体との耐剥離性を損うことなく、複合紡糸および製糸時
の安定性を向上ざぜ、しかも、そのバラツキを抑えるこ
とができるポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維を
提供することを、主な目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この目的を達成するため、本発明は、芯成分がポリウレ
タン、鞘成分がポリカプラミドである偏心的芯鞘型複合
繊維において、前記ポリウレタンが、ポリ炭酸エステル
系ポリウレタンを共重合成分あるいは混合成分として少
なくとも10重量%含有し、かつジメチルアセトアミド
相対粘度が1.80〜3.00であるポリウレタン組成
物でおるポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維、か
らなる。
タン、鞘成分がポリカプラミドである偏心的芯鞘型複合
繊維において、前記ポリウレタンが、ポリ炭酸エステル
系ポリウレタンを共重合成分あるいは混合成分として少
なくとも10重量%含有し、かつジメチルアセトアミド
相対粘度が1.80〜3.00であるポリウレタン組成
物でおるポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維、か
らなる。
本発明において使用するポリカプラミド成分は、96%
硫酸相対粘度ηrが2.0〜3.0の重合度を有する物
が好ましく、ざらには2.0〜2.7の範囲が好ましい
。この範囲の相対粘度がポリウレタン成分との溶融物性
を合わせ易いので、製糸性が良好である。このポリカプ
ラミドはその結晶性を損なわない程度、例えば7重量%
以下程度であれば、他のポリアミド単位、例えば、ヘキ
サメチレンジアンモニウムアジペート、ヘキサメチレン
ジアンモニウムテレフタレート、その他のナイロン塩、
を共重合した物であってもよい。またざらに、耐熱剤・
耐光剤・艶消剤などの通常の添加剤を含有していてもよ
い。
硫酸相対粘度ηrが2.0〜3.0の重合度を有する物
が好ましく、ざらには2.0〜2.7の範囲が好ましい
。この範囲の相対粘度がポリウレタン成分との溶融物性
を合わせ易いので、製糸性が良好である。このポリカプ
ラミドはその結晶性を損なわない程度、例えば7重量%
以下程度であれば、他のポリアミド単位、例えば、ヘキ
サメチレンジアンモニウムアジペート、ヘキサメチレン
ジアンモニウムテレフタレート、その他のナイロン塩、
を共重合した物であってもよい。またざらに、耐熱剤・
耐光剤・艶消剤などの通常の添加剤を含有していてもよ
い。
一方、本発明で使用するポリウレタン成分は、ポリ炭酸
エステル系ポリウレタンを、共重合成分あるいは混合成
分として10重量%以上含むポリウレタンであり、ポリ
炭酸エステル系ポリウレタン、あるいは、該ポリ炭酸エ
ステル系ポリウレタンと、ポリエステル系ポリウレタン
、ポリラクトン系ポリウレタンおよびポリエーテル系ポ
リウレタンのうちの1種以上とをブロック共重合あるい
は混合させてなるポリウレタン(組成物)である。
エステル系ポリウレタンを、共重合成分あるいは混合成
分として10重量%以上含むポリウレタンであり、ポリ
炭酸エステル系ポリウレタン、あるいは、該ポリ炭酸エ
ステル系ポリウレタンと、ポリエステル系ポリウレタン
、ポリラクトン系ポリウレタンおよびポリエーテル系ポ
リウレタンのうちの1種以上とをブロック共重合あるい
は混合させてなるポリウレタン(組成物)である。
ポリ炭酸ニスデル系ポリウレタンはポリアミド成分との
耐剥離性に優れているので、少なくとも10重量%は必
要であり、さらに40重量%以上とすることによって耐
剥離性を十分に高めることが好ましい。
耐剥離性に優れているので、少なくとも10重量%は必
要であり、さらに40重量%以上とすることによって耐
剥離性を十分に高めることが好ましい。
なお、このポリウレタン(組成物)は、ポリアミドとの
耐剥離性;熱可塑性、熱安定性、および弾性などの特性
を阻害しない少量(例えば20重量%以下、ざらに好ま
しくは10重量%以下)であれば、ポリエステルなどの
他のポリマが混合されていてもよい。
耐剥離性;熱可塑性、熱安定性、および弾性などの特性
を阻害しない少量(例えば20重量%以下、ざらに好ま
しくは10重量%以下)であれば、ポリエステルなどの
他のポリマが混合されていてもよい。
[作用]
そして、このポリウレタン成分は、ジメチルアセトアミ
ド(DMAC>相対粘度を1.80〜3.00の範囲と
することが重要であり、ざらに1.90〜2.80の範
囲が好ましい。このDMAC相対粘度の値は、ポリカプ
ラミド成分と溶融複合紡糸する際の溶融紡糸安定性(紡
糸バック内における熱安定性、濾圧、紡出時糸切れ)や
製糸性(製糸・延伸工程における糸切れ)と密接な関係
があるので、このDMAC相対粘度の値を、適正範囲に
制御することによって、溶融紡糸安定性および製糸性を
十分に向上することができる。
ド(DMAC>相対粘度を1.80〜3.00の範囲と
することが重要であり、ざらに1.90〜2.80の範
囲が好ましい。このDMAC相対粘度の値は、ポリカプ
ラミド成分と溶融複合紡糸する際の溶融紡糸安定性(紡
糸バック内における熱安定性、濾圧、紡出時糸切れ)や
製糸性(製糸・延伸工程における糸切れ)と密接な関係
があるので、このDMAC相対粘度の値を、適正範囲に
制御することによって、溶融紡糸安定性および製糸性を
十分に向上することができる。
すなわち、このDMAc相対粘度の値が3.00を越え
る場合は、溶融紡糸時の高粘度化により流動性が大きく
悪化しゲル化の促進および熱分解による大幅な粘度低下
が発生するので、溶融紡糸安定性や製糸性が極端に悪化
するのである。
る場合は、溶融紡糸時の高粘度化により流動性が大きく
悪化しゲル化の促進および熱分解による大幅な粘度低下
が発生するので、溶融紡糸安定性や製糸性が極端に悪化
するのである。
他方、このDMAC相対粘度の値が1.80未満の場合
は、収縮特性が劣るので、偏心的複合して得られる複合
繊維に十分な捲縮特性を付与することができない。
は、収縮特性が劣るので、偏心的複合して得られる複合
繊維に十分な捲縮特性を付与することができない。
このDMACは、はとんど全ての熱可塑性ポリウレタン
弾性体に対し良溶媒であるので、DMAC相対粘度はポ
リウレタン弾性体の粘度領域を的確に表すことができる
。そして、このDMAC相対粘度は、次の条件下で通常
の方法により測定される値である。複合繊維からのポリ
ウレタン成分の抽出は、例えば、蟻酸によりポリ力・プ
ラミド成分のみを溶解させ、残留ポリウレタン成分を分
別することにより行うことができる。
弾性体に対し良溶媒であるので、DMAC相対粘度はポ
リウレタン弾性体の粘度領域を的確に表すことができる
。そして、このDMAC相対粘度は、次の条件下で通常
の方法により測定される値である。複合繊維からのポリ
ウレタン成分の抽出は、例えば、蟻酸によりポリ力・プ
ラミド成分のみを溶解させ、残留ポリウレタン成分を分
別することにより行うことができる。
DMAC相対粘度測定条件:
ポリウレタン弾性体は、反応性の高い−NGO末端基に
よる架橋生成、またポリマ中のウレタン・ウレア基によ
る2次反応及び熱分解・加水分解が生じ易いので、一般
に、安定した粘度領域を得ることは極めて困難とされて
いる。しかし、本発明で用いるポリウレタン弾性体は、
その重合・溶融・紡糸時の方法を適正化することにより
、DMAC相対粘度が特定の範囲を有する安定なポリウ
レタン弾性体とすることができる。
よる架橋生成、またポリマ中のウレタン・ウレア基によ
る2次反応及び熱分解・加水分解が生じ易いので、一般
に、安定した粘度領域を得ることは極めて困難とされて
いる。しかし、本発明で用いるポリウレタン弾性体は、
その重合・溶融・紡糸時の方法を適正化することにより
、DMAC相対粘度が特定の範囲を有する安定なポリウ
レタン弾性体とすることができる。
その方法は、以下および実施例中で説明するとおりであ
り、そのポリウレタン重合の具体的方法を例示すると、
次のとおりである。
り、そのポリウレタン重合の具体的方法を例示すると、
次のとおりである。
ポリ炭酸エステル(平均分子1l1500)とポリカプ
ロラクトン(平均分子量15()O)との1:1混合ポ
リオールを使用し、鎖伸長剤として1゜4−ブチレング
リコールを、また、ジイソシアネートとしてジフェニル
メタンジイソシアネートを用いてワンショット法により
重合して重合体を得る。得られた重合体を、押出し、粉
砕した後、温風加熱(40〜60℃程度)を行う。その
後、同程度の温度下で、約2〜3週間程度のエージング
を行い、エクストルーダによる押出しおよびペレタイズ
により紡糸用ベレットを得る。なお、上記重合はプレポ
リマー法で行うこともできる。
ロラクトン(平均分子量15()O)との1:1混合ポ
リオールを使用し、鎖伸長剤として1゜4−ブチレング
リコールを、また、ジイソシアネートとしてジフェニル
メタンジイソシアネートを用いてワンショット法により
重合して重合体を得る。得られた重合体を、押出し、粉
砕した後、温風加熱(40〜60℃程度)を行う。その
後、同程度の温度下で、約2〜3週間程度のエージング
を行い、エクストルーダによる押出しおよびペレタイズ
により紡糸用ベレットを得る。なお、上記重合はプレポ
リマー法で行うこともできる。
本発明で使用するポリ炭酸エステル型ポリオールとして
は、4.4=−ジオキシジフェニル−2゜2′−プロパ
ン(ビスフェノールA)からの芳香族ポリ炭酸エステル
、および脂肪族2価アルコールとホスゲンとの反応によ
り得られる脂肪族ポリ炭酸エステルなどが挙げられる。
は、4.4=−ジオキシジフェニル−2゜2′−プロパ
ン(ビスフェノールA)からの芳香族ポリ炭酸エステル
、および脂肪族2価アルコールとホスゲンとの反応によ
り得られる脂肪族ポリ炭酸エステルなどが挙げられる。
これらのポリオールの分子量は600〜5000である
ことが好ましい。
ことが好ましい。
ポリエーテルポリオールとしては、ポリ(オキシエチレ
ン)グリコール、ポリ(オキシプロピレン)グリコール
、ポリ(テトラメチレン)グリコールなどが好適であり
、また、ポリエステルポリオールとしては、アジピン酸
、グルタル酸あるいはセバシン酸などの酸と、エチレン
グリコール、1.4−ブチレングリコール、1,3−ま
たは2゜3−ブタンジオール、2,5−ヘキサンジオー
ルなどのグリコールとから縮合反応によって得られた分
子1800〜4000のポリエステルが好適である。
ン)グリコール、ポリ(オキシプロピレン)グリコール
、ポリ(テトラメチレン)グリコールなどが好適であり
、また、ポリエステルポリオールとしては、アジピン酸
、グルタル酸あるいはセバシン酸などの酸と、エチレン
グリコール、1.4−ブチレングリコール、1,3−ま
たは2゜3−ブタンジオール、2,5−ヘキサンジオー
ルなどのグリコールとから縮合反応によって得られた分
子1800〜4000のポリエステルが好適である。
また、ここで使用するジイソシアネートとしては、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネ
ート、ナフタレンジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネート、リジンジインシアネートなどが挙げられる
。また、使用する原料の−NCO末端と−OH末端基の
モル比(−NCo/−0H)は、1.00〜1.10の
範囲が好適であり、1.00末端では、強度などの物性
および耐熱性などが劣り、また、1.10を越える場合
は溶融ポリマの3次元化が進行し製糸性が低下する。
ェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネ
ート、ナフタレンジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネート、リジンジインシアネートなどが挙げられる
。また、使用する原料の−NCO末端と−OH末端基の
モル比(−NCo/−0H)は、1.00〜1.10の
範囲が好適であり、1.00末端では、強度などの物性
および耐熱性などが劣り、また、1.10を越える場合
は溶融ポリマの3次元化が進行し製糸性が低下する。
このようにして得られたポリカプラミドとポリウレタン
(組成物)は通常の溶融複合紡糸機に供給され、別々に
溶融された後、230〜250℃程度に加熱された偏心
芯鞘型複合紡糸口金を用いてポリウレタンが芯、ポリカ
プラミドが鞘となるように複合紡出される。複合繊維、
特に偏心芯鞘型複合繊維の捲縮特性は、複合両成分の比
率、鞘厚さ、偏心度などに大きく左右されるが、これら
条件は、用途に応じた所望の捲縮水準となるように設計
すればよい。通常、複合比率が70/30〜30/70
程度、また、芯が偏心した側の鞘厚さが繊維径の5/1
000〜50/1000程度とすることが好適である。
(組成物)は通常の溶融複合紡糸機に供給され、別々に
溶融された後、230〜250℃程度に加熱された偏心
芯鞘型複合紡糸口金を用いてポリウレタンが芯、ポリカ
プラミドが鞘となるように複合紡出される。複合繊維、
特に偏心芯鞘型複合繊維の捲縮特性は、複合両成分の比
率、鞘厚さ、偏心度などに大きく左右されるが、これら
条件は、用途に応じた所望の捲縮水準となるように設計
すればよい。通常、複合比率が70/30〜30/70
程度、また、芯が偏心した側の鞘厚さが繊維径の5/1
000〜50/1000程度とすることが好適である。
複合紡出された糸条は、通常の方法で、クーリングチム
ニ−により冷却され、製糸油剤を付与され、350〜1
200m/分程度で巻取られる。この未延伸糸は通常の
延伸装置により300〜700m/min程度の速度で
延伸される。
ニ−により冷却され、製糸油剤を付与され、350〜1
200m/分程度で巻取られる。この未延伸糸は通常の
延伸装置により300〜700m/min程度の速度で
延伸される。
[実施例]
ポリfillエステル(平均分子!2000>とポリカ
プロラクトン(平均分子量2000)との1:1混合ポ
リオールを使用し、鎖伸長剤として1゜4−ブ千レンゲ
リコールを、また、ジイソシアネートとしてジフェニル
メタンジイソシアネートを用いて通常のワンショット法
により重合してポリウレタン重合体を得る。得られた重
合体を、押出し、粉砕した後、温風加熱(約45℃)を
14日間行った俊、エクストルーダにより溶融・押出し
くシリンダ温度195〜210℃)、ペレタイズ化した
。得られたポリウレタン弾性体を、ポリマAとする。
プロラクトン(平均分子量2000)との1:1混合ポ
リオールを使用し、鎖伸長剤として1゜4−ブ千レンゲ
リコールを、また、ジイソシアネートとしてジフェニル
メタンジイソシアネートを用いて通常のワンショット法
により重合してポリウレタン重合体を得る。得られた重
合体を、押出し、粉砕した後、温風加熱(約45℃)を
14日間行った俊、エクストルーダにより溶融・押出し
くシリンダ温度195〜210℃)、ペレタイズ化した
。得られたポリウレタン弾性体を、ポリマAとする。
また、前記温風加熱した後の重合体薄片をエクストルー
ダにより溶融・押出しする際、押出機のシリンダ温度を
、200〜215℃、あるいは205〜225°Cに変
更し、(qられたポリウレタン弾性体を、それぞれポリ
マB、Cとした。
ダにより溶融・押出しする際、押出機のシリンダ温度を
、200〜215℃、あるいは205〜225°Cに変
更し、(qられたポリウレタン弾性体を、それぞれポリ
マB、Cとした。
ざらにまた、前記のポリマAを、再度、シリンダ温度、
165〜200℃、あるいは185〜205℃で溶融・
押出してペレタイズ化し、それぞれポリマD、Eを得た
。
165〜200℃、あるいは185〜205℃で溶融・
押出してペレタイズ化し、それぞれポリマD、Eを得た
。
これらポリウレタン弾性体と96%硫酸相対粘度2.3
0のポリカプラミドとを複合紡糸機に供給し、ポリウレ
タンは230℃でポリカプラミドは250℃で別々に溶
融し、240℃に加熱した複合口金部で複合割合501
50の偏心芯鞘状状に複合して紡出し、通常の方法によ
り冷却、給油して600m/min T−巻取った。そ
して、延伸機で4.0倍に延伸し、20デニール/2フ
イラメントの複合フィラメントを得た。)qられた複合
フィラメントの紡糸・延伸操業成績、紡糸パック内のゲ
ル発生状況、ポリウレタン成分のDMAC相対粘度、お
よびこのフィラメント糸から通常の方法で得られたスト
ッキングの特性を第1表に示した。
0のポリカプラミドとを複合紡糸機に供給し、ポリウレ
タンは230℃でポリカプラミドは250℃で別々に溶
融し、240℃に加熱した複合口金部で複合割合501
50の偏心芯鞘状状に複合して紡出し、通常の方法によ
り冷却、給油して600m/min T−巻取った。そ
して、延伸機で4.0倍に延伸し、20デニール/2フ
イラメントの複合フィラメントを得た。)qられた複合
フィラメントの紡糸・延伸操業成績、紡糸パック内のゲ
ル発生状況、ポリウレタン成分のDMAC相対粘度、お
よびこのフィラメント糸から通常の方法で得られたスト
ッキングの特性を第1表に示した。
なお、紡糸操業成績および紡糸バック内のゲル発生状況
は、ポリマ変性物によるポリマ着色く黄変)の程度によ
って評価し、また、延伸操業成績は、延伸満管率でもっ
て評価した。さらにストッキングの捲縮特性は、定伸長
型引張試験機70M−100E型(新興通信工業(株)
製)により、試料ストッキングを2つ折りにし2kGの
荷重をかけて放置した時の伸長値(L)をまず測定し、
そして、その伸長@(L)の75%の試料長まで引張り
直ちにリターンさせてチャート上にヒステリシス曲線を
描かせ、このヒステリシス曲線から75%伸長時応力(
75%SP)と60%伸長時の回復応力(60%BP)
とをそれぞれ読取り、それを1/2にした値でもって表
示した。さらに、ポリマ界面耐剥離性は、ピリングテス
タ(東京精機製作所製)を使用し、編地上に750CI
の荷重をかけて1ooo回の繰返し摩擦を加えた後、そ
の編地摩擦面の単糸の複合界面に剥離が発生しているか
否かを繊維断面観察により調べることにより評価した。
は、ポリマ変性物によるポリマ着色く黄変)の程度によ
って評価し、また、延伸操業成績は、延伸満管率でもっ
て評価した。さらにストッキングの捲縮特性は、定伸長
型引張試験機70M−100E型(新興通信工業(株)
製)により、試料ストッキングを2つ折りにし2kGの
荷重をかけて放置した時の伸長値(L)をまず測定し、
そして、その伸長@(L)の75%の試料長まで引張り
直ちにリターンさせてチャート上にヒステリシス曲線を
描かせ、このヒステリシス曲線から75%伸長時応力(
75%SP)と60%伸長時の回復応力(60%BP)
とをそれぞれ読取り、それを1/2にした値でもって表
示した。さらに、ポリマ界面耐剥離性は、ピリングテス
タ(東京精機製作所製)を使用し、編地上に750CI
の荷重をかけて1ooo回の繰返し摩擦を加えた後、そ
の編地摩擦面の単糸の複合界面に剥離が発生しているか
否かを繊維断面観察により調べることにより評価した。
第1表から明らかなように、ポリマC,Dの如くポリウ
レタン成分のDMAc相対粘度を1.90〜2.80の
範囲に制御することにより、溶融紡糸時のポリウレタン
の発泡やゲル化が抑制され、しかも、製糸・延伸時にお
ける糸切れが防止されるので、溶融紡糸安定性および製
糸性を大巾に高めることができた。しかも、得られた複
合繊維は、捲縮特性および両ポリマの耐剥離性ともに優
れ、優れた特性を有するストッキングを得ることができ
た。ポリマBの場合は、DMAc相対粘度がやや高目で
あるので、上記効果はやや劣っていた。
レタン成分のDMAc相対粘度を1.90〜2.80の
範囲に制御することにより、溶融紡糸時のポリウレタン
の発泡やゲル化が抑制され、しかも、製糸・延伸時にお
ける糸切れが防止されるので、溶融紡糸安定性および製
糸性を大巾に高めることができた。しかも、得られた複
合繊維は、捲縮特性および両ポリマの耐剥離性ともに優
れ、優れた特性を有するストッキングを得ることができ
た。ポリマBの場合は、DMAc相対粘度がやや高目で
あるので、上記効果はやや劣っていた。
これに対し、ポリウレタン弾性体としてDMAC相対粘
度が3.00を越えるポリマAを用いた場合は、紡糸・
延伸状態ともに不調であり、溶融・紡糸中にゲル化物(
DMACに不溶)が発生し、これが繊維中に褐色異物と
して混入していた。また、ポリウレタン弾性体としてD
MAC相対粘度が1.80未満のポリマEを用いた場合
は、ポリウレタンの直鎖性すなわち繊維形成性不足によ
り紡糸・延伸状態ともに不良であった。
度が3.00を越えるポリマAを用いた場合は、紡糸・
延伸状態ともに不調であり、溶融・紡糸中にゲル化物(
DMACに不溶)が発生し、これが繊維中に褐色異物と
して混入していた。また、ポリウレタン弾性体としてD
MAC相対粘度が1.80未満のポリマEを用いた場合
は、ポリウレタンの直鎖性すなわち繊維形成性不足によ
り紡糸・延伸状態ともに不良であった。
[発明の効果]
本発明に係る複合繊維は、ポリ炭酸エステル系ポリウレ
タンを含むポリウレタン弾性体を一部分とした複合繊維
であるにもかかわらず、溶融紡糸時の発泡やゲル化が抑
制されているので、溶融紡糸安定性および製糸性が優れ
、紡糸パックの濾圧上昇、紡糸糸切れ、延伸時糸切れな
どのトラブルが防止される。しかも、ポリウレタン弾性
体のポリマ組成を一定水準に揃えることが容易となるの
で、安定した物性を有する複合繊維を工業的に製造する
ことが容易となり、そして、複合繊維の製品設計が容易
となる。
タンを含むポリウレタン弾性体を一部分とした複合繊維
であるにもかかわらず、溶融紡糸時の発泡やゲル化が抑
制されているので、溶融紡糸安定性および製糸性が優れ
、紡糸パックの濾圧上昇、紡糸糸切れ、延伸時糸切れな
どのトラブルが防止される。しかも、ポリウレタン弾性
体のポリマ組成を一定水準に揃えることが容易となるの
で、安定した物性を有する複合繊維を工業的に製造する
ことが容易となり、そして、複合繊維の製品設計が容易
となる。
手続補正歯
事件の表示
昭和63年特許願第230770号
2、発明の名称
ポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維3、補正をす
る者
る者
Claims (1)
- 芯成分がポリウレタン、鞘成分がポリカプラミドであ
る偏心的芯鞘型複合繊維において、前記ポリウレタンが
、ポリ炭酸エステル系ポリウレタンを共重合成分あるい
は混合成分として少なくとも10重量%含有し、かつジ
メチルアセトアミド相対粘度が1.80〜3.00であ
るポリウレタン組成物であることを特徴とするポリウレ
タン・ポリカプラミド系複合繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23077088A JPH0280616A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23077088A JPH0280616A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280616A true JPH0280616A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16912992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23077088A Pending JPH0280616A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0280616A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105821519A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-03 | 四川大学 | 一种基于封闭型水性聚氨酯原位交联的多用途明胶纤维制备方法 |
| WO2018235754A1 (ja) | 2017-06-23 | 2018-12-27 | 東レ株式会社 | ポリウレタン・ナイロン6偏心芯鞘複合繊維 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP23077088A patent/JPH0280616A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105821519A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-03 | 四川大学 | 一种基于封闭型水性聚氨酯原位交联的多用途明胶纤维制备方法 |
| WO2018235754A1 (ja) | 2017-06-23 | 2018-12-27 | 東レ株式会社 | ポリウレタン・ナイロン6偏心芯鞘複合繊維 |
| KR20200020716A (ko) | 2017-06-23 | 2020-02-26 | 도레이 카부시키가이샤 | 폴리우레탄·나일론6 편심 심초 복합 섬유 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0446377B1 (en) | Composite elastic yarn and process for preparing the same | |
| CN100390216C (zh) | 熔纺的tpu纤维和方法 | |
| US5164262A (en) | Polyurethane polyamide self-crimping conjugate fiber | |
| JP5717733B2 (ja) | 薄ゲージの定圧縮率弾性繊維からなる高強度布 | |
| EP0397121B1 (en) | Elastic polyurethane fiber | |
| EP0449036B1 (en) | Polyurethane, elastic polyurethane fiber and polyesterpolycarbonate diol used for the same | |
| JP2665049B2 (ja) | 粗表面を有する複合弾性フィラメント、その製造方法及びそれよりなる繊維構造物 | |
| JPWO1992000408A1 (ja) | 粗表面を有する複合弾性フィラメント、その製造方法及びそれよりなる繊維構造物 | |
| EP0905291B1 (en) | Elastic polyurethane yarn | |
| JPH0280616A (ja) | ポリウレタン・ポリカプラミド系複合繊維 | |
| TWI854310B (zh) | 聚酯彈性單絲及其製造方法、複合紗線與織物 | |
| US20220411970A1 (en) | Bicomponent thermoplastic polyurethane fibers and fabrics made therefrom | |
| JPS6312185B2 (ja) | ||
| JP2870909B2 (ja) | ポリウレタン・ポリアミド系複合繊維の製造方法 | |
| CN115012069B (zh) | 一种具有皮芯结构的复合纤维及其制备方法和应用 | |
| WO2025223255A1 (en) | Thermoplastic polyurethane (TPU) staple fiber, a process for producing the same, and the use of TPU staple fiber | |
| JPS62268818A (ja) | 複合繊維の製造方法 | |
| JP2580812B2 (ja) | ポリウレタン・ポリアミド系複合繊維およびその製法 | |
| JP2655381B2 (ja) | 潜在弾性糸及びその製造方法 | |
| JPS58104220A (ja) | ポリアミド系複合繊維 | |
| JP2000226729A (ja) | ポリウレタン糸の製造方法 | |
| JPH03206122A (ja) | ポリウレタン・ポリアミド偏心複合繊維およびその製造方法 | |
| JPH11181628A (ja) | ポリエステル系制電性複合繊維 | |
| JPH04352814A (ja) | ポリエーテルエステル系弾性繊維 | |
| JPH04300326A (ja) | ポリウレタン・ポリアミド系偏心複合繊維及びそれからの伸縮性編製品 |