JPH0284781A - 高温超伝導体による接合 - Google Patents

高温超伝導体による接合

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JPH0284781A
JPH0284781A JP1013109A JP1310989A JPH0284781A JP H0284781 A JPH0284781 A JP H0284781A JP 1013109 A JP1013109 A JP 1013109A JP 1310989 A JP1310989 A JP 1310989A JP H0284781 A JPH0284781 A JP H0284781A
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JP
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junction
ceramic
superconducting material
substrate
temperature
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JP1013109A
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Naoki Awaji
直樹 淡路
Yoshio Kikuchi
吉男 菊地
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 高温超伝導体接合及び光センサに関し、両側が高温超伝
導材料からなるトンネル接合などを安定に作製すること
、及びそれを利用した光センサを提供することを目的と
し、 異種のセラミ・リフ超伝導材料のヘテロ接合を形成する
工程において、任意に接合面にバリヤ層を設け、接合面
での相互拡散により該接合部に絶縁層を形成し、また光
センサではこのようなペテロ接合を透明基板上に形成す
るように、構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はセラミック高温超伝導材料を用いた接合とその
製造方法及びそのような接合を用いた光センサに関する
近年に高温超伝導材の開発は目ざましいが、この材料を
電子デバイスに利用しようとする場合、良質のトンネル
接合(ジョセフソン接合)を作る必要がある。
〔従来の技術〕
従来のトンネル接合作製例を第12図に示す。
まず初めに基板1上に超伝導薄膜2、例えばNbを作製
後、絶縁膜3、例えばAl2O,、MgO,Sho□。
等を約50人種度堆積し、その上に超伝導薄膜4を作製
していた。
また、従来の超伝導材による光センサはサファイア基板
上に同種の超伝導材、例えばNb0間にやはり絶縁膜、
通常アルミナなどを約20人種度の厚みで挿入して作製
していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
超伝導体のジョセフソン接合においては、絶縁層の厚さ
が数十人程度に薄い必要があるが、従来の作製方法では
、酸化物超伝導体の場合、膜表面の平坦度も悪く、金属
系材料のような表面酸化によるバリヤ層形成もできない
ため、表面のCF、ガスによる処理やMg0.1.0.
などの絶縁物を挟んだ構造でもピンホールの為リークが
多い接合しか得られず、その防止の為バリヤ層を厚くす
ると接合特性が悪くなるという状況になっていた。
従って両側が高温超伝導材の接合ができず片側を容易に
形成できるPbなどの金属系超伝導材を用いていたため
高温超伝導材のメリットを出せずにいた。本発明は以上
の点を鑑み、両側が高温超伝導材であるトンネル接合を
リークなしに安定して作成することをもう1つの目的と
する。
また、従来の高温超伝導材料を用いた光センサでは上記
の如く同種の材料を用いてセンサを構成していたが、そ
の間の絶縁膜は両超伝導膜がセラミックスであり、表面
形状の凹凸が激しいため良い膜を作製することが出来ず
、リーク電流が流れ易かった。
そのため、赤外光まで広い範囲の光を検出することがで
きず、赤外光は検出できないといった問題を生じていた
。本発明は、以上の点を鑑み赤外までの広い領域の光を
検出でき、高速応答が可能な光センサを製作することを
さらにもう1つの目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の目的を達成するために、異種のセラミ
ック超伝導材料のヘテロ接合を形成する工程において、
接合面での相互拡散により該接合部に絶縁層を形成する
ことを特徴とする高温超伝導材接合の作製方法を提供す
る。
この方法は次のような知見にもとづきなされたものであ
る。
■ セラミツ°り高温超伝導体は化合物であるため、そ
の組成比が化学量論比からずれると、結晶構造が(ずれ
、超伝導性を示さなくなる。
■ 高温超伝導材には、組成元素の異なるいくつかの種
類があることがわかってきた。
本発明者は、この■、■の知見により、組成の異なる2
種類の超伝導材のヘテロ接合を作ると、その接合部が相
互拡散により絶縁体となり、良好なトンネル接合が形成
できるのではないかと考え、本発明を完成するに至った
ものである。
セラミック超伝導材料の例としては次のものを挙げるこ
とができる。
i ) BI’B[l    : Bipb+−Ja+
<O*BKBO: BiKxBa I−x03ii >
 ランタン系: (La I−JL) 2Cu04〔式
中、M=Ba、 Sr、 (:a)iii )イツトリ
ウム系: LuBa2Cu、、0t−e〔式中、Lu=
Y及び希土類、 Ce、 Pr、 Tbを除く〕 iv)ビスマス系: (810)2Sr2Can−IC
ur+Ln+z〔式中、n=1〜3〕 ■)タリウム系+ (T l O) 2BazCa、、
−ICunOzh+。
〔式中、n・1〜3〕 (T j!0)Ba2Can−+Cur+Ln+2〔式
中、n=1〜5〕 このような異種のセラミック超伝導材料のヘテロ接合を
形成する工程において接合面での相互拡散により接合部
に絶縁層を形成する手順としては、異種のセラミック超
伝導材料の各々の層をアモルファス状に形成後、加熱し
て結晶化する方法と、基板加熱により超伝導結晶を1n
−situで形成し、その上に異種超伝導結晶を1n−
situで形成する方法と、これらの組合せの方法とが
考えられる。そして、絶縁膜の厚みは、結晶化に要する
加熱の温度と時間によって制御することができる。本発
明の手順に従えば100 A程度以下の厚みの絶縁層で
も容易に制御性高く形成できる。
セラミック超伝導材料を作製する方法は、特に限定され
ず、各種の成膜法、例えば、蒸着法、スパッタ法、MB
E法などを用いる。ただし、上下2層以上の超伝導材料
においては、上層はど結晶化温度の低い材料を用いると
、上層の結晶化の際に下層の超伝導特性が劣化すること
を有効に防ぐことができるので好ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、Bi −Sr 
−Ca −Cu−0系セラミック超伝導材料とその他の
セラミック超伝導材料のヘテロ接合を形成する工程にお
いて、接合面での相互拡散により該接合部に絶縁層を形
成し、かつその際上記B1−Sr −Ca −Cu−0
系セラミック超伝導材料にPbを添加するか、もしくは
上記Bi −Sr −Ca −Cu −0系セラミック
超伝導材料の結晶化雰囲気の酸素分圧を1/10以下に
下げるか、またはこれらを組合せて、これらの処置をし
ない場合と比べて実質的に低い温度で該Bi −SrC
a −Cu −0系セラミック超伝導材料を結晶化させ
ることを特徴とする高温超伝導材接合の作製方法が提供
される。
超伝導材料の1つとしてBi系(Bi −Sr −Ca
 −Cu−0系)を使う場合、その結晶化温度は約85
0℃と高いので、相互拡散領域が広がり、良好なトンネ
ル接合を形成することが難しいという問題がある。しか
しながら、Bi系はPbを添加することにより(例えば
Bio、6Pt)1)、2sr 1CalCu20j、
結晶化温度が30℃程度低下する。また、結晶化の際の
雰囲気として酸素分圧を下げ、例えば不活性ガス中酸素
濃度を1/10〜1 /100%、好ましくは1150
〜1 /100%にすることにより、結晶化温度を数十
度に低下させることができる。また、これらの処置は組
合せでもよく、このような処置によれば、Bi系の超伝
導材の結晶化温度を800℃以下、より特定的には70
0〜750℃にまで下げることが可能である。この程度
まで結晶化温度を下げると、2層間の相互拡散を数10
Å以下に抑えることができ、良好なトンネル接合の形成
が可能になる。もちろん、これより厚い絶縁層を形成す
る場合の制御性は高くなる。
こうして、本発明は、1つの側面において、異種のセラ
ミック超伝導材料のヘテロ接合からなり、かつ該接合面
に異種の該セラミック超伝導材料間の相互拡散により形
成された絶縁層を有することを特徴とする高温超伝導体
接合を提供する。
また、本発明はもう1つの側面において、異種のセラミ
ック超伝導材料の間に絶縁物、半導体又は金属からな 
バリヤ層を介してトンネル接合を形成する工程において
、該バリヤ層中にピンホールが発生することを、該セラ
ミック超伝導材料の相互拡散により絶縁物を形成して防
止することを特徴とする高温超伝導材接合の作製方法を
提供する。
ここでは、2つの超伝導材料の間にバリヤ層を絶縁物、
半導体又は金属で形成するが、バリヤ層中に発生する恐
れのあるピンホールをなくすために、2つの超伝導材料
に異種のセラミック超伝導材料を用い、バリヤ層にピン
ホールが発生した場合には異なるセラミック超伝導材料
の接触及び相互拡散により絶縁物質を形成してピンホー
ルを埋めるようにしたものである。こうして、バリヤ層
中にピンホールが発生しても絶縁物質で埋められるので
、バリヤ層を必要なだけ薄く形成しても良好なバリヤ層
を得ることが可能になる。
本発明は、さらにもう1つの側面において、透明基板上
に、異種のセラミック超伝導材料のヘテロ接合と、該接
合面に異種の該セラミック超伝導材料間の相互拡散によ
り形成された絶縁層とを有して成ることを特徴とする光
センサを提供する。
本発明の方法により異種のセラミック超伝導材料間の相
互拡散により形成した絶縁層は、所望の如(制御された
良好な薄い絶縁層であることができ、それによって所期
の光センサすなわち赤外光でも感受する光センサが提供
される。しかも、この先センサは高温超伝導材料を利用
しているので高温作動可能である利点を有する。
〔作 用〕
本発明の作用を第1図の例で説明する。基板11上に、
組成元素の異なる2種類のセラミック超伝導材12.1
4を積層させる。このとき基板を結晶化温度に加熱され
、接合部13では基板の熱(約600℃以上)により相
互拡散する。その結果、接合部では、組成が化学量論比
からずれること、あるいは結晶の格子定数の違いから、
超伝導性失う。この相互拡散領域は、十分薄く制御性よ
く形成することができる。従って実質的に接合部13が
絶縁膜として機能するトンネル接合が形成できる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例の説明のために示したEB装
置(電子線蒸着装置)を示す。図において、22は反応
室、23はロードロックチャンバ、24は反応室の排気
口、25はロードロックチャンバーの排気口で図示しな
いポンプに接続している。26は酸素0□の導入管、2
7は基板加熱用のヒータである。ここでは、Y、  B
a、 Cu、 Bi。
Ca、Srの蒸着源を備えξ装置を示しである。ここで
はYはEBガン(電子ビーム蒸着源)を用いるごとく示
してあり、図示破線28で、加熱用の電子ビームを模式
的に示している。融点の高い金属の場合、EBガンを用
いた方がよく、Y、BaをEBガンとし、Cu、Bi、
Ca、Srは、抵抗加熱でよい。
反応室22内には、0□を導入管26から送りながら蒸
着が行われる。反応室内は、10””Torr程度に減
圧され、基板付近は10−4〜1O−5Torr程度の
02雲囲気が形成される。
以上の装置により、セラミック超伝導材料の接合を形成
する一実施例を以下に第3図を用いて説明する。
第3図(A)において、基板31として、(100)の
MgO単結晶、または(100)もしくは(110)の
5rTiO,、単結晶を用い、適当なマスクにより、所
望のパターンの第一組成のセラミック超伝導材のY−B
a −Cu−o系超伝導薄膜32を蒸着する。
このパターンは塩酸あるいはリン酸によるウェットエツ
チングにより形成して良い。このとき、基板温度は70
0℃に保つ。その上に第二組成セラミック超伝導材のB
i −Sr −Ca −Cu −0系の超伝導薄膜33
を形成する。この間、基板温度は700℃に保つ。
この第二組成セラミック超伝導材の蒸着の際に、第一組
成セラミック超伝導材のY−Ba−Cu−0と第二セラ
ミック超伝導材Bi −Sr −CaCu−0との接合
部34の領域で相互拡散が生じる。そのため、接合部3
4では、組成が化学量論比からずれること、あるいは結
晶の格子定数の違いから超伝導性失い、絶縁膜として機
能する。
以上の接合の作製は第2図の装置で行われ、基板温度は
結晶化に必要な温度、例えば700℃に保ち、第一組成
セラミック超伝導材Y−Ba −Cu−〇と、第二セラ
ミック超伝導材Bi −Sr −Ca−Cu−0の両者
とも付着速度1人/秒とし、それぞれ2.00OAの膜
厚を形成する場合、Bi −Sr−Ca −Cu−0膜
が形成される間に、相互拡散により形成される絶縁膜領
域の厚さは100人程変色なる。
この絶縁膜領域の厚さを制御するには、■ 蒸着時間(
蒸着速度) ■ 基板温度(結晶化温度) を変化すればよく、蒸着時間の増大、基板温度の上昇で
、接合部により厚い絶縁膜領域が形成されることになる
第3図(C)において、35は電極パッドであり、例え
ば金によって構成する。こうして作製したトンネル接合
素子77Kにおける■−■特性を第4図に示す。この特
性図より、良好なトンネル接合が形成されていることが
わかる。
以上、二層構造の実施例を示したが、本発明は、より多
層の構造を形成することができる。
第5図に本発明の第二の実施例として、多層構造を示し
ている。図中、基板41上に、第一のセラミック超伝導
材42、第二のセラミック超伝導材44、第三のセラミ
ック超伝導材46、第四のセラミック超伝導材48を順
に蒸着している。ここで、第一、第二、第三、第四のセ
ラミック超伝導材は、交互にY−Ba−Cu−0とBt
 −Sr−Ca −Cu−0であるものとする。上層の
セラミック超伝導材の蒸着の間に各層の接合部に相互拡
散により、絶縁膜43・45.47が形成される。各接
合部の絶縁膜の厚さを制御するためには、先の実施例と
同様に、基板温度(結晶化温度)、蒸着時間(蒸着速度
)で制御する。
以下にその制御工程の一例を示す。
■ 下層の蒸着層を形成する。
■ 上層の膜を所定の厚さに形成する。その際、より精
密な制御のためには、■の工程で用いた結晶化温度(基
板温度)を下げて■以降の蒸着を行えばよい。
この第二の実施例によれば、多層のトンネル接合を持つ
超格子構造の形成が可能となる。
以上の実施例では、トンネル絶縁膜の形成例を示したが
、本発明は、その制御性から、比較的厚い絶縁膜の形成
にも有益であり、例えば、プロキシミティ効果で要求さ
れる数百〜千人の絶縁膜の形成に適用できる。その場合
、結晶化温度や蒸着時間を増加させて、相互拡散領域を
厚く制御すれば良い。
以上の各実施例においては、Y−Ba−Cu−0系とB
i −Sr −Ca −Cu −0系の接合で説明した
が、本発明は、組成や構造が異なるセラミック超伝導材
に広く適用できるものである。
以上、本発明について説明したが、本発明の実施は種々
変更可能であり、実施例のEB蒸着装置を用いる方法以
外に、他の薄膜形成方法を採用することも可能であり、
例えば、スパック装置やMBE装置を用いることもでき
る。
次に、超伝導材の1つとしてBi系を用い、かつその結
晶化温度を低下させる実施例を示す。この実施例では第
6図に示すスパッタ装置を用いる。
同図中、51は真空チャンバ、52は基板ホルダー53
に支持された基板、54は基板加熱用ヒータ、55 、
56はターゲットで、ここでは55がYBa3Cu、O
,焼結体ターゲット、56がBoo、1lpbo、 2
SrlCalCu20g焼結体ターゲットであり、56
はガス人口、57は排気口で真空ポンプに接続されてい
る。
このスパッタ装置を用いて第7図に示すジョセフソン素
子を作製する。先ず、M g O又は5rTiO,単結
晶基板52(61)を基板ホルダー53に支持し、基板
52を約600℃に加熱する。真空チャンバ51内の雰
囲気はAr 102 = 1/ l ・10−2Tor
rとする。こうして、ターゲット55からYBa=Cu
4Lを基板52上に成膜速度0.15人/secで、厚
み2000人にスパッタする。こうして基板61上に成
膜されたYBa、、Cua[l、膜は特性の向上のため
にさらに電気炉で酸素雪囲気中850℃でアニールして
も良い。この膜をリン酸あるいは塩酸でパター・ニング
して第7図に示す如き下層超伝導材層62とする。次い
で、この基板を再び基板ホルダー53に支持して、今度
はPbを添加したBi系超超伝導体ターゲットBio、
 aPbo、 2SrCaCuzO,)をスパックする
。雰囲気はAr / 02 =10/ 1〜20/ 1
.10−’Torrとする。基板温度は700℃〜75
0℃でよい。
こうして下層超伝導材層62上にBi系超超伝導材成膜
速度0.5 A/secで厚み2000八に成膜する。
この成膜中に前の実施例の如く上下超伝導材層の界面に
薄い絶縁層が形成される。それから、パターニングして
第7図に示す如き上層超伝導材層63とする。
こうして作製されたジョセフソン素子のI−V特性は第
4図と同様であった。この実施例では、超伝導材として
Bi系を用いたが、Pbを添加しないで空気中でスパッ
タする場合の約750℃の結晶化温度が、Pbを添加し
酸素濃度をAr 10□=13/1に下げることによっ
て結晶化温度を約750℃に下げることができる。
ここではスパッタ装置を用いたが他の真空蒸着装置でも
実施できることは明らかである。また上記のように1n
−situで結晶化させるかわりに、低温で成膜機外部
のアニール処理で結晶化させても良い。
第8図及び第9図は本発明の別の実施例である異なる超
伝導材の間にバリヤ層を介在させたジョセフソン素子を
示す。
第8図において、基板61はMgO,5rTiTo 、
サファイヤ、YSZなどの単結晶からなり、この上に下
層超伝導材層62としてYBa2Cu、Ox超伝導材を
スパッタする。この成膜は直上の実施例と同様でよいが
、成膜時に基板を850℃とし、2時間かけて結晶化し
てもよい。第8図に示す如く下層超伝導材層62をパタ
ーニング後、バリヤ63として、Aβ、0.、 MgO
などの絶縁材料を厚み10〜30人程度成変色る。この
バリヤ63の成膜はスパッタで成膜すればよいが、下層
超伝導層62の表面をCF、プラズマ処理してフッ化物
に変えて絶縁化してもよい。また、バリヤ63として金
属(例えば銀、金)を用いる場合は厚み100〜100
0 Aに蒸着する。このバリヤ63は、第8図に示す如
く、接合形成領域より大きいパターンに形成する。それ
から、上層64としてBi25r2[”a2Cu3CI
K超伝導材を厚み2000人程度ユバッタ成膜する。こ
の成膜は先の実施例のBlo、’ ePtlo、 2S
rCaCut、 5011と基本的に同様であるが、基
板加熱温度約750℃、又は外部で800℃、Ar 1
02 =13/1の雲囲気中、1時間のアニールで結晶
化する。このとき、Bi系にPbを添加したものを用い
て結晶化温度を50℃程度下げることができることは、
先の実施例の場合と同様である。上層超伝導材層を第8
図に示す如くパターニングし、電極を形成してジョセフ
ソン素子とする。
このようにして作製するジョセフソン素子では、第9図
(A)の如くバリヤ63にピンホール65が発生し易い
が、この実施例では上下の超伝導材層62.64に異な
る系のセラミック超伝導材を用いているので、第9図(
B)に示す如く、ピンホール部で上下の異なるセラミッ
ク超伝導材が接触し、相互拡散と異なる結晶構造のため
に絶縁体66を形成する。従って、ピンホールは消滅す
る。
第10図は、このようにして作製された本発明の実施例
のジョセフソン素子〔第10図(A)〕と、この実施例
と同様であるが上下の超伝導材として同じYBa2Cu
3(]、を用いたジョセフソン素子〔第10図(B)〕
のI−V特性図である。これらの図より、従来法の接合
ではリーク電流が多く流れているのに対して、本発明の
実施例では優れた絶縁層(トンネル接合)が形成されて
いることが認められる。
第11図は本発明に従って作製した光センサを示す。同
図中、71はMgO単結晶基板、72はYBa、Cu3
0X超伝導材層、73は8iSrCaCu20.超伝導
材層、74はAu電極パッドである。この構造の作製方
法は基本的に第3図の実施例のそれと同様である。ただ
、光センサとして用いることを考慮して、″基板71は
透明なものを用い、かつ上下の伝超伝導材料の72.7
3の接合部75に光が入射できるように接合部76が基
板71に接するように形成されている。
この先センサに基板71側から赤外光を入射したところ
、電流が流れ、かつその応答は安定で高速である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、2層の超伝導材
の界面に絶縁領域を十分に薄く例えば数10への厚みに
制御してかつ良好な絶縁膜として形成できる。従って、
良好なトンネル接合を形成でき、高温セラミック超伝導
材のみでの高温、例えば77に以上の温度で動作する電
子デバイスを得ることができる。また、本発明は、プロ
キシミティ効果で要求される数百〜千人の絶縁膜の形成
にも適用できる。
さらに、本発明によれば、上記の如く薄く良質のトンネ
ル接合を高温超伝導材間に形成できるので、赤外領域の
光まで検出できる高速応答性光センサが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトンネル接合の基本構成を示す模式断
面図、第2図は本発明の第1の実施例に用いた成膜装置
の要部構成図、第3図は本発明の第1の実施例の製造工
程の要部における素子断面図、第4図は第1の実施例の
素子のI−V特性図、第5図は第2の実施例(多層)の
接合を示す素子断面図、第6図は第3の実施例に用いた
カソードRFスパッタ装置の模式図、第7図は第3の実
施例のジョセフソン素子の斜視図、第8図は第4の実施
例のジョセフソン素子の斜視図、第9図は第4の実施例
に対応する従来例(A)及び実施例(B)の素子の接合
部を示す模式断面図、第10図(A)、  (B)は第
9図(B)、  (A)に対応する素子のI−V特性図
、第11図は実施例の光センサの模式断面図、第12図
は従来のジョセフソン素子の模式断面図である。 1・・・基板、       2・・・超伝導薄膜、3
・・・絶縁膜、      4・・・超伝導薄膜、11
・・・基板、 12.14・・・異なるセラミック超伝導材、13・・
・接合部、      22・・・反応室、23・・・
ロードロックチャンバ 24・・・反応室の排気口、 25・・・ロードロツタチャンバーの排気口、26・・
・02導入管、   27・・・ヒータ、28・・・電
子ビーム、    31・・・基板、32−Y−Ba 
−Cu −0系超伝導薄膜、33・・・Bi系超伝導薄
膜、 34・・・接合部、     41・・・基板、42、
44.46.48・・・セラミック超伝導材、43、4
5.47.49・・・絶縁膜、51・・・真空チャンバ
、   52・・・基板、53・・・基板ホルダー  
 54・・・ヒータ、55.56・・・ターゲット、 
  56・・・ガス入口、57・・・排気口、    
 61・・・基板、62・・・下層超伝導材層、 63
・・・バリヤ、64・・・上層超伝導材層、 65・・
・ピンホール、66・・・絶縁体、      71・
・・透明基板、72 、13・・・異なるセラミック超
伝導材層、74・・・電極パッド、    75・・・
接合部。 本発明の基本構成を示す図 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、異種のセラミック超伝導材料のヘテロ接合を形成す
    る工程において、接合面での相互拡散により該接合部に
    絶縁層を形成することを特徴とする高温超伝導体接合の
    作製方法。 2、Bi−Sr−Ca−Cu−O系セラミック超伝導材
    料とその他のセラミック超伝導材料のヘテロ接合を形成
    する工程において、接合面での相互拡散により該接合部
    に絶縁層を形成し、かつその際上記Bi−Sr−Ca−
    Cu−O系セラミック超伝導材料にPbを添加するか、
    もしくは上記Bi−Sr−Ca−Cu−O系セラミック
    超伝導材料の結晶化雰囲気の酸素分圧を1/10以下に
    下げるか、またはこれらを組合せて、これらの処置をし
    ない場合と比べて実質的に低い温度で該Bi−Sr−C
    a−Cu−O系セラミック超伝導材料を結晶化させるこ
    とを特徴とする高温超伝導材接合の作製方法。 3、異種のセラミック超伝導材料の間に絶縁物、半導体
    又は金属からなるバリヤ層を介してヘテロ接合を形成す
    る工程において、該バリヤ層中にピンホールが発生する
    ことを、該セラミック超伝導材料の相互拡散により絶縁
    材を形成して防止することを特徴とする高温超伝導材接
    合の作製方法。 4、異種のセラミック超伝導材料のヘテロ接合からなり
    、かつ該接合面に異種の該セラミック超伝導材料間の相
    互拡散により形成された絶縁層を有することを特徴とす
    る高温超伝導材接合。 5、透明基板上に、異種のセラミック超伝導材料のヘテ
    ロ接合と、該接合面に異種の該セラミック超伝導材料間
    の相互拡散により形成された絶縁層とを有して成ること
    を特徴とする光センサ。
JP1013109A 1988-06-13 1989-01-24 高温超伝導体による接合 Pending JPH0284781A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04111368A (ja) * 1990-08-30 1992-04-13 Mitsubishi Electric Corp 酸化物超電導体膜の形成方法
EP0476687B1 (en) * 1990-09-20 2000-03-15 Sumitomo Electric Industries, Limited Superconductor junction structure and process for fabricating the same

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JPH04111368A (ja) * 1990-08-30 1992-04-13 Mitsubishi Electric Corp 酸化物超電導体膜の形成方法
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