JPH028155B2 - - Google Patents

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JPH028155B2
JPH028155B2 JP58026624A JP2662483A JPH028155B2 JP H028155 B2 JPH028155 B2 JP H028155B2 JP 58026624 A JP58026624 A JP 58026624A JP 2662483 A JP2662483 A JP 2662483A JP H028155 B2 JPH028155 B2 JP H028155B2
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JP
Japan
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pair
casing
permanent magnets
pistons
drive coils
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58026624A
Other languages
English (en)
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JPS59153987A (ja
Inventor
Yukio Okuda
Yoshiaki Fujisawa
Tadayoshi Kimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sawafuji Electric Co Ltd filed Critical Sawafuji Electric Co Ltd
Priority to JP2662483A priority Critical patent/JPS59153987A/ja
Publication of JPS59153987A publication Critical patent/JPS59153987A/ja
Publication of JPH028155B2 publication Critical patent/JPH028155B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • F04B35/04Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
    • F04B35/045Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric using solenoids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、永久磁石とポールピースとの間隙に
交番電力で付勢される駆動コイルが配置され、該
コイルと一体化されたピストンがシリンダ部に摺
動自在に遊嵌され、駆動コイルの磁力による往復
運動が共振コイルばねで増幅されるようにして、
前記ピストンの往復運動により流体の吸引、吐出
を行なうようにした振動圧縮機に関する。
従来この種の振動圧縮機では、ケーシング内に
永久磁石、ポールピース、駆動コイル、ピストン
および共振コイルばねなどから成る単一の振動系
を配置して圧縮機本体を構成している。そのため
ピストンの前記ケーシングの軸線方向に沿う往復
運動の反作用として圧縮機本体にも前記軸線方向
に沿う振動が生じることを避けられず、したがつ
て従来では圧縮機本体を容器内でばねにより浮動
支持し、前記容器をたとえば電気冷蔵庫などに支
持しており、圧縮機全体がどうしても大型化して
いた。また圧縮機本体を容器で覆うために、圧縮
機本体の内部で発生する熱の冷却効率が劣る。さ
らに容量を大きくするためには、共振コイルばね
およびピストンなどの振動体の重量を大として振
動エネルギを増大させる必要があるので、各部材
の強度をその増大された振動エネルギに耐えるよ
うに向上させる必要がある。特に共振コイルばね
において、一定の共振周波数を保つためにはその
ばね定数を大きな応力に耐えるものとする必要が
あり、ばね自体の寿命等により容量の増大には限
界がある。
本発明の第1の目的は、このような従来の技術
的課題を解決し、ケーシング内で相互に逆方向に
振動する一対の振動系を構成してケーシングの振
動を防止することによりケーシングを覆う容器を
省略することができるようにし、冷却効率を向上
して全体を小型に構成するとともに、容量も容易
に増大することができるようにした振動圧縮機を
提供することである。
また本発明の第2の目的は、両シリンダ部をケ
ーシングの軸線方向中央部に設けるとともに吐出
弁を介して両シリンダ部間に吐出弁室を形成して
構造を単純化した振動圧縮機を提供することであ
る。
さらに本発明の第3の目的は、駆動コイルの電
気的接続態様を単純化して構造を簡単にした振動
圧縮機を提供することである。
第1の発明に従う振動圧縮機では、両端部が閉
塞された円筒状のケーシング内に、一対の永久磁
石と、それらの永久磁石との間に環状の間隙をそ
れぞれ形成する一対のポールピースとが、前記ケ
ーシングの軸線方向中央部に関して対称に固定的
に設けられ、前記各間隙には一対のピストンがそ
れぞれ個別に一体化されかつ交番電力で付勢され
る一対の駆動コイルが配置され、前記各ピストン
が摺動自在に遊嵌される一対のシリンダ部が前記
ケーシングに一体的に設けられ、2組の対を成す
駆動コイルおよびピストンは共振コイルばねで前
記ケーシングの軸線方向移動自在に浮動支持さ
れ、前記各駆動コイルの巻き方向、各駆動コイル
相互の電気的接続態様および前記各永久磁石の着
磁方向は、前記両駆動コイルの移動方向が相互に
逆となるように選ばれる。
第2の発明に従う振動圧縮機では、ケーシング
内を仕切る仕切部材がケーシングの軸方向中央部
に固定され、この仕切部材には一対のピストンを
摺動自在に遊嵌する一対のシリンダ部が軸線を同
一にしてそれぞれ設けられるとともに、両シリン
ダ部間には一対の吐出弁を介して共通の吐出弁室
が形成される。
第3の発明に従う振動圧縮機では、各駆動コイ
ルは電気的に直列接続され、各駆動コイルの巻き
方向を同一にして永久磁石の対応する駆動コイル
に対向する側の磁極が相互に逆とされるか、ある
いは各駆動コイルの巻き方向を相互に逆にして前
記各永久磁石の駆動コイルに対向する側の磁極が
同一とされる。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、たとえば家庭用
あるいは車載用電気冷蔵庫の圧縮機として用いら
れる振動圧縮機のケーシング1内には、該ケーシ
ング1の軸線方向中央部に関して対称に、一対の
ピストン2,3が配置され、これらのピストン
2,3がそれぞれ対応する駆動コイル4,5への
交番電力の供給により、相互に逆方向に往復運動
し、流体たとえば冷媒の吸引、吐出が行なわれ
る。
ケーシング1は、円筒体6の両端に一対の閉塞
部材7,8を嵌合固着して構成される。両閉塞部
材7,8は、基本的に円筒状であつて、各端部に
半径方向外方に張出した鍔部9,10をそれぞれ
一体的に備え、これらの鍔部9,10が円筒体6
の両端に嵌合固着される。すなわち、円筒体6の
両端には薄肉部11,12がそれぞれ設けられて
おり、これらの薄肉部11,12に前記各閉塞部
材7,8の鍔部9,10がそれぞれ嵌入され、薄
肉部11,12を図示のようにかしめて折曲げる
ことにより、ケーシング1が構成される。また前
述のようにかしめた部分を溶接して、閉塞部材
7,8と円筒体6との固着状態がさらに確実にさ
れる。
このように、円筒体6の両端に同一形状の閉塞
部材7,8を嵌合固着してケーシング1を構成す
るようにしたので、ケーシング1の構造が極めて
単純化され、組立能率も向上する。
ケーシング1内における軸線方向中央部には、
基本的に厚肉円板状の仕切部材13が円筒体6の
内面に固定され、それによつてケーシング1内が
一対の低圧室14,15に仕切られる。
両低圧室14,15において、円筒体6の両端
部寄りの内面には、永久磁石16,17がそれぞ
れリング状に固定される。また両閉塞部材7,8
には、永久磁石16,17との間に環状の間隙1
8,19を形成してリング状のポールピース2
0,21がそれぞれ固定あるいは一体的に成形さ
れる。各間隙18,19には駆動コイル4,5が
ケーシング1の軸線方向に往復動自在にそれぞれ
配置される。これらの駆動コイル4,5は支持部
材22,23にそれぞれ巻回されており、各支持
部材22,23はケーシング1の軸線と同心の円
筒状ピストン2,3にそれぞれ固着される。
一方の支持部材22は、基本的に円板状であつ
てピストン2に固着される基部24と、周方向に
間隔をあけて該基部24の周縁部に固着されピス
トン2の軸線と平行に延びる複数の支持部25と
から成り、前記各支持部25の一端部に駆動コイ
ル4が巻回される。他方の支持部材23は、基部
26と支持部27とを有して前記一方の支持部材
22と同様に形成され、支持部27の一端部に駆
動コイル5が巻回され、基部26がピストン3に
固着される。このようにして各駆動コイル4,5
と、それらに対応するピストン2,3とが実質的
に一体化される。
各支持部材22,23における支持部25,2
7の他端部には、駆動コイル4,5の移動方向と
直角にブレード板28,29がそれぞれ設けられ
る。これらのブレード板28,29は駆動コイル
4,5およびそれと一体的なピストン2,3が往
復運動するときに、各低圧室14,15内に潤滑
油を飛散させる機能を果す。
ケーシング1の両端における閉塞部材7,8の
内方端面には、電気絶縁性材料から成る絶縁板3
1,32を介して導電性材料から成る受け板3
3,34がそれぞれ当接される。また各支持部材
22,23における基部24,26の閉塞部材
7,8にそれぞれ対向する面には、電気絶縁性材
料から成る絶縁板35,36を介して導電性材料
から成る受け板37,38が当接される。相互に
対向する両受け板33,37および34,38間
には共振コイルばね39,40がそれぞれ介装さ
れる。
支持部材22,23における基部24,26の
仕切部材13に対向する面には、電気絶縁性材料
から成る絶縁板41,42を介して導電性材料か
ら成る受け板43,44がそれぞれ当接され、仕
切部材13の両面には、電気絶縁性材料から成る
絶縁板45,46を介して導電性材料から成る受
け板47,48がそれぞれ当接される。相互に対
向する両受け板43,47および44,48間に
は共振コイルばね49,50がそれぞれ介装され
る。
このようにして、駆動コイル4の往復運動は一
対の共振コイルばね39,49によつて増幅さ
れ、また駆動コイル5の往復運動は一対の共振コ
イルばね40,50によつて増幅される。各駆動
コイル4,5とともに増幅された往復運動をする
ピストン2,3は仕切部材13に一体的に設けら
れたシリンダ部51,52に摺動自在にそれぞれ
遊嵌される。
第2図を併せて参照して、仕切部材13には、
ケーシング1と同心の貫通孔53が穿設されてお
り、この貫通孔53にその両端から一対の円筒状
シリンダ体54,55を嵌着することにより、仕
切部材13の両低圧室14,15に臨む部分にシ
リンダ部51,52がそれぞれ一体的に設けられ
る。すなわち、貫通孔53の途中には、軸線方向
両外方に臨んで2つのアンダーカツト付段部5
6,57がそれぞれ形成されており、これらの段
部56,57にたとえば鉛や銅などのメタルフロ
ー材58,59を当てて円筒状のシリンダ体5
4,55が貫通孔53に押圧嵌入される。これに
より、メタルフロー材58,59は前記両段部5
6,57と各シリンダ体54,55の外周に形成
されたアンダーカツト付段部との間で挾圧され、
シリンダ体54,55の外周面と貫通孔53の内
周面間にメタルフロー材58,59がそれぞれ流
入して固着およびシール機能が果される。
シリンダ体54,55の相互に対向する端部外
周には、環状の切欠き部60,61がそれぞれ形
成されており、シリンダ体54,55間には両端
を前記切欠き部60,61にそれぞれ嵌入させて
略円筒状のライナ62が介装される。こうして両
シリンダ体54,55の端部間には吐出弁室63
が両シリンダ部51,52に共通に形成される。
この吐出弁室63には、各シリンダ体54,55
の端面に形成された弁座64,65にそれぞれ着
座可能であつてライナ62によつて案内される一
対の吐出弁66,67と、両吐出弁66,67間
に介装され両吐出弁66,67を対応する弁座6
4,65に向けて付勢する押圧コイルばね68と
が収納される。
吐出弁室63において、各吐出弁66,67
は、対応するピストン2,3がシリンダ部51,
52のシリンダ室69,70内で外方に移動して
吸引動作をするときに押圧コイルばね68のばね
力によつて弁座64,65に着座し閉弁し、それ
とは逆にピストン2,3がシリンダ室69,70
内で内方に移動して吐出動作をするときに押圧コ
イルばね68のばね力に抗して弁座64,65か
ら離反して開弁し、シリンダ室69,70を吐出
弁室63に連通させる。
一方、各シリンダ室69,70におけるピスト
ン2,3の先端部には、底部に連通孔71,72
を備える有底円筒状の保持部材73,74が、各
ピストン2,3の先端との間に吸入弁室75,7
6を形成してそれぞれ固着される。これらの吸入
弁室75,76内には、各ピストン2,3の先端
面に形成された弁座77,78に着座可能な吸入
弁79,80がピストン2,3の軸線方向に移動
自在にそれぞれ保持される。
各吸入弁室75,76において、ピストン2,
3がシリンダ室69,70内を外方に移動して吸
引動作するときには吸入弁79,80が弁座7
7,78から離反してピストン2,3内を吸入弁
室75,76に連通させ、したがつて吸入弁室7
5,76および連通孔71,72を介してピスト
ン2,3内をシリンダ室69,70に連通させ
る。これとは逆に、ピストン2,3がシリンダ室
69,70内を内方に移動して吐出動作するとき
には、吸入弁79,80が弁座77,78に着座
して閉弁する。
さらに第3図を併せて参照して、仕切部材13
の側部には、側方に開放した穴81が穿設されて
おり、この穴81は仕切部材13が円筒体6の内
面に固定されたときに円筒体6の内面で閉塞され
て吸入室82を形成する。この吸入室82内に
は、含油可能な有孔性金属あるいは金網83が装
入される。また円筒体6には吸入室82内に連通
して吸入管84が接続されており、この吸入管8
4からは電気冷蔵庫用溶媒などの流体とともに小
量の潤滑油が吸入室82内に吸入される。仕切部
材13には、吸入室82の底部付近に開口し、か
つ仕切部材13の両側の低圧室14,15にそれ
ぞれ連通する一対の吸引孔85,86がそれぞれ
穿設されている。したがつて前記吸入された流体
は吸入室82から吸引孔85,86に分配されて
両低圧室14,15にそれぞれ流入する。また吸
入室82内に導入された潤滑油は有孔性金属や金
網83内に毛管現象によつて拡散し、さらに流体
に伴われて吸引孔85,86から低圧室14,1
5に分配される。このような潤滑油は各低圧室1
4,15内において各ピストン2,3とシリンダ
室69,70の内面との潤滑作用を果す。しかも
有孔性金属や金網83に拡散して含まれた潤滑油
は流体に同伴される際に霧状となるのでピストン
2,3の外面に均一に分散して供給されることに
なる。さらに吸入管84から吸入室82に吸引さ
れる流体は吸入室82内で膨張するので、吸入音
が効果的に低減される。したがつて吸入室82は
潤滑油の分配器としての機能と、消音器としての
機能とを有することになる。
仕切部材13における貫通孔53の吐出弁室6
3に対応する内面には環状溝87が形成される。
一方、ライナ62は、周方向の一部に軸線方向全
長にわたつてスリツト88が形成され、その軸直
角断面が360度に近い中心角を有して円弧状に形
成されて成る。したがつて、ライナ62を貫通孔
53内でどのように配置しても、吐出弁室63と
環状溝87とは常に連通することになる。ライナ
62の材質は、吐出弁66,67を案内するため
に耐摩耗性に優れた硬質であることが要求される
が、上述のようにスリツト88を形成しかつ仕切
部材13に環状溝87を形成することにより、吐
出弁室63からの流体を導くための孔をライナに
設け、しかもその孔を仕切部材13に穿設した吐
出孔に対応させるようにライナを配置する煩雑な
作業が不要となる。
再び第2図を参照して仕切部材13には、一端
が環状溝87に連通しかつ他端が高圧室89に連
通する小径の吐出孔90が穿設される。前記高圧
室89は、右側の低圧室15に向けて開口しかつ
ケーシング1の軸線と平行に仕切部材13に穿設
した穴91を蓋部材92で閉塞して形成される。
この蓋部材92は基本的に厚肉の円板状であつ
て、穴91のアンダーカツト付段部との間にメタ
ルフロー材93を介在して穴91に圧入固定され
る。
吐出弁室63からスリツト88、環状溝87お
よび吐出孔90を介して高圧室89内に流入する
流体は小径の吐出孔90から高圧室89に流入す
る際に膨張し、それによつて吐出音が低減され
る。
高圧室89を塞ぐ蓋部材92には高圧室89内
に連通する吐出管94の一端部が接続され、この
吐出管94は右側の低圧室15を円筒体6の内面
に沿つて延設され、閉塞部材8に設けられた案内
管95内を経て外部に引き出され、電気冷蔵庫の
コンデンサなどに接続される。案内管95は、閉
塞部材8に形成された透孔96に挿入された後、
その一端部97をろう付溶接によつて閉際部材8
に全周にわたつて固定される。また、低圧室15
を気密に保つ必要があるので、案内管95の他端
部98と吐出管94もろう付溶接によつて全周に
わたつて固定される。
ところが、案内管95を設ける位置は第1図で
明らかなように永久磁石17に近接している。そ
のため、閉塞部材8を円筒体6に嵌合固着した後
に案内管95の一端部97を閉塞部材8にろう付
溶接したのでは、そのろう付溶接による熱が閉塞
部材8および円筒体6を経て永久磁石17に伝達
され、永久磁石17に熱影響が及ぼされる。そこ
で、案内管95の一端部97は閉塞部材8を円筒
体6に嵌合固着する前に、透孔96に挿入してろ
う付溶接される。次いで案内管95内に吐出管9
4を挿通しながら閉塞部材8を円筒体6に嵌合固
着した後、案内管95の他端部98と吐出管94
とをろう付溶接する。このときには案内管95の
他端部98が永久磁石17から離反した位置にあ
るので、ろう付溶接による熱影響が永久磁石17
に及ぶことはない。
ケーシング1の両端部すなわち両閉塞部材7,
8には、各低圧室14,15内を気密に保ちなが
らソケツト接続端子99,100を接続するため
の密封端子101,102が挿入固定される。す
なわち、両閉塞部材7,8には円筒体6と同心の
貫通孔103,104が穿設されており、これら
の貫通孔103,104の途中でケーシング1の
内方に臨んで形成された段部105,106の円
形屈曲縁107,108に密封端子101,10
2がプロジエクシヨン溶接によつてそれぞれ固着
される。
密封端子101は円筒部109と円錐部110
とを有して導電性材料から成る保持枠111に、
非導電材料たとえばガラス体112を介して端子
棒113を同心に保持して構成される。この密封
端子101は、保持枠111における円錐部11
0の外表面を屈曲縁107に全周にわたつて線接
触させた状態で閉塞部材7および保持枠111間
に電位差を生じさせることにより、プロジエクシ
ヨン溶接される。この際、保持枠111における
円筒部109の外周面と貫通孔103の内周面と
は近接しており、前記屈曲縁107でのプロジエ
クシヨン溶接が阻害されるおそれがある。そこ
で、密封端子101を貫通孔103に挿入するに
あたつて円筒部109の外周面と貫通孔103の
内周面との間には電気絶縁材料から成る円筒状絶
縁体114が介在される。それによつて密封端子
101の円錐部110が屈曲縁107との線接触
部において確実にプロジエクシヨン溶接される。
このようにして低圧室14の気密性が保持され
る。
しかも密封端子101の端子棒113は絶縁板
31を貫通して受け板33に固着された円筒状接
続部材115に嵌入される。それによつて端子棒
113が接続部材115を介して受け板33に電
気的に接続される。
他方の密封端子102は、上述の密封端子10
1と同様に、円筒部116と円錐部117とから
成る保持枠118にガラス体119を介して端子
棒120を保持して成り、円筒部116と貫通孔
104の内面との間に円筒状絶縁体121を介装
した状態で、屈曲縁108と円錐部117とがプ
ロジエクシヨン溶接により固着され、端子棒12
0が円筒状接続部材136に嵌入される。このよ
うにして、貫通孔103,104の途中は、密封
端子101,102によつて気密的に閉塞され、
それらの密封端子101,102から端子棒11
3,120がそれぞれ突出される。これらの端子
棒113,120には、ソケツト接続端子99,
100がそれぞれ嵌合される。
ソケツト接続端子99,100は、前記端子棒
113,120を受け入れるためのめす型端子部
122,123を電気絶縁材料たとえば合成樹脂
から成る絶縁層124,125で被覆して成り、
各絶縁層124,125の外表面には、先端開放
部から後方に向かうにつれて半径方向外方に傾斜
しかつ後方端に段部126,127が形成された
複数の抜け止め爪128,129が周方向に間隔
をあけて穿設される。一方、閉塞部材7,8にお
ける貫通孔103,104の途中には、密封端子
101,102から軸線方向に間隔をあけた位置
で、各密封端子101,102側に臨んで段差を
成す係止面130,131がそれぞれ形成され
る。
各ソケツト接続端子99,100は抜け止め爪
128,129を撓ませながら貫通孔103,1
04に挿入され、それによつてめす型端子部12
2,123に端子棒113,120が挿入して電
気的に接続される。この際、各抜け止め爪12
8,129は係止面130,131にそれぞれ係
合され、したがつてソケツト接続端子99,10
0が貫通孔103,104から抜け出ることが阻
止される。
ソケツト接続端子99,100間には、交流電
源132およびスイツチ133が直列に接続され
る。また仕切部材13にはケーシング1の軸線と
平行に挿通孔134が穿設されており、この挿通
孔134には受け板47,48を接続する被覆接
続線135が挿通される。さらに、受け板37は
駆動コイル4の一端に接続され、駆動コイル4の
他端は受け板43に接続され、受け板44は駆動
コイル5の一端に接続され、駆動コイル5の他端
は受け板38に接続される。
このようにして交流電源132からめす型端子
部122、端子棒113、接続部材115、受け
板33、共振コイルばね39、受け板37、駆動
コイル4、受け板43、共振コイルばね49、受
け板47、被覆接続線135、受け板48、共振
コイルばね50、受け板44、駆動コイル5、受
け板38、共振コイルばね40、受け板34、接
続部材136、端子棒120、めす型端子部12
3およびスイツチ133を順次経由して交流電源
132に戻る電気的閉回路が構成される。
ここで、永久磁石16,17の着磁方向を説明
すると、第4図に示すようになる。すなわち、一
方の駆動コイル4に対応する永久磁石16の駆動
コイル4に対向する内面側をN極とすると、他方
の駆動コイル5に対応する永久磁石17の駆動コ
イル5に対向する内面側はS極とされる。これと
は逆に永久磁石16の内面側をS極として永久磁
石17の内面側をN極としてもよく、いずれにし
ても両永久磁石16,17の着磁方向を相互に逆
方向にし、しかも駆動コイル4,5の巻き方向は
同一方向とされる。
このようにすると、スイツチ133を導通して
両駆動コイル4,5に交番電流を流すと、交番電
流の半周期では駆動コイル4,5に実線矢符で示
すような相互に近接する方向の磁力Fが作用し、
次の半周期には両駆動コイル4,5に破線矢符で
示すような相互に離反する方向の磁力Fが作用す
る。こうして、直列に接続された両駆動コイル
4,5を交番電力で付勢することにより、駆動コ
イル4およびピストン2、ならびに駆動コイル5
およびピストン3が相互に逆方向に往復運動す
る。
次にこの実施例の作用について説明すると、ス
イツチ133を導通して駆動コイル4,5を交番
電力で付勢することにより、ピストン2,3は相
互に逆方向に往復運動して、流体の吸入、吐出作
用を行なう。この際、両ピストン2,3の運動方
向は相互に逆であるが、一方が吐出作用を行なつ
ているときには他方も吐出作用を行なつている。
そして、ピストン2,3の運動による振動方向が
相互に逆であるので、振動が相互に打ち消され
る。したがつて、ケーシング1に及ぼされる振動
が極めて軽微となり、ケーシング1を電気冷蔵庫
などに直接装着することが可能となり、ケーシン
グの振動が外部に及ぼされることを防止するため
に従来必要とされている容器を省略することがで
き、小型化が可能となる。またケーシング1を外
気にて直接冷却することができる利点もある。さ
らに振動系統を2分割したので、比較的小容量の
2つの振動系統を組合せて大容量化を図ることが
でき、共振コイルばね39,40,49,50の
長寿命化を図ることができる。
両ピストン2,3の相互に逆方向の運動により
吸入管84から吸入室82に吸入される流体は吸
入室82における膨張による消音作用によつて吸
引音を低減され、吸引孔85,86に分配されて
両低圧室14,15に導入される。両低圧内1
4,15内における下部には、吸入室82から導
入される流体に同伴した潤滑油137が貯留され
ており、この潤滑油137は支持部材22,23
と一体的に往復運動するブレード板28,29に
よつて低圧室14,15内に飛散される。この飛
散された潤滑油は、ピストン2,3の外面に均一
に付着し、それによつてピストン2,3とシリン
ダ室69,70の内面との潤滑作用が果され、両
ピストン2,3の円滑な運動が維持される。
低圧室14,15内の流体は、ピストン2,3
の吸入運動時にピストン2,3内および吸入弁7
9,80を経てシリンダ室69,70に導入さ
れ、さらにピストン2,3の吐出運動時に吐出弁
66,67を経て吐出弁室63に導入される。吐
出弁室63に吐出された流体は吐出孔90を介し
て高圧室89に流入する際に膨張してその吐出音
が低減され、さらに吐出管94を経て電気冷蔵庫
のコンデンサなどに導かれる。
本発明の他の実施例として、第5図に示すよう
に、永久磁石16,17の着磁方向を同一として
駆動コイル4,5の巻き方向を相互に逆方向とす
るようにしてもよい。このようにしても、交番電
流の半周期において駆動コイル4,5に実線矢符
で示すように相互に近接する方向の磁力Fを作用
させ、次の半周期に破線矢符で示すように相互に
逆方向の磁力Fを作用させることができる。
以上のように第1の発明によれば、両端部が閉
塞されたケーシング内で一対のピストンを相互に
逆方向に往復運動させるようにしたので、ピスト
ンの往復運動による振動が相互に打ち消され、し
たがつてケーシングを容器で覆うことなく支持物
で支持することができ、しかもケーシング内で発
生する熱を外気で冷却することができ、全体を小
型化することができる。さらに2組のピストンお
よび駆動コイルを共振コイルばねでそれぞれ浮動
支持するので、各共振コイルばねの耐力に余裕が
でき、大容量化が容易に可能となる。
また第2の発明によれば、ケーシング内を該ケ
ーシングの軸線方向中央部の仕切部材で仕切り、
その仕切部材にはピストンが摺動自在に遊嵌され
る一対のシリンダ部を設けるとともにそれらのシ
リンダ部間に吐出弁を介して共通の吐出弁室を形
成するようにしたので上記第1の発明の効果に加
えて、構造を極めて単純化することができる。
さらに第3の発明によれば、両駆動コイルを電
気的に直列接続するようにしたので、上記第1の
発明の効果に加えて、特別な手段を設けることな
く両駆動コイルに同一電流を流すことができ、同
一の磁力によつて両駆動コイルを往復運動させる
ことが可能となり、構造が単純化される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1
図は本発明の一実施例の全体縦断面図、第2図は
第1図の仕切部材13とその付近を拡大して示す
縦断面図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第1図の永久磁石16,17の着磁方向お
よび駆動コイル4,5の巻き方向を簡略化して示
す回路図、第5図は本発明の他の実施例における
永久磁石16,17の着磁方向および駆動コイル
4,5の巻き方向を簡略化して示す回路図であ
る。 1……ケーシング、2,3……ピストン、4,
5……駆動コイル、16,17……永久磁石、1
8,19……間隙、20,21……ポールピー
ス、39,40,49,50……共振コイルば
ね、51,52……シリンダ部、63……吐出弁
室、66,67……吐出弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両端部が閉塞された円筒状のケーシング内
    に、一対の永久磁石と、それらの永久磁石との間
    に環状の間隙をそれぞれ形成する一対のポールピ
    ースとが、前記ケーシングの軸線方向中央部に関
    して対称にかつ固定的に設けられ、前記各間隙に
    は、一対のピストンがそれぞれ個別に一体化され
    かつ交番電力で付勢される一対の駆動コイルが配
    置され、前記各ピストンが摺動自在に遊嵌される
    一対のシリンダ部が前記ケーシングに一体的に設
    けられ、2組の対を成す駆動コイルおよびピスト
    ンは共振コイルばねで前記ケーシングの軸線方向
    移動自在に浮動支持され、前記各駆動コイルの巻
    き方向、各駆動コイル相互の電気的接続態様およ
    び前記各永久磁石の着磁方向は、前記両駆動コイ
    ルの移動方向が相互に逆となるように選ばれるこ
    とを特徴とする振動圧縮機。 2 両端部が閉塞された円筒状のケーシング内
    に、一対の永久磁石と、それらの永久磁石との間
    に環状の間隙をそれぞれ形成する一対のポールピ
    ースとが、前記ケーシングの軸線方向中央部でケ
    ーシング内を仕切つて固定される仕切部材に関し
    て対称にかつ固定的に設けられ、前記各間隙に
    は、一対のピストンがそれぞれ個別に一体化され
    かつ交番電力で付勢される一対の駆動コイルが配
    置され、前記仕切部材には前記各ピストンを摺動
    自在に遊嵌する一対のシリンダ部が軸線を同一に
    してそれぞれ設けられるとともに、両シリンダ部
    間には一対の吐出弁を介して共通の吐出弁室が形
    成され、2組の対を成す駆動コイルおよびピスト
    ンは共振コイルばねで前記ケーシングの軸線方向
    移動自在に浮動支持され、前記各駆動コイルの巻
    き方向、各駆動コイル相互の電気的接続態様、お
    よび前記各永久磁石の着磁方向は、前記両駆動コ
    イルの移動方向が相互に逆となるように選ばれる
    ことを特徴とする振動圧縮機。 3 両端部が閉塞された円筒状のケーシング内
    に、一対の永久磁石と、それらの永久磁石との間
    に環状の間隙をそれぞれ形成する一対のポールピ
    ースとが、前記ケーシングの軸線方向中央部に関
    して対称にかつ固定的に設けられ、前記各間隙に
    は、一対のピストンがそれぞれ個別に一体化され
    かつ交番電力で付勢される一対の駆動コイルが配
    置され、前記各ピストンが摺動自在に遊嵌される
    一対のシリンダ部が前記ケーシングに一体的に設
    けられ、2組の対を成す駆動コイルおよびピスト
    ンは前記ケーシングの軸線方向移動自在に浮動支
    持され、前記各駆動コイルは電気的に直列接続さ
    れ、さらに各駆動コイルの巻き方向を同一にして
    前記各永久磁石の対応する駆動コイルに対向する
    側の磁極が相互に逆とされるか、あるいは各駆動
    コイルの巻き方向を相互に逆にして前記各永久磁
    石の駆動コイルに対向する側の磁極が同一とされ
    るようにしたことを特徴とする振動圧縮機。
JP2662483A 1983-02-19 1983-02-19 振動圧縮機 Granted JPS59153987A (ja)

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