JPH0281601A - 大入れルータ - Google Patents

大入れルータ

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JPH0281601A
JPH0281601A JP23463588A JP23463588A JPH0281601A JP H0281601 A JPH0281601 A JP H0281601A JP 23463588 A JP23463588 A JP 23463588A JP 23463588 A JP23463588 A JP 23463588A JP H0281601 A JPH0281601 A JP H0281601A
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dovetail
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straight
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Zenichi Oda
小田 善一
Masahiko Sako
正彦 酒向
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Makita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は大入れルータに関する。
(従来技術) この種の大入れルータでは平溝加°[を行なうためのス
トレートビットとストレートビットにより形成された平
溝にさらにアリ溝を形成するためのアリ溝ビットが備え
られており、従来これらのビットのルータ本体に対する
軸方向(上下方向)の移動は手動により個々に対応する
ハンドルを操作することによって行われていた。
このような従来技術を示す公報としては例えば本願と同
一出願人による実公昭第61−27686号に記載され
たものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の大入れルータでは、ストレー
トビット及びアリ溝ビットの上手移動を行わせるために
は対応するハンドルを個々に手動にて操作しなければな
らないため面倒であり、また仮に手動ではなく電動で行
わせるとしても、それにはストレートビット用とアリ溝
ビット用の2基のモータを大入れルータ本体に組込まな
くてはならないため構造が複雑となりかつ重量が太き(
なる問題点を有していた。
特にストレートビット及びアリ溝ビットの上下動を電動
とし、かつその動きを数値制御する場合に、ストレート
ビットとアリ溝ビットのそれぞれを別個のモータで上下
動させる構造を用いると、各モータ用に制御装置、各制
御装置のための制御プログラム、データ入力プログラム
等を用意しなかればならず、不経済となる。また操作者
は各モ−タの制御のためのデータを入力する必要があり
面倒であるばかりでなく入力ミスを生じやすい。
そして入力ミスによる誤作動を防止しようとすると、各
ビットの高さを検出する手段を装置に組込む必要が生じ
、全体として相当に使いにくい高価な装置となってしま
う。
(課題を解決するための手段) 上記従来技術の課題を解決すべく、本発明の大入れルー
タはストレートビット及びアリ溝ビットを軸方向に移動
させるための巾−のモータと、該モータの自転を前記ス
トレートビット及びアリ溝ビットの軸方向で互いに逆方
向の移動に変換する変Fg1m構とを備えて構成され、
このような変換機構は、例えばストレートビットとアリ
溝ビットのスピンドルシャフトを各々保持するシャフト
ケーシングに設けられたピンと、対応するシャフトケー
シングに併設されて前記モータにより自転駆動され外周
に前記ビンが係合するほぼ螺旋状の溝を上下方向に備え
たカムとにより構成できる。
(作用) 本発明の大入れルータではストレートビットとアリ溝ビ
ットとは変換機構により単一のモータを駆動源として軸
方向に互いに逆方向に動かされ、ストレートビットが1
胃すれば逆にアリ溝ビットが下降し、一方ストレードビ
ットが下降すれば逆にアリ満ビットが1胃する。このよ
うな装置であれば、単一の制御系で制御することができ
る。
(実施例) 本発明の一実施例を図面を参照しつつ、詳細に説明する
まず、最初に本実旅例の全体構成の把握に供する為に、
本出願人が先に開発した従来の大入れルータを説明する
。なおこの大入れルータは実公昭61−27686号公
報に詳細に説明されている。
第29図は従来の手動で制御される電動人入れルータと
その大入れルータで加工される加工形状を示す斜視図で
ある。この大入れルータはワークWに対し平溝Aを形成
し、さらにアリ溝Bを形成することにより、大入れアリ
掛は加工を施すものである。大入れルータ本体1は図示
しないスタンドに対して水平2方向(以後X、Y方向と
いう)に手動によって移動可能に設置されており、ワー
クWはスタンドに固定されて加工される。平溝Aはスト
レートビット2によって加工され、レバー3を用いてス
トレー1〜ピツト2を所定の高さにまで下降させた状態
で、大入れルータ本体1をワークWに対して水平2方向
に適宜手動にて移動することによって、平溝△がストレ
ートビット2で加工される。次にアリ溝Bはアリ溝ビッ
ト4によって加工され、レバー5を用いてアリ溝ビット
4を所定の高さにまで下降させた状態で大入れルータ本
体1をワークWに対して水平2方向(主としてアリ溝の
長手方向(以後Y方向という))に適宜手動にて移動す
ることによってアリ溝Bがアリ溝ビット4によって加工
される。
なお、ストレートビット2、アリ溝ビット4はベルト6
を介してモータ7によって自転される。
ストレートビット2、アリ溝ビット4はいずれも独立し
て上下動可能であり、かつベルト6からの自転力で自転
可能な構造で本体1に組付けられている。
以上の全体構成は本実施例の場合もほぼ同様である。本
実施例の場合、後記するところから明らかなように、大
入れルータ本体1の水平2方向の移動及びビット2.4
の上下動がすべて自動化され、かつ数値制御によって運
転されるように改良されている。
次に本実施例を第1図から第28図を参照しつつ詳細に
説明する。
[機械的4M造について] 第1図は本実施例の機械的構造を示す平面図であり、第
2図は側面図である。
装置全体は、基枠10と、ルータ本体60と、ルータ本
体60を基枠10上水平2方向に移動させる移動機構4
0と、ワークWに対して基枠10を固定する為のクラン
プlfi1M20と、装置の制御システムとから構成さ
れている。
基枠10はXリヤフレーム12、xフロントフレーム1
4、Yレフトフレーム16とYライトフレーム18とに
よりほぼ方形の枠状に形成されている。
基枠10の下部にクランプ機構20が設けられている。
クランプ機構20はXリヤフレーム12に対してビン2
2を介して回動可能に取付けられたバイスレバー24と
、バイスレバー24にビン26で回動可能に連接され、
バイスレバー24の回動によって進退するパイプ28と
、パイプ28の先端に固定されたプレート30と、プレ
ート30を貫通して螺合するねじ部32と、ねじ部32
の先端に固定され、パイプ28ないしねじ部32の進退
によって進退するバイス34とで形成されている。
ワークWをXフロントフレーム14とバイス34との間
におき、バイスレバー24ないしねじ部32を操作する
ことによってバイス34をXフロントフレーム14の側
へ進出させることにより、ワークWと装置全体とを強固
に固定できる。なお、同クランプ機構20は実公昭61
−4277.7@公報に極めて類似した構造が示されて
いるので詳しい説明は省略する。
次にルータ本体を基枠10に対して水平2方向に移動さ
せる移動機構40について説明する。移動機構40は通
常のXY2軸移動機構であり、Y方向移動体42がY軸
(第1図の上下方向)方向に移動し、ルータ本体60が
Y方向移動体42に対してX方向く第1図の左右方向)
に移動する構造である。
まず、Y方向移動体42をY方向に移動させる機構を説
明する。Y方向移動体42は左フレーム43、右フレー
ム46、Xリヤパイプ44とXフロントパイプ45とが
ほぼ長方形状の枠を形成するようにして構成されている
。基枠10には左右一対のYフレーム16.18と平行
に左右一対のYパイ147.48が固定されており、同
Yバイア47.48に対してY方向移動体42の左フレ
ーム43、右フレーム46がスライド可能に組付けられ
ている。基枠10のYレフトフレーム16、Yライトフ
レーム18の上縁にはラック歯が形成されている。Y方
向移動体42にはY軸モータ50が固定されており、又
一対のギヤ52.54がシャフト56を中心として同時
自転可能に組付けられている。ギヤ52.54は前記ラ
ック歯と噛合い可能であり、かつY軸モータ50によっ
てギヤ列を介して自転される構造となっている。
上記IM造により、Y軸モータ50の正転ないし逆転に
よってY方向移動体42は基枠10に対してY方向に進
退する。
なお、Xフロントフレーム14にはY軸すミットスイッ
チ102が設けられ、Y方向移動体42が最もフロント
側に接近した位置(原点位置)にあるかどうかが検出さ
れる。
次にルータ本体60をY方向移動体42上をX方向に移
動させる機構を説明する。
ルータ本体60は2つの貫通孔を有し、Y方向移動体4
2のXリヤパイプ44とXフロントパイプ45がこの貫
通孔を貫通し、ルータ本体60はXリヤパイプ44とX
フロントパイプ45を案内としてX方向にスライド可能
に組付けられている。
Y方向移動体42にはX軸モータ58が固定されており
、同モータ58にはギヤ列を介してスクリュー59が自
転可能に結合されている。スクリュー59はルータ本体
60を貫通し、ルータ本体60の側壁と螺合している。
上記構造によって、X軸モータ58の正転ないし逆転に
よってルータ本体60はY方向移動体42上をX方向に
進退する。
なお、Y方向移動体42にはX軸すミットスイッチ10
3が固定されており、ルータ本体60がX方向の中央位
置(原点位置)にあるか否かが検出できるようになって
いる。
次にルータ本体60の構造を説明する。ルータ本体60
内にはストレートビット82とアリ溝ピット84を自転
させるモータ61が組込まれている。モータ61の自転
はベルト62を介してプーリー63.64に伝えられる
。プーリー63.64にはスピンドルシャフト65.6
6がキーによって相対自転不可能に組付けられている。
ただし、スピンドルシャフト65.66のキー溝は軸方
向に充分に長く、プーリー63.64に対して軸方向(
第2図の上下方向であり、以後Z軸ないし2方向という
)には相対移動可能となっている。スピンドルシャフト
65.66はシャフトケーシング67.68に対して一
対の軸受69.70ないし71.72によって相対自転
可能でかつ軸方向には相対移動不可能に組付けられてい
る。シャフトケーシング67.68の外壁にはビン73
.74が固定されている。このビン73.74は次に説
明するカム溝に係合している。
ルータ本体60には2軸モータ80が収容されている。
又、シャフトケーシング67.68に平行して同径のカ
ム75.76が自転可能に組付けられている。同カム7
5.76はそれぞれギヤ列を介してZ軸モータ80によ
って自転される。
カム75.76は第3図、第4図によく示されるように
、外周上にほぼ螺旋状のカム溝77.78を上下方向に
有し、このカム溝77.78に前述のビン73.74が
係合している。なおこのカム溝77と78は第3図、第
4図によく示されるように同ピツチではあるが螺旋の旋
回方向が逆に形成されている。
上記構造によりカム75.76とビン73.74とはZ
軸モータ80の自転をストレートピット82とアリ溝ビ
ット84の互いに逆方向の打降動に変換する変換機構を
構成している。すなわち2軸モータ80が自転すると、
カム75.76が自転し、カム溝77.78に係合して
いるビン73゜74はそれぞれ同速度で同距離だけ反対
方向に移動する。つまりビン73が上方へ移動すればビ
ン74は下方へ移動する。ビン73が−F方へ移動する
とシャフトケーシング67も上昇し、これに応じてスピ
ンドルシャフト65も上背する。このときビン74は下
降し、シャフトケーシング68、スピンドルシャフト6
6は下降する。
なお第3図、第4図によく示されているように、カム7
5.76のカム溝77.78は、その上部のピッチが残
部より小さく設定されている。このため例えばストレー
ト溝を形成するためにストレートビット82を下降させ
る場合に、アリ溝ビット84が上昇する距離は低く押え
られる。なおこの様子は第18図によく示されている。
このように、本実施例では、カム溝の形状を工夫するこ
とにより、一方のビットを下降させた場合に他方のビッ
トが上昇する距離を小さく押えることに成功している。
このため各ビットの上下方向の移動距離は全体としては
小ざくでき、装置の小形化および使用性に良好な結果を
与えている。
このようにしてスピンドルシャフト65の下端にチャッ
キングされたストレートピット82、スピンドルシャフ
ト66の下端にチャッキングされたアリ溝ピット84は
Z軸モータ80の自転によって一方が上昇すれば他方が
下降するようにしてZ軸方向に移動し、かつモータ61
によってそれぞれ自転駆動される構造となっている。
なおルータ本体60には2軸リミツトスイツヂ104が
固定され、スピンドルシャフト65が所定高さにあるか
どうかを検出できるようになっている。この他Z軸モー
タ80の出力軸にはアーム105が取付けられている。
このアーム105の先端には磁石が取付けられている。
またルータ本体601111にホール素子106が固定
されており、ホール素子106の出力によりZ44モー
タ80の出力軸が所定の自転角度位置にあるかどうかを
検出できるようにしている、この作用については復で詳
しく説明する。
さて、上記した機械的構造を有する大入れルータは数値
制御方式で運転可能である。次にこのための制御l装置
について説明する。。
[制御システムの構成について] 第5図は制御システムの全体構成を示すシス1ムブロッ
ク図であり、同システムは中央演韓処理装置(CPU)
と、跣出し専用メモリ(ROM)と占込み読出し可能な
メモリ(RAM)とを有するマイクロコンピュータ90
を中心として構成されている。マイクロコンピュータ9
0には入力用のキーボード91が接続されており、同キ
ーボード91からの入力信号に基づいて後で詳しく説明
する処理手順に従って必要なデータ処理が実施された後
、マイクロコンピュータ90はドライバ95にデータを
出力し、ドライバ95はこの信号を増幅等してモータの
駆動電力に変換してモータに供給する。この構成によっ
て、X軸モータ58、Y軸モータ50、Z軸モータ80
がマイクロコンピュータ90によって制御される。なお
マイクロコンピュータ90には上記の他に液晶デイスプ
レィ92、ブザー93及び表示ランプ94がデータの表
示用に接続されている。またウォッチドッグタイマ10
0が接続されており、これはCPUの作動異常を常時チ
エツクしている。さらにマイクロコンピュータ90には
後記のデータ処理を実行するために、XYZの各リミッ
トスイッチ102゜103.104及びホール素子10
6が接続され、またモータ61の駆動電流を検出する検
出回路97が接続されている他、モータ61のオン・オ
フがマイクロコンピュータ90で制御される構成となっ
ている。
第6図はキーボード91を示すものであり、図示の24
種のキーがマトリックス状に配列されている。
なお、キーボード91、液晶デイスプレィ92、表示ラ
ンプ93は第1図のXフロントフレーム14の上面10
1に配置されている。
第7図は本制御システムにおいて用いられるデータの意
味を図示したものであり、平溝Aは奥行、幅、ストレー
ト深さで寸法が設定され、かつ必要に応じてスベリの寸
法が設定できる。アリ溝8はアリ奥行、アリ幅(これは
本実施例ではアリ溝ビット84の径にアリ幅補正を汀線
した値として設定される)とアリ深さとで寸法が設定さ
れる5、第8図は前記のデータに基づいて制御されるス
トレートビット82の水平2方向の移動軌跡を矢印で示
した図である。なおこの図の場合、ストレートビット8
2は時H1自転方向に自転している。
この実施例の場合、ストレートビット82はまず溝の外
周に沿って移動し、最後に内周側を削り込むことによっ
て平溝Aを形成する。
第9図はストレートビット82の他の移動パターンを示
し、先に内周側を削った後、外周を削ることにより溝を
形成する例を示している2、いずれのパターンも一長一
端があり、それぞれのパターンに合せた細かな調整をす
ることにより、良好な平tAAを形成することがで、き
る。この微調整については優で詳しく説明する。
第10図はアリIBを形成するときのアリ溝ビット84
の移動軌跡を示した図であり、アリ溝Bの幅はアリ溝ビ
ット84の径とアリ幅補正とを加算したもので形成され
る様子が理解される。
第11図はアリ溝Bの入口側を面取りする為のアリ溝ビ
ット84の移動軌跡を示すものである。
なお、第10図及び第11図中にはアリ溝ピット84の
移動順序が対応する丸印付きの数字で示しである。アリ
溝ビット84は図示Oの位置で■まで下降した後、■の
位置に向って第11図上斜めに下降する。これは実際に
は2軸モータ80が2パルス進むごとにX軸モータ58
を1パルスだけ自転させることによって実現される。ア
リ溝ピット84は■の位置から■の位置へ移動し、その
後■の位置に向って水平方向に移動する。アリ溝ビット
84はその後■■■の位置を水平方向を移動する。アリ
満ビット84は■の位置まで移動した慢、■の位置へ向
って斜めに1胃する。これはZ軸モータ80とX軸モー
タ58を適宜運転させることにより実施される。上記ア
リ溝ピット84の移動軌跡は縁欠き等の発生が防止でき
るようによく配慮されたものである。
なお、上記第8図〜第11図に示した各位置は第7図に
示した各種データに基づいて決定されるものである。こ
れらの図に示したビットの移動軌跡については図中の丸
印付きの数字以外の数字。
符号とともに後でさらに詳細に説明する。
I ill III 手It ] さて、第12図は第7図に示したデータを入力し、この
データに基づいてストレートビット82及びアリ溝ビッ
ト84を第8図ないし第11図に示したようなパターン
で移動制御する処理手順を示すものである。
電源をオンをすると、マイクロコンピュータ90の初期
化が実施され、装置は作動可能に用意される。ステップ
810は暗証キーが押されながら電源がオンされたかど
うかを判断するステップであり、常時の操作時にはステ
ップ812に進む。
明証コードを押しながら電源をオンする操作はZ軸調整
モードを必要とする場合になされる(ステップ511)
。これについては第17図、第18図に関連してRv&
に詳しく説明する。
通常の運転状態の場合には、処理はステップS12に進
み、Y軸すミットスイッチ102がオンかオフかを判断
することにより、Y方向移動体42が原点位置にあるか
ないかを検出する。Y方向移動体42が原点位置にない
場合には不用意にルータを操作するとワークWを予想に
反して傷つけることがあり得るために後で説明するマニ
アルモードによる操作のみを可能とし、自動運転モード
には進まない。ステップS12でY方向移動体42が原
点位置にあることが確認されると、処理は自動運転の為
の処理を開始し、まずステップS13でX、Y、Z軸の
すべての方向においてルータを所定の原点位置へ復帰さ
せる。この手順は第13図から第15図で詳しく説明さ
れている。
第13図はルータ本体60をY方向移動体42に対しX
方向に移動させ、原点位置へ復帰させる手順を示す。ま
ず最初にステップ830でX軸すミットスイッチ103
がオンかオフかを判断し、もしもオフならばループL3
1をX軸すミットスイッチ103がオンとなるまで繰返
す。このループはX軸すミットスイッチ103がオンし
た直後に終了し、このようにしてステップ832ではル
ータ本体60がY方向移動体42に対しX方向原点位置
に戻される。ステップ830で既にX軸すミットスイッ
チ103がオンであれば、ループL33をX軸すミット
スイッチ103がオフとなるまで繰返し、その後ループ
L31を繰返して原点へ復帰させる。
第14図はY方向移動体42を基枠10に対してY方向
の原点位置に復帰さゼる処理手順を示しており、ステッ
プS40で予めY軸モータ50を所定パルスだけオフ側
へ駆動する。この状態でステップ841でY軸すミット
スイッチ102のオン・オフを判断し、オンであればス
テップ842でエラーを表示する。これは装置に何等か
の故障が生じている場合に生じるので必要な修理を必要
とする。ステップ841でオフと判断されると、ループ
L42をリミットスイッチがオンになるまで繰返す。こ
れによりステップ843でY方向移動体42は原点位置
へ復帰する。
Z軸方向の原点復帰処理は第15図に基づいて実施され
る。同処理は第13図に示したX方向の原点復帰処理に
対してステップ845のみが相違する。これはZ軸方向
の原点復帰位置をX、Y方向に比して精度を向上させる
ために用いた改良であり、同処理の内容は第16図を参
照するとより良く理解される。
第16図において横軸はZ軸モータ80の自転数を示し
ている。Z 16リミツトスイツチ104はZ軸モータ
80の自転数に対し、所定の値を境としてオン・オフが
切換えられるが、7輪リミットスイッチ104がオン・
オフを切換える精度はあまり良いものでないため、単に
Z軸すミットスイッチ104の出力だけで原点位置を定
めると原点位置が図示Pの範囲でズレることが避けられ
ない。
これに対し、前述したホール素子106は2軸モータ8
0の出力軸に固定されたアーム105がホール素子10
6に対向したときのみハイとなり、その検出誤差はリミ
ットスイッチによるときの検出誤差よりも小さい。ただ
しホール素子はZ軸モータ80が一自転するごとにハイ
となるため、このホール素子106の出力のみでは原点
かどうかを検出することができない。本例ではZ軸すミ
ットスイッチ104がオンであり、かつホール素子出力
がハイであることを検出することによりZ軸方向の原点
復帰位置の精度を向上させている。さて、このようにし
てX、Y、Z方向の原点復帰処理が実行されると、処理
は第12図のステップS15に進む。
ステップ815では「オート・同じ寸法?Iと表示する
。ここで「ハイ」を入力すると、後述するステップS2
2に進行するが、ここでは自動運転を同じ寸法で再度実
施しない場合についてまず説明する。
処理がループL14を繰返している間にマニアルキーが
押されると、ステップ817に示すマ二アルモードに切
換えられる。このマニアルモードは第19図に詳しく説
明されている。
加工条件キーが押されると、ステップ819に示す加工
条件設定モードに切換えられる。この加工条件設定モー
ドは第21図に詳しく説明されている。
ステップS15で表示された[オート・同じ寸法?」に
対し、イイエキーを押すと、ステップS21の新しく加
工寸法を入力できる加工寸法設定モードに切換えられる
。なおこの加工寸法設定モードは第22図で詳しく説明
されている。
[マニアルモードの説明1 それではまス最初にマニアルキーが入力された場合につ
いて説明する。マニアルキーが押されると、ステップS
17に示すマニアルモードに切換えられ、第19図、第
20図に示されるマニアルモードが実行される。ステッ
プ850ではマニアルモード中に押されたキーの種類を
判別する。ステップ851はマニアルモードを終了させ
るための条件が成立したかどうかを判別するステップで
あり、これについては後記する。ステップS52ではス
テップ850で判別された押されたキーの種類に応じて
本装置を運転させる。
キーの種類と本装置との運転との対応関係は第20図に
示されている通りである。なお早送りキーが同時に押さ
れると、それぞれX、Y、Z軸モータの自転を高速とし
てX、Y、Z方向の移動が速められる。
このマニアルモードでは第20図に示すキーを適宜操作
することにより、マニアルで制御しつつ溝加工を実行す
ることができる。ステップ851ではY軸すミットスイ
ッチ102がオンの状態でオートキーが押されたかどう
かを判別し、条件が成立すれば、ステップ853.54
.55に示すようにX、Y、Z方向のそれぞれについて
原点復帰処理を行なった後、マニアルモードを解除しメ
インルーチンへ戻る。
[加工条件設定モードの説明] 第12図に示すメインルーチンにおいてループL14が
繰返されている間に加工条件キーが押されるとステップ
819で加工条件設定モードに切換えられる。この加工
条件設定モードでの処理は第21図に詳しく説明されて
いる。
ステップ860で[ストレート径?1と表示されるので
、それに応じて用いるストレートビットの直径を入力す
る。なお入力は数字キーを用いて直径を入力した後ハイ
キーを押すことにより実行される。ステップ862は入
力されたデータが予め定められている所定の範囲内にあ
るかどうかを判別するステップであり、範囲内になけれ
ば再度ストレートビットの径の入力を待つ。
正しいデータが入力されると、次にステップS63で「
アリ幅補正あり」又は「アリ幅補正なし」を表示する。
ここではこれから加工しようとする形状が第7図に示し
たアリ幅補正がピロかゼロでない形状かを指定する。こ
の指定の手順は例えばアリ幅補正−〇にもかかわらず「
アリ幅補正あり」と表示されている場合にはステップ8
64に示すようにイイエキーを押す。すると表示は「あ
り幅補正なし」に切替わる。このようにしてイイエキ−
を必要に応じて操作してこれから加、[シようとする形
状に合せて「アリ幅補正」が「ある」か「ない」かを正
しく表示させておいてステップS65に示すようにハイ
キーを押すことにより゛、アリ幅補正の有無がセットさ
れる。
ステップ866〜868は奥行M準を0rnlRの位置
にとるか、15履の位置にとるかをセットするものであ
る。なお奥行基準は次に説明する墨合せモードで用いら
れる基準である。ステップ369〜371はこれから加
工しようとする平溝に第7図に示したスベリがあるかな
いかを指定するステップであり、ステップ363〜65
と同様、イイエキーを用いて正して状態をセットしてお
いて、イエスキーを押すことにより]゛あり」1゛なし
」がセットされる。
ステップ372〜74は次に説明する加I を法設定モ
ードにおいて、データをミリの単位で扱うか、寸の単位
で扱うかを指定するステップである。
先と同様にイイエキーをもちいてミリ又は寸を選択した
後、イエスキーを入力することにより単位を選択する。
以上により加工条件設定モードは終了し、第12図に示
したメインルーチンのループL14に戻る。
[加工寸法設定モードの説明」 次に第12図のループL14で、イイエキーが押される
ことにより第12図のステップ821に示す加工寸法設
定モードに切換えられたときの処理手順を第22図を参
照して説明する。
本モードは加工すべき平溝Aとアリ溝Bの寸法を入力す
るモードである。これはそれ以前に実行された加工茶f
t設定モードでセットされている条件に対応して実行さ
れ、単位として「ミリ」が設定されていれば入力数字は
「ミリ1単位として入力され、「寸」が設定されていれ
ば「寸」単位のデータとして解釈される。本フローチャ
ートは理解の便を図るために一部簡単化されて表現され
ており、ステップS81,882.883から経路L8
4を経てステップ881に戻るループを7回繰返して加
工寸法設定モードが完了する。
ステップS81では入力すべきデータの種類を表示し、
第1回目のループでは「幅?」と表示する。この表示に
応答して加工すべき平111Aの幅を押し、ついでハイ
キーを押すことによって幅データが入力される。ステッ
プ883では幅として入力されたデータが正常の範囲内
かどうかを判別し、異常であれば経路L83を経て再痕
幅データの人力を求める。正常なデータが入力されてい
れば経路184を経てステップ881へ戻る。このとき
加工条件設定モードで「スベリ」が「あり」とされてい
るか「なし」とされているかによって異なる表示をする
。今「あり」が設定されていれば、ループは2回目を実
行し、[スベリ?1を表示する。これに応えてステップ
882で加工すべき平溝Aのスベリの値を入力する。入
力データが正常の範囲内のものかどうかが883で判定
されるのは第1回ループの場合と同様であり、またそれ
以後のループでも同様である。
今、加工条件設定モードにおいて「スベリ」が「なし」
と設定されている場合には第2回目のループは実行が省
略され、第1回目のループから直ちに第3回目のループ
に移行する1、以後全く同様の手順によりrm行」、「
アリ奥行」、[アリ幅補正J、「ストレート深さ」、「
アリ深さ」が対話形式で入力される。なお第5回目のル
ープのアリ幅補正の入力ループは加工条件設定モードで
アリ幅補正がないとされている場合には実行が省略され
ている。
以上により、加工寸法人力モードは完了し、第12図に
示されるメインルーチンの114のループに復帰する。
さて、以上によりデータの設定や加工条件の設定が終了
する。そこで次にこのようにして設定されたデータ等に
基づいて本装置を自動運転する手順を次に示す。
この手順は第12図のループし14において、ハイキー
を入力することにより実行される。これはステップS1
5で「オート1同じ寸法?、1と表示されているのに対
し、「ハイ」と入力する操作である。この操作が行なわ
れると、次に述べるように装置は自動運転の為の処理に
移行し、先に説明した加工条件設定モード又は加工寸法
設定モードで設定されたデータに従って!1mされる。
なおループL14において、加工寸法設定モード等が実
行されることなく、直接「ハイ」キーが入力されると、
それ以前に設定されていたデータがそのまま有効なもの
として自動運転の制御に用いられる。
なお、本実施例の場合、オプションでカードリーダを付
設することができる。この場合には予め加工条件データ
及び加工寸法データを入力しておいてカードをカードリ
ーダを用いて読込ませることにより、データ設定モード
における入力操作に換えることができる。加工すべき寸
法条件が数種類のものに限られている場合には種類毎に
カードを用意しておけばよく、入力手続きは簡便であり
、かつ入力ミスも生じない。
さて、第12図のステップ314でハイキーが入力され
たことが判別されると、ステップ822で「墨合せモー
ドが完了?]と表示する。ここで完了していれば、ハイ
のキーを押すことにより、ステップ825に進む。墨合
せモードが完了していなければ、イイエキーを用いるこ
とにより墨合せモードが実行される。
[墨合せモードの説明] 墨合せモードは自動加工をするに当って、ワークの所定
の位置に溝が形成されるようにする為の手続である。こ
のモードでは溝を形成する位置をセラ1−する。自動加
工時にはこのモードでセットされた位置を基準として溝
加工を行なう。このモードでの処理手順は第23図のよ
うにして進行する。墨合せモードが実行されると、まず
最初に「横2セットせよ」と表示される。そこで装置に
チャッキングされているワークWに対し、加工すべきア
リ溝Bの中心線上にルータ本体60が位置するように「
ヨコ→」キー又は「ヨコ(−」キーを用いてルータ本体
60をX方向に移動させる。移動完了後ハイキーを入力
することにより、溝加][をする際のX方向の中心位置
がセットされる。
ステップ892はセットされた位置を中心として入力さ
れている寸法の溝が加工可能かもしくは基枠10を干渉
して加工不可能かを判断するステップである。不可能な
ときはワークWをズラしたうえワークWを再チャツキン
グするように表示した後、ステップS90へ戻る。
加工可能なときはステップ894で「奥行:セットせよ
」と表示する。そこで[オクユキ↑1キー又は「オクユ
キ↓」キーを用いてルータ本体60をY方向に移動させ
、加工条件設定モードにおいて奥行基準がrOJとセッ
トされていればルータ本体60のビット中心がワークW
端面に一致するまで、奥行き基準が「15」とセットさ
れていればルータ本体60のビット中心ががワークW端
面から15#w+入込んだ位置に位置するように移動さ
せる。正しくセットした後ハイキーを押すことにより、
奥行M準が正しくセットされ、以後の自動加工はこのよ
うにしてセットされた位置を基準として実行される。な
おステップ396は基準位置で加工可能かどうかを判別
するものであり、これはX方向の墨合せ時と全く同様で
ある。
さて、奥行基準がセットされると、装置はステップS9
7に示すように、各ビットが9−クWの端面にほぼ接す
るような位置に位置するまでY方向移動体42をY方向
のフロント側へ移動させる。
ここでステップ899に示すように「ストレート↑」又
は「ストレート↓」を用いてストレートビット82を上
下動させ、ストレートビット82下端面がワークW上面
と一致するようにする。一致したときに[ハイJキーを
入力することにより、溝を加工する際の高さ方向の基準
がセットされる。
これで墨合ぜモードは終了し、第12図に示すメインル
ーチンのステップ825に進行する。
ステップ825では[スタートマイイエ?」を表示する
。何等かの不都合があって自動運転をしない場合にはイ
イエキーを入力することによって処理はステップ815
に戻る。これにより加゛[条件を再設定したり、加工寸
法を修正したり、墨合せ操作をやり直したりすることが
できる。
[自動運転について] さて、すべての基準が完了したならば、スタートキーを
押すことにより、処理はステップ828に進み、大入れ
アリ掛は加工が全自動にて実行される。すなわち、 ■ 墨入れモードにおいて、X方向及びY方向の基準位
置として設定された位置を基準として、第8図のaに対
応する点を算出して、その位置へストレートビットを移
動させる。なお、ここで加工条件設定モードで奥行基準
が0とされていたか、15とされていたかによって墨入
れモードで設定されたY方向基準位置の意味を判別し、
YJI標についてはストレートビットがワークW端面に
かからないaの地点を算出する。また点aのX座標位置
は幅とストレート径によって算出される。
■ aの地点でストレートビットは墨入れモードで設定
された1方向の基準位置と、ストレー 1−深さとして
入力されたデータに基づいて決定される高さ位置にまで
下降し、モータ61が自転を始めてストレートビットも
自転を始める。
■ 以後は平fiAとして指定された寸法とストレート
ビット径ど墨入れモードで設定されたX、Y方向の基準
位置とに基づいて第8図に示す経路に沿ってストレート
ビットを移動させる。
■ これにより平溝Aが完成する。
なお、第8図においてストレートビット82の軌跡の横
に四角で囲った数字はストレートビット82の刃先の移
動速度番号を示し、その絶対的な速度は第26図、第2
7図に示されている。第8図からよく理解されるように
、平溝Aの外周を形成する際のスピードは内周のそれよ
りも遅く設定されている。これは切り屑の円滑な排出を
可能とするためである。また図示C1(1の間では非常
な低速で移動するように制御される。これは平溝Aを形
成する際に縁が欠けることを防止するためである。
第9図のようにストレートビット82を移動させて平溝
Aを形成することも可能であり、この場合のスピードは
図示のものが好ましい。この例の場合、ストレートビッ
ト82を点eの点(この点でストレートビット82はワ
ークW端面に僅かにかかる)で下降させる。このように
すると、縁欠けの発生が防止できる。第9図のように移
動させると、一般には切り屑の排除がスムースになされ
、また平溝への仕上げ而が良好に仕上がる。
なお、上記スピードは標準的なものであり、例えばワー
クWに節が存在する場合等には自動的にスピードを遅く
するプログラムが準備されている。
これについては後で説明する。
さて、このようにして平温Aが形成された後、今度は2
軸モータ80が働いてストレートビット82を上昇させ
アリ溝ビット84を下降させながら、アリ溝ビット84
が第10図、第11図に示ず経路に沿って移動するよう
にX、Y、Z軸モータを移動させる。一連の処理が終る
と、面取りの施されたアリ溝Bが形成され、大入れアリ
掛は加工が全自動にて完了する。
全加工が完了すると、第12図のメインルーヂンのステ
ップ829でビットないしルータ本体60を原点位置へ
復帰さゼ、ステップS15に復帰する。同じサイズの加
工を再現する場合にはイエスキーを入力することにより
、処理はステップS22に戻り、墨合せモードによって
加−[の基準となる位置を決めた後再度同様の全自動加
工が実行される。寸法等を修正する場合には、加工寸法
設定モード等に切換え、必要なデータを修正した後、墨
合せモードに進めれば良い。
U刃先移動速度の自動制御についてJ 第24図と第25図は刃先の移動速度を第8図ないし第
11図に示した標準スピードから必要に応じて減速させ
るためのシステムと処理方法を示したものである。これ
はワ〜りWに例えば節等があって加工速度を遅くする必
要がある場合の為の仕組みであり、刃先の摩耗等にも対
処できるものである。
本システムはビット駆動用のモータ61に過電流が流れ
たことを検出して必要な処理を施すものであり、第24
図に示すようにモータ61の駆動?!流に比例する電圧
がカレントセンサC8(図示ではカレントトランス)に
よって第5図に関連して説明した過電流検出回路97に
取出され、これがタイオードDで直流化され、ざらに抵
抗R、コンデンサC等で平滑化されて、比較器に入力さ
れる。ここで可変抵抗VRは予め一定の分圧比率となる
ように調整されている9、比較器は基準電圧E1と比較
してモータ61に過電流が流れているかどうかを検出し
、その結果をマイクロコンピュータ90に入力する。
マイクロコンピュータ90は第25図の手順で刃先の移
動速度を調整する。すなわち、マイクロコンピュータ9
0は過電流カウンタを有しており、自動加工運転が開始
されたとぎに、ステップ5100でカウンタをU口にク
リアする。自動加[運転中、一定の間隔で比較器の出力
を入力し、過電流でなければステップ5104でカウン
タがら1を減じるとともに、ステップ5105に示すよ
うに第8図ないし第11図に示した標準的刃先移動速度
が得られるように、各X、Y、Z軸モータへ駆動電流を
出力する。なお本例の場合、X、Y。
Z軸モータはいずれもステップモータであり、マイクロ
コンピュータ90は標準移動スピードが得られるような
時間間隔で各モータにパルスを送出す。
ステップ5102でモータ61に過電流が流れているこ
とが判別されると、ステップ8103でカウンタに1を
加えるとともに、ストップ8108で送り速度を遅くす
る。これは出力するパルスの時間間隔を長くすることで
実行する。ただし、既に送り速度が第26図〜第28図
に示す速度表上、最低速度にまで落している場合にはこ
れ以上速度を遅くすることはしない。
ステップ5101で自動加工が終了したことが判別され
るとステップ5109に示すように、過電流カウンタが
所定値以上であるかどうかを判別し、所定値以上であれ
ば刃物が摩耗していることが多いので、刃物を交換する
旨の表示を液晶デイスプレィに表示する。この後X、Y
、Z軸方向にそれぞれ原点復帰させた後、第12図のス
テップ815に戻る。
さてこれにより、予め定められた好ましい標準スピード
で加工が実施されるとともに何等かの原因で加ニスピー
ドを落すべきときは必要なだけ加ニスピードを落す処理
が実行され、あらゆる事態に対処できるように配慮され
ている。
[刃先移動速度の加速及び減速制御について]上記で説
明したように、X、Y、Z軸モータ58.60.80は
いずれもステップモータであり、第8図〜第11図に示
した移動軌跡に沿いまた同図に示した速度番号に従って
速度III Illされる3、このような速度制御に際
し1.現在の速度番号の速度から別の速度番号の速度に
加速し、あるいは減速する場合、例えば第8図の点aか
ら点すに至るY軸方向の移動軌跡を例にとって説明する
と、まずY軸方向の速度は停止状態(速度ゼ0)から速
度番号8で示される速度にまで加速してワークWに切込
み、以後速度番号8で示される速度を保ちながらY方向
に移動し、点すの近傍に達したとき減速を開始して、点
すに達したとき再びぜ口となる。
このようにステップモータ58.60.80を増減速す
る場合、各ステップモータへ出力する駆動パルスのパル
ス間隔を急激に変化させると脱調等を生じることがある
。これを避けるために本実施例の装置では次のような加
速、減速の手順を用いている。
まず速度ピロの停止状態から速度番号8の速度にまで加
速する場合を一例として説明する。この場合はまず第1
パルスを出力した後、速度番号0に対応するパルス間隔
をおいて第2パルスを出力する。次に速度番号1に対応
するパルス間隔を置いて第3パルスを出力する。以後パ
ルス間隔を短くしつつ第4パルス以後を順次出力し、そ
のパルス間隔が速度番号8に対応するパルス間隔に達し
た後は以後同一パルス間隔で駆動パルスを出力する。こ
れによりモータは順次加速されつつ速度番号8に達し、
以後速度番号8が維持される。
逆に減速する場合には、減速開始後筒1のパルスを即動
番号7に対応するパルス間隔で出力する。
ついで速度番号6に対応するパルス間隔で第2のパルス
を出力する。以後パルス間隔を長くしつつ第3パルス以
後を順次出力し、速度番号Oに対応するパルス間隔で最
終パルスを出力したあと、駆動パルスの出力を停止する
。これによりモータは速度番号8から順次減速されつつ
停止に至る。
本実施例の加速・減速のための1lN11方式によると
、ステップモータの脱調が防止される他、ビットの位置
精度が向上する。また本制御方式は制御の手順が単純で
あり、かつ最終移動速度に調整するための手順と相当多
くの部分において共通のブOグラムが利用できる利点を
有する。
[Z@調整モードについて] さて、上記で本実施例の作動説明はほぼ完了したが、最
後に本装置内に内蔵されるZ軸方向の調整に関する工夫
を説明する。
前記したように本実施例の装置では1つのl軸モータ8
0によってストレートビット82とアリ溝ビット84を
あたかもシーソーのように上下動させる構造を有してお
り、かつ原点位置に復帰させるにあたってはZ軸すミッ
トスイッチ104だけでなく、ホール素子106をも用
いることにより原点位置の精度を高めている。このこと
は原点位置の再現精度が高いことを意味しているが、必
ずしも原点位置においてストレートビット82とアリ溝
ビットの84の高さが等しいことを意味しない。第18
図は横軸にZ軸モータ80の自転数をとり、縦軸にはビ
ットの高さをとったものである。第3図、第4図に示し
たカム75.76においてカムfi77.78のリード
は等しく設定されているため、ストレートビット82の
高さ変化とアリ溝ビット84の^さ変化とは互いに逆方
向に同じ傾きをもった線上にのる。なお先にも説明した
ように、カム溝77.78のリードは上部において小さ
く設定されているので、ストレートビット82.アリ溝
ビット84が一定高さ以上に上昇すると、それより上方
における上下動速度は小さくおさえられ、第18図のよ
うな折線グラフとなる。
各ビットを原点に復帰させたとき、ストレートビット8
2とアリ溝ビット84が同一の高さであれば、すなわち
原点復帰位置が図示Oの点であれば、特別な配慮を必要
としないが、実際には組付は誤差等により原点復帰位置
においてストレートビット82とアリ溝ビット84の高
さが異なっていることがあり得る。
この場合、墨入れモードで加工基準高さを決定する際、
ストレートビット82を用いて加工基準面を設定する為
、ストレート深さは入力されたデータ通りの深さで加工
されるものの、アリ溝Bの深さは第18図の点M、Nの
^さの差だけずれてしまう。
本IIの場合、これを避けるために次のような処理方法
を採用した。
今、第18図に示すように原点に復帰させた場合、スト
レートピッ1−82はNに、アリ溝ビット84はMにあ
る場合、これからDパルスZ軸モータ80を自転させて
ストレートビット82を1・降させたときのストレート
ビット82の^さをE m 。
逆方向にDパルスZ軸モータ80を自転させてアリ溝ビ
ット84を下降させたときのアリ満ピット84の高さを
F#lIとする。ここでストレートごット82及びアリ
溝ビット84が1パルスについて上下動する高さ変化を
a履とすると、両ビットの高さを一致させるためには原
点位置からa であることがわかる。このXの値を求め、かつ平溝加工
後、アリ溝ビット84を下降させる際にアリ深さとして
入力されたデータのみならずXの値をも考慮したうえで
アリ溝ビット84を下降すれば実際に指定された深さの
アリ溝Bが加工されることになる。
第17図はこの調整作業の為のフローチャートである。
このZ@調整モードは第12図のフローチャートで示さ
れるように電源投入時に予め定められた暗証キーを押す
ことにより実行され、通常は行なわれない。装置毎に一
旦調整しておけばよいので、通常は工場出荷段階で行な
われるものである。
上記のようにして求められたXの値はマイクロコンピュ
ータ90に記憶され、Z軸モータ80へ出力するパルス
数を篩用するために参照される。
(効果) 本発明の大入れルータでは単一のモータを用いてストレ
ートビットとアリ溝ピットの胃降動を行なわせることが
できるので、大入れルータ本体の構造の簡略化及び軽量
化を果すことができる。またストレートビットとアリ溝
ビットの胃降を数値制御で行う場合に本発明を採用すれ
ば、単一のモータを制御するだけでよいので、制御シス
テム、制御の為のプログラム及び制御のための入力操作
等の筒略化を果たすことができる利点を有する。
4、図面の1!!It11な説明 図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は一部を断
面で示した大入れルータの平面図、第2図は第1図の略
中央断面を右側面側から見た図、第3図及び第4図はそ
れぞれ第1図及び第2図に示したストレートビット及び
アリ溝ビット昇降用のカムの要部の正面図、第5図は第
1図及び大2図に示した大入れルータの1illlll
システムのブロック図、第6図は第5図に示したキーボ
ードの配置図、第7図は第5図に示した制御システムに
おいて用いられる各加工データを図示したワークの斜視
図、第8図は第5図に示した制御システムに入力された
データに基づくストレートビットの水平2方向の移動軌
跡を示すワークの一部の平面図、第9図は他の移動軌跡
を示す第8図と同様な平面図、第10図はアリ溝ビット
の移動軌跡を示す第8図と同様なワークの一部の平面図
、第11図はアリ溝の入口側を面取りする為のアリ溝ピ
ットの移動軌跡を示すワークの一部の正面図、第12図
は第7図に示したデータの入力に基づいてストレートビ
ット及びアリ溝ピットを第8図〜第11図に示した軌跡
で移動制御するための制御のフローチャート、第13図
および第14図は第12図に示したフローチャート中ル
ータ本体をそれぞれX軸、及びY軸方向に原点復帰させ
るための詳しいフローチャート、第15図は第2図に示
したフローチャート中ストレートビット及びアリ満ビッ
トを2軸方向に原点復帰させるための詳しいフローチャ
ート、第16図は第15図に示したフローチャートの補
足説明図、第17図は第12図に示したフローチャート
中2軸調整モードの詳しいフローチャート、第18図は
第17図に示したフローチャートの補足説明図、第19
図は第12図に示したフローチャート中マニアルモード
の詳しいフローチャート、第20図は第19図中のステ
ップにおいて利用される操作キーの説明図、第21図は
第12図に示したフローチャート中加工条件設定モード
の詳しいフローチャート、第22図は第12図に示した
フローチャート中加工寸法設定モードの詳しいフローチ
ャート及び該フローチャート中におけるループの各回に
おいて入力すべきデータとして表示されるデータを示す
図、第23図は第12図に示したフローチャート中墨合
せモードの詳しいフローチャート、第24図はストレー
トビット及びアリ溝ビットの刃先の移動速度を自動t1
1制御するためのシステムを示す図、第25図は第24
図に示したシステムを利用して自動加工を行うためのM
御のフローチャート、第26図〜第28図は第8図〜第
11図中に示した各ピットの移動速度のそれぞれX軸、
Y軸及びZ軸方向の速度番号の説明図、第29図は本実
施例の全体構成の把握に供するために示した従来の大入
れルータの斜視図である。
60・・・ルータ本体 65.66・・・スピンドルシャフト 67.68・・・シャフトケーシング 73.74・・・ビン 75.76・・・カム 77.78・・・カム満 80・・・2軸モータ 82・・・ストレートビット 84・・・アリ溝ビット 第3図 第4図 出願人  株式会社マキタ電機製作所 代理人  弁理士間 1)英 彦(外3名)第6 図 lN ず 7り幅情正 固 凹

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ストレートビツト及びアリ溝ビットを軸方向に移動させ
    るための単一のモータと、該モータの自転を前記ストレ
    ートビット及びアリ溝ビットの軸方向で互いに逆方向の
    移動に変換する変換機構とを備えたことを特徴とする大
    入れルータ。
JP63234635A 1988-09-19 1988-09-19 大入れルータ Expired - Lifetime JPH07110482B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE36290E (en) * 1991-03-19 1999-09-07 Air Liquide Electronics Chemicals & Services, Inc. Manufacture of high precision electronic components with ultra-high purity liquids

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853601U (ja) * 1981-10-07 1983-04-12 株式会社マキタ電機製作所 携帯用ル−タ

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USRE37972E1 (en) 1991-03-19 2003-02-04 American Air Liquide, Inc. Manufacture of high precision electronic components with ultra-high purity liquids

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