JPH04352814A - ポリエーテルエステル系弾性繊維 - Google Patents

ポリエーテルエステル系弾性繊維

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Publication number
JPH04352814A
JPH04352814A JP14800991A JP14800991A JPH04352814A JP H04352814 A JPH04352814 A JP H04352814A JP 14800991 A JP14800991 A JP 14800991A JP 14800991 A JP14800991 A JP 14800991A JP H04352814 A JPH04352814 A JP H04352814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
elastomer
elastic fiber
polyolefin
polyether ester
Prior art date
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Pending
Application number
JP14800991A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemitsu Murase
村瀬 繁満
Yoshimoto Miyahara
宮原 芳基
▲かせ▼谷 敏
Satoshi Kaseya
Fumio Matsuoka
文夫 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04352814A publication Critical patent/JPH04352814A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟で高い伸縮性を示
すポリエーテルエステル系弾性繊維に関するものである
【0002】
【従来の技術】スパンデックスと呼ばれるポリウレタン
系弾性繊維は、ナイロンとの組み合わせによりスポーツ
衣料を中心に広範囲に用いられているが、耐熱性、耐光
性あるいは耐湿熱性に欠点があると同時に、コスト的に
も高価であるという問題点を有している。
【0003】このため、ポリエーテルエステル系弾性繊
維の開発が行われており、例えば、特開昭56−118
911号公報に開示されているように、ポリブチレンテ
レフタレート(PBT)をハードセグメントとし、ポリ
テトラメチレングリコール(PTMG)をソフトセグメ
ントとするエラストマからなるものがよく知られている
【0004】しかし、このエラストマは、例えば、特公
昭63−31581号公報に述べられているように、粘
着性が高く、紡糸段階でフイラメントが粘着する、いわ
ゆるブロッキング現象がみられるため、マルチフイラメ
ント糸を製造する場合、操業性に大きな問題となる。こ
の問題を解決するため、フイラメントの断面を異形とす
ることが行われているが、根本的な解決にはなっていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、PBTをハ
ードセグメントとし、PTMGをソフトセグメントとす
るエラストマを主体とする弾性繊維であって、紡糸の際
にフイラメント間で粘着することがなく、操業性良く製
造することが可能であり、しかも優れた弾性特性を有す
る弾性繊維を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであり、PBTをハードセグメントとし、P
TMGをソフトセグメントとするポリエーテルエステル
系エラストマにポリオレフィンを1〜10重量%配合し
た組成物からなるポリエーテルエステル系弾性繊維を要
旨とするものである。
【0007】以下、本発明ついて詳細に説明する。本発
明におけるポリエーテルエステル系エラストマ(以下、
単にエラストマという。)は、PBT(これを主成分と
するポリエステルを含む。)とPTMG(これを主成分
とするポリエーテルを含む。)とからなる共重合ポリマ
ーである。
【0008】PBTは、良く知られているように、テレ
フタル酸をジカルボン酸成分、ブタンジオールをジオー
ル成分とする汎用のポリエステルであり、イソフタル酸
、アジピン酸、エチレングリコール等が少量 (10重
量%程度まで) 共重合されていてもよい。
【0009】また、PTMGには、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリメチレングリコール等が
少量 (10重量%程度まで) 共重合されていてもよ
い。 そして、PTMGは、紡糸性及び弾性特性の点で、数平
均分子量が1000〜3000のものが好ましい。
【0010】PBTとPTMGとの共重合比は、90〜
20:10〜80、好ましくは80〜40:20〜60
の重量比が適当である。この範囲内であれば溶融紡糸す
るのに適した融点を有すると同時に、優れた弾性回復率
を示す繊維となる。また、エラストマは、四塩化エタン
とフェノールとの等重量混合物を溶媒とし、温度20℃
で測定した相対粘度が1.3〜3.0のものが好ましい
【0011】なお、エラストマには、必要に応じて着色
剤、酸化防止剤、耐熱剤、艶消剤等が少量添加されてい
てもよい。
【0012】このようなエラストマをそのまま溶融紡糸
すると、フイラメントが粘着性を有しているため、引き
続いて行われる延伸の際、解舒不良となったり、均一な
延伸が行えない等の問題が発生する。しかるに、このエ
ラストマにポリオレフィンを少量添加するとこの問題が
解消されることが分かったのである。
【0013】ここでいうポリオレフィンとしては、高密
度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン/プロピレン共重合体等が挙げられる
。ポリオレフィンの分子量、溶融粘度等は、特に制限さ
れるものではないが、使用されるエラストマの粘度、共
重合組成等により決定される。すなわち、PBT含量の
多い場合は、エラストマの融点が高いため、比較的高分
子量のポリオレフィンを使用することができるが、PT
MG含量の多い場合は、融点が低くなるため、比較的低
分子量のポリオレフィンを使用しなければならない。
【0014】ポリオレフィンの添加量は、1〜10重量
%とすることが必要である。この添加量は、目的とする
繊維の特性やPTMGの共重合比率に依存するが、1重
量%未満ではフイラメント間の粘着性低減の効果が乏し
く、逆に10重量%を超えると得られる繊維の弾性回復
率が劣ったものとなる。
【0015】エラストマとポリオレフィンは、任意の工
程でブレンドできる。例えば、エラストマの重合が終了
した段階でポリオレフィンを重合釜の中に添加し、ブレ
ンドする方法でもよいし、エラストマをチップ化した後
、同じくチップ化されたポリオレフィンをブレンドする
方法でもよいが、後者の方が操業面、コスト面から考え
ると好都合である。なお、チップ化したポリマーをブレ
ンドして紡糸する場合には、いわゆるスタティックミキ
サーを備えた紡糸機を使用すると混練効果がよいため好
ましい。
【0016】本発明の繊維は、上記方法でブレンドされ
たポリマーを、常法によって溶融紡糸し、延伸すること
によって製造することかできる。例えば、エクストルー
ダ型溶融紡糸装置を用い、エラストマの融点より15〜
80℃高い温度で溶融し、紡糸口金から吐出し、冷却固
化した後、ローラを介して未延伸糸を巻き取る。次いで
、未延伸糸をエラストマの組成に応じて非加熱あるいは
加熱ローラを用いて延伸し、必要に応じて弛緩熱処理す
る。
【0017】本発明の繊維の特性は、特に限定されるも
のではないが、通常、実用上問題のない0.7g/d以
上の強度を有し、100%伸長時の弾性回復率が85%
以上という優れた弾性特性を示す。また、本発明の繊維
は、粘着の問題がないので、その断面形状は特に問題と
ならず、通常の丸断面で差支えないが、光沢を要望され
る分野で使用する場合には異形としてもよい。さらに、
繊度やフイラメント数も特に制限されないが、通常、単
糸繊度0.5〜50d、フイラメント数10〜200程
度とされる。
【0018】本発明の弾性繊維は、ナイロンとの組み合
わせによるスポーツ衣料を中心に、衣料分野に幅広く使
用することが可能でり、さらには短繊維として、あるい
は不織布として使用することもできる。
【0019】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお、実施例中の特性値の測定方法は次のとおり
である。 (1) メルトインデックス ASTM−D−1238(E)に従って求めた。 (2) メルトフローレート ASTM−D−1238(L)に従って求めた。 (3) 延伸糸の強伸度 オートグラフを用い、試料長20cm、引張速度20c
m/分の条件で測定した。 (4) 弾性回復率 JIS L−1013 Aに従い、試料長20cm、引
張速度20cm/分の条件で、100%伸長時の回復率
から求めた。
【0020】実施例1 PBTと数平均分子量2000のPTMGとの重量比が
45/55のエラストマを常法により製造した。このポ
リマーは融点が183℃、相対粘度が2.04であった
。このエラストマと、メルトインデックスが26g/1
0分の直鎖状低密度ポリエチレン(PE)とを表1に示
す比率でチップブレンドし、エクストルダ型溶融紡糸装
置を用い、紡糸温度210℃で溶融紡糸した。
【0021】この際、直径0.3mmの紡糸孔を36個
有する紡糸口金を使用し、紡出糸条に横方向から20℃
の冷却風を送り、冷却固化した後、油剤を付与し、80
0m/分の速度で未延伸糸を巻き取った。
【0022】得られた未延伸糸を延伸機に供給し、予備
張力をかけた後、室温のローラ間で2.4倍に延伸し、
次いで100℃の熱板に接触させながら弛緩率40%で
弛緩熱処理を行った後、100m/分の速度で巻き取り
、75d/36fの弾性糸を得た。紡糸時の操業性なら
びに延伸時の未延伸糸の解舒性、延伸糸の特性値を併せ
て表1に記す。
【0023】
【表1】
【0024】表1から明らかなように、本発明例である
No.2、3、4では、紡糸操業性が良く、弾性回復率
の優れた弾性糸が得られた。一方、PEが添加されてい
ない比較例であるNo.1では、フイラメント間の粘着
のため、未延伸糸の解舒性か悪く、切断が多発し、延伸
ができなかった。また、PEの添加量が多すぎる比較例
であるNo.6では、紡糸時に毛羽が発生し、得られた
弾性糸の弾性回復率も80%以下であり、弾性特性の劣
ったものであった。
【0025】実施例2 実施例1と同様のエラストマを用い、メルトフローレー
トが30g/10分のポリプロピレンをエラストマに対
し、5重量%ブレンドし、実施例1と同様な条件で製糸
し、75d/36fの弾性糸を得た。紡糸、延伸ともに
操業上の問題なく実施することができ、得られた弾性糸
は、強度1.4g/d、伸度510%、弾性回復率92
%であった。
【0026】
【発明の効果】本発明の弾性繊維は、紡糸の際にフイラ
メント間で粘着することがなく、操業性良く製造するこ
とが可能であり、しかも弾性回復率が極めて良好である
という特性を有し、スポーツ衣料分野を中心に好適に使
用しうるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリブチレンテレフタレートをハード
    セグメントとし、ポリテトラメチレングリコールをソフ
    トセグメントとするポリエーテルエステル系エラストマ
    にポリオレフィンを1〜10重量%配合した組成物から
    なるポリエーテルエステル系弾性繊維。
JP14800991A 1991-05-22 1991-05-22 ポリエーテルエステル系弾性繊維 Pending JPH04352814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14800991A JPH04352814A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 ポリエーテルエステル系弾性繊維

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14800991A JPH04352814A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 ポリエーテルエステル系弾性繊維

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04352814A true JPH04352814A (ja) 1992-12-07

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ID=15443067

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14800991A Pending JPH04352814A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 ポリエーテルエステル系弾性繊維

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JP (1) JPH04352814A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686390A3 (en) * 1994-06-06 1996-07-24 Johnson & Johnson Consumer New floss compositions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686390A3 (en) * 1994-06-06 1996-07-24 Johnson & Johnson Consumer New floss compositions

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