JPH028082Y2 - - Google Patents

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JPH028082Y2
JPH028082Y2 JP1984146046U JP14604684U JPH028082Y2 JP H028082 Y2 JPH028082 Y2 JP H028082Y2 JP 1984146046 U JP1984146046 U JP 1984146046U JP 14604684 U JP14604684 U JP 14604684U JP H028082 Y2 JPH028082 Y2 JP H028082Y2
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pressure
hydraulic
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hydraulic motor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輛の油圧走行装置に関し、特にクロ
ーラ車輛に装備されて降坂時の自走を防止する車
輛の油圧走行装置に関する。
(従来の技術) このような従来の車輛の油圧走行装置として
は、実開昭57−122801号公報に記載されたものが
あつた。この公報に記載された装置は、油圧駆動
式車両の走行駆動系に車輛の慣性力を吸収する所
謂ブレーキ弁(カウンタバランス弁)に代えてメ
カニカルブレーキと高圧選択弁を用いたものであ
り、このメカニカルブレーキを前記油圧駆動式車
輛の駐車ブレーキ等に兼用でき、また、カウンタ
バランス弁が無いためクローラ車輛の油圧走行装
置の小型化に貢献する。しかも、カウンタバラン
ス弁がないので流体の圧力損失が少なく油圧駆動
装置の高効率化にも貢献する。
しかしながら、このような従来の車輛の油圧走
行装置にあつては、クローラ車輛が登坂で発進し
ようとする場合、メカニカルブレーキの解除圧を
たとえば50Kg/cm2に設定してあるとすると、油圧
モータが坂道の登坂に必要な圧力である100〜200
Kg/cm2になる前にブレーキが解除されてしまうた
めに、発進時に一時的に車輛がずれ落ちる現象が
生じる。一方、この車輛のずり落ち現象を防止す
るためにメカニカルブレーキの解除圧を100〜200
Kg/cm2程度に設定すると、油圧モータの通常の平
地走行圧は80〜100Kg/cm2程度なので、車輛は平
地走行時においてブレーキを引きずりながら走行
するという現象を生じ、メカニカルブレーキに過
熱、摩耗を生じるという問題が出てくる。このよ
うな問題点を解決するため、油圧モータに作用す
る負荷状態たとえば車輛の平地走行時、降坂時、
登坂時等に応じてメカニカルブレーキの解除設定
圧を変更するブレーキ解除設定圧変更手段を設け
ることも考えられるが、そのような手段は構造が
複雑で操作も煩雑となる。
(考案の目的) そこで本考案は、ブレーキ弁の代わりにメカニ
カルブレーキと高圧選択弁とを用いた車輛の油圧
走行装置において、メカニカルブレーキのブレー
キ解除設定圧変更手段を設けることなく、登坂発
進時の車輛のずり落ちを防止するとともに、走行
時のブレーキの引きずりを防止することを目的と
する。
(考案の構成) 本考案に係る車輛の油圧走行装置は、油圧によ
り車輛を走行駆動する油圧モータと、油圧モータ
に油を給排する一対の給排路と、油圧室を有し該
油室内の油圧が油圧モータの平地走行定常圧より
低い所定の解除圧に達したときに制動解除するよ
う油圧モータを機械的に制動するメカニカルブレ
ーキと、前記一対の給排路のうち高圧側を選択し
て該給排路から前記油圧室に油を供給する高圧選
択弁と、前記一対の給排路のそれぞれの途中であ
つて前記油圧モータと高圧選択弁との間に配置さ
れ、閉弁時に油圧モータからの油の排出を阻止す
るパイロツト操作チエツク弁と、高圧側となる給
排路の圧力を低圧側となる給排路に設けられた前
記パイロツト操作チエツク弁に開弁用パイロツト
圧として伝達するパイロツト手段と、を備えた構
成としている。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面に基づいて
説明する。第1図は本考案のダ1実施例を示す図
である。
第1図aにおいて、リザーバタンク1から油圧
ポンプ2により供給された圧油を三位置手動切換
弁3により切換え、この圧油を一対の給排路4,
5の一方から油圧モータ7へ供給し、この油圧モ
ータ7を回転した後油をリザーバタンク1へ戻
す。油圧モータ7の出力軸はクローラ車輛のクロ
ーラ駆動スプロケツトに連結しており、油圧モー
タ7はこのクローラ車輛を走行駆動することがで
きる。油圧モータ7には油圧室8aを有するメカ
ニカルブレーキ8が連結されており、このメカニ
カルブレーキ8の油圧室8aと一対の給排路4,
5との間には高圧選択弁10が配置されている。
すなわち、この高圧選択弁10により選択された
高圧側の給排路は通路13を通つてメカニカルブ
レーキ8の油圧室8aと連通する。高圧選択弁1
0の両端部にはスプリング11,12がそれぞれ
当接して付勢しており、さらに、高圧選択弁10
の両端部にはパイロツト通路30,31を介して
給排路4,5の油圧が作用している。給排路4,
5が等圧のときは高圧選択弁10は同図に示すよ
うに中立位置にあり、メカニカルブレーキ8の油
圧室8a内の油はスプリング8bに押出されてリ
ザーバタンク1に戻される。給排路4,5の油圧
が異なるときは高圧選択弁10は図中右方または
左方へ移動して油圧室8aと給排路4,5の一方
とを連通し、スプリング8bに対抗して油圧室8
aに圧油を供給することにより油圧室8a内の油
圧を上昇させ、メカニカルブレーキ8の油圧モー
タ7に対するブレーキ作用を解除させる。なお、
メカニカルブレーキ8の制動解除圧は油圧モータ
7の平地走行定常圧(例えば、80〜100Kg/cm2
より低く設定している。油圧モータ7と高圧選択
弁10との間の給排路4,5のそれぞれにはパイ
ロツト操作チエツク弁14,15が設けられてお
り、これらのパイロツト操作チエツク弁14,1
5を二点鎖線で囲む1b部を詳示すると第1図b
のようになつている。パイロツト操作チエツク弁
14,15はそれぞれスプリング16,17によ
り給排路4,5を閉じる方向に付勢されるチエツ
ク弁体20,21と、スプリング22,23によ
りチエツク弁体20,21から離隔するよう付勢
されるパイロツト部材25,26とを有してい
る。チエツク弁体20,21のスプリング16,
17を収納する部屋と給排路4,5とはオリフイ
ス20a,21aを通つてそれぞれ連通してい
る。パイロツト部材25,26のスプリング2
2,23と反対側にはそれぞれパイロツト油圧室
27,28が対向して画成されており、これらの
油圧室27,28はそれぞれのパイロツト操作チ
エツク弁14,15が設けられている給排路4,
5とそれぞれ対向する側の給排路4,5に、それ
ぞれパイロツト通路32,33を通して連通して
いる。パイロツト部材25,26、パイロツト油
圧室27,28およびパイロツト通路32,33
はパイロツト手段を構成しており、このパイロツ
ト手段は給排路4,5のうち高圧側の油圧を他方
のパイロツト操作チエツク弁15又は14にパイ
ロツト圧として伝達し、該チエツク弁15又は1
4を開弁させるようになつている。
次に、作用を説明する。
今、クローラ車輛を平地で前進させるときは三
位置手動切換弁3を図中右方に移動するよう切換
え、給排路4が油圧ポンプ2から油圧モータ7へ
の圧油の供給路となつて給排路5が油圧モータ7
からリザーバタンク1への排油の排出路となる。
高圧選択弁10はスプリング12に対抗して図中
右方に移動させられる。このことにより高圧選択
弁10は、給排路4とメカニカルブレーキ8の油
圧室8aとを連通させて油圧室8a内にスプリン
グ8bに対抗して圧油を供給させ、メカニカルブ
レーキ8の油圧モータに対するブレーキ作用を解
除させる。このとき給排路4の圧油はパイロツト
通路32を通つてパイロツト操作チエツク弁15
に伝達されることにより給排路5を開通させる。
このことにより、油圧モータ7から排出された排
油はパイロツト操作チエツク弁15によりその流
れを制限されることなく最終的にリザーバタンク
1に排出されることができる。給排路4の圧力が
油圧モータ7の起動圧に達する油圧モータ7は回
転し始める。このとき、メカニカルブレーキ8の
前記解除圧設定条件より、ブレーキをひきずつた
まま走行しないことは明らかである。このとき、
モータ7の戻り流体がパイロツト操作チエツク弁
15を通過することによる圧力損失は、カウンタ
バランス弁を通過する場合に比べ格段に小さい。
カウンタバランス弁は弁スプールの周囲で構成す
る流体通路面積を大きくできないのに対し、チエ
ツク弁は流体通路面積を大きくできるからであ
る。
クローラ車輛が登坂発進をするときは、前述の
ような過程を経てメカニカルブレーキ8のブレー
キ作用が解除されると、車輛の後方にずり落ちよ
うとするが、油圧モータ7とパイロツト操作チエ
ツク弁14との間の給排路4の油はパイロツト操
作チエツク弁14によりその流れを阻止され、油
圧モータ7が逆回転して車輛がずり落ちるのを有
効に防止する。そして、油圧ポンプ2の吐出圧が
パイロツト操作チエツク弁14と油圧モータ7と
の間の給排路4圧力を越えたときに油圧モータ7
は前進回転し、車輛は登坂走行を開始する。
平地での前進走行状態からクローラ車輛を停止
させるときは、切換弁3を中立位置Nに戻すが、
油圧モータ7は慣性力によりなお回転されようと
する。しかし、給排路4および5の圧力はいずれ
もタンク圧となるため、高圧選択弁10は中立位
置に戻り、メカニカルブレーキ8は油圧モータ7
を制動する。これによりクローラ車輛は停止す
る。同時にチエツク弁15は全開から全閉に移行
するが、この移行には所定の時間がかかる。第1
図bに示すようにパイロツト操作チエツク弁1
4,15はチエツク弁体20,21と、オリフイ
ス20a,21aと、スプリング収納室16a,
17aとによりチエツク弁遅戻り機構を構成して
いるからである。したがつて、油圧モータ7の停
止後にチエツク弁15が閉じ、チエツク弁15と
油圧モータ7との間の管路に異常圧は生じない。
なお、安全のため、上記管路中に異常圧を除く弁
たとえばサージ圧カツト弁を設けておくのが好ま
しい。
クローラ車輛の降坂時には、車輛は自重により
自走しようとする。切換弁がF位置にある場合、
そのような自走により給排路4の圧力が低下す
る。これにより高圧選択弁10は中立位置に戻
り、メカニカルブレーキ8が液圧モータ7を制動
する。この制動により車輛の走行速度が落ち、再
び給排路4の圧力が上昇し、高圧選択弁10はメ
カニカルブレーキ8に高圧油を導くよう作動しメ
カニカルブレーキの制動を解除する。降坂時はこ
のようにメカニカルブレーキ8が油圧モータ7に
継続的に制動力を与えるため、車輛の暴走が防止
される。なお、給排路4の圧力に応答してチエツ
ク弁15は閉じたり開いたりするが、上記チエツ
ク弁遅戻り機構により、チエツク弁15が完閉す
るまでに給排路4の圧力が上昇するため、降坂走
行中にチエツク弁15が完全に閉じることはな
い。したがつて、車輛は円滑に降坂する。
第2図には本考案の第2実施例について示す。
前記第1実施例においてはパイロツト手段が高圧
油を給排路4,5から直接導いていたのに対し、
この第2実施例は高圧選択弁10を介して導いて
いる。第2図aおよびbに示すように、パイロツ
ト部材25と26との間にはパイロツト油圧室4
0がそれぞれ対向するように画成されており、こ
の油圧室40は通路13と常に連通している。こ
の実施例においてはパイロツト油圧室40がパイ
ロツト手段を構成しており、前記第1実施例より
も簡単な構造でさらに小型化が図られ、より安価
な装置が得られる。
第3図には本考案の第3実施例について示す。
前記第1、ね2実施例においてはパイロツト手段
と高圧選択弁10とが分離されていたのに対し、
この第3実施例は互いに一体的に関連させて構成
されている。第3図aおよびbに示すように、給
排路4,5の途中にはそれぞれチエツク弁51,
52が設けられており、これらのチエツク弁51
と52の間には高圧選択弁50が設けられてい
る。高圧選択手段50は中央部にランド53aが
形成されたスプール53を有しており、このスブ
ール53は両端部に突出軸53b,53cが形成
されている。スプール53のランド53aの幅は
その周囲の環状溝の幅より小さなアンダーラツプ
の状態となつている。スプール53の突出軸53
b,53cはパイロツト手段を構成している。
この実施例によれば、前記第2実施例よりも簡
単な構造でさらに小型化が図られ、より安価な装
置が得られる。
なお、前記実施例においては開回路の液圧モー
タシステムについて説明したが、閉回路のそれに
応用してもよいことは言うまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、小型か
つ安価でさらに高効率の車輛の油圧走行装置が提
供できることはもちろん、登坂発進時の車輛のず
り落ちを防止して安全性を高めるとともに、平地
走行時のブレーキの引きずりを起こさない車輛の
油圧走行装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る車輛の油圧
走行装置を示す図であり、第1図aはその全体回
路図、第1図bは第1図aにおける1b部の詳細
構成図、第2図は本考案の第2実施例に係る車輛
の油圧走行装置を示す図であり、第2図aはその
全体回路図、第2図bは第2図aにおけるb部
の詳細構成図、第3図は本考案の第3実施例に係
る車輛の油圧走行装置を示す図であり、第3図a
はその全体回路図、第3図bは第3図aにおける
b部の詳細構成図である。 4,5……給排路、7……油圧モータ、8……
メカニカルブレーキ、8a……油圧室、10,5
0……高圧選択弁、13……通路、14,15…
…パイロツト操作チエツク弁、25,26……パ
イロツト部材、27,28,40……パイロツト
油圧室、30,31,32,33……パイロツト
通路、51,52……チエツク弁、53……スス
プール、53a……ランド、53b,53c……
突出軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 油圧により車輛を走行駆動する油圧モータ
    と、油圧モータに油を給排する一対の給排路
    と、油圧室を有し該油圧室内の油圧が油圧モー
    タの平地走行定常圧より低い所定の解除圧に達
    したときに制動解除するよう油圧モータを機械
    的に制動するメカニカルブレーキと、前記一対
    の給排路のうち高圧側を選択して該給排路から
    前記油圧室に油を供給する高圧選択弁と、前記
    一対の給排路のそれぞれの途中であつて前記油
    圧モータと高圧選択弁との間に配置され、閉弁
    時に油圧モータからの油の排出を阻止するパイ
    ロツト操作チエツク弁と、高圧側となる給排路
    の圧力を低圧側となる給排路に設けられた前記
    パイロツト操作チエツク弁に開弁用パイロツト
    圧として伝達するパイロツト手段と、を備えた
    ことを特徴とする車輛の油圧走行装置。 (2) 前記パイロツト操作チエツク弁がチエツク弁
    遅戻り機構を有することを特徴とする前記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の車輛の油圧走
    行装置。
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